見習いメイド ネリー >>180 [ヒューバートは笑顔で挨拶をしているのに、ネリーはちっとも笑えなかった。ぎこちなく、口がヒクッと動いた。] [何か言わないといけないかな、そんな気に何故かなって、] ―…お池、その…いない間、手入れできないからって…なくさないでくださいね…。お願いしますね…。 [ぼうっとそう言った。ずっとこの屋敷の主が戻ってきたら言おうと思っていたこと。今言うべきではなかったかも、とは後になってから思った。] | |
(200)2006/05/21 00:01:39 |
見習いメイド ネリー >>217 [「嘘!」と声が上がる、はじかれたようにそちらを見ると、ニーナだった。ネリーはひどく困惑した顔をした。ニーナが、嘘をついているとは思いたくない、が。当然ネリーが信じているのはミッキーだった。] …嘘なわけ… [ナサニエルがいつもの調子で、聖痕?あるよ?とただ、言った。ネリーは確かな意思をもったまま] 嘘なわけ、あるわけねぇ! | |
(225)2006/05/21 00:47:02 |
見習いメイド ネリー >>229 [ニーナに腕を引かれる。彼女の必死な顔を見る。息が詰まる。思わず俯く。] …ちげえ。ミッキーさんは、そんな人じゃねぇ。 おいらは傍に居たから、わかる。 [ネリーはふるふると頭を振った。ゆっくりと、ニーナの手を自分の腕からほどいてゆく。] ミッキーさんが、人狼の仲間なわけ、あるわけねぇッ! [泣きそうな瞳で、ニーナにそう言い放った。 そこで再びミッキーの言葉。] …んだ、はっきりさせちまえばいい。 ミッキーさん、早く自分は人間だって証明して、家さ、けぇりましょう。 | |
(234)2006/05/21 01:04:04 |
踊り子 キャロル [病院の扉をそっと開く。 マンジローの姿を認めると、ホッとしたように息を吐く。何ゆえ、こんなに衰弱しているのかは分からない。また、無茶な鍛錬でもしているのだろうかと不安になる] ………これは……お返しいたしますね? [起こさないように小声で呟く。 髪の毛を縛っていた紅の紐を解く。長い金髪がさらりと音を立てて落ちる。マンジローは気付いてくれなかったかもしれない。 そもそもこの紐は初めてマンジローに出会った時にもらったマンジローの刀の飾り紐であることに…… そっと昨日もらった懐刀と飾り紐を枕元に置く] ……ありがとうございますね。 [泣きそうになるのをぐっとこらえる。 きっと、これが最後のお別れになるだろう。懐刀も飾り紐も自身が持っていていいものではない。なんとも思われていない自分ではなく……特別な人が持つべきである] お元気で…… [小さくそう呟く。そして、涙をぽろぽろ零して最後に続けた] 私は……あなたに…再会できて……嬉しかったですよ? | |
(260)2006/05/21 02:02:40 |
流れ者 ギルバート [【森】。 それはこの村に住む人間には特別な重みのあるフレーズ。 森に入ってはいけない。 森は神の住まうところであり、人の身が汚してはならないところだから。小さい頃から、子供達はそう教えられて育っていた。 村にきたばかりの自分も、そう教えらている] …森…?それって、いけないなんじゃないの……? 怒られるよ…っ! [微かな反論を返したところで、既に自分の手を掴んだナサニエルは森への一歩を踏み出していた。 自分だって、見てみたい気持ちに間違いはない。 だから、子供はすなおに兄のような存在についていくことにした。 彼が手を握っていてくれたから、大丈夫だと、そう思えたのだ] | |
(273)2006/05/21 15:26:25 |
ごくつぶし ミッキー >>323 [幾ら言っても無駄だとは思った、賭けを始めたのも自分だ。何を言っても最早勝機なんて無いに等しかった でも、言わずにはいられなかった] 違う…!俺は人狼なんかじゃないんだ! 何かの…何かの間違いなんだ…! 信じてくれ…信じてくれよケネスッッ! | |
(324)2006/05/21 21:51:37 |
のんだくれ ケネス >>324 じゃあなんで聖痕者だなんて言ったんだよ!! [ミッキーの様子に苛立ち、つい声を荒げた] すまん…、ああ、くそっ 聖痕者はひとりしかいない。 ナサニエルは人間だ。本物なんだよ! この状況で、どうやってお前を信じろってんだよ!あぁ? [拳で壁を叩く、どうにもならない――その事が苛立ちを募らせる] | |
(330)2006/05/21 22:00:11 |
のんだくれ ケネス >>353 [死にたくない。その声に僅かに顔を歪ませた] 少なくとも2人の占い師がナサニエルを人間だといってるんだ。ナサニエルは人間なんだよ。 ヴィンスが目撃した朝の事、 聖痕者がナサニエルだとはっきりした事。 そしてお前が聖痕者だと名乗ってしまった事…どうにもならねぇ 死にたくねぇのは…誰だってそうだ。 [言ってから、詭弁だと気づく。自分に舌打ちをした] | |
(359)2006/05/21 22:40:05 |
見習い看護婦 ニーナ [じっとミッキーを見つめる。 そしてネリーの言葉にはっとそちらを向いた。>>356] ねーちゃん…。 でも、ナっちゃんが人間だって証明されたよ! 占い師が二人もナっちゃんの事、人間だって言ったもの! 嘘ついてたのはミッキーさんって事だよ! …騙されてるんだよ、ねーちゃん…! | |
(362)2006/05/21 22:42:55 |
見習いメイド ネリー >>358 おめぇこそ…ミッキーさんのなんもしらねぇくせに! なんもしらねぇくせに、ひでぇこと…ひでぇことばっかりいいやがって!! ミッキーさんは…優しい人だ、人を殺すなんて、できねぇ人だッ!体はおっきけんども、力はつえぇけんども、人を殺したりする人じゃねぇッッ!! [頭の中動かないというのは、この事だろう。自分でも何を叫んでいるのかわからない。彼がそんな人ではないことを伝えなくてはいけない、そう思いながらも、上手く言葉をつむぎ出せはしなかった。] | |
(364)2006/05/21 22:47:28 |
見習いメイド ネリー >>362 ちげぇ、ちげぇ、ちげぇ!!! ンなの嘘だ、騙されてンのはおめぇらの方だッ!! [涙声でヒステリックにネリーは叫んだ。自分は、ナサニエルの何も知らない。こんな状況になってなお、あどけなく笑い続けることの出来るナサニエルを信じることなどできなかった、それ以上に、この村で過ごした一ヶ月間、ミッキーの近くにずっと居続けたネリーにとってミッキーが狼であるなどと考えられもしなかった。] …ミッキー…さん…!? [ミッキーにそう声をかけられ、そちらを振り向いた。] | |
(368)2006/05/21 22:52:05 |
医師 ヴィンセント [>>369のミッキーの言葉…そしてネリーの必死さを見て…本当に自分のした事は正しかったのか、不安になる 心臓がどくんと波打つも、悟られないように…少しだけ俯いた] | |
(375)2006/05/21 22:59:27 |
見習いメイド ネリー い、いやだミッキーさん! ミッキーさんはなんもしてねぇのに、なんでそんな…!!おかしいでねぇか!!! 間違ってる!!こんなの、間違ってる!!! ミッキーさん、アタシが信じてンのは、ミッキーさんです…!!! 他にいねぇ、いねぇんです!!! [最後にミッキーは何かを言いかけ、そこで自警団がミッキーを取り押さえ、連行してゆく。] や…つれてっちゃやだぁあ!! [自警団にネリーがつかみかかると、軽く振り払われ、どしんと尻餅をついた。ミッキーがこちらを振り返る。] 「お前は生きろネリー。」 …いや、やだああああああああああああ!! [ネリーはその場で泣き叫んだ。] | |
(377)2006/05/21 23:01:29 |