見習いメイド ネリー …ゴードンさん、ハーヴェイさま… [ネリーはその言葉の続きを声に出すことができずに、 ただその場で涙を零し続けていた] | |
2005/10/13 02:04:45 |
双子 ウェンディ まだ… 続くのね… [続く暗闇に深く長い*溜息をついた*] | |
2005/10/13 02:08:13 |
双子 リック ディ、いるのか…? どこにいるんだ… [リックは双子の妹の溜息を聞いたような気がした。] | |
2005/10/13 02:09:27 |
書生 ハーヴェイ ああ……僕は…… | |
2005/10/13 02:20:15 |
双子 ウェンディ [溜息と共に闇に消えようとしたところで懐かしい声を聞いた] リック… お兄様…? そこに、いるの? [暗闇に向かって何かを求めるように両腕を伸ばした] | |
2005/10/13 02:20:59 |
双子 リック [再び忘れることのできない声がさらに近くで通り抜けていく。] ディ…ディなのか… 僕は、ここにいるよ。 [リックはウェンディの気配を受け、ウェンディを抱きしめようとする。] | |
2005/10/13 02:28:28 |
双子 ウェンディ もう会えないかと思った………。 聞きたいことがあったの…。 本当に、人を………。 [ぼんやりと浮かぶリックに向けて問いかけようとするが、最後の言葉を言うことができず視線を落とした] | |
2005/10/13 02:33:14 |
双子 リック 『本当に、人を………。』 [ウェンディの言葉を受け、手を差しのべようとしていたリックの両腕が反射的に止まる。 それはリックの両腕が紅い道を進み続けてきたからに他ならなかった。 やがてリックはか細い声で小さく言葉を紡いだ。] 本当の、ことだよ… | |
2005/10/13 02:37:27 |
双子 ウェンディ 『本当の、ことだよ…』 [否定してくれるはずだ、という僅かな希望はリックの言葉で急速に萎んでいった。苦しそうな顔をあげてしっかりとリックを見詰める] なぜ……… どうして… 私、全然気がつかなかった… 皆を殺して、私も殺すつもりだったの…? [瞳から大粒の涙が次々に零れ、暗闇の中に消えていった] | |
2005/10/13 02:42:38 |
見習いメイド ネリー [ネリーは目の前の二人からお辞儀をするとそっと離れ、 あちら側を眺めながら、いつしか眠りに*ついていた。*] | |
2005/10/13 02:46:01 |
双子 リック [ウェンディの瞳がリックに突き刺さる。思えばいつもの光景だったかもしれない。 だがしかし今度ばかりは自分が射抜かれてしまいそうな感情に襲われた。] 『皆を殺して、私も殺すつもりだったの…?』 oO(違う!僕はディを殺すなんて…) [と喉元まで込み上げて来たが理性がそれを押しとどめてしまった。リックにこの言葉をかける資格があるのか自信がなかったからだ。 止めどなくこぼれ落ちていくウェンディの涙を思わずすくいたくなったが体が思うように動かなかった。] | |
2005/10/13 02:48:46 |
双子 ウェンディ どうして何も答えてくれないの…? やっぱり、リックが選んだのはあのひとだったの…? [無言で自分を見詰めるリックの瞳を怯えたように見つめている] | |
2005/10/13 02:52:56 |
双子 リック [普段ならリックは怯えながら兄に接するウェンディに対して辛辣な言葉を投げかけていたかもしれない。 だが明らかに自分に負い目があるリックには、ウェンディの言葉を受けきれずにいた。] 違う! 違うよ…あのひと…ソフィーさんが命を懸けるほど愛してるのはスチュアートさんだよ… 僕は誰も選べないよ…だって僕は… | |
2005/10/13 02:59:08 |
双子 ウェンディ 『僕は誰も選べないよ…』 誰も… 選べない… [リックの言葉に自分もまた選ばれなかったのだと悲しみを募らせた。再び瞳から涙が溢れる] 『だって僕は…』 [その後の言葉を静かに待ちながら涙を*零し続けた*] | |
2005/10/13 03:06:55 |
双子 リック oO(だって僕は、ディがいつだっていつだって…) [リックは辛抱たまらずウェンディの手をたぐりよせて抱きしめる仕草をし、ウェンディの唇に自分の唇を寄せた。] ディ、僕はディしか…選べないよ… これから言うことは、僕達家族に深く関わることなんだ…少しの間だけ、黙ってて聞いてくれないか… | |
2005/10/13 03:18:54 |
双子 リック [リックはウェンディが知り得ていないであろう事実を、ウェンディにショックがないように少しずつ述べていった。 両親が結ばれる以前より父には別の女性に子供をもうけさせていたこと。 その人は世間体を気にし、母型の姓を名乗っていたこと。 探求心が深く、ありとあらゆる考古学的知識を身につけていったこと。 その彼とリックは父親の引き合わせにより出会ったこと。 彼にリックは徐々に尊敬の念を抱いていったこと。] | |
2005/10/13 03:21:40 |
双子 リック [妹の目を逃れ、ロンドンで彼と出会いを重ねていたこと。 やがて彼はある女性と指輪を交わしあったこと。 彼が冬の山で失踪し、一週間程前もうひとつの指輪をここで見たこと。 彼女もまた、彼を愛していたこと。] | |
2005/10/13 03:24:23 |
双子 リック [――そして、彼の名はスチュアートであり、もうひとつの名字がウィティアという事実であること。] 僕は……兄さんを尊敬していたんだ… ごめん…ごめんディ… [リックは震えの止まらないウェンディを抱きしめ、ただ彼女の心の不安を取り*除きたいと思った*] | |
2005/10/13 03:26:34 |
村長の娘 シャーロット 【106号室】 [ わたしは、堅く冷えたベッドに横たわって、おなかの上で手を組んでいた。 閉じた瞼に霜が張って、まっしろい顔を益々白く彩る。まるで、蝋人形の顔色だった。冷えて固まった胸の傷口は、そこだけ赤黒く彩られて。大輪の薔薇を差しているみたいだった。 あたためるものがなにもない部屋。 寒さに震えて、自らの身体をぎゅっと抱く。震えが止まらない…。 ] さむい…寒いよぅ。 情けないな…。鉄砲なんて振り回して。リックを…殺めて。なのに、誰も守れなかった。わたしの手はただ、奪うだけだった。 ラッセルくん、ネリー、スチュアートさん、アーヴァインおじさま、ヒューバートさん、それに…ナサニエルさん。ローズマリー。 みんな、遠いところに行ってしまった。 | |
2005/10/13 06:06:20 |
村長の娘 シャーロット 【106号室】 [ 雪の牢獄は、永遠にわたしを繋ぎとめるのだろう。 ウェンディの死も、ハーヴェイさんの死も、ゴードンさんの死も。知るすべを持たないまま、わたしは凍えていた。 ] 天国への階段が、みんなを受け入れてくれますように。 あたたかくて、あかるくて、綺麗な…楽園に、迎え入れて貰えますように。 それから…もう、誰も、命のぬくもりを手放しませんように。 わたしに、許しを与えてくれたリックくん。彼は…彼も、此処に囚われてるのかな。 こんなに…寒いのに。かわいそうだな…。 | |
2005/10/13 06:10:05 |
冒険家 ナサニエル 【106号室】 [そこはまるで牢獄のようだった、まるで周りの人を拒むかのように雪で覆われていた。 ナサニエルはそこにシャーロットがいると分かっていたのだがそこに入っていく事を躊躇し続けていた。 シャーロットの死を認めたくない、そんな気持ちがナサニエルの足を踏み出す事を拒絶させていたのだ 散々、偉そうな口を周りに聞いておいて逃げちゃいられないな… ナサニエルはようやく決心を決め106号室へと足を踏み入れた] | |
2005/10/13 07:05:55 |
村長の娘 シャーロット [ 寒さから少しでも免れようと、脚を抱え、膝に頤を乗せる。 資料に埋もれた日々…、母と初めて喧嘩した日…、調査隊…、いろんなことを思い返していたら、涙が零れて、雪の結晶になって*散華した*。 ] | |
2005/10/13 07:11:37 |
冒険家 ナサニエル [部屋の中へと入るとシャーロットが横になり震えながら眠りについていた ナサニエルは自分の着ていた上着をシャーロットに掛け、シャーロットを*見守り続けた*] | |
2005/10/13 07:23:43 |
流れ者 ギルバート [ギルバートは目を醒ますと、目の前にはソフィーがいた。 いまだ眠りの国に滞在するソフィーにキスをすると、部屋を出た。 部屋を出ると階下に向かう。そこには冷たくなったゴードンがいた。 ゴードンを抱え105に運び、ローズの隣に寝かせた。 その瞬間ギルバートは得もいわれぬ違和感を感じた。] ―――?何だ?何かが…おかしい? [ギルバートはある事に気付くとゴードンの身体を探す。] 無い…何も…無い。 [ギルバートはゴードンの衣服から何も犯人である兆候を見つけ出す事が出来なかった。 そして死の直前にゴードンが喋った言葉が思い出される。] 『You bastarded…』 ―――! [ギルバートは立ち上がるとゴードンの部屋に急いだ。] | |
(11)2005/10/13 17:47:36 |
書生 ハーヴェイ ……………… | |
2005/10/13 20:10:55 |
新米記者 ソフィー 【105号室】 [105号室にはリックとウェンディが一つのベッドの↑で眠っていた。] リック…… スチュアートを…貴方のお兄さんを殺したのはハーヴェイだった。 終わったわ、私たちの復讐は…… | |
(2005/10/13 22:20:13、新米記者 ソフィーにより削除) |
鍛冶屋 ゴードン この歳で孫のような年齢の娘さんと同衾とは… [ 私は照れくさくて頭を掻いた。 ] | |
2005/10/13 22:29:05 |
双子 ウェンディ [ウェンディはリックの告白を聞き衝撃を受けている…] | |
2005/10/13 23:10:15 |
村長の娘 シャーロット 【106号室】 [ 涙雪を舞い散らせながら、物思いに耽っていると…命がなくても眠るのだろうか。うとうと微睡んでいたらしかった。 肩にわずかな重みを感じる。暖かかったことに驚いて、袖を引き寄せてぬくもりをかき集め、肩越しに振り返るけど… そこには誰も居なくて。 苦笑混じりに頭を振る。 こんなにも業の深いところに、だれも来るわけないのに… と、振れる視界の隅に、人影が映っていた。 逆の側に振り返ると、そこには緑のベレーと蒼い髪の、いちばん逢いたかった青年が立っていて。 わたしと、目があった。 ] …? ナサニエル、さん…? | |
2005/10/13 23:16:29 |
双子 リック [リックは包み込むように優しくウェンディを抱きしめた。彼女の心の針の揺れは自分が支えきれるか分からなかったが他にウェンディを慈しむ方法が解らなかったからだ。] | |
2005/10/13 23:35:50 |
双子 リック [セシリアの言葉にリックははっとした。] セシリア…真実は彼女のもとに舞い降りたの…? | |
2005/10/13 23:36:44 |
書生 ハーヴェイ [ ハーヴェイは静かにその様子を見つめていた。] | |
2005/10/13 23:42:24 |
見習いメイド ネリー [ハーヴェイとリックの側に現れたネリーは、 向こう側の様子を見つめながら、小さな声で呟いた] …指輪を小さき人の元へと導いたのは、賢者… 賢者は…常世の国から遣わされし使者の一人。 己が知識を以て災いを見通し、人々を導く者。 その真髄は…星々の輝き…原初の火を司る者の一人… 深い闇を潜って、蘇った後の姿は、何よりも光り輝くものだったと… 『力の指輪にまつわる物語』には、そう書かれております。 …セシリアさまは、真実に辿りつかれたようですね… [ネリーはセシリアの姿を静かに見つめている…] | |
2005/10/13 23:53:22 |
鍛冶屋 ゴードン だが時既に遅し、か。 すまないネリー。私が不甲斐ないばかりに… | |
2005/10/13 23:55:46 |
双子 リック お姉さん…ううん、ソフィーさんの進むべき道は…… 力の指輪…か。僕は血に、指輪に踊らされていたのだろうか。 | |
2005/10/13 23:56:51 |
書生 ハーヴェイ [ ハーヴェイはネリーのねりーのネリーノねりーのネリーのネリーのネリーの言葉に、自嘲気味な苦い笑みを浮かべた。」 ……真実、か。 | |
2005/10/13 23:59:00 |
見習いメイド ネリー ゴードンさん…… ゴードンさんは、お謝りにることはありません。 …こちら側から、私はずっと見ておりました。 なんの力にもなれなかった私の分まで、 ゴードンさん、あなたに背負わせてしまうことになって… 私の方こそ…本当になんとお詫びをして良いのか。 [ネリーはゴードンに向かって深々と頭を下げた] | |
2005/10/13 23:59:09 |
双子 リック セシリアさんが…初めて…笑った…!? [リックは動揺を自らの身体の中に覚えた。セシリアに新しい感情を秘めたことを彼女自身感じているのだろうか。] | |
2005/10/14 00:00:29 |
見習いメイド ネリー どのような形になりこそすれ…… ソフィーさまは……己が意思を突き通されました。 …そして、セシリアさまは…… [ネリーは、セシリアと、そしてソフィーのために短く祈った] | |
2005/10/14 00:02:44 |
鍛冶屋 ゴードン いやネリー。頭を上げてくれ。 ここの責任者は私だよ。 この惨劇を止められなかったのは、全て私の責任だ。 | |
2005/10/14 00:03:23 |
書生 ハーヴェイ 。oO(IMEが狂っていたよ……そして、眠くて確認不足……すまない……) | |
2005/10/14 00:03:32 |
見習いメイド ネリー !! [ネリーはセシリアの様子の変化に気づいた] | |
2005/10/14 00:05:45 |
見習いメイド ネリー oO(どうぞお気になさらず、ハーヴェイさま) | |
2005/10/14 00:06:41 |
見習いメイド ネリー ……セシリアさま……いけません… お願いです……セシリアさま… あなたは…あなたさまだけは…… 私と、旦那さま…そしてゴードンさんは… セシリアさま、あなたが生きて還られることを願っております… | |
2005/10/14 00:07:55 |
双子 リック oO(セシリアさんが真実の元へ…なら、なら僕がすべきことはひとつだったんだ…っ! あいつの名はそう…) [リックの心の中でどす黒いものが渦巻いて蠢いていくのを感じた。] | |
2005/10/14 00:08:25 |
見習いメイド ネリー [ネリーはゴードンの言葉に首を左右に振った] 私は、お客様のことを… そしてなにより…旦那さまを…… 旦那さまの、仇すら…… [ネリーには、ソフィーの気持ちも痛いほど解っていた。 そして勿論、ゴードンやセシリアの気持ちも…] | |
2005/10/14 00:14:02 |
書生 ハーヴェイ ……僕の……僕は…… もう、あの山で…… | |
2005/10/14 00:22:43 |
書生 ハーヴェイ 半身とも言えたあいつと共に…… 僕の心は……死んでいたのかも知れないね…… | |
2005/10/14 00:25:35 |
冒険家 ナサニエル 【106号室】 [シャーロットが目を覚まし、そしてナサニエルにをみて唖然としている、ナサニエルは喜びを隠さずシャーロットに声を掛ける] やぁ、久しぶりだなシャーロット。 心配するな、死んでしまったのは事実だが俺はこうやってここにいる。 [ナサニエルはシャーロットを抱きしめる] | |
2005/10/14 00:28:43 |
見習いメイド ネリー ……… [ネリーは、ソフィーの様子を眺め、 そして彼女の言葉を耳にして…そっと瞳を閉じた。 閉じた瞳からは、透明な雫がただ一筋、頬を伝った] | |
2005/10/14 00:33:00 |
見習いメイド ネリー [ネリーは現れたナサニエルの姿に、軽く会釈をした] | |
2005/10/14 00:34:39 |
見習いメイド ネリー [ハーヴェイがぽつりと洩らした呟きを聞き、 ネリーは胸の前で手を組んで深く祈った。 亡くなったスチュアート…そして彼と共に眠っているだろう、ハーヴェイの心… …その両方のために] | |
2005/10/14 00:39:44 |
見習いメイド ネリー …ギルバートさま… あなたさまは………… [ネリーはギルバートの行動に、深い哀れみを感じた] | |
2005/10/14 00:40:27 |
双子 リック ギルバート…… あいつの心の針の振れは、どこからどこへ向いているのだろう… | |
2005/10/14 00:41:37 |
見習いメイド ネリー …セシリアさまを、撃とうとなさるのですか。 …ギルバートさま…どうかそれだけは…… [ネリーはセシリアの側にゆっくりと降り、 彼の凶弾からセシリアを護るように、彼女をそっと抱きしめる仕草をした] | |
2005/10/14 00:45:10 |
見習いメイド ネリー 私のたった一つの願いです。 セシリアさまだけは……… [ネリーはギルバートの姿を真っ直ぐに捉えて、心からそう願った] | |
2005/10/14 00:46:52 |
鍛冶屋 ゴードン [私はネリーの肩に手を置いて首を横に振った。] なにがあろうと…全員、助かる見込みは無い。 | |
2005/10/14 00:49:49 |
双子 リック ソフィー……僕の声が聞こえるか…… あいつは…あいつだけは…… 早く、あの場所へ… そしてそっと、そっと心の窓を開いて…! [リックは目を軽く閉じ、小さく祈った。] | |
2005/10/14 00:51:45 |
村長の娘 シャーロット [【106号室】 ナサニエルさんの姿は、素敵に微笑んでいて。 『…俺はこうやってここにいる。』 力強い言葉がわたしの心を、大きな手がわたしの背中を、包んでくれて。とても、とっても温かくて! わたしは、ナサニエルさんに縋り付いて、溢れる涙を彼の胸で隠した。 ] うん、…うん! ナサニエルさん。 ありがとう! …ここにいてくれて、ありがとう! | |
2005/10/14 00:55:10 |
見習いメイド ネリー [ゴードンの言葉に、やはり、と思いつめたような表情を浮かべる] …はい、それは…… でも、解っていたとしても…私は…… [目の前で繰り広げられるであろう恐ろしい光景の予感に、 ネリーは僅かに身を震わせた] | |
2005/10/14 00:58:58 |
冒険家 ナサニエル [ナサニエルはシャーロットを強く抱きしめて声を掛ける] ありがとうって言いたいのはこっちの方さ…、こうやってもう一度君を守るチャンスをくれたのだからな。 さぁ、こんな寒い所からはおさらばだ、そして皆の所へ行こう。 [ナサニエルはシャーロットを抱き上げ106号室から外へと向かっていった] | |
2005/10/14 01:06:05 |
書生 ハーヴェイ [ ハーヴェイは寄り添い歩いてくる、ナサニエルとシャーロットに気がついた。」 | |
2005/10/14 01:08:55 |
村長の娘 シャーロット [【1F廊下…そしてさらに先へ】 ナサニエルさんは、わたしを軽々と抱き上げて、部屋をあとにした。 バイバイ、いままでのわたし。生きていた…わたし。 呟いて、106号室に背を向けた。 ] バイバイ… | |
2005/10/14 01:09:01 |
見習いメイド ネリー [ナサニエルとシャーロットの意識が近づいてくるのを感じて、 ネリーはふと身体を起こした] | |
2005/10/14 01:11:46 |
鍛冶屋 ゴードン お嬢様…っ! [ 私はとっさにネリーの目をふさいだ。 ] | |
2005/10/14 01:12:35 |
見習いメイド ネリー !! [向こう側から聞こえた銃声に、 ネリーはお茶の用意もそこそこにセシリアの側へと降りていき 透明な腕で彼女の身体を優しく抱きしめた] | |
2005/10/14 01:14:38 |
村長の娘 シャーロット [抱かれているのが恥ずかしくって、暴れて降ろして貰う。 いつかみたいに腕を組んで、廊下をのんびり歩いていると、ハーヴェイさんの姿が見えた。 死者に特有の姿に、わたしはすべてを悟った。 …いえ、目を閉ざし、耳を塞いでいた記憶を、取り戻した。 ] ハーヴェイさん。 …昨日、亡くなった、のですね。 | |
2005/10/14 01:15:51 |
双子 リック [リックはギルバートの行いをやや間を開けて唇を真一文字にして見つめていた。 自分自身、ひどく冷静だった。何故なのだろう。自分は生命の扱いに慣れすぎてしまったからなのだろうか。] | |
2005/10/14 01:17:55 |
見習いメイド ネリー せ…セシリアさま……… セシリアさま──────────!!!!! [ネリーは崩れ落ちるセシリアの側で、 悲鳴のような声を上げ、彼女を抱きしめ続けた。 …彼女の胸の、焼け焦げた銃創から… 彼女の温かく紅い命そのものが流れるのを 信じられないといった様子で眺めながら…] | |
2005/10/14 01:18:28 |
書生 ハーヴェイ [ ハーヴェイは、シャーロットの言葉に自嘲の混じったような苦笑を浮べ……目を瞑り、頷いた。] | |
2005/10/14 01:19:46 |
双子 リック 人を殺めるたびに繰り返す、果てしないこの衝動…… [リックはじっと、その行いを見つめている。] | |
2005/10/14 01:20:05 |
見習いメイド ネリー ……ああ、セシリアさま…… もう、こんなに服を汚されて… 着替えはいつもの場所にございますよ。 …その服は私が洗っておきますから…… [ネリーは、横たわったセシリアが生きているかのように 彼女に向かって語り続けた。 まるで目の前の現実を受け入れまいとするように…] | |
2005/10/14 01:23:07 |
冒険家 ナサニエル [暴れるシャーロットを降ろし、どこか照れた表情をしながら腕を組みながら歩いて皆が集まるところに辿り着く。 そして辿り着くと同時に銃声が響いた……] | |
2005/10/14 01:24:48 |
見習いメイド ネリー …………… …ソフィー、さま………… [セシリアの側で、彼女の身体を護るような格好で入り口を見つめている] ………も、う…… もう…セシリアさま、は……… [瞳に透明な雫をいっぱいに溜め、 入り口に姿を現したソフィーを、それでも真っ直ぐに見つめた] | |
2005/10/14 01:26:16 |
冒険家 ナサニエル ×表情をしながら腕を組みながら ○表情をしながら腕を組んで | |
2005/10/14 01:26:22 |
村長の娘 シャーロット [ハーヴェイさんの様子がせつなくて、言葉を投げかけた。 その様子が、自身に重なったから…だろうか? 己を許したいと、甘えているのだろうか? そう迷ったけれど。言葉は飛び出した。] スチュアートさんは…、 スチュアートさんのことは、きっともう償えてると思います。 だって、ハーヴェイさんはもう、たくさん苦しんで。眠れない夜を過ごして。 だから、だから… | |
2005/10/14 01:26:54 |
見習いメイド ネリー …せめて、私は… 最後まで…セシリアさまの、お側に…… [ネリーはセシリアをそっと抱きしめた] | |
2005/10/14 01:28:26 |
双子 リック 震える。おそろしく震える。 今この山荘を包む強大な空気が―― 震える空気が伝わってくる… | |
2005/10/14 01:28:33 |
流れ者 ギルバート ある日スチュワートを誘い、4人で雪山に入った。 新しい情報が入ったからそれを確かめるとしてスチュワートを連れ出したのだ。 そして予定通り途中の山小屋で暖を取った。 スチュアートはその山小屋からのルートを検討するため机に向かっていた。 彼は喜び興奮しているようだった。 しかし反対に俺の心は冷えていくばかりだった。 この先奴がこのまま財宝を発見するのは時間の問題のように思えた。 そして公表する。 我らの手元に残る財宝などたかが知れている。 いや、もしかすると全て没収及び本来の持ち主の元に戻され全く残らないかも知れぬ。 俺には耐えられぬ。 思い直すように何度も俺はスチュアートを説得した。 しかしつまらぬ正義感を振りかざし、一向に説得に耳を傾けようとはしない。 俺は…奴がいなくなればいいという考えをもち始めていた。 | |
(53)2005/10/14 01:28:37 |