人狼審問

・・・・・
[俺は宿のベットの上で膝を抱えながら、からっぽになった鉄の籠を見つめていた。]

ハッキング…もとの世界に戻れないのか…

[俺は、昨日の出来事を思い出す。頭響き渡る声、それと同時に籠の中のぶち猫が暴れ出した。
慌てて籠をあけたが、猫は外に出てくることなく、そのまま姿を消した。俺を見て何か不満げに鳴きながら…。

残ったのは、からっぽになった鉄の籠。

何か大事な物が失われた気がして、俺はそのからっぽの籠を見つめていた。]

せっかく買ったのに無駄になっちまったな…
[そうつぶやいた物の、なぜか籠を捨てる気にはなれない。]

このまま持ち歩くか…あの猫がまた戻ってきた時のために。

[何の意味があるのかわからない、けれど俺はその籠を捨てず、持ち歩く事に決めた。]

[馬場明子は、ただ眠りつづけていた。
　その姿はまるで「死」そのものを表現しているかのようであった]

―宿屋―

[トビーはまだ眠っていた。ヘンリエッタを宿屋まで運んだあと大きな疲労を感じ、やっとやっと装備を外しただけでベッドに身体を投げ出してから、まだ目を覚まさない]

[女神像の前で目を覚ます]

ちぃ、なんだってんだ。突然身体が痺れたと思ったら、まったく動かなくなっちまってそのまま意識も飛んじまって。いったい俺はどうなっていたんだ？

[身体を確かめあたりを見回す]

ふう、とりあえずなんともないようだな。装備もちゃんともってる。
っていうか、まだLIBERTYの中ってことか。。。やっぱりアレは夢じゃなかったのかよ。

しかし、いったいなんなんだ。あの痺れもあいつら、なんだったかな、「JIN-RO」とかって奴らの仕業なのか？ようは、いつでも好きなようにできるってことかよ。

ふん、いいさ、わかったよ。あんたらのルールでやってやるよ。
どうやらそうするしかないみたいだからな。

......うっ...くっ......。

[眠っているトビーの眉間にしわが寄る]

とりあえず昨日の連中と合流しておくのがよさそうだな。
あの中に敵がいるとしても、近くにいて動向をみていたほうが、探しやすいしな。

それに、なんだか、何もしてないのにやけに疲れてるし。
しばらく休んでまずは体力回復といくか。

[ハーヴェイは宿屋に向かって歩き出した]

[トビーは目を覚ました。汗をびっしょりかいている]

……。

[トビーはお腹の中から静かに息を吐き出すと、ゆっくりと上体を持ち上げた。視界に映る風景はコンピュータによって作り出された仮想世界。中世風の宿屋の一室だ]

[トビーは再びベッドへ上体を下ろすと、安心したように大きく息をついた]

いや、ほっとしてちゃいけないな。悪夢は続いているんだ。

不自由がこの世界を覆ってしまった。“LIBERTY”は自由をもたらすための物なのに……。

―西区:宿屋―
ココは・・・
・・・
そうか・・・LIBERTYの中だったな・・・

[ヒューバートは荷物を装備し　宿屋の入り口に行った]

NPCはやはり居ない・・・
昨日の事は・・・夢では･･･無い・・・

[ヒューバートは暫くNPCが居たはずの空間を見つめると外の方へ向かった]

とりあえずトビーが起きるまで酒場から酒でも持ってこよう・・・

[ヒューバートは酒場へ向かった]

―西区:酒場―
[ヒューバートはカウンターを漁っている]

酒は消えてないな・・・
味はしないらしいが気は紛れるさ・・・

[ヒューバートはブランデーとグラスを見つけるとそれを持って宿屋のほうに向かった]
[宿屋の入り口の広間の一角のテーブルに腰掛け、ロックを作り飲み始めた]

・・・味はないが冷たいって感覚はあるのか・・・
気を紛らわすには丁度いい・・・

[ヒューバートは酒を飲みながら何か考え事をし始めた]

【都会の喧騒の中を歩いている。109の文字が見えるってことは、ここは渋谷か。ふと隣を見ると、ケイコが歩いていた。手を繋いで一緒に歩いている。そこで俺は、これが夢だと言う事に気付いた。ケイコがいたからじゃない。手のひらの感覚が無いからだ。夢か。すると俺のリアルは、どこにあるんだ？】 ……。 [ベッドの上でめを醒ました]

―西区・宿屋―

[シーツをダガーで細く切り、幾つか束ねてロープ状にする。]
それを鉄の籠の取っ手に結びつけ、肩にかけることにした。]

俺、なにやってんだろ…でもこれで、持ち運びが楽になるな。
[俺は鉄の籠を肩に下げると、外にでる事にした。]

[西区宿屋、ベッドの中。]

[ぐっすりと眠っていたが、ふと目を覚ます]

[目覚めたものの、ベッドの中で、そのままの姿勢でぼんやりとしている]

[突然、涙が目に溢れ、頬を伝って流れ落ちた]

[高志は現実世界で目を覚まし、今までの仕様書を読み返していた]

・・・・・・ 血液、か。
それにハッキング。


このテストが開始された時点で、既にＬＩＢＥＲＴＹはJIN-ROHとやらの手に落ちていたという事なのか。

それとも、このテストプレイが開始される前に、誰かがすでにシステムの中に仕掛けていたという事か？


どちらにしても相当腕の立つハッカーである事に変わりは無い。
こりゃセキュリティーチームは全員休日出勤確定だな。

[ふっ、と肩で息を漏らす]

[涙をぬぐい、目を閉じて手で顔を覆う]0

涙……？

どうして……。

[ため息をつく]

きっと、予想以上に、混乱しているのね。わたしは。

[既に会社の指示で、明子と中井には医療班が付き、点滴が開始されている。
馬場および中井の生命反応は正常という事だが、明子の脳波には乱れが若干出ていると報告を受けた。高志は新ＶＲシステムの筐体に横たわる明子の姿を見て、息が詰まる感覚に見舞われた]

・・・・・・ 俺は何て事をしてしまったんだ。
わざわざ明子にサブを頼まなければこんな事にはならなかった。

[昨夜のショッキングな光景と、テスターの文句が頭にこびりついて離れない]

思えば新婚旅行も満足に行かせてやれない。会う約束すら守れない。家に帰ればＬＩＢＥＲＴＹの話しかしてなかったな。

挙句の果てに俺のＬＩＢＥＲＴＹで意識不明の重体か。



・・・・・・俺は馬鹿だ。

[手元にあった旧ＶＲのヘルメットを衝動的に壁に投げつけようとしたが、思いとどまり、それをじっと見つめた]

今はこれだけが頼りか。俺と明子をつなぐ、唯一の端末ＶＲ。

【ここはどこだ。手のひらの感覚は……ある。だが、この手は俺の手じゃない……グレンだ。LIBERTYという世界の人間だ。少なくとも、さっきの夢と比べたら、ここがリアルだ。そして現状は……[左手のコンソールをいじる]……ログアウトできない。オーケー、認めよう。ここはJIN-ROの世界ってことを。】

―宿屋― 【で、だ。すると昨日のドタバタが、やっと飲み込めてきた。俺が勘違いしていたのは、死、の概念か。所詮ゲームだからと思うからこそドラゴンと戦う訳で、ここがリアルなら、ここでの死は、そのまま死を意味するって事か。】

【この世界での死……ゲームなればこそ、謝ることもできるんだが……】[ベッドの脇に立掛けてあるライフルを見て、ため息をつく] ふー……。【例えば、これをトビーに向けて引金を引く。バン。死ぬ。この世界で死ぬ。そしてここがリアルだ。すると俺は人殺しか……引金なんか引けねぇだろ……何か腹が立ってきたな。昨日トビーが憤慨してたけど、俺の理由とは違いそうだな。】

ま、ログアウトが出来るようになれば、杞憂か。[*ベッドに寝転んだ*]

［のそりとベッドから起き出して、あくびをする。まわりを見回し、ゲームの世界だと確認するとため息をついた］

あーあ。本気で一夜明けちまったねぇ。
オレは無職だからいいけど、他の奴らは大丈夫なんかね。

まーいいや。オレには関係ねー。

［ケネスは部屋を出て、宿屋の階段を下りながら考える］

【まー、なんだ。この世界で死ぬと、本気で死ぬことになるのかね。ホントの身体が傷つくわけじゃねぇし、大丈夫なんじゃねぇの？】
【……てぇ、楽観視してもいられねぇか。オレより遙かに詳しい他の奴らがそう思ってるなら、そうなるんだよな。っけ】

［宿屋の店員が居ないことを確認すると、外へ出る］

［あてもなく街をうろつきながらぼやく］

ホントに人っ子一人いねぇな。気味悪りぃ。
どうすっかねぇ。宿に戻れば他の奴らと話しもできるんだろうが……あー、そうだな。その前に散歩がてら、バケモンどももいなくなったかどうか見に行くか。

［そう思いついて、昨日のヒューバートを思い出す］

……まあ、何だ。攻撃されると痛くなってる見てぇだし、バケモンどもがいたら、さっさと逃げるってことで。

［*ケネスはそう言うと、西門へと足を向けた*］

―中央区・噴水前―

[歩き回った俺は、鉄の籠を置いて座り込む。]

あちこち回ってみたが、テスター以外のキャラは皆消えてるみたいだな。小鳥のさえずりすら聞こえない…。

[喋るのをもやめると、水を打ったような静けさが訪れる。それが嫌で、俺はあえて声を出していた。]

殺し合い…この世界で死んだらどうなるんだ…？

[普通なら何の問題もなく、生き返るなり、元世界に戻るなりできるだろう。だが、今はどうなるかわからない。
山岳地帯で足を滑らせ、岩に手をついたとき、思った以上に痛覚が来たのが気になった。
俺は、剣を抜いてじっと見てみる。]

JIN−RHOを見つけるために、これを刺せと言うのか？あの人たちに…。いや、そもそも本当に俺たちの中にいるのだろうか。
[そんな疑問すらわいて来る。]

人に剣を振るいたくないな…
[強くそう思う。俺は外の誰かがなんとかしてくれるのではないかと、そんな淡い期待に胸に抱いた。]

[足を曲げてみる]

ちゃんと動く…よな？
ふー、帰ったところでベットの上か…ならこちらの方が…いや、何考えてるんだ！

[俺は軽く頭を振った。この静けさがいけないのだろうか、余計な事ばかり頭に浮かぶ。
ふと、からっぽの鉄籠に目を移す。格子扉の奥に薄暗い空間が広がっていた。]

戻るか…

[俺は再び鉄の籠を肩にかけると、*一旦宿に戻る事にした。*]

[今度は夢も見なかったようだ]

ふー。酒でも飲みにいくかな。

[宿屋のホールの一角で酒を飲んでいるヒューバートを見つける]

お。やってるな。俺もいいか？

[声だけかけると向かいに座り、グラスを借りて一気に飲み干した]

[ヒューバートはグレンに気がついた]

ああ、こんな時だ　酒でも飲んで気を紛らわすのも良いだろう
存分にやってくれ

[そういうとヒューバートはもう一個グラスを出し注ぎ始めた]

[意を決したように話始める]

俺なりに状況を考えてみたんだ。

昨日の言葉を信じるなら、ＪＩＮ−ＲＯとやらが俺らを殺しに来るんだろ？
んで俺らはそれを退治するって事だろ？

で、だ。
俺たちの死体も、モンスターと同じように消えちまうのかな。消えないなら、銃弾の跡が見つかれば、俺かお前が犯人だ。消えちまうなら、銃声が聞こえたら俺とお前が犯人に思われるだろう。

俺かお前が死んだ後は、銃声だけで犯人扱いかもしれない。

どう思う？

[さらに一気に酒を煽った]

ああ、これはあくまでも、襲われた場合での話しだ。

そもそも誰が　ＪＩＮ−ＲＯ　だなんて判るものなら、俺かお前がいれば十分だと思ってる。俺たちは不意さえうたれたり、接近さえされなければ、負けないだろ。

例えばこの状況で、いきなり刺されるとかな。

[グラスを回しながら、不敵に笑っている]

……なんか、うまく言えないな。

うーん。

[酒を呑みながら*考え事をしている*]

[ヒューバートはグレンの話を黙って聞いている]

ふむ・・・
死体が残るか否か・・・か
グレンもモンスターを倒したみたいだが　モンスターが光になって消えたよな？
これは旧LIBERTYでも一緒なんだ
そして、旧LIBERTYではPKゾーンで死んだプレイヤーも即座に光になり消え、セーブポイントに送還される
もしPKシステムも旧LIBERTYの物をベースにしているとしたらコレがそのまま適応されるんじゃないだろうか？

[ヒューバートは一息つき酒を飲んだ]

しかし　この問題はGMに聞けば明確な答えが聞けそうだな
元々PK機能がついていたらしいし、死体が残るか否かぐらいはわかるだろう・・・　

銃声だけで犯人・・・
確かにそう思われる可能性は高いな
だが・・・相手はこんな大規模なハッキングまで出来る奴だ
意図的にPKした後に銃声を流したり、装備制限を解除し銃を装備したりする可能性もあるな･･･
JIN-ROHの目的が俺らを混乱させ　互いに殺し合いをさせその様子を楽しむ事にあるなら･･･
その程度の事は容易にするだろう。

結局現状　何の情報も無い俺たちはJIN-ROHとやらの手のひらで踊るしかないのかもな･･･
[自嘲気味に笑うとヒューバートは酒を一気に飲み干した]

[アーノルドが高志不在のまま無反応で隣に立ち尽くしている最中、ベッドに横たわっているデボラの体が透明になっていく。

そして、最後にまばゆい光を放ちながら、デボラの体は消滅した]

―西区：宿屋―

[目を覚ます。寝覚めはよかったが、どれだけ寝たのかは分からなかった。
ベッドは適度な柔らかさで、寝心地もよかった・・・かな、とギルバートは思う。]

あぁ・・・昨日のが夢だったらよかった、かな・・・。
いや、そうだとしたら俺の頭の中はどうなってるんだって話か。
もっと差し迫った事を考えないとな。

・・・しかし、頭が働かないな。
寝起きは駄目か。全く・・・こんなリアルさはいらないって言ってるのにな。

[ゆっくりと体を持ち上げる。
両手を膝に叩き付けるようにして立ち上がる。
力を入れないと立っていられるか、不安だった。
ベッドの脇に脱ぎ捨てたジャケットを羽織り、キャップを無造作にポケットに突っ込む。
窓の外をちらりと確認して、昨日と状況が変わっていないことを確認する。
誰の姿も・・・見えない。]

[コーヒーを飲みながらあたりを見回す。アーノルドの書斎とは違い、多数のサーバーラックが建ち並ぶ、色気のない会社の一室である。

透明なパーティションで区切られた隣の部屋には、幾つかのカプセル（悪い言い方をすると棺桶）が置いてある。新VRシステム端末だ。明子も中井もその一つに身をゆだねているが、今は救護班に囲まれている。

自分の目の前には、フィードバックシステム採用前のヘルメット方の旧式VRがある。これが今のアーノルドとなる]

[ニーナは中央区にたどり着いた]

あれだね…野宿じゃステータス回復しないシステムなんだね。

ふはぁ、足が棒のようだよ…ようやく見慣れた風景に戻ってきたね…

[女神像に張り付けられたメモを見る]

…ログアウト禁止？

そこなんだよ、ヒューバート。JIN-ROは、ゲームとはっきり言ってたよな？ 俺たちを殺すだけなら簡単だったはずなんだ。これだけの事を出来るんだからよ。 って事はだ。奴らのルールかもしれないが、奴らもそこから外れる事はない。外れたらそれは、ゲームにならないからだ。

[西区、宿屋。ベッドの上。]

[目を覚ます。先ほどとは違う、しっかりとした覚醒だ]

……。

[身体をベッドから起こし、軽く伸びをしてから手早く着替え始める]

[ギルバートは扉の前で少し躊躇して、しかしゆっくりと外へ出た。
懐から煙草の箱を取り出す。]

誰もいないな・・・。
皆思い思いの場所に引きこもってるのか、それともどこかに寄り集ってるのか・・・。
そうだな、人の集まっていそうな所へ行ってみるか。
恐らく・・・まだトチ狂っちまった奴はいないだろう。

[宿屋を出たところで煙草に火を点け、深く吸い込む。]

・・・よし。

まずは・・・近いし、酒場かな。

―現実世界：CCE社ラボ―
[畑山がコーヒーを飲んで休憩していると、部下の武居が慌てて駆け寄ってくる]


『たっ、大変です！！
　デボラが・・・・・・消滅しました！！ 』

[その言葉に、手に持っていたコーヒーを地面に落とした]

なんだと！？

[慌てて旧VR端末の前に座ってヘルメットを被り、再度LIBERTYの世界へと戻る]

─西区　宿屋─
[メイは目を醒まし、見慣れない天井をぼんやりと見上げた。]

……あれ？
そっか、ここは宿屋の中。
私は…まだ、LIBERTYの中にいるんだわ。

[ふと、金属製の胸当てが苦しい事に気がついて、天井を見上げたまま背中に手を回して金具をそっと緩める。メイは軽くのびをしてから、決意したように左手のパネルを確認したが、そこにはなんのインフォメーションも浮かんではいなかった。]

infoはまだナシ…か。
そんなに簡単に解決するようなトラブルじゃないってこと…だよね。こんな事になるなんて思いもよらなかったなあ。

[メイは小さく不安そうに溜め息をついて、ウィンドウをステータス画面に切り替えた。]

…ん。MPは回復してるわ。
昨日の呪文を唱えた後の疲労感も今はないみたいだし、これは宿屋で眠ればHPも回復するってことなのかなぁ。

[メイはウィンドウを閉じると、両手を瞼に当てて再び目をつぶった。]

[宿屋の方を振り返る。
街は静かだった・・・静か過ぎるほどに。

ふと気付くと、煙草は根元まで無くなりかけている。
・・・熱い。

一つ舌打ちして、地面に投げ捨て、踏みにじる。

そのまま歩き出そうとしたが、ため息を一つ吐いて吸殻を拾い上げると、懐にしまった。]

って事で、俺はお前を守る。俺自身のためにだ。銃声の分散をさせてもらおうと思ってよ。 [ニッと、今度は人なつっこい笑みを見せた]

[身支度を整えながら考えている]

ここは、ゲームの中。仮想現実。
ハッキングされ、リアルな感覚……「痛み」「苦痛」を伴う、仮想世界。

[ため息をつく]

……まだ、昨日の問題は、解決していないのかしら。

―村：南区：アーノルド邸―
[LIBERTYに戻ってきたが、すぐ目の前のベッドで寝ていた筈のデボラが消えている]

・・・・・・ 明子？
何処に行ったんだ、明子！

[混乱し、アーノルド邸の外へとデボラを探しに飛び出た。中央区に向かっているようだ]

[目が覚めると、そこはいつもとは違う空間だった]

ふう。やっぱりログアウトは出来てないか。
万が一にも寝てる間にって思ったけどな。
まー、しょーがないか。いつまでもグチグチいってもしかたない。
とりあえず、他の人たちと会わないと話しにならないな。

[ハーヴェイは宿屋を出て中央区、女神像へと歩を進めた]

―西区：酒場前―

[酒場の前に立つ。]

【・・・話し声が・・・聴こえるな。
誰だ・・・？
多分、男。】

[ギルバートは、躊躇したが、意を決したように酒場の扉を開けた。]

─西区　宿屋─
［ごく当たり前のように目を覚ますとベッドの上から起き上がった。
そして自分の身の回りを確認しはじめた］
状況は昨日のままだな、当たり前といえば当たり前だが。
しかしテスターの中の特定の人間を探せ、とはな…。
下手をすれば無差別にＰＫするしかないのかもしれんな。
厄介なことだ…さて、これからどうしたものか…

［そうつぶやくと外していた装備を身につけ、宿屋の外に出た］
さて、どこに向かおうか…。

[宿屋の外へ出る]

……静かね。NPCが居ない。
残されているのは、わたしたち、だけ。
そして、その中に、確実に、わたし達に悪意を持つ'JIN-RO'が、存在する……。

[思案しながら酒場へ向う]

ルール・・・か、しかしJIN-ROHが自分の言葉で説明したルールは

奴の仲間全員を殺したら俺達の勝ち

そして奴等も毎日一人　自分達の手でも殺して行く・・・

だけというの不安だな･･･おかしな話だが　JIN-ROHとやらのゲーマーとしての良心に期待するしかない・・・と言う事かな?
[ヒューバートは酒を飲みながらグレンに笑った]

―西区・宿屋の一室―
[ベッドで眠るヘンリエッタを見つめつつ、呟いた]

接続テストどころじゃなくなっちゃったよね、本当…。
これから何が起きるのか、どうすればこの事態を解決できるのかな…。

もし社内にスパイが居るとしたら、外部からの支援もあまり期待は出来ない、かな。せめてハッカー達が何人いるかだけでもわかればいいんだけど。

……ログインサーバーに接続して情報を呼び出せれば……？
……畑山さんなら、何かツールを組んでるかもしれない。探しに行ってみよう。

[さらに一気に飲み干し、また注ぎ足している] 変か？ 別に、つるもうとか、背中を預けるって言ってる訳じゃないんだ。

―西区：酒場―

[酒場の隅に男が二人体を縮めるように話している。
落ち着いた雰囲気。いい緊張感がある。
話している内容までは聞き取れない。]

(少し大きな声で)あんたらか・・・。
まぁ、酒場が好きそうな二人ではありますか。

[少し笑う。]

私もいいですか。
その深刻そうな顔してする話に混ぜてもらっても・・・？

[静かに酒場の扉を開ける]

[酒を飲むグレンとヒュー、そして、その傍に立っているギルの姿を見つけ、近づく]

……こんにちは。ご一緒しても、良いかしら。

[顔色はやや青く、緊張している様子が伺える]

―西区・中央区へのポータル―
[ポータルに入っていくハーヴェイの姿を目にした]

【あれは…ハーヴェイさん、か。
畑山さん、広場に居なければ、まだアーノルド邸なのかも？】

[そう思いつつポータルを抜け、中央区へ移動した]

[宿屋のほうから歩いてくるソフィーに気がつく]

よお、良く眠れた？
ＶＲといっても眠ると疲れがとれるっていうのも、なんかおかしいよな。
実際の俺たちは今も起きてる状態なんだろ？
まったく、どうなっちまってるんだかな。

よぅ、ギルバート、ローズマリー。来い来い。身体の痛みは僧侶に、心の痛みは、こいつでな。 [グラスを掲げて見せた]

こんにちは、ハーヴェイさん。

うーん、そうですねー。リアルの方ではきっと今もテスター用のチェアに腰掛けてるんでしょうね。ベッドか何かに寝かされてるかも知れないですけど(苦笑)

それで、これからいくつか調べてみたいことがあるんです。今ログインしてる人って、16人…ですよね？

そういえば…昨日の夜、そんな夢を見た気もするね。

なんだっけな…じんろう？じんろうがでてきて云々って…

あれか、新しいイベントか？にしてはログアウト禁止ってやりすぎだよね。
とりあえず人のいるところへ向かおう…

みんな、きっとポーションもらいに道具屋行ってるだろうし
東区に行けば誰かに会えるだろうね。

[ニーナは西へと向かった]

―西区・宿屋の一室―

[トビーの目にようやく光が灯った]

……ずいぶん長い間ぼうっとしてたなあ。

[ようやく身体を起こして、装備を身につけ始めた]

[ヒューバートはグレンの言葉を聞いて悩んでいる]
ふむ・・・守る・・・とは具体的にどうしようと言うんだ？
銃声の分散は確かに必要かもしれない
だがそれはむしろ我々は固まらずに別々に動いて　自分の命だけは確実に守り抜く　そうした方が良いようにも思えるんだが･･･

[そう言った所でギルバートとローズマリーに気付いた]

む、君達か・・・
まぁ一杯やろうじゃないか・・・気分だけでも気は紛れるぞ?

―西区：酒場前―

［きょろきょろとまわりを見回しながら、歩いている］

【だーれもいねぇな。外にもバケモノはいなかったし、一応見てきたがあのでっけぇドラゴンまで影も形もなかった。
ま、確認できただけよしとすっか。他の奴らはどこにいるのかね……ん？】

［酒場から漏れてくる話し声に気づき、足を止める］

ここに集まってるのか……酒場、ねぇ。オレは酒がきらいなんだが……あ、でも味も匂いもねぇのか。
ま、行くか。

［酒場のドアを開け、中に入る］

[グレンとヒューを見て微笑む]

じゃあ、遠慮なく、混ざらせてもらうわ。

[グレンの隣に座り、グラスに酒を注いで飲み顔をしかめて]

本当に、雰囲気だけのもののようね……。

[苦笑する]

[ギルバートは、ゆっくりと二人に近付く。]

あぁ・・・いいかも、しれない。
私にももらえますか。

[グラスを取り出し、グレンの隣に座る。
・・・ゆっくりと、周りの三人の様子を伺う。
ローズマリーは少し不安定なようだった。
グレンとヒューバートの表情は、微笑に隠れて読めない。]

・・・あぁ、挨拶がまだですね。お早うございます。

さて、何の話をしてたんですか？

・・・私達は、これからどうすればいいと思います？

【ふむ、そろそろ皆起きだして来たようだな・・・
　　となるとトビーもそろそろ起きているだろうか？】

[ヒューバートはグラスを置き立ち上がった]

皆も酒場に集まりだしたようだし、宿屋の様子を見てくるよ起きてる奴には酒場に集まれと声をかけた方が良いだろう。

―村：中央区：女神像前―

[明子の行方に心当たりも無く、武居の”消滅した”という台詞が頭をよぎる。突然力が抜け、噴水に腰掛け頭を垂れる]


どこにいるんだ、返事をしてくれ・・・・・・

―西区:宿屋2F廊下―
さて・・・昨晩トビーが入って行った部屋はココだったな・・・

[ヒューバートはドアをノックした]

トビーいるか？

[ヒューを見送ってから、ギルへ向き直り]

これから……これから。そうね……。

[考えを巡らすように視線を宙にさ迷わせながら]

昨日、説明責任を追及した際の、GMの態度。
誠実さの見られない、私たちへのおざなりな説明。

昨日のような対応の仕方が、この'LIBERTY'の責任者たるGMに見られたことを考えると……CCEの企業体質は、ある程度推測できるわ。外部で事態が好転している可能性は低い、と言える。もしも、ハッカーがそれなりに有能であれば……最悪の事態、をも、考えて動いた方が良いかもしれない……。

では、ここで言う「最悪の事態」とは、何なのかしら？

[自らの問いについて少し考え、苦笑する]

[システムから、ログイン者リストを呼び出した]

……あ、れ？
リストに、誰の名前も無い……これって……その情報まで制限されてるって、いうこと……？

いるよ。

[トビーは鍵を開けて扉を開いた]

ああ、……ヒューバートか。

―西区・宿屋―

そろそろテスター人たちが起き出す時間かな。
[なんにせよ、もう少し皆と会話がしたい。俺はそう思った。籠を肩にかけて身を起こす。]

さて行くか。

ああ、いたかトビー
すこし2人で話がしたい　中に入ってもいいか？

構わないよ。どうぞ入って。

[トビーはヒューバートを部屋に招き入れた]

［酒場に入ると、ローズマリー、グレン、ギルバートが話していた］
［近寄り、声をかける］

よう。やっぱ集まってるな。
オレも一緒に席に着いていいかい？

[扉を開けると、ヒューさんの姿が目に入る。ドアをノックしてるようだった。]

あれ、ヒューさんじゃないですか。ここで何を？

本当？

[自分のシステムインフォを呼び出してみる]

だめだ。こっちも見えない。
いったいぜんたい、誰がいるんだ？

―中央区・広場―
【うぅん……困ったな。畑山さん、居ないかな…】

[悩みつつ周囲を確認し、アーノルドの姿を見つけた]

は……っと、アーノルド！

[声をかけて、小走りに近寄った]

まあ、ここにいても始まらないな。
冒険の基本は宿屋での情報収集だ。
俺はこれから宿屋に誰かいないか行ってみようと思うが、よかったらソフィーも一緒に行かないか？

さて……内緒話かい？　愛の告白ならごめんだよ。ぼくはノーマルだからね。

ん？気づかずに行ってしまった。あそこは誰の部屋なんだろう。…まあ、いいか。

っと、アーノルドがいるじゃないか。

[ソフィーの声に気が付く]

・・・・・・ 中井、か？

[ハーヴェイに振り向いて答えた]

そうなのよね…。徒に可能性を増やすのもどうかと思うんだけど、もし、テスターとして選ばれた以外のhitが居るとしたら…まだ誰も、その人のことを知らないかもしれない、って場合がありえるのよ……。

あの“声”が言ってた内容からは、その線は薄い気もするんだけど、ね。

[ヒューバートはトビーの前に座ると口を開いた]

トビー・・・いやルールとルールの隙間を飛び回る「月兎」ことLUNATICと呼んだ方が良いかな･･･？
旧LIBERTYでのキャラはペーター・・・
LIBERTYではβ初期から参加している古参プレイヤー・・・
口癖は「労働力」

やっと思い出したよ　お前の喋り方・・・何処かで聞いたことがあると思っていたんだ・・・

他者からの受動的な行為を考察しても仕方ない。
自分達が能動的に何をするか。

私たちは「中」にいます。「外」のことを気にして、何かできますか。
クラッカーの意図？
知りませんし、分かりませんよ・・・そんなことは。
クラッカーがこれからどう動くか？
それを考えるには情報が少なすぎます。

最悪の事態は、私達が無差別に「殺し合う」こと。
冷静に動けとは言いませんが・・・。

【俺は、時間を稼ぎたいんだ・・・。
「上」にいる連中しか俺達を救えはしない。
CCEがどうとか、ここで文句言ったってどうにもならない。
彼等しか俺達を救えないんだ。
だったら、そのために俺達がどうするか？
それを考えないといけない。

それには・・・ただひたすら、長く生きることだ。】

[デボラが発した犯行声明を、正確に思い出そうと努める。]

『この世界にも「死」は必要だ。』たしか、そう言っていた。そうよね。

ハッキングされる前の世界にも、この`LIBERTY`において定義される「死」は存在したのよね？　わたしは、このゲームについて、まだ良く理解できていないのだけれど。

おそらく、ハッキング前には無かったような類の「死」を、「彼ら」が持ち込んだ……その上で、わたしたちに、お互いを殺し合わせようとしている。「彼ら」の言葉からは、そう読み取れるわね。

……では、「彼ら」の言う「死」とは、一体何なのかしら？

[誰に言うとも無く、呟いている]

俺がわからないか・・・？
お前をPKしたことも、逆にPTを組んで共にPKをした事もあるぞ？

俺の旧LIBERTYでのキャラはディーター・・・
「紅の暴君」なんて呼ぶ奴もいるがな･･･?

ん？ケネス……さん、よろしく。まあ、一緒に飲もう。[グラスに酒を注ぎ渡す]

[トビーはそれにすぐには答えず、しばらくヒューバートの頭上に浮かぶID表示を眺めていた]

ああ、そうだよな。
ただ、NPCまで消せちまう奴らのことだ。たぶん部外者は強制的にログアウトされてると俺は思うよ。

―中央区・広場―
［こっちになら人がいるか、と目星をつけてやってきた。
そこにアーノルド、ソフィー、ハーヴェイがいるのに気がついた］
こんにちは、みなさん。
どうもわからないことばかりでね、アーノルド、君がいるのならちょうどいい。
私も話を聞かせてもらいたいね。

−西区　宿屋−

うーん？
あれ……？ここどこ？

―中央区・女神像前―

アーノルド…、いえ、畑山さん。
現在のログイン者リストが表示できなくなってるんです。ハッカーたちがブロックしてるのかも…。
畑山さんの方から確認することって、出来ませんか？

[ギルの言葉を聞き、挑むような視線を投げかける]

「冷静に動けとは言いませんが」……？

何故あなたは、『冷静に動きましょう』と、そうはっきりと言わないのかしら？
ふふっ。

[挑戦的な笑みを浮かべる]

[コーネリアスの声に力なく振り向く]

君は・・・・・・
まあいい。だが今僕に答えられる事は意外と少ない。

それでもいいかい？

そうか、wistariasか……。少し、驚いたよ。まさか君が意気揚々と新LIBERTYのテストに挑んでくるなんてね。CCE社は気にくわないって公言していたじゃないか。

[トビーはからかうような笑みを見せた]

お、コーネリアスも来たね。
とりあえず、みんなでアーノルドを問い詰める。。じゃなかった話を聞こうぜ。

まずは、それからだ。

んー、ギルバートとローズマリーの話だと、俺はギルと似てるかな。今、ここで、出来る事をやる。だ。

おう。グレン。サンキュー。
なに、寂しがり屋でな。ちょっと人の声が恋しかったんだ。

［空いている椅子に座り、中の液体を飲む］

ああ、やっぱ味がねぇな。むしろ好都合だ。オレ、実は酒は飲めねぇんだよ。

ん、かまわんよ。
聞いたことで何がわかるか、それを判断するのはオレ自身だからな…。

［だんだん意識が醒めてくる］

……そう……だっけ……。
ログアウトできないんだよな。

［あたりを見回す。身体に布団が掛けられている。］

……だれか運んできてくれたんだな……ありがたいよ。
おそらく敵じゃあないだろうね。受けた恩は返すよ。

[ヒューバートは自嘲気味に笑った]
流石に俺も　目の前にある「新しいLIBERTYの世界」という餌の前には　CCEに対する黒い感情を引っ込めたってワケさ・・・

だがまぁ　それが逆にまたCCEの無能さを見せ付けられる事になるとは思いもしなかったがな･･･？

さて・・・ココからが本題だ

俺と組まないか？

お前なら知らない仲でもないし、安心して組む事が出来る。
それにお前のLIBERTYの知識は役に立つだろうと思ってな・・・

[ニーナは中央区にたどり着いた]

だから、なんで東に向かって中央に着くんだっつーの！

あ、人がいる…まぁ、結果オーライ、ここは天下の往来だね。

[表情を作り直して]

みなさんこんばんわー

[微笑む。]

(囁くように)
ローズマリー。
あんたになら、分かると思うがね・・・観察者よ。

(普通の声に戻って)
グレン、私にもください。
ケネスさん、どうも。
・・・ヒューバートは、戻って来ませんね。

［テーブルに着いている三人を見回し、そこに見知った顔が居ないのを確認する］

ここに居る面子には、挨拶がまだだったな。オレは……こっちじゃケネスって名だ。どう呼んでくれてもかまわん。

しかし、何やら難しい話してるねぇ。何を話してるんだい？

―中央区―

[俺は宿を出て中央区までやってきた]

あれ？あの人は確かＧＭだよな…事情を聞いてみるか

[グレンに]

「今、ここで、出来る事をやる。」……そうね。ここで出来る事以外に、わたしたちには、何も出来ない。とても、現実的で、建設的な考え方ね。

ここでの「殺し合い」が、現実世界でどのような意味合いを持つものなのか。考えても、おそらく答えは出ないのだから。

……グレン。あなたは……この状況をも、楽しんでいるように見えるわ。きっとあなたは、とても、強いのね。分析など必要とせず、自分の身一つで、全てを乗り越えてきた、そんな人間に見えるわ。

[ニーナに話し掛けられているのにも気が付く]

ああ。

君達にもいい説明が出来ればいいんだが・・・・・・

なるほど、そういう事か。断る理由はないね。

……後ろからズドン、だけはごめんだよ。君の場合冗談にならない。もちろん、ぼくも君の寝首を掻ききる事はしない。

[トビーはヒューバートに右手を差し出した]

何気ない話です。
これからどうするか？それだけ。

何もできませんから・・・今は。

ケネスさん、昨日中央区で見かけた気がしますが・・・挨拶もできずすみませんでした。

まぁ、分かるかとは思いますが・・・私の名はギルバートです。
こんな状況ですが、よろしくお願いします。

えーとアーノルドさんですよね、あとはコーネリアスさん、ニーナさん、ハーヴェイさんかな。

どうも…大変なことになったみたいですね。

お、なんだかみんな集まってきたな。

よお、ニーナ、よろしくな。

ああ、任せな
無論、戦闘面での活躍は任せろ

お前も俺の対人の腕は知ってるだろ?

[そういうとヒューバートはトビーにニヤリと笑い手を握った]

[ケネスに]

ローズマリーよ。よろしく。

【そうか・・・。
ローズマリーは・・・観察と分析を自己の確立のために利用しているのか。
本来の観察者としては、失格だが。
・・・なるほどね。】

[酒を満たしたグラスをあおる。
・・・不思議だ。煙草の時もそうだったが・・・不思議と、充足する。]

えっとぉ？こちらのお髭の方は始めて、ですよね？
ニーナです！よろしくです！

【おっと、違う髭発見！グラフィッカーの趣味だと思ってたよ！】

説明？ってなんですかぁ？

［ヘンリエッタは起きあがって身支度をしている］

……仮想世界だってのになーんかリアルと同じことしてるねえ。

［鏡をのぞき込む］

この顔だと普段の口調はなんかにあわねえな。
できるだけRPの方がよさそうだね。
……まぁ……昨日の話が本当ならそんな余裕もないだろうが。

しかし……旧LIBERTYと同じIDでやってくるなんて感心しないね。君は悪い意味で有名人だよ。君を知ってる人間は君を犯人か、その仲間だと考えるんじゃないかな。

ぼくは今のところ、君を信用してるけどね。君はわざわざこんな大がかりな事をしかけるタイプには思えなかったし。

ふふ……そうか。共犯という線はまだあるんだ。ま、とりあえずは信用するよ。少なくとも全く知らない相手と組むよりはましだ。

コーネリアスさん、はじめまして。昨日、宿屋の辺りにおられませんでした？
私は、一瞬見かけただけなんですけどね。

ソフィーと言います。どうぞ、よろしく。

[ニーナとラッセルを見て、会釈した]
それから、こちらの方々も初めてお会いしますね。
こんな事態になってますけど、協力してなんとか解決しましょう。どうぞよろしくお願いします。

あと、ラッセルか。
俺は戦士だから、何かあったときはまかせてくれ。

まあ、女性を守るのが優先だけどな(笑

ケネス。俺は難しい事は考えてないんだ。この世界が今の俺たちの全てなら、JIN-ROを退治する事が目的だろ？

［ヘンリエッタは身支度を整えて外に出た。］

さて……と
中央区にでも行ってみるか。人が居るかもしれない。

［中央区へ抜けるワープポイントへ歩いていった］

［周りの人間を見渡し、頭上の名前を確認すると口を開いた］
今、ここにいる人間の名前はオレ、アーノルド、ソフィー、ハーヴェイ、ニーナ、ラッセル、であってるな？
単なる確認だ。

とりあえず聞きたいことは４つほどある。
１：ＣＣＥ側スタッフとしてそちらが把握している現状
２：現状に対する対策
３：ローカルネットワークに接続するための端末の所在と使用条件
４：ゲームとしてのＰＫに関するルール

って所だな。
４番に関してはオレはここに来る前の事前説明で聞いていないから、基本的な確認事項になるな。

[ソフィーに会釈して、淡々と]

あ、どうも、ニーナです。

[アーノルド達の方へと向き直り]

で、昨日の夜のウチになにかあったんですかぁ？
あたし、野じゅ…ウトウトしちゃってたからよくわかんないんですー

ふっ、言わせたい奴には言わせれば良いのさ

大体PKが出来る場所でPKされて騒ぐ方の頭がおかしいんだ
[ヒューバートは笑っている]

それに俺はPKは好きだが、違反行為は一切した事が無いしな・・・
これでもクリーンなプレイヤーなんだぜ？
[ヒューバートはおどけて見せた]

しかし・・・盗賊に銃撃手か・・・できれば後一人・・・僧侶が欲しいな
NPCが消えたと言う事はポーションの入手先がなくなったと言う事だ　回復手段はどうしても確保しておきたい･･･

難しいことは考えてない、ねぇ。これからのことなんて、やることは大して多くないだろうが。
まあ、いいさ。

みんなよろしく。
で、よろしくついでに情報だ。今日、オレは西の草原と北の山岳地帯に行ってきた。
まったく敵がいなかったぜ。おそらく、オレら以外は本当に何もない。ＮＰＣも、敵も、何でもない鳥や動物もな。

で、わからねぇんだが……なあ、何で消えたんかな？
邪魔者はいらねぇっつても、ＮＰＣや鳥とかまで消すことはねえだろうよ。

[メイは宿屋のスプリングのきいたベットの上で、手のひらを瞼に乗せたまま横たわっている。]

体の中を通り抜けて行くみたいな、あの昨日の合成音での犯行声明…。「JIN-ROH」がハッカーだっていうのは兎も角として、「JIN-ROH」は一体何を考えていて、どういう人なの？

なぜ、ゲームにリアルな死が必要だなんて…そんな事を考えるんだろう。

リアルな人殺しを楽しむゲームがはじまるなんて言われても……そんなの私は理解出来ないよ。

[メイは目を開き、寝返りを打って横向きに丸くなった。]

コーネリアスさん？【だっけっかな、まいっか】

把握してる現状？ＰＫのルール？

たしか、LIBERTYはＰＫ禁止じゃありませんでしたっけぇ？

あれあれ？やっぱあたしよくわかってないのかもぅ…

−中央区　女神像前−

［ワープポイントを抜けると目の前に美しい女神像が見えた。側の何人か話しているのが見える。］

あれ？あの青い髭は……たしかSUBGM……。
説明会か？

［ヘンリエッタはそちらへ向かって駆けだした。］

おっはよーございますっ！寝坊しちゃいましたごめんなさいっ！
宿に運んでくれたの誰かな？ありがとうございましたー♪

[ふと目をやって、昨日から髪に付けたままだった薄ピンク色の花が、枕元に落ちていることに気づく。枯れもせずにそのまま鮮度を保っている花びらをメイは不思議そうに撫でた。]

昨日NPCの子供がくれたお花……。
これはすごくリアルに出来てるけど、偽物だから枯れない。枯れる仕組みにはなってない。これを私がバラバラにちぎっても、痛みも無ければ悲鳴も上がらない。

あと、もし人を殺してしまったら、殺された人の現実の体がどうなるかも知りたい。これは重要だと思うんだけど。

JIN-ROHを退治、か・・・。
まだ・・・動かない方がいい。
まだ強制ログアウトの確認もしてないし・・・そもそも、実際にクラッカーが紛れ込んでる保障もない気がする。
技術的な話は私には分かりませんが。

ただ・・・皆、警戒はした方がいいかもしれない。
いつ・・・パニックに陥ったプレイヤーが無差別に攻撃を始めないとも限らないことは・・・確かだからな。

僧侶か……コーネリアスとメイが僧侶だったね、確か。声をかけてみるかい？

でも、私たちはこの綺麗なお花とは違って、元々の体があって機械でここに接続してる。

そもそもPKは禁止されてるはずだし、PKをやる人がいたとしても、それは本当に自分も相手も死なないって事があらかじめわかってるから出来る事だと思うのに…。

[向こうからやってくるエッタに気がつく]

お、エッタちゃん、大丈夫かい？
出歩いて平気？

アーノルドが現状について説明してくれるみたいなんだ、一緒に聞こう。

［ため息をつきつつニーナの頭をぽんぽんと押さえた］
うんうん、そう言うだろうとおもったよ。
雰囲気からしてそんな感じだったからな。
だからこんな質問を作ったんだよ。
ほらほら、とりあえずおとなしく話を聞こうな？
［そういうとわしゃわしゃと髪の毛をかき回した］

[ヒューバートは僧侶と口にした後　メイを思い浮かべた]
メイ・・・か。出来れば彼女を引き入れたいな・・・
もし魔法を使いすぎて気絶したとき　女の方が軽いし運びやすいだろう

それに・・・男だけのPTってのもムサすぎるしな

[ヒューバートはフッと笑った]

さて、そろそろ酒場に行くか
数人集まってるからな　今後の事なども話せるだろう

ヒューバート、遅いですね。

少し、様子を見て来ます。
何かあったかもしれない。

[ギルバートはグラスを一気に空けて立ち上がる。]

…ん、ダメだ。
私が１人で何かを考えてもどうなるものでもないよ。
他の人の話を聞きに、出かけた方が絶対前向きだって。

もう、宿にはだれも人がいないのかな？

[メイは鏡で身支度を整え直すと、まずは宿屋の廊下に出てみた。]

[人が集まってきて、説明する言葉を選んでいる]

ＣＣＥは現在このＬＩＢＥＲＴＹに不正アクセスが発生している事を確認している。
但しそのアクセス元は現在解析中だ。
またこのシステムの復旧も誠意的に行っているので、もう少し待って欲しい。

[シャーロットは宿屋で考え込んでいる。］
･･･。
ここでの死は･･･どうなってしまうんだろう？
ログアウト出来ないんだよね？
この姿のまま死んだら･･･。
まさか、廃人になってしまう？
ともあれ、JIN-ROHをみつけないと･･･だめかな。
･･･全員倒すなり,取引なりをして、ここから出られないか･･･よね。とにかく他の人がどういう動きをするのか、見極めないと。
[シャーロットは宿を出て中央区へ向かった。］

エッタちゃん、体調はいかが？
昨夜、運んでくれた人ねー。誰でしょう？

[そういうとヘンリエッタを見つめて微笑んだ]

[ヒューバートは大声を出した]
今宿屋にいて起きているものはとりあえず宿屋に来てくれ！
数人集まっているから今後の事などの相談も出来るだろう！

強い……か。それが心の強さって事なら、俺が歳をくってるだけのことさ。[苦笑しながら、グラスを傾けている]

すまない！酒場の間違えだ！
【ふぅ、こんな間違いをするとは俺も少々気が動転しているかな?】

管理者用インターフェースについての情報は明かせない。その存在の有無もだ。理解して欲しい。

プレイヤー同士の戦闘についてだが、当然行わないで欲しい。
村の外ではパーティ同士の戦闘も想定してプレイヤーキルの制限を今回解除しているが、あのような犯行声明があった以上、挑発に乗るような軽はずみな行為は避けたい。

本当。NPCも全部消えてしまったんだな。参加してるテスターとGM以外人の姿をしているのは居ないってことか。
[自分の姿を見渡して]
･･･こんな格好で死ぬのは流石に嫌だな･･･。

もしかしてエッタお姉ちゃんかな？
なんか柔らかい感じがしたから。

［ヘンリエッタはにっこりと微笑んだ］

ありがとうお姉ちゃん♪

[酒場の外に出たところで、宿屋の方からヒューバートの声が聞こえる。]

・・・・・・。
【遅いじゃないか。今まで何をしていた？】

向こうの廊下から聞こえてきたあの声はヒューバートさん？

[メイも大声で返事を返した。]

酒場に行けばいいんですね？
先に行った方がいいですか？

よくわからないな、結局死んだらどうなるんですか？

ああ、待ってくれ！今からそっちに行く！

[ヒューバートはメイの方へ走って行った]

やぁ、メイ　気分はどうだい？

[ラッセルへの返答に困っている]

【明子・・・・・・ 】

［アーノルドの言葉にうなずく］
ま、模範解答だな。
システム管理者であるなら、その回答になると思うよ。
存在がない、と言い切らなかった時点でインターフェースがある、ってことだからな。
余裕があれば探すことにするさ。

じゃ、追加で質問だ。
こちらからＰＫを狙わない、それはかまわない。
だが向こうから狙われた場合、対抗手段として相手に対してＰＫを行う。
これにより相手の本体に何らかの障害が発生した場合、オレ達に責任が及ぶのか？

あは、えーと、うん。どーいたしまして♪

……っと。
けど、あんまり気楽にもやっていられない状況なんだよね……。

[アーノルドの言葉を聞いて、腕組みして考え込んだ]

[ヒューバートが近くに来たのを確認して、]

わざわざ、ありがとうございます。
宿屋で眠ったらちゃんとMPも疲労感も回復したみたいで、ちょっとホッとしてみたり。

…えっと、もう皆は酒場で今後の話し合いをしてたりするのかな？

―西区：宿屋―

ヒューバートさん！
無事ですか？

[3人の姿を認める。]

あぁ・・・無事ですね。
遅いから心配しました。

今酒場にはグレン、ローズマリー、ケネスがいるはずです。
ここの4人を合わせても、7人・・・。

GMの姿も見えないし・・・どうしたものでしょうか。
一先ず酒場に戻りますか？

[シャーロットはコーネリアスに話し掛けた。]
あの･･･一体これはどうなってるんですか･･･?

[トビーが遅れてメイの所へ歩いてきた]

やあ、メイ。よく眠れたかい？

・・・・・・

ああ、それは良かった
今数人だが酒場に集まって話し合いをしている

[ヒューバートはギルバートに気がついた]
ああ、すまない
すこし気になってフィールドの方をすこし見に行ったら予想外に遅くなってしまった・・・

・・・フィールドのモンスターも全て消えていたよ
完全にテスターのみ取り残されたようだ

まぁとりあえず酒場に戻ろうか

ああ、トビーくんにギルバートさん。
ありがとう、私はちゃんと回復できてるよ！

[コーネリアスの言葉に横から答えた]

口を挟む感じだけど…。
その場合なら、正当防衛および緊急避難、っていうことになるんじゃないか、と思うわ。そもそもの因果関係がどう立証されるか、という問題がそれ以前にあるでしょうけど、ね。

つまり、この仮想空間内部での行動が現実世界にどのような影響をもたらすかということ……立証可能なことでしょうけど。

[ヒューバートの背中を見る。]

【冷静・・・だな。】

(トビーとメイに向き直って)
トビー、メイ、お早うございます。
よく眠れましたか・・・と言うのも変ですか。
意外と元気そうで何よりです。
ヒューバートもああ言っていますし、酒場へ向かいますか。

[微笑む。]

[メイは沈んだ気持ちを表に出さないように、トビーとギルバートに向かって無理に調子良く返事をした。]

酒場で待ってらっしゃる方がいるなら、まずはそっちに向かった方がいいかな。後、確認したいんですけど、GMからのinfoはやっぱり皆さんのところにも届いてないですよね…？

［シャーロットに気がついた］
ああ、今の話が終わったらまとめて説明するよ。

［アーノルドの反応をみてうなずく］
オーケー、確かに答えられないよな。
悪いね、試させてもらったよ。
君がいえない事を私が代わりに言おうか。

［この場にいる人間を見渡して言う］
つまりこういう事だよ。
現在、フィードバックシステムの感度は最大まで上がっている。これは誰でもわかっているよな？
この状況下で操っているキャラが死んだ場合、それを操るプレイヤーにどれほどの影響があるか、予測できていない。
つまり相手が死ぬこともありえる、という事だ。
そしてＣＣＥ側はそれに対して言及ができない。
よって我々は自分の意思と責任において、この場での行動を決めていく必要がある、そういう事さ…。

［ソフィーに対して答える］
そうだな、君の言っていることは間違っていない。
ただ、最悪な場合を想定すれば、我々は誰かに対してＰＫを行い、結果としてそれを罪に問われるかもしれない、
その覚悟は必要だろう、ってことさ。

そうだね、そうしようギルバート。

info……？　いや、ぼくの所には届いてないよ。

アーノルド、私からも希望というか質問があるの。

……こんな事態になった以上、これ以上あたしの所属を隠しておく意味は少ないと思うのだけど。
明かしてしまっても、いいかしら？

所属、か。

お前がそれでいいならそうしてくれ。
正直僕も助かるしな。

[コーネリアスに対して小首を傾げて]

え？なになに？

ログアウト禁止だけじゃなくて
フィードバックも最大になってるの？え？え？

イベントだとしたら悪質すぎですよぅ…

もしかして…システムエラー？

罪に問われる覚悟か…。その辺、他のゲームのＰＫとは違うと言うことか。

ソフィーお姉ちゃんは関係者さんなの？

そっか、トビーくん。
infoがないってことは、事態は昨日から進展してないってことだなあと思ったから、一応みんなにも確認してみたいかったの。

［ヘンリエッタはニーナの方を向いた］
え……っと、お姉ちゃんは……キャラは確かニーナちゃん……ですよね。

こんばんわですニーナお姉ちゃん。
お姉ちゃんはまだ何も知らなかったりするの？？

･･･ありがとう。コーネリアスさん。
つまり、私たちはPKされるかもしれず、PKされたり、した場合現実世界でどうなるのか、分からないんですよね？
襲われたら応戦するしかないのかしら･･･。
[シャーロットはソフィーのほうに顔を向けた]
･･･ソフィーさん･･･でしたっけ？貴方は普通のテストプレイヤーではないの？

[皆を見て]

……ああ。戻ってきたのね。
少し考えごとをしていたわ。

[メイとトビーに微笑む]

しかし、他の人間は一体どこにいるんだろうか･･･
CCE社の犬も何の説明にも来ないし･･･

[ヒューバートは考えている]

どうだ？いまから中央区の方にいってみないか？
もしかしたら誰かがいるかもしれない

［ニーナの反応に頭を抱える］
はいはい、わかったわかった、ちゃんと説明するからいい子でいような？
［そういうとニーナを引っ張って輪から少し外れると、子供に教え諭すように丁寧に解説を始めた］
……
……

と、言うわけだ。何か質問は？

［酒場に入ってくる団体に気づく］

よう、何か大勢来たな。
まあ、座れや。

[俺は籠を下ろし、少し離れた場所で腰をおろす。その場の話を聞きながら、*しばらく物思いにふけることにした*]

戻りました。

えっと・・・増えてはいないようですね。

うん、やっぱりGMがいるわけだし何らかの説明があるはずだ。
中央区へ向かってもいいと思います。

[少しずつ、暗くなってきた事に気が付いた。またこの世界での夜が来た事を感じた]


また、夜か・・・・・・

申し訳ない皆、今日もまたゆっくりと休憩してくれないだろうか。

そうなのよ、ヘンリエッタさん、シャーロットさん。

あたしはCCE社の契約社員で、中井澄佳と言います。
今回のテストにはデバッグチームの一員として参加しています。
キャラクターデータやアカウント自体は、外部テスターさんと同じものを使用しています、一応。

ログイン関連について考えてたんですけど、ハッカーたちが不正キャラクターを使っているなら、ログインサーバーに接続できれば判明するんじゃないでしょうか…？

よし、とりあえず俺は中央区の方へ行ってみる事にする
他の人も来たい人はついてきてくれ

[そういうとヒューバートは中央区に向けて走り出した]

中井、サーバにはローカルから接続できない。エラーが帰ってきてしまう。

[ローズマリーの微笑みにみとれて、]

【グラフィッカーの仕事がどう…とかじゃなくて、この人って実際に美人な女の人じゃないのかな？　…なんとなくそんな気がする。】

[酒場の扉を揺らして走って行ったヒューバートの行動に、はっと我に返る。]

あっ。

[コーネリアスの説明にちょっと呆然としたあと]

…つまり、あたし達はjin-rohと呼ばれるハカーたちに
飼われて、彼らのルールの上で踊らされてるってこと？

つまり、彼らが法（law）だって事ね…

それは、またおもしろい…失敬、大変なことになったねぇ…

ふふふふ…

おいおい・・・。急がなくてもいいだろう。

どうしますか、皆？

―中央区―
ああ、皆やはりココに集まっていたのか
それに・・・

[GMの方をチラリと見る]

これはこれはCCE社の忠犬GMさん、何か新しくわかったことでもありましたか？

[ヒューバートはわざと皮肉った言い方をした]

……行った方が進展があって良い気がしますね。
他の人がどうしてるかも気になるし。

ソフィーはCCE社の人だったのか。

ってことは、何か手がかりもってたりするのか？

ふむ。私は行きます。

何かあれば、後ほど伝えればいいでしょう。

まだ落ち着かない人は、ゆっくりしてください。

[キャップをかぶると、ゆっくりと外へ出る。]

［出て行くヒューバートを見る］

やれやれ……髭の旦那はせっかちだねぇ。ヒューバートって言ったか。
ま、せっかくだ。何かありそうだし、ついていこうかね。

［ケネスは席を立った］

えっと、あたしは昨日ものじゅ…ウトウトしただけだから
今日は早めに宿に向かってゆっくり寝ることにするね。
対策とかについては、また明日話したいと思うよ。

[ニーナは東へと向かった]
[みなから十分に離れた事を確認してから大声で笑う]

けらけらけら

つまりは、ここが現実と虚構の区別がつかなくなったって事だろ？
今、あたし達にとっては、ここが現実だって事だろう？
そして、そこで殺し合いが行われる、って事だろう？
誰かがあたしを殺してくれるって事だろう？

けらけら、なんて望み通りの…あたしの理想の展開だ！
誰だかしらないが、JIN-ROHとやら、感謝するよ。
君たちの作ったルールを満喫させてもらう！

[ニーナは再度*高笑いをした*]

[一瞬思案して]

そうだね、行ってみよう。

【仮にも組んだ相手だ。いま別行動を取るのもなんだしね】

ソフィーさんはCCEの方だったのね。
でもGMじゃなくてデバッガーさんなのね。
何かここから脱出できる手がかりとかは･･･わからないですか？