自警団長 アーヴァイン
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。 この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。 当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。 とにかく十分に注意してくれ。 |
学生 メイ >>0:995 え!? [突然の声にびくりとして後ろを振り返る。 そこに立つ人は、なんだかとても不思議な人で。 風貌はごく普通なのに、周りの空気が、なんだか違うもののように感じた。それは大げさかもしれないけれど。 ただ、そのとても綺麗な瞳は、目を惹き付ける] あ・・・そうなんですか・・・。 [不安定そうに見える少女の知り合いらしき人が現れたことに、とりあえずほっとする] | |
(1)2006/08/27 17:16:04 |
書生 ハーヴェイ 解りました、参りました。僕も同じ気持ちなのは否定しませんし。 [困ったような笑顔を浮かべながら友人へと言葉を向ける。 働いている保育所…とは言っても所長である友人の自宅にある一室なのだが、 そこで明日の準備と二人で作った大量の折紙を箱に纏めた。 ちらと時計を見て、もうこんな時間ですかと言う呟きを溜息と共に漏らす。 帰り支度をすれば気をつけてな、と声を掛けられる。 ありがとう、と言葉を返しながらも相手の声の真剣な響きに首を傾げた。] 「ニュースでもやってただろ?行方不明――親御さんからも…出てるし」 ――ああ…。そうですね、…心配です。僕は気をつけますから、大丈夫ですよ。 [僅か目を伏せ頷いた後に笑みを向ける。 そして挨拶をすると息を吐きながら帰路へと着く。 途中、公園の側を通れば昼に見かけた青年が見えた。 誰かと話して居る様子のようで、何となく足を止める。] | |
(18)2006/08/27 21:48:10 |
冒険家 ナサニエル [昨日よりも蒼白い顔をして青年は家をあとにする。 どうにか、ギルバートを見つけて話をつけなければいけなかった。 貧血のような眩暈と、酷い喉の渇き、胃の引きつれるような痛みとを堪えながら裏路地をすすみ、途中途中で足を止めてかろうじて意識を保つように。 けれど、裏路地にはいったのが失敗だったのか。 青年は、一人の少女の姿を見つけてしまう。 まだ、新人らしい商売女のようだった。 身なりは派手なのに、顔立ちは子供っぽく、蒼い表情で壁に凭れていた男の様子を気遣うように声をかけてくる。 大丈夫?と首を傾げ手を此方に伸ばす少女の指先が頬に触れる。 悲しくなるほどに甘い匂い。 堪えなければいけなかった。 これ以上、人を食べるわけにはいかない。 これ以上、人を食べたくない─── そんな、強くて些細な願いが、空間を歪ませ、写し取り、捻じ切ろうとする力となる。 けれど、それはどうにも不完全なまま始まってしまい、切り離しを完全に終えることもできないまま、青年は崩れ落ち、コンクリートの上で意識を失った] | |
(32)2006/08/27 22:32:38 |
酒場の看板娘 ローズマリー …くす。 そう…準備が良いなら歌ってもいいのね? [スタッフルームの入り口、柔らかな物腰でステージを見やり。 数日前と同じ黒のステージ衣装を身に纏い黒のベルベットショールを肩から外して。 艶かしい肩が露になり、胸元には小さな薔薇のタトゥーが照明で琥珀色に染まる。] 音響は大丈夫? さっき確認したから…良いのね。 有難う…貴方も奏者として頑張って。 指先を大事にしてね…。 [そう言うと、これからを共にするであろうピアノの奏者の左手を取り、 指先に軽く口付けた。 仄かに口紅が付くが奏者は構わずに、躊躇いがちに笑って見せる。] 緊張は解けた? じゃあ、行きましょうか。 | |
(50)2006/08/28 00:24:04 |
流れ者 ギルバート [其れはこの空間に存在する全ての者が気づいたであろう カウンターの中でシェイカーを振っていたアーヴァイン つい先ほどめでの喧騒が嘘のように静まり返るBar 街中も同様に取り残された者達を置いて 全ての生物がまるで最初からなかったかのように消えた] 「鬼の仕業か」 [アーヴァインの静かな呟き 店内に残った客に視線を走らせアーヴァインは語る この空間が鬼に依って作られたものである事 鬼が人を喰らう事 鬼を狩る力の有る者の気配を感じる事] 「戻りたければ鬼を殺す事だ」 [其れ以上は語らずにアーヴァインは通常の営業と同じく 静かにバーカウンターで酒を作って] | |
(55)2006/08/28 00:49:48 |
酒場の看板娘 ローズマリー [ピアノ奏者と共に手を引かれゆっくりとステージへ上がる。 カウンターとテーブル席を見やると、ふわりと一礼。 艶然な笑みを浮かべ、中央に置かれ照明で煌めくマイクを手にとった。 奏者が暫しの前奏を奏でると桃色の唇は柔らかく、歌う。] Loin, il éait une fois Dans la lumiére Une belle chanson Hier, ce n’etait qu’hier J’était dans tes bras J’ai fait un beau rêve Les rêves, si doux si certains Je suis avee toi, ici et toujours... Personne ne connaît eette fleur rouge Qui s’ouvre en grand dans mon cœur Quand tes doigts sur moi decement se posent Et que tu murmures, "Je t’aime" | |
(59)2006/08/28 00:58:26 |
酒場の看板娘 ローズマリー [次の言葉を紡ぐ時、掻き消えるようにピアノの音が消える。 それに迷う事無く歌えば、声だけがCafeBarに響く。] Tant d’amour, tant de passion Comblent mon attente amoureuse Tes yeux sur moi J’en ai besoin Nous deux c’est pour la vie Loin, il éait une fois Dans la lumiére Une belle chanson Hier, ce n’etait qu’hier J’était dans tes bras J’ai fait un beau rêve Les rêves, si doux si certains Je suis avee toi, ici et toujours | |
(67)2006/08/28 01:19:12 |
酒場の看板娘 ローズマリー [艶かしくもそれはは少女の様に甘く響いて。 砂糖菓子を溶かしたような歌声は止む事無く言葉を紡ぐ。 胸元の薔薇のタトゥーを撫でながら、その表情はただ何処を仰ぐでもなく――] Un jour si quelqu’un te fait du mal Je me ferai cygne blanc Alors mes bras deviendront des ailes Pour te protéger du malheur Loin, il éait une fois Dans la lumiére Une belle chanson Hier, ce n’etait qu’hier J’était dans tes bras J’ai fait un beau rêve Les rêves, si doux si certains Je suis avee toi, ici et toujours... | |
(73)2006/08/28 01:33:15 |
見習い看護婦 ニーナ 家に……、帰ろっと…。 [不安を抑えるようにして孤児院に帰ることにした。 とぼとぼと家路に着きながら、] そういえばギルバートさんに結局会えなかったなぁ…。 孤児院の皆心配してるかなぁ…? なにも連絡してなかったもんね。 [しばらく歩いていると先の方に違和感を覚え始める。 先ほどから不気味に静まりかえった町並みへの不安感をさらにかきたてられ、 さらに先に進むとその先にはあるべきものが何もなくそれ以上先に進む事は出来ずにいて] えっ……、なに……これ………? [恐怖におびえるようにその場を走って離れて] どうして…?なんで…? [他の道を試そうとするがやはり行く事はできず、公園の方にとぼとぼと戻ってベンチに座って泣き始めた] | |
(123)2006/08/28 03:45:05 |
村長の娘 シャーロット [外に出て、暫くは静かな道を楽しんでいたけれど、少ししてそれが妙だということに気付き始める。歩いても歩いてもすれ違う人は一人もおらず、公園でいつも遊んでる子供達もいない。] ……誰もいない?妙ね。 たまたま、と言うには居ないさすぎのような。 ……そういえばお母さんもどこにいったのかしら。 靴がなくなってなかったから、妙な気はしていたけど……。 [本当に人がいないのかが気になり、街の方へも行ってみる。 走行車も人もおらず、主人のいない車だけが数台点々と見えるだけの光景に嫌な予感を感じ―――。 走って、走って、誰か一人でもいないかと探す。 しかし自身の靴音だけが響き渡るだけで、物音一つしない。] | |
(127)2006/08/28 13:34:40 |
見習いメイド ネリー [扉を開けて中へと入れば、閑散とした店内。 変わらずマスターはひとり、カウンターに佇んでいて。 きょろきょろと辺りを見回すも、小さな空腹音。僅か、顔を赤らめる。 見かねた男は、手伝いをするなら何か食べさせてやると少女に告げ。 それにこくりと頷きを返せば、カウンターの内へと迎え入れられ、食器整理の手伝い等を始めて] ねえ。 鬼って何? 鬼狩りって何? 鬼はどうして人を食べるの? 鬼狩りはどうして鬼をころすの? ――鬼と人とは、一緒に遊べないの? [幼い問いに答えるのは、淡々とした声。それに逐一、少女は相槌を打ち。 ふわりとスカートを翻して、用意された食事を食べに*奥へと入っていった*] | |
(144)2006/08/28 15:07:47 |
修道女 ステラ [――鬼。以前あの男も言っていたか。居ると。 険しい表情を宥めるように出された琥珀色の液体に口をつけ] ……頭の螺旋が緩んでるのはギルバートだけじゃなかったのかしら。 [呟けば、カウンターの奥からは至極真面目な声で現実だ、と返ってくる。 ――そして、お前は鬼の存在を否定できないはずだ、とも。 グラスを揺らしていた手が止まり、眉間には皺が寄る。] ……。 何のことを言ってるのか、解らないわ? [惚けるならそれでもいい、と呟くマスターに薄く笑う。 どうせ逃れられるわけでもない――その言葉には苛立ったように髪を掻きあげて] 逃げたいと思ってるわけでもないし、逃げるつもりもないわ。 単に信じてないだけよ。 [鬼も、私の力も。 袖口の下の金属が、冷たく存在を示した] | |
(146)2006/08/28 15:15:08 |
見習い看護婦 ニーナ >>145 ギルバートさんに…ですか…? 私……たぶん栄養不足で美味しくないです…。 [唇を舐められて、身近にかけられる言葉に赤くなって俯きながら、真面目にそんなことを答えてから、 歩いていくギルバートの後を慌てて追い] あの、こないだの場所ですか? ついて…、いきますね。 [了承を得る前から横に並んで] ギルバートさんは普段は何してる人なんですか? | |
(147)2006/08/28 15:29:16 |
見習い看護婦 ニーナ >>148 [飼われているという言葉にきっと複雑な事情があるんだろうなと思いそれ以上は何も聞かず、 ギルバートと道を行く間はやはり街は不気味に静まりかえっており、誰ともすれ違うこともなく酒場に着いた。 昨晩のことはやっぱり夢ではないのだろうと思いながらも、何故この人はこんなにも強いのだろうかとか思いながら店の中に入っていく] お邪魔します…。 [席に着いたギルバートの傍に立って、 慣れない店にどうしたものかおろおろとしながら声をかけられると、 そこには先ほど分かれた女性がいて声をかける] さっきは…、挨拶もせずにすみません。 私…、ニーナって言います。 あの…、街がすごく変なのですけど………。 [意識から結局除外することのできなかったそのことに触れることにした] | |
(150)2006/08/28 15:50:44 |
見習い看護婦 ニーナ >>165 あっ……。 [駆けられる言葉と見つめる瞳に惚けたようになって、 ギルバートの隣の席にへたりと座り込み] その…、 [赤くなって俯くだけで何もいえず手にもったミルクに視線を漂わせながら] ギルバートさんって…魅力的だなって……。 [段々と頭が混乱していき自分が何を言っているかの判断も曖昧になっていきながら、 ギルバートといると自分が自分でなくなるような不思議な感触にとらわれていく。] | |
(156)2006/08/28 16:23:46 |
見習い看護婦 ニーナ >>157 綺麗とか…そういうことでは…。 [もじもじと落ち着かない様子でミルクを一口飲んで落ち着かせてギルバートの方を見て] 不思議と惹かれるって言うんでしょうか? ギルバートさんから感じる雰囲気が…何か惹かれるんです。 | |
(158)2006/08/28 16:38:59 |
見習い看護婦 ニーナ >>159 わ、わからないです……。 ただ…、なんと言うか……その…。 [身近に感じるギルバートの存在、二人で話していると状況、見つめてくる瞳に、囁きかけられる声、 意識はどんどん混濁し始め考えがうまくまとまらず、 自分がいおうとしてることの意味も考える判断力もなくなり] あの…、犬だと尻尾をふってついていきたくなるような…、 ずっと付き従っていたくなるような……、 ギルバートさんになら……、なんでもって……。 [ぽつぽつと胸のうちにあるものを表現しようとしとんでもないことを呟いているが、 本人にはすでにそれを判断できずただ伝えようと言葉にしていく] | |
(161)2006/08/28 16:54:59 |
見習い看護婦 ニーナ >>162 あっ……。 [しびれるような感覚を覚えて思考が止まり、 息を荒くして目が潤んでいきギルバートのされるがままになりながら] それも……また………。 [悪くはないと思いながら目の前で起きる事にただ流されていく] | |
(164)2006/08/28 17:05:30 |
書生 ハーヴェイ [今日は仕事だったから、何時ものように足を運んだ。 合鍵は貰っている。友人宅の保育所と呼ぶ場所にただ1人で。 誰も居ないプレイルーム。今更ながらに実感をする。 本来なら、今日はここで、皆で折り紙を。 昨日制作した大量の折り紙が入った箱をちらりと見た。] …皆が居なくなった、ですか。それとも、僕達が、…ですかね。 [ぽつりと呟いて折り紙を折る。――紙風船。空気を入れる。 ――ポン…、ポン… 軽く、軽く、それを掌で打ち上げながらそれを見つめた。 ゆるく息を吐くとそれを両の手で包み胸元に引き寄せる。 そのまま身体を倒し、机に額をつけ、目を伏せた。] 混乱しますね、やはり。…それでも、冷静で居ないと。考えないと。 戻りたければ鬼を―――…殺す。 [目を伏せたまま口から漏れたのはアーヴァインの言った言葉。] | |
(166)2006/08/28 17:10:04 |
見習い看護婦 ニーナ >>171 [ナサニエルの様子になんだか悪い事をしたような気がして] あっ…あの…。 この席…もしかして……? [まだ俯いて真っ赤になったまま遠慮がちに尋ねるも、 ギルバートの傍から離れたくないらしく先ほどよりギルバートに身近に迫ったままでいる] | |
(172)2006/08/28 17:37:36 |
見習いメイド ネリー [甘さを残す空気に気付いているのか、いないのか。 店の奥から歩んでくれば、その表情は平時とさして変わらぬ風で] Alas, my love, you do me wrong To cast me off discourteously For I have loved you well and long Delighting in your company. [肩に乗せた三つ編みを揺らしながら、何と無しに紡ぐのは、場にそぐわぬ、稚い声とは対象的に切なげな響きを持つ民謡で。 一旦止めれば、店内に居る人々の姿を認め、ぺこりと御辞儀。 続きを口ずさみながら、する事も少ないマスターの手伝いを] | |
(173)2006/08/28 17:40:05 |
見習い看護婦 ニーナ >>175 [一人の女性ががギルバートの唇を奪うのを見て胸を抑えながら、 脳内をいろいろな感情が駆け巡り首を振ってそれを追い払うと、 ネリーが来るのが見えたが声をかけられずにいる。 さらにもう一人見知らぬ男が来るのが見え、 自分ひとりがなんだか取り残されたような気になり寂しさを覚えたが、 ギルバートの言葉にその場は動かないことにして、 ミルクを黙って一人でちびちびと飲み始めた] | |
(178)2006/08/28 17:58:25 |
見習いメイド ネリー [スツールから降りれば、何時もとは違う音。 身体を捻り片足を上げて、物珍しげにそれを見つめた後、ちらと赤髪の青年へと目を向け、小さな呟き] 貴方は、棄てられないといいね。 [それから少し出て来るとマスターに告げれば、扉の外へと。 店の脇に回って壁を背に腰を降ろし足を伸ばせば、そのつま先にぼんやりと視線を遣り] Greensleeves was all my joy Greensleeves was my delight, Greensleeves was my heart of gold, And who but my lady greensleeves. [チョーカーを弄りつ、飽きることなく、繰り返し同じ旋律を*紡いでいる*] | |
(190)2006/08/28 19:00:10 |
見習い看護婦 ニーナ >>193 さ、誘うって……。 [ギルバートに口付け手いた女性のように大胆に行動に移すこともできず、 それなのに一人で動揺して嫉妬をしていることが恥ずかしくなって] その……、 [何かを言おうとして結局何も言えず、 ミルクを拭き終わってもまだ床に座ったままで、 ギルバートの足元のあたりでがっくりとうなだれている] | |
(196)2006/08/28 19:37:06 |