人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1473)村3 : 3日目 (2)
見習いメイド ネリー
[ケネスの言葉に、昨日の処刑場を思い出し、誰もいなかったことを思い出し、彼の育てていた花を思い出し、優しかったミッキーを思い出した。
 咳がとまり、はぁはぁと息づいていたネリーは、睨みつけるようにケネスへと]

…あたりめぇだ。
ミッキーさんは人なんざ殺してねぇ。
昨日だけじゃねぇ、その前だって、殺してねぇ。
(198)2006/05/23 01:15:08
医師 ヴィンセント
  
    すいません…ニーナ君……

  [呟く。とても申し訳なさそうに。]
(199)2006/05/23 01:16:39
文学少女 セシリア
[エッタの視線に気付いた。不安は拭いきれないものの、占いの意思に対して小さく頷いた]
(200)2006/05/23 01:16:47
のんだくれ ケネス
>>194
[セシリアの言葉にゆるりと首を振る]
ミッキーが人ならナサニエルはなんだったって言うんだ?
ただ、可能性はある。可能性だけはそのどれもある。

俺はミッキーが人狼だと考えている。
そして仲間が、いると…。

今ここでネリーを人狼でないと言い切れる奴はいるか?

[集会場を見回す]

いないのなら…占って欲しい。潔白ならば今、晴らすべきだ。
(201)2006/05/23 01:17:12
お嬢様 ヘンリエッタ
[セシリアの頷きを受けて、ネリーに視線をやった。
少し不安を混じらせながら、一歩歩く]

少し…手間を取らせてもらって、いいかしら…
(202)2006/05/23 01:18:55
見習いメイド ネリー
[ヘンリエッタが近づいてくる。ネリーは無表情にそちらを見た。]

かまやしねえ。
やンなら、早くしてけろ。

[ガラガラになった声でそう素早く告げる。]
(203)2006/05/23 01:21:04
文学少女 セシリア
>>201
[俯いた]
何事にだって、例外はあるものだと思っているから。

私は……人狼は複数だと思ってる。
ミッキーさんについては、まだ何も言えないけれど、ネリーちゃんの事は信じられる。
ネリーちゃんが信じてたミッキーさんも、疑いたくなんて無かった。

それに……。ネリーちゃんが人狼だとしたら――

[少し迷ったが、スカーフをほどく。首には手の跡と、爪の残した傷痕がくっきりと残っていた]

――夕方の時点で、私はもう、この世に居ない……。

だけど。
(204)2006/05/23 01:21:54
医師 ヴィンセント
[セシリアの言葉に暫し思案する]

……どの様に疑っている…と、聞かれましても
私は…あまり彼女の事を知りません。
けれど…昨日…集められて面子の中ではミッキーさんが最も怪しく思っていました。

けれども…再び、人の命が奪われました。

ヒューさんが昨日言っておりました。
狼は"群れ"を成すと。

そう考えると、そのポジションに一番当てはまるのは……――
(205)2006/05/23 01:22:07
見習いメイド ネリーは、文学少女 セシリアの傷にギクリとした。自分がしたことが、あんな形に…と。
2006/05/23 01:23:12
文学少女 セシリア
[毅然とした表情で言った]

私は皆の疑いを晴らせるというのなら、この力を使うことに異議はありません。
(206)2006/05/23 01:23:26
のんだくれ ケネス
[ネリーに投げかけられた強い視線]

俺だって言いてぇよ。昔から知ってる奴はそんな事できる奴じゃねぇってよ。
ミッキーが違うというなら誰がそうだって言うんだ?
あの聖痕はなんだって言うんだ?
ネリーはこの中の誰が人狼だって言うんだよ?
[静かに返すつもりでも、口調は強いものとなっていた]
(207)2006/05/23 01:25:51
医師 ヴィンセントは、文学少女 セシリアに話の続きを促した。
2006/05/23 01:26:56
お嬢様 ヘンリエッタ
――…。
[特に言葉を返さず、ネックレスを握り締めながら反対側の手でネリーの肌を触る。
その瞬間、ドクリと心臓が跳ね上がった気がした]
(208)2006/05/23 01:26:59
文学少女 セシリア
[ヴィンセントの言葉に、憂いを帯びた微笑を向ける]

先生の言い分も理解できます。

私は……ネリーちゃんを信じたい。

[ケネスの言葉に、少し俯いて]
(209)2006/05/23 01:28:26
医師 ヴィンセントはメモを貼った。
2006/05/23 01:28:32
のんだくれ ケネスは、文学少女 セシリアの傷に眉を寄せ…、ネリーを見た後、頷く。「…頼む」
2006/05/23 01:28:37
文学少女 セシリア
皆が疑うのなら――疑うことが必要だというのなら。

私は最後まで信じる。疑われてる人を信じて、護ってあげたい。
その為に、力を……使います。
(210)2006/05/23 01:29:41
修道女 ステラは、胃袋が押し上げられるような感覚を感じた。
2006/05/23 01:29:45
見習いメイド ネリー
[ネリーはケネスに攻められるかのような気持ちになりながら、]

…ッ。
[そんなこと、自分にわかるわけはなかった。ケネスが此方を見ている。]

…ったとえばっ
あの、外の国からきたっつう男だって、怪しいべさ!
昨日だってここにきちゃいねぇ、一体どんなやつだかわかったもんじゃねぇッ!

[売り言葉に買い言葉。こんなことは昨日ミッキーがされたことと変わりはしなかった。そういい捨てたところで、ヘンリエッタに触れられる。…ヘンリエッタの様子が…?]
(211)2006/05/23 01:34:40
見習い看護婦 ニーナ
[呆然とした頭で周囲の声を聞く。
 半分も理解できてないかもしれない。

 ネリーの言葉に耳をふさぎたくなる。
 ミッキーが人狼じゃないとすれば、何なのか。
 だって、ナサニエルは違うのだから。
 ネリーがナサニエルを疑っている。
 ナサニエルは人間なのに疑っている。

 ―――――私は。
 ネリーに、視線を送る。

 そしてヴィンセントの呟きに小さくそちらを向いた。]

…先生は、知って…。

[小さく呟いた。
 また、ネリーに視線を戻す。占われる彼女を見つめる。

 彼女は―――何?]
(212)2006/05/23 01:35:15
見習い看護婦 ニーナは、医師 ヴィンセントに話の続きを促した。
2006/05/23 01:37:21
見習いメイド ネリー
[本当は、ナサニエル。そういいたかった。だけれど、ナサニエルには、人間という判断が下されたのだ。それによって、ミッキーは死んだ。ネリーは苦い顔をした。]
(213)2006/05/23 01:37:50
のんだくれ ケネスは、見習いメイド ネリーの言葉に何か返そうとするも、占われていると解ると黙った。
2006/05/23 01:38:14
お嬢様 ヘンリエッタ
[――手にしていたネックレスが、見る見ると血のような赤に染まってゆく。
乳白色だった面影は、既にない]
(214)2006/05/23 01:38:33
お嬢様 ヘンリエッタ
…あ。
[ふらりと、ネリーから離れて一歩後ずさった。
呆然としながら、目の焦点が合わない。

呟きはどこか間の抜けた響きを伴っていた]
(215)2006/05/23 01:41:21
見習いメイド ネリーは、お嬢様 ヘンリエッタの様子に、どうしたのだろう、と、そちらを見ている。
2006/05/23 01:43:36
医師 ヴィンセント
[ニーナの方を見つめて、何かを堪えるような声で]

………すまない………。

[必死で絞り出す。彼女を傷つけるのが怖くて結局言い出せなかった]

[ヘンリエッタの様子の変化に気付き]

……?
(216)2006/05/23 01:46:13
お嬢様 ヘンリエッタ
[ネリーの視線を受けて、真っ赤になったネックレスを落とした。
ごとんと音がして、それに怯えて歯をかたかたと振るわせる]

あ…
ね、ネリー…わ、私…
[見る見る間に顔色を失い、言葉が出てこない様子だった]
(217)2006/05/23 01:48:40
見習い看護婦 ニーナは、お嬢様 ヘンリエッタの様子に、―――何かに思い当たり、ネリーを、見る。
2006/05/23 01:49:59
修道女 ステラは、彼らのやりとりをぼんやりと眺めていた。
2006/05/23 01:50:14
のんだくれ ケネスは、お嬢様 ヘンリエッタの様子に、「なん…だ? どうなってる」表情を曇らせた
2006/05/23 01:50:25
見習いメイド ネリー
[ヘンリエッタの様子がおかしい。昨日とは明らかに様子が違った。―なんだ、これは…?
 真っ赤なネックレスがごとんと落ちた。]

………?

[一体、どうしたというのだろう―…?]
(218)2006/05/23 01:52:17
文学少女 セシリア
[エッタの様子を静かに見守りながら、口を開く]

……エッタ姉さん、結果を……教えてください。
(219)2006/05/23 01:52:25
美術商 ヒューバートは、微かに眼を開いた。片眼鏡越しに渦中の人を見る。
2006/05/23 01:52:57
のんだくれ ケネスは、不思議そうにしているネリーと怯えるエッタを交互に見やる
2006/05/23 01:54:28
お嬢様 ヘンリエッタ
[ネックレスは、手を離れた事によってか徐々に徐々に白さを取り戻してゆく。
その間も、少女は動けない。
何かを否定したくて、首を何度も振った]

あ…
ああ…
(220)2006/05/23 01:55:41
冒険家 ナサニエル
[ヴィンスの傍らで項垂れていたがエッタの様子に顔をあげて]

エッタ?
(221)2006/05/23 01:57:43
酒場の看板娘 ローズマリー
[床に向けていた視線を恐る恐る向きなおす。
ヘンリエッタがネリーへと歩み寄り、暫しの時が経過する。

後ずさるヘンリエッタ。落ちるネックレス。
色がゆっくりと変わる様を見ながら、じっと動向を見つめた――]
(222)2006/05/23 01:57:44
酒場の看板娘 ローズマリーは、お嬢様 ヘンリエッタへと視線を向けた。
2006/05/23 01:58:36
お嬢様 ヘンリエッタ
[息を呑む。
決意するために小さく頷いてから、顔をあげた]
な、ナサニエルの時は…白いまま…だったの
なのに…なのに、赤く…
だから…だから…

[それ以上を言う勇気が無くて、涙を浮かべた]
(223)2006/05/23 01:59:17
見習いメイド ネリー
[皆の視線がエッタへと向いている。ネリーもエッタを見た。ナサニエルのときは白かった、なのに赤くなった、だから?だから…?]



[ヘンリエッタが泣いている。つまり、自分は…]

つまり…
おめぇ…アタシが人狼だって、そういいてえのか?

[ネリーはそうヘンリエッタへ。ネリーの唇は、血の気なく青いのに、乾燥の為ひび割れて、赤い血がにじんでいた。ネリーはヘンリエッタを見下ろしている。]
(224)2006/05/23 02:05:26
修道女 ステラは、かぶりを振った。あたまがからっぽで、考える気力がない。
2006/05/23 02:06:37
のんだくれ ケネスは、見習いメイド ネリーの言葉にはっとして視線を向けた。
2006/05/23 02:07:00
文学少女 セシリア
[小さく頭を振ると、ネリーの前に出る]

エッタ姉さんの占いは終わりましたね。

……責務は果たしてください。見つけたものが、人狼だったのだとしたのなら。

[ネリーの目を見る。その表情に迷いは無く。
腕の布を解放していく――]
(225)2006/05/23 02:07:42
お嬢様 ヘンリエッタ
[一度区切ってから、大きく息を吸う。
目を瞑りながら、ネリーに向けて指をさす。
けれど、顔を見る事は出来ない]
ネリーは…
ネリー…は…

[言おうとした言葉を先に言われて、目を大きく開いた。
思わずネリーの顔を見てしまって顔が歪む。
震えながら、頷くだけで精一杯だった。
その場に崩れ落ちる]
(226)2006/05/23 02:08:04
文学少女 セシリア
私は……私の出来る事をするのみです。

ネリーちゃん、すいませんが、座ってもらえますか?

[右手に布を取り、黒い左手と、紅い右目が次第にあらわになっていく]
(227)2006/05/23 02:09:34
酒場の看板娘 ローズマリーは、お嬢様 ヘンリエッタへと駆け寄った。
2006/05/23 02:10:30
修道女 ステラはメモを貼った。
2006/05/23 02:10:42
修道女 ステラは、文学少女 セシリアの行動にごくりと息を飲んだ。
2006/05/23 02:12:06
見習いメイド ネリー
[ヘンリエッタの様子に呆然とする。セシリアの、責務を果たしてくださいとの言葉。ヘンリエッタが続きを自ら口にすることはなく、ただ頷き崩れ落ちた。それをただ見下ろすしか出来なかったネリーをセシリアが呼ぶ。ネリーはそちらを振り向いた。セシリアの首が痛々しかった。]

……。

[ネリーは余裕なく、小さく頷くと、セシリアの言われるままに、ソファに座った。]
(228)2006/05/23 02:12:40
酒場の看板娘 ローズマリー
[崩れ落ちたヘンリエッタに駆け寄ると、
そっと肩に手をかけた。

宥めるように背中を撫でると、ソファーへと促す]
(229)2006/05/23 02:12:47
文学少女 セシリア
[ネリーに覆いかぶさるようにして目を瞑り、手をかざす。右を額に、左を心臓に]

精神、統一……。

[鼻先が触れ合いそうなくらいに顔を近づけると――]
(230)2006/05/23 02:13:22
医師 ヴィンセント
[ヘンリエッタの占いの結果を耳にする
 やはり…ミッキーと…ネリーが狼だったのだろうか

 どこか、占いという存在を信じきれないでいるのは確かだった。けれども、今は其れを信じるしか術はないようで…]

…………。

[とん、と集会場の壁に背を押し当てる
 静かに事の成り行きを*見守るように*]
(231)2006/05/23 02:14:22
文学少女 セシリア
[――両目をそっと見開く。紅い瞳がネリーの瞳を、その奥を、じっと見据える]

融合、開始――。

[目と、左手が、淡い燐光を灯し始めた]
(232)2006/05/23 02:15:22
見習いメイド ネリー
[セシリアが自分に覆いかぶさり、昨日ナサニエルがされていたのと同じように…。セシリアの顔が近づいてくる。]

……ッ

[ネリーは、目を、見開いた。セシリアの、記憶が―…少しして、ネリーは、ううとくぐもった声をあげる。口を押さえ、ネリーは涙を流した。吐き気をこらえるかのように。]
(233)2006/05/23 02:16:35
文学少女 セシリア
[心が一つになっていく]

[記憶が相互に行き違い始める]

[左手は穏やかに、相手の心臓と同調する]

[燐光は、次第にネリーの身体に溶け込んで]
(234)2006/05/23 02:17:20
文学少女 セシリアは、見習いメイド ネリーと、ひとつになった――。
2006/05/23 02:17:36
見習い看護婦 ニーナ
[ヘンリエッタの言葉に、身を竦ませる。

 狼だ。狼だ。狼だ。

 そうだ。ねーちゃんは、狼だったんだ。
 だから、ミッキーさんをあんなにかばったんだ。

 そうだったんだ。


 ねーちゃんと、ミッキーさんが、狼。]


………ねーちゃん…。


[ぽつりと呟くように名前を呼ぶ。誰にも届かなかったかもしれない。
 じっと、ネリーを見詰める。敵意を込めた、視線で。
 セシリアが占いをしていたが、結果は待たずに、
 自分の中で、答えを出した。]
(235)2006/05/23 02:18:50
文学少女 セシリア
[垣間見えた光景(きおく)]

[溶け合う心]

[ネリーが私になり、私がネリーになっていく]

[そして――]
(236)2006/05/23 02:19:11
文学少女 セシリアは、目を瞑ると、大きく息をついて、ネリーから離れた。
2006/05/23 02:19:45
お嬢様 ヘンリエッタは、酒場の看板娘 ローズマリーに宥められて、少し落ち着いたようだ。
2006/05/23 02:20:33
見習いメイド ネリーは、文学少女 セシリアを見ている。その目は、様々な感情がごちゃまぜになっていた。
2006/05/23 02:20:49
文学少女 セシリア
[肩で息をして、全身に冷や汗を浮かべながら、再び腕に布を巻きつけていく]

おわり……まし、た……。

[息も絶え絶えに、皆に聞こえるように、そう告げる]
(237)2006/05/23 02:21:22
修道女 ステラ
[心臓の鼓動が激しくなり、耳鳴りもする。
息をするのも苦しいくらいだった]

セシィ……

[苦しそうに顔を歪めながら、それでも、最後まで止めることだけはせずに、セシリアの行動を*見守っている*]
(238)2006/05/23 02:22:25
文学少女 セシリア
ネリーちゃん。ごめん、なさい。変なものを見せて……。

[そう、小さく呟いた]

皆さん。ネリーちゃんは、人狼ではありませんでした。
(239)2006/05/23 02:23:05
医師 ヴィンセントはメモを貼った。
2006/05/23 02:23:08
のんだくれ ケネス
[ヘンリエッタの怯え。
ネリーの呟き。
そしてセシリアの――

人狼ではない、その言葉に眉をひそめた]

セシ、人狼ではないって事は……ネリーは?
(240)2006/05/23 02:25:27
見習いメイド ネリー
[ネリーは、セシリアから視線を外せないまま、口を押さえて、ふるふると震えていた。思い起すのが恐ろしい。セシリアは、ごめんなさい、変なものを見せてと言った。]

…。

[ネリーはその言葉で、少し俯き、涙が出る目を瞑り、首を横に振った。]



[夕方、あんなことをしてしまったセシリア。その首の傷も消えないのに、セシリアは言った。人狼ではありませんでした、と。]

…あり、がとう…

[ネリーは涙を流しながら、やっと、そう一つ言った。]
(241)2006/05/23 02:25:33
のんだくれ ケネスは、お嬢様 ヘンリエッタとセシリアをそれぞれ見比べる。
2006/05/23 02:26:56
見習い看護婦 ニーナ
[見詰めていたその場所からセシリアの声が聞こえた。

 ――人狼ではありませんでした。――

 その言葉に驚いたように声を上げる。]

…えっ?なんで?

なんで、結果が違うの…?

[ヘンリエッタとセシリアを交互に見て。
 ―――ネリーを、見る。]
(242)2006/05/23 02:29:46
文学少女 セシリア
[何かに耐えるように、右目を押さえ、左手をぎゅっと強く握り締める。
大きく息を吐き、荒く呼吸を続ける。顔色は若干青ざめていた。
それでも――]


[ネリーの言葉に、微笑んだ]
(243)2006/05/23 02:29:47
美術商 ヒューバート

――付け加えさせて頂こう。

[重々しく、そして静かに、口を開いた]


ミッキー。彼は……人間だ。人狼では、ない。
(244)2006/05/23 02:31:30
異国人 マンジロー
[状況を見守っていたマンジロー]

普通に解釈するので有れば・・・・・

どちらかが結果を偽ったのであろうな・・・・・

そうでなければどちらかの能力に精神状況等で結果に誤差が生まれる・・・・

と、言った所でござろうか・・・・・

[詰まらなそうに言う]
(245)2006/05/23 02:32:52
文学少女 セシリア
……はぁ……っ。

[息を整える。そして、ヒューバートの言葉に驚いて、顔を向ける]

ヒュー……バート、さん……?
(246)2006/05/23 02:33:00
冒険家 ナサニエル
[セシィとネリーの会話を見守って居ればヒューの言葉に]

…え?
じゃあミッキーは…
(247)2006/05/23 02:34:31
美術商 ヒューバート

何故解るのか。疑問に思うものも居るだろう。
彼女達とは毛色が違うが……

私も人と、人ならざるものの区別が出来るのだよ。

最も、死した者――霊視、という形にはなるのだが。
呼ばれたこともあったな……"霊能者"、と。

[片眼鏡を、静かに外した。その下には、深いサファイアブルーの瞳]
(248)2006/05/23 02:34:57
のんだくれ ケネス
[ヒューバートの言葉にはっと振り返る]

なんだって? 何故今そんな事を!?
ミッキーが人間……?
ヒューバートッ、何で今まで黙ってたんだ?
何故そう言えるんだ?

[思いがけない言葉が、動揺を誘う。
ヘンリエッタはネリーを人狼と言う。
セシリアはネリーを人間だと言った。
そしてヒューバートがミッキーを人間だと……?]
(249)2006/05/23 02:35:15
見習いメイド ネリー
[ネリーは、ヒューバートの言葉に、顔を上げた。大きな丸い瞳は、ヒューバートを見ている。]

…ヒューバート…さ…ん。

[期待していた言葉。どうして、村の皆は今まで一緒に暮していたのにそう言ってやらないのだと思っていた。どうして殺してしまったのだろうと。人狼ではない。そうだ、ミッキーは人狼ではない。
 …だが、もう、戻ってはこない。
 ネリーの目から涙がぼろぼろと零れ落ちる。]
(250)2006/05/23 02:36:32
のんだくれ ケネスは、美術商 ヒューバートの霊能者という言葉がうまく飲み込めず、戸惑いの視線を向る
2006/05/23 02:37:21
見習いメイド ネリーは、声をあげて泣いた。
2006/05/23 02:37:25
文学少女 セシリア
[ヒューバートの目を見て、驚きに瞳孔が開く。
震えながら、自分の右目を手で隠したまま……]

似てる……。

[呟いた]
(251)2006/05/23 02:37:32
文学少女 セシリア
ネリー……ちゃん……。

[俯いた。昨日助けてあげられなかった事を、心底悔やんだ]
(252)2006/05/23 02:40:34
お嬢様 ヘンリエッタは、美術商 ヒューバートに怯えている。
2006/05/23 02:40:49
文学少女 セシリア
……。

[僅かだったのかもしれない。けれど、エッタのその表情は見逃せなかった]

――エッタ姉さん。何故、怯えてるんですか――?

[ヒューバートさんに。あえてそれは言わず、訊く]
(253)2006/05/23 02:43:01
美術商 ヒューバート
[ケネスを僅かな間見遣るが、何も言わないまま首を微かに振る]


……無力なのだよ、私は。この様な異能を持っていても。
疑われた者を、判別する事も出来ない。死者の身を潔白するしか、出来ない。

[ネリーを見遣れば]


……。

[済まない、と口だけを動かした]
(254)2006/05/23 02:43:36
文学少女 セシリア
[気付けば息はすっかり整っていた。右目を抑えたまま、体もエッタに向けて、視線を真っ直ぐに見据える]

エッタ姉さん。
(255)2006/05/23 02:46:00
酒場の看板娘 ローズマリーは、美術商 ヒューバートを見て、凍りつく――――
2006/05/23 02:46:19
お嬢様 ヘンリエッタ
え…?
[セシリアの言った言葉が、理解出来なかった。
何を言っているのだと怯えた視線を移す]
(256)2006/05/23 02:47:54
文学少女 セシリア
私には……ネリーちゃんは、人狼には見えなかった。
エッタ姉さんには、ネリーちゃんは、人狼に見えた。

私はネリーちゃんを処刑するなんて有り得ない。……だけど。

どうして、ここにきて怯えるの?
(257)2006/05/23 02:48:22
お嬢様 ヘンリエッタは、文学少女 セシリアの声に、目を瞑った。
2006/05/23 02:49:29
文学少女 セシリア
もしも、ネリーちゃんが処刑されたら……。
【何かまずいこと】でもあるの? エッタ姉さんから見れば人狼なのに。
(258)2006/05/23 02:49:29
文学少女 セシリアは、お嬢様 ヘンリエッタを、穏やかな目で、真っ直ぐに眼を見てそう言った。
2006/05/23 02:49:51
酒場の看板娘 ローズマリー
[ヒューバートの言葉に青ざめ、凍りつく。
違う。違うと、身体が戦慄する。

震えたまま壁へと背中が当たる。
痛みなど関係なく。
赤い唇が震え、言葉にならない。

身体を押さえつけるようにヒューバートへ視線を向ければ睨みつけ]


…嘘、そんなの、あぁ…。
嘘よ…だって、貴方…。
違う、違うわ…ヒュー…もしかして、貴方はっ…。


[うわごとの様に呟き、頭を抑え、首を振る。
居ても経っても居られず、そのまま集会場の扉を開けて、外へと飛び出していった]
(259)2006/05/23 02:51:04
美術商 ヒューバートは、自分と同じ様に、瞳の色が違う少女を見詰めた。
2006/05/23 02:51:10
のんだくれ ケネス
[わけがわからなかった。
死者の身の潔白がわかる?
セシリアはネリーを人間といい、ヘンリエッタは狼という

どちらが嘘をついている。マンジの言葉が鼓動を早くする。

どちらが嘘を――それは昨日の再現を見るようで
それは、どちらかこそが人狼だという事で…
だが、ヒューバートに本当にそんな力があるのか?]

ああ、なんだよ。
どうなってるんだ…誰を信じればいいんだよっ
[両手で顔を覆うように、くしゃりと髪をかきあげた]
(260)2006/05/23 02:51:40
見習い看護婦 ニーナ
[ヒューバートの言葉に、ぐらりとした感覚を覚える。

 違う。だって、違う。

 ふるふると首を振った。]

…嘘。嘘だよ…!
だったらなんで、ミッキーさんはあんな嘘ついたの?

人狼じゃなかったら、嘘吐く理由なんて…。

[…ふら、とネリーに視線を向ける。]

ねーちゃんも、…人狼?
だから、ミッキーさんかばったの?

仲間だから、好きだったの?
(261)2006/05/23 02:51:58
酒場の看板娘 ローズマリーは、美術商 ヒューバートへと、何か言いかけたが、声にならずそのまま―――
2006/05/23 02:53:09
お嬢様 ヘンリエッタ
…い、意味が…分からない。
だって…怖い、怖い…もの…

人狼…なんて…
[何かを思い出したように、首を振った。
恐怖で締め付けられた胸をかき抱く]
(262)2006/05/23 02:53:26
見習いメイド ネリー
[ニーナがまだこちらを疑っている。ミッキーが人間だとわかっても。ネリーはニーナを呆然と眺めた。]
(263)2006/05/23 02:54:44
異国人 マンジローは、前田利家より拝領した愛刀の柄に手を掛ける
2006/05/23 02:55:14
美術商 ヒューバート

[正しい反応だよ、ケネス。

心の中で小さく呟く。
僅かに眼を細め、ケネスに微笑んだ。其れは、悲しそうに]
(264)2006/05/23 02:56:16
見習いメイド ネリー
[大声で、泣いた。ヒューバートがすまない、そう謝る。
 ミッキーの疑いは拭いさってくれた。…もしも自分がミッキーにとっての汚点であるならば、自分と一緒にいたことで、ミッキーが人狼の仲間であるとなるならば、その汚点を拭い去るためには…。
 今日此処に来て、気付いてはいた。どのみち、今日、昨日ミッキーが立った処刑台に立つのは、自分であろうこと。]

…ぐっ…ひっく…

[ネリーは出てくる涙と鼻水と、喉の痛みで喋るのは大変だが、しゃくりあげながら、なんとか言葉をつむぎだした。]

…おめぇら、どうせまだアタシのことァ疑ってるンは、しってる…

おめぇらの為にやるんじゃねぇ。
…アタシぁ、ミッキーさんを人狼の仲間だなんて、呼ばせたくねぇから…。

今日殺すなら、あたしを殺せ。

…ヒューバートさん…死んでしか、わからね、そう言いましたね?
(265)2006/05/23 02:57:34
冒険家 ナサニエル
[ヴィンスの横で黙りこくっていたが顔を上げ]

ミッキーはさ、昨日此処に着てからずっと自分が殺されるって、そう言ってたよね。
だから聖痕者だなんて嘘吐いたんじゃないの?

ミッキーが占われれば良かったんだ…そうすれば…

[口を噤む。

泣き出しそうな顔でネリーを見つめて]

…ごめんね。

[それでも矢張りくしゃりと笑った]
(266)2006/05/23 02:59:13
文学少女 セシリア
[何故、怯えるのだろう。ネリーが人狼だとしたのなら、処刑すればいいだけなのに。
そして、私が偽者であることを、ヒューバートに証明してもらえばいいだけなのに。
そうは思ったが、ネリーを処刑する事になんて、頷けるはずも無く、
ただ、エッタを静かに見ていた]
(267)2006/05/23 02:59:38
お嬢様 ヘンリエッタ
まずい…事?
[何を言いたいのかが分からなくて、震える。
何か焦燥感にかりたてられて、セシリアを見て――呟いた]

…あなた、誰。
セシリアじゃ…ない…
私の知ってる…セシリアじゃない…
(268)2006/05/23 02:59:39
見習いメイド ネリー
>>262

[ネリーは、睨むように目を細めた。]

アタシは知ってる。
おめぇが人狼だってこと。
…おめぇこなきゃ、ミッキーさんは死ななかった。
これがアタシのせめてもの、ミッキーさんへの弔いだ。

[思い起す。「お前は生きろネリー。」どうせ出来なかっただろう。あのまま、ミッキーが死んだことで泣き続けるだなんてこと、死んだも同然だった。]
(269)2006/05/23 02:59:41
のんだくれ ケネス
[目の前の出来事に気を向けすぎていた――
覆っていた両手を下ろせば、
蒼白な顔で集会場を飛び出したローズ。

昨日の、キャロルのように。
――集会場の中から姿を消す。薄闇に消えて行く]

ローズ!!

[がたんと椅子を倒し、追いかける。
開け放たれたままの集会場の扉に手をかけた所で

自警団員に腕を掴まれた。それは、時間が着たという合図
――処刑の時刻が来たのだと]
(270)2006/05/23 03:00:13
文学少女 セシリア
[そして――ネリーの口から出た言葉に耳を疑い、叫んだ]

……っ! ネリーちゃん、だめぇ……!
(271)2006/05/23 03:01:29
見習いメイド ネリー
[ネリーはセシリアを見る。だめ、という彼女。腹が決まれば怖くない。そう、怖くないんだ。ミッキーさんだってそうだった。自分も彼みたいに、立派に…出来るだろうか。]

…セシリアちゃん、首、わりかった…。
大事にしてけろ。

[ネリーはセシリアに、頭を下げた。]
(272)2006/05/23 03:04:29
美術商 ヒューバート

――ああ。……だが、私は――

[ネリーに何か言いかけた所で、音が聞こえた。
其の先には、自警団員が待ち構えていた]
(273)2006/05/23 03:05:24
文学少女 セシリア
>>268
[悲しそうに微笑んだ]
そうね、もう……あなたの知ってるセシリアじゃない。
今の私は村の為に、己の正義を以って力を行使する愚かなる道具よ。
……エゴイストという名の、ね。

でも、貴女はエッタ姉さんよ。今でもまだ信じている、私の大切な人……。
だから……怖がらないで、あなたは自分の結果を信じて、ネリーちゃんを処刑すればいいのよ?

ただ……私は、それを良しとしない。それだけなのよ。
(274)2006/05/23 03:06:58
見習い看護婦 ニーナ
[ローズマリーの、"嘘"と言う言葉が聞こえた。

 どう言う事なんだろうと不思議に思う。
 それを聞く前に、ローズマリーは飛び出していった。

 嘘。

 ―――嘘?

 何となくそちらを見詰める。]
(275)2006/05/23 03:07:11
のんだくれ ケネス
ネリー何を!?
お前は、だってお前…ああ、くそっ

[それなら占い師をと言い掛けて口をつぐむ
どちらが偽者なら、どちらかは本物…他に人狼を探す術はなく]


[決まったのかと静かに問いかける自警団員に、うなだれ、
最後にもう一度だけ問う]

ネリー、さっきのは本気なのか…?
(276)2006/05/23 03:07:15
見習い看護婦 ニーナは、しかし、ネリーの叫び声で、そちらに視線を向けた。
2006/05/23 03:07:23
文学少女 セシリア
[しかし、無常にも自警団は踏み込んできて]

ネリーちゃん!
だめだよ。行っちゃだめだよ……!

[涙が頬を伝った]
(277)2006/05/23 03:08:35
異国人 マンジローは、呟いた・・・「己が正義・・・・・」
2006/05/23 03:09:38
お嬢様 ヘンリエッタは、うずくまって耳を塞いでいる。
2006/05/23 03:10:47
文学少女 セシリアは、異国人 マンジローの言葉に反応して、その顔を不思議そうに見た。
2006/05/23 03:11:21
見習いメイド ネリー
[時間がきた。ミッキーの時もそうであった。自警団がやってくる。ネリーはセシリアに頭を下げたまま、ぽとりと目から雫を落とした。ネリーはそれを手でごしごしとぬぐった。そして顔を上げる。]

>>276
…本気だ。
ただ、おめぇらの為じゃねえ。
…アタシを吊ってもこの村は、助からねぇ。

[どうしてもやってやりたかったことがある。
 昨日ミッキーの死も見ず、のうのうと生きていたこの者たちに。]

おめぇらなんて、全員、人狼にでもなんにでも、食われて死んじまえばいいッ!!!

[ネリーは口元だけで笑ってそう叫んだ。目はまだ涙で光っていたが、もう決意は固まっていた。]
(278)2006/05/23 03:12:08
文学少女 セシリアは、しかし、すぐにネリーに向き直り、再度叫んだ。
2006/05/23 03:12:33
文学少女 セシリア
どうして! あなたは……人なのに、どうして!!
(279)2006/05/23 03:13:10
お嬢様 ヘンリエッタ
嫌…嫌、違う…
私じゃない、私のせいじゃない…

ごめんなさい…お父様、ごめんなさい、ごめんなさい…
[ぶつぶつと、小さく呟きを繰り返す]
(280)2006/05/23 03:14:28
文学少女 セシリアは、見習いメイド ネリーの言葉に力なく項垂れた。そうだった――
2006/05/23 03:15:27
見習いメイド ネリー
>>279
[ネリーはセシリアに叫ばれ、そちらを見ると]

もう、いい。いいんだ。
…ミッキーさんのところの花よお、アタシぁもう手入れ出来ねっから、セシリアちゃん、アンタのとこでなんとかしてけろ…。

おめの育ててる花と一緒に、育ててやってけろ。

[枯らさねぇでくれと付け加え、ネリーは自警団のほうを見遣った。]


>>280
[ネリーはヘンリエッタを見下す。そして、一言言った。]

…死んじまえ。
(281)2006/05/23 03:16:51
文学少女 セシリア
[――だから、今私の首には……。
それでも、ネリーから視線を外せず、涙を流しながら]

ごめん、なさい……。

[そう、謝るしか出来なかった]
(282)2006/05/23 03:17:50
美術商 ヒューバートは、見習いメイド ネリーを見据えて、呟く。
2006/05/23 03:18:06
美術商 ヒューバート


――君の魂を、証明しよう。其れは全てに繋がる。
(283)2006/05/23 03:18:15
美術商 ヒューバート


――彼の、事にも。
(284)2006/05/23 03:18:33
のんだくれ ケネス
[ネリーの言葉が突き刺さる。

誰を処刑するのかと、
この場にいる者の顔をぐるりと眺めて自警団がもう一度問う]

…ネリー…をっ

[ネリーから目を離さずに]

今日の処刑者は…ネリーだ。

[睨むように、語尾を濁さないように。言い放つ。
他に答える術はなかった。これが最善だった。

自警団員は『そうか』と頷きネリーに近寄る]
(285)2006/05/23 03:19:38
文学少女 セシリアは、美術商 ヒューバートの言葉に反射的に振り返る。だけど何も言えなくなってしまった。
2006/05/23 03:19:59
文学少女 セシリアは、美術商 ヒューバートの眼にも、信念が――正義が宿っているのを垣間見てしまった。
2006/05/23 03:20:32
見習い看護婦 ニーナ
[ネリーの叫びを聞く。

 でも、ねーちゃんが人狼なんだよね?
 ねーちゃんが、人狼なんだよね?

 そう思う。そう、――思って。]


…ねーちゃん。

…………ばいばい。
これで、ミッキーさんに会えるね。


[そう呟くと、くるりときびすを返し、
 誰も居ないソファへと座り込んだ。]
(286)2006/05/23 03:21:34
お嬢様 ヘンリエッタ
[心の均衡を保とうとしている所で、なぜか。
そう、なぜか…はっきりと聞こえてしまった。

その一言で、すべてが決壊する]

あ…あ、ああ…
(287)2006/05/23 03:22:52
文学少女 セシリア
[ヒューバートの言葉に、ケネスの言葉に。
もう、間に合わない。そう悟った。だからせめて……]
(288)2006/05/23 03:22:58
文学少女 セシリアは、見習いメイド ネリーを抱きしめて、こう言った。
2006/05/23 03:23:21
見習いメイド ネリー
[自警団が、今日、処刑される相手を聞いてくる。ケネスが「ネリー…を」と応える。この自警団員は、昨日、処刑場で見た者だったかもしれない、だとすれば―…なるほどなといったところか。もう何もいう事はなかった。]

…。

[ネリーは集会場の扉のほうを向く。自警団に連行されながら。
 振り返ることはなかった。
 もう、集会場になんて、名残惜しいものは、何一つなかったから。]
(289)2006/05/23 03:23:38
文学少女 セシリア
約束するよ。

あの庭園は、

枯らさない。

私が生きてる限り、

花も、

草も、

虫も、

動物も、
(290)2006/05/23 03:24:49
文学少女 セシリア
ミッキーさんが、

生きていた、

その証を、

まもるよ。

私は、守ってみせるよ。
(291)2006/05/23 03:25:25
文学少女 セシリアは、それだけ言うと、自警団に引き剥がされて――
2006/05/23 03:25:35
見習いメイド ネリーは、文学少女 セシリアに、なにもこたえなかった。ただ、少し震えただろうか。
2006/05/23 03:26:00
文学少女 セシリアは、地面に投げ打たれる。しかし、ふらふらと立ち上がって、言った
2006/05/23 03:26:26
文学少女 セシリア
処刑に……立ち会います。

守れなかった者の責務だから――。
(292)2006/05/23 03:27:24
のんだくれ ケネスは、ふらりとその場に膝をつく。
2006/05/23 03:27:39
見習い看護婦 ニーナは、俯いたまま、ネリーが連れて行かれる所は見なかった。
2006/05/23 03:27:58
異国人 マンジローは、眼を閉じる、足音を送る様に・・・・
2006/05/23 03:28:01
美術商 ヒューバートは、文学少女 セシリアをそっと支えた。
2006/05/23 03:28:53
お嬢様 ヘンリエッタ
や…
いやああああああああああっ

[叫び、周囲に目もくれず。
自分の世界に閉じこもるように、石のように丸まる。
口から出てくる言葉は、既に正気を保っているとは思いがたかった]
ごめんなさい、ごめんなさいお母様…
私を、私のせいで、お母様、私が…
あ…
私が…違う、私は…
私は、呪われて…なんか…
(293)2006/05/23 03:29:28
文学少女 セシリア
みなさん、今夜はこれで……解散です、から……。

[それだけ言うと、ふらふらと自警団に付いて行く]
(294)2006/05/23 03:30:16
文学少女 セシリアは、美術商 ヒューバートに、複雑な表情をして……。それでも、感謝した。
2006/05/23 03:30:32
のんだくれ ケネス
[膝をつき、俯きかけた。目を逸らしかけた

立ち会う…セシリアの言葉に顔を上げ、次に立ち上がる]

……見届ける。
見るべきだ。目を逸らすな。これが、……。
[生きる代償というにはあまりにも重く、のしかかる]

責務、だ。
(295)2006/05/23 03:30:35
美術商 ヒューバート


――私も向かおう。


[静かに、セシリアの後に続いた。片眼鏡を、右手に*握り締めたまま*]
(296)2006/05/23 03:32:11
見習いメイド ネリー
[自警団は、集会場を後にして、ネリーを連れて、処刑場へと向かってゆく。ここからはミッキーの家は見えない。だが、ネリーはその方向を見つめた。…大丈夫だ。セシリアが約束してくれた。彼女は私にしてくれたように、ミッキーのあの花や野菜や虫たちを守って呉れるだろう。]

…ふ…。

[息をついた。徐々に処刑場が目に見えてくる。]
(297)2006/05/23 03:33:07
のんだくれ ケネス
[本当は、すぐにでもローズを追いかけたかった。
自警団員に、ローズが集会場を飛び出した事を伝え、探してくれと頼み込むと、しぶしぶといった感じで引き受けてもらえた]

…他に行くものは?

[問いかければ、
集会場の面々が足取り重くも処刑場へと向かった]
(298)2006/05/23 03:34:32
冒険家 ナサニエル
[立ち会うと言うセシィの声が聞こえる]

…俺も行く。

[壁から背を放せば同時に動き出したヴィンスと共に、無言のままネリーを連れて行った自警団の後を追って]
(299)2006/05/23 03:34:55
文学少女 セシリア
[涙はとめどなく溢れた。
消耗した体力は、歩くことも思うようにままならなかったが。
それでも、ネリーを見届ける為に、足は止まることはなかった。]
(300)2006/05/23 03:36:33
見習いメイド ネリー
[処刑に立ち会うものたちも連れ、一行は処刑場に辿りついた。ここまでくると、立会人達とは別れ、自分だけが、自警団に引き連れられてゆく。]

[死ぬことが、こわく、ないわけが、なかった。
 近くなれば段々と、恐ろしくなる。]


[用意は着々とすすめられてゆき、ネリーは処刑台へと登った。昨日私が居た場所がよく見える。その場所には、セシリアが居た。昨日見るのとは逆の光景。セシリアだけを目にとめて、ネリーは、目を伏せた。]


「これから人狼であるこの者の処刑を執り行う…―」
(301)2006/05/23 03:40:35
異国人 マンジロー
[立会いの言葉に]

拙者は婦女子の処刑等は酷くて見れんでござる・・・・・

[一言言うとまた眼を閉じ柱に寄りかかる]
(302)2006/05/23 03:40:43
のんだくれ ケネスは、自警団の処刑という言葉に一度目を伏せ、しかし顔を上げた
2006/05/23 03:42:16
見習い看護婦 ニーナ
[皆が向かう。

 ネリーの処刑を見届けるために、向かう。]


………嫌だ…。



[先ほどよりも静かになった集会場で、ぽつりと呟く。

 無言。

 小さく首を振る。

 また、無言。



 すっくと、立ち上がると、集会場を出る。]
(303)2006/05/23 03:43:15
見習いメイド ネリー
[ミッキーさんは、昨日、こうして、死んでいった。もう彼女の目には、死しか見えてはいなかった。]


[自警団が合図を出した。]





[この日の人狼である者の処刑は、問題なく、執り行われた。]
(304)2006/05/23 03:43:20
文学少女 セシリア
[その光景を眼に焼き付けた。
その光景を心に焼き付けた。
新たな人狼の悲劇を――
自分という人間に焼き付けた]

…………。
(305)2006/05/23 03:43:35
文学少女 セシリア
ぅ……あ…………。

[ネリーが死んだ。それを見届けて漸く――]
(306)2006/05/23 03:45:03
見習い看護婦 ニーナは、見習いメイド ネリーが処刑される瞬間に、その場に辿りつく。そして。
2006/05/23 03:45:10
文学少女 セシリアは、――嗚咽を上げて、泣き始めた。
2006/05/23 03:45:46
のんだくれ ケネス
[合図にびくりと肩を震わせた。

そして、

そのまま、目を離せずに。
目を離さずに、
ただ、その場から動けずに。
動かずに。
その日の処刑を見届けた]
(307)2006/05/23 03:46:37
見習いメイド ネリー
[ぽつ、ぽつぽつぽつぽつぽつ。外で、小さく雨音が聞こえた。それは、すぐにでもここを出て走ってかえらねば、すぐにでも強い雨になりそうで―…昼間には、あんなにも晴れていた空が、たくさんの雨粒を落とし始める。]
(308)2006/05/23 03:46:58
文学少女 セシリアは、天と共にないた――――。
2006/05/23 03:48:13
見習いメイド ネリー
[くわっ くわっくわっくわっくわっくわっ!
 外で鳴き声がする。カエルだった。
 カエルがまるで、弔うための歌を歌うかのように、今日は今までより一層大きな声で、泣き始めたのだった。
 だが、それは次第に雨音と溶け合い、聞えなくなってしまった。]
(309)2006/05/23 03:49:38
お嬢様 ヘンリエッタ
ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、お母様…
私が悪いの、私が生まれて来なければ…
違う、私じゃない、私のせいじゃ――…

[他の人間が処刑場へ向かった事にも気づかず、蹲ったままひたすら、狂ったように呟き続ける。
そして、ある瞬間。
ふと、それに気がついた瞬間…震えが、止まった]
(310)2006/05/23 03:52:09
文学少女 セシリアは、そして――
2006/05/23 03:52:10
冒険家 ナサニエル
[執り行われる処刑を真っ直ぐに見つめる。

目を逸らさずに。
ただ無言のまま見つめ続ける。

雨が降り出しても其の場に立ち尽くしたままに。
頬を伝うのは雨水だけではなかった。]
(311)2006/05/23 03:52:49
見習い看護婦 ニーナは、そのままその場にへたり込むと、ただ、その場を*見詰め続けた*
2006/05/23 03:56:29
お嬢様 ヘンリエッタ
[そして再び、震えだす。
滑稽な、余りに――滑稽な。

だって、これじゃあまるで…]
(312)2006/05/23 03:56:30
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/05/23 03:57:46
のんだくれ ケネス
[ぽつり、雨が肩をたたく。
ぽつりぽつり、雨粒はやがて遠く景色を白くけぶらせた]

[煙草を取り出し、火をつける。
すっかり濡れてしまったマッチは火を灯すことなく。
咥えた煙草が、雨に濡れて、葉の匂いを漂わせた]
(313)2006/05/23 03:58:16
文学少女 セシリア
[そのまま、雨を凌ぐことも忘れて――
その場に崩れ落ちるように、気を失った。
精神も、体力も、とっくに限界まで消耗していたのだった。
それを思い出すように、全身は鉛と化していった……]
(314)2006/05/23 03:58:22
お嬢様 ヘンリエッタ
[顔を上げると、集会場の中はガランとしていた。
顔を袖で拭いながら、息をする。

まだ少し泣いた後遺症が残っているのか、少し吸いにくい。
だから、ゆっくりゆっくりと深呼吸を繰り返す]
(315)2006/05/23 04:01:27
文学少女 セシリアは、そのまま動くことが出来ずに、*眠りについた*
2006/05/23 04:02:50
見習い看護婦 ニーナは、見習いメイド ネリーに話の続きを促した。
2006/05/23 04:04:54
見習いメイド ネリーは、文学少女 セシリアに話の続きを促した。
2006/05/23 04:07:07
冒険家 ナサニエル
[どれくらいそうしていたのか、セシィの崩れ落ちるのに気付きはっとして]

セシィ!

[駆け寄れば抱かかえて周囲に向き直り]

…セシィを病院へ連れて行くわ。

[立ち尽くすニーナにも声をかけヴィンスと共に病院へ*向かった*]
(316)2006/05/23 04:07:21
酒場の看板娘 ローズマリーは、雨の中を動き出す―――――
2006/05/23 04:08:59
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/05/23 04:09:49
のんだくれ ケネス
セシリア!
[倒れこむセシリアに駆け寄よろうとすれば、側にいたナサニエルが抱きかかえる。病院に向かうという言葉に頷く]

…頼む。

[ナサニエル達の背中を見送り、処刑場を後にする。
ローズを探さなければ…雨の中足を踏み出せば、駆け出す]
(317)2006/05/23 04:13:41
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/05/23 04:14:07
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/05/23 04:14:51
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/05/23 04:15:17
お嬢様 ヘンリエッタ
――…ば、いい。
[呟きは空気に溶けて、消えた]
(318)2006/05/23 04:28:57
酒場の看板娘 ローズマリー
[雨。雨。雨。
先ほどまで晴れていたはずなのに、
急に泣き出したかのように、
ざあざあと身体を打ち付ける。

処刑は、とてもあっけなく終わった。
まるで映画を見せられているような、感覚――――
ぞくりと背を震わせる。
あんな、人を人とも思わないような…そんな行為に、ひたすら恐怖を覚えた。

…恐い。恐い。恐い。
見なければ良かった。嫌。嫌。嫌。
それが頭を駆け巡る。支配する。

よろよろとその場から立ち去る。
もう何も考えたくは無かったから。
誰が何で何なのかさえも。

雨に打たれることも構わず、そのまま人気の無い道へ出る。
帰らなくては、自分の家に―――]
(319)2006/05/23 04:29:29
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/05/23 04:45:16
のんだくれ ケネス
[雨でぬかるんだ道を蹴る。走る。
何も考えたくはなかった。
ただ名前を呼んで走った。

その声はまるで助けを求めるかのよう。
雨音にかき消されれば、喉が枯れる程。

ザァザァと振る雨をかきわけて走る先には揺れる人影。
雨に濡れる長い髪に、見覚えのある後ろ姿に足を止める]

ローズマリー…
[名前を、呼んだ]
(320)2006/05/23 04:46:29
酒場の看板娘 ローズマリー
ケネス…?

[名前を呼ばれれば、返すように答え、
ゆるりと振り返れると雨に濡れ、顔に張り付く髪をそっと掻き分ける。
一瞬目を丸くするが、勝手に集会場を出たことが後ろめたいのかと思ったのか――

視線を逸らすも唇を開く。
それは雨の音に消され、ケネスへは届かない。

眉を寄せ睫毛を伏せると再び自分の家へと向かうように、
重い足取りで動き出そうとする]
(321)2006/05/23 05:02:19
のんだくれ ケネス
[再び歩き出そうするローズの腕を掴む。
強く引き寄せ、抱き締めれば、冷たい身体。
背中に回した手で、ぎゅっと服を掴んだ]

[息をつく、雨に咽ぶ]

どこ、行ってたんだ…ばか

[肩口に顔を埋め、呟けば嗚咽が漏れた。

零れる涙は雨に紛れる
詰まる吐息は走ったせい
震える体は雨のせい

――だから、泣いてなんかいない]
(322)2006/05/23 05:21:38
酒場の看板娘 ローズマリー
…泣いているの?

[腕を掴まれ、胸へと引き寄せられる。
互いの身体の冷たさに驚きながらもそっと、
ケネスの背中へと腕を回す。

肩を濡らすのは雨だけではない。
暖かい雫が肩を滑り落ちれば雨で再び流され消える。
背中にまわしていた冷たい両手でケネスの頬へと、そっと手を当てると]

…ごめんなさい。
急に居なくなったりなんかして。

…貴方も見ていたのね。

[処刑場とは言わない。
彼の様子を見ればおおよその予想はついた。
耐えられなかったのだ。彼は。]
(323)2006/05/23 05:54:28
のんだくれ ケネス
[泣いているのと問われれば]

――泣いてない。

[震える声でそう返す。
頬に当てられた冷たい手の上を涙が伝う。
それでも、泣いていないと頭を振り、目を閉じる。
閉じればまた、ぼろりと涙が零れた]

……ローズも見ていたのか。
[見せたくは無かった。
責務だと、言ったのに、
行こうと、言ったのに、
本当は誰にも見せたくは無かった。

それがどれだけ、甘い考えだったとしても]
(324)2006/05/23 06:11:08
酒場の看板娘 ローズマリー
[5年という期間をもってしてでも、こんな彼は一度も見たことが無かった。
それとも、きっとこの境遇がそうさせているから?

泣いてないという強がりをあくまでも通すつもりなのだろうか。
ぼろぼろと涙を流す様子を見ていられなくなったのか、
背伸びをすると、目元へ口付けをする。
涙を舌で掬った後にケネスの唇へと移せば、そっと重ねる。

お互いに限界だったのだろう。
人はこんなにも脆くて、弱い。]

…じゃあ、これは雨の所為ね。
そうでしょう?

[甘く、優しく語り掛ける。
我が子を宥めるような―――――そんな表情をして。
頬から手を離せば再び背中へと腕を回すと、ゆっくりと撫で、]

今日は一緒に居てあげる…傍に居てあげる。
だから―――
(325)2006/05/23 06:48:14
のんだくれ ケネス
[家までの道のりを、手を繋いで歩く。

こんな風に誰かと手を繋ぐのは、学生ぶりだろうか。
それとも今までしたことすらなかったのだろうか。
気取りたがっていた学生時代。
そんな恥ずかしい事できるかよなんて、撥ね付けていた記憶が蘇る。

身体を冷やす雨、繋いだ手だけが暖かかった。

ローズの家の扉を潜れば、昨日のようになだれ込むわけでもなく。乾いたタオルに身を包めば、そっと寄り添いもたれかかる]

……ワインが飲みたい。ホットワイン。
[暖かいものが欲しいと、目を閉じ呟いた]
(326)2006/05/23 07:15:29
酒場の看板娘 ローズマリー
[着替えが終わると水分が残る髪を後ろに流す。
ケネスに寄り添われれば頬にそっと口付けて、1人キッチンへと向かった。

暫くするとカップに注いだ物を二つトレーに乗せ、そのうちの一つを手渡した。
再び隣に座ると自分の肩を指差し、寄りかかるように促す]

…寒くはない?
なんだったらまた泊まって行けば良いわ。

…雨も、未だ止まないし。
(327)2006/05/23 07:47:12
のんだくれ ケネス
[カップを受け取り、息をふきかけ口をつける。
2度3度と嚥下すると冷えた身体に温かさが染みた。

促されれば肩にもたれ、腕を伸ばし抱き寄せる]

まだ、寒い。
[くすりと笑んで、嘘をついた]
(328)2006/05/23 08:05:17
酒場の看板娘 ローズマリー
[抱き寄せられ回してきた腕を見ると、くすくす笑う]

…じゃあ。

[ワインを口の中に含むと、そっとケネスへと口移しをする。
寄りかかり過ぎたのだろうかバランスを崩し、お互いに倒れこんだ。

それでも唇は離さずお互いの舌を絡めたままワインの味を楽しむと、ゆっくり唇を離す]

ケネス…まだ、寒い?
(329)2006/05/23 08:25:58
酒場の看板娘 ローズマリーは、のんだくれ ケネスへと再び顔を*近付けた*
2006/05/23 08:31:30
のんだくれ ケネスは、「……まだ」と囁いて、そっと*口付けた*
2006/05/23 08:32:33
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/05/23 08:45:43
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/05/23 08:46:13
医師 ヴィンセントはメモを貼った。
2006/05/23 08:58:08
医師 ヴィンセント
[激しい雨音。蛙の鳴き声。
 ただ、処刑を見ていた。
 立ち竦み見ることしか出来なかった。

 ネリーの死。

 彼女が人狼かどうか…わからない。
 けれども…]

…すみま…せん……。

[項垂れる。
 セシリアが倒れるのに気付くも、ナサニエルが先に動き、皆に一礼すると病院へと向かった]
(330)2006/05/23 09:07:09
医師 ヴィンセントはメモを貼った。
2006/05/23 09:32:24
流れ者 ギルバート
[天から打ちつけるように降る雨は
肌をさすほどに冷たく
その中で少女を見殺しにする人々の視線は
悲しいほどに様々な感情に満ちている
そんな人々の中で立ち竦む自分を支配するのは

悲しみと 憤りと 涙でしかなかった]


……もう……っ、もう、こんなの…。


[嫌だ、と口から零れる前に、微かな声音は雨に打ち消されて音にもならなかった。
セシィが倒れ、ナサとヴィンスが病院へ連れていくことすら、今の自分には映画の一場面であるかのように見えた]
(331)2006/05/23 09:37:29
医師 ヴィンセント
[病院の扉を開けると、急いでナサに彼女をベッドに寝かせるように指示をする
 体温や脈を計り]

…精神的な疲れもあるのでしょう…

[彼女の昨日今日の様子を見て、そう思う
 占い、というものは己の身も削りながら行うようだ
 そのように、自分の目には映っていた…]

少し、身体が冷えてしまってますね。
毛布を多めに掛けてあげましょう…。
(332)2006/05/23 09:51:49
医師 ヴィンセントは、文学少女 セシリアに毛布をかけて暫し様子を見守った後、診察室へと戻っていった
2006/05/23 09:53:08
医師 ヴィンセント
[診察室の自分の椅子に深く腰掛け、目頭を押さえる
 
 こんな日々がまだ続くのか?
 それとも、悲劇は止まるのか?

 ――わからない。

 見えない恐怖に、動悸が一瞬速まった]
(333)2006/05/23 09:57:42
医師 ヴィンセントは、かちゃりと眼鏡を外し、椅子に腰掛けたまま天を*仰いだ*
2006/05/23 10:01:14
流れ者 ギルバート
[手を握る。開く。もう一度、握って、開く。
冷たさと、感情の高ぶり具合に、自分の体が自分の身体でないような感覚。
微かな苦笑が、口元に浮かび]

…意外と、ぼろぼろだったんだ。

[自分ですら精神的にしんどいと気付かなかったのか、小さく言葉にしてしまえば余計に自分のダメージが感じられて。
小さく躊躇ったあと、それでもちゃんと意思のある表情でその場から病院へと向かう。
セシィのことがやっぱり心配だったし、それにヴィンセントと少し話がしたかった。
先に病院へと向かった二人とは対象的なほど自己のペースを保った足取りで目的地へとつけば濡れた全身に少し困ったような表情をしたあと、さほど気にしないことにしたらしく扉を開いて真っ直ぐに診察室へ向かい、その扉を叩いた]
(334)2006/05/23 10:03:24
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/05/23 10:06:29
医師 ヴィンセントはメモを貼った。
2006/05/23 10:09:04
医師 ヴィンセント
[部屋に響く音に我に返る
 慌てて眼鏡をかける]

…はい。開いてますよ。

[しかし、一体誰だろう?
 ナサならばノックなど絶対にしないで勝手に入ってくるはずなのだから]
(335)2006/05/23 10:11:43
流れ者 ギルバート
[中から帰ってきたヴィンスの声に、ほっとしたような表情を微かに見せながら、そっと扉を押し開けて中へと顔を覗かせる]

…ごめん、兄さん。今って…平気?

[もし忙しかったり、寝る前だったりするなら帰るから、と小さく先に断わりだけ入れて、まだそれ以上扉を開けて中には進まず]
(336)2006/05/23 10:17:05
医師 ヴィンセント
[覗く顔に安堵し、ふっと笑みを浮かべながら]

少しなら平気ですよ。
話しながら疲れて寝てしまったらすみませんね。

[と、冗談交じりの言葉を投げかけ、部屋に入ち、目の前の椅子に座るように促す]
(337)2006/05/23 10:21:25
医師 ヴィンセントはメモを貼った。
2006/05/23 10:25:17
流れ者 ギルバート
[つられたように仄かな微笑を口元にだけ添えながら]

…ありがと。

[目の前の椅子に座るように促されれば、全身濡れていたから少し躊躇ったけれど、結局は少し縮こまるような雰囲気を伴って座り。
それから少し視線を落としがちにしながら]

…あのね。眠剤って、もらえる?

[躊躇いがちに、眠れなくて、と小さく呟き]
(338)2006/05/23 10:27:41
医師 ヴィンセント
[ギルの様子に気付き、すっと立ち上がり毛布をばさりと頭の上に投げ掛ける]

風邪引くぞ。……っと

[眠剤か…小さく呟く。眠れないと聞けば、言葉は発しないが、頭をぽんと優しく撫で]

……待ってろ。

[再び席を立ち、診察室の奥へと姿を消し、薬を探しに行く。すぐに戻って来ると、ギルの手に錠剤を一つ手渡し]

これでいいか…?
(339)2006/05/23 10:34:00
流れ者 ギルバート
…馬鹿だから、風邪なんてひかないよ。大丈夫。

[微かな軽口も、表情も言葉もいつもどおりに、毛布を投げかけられ、頭を撫でられれば、微かな苦笑が口元に浮かび。
待っているように伝えられれば素直に彼の帰りを待ち、そして与えられた錠剤を受け取って頷き、そして俯いた]

…ごめんね、無理言って。…ありがとう、兄さん。
(340)2006/05/23 10:40:32
医師 ヴィンセント
[俯き、濡れた頭をわしわしと撫でながら心配そうに]

気にするな。
……辛い気持ちはわかる。

[優しく微笑み]

ギル…お前には私や、ナサがついているじゃないか。
辛かったらいつでも来るといい。
(341)2006/05/23 10:45:19
流れ者 ギルバート
[微かに瞳を細め]

…大丈夫。それを言うなら、兄さんのほうが辛いでしょ?
こんなに……立て続けに、人が死んで。
兄さんしかいないから、引っ張りまわされて。
…兄さん、こういうの苦手でしょ?

[優しいから、と微かに唇は穏やかな声音で相手に告げ。
どこまでも自分に優しい言葉に、思わず睫毛が水滴を含み]

…ごめん、ね。甘えっぱなしで。

[言葉と共に、涙が一筋二筋とこぼれ]
(342)2006/05/23 10:53:28
医師 ヴィンセント
[ゆるゆると首を振りながら]

私は…大丈夫ですよ。
私が引っ張りまわされるのは仕方のない事です。

苦手……まぁ、慣れたくはないですよね。

[優しいと言われると苦笑いを浮かべる。
 しかし、流れ落ちる涙に]

気にするな……って…馬鹿。

[手を伸ばし、毛布ごと包む様に優しく抱き寄せ]

――…泣きたければ、泣きなさい。
涙を抑える理由などありません。
(343)2006/05/23 11:00:12
流れ者 ギルバート
[苦笑いを浮かべる男に、微かに笑みを浮かべて]

…優しいよ、兄さんは。

[そうとだけ小さく呟いた。
不意に、自分を大きく包む腕にビックリして涙が止まり、息が詰まるも駆けられた言葉に、思わず緊張の糸が切れたかのように、ぼろぼろと泣き出して]

……に…さん……にぃ、さん…っ…!

[ヴィンスの服を微かに掴んで]

…どうしよう……こんなこと思っちゃいけないってわかってるのに…
こんなこと、死者への冒涜だってわかってるのに…っ…!


…義父さんが死んだことに、安心しちゃうんだ…。
もう、怖がらなくていいんだって、そう…。
(344)2006/05/23 11:06:18
医師 ヴィンセント
[優しく宥める様に背中をぽんぽんと撫でながら]

……ギル……。

[死者への冒涜…確かに、もう既に彼はいないが
 今までアーヴァインがギルバートにしてきた事を知っているだけに、ギルを責める言葉など出てこない]

複雑な心境なのは、わかりますよ…。

ギル……お前は何も悪くない…――。

[優しく呟く…
 止まる事を忘れたかのような涙を身体で受け止めながらふわりと抱き締める
 彼の悲しみを少しでも和らげたらいいと*願いながら*]
(345)2006/05/23 11:16:02
医師 ヴィンセントはメモを貼った。
2006/05/23 11:18:11
流れ者 ギルバート
[子供のような感情の吐露をただ優しく撫でながら聞いてくれる彼に、今の心持ちも黙っている事も全て言ってしまいたかった。
けれど、それは自分のわがままで、それを彼にただ聞かせるのは身勝手でしかなかったから、口はやはり噤んでしまった。
自分は悪くない、そう言ってくれるどこまでも優しいヴィンスに、思わず泣き笑いの表情が浮かんで]

………ありが、と…。

[微かに泣き濡れ掠れを帯びたそんな声で、精一杯の今の自分に告げられる言葉を選ぶ。
目の前の男に浮かぶのは、自分がよく知っている優しい穏やかな笑みだった]
(346)2006/05/23 11:25:26
流れ者 ギルバート
[ひとしきり感情がおさまれば、先程譲り受けた眠剤を微かに握りしめて]

…ごめんね、迷惑かけて。
いつまでたっても、俺は子供だね…。

[微かな苦笑いを浮かべながら、ヴィンスにそう告げれば、気にする事はないという言葉に涙腺が緩みかけるもどうにか堪えて]

…ありがと。それじゃ、行くね?

[眠剤の礼と、慰めてもらった礼とを口にしながら、診療室を後にする。
ふと、彼と共にセシィをここへ連れてきているだろうナサのことが思い出されて微かに足が止まった]
(347)2006/05/23 11:40:51
医師 ヴィンセントは、流れ者 ギルバートを心配そうな顔で部屋から出ていくのを*見送った*
2006/05/23 11:47:21
流れ者 ギルバート
[微かに止まった足は、どうするべきか迷っているそんな様子で。
けれど、顔など合わせられるはずがなかった]

…。

[少し強く目を瞑ったあと*病院を後にする*。
先程まで打ちつけるように振っていた雨は、今は霧雨のように、空気を湿らせるかのように降り続いていた]
(348)2006/05/23 11:49:39
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/05/23 11:52:07
文学少女 セシリアは、何か夢を見ているのか、*小さくうなされていた*。
2006/05/23 12:38:00
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/05/23 12:44:22
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/05/23 12:53:49
医師 ヴィンセントはメモを貼った。
2006/05/23 12:56:18
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/05/23 13:15:12
冒険家 ナサニエル
[ヴィンスがセシィを診始めれば、病院で傘を借りてニーナを家に送り届けた。
並んで歩くもお互いあまり言葉もなく、繋いだニーナの手はとても冷たかった。

ばらばらと傘を叩く雨の音が矢鱈と耳に響いた。

別れ際、結局かける言葉も見つからなくて、ぽむぽむとニーナの頭を撫でいつも通り笑おうとしたけれど、其れすら叶いそうにないから、撫でたままそっと自分の胸に引き寄せる。]

…おやすみ。

[身を離せば顔を見られる前に踵を返し歩き始めた]
(349)2006/05/23 13:15:24
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/05/23 13:16:36
流れ者 ギルバート
[家へと戻るその途中。
ポケットのなかの固い感触に、鍵を受け取ったままだったことをおもいだす]

…返さなきゃ。

[小さな呟きは、霧雨にかき消えた。
踵を返して、病院へと歩き出す]
(350)2006/05/23 13:22:50
冒険家 ナサニエル
[遠くに見える人影。
昨夜の事を思い出してなんと声をかければ良いのか一瞬躊躇うも、直ぐに駆け出して歩み寄る。]

ギル。
…あれ?何処行くの?

[ギルの家とは逆方向に歩いているのに気付き]
(351)2006/05/23 13:30:08
異国人 マンジロー
[ざわめきが遠くから微かに聞える]

まるで・・・・・・異端審問でござるな・・・・・

いや・・・・・異端審問そのものでござったな・・・・・・

[不意に聞える雨音・・・・・・
・・・・・・・涙雨・・・・・・
誰の流した涙なのか・・・・・・]

せめて・・・・・・

[マンジローの言葉は雨音にかき消された

キャロルの元へ行く為ヴィンセントを訪ねに病院へ向かった]

今宵の雨は・・・・・・

[雨の中虚空を眺める、マンジローの瞳には何が映っているのか・・・・・・]
(352)2006/05/23 13:31:55
流れ者 ギルバート
[やや俯き気味に歩いていたせいか、水を踏んで駆けて来る相手に驚き、思わず足を止め]

…ナサ、兄……。

[手の中の鍵を小さく握り締める。
それは、無意識に]

…返そうと、思って。

[鍵を包んだ手をナサニエルに差し出してひらく]
(353)2006/05/23 13:39:14
冒険家 ナサニエル
[ギルの掌を覗き漸く自分が一人では家に入れなかった事に気付く]

あ…忘れてた…
明日でも良かったのに、ごめんね?

[頭を撫でようと手を伸ばしかけて昨夜の様子を思い出す。
そのまま鍵を受け取り]

サンキュ。
帰るなら送って行こうか?
(354)2006/05/23 13:44:24
異国人 マンジロー
[病院に着くと濡れた身体もそのままにヴィンセントの元へ向かう

丁度ギルバートと入れ違いになるが、互いに一言も交わさずに通り過ぎると、そのまま扉を開き中に入る

ヴィンセントを視界に納めると、前置きも無く]

連れて行って戴こう・・・・・

[ヴィンセントは不承不承に]

「約束・・・・・でしたね・・・・・」

[気乗りをしない風情でキーボックスに向かい鍵を取り出すと]

「付いてきて下さい・・・・・」

[重い足取りでモルグへ向かった]
(355)2006/05/23 13:53:04
流れ者 ギルバート
…兄さんのとこに寄ったついでだし、気にしないで?

[『いつも通りの』笑みを浮かべて答えた。
ナサの手の微かな動きと逡巡に気付いてごく微かに唇を噛む。
けれどわざと気付かないふりをする。
そうしようと、ただ思った]

───大丈夫。ひとりで、帰れるから。
(356)2006/05/23 13:54:14
異国人 マンジロー
[モルグの前に着くと錠前を手に取り鍵を開く]

「さあ・・・・・開きましたよ・・・・・」

二人だけにして頂けないでござるか?

「二人・・・・・この状況では・・・・・」

お頼み申す・・・・

「私は中に入りましたからね・・・・」

[言葉とは裏腹に扉の前から身体を外すヴィンセント]

かたじけない・・・・・・

[マンジローは深く一礼するとモルグに入っていく]
(357)2006/05/23 13:57:15
冒険家 ナサニエル
ヴィンスに用でもあったの?

[首を傾げ顔を覗き僅かに目を細める]

……、……。
とは言え途中までは一緒だしね。

[返事を待たずに歩き始めた]
(358)2006/05/23 14:02:44
流れ者 ギルバート
…少し、ね。

[そうとだけ小さく呟き、有耶無耶にしようと。
自分の返答など気にしないかのように歩き出したその背中に、微かに溜め息を付いて少し後を歩き始めた]
(359)2006/05/23 14:08:30
冒険家 ナサニエル
[少し後ろを着いて来るギルの気配に振り向かないまま、受け取って其の手に持ったままの鍵を眺めながらぽつりと]

昨日はごめんね。
(360)2006/05/23 14:15:11
流れ者 ギルバート
[無言のまま後を付いて行けば不意に紡がれた言葉に表情には驚きが満ち、それからやがて悲しみに変わる]

……なんで…ナサ兄が謝るの…?
…なんで、怒らないの…?!

[言葉には、若干の怒りすら感じられるか。
けれど、それは嘘偽りない問い掛けの気持ちだった]
(361)2006/05/23 14:25:19
冒険家 ナサニエル
[僅かな怒気を孕んだ声音に足を止め振り返り]

何で俺が怒るの?
昨日も今もギルにそんな顔させてるのは俺でしょう?
謝る事はあっても怒る理由なんて見つからないよ。

[穏やかな声で]
(362)2006/05/23 14:35:11
流れ者 ギルバート
[ゆるりと息をはきだして俯き]

……ナサ兄は…ずるい。

いつだって気付かない。いつも、そうやって自分で勝手に責任ばっかりとろうとする。

[ぎゅ、と小さく拳を握り]

……さっき、なんで兄さんのとこ行ったのかって聞いたよね。


───義父さんが死んで嬉しかったって、そう言いに行ったの。

[自嘲とすら感じられる笑みを浮かべ、ナサを真っ直ぐに見返し]
(363)2006/05/23 14:46:47
冒険家 ナサニエル
[立ち尽くしたままに幾度か瞳を瞬かせる。

───義父さんが死んで嬉しかったって、そう言いに行ったの。

其の言葉が頭の中でぐるぐると回り続けて。
ただギルのいびつな笑みを見つめる]

なんで…

[其れ以上は言葉にならない]
(364)2006/05/23 14:52:34
流れ者 ギルバート
[立ち尽くした様子をじっと見返し]

…そのままだよ。
義父さんが死んでくれて、安心した。

もう───あの人に抱かれなくてすむんだと思ったら、涙が出るくらい嬉しかった。

[にこりと笑みを浮かべ]

…ごめんね?
ずっと可愛いだけの弟でいようと思ったけど、無理みたいだ。
(365)2006/05/23 14:58:48
冒険家 ナサニエル
[言葉の意味を理解するのにどれくらいかかっただろう。
瞬きするのも忘れてずっとギルを見つめていた]

…んで…

[両手でギルの肩を掴めば放り出された傘は濡れた地面を転がり]

なんでもっと早くに言わなかったんだよ!

[一瞬声をあらげるも続く言葉に、俯く]

ごめん…俺ほんと莫迦だな…
(366)2006/05/23 15:07:40
流れ者 ギルバート
[目の前の相手が激昂を見せたところで自分は妙に冷静な表情を浮かべ]

言ったところで何が変わったのかな。
きっと、何も変わらなかったよ。

だって、兄さんは気付いたけど、ナサ兄は気付かなかったじゃない。

きっと、何も変わらなかった。

[雨の中でもはっきり聞こえる声音で告げれば、ゆるりと俯き]

…じゃあね、ナサ兄。


ちゃんと、寝なきゃダメだよ。

[どうせ寝てないんでしょう?と小さく首を傾げて苦笑した後、静かにナサニエルを置いて*あるきだした*]
(367)2006/05/23 15:17:30
冒険家 ナサニエル
[ギルが去って行くのを立ち尽くしたままに見送り、其の姿が見えなくなっても暫くは動く事もなく、ぼんやりと雨に打たれて]

……、……。

[転がった傘を拾えば重い足取りで墓地へ向かって*歩き始めた*]
(368)2006/05/23 15:23:57
医師 ヴィンセントは、扉の前で俯きながら静かに*佇んでいる……*
2006/05/23 15:33:10
異国人 マンジローはメモを貼った。
2006/05/23 15:33:31
異国人 マンジロー
[扉のを潜り中に入る・・・・・
其処に横たえられていたのは・・・・・
余りにも無残に冒涜されたキャロルの亡骸が有った

只管に無残に

只管に残酷に

只管に冷酷に

あの美しい笑顔の痕跡すらも解らぬ程に

あの天女がここまで無残に引き裂かれている]

キャロル殿・・・・・・・

[呟き、そっとキャロルだったものを撫でる

冷たく、ただの肉塊になってしまったキャロルを・・・]
(369)2006/05/23 15:40:56
冒険家 ナサニエルは、モーガンの墓前に座り込み項垂れている
2006/05/23 15:46:09
医師 ヴィンセント
[遺体安置所の扉の前で、うなだれながら

彼女の所へ連れてきて良かったのか…物思いにふける

部屋の中にいる異国の人は大丈夫なのだろうか…
心配そうに扉の奥を見つめる]
(370)2006/05/23 15:51:14
医師 ヴィンセントはメモを貼った。
2006/05/23 15:52:43
見習い看護婦 ニーナ
[ただ、蛙の歌が頭の中で響いている。

 ――くわっくわっくわっくわっくわっ!――

 耳を塞いでも途切れる事はない。]

―――…っ!

[ナサニエルに声をかけられ処刑場から病院へと
 戻ってきた。

 頭の中は空っぽのまま、
 セシリアの介抱の手伝いだけはする。
 だけども、自分が何をやっているかは解っていなかった。
 それでも自然と、身体は動く。――何時も通りに。]
(371)2006/05/23 16:06:03
見習い看護婦 ニーナ
[セシリアの様子が落ち着くと、
 1人休憩室にぽつんと座っている。

 ただ、蛙の歌が頭の中で響いている。

 涙が零れる事はなかった。

 そっと耳を塞いでいた手を膝の上に下ろす。
 ぼうっと宙を見つめる。]


…帰りたい。


[ぽつりと*呟いた。*]
(372)2006/05/23 16:06:12
異国人 マンジロー
そっと眼を閉じると在りし日の姿が思い出される

笑顔が・・・・・

歌声が・・・・・

舞踏が・・・・・

あの日・・・・・修行を終え川原の辺で再会した時の幻想的な舞踏・・・・・

舞い飛ぶ蛍と月に照らし出された、キャロルの踊りが余りにも幻想的過ぎて・・・・・思わず見惚れてしまった、あの晩の見事な舞踏が脳裏に過(よぎ)る・・・・

まるで天女が舞い降りて来たが如く美しく、華麗な踊りを・・・・・

マンジローの頬に一筋の雫が伝う・・・・・

それは、雨の雫だったのかもしれない・・・・・・

ただ、そこに居たのは「武士」・・・・・矛を止める者ではなかった・・・・・・
(373)2006/05/23 16:09:05
医師 ヴィンセント
[中の様子が気になり、思わず扉を軽く叩き]

万次郎さん…大丈夫ですか……?

[心配そうに]
(374)2006/05/23 16:16:24
異国人 マンジロー
舞踏を終え、無邪気に話す彼女の姿が思い出される。

何気無い花の一輪に、大袈裟に喜び、少女のように微笑む彼女を・・・・・

昔、故国で会った時に簪を見てハシャイで大喜びしていた彼女を・・・・・

琴や、三味線に興味を持って中々上手く行かずムキになって居た彼女を・・・・・

ただ、沈黙が部屋に満ち満ちていく・・・・・・

拳をぐっと握り込み歯を食いしばる・・・・・

そしてもう一度目を開くと返されて居た飾り緒をそっと手に握らせる
(375)2006/05/23 16:17:49
異国人 マンジロー
[ヴィンセントの声と扉の叩く音で時間の経過を知る]

キャロル殿・・・・・・・

暫しの別れでござる。

某(それがし)もその内そちらに行き申す。

明日になるか、1年先になるか、10年先になるか・・・・・

それまでゆるりと現世での痛みを癒して下され。

あの日の涙の償いもせねばなりますまい・・・・・

いつかまた・・・・そちらで出会うまで・・・・・

さらばでござる。

[言い残すと踵を返し、部屋を出る]
(376)2006/05/23 16:24:35
異国人 マンジローはメモを貼った。
2006/05/23 16:25:01
異国人 マンジロー
[部屋を出るとヴィンセントを見て]

済み申した。

忝い。

[深く頭を垂れる]
(377)2006/05/23 16:27:20
異国人 マンジローはメモを貼った。
2006/05/23 16:33:57
医師 ヴィンセント
[万次郎の様子を心配しながら]

…辛いでしょうが…あれが人狼の仕業によるものなのです。
行き場のない感情が私もあります。しかし、あの場に集められた人の中に…人狼が…いる…
それならば、私は大切な人を守る為にも、力を尽くして人狼を探そうと思っています。
貴方にも、その力添えをお願いしたいですね。
(378)2006/05/23 16:37:04
医師 ヴィンセントはメモを貼った。
2006/05/23 16:38:25
医師 ヴィンセント
と、明日もありますので、今日のところは病院に戻りましょう。

万次郎さん、あなたはもう少し休まれた方がいいですし。

[そう言うとゆっくりと病院へ向かって歩き出し]
(379)2006/05/23 16:41:49
異国人 マンジロー
[ヴィンセントの言葉を受け]

拙者に出来る事で有れば・・・・・

それに・・・・貴殿にも恩を返さねばならんでござる。

先程の件に・・・病院での治療の件も含めて。

[改めて姿勢を正ヴィンセントに深く頭を垂れると]

先だっての無礼、ご容赦の程を!
(380)2006/05/23 16:42:29
医師 ヴィンセント
恩…だなんて…

[万次郎の言葉に戸惑いながら]

医者として当然な事をしたまでです。
(381)2006/05/23 16:51:57
異国人 マンジローはメモを貼った。
2006/05/23 16:53:52
医師 ヴィンセント
[病院へ戻ると万次郎をベッドへ寝かせて、自らは診察室へ一度戻り、明日の回診の準備を整える

もう既に自宅へ帰ったとしてもあまり休む時間はないな…と思い
それならば……

病院を後にして、墓地へ足を運ぼうと]
(382)2006/05/23 17:28:50
冒険家 ナサニエル
[傘をさして墓前に座り込んだまま空を仰ぐ。
冷たい雨に打たれても既に全身ずぶ濡れなので気にもならない。
目を細めれば雨水とは違う温かい雫が頬を伝って]

帰るか…

[呟くも動く気になれず]
(383)2006/05/23 17:35:56
医師 ヴィンセント
…ナサニエル……?

[思いがけず声を発する
 こんな時間に、しかも墓地で人に会うとは…]

ここにいたのか…。
って…ずぶ濡れじゃないか!風邪でも引いたら……っ…

[慌てて近くに寄り、その顔を覗き、思わず]

―――泣いて…いたのか。
(384)2006/05/23 17:44:12
冒険家 ナサニエル
[物音に気付きぼんやりと其方に視線をやる]

…ヴィンス?

[慌てて覗き込まれた顔を背けぐしぐしと袖口で目元を拭えば、いつものあどけない笑みを浮かべ]

何言ってるの、雨だよ雨。
泣く訳ないじゃない。
泣いたってどうにも…

[ならないんだしと言いながら俯いて]
(385)2006/05/23 17:50:02
医師 ヴィンセント
[濡れた髪をくしゃりと撫でれば、もう1人の弟へ告げた言葉を再び繰り返す]

――…泣きたければ、泣きなさい。
涙を抑える理由などありません。
(386)2006/05/23 17:56:43
冒険家 ナサニエル
[顔をあげればヴィンスの顔を瞳き、其の腕を引っ張り、よろめき倒れ込んで来るのを胸に抱き止めて]

莫迦だなヴィンス。
俺が今此処で泣いたらヴィンス何処で泣くんだよ?

[二人してずぶ濡れの泥まみれのままくしゃりと笑った]
(387)2006/05/23 18:02:32
医師 ヴィンセントは、冒険家 ナサニエルに腕を引かれて一瞬戸惑うも、掛けられた言葉に声が詰まり――
2006/05/23 18:06:18
冒険家 ナサニエルは、医師 ヴィンセントの背をぽむぽむと優しくあやした
2006/05/23 18:09:06
医師 ヴィンセント
―――莫迦はどっちですか…。

[なんとか言葉を引きずり出す。
 雨が眼鏡にぽたぽたと当たり視界が悪くなる
 けれど、自分の表情が隠れるのならばそれでいいと思ってしまう

 抱き止められると、冷え切った体温を感じてしまい、やはり心配になってしまう]

私は…こっそりと泣くからいいんです。
それよりも…いつまでもそんな格好では…。
(388)2006/05/23 18:12:39
冒険家 ナサニエル
確かに俺も莫迦だけどさ。
こっそり泣くなんて俺にばらしちゃうヴィンスもやっぱり莫迦だね。

[悪戯な笑みを浮かべ腕の中のヴィンスの顔を覗く。
ひょいと眼鏡を外して其の双眸を真っ直ぐに見つめ]

…あんまり無理すんなって言ったじゃん。

[穏やかな優しい声で]
(389)2006/05/23 18:22:05
医師 ヴィンセント
ちょっ…か、返して下さい!

[慌てて眼鏡を奪い、それを装着する
 中指で眼鏡を押さえる様な格好をしながら
  苦笑いと、溜息混じりに]

どうやら…失言をしたようですね。

この眼鏡は…あまり表情が読まれないのでいろいろと便利なのですよ。

[赤くなって潤んだ瞳を見られては気まずそうな顔をして]

夜中にこんな所にいては、危険ですよ…。
帰りましょう。
(390)2006/05/23 18:33:43
冒険家 ナサニエル
[あどけない笑みを浮かべ]

隠してもバレバレなのに。

[潤んだ瞳を隠す様子をただ静かに見守り小さく頷いて]

そうだね。
流石にそろそろ冷えてきたし。

[最後にそっと抱き締めればヴィンスを開放して]
(391)2006/05/23 18:48:29
医師 ヴィンセント
[ナサニエルに開放されると、すっと墓前に座り込み手を合わせて暫く目を閉じる]

…………。

[ゆっくりと瞼を上げれば、いつもの笑みを彼に向けて横に並ぶように立ち、背中をぽんと叩きながら]

…泣きたくなったらいつでも肩をかしますからね…?

さ、帰りましょう。
帰ったらすぐに着替えて温かい格好して、沢山寝て下さいね。あまり寝てないでしょう?
(392)2006/05/23 18:57:27
冒険家 ナサニエル
[墓前に手を合わせる様子を見守り、背を叩かれかけられる言葉に誤魔化すように視線を彷徨わせ]

あー…うん…

[暫し黙りこくった後にぽつりと呟くように]

墓参りの邪魔しちゃって、ごめんね。

[ぽりぽりと頬を掻き帰ろうかといつもの笑みを返した]
(393)2006/05/23 19:04:12
医師 ヴィンセント
莫迦。そんな事、気にするな。
それを言うなら、私だって同じです。

[帰ろうかと言われると、そうですね、と返し歩き始めながら]

――…人狼を、早く見つけましょうね…。
こんな辛い思い…もうしたくないし…させたくありません…。
(394)2006/05/23 19:12:37
流れ者 ギルバート
[今日も黒いシャツに黒いベストとスラックス。
ただ太めのタイだけは深い青。
いつもと変わらない微笑、いつもと変わらない仕事ぶり。
ただ、何かが違うと常連は口を揃える。
自分ではよく分からなかった。
よくわからないままに、勧められるままに酒を飲み、笑う。
なんだか、少しだけ寂しいと感じた]
(395)2006/05/23 19:19:55
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/05/23 19:21:35
冒険家 ナサニエル
…サンキュ。

[ヴィンスの隣を歩きながら人狼の話題が出れば]

あの中に居るんだよね…
この間みんなで笑ってたのに…

[小さく頭を振り]

そうだね、もうこんなのは沢山だよ。
(396)2006/05/23 19:24:55
医師 ヴィンセント
ええ…まだ…いるかもしれませんし……

[もしかしたら、ネリーさんが……
 そう、続けるもあまりにも不謹慎すぎる発言に]

いけませんね…こんな事を言っては。
…要は、これから誰も死ななければ…それで良い…。

[ふるりと首を横に振りながら]

本当の所……人を疑うのは辛いです。
けれど、大切な人を守る為になら………。

―――酷い…人間ですね、私は。

[医者失格です…。辛そうに笑いながら呟いた]
(397)2006/05/23 19:37:42
冒険家 ナサニエル
[黙ったまま隣を歩いていたけれど静かに口を開き]

こんな事が起こったら誰だって不安になるでしょ。
俺だって叶うならみんなを護りたいと思う。

[腕を掴めば顔を覗いて]

ヴィンスは酷くなんかない。
そんな風に自分を責めないでよ。

…そんな風に、無理して笑うなよ…

[情けない笑みを浮かべればぽむりと其の頭を撫で]
(398)2006/05/23 19:57:31
医師 ヴィンセント
[酷くないと言われても、自分を許す事が出来ず、ふるふると首を振る。
 彼の言葉に胸が締め付けられ…――

 気が付くと、瞳からは堪えきれなくなった涙が零れ落ちていた]

――……っ……すみませ……。

[思わず手で涙を拭いながら、顔を見られないように彼の少し先を急ぎ足で歩むが、動揺したのか自宅とは違う方向に向かって]
(399)2006/05/23 20:09:34
流れ者 ギルバートは、些細な変化を隠すように*グラスの中身を煽った*。
2006/05/23 20:09:40
冒険家 ナサニエル
…謝るなよ。

[優しい響きを含んだ小さな呟き。
何故か自宅ではなくナサニエルの家へ向かって歩くヴィンスの後を着いて行く。

家の前まで来れば鍵を取り出し一瞬見つめる。
先ほどのギルの様子を思い出し唇を噛む。

俯いたままカチャリと鍵を回し扉を開け、ヴィンスにあどけない笑みを向ける]

久し振りに寄ってけば?
(400)2006/05/23 20:27:50
医師 ヴィンセント
……そうですね。

[冷静を装うも、一体全体、自宅に向かっていたはずなのにナサニエルの家に着いてしまった事が全く理解できないでいた
 おじゃまします、と家に入ればナサニエルに直ぐに着替えて暖かい格好をするように指示をする]

どんな莫迦でも風邪は引くもんだ。
(401)2006/05/23 20:33:29
冒険家 ナサニエル
莫迦はお互い様だと思うけどなあ?
はい、ヴィンスの分。
お互い風邪ひかないようにしないとね。

[自分もずぶ濡れなのに人の心配しかしないヴィンスの言葉に軽口を返しくしゃりと笑って、バスタオルタオルと着替えをヴィンスに渡しバスルームに押し込む。

部屋に戻って着替えれば居間へ戻りソファに身を沈め静かに息を吐いた]
(402)2006/05/23 20:42:47
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