冒険家 ナサニエル 【早朝・アーヴィ宅】 [遠く微かな悲鳴を聞いて考えるより先に地面を蹴る。 辿り着いた家の扉は開いていて其の侭踏み込み、部屋を覗けば紅い紅い‥‥一面の血の海。 眩暈を引き起こしそうな程に充満した血の匂い。 一瞬、頭が真っ白になる。 我に返れば視界の端、ギルの傍に居る自警団員を押し退けて、へたりこんだギルの肩を掴み顔を覗く。] ギル!ギル! [泣き濡れた頬を拭う術さえ忘れたようにただ顔をあげたギルにごめんと呟きながら頭を抱き締めて、悲鳴を聞きつけて来た時の惨状からギルを疑うような言葉をかけてくる自警団員をねめつける。] ふざけんなよ? [立ち上がれば怯える自警団員に掴みかかろうと‥‥] | |
(6)2006/05/20 16:16:27 |
見習いメイド ネリー そうしてけろ、そうしてけろ。 絶対顔みしてもらわにゃ。 [うんうんと頷き、村の外れにある木が生い茂るところへと向かう。途中ニーナが籠の心配をしたが、ネリーは大きな口で笑って、] まぁ、なんとかならァ、アタシもエプロンのぽっけでよけりゃ、そんなか入れるよ。な。 まずはどんな草なんか、おしえてけろ? [ニーナが薬草の説明をしてくれる。ネリーはわかったようなわからんようなという様子で、それに似た感じの草が生えていそうなところへ案内する。] …ん? どうしただ? [ニーナがきょろきょろと辺りを見渡しているのに気付きそう聞くと、ニーナになんでもないと言われ、ネリーもふうんと笑って気にしないことにした。] | |
(25)2006/05/20 17:44:00 |
冒険家 ナサニエル [遠く遺体安置所が見えてくれば其の前に佇むヴィンス。 離れていても見間違う筈もなく、声をかけぶんぶん手を振りながら駆け寄れば、驚いた様子にあどけない笑みを向け] 一人じゃ帰れないかと思って迎えに来たよ。 [ヴィンスの様子に苦笑しながら回診に向かう前にニーナの家に寄るとの言葉に従い、家を訪れるも、ニーナは不在。 暫し顔を見合わせる。] …付き合うよ。 [言うと同時にヴィンスの口からも「一緒に来るか?」と問われていて、微かにふっと笑むヴィンスにくしゃりと笑い返し、ぽむりと肩を叩いた。 ニーナの家を後にすればヴィンスの回診に付き添い、各人の家の前でぼんやりと時間を潰しながら暮れかけた*空を仰ぐ*] | |
(31)2006/05/20 18:17:46 |
踊り子 キャロル [ただ、ぼんやりと自室にて目を開く。 感情のままに泣いたためか、寝不足のためであろうか、目が少し腫れぼったい。濡らしたハンカチをそっと目にあてがう。これで幾分ましになるだろう。 ここ数日抱いている嫌な感じ。昨日今日で始まったものではない。だから、アーヴァインが昨日人狼がいると言った時、あぁ…やっぱりと思ってしまった。 机の上に無造作に置かれたタロットカードからそっと1枚のカードを引く。 そのカードが示しているものが何なのか、キャロルには分かっていた。あえて見なくても結果は分かっていた。 何度も何度も同じカードを引いた。この違和感の正体。 WHEEL OF FORTUNE〜運命の輪〜逆位置 良くないことの始まり………何人たりとも……宿命からは逃れられない。 車輪は回り始める………坂を下るかのごとく…… 回り始めた車輪はもはや止められない… キャロルの宿命は………… 嫌な予感を振り払うかのように頭を振り、小さく息をつくと濡れたハンカチを置き、出かける用意をした] | |
(35)2006/05/20 18:35:10 |
のんだくれ ケネス [家の扉を荒々しくノックする音で目が覚めた。 いつのまにか眠ってしまっていたのだろうか、 急きたてるようなノックの音があれば今行くと怒鳴り、 軽く身支度を済ませてから扉に向かう] ……は?アーヴァインが!? [開いた扉の先に立つのは自警団の男。 告げられた事実と、続く自警団の言葉に眉をしかめた] ああ、昨晩集まったの後はそのまま酒場にいたんだが。 いや? その後の話は何も…ただ注意を呼びかけられただけで ……それは聞いてはいたが…俺にそれを書けと? わかった…とりあえず現場を見せてくれ。 それから改めて話しを聞こう。 [自警団の案内の元、*事件現場へと向かった*] | |
(49)2006/05/20 19:29:36 |
踊り子 キャロル [ぽつりぽつりと呟くように話し始める] ここ最近ね……夢を見るんです。 私は夢の中でタロットをしていて………1枚のカードを引く。そのカードはおぼろげだったんですけどね、最近は何のカードか分かるようになったんです。毎日毎日同じカードを引くんです。 ……以前にヒューさんに預けていた4枚のカード。あれをね、今日受け取って、きちんとした占いをしてみようかなって思って訪ねてきたんです。でも、丁度良いからこれで…… 夢の中で……夢の中で私がいつも引くのは……… [そこまで呟くと、視線を裏返したカードに向ける。 震える手でそのカードをめくると、やっぱり……と小さく呟き、ヒューバートに困ったように見せる] DEATH〜死神〜正位置 どのように解釈したらいいのでしょうね? [泣きそうな、救いを求めるような瞳でヒューバートを見つめる] | |
(63)2006/05/20 20:46:24 |
踊り子 キャロル [もう一度、22枚のカードを切ってみて、もう一度カードを一枚場に置く] ……夢の中ではね、何度やっても、何度やっても同じカードが現れた。 [祈るような気持ちでめくってみるが、やはりそこには同じ絵柄しか描かれていなかった] 死に……魅入られちゃったのかな? 死神の解釈を死に直結して考えるのは良くないことだけど……どうしてもそうとしか思えなくて… 死ぬのは怖いけど……でもね、誰かを巻き添えにする方がもっと怖いなって思う… [穏やかなヒューバートの笑みに幾分力づけられ、その瞳の蒼さに吸い込まれるように直視して震えながら呟く] ヒューさんや……あの人や……皆を巻き添えにしたら…私のせいで巻き添えにしたらどうしたら… | |
(69)2006/05/20 21:12:07 |
のんだくれ ケネス [タイプライターの前で幾度目かのため息をつく。 アーヴァインの庭に残る血痕の量、 そして遺体安置所で目にした…… ――アーヴァインだった”もの” それは今まで見たことのないような凄惨な有様だった。 街で記者をしていた頃でさえ、目にしたことのない… ゆるりと頭を振る。 煙草を取り出し火をつけ、ため息と共に煙を吐いた。 その仕草にさえ、隣で原稿を待つ自警団が胡散臭そうな視線を投げかける] そんなに疑わしいなら、俺に記事なんか書かせなきゃいいんだよ。なぁ? それともこうして情報を与えといて、見張って。尻尾を出すかと鎌かけてんのか。ははっ それなら見当違いもいいところだな。 [悪態をついてみるも、自警団員は黙ったまま彼の手元に視線を投げているだけだった。 さっさと書けって事かよ…わざと聞こえるように呟くと、再びタプライターを叩き始めた] | |
(73)2006/05/20 21:17:14 |
のんだくれ ケネス [村の掲示板、壁新聞の脇。 手にした2枚のうち1枚の原稿を張り終える] -速報- 5/20早朝、 自警団長アーヴァイン氏が自宅庭先で他殺体として発見された。 悲鳴に気がついた警邏中の自警団員が、バラバラになったアーヴァイン氏の死体と、死体の側で茫然自失とする養子のギルバート氏を発見。 医師の検死の結果、人狼によるものと断定。 故自警団長アーヴァイン氏の捜査を引き継ぎ 自警団にて新たに人狼対策本部が本格的に設置される事となった。 重要参考人14名は集会場に集められ、自警団の指示の元人狼捜査が開始される。 近隣の住民には夜の出歩きを控え、十分な戸締りを行うよう注意を呼びかけている。 | |
(97)2006/05/20 22:05:04 |
ごくつぶし ミッキー >>88 集会所ねえ。 アレって毎日定時に集まらなきゃならんの? 随分適当なんだけど…。まあいっか、行くかあ。 [そう言ってネリーと共に家を出る。そんな道すがら] なあ、ネリー。 笑われちまうかも知れないけどさ。 俺はさあ…本当は皆と仲良くしたいんだよな。 いっつも反対の事言っちゃうんだけどな… [そう言って苦笑いを浮かべる] どうしたら良いんだろうな〜。 こうやって集会所に集まるのってある意味チャンスだと思うんだけどさ…。 でも、俺って嫌われ者じゃん?やっぱ無理…かな? | |
(101)2006/05/20 22:08:43 |
見習いメイド ネリー >>101 確かにいわれてみりゃあ、適当すねェ。 集まらなかったらどうするつもりなんだか…。 [小さな村だから、大した事件もないだろう、こんな大事になって自警団の方も如何すればいいのかわからず、こんな風になってしまったのかもしれない。それとも何か思惑が?よくはわからないが、とりあえずネリーとミッキーは集会場に向かうことにした。] …。 笑いやしませんよ。 アタシゃ、ちゃんと話せばきっとみんなと仲良くできると思っとります。 ただ、ちょっと時間はかかるかもしれねぇっすけど。 あんまりいい話で集められたわけじゃねぇすけど、 折角ですからコレを期に皆と仲良くしましょうよ! 無理じゃねぇす、まだ遅くねぇす。やれますよ。 皆さん、気のいい人すから。 [ネリーはそこで掲示板を見つけ、] あ、なんか出てるかもしれねっすね、見ていきましょうか。 | |
(106)2006/05/20 22:18:26 |
医師 ヴィンセント >>121 [その瞳を真っ直ぐに見つめて…ゆっくり…そして、はっきりと] ――間違いありませんよ。「人狼」の仕業です。 [詳しい検死内容は問われれば答えるも、きっと彼女ならば…言わずとも、もう、わかってくれるだろうと思い] えぇ。昨晩会って会話をしたのに…嘘みたいですよね。 …そして、今晩も集会場へと呼ばれました。すっかり遅くなってきてしまいましたし、そろそろ行きませんとね…。 | |
(127)2006/05/20 22:41:03 |
見習いメイド ネリー >>136 [動けないでいるネリーを促すように、ミッキーが先立って、集会場へと向かった。] …。はい…。 [ネリーも、あとから、早足でミッキーの隣へと追いつくと、二人で集会場へと向かった。 集会場の、扉を、開けた。] | |
(140)2006/05/20 22:51:35 |
ごくつぶし ミッキー [集会所に入ると何も言わずテーブルに着く すると、自然と張り紙が目に入った 掲示板に在ったものとは違う張り紙。>>113 書いてあったのは驚愕の事実。 状況証拠でもなんでもない、今この場に居る面子の印象での処刑… これが現している事実は一つしかない。 ミッキーの体が小刻みに震えた] な、なぁ…ネリー…今日はもう帰… [そこまで言って言葉を止めた。 いや、おそらく最早逃げられはしないだろう。 既に閉じ込められたのだ。この集会所と言う牢獄に] | |
(154)2006/05/20 23:05:50 |
見習いメイド ネリー >>154 [集会場に入ると、挨拶もそこそこに、俯いたままミッキーの隣に腰掛ける。ミッキーの体が小刻みに震えるのに気付き、その目線の先を追う。 処刑を執り行う。] 「な、なぁ…ネリー…今日はもう帰…」 [ミッキーが震える唇でそう言った。ネリーも大きな丸い瞳でそちらを見て、直ぐに席を立ち、ミッキーの太くて大きな腕を掴んで、] か…帰りましょう!! 帰りましょう、ミッキーさん。 おうちに帰って、ご、ごはんに、しま… [唇が、指先が、体が震えて、最後まできちんと言葉を言い切れることはなかった。ネリーは、しっかりとミッキーの腕を掴んだまま、ミッキーの顔を、見つめた。ネリーの顔も青白くなっていた。] | |
(161)2006/05/20 23:14:27 |
見習い看護婦 ニーナ >>160 え?うん。多分夏用にしまってるのがあるはずだけど…。 ちょっと待ってて。 [がさごそと探す。少しの時間を置いて、その服を見つける。 そしてセシリアに渡したが、心配そうな表情で。] でも、寒くないの? | |
(162)2006/05/20 23:14:52 |
ごくつぶし ミッキー >>161 [腕をネリーにつかまれたが、それを振り払い諭すように言う。逆に肝が据わったのかもう震えも止まっていた] もう無理だよネリー。 大丈夫…きっと…何とかなる。 まだ決まった訳じゃない…! [勝算がある。そういう顔でネリーを慰めた。] | |
(166)2006/05/20 23:20:59 |
見習いメイド ネリー >>166 [ミッキーに手を振りほどかれ、ネリーはふるふると頭をふった。だめだ、帰ろうと言うかのように。] …ッ きまっ…きまったなんて、思ってねぇす…! でも…でも… [何かを言いかけて、ミッキーを見た。彼の顔には、もう、確かな覚悟と、何かの自信があった。ネリーはそれ以上は言えず、ミッキーに諭されるまま、席にもう一度ついた。] | |
(171)2006/05/20 23:26:53 |
見習いメイド ネリー >>165 [落ち着かせるように、大丈夫、大丈夫、と頭の中で繰り返す。そこで、ネリーと声がかかり、ビクッと身体を震わせた。呼んだのは、ヒューバートという男性らしい。ミッキーがそう呼んでいた。] [ああ、この人、知っている。 君がネリーか、との問いかけに小さく頷いて、ヒューバートの方を見て、] …お池の、お屋敷の…。 | |
(175)2006/05/20 23:31:31 |
ごくつぶし ミッキー >>172 落ち着け…? こんな状況で落ち着け!?どれだけイカレてる! [更に声を張り上げ椅子から立ち上がる] 此処に居る人間全員思ってるんだろ!? もしもの時は俺に入れよう…ってな! っくそっ!!…くそっ…。 [そこまで言うと、諦めたように再び黙り込み椅子に座りなおした] | |
(179)2006/05/20 23:35:07 |
修道女 ステラ [どうしても胸騒ぎを抑えることが出来ず、 ステラはみんながいるであろう集会場に向かった。 昨日は散歩がてら遠回りをしたが、 もともと修道院から集会場へは目と鼻の先だ。 集会所に着くと、扉を開けて中に入る。 ――張り紙が目に入った。>>113 掲示板にあったものとは違う張り紙。 この場に居る人間の「誰か」の処刑… ステラは、気が遠くなって近くの席に倒れこんだ] | |
(187)2006/05/20 23:46:52 |
見習い看護婦 ニーナ >>189 あ、あれ。ヒューさん。 帰ってきてたんですね、おかえりなさい、こんばんはっ。 [ヒューバートに気付くとぺこりとお辞儀をして。 他の面々にも一礼をする。 だが、先ほどの言葉が気になってナサニエルの方に視線を送る。 ふと張り紙の方に気付くと、それを読み。] ……………なに、これ。 [状況が理解できず、ただ、呟いた。] | |
(197)2006/05/20 23:56:57 |
見習いメイド ネリー >>180 [ヒューバートは笑顔で挨拶をしているのに、ネリーはちっとも笑えなかった。ぎこちなく、口がヒクッと動いた。] [何か言わないといけないかな、そんな気に何故かなって、] ―…お池、その…いない間、手入れできないからって…なくさないでくださいね…。お願いしますね…。 [ぼうっとそう言った。ずっとこの屋敷の主が戻ってきたら言おうと思っていたこと。今言うべきではなかったかも、とは後になってから思った。] | |
(200)2006/05/21 00:01:39 |