酒場の看板娘 ローズマリー 所詮、血塗られた道―――ですわね。 | |
2006/04/07 03:01:44 |
冒険家 ナサニエル [...は、ソファーの柔らかさを背中で感じる。 ああ…コレは新しいものか。 前のソファーは、気に入ってはいたのだが…。 …銃弾を浴びたか。] …皆も、聞いていてもらいたい。 ファミリー…家族を、私は簡単に増やしたつもりは無い。 前代もそうだろう。 私たちの生きる日々と、そして、安息を、得るためにこうやって、皆が集まり、そして団欒を齎す、この家族が出来たのだと思っている。 [...は、小さく息を吐く、薄く目を閉じる] …だが、私は許しはしない。 家族を、ファミリーを裏切る事は、許されざる事だ。 麻薬、そんなものは比べ物にならない、程に。 私は家族の信頼を裏切るものは、許さない。 | |
(1)2006/04/07 03:02:06 |
踊り子 キャロル 『家族か…』 [其の言葉にただ瞳を伏せる。] | |
2006/04/07 03:04:14 |
修道女 ステラ …ああ、ナサニエルだわ。 [胸中で、呟く。 熱く滾るような思いが今にも溢れ出しそうになる。] 愛してるわ、ナサニエル。 愛してる。 愛しているからこその行動なのよ。 例えそれが許されなくても―――…、 私は、この手で。 | |
2006/04/07 03:05:21 |
ちんぴら ノーマン [ノーマンが眼を伏せるのは、信頼の証でもあった。 この者の前ならば、瞳を閉じても安心できようと。] | |
2006/04/07 03:05:51 |
交易商 ベンジャミン [麻薬、そんなものは比べ物にならない、程に。] ふ。 [ベンジャミンは、こっそりと、一人、うつむいて笑った。] 嫌われたモンですねェ…。 | |
2006/04/07 03:06:22 |
踊り子 キャロル [重苦しい空気の中で小さく息を吐く。] 『状況が変わったくらいで任務放棄は許されないかな…』 [既に思考は次のステップへ。] | |
2006/04/07 03:15:23 |
流れ者 ギルバート オレの中の、オルメタ…。 ボスの言う事には絶対服従。 ただ、それだけ。 ボスの命令だけあれば、生きていける…―― | |
2006/04/07 03:23:45 |
流れ者 ギルバート ネームレス…が、か…。 運がなかったな。誰にやられたんだかしらねぇが…。 [人の死に対して、特に感情は抱かない。抱けないのだ。あの日から…ずっと…―――] | |
2006/04/07 03:27:22 |
踊り子 キャロル [眉根を寄せたのは死を悼んだからではない。 顔も知らない人物の死で先ほどのギムレットの言葉の信憑性が増した。 自分以外の誰かが組織を相手取って何かをしようとしている。] 『仕事の邪魔…』 [内心舌打ちした。 ターゲットは目の前に居るが動けない。] | |
2006/04/07 03:35:35 |
学生 ラッセル >>25 [セシリアの反応に慌てて手を離し] あ、ごめん驚かせちゃって。 裏切り者か…大丈夫、何かの間違いだよ、きっと。 [...はセシリアを安心させるように微笑み、すたすたとボスに近づいて、回りには聞こえないように小さく声をかけた。] 回りに潜んでる連中はみんな片づけといたよ。 とりあえず今日は此処にいれば安全だと思うから、みんなは此処で休ませておけば良いんじゃない? …そうすれば、何かあっても更に容疑者が増えることも無いだろうしね。 [自嘲気味に付け加える。] | |
(33)2006/04/07 03:46:38 |
修道女 ステラ とは言っても、先程ギムレットが言った事と重なる部分が多いですわ。 そこから言っても多分…、信憑性はかなり高いかと。 そして、敵対組織を1つ、先日潰しておきました。 …とは言っても弱小ですけれど。 でも、その残党がここを嗅ぎ付けているという可能性もあります。 だから…まだ、裏切り者が居ると決まったわけではありません。 ――こんなタイミングで、良かったのか。悪かったのか―…。 [ふっと目を伏せると、小さく首を振る。] ……では、これで…報告を終ります。 [名残惜しげにナサニエルを見詰めた後に、ぺこりとお辞儀をして。 ついでにラッセルにも小さく会釈をした後に、 くるりと踵を返すと、*2階の空き部屋の一つへと向かった*] | |
(49)2006/04/07 04:24:25 |
学生 ラッセル >>56 [...は俯くようなセシリアを不思議に思いながらも、黙って手を引かれるままについて行った。] | |
(57)2006/04/07 04:49:59 |
流れ者 ギルバート [携帯食料…。組織の中に裏切り者がいるとするならば、迂闊に料理には手は出せない。組織の中には、毒を専門とする奴もいる。…その恐ろしさは、自分もよくわかっていると思う。 だからこそ、自分の用意した物意外、口にはできない。難儀だな…と、再び呟く。] | |
2006/04/07 09:05:28 |
踊り子 キャロル [立ちのぼる紫煙を眺める。] 『先ず情報…』 | |
2006/04/07 11:58:44 |
踊り子 キャロル [短くなった煙草を灰皿に押し付けすぅと立ち上がれば、はらりと解けたシーツは床にとぐろを巻く。 窓際に寄りかかり束の間カーテンの隙間から外を覗くと、均整の取れた裸体を昼の光が舐めた。 脱ぎ散らかした服を拾い集めバスルームに入り、シャワーコックを捻っていつもの支度を始めた。 ―――髪を結い、ルージュを引いて、耳朶にパルファム。 仕事を始める前の儀式。―――] 『私はアレキサンダー…』 | |
2006/04/07 12:55:11 |
踊り子 キャロル [背後の席に客が腰掛けるのを新聞に視線を落としたまま、振り返らず気を配る。] 「状況が変わった」 [喧騒の中で空気を震わす事無く届く低くくぐもった声に無言で肯定を示す。 視界の端に見知った顔を見つけ足を組みなおした。 続けられる筈だった言葉は途切れ背後の客はウェイターに珈琲を注文する。] 『かち合ったか…』 | |
2006/04/07 13:37:00 |
書生 ハーヴェイ >>90 はは、ごめんね。でも、組織に入ってからお互い長いしね。妹みたいな感じなのは否めないよ。 子供じゃないのは分かってるけどね。 ……ローズや、シャロみたいに、女性としての魅力が強い人たちに比べると、どうもこういう態度になりがちになっちゃうよ。 [と、軽く笑って、続ける。] 気になる点? 内密な話ならここで聞いてる方がいいのかな。 実は、ちょっとお腹すいててね。……昼食まだなんだ。何か飲むなら適当にカフェにでもお誘いしようかなってね。 | |
(93)2006/04/07 14:59:14 |
踊り子 キャロル [紫煙の向こうで微笑むエルーセラをぼんやり見つめる。 たおやかな笑みの奥に潜む冷たさに目を細め] 『仕事のついでに片付けるか…』 [背後の客は依然動かずただ珈琲を飲んでいるようだ。] | |
2006/04/07 15:27:14 |
踊り子 キャロル [背後の客を振り返らぬままにアパートメントに戻る。 エレベータから降りればチャリ、と手の中の鍵が小さな音を立て、カツカツと足音を響かせ部屋までの廊下を進む。 部屋に入れば後ろ手に鍵をかけ] 『取り敢えずエルーセラの言ってた仕事か…』 [店員とエルーセラのやり取りから見てカフェが危険なのは明白だろう。 連絡手段が一つ絶たれたくらいでどうこうする訳でもないが、手間の増えた事に小さく舌打ちする。] | |
2006/04/07 16:08:04 |
見習い看護婦 ニーナ [薄汚い雑居ビルの屋上から高層ビルの一角を眺めている彼女は、どう見ても普通の少女だった。 彼女の髪の色と同じ、濃い蒼のシルクワンピースに身を包んだセイレーンは、清楚さすら感じさせる。 けれどその手には、少女にはあまりにそぐわないライフルが握られている。 既に組み立ては完了。後は時刻とターゲットを待つばかり。 目標との距離は約350メートル。少女の、狙撃限界距離。300mまでは確実に仕留める。400mは。 けれど全く臆する様子はない。 通信機から、そろそろだ、という声がした。どうやらターゲットがビルに到着したらしい。 セイレーンは時計に視線を落とす。予定時刻より10分早い。 すぐさま携帯で交通情報を検索。渋滞の道をバイクですり抜けたほうが逃げやすいから、混んでいる道を探すのだ。逃走ルートの確認。OK。 少女は視線を鋭くすると、ライフルのスコープを覗いた。] | |
(113)2006/04/07 16:13:16 |
踊り子 キャロル [クロークへ足を踏み入れ服の奥から箱を引っ張り出す。 ガチャリ、と蓋を開ければ鎮座ましますは手入れの行き届いた数々の武器。 此処へ来てずっと丸腰で歩いていた。 普段から持ち歩いているのは細身のナイフ数本とチョーカーのみ。 何かあっても最低限対処して殺す為ではなく生き延びる為に必要な分。 別段なめている訳ではない。 其れで対処できない時と言うのは銃の一丁や二丁ではどうにもならないだけだ。] | |
2006/04/07 16:19:22 |
踊り子 キャロル [一通り手に取っては具合を確かめ結局持ち出したのは銃ではなく、研ぎ澄まされた刃が鈍く光る年代モノのサバイバルナイフ一本。 到底実用品には見えない装飾的な数本の刃が渡る其れを、軽く手の中で揺らし僅かに目を細める。] 『諜報活動も必要ならコレで充分か…』 [本拠地に殴り込みをかける訳でもなし、硝煙の匂いを纏うのは極力避ける。] | |
2006/04/07 16:50:10 |
踊り子 キャロル [ガチャリ、と箱を閉め乱暴にクロークの奥に仕舞い直す。 すぅと立ち上がればレザーのジャケットの下、革のコルセットにサバイバルナイフを潜ませた。 此処へ来てすぐ歩き回りいくらかの情報は集めてある。 ティターンが始末している一件が予想通りなら行き先は搾られ、なすべき事は既に少ない。] 『さて…』 [見当をつけて小さく一つ息を吐く。 クロークを出れば無機質な瞳はリビングを一瞥。 鍵をかければいつもと同じ歩調なれど足音はせず暮れかけた街へと踏み入る。] | |
2006/04/07 16:59:15 |
交易商 ベンジャミン [昨日の晩、取引した男に、こんな話を持ちかけられたのを思い出す。] 「いいのがあるんですよ、まだ新しいんですが、これ…」 [ある商品を彼から渡され、ラベルを見る。相手は沢山の説明をしてくれた。「ふぅん」そんな感想にしか自分の中にはなかった。 殺し等の浮世離れした物に興味はなく、大量に仕入れる事が出来、一般向けに大量に出荷出来るものを専門にしているつもりだった。まぁ、過去を振り返れば、儲けの足りない時には色んなものを売った覚えもある。だが今は自分の畑を持ち、それだけでも大量の金が流れ込んでくる…] ははぁ…なるほど。 ですが…。 [愛想笑いをして相手にそれを返す。 確かに相手に返した。それに、ハーヴェイが言っていた薬物と、これが同一かというと、そうとは言えないだろう。…だが、怪しまれる可能性も十分にあるだろうか…] | |
(119)2006/04/07 17:32:47 |
流れ者 ギルバート 【アジトの一室】 [懐から、"ARK ROYAL sweet"を取り出し、マッチを擦る。 肺まで吸い込み、煙を吐き出す。周囲に甘い香りが立ち込める。唇に甘い味がつく。悪戯にそれをぺろりと舐める。 自ら殺したわけではないが、付き合いが長い奴だった…せめてもの餞。] ネームレス… [白い煙が*天に昇る*] | |
2006/04/07 17:53:54 |
踊り子 キャロル [血に塗れたサバイバルナイフを見て眉根を寄せ、煙草を咥えたまま倒れ動かなくなった相手の服で拭い、コルセットに戻す。 すぅと立ち上がれば何事もなかったかのように、カツカツと足音を響かせ裏通りを歩き始め、短くなった煙草を投げ捨てた。 其の服にも身体にも一点の汚れもないままに、アパートメントに戻れば服を脱ぎ散らかしながら真っ直ぐにバスルームへ足を運び、バブルバスソープを垂らしたバスタブに湯を張る。 湯が貯まるまでの間に冷凍庫から取り出したウォッカと氷とライムで一杯。] | |
2006/04/07 17:59:11 |
踊り子 キャロル [深く静かに息を吐きバスタブの淵に寄りかかり、ぼんやりと宙を見つめる。 バブルバスでグラスを傾ければカラン、と静かに氷が揺れた。 情報を元に組み立てる。] 『暫く本業は控えるかな…』 [ポチャン、と湯船に水滴の落ちる音に湯を抜き準備を始めた。] | |
2006/04/07 18:35:53 |
流れ者 ギルバート [煙草をぎゅっと灰皿に押し消す。髪の毛にも身体にも甘い臭いが染み付く。人の煙草に臭いは好きではないが、自分の臭いならば許せてしまう。理由はわからないが…。 鞄から本を取り出し、椅子に座り読み始める…。] | |
2006/04/07 18:43:24 |
踊り子 キャロル [バスローブを羽織りリビングへ戻る。 窓際に寄りかかり先ほどまで歩いていた街を見下ろす。 彼らに想いを巡らせほんの一瞬瞳を伏せれば、長い睫毛が微かに揺れた。 儀式を済ませアジトへと足を向ける。] | |
2006/04/07 18:56:03 |
流れ者 ギルバート [すぐに懐の銃に手を伸ばす。 殺気がなさすぎで、逆に疑える。 …堂々と殺しにでも来たのか?] | |
2006/04/07 19:07:06 |
流れ者 ギルバート …キャロルか…。 気配の消し方は、一品だな。 | |
2006/04/07 19:10:10 |
流れ者 ギルバート 甘いな…オレも。 [心の中で溜息を一つ] | |
2006/04/07 19:19:28 |
流れ者 ギルバート 人の死など、どうでもいいが、オレがスカウトした女だ。下手な死に方をされたくもない…。 まぁ、腕は認めているが。 | |
2006/04/07 19:30:50 |
踊り子 キャロル [目の前の人物は良く見知った彼だから顔には出さない。 ただ先ほどの人物は見知らぬ彼だったからご不満だ。] 『気持ち悪い…』 | |
2006/04/07 20:10:30 |
書生 ハーヴェイ 【酒場】 [カウンターに、静かに佇んでいる。店を出る合図にいつも通りのショットガン。 いつもと違う点が有るとすれば、その眼前には幾つもの空の酒瓶が並んでいること。 中身は全て自分の体に消化された。己の数少ない武器の一つ、耐毒性。副作用としてアルコールに酔えなくなった自分に気付いたのは、もう4年も前の話だった。 セシリアとの昼の話を思い出し、あの人に会ってみようと考えた。危険は千も承知。この体だって、どの程度まで耐えられるかなんて知らない。 ――使った事のない武器。生きていられたとしても、無事で済むわけなど、有る筈がない。そんな不安を打ち消したくて、酔える事のない酒を飲んでいた。 やがて、決まったのは覚悟なのか、それともアルコールなのか、男は空になったショットグラスと、紙幣をカウンターに置いて、出発を告げる。] ――おやすみなさい。生きていれば、また明日。 [店を出る男の服装は黒く、葬儀用のそれだった。] | |
(156)2006/04/07 21:43:07 |
流れ者 ギルバート [少し落ち着け…と、アンダルシアが言ってきているように思えた…] はふ…。 [あいつのように、常に冷静でいられたら楽だろうな、とは思いながらも、流石に動揺しすぎたと、反省している。] | |
2006/04/07 21:50:13 |
流れ者 ギルバート 仕事かなぁ…そろそろ。ふぅ…。 [表情豊かな顔が、ゆっくりと無機質な顔へと変化していく…。] | |
2006/04/07 22:22:34 |
修道女 ステラ [床に広がる黒いヴェールの裏に丁寧に取り付けられた、 数種類の刃物や錘を一つ手にとっては眺め。 それに相応しい処置をしてまた取り付ける。 ある一つは鋸のようになっているナイフであったり、 またある一つは硬い鉛球のようなものであったり。 ステラはこれを、器用に操る。 まるで、マリオネットのように。] | |
2006/04/07 22:23:32 |
流れ者 ギルバート [ハーヴェイの話…ケネスの話、キャロルの話を黙って聞く。 本当に…噂は本当で… 組織の…家族の中に裏切り者がいるのだろうか…。 そいつがボスを狙おうとしているのならば… それだけは、させない…。 まだ、ギルバートのまま…そう、思う。 ギルバートもアンダルシアも、ボスへの絶対服従。それだけは変わらない。揺るがない。 ―――絶対に。] | |
2006/04/07 22:31:20 |
流れ者 ギルバート [周囲の空気が軽くなったのを感じ、アンダルシアが引くのがわかった…。] ったく。オレって面倒。 [自分の事ながら、そう思った。] | |
2006/04/07 22:33:25 |
踊り子 キャロル [エルーセラの顔を思い出す。] 『話す必要はないか…』 | |
2006/04/07 23:05:30 |
流れ者 ギルバート [ニーナを目で追う…] 仕事帰りかな……相変わらず、いい仕事っぷりなようだな…。 | |
2006/04/07 23:05:54 |
書生 ハーヴェイ >>192 まだ来ない人が心配なだけですよ。 特に他意はありませんけど、あのネームレスがやられたのですからね……。「次」を意識して、皆に用心して貰わないと。 最後に自分の身を守るのは、自分自身。それも、俺達の暗黙の掟。そうでしょう? [そう答えて、グラスの中身を口にする] | |
(196)2006/04/07 23:21:04 |