医師 ヴィンセント はえー?えー?あー…そーですねぇー。 はいーあすもお仕事ですのでー、休みますー。 ほんとうは家に帰りたかったのですがー…んー。でも、なんというかですねー、家に帰れるか自信がありませんね!ほらほら、私、地図がないと道に迷ってしまうんですよー。知ってましたか〜?ここはテストに出ますよ〜? なーんて、じょーだんですよ。あはは。 泊めて頂けると助かります。いやー、なんといいますかすいません。助かります。すいません。 あーあー、あしたはですねー、ニーナ君の家に朝お迎えに行かなければいけませんねー。朝ですね。朝にー。えーと、あと何時間後ですかぁー??わかりませんが、いかなきゃいけないんですよー。ニーナ君の所に。彼女を危険な目にはあわせたくなんてないですからね〜〜。 [とりあえず今日は酔ったら脳内が垂れ流しになるようで、やたらと喋っている] | |
(419)2006/05/23 23:59:02 |
のんだくれ ケネス [指を絡めて意地悪く笑われれば、もう片方の手で唇をむにっと摘んだ] 頼むからそんな話思い出さないでくれ。 ……ああ、便利さが人を豊かにするわけじゃぁないよな。 たまに行きつけのカフェの味が懐かしくなるが、懐かしむくらいが丁度いい。 今はここが生きる場所だ。何もない、穏やかだったこの村が好きだ。 ["穏やかだった"と過去形で口にしてしまい、誤魔化すように頭を掻いた] 社会面担当…あー、まあ。やってる事は今とそんなに変わりない。 街で起こった雑多な事だ。 もっとも、大きな街ではここよりずっと暗い事件が多かったよ。 お前も同じ街にいたからわかるだろうけどな… 殺人、強盗、差別に汚職。 毎日どこかで誰かが死んで、理由もあれば理由すらない時もあった。 ……あまり思い出したくないのは俺も同じさ。 | |
(435)2006/05/24 01:55:54 |
酒場の看板娘 ローズマリー [唇を軽く摘まれれば、軽く頬を膨らます。 手を離させると、お返しよと言わんばかりにケネスの唇を摘む] …あそこのカフェ、私も好きだったわ。 カフェ・ラテがもう一度飲みたいくらい…。 [長い睫毛を伏せ、そっと開く 頬杖を付くと、懐かしむように遠い目をした。 誤魔化す仕草をするケネスに気がつくと、顔を寄せて口付ける。 それ以上は何も問わずに。 ―――そうだ。 街に居た時は色々な事件があって、全てが人事の様にさえ思えていたはず。 対岸の火事…そんな風に思っていた。 今の状況が皮肉だと思わずにもいられない。 自嘲気味に笑えば、黙ってケネスの話を聞いた] | |
(436)2006/05/24 01:56:49 |