人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1473)村3 : 7日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

お嬢様 ヘンリエッタ に、1人が投票した。
異国人 マンジロー に、6人が投票した。

異国人 マンジロー は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、文学少女 セシリアが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、医師 ヴィンセント、見習い看護婦 ニーナ、お嬢様 ヘンリエッタ、流れ者 ギルバート、冒険家 ナサニエル、の5名。
冒険家 ナサニエルは、赤紫の血に塗れたまま墓地へと足を運んだ。
2006/05/30 00:47:35
見習い看護婦 ニーナ
[ナサニエルとヘンリエッタを、大丈夫かな。と
 少し心配そうな表情で見送った。

 その後に一息つくと近くの椅子に、座った。]
(0)2006/05/30 02:13:48
医師 ヴィンセント
[ニーナが椅子に付くのを見ると]

お疲れ様です。

[にこやかな笑みを向けた]
(1)2006/05/30 02:17:03
見習い看護婦 ニーナ
[少しだけ俯いていたが、ヴィンセントの声にふと顔を上げ。
 その笑みに微笑を返した。]

…はい。先生こそ、お疲れ様でしたっ。

あ、お茶でも飲みます?淹れましょうか。
(2)2006/05/30 02:18:39
医師 ヴィンセントは、見習い看護婦 ニーナに、それではお願いします、と
2006/05/30 02:21:00
見習い看護婦 ニーナは、医師 ヴィンセントに頷くとぱたぱたとお茶を淹れに行った。
2006/05/30 02:21:59
医師 ヴィンセントは、いろいろと思案しながら、ニーナが帰ってくるのを待ち
2006/05/30 02:24:15
見習い看護婦 ニーナ
[お盆にカップを二つ持ってくると、一つをそっと手渡して。]

はい、どうぞ。

[微笑みながら自分も一つとると、
 ヴィンセントの近くに椅子を動かし座った。]
(3)2006/05/30 02:26:12
医師 ヴィンセント
[お茶を受け取ると、ありがとうございます、と礼を言い
 ふぅ、とお茶を冷ましながら、それを口に含んでいき、喉を潤していく]

はぁ…美味しいですね。

[あどけない笑みを向ける]
(4)2006/05/30 02:29:55
見習い看護婦 ニーナ
[じっとヴィンセントがお茶を飲むのを見詰めて。
 その言葉を聞くと嬉しそうに、笑った。]

ありがとうございます。

[少しだけカップの淵を見詰めて不安そうな顔を
 するが、小さく首を振り、気にしない振り。
 カップを傾け自分もお茶を一口。]
(5)2006/05/30 02:36:50
医師 ヴィンセント
[お茶を飲みながらニーナを見つめて、その様子に]

……??
どうかしたのですか?
(6)2006/05/30 02:49:41
見習い看護婦 ニーナ
え。あ。んーん。なんでもないですっ。

[小さく微笑むとすぐ近く。隣に居るヴィンセントに少しだけ寄りかかった。

 ――落ち着く。…少しだけどきどきするけど、でも、
 落ち着ける。]
(7)2006/05/30 02:57:27
医師 ヴィンセント
……っと。

[ニーナの重みを感じ、思わずそちらを見ると
 ふっと、優しく微笑み、お茶を、とん、と机の上に置く
 そして、優しくニーナの髪を撫でた
 少しでも、これで心が落ち着くといいな…と思いながら]
(8)2006/05/30 03:01:44
見習い看護婦 ニーナ
[髪を撫でられる感触が心地良い。
 やっぱり―――――、と思う。

 だけど。

 ぱっと、ヴィンセントから離れた。
 小さく苦笑をして。]

…えへ。ごめんなさい。
私、先生に甘えてばっかりだね。…これじゃ、駄目なのに。
(9)2006/05/30 03:10:21
医師 ヴィンセント
[ゆるゆると首を降る]

そんな事はありませんよ。

ぇと、その、私じゃ頼りないかもしれませんが、少しくらい甘えても…その…いいですからね。

[たはは、と微笑みながら]
(10)2006/05/30 03:17:37
見習い看護婦 ニーナ
…先生。

[じ。と見詰めた後に、そっとカップを机に置いて。
 またヴィンセントにぽふと其の肩に
 額を押し付けるように寄りかかる。]

――違うよ。先生は凄く頼りになる。
…甘えすぎちゃうから。
(11)2006/05/30 03:24:17
医師 ヴィンセント
[肩の重みに優しく手を置き]

そんな…私は……何も出来ない…無力な存在なんですよ。精一杯…普通を取り繕っているだでなんですよ。はは…。

[少しだけ項垂れる]
(12)2006/05/30 03:31:16
見習い看護婦 ニーナ
[置かれた手にそっと目を伏せる。
 小さく首を振った。]

無力じゃないよ。
先生に救われてる人は、絶対に沢山いますもん。

[――精一杯…普通を取り繕っているだけ

 其の言葉に視線を上げ。
 項垂れる彼の顔をしたから覗き込みつつ、
 頬をむにとつまむ。]

……先生。気持ちは凄く解ります。私もそうだったし…。
だけど…こうやって辛そうに笑うの見てたら、
…駄目なのかなって思う。
(13)2006/05/30 03:39:41
医師 ヴィンセント
……ありがとうございます。

[救われてる人が沢山…医者としてこれ以上に嬉しい事はない。]

あー…その、なんというか、笑ってしまうのは癖…なのかもしれません。その…医者がいつも暗い顔だったら嫌でしょう。…ね?

だから、気にしないで下さい。
……私は、自分より、ニーナ君の方が…その、大切ですから。
(14)2006/05/30 03:48:38
見習い看護婦 ニーナ
でも、無理した顔も駄目ですよー。

[少し頬を膨らませつつ、むにむにと。

 そうしつつ。大切だと聞いて少し顔を赤らめ少し視線を落とす。]

で、でも。

―――駄目です。


私だって、先生の事、――――――大切ですし。
(15)2006/05/30 03:54:49
医師 ヴィンセント
…えぇ…無理はしませんよ。

[むにむにされれば、そのままで
 視線から外れると心配そうに覗くも、続く言葉に同じように少し顔を赤らめる]

…ありがとう…ございます……――
(16)2006/05/30 04:01:23
見習い看護婦 ニーナ
…ほんとに?

[ぱっと顔を上げつつも、心配そうに。
 相手も赤くなっているのが見えて更に少し赤くなって。]

えっと、その。――はい。
(17)2006/05/30 04:04:48
医師 ヴィンセント
ぁ……何だか、照れますね。あ、あはは。

[頭をかきながら]
(18)2006/05/30 04:09:25
見習い看護婦 ニーナ
あはは、うん。…照れます。

[照れ笑いをし、両手をひざの上において。
 赤いままの顔で、ちらとヴィンセントを見ながら。]

えーっと、先生。
今の、告白なの………―――気付いてます?
(19)2006/05/30 04:12:06
医師 ヴィンセント
――――………え??

[思わず声が裏返る]

……え?ええ??えぇーっと……あの……そ、その…。

[思わずおたおたとしながらも顔は赤面していく]

その……ぁ……ありがとう……ございます。
(20)2006/05/30 04:16:42
見習い看護婦 ニーナ
先生が、愛してるって言ってくれて、凄く嬉しかったです。
…私も、その。うん。……だし。

言ってもらったのに、言わないのって、なんか…駄目かなって、思って。


えーー…っと。……うん。

…。

…あっ!そ、そろそろ遅い時間になってますね!
私そろそろ帰ろうかなっ!うんっ!あ、片付けないとですよねっ。

[真っ赤なまま立ち上がると、ささっとカップをお盆に載せそのまま立ち去ろうと。]
(21)2006/05/30 04:20:44
医師 ヴィンセント
に、ニーナ君!
1人で帰るのは危ないですよ!!

[思わず立ち去るニーナを止めようと]
(22)2006/05/30 04:23:32
見習い看護婦 ニーナ
だ、大丈夫です…っ!

[言ってしまってから恥ずかしくなったのか
 止めようと近くに来たヴィンセントを見て真っ赤。]

えーとえーと。確かに1人で帰るのは…嫌ですけど。
でもですね。先生に送ってもらったら先生帰せなくなるんですもん。
(23)2006/05/30 04:30:56
医師 ヴィンセント
ぁー…えと、その…、私は地図があれば、なんとかなりますので。
だから、外も暗いですし送りますよ。ね?

[そう言うと、病院を後にして、ニーナの家へ…]
(24)2006/05/30 04:38:13
見習い看護婦 ニーナ
そう言う意味じゃなくって、…危ないです。
まだ…人狼は居るかもしれないんですから。

[言いながら昨日のマンジローの様子を思い出す。
 ふと、また。考えたくない事が浮かぶ。

 考えないように押し込める。
 ――結局、何にも進歩なんてしていない。

 少しだけ俯く。ぎゅうとヴィンセントの腕に抱きついた。

 家につく。]

…やっぱ、先生。帰っちゃ駄目。…危ないよ。
(25)2006/05/30 04:42:35
医師 ヴィンセントは、小さく呟いた………え?えと……その………。
2006/05/30 04:45:33
見習い看護婦 ニーナは、医師 ヴィンセントを見詰めつつ、「今日も泊まって行って下さい。」と真顔。
2006/05/30 04:47:35
医師 ヴィンセント
[ニーナの言葉に、正直思いっきり動揺した
けれども、真顔でそう言われると、どこか断れなくて、その言葉に、静かに*頷いた*]
(26)2006/05/30 04:53:13
見習い看護婦 ニーナ
[頷くのを見るとほっとしたように笑って。
 ヴィンセントを中へと*招き入れた*]
(27)2006/05/30 04:56:22
見習い看護婦 ニーナは、医師 ヴィンセントに話の続きを促した。
2006/05/30 04:56:31
医師 ヴィンセントは、見習い看護婦 ニーナに話の続きを促した。
2006/05/30 04:56:55
見習い看護婦 ニーナ
…先生は、居なくならないよね?

[ぽつりと呟く。
 なんだか嫌な予感が、体中を駆け巡った。

 それを振り払うように。
 眠っているヴィンセントに頬に口付けをすると、
 自分用に毛布を持ってくる。

 ヴィンセントの眠るベッドの横の、彼の顔が見える位置。
 そこにちょこんと座って毛布を被ると、
 そのままその場所で*眠りについた。*]
(28)2006/05/30 05:18:25
見習い看護婦 ニーナ
[ふっと目を覚ますと近くにヴィンセントが見えて。
 嬉しそうに微笑んだ後、まだ眠いのか小さく欠伸をして。

 何時ものように郵便受けを見に行く。ふと足元を見ると
 落ちてしまったのか、一枚の手紙が落ちている。]

―…?

[すこしだけ、嫌な。…嫌な、予感。
 その場で手紙の封をきり、目を通す。]

―――…セ……―――…っ!


[ぐらりと。またぐらりと視界が揺れた。]

…せ、んせ…、先生ぇ―――…っ!!


[手紙を握り締めると、ヴィンセントの所へと*駆けていった*]
(29)2006/05/30 11:24:34
お嬢様 ヘンリエッタ
――…
[目が、覚める。
起き上がるのが酷く憂鬱で億劫だった。
もう少しそのままでいようかとも思ったが、やりたい事が、あったから。
ベッドから抜け出す事にした]
(30)2006/05/30 12:36:48
冒険家 ナサニエル
[いつどうやって家に帰りついたのかすら判然としない。
差し込む日差しに目を細める。
身を沈めたソファの周辺には数本の酒瓶が転がり、テーブルには琥珀色の液体が底に残る赤紫色の指紋の浮いたグラス。
膝に両肘をかけ項垂れたまま両手に顔を埋め息を吐く]

■■■■

[片手で顔を覆ったままグラスに手を伸ばし、喉を焼くような感覚以外は味も碌に判らないままに煽り、ふらりと立ち上がれば浴室へ向かい血に塗れた服をのろのろと脱ぎ捨てる。
熱いシャワーを頭から浴びれば、僅かに気の緩んだのか止め処なく瞳から零れ落ちる雫も水飛沫に混ざり流れ落ちて、赤紫色の水と共に排水溝へと飲み込まれて*いった*]
(31)2006/05/30 12:41:19
お嬢様 ヘンリエッタ
じゃあ、行って来るわ…
[それだけの言葉を残して別荘を後にした。
手にしている荷物は重くて、重くて、たまにバランスが崩れそうになる]
(32)2006/05/30 15:22:46
冒険家 ナサニエル
[指先がふやけるくらいずっとシャワーを浴びてから身支度を整える。
飲み散らかした部屋を片付けグラスを手に取れば、其処に残る赤紫の痕に気付き唇を噛み締めて、僅かに眉根を寄せゆっくりと目蓋を下ろす。
両手で自分の頬をぺちりと叩けば顔を上げて家を出る。
少し歩けば向こうから鮮やかな赤いドレスの裾をはためかせ、危なっかしい足取りで歩いてくる姿を見止めて足早に駆け寄り、いつものあどけない笑みを浮かべ僅かに俯いて顔を覗き]

エッタ、荷物持とうか?
(33)2006/05/30 15:41:38
お嬢様 ヘンリエッタ
きゃ…っ
[思わず荷物を落としかけて、事なきを得る。
振り返ると、一瞬悲しげな表情をしてから笑顔を向けた]

うん、じゃあ…お願いするわ
少し…無理があったみたい
(34)2006/05/30 15:46:38
冒険家 ナサニエル
[表情の変化に首を傾げつつひょいと荷物を受け取り]

無理するなって言ったのに。
…元気ないね?もしかしてまだ具合悪いの?

[ゆるりと歩きだせば気遣うように見つめ]
(35)2006/05/30 15:53:20
お嬢様 ヘンリエッタ
大丈夫よ…痛み止めも飲んだから、結構楽になってるし…
[ふと肩に視線をやってから、前方を指差し]

ほら、早く行きましょ
着いたらおやつの時間なんだから!
(36)2006/05/30 15:58:36
冒険家 ナサニエル
[エッタの視線を追いかけて一瞬不思議そうに見つめるも頷き]

そうだね、行こうか。
スコーン作ってきてくれたんだ?
サンキュ、楽しみだ。

[くしゃりと笑ってのんびりと歩を進め]
(37)2006/05/30 16:04:56
お嬢様 ヘンリエッタ
…うん
手作りなんだから…か、感謝してよね
頑張ったん…だから…
[にわかに赤くなりながら足早に。
集会場にたどり着くと、扉を開いた]
(38)2006/05/30 16:08:39
冒険家 ナサニエル
[テーブルに預かった荷物を置いて]

うん、わざわざありがとうね。
お礼にお茶は俺が煎れるよ。
エッタは珈琲と紅茶どっちが良い?

[手際良く準備をしながら声をかけて]
(39)2006/05/30 16:11:43
お嬢様 ヘンリエッタ
う、うん…

じゃあ紅茶で…それと、えっと…カップ、持ってきたから…
[紙に巻かれた2組のティーカップを取り出して、がさがさと音を立てながら紙を取り。
カップを抱えながら、ぱたぱたと駆け寄って]
(40)2006/05/30 16:21:36
冒険家 ナサニエル
[返事をして茶葉の缶を物色して選び取れば丁度エッタが駆け寄ってきて、大切そうに抱えられたカップを見てきょとんと瞳を瞬かせる]

カップまで持ってきたの?
お疲れ様。

[缶を置けばカップを受け取った]
(41)2006/05/30 16:26:23
お嬢様 ヘンリエッタ
うん…
やっぱり、良い食器の方が…美味しいと思うのよ
[なんだか嬉しそうに笑ってから、逃げるように戻った。
頬が熱い]
(42)2006/05/30 16:31:13
冒険家 ナサニエル
そうだね。

[カップに沸いた湯を注いで温める間に、ティーポットにも湯を注ぎ蒸らす。
静かな時間。
沈黙を気にした風もなくのんびりとエッタの様子を見守り]
(43)2006/05/30 16:39:20
お嬢様 ヘンリエッタ
[忙しく、中からスコーンを取り出してお皿にせっせと盛り付けている。
とは言うものの、適当に並べているというか重ねているだけだが。
小さい皿に、カップに入れて持ってきたマーマレードジャムと生クリームをそれぞれ入れて、ふぅ…と息をつく。
ふと見られていた事に気がついて、一瞬慌てて視線をきょろきょろさせてから、咳払いして何でもない風を装った。
ソファに座り、頬に手を当てる]
(44)2006/05/30 16:43:51
冒険家 ナサニエル
[二客のティカップに紅茶を注ぎ一方をエッタの前に差し出す。
並べられてたおやつを眺めて嬉しそうにくしゃりと笑って]

いただきます。
(45)2006/05/30 16:50:42
お嬢様 ヘンリエッタ
う、うん…
あんまり、その…保障はしないけど…
[頷きながら、紅茶を一口すすって。
不安そうにナサニエルの様子を見守る]
(46)2006/05/30 16:57:10
冒険家 ナサニエル
[ママレードジャムを乗せてスコーンを齧る。
口の端についたジャムをぺろりと舐め取りエッタの視線に気付き]

美味しいよ。

[口元を綻ばせた]
(47)2006/05/30 17:09:27
お嬢様 ヘンリエッタ
あ…
う、うん…
[軽く頷く。
なんだか、なんだか…顔が見れなかった。
もぐもぐとスコーンを食べるものの、何を話していいのか分からなくて。
生クリームを取ろうとして、油断してたからか腕に痛みが走った]
(48)2006/05/30 17:16:24
冒険家 ナサニエル
エッタ?

[エッタの様子がおかしいのに気付き紅茶を啜りティカップを置きじっと見つめ]

…やっぱりまだ具合悪いんじゃないの?
(49)2006/05/30 17:19:29
お嬢様 ヘンリエッタ
…そうね
[何かをあきらめたように肯定する。
スコーンを口に放り込むと、肩を撫でて]

本当は、具合が悪いんじゃないの…
(50)2006/05/30 17:23:11
冒険家 ナサニエル
[エッタの肩に視線を移し先ほどエッタが肩を気にしていたのを思い出す]

…肩…どうしたの?
(51)2006/05/30 17:26:14
お嬢様 ヘンリエッタ
うん…
[迷いながら、けれどもう答えは出ていたので。
ボタンをいくつか外してからドレスの襟を掴んで、ずり降ろして肩を露出させる。
そこには少し血の滲んだ包帯が巻かれている]
(52)2006/05/30 17:39:43
冒険家 ナサニエル
え?

[服に手をかけて脱ぎ始めるエッタに動揺しておろおろと視線を彷徨わせるも、露わになった肩口の包帯に気付けばドレスより紅い血を滲ませた包帯を凝視して]

…怪我…してたの?
(53)2006/05/30 17:47:05
お嬢様 ヘンリエッタ
ん…
[頷く。
恥ずかしいのかすぐに隠したが、ボタンも合わせず席を立って。
ナサニエルに近づく]

でもね
見せる訳にいかないから、自分で適当に治療してたの…
(54)2006/05/30 17:54:42
冒険家 ナサニエル
[近付いて来るエッタに首を傾げ]

自分でって…ヴィンスに診せてないの?
なんで…

[事情が飲み込めないままに心配そうに顔を覗き]
(55)2006/05/30 17:58:45
お嬢様 ヘンリエッタ
見せたら…どうして、こうなったのかって…聞かれてしまうでしょう?
そしたら、言い訳できないもの…
[ナサニエルの肩に手を置いて、そのままじっと見つめる。
その瞳には感情が込められてないかのようだった]
(56)2006/05/30 18:02:11
冒険家 ナサニエル
言い訳?

[無機質な瞳を真っ直ぐに見つめ穏やかな優しい声で]

…其の怪我…どうしたの?
(57)2006/05/30 18:05:51
お嬢様 ヘンリエッタ
…刺されたの。
[感情を込めないまま、口にした]

まさか、ナイフを持ってるなんてね…
油断してたのかしら…やっぱり、感情に任せては駄目よね…
(58)2006/05/30 18:08:22
冒険家 ナサニエル
[眉根を寄せる]

刺されたって…

[続く言葉に違和感を感じて]

エッタ其れ、どう言う意味?
(59)2006/05/30 18:12:00
お嬢様 ヘンリエッタ

[答えずに、肩に置いた手を回して抱きしめる形になって。
耳元で囁く]

どういう意味だと…思う?
(60)2006/05/30 18:18:17
冒険家 ナサニエル
[顔を覗こうにも肩の傷が気になって引き離す事も躊躇い]

可能性を見落としていただけで、相手に刺される危険があるような事をしたの?

[いつもの調子で穏やかに問い返し]
(61)2006/05/30 18:22:05
お嬢様 ヘンリエッタ
そうね…
そうなる…かしら
[淡々と肯定する。
抱きしめる手にはたいして力もなく、跳ね除けようとすればそれは容易いだろう]
(62)2006/05/30 18:26:34
冒険家 ナサニエル
[ナイフ…刃物…深夜の教会で自警団が騒いでいた言葉…
ゆっくりと瞳を閉じて変わらぬ優しい声で問う]

…エッタが…人狼なの?
(63)2006/05/30 18:33:34
お嬢様 ヘンリエッタ

[心臓が高鳴って、鎮める為に一度目を瞑る。
口から出された声は、少し震えているかもしれなかった]

だったら…どうする?
(64)2006/05/30 18:36:08
冒険家 ナサニエル
[ぽむりとエッタの頭を撫でる]

もう誰も殺さないでってお願いするかな。
(65)2006/05/30 18:38:25
お嬢様 ヘンリエッタ
あ…
[撫でられたその手に、じわりと涙が浮かび上がって。
それをぐっと堪える。
見えてない、見えてないから…大丈夫]

…あなたを殺してもいいのなら、考えてあげるわ。
(66)2006/05/30 18:46:08
冒険家 ナサニエル
良いよ。

[優しくぽむぽむと頭を撫でながら躊躇いなく穏やかな声が応える]
(67)2006/05/30 18:48:34
お嬢様 ヘンリエッタ
あ…ぅ…
[頬に涙が伝って、嗚咽を混じらせる]

ば、馬鹿…
馬鹿…なん、で…なんで…っ
[行き場の無い感情を発散させるように、手に力がこもる]
(68)2006/05/30 18:51:16
冒険家 ナサニエル
[撫でていた頭をそっと抱き寄せれば首筋に温かい湿り気を感じる。
顔を見られていないのを知ってかふっと愁いを帯びた優しげな笑みを浮かべ]

もう他の人を殺さないでくれるなら安いものだよ。
(69)2006/05/30 19:03:43
お嬢様 ヘンリエッタ
命乞いしなさいよ…!
私を、自警団に突き出しなさいよ…!
[涙で息を苦しくさせながら、慟哭するように叫んだ]

なんで…なんでそんな、事…
それじゃあ…私、私は…
[声にならない声をあげて力を失って、抱きしめていた手を外して、顔をぬぐう]
(70)2006/05/30 19:14:47
冒険家 ナサニエル
[離れていくエッタを開放して]

俺を殺したらエッタは逃げないと。
このまま此処に居たら殺されるよ。
(71)2006/05/30 19:22:45
お嬢様 ヘンリエッタ
馬鹿…
[涙を拭いて、顔を上げる。
深呼吸をしながら、ゆっくりと]

無理だよ…言ったでしょう?
夢は見てるだけで、叶いっこないの
ここから逃げ出すなんて出来ないし、救いの手を差し伸べる王子様だって…来ないのよ…
(72)2006/05/30 19:32:38
冒険家 ナサニエル
[エッタの瞳を覗きほんの一瞬、愁いを帯びた瞳を細め]

夢は掴むために手を伸ばさないと。
誰かがくれるのを待っていても手に入らないものもあるんだよ。

[ぽむりと頭を撫でていつものあどけない笑みを浮かべた]
(73)2006/05/30 19:39:24
お嬢様 ヘンリエッタ
私は、ここに縛られて動けないの

…出来ないのよ
彼女の事を忘れて、逃げたりなんか…出来ない…
[首を振ってから。
悲しげな表情を消し去るために、挑戦的な視線を向ける]

それとも…
あなたが、私をここから連れ出してくれる?
そして一緒に逃げてくれるの?
[じっと見つめて、答えを聞く前にふと視線を外した]

…なんて
そんな事、あなたに出来る訳ないよね…
(74)2006/05/30 19:44:29
冒険家 ナサニエル
彼女?

[首を傾げるも続く言葉に静かな声で]

そうだね。
俺はエッタに殺される事は出来ても本質的な意味では護れない。
仮令、此処から連れて逃げようとも、エッタが求めてる王子様にはなれないから。

…ごめんね…
(75)2006/05/30 19:49:50
お嬢様 ヘンリエッタ
…うん
[頷いて、顔を上げた。
距離を近づけて、じっと見つめる]

…ねぇ
ナサニエルが、一番好きなのは…誰?
(76)2006/05/30 20:03:02
冒険家 ナサニエル
[問われれば暫し思案してゆっくり口を開き]

…皆好きだよ…
其れじゃ駄目かな?
(77)2006/05/30 20:08:44
お嬢様 ヘンリエッタ
[そうだよね、と小さく笑って]

私が生きてたら、その誰かを殺すかもしれないよ?
たとえ逃げたとしても、逃げ切れたとしても、その先であなたの出会った誰かを殺すかもしれない

[顔を俯かせて、表情を隠す]
…無理なんだよ
皆を守るなんて…無理
誰かが犠牲にならなきゃ、いけない…
でなきゃ…全部が犠牲になるかの、どっちか…
(78)2006/05/30 20:12:52
冒険家 ナサニエル
[ゆっくりと瞬けばいつもの笑みを向け]

全部を求めたって手に入らないのは判ってる。
でもエッタは俺を殺せばもう殺さないんでしょう?

だから其れだけで充分だよ。
(79)2006/05/30 20:18:21
お嬢様 ヘンリエッタ
…殺さないわ
[きっぱりと言い切った]

嘘をついたの
あなたを殺しても、殺さなくても、変わらない
私は多分、今日――…
(80)2006/05/30 20:25:18
冒険家 ナサニエル
もう殺さないなら其れで良いよ。

[ぽむりと頭を撫でれば立ち上がり]

帰ろうエッタ。
屋敷まで送っていくから、できるだけ早く村を離れて。
(81)2006/05/30 20:42:29
冒険家 ナサニエルは、お嬢様 ヘンリエッタに話の続きを促した。
2006/05/30 20:42:34
お嬢様 ヘンリエッタは、冒険家 ナサニエルに話の続きを促した。
2006/05/30 20:43:53
お嬢様 ヘンリエッタ
――…嫌ッ!
[思わず抱きしめて、首を振る。
しかしすぐ我に返って、声のトーンを落とした]

…じゃあ
少しだけ、食べてもいい?
そしたら…おとなしく、言うとおりにするわ…
(82)2006/05/30 20:48:12
冒険家 ナサニエル
[抱き止めてぽむりと頭を撫でて、そっと身を離し再度ソファに腰掛け視線を合わせれば顔を覗き、いつものあどけない笑みを向けて]

どうぞ、召し上がれ?
(83)2006/05/30 20:54:02
お嬢様 ヘンリエッタ
…うん。
[頷いて、ナサニエルにのしかかるようにしながら、着ているものを掴むと爪で引き裂いた。
あらわになった鎖骨に口付けてから、そこに爪で切れ目を入れる]

痛く…するから、ね?
[興奮の為か息を早くさせながら、どこか潤んだ瞳で、少し見上げた]
(84)2006/05/30 20:59:51
冒険家 ナサニエル
[軽々と服の引き裂かれるのを静かに見守る。
撫ぜられた感覚の後に続く微かな痺れと熱に目を細めてエッタを見つめ]

好きにして良いよ。

[ぽむりと頭を撫でた]
(85)2006/05/30 21:05:56
お嬢様 ヘンリエッタ
…ん。
[熱に浮かされたように頷いて。
自分で作った赤い線に口をつけて、舌を割りいれる。
その舌先で、中をこじ開けるように奥へ奥へと動かした。
感情が昂ぶるにつれて、ナサニエルの身体を抱きしめる手がきつくなる。
甘い甘い、血の味に酔いしれて欲望のままに貪った。
途中でほんの少しだけ肉を噛んで。
苦痛を感じている事を確かめるように、どこか不安そうに*そっと見上げた*]
(86)2006/05/30 21:18:21
冒険家 ナサニエル
[皮膚を裂いて割り入ってくる舌の蠢く感触。
肉の食い千切られるのに僅かに眉根を寄せる。
口元を紅く染めて見上げてくるエッタの潤んだ瞳を覗きいつもの笑みを*返した*]
(87)2006/05/30 21:28:56
医師 ヴィンセント
「…せ、んせ…、先生ぇ―――…っ!!」

[その声に気付き、彼女に声を掛ける間もなく泣き顔のニーナが胸へと飛び込んできた]

「先生、先生…っ。
どうしよ…、どうしよう。
セシリアちゃんが。セシリアちゃんが――…っ!!!」

[突然の事で驚くも、手に持っている手紙を見て思わず背筋が凍りつく]

「手紙に気付かなかったなんて、私…、わた…。」

[そっと優しく髪を撫で、彼女の気持ちを落ち着かせようとしていると…そこに自警団がやってきた……そして……
 2人の死を告げる―――]

――……わかりました。検死に…参ります。

[必死でその言葉だけを搾り出す。]
(88)2006/05/30 21:39:32
医師 ヴィンセント
[ふらふらと診察室に戻ると、ニーナが検死に付いて来たいと、辛そうな表情だが何かをしっかりと決意したような表情]

中には…入らないで下さいね。外で待っているのなら…構いませんよ。

[そう伝えると、暫くじーっと見つめられるも、真剣な表情を返すと、やがて頷く
 遺体安置所につくと入り口で待っているように言い、静かに扉を開けた…そこには

 ――2人"いた。"

 静かに手を合わせ、白い布をはらりと……]

………っ……!!

[ヒューバートの死体を見て、思わず嘔吐感に襲われる。
 セシリアは首と胴体が切り離されている。

 思わず手で口を押さえなが、一歩後へ退く………]
(89)2006/05/30 21:42:10
見習い看護婦 ニーナ
[入り口で待っている間。
 扉の前で膝を抱える。 俯くように地面を睨む。

 着いてきたのは、セシリアに最後にもう一度会いたかったから。
 だけどもちゃんと見て、冷静で居られる自信はない。
 だからここで待つ事に頷いた。

 この扉の向こうにセシリアが居る。 …そして、ヒューバートも。
 他にも、今まで殺された人、死んでいった人が、
 一度はここに居たんだと思う。

 ――私は。見てない。
 人狼に襲われた人の身体を、見た事がない。
 セシリアの記憶でしか、それを知らない。
 処刑も、昨日を除くと一度しか、見てない。
 …その一度は、どこか。とても。遠くに感じた。
 それはきっと、逃げていたから。事実を否定していたから。
 今は。―――今は? ふと、セシリアの言葉が甦る。

 ――― 事実から ―――。]
(90)2006/05/30 21:52:22
見習い看護婦 ニーナ
かーえーるーのーうーたーがー…

[ぽつりと、呟くように歌う。どんな感情だったかは、解らない。
 ただ、涙が溢れそうになって、また俯いた。

 私は。――――弱い。
 強くなりたいと思うのに。とてもとても、思うのに。
 感情がついていかない。怖い。
 何度も同じ事を繰り返す。失敗ばかりを繰り返す。

 襲われた彼らを見たからと言って何かが
 変わるわけでもないと思うけれど。

 ふと視線を扉へと向ける。 あの中には、ヴィンセントも居る。
 そんな中に、1人で居る。

 いつか、その中に仲間入りしてしまうんじゃないかと。
 不安。 不安。 …とても、不安。

 思わず立ち上がる。ただじっと、その扉が開くのを、待つ。]
(91)2006/05/30 21:53:04
医師 ヴィンセント
[どれくらい…時間が経ったのだろう。
 
 部屋の扉から出ると、ニーナが心配そうに駆け寄ってきた
 いつものように、笑ってみせると、嘘だと簡単にばれてしまったのか
 私の辛さが伝わってしまったのか…抱き締められた

 そして]

「……先生。先生は居なくなりませんよね?
ずっと側に居てくれますよね? 」

[少し泣きそうな表情で下から覗き込まれる。胸が苦しくなる。
 そのまま、抱き締め返す。目の奥が熱くなるのを感じた…]

いますよ……私は、ニーナ君の傍から離れません…――
(92)2006/05/30 22:02:10
見習い看護婦 ニーナ
本当ですよね?

[抱締めながらも彼を見上げたまま、ずっと。]

……信じますからね。

[そう呟くと、俯くようにその胸に額を押し付けた。

 暫くそうした後、そっと少しだけ離れ。
 そろりと扉の方に視線を向けた。]

…先生。

[セシリアの様子を、聞きたいと思った。
 聞きたくないと思った。

 だから聞きかけて、そこでやめてしまい、俯く。]
(93)2006/05/30 22:12:34
医師 ヴィンセント
……ええ。
私も…ニーナ君を信じていますよ。

[扉の方を見る彼女に気付き…]

……駄目です……貴方には辛すぎる現実がそこにあります。

[しっかりとした口調で
 俯くのを見ると、頭をくしゃりと撫でる]
(94)2006/05/30 22:22:07
見習い看護婦 ニーナ
[確りとした口調で。辛すぎる現実と言った。
 扉に視線を、投げる。

 ―――――――…。

 もう一度ヴィンセントに振り返り、ぎゅうと抱きついた。
 撫でられる手に、涙が、溢れた。]

…先生。先生。先生――…。

[色々な事が言葉にならない。ただ抱きついたまま。彼を呼ぶ。]
(95)2006/05/30 22:33:58
医師 ヴィンセント
[ただ、抱き締めた。
 それしかできなかった…]

…ニーナ君…。

[優しく抱きしめながら呟く
 すこしでも、彼女の悲しみを共有できたらいいのに…そう思いながら]
(96)2006/05/30 22:44:09
見習い看護婦 ニーナ
[撫でられながら、目を伏せ。
 やはり涙は止まる事はなかったけれど。

 それでも。それでも――。

 心が、おちつく。実感する。
 ――――ああ。]

…先生…。ヴィンセント先生…。
好きだよ、大好き…。だから――――側に、居てね。

[先程と同じ言葉を繰り返す。けれど。それはどこか、穏やかに。]
(97)2006/05/30 22:59:23
医師 ヴィンセント
――ニーナ君……

…私も、大好きですよ……。

[抱き締める]

いつでも、貴方の側にいますね。

[ふわりと微笑み、手でそっと涙を拭う
 そのまま、顔を近づけて、僅かな瞬間…唇を重ねた―]

……約束しますよ。離れないと。

[ニーナの瞳を見つめ、また微笑んだ――]
(98)2006/05/30 23:10:14
見習い看護婦 ニーナ
[微笑みにまた安心する。涙を拭われ、彼を見上げる。
 そのまま。 近く。 ――近く。

 ふわりとした、感覚。感触。
 暖かかった。一瞬だけど、あたたかかった。

 きっとほんのりと顔は赤く染まっているだろう。
 唇が離れた後、そっとヴィンセントを見詰める。
 言葉や。微笑みにも。とても嬉しそうな、微笑みを返し、頷いた。]
(99)2006/05/30 23:20:48
医師 ヴィンセント
[2人で病院までのの帰路は特に会話がなかったけれども、言葉は必要のないような、そんな時だった――

 検死に思ったよりも時間がかかり、病院でいくつか仕事を済ませると、外はとっくに暗くなっていた]

ニーナ君。そろそろ集会場に向かいましょうか…。

[そう言い、二人で集会場へと道を急いだ]
(100)2006/05/30 23:28:30
お嬢様 ヘンリエッタ
…ん。
[笑顔を見つめながら、とろりとした恍惚の表情を浮かべた。
一瞬顔を離して、少し見つめたものの何も言えずまた傷口へと舌を入れる]
(101)2006/05/30 23:37:46
冒険家 ナサニエル
[熱と痺れと鈍い痛みがじわりと広がる。
すぅと視線をずらせば暮れた外の様子に気付き]

エッタ…そろそろ…っ。

[自分の声帯の震えるのが傷に響き僅かに眉根を寄せて]
(102)2006/05/30 23:41:14
お嬢様 ヘンリエッタ
[その言葉も、耳には届いていない。
意識はどろどろとしていて、聞こえては居るけれど理解が出来なかった。
だから、口を離さないまま不思議そうな顔をしながら顔を覗き見て。
ぞくりと背中が震えた]
(103)2006/05/30 23:45:44
見習い看護婦 ニーナ
[ヴィンセントの言葉に、少しだけ俯く。
 本当は、行きたくない。 彼にも行ってほしくない。

 でも、行かないと疑われちゃうから。
 ただでさえ、私は疑われてるし。

 そう思うと、更に胸が苦しくなる。
 嫌だ。先生と離れたくない。

 ……死にたくない。

 ぎゅっと、ヴィンセントの袖口を握り締め、見上げ。
 そして、なんでもないというように笑って手を離せば、
 一緒に集会場への道を急ぐ。

 そうだ。早く行って、早く終らせれば良い。
 どうなるかは解らないけど。でも。
 人狼を、早く退治して。全部退治して。

 またすぐに、ここに帰ってくれば良いんだ。]
(104)2006/05/30 23:46:47
医師 ヴィンセント
[集会場の扉をいつものように開く]

皆さん、こんば………―――!!

[――思わず凍りついた

 目に飛び込んだ光景に…]

ナサニエルっっ!!!!
(105)2006/05/30 23:48:52
冒険家 ナサニエル
[エッタの視線をあげるのにあわせて身じろがれればまた新たな痛みに襲われる]

…く…っ。

[ゆっくりと瞬いて潤んだ瞳にいつもの笑みを返す]

そろそろ…いくよ…

[ぽむりと頭を撫でようとすれば扉の開く音に視線を投げ]

…ヴィンス…
(106)2006/05/30 23:51:46
見習い看護婦 ニーナ
[ヴィンセントの後から集会場に入れば。

 その光景が理解できなくて、ただそれを見詰める。]

―――――――――…え…?

[――ナサニエルっっ!!!!
 ヴィンセントの声で、我に返った。
 返った。

 返ったが。]

な、っちゃ………

―――エッタ…ちゃん…?

[やはり、理解。できない。

 食べてる?なっちゃんを?
 エッタちゃんが?食べて――…]
(107)2006/05/30 23:54:33
お嬢様 ヘンリエッタ
…はぅ?
[ぼんやりとしながら、口を離した。
少し名残惜しかったけれど、首をかしげて]

行く…って?
[思考が追いついてないのかぼーっとしながら聞き返して。
そのまま、視線を追うように扉の方へ顔を向けた。
口の周りについた血を拭う事も忘れて]
(108)2006/05/30 23:55:04
冒険家 ナサニエル
[庇うようにエッタを抱き寄せ]

俺は大丈夫だから。

[入ってきた二人にいつものあどけない笑みを向ける]
(109)2006/05/30 23:57:24
冒険家 ナサニエルは、お嬢様 ヘンリエッタに「家に帰る約束したでしょ?」と優しい声で囁いた。
2006/05/30 23:57:50
医師 ヴィンセント
……ヘンリエッタさん……

貴方が……"人狼"……―――!

[ぞくりと鳥肌が立つ
 ああやって……人を………――――]

離れなさい!!
ナサニエルそいつから離れろっっ!!!!!!
(110)2006/05/30 23:59:39
見習い看護婦 ニーナは、その光景に固まったまま、動けない。頭が、おいつかない。
2006/05/31 00:01:11
お嬢様 ヘンリエッタ
…あ。
[抱き寄せられると、まだ頭がぼぅっとしているのかろくに抵抗もせず。
囁きには夢を見るように、こくりと頷いた]
(111)2006/05/31 00:01:39
冒険家 ナサニエルは、医師 ヴィンセントを静かに見つめて「…ごめんね…」と首を振った。
2006/05/31 00:03:55
お嬢様 ヘンリエッタは、医師 ヴィンセントを見つめながら、段々とその表情が険しくなる。
2006/05/31 00:04:44
見習い看護婦 ニーナ
じん…ろう。


――だいじょうぶ?

だいじょうぶなの?なっちゃん。

…たべ、られて――…。

たべ…。


…あ。―――あ………。

[ヘンリエッタを見る視線が、ゆるりと。ぐらりと。恐怖にゆがむ。
 あかい、あかい。 あかいくちもと。

 大きく息を吸い込むように。言葉まで吸い込んで。]

――――――――――――ッ!!!!!!!!!
(112)2006/05/31 00:06:13
お嬢様 ヘンリエッタ
――…だったら、どうだって言うの?
折角のラブシーンを…邪魔しないでくれる?
[静かに言葉を紡ぐ。
けれど、その奥にある怒りと衝動は隠せていない。
隠そうとも、していない]
(113)2006/05/31 00:08:05
見習い看護婦 ニーナは、声にならない叫び声をあげ、ふらりと、がくりと、その場に膝を。
2006/05/31 00:10:13
医師 ヴィンセント
ナサ!何を謝っているんですか!!

彼女は…
アーヴァインを
キャロルさんを
ケネスさんを
ヒューさんを
セシリアさんを…殺したんですよ――!!

[とっさにニーナを後に庇うような体勢になり
 じろりとヘンリエッタを睨みつけた]
(114)2006/05/31 00:10:25
お嬢様 ヘンリエッタ
ああ…
やっぱり、セシリアも死んだのね…
[感慨もなく呟く]

でも、残念ね…
私が殺したのは、キャロルとヒューバートだけだわ
[言いながらも睨みつける。
そこにあるのは、怒り。
邪魔をされたという怒り。
耳障り、余りにも…耳障り]
(115)2006/05/31 00:13:32
冒険家 ナサニエル
[ヴィンスを真っ直ぐに見つめ穏やかな声で]

じゃあ俺たちはミッキーを、ネリーを、ステラを、ローズを、殺したよ。
エッタはもう殺さないって言ったんだ。
(116)2006/05/31 00:14:45
冒険家 ナサニエルは、お嬢様 ヘンリエッタの声に視線を移し「…エッタ…もう帰ろう?」
2006/05/31 00:16:28
お嬢様 ヘンリエッタは、冒険家 ナサニエルを見て、少しだけ、ほんの少しだけ、気持ちが鎮まる。
2006/05/31 00:19:13
お嬢様 ヘンリエッタは、首をどちらに振るべきか迷いながら、ヴィンセントへ視線を移した
2006/05/31 00:19:55
お嬢様 ヘンリエッタは、迷いながら、二人を見比べ。
2006/05/31 00:21:26
お嬢様 ヘンリエッタは、冒険家 ナサニエルに頷きかけた。
2006/05/31 00:21:46
医師 ヴィンセント
――…!!

キャロル…さんと………ヒュー………。

[見てきた死体の中で、無惨だった死体……それが…]

―――私は…人狼を許しません……。

ナサ……確かに…私達は、彼らの死を背負わなければいけません。

[かつかつとナサとエッタの方へと近付いていく]

その為にも……人狼を……殺さなければいけないのです。

[2人の間に入り込み引き離す]

汚らわしい人狼めっ!!ナサニエルから離れなさい!!!
(117)2006/05/31 00:22:59
冒険家 ナサニエルは、お嬢様 ヘンリエッタにいつもの笑みを向けようとすればヴィンスに引き離された
2006/05/31 00:24:08
見習い看護婦 ニーナは、医師 ヴィンセントの言葉にびくりとそちらに視線を向け―
2006/05/31 00:25:37
お嬢様 ヘンリエッタ
[ナサニエルに頷こうとして――
まとまりかけていた気持ちは、そこに割り入る男によって、壊された。
その欠片が、目の前の男に憎しみとして注がれる]

…ッ!!
[咄嗟に手が出て、ヴィンセントの身体を突き飛ばしていた。
彼が居なくなった事によって開けた視界に、一人の少女が見える。
この医者に取って、おそらくは――大事な人間]

…に、そんなに…憎むのなら…!
お前も背負えばいい、悲しみを背負えばいい…ッ!!
[彼にとって、おそらく一番残酷な。
彼自身が死ぬよりも深い絶望であろうその行動を思いついた瞬間には、身体が飛び出ていた。
目の前に居る少女に向かって、迷う事無く左腕が突き出される]
(118)2006/05/31 00:35:46
医師 ヴィンセントは、……―――――――!!!!!  イケナイ…
2006/05/31 00:39:31
冒険家 ナサニエル
…エッタ!

[咄嗟に立ち上がり叫ぶ。
エッタを追いかけるもヴィンスを突き飛ばし更に離れていく。
其の視線の先にニーナを見つけ]

やめろっ!!!!!
(119)2006/05/31 00:40:45
見習い看護婦 ニーナ
[その向けた視線の先に見えたのは、彼ではなく。

 ――  めのまえが  そまって  ――



 何を考える暇もなく。ただ。
 ――ただ、解った事は。


 どこか――――からだのどこかが、熱い―ような――]
(120)2006/05/31 00:41:22
見習い看護婦 ニーナは、お嬢様 ヘンリエッタに、貫かれながら、ただ、彼女に視線を   向けていて。
2006/05/31 00:42:22
お嬢様 ヘンリエッタは、見習い看護婦 ニーナの身体を貫いた。
2006/05/31 00:42:41
お嬢様 ヘンリエッタは、そのまま、何も出来ずにニーナを見つめている。
2006/05/31 00:45:16
医師 ヴィンセントは、 
2006/05/31 00:47:22
見習い看護婦 ニーナ
[―― まっかに まっかにそまる ――]

………――――――や―………。


[小さく、小さく。喉の奥から声が漏れた。]
(121)2006/05/31 00:48:53
お嬢様 ヘンリエッタは、見習い看護婦 ニーナから恐る恐る手を抜いた。
2006/05/31 00:49:34
見習い看護婦 ニーナ
[何が染まったのかは、解らない。
 それはきっと、全てで。   総てで。

 何も解らない。 解りたくない。 ただ、その瞬間に。
 どうしてだろう。懐かしい記憶が見える。

 それはきっと、セシリアが見た幸せな光景。
 父さんや母さんに愛されてすごした日々の事。

 ナサニエルに出会った時の事や、
 先代の医師であるモーガンの病院に
 始めて行った時の事。
 ネリーとの薬草摘みや
 セシリアとのガーデニング。

 他にも、他にも、他にも。]
(122)2006/05/31 00:50:15
お嬢様 ヘンリエッタは、その手を、ぼんやりと見つめている。
2006/05/31 00:50:32
見習い看護婦 ニーナ

[それでも、一番鮮明に映ったのは―――…。]
(123)2006/05/31 00:50:39
冒険家 ナサニエル
[瞳を見開いたままに耳に届く小さな小さなニーナの声に我に返り]

ニーナッ!

[駆け寄ろうと]
(124)2006/05/31 00:51:24
医師 ヴィンセントは、ふらりと………ニーナの方へ…――
2006/05/31 00:51:30
見習い看護婦 ニーナ
[支えを失いそのままずるりと、床へ崩れ落ちる。
 意識なんてもう、きっと、ないに等しい。

 目を閉じたまま。動かない。

 脳裏にはまだ映っている。その光景が。]
(125)2006/05/31 00:52:36
見習い看護婦 ニーナ
[ ―――  だ、大丈夫?  ――― ]


[怪我をした私に駆け寄ってきてくれる、

             小さい頃に出会った――…]
(126)2006/05/31 00:54:56
見習い看護婦 ニーナは、      ―――――…の、…にいちゃ………―――
2006/05/31 00:55:48
医師 ヴィンセント



―――――……ニーナ君……?
(127)2006/05/31 00:56:37
見習い看護婦 ニーナは、―――――――――――それきり、ぴくりとも、*動かなくなった*
2006/05/31 00:56:41
お嬢様 ヘンリエッタは、表情を変えないまま、頬に涙を伝わせた。
2006/05/31 00:56:46
医師 ヴィンセント



―――…嘘でしょう?

―――ねぇ……返事をして下さい……。
(128)2006/05/31 01:01:25
冒険家 ナサニエルは、一歩を踏み出せばヴィンスの声に足は止まり
2006/05/31 01:06:04
医師 ヴィンセントは、見習い看護婦 ニーナの側へと座り込んだ…
2006/05/31 01:06:48
医師 ヴィンセント
……やくそく……したばかりじゃないですか……。

[頬に涙がつうっと流れる
 そっと抱き起こすも生暖かな温もりだけしか残っていなかった…]

――傍にいると……。

――離れないと……。

[唇がわなわなと震える]


……ヘンリエッタ……。

[ゆらりと立ち上がる――]
(129)2006/05/31 01:14:48
お嬢様 ヘンリエッタは、身じろぎもしなかった。
2006/05/31 01:15:56
冒険家 ナサニエルは、医師 ヴィンセントがエッタを呼ぶ声にはっとしてエッタに視線を投げた
2006/05/31 01:17:27
流れ者 ギルバートは、心を占める不安と恐怖に任せて集会場へと走ってきた。
2006/05/31 01:20:51
医師 ヴィンセント
……死をもって


――償って下さい。

[鞄から、瓶を取り出し

 それを彼女目掛けて…投げつける――]
(130)2006/05/31 01:21:32
お嬢様 ヘンリエッタは、医師 ヴィンセントを見つめてから、避けずに目を閉じた。
2006/05/31 01:22:52
冒険家 ナサニエル
[ヴィンスの行動に反射的に手が伸ばす。

放たれた瓶は腕に当たり砕ければ、中身は飛散してエッタの方へも飛んで行く。

液体を浴びた腕から、じゅ、と妙な音が聴こえ妙な湯気が上がる]

…ぐっ…

[熱い。熱い。熱い。
痛みなのか熱なのかすら判然としない感覚に腕を抑え顔を顰める。

視線は防ぎ切れなかった液体の飛び散るエッタの方へ]
(131)2006/05/31 01:28:43
流れ者 ギルバート
[もともと余り良くなかった体調ががたりと落ちて、軽く熱すら出ているために、不安と心にひたりと忍んで近づく恐怖にまかせてベッドから起き上がり今の体調で可能な限りの全速力で集会場へと向かい、思い身体で押し開けるように扉を開く。
そこにある光景に、思わず一瞬頭が真っ白になり────

それから。
扉のノブを掴んだまま。
扉に少し凭れるようにしながら。
ずるりと、重力に任せるようにその場にへたりこむ]

……な、ん……で……?

[ただ、掠れた声。そんな言葉しか口から出てこなかった]
(132)2006/05/31 01:32:05
お嬢様 ヘンリエッタ
――…ッ
[皮膚に、焼かれるような痛みが走った。
ドレスの下から嫌な匂いがして、けれどドレスのせいもあってか思った程のものではなくて。
そっと目を開いた]

…な、ナサニエル…!?
[自分よりも酷いように思えて、思わず駆け寄った。
目に涙があふれる]

何で、なんでこんな…っ
(133)2006/05/31 01:33:56
冒険家 ナサニエル
[右腕の肘から先がじりじりと熱い。
一瞬、歯を食いしばりエッタの顔を覗いていつもの笑みを浮かべ]

ごめんね、こんな事になるなんて思わなくて。

[左手でそっと涙を拭い]

もう…
……、……。
逃げて、エッタ。
そして叶うならもう殺さないで。

[ぽむりと頭を撫でて]
(134)2006/05/31 01:41:36
お嬢様 ヘンリエッタ
は、早く…早く治療して…!
私のことなんか…どうだっていいじゃない…
馬鹿、馬鹿…っ

[撫でられて、余計に涙が止まらなくなる。
泣きじゃくりながら、無防備にその場に崩れ落ちた]
逃げられないよ…
でも…もう人は殺さない
だって…その前に、私が…死ぬから…
(135)2006/05/31 01:48:23
流れ者 ギルバートは、俯いて床に視線を落としたまま呆然としている。
2006/05/31 01:54:47
流れ者 ギルバートは、お嬢様 ヘンリエッタに話の続きを促した。
2006/05/31 01:59:50
冒険家 ナサニエルは、お嬢様 ヘンリエッタの言葉に哀しそうな目をしてただ見つめた。
2006/05/31 02:07:24
医師 ヴィンセント
 [ゆらりと]

っく…あははははは。

まだ…死ねませんか?
そう簡単に死んでもらっては困るんです……

貴方は…奪った…私から……彼女を…――

[手にはメスを握り近寄る]

ね……ヘンリエッタ………。

[彼女が振り返る
 その瞬間、彼女の心臓を目掛けてメスを突き刺す…

 ――その死を覚悟したような表情に一瞬だけ戸惑った…]
(136)2006/05/31 02:09:22
冒険家 ナサニエルは、医師 ヴィンセントの声に視線を向け「ヴィンス、やめてっ!」叫んだ。
2006/05/31 02:11:03
流れ者 ギルバート
[ヴィンセントの虚ろな呟きに、はっとなって顔を上げる。
止めようとして立ち上がろうと足に力を入れても、まるで根が生えたかのように少しも動かなかった。


…っ!…だめだ……っ…兄さん、やめ…────!
(137)2006/05/31 02:15:30
お嬢様 ヘンリエッタ
ナサニエル…私…
[口を開きかけて、ヴィンセントの耳障りな声が聞こえた。
言葉を打ち切って振り返る。
彼の目に宿った狂気の光に、目を閉じた]

――…ッ!
[胸に突き刺さったメス。
けれど、戸惑いの為か浅くて――心臓には届いてない。
それを確認して、くすりと笑った。
左手を伸ばしてメスを持つ手を掴む]

躊躇うなんて…馬鹿な男…
殺すって言うのはね…こうするのよ!
[叫びながら。
掴んだその手を一気に――自分の方へと、引き寄せた]
(138)2006/05/31 02:16:42
お嬢様 ヘンリエッタ
[心臓に届くように、深く――深く。
やがて、その手から力が抜ける]
(139)2006/05/31 02:20:09
冒険家 ナサニエル
エッタ!

[エッタの声にはっとして駆け寄る。
くたりと力なく手を下ろしたエッタと、心臓に刺さるメスを持ったままのヴィンスを見比べて、其の表情は絶望へと染まっていく。
片膝をついて寄り添うようにエッタを支えたまま項垂れ]

…なんで…

[小さく呟いた]
(140)2006/05/31 02:25:54
お嬢様 ヘンリエッタ
[人狼の生命力ゆえか、辛うじて残っている力でナサニエルに手を伸ばそうとした。
けれど苦痛が長引くだけで、時間の問題だという事は見て取れた]

……
[何かを言おうとして口を動かすが、声がかすれて殆ど聞こえはしない]
(141)2006/05/31 02:28:50
冒険家 ナサニエルは、お嬢様 ヘンリエッタの囁きに項垂れたまま「…ごめんね…」と呟いた。
2006/05/31 02:31:42
流れ者 ギルバートは、嘆きに任せて額を床に合わせて肩を揺らし。
2006/05/31 02:33:42
医師 ヴィンセント
[手が染まった
 赤く
 赤く

 いいんだ。これで。
 彼女の命を奪った奴を

 この手で……――]
(142)2006/05/31 02:37:23
冒険家 ナサニエルは、医師 ヴィンセントを見上げる――哀しみに満ちた瞳で「…ごめんね…」と謝った。
2006/05/31 02:39:09
お嬢様 ヘンリエッタ
……、……
[口を開く。
その動きも、上手く出来ないのか緩慢だった。
けれど、言い終わって満足そうに微笑んで――

そのまま目を閉じて、もう開かれる事はなかった]
(143)2006/05/31 02:39:31
流れ者 ギルバート

……リ……っ…!!

[微かにわなないた唇が少女の名を呼ぶ。
呆然とした表情。

そして、青年は、微かに肩をふるわせて、床に崩れたまままるで祈るかのように上半身を伏せ崩し。


そして、小さく────くすり、と、笑った。


一度関を切ってしまえば、箍が外れたかのようにその笑い声は部屋に簡単に満ちる]



……ふ……ふふ……っ…はは………っ!
(144)2006/05/31 02:40:00
医師 ヴィンセント
[ニーナの傍にへたりと座り込む]

…すみません。

[そっと抱き上げ]

守れなくて……。

[優しく抱き締める]
(145)2006/05/31 02:41:54
冒険家 ナサニエル
[エッタに視線を戻す。
唇が何かを言おうと動くけれどもう声はなくて聞き取れない。

微笑むエッタにせめて笑おうと――

哀しみに満ちた優しい笑みを浮かべ]

…お疲れ様。

[エッタの目蓋が下ろされれば其の瞳からはぼろぼろと涙が零れ、完全に力を失ったエッタを抱き上げてソファへと寝そべらせる。
赤いドレスを尚紅く染め上げて眠るエッタの前に立ち尽くしたまま項垂れて]
(146)2006/05/31 02:45:13
医師 ヴィンセント
[聞こえない
 周囲の音が聞こえない

 どうして彼女が死ななければいけなかった…――]

…ニーナ君…ニーナ君……。

[彼女しか見えない…――]
(147)2006/05/31 02:45:40
冒険家 ナサニエルは、流れ者 ギルバートの笑い声に緩慢な動作で振り返った。
2006/05/31 02:46:09
医師 ヴィンセントは、見習い看護婦 ニーナの髪をそっと撫でた…――
2006/05/31 02:47:37
医師 ヴィンセントは、見習い看護婦 ニーナを抱き締める腕に少し力を込めた…――
2006/05/31 02:48:48
冒険家 ナサニエルは、医師 ヴィンセントに歩み寄り「…ヴィンス…」左手をそっと肩に乗せた。
2006/05/31 02:50:43
医師 ヴィンセントは、冒険家 ナサニエルに気付く事はなく…ただ、目の前の少女だけを―――
2006/05/31 02:52:05
冒険家 ナサニエルは、医師 ヴィンセントの横にしゃがみ込み顔を覗くと「ヴィンス!」強く名前を呼んだ。
2006/05/31 02:53:24
流れ者 ギルバート
[ゆるりと、上半身を起こす。壊れたおもちゃのように、くすくすと笑い続けるその表情は虚ろな瞳にも拘らず、涙がこぼれ続けていた。

熱を帯びた全身を気力だけで持ち上げれば、一歩、二歩、とソファに横たわる人狼の少女へと近づき、その手の甲に唇を寄せたあと、呟く。

憤りと、悲しみのこもった声で]

……こんな村、なくなってしまえばいい。
(148)2006/05/31 02:54:42
冒険家 ナサニエルは、流れ者 ギルバートの言葉に振り返った。「…ギル?」
2006/05/31 02:56:49
医師 ヴィンセント
[呟く]

憶えてますか…?

初めて出会ったあの森での出来事…

ねぇ……

返事をして下さい……――

[声が徐々に大きくなる]

ねぇ……

あの時のように……

笑って下さいよ!

――――ニーナァァァア!!!!!!!!
(149)2006/05/31 02:58:16
医師 ヴィンセントは、叫んだ―――
2006/05/31 02:59:58
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