人狼審問

鐘が鳴った…

【鈴也さんは人間だった】

……。
鈴也殿……。

[甲惇は、目を閉じて祈りを捧げた……]

……。
おお。退鬼殿……素晴らしい……。
これで巻物が一つ……増えた……。

(この場面での偽装は……昨日よりさらに考えずらいだろう……。)

これは…
鬼は鈴也さまを襲ったの…？
それとも…

…またわたくしは選択を誤ったようですね…

そして…　巻物が１本増えたね。
退鬼、ありがとう。

甲惇、この刀……中々の業物だな。

鬼を追い払うには最高だぜ。

ちょいと皆に聞きたいんだが、俺が鬼が現れた晩、巻物で言うと>>1:33章で、退鬼を名乗った事に気が付いてなかったかどうか、気が付いたが知らぬ振りをしていたのか、それとも信じてなかったか、応えて貰えるかな？

どうも襲撃からすると、鬼の奴は気が付いてないか、気が付いても信じてないかの様なんだが……。

ごめんなさい…　めい悩んでて…
時を預ける時に九韻示さんの名を綴ったままだったよ…
生きててくれてありがとう。


[めいは九韻示に深々とお詫びをした]

……。
確かに鈴也殿を鬼が狙った可能性もある……。

……。
昨日、儂も>>6:40、>>6:41で指摘したような話ではあるが……。

ただ……。
鬼も、それは極力避けたかったはずなのだ……。

因みに昨日鬼が襲ったのは、伽羅、今日は甲惇だ。

めいは、昨日指摘されるまで「村に来る前の話」だと思ってたの…
だから刀まで見せて貰いながら考えに入れてなかったんだ…


[めいは恥ずかしそうにいった]

……。
九韻示殿……。

御主が……退鬼殿であったか……。
そして……今宵は儂が狙われていたのか……。
九韻示殿……感謝致す……。

[甲惇は九韻示に深く頭を下げた……]

(対抗はできぬ筈だ……巻物の数が3つになった故……)

わたくしは正直言って
菜叉と兄上さまのことしか頭になかったわ。

というよりも昨日まで
その髪は血に染まったものだと思い込んでいたわ。
要するに話を聞き流していたの。

ごめんなさいね。

甲惇さんを守ってたのかー
とすると、九韻示さんと甲惇さんが鬼ではないということになるね。

異を唱えるものが出るとは思いにくいな。

そう…。ならば、斬鳩か…弦琉丸、そして私のうちに鬼が一人と考えるべきでしょうね。私はただの人。
…斬鳩なの？

……。
儂は……。
九韻示殿の>>1:33には気付いてはおった。

ただ、儂は……。
菜叉殿が襲われた原因を……。
菜叉殿>>2:59だと考えた故……。
(退鬼を狙ってきた)

それ以降は全く触れずに来た……。

私は二日前の刀のやり取りで九韻示が退鬼か、それを装い襲われるつもりの人であると思い直して､疑いをひとまず外していたの。甲惇様と二人は…このことで私は退鬼候補と見ていた。呪にかけにくそうな甲惇様を鬼は襲ったと言うことね。

まぁ、俺も余りそれ以降は、表だって言わなかったからな。

後……音麗の事も在ったし……な。
確実に俺が生きていて、音麗がほぼ告鬼確定のあの晩に、まさか大胆にも音麗を襲うとは思わなくてな。

音麗、すまねぇ。伽羅と甲惇の数日の命と、甲惇の潔白で勘弁してくれ。

なるほど、雫が昨日伏せた理由がそれと……納得出来るな。

……。
実は儂も……ずっとそれが引っかかっておる……。
既に何度も述べているのだが……。

「何故、退鬼殿が確実に生存している時に、
音麗殿を狙わなければならなかったのか」

これはやはり……
「音麗殿の卦に掛かる位置に鬼が居た」
こう考えるのが……普通だと……
儂は思うのだ……。

何故、退鬼候補を一、ニ人襲ってからではなかったのか……。
そこまで性急になる理由が……あるはず……。
そう思っておった……。

甲惇の言ってる事にも絡む事で、ちょっと考えてる事は在るんだが……取り合えず明日、斬鳩と弦琉丸の話を聞いてからが良いな。

甲惇様…私は自分で女性に鬼が居たため音麗殿を襲ったのでは？と指摘しております。めいが真の見鬼であると今は信じておりますので…。状況的に、それを言わねば片李が表にでてこなかったのかも知れませぬ。
私が鬼の可能性は、片李と揃って鬼であるか、めいが私を鬼だと知る鬼隻なので庇っているのか…の2点になりますが…片李殿と共に鬼であるなら自ら指摘は致しませぬ。めい殿が鬼隻であるなら、私の鬼はありえるかも知れません。ただ…どちらにしても早々に退鬼を名乗る手段を放棄は致しませぬ。

なんだか嬉しくて気が緩んじゃったのかな。
眠くなってきちゃった…


[めいは、おやすみなさい、というと家に帰って行った（就寝）]

……。
雫殿……御主だけを疑うとか、そういった意味ではござらぬ……。
誤解を招くような言葉で申し訳ない……。

[甲惇は非礼を詫びた]

あぁ、おやすみ。

さて……今宵はもう鬼も襲って来ないだろうからな。
俺も休ませて貰うとするか……。

皆お休み……。良い夜を……。

……。
儂もそろそろ休むとする……。
明日は普段どおりくらいの時刻には、
ここに来る事ができると思う……。

もう今日のような非礼はせぬ……。誠に申し訳なかった……。

……。
九韻示殿……。
儂の命を守り下さり……誠に感謝致す……。

儂の刀が……生きたのか……。
しがない鍛冶屋として……これ程嬉しい事はない……。

[甲惇はそう呟くと、神社を後にした……。]

…残りは

私伽羅と、見鬼を名乗るめい

そして退鬼を名乗る九韻示さま
その九韻示さまが守ったという甲惇さま

そして…
雫さん　斬鳩さま　弦琉丸さま
この七名ね…

[――弦琉丸は静かに本堂に姿を現した。そして、巻物を手に取るとそれに目を落とす。
暫しの後、巻物に目を通し終えると、弦琉丸はいつもの柱に背を預け崩れるように座り込んだ。]

…ふぁぁ…

[斬鳩はあくびをしながら本堂にはいり巻物を読み始めた]

…！！　退鬼…いや九韻示がやってくれたか！！
はは　これで巻物が一本増えた
この状況で鬼が騙るとは思えねぇ
つまり…弦琉丸か雫の…どちらか…！！

はは…はははは！！！
これは…皆に報告しねぇと！

[斬鳩は大急ぎで呪殺されたものの墓へと向かった]（退席）

[雫は巻物を読み返すとため息をついた]
弦琉丸は…人ならば諦めるなと昨日私を励ましてくださった。けれど…名を記したのは私なのね。九韻示殿が真の退鬼であれば…斬鳩か弦琉丸、鈴也様の言っていた可能性を考えてもめい…の3名。
…3名とも強く疑っていなかっただけに…。

[雫は巻物に筆を加えた。]
めいと斬鳩は何故…九韻示の名を記したの？
九韻示が斬鳩の名を記した理由も…出来れば答えてください。
弦琉丸が…私の名を刻んだことも。

私は…本当に誰が鬼かわからなかった。ここに来て…迷いがあったので伽羅に呪を預けたの。…鈴也様も恐らく同じ選択をし、呪にかかったのね。

[斬鳩は巻物に目を通し、言伝に気がついた]
…ん　雫から質問が来ているな…
……俺が　九韻示の名を記していたのは…
昨日の時点でもっとも疑っていた人物だったからだ
早く寝なければならなかったから…な
もっとも　やつが退鬼として名乗り出て合点がいった
死ななくよかったと思う。本当にすまない
それよりも雫、めいが九韻示の名を書いた理由はもう述べられているようだぜ？
…焦ってるって事は…あんたが最後の鬼かい？　っと
[斬鳩はさらさらっと筆を走らせた]

っとそうだ　これも…
今日はやらねばならないことが　ある…
夜は…１１時すぎに顔をだすと思う。
質問があったら　帰ってきてから応えるので巻物によろしく…　っと

[斬鳩はすべて書き終えると　体を起こし　再びどこかに去っていった]（退席）

……。
今戻った……。

……。
今までの巻物をずっと読み直しておった……。

……そして思った事がある……。

皆……この村での出来事を整理してみて欲しい……。

紗都殿が(偽だったが)告鬼として名乗り出……
直後に真の音麗殿が告鬼として名乗り出た……。

ここから、翌日……
紗都殿の偽が確定し、その後対抗が出ず、
音麗殿が真と村全体から認識されるまで……。

この間に、鬼が取るべき行動は……何だろうか……。

……。
儂は……そんな事を考えたのだ……。

真の告鬼である音麗殿……。
鬼は、二日目……。
晴暗殿を卦に掛けられ、且つ紗都殿が偽確定した……。

ここから……鬼が生き延びるには……
鬼は……何をすればいいのだろうか……。

一つ。
音麗殿を巻物に掛ける……。
これは無理だ……。
真の告鬼を巻物に掛けるのは流石に無理だろう……。

二つ。
音麗殿を襲撃して亡き者にする……。

この為には……。
・退鬼殿の守護を、音麗殿から外させるように行動する
・退鬼殿自身を、亡き者にしてから音麗殿を襲撃する

どちらかだと思うのだ……。

つまり……
「初日、紗都殿と音麗殿が告鬼として名乗り出てから、
音麗殿が襲われる直前まで」

この間に、鬼は何かしらの行動をしている可能性が高いと……
儂は……思うのだ……。

鬼にとって……
音麗殿の信頼を落とす事は必須だと思われる……。

それを露骨過ぎず……かつ周りの皆を惑わすように……。
そう行動していた者は……誰だろうか……。

そして、それは……
雫殿、斬鳩殿、弦琉丸殿……。
この中に……おるはずなのだ……。

[めいは薄紅の着物を着て神社にやってきた]
[今日も兄達のために祈り、桃の木を眺め微笑むと本堂に入って行った]　

初日から今に至るまで……。
とりわけ、初日……
「まだ真の告鬼も確定していない、鬼側も十分体制だ整っている時」
(勿論……その後の行動も全て追っていくのは当然として)

雫殿、斬鳩殿、弦琉丸殿……。
それぞれお三方を「鬼」と仮定した場合、

「あまりに鬼としてはおかしすぎる、鬼の利にならない行動」
「あまりに村人としてはおかしすぎる、鬼の利になる行動」

それを再び……見直してみるのが……良いと思うのだ……。

[めいは巻物に書かれた雫からの質問に気がついた]

>>6で言ったんだけどわかりにくかったかな。
九韻示さんの名は時を預ける時点で綴ってあったんだ。
めいは、>>9の通り、九韻示さんを退鬼であると気付いてなくてね。それで言動から疑っていた。ただ、指摘されてそのことに気がついて考え直そうとしたんだけど、悩んでいるうちに鐘がなってしまったんだ。
めいは、あの人のために自分に綴る名を決めたかったから…　雫さんのように名を預けられなかったんだよ。

甲惇さんのお話は３人を狼と仮定してもう一度巻物を読み返してみる、ということだね。


[めいは甲惇をみて微笑んだ]

そして……これも気になっていた……。

今回の鬼の襲撃先……
音麗殿→菜叉殿→万次郎殿→伽羅殿(失敗)→甲惇(失敗)

儂は思う……。
この襲撃順番……あまりに一貫性に欠けるのではないだろうか……。

いきなり音麗殿に賭けてきた後……。
おそらく退鬼殿を狙ったと思われる襲撃が続いた……。

ならば……。
「何故、昨日残り9名もいる時に伽羅殿を狙ったのだ……？」
「もう一日、待てなかった理由は何だろうか……？」

例えば……儂が鬼ならば……
あの日おそらく、ほぼ確実に巻物は避けられたと思う……。

それならば……無理して伽羅殿を狙う必要はない……。
年には念を押し……
もう一回、退鬼の可能性のある者を襲撃し……

その後、残り7名の時点で狙ってもよかったのではないだろうか……。

上手くすれば……見鬼殿を両巻物方向にもって行き……
最後まで確実に生き残る事もできたろう……。

ところが……実際には……鬼はそれをしなかった……。
何故だ……？
そこまで性急に……伽羅殿を狙う必要があったのだろうか……。

儂は……そんな事を……思っておる……。

斬鳩と弦琉丸はまだ質問(>>5)に答えてくれてないが、まぁ、話を進めてしまうか。

……。
どう致そうか……。

一応、儂もこの他に色々考えている事があるが……。
斬鳩殿、弦琉丸殿がここに来られるまで、待ち申そうか……。

…こんばんは。

喉が渇いたでしょう？
西瓜を持ってきましたので、よろしかったらどうぞ。

その前に、俺が斬鳩を疑い始めた切っ掛けは、片李の呪殺だな。

俺は、片李をめいは、呪殺を二晩行った後が良いと思っていた。例えそれで人しか殺せなかったとしても……だ。

その間、片李が全く語ってくれなかったら、それはそれでめいを信じる材料の一つになる。
また、仮に片李をめいをその後に呪殺するにしても、最後に3人無いし4人が残った時に、晴暗と紗都と誰か、晴案と片李と誰かの繋がりを探す手掛かりは増える筈だしな。

片李が鬼だとしても、それを早々に切り捨て、自分との繋がりの糸、めいと片李を天秤に掛ける材料を減らすって意味で、片李を呪殺を推す意味は在ると思った。

斬鳩はあっさりと片李呪殺に踏み切りすぎたのが、妙に気になっててな。


まぁ、取り合えずそれは昨日の話って事で、今日はもう一度、考え直すぜ。

[――弦琉丸は顔を上げた。]

先ず鬼の襲撃に付いてだが…気になる点は、音麗を襲っただけじゃなく、俺を襲わなかったって事だな。その意味する処は……

一つは、俺が退鬼だと言う名乗りを見落としていた。
二つは、俺の退鬼だと言う名乗りを人が退鬼の盾になる為にした狂言だと呼んでいた。

序でに言えば、>>2:297に言ってる事に付いてもだな。


他には……昨日、鬼は甲惇を襲ったわけだが、雫、めい、甲惇は、その襲撃の前に、俺の退鬼の名乗りをしっかりと確認しているわけだ。


この辺りについて、鬼は気が付いていたかどうか、信じていたかどうか、そして俺を襲撃するのが得策か……生かせて呪殺を免れようとした鬼の行動だと祭り上げるのが得策か……なんてのは、鬼探しの役にだつだろうか、って話だな。

例えば、めいに付いてだが、昨日（>>6:135の下）の時点で、退鬼が俺だという事に気が付いている訳だ。

めいが鬼ならば、昨日は甲惇では無く、俺を襲って居た可能性が格段に上がる。

隻鬼の可能性は、微妙だがな。

また雫は、宣言自体はしっかりとは見てなかったものの俺と甲惇を候補に挙げていた訳だよな。

めいと斬鳩が俺を疑っていたのなら、鈴也を疑えなくなったと言った後に俺の名を連署に書けば、俺を呪殺し甲惇を襲う事が出来た訳だな。

雫はそれをせずに、逆に俺と甲惇を呪殺候補から外した訳だ……一応俺はこれを鬼ではない人が取った行動だと考える。

俺が死んだ後、明後日辺りには、これは盲信しない方が良い程度の事だけどな。

どうやら……
九韻示殿と儂は……
同じ事を考えているようだな……。

「何故、昨日……儂を狙ったのだろうか……」

……。
儂が退鬼に見えたから……？
いや……違うだろう……
ならば、何故伽羅殿の前に狙わなかったのだろうか……
その説明が弱くなる……。


儂は……おそらく……
「最後残しても、ほぼ白として扱われてしまう」
「伽羅は流石に退鬼の守護があると狙えない、
ならば一番皆から白と思われている者を狙った」

これが妥当だと思うのだ……。

そして……これは多少飛躍するかもしれぬが……
「もう、九韻示殿を狙う余裕がなかった」
「九韻示殿は、今日巻物に掛ける方向を考えた」

これも可能性の一つとして……あると思うのだ……。

そう言や、めいに言った（>>6:130の下）のを聞いて、めい以外に、それ（>>1:33）を見に行った奴は居るかな？

遅れてすまねぇ！
今巻物を読み直してくるぜ

――九韻示殿。
九韻示殿が退鬼の者であるやも知れぬとは――俺も思った。
そして、退鬼の者であると思わせようとしている者ではないか、とも思った。

確かに昨日、九韻示さんは自分が退鬼であると限りなく告白していたようなものなんだよね…
でも実際に狙われたのは九韻示さんではなく甲惇さんだった。

昨日は確実に人を減らしたかったと思うんだよね。
そうしないと退鬼の秘められた力により、呪いの巻物が１つ増えてしまうから…
なんだか、すっきりしないなぁ…

鬼が後者と思ったなら――九韻示殿を残すと考えたのかも知れぬ。

私は…九韻示の退鬼の名乗りは見ていなかった。始まりの日も…昨日の日が変わる日も。
けれど、音麗を信じていたからこそ紗都が鬼であるなら表に出るべきで…でなければ音麗を守るために隠れていて欲しいと言ったのよ。昨日は退鬼を生存させるため、呪に自らかかろうと思っていたわ。…鈴也様の昨日の言動を読み返しても呪にかかることを私と同じく受け入れていたような気がします…。
…斬鳩。私は慌てていないわ。昨日呪にかかりたがっていた私がどうして鬼だと思うの？あなたの言動は不自然すぎるわ…。

痛っ！

…そうなのよ、私も見に行ったの。
だからそれに鬼が気づかず、
甲惇さまを襲ったっていうのがちょっと
わからないのよね。

めいに向けられた言葉とはいえ
普通は気になって見に行くものだと思うんだけど、
私だけなのかしら…？

>>44
ああ　すまねぇ見落としていた。
鬼はあんたが騙っていると思ったんじゃねぇか？

九韻示殿が偽者であるのなら…。つまり、九韻示殿が鬼である場合ですが鈴也様を鬼が襲ったということになります。
これも…考えにくいのですが。
いずれにしても九韻示殿を呪にかける気はございませぬ。

鬼がどうかは聞いてないんだが……、斬鳩が気が付いていたか、気が付いたのなら何時か、どう考えていたかを聞いてるんだけどな。

まぁ、その口ぶりからすると、気が付いてなかった様だな。俺を呪殺に挙げたんだから、それからも読み取れるが……。

あと、めいが気になるのはね、片李さんが見鬼としてわざわざ出てきたことなんだよね…
この村の人は賢明な人が多いから、状況だけを信じるわけではなくめい自身をみて判断してくれたけど…
やっぱり普通で考えたら片李さんが出てくる理由は薄いように思えるし変だもん。
甲惇さんが指摘した襲撃先の一貫性のなさもだけど…
なんだか鬼はすごい行き当たりばったりなのか…
更に周到なのか…　

とにかく何かがすっきりしないなぁ。

一つお聞きしてもよろしいかしら。

>>1:33の時点で自らの宿命を明らかにした意図は
何ですの？

…すまねぇ
重点的に読んでいたのが３日目からだったからな…

>>54
冗談だよ　ぴりぴりすんなって
だけどな雫、…呪いにかかりたがったからって村人とはかぎらねぇ
むしろ…　ああいわれたら村人かと思って考え直すのが人間ってもんだろ
残る灰はあと二人　俺の目線から言えば　だけどな
その灰でどちらが怪しいかと問われたら…あんたのほうなんだよ

……。
めい殿……。

その理由は、以前儂も触れたと思う……。

あの場面では、出てきたほうが……
むしろ巻物をうまくすれば2回使わせる事が
できた為ではないかと思うのだ……。

俺が鬼か……一応可能性は在るんだぜ。
例えば……菜叉が退鬼で、伽羅と甲惇を守ったと言った日に、片李と鈴也を襲って護衛したと言い張り今日と言う日に呪殺されない立場を得るって立ち回りだな。

まぁ、この場合、退鬼を屠っている可能性に賭け、更に一昨日伽羅が片李を、昨日鈴也を呪殺する事を見抜かなければいけないがな。

そして片李は見鬼となり、めいが隻鬼って事になるのか……ふむ。


まぁ、不可能ではないが、皆無だって事と、今日鬼を呪殺出来なければ、俺が襲われる事で証明するしかないな。

甲惇さん、めいはね、他にも何か理由があるのかなって考えて…
たとえば誰かを庇ってるのかなって…
そうすると雫さんが怪しい気もして…
でも昨日の言葉が嘘だったとは思いたくもなくて…

ちょっと悩んでる。

っと　西瓜か！俺ももらうぜ

[斬鳩は西瓜を一つ手にとり　かぶりついた]

>>68
あんたが鬼だったとしたら伽羅の護衛だけで十分だろう
二回もわざと失敗して巻物を増やす意味はねぇ
そういう意味で　俺はあんたを白と思ったんだ

つまりやっぱり灰の中の誰かが鬼…
そして残りの巻物は３。
はは　観念して出てきちまったほうがいいんじゃねぇかい　鬼さんよ！

理由は無駄な鬼見と呪殺をさせない事……ってなるのあかな。ん、そう言や万次郎の旦那には言ってた積もりだったんだが(>>1:38)、最初に会った時そうそうに去ってしまったんで話してないな。

後は、雫と弦琉丸が感じた通り、退鬼か退鬼の盾になろうとしている人かを鬼に惑わさせる為…だな。

まぁ、もっとも……余りに流されたんで、ほっといた感はあるがな。

斬鳩殿……。

御主……三日目に……。(>>3:13)

…今日襲われたのは巫女さんでめいが見鬼だと名乗った。そして… 紗都は…鬼隻だったというわけか …鬼は鬼を襲えない。紗都が鬼隻ってことは巫女さんは本物…

こう述べておるが……

儂は聞きたい……
「何故、御主はめい殿が「真」と確信した上での発言を、
この時点でする事ができたのだ……？」

この時点で発言したのは、
伽羅殿、めい殿、晴暗殿、片李殿の4名……。
あの時まだ、発言しておらぬ者が8名もいたのだ……。

九韻示さんが鬼だとするとこの村に来た日に退鬼だと名乗ったのは計画的だったことになるよね。
鬼が嘘をつくこともあるって文献に書いてあったけど…　退鬼だと最初にいうのってどうなんだろうね。
嘘をつくつもりだったら告鬼か見鬼というほうがいいような気がするな。
退鬼だといっていたのにその後に告鬼か見鬼だと名乗り出たら怪しく見えるよね。
それに退鬼であると名乗り出てずっと襲われないと（襲われなかったけど）疑いの目が向くと思うんだよね。

だから鬼には見えない。退鬼だと思うな。

この後、誰か別の者が、見鬼として名乗り出る可能性だって、
可能性としてはあったはず……。
それを村人ならば考えていたはずだ……。

それなのに……何故だ……？
儂は……聞きたい……。

そして……
儂は思う……。

「音麗殿が真確定する前」
「音麗殿が真確定した後」

ここで、明らかにスタンス、行動、発言が変わったものが居るはずだ……。
それは……鬼に他ならないと……思うのだ……。

>>73
それはその時点での思考でぃ
対抗がでることも考えなかったわけじゃねぇぜ
そして「真」と決め打っていたわけでもねぇ
紗都が鬼隻「だったら」巫女さんは本物って言ってるだろ？

俺は勢いだけで生きてるところのある人間でね…
誓って言うが俺は鬼じゃねぇ
ま…呪殺されてもくいはねぇんだけどな
巻物は…あと３つ残っているわけだしな

――九韻示殿が鬼であるやも知れぬ事……これは皆無では無いが、今取り沙汰する事でもなかろう。
鬼は唯一人残るのみ。
ならば、それを考えるのは後で良かろう。

――雫。
退鬼に代わり呪を受けようとした、か。
残る唯一人の鬼がを探す事をせずに。

雫さん、>>2:44で伽羅さんが神子であると名乗り出たことを即受け入れているよね？
あの時点では、紗都さんが告鬼、音麗が鬼隻である場合も考えられ、鬼が神子を騙る可能性もあったと思うんだけど、どうして即受け入れて意見を述べることができたんだろう？
見鬼に対しては、めいしか見鬼の名乗りをあげてないときめいを疑う発言をしていて、雫さんは慎重な人に見えた。
それなのに告鬼への反応は違和感を感じるんだけど…　どうしてそう思ったのか教えてくれるかな？

弦琉丸…ずいぶんと冷静なのですね。
私にもその冷静さがあれば…。
鬼を探しても私にはわからなかった…。
故に他の者に任せようと先に逃げの姿勢を見せてしまったことは申し訳なく思います。
私は貴方か、斬鳩が鬼だと思いたくなかったのですが…。
ほぼ二人のどちらかが確実に鬼である以上、今日は一度捨てた命ではありますが…今一度頑張ります。

――雫よ。
昨晩、お前はその身に呪を向けよ、と言った。
……人であってもその言葉は出るやも知れぬ。だが、人であれば、やはり鬼を探そうともするだろう。
昨晩のお前には、鬼を探そうという意志を感じれなかった。

めい…。私は神子が二人居るときに…偽りの名乗りをすることは考え難かった。もちろんするものも居るのかもしれませんが…。私はあの時偽者であると考えることが出来なかったわ。
逆に見鬼は…偽者が出ても当然というのがあるし…私が紗都を鬼だと思っていたのもあり、あなたを本物だとはすぐには思えなかった…。
ただそれだけよ…。

[弦琉丸はゆっくりと立ち上がり――切鳩に向き直り、射抜くように見据え、重く口を開いた。]

……切鳩。
お前は本当に、今日その身に呪を受けても良い等と思っておるのか？
切鳩……沙都はお前に何を望んだ？

雫さんは、見鬼が確定するとなぜ思わなかったの？
あの人が鬼であることは状況的に確定していた。
偽者確定していた紗都さんを含め表舞台にでた鬼側は正体を暴かれていた。
見鬼が確定する可能性は充分すぎるほどあったと思うよ。


[めいはあの人という時に少し苦しそうな顔をした]

………。
沙都が何を望もうと関係ねぇよ
俺は沙都の魂を孤独に縛り付けた鬼を…

[斬鳩は目をふせ　それからゆっくりと弦琉丸を見た]

悪ぃ　もう終わるだろうと思って
自分が生きることをおろそかに考えていたかもしれねぇ…

だから…あの時は紗都を鬼だと思っていたのよ。めい。
そうすると鬼隻は未だ出てきていないことになる。
…そのとき、見鬼は本物しか出てこないと…思う？

[めいは斬鳩に向き直った]

めいは、自分が鬼でないということは鬼にでもできると思う。
悔いが残らないなんて安易に言わないで欲しい。

まぁ、めいを見鬼だと信じてくれるなら詰んでるんだけどね。
斬鳩さんは、めいが鬼隻だったことを考えて呪いにかけたいと思ってるんだと思ったよ。

…弦琉丸さま…
誰もがあなたのように強いわけではございませんわ…

そうか　そういえばめいはまだ鬼隻の可能性が残ってるんだったな…。
あんだけ恐れていたくせに　うかれて忘れてたぜ…

[斬鳩は考え込んだ]

この可能性を完全に回避するには…
…いや　俺が生き延びればいいのか今日鬼が連れなかったとしても　明日…
そうすれば　全てかたがつく…

…責任重大だなぁ…　しかし…もし明日があったとしても　めいをつるよりは最後の灰を吊ったほうが鬼の可能性は高いわけだし…

[斬鳩はぶつぶつ呟いている]

甲惇さま、お帰りなさいませ…

そろそろ確認ですが、みなさま甲惇さまに
時は預けましたか？

あとね、めいが鬼の可能性もあるよ…？
なぜかみんな言わないけど…

とにかくっ、みんな安易に考えちゃだめだよっ


[めいはちょっとご機嫌ななめ]

めいが鬼の場合、
片李さまが見鬼であり、紗都は鬼となる。

その場合鬼はめい、紗都、そして晴暗さま。

全員が表に出ているということになり、
鬼隻はいずこへという話になりますわね。

ぅ…　そうなんだけどさー
みんな安易に呪いに落ちてもいいなんて言い出すんだもんっ

めいは、そういうのは嫌いなの…

めい、よくお聞き。

雫も斬鳩も、何の力も持たないの。
神子でも見鬼でもないのよ。
ましてや…

…あなたにもわかるでしょう。
大切な人を失うということがどういうことか。

私だって…

…でも

だからこそ歯を食いしばって
生きていかなくちゃならない…
それはわかっているつもりよ。
…頭ではね。

それは二人も同じでしょう…
だから私からは、何も言えないわ。

[めいは再び雫に向き直った]

めいはね、そこまで紗都さんを鬼だと思えるのが不思議だったよ。

あと、昨夜は信じるって言ってくれたのが嬉しくて、感情に流されてしまったんだけど…
雫さんから見てめいが何者かはわからないじゃない？
自分を呪いにかける提案をするよりもめいの名を綴ったほうが村のためになる提案だったんじゃないかと思うな。

[めいは、懐にしまってある紅い玉石を思い浮かべた]

めいが、言い過ぎたなら謝る…　ごめんなさい。
でも、めいは…　無駄な犠牲は出したくないし、あの人に早く逢いたい。

ただ…　それだけなんだ…

……冷静、か。そして、伽羅は俺が強いと見えるのだな。
俺の心は……確かに揺れておらん。
あの晩……嘗ての誓いと共に俺の心も死んだのだろう。

[弦琉丸は目を瞑り、呟くようにそう言った。]

時が迫っていますね…

ではお聞きします。
弦琉丸さま、雫さん、斬鳩さま。

この中に鬼がいるのでは…そう思います。
私と違い、あなたがたから見ればふたつにひとつ。
「どちらが」鬼と…そう思われますか？

斬鳩が今もっとも疑わしく思えますが…私よりも自らの命を軽んじている…。逆に弦琉丸は信用を得るべく動いているように…。
めいが鬼隻なら…は完全には捨てられませぬ…。
私は慎重なのではなく迷い､悩んでいるだけ。
…今日で終わりにするには…誰の名を刻めばいいの…？

[弦琉丸は、ゆっくりと伽羅に向き直る。]

――俺は、雫が鬼であるだろうと思っておる。

[弦琉丸は静かに、だがはっきりとした声でそう答えた。]

[弦琉丸は雫に向き直り、その目を真っ直ぐに見詰めた。]

俺は…雫だと思っている。
弦琉丸は…悪いが村人にしかみえねぇ

伽羅殿…。状況証拠では…迷うことなく斬鳩です。
されど、迷いのなさ、昨日私に諦めるなと言いつつ呪を刻んだことで…弦琉丸を信じきることも出来ませぬ。
…今宵斬鳩殿を呪にかけたあと、私が明日呪にかかるかと思うと…。今日は弦琉丸の名を刻みたく思います。

お二人が雫さんを鬼と思う理由は…女子だからでしょうか？
そして自らの死も厭わないその姿勢が…
自らを村人と見せようという、鬼の策略と？

そして斬鳩さまの言う、弦琉丸さまが村人にしか見えないというのは…
どういう意味でしょう…

私に呪をかけるなら今日でよいでしょう。ただ、鬼を滅ぼすことは適いません。
…私は私＞斬鳩と安全に呪をかけられる弦琉丸を一番恐ろしく思っております。

昨日皆の印象を述べたときから　ずっと変わってねぇってことさ
しっかりと巻物に目を通し
村人だからこそ気づく視点での発言をしていると思う

弦琉丸が鬼なら俺はもうお手上げだ…

儂がまだ時を持っているが……。
あと１つ、何処かに在るようだな……。

そんなわけで…悪いんだが　消去法で雫が鬼と思っている
女だからってのはつけたす気はねぇよ
それが真実であろうとも　俺はそれを思考にいれなかったからこじ付けにしかならねぇ
…今日で　何もかも終わることを祈ってるんだ

――雫よ。
お前のその言葉は……迷っているのではない。
身代わりとなる者と作るべく、疑念を撒き散らしておる。

状況から見れば迷わず切鳩、と申すか。何故、迷っていると言いながらその言葉が出る？
俺は確かに諦めるなと言った。人間ならば、な。
だが、ああ言った後も鬼を探そうとする意思を見せなかったお前は―ー鬼だと思えるのだ。

終わりませぬ。
斬鳩。あなたが人であるのなら…明日弦琉丸を呪にかけるべく頑張ってくださいね。

斬鳩さま
…そうですか

わたくしには雫さんが、細かくかつ
広い視点を持っているように見えるのですよ…

雫が疑われるきっかけとなったのは、
私が女子を占うように言ったから…
わたくしはそこを気にしすぎているのかもしれませんね。
ですから贔屓目で見ているのかもしれませんが、
どうも鬼に利用されているような気がしてならないのです。

明日もまだ続くってのか？
…おいおい　冗談はよせよ…
…そういわれると不安になるじゃねーか

[斬鳩は苦笑した]

――伽羅よ。
俺は今まで、女子である事を理由に伽羅を鬼だと言ったことがあったか？
自らの死を厭わぬ姿勢、か。では、問おう。俺は、切鳩は、死を恐れておるように見えるか？
鬼が残り一人のみの昨晩、鬼を探す事をせず自らの名を記せと繰り返した雫の姿は人間のものであったか？

うむ……。

初日の流れでは……。
・弦琉丸殿、雫殿：音麗殿に自分の意志での占いを推奨
・斬鳩殿：特に何も触れてない

二日目の流れでは……。
・斬鳩殿：早い段階で音麗殿を完全に信じられない、という発言(>>2:82)
・雫殿：早い段階で音麗殿を真だと思うと発言(>>2:44)
・弦琉丸殿：これといったのは見つけずらいのだが…(>>2:219付近？)

伽羅を、ではないな。
雫を、だ。

今日巻物を読み返して、話をしたけれどめいは雫さんを信じることができない…

めいは雫さんの名を綴る。


[めいは雫のほうをみてそう告げた]

「村人だからこそ気づく視点での言」か……すまないが、俺はこれを雫に感じていたよ。

……。
皆に言いたい。

「何故、最近の印象だけで物事が決まるのだ」


初日、二日目、三日目…
鬼はずっと、その場その場の状況に合わせ、生き延びてきているのだ。

そこに目を向けさせないのも、鬼の策略だと……
儂は思う。

弦琉丸について気が付いたことがあるので…恐らく私の遺言として…遺しておきます。
2日前までと昨日・今日とで…明らかに動き・言動が違います。
…めいが見鬼であるなら…片李を失ったことと関係があるのでしょうか。
ただ・・・今日になって斬鳩が妙に軽く感じるのもあり、本当に判断に困っているのです。

弦琉丸さま…

畳み掛けるように質問を投げかけるその姿勢、
検非違使みたいで厭だわ。

はっきり申しまして、
わたくしが疑っておるのはそこなのです。
性格でしたらごめんなさいね。

特に初日。
何故、皆ここに目を向けぬ。

鬼が全て揃っていて、
最も行動の幅も広い。

其の時点で、明らかに村人としておかしな行動を
取ってるものがいる。

後な…めいが隻鬼でない可能性は、完全にはぬぐい去れない。

また、幾つかめいには隻鬼かも知れないって、疑いも持って居るんだよな。

俺は今日、斬鳩、弦琉丸、雫の中から名を書かせて貰う。また、俺は生きてないだろうが、明日はめいの名を書くよ。
そして明後日、残りの二人のどちらかの名を書く……。

そこまでは出来ないだろうが、これは俺の中で決まっているな。

…あら。

兄上さまは検非違使だったわね…ほほ。
ごめんなさいね、兄上さま。
伽羅はお役人は嫌いでしたのよ。
兄上さまは別ですけれど。

[弦琉丸は甲惇に向き直った。]

――甲惇殿。
俺は、間近のことだけを見ておるわけではない。
だが、その言葉は尤もな言葉であると思う。

おいこら九韻示…俺を不安にさせるな
雫が鬼でなければ　明日生き残る灰は弦琉丸と俺の二人
最悪めいが鬼隻だったら明日俺が吊られた時点で終わるんだぜ？
そうなったらめいを吊ってからって話になっちまう…

…弦琉丸が鬼だったら…　勝てる気がしねぇよ…

[斬鳩はかすかに青ざめている]

灰の三名…

皆自分視点で物を言い合う。
それはまだいい。

何故、皆最近の行動だけを見ている？
儂にはそれが不思議でならぬ……。

めいを残し、雫、弦琉丸、斬鳩を消すってのもな。

まぁ、明日には明日の風がってのは、誰か似た事を言っていた奴が居たな。

その時、また判断してくれ。

めいは最近の印象だけではなくて、雫さんを怪しいと思ってるんだけどなぁ…
紗都さんを鬼だと思い込んでるのが…　やっぱり納得いかないよ。

めいが見鬼だからそこに敏感なのかもしれないけどね。

特に、今回。
初日に告鬼が二人出てきた。
「そこでの対応に、おかしなものがないだろうか」

その後、紗都殿が偽確定した。
「鬼は、音麗殿を其の夜襲っているのだ。
音麗殿に守護を少しでも張り付かせないよう、何かをしているのだ」

この付近、大きな情報であるはずなのに…
誰もここについて話しをしない。
それは……危険なのではないだろうか……。

――伽羅。

疑う事は構わぬ。謝る必要も無い。
俺は俺の言葉によりて、何者であるか示そうとしておる。
――俺が何者であるか。皆がそれぞれに判じてゆかねばならぬ事だ。

甲惇様…。雫は全体を通した上で騙っております。
斬鳩は一貫しています…。
弦琉丸が2日前までと昨日・今日の行動に異状を感じるので怪しく思うのです…。

斬鳩。私を呪にかけ黄泉路に落としても本当に明日続くのです。最悪の可能性で…めいと弦琉丸が鬼隻と鬼であると考えて見る気はないのですか？

――甲惇殿。
それはお主が補ってくれておる。

[めいは九韻示に向き直った]

めいが鬼隻だと思うのなら今日のうちにみんなでめいの名を綴ったほうがいいんじゃないかな？
うーん、そういうのも鬼隻っぽい…のかな…

>>132
…なるほど…。…わかったぜ。
もう一度　その巻物を読み直してみるとする

雫殿……
「どこがどう、弦琉丸殿の行動がおかしいと思うか」

それを述べなければ、伝わらない……。
頼む、それを述べて欲しい………。

雫が鬼で、片李が鬼だった時に消える疑問ってのを考えてみるのなら……。

片李の名乗りが遅い事、翌日紗都が鬼でも幾らか潜伏出来る道を作っていた。音麗の鬼見の先が、片李でも雫でも危険なものであり、無理をした理由が伺える。
また、片李が見鬼を名乗る事で雫を取り合えずの疑惑から外す事が出来る……。

なんてのは、思い付くな。

――雫よ。
俺について、何を以ってそう感じる？

[斬鳩は雫を見つめた]

…明日があれば　な
まず　ねぇと…思いたい。

…だが…すまん　残り時間も少ないようだが…
もう一度　考え直してみる…

[めいは目を閉じて考えている]

あの人と明日逢える…
そう信じたい…

めい、間違ってないよね…

――時は揃ったか？
今宵の鐘を以って……終わりを告げる鐘となる事を祈らずにはいられぬな……

[そう言って弦琉丸は、開け放たれた戸口から朧に霞む月を見上げた。]

甲惇様。こればかりは全体を通しての印象となってしまうのです。2日前までは…ずっと前に出すぎず、静かに状況を述べている印象が強いのです。
昨日から…急に攻撃的な言動となったように見受けられます。自分以外の者を黄泉路に送り生き残らんとする最後の鬼に…見えて仕方がありませぬ。
そして、めいも…自分の言っていた状況がそう思えるからと言って事実ではない、でしたか…。あの言葉を用いた本人にしては、弦琉丸に対し疑おうと言う姿勢すら見えないことで、真の見鬼であるか揺らいでいるのです。
片李を鬼であると思ったり、めいを信じきれなかったり…迷いが多いのはご容赦くださいませ。

甲惇さま、そろそろ鐘の準備を…

鬼によりこの村が滅ぼされないことを切に願います。本当に私は鬼ではないのだから…。
斬鳩…。本当に人間ならば明日貴方が呪に落とされぬように願います。
…本当に。

終わりを告げるなら――此岸と、彼岸との交わりの時が訪れるだろう……束の間とはいえど……な。

鐘の準備は整った……。

雫…やめろ俺を惑わすな…！！
明日　鬼の来る日々はもう来ない…
来ないんだ…！！！
お前が…鬼なんだろう！？なぁ！

[斬鳩は青ざめ　刀を抜く体制で身構えている]

……俺は…間違っているのか…
誰か…会っているといってくれ…！！

――雫よ。

俺はお前を鬼と思うゆえ、お前に問い、言を投げた。

ちょっと、言葉を紡ぐには時間がないな。

甲惇、この刀……役に立ったぜ。
俺にはもう使えそうにない……返しておく。

私が鬼なら退鬼の名乗りを上げるという切り札を昨日から早々に捨てると…。

……儂は……。　
斬鳩殿の名を記す……。

御主の初日の音麗殿への対応……。
二日目、確定してからの対応……。
三日目、めい・片李・雫の組み合わせの考察がその場その場で変わっている点……。

儂の思い違いもあるかもしれぬが……。
今宵は……斬鳩殿……
御主の名前を記そうと思う……。

――切鳩。

全ては己の意にて選ばねばならんのだ。