自警団長 アーヴァイン
ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
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お嬢様 ヘンリエッタ [紅姫は都に住む貴族の一人娘。格式ばった屋敷の中で、日々厳しい教えが繰り返され、己の居る場所がないように感じ、またその心は曇っていた。何時しか、己の殻に閉じ篭るようになり、友と呼べる者は一人も居なかった。唯一心が晴れる時――それは、唄を唄ったり、手毬をついている時であった。] ―回想― [一刻前、屋敷の一室から婆やの話し声が聞こえた。それは、一条戻り橋で子の唄声が聞こえるという話だった。] 橋に唄の上手なお方が…? お会いしてみたい。 一緒に唄を唄いたい…一緒に鞠をついてみたい。 [紅姫は最後まで話を聞かず、其の子と友になりたい一心でお気に入りの茜色の手鞠を持ち、屋敷を飛び出したのだった。] ―回想終了― | |
(1)2005/09/19 04:33:58 |
流れ者 ギルバート [一条戻り橋。 其の橋を前に、一人の男が佇んでいた。 年の頃は二十の半ば頃であろうか。幾分か癖のある、茶色がかった髪が目に留まる。 其の眉間には、疲れとも苦悩とも取れる皺が刻まれており、それが彼の容貌を、実の所の年齢よりも上に見せさせていた。 ――嘗て。 彼には家族があった。 父と、母と、そして妹と。 だが……今は天涯孤独の身であった。 そう、父も、母も、幼かった妹も……鬼の手に掛かり既にこの世の人ではなくなっていた。 復讐の焔だけを糧に、其の鬼を討つべく為だけに放浪を続ける彼は、此処に辿り着いた。 この、一条戻り橋へと。 このより通ずる処に、彼の愛する者達を手に掛けた鬼が居るのではなかろうか。 ひとつ、大きく息を吐くと。 威日呼は、ゆっくりと一条戻り端へと*歩を踏み出した。] | |
(3)2005/09/19 09:56:30 |
流れ者 ギルバート [――橋を渡り歩み進む。 辺りはひっそりと静まりかえり、途中目に入った幾つかの質素な家屋にも人の気配は感じられぬ。打ち捨てられたと言う程には古びておらず……むしろ、何者かが暮らしていたとて何の不思議もない程度に思えた。だが、しかし、それらの建物からは人の気配はおろか、生活の営みの跡すら見受ける事は出来なかった。 威日呼は暫しの間、辺りを散策する。 しかし、人っ子一人見掛ける事は出来なかった。 (今度も……違ったのか?) 威日呼の脳裏にそのような思いがよぎる。 しかし、そう思いつつも、このような家々の様子に尋常ならざるものを感じていた。 やがて、威日呼はそれまで見掛けた家屋とは全く違った、威風ある佇まいを見せる堂へと辿り着く。どれ程の樹齢とも知れぬ程の見事な二本の大樹が門であるかのようにどっしりと根を張っていた。 門を開け、堂へと立ち入る。 しかし、この堂にもやはり、人の気配は感じられぬ。 威日呼は堂の中を見回すと表に出て、階段に座り込み暫し物思いに耽った。] | |
(34)2005/09/19 22:24:33 |
流れ者 ギルバート [少女が腰を降ろしそのまま動かぬ様子を見て取ると、威日呼は静かに堂の中へと入って行った。 ――背の大太刀に手を掛け、ゆっくりと少女に近付く。 姿見は少女であっても、このような処へただ一人現れた者であれば、もしや、人ならざるものかも知れぬとの思いが脳裏によぎる。 少女の傍へと近付く。少女は身じろぎひとつせぬ。 ……静かな堂の中に。 すやすやと、安らかな少女の寝息だけが聞こえていた。 威日呼は、ふと、身の緊張を解く。 (――思い過ごし、か。だが……何故この様な処に?) 少女の顔を覗き込み……威日呼ははっと息を飲む。 暫し、少女を見詰め……ひとつ息を吐くと頭を振り、威日呼立ち上がった。そして堂の外へと出ると、壁に背を預け目を閉じ、眠りの中へと落ちようとした。 ……其の面に幾つかの感情の絡み合った様な表情が*浮んでいた*] | |
(50)2005/09/19 23:52:12 |
冒険家 ナサニエル 【都/某貴族の邸宅にて】 ――鬼、ですか。 [那須仁影はそう言って眉間に皺を寄せた。諸国を巡っていた彼が、縁者である貴族の屋敷に立ち寄るために都にやってきたのは今日の夕刻。荷解きもそこそこに、今は屋敷の主と酒を交わしつつ世間話をしている。] 『左様。せやけどな、鬼は鬼でも童らしゅうてな。仁影はんはご存知おへんやろけど、ここのところ京はその噂でもちきりや。 一条堀川に、戻り橋いう橋がおますのやけど、そこに童姿の鬼が出て夜な夜な唄を唄いよるいう話でな。 これが人を喰うでなし、ただ唄いよるだけいうのや。不可思議な話やろ』 [屋敷の主は仁影の顔をちらりと見て、話を続けた。] 『しかし危のうないいうても不気味なことに変わりはあらへん。なんぼ童でも鬼は鬼や。鬼物の怪がうろうろしとるようでは都の名折れや。 当今はんに障りがあってはいかんいうて、禁中でも坊主に加持祈祷さして、近々検非違使に調べさせよういう話になっとる。まったく面倒極まりないことやで』 | |
(52)2005/09/20 02:49:31 |
冒険家 ナサニエル 『仁影はん…ほんにあんたはんの物好きには呆れますわ。 馬も灯りもお好きにしはったらよろしい。 ただな、なんぼあんたはんが弓の名手やいうても相手は鬼や。 戻ってきた仁影はんが鬼に変わっとらんいう証はあらへん。 行くなら明日の朝にしなはれ』 [屋敷の主は、立ち上がった仁影を見て、位の高い貴族らしく億劫そうにそう言うと手にした扇をひらひらと振った] ……そうですね、では明日に。 今宵のような美しい月夜に鬼だ物の怪だと騒ぐのは、少々風情に欠けますな。 …これだから、武人は風雅が解らぬと叱られるのです。 [仁影はそう言って笑うと、座に戻って主の杯に*酒を注いだ*] | |
(54)2005/09/20 02:55:08 |
お嬢様 ヘンリエッタ 【堂/外】 [堂の外は庭のような景色が広がっており、陽の光は白と黒の敷石を照らし輝かせていた。くるりと一周して辺りを見回す。桃の木はまだ若木が多く、背丈は自分よりも少し高いといったところであった。視線の先には一本の大樹が生えており、紅姫は心を躍らせながら其れに向かった。] 一度、登ってみたかったですの。 [紅姫は韓紅色の着物の裾をたくし上げ、毬を袂にしまうと、ゆっくりと木に登り始めた。 木に登る様は危なっかしく、何度も脚を踏み外す。綺麗な白い肌は徐々に土で汚れていった。紅姫はそんな事も気にせずに、ただひたすら木の高い処を目指した。] わー。綺麗…。 陽がいつもより近い。 こんな景色、初めて見る…。 [紅姫は木の枝に腰を下ろし、視野に入ってくる景色を眺めていた。 堂の中心には小さな池があった。池には蓮華が咲いており、陽は其の水面を照らしてた。] | |
(73)2005/09/20 07:24:42 |
牧童 トビー 余りにも大きすぎる、絶対に変わることのありえない現実を、年のころ僅か五、六にて受け入れざるをえなくなった彼。 泣き続けながらも、彼が最後に出した結論は… 「いつか…あのじいちゃんを襲った病を治す薬草を見つける…。 それまではもう…泣かない。 正直…泣くのにもう疲れたよ…。何も生まれなかった…。」 「じいちゃん。僕…行くよ。 …本当は行きたくない気持ちもあるんだよ…。 でもね。このままここに居ても…。 僕は…きっとじいちゃんの面影に甘え続けると思う…。 だからこそ…僕は行くよ。 じいちゃんの命を奪った、あの病気を治すまで、戻って来ないつもりだから…。 …待っててね。」 そう独り呟き、彼は住み慣れた小屋を後にした…。 そして、彼は薬師として諸国を旅するようになったのである…。 | |
(75)2005/09/20 07:30:34 |
牧童 トビー (…でね。じいちゃん。 僕…ちょっと気になることを聞いたんだ。 「一条戻り橋」っていう橋が、ここにはあるんだって…。 その橋のうわさを…僕は前の町で、ちょっと耳にしたんだ…。 それを聞いた時。 なんか…居ても立っても居られなくなって、僕はここに来たんだ…。 もしかしたら…そこに何かあるのかもしれない… なんとなく、だけど。そう思ったんだ。そう感じたんだ。 あの先には、僕が探しているものがあるような気がするんだ…。 そう、感じたんだ。 ねえ、じいちゃん。 …感じた事に、理由なんていらないよね…そうだよね…。 お願い、そうと言って欲しいんだ…。) | |
(81)2005/09/20 07:58:43 |
流れ者 ギルバート [うとうととしていた威日呼はが目を覚ました時、既に日は高く、時は昼下がりを過ぎた頃であった。このように長く眠ったのは何時以来であろうか。長旅で溜まった疲れも、幾分癒えたようであった。 見上げると。 樹上にはまだ、枝に身を任せる少女の姿があった。ふと、少女と目が合う。 少女はどこか途方にくれたように威日呼を見詰めた。 「降りられなくなったのか?」 威日呼の問に、少女はこくりと頷づく。 「ふむ……待っていろ。今降ろしてやる。」 何となく、苦笑めいた可笑しさを憶えながら、威日呼はそう云って立ち上がり大樹へと歩み、昇り行く。 思えば……この様に木に昇り降りる事の出来なくなった妹を助け降ろした事が有った。まだ、彼が戦に駆り出されるようになる前の事だ。 樹上にて、少女は如何にも頼りなさげに身を震わせていた。 鳶色の髪、同じ色の瞳が目に留まる。 やはり、決して風貌は似ている訳ではない。だがその雰囲気は、何故か記憶の中にある彼の妹を思い起こさせた。] | |
(87)2005/09/20 15:43:28 |
流れ者 ギルバート [「もう大丈夫だ。ほら、俺の背に掴まれ。」 思い出を胸に浮かべながら、威日呼は笑みを浮かべ少女の頭を撫でてやった。頷いた少女は震える身を威日呼の背に預ける。威日呼は「しっかり掴まっていろよ」と少女に声を掛けると、ゆっくりと大樹を降りて行った。 少女を地面に降ろす。威日呼はそのままへたり込みそうな少女の手を取って支えてやった。 「あ…ありがとうございました。…こちらの御堂の方でいらっしゃいますよね? 昨晩は勝手に上がり込んでしまって申し訳ありませんでした。」 まだ幾分か震えを残したまま、少女は威日呼にそう云った。 「否、俺も昨晩此処に辿り着いただけの者だ。この堂の主が居るのかどうかも解らん。何しろ、此処に来てから見かけた者はそなただけだからな。」 ちらりと堂へと目を遣りながら、「そうなのですか」と少女は云った。] | |
(88)2005/09/20 15:45:07 |
流れ者 ギルバート [「さて……俺は橋の向こうへ戻ろうかと思ってる。ここでこうしておっても鬼の姿も気配も見当たらぬからな。安倍清明邸に行き手掛かりとなる話でも聞ければ良いのだが。お前は如何する? 年端の行かぬ童が一人歩きするものでない。家は都であろう? ついでだ、送ってやろう。」 「いえ…私は…」 威日呼の言葉に、紅姫は何故か云い淀んだ。あまり表情の変わらぬその紅姫の面に、その時だけ、嫌悪とも苦悩とも取れる表情が浮ぶ。年端も行かぬ身でありながら、何やら抱えるものが有るのであろう。 「無理にとは云わん。此処にはそなたに害を成すものも居らぬと思えるしな。安倍清明邸を訪ねた後、もう一度此処に戻ってこよう。」 威日呼はそう云って、紅姫に背を向けると橋へと向かって歩き出す。 「あ…あの…橋まで御一緒させて頂けますでしょうか? 今日は、橋にお唄の上手な子がいるかも知れませんの。」 背中からの声に威日呼は振り返った。そして、ひとつ頷くと再び歩き出す。 そうして、威日呼と紅姫は一条戻り橋へと向った。 この時はまだ、此処が踏み込めば戻れぬ地だという事を*知らぬままに。*] | |
(90)2005/09/20 15:49:17 |
双子 リック ―――ぽたり。ぽたり。 そこは、白黒の世界だった…。 なぜか倒れ伏している漣の目の前で上から雫が滴り落ち、その場に水溜りを作る。 しかし雨が降っている様子は無い。 漣は上を見上げた。 そこには人が立っていた。本当に人だろうか?少し雰囲気が違うようだ。 ―――鬼。 当然、見た事は無い。だがその言葉がすぐに浮かんだ。 まるで誰かが漣の脳に直接語りかけてきているかのようだった。 鬼は人間の頭を掴んで持っていた。 首から下は無い。 先程見た水溜りは、そこから雫が滴り落ちていたのだ。 血という雫が。 鬼は首を無造作に投げ捨てると、丸太のように太い腕を振り下ろした。 漣めがけて…。 漣は、そこで目が醒めた。汗をびっしょりとかきながら…。 | |
(91)2005/09/20 17:29:03 |
お嬢様 ヘンリエッタ [暗い堂に、一つの灯が外から近づいてくる。紅姫は壁に身を預けたまま、無心で其れを見つめていた。 やがて。 その灯は堂の中に入ってき、其の者がはっきりと映し出された。 頭に生える2つの角。 血を思わせるような、赤い瞳。 小さな手から延びる長い爪。 そして。 光る鋭い牙と裂けた大きな口。] 勝ってうれしい 花一匁 負けてくやしい 花一匁 隣のおばさんちょっと来ておくれ 鬼が怖くて行かれません お釜をかぶってちょっと来ておくれ お釜がないので行かれません お布団かぶってちょっと来ておくれ お布団破れて行かれません あの子が欲しい あの子じゃわからん 相談しましょ そうしましょ | |
(94)2005/09/20 21:37:52 |
学生 ラッセル [手入れが全くされていない荒れた『村』の中、昔、預けていられていた時の修験の経験を生かし、羅刹は役立ちそうな物を見付けてゆく。 栗子(くり。)、胡頽子(もろない。)、梨子(なし。)、棗(なつめ。)石榴(ざくろ。)…探せばもっと食べられる物があるかもしれない。] 。o O(彼岸花……?!) [その赤にはっとして目をやると、眼前に一面の彼岸花。 その、おぞましいまでの数。 毒を持ちながら、それが食べられる事を羅刹は知っていた。 いや、高貴な生まれでない物は皆知っていただろう。それはいつかくる飢饉の為にわざわざ植えられた物だ。 毒を持つ為に、本当に最後の最後の食べ物。それを食べれば、後は人の肉。 何故その花が死人花、地獄花、捨て子花、曼珠沙華(まんじゅしゃげ。天井の花の意。)と呼ばれて嫌われているか……。] | |
(102)2005/09/20 23:05:41 |
流れ者 ギルバート [橋へと戻る道すがら、威日呼は紅姫から夢の話を聞いていた。] ――ふむ。その歌の上手な童とやらは、噂に上っていた鬼の童子とやらかも知れん。其れが何故、お前の夢に現れたかは解らぬが…… ただ、その童子が真に鬼の子であるなら……其れを討たんとする者も現れるやも知れんな。 そう、鬼は……真にこの世に在る者だ。 [言葉を交わしながら、二人は橋の袂に辿り着く] 童の姿もなければ、歌も聞こえんな。 さて、俺は一度此処を去る。家には戻らぬのであれば、あの堂で待っておると良い。 とは言えど……口にする物とて何も無いか。そうだな、これでも持って行くが良い。幾らかは腹の足しにはなるだろう。 [ 威日呼はそう云って、紅姫に懐の隠しから取り出した干し柿を渡した。 ――と、そんな時。 橋の向こうから、声が聞こえて来る。 その歌声を聞くや、紅姫は身を弾ませ橋を渡って行った。 ――否、渡ろうとした。 だが、一体如何なるからくりであろうか、幾ら歩を進めど、紅姫の身は橋の半ば迄さえ届かぬ処より進む事は無かった。] | |
(106)2005/09/21 00:58:52 |
流れ者 ギルバート ――これは一体? 此処は……既に異界と化していたか!? ……なるほど、ならば、人っ子一人居らぬ事も頷ける。 [威日呼はゆっくりと紅姫の下へ歩くと、その肩に手を置いた。はっと振り返った紅姫の目に入ったのは、あれ程駆けたにも関わらず然程離れて居らぬ橋の袂だった。] どうやら……戻る事は叶わぬらしい。 あの堂へ戻ってみよう。目立つ場所だ。お前が会ったという者達も訪れるやも知れぬ。その者らが何やら知っておるかも知れぬしな。それに、雨風や夜も凌げよう。 [威日呼は己の顔を見上げる紅姫にそう云うと、紅姫を伴ない堂へと向った。 ――その背に、何処か悲しげな響きの歌声を*聞きながら。*] | |
(107)2005/09/21 00:59:17 |
修道女 ステラ [一条戻り橋の東の袂…そこには年経た柳が植わっていた。 その枝が、折からの風に僅かに揺れ、いつ架けられたのかすらも解らない橋に、 幾筋もの影を落としている。 そして、その場所には、いつ姿を現したのであろうか… 一人の比丘尼が安倍清明邸の方(かた)を 懐かしげな瞳(め)で眺めながら、音もなく立っていた] 清明さま…お懐かしゅうございますな… 身罷られし後も…まだ、そのお力はご健在であらせられる… 私を、枯れぬ花と…そう呼ばれたあなたさま… あなたさまの面影にお逢いできるかと、今宵はこうしてここまで参りました。 [そう呟いて微笑み、ふと、橋の方を見やる] …わたくしが、あなたさまにお逢いしたのは、何時のことでございましょう… 椿を植え、丹生(にう)という名を追いながら諸国を回るうち… お噂を…幾度も、耳にすることができました… そして、あなたさまがこの世を去られ… 私が近江へと戻りしころ…この橋に、女童の鬼が…と、風の便りに。 生前、あなたさまが…封じし鬼… それらが呪を解きてこの都に……と。 …そのようなことは、けっして… けっしてあってはならぬこと。 …それがまことか、この目でたしかめとうございます。 [僅かに欠けた月灯りの下(もと)… 橋の上から、微かに、女童の声で童唄が聞こえる…] …ああ…今宵も唄が……… そして、この橋の向うは… あなたさまの封じし幽冥の世界… 私も、参ります…清明さま… [決意に満ちた、しかし静かな声で告げると、 比丘尼は一条戻り橋へと足を踏み入れた] | |
(141)2005/09/21 03:04:24 |