人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(870)十六夜に集いし十五の影 : 2日目 (1)
次の日の朝、自警団長 アーヴァインが無惨な姿で発見された。
 ……そして、その日、村には新たなルールが付け加えられた。
 見分けの付かない人狼を排するため、1日1人ずつ疑わしい者を処刑する。誰を処刑するかは全員の投票によって決める……
 無辜の者も犠牲になるが、やむを得ない……

 そして、人間と人狼の暗く静かな戦いが始まった。
現在の生存者は、農夫 グレン、書生 ハーヴェイ、修道女 ステラ、酒場の看板娘 ローズマリー、双子 リック、双子 ウェンディ、逃亡者 カミーラ、学生 ラッセル、牧童 トビー、お嬢様 ヘンリエッタ、流れ者 ギルバート、お尋ね者 クインジー、冒険家 ナサニエル、のんだくれ ケネス、異国人 マンジロー、の15名。
学生 ラッセル
[羅刹の耳、いや、頭の中にりん、と細い金(かね。)の糸の切れた様な音がした。]

。o O(……この気配……。式が、打たれた?)
(0)2005/09/24 02:04:15
酒場の看板娘 ローズマリー
[ぼんやりと変わらぬ月を眺めていると子供の歌声と笑い声が聞こえてきた]
[腰を浮かせる一同の前に何の前触れもなしに亞魔韻の姿が現れた]

私にはどうやら時が残されていないようだ…
鬼により… 私は………………

頼む…… 鬼を… 封じ……………て………

[苦しそうに顔を歪めると亞魔韻の姿は掻き消え、後には人型の呪紙の束と桃の若木が15本残されていた]
(1)2005/09/24 02:08:25
修道女 ステラ
[一連の様子を見遣り、比丘尼は神楽に声をかけた]

神楽さま……
わたくしも、星斗さまに触ろうても、よろしいでしょうか……

[そう言って、星斗の前に屈もうとしたそのとき…比丘尼は眉根を僅かに寄せた]

……気が………
…清明さま、縁(ゆかり)の……

…まさか…亞磨韻さまが………

[その場に座り込み、僅かに印を結び、瞳を閉じる…
…そして、静かな声で呟いた]
(2)2005/09/24 02:09:27
学生 ラッセル
話によると人を喰らうとの事だったが……。
見誤ったか、あの式が身を挺したか……か。

ともあれ、封呪は間に合わなんだ様だな。
今日からは決して間違えず合わせねばならぬぞ。
(3)2005/09/24 02:11:30
修道女 ステラ
…ああ………亞磨韻さまが……消えて…ございます…

[目の前に浮かび…そして消えた亞磨韻の姿を目の当たりにして、
比丘尼の瞳から、一筋の雫が伝った…]
(4)2005/09/24 02:11:59
お尋ね者 クインジー
・・・どういうことだ?
亞魔韻が・・・消されたと言うのか?
で、俺たちみんなで鬼退治をしろ、と。
(5)2005/09/24 02:14:58
学生 ラッセル
。o O(あの式、逝く前に……。)

[羅刹は亞磨韻の残した物に目をやった。]
(6)2005/09/24 02:15:01
冒険家 ナサニエル
な…式神が消えた?
どういうことです尼君!!
…これが鬼の力だと言うのか!

[仁影は星斗の傍で座り込んだ白比丘尼の肩を揺すった]
(7)2005/09/24 02:15:19
学生 ラッセルは、これを使うのか?と桃の若木を一本手に取った。
2005/09/24 02:16:51
逃亡者 カミーラ
[神楽は突然現れ、そして消えていった亞磨韻を見て呆然としている]

……式神が消えた……?!
……これは桃の若木……我らで鬼を封じよということか……

[神楽は桃の若木を一本手に取った]
(8)2005/09/24 02:17:15
農夫 グレン
亞磨韻が逝ったか…、出来ればもっと情報が欲しかった所だがしょうがないか…。
(9)2005/09/24 02:17:16
双子 リック
[漣は、仁影が犬が苦手な事を知ってちょっと可笑しく思った。]

神楽殿、私も星斗殿に触ってもよろしいか?

[とそこまで話した時に、亞磨韻が消えるのを見た。…そして事態の重大さを少し認識した。]
(10)2005/09/24 02:20:49
酒場の看板娘 ローズマリー
今のが、安倍家の式神…なのか?
鬼に災いをもたらされた………………?

鬼童の唄とは少し違うようだが。
式が身代わりとなったのか?

[誰にともなく疑問を口にしながら、桃の若枝を1つ手にとって眺めた]
(11)2005/09/24 02:21:20
修道女 ステラ
[仁影に肩を揺すられながら、
比丘尼は涙を拭おうともせずに、ゆっくりと瞳を開いた]

…清明さまの、召された亞磨韻さま…
呪の力は…唯一無二と申されておりました…

永きに渡りて、この幽界(かくりょ)を封じる…
それしき如き…何のことはなし…と

恐らく…土蜘蛛の助力なくては…鬼だとて彼(か)を打つこと叶わず……
…鬼に与(くみ)し者…それらもこの場にはおる…

そが事実……と、いうことでございましょう…
(12)2005/09/24 02:22:00
修道女 ステラは、そう呟くと結跏趺坐を組み、胸の前で手を合わせて深く祈り始めた
2005/09/24 02:24:03
冒険家 ナサニエル
……そうか
…ここへやってきた者の中に、鬼とそれに与する者がいる事は間違いないのだな…

尼君、そなた…晴明殿と少なからず縁をお持ちのようだな…
ならば尚のことお辛いだろう…

[仁影は祈り始めた白比丘尼から離れ、桃の若枝を一つ取った]

鬼を封じるには弓や刀よりも呪を用いよと…そういうことなのか。
(13)2005/09/24 02:29:24
異国人 マンジロー
くっ…何だこれは…。人知を超えている。
噂ではなく、鬼は実在したのか。
(14)2005/09/24 02:32:25
異国人 マンジロー
鬼に対抗する力…そして封印…。
いや、考えすぎても始まらない。
少し休んでから、行動するのみか。
(15)2005/09/24 02:46:15
冒険家 ナサニエル
[仁影は手元の枝をじっと見つめ、やがてそっと懐へ仕舞った]

……俺は少し眠る。
(16)2005/09/24 02:46:49
お尋ね者 クインジー
これは・・・紙の形代と桃の若木か。
これでどうやって鬼を退治していくんだ?
(17)2005/09/24 02:46:58
冒険家 ナサニエルは、異国人 マンジローに黙って頷き、壁に背を預けて*目を閉じた*。
2005/09/24 02:47:42
お尋ね者 クインジー
[どうやらすぐには元の空間に戻れないとわかり九浄は開き直っている。]
どっちにしろ、俺は鬼を退治しねえとこの都を生きて出られねえからな。
やるしかねえや。
(18)2005/09/24 02:48:08
異国人 マンジロー
うむ。那須殿。
先は長い。まずは休んでから、これからのことを考えようぞ。
(19)2005/09/24 02:48:26
学生 ラッセル
……ともあれ、今日逝ったのが式ならば力ある人は生き残っておるのだな。
差し引きなしで、ともかく初めから考えればいい……。

喰われるか、誤って封呪される前に、力を背負った者は名乗りを上げてもらわねば困るな。
こと、天眼能の者は喰われるのが惜しい。土蜘蛛とやらに成り代わられても困る。
(20)2005/09/24 02:49:08
異国人 マンジローは、長かった1日を思い返しつつ、 * 眠りについた * 。
2005/09/24 02:49:18
酒場の看板娘 ローズマリー
忠朗殿、鬼は実在する。
あたしは、そいつにあったことがあるからね…

どうやらここに鬼ごと封印されたというのは本当のことらしい。

[若木を手で弄びながら、忠朗をみた]
(21)2005/09/24 02:54:15
双子 リックは、周りの険しい表情を見つつ、堂内の柱にもたれて*眠った*
2005/09/24 02:56:55
酒場の看板娘 ローズマリー
眠ってしまわれたか。
もう夜も遅い。力を蓄えるのもよろしかろう。

[横で眠る紅姫に気づくと羽織っていた薄衣を脱ぎ、かけた]
(22)2005/09/24 02:57:05
逃亡者 カミーラ
……ひとまず人は喰われなんだ、ということか。
あの鬼の童子がいったことは嘘じゃったのか……
はたまた別の意味があったか……
(23)2005/09/24 02:58:36
逃亡者 カミーラ
白比丘尼殿に漣殿、星斗に触れるのは構わぬのじゃが……
ただこやつ気位が高いせいかのぅ。
あまり長々と弄られるのは好まぬようじゃ。
程々で許してやってくれるかの。
(24)2005/09/24 03:04:46
お尋ね者 クインジー
[九浄は翡翠に気付いて声をかけた]
よお。昨日は人の居る場所がわからず困ってたんだ。
ここまでつれてきてくれてすまなかったな。
(25)2005/09/24 03:08:27
酒場の看板娘 ローズマリー
[紅姫を抱きかかえながら壁に凭れ掛かり、赤毛の男をぼんやりと眺めた]

あの頬の傷… 気になる…
同じ位置のような気がするのだ… あいつと…
ただ、他のところは似ても似つかね。
鬼が姿を変え、化けているとしてもかくも変わるものなのだろうか…
(26)2005/09/24 03:09:16
酒場の看板娘 ローズマリー
[思いに耽っていると九浄に声を掛けられた]

いや…、あたしもここに来たかったからね。
気にしないでくれ。

[頬の傷をじっと見詰めたまま、曖昧に笑ってみた]
(27)2005/09/24 03:16:24
学生 ラッセル
。o O(私怨、とか言うておったが…あの翡翠という女はほおに傷のある…鬼を探しているのか……?)

[羅刹は一つ九浄に視線をやると、誰にも気付かれない様にするりと*堂を抜けた。*]
(28)2005/09/24 03:22:41
修道女 ステラは、静かになった堂内で、涙を流しながら、*深く祈り続けていた。*
2005/09/24 03:36:20
逃亡者 カミーラは、星斗を呼び戻すと堂の隅で*横になった。*
2005/09/24 03:39:51
お尋ね者 クインジー
俺のこの傷が・・・気になるのか?
みっともねえ傷で・・・見苦しくて悪いな。
少しあって、な・・・。
(29)2005/09/24 03:45:31
酒場の看板娘 ローズマリー
ああ、気になる。
あたしは頬に傷があるということだけであんたのことが気になって仕方がないよ。
無作法に感じたら申し訳ないんだが。

あんたに事情があるようにあたしにも事情があってね。
(30)2005/09/24 03:50:27
酒場の看板娘 ローズマリー
(なぜか醜い傷、とは思えないんだけど)

ねえ、………いや、なんでもない。
(あんた、鬼かい…?)

あたしはそろそろ寝る。
あんたも休めるうちに休んでおいたほうがいいよ。

[喉元まで出た言葉を押し込めるとその場で目を閉じ*眠りについた*]
(31)2005/09/24 03:57:06
牧童 トビー
すっかりこんな時間…。
流石にみんな、寝ちゃってるよね…

[飛光はなるべく音を立てないように、そっと門を開けて堂へと入ってきた。]
(32)2005/09/24 04:55:43
牧童 トビー
[辺りを見回すと、昨日会ってない人も居る事に気がついたが、流石に寝ているところを起こすのは忍びないのでその場は通り過ぎていく。]

あれ…?これはなんだろう…。

[飛光は誰かが書いたと思われる料紙を見つけ、読み始めた。]
(33)2005/09/24 05:05:25
牧童 トビー
[書かれていたものを読み終えると、飛光は独り呟いた。]

なんか…此処は大変な処みたいだね…。
まあ…今此処に居る以上、いきなりどたばた慌てても何かの解決になる訳でもないしなあ…。

先ずは明日、みんなにもう少し詳しい話を聞いてみないと、僕には何の事だかさっぱりわかんないや…。
(34)2005/09/24 05:12:16
牧童 トビー
まあ、詳しい事は明日教えて貰おう。

独りであてもなくあれこれ考えを巡らせていても仕方ないしね。

さて、僕も寝よう。
(35)2005/09/24 05:15:43
牧童 トビー
そう呟くと、飛光はあっさりと眠りに落ちていった…。


この、ある種楽天的でもあり、時にある種向こう見ずにも見える飛光の性分もまた、数年に渡る独り旅の中で身につけた物であった…。
(36)2005/09/24 05:21:39
お嬢様 ヘンリエッタ
【回想/丑三つ時】

『私にはどうやら時が残されていないようだ…
 鬼により… 私は………………
 頼む…… 鬼を… 封じ……………て………』
 
[翡翠の手を握り締めながらうとうとと眠りに落ちそうだった頃、突如亞魔韻の姿が現れ、苦しそうに何言か呟くとそのまま消えていき無となった。紅姫は言葉を失い、ただ翡翠の手を握り締める力を篭め、目の前で起きている怪異を眺めていた。]

翡翠様、此れは一体…。
あの唄の中では、鬼は人を喰らうとありました。
しかし、亞魔韻様は…

此れは、鬼の仕業ではないのではないですか…?
(37)2005/09/24 09:36:56
お嬢様 ヘンリエッタ
『――姫。
 恐らく、亞魔韻は身代わりとなったのではなかろうか。
 鬼は存在する。わたしはそいつにあったことがあります故。』
 
[そう紅姫に伝えた翡翠は、紅姫の手に桃の若枝を手渡した。]

『此れは姫の分です。大事にとっておくとよろしかろう。』

[紅姫は枝を受け取ると暫し其れを見つめていたが、気づいたら翡翠の隣で眠りに落ちていた。]

【回想/了】
(38)2005/09/24 09:37:32
お嬢様 ヘンリエッタ
[紅姫が目覚めた時、堂内には起きてる者は居なかった。紅姫は桃の若木と手毬を持って堂の外へと向かった。]

今日も陽が明るい。
此の陽を見ていると、昨晩の怪異事が幻であったように思えてきます。
しかし、幻ではない。此の桃の枝が在る事が全てを物語ってるように思います。式の方が残してくれた此の枝、どのように使えばよろしいのでしょうか。
(39)2005/09/24 09:43:18
お嬢様 ヘンリエッタ
……そういえば。
私、此処に参ってから水以外のものを口にしてませんでした。
少々、お腹が空きましたわ。

何か、口にできるものはないでしょうか。

[紅姫は辺りを見回したが、木になる実もない事に気がついた。]

何もないですね…。

あっ、ありますわ。口にできるようなもの…
ただ、私に其れができるのでしょうか。

[そう呟くと、紅姫は西の方角へと歩を進める事にした。]
(40)2005/09/24 09:49:26
お嬢様 ヘンリエッタ
【西の川】

[紅姫は堂から西に在る、昨日訪れた川までやってきた。川は陽の光を受け、其の水面はきらきらと輝いていた。]

この魚、食べられるのでしょうか。

[紅姫は川に入ると、遊々と泳ぐヤマメやイワナを捕まえようと川の中に手を入れた。しかし、其れに触れるか触れないかの処で逃げられてしまう。]

何方か、一緒に来て頂けば良かったのでしょうか。

[紅姫はそう呟きながらも、何度も魚を捕まえようと其れを*追っていた。*]
(41)2005/09/24 10:00:09
酒場の看板娘 ローズマリー
【回想/堂】
[朝の光を感じ瞳を開けると、殆どの者はまだ眠りについていた。紅姫が堂を出て行くのに気づき、頭を振りながら身を起こす]

紅姫。こんな早うに……… 一体どうされた?
(42)2005/09/24 12:53:49
酒場の看板娘 ローズマリー
[少し離れたところで九浄が眠りについているのに気がつき、光に照らされた顔をまじまじと眺めた]

やはり傷が気になる…

(俺のこの傷が・・・気になるのか?)
(みっともねえ傷で・・・見苦しくて悪いな。)
(少しあって、な・・・。)

この者はどのようにしてこの傷を得たのだろう。
聞いてみたい。 否、聞かねばますます気になるだけか。

[ぶつぶつと呟きながらも、紅姫の行方が気になり*堂を出て行った*]
(43)2005/09/24 12:55:16
双子 リック
【堂内】

桃の若枝…。

[漣は目覚めてからしばらくそれを眺めていた。しかし意を決すると、それを掴み懐にしまい外へ出て行った。]
(44)2005/09/24 13:47:08
双子 リック
【西の川】
[川の方へ向かうとぱしゃぱしゃという音が聞こえた。ふと見ると紅姫が水遊びをしているようだ。]

―――水遊び?それとも…何か捕まえようとしている…魚?

紅姫、それではダメだよ。

[漣は着物の裾をたくし上げると、ざぶざぶと川の中へ入っていった。]
(45)2005/09/24 13:54:22
双子 リック
漣は数匹の魚に目をつけると、浅い方に追い込み川の中に手を入れ無造作に捕まえた。そして岸にいる紅姫に掲げて見せた。紅姫はにこにこと笑っているようだ。それを見た漣は

―――ひょいっ

と紅姫に向けてヤマメを軽く投げた。
(46)2005/09/24 14:06:33
双子 リックは、悪戯っぽい笑みを浮かべながら、ヤマメの軌道を*目で追った*
2005/09/24 14:13:14
お嬢様 ヘンリエッタ
きゃっ。

[紅姫は漣が投げたヤマメを慌てて受けようとするも、ヤマメは其の手をすり抜け再び川へと入っていった。]

『ばかだな、紅姫は。ちゃんと受け取ってよ。せっかく捕ってあげたんだから。』

[こんな事を言いながらも、漣は再び川の中に手を入れてヤマメを掴みあげた。]

凄いです…。
漣様がこのような事をできるとは…。

[紅姫は得意そうにヤマメを捕る漣を尊敬の眼差しで見つめていた。]

『姫。こんな処にいらっしゃったのですか。
 姿が見えなかったので心配しましたよ。
 
 それは…ヤマメですか。
 それでは、もう少し捕って堂に居る者に持って帰りましょう。』
 
[翡翠は川岸から二人に話しかけると川の中に入り、漣と二人でヤマメ捕りに精を出した。]
(47)2005/09/24 14:42:41
お嬢様 ヘンリエッタ
【川→堂】

[翡翠と漣が十数匹ののヤマメを捕り、川の傍に捨ててあった魚籠のようなものに其れを入れると、三人は堂へと戻っていった。]

処で、翡翠様。
今宵の丑三つ時も、昨晩と同じような事が起きるのでしょうか。
其れとも、唄にあったように鬼は人を喰らいにくるのでしょうか。

式の方が残してくれた桃の枝。
あれを使って鬼を封する事、本当にできるのでしょうか。

[紅姫は翡翠の答えを待ちつつ堂へと戻ってきた。]
(48)2005/09/24 14:44:11
お嬢様 ヘンリエッタ
【堂/庭】

[堂へと戻ってきた三人は堂内から見えるところに魚籠のようなものを置くと、漣の提案でヤマメを焼く事にした。紅姫は一度堂の中に入り火のついた木を持ってくると、翡翠と漣は其れでヤマメを焼きだした。]

早く焼けないかな…。
こんな風に、お魚を食べるなんて初めてでわくわくします。

堂の中の方々も早く起きてくればよろしいのに…。

[紅姫と漣は翡翠から焼きあがったばかりのヤマメを受け取ると、嬉しそうに其れを*食べ始めた。*]
(49)2005/09/24 14:51:10
逃亡者 カミーラは、外から流れ込んでくる香ばしい香りに目を覚ました。
2005/09/24 15:05:13
逃亡者 カミーラ
この匂い……魚でも焼いておるのかの……

『腹が減っているなら相伴に預かってきたらどうだ』

……わらわは魚は嫌いじゃ。

『好き嫌いは祖母君から百叩きの刑であろう。これも帰ったら報告せねばな』

ぐっ……口の減らぬ犬めっ……!
……それ以前に帰れるのかどうかわからぬがな……
もうそろそろ七日経つか。
今頃祖母君はどうしておられるだろうか……
わらわの帰りが遅くてかんかんに怒ってなければよいが……
(50)2005/09/24 15:11:31
逃亡者 カミーラは、複雑な表情で星斗に*凭れ掛っている。*
2005/09/24 15:27:01
書生 ハーヴェイは、堂の隅で、目を閉じ皆の話を聞いていた。
2005/09/24 21:25:07
書生 ハーヴェイ
亞磨韻殿が消えたと……。
して……紙の形代と桃の若木……どうしたものか。

鬼を封じなければ戻れぬとは、聊か不便だな。
(51)2005/09/24 21:32:09
学生 ラッセル
【荒れ野原】

[羅刹は薄暗い火を焚いて、そこに水を入れた小さな鍋を乗せる。その時に、少しだけ土を混ぜた。
餉笥(かれいけ。)から餉(かれい。)を取り出し、鹿脯(ほじし。)と蔔子(あけひ。)とを共に入れ、くたくたと味噌水(みそうず。)を作り、椀に移してあたたかいうちに食す。]

。o O(そういえば、あの者共はちゃんと飯を食うているのか?
食わねば『あちら』に近うなる……。それとも、食わぬ者は飯を食わんでもいい鬼か……。)
(52)2005/09/24 21:35:09
学生 ラッセル
[煮立てた米を、さくり、さくりと最後まですすると、羅刹は使った食器をさっとゆすいで荷袋の中にしまった。]

。o O(……さて、堂の方に行くか。私がおらぬうちにことが動いているやも知れぬ。
…『村』を調べて解る事はない。……もっと詳しく見回る事も出来ようが…どうかな。何かが解る気はせぬが。)
(53)2005/09/24 21:43:03
学生 ラッセルは、堂の方に足を進めた。
2005/09/24 21:45:19
書生 ハーヴェイは、皆の書置きにを手にとり、目を走らせた。
2005/09/24 21:45:53
学生 ラッセル
【堂】

[羅刹は堂の中に入ると灯台に灯りをともし、辺りを見回す。]

。o O(やはり時がおかしいのか、眠れる者が多い様だな…。
まともにしゃべれる者は……?)
(54)2005/09/24 21:52:29
書生 ハーヴェイ
消えた亞磨韻殿、紅姫、威日呼殿、円日、九浄殿、羅刹殿、翡翠、忠朗殿、飛光、白比丘尼、漣、神楽、仁影殿、名無殿、消人殿と……。

14人か……それなりに人は居るようだな。
(55)2005/09/24 21:52:31
学生 ラッセルは、一つのゆれる人影に気が付いた。
2005/09/24 21:53:58
書生 ハーヴェイは、書物から目を上げて、羅刹の見据えた。
2005/09/24 21:58:40
逃亡者 カミーラは、羅刹が堂内に入ってきたことに気がついた。
2005/09/24 21:58:50
書生 ハーヴェイ
羅刹殿かな?

まともに顔を合わせて話すのは、初めてだったな。
改めて名乗ってこう……芭英と言う。
(56)2005/09/24 22:00:02
学生 ラッセル
。o O(………………。)

確かに私は羅刹だ。

[羅刹はそっけなく言って腰を下ろす。]
(57)2005/09/24 22:02:15
逃亡者 カミーラ
……鬼が出ると噂なのに随分ゆるりとしておるな、皆。

[神楽はぼんやりと羅刹と芭詠の方に視線を向けた]
(58)2005/09/24 22:05:53
学生 ラッセル
……時に、そなた、ずっと堂の中にいたのなら聞きたいが、何か解った事はあったのか?
(59)2005/09/24 22:05:54
学生 ラッセル
[羅刹は神楽の姿を見とめた。]

……そなたは起きておったか。
ゆるりとしておるのは貴族か子供か…、はたまた鬼か。
式が打たれたというのに、まだ気付かぬのだろうか。

[羅刹は少しいらいらした様子で言葉をもらす。]
(60)2005/09/24 22:10:05
書生 ハーヴェイ
付かぬ事を聞くが……羅刹殿は、鬼に付いて如何程知っておられるのかな?

ん、そちもそう知らぬか……こちらも何もわからん。
鬼は余程人に紛れるのが上手だと言う事位だな。
(61)2005/09/24 22:11:33
書生 ハーヴェイ
鬼を封じずとも、此処から帰る方法はないかと機構と思ったのだが……知る者が居る筈ないな。
(62)2005/09/24 22:13:11
逃亡者 カミーラ
まだ実際誰も喰われてはおらぬからな……
鬼がいるとの実感がないのやもしれぬ。
皆寝ているようでは具体的な方策も立てられぬし何も解ることなどありはせぬわ。
状況から推察できるのは今日は天眼能の能力を持つ者は鬼を見つけておらなんだ、ということぐらいかのぅ。
(63)2005/09/24 22:14:34
学生 ラッセル
………私はこの地に縁も所縁もない者でな。
この場に、この中に三匹混じっているほどしか鬼については知らぬ。
この地で何が起こったのかも、ようとして解らぬな。
(64)2005/09/24 22:19:02
書生 ハーヴェイ
天眼能か……呪紙と桃の若木だが、どう使う?天眼能の見し者の名前だけは、書きたくないものだが……。
(65)2005/09/24 22:21:39
逃亡者 カミーラ
……まだ起きておらぬ者が3人もいたか。
となるとこの3人が起きるまでは天眼能が鬼を見つけたかどうかはわからぬかのぅ……
(66)2005/09/24 22:23:05
学生 ラッセル
[羅刹は神楽の言葉にうなずいた。]

口惜しいがおそらく、そういう事であろうな。
星斗、そなたの鼻では解らぬのか?

[そう言って羅刹は星斗の鼻の頭をくすぐり、それから芭詠の言葉に答える。]

そも、力を合わせてという事だが、すなわち名を統一する事であろう。
起きておらぬ者が大勢いるのに…いくら私が勝手者とはいえ、一人では決められぬな……。
(67)2005/09/24 22:25:00
書生 ハーヴェイ
一人は、一条戻り橋で、先日会った少女か……。

後の二人は、あまり知らぬな。
(68)2005/09/24 22:25:19
学生 ラッセル
ん…?
まだ今日一つも目覚めておらぬ者がおったのか……。
全く悠長な…寝汚い事だな。
(69)2005/09/24 22:27:24
書生 ハーヴェイ
時に神楽殿、そなたの犬……星斗と言ったかな?その牙は、鬼にも対抗できる力を秘めているのかな?

随分と信頼してる様子でも在れば、また他の者は実感がないのだろうが、そなたは、鬼を知った上であまり恐れていないようなのでな。
(70)2005/09/24 22:27:56
書生 ハーヴェイ
名を統一か……それならば、天眼能が見し者が選ばれたなら……対処も可能だな。
(71)2005/09/24 22:29:56
書生 ハーヴェイは、「それが最善となるかどうはかは知らぬが…」と呟いた。
2005/09/24 22:30:45
お嬢様 ヘンリエッタ
[ヤマメを食べ終わった紅姫は、満足そうな表情で堂の中に入ってきた。まだ幾人かが眠っているのが目についた。]

…こんばんは。
まだ眠ってらっしゃる方も居るのですね。

[紅姫は羅刹と神楽と話している者に歩み寄ると、深々とお辞儀した。]

初めてお会いしますよね。
私は紅姫と申します。

よろしければ、貴方様の名を伺ってよろしいですか…?
(72)2005/09/24 22:30:50
逃亡者 カミーラ
[羅刹の言葉に神楽は星斗をちらりと見た]

『無茶を言うな。鬼と我では格に違いがありすぎる。姿を見せたなればこの牙にかけることもできようが完全に姿を眩まされては我には手に負えぬ』

……いくら星斗が優秀な犬神とは言え、所詮は格の低い動物霊じゃからの……鬼の眷属には遥かに劣るからな……
使役を甘んじる身ではちと無理な相談じゃな。

[神楽は星斗の頭をゆっくりと撫でた]
(73)2005/09/24 22:32:22
書生 ハーヴェイ
そなたが紅姫か、芭詠と言う。

こんな状態ではあるが、まぁ、宜しく頼む。
(74)2005/09/24 22:35:34
書生 ハーヴェイは、お嬢様 ヘンリエッタに立ち上がり、礼を返した。
2005/09/24 22:35:46
逃亡者 カミーラ
[神楽は小さく微笑むと目を閉じた]

信頼か……信頼はしておるよ。
わらわが生まれたときからいつも傍にいたのは星斗じゃしのぅ。
人から忌み嫌われる存在であったわらわをいつも守っていたのはこやつじゃった。

鬼は恐れておらぬというより皆と同じく実感が薄いのかもしれぬな……
式は打たれたが実際に命を取られたものがおらぬからな……
(75)2005/09/24 22:37:22
お嬢様 ヘンリエッタ
芭詠様ですね。
こちらこそよろしくお願いしますわ。

処で、芭詠様。
もう一つ貴方様にお聞きしたい事がありますの。

何故、此処に参ったのです…?
貴方様は、何か鬼と縁が在る方なのですか…?
(76)2005/09/24 22:38:06
学生 ラッセル
[羅刹は紅姫をちらりと見た。]

。o O(安気な姫な事だ……。)
(77)2005/09/24 22:38:27
学生 ラッセルは、神楽の人から忌み嫌われる、の言葉に耳を寄せた。
2005/09/24 22:40:15
書生 ハーヴェイ
なぜ此処にきたか……か。

強いて言えば、あの晩の月が綺麗だったから……と言ったところか……。
(78)2005/09/24 22:40:17
流れ者 ギルバート
【回想/堂/一】

紅姫。夜も深まれば鬼共も動き出すやも知れん。お前も中に入れ。俺は漣の様子を見てこよう。

[ そう云って、威日呼は漣の後を追った。だが、漣は追うまでもなく、外周を一回りすると堂の中へと入って行った。
 威日呼は、やれやれとでも云いた気な風に小さく肩を竦める笑みを浮かべると、何時もの様に扉の脇に座り込み夜の闇に目を凝らしていた。
 尤も、鬼が人の姿ををとっているのであれば……そして、此処に集った者達の中に居ると言うのであれば、こうして見張るのも無駄な事なのかも知れぬ。

 ――傍らに立て掛けられた大太刀。
 鬼を切り伏すための拠り処であったそれも、今はただ虚しかった。弱り全ての力を出せに鬼にさえ、一太刀はおろか、かすめる事さえままならぬ……]
(79)2005/09/24 22:40:41
お嬢様 ヘンリエッタ
羅刹様…?
何か仰りたいような顔をしていますね。
何か在るのでしたら、遠慮なく申してください。
(80)2005/09/24 22:40:53
書生 ハーヴェイ
鬼に対する切り札になるかもと思ったが、やはりこの呪に頼るしかないと言うわけか。

しかし、鬼がそれ程の強さがあるなら、戦に用いる事ができれば、さぞや役に立ちそうだな。
(81)2005/09/24 22:42:27
お嬢様 ヘンリエッタ
月、ですか。
確かに、あの十六夜は美しかったですわ。

芭詠様は昨晩の月を見ましたか…?
翡翠様が申されるには、昨晩も十六夜。
時が止まってたようです。

芭詠様はこれからどうされるおつもりですか…?
其の桃の枝の使い方、ご存知ですの…?
(82)2005/09/24 22:44:18
のんだくれ ケネスは、瓢箪を肩に担ぎ、静かに入ってきた。
2005/09/24 22:45:48
学生 ラッセル
[羅刹は自嘲する様に一つ息をこぼした。]

……特にはあるまいよ。
まあ、鬼を知っていたら教えてくれというところだがな。

。o O(……力を合わせる、か……。)
(83)2005/09/24 22:46:21
逃亡者 カミーラ
[神楽は芭詠の言葉に呆れ顔になった]

おんし……地獄の眷属の者を使役するのにどれ程の代償がいると思っておるのかぇ?
この星斗でさえ代々わららの血族の魂を吸っておるというのに……
戦になど用いたら鬼を使役するだけで都一つ滅びそうじゃ……
(84)2005/09/24 22:47:48
学生 ラッセルは、ふん、と立つ酒の匂いに気が付いた。
2005/09/24 22:47:55
のんだくれ ケネスは、無言で桃の枝を拾いあげた。
2005/09/24 22:48:33
逃亡者 カミーラは、漂ってきた酒精の匂いに鼻に皺を寄せた。
2005/09/24 22:48:58
お嬢様 ヘンリエッタは、堂の中を匂わす酒の匂いに気がつき、辺りを見回した。
2005/09/24 22:49:11
のんだくれ ケネス
消人は明らかに酔っているものの、はっきりと冷たい目で、紅姫と漣の方を眺めた。
(85)2005/09/24 22:51:55
書生 ハーヴェイ
使い方……しらん。

知っているのは……亞磨韻殿以外に知っているものは居らぬのかな?
(86)2005/09/24 22:52:01
学生 ラッセル
小鬼なら使役した者がかつていたがな。
役行者(えんのぎょうじゃ。)という修験道の開祖だが…まあ、規格外だな。

時に、芭詠とやら、そなたは戦に興味があるのか?

[見咎める様に羅刹は芭詠を見た。]
(87)2005/09/24 22:53:35
書生 ハーヴェイ
して、どうするかだが……。

神楽殿の話どうりなら、好都合だな。
仇の都に送り込んで、滅ぼしてくれるのならば、それだけでも十分な利益と思えるが……。

鬼よ、此処にいるのか?
俺が死すまでのほんの数十年、従ってくれるのなら、協力してやらんことも無いぞ。

ふふっ、単なる戯言だ。
(88)2005/09/24 22:56:29
学生 ラッセル
[羅刹は紅姫と芭詠の会話に口を挟む。]

使い方なら私が白比丘尼とやらから聞いておる。
こう>>1:240言うておったぞ。
(89)2005/09/24 22:56:59
お嬢様 ヘンリエッタ
羅刹様。
私は鬼など知りません。
鬼子なら…昨晩、一時だけ見ましたが。

鬼を知る能を持つ天眼能の方にお聞きするのが早いと思いますわ。
そういえば、天眼能の方は何時、どのようにその能を使う事ができるのでしょうか。
(90)2005/09/24 22:58:39
書生 ハーヴェイ
戦に興味か……ある意味あると言えるかもしれんし、全く無いともいえる。

兄は、刀に……戦に自らの力の誇示を見出している様だが……俺は刀を持つ気にはなれなくてな。
(91)2005/09/24 22:58:48
双子 リック
【回想/西の川】
魚を捕って紅姫を吃驚させてやれたのは少し胸がすっとした。漣とて貴族の子弟であることから、普通であれば魚など捕れるわけもないのだが、仁影と野山を駆けた経験が生きたのだった。そこでちらっと紅姫を見た。

―――でも…結構思い違いしてたのかもな。

ある程度ヤマメを捕ると堂に戻って、焼き魚にする事にした。

翡翠と紅姫と3人で談笑しながら食べた捕りたてのヤマメはとても美味しくその時間もとても楽しいものだった。

―――この時間がずっと続けば良いのに…。
(92)2005/09/24 22:59:57
のんだくれ ケネス
鬼などと・・・

鬼などおらずとも・・

人は鬼となりうるのさ・・・!

[消人は何かを思い出すように、淋しげに、しかしはっきりと憎しみを込めて言い放った]
(93)2005/09/24 23:01:24
お嬢様 ヘンリエッタ
貴方様は確か…消人様でしたわね。
しっかりと言葉を交わすのは初めてですわ。

[紅姫は消人の冷たい視線を真っ直ぐな瞳で返した。]

…何故其のような瞳をされるのです…?
私、貴方様に何か致しましたか…?
貴方様に会うのは、此処が初めてだと思いますが。
(94)2005/09/24 23:02:34
書生 ハーヴェイ
なるほど……ならば……。
俺は今宵書くかも知れぬ名を三名挙げて置く事にしよう。

他の者がどうするかは知らぬが、名を多く挙げられて居ると感じたなら、自分が何かしらの力がある、若しく天眼能の才を持つものが、見し者が召されそうならば、何かしらの行動を起こしてくれ。
(95)2005/09/24 23:02:56
学生 ラッセル
。o O(……こやつ、酔狂者か?)

鬼に仕えて死ぬならそなた一人にしてくれ。私は御免だ。
(96)2005/09/24 23:03:01
お嬢様 ヘンリエッタは、消人の言葉を聞いて、身を震わせた。
2005/09/24 23:04:31
双子 リックは、みんなの気配を感じて、堂の中に入っていった。
2005/09/24 23:05:21
お嬢様 ヘンリエッタ
人が、鬼となりうる…?

其れは…ど、どういう事ですの…?
(97)2005/09/24 23:05:26
逃亡者 カミーラ
過ぎたる力は身を滅ぼす。
己の手に余ることはせぬのが賢いぞ、芭詠殿。

[神楽は小さく肩を竦めた]
(98)2005/09/24 23:05:35
書生 ハーヴェイ
そうだな、扱えぬ力ならば、封じてしまうのが良かろう。
(99)2005/09/24 23:07:37
お嬢様 ヘンリエッタは、羅刹の言葉>>89に「ありがとうございます」とお辞儀した。
2005/09/24 23:08:09
学生 ラッセルは、構うな、知っている事を言っただけだと紅姫に返した。
2005/09/24 23:09:35
学生 ラッセル
………確かに悠長にはしておられぬが………。
解らぬな、芭詠とやら、そなたが性急に見える。
(100)2005/09/24 23:11:12
お嬢様 ヘンリエッタ
(此れに、鬼と思われし方の名を記して封をする…。鬼でない方の名を記すわけにはいきません。しかし、どのように鬼の在り処を知るのでしょうか。天眼能の方にしか、其れは分からないというのに。)
(101)2005/09/24 23:11:30
お嬢様 ヘンリエッタは、堂の中に漣が入ってくるのに気がついた。
2005/09/24 23:13:14
流れ者 ギルバート
【回想/堂/二】

[ そうして物思いに耽る内に、時は流れ、何時しか丑三つ刻が訪れていた。
 威日呼が月を見上げたその時――堂内の者達がざわめきを上げる。威日呼は大太刀を手にしながら素早く立ち上がると、開け放たれた入り口に立つ。
 苦しげな表情を浮かべた亞磨韻の姿が、堂の中央で掠れ揺らいでいた。]

『私にはどうやら時が残されていないようだ…
鬼により… 私は………………

頼む…… 鬼を… 封じ……………て………』

[ 塵の様に、霞みの様に、亞磨韻の姿が掻き消えた。
 
 ――その時。
 威日呼の脳裏に見知らぬ情景が浮ぶ。
 それは何処かの屋敷の庭であろうか。
 其処にには一人の少年と、壮年の男が立っていた。
 壮年の男が少年に何やら説教をしているようであった。その男――それは亞磨韻であった。]
(102)2005/09/24 23:16:26
お嬢様 ヘンリエッタ
漣様、先程は有難うございました。
お陰様で、飢えを凌ぐ事ができましたわ。

[紅姫は漣に向かって深々とお辞儀した。]
(103)2005/09/24 23:16:53
流れ者 ギルバート
【回想/堂/三】

[ ――情景は流れる。
 亞磨韻は、少年の守役であったのだろうか。何かと世話を焼き、教え、時に叱った。
 やがて、少年は成人しその名を都に馳せる。
 ――その名を安部清明。
 やがて、亞磨韻は年老い死の床へと就いた。
 傍らには清明の姿がある。
 亞磨韻は黄泉へと己が魂魄が離れ行く前に、ひとつの呪術を完成させた。
 そう、己が身を式神と化す術であった。]

『清明様……ご立派に成られましたな。しかし……それ故に清明様の御命を狙わんとする不届きな輩が出る始末……この亞磨韻、其れを置いて成仏など出来よう筈もありませぬ。清明様……この身を式と変え……清明様を御守りしましょうぞ……』
(104)2005/09/24 23:17:01
書生 ハーヴェイ
性急か……そうかもしれんな。

しかし何をすべきか判らぬ今、焦りもしよう。
(105)2005/09/24 23:17:39
のんだくれ ケネス
貴族が町の事をどれほど知っている・・!

貧しい者の事など気にもしたこともないだろうに・・・!

愛するものを突然に、あんなにも酷いかたちで奪われた気持ちが・・・っ!

貴族どもに分かってたまるのものか・・・!
(106)2005/09/24 23:19:10
書生 ハーヴェイは、再び書に目を落とし呟いた「さっぱり判らぬな…」。
2005/09/24 23:23:42
双子 リック
[漣は堂内に入るとまだ会話を交わしたことの無い人がいた。紅姫の視線に気付くと紅姫に近付き尋ねようとした。すると、紅姫から話し掛けてきた。]

『漣様、先程は有難うございました。
お陰様で、飢えを凌ぐ事ができましたわ。』

う…うん。大した事無いよ。気にしないで、私も楽しかったし。
それより、ええと…あの人が誰だか…名前だけでも教えてもらっても良いかな?それとどんな話を今しているの?

『あちらが芭詠殿よ。それと…』

[漣は紅姫から話を聞いて現状を理解した。]
(107)2005/09/24 23:24:47
学生 ラッセル
焦る時こそ落ち着かねばならぬ。
鬼の思う壺に自らはまって何になろう。

[そこまで言って、羅刹は酒臭い男の方に向き直って大声を出した。]

やかましい!!!
愛するべき者がいた事こそ幸福に思え!
手の中にあったものが失われたとて、その手には愛する者があった事を……!
(108)2005/09/24 23:25:25
書生 ハーヴェイは、双子 リックの視線に気付き、目を向けた。
2005/09/24 23:26:06
流れ者 ギルバート
【回想/堂/四】

[ ――ふと、威日呼は我に帰った。
 己の脳裏に浮んだ情景……其れが何を意味するのか……其れが解らぬままに、威日呼は堂に歩み入ると、桃の若木の枝を手に取った。
 
 そして踵を返すと、口々に亞磨韻の事を、鬼の事を語る者達を背に、再び堂の外にて壁に背を凭れ座り込み……己の見た情景の意味を思っていた。]
(109)2005/09/24 23:27:20
双子 リックは、芭詠に会釈をした。
2005/09/24 23:27:56
書生 ハーヴェイ
まぁ、確かに……焦っても、焦らずとも、さしてからなぬな。

して、そなたは何を見て鬼を判ずる?
倣う事はせぬが、思考の片隅には置くやもしれん。
(110)2005/09/24 23:29:09
農夫 グレン
[成り行きを見ていたが、消人の言葉に共感し言葉を発する]

ああ、そうだな、貴族は自分の事しか考えちゃいないさ。

だから、今すべき事も分からないんだ…、貴族どもは鬼なんか退治出来ると思ってるみたいだがそんな訳ないだろう貴族如きに退治できるんだったらそんなに恐れられてないさ…。

もういっぺん今すべき事が何かを精々考えて欲しいものだな…。
(111)2005/09/24 23:29:17
書生 ハーヴェイは、双子 リックの会釈に対し、軽く手を挙げ返礼した。
2005/09/24 23:29:51
お嬢様 ヘンリエッタ
消人様。
確かに私は、貴方様と育ちが違います。
しかし、私とて心は在ります。

貴方様に何が在り、どれほど辛いお気持ちだったのか、私には計り知れません。ですが、貴方様が言う「貴族だから」と言うのはやめて頂きたいですわ。

今は、共に鬼を封する為に尽力しませんか…?
(112)2005/09/24 23:31:17
お嬢様 ヘンリエッタは、初めて見る者の顔を見つめると、再び口を開いた。
2005/09/24 23:33:00
お嬢様 ヘンリエッタ
貴方様は何方ですの…?私は紅姫と申します。

どうやら…私の事はよく思われてないようですね。

確かに、私の力だけでは鬼を封する事はできません。
しかし、鬼を封する為に知恵を出す事でしたら…皆様ほどとは言えないまでもできるやもしれません。

消人様も、貴方様も、今私たちがしなけれなならぬ事を取り違えては居ませんか…?
(113)2005/09/24 23:36:01
農夫 グレンは、お嬢様 ヘンリエッタの方を向いて口を開きはじめた。
2005/09/24 23:38:03
お嬢様 ヘンリエッタは、学生 ラッセルに話の続きを促した。
2005/09/24 23:38:10
学生 ラッセル
[羅刹は酒臭い男と農夫に改めて視線をやった。]

そなたらは、貴族が貧しい者に目をかけねば生きてゆけぬというのか?
貴族が自分の事ばかり考えているのではない。各自が皆そうだ。

。o O(だからこそ、あの封呪の方法なのだろうか……。)
(114)2005/09/24 23:38:29
書生 ハーヴェイ
自分の事しか考えていないか……ふふっ、なかなか上手い事を言う。

ある意味正しく、ある意味狭い見解だな。
紅姫……そなたが自分と言う言葉を発する時、自分一人を言うのではなく、この国を指して使われよ。

さすれば、貴族の意味も変わって来よう。
(115)2005/09/24 23:39:33
双子 リック
[紅姫の後を継いで、漣は消人と名無に向かって言った。]

まずは鬼を封じてここから出る事。それが第一じゃないかな?その後に貴族に対する文句も私で良ければ聞くよ。私では物足りないかもしれないが、どちらにしろ鬼にやられてしまっては、もう文句も言えなくなってしまうよ。
(116)2005/09/24 23:39:46
学生 ラッセル
[羅刹は芭詠の方に目をやった。]

土蜘蛛とやらに場を先導されても困る。
……ともあれ、もう少し人が集まらぬと何も言えぬ。
(117)2005/09/24 23:40:16
お嬢様 ヘンリエッタは、(時を預けてない方は大至急預けてください。)
2005/09/24 23:42:03
お嬢様 ヘンリエッタは、(時の鐘を鳴らすのは、今宵は翡翠様になっております。)
2005/09/24 23:42:29
農夫 グレン
俺には貴族と違って名前なんかない、どうしても呼び名が欲しいなら名無とでも呼べばいい。

俺は別におまえさんが嫌いな訳じゃない、貴族全部が嫌いなんだよ…。
(118)2005/09/24 23:42:36
学生 ラッセル
。o O(む?…紅姫とやら、私に何かしたか?)

[羅刹は紅姫が喉を乾かしている様なので梨子(なし。)を一つやった。]
(119)2005/09/24 23:45:03
学生 ラッセルは、お嬢様 ヘンリエッタに話の続きを促した。
2005/09/24 23:45:14
お嬢様 ヘンリエッタは、(能在る方も時を預けて頂きたいです。)
2005/09/24 23:45:25
酒場の看板娘 ローズマリー
【回想/西の川】
[紅姫を探すうちに川へとたどり着いた。川の中で紅姫と漣が仲よさそうに魚を追っているのを見つけ、微笑ましく思いながら近づいた]

昨日はあのようなことを言っていたが。
ふふ… 所詮は身分が高く大人のように見えても童、ということか。
なかなかによう似合っている。

…と、聞かれたら機嫌を損ねるかもしれない。

[笑い声を上げながら、漣の捕らえた魚を指差す紅姫。得意げな顔でずぶぬれになりながら魚を追う漣。鬼を追う生活の中で忘れていた安らぎを思い出したような気がした]
(120)2005/09/24 23:51:52
酒場の看板娘 ローズマリー
(紅姫はいつも屋敷にあって遊び相手もなく…)
(鬼と知らず友を求め、橋にやってきた。)
(思えば身分が高くてもあたしと同じように孤独なのかもしれないね。)

[充分な魚を捕まえると堂に戻り焼き、皆で食した]
[腕の腫れはまだ収まらず、痛みはまだあったが堂の中から添え木をみつけ簡単に手当てをした]
(121)2005/09/24 23:52:02
お嬢様 ヘンリエッタ
羅刹様、有難うございます。
遠慮なく頂きますね。

[紅姫は名無と言った者に向き直ると、言葉を続けた。]

名が無いのですか。
其れは少々お淋しいですね。
鬼を封する事ができたら、新しい名を受けるといいと思いますわ。

処で、貴方様にお聞きしたい事が二つあります。

一つは、何故此処に参られたのか。
もう一つは、先程貴方様は「貴族は自分の事しか考えちゃいない」「もういっぺん今すべき事が何かを精々考えて欲しいもの」と申されました。私が知る限り、貴方様は私にこのような事を申せるほど、今すべき事を考えてるようには見えません。貴方様は、どのように鬼を封するおつもりですか?
(122)2005/09/24 23:52:45
逃亡者 カミーラ
[神楽は消人たち4人のやりとりをぼんやり眺めつつ]

おんしらがいがみ合うのは勝手じゃがのぅ。
そうやって無駄な論争をしておると鬼に隙を付け込まれるのではないかぇ?
好く好かぬはここを無事に出てから改めて言い合うべきじゃろうよ……
(123)2005/09/24 23:54:49
学生 ラッセルは、瞬間的に取り乱した事を恥じ、小声で解っておるわとつぶやいた。
2005/09/24 23:56:46
冒険家 ナサニエルは、黙って寝転がっていたが、言い争いの声に身を起こした。
2005/09/24 23:58:41
逃亡者 カミーラは、他人を恨むことほど時間の無駄遣いはないのぅ、と呟いた
2005/09/24 23:59:18
お嬢様 ヘンリエッタ
此れは消人様にも同様の事が言えますわ。

お二人には是非答えて貰いたいものです。

[紅姫はそう伝えると、今度は芭詠に向かって口を開いた。]

芭詠様にもお聞きしたい事がございますの。
先程、堂の外に居た時、貴方様の声が聞こえました。
貴方様は「天眼能の見し者の名前だけは、書きたくない」と申されていました。確かに、天眼能の方が鬼ではないと調べた方を封する事はよろしくない。しかし、其の方でなければ誰でもよいのです…?少々疑問に感じました。
(124)2005/09/24 23:59:39
農夫 グレン
新しい名前だって?今更そんなもの必要ないね…、大体誰にもらうと言うんだ、まさかお前さんがくれるとでも言うのか?
そう言う考えが貴族なんだよ…。

まぁそんな事はいい、質問に答えてやろうか…。

俺はここに目的があってきた、だがその目的を話すきは今の所はない。

二つ目だが、ここにいる全員でだれか一人ずつ殺して行けばいいのではないか?
俺としては貴族から殺して欲しいと思っているがな…。
(125)2005/09/25 00:00:38
酒場の看板娘 ローズマリー
[昨夜尼殿が用意した紙に紅姫が書き加えてくれたらしい仔細を見おえると話の輪に加わるため、座に進み出て一同を見回した]

昨日は言葉を交わせなかった人もいるようだね。
私は翡翠という。
訳あって、ここな姫の父君の命を受け、また私怨のため鬼を探している。
(126)2005/09/25 00:01:27
お嬢様 ヘンリエッタ
名無様、と呼ばせて頂きますね。

貴方様は鬼であろう者よりも貴族である私や漣様を呪するおつもりですの…?自分さえ生き残れば、其れで良いのですか…?
(127)2005/09/25 00:03:34
お嬢様 ヘンリエッタは、翡翠の姿をみると、深々とお辞儀した。
2005/09/25 00:04:23
書生 ハーヴェイ
誰でも良いとは思う居らぬが、その者だけは明確な情報があるが、他のものは全くの等価だからな、紅姫。
(128)2005/09/25 00:04:43
流れ者 ギルバート
【回想/開けた丘】

[ やがて、空は白み朝を迎える。
 何時もならそのまま眠りに就いている処だが、しかし昨晩、亞磨韻の消え行く際に見えた情景が頭から離れなかった。
 威日呼は立ち上がり、堂を後に歩き出した。
 堂より南東。
 当て所なく散策していた威日呼は、やがて開けた丘へと辿り着いた。
 其処に横たわり、それを見上げる。
 ゆっくりと……雲が流れて行った。
 どれ程そうしていたであろうか。

『他人の過去世の状態を知ることができる力”宿命能”を持つ者。』

 ――不意に、亞磨韻の言葉が思い出される。あの情景……それはその力が見せたものであったのか。
 威日呼はゆっくりと目を瞑る……]

 父上……母上……さや……
 神か、仏か……俺にも鬼を討つための力を幾許か与えたもうたか……

[何時の日かの家族との触れ合いを胸に思い浮かべながら……威日呼は眠りに落ちて行った。]
(129)2005/09/25 00:08:21
流れ者 ギルバート
【堂内】

[ 威日呼は、静かに堂へと姿を現した。]
(130)2005/09/25 00:10:10
お嬢様 ヘンリエッタ
芭詠様。
其の御言葉は聞き捨てなりません。

「他のものは全くの等価」でしょうか。
私はそうは思いません。

私は鬼である者を探しつつ、人で在ると信じられる方も探したいのです。ですから、皆様には言葉を尽くして貰いたい。私には、それしかできませんので。

天眼能の方がお調べになってない方の中でも、疑わしき者とそうでない方が居られると思いますわ。
(131)2005/09/25 00:10:45
冒険家 ナサニエル
[仁影はのそりと身を起こし、翡翠の置いた料紙を手に取り読み始めた]

…む…天眼能を持つ者が未だ名乗りを上げぬということは、
天眼能の眼力をしても鬼を見つけられていないということか?

…桃の若木と人型…これに記す名前も、決めなくてはいけないのか。
(132)2005/09/25 00:11:10
修道女 ステラは、永い祈りを終えて、瞳を開いた。
2005/09/25 00:11:38
書生 ハーヴェイ
言葉に行き違いがあるな。

天眼能の持つ情報としては、等価と言っているんだが?
(133)2005/09/25 00:12:21
お嬢様 ヘンリエッタは、仁影と白比丘尼に深々とお辞儀した。
2005/09/25 00:12:30
書生 ハーヴェイ
少なくとも、他に比べ明確か、不明確かで、大きな差があると思っているか、違うかな?
(134)2005/09/25 00:13:18
学生 ラッセル
……天眼能の者を誤って封呪する事も困るが、明日あの式の様に喰われる可能性だってある。
それをどうするか。
(135)2005/09/25 00:14:18
酒場の看板娘 ローズマリー
ふむ、安倍の式がいっていたという鬼に対抗する力を持ったものはまだ名乗りをあげていないようだね。

天眼能だったか…
そのものが力に目覚めているならば昨日誰かを判じているのだろうか。
そして、告発がないということは昨日調べたものは鬼ではなかったためなのか。
(136)2005/09/25 00:14:22
農夫 グレン
そういう意味じゃない、もし誰かを殺すしかないなら俺は貴族を選びたい…ってだけだ。
だからさっき俺としてはといっただろう?

あとは俺だけが生き残ればいいなんて思っていない事は思ってはいないとだけ言っておく。
(137)2005/09/25 00:14:57
酒場の看板娘 ローズマリー
そして、まだ目を覚ましていないものがおるのか。
一体どうしたことか…。
(138)2005/09/25 00:16:34
流れ者 ギルバート
初めて御目に掛かる方も居られるようだな。
俺は、威日呼と申す。
……家族を手に掛けた鬼を討つべく旅を続け、此処へ辿り着いた者だ。

[そう云うと、威日呼は見知った者達に会釈をし堂の中へと歩み行った。]
(139)2005/09/25 00:16:39
修道女 ステラは、一同に向かい深々と頭(こうべ)を下げ、改めて己のことを告げた。
2005/09/25 00:18:46
お嬢様 ヘンリエッタ
芭詠様。
天眼能の方から見て、と申されるのなら納得できましたわ。
有難うございました。

名無様。
まだ私には分かりません。
式の方が亡くなった以上、鬼が居るのは確かだと思います。鬼子の唄にもありましたからね。
となると、今宵何方かの名を書き記さないといけないのです。貴方様の言葉を借りるのであれば、「もし誰かを殺すしかないなら」という事ですわ。それあのに、鬼よりも貴族ですか。
(140)2005/09/25 00:19:52
冒険家 ナサニエル
[仁影は一同を複雑な表情で眺めている]

…俺は身分の貴賎で判断するのは余り好かんが…

参ったな…
(141)2005/09/25 00:21:05
修道女 ステラ
[比丘尼は辺りの騒然とした様子に、趺坐を解き、皆の方へと身を向ける]

既に、仰られた方もおられましょうが…
…今は争うべきときではありませぬ……
ここにおられし方々…みなさまは、封されし鬼との、何がしかの縁(えにし)にて
ここにおいでになられた…
そを、お忘れになられてはおられませぬか…?
(142)2005/09/25 00:21:51
農夫 グレン
だから言っているだろう?あくまで優先すべきは鬼だ、現時点で誰が怪しいかなんて分からないんだ、その中で選ぶならば俺は貴族を選ぶと言っているんだ。

明日以降、怪しい奴が出てきたならば、そっちを優先するさ。
(143)2005/09/25 00:22:27
酒場の看板娘 ローズマリー
名無…といったか。
なにやら事情はありそうだが、式の言葉が真なら鬼を封じなければここをでれないはずだ。
今は私怨は収めたほうがよろしくはないか?
(144)2005/09/25 00:23:55
お嬢様 ヘンリエッタ
白比丘尼様、こんばんはですの。

貴女様にお伺いしたい事が…。
人型の紙に鬼と疑わしき者の名を書き、この桃の枝に括りつけた後、其の枝はどうすればよいのでしょうか。
(145)2005/09/25 00:24:22
修道女 ステラ
[一同を見遣りながら、更に言葉を紡ぎ続ける]

藤家…源家……名のありし方…名のなき方……
…こちらにてまみえるまでの…みなさまのお生まれや…行い…
それぞれの方の、思うところ…感ずることもありましょうが…
…それらは…わたくしの、あずかり知ることでは…ありませぬ…

みなさま…各々がおかれしこの場のことを…お考えになられませ…
…如何様な縁(えにし)であれ、宿世(すくせ)であれ…
今は、みな等しく…こちらにおられる…

…そをお忘れなきよう…
(146)2005/09/25 00:25:05
流れ者 ギルバート
そして……皆に告げる事がある。
俺は……亞磨韻殿の云われた処に拠る……宿命能なるものを授かったようだ。

この力が如何程の役を成すものであるのか……俺にも今だ解らぬ。
解るのは、命尽きた者がおった時、その者の生きた時を観る事が出来る様だというだけの事だ。

[威日呼はゆっくりと、たが確かな口調で堂にいる者達にそう告げた。]
(147)2005/09/25 00:26:23
お嬢様 ヘンリエッタ
名無様。
其れでは最後に一つお聞きしましょう。

貴方様は「誰が怪しいかなんて分からない」と申しましたね。では、何方が怪しいか、何方が鬼なのか、昨晩式の方が亡くなった後、どのように其れを探していたのです…?
「分からない」のであれば、其れなりに鬼を探そうとする姿勢が在ってもいいかと思いますが。
(148)2005/09/25 00:27:00
修道女 ステラ
…まずは…鬼を封じ、現界(うつしよ)へと戻る……
そを成就させるには…どうしたらよいか…
…わたくしは、その法を模索しとうございます…

しかし、わたくし一人では、限りがございます…
皆々様のお力が…必要になるのでございます…

どうぞ、お力を…お貸しくださいませ…

[静かな、しかしはっきりとした声で告げ、
比丘尼は一同に向かって深々と頭(こうべ)を垂れた]
(149)2005/09/25 00:27:18
双子 リック
それでも…今日は桃の若木にて誰かを封じないといけないんだよね。ただ…今はまだ何も指針が無いよ。名無しさんは、現時点で誰もが疑い先として同じ横一線。どうせ分からないなら恨みある貴族を封じておいて鬼だったら一石二鳥…外れても恨みの一端が晴らせる…くらいに思っているってことなのかな?
(150)2005/09/25 00:29:15
学生 ラッセル
。o O(……すなわち、皆が等しく全ての可能性を持っているという事か…?
して、誰が鬼なのだ……。)

[羅刹はそこまで思ったところで、威日呼の言葉が頭に入った。]
(151)2005/09/25 00:29:23
修道女 ステラは、紅姫の言>>145に顔を上げ、ゆっくりと口を開いた。
2005/09/25 00:29:51
酒場の看板娘 ローズマリー
[威日呼の言葉に驚き顔を向けた]

威日呼殿は宿命能であるというのか?
今、場の話題になっていたのは天眼能であったが…
なぜ今名乗りをあげたのか聞かせてもらえるか?
(152)2005/09/25 00:31:46
書生 ハーヴェイ
威日呼殿が、宿命能と……。
(153)2005/09/25 00:32:08
書生 ハーヴェイは、流れ者 ギルバートに視線を向け、顔色を伺った。
2005/09/25 00:32:12
お嬢様 ヘンリエッタ
威日呼、こんばんは。

貴方様は宿命能の方でしたか。
其れが真で在れば、お力を貸して頂きたい。

しかし、今直ぐには貴方様を信じるわけには…
何故、今能が在ると申されたのです…?
(154)2005/09/25 00:33:01
双子 リック
名無しさん。気持ちとしては分かるけど、そんな場当たり的な考えは鬼に利用されるだけだと思うし、状況を利用して自己の利益(たとえ復讐でもね)を図った者として最終的には自分に跳ね返ってくると思うよ。

ひいてはそれは、自分のことしか考えてない…貴方の嫌いな貴族的な考えじゃないのかな。
(155)2005/09/25 00:33:16
流れ者 ギルバート
[威日呼は白比丘尼の言葉に耳を傾けた。堂の者達は束の間、喧騒を忘れ白比丘尼の言葉を聞いていた。]

先ずは……皆、気を静めるが良いであろう。
(156)2005/09/25 00:33:48
のんだくれ ケネス
>>143
ふん。気の合う奴もいるものだ。

鬼か貴族か・・・か。
鬼で貴族ならまだ許せそうだ。
そうすれば、鬼を呪うのと貴族を呪うのと変わりは無くなるからな。
(157)2005/09/25 00:34:06
牧童 トビー
うーん…。
…あれ。もう…月があんなに高い場所にある…。

何か…此処に来てから寝る時間が妙に不安定な気がするなあ…。今朝読んだ料紙に書いてあった事、関係あるのかなあ…?
(158)2005/09/25 00:35:21
学生 ラッセル
。o O(この男、宿命能だと名乗ったか…?死んだ者の生きた時を観ると言うたが……。
土蜘蛛や鬼も死んだ者がどちらの者なのか解るはずだ……。)
(159)2005/09/25 00:35:54
のんだくれ ケネスは、憎しみを吐き出すように言った。
2005/09/25 00:36:03
牧童 トビー
とりあえず…みんなの処に行ってみようかな…。

…って、何か騒がしいんだけど…。

どうしたんだろう?
(160)2005/09/25 00:37:30
修道女 ステラ
紅姫さま…
…名を記しし人型…
そは…日が変わる刻限に、呪の依代として…
…書かれし名の多き者の魂魄を封じて消えまする。

桃の枝は…鬼の嫌いし霊木でございます…
鬼を全て封ずるか……皆が鬼に啖(くら)われるか…
……そが決するまで…毎夜、お持ちになられますよう…
(161)2005/09/25 00:38:44
冒険家 ナサニエル
[仁影は少し驚いて威日呼を見た]

宿命能…が今名乗り出て、何の役に立つんだろうな。
それ以上に、本物の宿命能か鬼か土蜘蛛か、それすらも俺にはわからん。
(162)2005/09/25 00:38:57
酒場の看板娘 ローズマリー
o○(貴族嫌いが多いようだね)


[消人と名無の顔を交互にみて思った] 
(163)2005/09/25 00:39:10
お嬢様 ヘンリエッタ
白比丘尼様。
教えて頂き、有難うございます。

消人様。
私から貴方様への言葉、是非返答をお願いしますわ。
(164)2005/09/25 00:41:46
お嬢様 ヘンリエッタは、(今宵呪する者の名を記してなくても時を預けてください。)
2005/09/25 00:41:59
牧童 トビー
飛光が向かった先には、まだ会った事のない姿も含めて、何やら会合が行われていた。

(うーん…。
何か張り詰めたような雰囲気だなあ…。)
(165)2005/09/25 00:42:11
書生 ハーヴェイ
ふむ……もしもこのまま、何の手がかりも無く、各々がそれぞれ思うものの名を書いたとする……。

または名乗りを挙げずに鬼に喰われたとする……。

もっとも困る……若しくは使命を真っ当出来ぬ者は……と考えると……。

天眼能、宿命能、土蜘蛛……その辺りか……。
(166)2005/09/25 00:42:34
お嬢様 ヘンリエッタは、(円日様がこられない限り、時は進みませんが…)
2005/09/25 00:42:44
修道女 ステラは、堂の入り口に、幼きものの姿を認め、頭(こうべ)を下げた。
2005/09/25 00:43:08
お尋ね者 クインジー
[九浄は目を覚ますと、ちょうど威日呼が宿命能の名乗りを上げるところであった。]
・・・うん?
あんたは・・・威日呼ってのか。
あんたが宿命能だって?
(167)2005/09/25 00:43:42
学生 ラッセル
威日呼とやら、とりあえずちらほら声が上がっている通り、何故、今宿命能である事を名乗ったか聞きたい。
そして本物だとして、今名乗り出る事の有益は何なのだ?
(168)2005/09/25 00:44:05
双子 リック
威日呼殿は、宿命能なのですね?私はこれを言った方がいいのでしょうか。分かりません。ですが自分の意思で言っておきます。

私は宿命能ではありません。

威日呼殿。私たちは鬼を3人見つけねばなりません。命運尽きし者の正体が何か分かる事は、他にもいろいろと考えられるかもしれませんが、少なくとも残り何人の鬼がいるのかが判明します。これはやはり大きな事ではないですか。
(169)2005/09/25 00:44:38
お尋ね者 クインジー
で、あんたは、何の為に今名乗りを挙げたんだい?
俺には今日この状況で出てきて何か進展があるのかわからないんだが。
(170)2005/09/25 00:44:49
酒場の看板娘 ローズマリー
[自分のものとよく似た髪を持つ少年をみつけると、座に座るように促した]

あんたもここに来たということは、尼君の言葉によると鬼と縁を持つ者なんだろうね。
さあ、遠慮しないでここに座るといい。
(171)2005/09/25 00:45:39
書生 ハーヴェイ
思うところは在るが、先に俺も威日呼殿の釈明を聞きたいな。
(172)2005/09/25 00:45:40
修道女 ステラは、威日呼を見遣り、一同に向き直った。
2005/09/25 00:46:15
流れ者 ギルバート
[威日呼は一同を見遣ると、口を開いた。]

俺がこの力が有る事を告げた理由、か。
簡単だ。此処に置いて、隠す事の益より、隠さぬ事の益が多いと思ったからだ。
俺は鬼を討つべく此処に来た。鬼から俺など取るに足らぬであろうが……それでも、目障りと思うやも知れぬ。
俺が……きゃつの手に掛かれば、この力を持つ者の所在も定かならず、俺亡き後に鬼共が宿命能を持つと騙れば、いささか拙い事になるであろうとも思えるのでな。

もし今宵、俺が死んだとして……それならそれで、天眼能を持つ者は生き長らえる事になる。其れならば悪くは無いと思えたのでな。

俺が死んだとしても……俺の仇たる鬼を残った者が討ってくれるならば……俺にはそれでも良いのだ。
(173)2005/09/25 00:46:54
酒場の看板娘 ローズマリー
[名乗りでたまま無言の威日呼の言葉を待っている]
(174)2005/09/25 00:47:14
牧童 トビー
まあいいや。
行ってみれば何かわかるよ、きっと。

そう呟くと、飛光は皆の集まっている処へと近づいて行った。

そして、あまり他の方々の会話の邪魔にならぬように、控えめにまだ見知らぬ人に飛光の名を伝えた。

(そんなわけで…よろしくね。)
(175)2005/09/25 00:49:47
流れ者 ギルバート
更に加えるならば……俺には余り時が許されぬかも知れぬ。今宵を存えたとして、明日、何時目覚められるかも解らぬ。

それも理由のひとつだ。
(176)2005/09/25 00:50:20
修道女 ステラは、飛光の言>>175に己のことを告げ、再び頭(こうべ)を下げた
2005/09/25 00:53:24
流れ者 ギルバート
皆、此処に居る者が何者とも知れぬ故……戸惑い、不安に駆られているのであろう。
何者かを明かせる者が居れば、幾許かは心の負担も減るやも知れぬ。

これもまた、理由のひとつだ。
(177)2005/09/25 00:54:15
双子 リックは、飛光に漣と名乗り握手を求めた。
2005/09/25 00:54:18
学生 ラッセル
威日呼とやら、それは確実ではない。
逆は考えなんだか。そなたが名乗り出る事で天眼能の寿命を縮める事。
誰を封呪するかの話もまだなのだぞ。封呪に天眼能の名が挙がり、力を名乗った場合は。

。o O(明日時間がないとは……致し方ない事やも知れぬが。)
(178)2005/09/25 00:54:22
農夫 グレン
なんだ?小娘はまだ俺に聞きたい事があるのか?

どうやって探してかだと?
俺は今日はひたすらお前らの話し合いを観察していただけだな、少しもおかしな所がないかを判断する為にな…。
(179)2005/09/25 00:56:39
書生 ハーヴェイ
利が全く無いわけではないが、全体を見て、損が多かった気がするな。
(180)2005/09/25 00:58:02
お嬢様 ヘンリエッタは、名無に「では其の観察の結果をお教え下さい」と伝えた。
2005/09/25 00:58:09
冒険家 ナサニエルは、流れ者 ギルバートの言葉を聞いて考え込んでいる。
2005/09/25 00:58:24
冒険家 ナサニエルは、お嬢様 ヘンリエッタに話の続きを促した。
2005/09/25 00:58:53
お尋ね者 クインジー
ふん・・・。
威日呼よ。ならなぜ昨日名乗り出なかった?あんたが天眼能の対象となったのかも知れんのだぞ?
今、この場で、と言うのはどちらにせよ間の悪いこったな。
(181)2005/09/25 00:59:58
お尋ね者 クインジーは、酒場の看板娘 ローズマリーに話の続きを促した。
2005/09/25 00:59:59
流れ者 ギルバート
皆で話し合い、誰の名を記すか。
それを決める事が出来るのであれば、そこで天眼能を持つ者の名乗もあるのやも知れぬ。
だが、最早丑三つ刻まで大した間もない。其れを決め切る事が出来るかも定かではない。
(182)2005/09/25 01:00:45
酒場の看板娘 ローズマリー
威日呼殿の言葉、少々納得できない部分もあるが…
まずなぜ今宵鬼に襲われると考えた、かだね。
それとも、桃の枝により封じられると考えたのか。

異を唱えるものがいなければ威日呼殿が天眼能であるのであろうが。
さて、この場で異を唱えるものがいるか聞いたほうがよいのか…
(183)2005/09/25 01:01:27
逃亡者 カミーラ
威日呼殿が宿命能と……
他に名乗るものが無ければおんしが本物であろうが……
もし名乗るものがおんしだけならばそれはそれで天眼能の命を縮めることになりそうじゃな……
(184)2005/09/25 01:01:56
農夫 グレン
で威日呼が宿命能なのか?

正直今言われても判断に困るな…、鬼を見つけてから出てきてくれたほうが俺は良かったと思うがな…。
(185)2005/09/25 01:02:34
お尋ね者 クインジーは、流れ者 ギルバートを怪訝そうに見た。
2005/09/25 01:03:59
書生 ハーヴェイ
威日呼殿が、鬼ならば……正直、鬼にとって利が少ないと考える。
他者から特に疑惑が持ち上がった訳ではなく、今日名をかかれる可能性は、それこそ十四分の一でしかなかったからな……今の処は。

宿命能、土蜘蛛に付いては、どちらも何の役もせぬままに死ぬよりも、名乗る事で最低限の役となるか……。
(186)2005/09/25 01:05:17
学生 ラッセル
定かでない事がそなたの名乗りを当然とする事にはならぬ。
はっきり言う。
宿命能の力も真実を見る大切な力だ。
だが、宿命能の力では生きた者を救えぬ。

真の天眼能を見極めた場合はまた話が違うがな。
(187)2005/09/25 01:05:21
冒険家 ナサニエル
……鬼は得体の知れぬ宿命能より、天眼能を喰らいたいんじゃないか?
どうもなあ…
天眼能が名乗りを上げ、守護者の護りを請うならまだしも、ここで宿命能、というのが今ひとつ解せんな。
(188)2005/09/25 01:07:42
書生 ハーヴェイ
ふむ……翡翠殿と申されたかな?

聞いた場合は、威日呼殿を完全に信用できるが、守りが固まり、他者は食い放題って処か……。

若しくは、威日呼殿を見捨て、他者を守るかも知れぬな。
守護者なるものが居るのなら……だが……。

守護者がどちらに付くか判らぬゆえ……どちらでも構わぬかも知れぬな。
(189)2005/09/25 01:10:48
のんだくれ ケネス
>>173
宿命能・・・。
本気で「鬼の手に掛かる」とでも考えているのか?
(190)2005/09/25 01:10:50
流れ者 ギルバート
翡翠殿、では尋ねよう。
翡翠殿は、今宵己が鬼の手に掛かる事は無いと云い切れようか? また、この状況の中で、己の名を記される事は無いと言い切れようか。
俺には言い切れぬ。

俺以外に、我こそが宿命能だと申す者があれば、名乗り出るもの悪くは無いでろう。鬼共、或いは土蜘蛛なる者が名乗り出るならそれも悪くは無い。
他に名乗り出るものが居らぬなら、俺が宿命能を持つ者だとはっきりする。

また、他心能を持つ者は、宿命能を名乗り、俺が他心能であると確立させようとはせんで欲しい。確立せぬならそれはそれで鬼共を引きずり出したと云う事だ。それはそれで悪くない。まだ潜んでおって欲しい。
(191)2005/09/25 01:11:15
牧童 トビー
うーん…。
僕はまだ鬼とかについて正直よくわからないんだけど…ちょっと今思ったんだ。間違ってたら遠慮なく言ってね。

えっとね。もし威日呼さんが本物じゃないとしたら。
威日呼さんは鬼に利するように動きたい筈…だよね?
ならさあ。何でわざわざ「宿眼能として」出てきたんだろうね?

まだ具体的に何、とはよく思いつかないんだけど、少なくとも、もし威日呼さんが偽物さんなら、それをする利点が何かある筈…だよね?
(192)2005/09/25 01:13:20
お尋ね者 クインジー
[九浄は冷めた視線で威日呼を見ると口を開いた。]
自己保身・・・だな。自分が助かりたいが為にあんたは今名乗り出た。その結果、天眼能が危険になるかもしれない事をわかっていて。
自分が助かるために他の連中の安全を蹴落としたんだよ。
蜘蛛の糸に群がる餓鬼の如く、今はよくとも最後は自分自身も鬼に飲み込まれるかも知れん、とは考えられなかったようだな。
(193)2005/09/25 01:14:46
流れ者 ギルバート
俺は守護の者の守りを請わぬ。
俺が倒れても、天眼能の者が生きられるならば良い。

消人殿。
俺からの翡翠殿への問いを、そなたにも問おう。
今宵己が鬼の手に掛かる事は無いと云い切れようか? また、この状況の中で、己の名を記される事は無いと言い切れようか。
(194)2005/09/25 01:16:46
酒場の看板娘 ローズマリー
威日呼殿、今日鬼に襲われないと確信できるものは鬼以外にはないとは思うよ。
また名を記されないと確信できるか、という問いかけも否だね。

ただ唐突なようにみえてね。
九浄がいうように早期に名乗りをあげるのなら、昨日がよかったようにも思えるし、なぜ今なのかというのがふに落ちなかったのもあるね。
(195)2005/09/25 01:17:13
牧童 トビー
例えばさ。
「天眼能です」って「言わなかったほうが利点が大きい場合」

これってどんな時なんだろう…?
(196)2005/09/25 01:17:20
流れ者 ギルバート
九浄殿。では尋ねよう。
九浄殿が宿命能を得たのであれば、九浄殿は何時まで名乗らずにおった? 宿命能を持った心持になり、考えてると良かろう。
(197)2005/09/25 01:20:16
のんだくれ ケネス
酔った、「貧しい」者の頭では、今、限度があるな。

俺は、自分なりに考えうる選択をする。

憎しみは自分に返る・・或いは真実やもしれんな。
(198)2005/09/25 01:20:43
牧童 トビー
何か、僕が独りで勘違いしているのなら申し訳ないんだけど…。

何か…不自然な気がするんだよなあ…。
(本当に勘違いだったら無視してね)
(199)2005/09/25 01:20:59
酒場の看板娘 ローズマリー
あと他心能が確定させるために名乗り出るということはないのではないだろうか。
橋を渡る前になぜだかとても自由な空気を感じてね。
あんたが偽であるとすぐに名乗り出るかどうかはその人次第なんじゃないかと思う。
そしてそれは誰にも強制できないと思うんだよね。
そうすると他心能が名乗り出るほうが混乱するんじゃないかい?
(200)2005/09/25 01:21:44
冒険家 ナサニエル
…天眼能が名乗らぬ利点か…
利点があるから名乗りを上げてないんだろう。

鬼から隠れおおせ、さらに名を記されぬ位置にいる、と。
む、これ以上は触れん方がいい気がするが…
(201)2005/09/25 01:21:56
書生 ハーヴェイ
威日呼殿が宿命能なれば、今日襲われれば、鬼も土蜘蛛も引きずり出せぬまま犬死となってしまうな。

土蜘蛛として、襲われた場合でも、明日宿命能が名乗り出ても、信じきる事は出来なくなる。


ん? 飛光の疑問だが、鬼は先ず無いと思うが、土蜘蛛なれば、今日何も名乗れずに消える事が最悪だと思うので、まったく利が無いとは言えないと思っているよ。

まぁ、恐らく本物とは思うのだが……。
(202)2005/09/25 01:23:46
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