- The Neighbour Wolves -
(897)Red snow white : 2日目 (1)
次の日の朝、自警団長 アーヴァインが無惨な姿で発見された。
文学少女 セシリアは、新米記者 ソフィーを占った……。
新米記者 ソフィーは人狼のようだ。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、鍛冶屋 ゴードン、書生 ハーヴェイ、見習いメイド ネリー、酒場の看板娘 ローズマリー、双子 リック、双子 ウェンディ、新米記者 ソフィー、学生 ラッセル、文学少女 セシリア、流れ者 ギルバート、冒険家 ナサニエル、美術商 ヒューバート、の13名。
| 学生 ラッセル 【2階廊下/AM10:00】
まだ吹雪はやまないのか・・・。いい加減に退屈してきたよ。 助けてもらった上に、こんな豪華な場所にタダで世話になってて悪いけど・・・早く帰りたいんだけどな。
[そうつぶやいて辺りを見回す。もう昼だというのにあまりにも人の気配がしない。皆部屋に篭るか眠っているかしているのだろうか。朝食時にも顔を見せた人間は数えるほどしかいなかった。]
そういえば昨日は調査団を再開する、なんて話も耳にしたけど・・・やっぱり皆夜まで研究で忙しいのかな。 うん、きっとそうにちがいないね。
[今度はもう少しはっきりと声に出す。この人のいない空間に、彼がこの館を訪れてから感じてきたどこか冷たい空気、いわゆる嫌な予感というものを、なぜだかより強く感じてしまったからだ。]
使用人さんたちのところにでもお邪魔して本でも借りてこようかな。でも、僕にわからないようなものしかなかったりして、あははは・・・。
[言い知れぬ恐怖を振り払うようにして、*彼は階下へと降りていった*] |
(0)2005/10/05 14:26:02 |
| 双子 リック 【夜明け前】 [吹雪の中の静寂だった。カミソリのような風。渦巻く雪。外の荒れ狂う空気の流れが窓を揺らす。 山荘にいる者は皆、寝静まっている――かのようだった。 フロントに姿を現したふたつの影。その影は双方ともやや細く小さい人間、体格のよい人間ではないことを示していた。影法師の持ち主は、何者もが見たことのない殺気を発しているかのようだった。 やがて4つの足音は、ひとりの部屋の扉の前で歩みを止めた。扉の装飾から、かなり豪華な部屋のようだ。]
『このような時間にどうしたのだ……?ふむ。入りなさい。』
[部屋の主の許可が出たらしく、二人の足音が彼の部屋に吸い込まれていった。] |
(*0)2005/10/05 16:06:34 |
| 双子 リック [部屋の中は張りつめた空気がひしめいてるかのようだった――]
『……スチュアート・ハリントン……』 『…雪中……』 『……ハプスブルグ……』 『…………いたたまれぬ事…』 『…どうしても…………』 『………それが彼の意志だろう……』 『…それは――の意志なので…………』
[それは声を大にするものでもなく、決して口論とは言い切れないものであったが、会話の話し手聞き手は明らかに自らの揺るぎない意志を吐露しているものであることは想像にかたくなかった。] |
(*1)2005/10/05 16:07:07 |
| 双子 リック 『……でもいいと……』 『…僕の父の………』
[やがて、ある名前がある名前を結びつけることになる。] |
(*2)2005/10/05 16:07:42 |
| 双子 リック 『あなたはスチュアートさん……スチュアート・ハリントンのもうひとつの名前をご存じ……』 『……し子であったがために、名前を隠し……と名乗り続……』
『そう……彼のもうひとつの名は「スチュアート・ウィティア」に他なりません』 『……!』 『そして…そして…もうお分かりでしょう……』
そして……僕の兄さんだっ!!
よくも、よくも兄さんを……っ!! |
(*3)2005/10/05 16:08:14 |
| 双子 リック [スチュアート・ハリントンの弟を名乗る少年、すなわちリック・ウィティアはその瞬間3つの光が宿った。ふたつは彼の瞳に焼きつかれた炎であった。 そしてみっつめ…それは彼の服から出てきた研ぎ澄まされたナイフであった。 リックは立ち上がり、部屋の主――アーヴァイン・クシュヴェントナーに飛びかかった。]
[アーヴァインとリックは40を数えるほど年が離れていたが、虚をつかれたこと、なにより若い少年のほうに鋭利な刃物があったことから、その結果は自明であった。 リックは左手首を上に向け、アーヴァインの胸ぐらを掴み、そして右手に手にしたナイフでアーヴァインの首を、頸動脈を左から横へ一閃した。 アーヴァインの首から勢いよく赤い血液が飛び出す。アーヴァインはたまらずのたうちまわり、たちまち部屋はモダンアートのように赤い絵の具が撒き散らされたキャンバスのようになる。 リックもまた、血飛沫を自らの顔や上着に浴びた。] |
(*4)2005/10/05 16:09:04 |
| 双子 リック [リックはしばらくアーヴァインの様子を我を忘れたように眺めていた。頭が真っ白になっているのだろうか。 『リック!』という女性の声ではっと目が覚めた。 若い女性は後ろで二人のなりゆきを見守っていた。 女性は右手で左手を大事そうに抱えていたが、それは左手につける指輪を使ってスチュアートに見てもらうかのようであった。]
[リックは部屋の隅で倒れてあえいでいるアーヴァインのもとへ詰めより、自らの膝を折り、手にしたナイフでアーヴァインの胸元を突き刺した。 ややもするとアーヴァインは動かなくなったが、横隔膜の最後の動きは穏やかなものであったように感じたのは気のせいだろうか。] |
(*5)2005/10/05 16:09:55 |
| 双子 リック 『リック……あなたはこの人に同情なんてしなくてもいいわ。』
ソフィーさん…
『誰かが来る前に、早く後始末をしないといけないわね。』
[リックはまるで人形のように固まってしまっていたが、それからのソフィーの手際は早いものであった。リックを窓際へ連れていき、窓を一瞬だけ開けその間に雪をかき集め、リックの顔を洗わせた。たちまちリックの顔や手についていた血液が窓の外に洗い流されていく。 ソフィーはリックのうつろな顔をベージュのハンカチで拭き、リックの両腕をとって謝った。]
『ごめんねリック、私の左手は使いたくなかった。という我が儘を聞いてくれて。』
[案山子のようになっているリックではあったが、首を小さく何度に横にふっていたのは分かった。] |
(*6)2005/10/05 16:11:53 |
| 双子 リック [ソフィーはウェンディがリックを不審に思うのを気遣ったのか、上着はソフィーが処理してくれるとのことだった。自分で洗ってみて、血液が落ちれば返してくれることになった。 ソフィーとリックはお互いの意志を頷きあうことで確認し、めいめいの部屋へ戻った。] |
(*7)2005/10/05 16:12:29 |
| 双子 リック [最後に、部屋を出る前にソフィーはハンカチをつかって床に小さく文字を書いた。]
『宴は、始まったばかりだ。』
[この文字が何を意味しているのだろうか……] |
(*8)2005/10/05 16:12:58 |
| 新米記者 ソフィー 【205号室/夜明け前】
〔ソフィーはスチュアートと手を繋ぎながらサントノレ通りを歩いていた。ジュエリーショップのショーウィンドウの前で立ち止まると、スチュアートの手を引き、そこに飾られていたペアリングを指差した。〕
スチューアート、これ見て。凄く綺麗じゃない…?
『あぁ、綺麗だね。 ソフィーの手に似合いそうだよ。』 これ、一緒につけない…? 私、スチュアートと同じものをつけてみたいな。
〔スチュアートは微笑みながらソフィーに頷き、二人は互いにリングを贈り合った。〕
『ソフィー、左手につけよう。 知ってるかい…? 倖せは右手の親指から入ってきて、左手の小指から逃げていくんだ。 だから、左手の小指につけたら今の倖せが永遠のものになると思ってね。』 |
(*9)2005/10/05 18:53:22 |
| 新米記者 ソフィー 〔その後二人は左小指にリングを嵌めあうと、ショップを出て再びサントノレ通りを歩いていた。休日のせいか人通りが激しかったが、繋がれた手は決して離れる事はなかった。しかし―――〕
スチュアート…?スチュアート…?
〔今さっきまで繋いでいた手が突如離れる。そして、その手は赤い何かで汚れていたのだった。〕 |
(*10)2005/10/05 18:53:42 |
| 新米記者 ソフィー スチュアートっ!いやぁぁっ!
[ソフィーは悲鳴を揚げる。視界に入ってきたものは、別荘の天井だった。]
……夢?
[ソフィーは自分の左手を天井に掲げ、それを見つめていた。]
スチュアートが綺麗だと言ってくれた手… このリングをつける手…
汚すわけにはいかないわ。 だからと言って、リックの手を汚すわけには…
[そんな事を思いながら、ソフィーはするべき事をする為に自室を出て行った。] |
(*11)2005/10/05 18:54:00 |
| 新米記者 ソフィー 【1階/夜明け前】
『いいよ、ソフィーさん。 僕が殺るから…。ソフィーさんは、その手を大事にして。 その手は兄さんが愛した手なんだから…。』
[アーヴァインの部屋に向かう途中、リックはソフィーにそう言った。自分より幼いリックが血で体を汚してしまう…ソフィーの心は幾つにも割れそうだった。しかし、リックの真っ直ぐな瞳をみると、何か強い意志を感じ無言で頷いた。] |
(*12)2005/10/05 18:54:21 |
| 新米記者 ソフィー 【アーヴァインの部屋/夜明け前】
[ソフィーは複雑な気持ちで、リックがアーヴァインに襲い掛かるのを見ていた。「止めなければ」という思いもあった。しかし、その思いよりも、愛する人の死に関係する人を憎む思いの方が強かった。 気づいた時には…アーヴァインの首からは大量の血が飛沫を揚げていた。
ソフィーはリックを優しく抱きしめ、彼の穢れを取り払った。]
後は、私がやるわ…。
[ソフィーは、ハンカチにアーヴァインの血液を沁みこませると、自分達の存在を示しつけるように床に血文字を書いた。]
『宴は、始まったばかりだ。』
[宴――ソフィーにとって、スチュアートを死に追いやった人の命を奪う事は、復讐という名の宴だった。] |
(*13)2005/10/05 18:54:39 |
| 新米記者 ソフィー リック、おやすみ。
いい…? 絶対、私達の事を気づかれちゃだめよ。
『分かってるよ。 ソフィーさんも気をつけてね。』
[アーヴァインの部屋を出て2階への階段を上りきると、ソフィーとリックはそう声を掛け合い、互いに部屋へと戻っていった。] |
(*14)2005/10/05 18:57:20 |
| 新米記者 ソフィー 【205号室/8:00】
[ソフィーはなかなか眠れなかった。瞳を閉じると、あの―リックがアーヴァインに襲い掛かる―光景が甦る。]
スチュアート。 私もリックも…間違ってないよね。
[ソフィーはバスルームへと向かった。体に沁みこんだ血の匂いを取り払うように、ソフィーは時を忘れてシャワーを体に浴びていた。] |
(*15)2005/10/05 19:03:09 |
| 新米記者 ソフィー 【205号室/11:00】
[ソフィーは目覚めた後、昨日はシャワーを浴びてない事を思い出し、バスルームへと向かった。]
そういえば、1階に浴殿があったわね。 シャワーより体温まりそうだし、今夜にでも行ってみようかな。
[シャワーを終えると、ソフィーは窓から外の雪を眺めながらセシリアの事を考えていた。]
『なにかよくないことが夜に起きるって… ………だから…眠れなくて……』
セシリア、眠れたかな…。 確かツインの部屋に一人でいるって言ってたよね。 この部屋でさえ、一人でも広く感じるのに、ツインの部屋なら…
洗濯の帰りにでも、ちょっと様子見に行ってみようかな。
[セシリアは内向的で人見知りの激しい性格らしく、口数はそう多くない。しかし、ソフィーに対しては少し違うように感じていた。そんなセシリアを、ソフィーは妹のように思い始めていたのだった。 ソフィーは洗濯物を抱えると、自室を出て行った。] |
(1)2005/10/05 20:04:22 |
| 新米記者 ソフィー 【2階→1階の階段/11:30】
[長い廊下を歩き階段まで辿り着き、それを下りようとした時、背後から一人の男が声をかけてきた。]
『落ちましたよ。』
[その男は、床に落ちたタオルを手に取り、ソフィーに手渡した。]
あっ、ありがとう。
あら…? 貴方とは会った事なかったわね。
[ソフィーはラッセルと名乗る男にお礼を言うと、互いに自己紹介交じりの挨拶をした。] |
(2)2005/10/05 20:04:54 |
| 新米記者 ソフィー へぇ、怪我した人ってラッセルの事だったんだね。 もう、怪我は良くなったの…?
『はい。ここの人が手当てしてくれたので…。』
そう、良かったわね。だからと言って、すぐに動かしすぎない方がいいわよ。…とは言っても、この吹雪じゃ無理ね…。
『良い別荘だけど、いい加減、退屈してきましたよ。』
あはは、確かにね。私も滑りに行きたいんだよなぁ。 そうそう…退屈してるんなら、この別荘の中散歩するのもいいよ。 昨日歩き回ったんだけど、色々あってなかなか楽しかったわ。
[ソフィーとラッセルは会話をしながら階段を下りていった。] |
(3)2005/10/05 20:06:23 |
| 新米記者 ソフィー ところで、ラッセルはどこに行くの…?
『使用人さんたちのところにでもお邪魔して本でも借りようと思って。僕が分からないものしかないかもしれないけど…』
そっか。私は洗濯してくるわ。
じゃぁ、また食事の時にでも。 暇なら、一緒にお酒も付き合うよ。 |
(4)2005/10/05 20:06:56 |
新米記者 ソフィーは、学生 ラッセルと1階に下りきったところで別れた。
2005/10/05 20:07:00
| 双子 ウェンディ 【212号室/AM11:00】 [薄暗い室の中、瞳を開けベットサイドの時計に手を伸ばすともう昼近い時間であった。僅かとはいえアルコールが入ったことで深い眠りに落ちていたらしい。ドアの下にメモが入っていることに気がつき取り上げた]
そう…15時から調査の打ち合わせがあるのね。 パーティではあまりお話できなかった方もいるし、きちんとご挨拶しないと。 リック…お兄様に叱られてしまう…
[頭の中から暗い想像を振り払うと、手早く身支度を整え階下に降りていった] |
(5)2005/10/05 20:11:59 |
| 新米記者 ソフィー 【ランドリー/12:00】
[ソフィーは両手に抱えた洗濯物を洗濯機の中に入れると、部屋から持って来た手帳を開いた。その手帳には仕事のスケジュールが書き込まれており、ソフィーはそれを見ながら小さくため息をついた。]
…はぁ。帰ったらまた仕事か…。 編集長にこき使われるんだろうなぁ…。
もう、こうなったらここでリフレッシュしまくってやるっ。
[ソフィーはぱらぱらと手帳を捲りながら、いつの間にか眠りについていた。] |
(6)2005/10/05 20:14:26 |
| 新米記者 ソフィー [――洗濯機が止まる音。 その音で目覚めたソフィーは、床に落ちた手帳を拾い、洗濯物を袋にしまった。 そして、それを抱えると一旦自室へと戻り、セシリアの部屋(208号室)へと向かった。この時、ソフィーは外れるとは言ったものの、セシリアの占い結果が少なからず気になっていた。]
【208号室/13:00】
セシリア、起きてる…? |
(7)2005/10/05 20:15:21 |
新米記者 ソフィーは、208号室の扉を*ノックした。*
2005/10/05 20:15:24
新米記者 ソフィーが「時間を進める」を選択しました
| 文学少女 セシリア 【208号室/13:00】
[昨夜、食堂でうとうとしていたはずだが、目が覚めると自室のベッドの中に居た。誰が運んでくれたのか、セシリアは知る由もなかった。]
……。
[その後、セシリアは一人静かに部屋で考え事をしていた…。叔父のこと、みんなのこと、ソフィーのこと、そしてこれからの自分のこと…。]
『トントン…トントン…セシリア、起きてる…?』
……あら、この声は…。
[セシリアは窓の傍の椅子から立ち上がり、ドアに向かった。]
『トントン…』
…はい…(ガチャ) |
(8)2005/10/05 20:29:30 |
| 双子 ウェンディ 【ラウンジ/AM11:30】 [ラウンジに入ろうとすると赤い髪の青年とすれ違った]
あ、今の人…どこかで見かけたような? 昨日のパーティにはいなかったけど、どこであったんだっけ? んー… まあ、いいか…
[声をかける暇もなく立ち去った男の背中をみてしばらく考えたものの何も思い出すことができなかった。窓側の席に一人で腰掛けると、紅茶と簡単な食事をオーダーし、*窓の外を眺めた*] |
(9)2005/10/05 20:33:12 |
| 村長の娘 シャーロット [【209号室の朝】 窓の曇りをきゅきゅっと拭き取り、まっ白な景色に嘆息する。 銀世界は綺麗で好きだけれど、吹雪は…つまらない。 せっかくこの機会にスキーを覚えようと、ウェアとかゴーグルとか持ってきた(板は、貸してくれるよね。きっと。)のに、トランクの奥に押し込められたまま。 ]
はぁ…
むー… 退屈だよ。ローズマリーぃ。
[吹雪だからしかたない、とか、そんな返事が返ってきた。天の神様には勝てないや。それは解ってるんだけど、だからって退屈の虫がおさまってくれるわけじゃない。]
そういえば、セシリアさんがカード持ってたよね。あれで遊べないかな。それか、恋愛運みて貰うとか! ルーサー先生と相性最高、とかでたら、どうする? ね、ね、セシリアさん探しに行こうよ。
[からかったせいか、気乗りしない様子のローズマリーの手を引いて、部屋から出た。] |
(10)2005/10/05 20:34:48 |
| 文学少女 セシリア 『よかった、起きてたのね。昨日は眠れたかしら?』
……こんにちは…はい、眠れました…
『ちょっとお話しない?』
…え、あの…
『部屋に入ってもいいかしら?』
………はい……どうぞ…
(…お姉さま、急に…)
[セシリアはソフィーを招き入れた。] |
(11)2005/10/05 20:35:01 |
| 村長の娘 シャーロット [【2階廊下の朝】 セシリアさんの部屋はすぐ隣にある。けれど、出掛けているのかノックの返事がなかった。 待っていれば戻るかも、とも思うけれど、あえて1階を探しに行った。 ]
『待ってれば、戻ってくるんじゃない?』 そうかも…、でも、もう部屋で吹雪を眺めてるのはうんざりなの。 |
(12)2005/10/05 20:40:22 |
| 文学少女 セシリア 【208号室】
[セシリアとソフィーはベッドに座って少し言葉を交わした。]
『ねえセシリア、占いの結果について聞いてもいいかしら…?』
……えっ…?
『ほら、昨日の…』
…あ、はい…でも昨夜はなにもなかったみたいですし…
[ソフィーに促されてセシリアは占いの結果について話はじめた。占いによると、夜と邪悪の象徴と、悪の支配者が、大いなる力を得る、つまり、セシリアとその周りの人々に、おそらく夜、とてつもない災いが起きる、という結果だった。]
『……恐ろしいわね。ううん、大丈夫よ、きっと大丈夫。ほら、なにもなかったでしょ、昨日…。』
……でも私の占いは当たるから…怖いです… |
(13)2005/10/05 20:42:02 |
文学少女 セシリアは、新米記者 ソフィーとともに、暗い面持ちでしばらく*沈黙していた*。
2005/10/05 20:42:55
| 村長の娘 シャーロット [【1階エントランスの朝】 セシリアさんを探して、書斎を覗いてみると、ラッセルくんが本を選んでた。 足のテーピングは痛々しいけど、怪我のぐあいはだいぶいいらしくて、ふつうに立って歩いてた。 どんな本を選ぶひとなのか興味があって、しばらく書斎で過ごすことにした。 ]
あら、ラッセルくん。おはよう。
足のぐあい、だいぶ良くなった? 骨折とか大事にならなくて、ほんと良かったよね… |
(14)2005/10/05 20:43:36 |
村長の娘 シャーロットが「時間を進める」を選択しました
| 冒険家 ナサニエル 【朝-食堂】 [ナサニエルが机に突っ伏しながら寝ている、どうやら機能のよるコーヒーを呑みながら考え事をしているうちに眠ってしまったようだ]
………、ス……アート……、許…し……れ…。
[ナサニエルは寝言を呟きながらもしばらく*眠り続けた*] |
(15)2005/10/05 21:02:23 |
冒険家 ナサニエルが「時間を進める」を選択しました
| 酒場の看板娘 ローズマリー 【2階廊下の朝】 『そういえば、セシリアさんがカード持ってたよね。あれで遊べないかな。それか、恋愛運みて貰うとか! ルーサー先生と相性最高、とかでたら、どうする? ね、ね、セシリアさん探しに行こうよ』
相性占いって……。もう。 あのね、ルーサーさんとは恋とかそんなんじゃないのよ……。そんな事占ったりしたら、あんなに親身になってくださったルーサーさんに申し訳ないじゃないの。 って、聞いてないんだから。
[セシリアのタロット占いに興味を持ったと言うシャーロットに連れられて、部屋を出た。] |
(16)2005/10/05 21:27:55 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー (確かにこの天気で部屋にじっとしているのは退屈…。シャーロットの気持ちもよくわかるわ。スキーが出来るくらいまではやく回復すると良いのだけど。いくらスイスの山奥とは言え、ここまでの吹雪がずっと続くなんてことはないわよね?)
(私が気になるのは、セシリアさんのタロット占いはなんていうか、すごくシリアスな印象を受けたってこと。恋愛占いが悪いってわけじゃないんだけど、もっとなにか深刻な……。)
[占いについてのセシリアの気になる言葉やその印象を、明るいシャーロットの前では、上手く言葉にすることが出来なくて飲み込んだ。その様子を「気乗りがしない」と思われたかもしれない。] |
(17)2005/10/05 21:28:47 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [セシリアの部屋をシャーロットがノックするが、返事がない。]
待ってれば、戻ってくるんじゃない?
『そうかも…、でも、もう部屋で吹雪を眺めてるのはうんざりなの。』
それもそうね。 |
(18)2005/10/05 21:29:17 |
酒場の看板娘 ローズマリーは、村長の娘 シャーロット共に階段を降りた。
2005/10/05 21:29:24
酒場の看板娘 ローズマリーは、階段を降りながら、ふと腕時計を眺めた。
2005/10/05 21:30:19
酒場の看板娘 ローズマリーが「時間を進める」を選択しました
| 酒場の看板娘 ローズマリー [シャーロットに向かって、]
書斎を探してみるのね? 私は、まだぼんやりしてるみたいだから、食堂でコーヒーを貰ってから、あなたを追いかけるわ。
[階段を降り切った場所で、一旦シャーロットに別れを告げ食堂へ向かった。] |
(19)2005/10/05 21:33:18 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー 【朝/食堂】
誰かいるかしら……?
[ローズマリーは、ゆっくりと食堂の扉を開けた。小さなあかりに照らされて、テーブルの上に昨日のコーヒーがポットのまま残っているのを見つけた。近づいてみると、テーブルに突っ伏すようにして、ナサニエルが眠っている。]
こんなところで眠っていたら、いくら教授でも風邪をひいてしまいますわ。
[ローズマリーは、ラウンジの暖炉のそばにブランケットが置いてあった事を思い出し、ナサニエルを起こさないように食堂を再び出ると、ラウンジまで急いだ。] |
(20)2005/10/05 22:01:28 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [食堂に戻り、ナサニエルの肩にそっとブランケットをかける。]
『………、ス……アート……、許…し……れ…。』
[ローズマリーは、眠ったままのナサニエルが、とぎれとぎれに言葉を紡ぐことをいぶかしく思いながら、*テーブルの向かい席でコーヒーを飲んだ。*] |
(21)2005/10/05 22:01:50 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [ナサニエルが寝言と共に動いた拍子に、肩からブランケットがすべり落ちそうになる。]
何か……、悪い夢をみているの?
[ローズマリーは、コーヒーカップをテーブルに置いた後、ブランケットをかけなおし、乱れていたナサニエルの前髪を*そっと撫でた。*] |
(22)2005/10/05 22:12:01 |
| 双子 ウェンディ [運ばれてきた紅茶に適度に温められたミルクを落とし、口に含む。自宅で飲むものには劣るが、温かさが体に染み渡り、ほっと息を吐き出した。周りをぐるりとみると仲良さそうなカップルの姿がみえ、羨ましさを感じた。]
あの人達、恋人どうしなのかな? とても仲がよさそう。 恋人どうしってどういう感じなんだろう…
[双子の家───ウィティア家は、鉄鋼業で身を起こした祖父と金融業で名をあげた父により、裕福な暮らしをしていたが、父と母は愛のない結婚であり、家庭が冷え切っていることを物心ついた頃から肌で感じて育ってきた。屋敷の使用人の話を盗み聞いたところでは、父の一族がハプスブルグ家の傍系であった母の家名を欲し、金で半ば買い取ったようなものであったらしい。それを思うに裕福な暮らしに感謝しても父のことは少し苦手だった] |
(23)2005/10/05 22:22:02 |
| 新米記者 ソフィー 【208号室】
[自分の占いに信憑性があると言うセシリア。ソフィーを見つめるセシリアの瞳は、まっすぐとソフィーを捉え、「信じて…」と救いを求めてるように思えた。]
でもさ、昨日の夜は何もなかったよ。 セシリア、少し疲れてるんじゃない…? こう毎日吹雪いてたら、どこにも行けないし気が滅入っちゃうよね。
あっ、そうだ。 セシリア、私の運勢占ってみてよ。 ギルバートとの事でも、仕事の事でも…。
[ソフィーは無言で俯いているセシリアに、笑顔を作りながらそう言った。] |
(24)2005/10/05 22:26:19 |
| 双子 ウェンディ 今回の招待状…お父様とお母様が一緒にバカンスにでることなんて滅多にないのに。 アーヴァイン卿はどうして…一緒に誘ったんだろう。 まあ、それでここに来れたのは感謝しないと、かな?
………それにしてもやな天気。 毎日読書じゃさすがにつまらないし……… お兄様は、まだ寝てるのかな? |
(25)2005/10/05 22:27:50 |
| 双子 ウェンディ [時計をみると既にお昼になっていた]
さすがに起こしにいっても怒られないよね? 行ってみようかな。
[ウェンディは席を立ち、リックの部屋へと向かった] |
(26)2005/10/05 22:31:17 |
| 双子 ウェンディ 【213号室の前】 (コンコン…) お兄様、ディです。 もうお昼ですけど、起きていらっしゃいますか?
[ウェンディはドアをノックし、リックの返事を待った] |
(27)2005/10/05 22:33:26 |
| 双子 リック 【213号室】 [ベッドの上で足を広げて両腕を枕がわりにし、こうこうと洩れる明かりを眺めていた。 リックは生まれた時からウェンディとともに育てられてきた。側にウェンディがいる時であっても、そうでない時でも、周囲の大人からは当たり前に思われることを当たり前のように言われてきた。]
『リックちゃんは本当にウェンディちゃんのことが好きなのね、お兄ちゃんとして立派だわ。』
うん、だってディは僕の妹だもん。
[この言葉をまるでおうむ返しのように繰り返してきた。 いつからこの返事が当たり前のようになってきたのだろう、いつからこの言葉が独り歩きしたのだろう。] |
(28)2005/10/05 22:38:57 |
| 書生 ハーヴェイ 【食堂/22:00】
[ ハーヴェイは食堂でワインを注いだグラスを弄んでいた。何時もの陽気で軽快な物腰とは裏腹な、重々しい顔付きを見せている。 体調はまだ優れない。いや、昨日より熱は上がっているような気さえする。だが、一人、部屋で時間を過ごすことに不安を覚え、人気のあるこの食堂で、食事の済んだ後もワインを飲んでいたのだった。
一昨日のパーティーの喧騒が嘘のように、食堂は重く静かな空気に包まれていた。
ハーヴェイは胸の不安を忘れようと。グラスを傾け赤いワインを飲み干した。] |
(29)2005/10/05 22:41:42 |
| 双子 リック [ウェンディのことをぼんやりと考えていると、不意にノックがなった。]
ディ…? いるよ。今開けるから。
[ドアをゆっくり開けると、そこにはウェンディの姿があった。少しびくびくしているのは本当の彼女の性分からであろうか。]
どうしたの? |
(30)2005/10/05 22:43:10 |
| 鍛冶屋 ゴードン [ 目が覚めた後、時計の針を見て私は飛び起きた。 正午を既に30分も過ぎていた。 ] |
(31)2005/10/05 22:45:33 |
| 文学少女 セシリア 【208号室】
『セシリア、私の運勢占ってみてよ。』
[突然のソフィーの言葉に、セシリアは少々きょとんとした。吹雪のせいで気が滅入っている、確かにそうかもしれない。例え自分に悪い占い結果が出たとしても、ソフィーにいい結果が出れば…、などと考えながらソフィーの笑顔をしばし見つめた。]
……ええ、そう…ですね……占ってみようかな…
[そう言いながらセシリアは立ち上がると、ベッドの傍に丸机を寄せ、フエルトの小袋を運んできた。]
……これは、人の運命を占う占いです…何に関する結果が出るかはわからないの…
[そういうとセシリアは、テーブルの上にカードを並べ始めた。青色のカードを円く並べ、赤色のカードをよく切り、その山を中央に置いた。セシリアがカットを促すと、ソフィーは山のやや半ばあたりでカードの山を入れ替えた。]
……青のカードを2枚選んでめくってください…
『2枚ね…』
[セシリアがこくりとうなづくと、ソフィーはやや不安げな手つきでカードを選んでいたが、やがて決断したのか、2枚を続けてめくった。] |
(32)2005/10/05 22:46:03 |
| 双子 ウェンディ [ドアが開くと、少し不機嫌そうなリックの顔が覗き、反射的に顔色を伺う]
『どうしたの?』 お兄様、起こしてしまったのならごめんなさい。 下でいらっしゃるのを待っていたんだけど、なかなか来なかったから…
[そこまでいうと、口を閉ざし床を見た] |
(33)2005/10/05 22:46:25 |
| 文学少女 セシリア 【続・208号室/ソフィーの占い】
…それでは最後に赤いカードを1枚めくってください……
[ソフィーはうなずくと、ゆっくりとした手つきで赤いカードを1枚めくった。セシリアはそのカードを確認すると、結果を語り始めた。]
1枚目、小さき人…。勇気と忍耐… 2枚目、賢者…。知恵を冷静さ… 2枚をつなぐカードは、金無垢の指輪…。大いなる力…。強き誘惑…しかしその導くものは破滅…。
………そう、この結果は……お姉さま… ……この先、大きな壁に当たるでしょう…辛く苦しく、負けてしまうかもしれない…… けれども、知恵と勇気を持って我慢強く当たれば、それを乗り越えられる… ……そうお姉さまの運命を示しています…
[セシリアは語り終えると、一息ついた。] |
(34)2005/10/05 22:46:30 |
| 双子 リック [ウェンディが部屋に入ったことを確認してリックは扉を閉めると、ウェンディへやや強い語調で語りかけた。]
今日はもう起きてたから、ここへ来てもよかったよ。だけどディ、昨日の朝呼んだのにどうして来てくれなかったんだ。だいぶ待ったのに、どこへ行ってたんだ。 |
(35)2005/10/05 22:50:19 |
| 鍛冶屋 ゴードン [ 急いで身支度を調え、旦那様の部屋に向かう。 1つ咳払いをして、アーヴァインの部屋をノックした。 ]
おはようございます、申し訳ございません旦那様。
[ 返事を期待したが、アーヴァインの部屋からは何も返事がなかった。 部屋にいないのかと思った直後、私はドアがほんの僅かに開いている事に気がついた。 ] |
(36)2005/10/05 22:50:46 |
鍛冶屋 ゴードンは、アーヴァインの部屋のドアをそっと開けた。
2005/10/05 22:51:54
| 文学少女 セシリア 【続・208号室/ソフィーの占い】
小さき人と賢者……これをつなぐものが金無垢の指輪のとき、それは大いなる運命を示す意味に変わる……
小さき人は、強き目的を帯びるもの… 賢者は、それをもたらす運命… そして運命は、破滅の指輪…
お姉さま、あなたは一体いかなる目的を持って、運命の導きによってここに来たの…? |
2005/10/05 22:52:29 |
| 鍛冶屋 ゴードン 旦那様? |
(37)2005/10/05 22:53:26 |
鍛冶屋 ゴードンは、アーヴァインの無惨な死体を発見した。
2005/10/05 22:53:40
文学少女 セシリアが「時間を進める」を選択しました
| 流れ者 ギルバート 【朝・自室/204】 [ギルバートは寒さで朝、目が醒めた。]
む…?何か寒いな…。 なんだ、窓が少し開いているじゃないか。 道理で寒いはずだ。
ふーっ。今日も…吹雪か。
[ギルバートは窓を閉めると煙草に火を点けた。] |
(38)2005/10/05 22:54:32 |
| 鍛冶屋 ゴードン こいつは一大事だ…
[ 無惨に引き裂かれたアーヴァインの死体にひるんで、私は廊下の反対側の壁までよろよろとよろけて、壁に手をついた。 ] |
(39)2005/10/05 22:55:52 |
| 双子 ウェンディ [部屋に招き入れられ、扉が閉まるとリックの声に棘が混じった。ふたりきりのときはなぜか辛く当たられることが多く、そんなときのリックに逆らってはいけないことをウェンディはよく知っていた]
今朝はもう起きて…? 声をかけなくてごめんなさい。 私、起きたのが遅かったから… もう食事にでてるかと思って… ラウンジについてからは、考え事をしていて…
昨日の朝…? ぐっすり眠っていたみたいです。 ………ごめんなさい。 |
(40)2005/10/05 22:55:57 |
双子 ウェンディは、申し訳なさそうに、リックの顔を見詰めた。
2005/10/05 22:57:03
| 流れ者 ギルバート [ギルバートは、しばらく紫煙を燻らせていたが…]
流石に冷えてしまったな。 風呂でも入ってくるのもいいかもしれないな。
[ギルバートは途中食堂でワインを持ち風呂に向かった。] |
(41)2005/10/05 22:58:15 |
鍛冶屋 ゴードンは、意を決して駆けだした。
2005/10/05 23:01:28
| 鍛冶屋 ゴードン 【一階、PM13:00】
お客様ー!大変でございます! 至急食堂におあつまりください!
[ 私は大声を張り上げてそのまま二階へと駆け上がっていった。 ] |
(42)2005/10/05 23:03:00 |
鍛冶屋 ゴードンは、階段を駆け上がる脚がもつれて1階まで転げ落ちた。
2005/10/05 23:04:39
| 双子 リック [ウェンディが昨日の朝、目覚めが遅かったのは明らかだった。シードルを飲ませることを 無言で強要したことに他ならない。それでもリックはわざわざその点を掘り返さずにはいられなかった。
リックの瞳が少し変わったようにも見える。ウェンディにだけしか見せない瞳の色だ。]
昨日あれだけ呼んだのに、早く出てこいよ。待ってる身にもなってみろよ。
[リックは首を少し覗き込むようにウェンディの表情を探った。] |
(43)2005/10/05 23:04:51 |
| 流れ者 ギルバート 【露天風呂】 ふーっ、流石にどんな吹雪だろうがここは温かいな。 しかもコイツがあれば、天国だ。
[ギルバートは風呂に浸かりながら、ワインを飲んでいる。] |
(44)2005/10/05 23:05:27 |
| 双子 リック [リックは首を少し傾げて、覗き込むようにウェンディの表情を探った。] |
(45)2005/10/05 23:06:44 |
| 村長の娘 シャーロット [【書斎の昼】 ラッセルくんは調査団の話も、ハプスブルグ家の遺産の話も知らなかった。広間での話し合いは結局、まだ公表には踏み切らない、というものなので、あまり触れることができなかった。 かわりに、雪山や好きな本の話で盛り上がった。
スキーが得意なことも、年上なことも。正直、予想してなかった。 出会ったときのことを思い返して、へただから転んだのだ、と決めつけていたことに思い当たる。
晴れ間ができたら、滑り方を教えて貰おう… そうお願いしようとした矢先、ゴードンさんの良く響く声が壁を震わせた。 ]
『お客様ー!大変でございます! 至急食堂におあつまりください!』 |
(46)2005/10/05 23:06:58 |
| 鍛冶屋 ゴードン 【13:30】
う……
[ ようやく気がついた私は、階段の下でよろよろと立ち上がり、ふらつく身体を手すりにもたれかけながら必死の思いで2階へと上がっていった。 ] |
(47)2005/10/05 23:08:01 |
| 冒険家 ナサニエル 「お客様ー!大変でございます!」
[ナサニエルはゴードンの大声で目を覚ます]
…ん?食堂…?? そうか…、俺はあのまま寝てしまったのか…。
[体にブランケットがかかっているのと目の前にローズマリーがいるの気づく]
ローズマリー君がかけてくれたんだな、助かる…、この寒さの中服だけで寝てたら風邪をひくとこだったよ。
って今のゴードンさんの大声はなんだ?らしくないあわて具合だったが…? |
(48)2005/10/05 23:08:09 |
鍛冶屋 ゴードンは、階段の途中で力尽きてまた気を失った。
2005/10/05 23:09:17
| 村長の娘 シャーロット [【エントランス・昼】 どたどた走る物音と、階段から落ちるすごい音が響いた。 慌てて駆けつけると、ゴードンさんが階段の下で尻餅をついて、呻いていた。 ]
ゴードンさん!?どうしたの? なにかあったんですか? |
(49)2005/10/05 23:10:05 |
冒険家 ナサニエルは、階段から大きな音がしたのに気づいた
2005/10/05 23:11:03
| 双子 ウェンディ [リックの声が僅かに力を増し、楽しむような響きが混じるのを感じ、自分の眼に涙が浮かんでくるのを感じていた。]
『…待ってる身にもなってみろよ。』 お兄様、ごめんなさい… 本当に眠っていて気がつかなかったの…
[この答えだけでリックが満足するはずがないことを知りながらも、ただ繰り返した] |
(50)2005/10/05 23:11:56 |
鍛冶屋 ゴードンは、村長の娘 シャーロットの声に反応して頭を持ち上げたが話せる状態ではなかった。
2005/10/05 23:12:09
双子 ウェンディは、部屋の外が騒がしくなったのに気がついた。
2005/10/05 23:12:18
| 鍛冶屋 ゴードン う…あ……旦那様が… |
(51)2005/10/05 23:12:49 |
| 冒険家 ナサニエル [階段からどすんといった大きな音が聞こえてくる]
なんだ?大声に続いてこの音は…? ちょっと見てくるよ、君はここにいるといい。
[ローズマリーにその場に残るように言いナサニエルは階段へと向かった] |
(52)2005/10/05 23:12:55 |
| 村長の娘 シャーロット [ よほどのことらしく、ゴードンさんは起き上がると、ふらふら階段を這い上がっていた。 やっと追いついたときには、もう意識を失っていた。 力なく横たわる身体を助け起こして、頬を叩く。 ]
ゴードンさん、お体に障りますよっ
…意識がないわ。 もし、もし! しっかりしてください! |
(53)2005/10/05 23:13:13 |
| 冒険家 ナサニエル [階段前で倒れこんでいるゴードンとそれに呼びかけているシャーロットを目にする]
シャーロット!何があった? ゴードンさんはどうしたんだ? |
(54)2005/10/05 23:15:09 |
鍛冶屋 ゴードンは、村長の娘 シャーロットに頬を叩かれて意識が戻ってきた。
2005/10/05 23:18:59
| 双子 リック [リックは続ける。辛辣な言葉を。 リックは明らかにディを見下す視線で言葉をかけた。]
また泣けばいいと思ってるんだ。 僕、ディのそういうところが気にくわないんだ。ディのそういういじいじしたところが。 いつだって何もせず、慎み深くしていればおまえはいいもんな。だから僕がいつもディの帳尻あわせをしなければいけないんだ。それがわかんないの?
[ふとその時、部屋の外から喧噪が聞こえてきた。 はっと我にかえるリック。]
どうしたんだろう……行ってみよう。 早く涙は拭いとけよ。 |
(55)2005/10/05 23:19:17 |
| 村長の娘 シャーロット ナサニエルさん…
階段から落ちたらしくて、ふらふらしていたんですけど。 ここまで這い上がって意識を失ったんです。 頭とかぶつけてるかも。 |
(56)2005/10/05 23:19:29 |
| 鍛冶屋 ゴードン …フォックス様
一大事でございます… |
(57)2005/10/05 23:19:46 |
双子 リックは、双子 ウェンディとともに、みんなのいる階段の方へ向かった。
2005/10/05 23:20:17
鍛冶屋 ゴードンは、冒険家 ナサニエルに気がついて震える手をそちらに伸ばした。
2005/10/05 23:20:37
| 双子 リック ふん……見つかったか。 |
(*16)2005/10/05 23:21:01 |
| 鍛冶屋 ゴードン プレサス様…
旦那様が… |
(58)2005/10/05 23:21:16 |
| 村長の娘 シャーロット え?
いったい、どうしたんですか? |
(59)2005/10/05 23:21:55 |
鍛冶屋 ゴードンは、咳き込んだ。
2005/10/05 23:22:00
| 双子 ウェンディ [リックの口からでてきた辛辣な言葉に、リックへの対応を間違えたことを悟ったがもはや修正することはできないと感じた。]
…………。
[言葉を捜しているうちに部屋の外の物音に気がつき、涙を拭うとリックに続いて部屋を出た] |
(60)2005/10/05 23:23:24 |
| 鍛冶屋 ゴードン フォックス様、プレサス様…
旦那様が死んでいました… |
(61)2005/10/05 23:23:56 |
| 冒険家 ナサニエル [ゴードンが意識を取り戻したのを確認し声をかける]
ゴードンさん、何がおきたか分からんが今は手当ての方が重要だ…、とりあえずネリーの所へ運ぶぞ…。
シャーロットは先にネリーの所へ行って手当ての準備をしてもらってくれ。
[ナサニエルはゴードンを背負い使用人室へと歩き出した] |
(62)2005/10/05 23:24:21 |
| 流れ者 ギルバート 【露天風呂】 ん…ちょっと酔いが廻ってきたか?
おっと。
―――ガタンッ。
[ギルバートは手を滑らしてワインの瓶を倒した。赤いワインは流れを作り、白い雪の上に染み出し赤い跡をつける。]
…。
スチュワート、そんなに俺を責めるなよ。 お前が悪いんだぜ。あんな事を言い出したりしなければな。 |
(63)2005/10/05 23:24:35 |
| 流れ者 ギルバート フンッ、雪に零れたワインを見て血を連想するなんて相当酔ったかな。 そろそろ上がるか。
[ギルバートは露天風呂から上がった。] |
(64)2005/10/05 23:25:07 |
| 冒険家 ナサニエル [背中に背負ったゴードンの発した言葉に衝撃を受け足を止めた]
今、なんて…? |
(65)2005/10/05 23:25:45 |
| 新米記者 ソフィー 【208号室】
大きな壁、か…。何だろう…。 (知恵と勇気…私にあるのかな…)
[ソフィーはセシリアの顔もみつめながら、言われた自分の運勢について考えていた。その時―――]
『お客様ー!大変でございます! 至急食堂におあつまりください!』
[1階からゴードンの悲鳴に近い声が聞こえた。]
な、何……? 今の声、ゴードンさんだよね…。
…セシリア、行ってみよう。 |
(66)2005/10/05 23:25:56 |
| 村長の娘 シャーロット ナサニエルさん、手伝ってください。とにかく、ベッドに運ばないと…
[ まずは休ませてあげないと。そう思っていたら、ゴードンさんが呟いた。 その内容があんまり突飛で、耳を疑う。 ]
今、なんて?…ゴードンさん。 |
(67)2005/10/05 23:26:33 |
| 双子 ウェンディ [廊下に出ると、人が数人集まっている場所へと急いだ。シャーロットと管理人のゴードン、もう一人パーティで見かけた男性がその場にいた。]
何かあった…(んですか…?)
『旦那様が死んでいました…』
[声をかけようとしたところで、ゴードンの言葉がかぶさり、私は絶句した] |
(68)2005/10/05 23:26:46 |
村長の娘 シャーロットは、冒険家 ナサニエルと顔を見合わせた。
2005/10/05 23:27:45
冒険家 ナサニエルは、村長の娘 シャーロットと顔を見合わせた。
2005/10/05 23:28:35
| 文学少女 セシリア 【208号室】
『お客様ー!大変でございます!』
[急に騒がしい声が1階から聞こえてきた。尋常ではない…、そう思った刹那、セシリアは激しい胸騒ぎを感じた。]
『…セシリア、行ってみよう。』
…え、ええ… |
(69)2005/10/05 23:28:36 |
双子 ウェンディは、気を取り直すとその場にいる人に声をかけた。
2005/10/05 23:28:57
新米記者 ソフィーは、文学少女 セシリアと共に部屋を出ると、1階へと急いだ。
2005/10/05 23:29:21
| 鍛冶屋 ゴードン ……申し訳ございません…言葉が足りませんでした。
旦那様が、自室で殺されて死んでいました… |
(70)2005/10/05 23:29:21 |
| 双子 リック ゴ、ゴードンさんどうしたんですか?
[ゴードンが弱々しく発した言葉にリックは言葉を失った。 恐怖の色を隠せないウェンディが思わずリックの腕を掴んでいるが、リックはそれさえも忘れるほど、ゴードンの言葉の意味を確実に飲み込めずにいた。] |
(71)2005/10/05 23:32:03 |
| 冒険家 ナサニエル [ゴードンの言葉が信じられず、軽口をたたく]
やれやれ、ゴードンさんまで俺をからかうのか…、アーヴァインさんが殺されただって?
いったい、なぜ?そして誰に?
冗談にしては悪質すぎるよ…、勘弁してくれ…。 |
(72)2005/10/05 23:32:31 |
| 村長の娘 シャーロット [ 階段からウェンディが、セシリアさんが、ソフィーさんが降りてきた。 驚きに固まるわたしたちのもとに、人が集まっていく。 集まりきったころ、ゴードンさんがもう一度、今度ははっきりと、誤解の余地のない言葉を発した。 ]
え… ちょっと、ゴードンさん、それってどういうことです? |
(73)2005/10/05 23:32:34 |
村長の娘 シャーロットは、鍛冶屋 ゴードンに話の続きを促した。
2005/10/05 23:32:51
| 流れ者 ギルバート ん…階段の辺りがなにやら騒がしいな。
何かな。
[ギルバートは湯上りのせいか酔いのせいなのか赤い顔をしながら階段の方へ向かった。] |
(74)2005/10/05 23:33:14 |
| 書生 ハーヴェイ 【214号室/13:00過ぎ】
[ 何処かから聞こえてくる叫びに、午睡のまどろみの中にいたハーヴェイは目を覚ました。 耳を済ませていると、喧騒が起こっているのが耳に入る。 ――何事だろう。 思いながら、ハーヴェイは起き上がり身なりを整えた。風邪のせいか、体にはけだるさがあった。 そして、支度を整えると、ハーヴェイは部屋を出て、声の聞こえる階段の方へと向った。] |
(75)2005/10/05 23:33:22 |
| 冒険家 ナサニエル さぁ、そんな冗談はいいからさっさと行きますよ。
あなたはお歳なんだから早く手当てをしてもらうべきだ。 |
(76)2005/10/05 23:34:14 |
| 文学少女 セシリア …あっ…
[セシリアがドアを閉めると同時に、ソフィーは走り出していた。セシリアは急いで追いつこうとしたが、なぜか足が震えて進めなかった。]
……なんだか、いやな予感がする…
[それでもなんとか下にいかなければ…と、息を整え、よろよろと歩き始めた。踊り場まで来ると、下の階の喧騒がより大きく聞こえ始めた。] |
(77)2005/10/05 23:34:44 |
| 双子 リック そうだ……みんなが今何を思っているか。どんな反応を見せるかで、次の標的を決めないとね。 |
2005/10/05 23:35:08 |
| 村長の娘 シャーロット 『そんな冗談はいいから…』 [ ナサニエルさんがそう言い切って、ゴードンさんを運ぼうとする。 …そう、たしかに、今は怪我の手当をしないと。 ナサニエルさんの背に、ゴードンさんを背負わせるよう、手伝いを進めた。 ] |
(78)2005/10/05 23:36:33 |
| 鍛冶屋 ゴードン 冗談でこんな事は言えません… |
(79)2005/10/05 23:36:47 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [ナサニエルの言葉に頷いたものの、叫び声…外の騒がしさにただならぬ気配を感じて、台所を飛び出した。]
……一体? |
(80)2005/10/05 23:37:15 |
鍛冶屋 ゴードンは、重々しく呟いた。
2005/10/05 23:37:21
| 流れ者 ギルバート [ギルバートが階段に近付くとそこではシャーロットとナサニエルが倒れているゴードンを介抱している様子だった。]
ん、どうした、ゴードン。 酔っ払って足でも踏み外したか?
[ギルバートは笑いながらゴードンの傍を通り過ぎようとした。] |
(81)2005/10/05 23:37:33 |
| 双子 ウェンディ 殺され…? 旦那様っていうのは…?
[ゴードンが続けた言葉がよく理解できず、リックの手を握り締めながら次の言葉を待った] |
(82)2005/10/05 23:38:06 |
| 新米記者 ソフィー [一階に下りると、ゴードンを背負うナサニエルやシャーロット、ウェンディらの姿があった。次々と人が集まる。ソフィーは状況が飲み込めず、シャーロットに声を掛けようとした時―――]
『旦那様が、自室で殺されて死んでいました…』
[ゴードンの、息の切らしつつも必死に紡ぎだした低い声が聞こえた。]
え…っ? |
(83)2005/10/05 23:38:20 |
| 鍛冶屋 ゴードン もう一度言います。 …見間違いでは決してありません。
…旦那様が、自室で、ずたずたに切り裂かれて、死んでいます。
皆さんの身も危険です。一カ所にあつま(ゴフッ |
(84)2005/10/05 23:39:15 |
| 書生 ハーヴェイ [ 階段を降りる。 人だかりの中に、ゴードンがナサニエルに背負われている姿が目に入り、ハーヴェイは何があったのかと訝しんだ。]
『旦那様が、自室で殺されて死んでいました…』
『冗談にしては悪質すぎるよ…、勘弁してくれ…。』
[ 二人の会話が耳に入る。]
一体何があったんだい?
[ 胸騒ぎを覚えながら、ハーヴェイは誰にともなくそう尋ねた。] |
(85)2005/10/05 23:39:24 |
鍛冶屋 ゴードンは、吐血し*気を失った。*
2005/10/05 23:39:36
| 文学少女 セシリア 【階段】
[セシリアの目に、階段が暗く遠く、そして果てしなく遠く見えた。行ってはいけない、そう感じてセシリアは、しばし階段を降りるのを躊躇した。]
…でも…でも……
[セシリアは、胸の中の小さな勇気を振り絞ると、手すりにつかまりながら、一段一段、ゆっくりと階段を降り始めた。] |
(86)2005/10/05 23:41:35 |
| 村長の娘 シャーロット パーティーのとき、集会のときの、朗らかに笑うアーヴァインさんの姿が思い返される。
…うそ。でしょ? でもはっきり、切り裂かれて、死んでいるって…
まさか…
まさか… |
2005/10/05 23:42:21 |
| 流れ者 ギルバート 『旦那様が死んでいました…』
何ッ!? それは本当か、ゴードン! 謀りを申したら許さんぞ
[ギルバートは一気に酔いが醒め、ゴードンに歩み寄った]
『ほ・本当でございます。』
な、何てことだ…。 |
(87)2005/10/05 23:43:01 |
| 双子 リック そんな……っ! 誰がそんなことを!
oO(ううん、落ち着け、落ち着かないと僕…)
とりあえずアーヴァインさんの確認を誰かがしないと…ゴードンさん、しっかりして!
[リックはウェンディの腕をほどくと、ゴードンの体をゆすった。] |
(88)2005/10/05 23:43:06 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー 【階段前/13:40】 [ナサニエル、シャーロットがゴードンの傍におり、すでに何人かが集まり始めている。驚いて駆け寄った所で、ゴードンの衝撃的な言葉が耳に飛び込んだ。]
『…旦那様が、自室で、ずたずたに切り裂かれて、死んでいます。』
なんですって……。
[ローズマリーの目の前で、ゴードンが吐血して倒れた。]
|
(89)2005/10/05 23:43:12 |
| 村長の娘 シャーロット [ ゴードンさんが3度繰り返した言葉に、ぞっとして立ち上がる。 階段を駆け下りて、アーヴァインの部屋に向かう。 ]
わたし…行って、見てきます! |
(90)2005/10/05 23:44:03 |
| 冒険家 ナサニエル [ゴードンの重々しい雰囲気にその言葉が真実だと重い始める]
ほ、本当なのか?
「もう一度言います。 …見間違いでは決してありません。
…旦那様が、自室で、ずたずたに切り裂かれて、死んでいます。
皆さんの身も危険です。一カ所にあつま(ゴフッ」
ゴードンさん!
[周りに人が集まってるのに気づく]
ハーヴェイ、ギルバート! アーヴァインさんの部屋の様子を見てきてくれ!
残りの人はネリーの所へ行って手当ての準備をしてくれ! |
(91)2005/10/05 23:44:08 |
酒場の看板娘 ローズマリーは、双子 リックがゴードンを揺り動かすのを、慌てて静止した。
2005/10/05 23:44:12
流れ者 ギルバートは、鍛冶屋 ゴードンを掴んでいた手を離すと、アーヴァインの部屋に向かった。
2005/10/05 23:44:48
双子 ウェンディは、鍛冶屋 ゴードンの続く言葉と吐血をみて*顔をそむけた*
2005/10/05 23:45:04
書生 ハーヴェイは、冒険家 ナサニエルに頷くと、ギルバートの後を追った。
2005/10/05 23:46:30
| 冒険家 ナサニエル [周りがぼんやりしてるのに気づき声を張り上げる]
アーヴァインさんのことだってまだ真実と決まったわけじゃない!
それより今はゴードンさんだ!
[使用人室へ走り出す] |
(92)2005/10/05 23:46:49 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [自分自身も衝撃で青ざめた顔をしながら、リックに向かって、]
……気絶した人を、揺り動かしては駄目よ…。
|
(93)2005/10/05 23:47:20 |
| 冒険家 ナサニエル ギルバートとハーヴェイなら多少の事が会っても平気だろう。
シャーロット、ローズマリーに肢体を見せるわけには行かないからな…。
これでいいはずだ…。 |
2005/10/05 23:47:52 |
| 双子 リック ソフィー、もしよければギルバートやみんなについていってもらっていいかな? 現場のみんなの様子をどっちかが観察したほうがいいと思うんだ。 僕はゴードンさんにかかりっきりになると思うから… |
(*17)2005/10/05 23:47:56 |
書生 ハーヴェイは、アーヴァインの部屋を覗き込み……絶句した。
2005/10/05 23:48:29
| 流れ者 ギルバート ―――ダンッ!
[ギルバートはアーヴァインの部屋のドアを叩き付けるように開けると中に入った。そこには見るも無残なアーヴァインの死体があった。]
来るなっ!
[アーヴァインは背中から追ってくるだろう人物に向かって叫んだ。] |
(94)2005/10/05 23:48:43 |
| 冒険家 ナサニエル 落ち着け、落ち着けよ、俺。
こんな時こそ冷静にだ…、あわてたって良い事などない…。 |
2005/10/05 23:48:49 |
| 双子 リック oO(ゴードンさんの服を楽にして…どこかへ運ばないと。そうだノーラさん…ノーラさんはどこにいるのだろう。)
ゴードンさんも心配だよ……ローズマリーさん、誰か、ディ、どこか楽な姿勢になれる所はありませんか? |
(95)2005/10/05 23:48:59 |
| 村長の娘 シャーロット [【アーヴァインの部屋・午後1:35】 アーヴァインの部屋の扉を、なかば体当たりして開ける。 部屋は…赤かった。 かっと見開いた瞳が天を仰ぐ、その表情は、いつもの柔和な笑顔とは少しも似ていなかった。 ]
そ、んな… |
(96)2005/10/05 23:50:06 |
| 流れ者 ギルバート これは、女子供が見るものじゃない。 入って来るなっ。
[しかしシャーロットがその惨劇を目の当たりにしたのを見た。]
…遅かったか。 |
(97)2005/10/05 23:51:35 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [リックの肩に手を置いたまま、ナサニエルの言葉を待たずシャーロットが最初に駆け出し、続いて、ギルバート、ハーヴェイがアーヴァインの部屋へ急ぐのを見送る。]
そう…ね。 ゴードンさんの見間違いかもしれないし、何かの事故かもしれない。ナサニエルさん、ネリーさんを呼んで来てくれますか。
[続いてリックの言葉に頷いた。]
ここから近い場所なら、そうね……。 ラウンジのソファにでも運びましょうか。
リック君、一緒に手伝ってくださる? ウェンディさんは、辛かったら無理しないでもいいわ…。 |
(98)2005/10/05 23:52:55 |
| 文学少女 セシリア 【エントランス】
……。
[セシリアはようやく階段を降り切ると、みなが使用人室、そして同じ方向にあるアーヴァインの部屋へと向かっているのが目に入った。]
……まさか、叔父様に何か…!? |
(99)2005/10/05 23:53:25 |
| 村長の娘 シャーロット [ 追い抜いて部屋に入っていったギルバートさんの、背中越しに見えた、恐ろしい光景。 飛び散った、夥しい血は…死を連想させた。 足が震える。立っていられなくて、絨毯に膝をついた。 ]
嫌… いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!! |
(100)2005/10/05 23:53:27 |
| 新米記者 ソフィー [目の前で血を吐いて倒れるゴードン。頭を打ったのだろうか…。ソフィーはゴードンを抱きかかえ使用人室へと向かった。自分より体格がいいのは勿論だが、気を失っているゴードンの体重は、本来のそれよりも重くソフィーの体にのしかかった。]
『ソフィー、俺が抱えて行くよ。君には無理だ。』
[ソフィーの様子を見かねたナサニエルは、ソフィーからゴードンを抱きうけ、使用人室へと向かっていった。 ソフィーはナサニエルの後を追おうとした時、言葉を失い呆然としているセシリアの姿を見つけた。]
(セシリア…… そういえば、セシリアってアーヴァインさんの……)
[ソフィーはゴードンの事はナサニエルに任せると、セシリアの隣に歩み寄り、震える小さな手をぎゅっと握った。] |
(101)2005/10/05 23:53:28 |
| 見習いメイド ネリー 【回想/深夜】 [支度を終え、風呂を使って出てきた頃には更に夜も更けていた。 明日の朝食の準備は既に整えられ、チーズとオムレツの仕上げを残すまでになっている。 ネリーは疲れた身体をベッドに横たえると、すぐに眠りに落ちてしまった]
…たくさんの人…明日も忙しくなりそう… でも、セシリアさん…なぜあんなに落ち込んでいたのでしょう…
[ネリーはうとうとと眠りに落ちていった]
【回想終了】 |
(102)2005/10/05 23:54:07 |
| 書生 ハーヴェイ 馬鹿な……
[ハーヴェイは、搾り出すような声でそう言った。] |
(103)2005/10/05 23:54:29 |
見習いメイド ネリーが「時間を進める」を選択しました
| 文学少女 セシリア 『いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!』
[叫び声が聞こえた。不安が高まり、セシリアは夢中で駆け出していた。] |
(104)2005/10/05 23:55:33 |
| 冒険家 ナサニエル 【ネリーの部屋】 [勢いよくドアを開ける]
ネリー、ゴードンさんが大変なんだ急いでみてくれ!
[あっけにとられているネリーに事情を説明する] |
(105)2005/10/05 23:56:11 |
村長の娘 シャーロットは、流れ者 ギルバートの脚に縋って、怯えていた。
2005/10/05 23:56:24
| 文学少女 セシリア 【アーヴァインの居室】
[部屋に飛び込むと、大人達が騒がしく何かを取り囲んでいた。人の群れを掻き分けると、変わり果てたアーヴァインの姿があった。]
叔父様…、………おじさまっ!?
[誰かがそっと肩を叩いた気がした。その瞬間セシリアは、アーヴァインがすでに事切れているのだ、と認識した。無意識のうちに歩を進めると、死体に取りすがった。]
叔父様、叔父様! うそ、うそでしょ? 叔父様、叔父様…
[必死に揺り動かすが返事はなかった。セシリアはしきりに呼びかけていたが、次第に声が小さくなり、代わりに嗚咽が聞こえ始めた。]
うっうっ、ああっあああああー |
(106)2005/10/05 23:57:23 |
| 文学少女 セシリア 【続・アーヴァインの居室】
[セシリアはアーヴァインが大好きだった。3歳のとき、生まれて初めてのドレスを送ってくれたのは叔父だった。誕生日に、家までお祝いに駆けつけてくれたこともあった。家業が忙しい両親の代わりに、夏に冬にと旅行へ連れて行ってくれたこともある。人見知りな自分のためにと、たびたびパーティーに誘ってくれた。幼少期の辛い毎日、両親さえ拒んでいた自分を救ってくれたのは叔父の手紙だった。アーヴァインとの思い出が、止め処もなく胸に溢れ出た。涙が止まらなかった。]
……ど…して………う…て……
[もはや、声は声にはならなかった。叔父はすでにこの世にはいない。そのことを感じるにつれて、セシリアは、叔父との時間をもっと作らなかったことを後悔した。そして、自分の占いの悪い結果を後悔しはじめていた。] |
(107)2005/10/05 23:57:45 |
| 新米記者 ソフィー セシリアッ!!
[ソフィーは、自分の手から離れ叫びながらアーヴァインの部屋の方に走っていくセシリアの背を必死に追いかけた。] |
(108)2005/10/05 23:58:28 |
書生 ハーヴェイは、文学少女 セシリアの様子を放心したように眺めていた。
2005/10/05 23:58:30
| 双子 リック ありがとう、ローズマリーさん、ソフィーさん。
[リックはゴードンの介抱をしようと思った。ウェンディも手伝ってくれている。] |
(109)2005/10/06 00:00:07 |
| 流れ者 ギルバート [ギルバートは怯えるシャーロットを無言で部屋の外に運び出した。]
ナサニエル…。 シャーロットを頼む。 |
(110)2005/10/06 00:00:25 |
| 見習いメイド ネリー 【一階、PM13:00】
『お客様ー!大変でございます! 至急食堂におあつまりください!』
[昼食の準備を終え、1階の部屋にいたネリーは、 ゴードンの声で慌ててホールへと向かっていた。
その直前、ゴードンはアーヴァインの部屋をいつもどおりノックし、中に入った… そしてその直後、弾かれたように廊下飛び出してきた]
ゴードンさん…どうかなさったのですか? 旦那さまは、まだ起きていらっしゃらないのでしょうか…
[へたり込むようにその場に寄りかかっているゴードンの様子が、 余りにも平静を欠いているため、ネリーはアーヴァインの部屋を覗き込んだ] |
(111)2005/10/06 00:01:13 |
見習いメイド ネリーは、部屋の様子を見てその場に立ち竦んだ。
2005/10/06 00:01:22
| 見習いメイド ネリー ……… だ、旦那さまが……!!!!
|
(112)2005/10/06 00:02:21 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [気が動転したのか、突然目の前で、ソフィが1人でゴードンを抱えて行こうとするのに、驚いた。ネリーの部屋に急ごうとしていた、ナサニエルがソフィを止める。]
1人では無理だわ……。 そうね、後からの事を考えるとゴードンさん自身のお部屋の方がいいかも。
[後ろから追いついたローズマリーは、ナサニエルにかわり、リック達と共にゴードンを使用人室に運び込んだ。] |
(113)2005/10/06 00:02:54 |
| 新米記者 ソフィー 分かったわ、リック。 私はアーヴァインの部屋に行くわ。
そっちは…頼んだわよ。
[ソフィーは何かを伝えようとする瞳のリックに、そう心の中で呟いた。] |
2005/10/06 00:03:29 |
| 文学少女 セシリア 【続・アーヴァインの居室】
[セシリアは泣いていた。泣きじゃくっていると、リックやネリー達も部屋へと入ってきた。]
『………殺された…?……』
[誰かのつぶやきが聞こえた。]
(………っ!?叔父様は……殺された…の?)
[セシリアは、今の悲しみによって閉ざされた自分の気持ちと同じく、吹雪で屋敷が閉ざされていることに気がついた…。]
(……叔父様を殺した犯人は……犯人はこの中にいる…!?) |
(114)2005/10/06 00:04:55 |
| 双子 リック うん、ありがとうソフィー。 ローズマリーやゴードン達は僕が見てるから。 |
2005/10/06 00:05:08 |
| 見習いメイド ネリー [ゴードンは気を振り絞り、よろよろと階段を昇って 二階の賓客に事態を伝えようとしていた]
わ…私もこうしてはいられません… 警察…警察に…連絡をしなくては………
[慌ててラウンジの隅にある電話の受話器を取るが、 聴き慣れた音はせず、無音の世界が広がるばかりだった]
…まさか…この吹雪で…電話線が……!!
[ネリーは何度か試してみたが、やはり音は聞こえては来なかった]
|
(115)2005/10/06 00:07:06 |
| 双子 リック ありがとうローズマリーさん。そっと、そーっとだね…
[ローズマリーやウェンディ達とともにリックはゴードンを自室に運び、ゴードンを静かに横たえらせた。] |
(116)2005/10/06 00:09:17 |
| 書生 ハーヴェイ ………殺された…?……
[ 呆然と、ハーヴェイは呟いた。セシリア小さな肩が震えていた。] |
(117)2005/10/06 00:10:34 |
| 見習いメイド ネリー [ラウンジから表に出てみると、リックとローズマリーが ゴードンを彼の部屋に運び入れようとしているところだった。 ネリーは慌ててパントリーからブランデーの瓶と カップを幾つか持ってきて、ゴードンの部屋へと入った。]
ああ、リックさま、ローズマリーさま…ありがとうございます… 彼のことは、後は私にお任せください。
お二方は、他のお客様でご気分を悪くされている方のために、 こちらをお持ちください…
[ローズマリーに、ブランデーの瓶とカップの載ったトレイを手渡し、 ゴードンの手当てを始めた] |
(118)2005/10/06 00:11:44 |
酒場の看板娘 ローズマリーは、見習いメイド ネリーから、ブランデーを受け取った。
2005/10/06 00:13:24
村長の娘 シャーロットは、流れ者 ギルバートの導くままに、部屋から辞去した。
2005/10/06 00:14:22
双子 リックは、酒場の看板娘 ローズマリーとともに、ノーラに促されて、ブランデーを受け取った。
2005/10/06 00:15:02
| 双子 リック ローズマリーさん、ノーラさん……ゴードンさんは大丈夫かな……
[リックはそばにいる人達に心配そうにうかがった。] |
(119)2005/10/06 00:16:41 |
見習いメイド ネリーは、双子 リックの心配そうな表情に、僅かに微笑んだ。
2005/10/06 00:17:04
| 新米記者 ソフィー 【アーヴァインの部屋/13:00過ぎ】
[セシリアを追ってソフィーはアーヴァインの部屋へと走った。扉は既に開いていた。部屋の中へと入ると、セシリアが泣き叫びながら血塗れのアーヴァインの体を抱きしめているのが見えた。]
アーヴァインさんが…殺された……
[ソフィーは自分の体が震えているのが分かった。しかし、それよりもセシリアの事が心配で仕方なかった。]
(セシリア……)
[ソフィーはセシリアの許へ歩み寄るも、何と声を掛けていいのか分からなく、ただ彼女の傍で共に涙を流す事しかできなかった。] |
(120)2005/10/06 00:17:48 |
| 書生 ハーヴェイ [ じっと部屋を見詰めていたハーヴェイは、床の血の後に不自然な模様のようなものがあることに気付く。 目を凝らす……それは、文字のようであった。]
……宴は、始まったばかりだ……?
[ 目を擦る。そして見直して見ても文字は確かにそう綴られていた。]
これは……。 セシリア、その床を見てくれ。 それは……
[ ゆっくりと振り向いたセシリアに、ハーヴェイは床の文字を指し示した。] |
(121)2005/10/06 00:18:06 |
| 見習いメイド ネリー …一時的なものだと思いますから、少し時間を置けば大丈夫ですよ。
[リックにはそういったものの、 血の惨劇ともいうべき殺害の状況を目の当たりにして、 ゴードンはかなり強いショックを受けていたのだろうということが想像できた。 なぜなら…スカートに隠されたネリーの脚も、 アーヴァインの死の状況を見て、細かく震え続けていたからだ] |
(122)2005/10/06 00:20:27 |
| 文学少女 セシリア 『セシリア、その床を見てくれ。』
[泣いているセシリアに、ハーヴェイが声をかけた。]
(……えっ、えっ?)
[おそらく指しているであろう方向にそっと目を向けた。なにやら血で書かれているようにも見えるが、涙を流しすぎたその目でははっきりと見て取ることができなかった。]
(……始まったば……?)
[始まり…その言葉は奇妙に響いた…。今、アーヴァインはこの世にいない。それは叔父の命の終わりを意味した。始まりなど、そこにはなかった。] |
(123)2005/10/06 00:25:36 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー ……吐血して倒れたのが心配…よね。 でも、この吹雪では電話をしても、お医者さまを呼べるかどうか…。それに、本当にアーヴァインさんが……ゴードンさんの言う通り、殺されてしまったのか……。 ……嗚呼、ええっと…どうすればいいのかしら。
[ローズマリーはゴードンの事とアーヴァインの事の処理順を勧化用として混乱しつつ、ネリーを振り返った。]
ネリーさん、電話はラウンジだったかしら? |
(124)2005/10/06 00:26:00 |
| 村長の娘 シャーロット [ナサニエルさんの胸に縋って、震える身体を押さえつける。 アーヴァインさんの苦悶の表情が脳裏をちらついて、どうしようもなかった。頭を振って、ナサニエルさんの服に顔を埋め、泣いた。] |
(125)2005/10/06 00:26:13 |
| 見習いメイド ネリー ゴードンさん、しっかりなさってください… すこし、襟を緩めさせて戴きますね。
[別途に横たえられたゴードンの襟元とベルトを少し緩め、 身体が冷えないように薄い毛布をかける] |
(126)2005/10/06 00:28:00 |
見習いメイド ネリーは、酒場の看板娘 ローズマリーの言葉に、表情を曇らせた。 …実は…
2005/10/06 00:28:22
| 見習いメイド ネリー [ネリーは先程のこと >>115を、ローズマリーに伝えた] …と、いうわけなのです。 恐らく、一昨日からの吹雪で電話線が…… |
(127)2005/10/06 00:30:55 |
見習いメイド ネリーは、困った表情でローズマリーを見つめた。
2005/10/06 00:32:18
| 新米記者 ソフィー [ハーヴェイの言葉に、ソフィーもまた視線を移す。
―――『宴は、始まったばかりだ』
そこには、血のようなものでそう書かれてあった。]
宴……? 始まりって……? |
(128)2005/10/06 00:32:27 |
新米記者 ソフィーは、文学少女 セシリアに話の続きを促した。
2005/10/06 00:33:26
| 双子 リック [リックも明らかに動揺が隠せない顔をしていた。 ゴードンだけならば事態は落ち着くであろうが、アーヴァインへのっぴきならぬ事件が起こっていたことから、そのことが不安を増大させた。]
oO(落ち着け落ち着けリック…) |
(129)2005/10/06 00:33:43 |
| 村長の娘 シャーロット アーヴァインさんの死は、あの日受け取った電報を思い起こさせた──
スチュアート ハッケン イヒン ワズカ
──その、あまりに短く、あまりに重い電報を受けたときも、目の前が真っ暗になった。 あのときのような思いが、体中に重苦しく染み渡っていった… |
2005/10/06 00:33:44 |
| 冒険家 ナサニエル [ゴードンの処置を終えアーヴァインの部屋へつくと同時にギルバートがシャーロットを連れて出てくる]
「ナサニエル、シャーロットを頼む」
[ナサニエルは無言でうなずき、シャーロットを見つめた シャーロットは部屋の光景を振り払うかのように頭を振りながらナサニエルの胸に飛び込んで泣き始めた ナサニエルは何も声をかける事すらできずただシャーロットの頭を撫で続けた] |
(130)2005/10/06 00:34:03 |
| 冒険家 ナサニエル まぁ、しょうがないよな…、人の死体なんか見てしまったんだからな…。
シャーロットにだけは見せたくなかった…こうなるのは目に見えていたからな…。
糞!!俺の失敗だ!!
ゴードンを任せてギルバート、ハーヴェイと共に行き俺たちだけで現場の様子を見るべきだったんだ!! |
2005/10/06 00:36:13 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [ネリーの言葉に驚いて、]
……電話線が切れてしまった。 それにアーヴァインさんが殺された現場をネリーさんも見たの…ね。本当にアーヴァインさんが……。
信じられないけども……どうしましょう……。
[ローズマリーの手が震え、ブランデーを乗せたお盆がカタカタと音を立てた。] |
(131)2005/10/06 00:36:20 |
| 書生 ハーヴェイ [ セシリアはハーヴェイの指し示した床に目を遣ると、俯き、また嗚咽を漏らした。]
セシリア……部屋に戻って休んだほうが良い。後は、僕達に任せてくれ。 ソフィー、セシリアをお願いできるかい? |
(132)2005/10/06 00:36:22 |
書生 ハーヴェイは、新米記者 ソフィーへ目を向けた。
2005/10/06 00:36:37
| 流れ者 ギルバート 【アーヴァインの部屋】 [部屋に入りそっとセシリアの傍に寄るソフィーを確認するとギルバートも部屋に入った。するとハーヴェイが血で床に書かれた文字について話していた。]
血文字? 宴は、始まったばかりだ…だと? ふざけた事を…。 |
(133)2005/10/06 00:36:46 |
酒場の看板娘 ローズマリーは、双子 リックが、傍らで不安そうな顔をしている事に気が付いた。
2005/10/06 00:36:52
| 新米記者 ソフィー リック、そっちはどう…? こっちは、あの文字に気づいた人がでてきたところよ。
さぁ、これから始まるわ。 真の宴がね……。 この閉鎖された環境の中で、誰がアーヴァインを殺したか分からない。 みんな、恐怖に怯えるといいんだわ。
孤独の中で寒さと苦しみを感じながら死んでいったスチュアートの辛さを思い知らせてやるのよ。 |
2005/10/06 00:37:18 |
| 書生 ハーヴェイ 宴……。 しかし……誰が、何のためにこんな事を……。 |
(134)2005/10/06 00:38:37 |
| 文学少女 セシリア 【続・アーヴァインの居室】
……うっ…うっ……
[セシリアはまだ泣いていた。現実が重くのしかかっていた。そうしているうちに、ふと肩が軽くなったような気がした。]
……
[次の瞬間、椅子の感触を感じた。誰かがセシリアを抱き上げ、叔父の亡骸の近くにある、叔父の椅子に座らせてくれたようだった。]
……ぐすっ…
[セシリアは左手で、涙で濡れた眼鏡を無意識のうちに外すと、右手の裾で涙を拭いながら泣き続けた。] |
(135)2005/10/06 00:38:40 |
双子 ウェンディは、ゴードンの吐血のショックから少し立ち直り、皆のあとに続いた。
2005/10/06 00:40:52
| 双子 リック ゴードンはしばらくすれば目が覚めるだろうね。ノーラ、ローズマリー、そしてディがここにいるよ。みんな動揺しちゃってるよ。
ふふん…血の宴か…どうしてアーヴァインが殺されたか、この抜け出せない屋敷のなかで死ぬまで悩み続ければいいんだ。 |
2005/10/06 00:43:57 |
| 新米記者 ソフィー 分かったわ。 セシリアは私が連れて行くよ。
[ソフィーはハーヴェイの言葉に頷くと、アーヴァインの亡骸の傍の椅子に座るセシリアの許に歩み寄った。]
セシリア、今日はもう休んだ方がいいわ。 部屋に戻ろう…?
[無言のまま小さく頷くセシリアに手を差し延べると、ソフィーは手を重ねてきたセシリアの手を強く握って共に部屋から出て行った。] |
(136)2005/10/06 00:44:40 |
見習いメイド ネリーは、文学少女 セシリアのことを考えて、沈痛そうな表情を浮かべた。おかわいそうに…
2005/10/06 00:45:44
| 酒場の看板娘 ローズマリー [なんとか手元の震えを落ち着かせようと、息を吸い込む。]
……ネリーさん。 少しの間だけ、ゴードンさんをお任せしてよろしいですか? 私、やっぱりアーヴァインさんの事を確かめに行かずには……。 すぐに戻りますので。
リック君は、どうする? 1人で居るのは危険な気がするし、ここに残るのも、私と一緒に来るのもありだと思うけども……。 |
(137)2005/10/06 00:45:45 |
双子 ウェンディは、双子 リックに近寄り、ゴードンの様子を尋ねた。
2005/10/06 00:47:10
見習いメイド ネリーは、酒場の看板娘 ローズマリーの言葉に頷いた。 かしこまりました、ローズマリーさま。
2005/10/06 00:48:44
| 双子 リック [リックは目を閉じて深く深呼吸をし、目を開いた。]
ゴードンさんはネリーさんにお任せしたほうがいいみたいかな…僕にこれ以上できることは少ないと思うし… ローズマリーさん、どこかで集まったほうがいいかもしれないですね。ディも連れていっていいですか?
ディ、ゴードンさんは大丈夫だよきっと。息も整ってきたし、ネリーさんがついていてくれてるし。 |
(138)2005/10/06 00:50:20 |
鍛冶屋 ゴードンは、「…ん…んん……」
2005/10/06 00:50:35
| 村長の娘 シャーロット 葬儀の日、ハリントン教授を納めた棺桶は、ずいぶん軽かったらしい。 長い間の遭難で、すっかり痩せて、干からびていたそうだ。
幾人かの友達と研究室から教授を引っ張り出して、喫茶店の軽食を奢って貰ったことを思い出して。 もう、そんな思い出は増えないことに気付いて…
あのときの気持ちが、そっくり返ってきたような、胸にぽっかり穴が空いたような、空虚な気分だった。 |
2005/10/06 00:50:58 |
| 見習いメイド ネリー 私は少々ならこういった方の手当ての経験もございます。 ローズマリーさま、リックさま、ウェンディさまは、 先に他の皆さまと合流なさってください。
私も、ゴードンさんの状態が落ち着き次第参りますので…
[ネリーはお辞儀をすると、ゴードンの脈などを測り始めた] |
(139)2005/10/06 00:51:30 |
鍛冶屋 ゴードンは、静かに意識を取り戻した。
2005/10/06 00:52:04
| 双子 ウェンディ [ウェンディはリックの言葉にうなづこうとして、ゴードンが意識を取り戻したのに気がついた]
ゴードンさんっ 大丈夫ですか? |
(140)2005/10/06 00:52:57 |
| 鍛冶屋 ゴードン ネリー…? |
(141)2005/10/06 00:53:13 |
| 鍛冶屋 ゴードン ウェンディ様?
旦那様は… |
(142)2005/10/06 00:53:52 |
| 書生 ハーヴェイ ……どう思う?
[ セシリアを促しソフィーが出ていった後、ハーヴェイは残ったギルバートに目をやり、そう聞いた。] |
(143)2005/10/06 00:54:19 |
双子 リックは、鍛冶屋 ゴードンが意識を取り戻したことに、ほんの少し安堵を覚えた。
2005/10/06 00:54:20
酒場の看板娘 ローズマリーは、鍛冶屋 ゴードンが、目を醒ました事に、1つ安堵の息をついた。
2005/10/06 00:54:46
| 見習いメイド ネリー …ああ、ゴードンさん… お気づきになられましたか……良かった…
[ネリーは安堵の表情を浮かべ、ゴードンを見つめた] |
(144)2005/10/06 00:55:16 |
| 鍛冶屋 ゴードン …うっ……まだ……安心するのは…… |
(145)2005/10/06 00:56:31 |
鍛冶屋 ゴードンは、見習いメイド ネリーの腕にしがみついて上体を起こした。
2005/10/06 00:56:56
見習いメイド ネリーは、起き上がろうとするゴードンの背に、そっと枕をあてがった。
2005/10/06 00:57:08
| 流れ者 ギルバート アーヴァイン殿…さぞや無念だったことだろう。 なぜに…誰がこんな事をっ!
[ギルバートは気付かぬうちに拳を握り締めていたが、ふと自己を取り戻すと辺りを見回した。]
このままにしておく訳にはいかないな。 アーヴァイン殿もこのままでは安らがぬだろう。
ハーヴェイ、地下に運ぼうと思うのだが手伝ってくれないか? |
(146)2005/10/06 00:58:06 |
| 鍛冶屋 ゴードン ……旦那様を殺した者は、この吹雪の中から逃げ出せる分けがない…
まだこの屋敷にいるはずだ… |
(147)2005/10/06 00:58:11 |
| 双子 リック [リックは驚かせないように、ゴードンのもとへ静かに近づいて話しかけた。]
ゴードンさん、目覚めたんですね、よかった… あ、まだ動かないで。いま体を動かすと差し障るかもしれないから…アーヴァインさんはここにいる人は詳しくはわからないけど、きっとすぐ分かりますから。 |
(148)2005/10/06 00:58:45 |
| 村長の娘 シャーロット [ しばらく涙を流していたら、気持ちが落ち着いてきた。 ずっと胸を貸して、髪を撫でていてくれたことに気付いて、ナサニエルさんにお礼を述べた。 ]
ごめんなさい、取り乱して…。 ありがとうございます。
[ 部屋に残った何人かが歩き回って、なにごとか相談している。虚ろな気持ちでそれを見ていると、居たたまれなくなって*エントランスに戻った* ] |
(149)2005/10/06 00:58:54 |
| 流れ者 ギルバート ―――ハーヴェイ、その事はまた後で話そう。
[ギルバートはハーヴェイに近づくと小声で囁いた。] |
(150)2005/10/06 00:59:09 |
| 双子 ウェンディ o○(ゴードンさん、まだ少し意識がしっかりしてないみたいだけど…気がついてよかった…)
[ゴードンの返事が返ってきたことにやや安心した] |
(151)2005/10/06 00:59:52 |
| 新米記者 ソフィー 【208号室】
セシリア、大丈夫…?そんなわけないよね。 ごめんね、私…何も言ってあげれなくて…。
[ソフィーはセシリアと共にベッドに座ると、隣で泣きじゃくるセシリアを優しく抱きしめ、頭をそっと撫でた。 セシリアの体は、最初小さく震えていたが、次第にそれは止み、気がつくとセシリアは泣き疲れたのか、寝息を立て始めていた。] |
(152)2005/10/06 01:01:45 |
見習いメイド ネリーは、鍛冶屋 ゴードンの言葉
>>147を聞いて、背筋に寒いものが伝うのを感じた…
2005/10/06 01:02:17
| 双子 ウェンディ 『……旦那様を殺した者は…』
…!!
[ゴードンの言葉に耳を疑い、横にいたリックの手を不安そうに握り締めた] |
(153)2005/10/06 01:05:19 |
| 書生 ハーヴェイ ああ、そうだな。 このままでは余りにも不憫だ。
[ ハーヴェイはギルバートに頷く。そして声を落とし――]
ああ、ナサニエルも交えてな。
[ ――と囁いた。 そして、ギルバートと共にアーヴァインの亡骸を地下へと運んで行った。] |
(154)2005/10/06 01:06:18 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [ゴードンの言葉にはっとしたような表情を浮かべた。]
……犯人。 そう…よね、アーヴァインさんが殺されたなら、犯人がいる。
[ローズマリーは無意識に胸元の十字架を握りしめた。]
一度、皆の所へ戻りましょう…か。 |
(155)2005/10/06 01:08:15 |
| 双子 リック アーヴァインさんは…誰かに殺された…の…?
[ゴードンは何かを伝えなければならないような必死さで周囲に言うことばにリックは思わず足が震え、よろめきそうになった。 もしウェンディが支えるように腕を握っていなかったらふらついていただろう。] |
(156)2005/10/06 01:09:15 |
| 鍛冶屋 ゴードン ありがとうネリー…もう大丈夫だ…
[私は身体を横に向けて脚をベッドの下へおろし、ベッドへ腰掛けたまま話し始めた]
リック様、残念なことですが、それ以外考えられません。 |
(157)2005/10/06 01:12:54 |
鍛冶屋 ゴードンは、酒場の看板娘 ローズマリーに頷いた。
2005/10/06 01:12:57
| 文学少女 セシリア 【208号室】
[セシリアはソフィーに付き従って、自室へと到着した。吹雪く外から漏れる薄明かりの中、ソフィーとセシリアは部屋の奥へと進み、ベッドに腰をかけた。]
『セシリア、大丈夫…?』
[心配そうに声を掛けながら、髪をなでるソフィーの優しさに、セシリアは次第に安堵感を感じ始めた。少しずつ、少しずつ気分が落ち着いてくると、やがて意識が薄れ始めた。ソフィーの姉のような愛に包まれて、セシリアは*静かな眠りに落ちた*。] |
(158)2005/10/06 01:14:11 |
| 冒険家 ナサニエル [腕の中のシャーロットが落ち着いたのを見届けて撫でるのをやめる]
「ごめんなさい、取り乱して… ありがとうございます」
ああ、気にしないでいいさ、しょうがないさ…。
[シャーロットはしばらく虚ろな目で周りを見ていたがしばらくしてエントランスの方へ歩き出した ナサニエルはそれを見届けてアーヴァインの部屋へと向かった] |
(159)2005/10/06 01:14:29 |
| 流れ者 ギルバート ああ…。
[ギルバートはハーヴェイにそれだけ答えるとハーヴェイと共にアーヴァインを部屋から運び出し地下へ運んだ。] |
(160)2005/10/06 01:14:59 |
双子 リックは、鍛冶屋 ゴードンの言葉に息をのんだ。
2005/10/06 01:15:17
| 鍛冶屋 ゴードン 旦那様を殺した者はこの吹雪の中外へ出たとは考えられません。
…まだこの屋敷の中に潜んでいるに違い有りません。 バラバラにいるより、全員集まっていた方が安全です。 |
(161)2005/10/06 01:15:18 |
双子 リックは、酒場の看板娘 ローズマリーに頷いた。
2005/10/06 01:15:55
| 鍛冶屋 ゴードン ネリー、お客様が全員いるかどうか見てきてくれないか?
済まないが私はこの態なんだ… |
(162)2005/10/06 01:15:59 |
| 新米記者 ソフィー 【208号室】
…かわいそうな、セシリア。
私はセシリアの涙を見たい為に、アーヴァインを殺そうとしたんじゃないわ。 私は…私はただ、スチュアートの命を奪った元凶のアーヴァインに、あの人の苦しみを知って欲しかっただけ。
[ソフィーはセシリアを抱きしめながら、心の中でそう呟いていた。] |
(*18)2005/10/06 01:17:01 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [ローズマリーは、頷き返したゴードンの顔をしばし見つめたまま硬直していたが、リック、ウェンディと共に、アーヴァインの部屋に向かう事にした。] |
(163)2005/10/06 01:17:44 |
| 鍛冶屋 ゴードン テナント様、お手数ですがリック様とウェンディ様がお一人にならないようお願いできないでしょうか? |
(164)2005/10/06 01:18:32 |
双子 ウェンディは、酒場の看板娘 ローズマリーの後を少し怯えた様子でついていった。
2005/10/06 01:20:03
双子 ウェンディは、鍛冶屋 ゴードンの気遣いに心の中で感謝した。
2005/10/06 01:20:30
| 流れ者 ギルバート 【地下室】 [地下室にアーヴァインの亡骸を安置すると、一つ溜め息をついた。]
傷が…これは切り傷だな。 ナイフか何かでやられたのか。 無念だっただろう…俺はまだ貴方に少しも恩を返していないのに。
[ギルバートは胸で十字を切るとそっと地下室を出た。] |
(165)2005/10/06 01:20:31 |
| 双子 リック 【ゴードンの私室】
…ディ、怯えているのか。 ディが怯えているのは僕のせいだもんな。 だけど僕は兄さんを殺めた人が許せないんだ… 今は…このまま一緒にいてやるよ…
[リックは自分の腕を抱くウェンディの暖かさを感じながらそう思った。] |
(*19)2005/10/06 01:21:00 |
酒場の看板娘 ローズマリーは、部屋を出る際、扉に手をかけながらゴードンに頷いた。
2005/10/06 01:21:39
| 冒険家 ナサニエル 【アーヴァインの部屋】 [そこにはすでに死体はなく血痕と「宴が始まったばかりだ」という血文字のみがあった、ナサニエルはシャーロットを落ち着かせている時にハーヴェイとギルバートの二人が死体を運び出していたのを思い出す]
そうだったな…、すでに死体は運び出されていたんだったな…。
[ナサニエルは部屋を出て地下牢へと向かった] |
(166)2005/10/06 01:21:48 |
双子 リックは、酒場の看板娘 ローズマリーに相づちを打った。
2005/10/06 01:22:02
鍛冶屋 ゴードンは、酒場の看板娘 ローズマリーに感謝した。
2005/10/06 01:22:03
| 新米記者 ソフィー 【208号室】
[―――しかし。 ソフィーはこの時、まだ気づいてはいなかった。 愛する人を奪われる苦しみを受けたセシリアは、嘗ての自分と同じだという事に。 ソフィーは、ただ自分がした事を、ひたすら正当化しようとしていたのだった。] |
(*20)2005/10/06 01:22:19 |
見習いメイド ネリーは、鍛冶屋 ゴードンの言葉
>>162に頷いた。解りました…確認してまいります。
2005/10/06 01:22:23
| 酒場の看板娘 ローズマリー 【アーヴァインの部屋】 [リック、ウェンディと共に、セシリアの後ろからそっとアーヴァインの部屋に入る。確かに彼が殺されていることを確認すると、目の前が真っ白になるような気がして、なんとかルーサーの温かい顔を思い浮かべながら、アーヴァインに祈りを捧げた。]
『宴ははじまったばかりだ…』
[ハーヴェイが血文字を読み上げる声が聞こえる。] [やがて、セシリアを連れて部屋へあがるソフィがローズマリーの傍を通り抜ける。叔父が殺されたという混乱で涙に濡れているセシリアがあまりに痛々しく、ローズマリーは、いかにも面倒見の良さそうなソフィが彼女の傍についている事に、少しだけ安心の気持ちをおぼえた。] |
(167)2005/10/06 01:22:45 |
双子 リックは、酒場の看板娘 ローズマリーに優しくうながされ、アーヴァインの部屋へ向かった。
2005/10/06 01:22:52
| 見習いメイド ネリー ゴードンさん、ご無理をなさいませんよう。 私は皆さまがいらっしゃるかどうか、確認してまいります。
[ネリーはゴードンの様子を気遣いつつ、 ローズマリーたちが出て行った後から、ゆっくりと彼の部屋を出た。] |
(168)2005/10/06 01:26:06 |
鍛冶屋 ゴードンは、見習いメイド ネリーに、「ありがとう、よろしくな。」と、感謝した。
2005/10/06 01:26:16
見習いメイド ネリーは、ドアの閉まる間際にゴードンの方を向いて僅かに微笑んだ。
2005/10/06 01:27:23
| 双子 リック [廊下でリックはソフィーとすれ違った。表情を少しゆるめそうになったが顔は崩さず、目だけをソフィーに一瞬向けた。 顔は殺人への恐怖にこわばっていたが、どことなく微笑んでいるようにも見えた。] |
(*21)2005/10/06 01:27:28 |
鍛冶屋 ゴードンは、ベッドに横になり頭の痛みに耐えながら*そのまま眠りについた。*
2005/10/06 01:28:06
| 見習いメイド ネリー ゴードンさん、ご心配なく。 それよりもお身体を大切になさってくださいね。
[ドアを静かに閉めると、 ネリーはアーヴァインの部屋の方に向かって歩み始めた。] |
(169)2005/10/06 01:28:40 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [ローズマリーは、目の前の出来事がどこかで現実の事とは思えず、呆然と佇んでいる。ハーヴェイとギルバートが何か相談をしている。] [どれくらい時間が経ったろうか…。シャーロットがエントランスの方へ出て行った事に気がついた。] |
(170)2005/10/06 01:30:41 |
| 書生 ハーヴェイ 【地下室】
ああ……さぞや無念だった事だろう。 しかし……一体、誰が、何の目的で…… この人は、誰からも恨まれるような人ではなかった。 |
(171)2005/10/06 01:32:39 |
| 流れ者 ギルバート ハーヴェイ、夜にでもまた話そう。
[ギルバートは流石に疲れた表情を見せて、ハーヴェイの肩をぽんぽんと叩くと地下の階段を上がっていった。途中すれ違ったナサニエルには「夜に…」と一言、小声で告げた。] |
(172)2005/10/06 01:33:07 |
双子 リックは、酒場の看板娘 ローズマリーやウェンディとともに部屋の惨状を目のあたりにし絶句した。
2005/10/06 01:33:57
双子 リックは、酒場の看板娘 ローズマリーに話の続きを促した。
2005/10/06 01:34:12
| 新米記者 ソフィー 【208号室】
[寝息を立て始めたセシリアをベッドに横にし、そっと布団をかけると、ソフィーは暫しセシリアの寝顔を見つめていた。その寝顔は、19歳とは思えないほど、幼い少女のもののように思えたのだった。]
ゆっくり休んでね、セシリア。
[ふと、セシリアの閉じた瞳から零れる一筋の光。アーヴァインの夢でも見ているのだろうか。ソフィーはセシリアの瞼にそっと口づけすると、静かに部屋から出て行った。] |
(173)2005/10/06 01:35:11 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー ……警察を呼びたくても電話線が。 そして、この吹雪。 確かにアーヴァインさんの遺体をこのままにしておくのは忍びないのだけども、動かしてしまってもいいの?
(ゴードンが『犯人が屋敷の中にいる』と言っていた事が頭の中で、蘇る。) |
(174)2005/10/06 01:35:30 |
| 書生 ハーヴェイ [ ハーヴェイはギルバートに「ああ」と返事を返すと、入れ替わりに訪れたナサニエルに手を振った。] |
(175)2005/10/06 01:36:06 |
| 双子 ウェンディ [部屋から漂うただならぬ雰囲気に、鳥肌が立つのを感じながらローズマリーに続いて扉の影から中を覗くとそのまま凍りついたように固まった。アーヴァインの遺体は人影に遮られ、幸いにして全てをみることはできなかったが、床に広がる血痕と力を失った手足が彼の身に起きたことを充分に物語っていた。]
アーヴァイン卿… なんてこと… 誰が一体… 何のために…?
[頭の中でぼんやりと今日発表されるはずだった『調査結果』という言葉が点滅していた] |
(176)2005/10/06 01:36:35 |
| 双子 ウェンディ でも、ローズさん。 アーヴァイン卿をこのままにしておくのも… せめてシーツか何かで…覆ってあげてください。 |
(177)2005/10/06 01:42:21 |
| 新米記者 ソフィー 【2階廊下/17:00】
[セシリアの部屋を出たソフィーは、セシリアと共に部屋に向かった時に見た吹き抜けに差し込む自然の光が消えているのに気がついた。]
…だいぶ、時が過ぎたようね。
ふう…… 私も少し休もうかしら。
[そう呟くと、ソフィーは自室へと戻っていった。] |
(178)2005/10/06 01:44:22 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー [ローズマリーが遺体を動かす事に思い至った時には、すでにハーヴェイ達が地下室へ向かう準備を終えた頃だった。ローズマリーは、リックとウェンディを促して、シャーロットの居るエントランスへ*一旦向かう事にした。*] |
(179)2005/10/06 01:44:37 |
| 双子 リック ディは…僕の後始末をしてくれるのか… |
2005/10/06 01:45:09 |
| 見習いメイド ネリー [ネリーはゴードンの言葉 >>157>>161を聞いて、 最初は信じられない思いでいっぱいだった。 しかし、あの惨状を目の当たりにし、 尚且つ電話のこと >>115を考えると、 彼のいうことは尤もだと思われた。 …そして、彼女の脳裏に恐ろしいことが思い浮かんだ… 『電話線は吹雪で切れたのではなく、 どなたかが故意に切断したとしたら… この別荘は、麓からかなり遠くて、 表の山道を通って2時間以上かかる… その道が吹雪で通れないとしたら………』 犯人は逃げられない、けれど犯人を見つけなければ自分たちもいずれは…… そう思うとネリーの脚は棒のように強張り、前に進むのを拒否しそうになる] …アーヴァインさま…旦那さまは… どなたからも恨まれるような方ではありません… 誰が、いったい、何のために……? |
(180)2005/10/06 01:45:46 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー ウェンディさん…。 ハーヴェイさん達が、地下へと運ぶ事に決めたみたいだわ…。
ここに残っていても、どうにもならないし、シャーロットを1人にするのは心配なの。一緒に、エントランスへ来てもらってもいい? |
(181)2005/10/06 01:47:51 |
| 双子 リック oO(ハーヴェイさん達が言っていた血文字ってなんのことなのだろう…何かの手がかりなんだろうか
ううん、そんなことよりも…ひどいよ、こんな死に方をしなければいけないなんて)
ディ、アーヴァインさんの遺体はは地下室の方へ運びだしたみたいだよ。
ローズマリーさん、分かりました。もし集まるなら、どこへ行けばいいですか? |
(182)2005/10/06 01:47:56 |
酒場の看板娘 ローズマリーは、双子 ウェンディとリックになんとか*微笑みを向けた。*
2005/10/06 01:48:56
双子 リックは、酒場の看板娘 ローズマリーのエントランス。の言葉を受けて頷いた。
2005/10/06 01:49:00
| 流れ者 ギルバート ふぅ…酔いも風呂上りの爽快感も全て吹っ飛んだな。 部屋に戻るか…。
[などと思いつつ自室の前まで行くと、もう一つ隣の部屋の住人に思いを馳せた。]
ソフィー…どうしてるかな。
―――コンコン
ソフィーいるか?
[ギルバートは205のドアをノックした。] |
(183)2005/10/06 01:50:41 |
| 見習いメイド ネリー [ネリーはリネン室でシーツを数枚取り出すと、アーヴァインの部屋に入った。 遺体は既に動かされていて、先程は気がつかなかったが、 遺体の脇と思われる場所に血のようなもので
『宴は、始まったばかりだ』
…そう書かれてているのが見えた。
ローズマリーにアーヴァインの遺体のことを聞くと、 先程ハーヴェイと数人で、既に地下に運び出されたということが解った]
ご遺体は……そうですか……では私は皆さまがいらっしゃるかを確認してから、 旦那さまのところに参ります。 …地下は、寒いですから、せめてシーツをかけてさし上げたい…
[そう言うと、シャーロットが向かったというエントランスへとネリーは歩き出した。 その目に滲んでいる涙を、誰にも見えないように拭いながら] |
(184)2005/10/06 01:51:09 |
見習いメイド ネリーは、エントランスにいる人々にゴードンの言葉
>>161を伝えた。
2005/10/06 01:52:34
| 冒険家 ナサニエル 【地下室への階段】 [地下室へ行くと中の階段でギルバートとハーヴェイとすれ違い、ギルバートからすれ違いざまに「夜に」と告げられる ナサニエルはそのまま彼らと戻ろうかと思ったがやはり遺体の細かい状況が気になったので地下室へとおりていった]
アーヴァインさん…、酷い姿だよ…、何でこんな事になってしまったのかな…。
[それだけ呟くとしばらくアーヴァインのなきがらを*見つめ続けていた*] |
(185)2005/10/06 01:53:06 |
新米記者 ソフィーは、部屋に戻ってすぐ、自室の扉をノックする音を聞いた。
2005/10/06 01:54:37
新米記者 ソフィーは、扉の向こうから、ギルバートの声を聞き、扉をそっと開けた。
2005/10/06 01:55:32
| 双子 ウェンディ [ローズマリーの言葉に頷いた] シャーロットさんはエントランスにいるんですね? ゴードンさんが言っていたように、…みんなでいたほうがいいと思います。 アーヴァイン卿のことはお任せして、シャーロットさんのところに行きましょう。 (でも、ゴードンさんが言うとおり、アーヴァイン卿を殺した犯人がまだここにいるのだったら…みんなで集まることが必ずしも安全とは言い切れるのかな…)
[不安な顔をしながら、ローズマリー、リックとともにエントランスに向かった] |
(186)2005/10/06 01:55:39 |
| 流れ者 ギルバート やぁ、ソフィー。 ショッキングな出来事があったけど…大丈夫だったか?
…ソフィーの顔が見たくなってな、来てしまったよ。 部屋、入ってもいいか? |
(187)2005/10/06 01:58:49 |
| 見習いメイド ネリー [ネリーは、ローズマリーとシャーロットから 今までに出逢った人々の事を聞いて、数を数えた]
……では、ヒューバートさま以外の方は、 一度はこちらにいらっしゃったということですね? かしこまりました。
皆さま、離れ離れになることのないようにお願いいたします。 まとまっていれば、犯人も無下に襲ったりすることはできないはずです…
地下には、ナサニエルさんがいらっしゃるそうですよね… 私も…旦那さまにお逢いしてまいります。
[人数を確認し、そこに集まった人々に深々と頭を下げると、 ネリーはシーツを持って、地下へと向かった] |
(188)2005/10/06 02:00:02 |
| 美術商 ヒューバート 【回想/自室】 やっぱり始まったようだね。 知りすぎたパトロンには死神の鎌というわけか。 私もせいぜい気を付けなければな。
この天候の中で殺人者が逃げられるとは思えない。 むしろ…一年前のあの一件からならば…始まりと言うわけか。 |
(189)2005/10/06 02:01:29 |
| 見習いメイド ネリー [地下からの階段の入り口付近でギルバートとハーヴェイとすれ違った。 彼らは沈痛な表情で静かにその場を立ち去った。
ネリーは石造りの階段を降り、 アーヴァイン遺体の安置されている場所へと向かった]
『アーヴァインさん…、酷い姿だよ…、何でこんな事になってしまったのかな…。』
[ナサニエルはそう呟いてただ立ち尽くしている。 ネリーは彼の邪魔をしないようにアーヴァインの亡骸をシーツで覆った] |
(190)2005/10/06 02:05:06 |
| 美術商 ヒューバート 【回想/自室】 さあて、どうするか。 要らぬ疑いをかけられぬ為に、ここは白々しく出て行くしかなさそうだ。 |
(191)2005/10/06 02:05:34 |
| 双子 ウェンディ 【エントランス】 [エントランスに辿りつくと、シャーロットが生気のない顔でソファーに座っていた。昨夜までの元気な姿とはあまりに違う様子を痛々しく思い、隣に腰掛けると少しでも元気になってくれるよう願いを込めて手を握った]
シャーロットさん…
[しばらくするとネリーがやってきて、室にあった血文字のことを皆に伝えた。きびきびと動くネリーに感心しながら地下に向かうという彼女の背を見送った。] |
(192)2005/10/06 02:06:20 |
| 新米記者 ソフィー 【205号室の外】
…うん、私は大丈夫よ。
[ソフィーは自分に言い聞かせるように、そう言葉を紡ぎだした。]
部屋…散らかってるから少しここで待ってくれる…? |
(193)2005/10/06 02:07:24 |
新米記者 ソフィーは、一旦扉を閉めると、部屋を片し始めた。
2005/10/06 02:08:44
| 美術商 ヒューバート 【一階/食堂】 良いワインもスコッチと一緒に飲むと 非常に良くない事が解ったよ!
帝国の貴婦人と開放的な南欧の女性を 同じ時期に口説くのと同じようなものだね。
みんなおはよう! 今日の夜明けは随分と薄暗いね。 |
(194)2005/10/06 02:09:16 |
| 見習いメイド ネリー 【地下室・アーヴァインの亡骸の側】
…旦那さま…… お優しい旦那さまが、なぜこのような酷い仕打ちを… 私には信じられません。
…でも、この中には旦那さまのお客様が… そして、犯人の方も…吹雪で閉じ込められているのですね。 …旦那さまの無念は、私が晴らしてみせます…
[そう呟いてネリーは、今はもの言わぬアーヴァインの亡骸の傍らに膝をつき、 静かに涙を*零し続けた。*] |
(195)2005/10/06 02:10:32 |
| 新米記者 ソフィー 【205号室】
本当なら、この部屋にはリック以外入れたくないのよね。 ここには、スチュアートと私を結びつけるものがあるから。
あっ、リックの服も隠さないと…。
[ソフィーは鞄の中で手帳とリックの上着を入れ、ベッドの下に隠した。] |
(*22)2005/10/06 02:11:12 |
| 見習いメイド ネリー というわけで… 私が疑っているのは、まだみえられていないヒューバートさまです。
ゴードンさんが大声を出されて皆様を呼んで回った… あの声で聞こえない筈は、ないのです… |
2005/10/06 02:12:28 |
| 美術商 ヒューバート 【一階/食堂】 って誰もいないのかーい!? |
(196)2005/10/06 02:14:17 |
| 新米記者 ソフィー [ソフィーはベッドの上に散乱していた洗濯物を急いでたたむと、棚にそれをしまった。そして、ソフィーは再び扉を開け、ギルバートを部屋の中へと誘導した。]
……お待たせ。 |
(197)2005/10/06 02:15:43 |
流れ者 ギルバートは、新米記者 ソフィーの部屋に入った。
2005/10/06 02:17:02
双子 ウェンディは、村長の娘 シャーロットの手を握り締めながら、窓越しに降り続ける*雪をみていた*
2005/10/06 02:19:06
| 流れ者 ギルバート 【ソフィーの部屋】 [ギルバートはソフィーのベッドに腰掛けると、ソフィーを手招きして隣に座らせた。]
今日は…いろいろな事があったね。 ソフィー、君の精神が参ってないかと心配だよ。 |
(198)2005/10/06 02:22:33 |
| 新米記者 ソフィー 【205号室】
言ったでしょ、私は大丈夫よ。 私には、困ったら助けてくれる貴方が居るから…
ギルバート。 昨日は叩いちゃってごめんね。私、どうかしてたわ。
[ソフィーはギルバートの左頬にそっと触れた。] |
(199)2005/10/06 02:25:47 |
| 美術商 ヒューバート やれやれ誰も居ないのか…
|
(200)2005/10/06 02:30:59 |
| 流れ者 ギルバート ん…ソフィー。 もう叩かれた事なんて忘れたよ。それより…ん?
[ギルバートはソフィーの右手を握り締めると…そこには昨日は無かった感触があった。]
…ソフィー? えっと…してくれてるんだな。嬉しいよ。
[ソフィーの右手薬指にはギルバートが贈った指輪が嵌められていた。] |
(201)2005/10/06 02:33:06 |
新米記者 ソフィーは、流れ者 ギルバートに微笑んだ。
2005/10/06 02:35:18
| 書生 ハーヴェイ 【食堂/23:00】
[ 食堂からは人気が消え、暖炉には火が灯っているにも拘らず、ハーヴェイは薄ら寒さを覚えた。 ……何時の間にか、フルボトルも空けてしまった様だ。 暫し目を瞑る。 まさかこの様な事になろうとは、この別荘に辿り着いたその時には想像すら出来なかった。 ハーヴェイは、ゆっくりと立ち上がる。 そして、自室へと戻って行った。 「スチュワート……きみか?」*そんな呟きを残して。*] |
(202)2005/10/06 02:35:29 |