自警団長 アーヴァイン
ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
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踊り子 キャロル [片手に封筒を持ってきょろきょろと辺りを見回し、何かを確認しながら裏通りへとゆっくりと歩を進めている。 皮製のチョーカーの巻かれた細い首が左右に動く度に鎖骨が浮き、羽織っただけの深いワインレッドのジャケットの下には何も着ていないのか、あわせ部分からはすべらかな谷間が微かに覗く。 ようやく目的地に到着したのか立ち止まり其の建物を見上げて目を細めた。 暫くそうして観察し終われば、カツカツと軽快なリズムを刻むように建物に足を踏み入れ、封筒を握りなおしエレベーターを呼ぶボタンに手を伸ばしながらぐるりとエントランスを見渡した。 開くボタンを押すと同時に開いたエレベーターに乗り込んで、目的の階へと移動する。 エレベーターから降りれば其の手には既に封筒はなく、変わりに人差し指と中指でゆらゆらと鍵を弄びながら、ルームナンバーを確認しつつカツカツと廊下を歩いていく。 つきあたり。 非常階段の横の扉に躊躇いなく鍵を差し込みくるりと回せば、カチャリ、と小気味良い音を立てて扉は開いた。 玄関に荷物を放り一旦廊下に戻り、非常階段を開けて外を確認すれば、吹き込んだ風に煽られ束ねた髪が顔に張り付くのを面倒そうにかきあげる。 非常階段の確認が終われば何事もなかったかのように部屋に戻り後ろ手に扉を閉め鍵をかけた。 放った荷物を拾って仮住まいを見渡し、息を漏らす。 ガタガタと建付けの悪い窓を開けて換気するついでに、なびく髪を押さえつけながら身を乗り出し、外の景色を眺め何事か呟いた。] ■■■■■■ [声は風にかき消され……強い風に形の良い柳眉を寄せ諦めた様子で窓を閉めれば、ドサリ、とソファに沈み込み何かに思いを馳せるように、ゆっくりと*瞳を閉じた*] | |
(1)2006/04/04 15:21:44 |
踊り子 キャロル [一人だけの暗闇の中で風に叩かれカタカタと揺れる窓の音を聞きながら] 『私はキャロル。CNはアレキサンダー。』 [言い聞かせるように心の中で繰り返しくたりとソファに寝そべり暫しの休息] | |
2006/04/04 15:41:46 |
踊り子 キャロル [ソファの肘掛に身をもたせ規則正しく上下していた胸元がぴたりと止まり、其の姿勢のままにゆっくりと息を吐き瞼を持ち上げた。 いつの間に寝入ったのかゆるく頭を振って立ち上がりバスルームへと足を運び、鏡の前で束ねられた髪を解けば重力に従いサラサラと落ちてくる髪を両手でかき混ぜる。 シャワーコックを捻れば床を打つ水音。 床に服を脱ぎ散らかしシャワーカーテンを引き、頭から一気に熱いシャワーを浴び寝惚けた頭を覚醒させた。 バスローブを羽織りタオルで乱雑に頭を拭きながらリビングに戻れば、窓際の壁に寄りかかり日の暮れかけた外の景色をぼんやりと見つめる。 ふいに踵を返しバスルームに脱ぎ散らかしたジャケットのポケットから銀細工のシガレットケースを取り出すも中身は空で小さく舌打ちした。 髪を束ねルージュを引きパルファムを耳朶にひと塗り。 バスローブを脱ぎ先程脱ぎ捨てたジャケットを素肌に羽織りパンツを合わせて、クロークに立ち寄り長めのファーマフラーを取り出し適当に首元に巻きつける。 カチャリと鍵をかけノブを回し確認すると廊下に足音を響かせ*暮れかけた街へ*] | |
(3)2006/04/04 17:15:37 |
踊り子 キャロル [ふらりと通りを歩く。] 『この辺りも少しは変わったかな…』 [行き交う人々の間をすり抜け必要な情報を集めていく。] | |
2006/04/04 20:42:48 |
踊り子 キャロル ―――ボスに呼ばれたのか? [其の言葉に返答を選ぶよう瞳を伏せる] 『ギルのボスには呼ばれてないかな。 でも私のボスに出動命令はされてるか。』 [アマレットを舐めて少しだけ思考を巡らす] | |
2006/04/04 23:29:34 |
修道女 ステラ [もう何年使われてないか解らない建物。教会跡だろうか。 そして、もう寂れてしまった、寂しい、埃だらけのこの場所に、 …似つかわしいような、似つかわしくないような。 まだ若いと言えるだろう年齢の修道女が1人、居た。 暫く十字架を見詰め、ふっと瞳を伏せる。 何かを祈るように十字を切り、手を結ぶ。 その後に唇に笑みを浮かべ。] ――…なぁんて。少しはサマになってるのかしら? [くすくすと笑いながら、肩にかかったヴェールを払う。 そして首にかかった十字架…の形をした何かに口付けをすると、 くるりと辺りを見回し、一点で視線をとめる。 ふわりとヴェールをはためかせながらそちらへと向かい―… そこにあった地下への階段を*ゆっくりと降りて行った*] | |
(32)2006/04/04 23:47:40 |
お尋ね者 クインジー …―――パァン。 [弾丸が的の…頭部分の中心に命中する。 再びトリガーを引くと弾が発射され空薬夾を排出する。 二発目の弾丸はやや少しずれて、一発目の下に穴を作った。 それはカラン、と床に派手に音を立てて転がり落ちた…] …まァ動かなけりゃ、当然の結果だな。 [皮肉めいた口調でオート仕様の拳銃を置き、後ろ手にあるソファーにぼすん、と背をうずめた。 上着の内ポケットからシガーケースを取り出し口に咥え、銀製のジッポライターで火をつける] ……………。 [ゆるりと香りを楽しむと重たげに身体を起こし、ウォッカ瓶に手をつけた。 唇を潤す程度味わうと勢いよくソファーから飛び跳ねるように立ち上がった。 訝しげな表情をしたまま、横手にかけて置いた黒のレザージャケットを片手に、その場を後にした…] | |
(36)2006/04/04 23:53:34 |
双子 ウェンディ [ ストロベリィ色のシャツに黒のスーツをぴしり着こなして、カウンターでちびちびと真紅を口にはこぶ。 スカートにストッキング、シューズまで黒で揃えた着こなしの、襟から覗く幼い顔のすぐ上に、サングラスがカチューシャのように乗っていた。 レッド・バードのコードネームは耳に馴染んでいたけれど、ビールの苦みが好きになれなくて。 口に馴染むのはバージン・メリー。] ──酔っぱらうのは、楽しいんだけどナ。 [ 呟いて、無精髭を剃らない、ママのことを決して口にしない男を思い浮かべた。 そういうところ、パパに似たのかな。 ママの思い出は勿忘草に吸い込まれ、わたしにはもうパパと、ボスしかいない。 空のコップを置き捨てて、チューインガムを口にする。 物問いたげなバーテンにひとこと言い添えて喧噪を背にすると、静かに1人飲む男の隣に座る。顔を向けてはにかむと、不意に落ちてきたサングラスを外して、胸ポッケにしまう。] パパにつけといて? ハーイ、ティターン。わたしのこと覚えてる? | |
(55)2006/04/05 00:40:24 |
流れ者 ギルバート [>>54 クインジーの笑い声に気付き…] ご愁傷様ー。悪いけど、俺は見た目と反して、そう簡単にくたばるようなやわな奴じゃーないんでね。逃げ足だったら組織一番だせ? ま、最低、お前よりかは長生きしてやるよ。 [そう、皮肉まじりの言葉をかける。しかし顔は懐かしい奴と出会えて少し嬉しそうに笑っている。] | |
(59)2006/04/05 00:45:59 |
お尋ね者 クインジー >>59 …確かにしぶとく生き延びそうな面だなァ。 敵前逃亡ピヨピヨだったか?あれはある意味伝説じゃねぇの? [一丁前にしやがって、と笑いながら言う。勿論悪意はない。 その次々にやってくる人物に少々驚きながらも、挨拶代わりに小さく手を振った] | |
(67)2006/04/05 00:53:21 |
流れ者 ギルバート >>93 ハリセンでなぐりてぇええぜぇえええ!!!!(笑) | |
2006/04/05 01:16:13 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>109 ……坊やが真っ赤ですわ。 程々にしてあげてくださいましね、フォルティノ。 [苦笑すると、ノーマンの隣の席に腰掛け。 マスターに] エルーセラ、頂けますかしら? [注文し、両指を絡めて頬杖をついた。 クインジーに視線をやり、肩を竦め] 全くですわ。 | |
(114)2006/04/05 01:45:15 |
流れ者 ギルバート [クインジーをぎろっと睨み、落ち着かせるかのようにブラック・ホークを一口飲む。>>111] ……ったく。あんま喋らないわりには、口がうまいな…。 [残りの酒を一気に喉の奥へと流し込む。一瞬くらっとなり…] …っと、やっべ。なんかみんなの顔みれたりして嬉しくて飲みすぎたかな…あはは。 しかし、まじでみんなぞろぞろと集まってきてるな…やたらとでかい仕事なのかな。…ボス…。 | |
(117)2006/04/05 01:50:27 |
流れ者 ギルバート 全ては偽りの自分。 両親から叩き込まれた。 冷静に、その場を見ること。 ボスへの絶対忠誠の姿勢。 表の顔。 ――「裏」の顔。 | |
2006/04/05 01:54:12 |
学生 ラッセル あの子があの場に居なかったのがせめてもの救いかな… | |
2006/04/05 02:08:25 |
流れ者 ギルバート [>>124反応に、喉の奥をくっと鳴らして] …そうか。 [懐から財布を取り出して、何枚か札を出す。マスターに、俺とキャロルの分な。といって今後も考えて多めに支払う。 そして、席を立ち] それじゃ、悪いけど今日はここで帰るわ。 みんな、また明日、例の場所で…。 [そう言って、白いトレンチコートをバサッと羽織り、1人夜の街へと*消えていった*] | |
(133)2006/04/05 02:18:39 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>127 そうかもしれませんわ。 羽目を外しすぎるのはいけませんもの。 [グラスを傾けてすい、と口に運び。 ポニーテールの女性に向き直って] ご挨拶が遅れまして申し訳ありません。 私はエルーセラと申します。 どうぞ、お見知り置きを。 [乾杯をするように小さくグラスを掲げた] | |
(135)2006/04/05 02:21:21 |
ちんぴら ノーマン 血、か。 | |
2006/04/05 02:32:26 |
流れ者 ギルバート うー…夜風が冷たいな…。 [そういうと、優しい表情からゆっくりと… ……ゆっくりと感情のない冷たい表情へと変わる。 そう…裏の顔へと…――] [静かに、足音を殺す――― 明日の集まりの前に、仕事を1つ終わらせなければいけなかった。] [ゆっくりと後をつけてくる気配…殺気がバレバレな事に、大きく落胆する。] ――素人が1人でオレに敵うと思ってんのかよ…。 [そのまま、歩きながらサイレンサーをつけたワルサーP38を右手で握り、左の脇から覗かせて… ―――引き金を引く……] ――――パシュ。 ………どさり。 [何かが倒れる音がした。しかし、振り返る事もしない。ソレがどうなったのかなんてわかりきった事だった………。] | |
2006/04/05 02:37:05 |
お尋ね者 クインジー >>134 一応本名としておかねェと色々不味い事もあるだろう?俺らみてェのはよ。 …俺としてはキャロル、って名前のほうで呼びたい所だけどなァ。 甘いだけじゃねぇ、か。アレキサンダー…良い名前だ。 [グラスの酒の飲み干すと、再び手をシガーケースへと伸ばす。 ギルバートが出て行く姿を目線で見送りながら、細い葉巻に火をつけ、吹かした] アイツも隅に置けねェなぁ…。 [くっくっ、と笑った] | |
(145)2006/04/05 02:37:31 |
流れ者 ギルバート [慣れた手つきで銃を片付ける。 歩く事はやめない。 人を殺す事には躊躇はない。 例え、それが女・子供であろうとも。 そう、小さな頃から、教え込まれたからだ。] [懐から、アーク・ロイヤルsweetの煙草を取り出す。 人前では煙草は吸わないようにしている。 人を殺した時に、せめてもの餞のように、吸う。 自分の中の暗黙のルールなのかもしれない。 火をつけ、煙を吸い込む…甘いバニラの臭いが漂う。 その、煙の行方をただただ*目で追っていた*] | |
2006/04/05 02:52:23 |
お尋ね者 クインジー >>152 …大酒飲みにはしたくねェな。この店、ボスの直轄が経営じゃねェの? あんまり飲みすぎると、後が恐えぇな。 まァ、味が解る、嗜み程度に飲むのが一番良いンだけどなァ・・・。 [ローズの、すいと飲み干す様に、ひゅうと口笛を吹いた] >>153 [椅子をキャロル側に向け、ふっと笑いシガーケースを開けて、お返しとばかりに差し出す] …ン、キャロル。 吹かすのは好きか? こっちを吸うのは久しぶりだな…まあ、偶には吸うのも悪くねェ。 [キャロルのシガレットケースから一本取り出し、吸っていた葉巻の火を消すとそれを口に咥えた] …吸殻が残らないモンに慣れたら、火傷しちまいそうだなァ…。 [カチリ、とジッポライターの火を点けた] | |
(163)2006/04/05 03:07:53 |
ちんぴら ノーマン ――大地の揺らぎは、生易しくは無い。 | |
2006/04/05 03:11:04 |
踊り子 キャロル [大分静まったBARを見渡し] 『まだ全員じゃない…』 [葉巻をふかしながらほんの一時瞳を閉じて] 『先ず馴染まないと…』 | |
2006/04/05 03:18:59 |
お尋ね者 クインジー >>166 [暫く吸っていると、吸殻を灰皿に落とすのを忘れたのか少々慌て気味にそれを落とした] 吹かすのと、吸殻が出ないタイプに慣れたら…もう病みつきなンだよなァ…。 [再び、煙草を口に咥えた] ン、美味い。 | |
(171)2006/04/05 03:24:19 |
踊り子 キャロル [ケネスの声に耳だけを向ける] 『やっぱりまだ居るんだ…』 | |
2006/04/05 03:35:26 |
踊り子 キャロル [ケネスの声に紫煙の向こう、すやすやと眠るウェンディをちらと見遣る] 『ほんと…此処に居なければ巻き込まなくて済むんだけど…』 | |
2006/04/05 03:41:04 |
のんだくれ ケネス >>178 そいつぁ・・・・分かっちゃ居るんだがな・・・・ お前ら・・・・じゃぁ・・・・・アレだ・・・・ 男慣れしたこまっしゃくれたガキになりそうだからな・・・・ ん・・・・シャーロットくらいに可愛げの有る子に育って欲しいモンだな・・・・・ ま、女親が居ないからな・・・・面倒見てくれてるのは感謝している・・・・・ [照れくさいのか最後の一言を言うのに回りくどかった] | |
(181)2006/04/05 03:52:04 |
踊り子 キャロル [静まり返ったアパートメントの廊下に足音が響く。 部屋の鍵を開ければ矢鱈と大きくガチャリ、と木霊する。 後ろ手に扉を閉め小さく息を吐いた。] 絶対狙撃の方が楽… [人付き合いの得意でない性格で潜入は向かないと一人ごちながら、バスルームに向かいながら服を脱ぎ捨てて行く。 散らばる服を気にも留めず顔を洗って歯を磨いて、眠る準備をすれば、そのままの格好で肌触りの良い柔らかなシーツの間に潜り込んだ。] 借りは返さないと… [呟きながら眠りに落ちた。] | |
2006/04/05 04:00:52 |
お尋ね者 クインジー >>184 …外で待ってる奴が居るんじゃねェの? まだ寒みぃし、早く行ってやったらどうだ。 [再び口に煙草をくわえると、ポトリと灰が服に落ちた。 慌てて服から払おうとするが、小さな焦げ目が出来てしまった] …あーああ、やっちまった。 | |
(186)2006/04/05 04:03:30 |
お尋ね者 クインジー >>187 [辺りを見回すと大分客が減っている事に気がつき] フォルティノ…まァ、一人で飲むのも悪かねぇよ。 [マスターに、カクテルを頼もうと声をかけ…ジュースだと言うケネスの言動に噴出す。『あァー…やっぱ、ウォッカ割りで』そう頼むと、再び煙草を口に咥えた] | |
(189)2006/04/05 04:11:16 |
お尋ね者 クインジー >>188 うぉ、俺の一張羅のシャツに穴が…文字通り、手のかかる子じゃねえの…。 [人の所為にするわけでもないが、ポロリと口からそんな言葉が出てしまう。 ローズの油断大敵という言葉にバツが悪そうな顔をそのままに、ため息交じりに煙草の煙を吐いた] ボスの土産だっただけに、後が恐ぇえな…。 | |
(193)2006/04/05 04:15:28 |
お尋ね者 クインジー >>192 まァ…今日は一段と騒がしかったしなァ…。 しかも、ボスは来ねぇしよ。 [ケネスの様子を見やり、風流という言葉に再び噴出す] 桜ねぇ…俺ァあんまり好きじゃねェな。 直ぐ、散っちまうからよ。 [訝しげな顔をして、煙草を灰皿に置き、もみ消した] | |
(197)2006/04/05 04:29:42 |
お尋ね者 クインジー >>196 こりゃあ参ったな…。 って、ちょま、マジかよ…。そんなに目立つか、うぉ…益々穴が広がったかもしれねぇ…。 あーあ、格好悪りぃ…。 [髪をくしゃりと掻き上げ、ぱたぱたとシャツをひっぱってみたりするが、成す術がなく、うーんと唸る。 『繕うなんてしたことねェよ』とローズに言うと少々項垂れ気味に椅子にもたれた] | |
(200)2006/04/05 04:38:08 |