人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(897)Red snow white : 4日目 (2)
双子 リック
『うん… ありがとう…』

[ウェンディはいつも素直にリックへ自分の感情を表してくれる。リックは自分自身が悔しくなった。ウェンディが涙をこぼしそうになる。
リックは素直にウェンディの涙を拭き取りたい衝動に駆られた。
だがウェンディは自分の傷跡を恐れている。抱きしめるのには少し抵抗があった。 リックはウェンディを気遣いながら自らの両手で自分より小さなウェンディの両手をそっと握った。]
(198)2005/10/10 01:46:52
双子 リックは、新米記者 ソフィーやゴードンたちの会話に聞き入っている。
2005/10/10 01:47:28
酒場の看板娘 ローズマリー
【移動中の階段】

……チャールズ…ゴードンさんが犯人なら、アーヴァインさんを発見した時、階段から落ちたのは……自作自演?
……偶然落ちた?

スチュアートさんの縁者がもしこの屋敷の中に居たとしても、動機が恨みならきっと素性を話したりはしないでしょう…ね。電話もなく交通手段もない現状で調べられるはずもなく。

ヒューバートさんの事は、ラウンジで話しましょうか……。
(199)2005/10/10 01:49:36
新米記者 ソフィーは、村長の娘 シャーロット達がラウンジに入ってくるのをみると「おかえり」と声を掛けた。
2005/10/10 01:49:40
村長の娘 シャーロット
『財産が動機だと思っていたのは、確か……
シャーロットじゃなかったかな。』

そうですね。そんなふうに思っていましたけれど…
さっきの話で考えが変わりました。莫大な財宝の分け前で満足できず、ひとを殺めてまでさらに求めるとは、考えにくくなって。
(200)2005/10/10 01:50:07
双子 ウェンディ
ハーヴェイさんって怪我されたんじゃなかったですっけ?
もう起きられるんでしょうか?

少し疲れてきたので、お話、明日になるなら休もうかと思うのですが…
(201)2005/10/10 01:50:13
酒場の看板娘 ローズマリーは、流れ者 ギルバート、シャーロットと共にラウンジの扉をくぐった。
2005/10/10 01:50:14
双子 ウェンディは、村長の娘 シャーロット達が戻ってきたのに気がついた。
2005/10/10 01:52:18
新米記者 ソフィー
随分とゆっくりだったわね。
何を話してたか、聞かせて貰えるかしら。
その後、私から皆に一つ報告があるわ。

[ソフィーは戻ってきた中にハーヴェイの姿がない事に気がつくと…]

あら…?ハーヴェイさんは……?

[―――と、聞いた。]
(202)2005/10/10 01:52:33
文学少女 セシリアは、ラウンジにぶらりと現れた。
2005/10/10 01:52:51
双子 リックは、皆が戻ってきたのを笑顔で迎えた。「おかえりなさい。」
2005/10/10 01:52:51
鍛冶屋 ゴードンは、ブランデーを飲みながらみんなの会話を吟味している。
2005/10/10 01:53:14
流れ者 ギルバート
[ハーヴェイがシャーロットに介抱されつつ横になるのを見て、ハーヴェイに近付き肩を軽く叩き言った。]

ハーヴェイ。アーヴァイン殿に続き、ナサニエルもやられた。
お前がいなくなるととても寂しい。

…むざむざとやられるなよ。

だから、早く治せ。

[ギルバートはそう告げるとハーヴェイの部屋のドアを閉めた。]
(203)2005/10/10 01:53:15
村長の娘 シャーロット
ハーヴェイさんは、今夜はもう休んでるの。
まだ、体調が思わしくないから…

血文字の話はみんな知ってるのかな。ナサニエルさんの遺体には、『一年前の無念、未だ晴れず』とありました。

それと──
(204)2005/10/10 01:53:36
文学少女 セシリア
………。

[ハーヴェイの姿がないのを確認した。]
(205)2005/10/10 01:53:39
鍛冶屋 ゴードン
怨恨、ですな。
(206)2005/10/10 01:55:04
新米記者 ソフィーは、文学少女 セシリアを見かけると、「こんばんは。大丈夫…?」と声を掛けた。
2005/10/10 01:55:35
鍛冶屋 ゴードンは、全員の目を一瞥した。
2005/10/10 01:55:45
鍛冶屋 ゴードン
この中で、どなたかスチュアート氏と関係深い方はおられますか?
(207)2005/10/10 01:55:48
文学少女 セシリアは、新米記者 ソフィーの挨拶に答えなかった。
2005/10/10 01:55:59
文学少女 セシリアは、暖炉の近くのソファーに腰を下ろした。
2005/10/10 01:56:43
双子 リック
[ゴードンの言葉に気配を殺して耳を傾ける。]

兄さん・・・。
(*30)2005/10/10 01:57:06
双子 ウェンディは、鍛冶屋 ゴードンに首を傾けた。
2005/10/10 01:58:30
新米記者 ソフィー
【ラウンジ】

(スチュアートの名を出せば、皆の反応が見れる。
そうすれば、誰がスチュアートを殺したか、分かるかもしれない。)
(*31)2005/10/10 01:58:38
双子 リック
(僕とディの兄さんへの知識量はイーブンってことになってるから、あまり出しゃばるわけにはいかないな・・・)
(*32)2005/10/10 01:59:47
双子 リックは、鍛冶屋 ゴードンの言葉に、首を振った。
2005/10/10 02:00:23
新米記者 ソフィー
(セシリア……
無理もないわね。アーヴァインさんに次いで、目の前でネリーが死んでいたんだから……)

[ソフィーはセシリアを心配そうに見つめた。]
(208)2005/10/10 02:00:39
村長の娘 シャーロットは、スチュアートさんとはよくお話ししていました。
2005/10/10 02:08:06
流れ者 ギルバート
【ラウンジ】
[シャーロット、ローズマリーと共にラウンジに入ると、ハーヴェイを除く全員が集まっていた。]

―――この中に…犯人がいるということか。

[ギルバートは戦慄した。

心を落ち着けると…見慣れたブロンドの髪が視界に入る。
隣の席に座り笑顔を作り声を掛けた。]

やぁ、ソフィー。
いろいろと…起きてるけど、疲れてないか?
(209)2005/10/10 02:08:16
文学少女 セシリア
もう…やめようよ……
(210)2005/10/10 02:09:34
新米記者 ソフィーは、流れ者 ギルバートに「大丈夫よ。」と微笑んだ。
2005/10/10 02:10:30
酒場の看板娘 ローズマリー
ハーヴェイさんからは、発掘調査について…少し。

私とシャーロットは知らなかったのだけど、一年前の調査は財宝に関する資料が見つかったため、発見の見込みが高いという事で、やや強引に実現したものだったらしいの。

スチュアートさんが亡くなった事で、調査は中止になったのだけど、もし犯人が純粋に財産目当てだった場合、今後のメリットを考えて、調査が再開された方がよかったんじゃないかって話になったの。私は、ハプスブルグ家の遺産に過度な執着心や、研究に対する独占欲……というのも考えてみたけど。よくわからなくて。

ナサニエルさんが殺され『一年前の無念、未だ晴れず』と刻まれていた事から、スチュアートさんの死を恨んでの殺人の可能性が高いのではという話になった。

じゃあ、何故、出資者側であるアーヴァインさんや、ここに来た目的も分からないままのヒューバートさんが殺されたんだろうって事になるんだけど……。

逆に、なにか分からないかしら?
アーヴァインさんの部屋や、ヒューバートさんの荷物を皆で調べてみてもいいんじゃないかなって思うんだけど。
(211)2005/10/10 02:13:30
新米記者 ソフィーは、文学少女 セシリアをじっと見つめた。
2005/10/10 02:14:30
酒場の看板娘 ローズマリー
スチュアートさん……。
縁が深いと言うなら、調査関係者全員ではないかしら。
私、シャーロット、ギルバート、ハーヴェイ。
殺されたナサニエルさんも……。
ネリーさんもここの別荘で働いていたのだから、縁はあったはずだわ。
(212)2005/10/10 02:15:28
文学少女 セシリア
もう…やめようよ……

じたばたするのはもうやめようよ…
私達は死ぬ運命なのよ…

誰かが…人の皮をかぶった悪魔がこの中にいるんだわ…
そして悪魔が私達に不幸をもたらすの…
占いがそう示してるわ…

一体誰なの…?なぜ…命を奪うの…?

もうみんなでここで殺されてあげればいいのよ。
そしたら満足するんでしょ。
お願いだから私を真っ先に殺して…

人が死ぬのは、もう見たくないの…
(213)2005/10/10 02:18:18
鍛冶屋 ゴードンは、文学少女 セシリアの頬をひっぱたいた。
2005/10/10 02:18:57
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2005/10/10 02:19:17
村長の娘 シャーロットは、旧調査隊メンバーの会談を、皆に説明した。(メモ)
2005/10/10 02:19:32
鍛冶屋 ゴードン
気を確かにお嬢様。
(214)2005/10/10 02:20:45
双子 ウェンディ
[ウェンディは全員が全員を監視しているような空気の重さを感じている。]

縁ということでいうと… 私も兄も直接ではないですが、ウィティア家として調査に資金援助をしていますし、父母とアーヴァイン卿はその縁もあり懇意にしていたようです。

それと………
ハプスブルグ家ということでいうならば…

[ウェンディは自分を勇気付けるためにリックの手をしっかりと握った]

私達の母は、ハプスブルグ家の傍系です。
(215)2005/10/10 02:21:50
酒場の看板娘 ローズマリー
……調査の資料に関して。
大事なのは、発掘に関わる重要な資料は、今回ここには持ち込まれていないそうよ。人を殺しても、資料は手に入らない。

[ローズマリーは、そう補足した後、周囲をじっと見渡した。]
(216)2005/10/10 02:22:22
双子 リックは、村長の娘 シャーロットのメモをウェンディとふたりで目を通した。
2005/10/10 02:22:27
村長の娘 シャーロット
セシリア?
なにを言い出すの…

[
ゴードンさんがやおら立ち上がると、セシリアの頬を平手で打った。ばちーん、と響き渡り、そして静かにゴードンさんは言った。
『気を確かにお嬢様。』
]
(217)2005/10/10 02:22:29
双子 ウェンディ
[今まで静かにしていたセシリアの言葉に胸が痛くなった]

私達は、死ぬ運命…………。
なんて不吉な言葉なんだろう…。

占いがそれを示す…?

[止める間もなく、ゴードンがセシリアの頬を叩くのをただ見ているしかなかった]
(218)2005/10/10 02:25:59
文学少女 セシリア
……ごめんなさい…
(219)2005/10/10 02:26:00
双子 リック
[リックはウェンディに続けるように言った。]

僕達の父は10数年前、第1次世界大戦で財をなすことに成功した人です。そして母は旧家の出身なのです。でも母さんの家はその…古びてしまいまして…そして父と結婚しました。父は家名を手にするために…母に近づいたのかもしれません。
(220)2005/10/10 02:27:41
新米記者 ソフィーは、文学少女 セシリアを抱きしめた。
2005/10/10 02:28:39
酒場の看板娘 ローズマリーは、文学少女 セシリアの言葉に、彼女を痛ましそうに見やった。
2005/10/10 02:29:11
文学少女 セシリアは、両目を手で覆うと、しくしくと泣き始めた。
2005/10/10 02:29:18
双子 リックは、文学少女 セシリアにかける声がなく、ただ見つめているだけだった。
2005/10/10 02:29:42
村長の娘 シャーロット
ウェンディ、リック。ありがとう。勇気を出してくれて。

[>>202
すべての説明を終えると、ソフィーさんに向き直って問いかけた。
]
ハーヴェイさんの部屋で、わたしたちが話し合ったことはこれで全部…ですね。
ソフィーさん。報告って、なにがあるんです?
(221)2005/10/10 02:30:12
鍛冶屋 ゴードンは、文学少女 セシリアを抱きしめた。
2005/10/10 02:30:31
新米記者 ソフィー
ゴードンさん。
セシリアに手を揚げるのは止めて下さい。

セシリア、大丈夫…?
でもね、貴女がそんな事を言ったら……
叔父様は何て思うかしら…?
(222)2005/10/10 02:31:29
文学少女 セシリア
短い時間に5人も死んだ…
なのにどうして平然としていられるの…

私はもうみんなを信じられなくなってる…
2005/10/10 02:31:34
鍛冶屋 ゴードン
辛いでしょうが、生き残るためです。
辛抱してくださいお嬢様。


殺された方々の周囲には争った形跡はありません。
あきらかに安心しているところに不意を突かれて殺された、そういう状況です。

我々の中に、犯人がいます。
(223)2005/10/10 02:31:37
村長の娘 シャーロットは、文学少女 セシリアの嘆きも尤もだと思って、犯行が悔しくて堪らなかった。
2005/10/10 02:33:17
流れ者 ギルバートは、鍛冶屋 ゴードンの発言に頷いた。
2005/10/10 02:34:05
鍛冶屋 ゴードン
リック様とウェンディ様には、財産を守る為という動機がありますな。

しかし今回は復讐劇かそれを装っている。
(224)2005/10/10 02:34:24
酒場の看板娘 ローズマリー
……私は自分だって死にたくないし、セシリアにも死んで欲しくないわ。私の事を、困難を乗り越えたら……って私の事を占ってくれたのは、セシリアでしょう?

[首を傾けて、]

ハーヴェイさんの占い結果は、なぜそんなに悪かったのかしら。
……セシリアはどう考える?
(225)2005/10/10 02:34:30
新米記者 ソフィー
[ソフィーはシャーロットとローズマリーから、ハーヴェイの部屋での会話を聞いた。]

…どうやら、貴女達もその結論に達したのね。

じゃぁ、私が話す番かしら…。

[セシリアを自分の身から離すと、再び言葉を続けた。]
(226)2005/10/10 02:35:10
文学少女 セシリア
お姉さま…
叔父様がどう思うかは、わかっています…

でも…、でも…

……っ…

[声もなく、泣き続けた。]
(227)2005/10/10 02:35:14
鍛冶屋 ゴードン
スチュワート氏をご存じの方、氏のご家族はどちらにお住まいかご存じですか?
(228)2005/10/10 02:36:15
鍛冶屋 ゴードンは、文学少女 セシリアの頭を優しく撫でた。
2005/10/10 02:36:37
村長の娘 シャーロット
セシリア…
すこし、休もう?そして、こんなことした犯人を探し出して、償わせようよ。
ね…

[セシリアに、柔らかいソファーを勧めた。]
(229)2005/10/10 02:39:11
双子 リック
oO(兄さんはあっちこっち飛び回ってたはずだからな……)
(*33)2005/10/10 02:39:13
村長の娘 シャーロット
スチュワートさんの家族…

そういえば、家族の話をしたこと、殆どありませんね。スチュワートさん自身、家庭を持っていてもおかしくないくらいなのに。
(230)2005/10/10 02:41:15
双子 ウェンディは、みなの話を聞きながら、睡魔に襲われリックに*寄りかかった*
2005/10/10 02:41:30
鍛冶屋 ゴードン
…そうですか。
なら、恋人か婚約者がいても、おかしくありませんね。
(231)2005/10/10 02:43:04
双子 リックは、双子 ウェンディの腕を抱いて、皆の話に聞き入っている。
2005/10/10 02:43:06
鍛冶屋 ゴードンは、「この中に…」と呟いた。
2005/10/10 02:43:34
双子 リック
oO(ゴードン、鋭いな… 次に狙うべき人物はあいつか…?)
(*34)2005/10/10 02:44:07
双子 リック
[リックはソフィーのふたつの指輪の行方を思った。]
(*35)2005/10/10 02:45:17
新米記者 ソフィー
私はアーヴァインさんとヒューバートさんが殺された状況―血文字が残されていた―から、同一犯によるものだと思った。そして、この2人を繋ぐ何かがあると考えたの。

ここに居る人達は、少なからず隠し財産の調査隊に関係している。直接的とは限定しないまでもね。ただ、血文字を残すほど、何か強いもので繋がっているのなら…と考えた時、ヒューバートさんについて殆ど何も知らない事に気づいた。

……だから、ヒューバートさんの部屋を調べたわ。
(232)2005/10/10 02:47:45
双子 リックは、新米記者 ソフィーの言葉、記者故の洞察力なんだなあ、と思った。
2005/10/10 02:49:43
双子 ウェンディは、寝返りをうったときに足を捻り、*小さく声をあげた*
2005/10/10 02:49:59
新米記者 ソフィー
そしたら……

……日記を見つけたわ。
(233)2005/10/10 02:50:37
酒場の看板娘 ローズマリー
スチュワートさんの家族…。
私も家族の話を聞いたことはないわね……。

それなら、ギルバートさんやハーヴェイさんの方が詳しいかもしれないわ。一緒に発掘の現場に行って、寝食を共にした仲と、私やシャーロットは立場が少し違う気がする。
ううん…。ルーサーさんを通している分、私が一番なにも知らないわね、きっと。

ギルバートさんは、どうかしら?

[ギルバートにもう一度、ゴードンが発した問いを繰り返してみた。]
(234)2005/10/10 02:50:50
村長の娘 シャーロット
もしゴードンさんの考えどおりなら、ローズマリーか、それともセシリアですけど。
恋人や婚約者とは、ちょっと思えないです。
あ、わたしもあるのかな。違いますよ?もちろん。
(235)2005/10/10 02:50:56
文学少女 セシリア
『……セシリアはどう考える?』

[ローズマリーの問いかけにしばらくは泣き続けていたが、ようやく口を開いた。]

ハーヴェイさんの占いは…あの方の不幸を示していました……もしかすると…殺される運命なのかもしれません…

[そう、小声で答えた。]
(236)2005/10/10 02:51:56
新米記者 ソフィーは、ヒューバートの日記の内容(>>27)を話した。
2005/10/10 02:52:28
流れ者 ギルバート
[ギルバートは顎に手をやりつつ、呟いた。]

ゴードン。俺も詳しくは知らないが、
スチュワートは…確かイギリスの出身じゃなかったかな。
(237)2005/10/10 02:53:53
双子 リック
スチュアートさんの家族、あるいは恋人か…復讐する動機は十分ですね。そこまで深い関係になりえる人が…いるのかな。 ううん、恋人同士になるきっかけって、わかんないものな…
(238)2005/10/10 02:56:46
村長の娘 シャーロット
一年前のあの一件…
やはり、スチュワートさんの事故死が、尾を引いているのかしら。

知りすぎたパトロンという表現は、財宝について…?
(239)2005/10/10 02:57:58
酒場の看板娘 ローズマリー
婚約者か恋人……。
一番該当しなさそうなのは、当たり前だけどウェンディだわ。パーティーの時に、2人は15歳だって教えてくれたわね。

[ローズマリーは、リックの傍で寝入ってしまっているウェンディに頬笑みかけた。]
(240)2005/10/10 02:59:25
双子 リック
[リックはウェンディの寝返りと小さな悲鳴に少し驚いた。昨日の晩足を挫いたことが響いているのだろうか。 リックはしばらくウェンディの側を離れずにいようと心の中で決めた。]
(241)2005/10/10 02:59:49
双子 リックは、酒場の看板娘 ローズマリーに答えた。「はい、僕たちは15歳です…」
2005/10/10 03:00:41
新米記者 ソフィー
ヒューバートさんは、一年前の事件について知っていた。『一年前の無念、未だ晴れず』というナサニエルさんに彫られた血文字。一年前というと、スチュアートさんが遭難したという事件があったのよね。

今回の事件は、スチュアートさんの死が関係していると思う。

アーヴァインさんは、隠し財産に興味を持ち、そしてスチュアートさんはアーヴァインさんに誘われて調査隊に加わったのよね(>>175)。そしてヒューバートさんの日記……。

…犯人は、スチュアートさんの縁故じゃないかしら。
(242)2005/10/10 03:03:13
新米記者 ソフィーは、鍛冶屋 ゴードンに頷いた。
2005/10/10 03:04:26
新米記者 ソフィー
……恋人か婚約者…若しくは親族。
(243)2005/10/10 03:06:12
新米記者 ソフィーは、そういえば、スチュアートさんって年齢は…?と聞いた。
2005/10/10 03:06:54
村長の娘 シャーロットは、書生 ハーヴェイさんと、そう変わらないくらいだと思いますけれど…
2005/10/10 03:07:49
新米記者 ソフィー
[ソフィーはラウンジ内に居る人の様子を伺っている。]
(*36)2005/10/10 03:08:09
新米記者 ソフィーは、(>>242 アンカーは3日目です。)
2005/10/10 03:08:57
双子 リック
[リックはソフィーの説明を聞く振りをしながらソフィーを見つめて思った。]

oO(ごめんなさいソフィーさん、今晩中にソフィーさんの部屋に向かうのは難しい…)

[リックは腕に身体を預けているウェンディを見ながら心の中で呟いた。]
(*37)2005/10/10 03:10:53
酒場の看板娘 ローズマリー
『知りすぎたパトロン』

[ソフィが教えてくれたヒューバートの日記の言葉を引用した、シャーロットの言葉を繰り返す。その後、リックに向かって、]

ねえ、リック君。
2人はご両親にどう言われて、ここへ来る事になったのか……もう一度聞かせてもらえる?
(244)2005/10/10 03:12:28
新米記者 ソフィー
(ゴードン、鋭いわね。
その通りよ…。

スチュアートの恋人は私。

私が何故ギルバートを殺さないでいると思う…?
ギルバートがスチュアートを殺してないと思ってるのも一つだけど、私は私の果たすべき事の為…私自身を護る為に協力して貰ってるのよ。

尤も、なるべく態度を変えないようにしてるから、ギルバートは私が犯人だなんて思ってもないでしょうね。)
(*38)2005/10/10 03:12:38
文学少女 セシリア
……スチュアートさん…?
(245)2005/10/10 03:14:05
酒場の看板娘 ローズマリー
[シャーロットに向かって、]

そう言えば、ハーヴェイさんもイギリス出身だったわね。
私も生まれたのはイギリスだから、その話をした事があるわ……。
(246)2005/10/10 03:14:16
酒場の看板娘 ローズマリー
(……さっきゴードンさんが言った、ハプスブルグの遺産を隠すために怨恨を装った殺人を、リック君とウェンディさんが犯人で……というのは、ちょっと考えるのが難しい。

まず、人がそこまで家や血にこだわるというのは、私が平凡な出自だからかもしれないけど、想像を絶しているし……。まだ若い2人が家にこだわるなら当然ご両親はもっとこだわってらっしゃるはずよね。ならなぜ、ご両親が2人を代理でこの別荘に送り出したのか…? を考えると……。一族に関わる問題だとしているなら、15歳の少年少女に託したりせず、大人が来るのでは?

2人に、ご両親にはない特別ななにか……があるなら分からないけども。)

[ローズマリーは小さく*息を吐いた。*]
(247)2005/10/10 03:20:38
双子 リック
[リックはローズマリーに答えた。]

えっと…ローズマリーさん、手紙ですが二通来ました。父さんと母さんへ一通ずつです。それを僕とディ…ウェンディに渡されました。
父は忙しくて僕に託しました。母はウェンディに渡しましたが…ごめんなさい、よくわかりません。 というのも父の家長、としての力があまりに強くて…父の言うことに逆らわなかった、といった方がいいかもしれません。
(248)2005/10/10 03:21:20
鍛冶屋 ゴードン
…意外とブリティッシュが多いようですな。
私の生まれはアイルランドですよ。


私はそろそろ失礼させていただきます。
では…
(249)2005/10/10 03:22:29
鍛冶屋 ゴードンは、全員に一礼して*自室へ向かった。*
2005/10/10 03:23:19
文学少女 セシリアは、叔父から聞いたスチュアートに関する話を*思い出していた*。
2005/10/10 03:23:37
村長の娘 シャーロットは、ソファに寄りかかって、天井を見つめた。…やっぱりってなんだろ
2005/10/10 03:24:50
双子 リック
今日はもう遅いな…僕も寝させていただきますね。みんな鍵を閉めて注意しましょうね。

oO(しまった、ディだ…どうしよう)
(250)2005/10/10 03:28:07
流れ者 ギルバート
…そろそろ夜も更けた。
今日は…いや、今日もか。いろいろな事があって少々疲れたな。
そろそろ休ませてもらう。

[ギルバートはソフィーを伴ってラウンジを出ると2階に上がった。]
(251)2005/10/10 03:30:35
新米記者 ソフィーは、「おやすみなさい。」と挨拶をし、ラウンジを後にした。
2005/10/10 03:31:39
双子 リック
[リックはしばらく考えていたが意を決し、ウェンディをひとりで部屋まで連れて行くことにした。 足を挫いてるから、思いきって抱き上げて…みる。
思えばこのような大それたことをするのは初めてかもしれない。]

ちょっと恥ずかしいな…ごめんなさい、おやすみなさい。

[リックはそのままウェンディを落とさないように2階へ上がっていった。]
(252)2005/10/10 03:32:10
双子 リック
【213号室】
[リックはウェンディを彼女の部屋へ連れていって寝かせようと思っていたが、ルームキーがどこにあるか分からず、結局自分の部屋へそっと連れて運んできた。 そして自分のベッドにウェンディを優しく横にした。]

そういえば、いつも非道いこと言ってるもんな…ディには。 どうしてなんだろう。
(253)2005/10/10 03:36:42
双子 ウェンディ
リックの体温を感じながら夢を見ていた。
幼い頃、まだ今のような関係ではなく、ただの双子として存在していた頃の夢。
木陰から落ちる柔らかい日差しの中、ふたりでならび、無邪気に遊んでいた頃。

幸せのイメージ………。

今は少し違うけれど、しっかりと夢を抱いて…
おやすみなさい、リック。
2005/10/10 03:37:09
新米記者 ソフィー
【205号室の前】

[ソフィーはギルバートと共に2階の自室へと向かった。]

ギルバート…。
貴方は調査隊の一員だった。しかも、前線で動いてたのよね。
ナサニエルさんが殺された今、次は……

[ソフィーは嫌な予感がして、ギルバートを潤んだ瞳で見つめた。]

大丈夫よね…。
(254)2005/10/10 03:37:42
新米記者 ソフィー
(リックが殺したいと言わない限り。
貴方が死ぬ事はないわ。

そういえば、リックはギルバートの事どう思ってるんだろう。)
(*39)2005/10/10 03:40:07
双子 リック
[靴を脱がせてウェンディの横顔を見る。こうやってウェンディの寝顔を覗き込むのは何年ぶりだろうか。もしかしたらあの時の怪我前後以来なのかもしれない。 僕と同じ瞳の色、髪の色、髪のつや。 ウェンディとは本来いつも一緒でいなければならない存在なのだろうと改めて感じた。]

どうせ僕には寝る場所ないし…無理すれば椅子などで寝れるけど…いいや、隣で寝ちゃえ。
いいよね…ディ。

[リックは今晩は子供のようにふたりで寝ようとそっと思い、ウェンディの隣で自分を横たえた。]
(255)2005/10/10 03:43:53
流れ者 ギルバート
[ソフィーの潤んだ瞳を見つめると吸い込まれそうな感覚を憶えつつも、聞くものを思わず安心させるような張りのある声で答えた。]

ああ、ソフィー。
俺はそんなにやわな身体の作りはしていない。
ちゃちい刃物くらいじゃ傷一つつけられないさ。

[ギルバートはにこりと笑うと胸板をドンと叩いてみせた。]
(256)2005/10/10 03:47:53
双子 リック
[リックがいるからなのかすっかり落ち着きを取り戻したウェンディ。 リックは妹を守り抜こうと固く自らの心に誓った。
そしてウェンディの頬にくちびるをそっと寄せ、目を閉じるのだった。]

おやすみ、ディ…
(257)2005/10/10 03:49:16
新米記者 ソフィー
[ギルバートの言葉に、ソフィーはほっと胸を撫で下ろした。]

うん…
そう、信じてるわ。

そろそろ寝るわ。
送ってくれてありがとう。

…おやすみ、ギルバート。

[ソフィーはギルバートに微笑むと、自室に入り鍵を掛けた。]
(258)2005/10/10 03:55:53
流れ者 ギルバート
『そろそろ寝るわ。
送ってくれてありがとう。

…おやすみ、ギルバート。』

ああ、おやすみ、ソフィー。

―――バタン、ガチャガチャ。

[ギルバートはソフィーがあっさりと自室に入ってしまった事に少し寂しさを憶えたが、気を取り直して自室に戻った。]
(259)2005/10/10 04:01:02
新米記者 ソフィー
【205号室】

[部屋へと入ったソフィーはベッドに体を横たえると、両手を天井に掲げ、左小指と右薬指に嵌められているリングと交互に見つめた。]

…………
…………めんね…。

[小さく、震える声で呟くと、ソフィーは眠りへと*落ちていった。*]
(260)2005/10/10 04:05:50
流れ者 ギルバート
[ギルバートはベッドで横になると、一年前のあの日の事を思い出した。ここに彼しか知らない―今は亡きナサニエルやハーヴェイでさえも知らない―事実がある。]

スチュワート…。
死んでからも…祟りやがる。。。

[ギルバートは、ぶつぶつと呟くと*眠りについた。*]
(261)2005/10/10 04:08:53
酒場の看板娘 ローズマリー
【ラウンジ/回想】
『父は忙しくて僕に託しました。母はウェンディに渡しましたが…ごめんなさい、よくわかりません。』

そうなの…。
リック君、答えてくれてありがとう。
お母様が何故、ウェンディさんに託したのかも聞いてみたいけれど…。2人は多分、巻き込まれてしまった側なのね。
リック君は、ウェンディさんを守ってあげてね……。

[ローズマリーは、>>247の理由の前半部分を双子とその両親に対して失礼のないように、双子が殺人者ではないと思う理由として説明した。]
(262)2005/10/10 11:18:49
書生 ハーヴェイ
【214号室/12:00(現在)】

[ 夢ともうつつとも知れぬまどろみの中にハーヴェイはあった。

 薄明かりの中。
 吹きすさぶ風に、叩きつけるような雪。
 
 大声を出して呼ぶ。

 ……返事は無い。

 そして……
(263)2005/10/10 12:32:44
双子 ウェンディ
【213号室/夜明け頃】
[薄暗がりの中、ぼんやりと瞳を開けると視界にこの世界で一番見慣れた顔――リックの顔があった。何度か瞬きをして自分とよく似た顔をじっと見詰める。]

どうして…? 私……… 
ラウンジで、話を…聞いていて………

[軽く顔を顰めて記憶を辿ろうとするが、ラウンジでの会話の途中から頭に靄がかかったようで上手く思い出せなかった]

運んで、くれたのかな…?

………ありがとう。
(264)2005/10/10 16:30:07
双子 ウェンディ
[リックを起こさないように、細心の注意を払いながら身体を起こす。抱きかかえられるように自分を包み込んでいた腕をそっと持ち上げ――昨夜のリックの手の暖かさを再び思い出し動きを止めた。]

昨日は頼もしかったな…。
ここに来て色々なことが立て続けにあって…
何もなかった頃に戻れたみたい…
あの頃はいつもふたりで… 
同じものをみて、考えて、ずっとそれが続くと思ってた。

………うぅん、戻れるはず、ない。
私はそれを望んではいけない…………。 
(265)2005/10/10 16:30:38
双子 ウェンディ
[窓から細く零れる光に青白く照らされたリックの顔をみて小さな声でつぶやくと、リックの左の肩から胸あたりをそっとなぞった。服の上からは伺えないが確かにここに在るリックの傷を。]

この傷は私が刻んだもの。
リックは覚えていないかもしれないけれど…
私が、自分の意思で、刻んだ… 傷。

この傷がここにある限り、私はリックに囚われる。
リックは私を詰り、不当に扱う…

そんなこと、望んでなかったけど… 
私は、それから逃れることはできない。

できるわけ、ない………。

[自分に言い聞かせるように、静かに自分の言葉をかみ締めた。]
(266)2005/10/10 16:31:04
双子 ウェンディ
[そのまま暫く、リックの顔を見詰めていたが、頬にキスをしてベットを降りた]

『 運んでくれてありがとう。
 
  お部屋に戻ります。   ディ 』


[足の痛みを感じながらもゆっくりと部屋を出て自分の部屋へと*戻っていった*]
(267)2005/10/10 16:31:48
流れ者 ギルバート
【自室】

[ギルバートが目を覚ますと太陽が既に中空に舞う時間帯だった。
―――本来ならば。
しかし厚い雲とそこから雲の一部を撒き散らすような吹雪は、ギルバートの目に太陽の光を届けるのを拒んだ。]

今、何時だ……?
ここに来てから色んな事がありすぎて、どんなに寝ても疲れがとれないな。

少し散歩でもするか……。
(268)2005/10/10 16:57:27
流れ者 ギルバートは、自室から出ると、ソフィーの部屋へと向かった。
2005/10/10 16:58:04
流れ者 ギルバート
【205号室の前】

ソフィー…起きてるか?

[ギルバートは205号室の扉をノックした。]
(269)2005/10/10 16:59:09
新米記者 ソフィー
【205号室】

『ソフィー…ソフィ……?
もう、止めるんだ。

俺は、お前の手を汚してほしくない。
頼む…。お前には、ずっと綺麗な手で居て欲しい。
俺が、愛したその手を…護ってくれ。』

〔スチュアートはそう言うと、白い霧の中に姿を消していった。〕
(*40)2005/10/10 17:15:06
新米記者 ソフィー
[目覚めると、ソフィーはベッドの上に居た。頬を濡らす光を、そっと指で拭う。]

スチュアート……?

もう…もう遅いのよ……

私の手は血で穢れている…
どんなに…どんなに洗っても、匂いが落ちないの……

貴方が愛してくれた手は…もうどこにもないのよ……。
(*41)2005/10/10 17:16:12
新米記者 ソフィー
【205号室】

[ソフィーが目を覚ました直後、部屋を叩く音がした。
―――コンコン。
ソフィーは濡れている頬を指で拭うと、部屋の扉を開けた。]

ギルバート…おはよう。
今まで、随分と眠ってしまったわ。
(270)2005/10/10 17:23:08
流れ者 ギルバート
(ソフィー、泣いてる…?)

[目を赤く腫らし光るものを見たギルバートは、ソフィーを思わず抱きしめた。最初は優しく…そして少しづつ腕に力を篭めていった。]

(俺は…ソフィーを失いたくない。
あの事をソフィーに知られて、ソフィーが俺の前から去るのが恐い。)

ソフィー……?
(271)2005/10/10 17:30:30
新米記者 ソフィー
[不意にギルバートに抱きしめられ、ソフィーは更に込み上げてくる感情を必死に抑えていた。
長い沈黙の間、ソフィーは何も話さなかった。ただ、ひたすらギルバートの背に回した手で、彼の服をぎゅっと掴んでいた。]

…ごめんね。

[そう一言呟くと、ソフィーはギルバートからそっと身を離した。]

そういえば、何か用事でも…?
(272)2005/10/10 17:35:50
流れ者 ギルバート
いや、ソフィーに会いたくなってな。
用がないと来ちゃいけないのか?

[ギルバートは笑みを浮けべながら、ソフィーにそう言った。]

腹減らないか?
よければ一緒に食事でも…
(273)2005/10/10 17:42:08
新米記者 ソフィー
食事か……

あまりお腹空いてないけど、一緒に行くわ。
少し喉も渇いてるし。

着替えてくるわ。少し待ってて……
(274)2005/10/10 17:45:18
新米記者 ソフィーは、自室の扉を一旦閉めると、部屋の中に入った。
2005/10/10 17:45:37
新米記者 ソフィー
【205号室】

私のばか…っ。
泣いてるところ見られたら、怪しまれちゃうじゃない。

ナサニエルは言ったわ。
―――俺は見ていただけだ、と。

これが真実なら、スチュアートを殺した人は他に居る。
その人を見つけるまで…その人を裁くまで、私の正体がバレるわけにはいかない…。

[ソフィーは洗面所で顔を洗うと、服を着替え扉を開けた。]
(*42)2005/10/10 17:48:32
新米記者 ソフィーは、再び扉を開けると、ギルバートに微笑んで共に食堂へと向かった。
2005/10/10 17:49:12
流れ者 ギルバート
【食堂】
[ギルバートはソフィーを席に座らせると二人分の食事をもって席に持って来た。ギルバートは、温かいコンソメスープを啜ると体が息を吹き返すような感じを覚えた。一息ついてカップをテーブルに置くとソフィーに話しかけた。最初は最近の調子はどうだとかここに来るまでしばらく会わない間何をしていたのか…などと他愛ない話だった。そして…]

なぁ、ソフィー。
今まであんまりこの話題は触れてこなかったが、誰が犯人だと思う…?

『えっ…!?』

これだけ…続くと俺も覚悟を決めないといけないだろう。
俺が狙われる日も近い。
だが、俺はお前を護る為にも斃れる訳にはいかない。

[ギルバートは、フォークを肉に刺すとナイフで切り口に運んだ。]
(275)2005/10/10 18:07:05
酒場の看板娘 ローズマリー
【ラウンジ/回想】

[ゴードンに向かって]
アイルランド出身なの?
あなたも遠いところから来た人なのね…。
ご家族はいらっしゃらないの?
(276)2005/10/10 18:12:04
酒場の看板娘 ローズマリー
私は、16歳の時に父が亡くなって…葬儀のとき以来、ずっとイギリスには戻ってないの。もう6年か…。

父も考古学者だったから、私の家族もイギリスに長くいたわけじゃなくて、ずっとスイスで暮らしていたのよね。父を失ったのは、ちょうど一年前の事故と似た状況での事故…。

元々、考古学者との結婚に反対していた母の実家と私たち家族は、父の死をきっかけにうまくいかなくなかったわ。母は私と妹の学費のために慣れない仕事で……体を壊して、父の後を追うように死んでしまった。

妹は母方の親戚に養女に入って…もう長く会っていないわね。

[過去の家族を懐かしむように、首を傾けた。]
(277)2005/10/10 18:12:23
酒場の看板娘 ローズマリー
シャーロットを好ましく思うのは、少し妹に似ているからかしら。

[ふと思い出したように、シャーロットに向かって小声で、]

お母様と……。
ここから戻れたらちゃんと連絡をとってね。
無断で出てきたことを……きっと心配されてる。

[無断で出てきた…の部分が耳に入ったのか、リックが不思議そうな顔をした。]

『シャーロットさんは、招待状を直接受け取ってこられたわけじゃないんですか?』
(278)2005/10/10 18:12:46
酒場の看板娘 ローズマリー
[ローズマリーはうっかりみんなの前でシャーロットの個人的な問題を口にした事を後悔した。シャーロットに向かって口を開きかけたとき、ゴードンが口を開いた。]

『ローズマリーさんが、スチュアート氏の婚約者だったということはないのですか?』
(279)2005/10/10 18:13:00
酒場の看板娘 ローズマリー
[ローズマリーは、優しく首を振った。]

それはないわ……ね。

私は奨学金でスイスの大学に入り、哲学科に進学したの……。父が生きていたら考古学に進んだかもしれないけど、両親を順に無くした事で、生きることがなんなのか…を知りたくて。哲学を学びたいと思った。絶望してたってわけじゃないけど、家族がばらばらになったことや、今まで恵まれていた環境がなくなってしまったことがつらかったのね。

ルーサーさんに出会ったのは、大学の近所の教会でお祈りをしていて、お話を聞いていただいたことがきかっけ。そこからボランティアでお手伝いをするようになって、ふとした事でルーサーさんが、アーヴァインさんと一緒に考古学研究に関心のある方だということがわかって、親しくなった…。父の研究分野とは異なっていたから、純粋に楽しさを感じることが出来たから、あまりつらさを感じなかったのかも。
(280)2005/10/10 18:13:21
酒場の看板娘 ローズマリー
ずっと寮から教会へ通っていたのだけど、今年大学を卒業したら………。シスターになろうかなって。
まだ、ルーサーさんには相談していないけど。

両親はとても仲良しだったから…、逆に恋人や家族を失うことが怖くなってしまった。元々特定の誰かを愛するというのも苦手で……。

もし、スチュアートさんの婚約者が犯人…なんて事があるなら、きっと私とは遠いところにいる人なんだろうな……。

[ローズマリーは息をついた。]

そろそろ、夜も遅いし、シャーロット、部屋に戻らない?
(281)2005/10/10 18:13:39
新米記者 ソフィー
【食堂】

[ギルバートが持って来た食事はゴードンが作ったものだった。ネリーが作ったものと比べると多少粗雑ではあったが、ギルバートは美味しそうに口に運んでいた。]

『なぁ、ソフィー。
 誰が犯人だと思う…?』

えっ…!?

[ギルバートの不意の問いかけに、ソフィーは思わず口に含んでいた紅茶を誤嚥しそうになった。ナフキンで口を拭くと、ソフィーは一つ息をおいてからゆっくりと口を開いた。]
(282)2005/10/10 18:17:02
村長の娘 シャーロット
[【回想/ラウンジ】
ソファーに寝そべって…いつのまにかうとうとしていた。
『シャーロットを好ましく思うのは、少し妹に似ているからかしら。』
名前が出てきて、意識が戻る。ローズマリーはわたしに優しく、母と連絡するよう勧めてくれた。
後ろ暗い思いをつかれて、弱々しく肯くばかりだった。
ローズマリーの話をおとなしく聞いていると、部屋に戻るよう促してくれて。
眠い目をこすって立ち上がると、一緒に部屋に戻った。
ナサニエルさんを抱き締めて、一晩を明かしたせいだろうか、ラウンジを出るときの寒気に、身震いした。
]

うん…戻ろう。
すっごい眠いし。なんか…寒いや。
(283)2005/10/10 18:20:23
酒場の看板娘 ローズマリー
[立ち上がりながらシャーロットが、ローズマリーを見つめる。]

『そこまで詳しい話ははじめてきいたな。でも、ローズマリーは、一生恋愛をしなくてもいいってことなの? それってもったいなくないかな。』

……父が亡くなるまでは、ボーイフレンドもいたの。
指輪をもらったりしたのだけど、…結局返してしまったわね。

特定の誰かを愛するというのが苦手だったのは、その当時からかもしれないと思う……。
(284)2005/10/10 18:20:54
酒場の看板娘 ローズマリー

[みんながそろそろ席を立とうとしていてラウンジが少しざわざわとする。ふと、ローズマリーはラウンジの明かりの反射で、ソフィが二つの指輪をしていることに気が付いた。]

……シャーロット。
ああいう指輪って二つも身につけないわよね?
なぜなのかしら……。

[ローズマリーは、シャーロットにだけ聞こえる声で、*疑問を口にした。*]
(285)2005/10/10 18:21:10
新米記者 ソフィー
【食堂】

『なぁ、ソフィー。
 誰が犯人だと思う…?』

(私よ……。
 でも、まだ言えない…。
 誰か、私の身代わりに立てないと……)
(*43)2005/10/10 18:23:43
村長の娘 シャーロット
[【回想/ラウンジ】
ローズマリーがルーサーさんに抱いている思いは、シスターになっても成就しない予感がした。
返りがけ、それだけどうしても気になって、問い返した。
]
そっか…。シスターになるんだ。

そこまで詳しい話ははじめてきいたな。でも、ローズマリーは、一生恋愛をしなくてもいいってことなの?
それってもったいなくないかな。
(286)2005/10/10 18:25:27
村長の娘 シャーロット
[【回想/ラウンジ】
ソフィーさんの指に目を留めたローズマリーが、わたしに耳打ちした。
]

『ああいう指輪って二つも身につけないわよね?
なぜなのかしら……。』

ほんと…おかしい、よね。明日、聞いてみようよ。デュッセルドルフの風習なのかな?
(287)2005/10/10 18:29:01
新米記者 ソフィー
私は、ギルバートとハーヴェイさん、セシリアは除外してるわ。
今回の殺人がスチュアートさんの縁故によるものなら、ハーヴェイさんは、恨みは買う立場ではあれ、恨む立場ではないと思うの。
ギルバートも調査隊の前線という意味では同じね。でも、貴方を信じてるのはそれだけが理由じゃないわ。

[ソフィーはギルバートに優しく微笑んだ。]

セシリアは、アーヴァインさんが殺された事から考えると、犯人とは思い難いわ。それに…あんな瞳の真っ直ぐな子が犯人だなんて…そんな事あるわけないわ。
(288)2005/10/10 18:38:23
新米記者 ソフィー
残るは、ゴードンさん、リック、ウェンディ、シャーロット、ローズ。
―――犯人は、この中に居ると思うわ。
スチュアートさんの身上がもう少し分かれば、ここから更に絞れそうな気がするんだけど…。

[ソフィーは冷たくなった紅茶を口に含むと、言葉を続けた。]

ねぇ、ギルバート。
スチュアートさんについて、知ってる事があったら教えてくれない…?
(289)2005/10/10 18:44:06
新米記者 ソフィーは、紅茶のカップを置くと、ギルバートの瞳をまっすぐと*見つめた。*
2005/10/10 18:44:39
村長の娘 シャーロット
[【食堂】
部屋にずっとこもって、ローズマリーと話し合っていたらおなかが空いた。食堂では、ソフィーさんとギルバートさんが食事をしていた。
]

こんばんわ。
おなかへっちゃったよ。なにか残ってません?

『セシリアは、…あんな瞳の真っ直ぐな子が犯人だなんて…そんな事あるわけないわ。』

そうですね…。わたしも同感です。
(290)2005/10/10 18:45:50
新米記者 ソフィー
【食堂】

ギルバート。
何か…何か知っていたら教えて…っ。

お願いよ……。

[ソフィーはそんな思いを込めて、ギルバートを見つめていた。]
(*44)2005/10/10 18:46:50
村長の娘 シャーロットは、鍛冶屋 ゴードンに軽食をねだりに、あちこちぶらついた。
2005/10/10 18:59:54
書生 ハーヴェイ
【214号室】

[ コン、コン、とややゆったりとドアをノックする音にハーヴェイは目を覚ました。
 一瞬、ノーラか? との思いが浮び……それは有り得ない事である事を思い出す。]

『マクロード様。夕食の支度が出来ております。食堂へお越しください。既に皆様にもお声を掛けさせていただいておりますので。』

ああ、ありがとう、チャールズさん。じゃあ、今日は皆揃っての食事になるのかな。仕度したら食堂に行くよ。

『かしこまりました。』

[ 遠ざかる足音を聞きながらハーヴェイは身を起こす。
 そして手早く着替えると、食堂へと向った。]
(291)2005/10/10 19:00:23
書生 ハーヴェイ
【食堂】

[ ハーヴェイが食堂に赴いた時には既に皆の姿があった。やあ、皆揃ってるんだね、と声を掛ける。
 皆……自分で言ったその言葉に、ハーヴェイは重くのしかかるような気分を感じた。既に、五人が帰らぬ人となっていた。]

『ねぇ、ギルバート。
スチュアートさんについて、知ってる事があったら教えてくれない…?』

[ そんなソフィーの言葉を聞きながら、ハーヴェイはゆっくりと席に着いた。]
(292)2005/10/10 19:05:07
村長の娘 シャーロット
[【食堂】
もし、財宝を得るのではなくて、守るための行動なら…。家名…。地位…。財産…。
ローズマリーは、そこまで考えられないと言っていたけれど。
土地を護ること、土地を拓くこと。そのために武器を取ることは、不可侵で自然なことだと思った。
わたしたちは、ハプスブルグを冒涜しているのだろうか。

そんなことを考えながら、ソーセージをもらって戻ると、ハーヴェイさんが食堂に座っていた。
]

隣、座らせてくださいね。

あの…ね、ハーヴェイさん。
合衆国だと、自分の土地は自分で守るから。地所や家系をすごく大切にするの。わたしの両親もそういうひとだったし、先住民が襲ってくるようなら、この国にも居られなかったと思う。

リックくんって、ウィティアの家の長男…よね。わたしたち、彼の母方の家を、冒涜したの…かな。
(293)2005/10/10 19:29:22
書生 ハーヴェイ
『隣、座らせてくださいね。』

ああ、構わないよ。

[ シャーロットは頷き、席に着き、少し悩ましげに顔を曇らせながら話し出す。ハーヴェイは暫し思案した後、口を開く。]

それは……どうだろう。

家系についてだけれども、母方の家名にそこまで拘りが出るだろうか。これ程の人を殺さなければならないまでの。女系の一族ならともかく。
ウィティア家は女系の家という訳ではないだろうからね。それは考えづらいと思う。
(294)2005/10/10 20:02:34
村長の娘 シャーロット
[
ハーヴェイさんは、少し考えて、快刀乱麻を断つ答えをくれた。
父方と母方では、事情が違う。それは、そうだろうけれど…
]

考えづらい…、そうですよね。

[ソーセージを頬張って、考え込んだ…]
(295)2005/10/10 20:28:52
書生 ハーヴェイ
考えるとしたら……ハプスブルグとかじゃなく、もっと近い繋がりなんじゃないだろうか。
(296)2005/10/10 20:43:16
書生 ハーヴェイ
家系や、人間関係で言うなら、ね。
(297)2005/10/10 21:14:33
新米記者 ソフィーは、二人に微笑むと、共に食事を始めた。
2005/10/10 21:19:42
新米記者 ソフィー
【回想/食堂/18:00】

『こんばんわ。
おなかへっちゃったよ。なにか残ってません?』

こんばんは、シャーロット。
ハーヴェイさんも、こんばんは。
(298)2005/10/10 21:19:43
新米記者 ソフィー
【食堂/現在】

そういえば、ハーヴェイさんにも聞きたいわ。
スチュアートさんについて、まだ何か知ってる事とか、思い出した事とかないですか…?

シャーロットとローズはどうなんだろう。前線に出てなかったとしても、同じ調査隊だったのよね。何か知っていても可笑しくないと思うんだけど。
(299)2005/10/10 21:21:17
書生 ハーヴェイ
【食堂/現在】

[シャーロットと会話を交わしていたハーヴェイは、ソフィーの言葉にそちらを振り向く。暫しの沈黙……そして、ハーヴェイはゆっくりと口を開く。]

知ってる事、思い出した事、か……
あいつとの思い出は多すぎて……どれから話したものか、ってところだな。

[ ハーヴェイはそう言って……少し悲しげに微笑んだ。]
(300)2005/10/10 21:35:42
鍛冶屋 ゴードン
【リアルタイム】

[
全員の食事が終わり、後片付けをしている時の事だった。
]
(301)2005/10/10 21:44:30
鍛冶屋 ゴードン
[
地鳴りのような音が雪崩が起こっていることを告げていた。それだけならよくある事だったが、今回は違っていた。

いつにも増して大きな地鳴り。
ネリーが生きていたら、この異常にはやいうちに気がついていたかもしれないが、時既にそかった。
]
(302)2005/10/10 21:48:26
鍛冶屋 ゴードンは、別荘がきしむ音を聞いた。
2005/10/10 21:49:31
村長の娘 シャーロット
[【食堂/realtime】
ソーセージを食べ終わると、ソフィーさんが問いかけた。あのころ思い出はたくさんあって、とりとめなく話し続けた。
]

もぐもぐ。ごくん。
そう…ですねぇ。
スチュアートさんは、すごくエネルギーのある人でしたよ。会議のさいご、スチュアートさんの一声で決まることも多かったですよね。そういうところ、ナサニエルさんと並ぶとすごく対照的でした。
ナサニエルさんのほうが年少なのに著名で、でもそのことをものともしない様子は、かっこよかったなあ…。
そうそう、スチュアートさんは左利きらしくて、紅茶を飲むときも、フォークを持つときもいつも左手で。小指の指輪が綺麗だったなあ。ナサニエルさんと並んでると、鏡に映したみたいなんですよ。
…って関係ないですね。ハハハ…

雪山調査のすこしまえに、そういえば「今度はすごい発見があるだろう。忙しくなるよ。」なんて、言ってましたね。
今にして思えば、地図と文書のことを意識してたんですね…
(303)2005/10/10 21:51:07
鍛冶屋 ゴードン
[
斜面の側から押し寄せた雪崩は、あっという間に1階北側の窓という窓を割り、屋敷の中へと押し寄せた。

私は食堂に残っていた全員を2階へと誘導し、事が収まるのを見守っていた。
]
(304)2005/10/10 21:51:51
書生 ハーヴェイ
スチュワート……あいつとは昔からの付き合いだったんだ。
同じ学校で、同じ師について学んで、同じ道を志した。

普段は物静かと言っても良かったかな。でも、これと決めた事は引かない男だった。

研究の道に入ってからも僕らは連絡を取り合って……夜通し話し合ったりしたもんだよ。
研究の事もだったけど、日常の事とか、馬鹿な話で笑い合ってた事も多かったな。
(305)2005/10/10 21:52:58
鍛冶屋 ゴードン
[
雪崩は浴殿、使用人の部屋、ランドリー、書庫、書斎、広間、食堂、101〜104号室を飲み込んだ後、ようやく収まった。

2階から雪の侵入を見守っていた全員が、その光景に息を呑んだ。
]
(306)2005/10/10 21:54:18
鍛冶屋 ゴードン
【リアルタイム】

どうやらおさまったようですな…
(307)2005/10/10 21:54:59
鍛冶屋 ゴードンは、避難しそこなった人がいないか人数を確認した。
2005/10/10 21:55:10
書生 ハーヴェイ
どこの店の評判が良いとか、店の看板娘が綺麗だとか。
あの頃……懐かしいな。
(308)2005/10/10 21:59:06
村長の娘 シャーロット
そのこと、ナサニエルさんにも聞いてみたんですよ。なんか頼りないところがあるから。それなのに雪山なんて、大丈夫ですかって。そしたら、
「しかたないさ。そこに手がかりがあるんだからな。」
って、自信なさげで。スチュアートさんとは、そのへんも、正、反対で…。

[話しているうちに、なぜか、涙が零れた。]
(309)2005/10/10 22:00:08
文学少女 セシリア
【回想/ラウンジ/昨夜3:30】

[ラウンジから雪崩を打ったように人が居なくなった。その後しばらくラウンジに残っていたが、暖炉の火も消えかけ、早朝の凍る寒さが押し寄せていた。みなが寝静まる中、セシリアは自室へと戻った。]

【回想/自室のベッドの中で/明け方】

[セシリアは眠れなかった。ラウンジでの出来事を思い出し続けていた。みなが平然と動機について話し合う…そこに違和感を感じずには居られなかった。気弱な自分を頬打ったゴードン。別荘に来たばかりの時、ゴードンのことを少し話してくれた。頬の感触が、まだ残っているような気がした。]

【回想/自室/昼ごろ】

[ノックの音で目が覚めたかもしれない。ふとドアに目をやると、ドアの下からメモが差し込まれていた。]

『入り口に食事をおいておきます。』

[力強い字…。ゴードンのものに違いなかった。食事を中に入れ、椅子に座ると食べ始めた。繊細なネリーのそれとは違って、どことなく武骨なサンドイッチ。セシリアは食べながら泣き出してしまった。]
(310)2005/10/10 22:00:10
文学少女 セシリア
【回想/自室】

[午後はそのまま自室で過ごした。自分の気弱な言葉……その言葉へのみなの反応を思い出していた。]

【食堂/19:00過ぎ】

[空腹を感じたので、食堂に向かった。フエルトの袋を手に。]
(311)2005/10/10 22:04:06
書生 ハーヴェイ
――これは?

『皆様、これは――雪崩です! 二階へと避難してください!』

[ ソフィーの問いに答えていた中での突然の地鳴り……ゴードンの誘導に従い、皆が二階へ登りその様子をなす術も無く見詰めていた……]
(312)2005/10/10 22:04:41
村長の娘 シャーロットは、わけも解らず皆についていった。
2005/10/10 22:05:42
文学少女 セシリア
【食堂/先ほど】

……。

[食堂に着いたセシリアは、すでに食事を終えた者たちに頭だけを下げると、離れた席についた。ゴードンが食事を運んできたので、もくもくと食べた。]

………。

[その後、遠くで行われている会話をそっと耳にしながら、独りじっとしていた。そうして時が過ぎると…]

(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…)
(313)2005/10/10 22:07:37
村長の娘 シャーロット
[【2階/realtime】
階段に降りて、階下の様子を窺う。
]

ひどい…1階はめちゃめちゃになってます。
これじゃ、地下のみんなの遺体が…
(314)2005/10/10 22:09:11
新米記者 ソフィー
『スチュアートさんは左利きらしくて、紅茶を飲むときも、フォークを持つときもいつも左手で。小指の指輪が綺麗だったなあ。』

[シャーロットの言葉に、ソフィーの表情が一瞬曇った。強い瞳でシャーロットを見つめる。シャーロットは強い視線に気がついたのか、ソフィーを見つめ返すと、ソフィーの表情は元の穏やかなものに戻っていた。]

(左の小指に指輪……)

[―――その時。
激しい地鳴りとゴードンの叫び声。どうやら、雪崩が押し寄せてきたらしい。ソフィーはゴードンの誘導に必死について行った。]

(ま、まだ…死ぬわけにはいかないのよ……)
(315)2005/10/10 22:14:32
文学少女 セシリア
【食堂/つい先ほど】

メリッ…

[スローモーションのように、壁のゆがむのが見えた。瞬間的に危機を感じ取ったセシリアは、無我夢中で走りだした。]

ドドドドド

[雪がなだれ込み、セシリアの居たあたりを飲み込む…]
(316)2005/10/10 22:14:50
村長の娘 シャーロット
[【1階/realtime】
書庫まで雪に埋もれ、書斎の地下になんて進みようもないありさまだった。
諦めて戻ろうとすると、半ば雪に埋もれた猟銃が、エントランスまで押し流されてきていた。

拾い上げて階段の下に隠すと、2階に戻って惨状を報告する。
]

だめ…
とても地下になんて降りられそうにありません。食堂も潰れてるし…

これから、どうしよう。
(317)2005/10/10 22:15:03
村長の娘 シャーロットは、途方に暮れて、かぶりを振った。
2005/10/10 22:16:13
書生 ハーヴェイ
今はそれより……皆いるのか?!

[ ハーヴェイは声を荒げ見回した。]
(318)2005/10/10 22:19:06
村長の娘 シャーロットは、酒場の看板娘 ローズマリーが心配になって、大声で呼びかけた。
2005/10/10 22:19:51
文学少女 セシリア
【食堂】

[雪は、食堂の半分以上を飲み込んだところで止まった。]

………

[逃げ遅れたセシリアは、食堂の半ば過ぎたところでなだれ込んだ雪に足を取られた。幸運にも、身体の半分を埋め尽くしたところで雪が止まった。フエルトの袋をつかんだ手を前に伸ばしたまま、セシリアは気を失った。]
(319)2005/10/10 22:20:51
新米記者 ソフィー
【2階踊り場】

『とても地下になんて降りられそうにありません。
食堂も潰れてるし…
…これから、どうしよう。』

[食堂から避難したソフィーは、シャーロットから一階の状況を聞いた。]

犯人を見つける前に、このままじゃ餓死しちゃうわ。
水だけは何とか確保できるけど……

困ったわね。
(320)2005/10/10 22:24:56
新米記者 ソフィーは、流れ者 ギルバートとセシリアの姿を探した。
2005/10/10 22:26:04
新米記者 ソフィー
ギルバート!
よかった…大丈夫……?

『あぁ、大丈夫だよ。
ソフィー、お前こそ大丈夫か…?』

[ソフィーはギルバートを心配そうに見つめた。]

あれ…?セシリアは…?
セシリア――ッ!セシリア――――ッ!!
(321)2005/10/10 22:29:22
書生 ハーヴェイ
[ ハーヴェイは各々を見回す。ギルバート、シャーロット、ローズマリー、リック、ウェンディ、ソフィー、ゴードン……]

セシリアは!?
(322)2005/10/10 22:29:34
新米記者 ソフィー
シャーロットッ!
セシリア知らない…?

セシリアが居ないのよ…っ!!
(323)2005/10/10 22:30:53
村長の娘 シャーロット
え!?
セシリア、まさか。…まさか!?

[驚いて、1階に駆け下りる。]
(324)2005/10/10 22:32:02
新米記者 ソフィーは、村長の娘 シャーロットを追うように一階へと駆け下りた。
2005/10/10 22:33:26
村長の娘 シャーロット
[駆け下りながら、聞こえるよう大声でソフィーさんに答える。]

お風呂や左側(書斎側)の、北側は埋もれきっているしありえません!

きっと、食堂側のどこかの部屋に居ます!
(325)2005/10/10 22:34:23
村長の娘 シャーロット
[半ばまで雪に埋もれた食堂にはいり、子細に見渡すと、椅子の向こうにセーターの袖が見えた。
駈け寄るとき、手に握っている巾着袋が、少し揺れた。
かぶさっている瓦礫や椅子、雪の固まりをかき分けながら、大声で叫ぶ。
]

ソフィーさん、こっちです!
雪に埋もれてる!
(326)2005/10/10 22:38:56
書生 ハーヴェイ
セシリア……食堂に居たな。
……逃げ遅れたのか!
皆はここにいてくれ!

[ 駆け出すシャーロットとソフィーに続き、ハーヴェイは食堂に向った。]
(327)2005/10/10 22:41:42
村長の娘 シャーロットは、文学少女 セシリアが生きていることを祈りながら、周りの雪を*かきだし続けた*
2005/10/10 22:42:04
双子 リック
[リックは周囲の人達の慌ただしく動きまわる姿を目の当たりにし、息をのんだ。]

誰か、誰かいない人がいるの…!?
セシリアさんが…?
(328)2005/10/10 22:43:49
流れ者 ギルバート
【食堂/回想/雪崩前】
[ソフィーの言葉をうんうんと頷きながら聞いていると唐突にソフィーに尋ねられた。]

『ねぇ、ギルバート。
スチュアートさんについて、知ってる事があったら教えてくれない…?』

スチュアート…?

[持っていたナイフとフォークがガチャリと音を立てる。]
(329)2005/10/10 22:44:42
新米記者 ソフィー
【食堂】

[ソフィーは、シャーロットの声の方に駆け寄り、彼女がかき分けている雪に目を落とした。]

セシリア――ッ!!
今、助けてあげるわっ!

[ソフィーはシャーロットと共に、無我夢中で雪をかき分けた。
―――すると。
雪の中からセシリアの姿が少しづつ露になり、ソフィーは左小指のリングを落とした事にも気づかないまま、シャーロットと共にセシリアの体を引きずり出した。]
(330)2005/10/10 22:45:43
双子 リック
[リックは一瞬躊躇したがハーヴェイの言葉に従い、ここ二階に留まることにした。]

ハーヴェイさん、みんな、気をつけてください…危ないと思った時の前後もやっぱり危ないですから…
(331)2005/10/10 22:47:55
新米記者 ソフィーは、文学少女 セシリアの冷たくなった頬を平手で叩いた。
2005/10/10 22:48:34
書生 ハーヴェイ
【食堂】

[ 食堂に辿り着く。
 シャーロットがしゃがみ込み雪を掻き出すそこに見える埋もれた小さな手。ソフィーが近付き雪を掻き分ける。
 そして、二人はセシリアの体を引きずり出した。
 その時――
 ハーヴェイの足元に何かが転がった。]
(332)2005/10/10 22:49:21
文学少女 セシリアは、…………………………。
2005/10/10 22:49:26
新米記者 ソフィー
セシリアッ、起きて…っ!

セシリア―――ッ!!
(333)2005/10/10 22:50:12
流れ者 ギルバート
[シャーロットが着席するのを横目で見ながら、ギルバートはコーヒーを飲むとナプキンで口を拭いた。そしてゆっくりと息を吐くと話し始めた。]

スチュアートは…真面目で優秀で…イイ奴だったよ。
そう、真面目で正直な奴だった。頭にバカがつくくらいにな。

[そこでギルバートは煙草に火を点けると紫煙を吐いた。]

あいつの計画は綿密で調査結果はいつも詳細な物だった。
奴は几帳面で俺は大雑把。性格は正反対だったな。
よく衝突したものだ。
だが…この探索計画も奴の頭が無かったらまだ半分も…いや、頓挫していたかもしれないな。

惜しい人物を亡くしたよ…。

[そこまで話すとギルバートは故人を悼むような素振りを見せ瞑目した。]
(334)2005/10/10 22:50:58
流れ者 ギルバート
ああ、バカ正直な奴だった。
あんなに苦労して調査し、莫大な費用をかけたにも関わらず公表する等と言ったのだからな…。

その時点で…奴の運命は決まっていたのだ。

…こんな事―俺の手が血に染まっているなどと―ソフィーには一生言えないけどな。
2005/10/10 22:51:11
流れ者 ギルバート
[しばらくすると目を開けゆっくりとソフィーに話し掛けた。]

俺が話せるのはこんなところだな。

『皆様、これは――雪崩です! 二階へと避難してください!』


[とそこまで話したところでゴードンの怒声が響く。]

何事だ!?

[と言うと同時に異変を悟ると、ソフィーの腕を掴みゴードンの指示に従い2階へ駆け上がった。]
(335)2005/10/10 22:53:21
書生 ハーヴェイ
(――指輪?)

[ ハーヴェイはそれを拾い上げる。そして、ソフィーに声を掛けようとし――はっと息を飲んだ。
 シャーロットとソフィーはセシリアに気を取られ、指輪には気付いていない。
 ……ハーヴェイはそっと、その指輪をポケットに仕舞い込むと、三人の元へと歩み寄った。]

セシリア……シャーロット、ソフィー、様子はどうだい!?
(336)2005/10/10 22:54:35
双子 リック
ゴードンさん、どこかみんな安全な場所を作れませんか? このままだと僕達冷蔵庫になってしまいます。 いそいだほうがいいかもしれない…

[リックはゴードン達に尋ねた。]
(337)2005/10/10 22:56:14
鍛冶屋 ゴードン
絶望的ですリック様。
既に安全な場所などございません。
(338)2005/10/10 22:57:25
新米記者 ソフィー
[返事のないセシリアを、ソフィーは強く抱きしめた。
―――ふぅ、と。
ソフィーの髪を揺らす息。セシリアは弱くはあったが息をしており、心臓は確かに動いていた。]

良かった……。
生きてるわ……。

[ソフィーはセシリアを背負うと、2階へと上がり208号室に連れて行った。]
(339)2005/10/10 22:57:45
双子 リック
oO(あっちはソフィーさんが状況整理してくれる。 僕は残ったメンバーの様子をみたほうがいいか。)
(*45)2005/10/10 22:58:06
流れ者 ギルバートは、新米記者 ソフィーに話の続きを促した。
2005/10/10 23:00:01
流れ者 ギルバート
[ギルバートはリックとゴードンの会話を聞きつつ呟いた。]

まぁ…建物が倒壊しなかっただけでもマシというものか…。
しかし…これはマズイな。
(340)2005/10/10 23:02:17
双子 リック
[ゴードンの言葉にリックは戦慄を覚えた。]

やっぱり…それはまずいね…ちょっと根本的に考え直したほうがいいな…ローズマリーさんやディは大丈夫だから、あとは無事か分からないのはセシリアさんか…
(341)2005/10/10 23:02:47
書生 ハーヴェイ
良かった……。

ソフィー。セシリアを頼む。
シャーロット、皆と合流しよう。

[ 208号室に向うソフィーを見送り、ハーヴェイは動揺した様子で話し合う皆に合流した。]
(342)2005/10/10 23:03:01
双子 リック

【213号室/回想/朝】
[リックはウェンディのいなくなったベッドの上で目覚めた。 過度の緊張がそうさせていたのか、これまで浅い眠りしか得ていなかったのだろう。 幾日振りに緊張の糸を切らして眠りこけていたような気がする。]

ん…寝てしまっていたのか僕…ディは…?

[リックはベッドの側にそっと置かれているメモを見つけて目を通した。]

『 運んでくれてありがとう。
 
  お部屋に戻ります。   ディ 』
(343)2005/10/10 23:09:16
双子 リック
ディのやつ…

[リックはウェンディに対し、様々な感情がコーヒーにミルクを一滴落としたように渦巻いていた。 これまで他の人が発見すると困惑するようなことを散々ウェンディにぶつけてきた。 それはリック自身、不本意なものであった。 自らの感情を探られたくない故の反動ともいうべきか。
その小さな積み重ねがここまで小さな雑草をここまで育ててきてしまった、摘み取ることは困難にしてしまったような気がする。

アンビバレント――これはウェンディに対するリックの端的な感情ともいえた。]

――回想終わり
(344)2005/10/10 23:09:50
書生 ハーヴェイ
【二階】

皆、一先ずラウンジに移動しないか? あそこは無事だろう。
ここにいても仕方ないからね。

[ ハーヴェイはそう言ってラウンジへと歩き出した。]
(345)2005/10/10 23:10:50
新米記者 ソフィー
【208号室】

[ソフィーはセシリアのポケットから鍵を取り出すと、それで錠を開け部屋の中へと入っていった。
セシリアを椅子に座らせると、濡れた服を脱がして着替えさせる。その後、身体を毛布で包みベッドに横にした。]

セシリア、本当…本当によかったわ。

[ソフィーはベッドの縁に座り、セシリアの手を握り締めながら、何時しか眠りに*ついていた。*]
(346)2005/10/10 23:11:24
双子 リック
セシリアさん、よかった……
とりあえずみんな集まれる人は合流した方がよさそうですね。行きます。
(347)2005/10/10 23:13:26
書生 ハーヴェイ
【ラウンジ/現在】

地下への道は絶望的、か。
そして、この中に……
少なくとも一人、意図をもって人を殺している者がいる……

[ ハーヴェイはセシリアとソフィー以外の皆の姿を確認すると、重々しく口を開いた。]
(348)2005/10/10 23:21:16
流れ者 ギルバート
[ギルバートはソフィーがセシリアを送って行くのを見送ると、ハーヴェイの言葉に頷きラウンジへ移動した。その途中玄関を突き破った雪崩の跡を見た。]

酷い有様だな。
この状況を犯人はどう見て、そして利用してくるんだろうか…。

[ギルバートは人知れず呟いた。]
(349)2005/10/10 23:23:02
書生 ハーヴェイ
……みんなの前で、僕の考えをはっきり言っておく。

僕は、ギルバート、シャーロット、ローズマリー。この三人は犯人だとは全く思っていない。それぞれに素性も知ってれば、気心も知れてる。アーヴァインさんを殺す理由は無いと思えるんだ。
(350)2005/10/10 23:34:24
双子 リックは、書生 ハーヴェイの言葉をじっと聞いている。
2005/10/10 23:36:09
村長の娘 シャーロットは、流れ者 ギルバートに相づちを打った。
2005/10/10 23:38:19
書生 ハーヴェイ
そして、セシリアも。
セシリアはアーヴァインさんを慕っていた。殺す理由なんてない。
そして、一昨日、僕がバルコニー落ちた時……ナサニエルが殺された時。タイミング的にセシリアがナサニエルを殺すのは無理だと思う。
(351)2005/10/10 23:41:07
村長の娘 シャーロット
加えると、セシリアにだってないと思いますよ。アーヴァインさんを殺める、理由なんて…
(352)2005/10/10 23:41:12
鍛冶屋 ゴードンは、ため息をついた。
2005/10/10 23:41:32
鍛冶屋 ゴードン
表面上全員殺害の動機がありません。
動機は隠しているのでしょう。
(353)2005/10/10 23:42:29
書生 ハーヴェイ
リック、ウェンディ、ソフィー、そして、チャールズさん。

この4人の中に……殺人者がいると思ってる。
(354)2005/10/10 23:43:17
書生 ハーヴェイは、村長の娘 シャーロットに頷いた。
2005/10/10 23:44:20
鍛冶屋 ゴードン
1つ疑問があります。

……こんな状況になってまで、犯人は犯行を続けるでしょうか?
(355)2005/10/10 23:44:56
村長の娘 シャーロット
ギルバートさん。
ソフィーさんのこと、詳しく教えてくれませんか?

できれば、左右ひと組の指輪を送るより、もっと以前のことも。
(356)2005/10/10 23:45:38
鍛冶屋 ゴードン
もしそうであれば、犯人は死ぬ覚悟が出来ている。
自分が死んでも殺害したい相手がいるということですね。
(357)2005/10/10 23:46:37
双子 リック
その…犯人には人殺しをする理由はなんなのでしょうか。 それがまだ掴めていません。
もしかすると全員閉じこめてしまえばいつかきっとあたるなんて短絡的なことはまさか…
(358)2005/10/10 23:46:49
書生 ハーヴェイ
チャールズさん。
それは分からない。
それが分かるのは……犯人だけだと思う。
(359)2005/10/10 23:47:51
書生 ハーヴェイは、鍛冶屋 ゴードンに頷いた。
2005/10/10 23:48:04
鍛冶屋 ゴードン
でしょうな。

誰が犯人かわかっていたら5人も死者はでなかったでしょう。
(360)2005/10/10 23:48:51
書生 ハーヴェイ
そこまで思いつめているなら……これからも……続くのだろうね。
(361)2005/10/10 23:49:32
書生 ハーヴェイ
ん?

リック。全員閉じ込めるというのは?
(362)2005/10/10 23:50:36
鍛冶屋 ゴードン
この中にいる犯人は、どう思うでしょうね。
(363)2005/10/10 23:51:18
村長の娘 シャーロット
まさか…リック…
皆殺し、だなんて…

[
いくらなんでも、そんなことあるはずがない。そんな思いは、雪崩のショックのまえに吹き飛んでいた。
犯人が、誰でもいいから殺したいのなら…
禍々しい血文字が思い起こされ、風邪のせいでなく頭がくらくらした。

]
(364)2005/10/10 23:52:44
流れ者 ギルバート
[ハーヴェイの言葉を受け、ギルバートも話し始めた。]

俺も大筋でハーヴェイに同意だな。
ハーヴェイ、シャーロット、ローズマリー。
俺を含めこの4人は無いだろう。

『ギルバートさん。
ソフィーさんのこと、詳しく教えてくれませんか?』

…ん、シャーロット?ソフィーを疑っているのか?
アイツは…そんな女ではない。

[シャーロットの問いに一旦は小首を傾げたが強い口調で否定した。]
(365)2005/10/10 23:53:02
双子 リック
ハーヴェイさん、この山荘は今非常に閉鎖された場所です。殺人犯にとって非常に都合のいい場所です。
ですので誰かがおびきよせた、とか…逆に考えるなら、ここへ集まることにあらかじめなっていましたから、そこに紛れ込んだとか…
(366)2005/10/10 23:53:08
双子 リックは、村長の娘 シャーロットを心配そうに見上げた。
2005/10/10 23:53:24
鍛冶屋 ゴードン
犯人にとっては好都合な状況でしょうね。
このまま吹雪が止まなかったら、われわれは全員飢え死にです。
(367)2005/10/10 23:55:49
書生 ハーヴェイは、双子 リックに首を傾げた。
2005/10/10 23:56:01
文学少女 セシリア
【夢(208号室)/現時刻】

気がつくと、そこは戦場だった。
荒野で、白い鎧に身を包んだ騎士たちが、黒い軍勢と悲壮な戦いを繰り広げていた。

その中で、小さき人が馬にまたがっていた。小剣を腰に下げながらも逃げ惑う。

空の上から禍々しい鳥に乗った黒い乗り手が現れ、小さき人に襲い掛かった。
そこへ、立派な鎧に身を包んだ騎士が現れた。騎士は名乗りながら、乗り手に挑みかかる。

乗り手の力は強く、騎士は馬から叩き落された。兜が脱げ飛ぶ。すると現れたその顔は…美しい女性のものだった。
黒き乗り手が、禍々しい黒剣を振りかぶった…と、その瞬間、小さき人が乗り手の肩に小剣を突き刺した。苦痛にあえぐ乗り手。女騎士は、渾身の力を込めて乗り手に剣を突き刺す。

恐ろしい断末魔とともに、幽鬼は消え去った。
(368)2005/10/10 23:56:35
書生 ハーヴェイ
おびき寄せる……それはないと思うよ。
それを出来るのは、招待状を送ったアーヴァインさんだけだ。
そして、アーヴァインさんは殺されている。
(369)2005/10/10 23:58:04
村長の娘 シャーロット
[ ギルバートさんの強い口調が、一年前、母に参加を却下された時に重なって、無性に悔しかった。]

だったら、いったいどんな女性なんです!?

わたしだって、ソフィーさんが人を殺したなんて思いたくありません!

でも、ならどうしてそんなふうに、隠して庇うんです?
そんなじゃ、なにもわかんないです…
(370)2005/10/10 23:59:15
文学少女 セシリア
【208号室】

[夢の中の断末魔で、セシリアは目が覚めた。気がつくと、ベッドの中。何者かの暖かい手がセシリアの手を握り締めていた。ソフィーだ。]

(……いまの夢は…)

[セシリアは回想する。]

(……美しい騎士は…お姉さま…?小さき人は…自分…?……それじゃあ乗り手は一体なに…?)

[そのとき、自分が雪崩に巻き込まれたことを思い出した。]

(…そういうことなのかしら…?)
(371)2005/10/10 23:59:36
書生 ハーヴェイ
ただ、ここに紛れ込んだ、という事は考えられるね。
リック。
君は、犯人は何の目的で、どうやってここに紛れ込んだと思うかな?

[ ハーヴェイは静かな声でリックにそう尋ねた。]
(372)2005/10/10 23:59:48
文学少女 セシリア
【208号室/現時刻】

[セシリアは半分身体を起こすと、横で眠っているソフィーの寝顔を見つめた。自分を救ってくれたソフィー…。そのとき…]

……………ート…。

[思いもかけず寝言が聞こえた。]

(……ート?誰のことかしら…)

[ふと、3人の名前がよぎった。
ヒューバート。
ギルバート。
そして…、スチュアート。]
(373)2005/10/11 00:03:05
双子 リック
[リックは自分の頭を回転させながらハーヴェイに答えた。]

目的そのものについては、まだ確証はないのですが復讐だと思っています。快楽殺人だったらもっと早く実行してると思いますし… それに死体のそばに必ず残されているメッセージ、復讐を連想させるものばかりです。 方法は…わかりません。スチュアートさんがいなくなったのを直接見てない人ではないかと思うのですが…
(374)2005/10/11 00:04:27
双子 リックは、村長の娘 シャーロットの感情を隠さない姿に驚いた。
2005/10/11 00:05:46
書生 ハーヴェイは、双子 リックに頷いた。
2005/10/11 00:06:33
書生 ハーヴェイ
では……具体的に、それは誰だと思っているか……聞かせてもらえるかな?
(375)2005/10/11 00:08:02
流れ者 ギルバート
シャーロット、どんな女性だ…だと?
俺の最愛の人で見ての通りだ。

隠して庇うだと?
隠していることなど何も無い。
庇うも何もソフィーが俺が護るべき女性だ。
彼女に手を出す事は俺が許さん。

[ギルバートはいささか冷静さを欠いてシャーロットに向き直って叫んだ。]
(376)2005/10/11 00:09:18
書生 ハーヴェイは、流れ者 ギルバートの肩に手を置いた。
2005/10/11 00:10:43
書生 ハーヴェイ
ギルバート!
落ち着くんだ。
(377)2005/10/11 00:10:51
冒険家 ナサニエル
ギルバート…、それじゃ誰も納得できないんだよ…。
2005/10/11 00:12:38
冒険家 ナサニエル
そうだ、ハーヴェイ…、お前が何とかするんだ…。
絶望的な状況だが諦めるには早すぎるぞ?
2005/10/11 00:13:49
流れ者 ギルバート
…。
スマン、ハーヴェイ。。。

シャーロットも悪かったな。
だが彼女は疑わないで欲しい。。。

[それだけ言うとギルバートはゆっくりと椅子に座った。]
(378)2005/10/11 00:14:32
双子 リック
僕は……ウェンディ、ハーヴェイさん、ギルバートさん、セシリアさんはないと思っています。
セシリアさんが犯人だったら、アーヴァイン卿が殺された恨みからの犯行になりますし、それだと犯人は2人以上いなければならない。 確かにもしかしたら複数いるのかもしれませんが、ここまでそれぞれが単独行動でほころびを出してしまうとは思えません。
ハーヴェイさんやギルバートさんはスチュアートさんの事をより深く知ってるようですよね。 ハーヴェイさん達が犯人なら、理由が見つかりません。 僕よりも真実に近いはずなのだから、殺害する順番や人数に不自然なところが多いですよね。
(379)2005/10/11 00:16:08
書生 ハーヴェイ
確か……ソフィーは招待状を譲り受けたと言っていたね。僕の記憶が確かなら……務めている所の編集長と言っていたんだったかな?

少なくとも身元はその人が保障している訳だよね? そして、偶然に招待状を譲り受けてここに来て……それで偶然殺す動機を持っている者だった。

それは……幾ら何でも出来すぎだと思う。
(380)2005/10/11 00:17:26
村長の娘 シャーロット
手を出すなんて言ってません!
守るべき女性って…、ギルバートさん、あなたのしていることが、ほんとうにソフィーさんを庇っていると思うんですか!?

隠していることが何もないって、恋人同士なのに、そんなわけない!

リックやウェンディは、話しにくいことでも打ち明けてくれてるのに。どうしてっ…

[苛立ちで頭の中が一杯になって、とりとめのない言葉を吐き出した。冷静さなんて、どこかにいってしまった…。]
(381)2005/10/11 00:17:42
村長の娘 シャーロットは、顔を押さえて、ソファに腰を下ろした。
2005/10/11 00:18:21
書生 ハーヴェイ
ソフィーは余りにも繋がりがなさ過ぎる。
ソフィーの線は、僕にはほとんど無いと思えるよ。
(382)2005/10/11 00:19:05
書生 ハーヴェイ
シャーロット、君も……少し落ち着くんだ。
良いね? 今は仲違いしている場合じゃないよ。

[ ハーヴェイはゆっくりと、諭すようにそう言った。]
(383)2005/10/11 00:20:31
書生 ハーヴェイは、双子 リックの言葉に耳を傾けた。
2005/10/11 00:21:10
村長の娘 シャーロットは、書生 ハーヴェイの声に、ちいさく頷いた。
2005/10/11 00:21:17
冒険家 ナサニエル
シャーロット…、落ち着け、落ち着くんだ…。
怒りに任せても駄目なんだ…、怒りは新たな怒りを生むんだ…。
2005/10/11 00:21:53
双子 リック
シャーロットさん、ソフィーさん、ローズマリーさん、ゴードンさんはありえると思っています。 ゴードンさんはアーヴァインさんのことを元々よくご存じでないそうでしたから、違うような気も…
ソフィーさんローズマリーさんかシャーロットさん…なのかな……

そうだ、ギルバートさん、ギルバートさんはいつ頃からお知り合いになったのですか?
僕が初めてギルバートさんを見た時って、ディのトランクが…などと言ってましたよね。その時から、ソフィーさんとはかなり仲がいいんだ。と思いましたから。 その、ギルバートさんは、昔からソフィーさんのことを…?
(384)2005/10/11 00:23:05
鍛冶屋 ゴードン
私の見解ですと、この中で一番強い動機を持っていらっしゃるのはリック様とウェンディ様ですな。
しかし復讐劇を装ってまですることでしょうか?
そこは疑問ですな。
(385)2005/10/11 00:23:46
双子 リック
ごめん、ソフィーさん…僕はこのままだと誰も殺すことができない。みんなが見ている…
2005/10/11 00:26:28
酒場の看板娘 ローズマリーは、村長の娘 シャーロットとギルバートの仲裁に入るような位置に、さりげなく立った。
2005/10/11 00:27:12
書生 ハーヴェイ
リック。
シャーロットとローズマリーが犯人で有り得ると思えるのは何故だい?
(386)2005/10/11 00:27:40
流れ者 ギルバート
ん、リック今なんと言った?

『その、ギルバートさんは、昔からソフィーさんのことを…?』

ん…いや、その前だ。
「僕よりも真実に近いはずなのだから」と言わなかったか?
真実に近いとは…何がだ?

[ギルバートは立ち上がるとリックを見た。]
(387)2005/10/11 00:27:41
酒場の看板娘 ローズマリー
……ソフィーさんが招待状を譲り受けたってことは。
ソフィさんとギルバートさんの再会は待ち合わせたわけではなく、偶然なのよね…?
(388)2005/10/11 00:30:09
双子 リック
ハーヴェイさん、ごめんなさい、正直に言うと確証はありません。消去法でここまで辿り着いています。ゴードンさんはここの山荘へ来る前のことがよく分からないから殺害者ではないことは言い切れないけれど…

ギルバートさん、だって昨日ハーヴェイさんとお話をしていたじゃないですか。内容は分からなかったけど… たぶん、僕あるいはラウンジに残っていた人達よりは詳しいいんじゃないかな…と。
(389)2005/10/11 00:31:09
酒場の看板娘 ローズマリーは、書生 ハーヴェイに話の続きを促した。
2005/10/11 00:31:17
酒場の看板娘 ローズマリー
[ローズマリーは、ハーヴェイの『偶然』という言葉に、逆に反応して、首を傾けた。]
(390)2005/10/11 00:31:20
書生 ハーヴェイ
――いや、リック。
何故か、そう思った理由はないのかな?
(391)2005/10/11 00:33:48
流れ者 ギルバート
ああ、ローズマリー。
ソフィーとはここで偶然出会った。

お互いにここで会って初めてここにいる事を知ったんだ。
(392)2005/10/11 00:33:59
鍛冶屋 ゴードン
1つ思ったのだが…

だれか犯人を知った上で庇っている者はいないか?
(393)2005/10/11 00:34:19
鍛冶屋 ゴードンは、全員の顔を見回した。
2005/10/11 00:34:30
文学少女 セシリア
【208号室/現時刻】

[セシリアはしばらくソフィーの寝顔を見つめていたが、ソフィーは起きる気配を見せなかった。疲れてしまっているのだろうか…。セシリアはそっとベッドから抜け出すと、フエルトの袋の中のカードを取り出した。]

[かき乱れたカードの中から、姫と小さき人と騎士の剣のカードが…表向きで出てきた。]

[セシリアはカードを片付けると、袋を手にそっと部屋を出てラウンジに向かった。]
(394)2005/10/11 00:35:22
村長の娘 シャーロットは、鍛冶屋 ゴードンの言葉にびっくりして、顔をあげた。
2005/10/11 00:35:28
村長の娘 シャーロット
犯人を知った上で…ですか?
それって、共犯が居るってことですよね…
(395)2005/10/11 00:37:11
流れ者 ギルバート
リック…それにしてもおかしいぞ。

真実に近い…?
スチュワートは遭難した。
真実はそれ以上でもそれ以下でもない。

それ以上に何かがあると…?
(396)2005/10/11 00:37:15
書生 ハーヴェイ
チャールズさん。
何か……思い当たる事が?
(397)2005/10/11 00:37:23
鍛冶屋 ゴードン
もしくは、見て見ぬふりをしているか、ですな。
(398)2005/10/11 00:37:46
双子 リック
そうですね…

[リックはどこかの空気を一点に見つめ、何もない場所で焦点をあわせるかのように瞳を強くしながら考えた。]

一番強く思っているのは、スチュアートさん個人へ恩を、あるいは個人的な好意を抱いている可能性です。それは僕達の知らないところでいろいろあったのかもしれない、と…
(399)2005/10/11 00:37:50
冒険家 ナサニエル
ギルバート…………。
2005/10/11 00:38:05
村長の娘 シャーロットは、鍛冶屋 ゴードンの言葉に、今朝のことを思い返した。
2005/10/11 00:38:55
村長の娘 シャーロット
[【回想/209号室】
着替えもしないで泥のように眠り、目が覚めた。…熱っぽくて、しばらくぐったりとしたまま起きられなくて。
目を開くと、額にタオルが乗っていて、ローズマリーが心配そうに見つめていた。
]

ごめん。ありがとう。
もう、ぜんぜん平気だからさ!

[
威勢よくがばっと起き上がると、すこしふらふらした。肌着だけになっていたことに気がついて、問いかけるようにローズマリーのことを見る。
脱いだ服には…猟銃の弾丸があるはずだった。
]
(400)2005/10/11 00:39:29
酒場の看板娘 ローズマリー
[ギルバートの言葉に納得したようにうなづき、また考える。]

……偶然来た者が犯人じゃないってこともないと思う。
まだ19歳のあのセシリアが、ハーヴェイさんと歳の変わらないスチュアートさんの婚約者だったり、よく知っているシャーロットが実はスチュアートさんと恋愛関係にあったよりは……。

そもそも偶然というなら、リック君とウェンディさんがここに来たもの、私がここに来たのも偶然よね……。

殺人が前々から計画されていたものでもないのなら、運命のいたずらが作用していてもおかしくはない気がするわ。
(401)2005/10/11 00:41:34
流れ者 ギルバートが「時間を進める」を選択しました
冒険家 ナサニエル
確かにローズマリーの言うとおり偶然が多すぎるな…。
2005/10/11 00:43:56
鍛冶屋 ゴードン
ところで…

妙な考えを持ってる方はおられないでしょうね…?

やられる前にやろうとか…
(402)2005/10/11 00:44:54
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