のんだくれ ケネス >>194 [セシリアの言葉にゆるりと首を振る] ミッキーが人ならナサニエルはなんだったって言うんだ? ただ、可能性はある。可能性だけはそのどれもある。 俺はミッキーが人狼だと考えている。 そして仲間が、いると…。 今ここでネリーを人狼でないと言い切れる奴はいるか? [集会場を見回す] いないのなら…占って欲しい。潔白ならば今、晴らすべきだ。 | |
(201)2006/05/23 01:17:12 |
文学少女 セシリア >>201 [俯いた] 何事にだって、例外はあるものだと思っているから。 私は……人狼は複数だと思ってる。 ミッキーさんについては、まだ何も言えないけれど、ネリーちゃんの事は信じられる。 ネリーちゃんが信じてたミッキーさんも、疑いたくなんて無かった。 それに……。ネリーちゃんが人狼だとしたら―― [少し迷ったが、スカーフをほどく。首には手の跡と、爪の残した傷痕がくっきりと残っていた] ――夕方の時点で、私はもう、この世に居ない……。 だけど。 | |
(204)2006/05/23 01:21:54 |
見習いメイド ネリー [大声で、泣いた。ヒューバートがすまない、そう謝る。 ミッキーの疑いは拭いさってくれた。…もしも自分がミッキーにとっての汚点であるならば、自分と一緒にいたことで、ミッキーが人狼の仲間であるとなるならば、その汚点を拭い去るためには…。 今日此処に来て、気付いてはいた。どのみち、今日、昨日ミッキーが立った処刑台に立つのは、自分であろうこと。] …ぐっ…ひっく… [ネリーは出てくる涙と鼻水と、喉の痛みで喋るのは大変だが、しゃくりあげながら、なんとか言葉をつむぎだした。] …おめぇら、どうせまだアタシのことァ疑ってるンは、しってる… おめぇらの為にやるんじゃねぇ。 …アタシぁ、ミッキーさんを人狼の仲間だなんて、呼ばせたくねぇから…。 今日殺すなら、あたしを殺せ。 …ヒューバートさん…死んでしか、わからね、そう言いましたね? | |
(265)2006/05/23 02:57:34 |
見習いメイド ネリー >>262 … [ネリーは、睨むように目を細めた。] アタシは知ってる。 おめぇが人狼だってこと。 …おめぇこなきゃ、ミッキーさんは死ななかった。 これがアタシのせめてもの、ミッキーさんへの弔いだ。 [思い起す。「お前は生きろネリー。」どうせ出来なかっただろう。あのまま、ミッキーが死んだことで泣き続けるだなんてこと、死んだも同然だった。] | |
(269)2006/05/23 02:59:41 |
文学少女 セシリア >>268 [悲しそうに微笑んだ] そうね、もう……あなたの知ってるセシリアじゃない。 今の私は村の為に、己の正義を以って力を行使する愚かなる道具よ。 ……エゴイストという名の、ね。 でも、貴女はエッタ姉さんよ。今でもまだ信じている、私の大切な人……。 だから……怖がらないで、あなたは自分の結果を信じて、ネリーちゃんを処刑すればいいのよ? ただ……私は、それを良しとしない。それだけなのよ。 | |
(274)2006/05/23 03:06:58 |
見習いメイド ネリー [時間がきた。ミッキーの時もそうであった。自警団がやってくる。ネリーはセシリアに頭を下げたまま、ぽとりと目から雫を落とした。ネリーはそれを手でごしごしとぬぐった。そして顔を上げる。] >>276 …本気だ。 ただ、おめぇらの為じゃねえ。 …アタシを吊ってもこの村は、助からねぇ。 [どうしてもやってやりたかったことがある。 昨日ミッキーの死も見ず、のうのうと生きていたこの者たちに。] おめぇらなんて、全員、人狼にでもなんにでも、食われて死んじまえばいいッ!!! [ネリーは口元だけで笑ってそう叫んだ。目はまだ涙で光っていたが、もう決意は固まっていた。] | |
(278)2006/05/23 03:12:08 |
酒場の看板娘 ローズマリー [雨。雨。雨。 先ほどまで晴れていたはずなのに、 急に泣き出したかのように、 ざあざあと身体を打ち付ける。 処刑は、とてもあっけなく終わった。 まるで映画を見せられているような、感覚―――― ぞくりと背を震わせる。 あんな、人を人とも思わないような…そんな行為に、ひたすら恐怖を覚えた。 …恐い。恐い。恐い。 見なければ良かった。嫌。嫌。嫌。 それが頭を駆け巡る。支配する。 よろよろとその場から立ち去る。 もう何も考えたくは無かったから。 誰が何で何なのかさえも。 雨に打たれることも構わず、そのまま人気の無い道へ出る。 帰らなくては、自分の家に―――] | |
(319)2006/05/23 04:29:29 |
酒場の看板娘 ローズマリー [5年という期間をもってしてでも、こんな彼は一度も見たことが無かった。 それとも、きっとこの境遇がそうさせているから? 泣いてないという強がりをあくまでも通すつもりなのだろうか。 ぼろぼろと涙を流す様子を見ていられなくなったのか、 背伸びをすると、目元へ口付けをする。 涙を舌で掬った後にケネスの唇へと移せば、そっと重ねる。 お互いに限界だったのだろう。 人はこんなにも脆くて、弱い。] …じゃあ、これは雨の所為ね。 そうでしょう? [甘く、優しく語り掛ける。 我が子を宥めるような―――――そんな表情をして。 頬から手を離せば再び背中へと腕を回すと、ゆっくりと撫で、] 今日は一緒に居てあげる…傍に居てあげる。 だから――― | |
(325)2006/05/23 06:48:14 |
流れ者 ギルバート [手を握る。開く。もう一度、握って、開く。 冷たさと、感情の高ぶり具合に、自分の体が自分の身体でないような感覚。 微かな苦笑が、口元に浮かび] …意外と、ぼろぼろだったんだ。 [自分ですら精神的にしんどいと気付かなかったのか、小さく言葉にしてしまえば余計に自分のダメージが感じられて。 小さく躊躇ったあと、それでもちゃんと意思のある表情でその場から病院へと向かう。 セシィのことがやっぱり心配だったし、それにヴィンセントと少し話がしたかった。 先に病院へと向かった二人とは対象的なほど自己のペースを保った足取りで目的地へとつけば濡れた全身に少し困ったような表情をしたあと、さほど気にしないことにしたらしく扉を開いて真っ直ぐに診察室へ向かい、その扉を叩いた] | |
(334)2006/05/23 10:03:24 |