人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1873)Weeping Willow : 2日目 (2)
冒険家 ナサニエル
マフィンならやらんぞ…これは俺の分だ。
後、酒は飲まん。それでも良ければ話くらいは聞いてやるが。

何の用だ?傷の男よ。

[…は興味なさげに相変わらずマフィンをハチミツをつけ食べ続けている]
(198)2006/09/17 21:17:09
書生 ハーヴェイは、お尋ね者 クインジーに一瞬だけ視線を送り、マフィンを食べ続けている。
2006/09/17 21:17:35
牧師 ルーサーは、書生 ハーヴェイに話しかけた。
2006/09/17 21:18:53
書生 ハーヴェイは、牧師 ルーサーの方に振り返った。
2006/09/17 21:20:22
お尋ね者 クインジー
[相変わらず、酔っ払ったような顔で、クインジーが笑みを作った]

おー。
別に構わんぜ。
何、一人で酒を飲むのにも飽きたからよ。ただ、酒の肴として、話し相手が欲しかったのよ。

[フーとタバコの煙を吐き出して、新たな酒に口をつける]

お前は、色々なところを旅して回っているようだが、一体どんなところを旅してきたんだ?
まー、ざっとでいい。印象に残るような場所もあっただろうから、今後のためにも聞いておきたくてな。
(199)2006/09/17 21:21:02
牧師 ルーサー
ハーヴェイさん、先ほど例の…旅のご婦人とお話されていましたね。

[カミーラがグレンの部屋を訪れたのを知っていた。]
もしや…グレン君のことですか?
彼は、大丈夫なのでしょうか?
(200)2006/09/17 21:23:04
書生 ハーヴェイ
カミーラさんとですね、はい確かにお話ししました。

[...は少し考えて口を開いた]

……ヴィンセント医師が全力を尽くしてくださってはいますが。
予断は許さない状態のようですね。
最悪の事態も考えておかなければいけないかもしれません。

[怪我の事だけではない。だが明確には言葉にせずに]
(201)2006/09/17 21:27:15
冒険家 ナサニエル
…ふん。酒の肴か…。それならば、あの連れの娘の方が良かったのでは無いか?

[…そういうと口を歪めて笑みを浮かべる]

ああ、そうだな。そういえば、あの娘…ネリーと言ったか?あいつの出身の村…なんといったかな?そこにも寄った事があるぞ。
…目的も無く旅歩くのが好きなのだ。まあ、一所に留まるのは退屈だからな。それゆえ危険な場所に行く事もあるが…。人狼騒ぎに巻き込まれるとはな…。皮肉なものだ。

[…はからかうような苦笑いを浮かべていたが、手を伸ばした先のマフィンが無くなった事に気付くと少し寂しそうな顔をした]
(202)2006/09/17 21:28:58
冒険家 ナサニエルは、篭に残されたマフィンを じ・・・っと見ている。
2006/09/17 21:32:56
牧師 ルーサー
いえ…その事ではなく。
ああ、彼の命が気にならないと言うわけではないのですが。

彼の…腕です。あの腕…アレは、いったい、どういうことなのでしょう。
今はどうなっているのですか?
これから、どうなってしまうのでしょうか…。
(203)2006/09/17 21:33:00
お尋ね者 クインジー
[ナサニエルの言葉に、クインジーが大げさに驚いて見せた]

へえ……。
あそこは、いいところだったな。
まぁ、それでも、自分がいたくない土地もあるだろうからな。
色々な場所に行くのも、いいことだろうよ。

[酒をもう一飲み]

しかし……そこまで色んな場所を歩いているなら、「人狼」騒ぎにも何回かあったことあるのかい?
いやいや……。
失礼な物言いだったか。
この村の「人狼」騒ぎに少しも動じていないアンタだ。きっと、何度もあって、そのたびに切り抜けてきたんだろうな。
いや、アンタのその強さにあやかりたいもんだ。

[笑う。
酒臭い息を吐く。
ただの、酔っ払いの戯言だ]
(204)2006/09/17 21:34:44
書生 ハーヴェイ
………。
そのことも含めて、ということですよ。

[席を立ってルーサーを少し離れたテーブルへと誘う。
一応ではあるが周囲から人を遠ざけ、声を潜めて]

ヴィンセント医師の研究の事は知っていますか?
グレンさんは…おそらく感染…
いえ、あの状態では既に発症してしまっている可能性が高いのだと思われます。
ですから、最悪の事態の事も考えておくべきかと。

…できるならば、そんなことにはしたくありませんが…
(205)2006/09/17 21:40:31
冒険家 ナサニエル
ああ…何度かはな。
俺は常に「余所者」だからな。
それを理由に処刑されかけた事もあったさ。

まあ、此度の騒ぎは…なかなかしっかりした結社員が纏めてくれているようだから、そんな理由で処刑されることは無い…と楽観してはいるが?
[…はやはりからかう笑みを消さないまま、篭のマフィンにさっと手を伸ばしてすばやく蜂蜜の瓶に漬け込んだ]

…んぐ。で、話ってのは「それだけ」か?
傷の男よ。

[最後のマフィンを飲み込んだ後、顔から笑みが消えて、やや鋭い視線でクインジーを見つめる]
(206)2006/09/17 21:45:00
牧師 ルーサー
ヴィンセントさんの研究ですか?
いえ、…これまで、詳しく聞いたことは。
[一度尋ねて、話しづらそうにされたことを思い出す。以降は聞いたことは無かった。]

「感染」…?
それは、それはいったいどういう…!?
(207)2006/09/17 21:45:54
牧師 ルーサーは、声を抑え、しかし同様を隠し切れない。
2006/09/17 21:46:22
お尋ね者 クインジー
[クインジーがナサニエルの顔におどけたような表情を見せた]

カッカッカ。
そう怒りなさんな。
アンタの強さを、評しているだけさ。

―――そうだな。
怒らせちまった侘びに一つアンタにだけ教えてやろう。

[声を潜める]

実はな、昨日、占い先の希望で、ラッセルを希望したのは「ナサニエル」アンタだけなんだよ?
―――さて、これから、アンタなら、何を想像する?
俺が何の答えを知りたかったと思う?

[にやけた顔。
煙るタバコ。
だが、その目は、その目は、先ほどから一度でも笑っていただろうか?]
(208)2006/09/17 21:50:27
書生 ハーヴェイ
[少し困った顔で]

ご存知ありませんでしたか、これは失敗したな。

[じっとルーサーの目を見つめ]

どうか落ち着いて聞いてください。
もう一度言います。
最悪の事態を覚悟しておいてください。
現状で最悪の手段を取るということ、分かりますよね。
(209)2006/09/17 21:53:14
牧師 ルーサー
[なおも何かしら問おうとするも、ハーヴェイの態度はこれ以上何も言う気が無いことを明快に示している。]

……。
(210)2006/09/17 21:56:37
牧師 ルーサーは、沈痛な面持ちに。
2006/09/17 21:56:58
書生 ハーヴェイ
[その様子に同じように表情を曇らせ。
彼にだけ聞こえる声でそう言った]

それは、本人が一番感じていらっしゃるようですが。
(211)2006/09/17 22:01:02
書生 ハーヴェイは、胸元に軽く触れ、口を閉ざした。
2006/09/17 22:01:47
冒険家 ナサニエル
[…は目を細める。クインジーとは対称的にその目は自らへの攻撃を楽しむかのように笑っている]

…ほう、あの若造を希望したのは俺だけだったか。
騒ぎのあった時間、また襲撃された人物を考えれば村に昔から居る人物が人狼と睨んだのでな。その中で一番、大人しそうに目立ってなかった奴を挙げただけだが。
まあ、結果的に人間であるようだが・・な。

[ここで何かに気付いたように]

ああ、なるほど。結果的とは言え、人間であった人物を占う事を希望した…。ただ一人の人物が俺だということか…。
まあ、情けない話ではあるが、俺の今までの人生経験など役に立たぬ事が証明された…ということか。
…期待外れですまなかったな?
ま、冒険家などと粋がってみても、所詮は無力な「人間」という事さ。
(212)2006/09/17 22:08:09
お尋ね者 クインジー
[ナサニエルの言葉に、今度は紛れもなく、クインジーが目を細めて笑う]

クックック。
いや、悪い。
色々と考えてくれていたようだが、「答え」なんかねえんだよ、別によ。

まあ、もしも、「答え」があるとするならば、そう、今アンタが必死に想像したもの。それが「答え」か。

さて、長居しちまったな。
そろそろ、俺も一人酒に戻って、グレンの容態を待つことにするよ。

[と、クインジーがボトルを一本引っつかんで、その場から離れる―――が、最後に今思い出したように振り返り言った]

ああ―――そうだ。
アンタ、「十字の傷」をトレードマークにしている人狼は知っているかい?

[その言葉は、いともアッサリと、こともなげに言ったように見えたが、実は今までのは全てプロローグで、これこそ、ナサニエルに投げかけたかった言葉である]
(213)2006/09/17 22:16:01
書生 ハーヴェイは、お尋ね者 クインジーとナサニエルの会話にピクリと反応した。
2006/09/17 22:18:00
冒険家 ナサニエル
ああ、知ってるさ。
十字傷を襲撃者に残す人狼。
旅をしていれば一度は耳にする話だ。

まあ、そいつについては結社員が一番詳しいんじゃないか?
何せ、何度も何度も取り逃してるんだからな。

[…ほんの少しだけ瞳に侮蔑の色が走る]

まあ、貴様が奴の伝説を終わらせてくれる事を願っておくよ。
…傷の男。
結社もそう何度も失態を繰り返すわけにはいくまい?
「人狼殺しの専門機関」。その名を免罪符に無関係の人間ですら幾人も殺してきてるのだから。

…ともすれば、人狼の其れよりもずっと多くな。
(214)2006/09/17 22:28:11
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナはじーっとナサニエルを見ている]

(マフィンとはちみつ…おいしそう…)
(215)2006/09/17 22:32:42
お尋ね者 クインジー
いやいや……。
俺が聞きたいのはそんなに形式ばった答えじゃなかったんだけどな。

そんな、本当に誰でも知っているようなことじゃなくて、もっと深く知っているかと思ったんだよ。

そうだな、もしや、アンタが―――

[更に何かを言いかけようとして、その口を閉ざす]

―――いや。やめておこうか。これ以上は無粋だったな。

ああ。それから、結社員がヘボだってことに否定はしねえよ。
なんせ、人狼と人間の区別もつかないで、一緒くたに殺そうとしている愚か者の集団だからな。

んじゃ、邪魔したな。

[適当な言葉を最後に、今度は振り向きもせずに、いつもの指定席へと戻っていった]
(216)2006/09/17 22:35:07
書生 ハーヴェイは、無意識に握り締めていた手の力をそっと抜いた
2006/09/17 22:37:24
村長の娘 シャーロット
[グレンが別の部屋に運ばれてからずっと、少女は隅のテーブル席に。
時折其方を見やる他は、じっと下を向いた侭。


ふと耳に飛び込む「十字の傷」の話。

袖の上から手首に触れて、ちいさく吐息を洩らします]
(217)2006/09/17 22:40:30
雑貨屋 レベッカは、クリスマスローズの香りを仄かに纏いながら、集会所に現れた。
2006/09/17 22:42:22
冒険家 ナサニエル
…「愚か者の集団」か。
まあ、俺から言わせれば目的も無く、覚悟も無く喚きたてるだけの奴らに比べれば、幾分マシではあろうがな…。
…俺も単なる愚かな冒険家に過ぎん。知っている事以上は語れぬさ。
そういうのがご希望なら吟遊詩人にでもチップをはずんでやることだ。
中々楽しい時間だった。また何か話があれば付き合おう。…酒は飲まぬがな。
[…はそういうとクインジーの方には振り返らずパタパタと手を振った]

ん・・どうした?

[…はニーナの視線に気付き、苦笑する。瞳からは攻撃的な色が消え、悪戯好きの子供のような目に変わる。空になった篭をパタパタと振り「もう無いぞ」と愉快そうに笑った」
(218)2006/09/17 22:43:19
雑貨屋 レベッカ
[...は、酒場の席に着くと、二人の流れ者の男を侮蔑の目で睨みつけた後、ニーナに話しかけた。]

こんばんは。ニーナちゃん。
…グレン君の様態は、どう?

ヴィンセント先生は、相変わらず、彼の看病なのかしら…
(219)2006/09/17 22:47:07
見習い看護婦 ニーナ
[笑ったナサニエルを見て…]

ひーどーいー!!

[思わずナサニエルをぽかぽか殴る。その反動でエプロンのポケットから飴がばらばらと零れ落ちた]

ああっ!
(220)2006/09/17 22:47:42
見習い看護婦 ニーナ
[あわてて飴を拾いながら]

え、ああ、こんばんはレベッカさん。
治療は私は危ないからって手伝っていないの…。
でも、うん、先生の様子見てると…よくない、です。
(221)2006/09/17 22:49:22
書生 ハーヴェイは、村長の娘 シャーロットの様子に気がついて目を眇めた
2006/09/17 22:49:51
村長の娘 シャーロットは、書生 ハーヴェイの視線には気づかず。俯いた侭。
2006/09/17 22:51:47
雑貨屋 レベッカ
[[ニーナが飴を拾うのを手伝いながら]

そう…
良くないのね…グレン君…


それと、

あんまり、余所者を信じちゃ駄目よ…

こんな状況をにやにや楽しんでいる、流れ者の男の人なんか、特にね…
(222)2006/09/17 22:54:11
冒険家 ナサニエル
…こういうものはな「早い者勝ち」と昔から相場が決まってるのだ。

[…はいつの間に拾ったのか飴を一つ口に放り込むと満足そうにコロコロと口の中で転がした]
(223)2006/09/17 22:54:25
見習い看護婦 ニーナ
[手伝ってくれているレベッカに礼をいいつつも]

食べ物を独り占めする人は絶対信じません!!!
しかも何で人の飴勝手に食べてるのー!
隣村の一番美味しい飴なのに!
しかも貴重なミルク味!!!
(224)2006/09/17 22:58:20
見習い看護婦 ニーナは、飴を拾いつつ、次々をポケットから飴を落としている…
2006/09/17 23:00:35
異国人 マンジロー
ん、これはりんご味か。

[足元に転がってきた飴を許可なく口に放り込み。]

ニーナ……いや、何でもない。

[飴を拾っては落とす、無限ループに嵌ったニーナの様子が面白くて笑顔で見守っている。]
(225)2006/09/17 23:03:49
見習いメイド ネリー
[足元に転がってきた飴を拾い上げ、くすくす笑いながらニーナの元へと]

ニーナちゃん、大丈夫?
飴、落ちちゃってるよ。

[ポケットを指差して更にくすくす。
ナサニエルに文句を言うニーナにあわせて、ナサニエルを横目で軽く睨んで。]

…あの人は、意地悪だから仕方ないんだよー。

[ニーナの頭を優しく撫でた]
(226)2006/09/17 23:04:05
書生 ハーヴェイ
[足元まで転がってきた飴を苦笑しつつ拾い上げ]

はい、また落としていますよ。
甘いものが好きなのですか?

[そう言いながら手渡した]
(227)2006/09/17 23:04:09
雑貨屋 レベッカは、見習い看護婦 ニーナの態度に、少し癒されたかのような疲れた笑みを浮かべた。
2006/09/17 23:04:38
冒険家 ナサニエル
[少しだけ真面目な顔に戻ってニーナの頭にポムと手を置きながら]

大事なモノなら…簡単にこぼしたりせぬ事だ。
どんなに大事に思っていても、隙さえあれば誰かが奪っていくものだからな…。

[頭においた手を離すと、また悪戯な口調に戻り]

この飴も…返してやっても構わんが、口移しでは問題があろう?特にそこのご婦人などには怒鳴られそうだしな。

[そういうと自分を睨みつけてくるレベッカに見下すような視線を返す]
(228)2006/09/17 23:06:01
書生 ハーヴェイは、見習いメイド ネリーが同じように拾っているのを見て小さく笑った。
2006/09/17 23:06:06
村長の娘 シャーロット
[ふと顔を上げれば、一生懸命飴を拾っているニーナを見つけ]

あはは、ニー姉またやってる。

[くすくすと、可笑しそうに]
(229)2006/09/17 23:06:55
見習い看護婦 ニーナ
[無限ループに気づく]

うう、まんじろーさんまで…。
いいです、差し上げます。
いじわるじゃない人にはあげます。

[ネリーと一緒にナサニエルをにらむ…]

いじわるでこんじょーわるでどうしようもない!
あんないい服着てるのに…
(230)2006/09/17 23:08:34
牧師 ルーサー
[飴を一つ拾い上げると]
どうぞ、ニーナさん、落としましたよ。

[心ここにあらず、といった感はあるが、いつも通りのニーナをほほえましく見つめている。]
(231)2006/09/17 23:08:51
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイの視線に気づいて、笑みを返した。
2006/09/17 23:09:05
見習い看護婦 ニーナ
[ハーヴェイににっこり]

ありがとー。大好きだよ!
おいしーものは大好きー!

ハーヴェイさんにも牧師様にもそれ、差し上げます。
落ちちゃったやつだけど…。
(232)2006/09/17 23:11:54
書生 ハーヴェイ
本当に辛口な方ですね、ナサニエルさんは。
困っている少女へ更に絡まなくても良いでしょうに。

…これじゃ、そのミルク味の飴の代わりにはならないかな?

[そう言ってニーナに差し出したのは小さなチョコレートの包み。
同じものをネリーにも一つ渡した]
(233)2006/09/17 23:12:32
見習い看護婦 ニーナ
[ナサニエルのセリフに顔を真っ赤にする…]

…!!!

[言葉が出てこない]
(234)2006/09/17 23:13:00
異国人 マンジロー
[口をもごもごと動かしつつ。]

返してくれと言ってももう食べちゃってるからなぁ。
ニーナありがと、美味しく頂いてるよ。
(235)2006/09/17 23:13:20
牧師 ルーサー
こうやって、笑い合えるなら…、きっと…。
[小さく小さくつぶやく。]
(236)2006/09/17 23:13:47
見習い看護婦 ニーナ
シャーロット、笑うなんてひどいー。

あ、ミルク味はシャーロット好きだったよね。
シャーロットにならあげるよ。
(237)2006/09/17 23:14:06
牧師 ルーサー
おや?
よろしいのですか。

ありがとうございます、ニーナさん。
あなたに主の祝福を。
(238)2006/09/17 23:14:49
見習いメイド ネリー
[ハーヴェイに手渡されたチョコレートの包みを不思議そうに見て]

…?くれるの?

[次の瞬間には、明るい笑顔]

ありがとう、ハヴィ。
私、チョコ大好きなの!

[包みを開けると、ぱくっと口の中へと放り込む。
甘い味が口の中いっぱいに広がって、自然と満面の笑みがこぼれた。]
(239)2006/09/17 23:15:52
牧師 ルーサーは、もらった飴をそのままポケットへ。
2006/09/17 23:16:36
冒険家 ナサニエルは、書生 ハーヴェイの持つ包みに熱い視線を送っている。
2006/09/17 23:16:58
雑貨屋 レベッカ
[...は、ナサニエルの眼を正面から見据えながら答えた。]


…どうして、貴方のことが信用できるって言うの?

グレン君も、アーヴも、私にとっては同じ村に住む、家族みたいなものだわ。
でも貴方はふらりと流れてきて、この村の惨状にも、人の生き死ににも、まるで可笑しい他人事のように、にやにやと傍観しているだけ。

貴方が人狼であるとか、どうのとか、それ以前に、
私は人として、貴方のその神経が信用できないのよ!

他の、流れ者達の態度もね…!

ええ、もし、結社員様の言葉通り、この村の柳の枝に、一人づつ誰かを縊らなければいけないのだとしたら、私なら真っ先に…


[...そう言うとレベッカは、ルーサーの方をちらりと見て、次の言葉を堪えた。]
(240)2006/09/17 23:17:11
見習い看護婦 ニーナ
わーいチョコレートだー!
チョコレート大好きー!!!
(241)2006/09/17 23:17:17
お尋ね者 クインジー
……。

[クインジーは足元に転がってきた飴をヒョイと拾うと、そのままポイと、ニーナへと投げた。
ナイフ投げの要領なのか、それは見事にニーナのポケットの中へと吸い込まれていく]
(242)2006/09/17 23:17:35
書生 ハーヴェイ
いいんですか?ありがとうございます。

[そしてネリーの言葉に微笑んで]

それは良かった。
部屋に戻ればもう少しあるんですけれど。
後で持ってきましょう。
(243)2006/09/17 23:18:01
見習い看護婦 ニーナ
わー!
クインジーさんかっこいい!!!
もいっかいもいっかい!!

[ニーナは飴を手渡した]
(244)2006/09/17 23:19:11
書生 ハーヴェイ
[ふとナサニエルの視線に気がついて]

……どうぞ。

[一瞬悩んだ後に一つそちらへと放り投げた]
(245)2006/09/17 23:19:52
書生 ハーヴェイは、見習い看護婦 ニーナに「喜んでもらえて何よりですよ」と微笑んだ。
2006/09/17 23:20:27
書生 ハーヴェイは、雑貨屋 レベッカの言葉にふと表情を凍らせて困った顔に
2006/09/17 23:22:13
お尋ね者 クインジー
……。

[なんとなくではあるが、しょうがねえな、という顔をしながら、飴の包み紙を取った後に、ヒョイと投げた。
今度は見事に、ニーナの口の中に入っていった]

ストロベリー味だとさ。
よく味わえ。
(246)2006/09/17 23:22:30
見習い看護婦 ニーナは、お尋ね者 クインジーに拍手した。
2006/09/17 23:23:17
見習い看護婦 ニーナは、飴もごもご。
2006/09/17 23:23:37
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイに、「ありがとう、楽しみにしてるね」と微笑みかけた。
2006/09/17 23:24:05
牧師 ルーサー
レベッカさん…。
[ぽん、とその肩に手を置く。]

落ち着いて。苦難のときこそ、私たちは互いを信じねばならないのです。
(247)2006/09/17 23:24:30
書生 ハーヴェイは、見習いメイド ネリーに微笑み返した。
2006/09/17 23:26:05
書生 ハーヴェイ
[...は自然な動きでクインジーの脇を通り、シャーロットの傍に。
その途中で他人には見えないようにコッソリと紙を渡す]

はい、シャーロットさんにもお一つ。
こちらを気にしていらっしゃったでしょう?
(248)2006/09/17 23:28:44
村長の娘 シャーロット
[飴やチョコをもごもごしている様子を微笑ましげに見て]

あ、いいなぁ。
ミルク味、まだ余ってる?
(249)2006/09/17 23:29:50
冒険家 ナサニエル
[…は嬉しそうにハーヴェイから包みを受け取ると中のチョコを一口で食べようとするが…一瞬手を止めて、チョコを二つに割ると片割れをニーナに手渡した]

…ほら、飴のお礼だ。
「いじわる」だの「こんじょうわる」だの言われ続けてはたまらんからな。
(250)2006/09/17 23:29:54
村長の娘 シャーロット
[チョコを手渡され、瞬いて]

あ、…バレてました?

[ほんの少し肩を竦め、それでもありがとうと受け取りました]
(251)2006/09/17 23:31:29
冒険家 ナサニエル
[…はニーナから視線を外し、今まで無視していたレベッカの方に向き合いながら]

なるほどご婦人。素敵な意見だな。
自身に理解できぬという理由で他者を排斥する。まったくもって人間らしい。それが演技で無い事を心から願うばかりだな。

真っ先に・・どうする?俺の胸に銀の剣をつきたてるかね?

[…は服をはだけさせ胸元をあらわにする]

さぁ、遠慮は要らんぞ?よく狙う事だ。
外したら、次の瞬間には剣を奪い同じ事をして差し上げよう。

俺はただの人間だが、黙って殺されるつもりは毛頭無い。他者を疑うと言うならそれなりの覚悟は出来ているのだろう?
(252)2006/09/17 23:31:40
見習い看護婦 ニーナ
[飴をもごもごしながら]

わーい!!ありがとー!
実はいい人だね、ナサニエルさんて!!

[チョコレートを受け取って、そのまま幸せそうに座る…しばらくは食べるのに忙しくおとなしくしているだろう。]
(253)2006/09/17 23:32:33
逃亡者 カミーラはメモを貼った。
2006/09/17 23:35:53
お尋ね者 クインジー
……。

[クインジーが腕組みをして、指定席で座っていたが、いつの間にやら、その手には、紙が握られていた。
それを、サッと目で追い―――そして、いつもよりも更に硬い無表情で、ソレを握りつぶした]

……っ!

(あの、ヴィンセントの親父ならなんとかしてくれると思ったが……やっぱり、こういう結果にしかならねえのかよ!)
(254)2006/09/17 23:36:30
牧師 ルーサー
ナサニエルさん!

[悲しそうに]
…なぜそう、わざわざ相手の敵意を煽るような真似をなさるのです?
無用な争いをしている場合ではないではありませんか。
(255)2006/09/17 23:38:29
見習いメイド ネリー
[クインの表情が変わったのに気づいて、心配そうに視線を投げる]

……どうしたの?

[不安げに…控えめに声をかける]
(256)2006/09/17 23:39:27
雑貨屋 レベッカ
...は、むしろ憐れみの目でナサニエルを見つめた。]


雑貨屋の女主人に決闘を挑む冒険家なんて、聞いたことがないわ。
ええ、貴方はさぞかし歴戦の勇者様で、私なんか簡単に殺せる自信がおありなんでしょうね。
例え素手でもね。



貴方には、家族なんていないんでしょう。
私には、主人と、私の帰りを待つ二人の息子がおりますのよ。
私は彼らを愛していますし、同様に、この村の人達を愛しているの。

でも、貴方には、そんな感覚、何度言ってもわかってくれないんでしょうね。

だから、そうやって、人の生き死にに、馬鹿馬鹿しいほど冷淡になれるんだわ。
自分も含めてね。

[そう言って、レベッカは、視線を落とすと、]
(257)2006/09/17 23:41:06
逃亡者 カミーラ
[ラッセルと連れ添うように…というよりは戸惑う彼を引っ張るように集会所に戻って来る。]

こんばんは

[ぐるりと室内を見渡すと空いている二人掛けのテーブルにつき、ラッセルにもう一方の席を勧めた。]
(258)2006/09/17 23:41:27
書生 ハーヴェイは、お尋ね者 クインジーの表情を見て自分も気を引き締め直し
2006/09/17 23:41:45
雑貨屋 レベッカは、突然剣を取って、ナサニエルに*斬りかかった*!
2006/09/17 23:42:08
牧師 ルーサー
お二人とも、冷静に!

お願いします、落ち着いて下さい。

狂乱と疑心と不義の種から、善なるものが芽吹くことはありえません。
どうか、落ち着いて、話し合いましょう?
(259)2006/09/17 23:43:52
牧師 ルーサーは、雑貨屋 レベッカに抱きつくようにして止める。
2006/09/17 23:44:05
お尋ね者 クインジー
[ネリーの言葉に、顔を上げることはなかった。
だが、ネリーを引き寄せると、そのまま、左手だけで強く抱きしめる]

……なんでもない。
なんでもない、が―――

……少しだけ、そばにいてくれ……ネリー。

[表面上は、無表情のまま]
(260)2006/09/17 23:45:44
冒険家 ナサニエル
[…はルーサーに抱きとめられたレベッカを挑発するように]

ククククク…おしかったな、ご婦人。
なるほど、雑貨屋の女主人に決闘を挑む冒険家も珍しいやもしれぬが、いきなり人に斬りかかる雑貨屋の女主人というのも同様に珍しい…ククククク。
(261)2006/09/17 23:48:38
村長の娘 シャーロット
…!

[レベッカとナサニエルが視界に入り、眸を見開くも。
ルーサーが止めに入ったのを見ると、小さく安堵の息を吐き、椅子に凭れました]
(262)2006/09/17 23:49:08
見習いメイド ネリー
[大人しく、クインの腕に抱きしめられて。
「そばにいてくれ」なんて、クインにしては珍しい台詞に、コクコクと頷いた]

私でよければ、いくらでも…そばにいるよ?

[胸元に顔を埋めたまま、両腕を背中に回してクインを強く抱きしめた]
(263)2006/09/17 23:51:28
雑貨屋 レベッカ
[...はルーサーに取り押さえられながらも、なおも暴れている]

離してよ!!
こいつら余所者が来たから、
村は、
村は!!

畜生!!
村を、あたしの子供たちを、こんな奴らに殺させるもんか!
くたばっちまえ!

このひとでなし!!
(264)2006/09/17 23:53:01
牧師 ルーサーは、必死に制止している。
2006/09/17 23:54:52
逃亡者 カミーラ
[突然のレベッカの行動に咄嗟に立ち上がり剣に手をのばしたが、牧師様の行動に目を見張り肩を竦めて再び席に着いた。]

あんた、ホントに死んじゃえば?

[なんでもない事のように、今日の夕飯はなににしようと言うぐらいの何気なさでそうナサニエルに言う。]
(265)2006/09/17 23:54:55
見習いメイド ネリー
[レベッカの声にビクっと体を震わせて脅え、クインに強く抱きついた。]
(266)2006/09/17 23:55:06
書生 ハーヴェイは、雑貨屋 レベッカが激昂している様子に困惑している。
2006/09/17 23:56:15
お尋ね者 クインジー
[少しだけ、何も言わずにネリーを抱きしめていたが、ややして、笑みを無理やり作りながら、ネリーの体を離した]

―――ん。悪いな。
みっともねえところ見せちまったな。

だが……俺には、お前がいてくれているだけで助かっている。
お前が、俺の―――最後の砦だ。

[さすがに、声は小さく絞って、ネリーの頭をなでる]
(267)2006/09/17 23:58:31
冒険家 ナサニエル
[…は尚も暴れ続けるレベッカの手から剣をパシりと叩き落とすと]

…勇ましい事だな?ご婦人。
今の姿とその言葉、愛する家族が見聞きしたら「勇ましい母親だ、さすが愛する妻だ」と、さぞ悦ぶ事だろうな。
(268)2006/09/17 23:59:21
村長の娘 シャーロット
[眺めながら]

………ダメ。
あれじゃあ、敵わないよ。

[小さく落とした声ぽつり]
(269)2006/09/17 23:59:43
ごくつぶし ミッキー
[宿の外、扉の近く。
一人、夜の空を眺めていた。

数人の出入りがあったが、それ以外はずっと、一人。独りで]

[この村に残ると決めたものの、それからどうするべきなのかわからなくて。
何故逃げなかったと言われればそれはあの人の為。
けれどあの人の為に何ができるだろう。

疑惑が渦巻くこの場所で。どうしたらあの人を護れるだろう]

……考えてるだけじゃ、しょうがない、か。

[結論になりきらない答えを呟く。
と、酒場の中が不意に騒がしくなって。

何事だろうと扉を開け、中へ]
(270)2006/09/18 00:02:23
逃亡者 カミーラ
まあ…言いたいこともわかるけどね…
私は人狼は村人の中じゃないかと思うわ…よそ者なら結社員の人間がいるとわかったら村から出るんじゃないかと思うのよね…

[沈痛な面持ちでそうレベッカに告げる。]
(271)2006/09/18 00:07:10
見習いメイド ネリーは、クインの腕から開放されると、俯いたまま、2・3歩後ずさった
2006/09/18 00:11:56
雑貨屋 レベッカ
[...は、声を掛けてきたカミーラに、眉をしかめて答えた]


又、余所者の意見…?

じゃあなんで、今になって、人狼事件が起きたって言うの…?
事を起こすなら、それこそ、結社員がいない時を狙うのが普通じゃない…!

もう、誰も信じられない、
信じられないのよ…!


助けて…
助けて、あなた…

私もう、気が狂いそう…!


[頭を抱えて泣き崩れる]
(272)2006/09/18 00:13:28
見習い看護婦 ニーナは、場の展開についていけてない。
2006/09/18 00:14:35
逃亡者 カミーラ
[椅子に座ったままじっと…村人たちの顔をじゅんぐりに見渡す。*まるで誰が人狼かを探るように。*]
(273)2006/09/18 00:16:49
農夫 グレン
[メモはもう、誰かが持って行ってくれた様だ…]

[後はクインジーの処刑を待つだけだ]

[ヴィンセントには部屋を出て貰った]

[こうして一人で居れば、きっと明日の朝まではもつ…]


[空腹を堪えながら、グレンは頭を働かせる]


「入るぞ」
[部屋の外からぶっきらぼうな声が投げ掛けられる]

[嗚呼、コレで終わる…]

[部屋のドアが開けられ、グレンは安堵した]

…クインジーさん、早く僕を……ッ!!
(274)2006/09/18 00:20:59
農夫 グレン
「ん…誰かを待ってたのか…?
お前の調子が悪いと聞いてたんで、
体力の付く料理を持って来たんだが…」

[「タイミングが悪かったかな」と、宿の主人、フレディは頭を掻く]]
(275)2006/09/18 00:21:45
農夫 グレン
………あ……!!!
[突然、目の前に現れた人間]

[全てを終わらせてくれるハズの待ち人では無い…]

[ごく普通の、人間]


[全く無防備の]



[人間]




[ああ、お腹が空いた]

[グレンの目が、赤く変色した]
(276)2006/09/18 00:22:07
冒険家 ナサニエル
──泣き崩れる女。静まり返った酒場。

男は呆れたように泣き崩れる女を見下ろすと、やれやれというように肩を竦めると、いつも座っているカウンターの椅子へと*腰をおろした*
(277)2006/09/18 00:22:45
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/18 00:23:46
農夫 グレン



[─何があったのかは覚えていない]

[─只、気が付いた時には空腹感は満たされて居た]



[ああ、そうだ。
皆の所へ行かないと

集会所には、仲間が居るハズだ。

皆の所へ…]

[グレンはそのまま、集会所へと向かって行った]
(278)2006/09/18 00:24:40
医師 ヴィンセント
[やっと見つけ出した薬を鞄に詰めて、夜道を急ぐ。

一本は最後の賭けのためのもの、
もう一本は…全てを諦めた時のためのもの。

早く戻らねばと気だけは急くも、左足は思うように動いてはくれず。]
(279)2006/09/18 00:28:54
お尋ね者 クインジー
―――!?

[急激に膨れ上がるのは、心の警報。
何かが起こっている―――いや、さらに恐ろしい何かが起ころうとしている。
これはなんだ?
これは長年、体に染み付いた「死」の匂い。
それが徐々に、近づいてくるのを、クインジーは感じた]
(280)2006/09/18 00:29:28
牧師 ルーサー
[レベッカが何とか落ち着き、一息ついたのも束の間。]



上でいまなにか…?
(281)2006/09/18 00:31:01
見習い看護婦 ニーナ
なんか…ものすごい物音しなかった?
(282)2006/09/18 00:31:51
書生 ハーヴェイ
[近づいてくる違和感。
頭で考える前に身体が反応する。
とっさに一歩前に出て身構える]
(283)2006/09/18 00:32:21
お尋ね者 クインジー
!?

[集会所への扉を開けたのは、間違いなくグレン。
だが、その口元は、トマトをぶつけたように赤く染まっている。
―――いや。知っている。これは―――血の色だ!
そのグレンが獲物を求めるように、集会所の面々を見渡した]

―――野郎共は、女を守って、逃げろ!!
ソイツはすでに、「人狼」だ!!
(284)2006/09/18 00:34:03
書生 ハーヴェイ
ネリーさん、ニーナさん、下がってっ!
ルーサーさんは、レベッカさんをっ!
(285)2006/09/18 00:35:12
牧師 ルーサー
!!!

[鮮血、色と匂い、そしてその圧倒的な存在感。]
[声も発せずに、立ち尽くす。]
(286)2006/09/18 00:36:18
農夫 グレン


…何でそんなに警戒するんですか……?

僕は只、仲間に会に来たダケなのに…


この中に居るんでしょう…?

僕を引き込んでくれた、人狼が…

[控えめな笑みを浮かべながら、グレンは村人達を見回した]
(287)2006/09/18 00:36:29
ごくつぶし ミッキー
[扉を開ければレベッカが座り込み泣きじゃくっていて。
何があったかはわからないけれど、慰めようと酒場の中心へ足を進める]

[と、別室の扉が開き。

そこには、赤いものを口元にべっとりとつけた、グレンが]

!!
(288)2006/09/18 00:36:33
牧師 ルーサーは、書生 ハーヴェイの言葉に、ハッとなり、
2006/09/18 00:36:37
逃亡者 カミーラ
[二階からの足音に「遅かったか」と悔やみつつ。背後にラッセルを庇うように立ち上がり両手に剣を持つ。]
(289)2006/09/18 00:37:02
牧師 ルーサー
レベッカさん!

[立ち尽くすレベッカの手を掴むと、一気に引き寄せ、後ろにかばう。]
(290)2006/09/18 00:38:22
見習いメイド ネリー
グレン…さん…

[口元を押さえて、ただ呆然と赤に染まった人物を見ている]
(291)2006/09/18 00:38:27
村長の娘 シャーロット
[どさりと、物音。
近付いて来る音。

――来た。

彼が姿を表す前に、感じたそれは直感のようなもの]
(292)2006/09/18 00:38:32
村長の娘 シャーロット
[そのヒトの姿に、少女は人知れず、口端を釣り上げ。



――ワラいを浮かべました]
(293)2006/09/18 00:39:00
見習い看護婦 ニーナ
[目の光るグレンを呆然と見る]

グレンさん…?

[名前の反応したのか、グレンはニーナの方を見、一気に間をつめた]

!!!

[思わずすっこけるニーナ。しかしそのおかげでグレンの一撃はニーナには届かず、エプロンだけを引き裂いた。飴が空中に、床に大量にばらまかれる]
(294)2006/09/18 00:40:31
ごくつぶし ミッキー
[人狼。その言葉に反応し、グレンに視線を走らせ、
そして別室の扉に近いのは]

[何も言わず、カウンターの前に走った]
(295)2006/09/18 00:40:41
農夫 グレン
[村人達を見回すが、区別が付かない…]

…どうしようかな……


………ああ、そうか。


[グレンは足をバネのようにしならせ、クインジーの懐に飛び込む]

一人ずつ食べて行けば、
残るのは人狼だけですよね

[相変わらず笑みを浮かべたまま、
グレンはクインジーに向けて爪を振り下ろした]
(296)2006/09/18 00:41:57
医師 ヴィンセント
[集会所へと漸くたどり着き、中の様子に息を呑み…
其の後、落胆の息をついた。]

…間に合いませんでしたか。

[落胆と、後悔と、悲壮な決意。
迷わず使いたくなかった方の注射器を手に取る。]
(297)2006/09/18 00:43:03
見習いメイド ネリーは、壁際まで下がって、心配そうに村人たちの様子を見ている
2006/09/18 00:44:58
お尋ね者 クインジー
[走りよるグレンの爪をなんとか、クインジーが剣で受け止める。
が―――]

(軽い―――!?)

[次の瞬間、グレンはクインジーの目の前から、姿を消し、ニーナの元へとその姿を躍らせていた]

フェイントだと!?
(298)2006/09/18 00:45:52
書生 ハーヴェイ
[とっさに散らばった飴をグレンの足元へ牽制するように投げる。
僅かにひるんだ隙を突いて、強引にニーナを引き寄せて後ろへと押し戻す。
更には傍のテーブルを倒し、こちらへの壁としつつ]

早く、下がってっ!!
(299)2006/09/18 00:49:45
見習い看護婦 ニーナ
[状況がいまだつかめていなく、ただハーヴェイの言葉に従って下がった…ずるずると、ゆっくり。]
(300)2006/09/18 00:52:25
お尋ね者 クインジーはメモを貼った。
2006/09/18 00:53:18
農夫 グレン
ああ…、上手くやったと思ったのに……

[散らばる飴の中に立ち尽くしながら、グレンは呟く]

……まぁ、仕方ないか。
なるべく美味しそうな人から殺したかったけど…

こうなったらもう、選んでる余裕は無いか…

[もう一度辺りを見渡し、クインジーに目線を止める]
(301)2006/09/18 00:54:02
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/18 00:55:10
異国人 マンジロー
[テーブルを挟んだ向こう側に、もうヒトではなくなったグレンの姿を目にしながら自らを落ち着かせようとする。
そして床に散らばった飴を一つ拾い上げて口に含む。]

ふむ、これはバナナ味か。

[出てきた言葉は冷静とは程遠い……そんな言葉。]
(302)2006/09/18 01:02:58
逃亡者 カミーラは、学生 ラッセルをじっと見つめた。
2006/09/18 01:03:58
農夫 グレン
[再びクインジーの懐に飛び込み…]

集団を相手にする時は、まず群のリーダーから仕留める。

アーヴァインさんに、そう教わってますので。

[思い切り腕を振るい、クインジーの所持していた剣を叩き落した]
(303)2006/09/18 01:05:15
農夫 グレン
えっと…それじゃ、
…覚悟は良いですか?

[腕をより強固にバキバキと音を立てて変形させ、
クインジーに向けて高く振り上げる]
(304)2006/09/18 01:08:31
逃亡者 カミーラは、ラッセルを庇いつつ*守りを固めている*
2006/09/18 01:08:41
医師 ヴィンセントは、注射器を構えて、壁際からゆっくりとにじり寄る。
2006/09/18 01:18:05
お尋ね者 クインジー
[グレンのとてつもないスピードに対応しきれず、クインジーが持っている剣が床へと叩きつけられる。
―――否。
実際に本気で叩き落されたのだとしたら、手がしびれてしばらく使い物にならない。
止めきれないと判断して、わざと、剣から手を離したのだ。
そこから、流れるように、グレンの腕が変形して、クインジーに振り下ろされようとする]

ジョーカーはまだコチラの手の中にあるぜ!!

[どこから取り出したのか。
クインジーの手の中には銀のナイフ。それが、一直線にグレンの体へと吸い込まれていく!]

―――切り札は、最後までとっておくものだ。
(305)2006/09/18 01:19:18
村長の娘 シャーロットは、お尋ね者 クインジーの放つ銀の光に、僅か眉を顰めました。
2006/09/18 01:24:17
お尋ね者 クインジー
[やっとの思いで、グレンを止めるのには成功したが、それでもクインジーの顔は苦々しい。
―――まるで、泣いているようにも見えた]

グレンよ……。
悪かった。悪かったな。
お前が人狼になるまで、何も気づかないで……。

せめて、お前がまだ人間の心を持っているうちに止めることがが出来たのは本当に―――

[その後は言葉にならない]
(306)2006/09/18 01:24:57
書生 ハーヴェイは、お尋ね者 クインジーの表情に視線を逸らせた
2006/09/18 01:29:02
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/09/18 01:30:57
農夫 グレン
[振り上げた手が力無くダラリと下がる]

[何だ?急に力が抜ける]


[グレンは自分の身体に視線を移した]
[そこにあるのは…]


[深々と胸部に突き刺さった、銀のナイフ…]

………隠し…武器…?


[銀を打ち込まれた事を認知した途端…]

……グッ……ァ…ッ!!
[痛覚が正常に働き出した]

アアアアアァアアアアアアアァァァァァアァ!!!!!!!
(307)2006/09/18 01:31:14
農夫 グレン
ハ…ァ……ッ!!!

……痛い……痛いよ…ッ!!

[傷口からボタボタと血を流しながら、グレンは膝を付く]

……畜生……畜生…ッ!!

仲間が此処に居るんじゃ無かったのか……ッ!!

何故、助けようとしない………ッ!!

[口から血を吐きながら、グレンは訴えかける
この中に居るハズの、人狼に…]


…畜生……畜生……ッ!!

[血を吐きながら、グレンは這い回る]
(308)2006/09/18 01:36:37
村長の娘 シャーロットは、農夫 グレンの様を見て、軽く嘆息を。
2006/09/18 01:40:40
医師 ヴィンセント
…もう、助けられませんか。

[力無く嘆息すると、手にした注射器を構えなおした。]

『…あの時と同じですか、ドク。
また、助ける事が出来なかったとは…。』

[既に正気を失ったかのような彼に歩み寄り。其の肩へと注射器を突き立てる。

中身は純度は低いながらもウルフズベイン。
銀以外で唯一、狼を確実に殺せる毒。]
(309)2006/09/18 01:41:13
農夫 グレン
…ガァッ…………!!!!
[肩の辺りに走る激痛]

[そしてその痛みは、脈々と全身に伝わり…]

……ア……グ…ァ…


[グレンは明らかに生命力を失って行く…]

[這い回る手足は止まり、身体はそのまま力無く床へ堕ちた。]
(310)2006/09/18 01:47:17
医師 ヴィンセント
…申し訳ない。

[注射器を抜き取り、小さく囁いて目を伏せた。]
(311)2006/09/18 01:53:38
牧師 ルーサーは、農夫 グレンに、慎重に近付く。
2006/09/18 01:56:10
牧師 ルーサー
[静かにグレンの傍らに跪き、その手をとる。]

…何か、言い残す事はありますか?
(312)2006/09/18 01:59:36
農夫 グレン
……う……あ…?

[手に何かの感触がある]

[人間…?]

[そうだ、人間を食べるんだ…]

[僕は……人狼に成ったのだから。]


[力を振り絞りゆっくりと顔を上げ、その人物を見上げる]
(313)2006/09/18 02:04:35
農夫 グレン
[口をガッと開き、襲いかかろうと力を込める]

[が……]


……ルーサーさん…

[その姿を見ると、それも出来なくなった]

[先程の毒が効いたのだろうか]

[もう、食人衝動はほとんど消えかけている]
(314)2006/09/18 02:06:47
牧師 ルーサーは、黙ってじっと手を握っている。
2006/09/18 02:09:04
農夫 グレン
う…あ……

[グレンは、ぽろぽろと涙を流す]


………ごめん…なさい…


[それだけ言い残すと、グレンの意識は*暗闇へと堕ちた*]
[その最後の顔は、まるで叱られた子供の様だった…]
(315)2006/09/18 02:09:09
牧師 ルーサー
…父と子と聖霊の御名において、あなたを赦しましょう。

あなたの魂が、無事に主の御許へたどり着けますように。
[グレンの目をそっと閉じさせる。]
(316)2006/09/18 02:10:31
牧師 ルーサーは、暫しその場で*黙祷を捧げた。*
2006/09/18 02:15:15
お尋ね者 クインジー
[落ちた剣を広い、腰に挿してから、無理矢理に表情を固めて、すでに事切れたグレンを背負う]

……遺体安置所へと連れて行く。

コイツも……アーヴァインと同じ場所が良いだろうからな。

[あくまでも左手のみで。右手はいつでも使えるように空けたままで。
宿屋の出口へと向かいながら、呟く]

人狼なんて……クソッ喰らえだ……。
(317)2006/09/18 02:17:04
医師 ヴィンセント
…ボクが迷わなければ…救えたかもしれない。

[運ばれていく亡骸を見ながら、ポツリと呟く。]
(318)2006/09/18 02:19:57
村長の娘 シャーロット
[少女の双眸に浮かぶのは、明らかに興味を失った様な色。
背負われ運ばれて行くソレに向け]

『……つまんない。』

[心の中で、嘆息しました]
(319)2006/09/18 02:22:45
書生 ハーヴェイ
[ヴィンセントの辛そうな表情に目を伏せる。
『人間』だった者に、親しかった者に止めを刺す。
その辛さは、半端なものではないことを知っているから

そしてルーサーの言葉に人間性を取り戻したグレン。
その姿は、彼女の、リリーの最期に被り]

……………。

[背後を守る姿勢のまま、凍りついたかのように動けない]
(320)2006/09/18 02:24:06
酒場の看板娘 ローズマリー
[ふらりと、カウンターの奥から身体を起こす。
 動作は怠慢で、顔色も悪く。これ以上無い程、ゆっくりとした動き。

 彼のほうを見やり、一言、ぼそりと口を動かしたけれど、それを聞き取れる者も居らず。

 静かに。静かに。じっと。じっと。
 何も云わず、何も云えずに、グレンのほうを悲しげな目で見つめている。]
(321)2006/09/18 02:30:31
見習いメイド ネリー
[顔を背けて、目をぎゅっと瞑り。
何も見たくないと、子供のように首を振る。

そんなことをしても、目の前の現実が変えられるわけでも無いのに]
(322)2006/09/18 02:39:46
お尋ね者 クインジー
[ゆっくりとした動作で、宿屋の扉を開けて、夜道へとクインジーが足を運ぶ。
外は、少し冷たい風の吹いていた。
その中を一歩一歩確実にグレンを背負って歩いていく]

……グレンよ。

小さい頃は、涙が出ることが悲しかったけど……今は涙が出ないことのほうが悲しいなぁ。

せめて、涙でも出れば……少しは落ち着くんだろうがな……。

[歩く。歩く。
グレンの最後の外出に、クインジーが*付き添って歩く*]
(323)2006/09/18 02:41:53
医師 ヴィンセント
[暫く呆然と、気の抜けたように佇んでいたが、隅っこで訳も分からずにきょとんとしているニーナの姿を見つけると、何とか笑顔を作って話しかける。]

今日はシャーロットさんを送ってあげて二人で帰りなさい。
ボクは…あとから帰りますから。
(324)2006/09/18 02:53:11
酒場の看板娘 ローズマリーは、見習いメイド ネリーのほうへ少し身体を傾け目配せをした。すぐに逸らし目を伏せる。
2006/09/18 03:01:10
書生 ハーヴェイ
[ヴィンセントの声が響く。
ようやく硬直から解き放たれ、思考が戻ってくる]

そうですね、できればここを動かない方が良いかと思うのですが。

[人々の憔悴した顔を見回す]

無理、ですかね。
でしたら絶対に一人にはならないようにしましょう。
まだ、全部が終わったわけでは……

[最後の言葉は流石に続けられなかった]
(325)2006/09/18 03:03:52
村長の娘 シャーロット
[声を聞いて其方を見]

…そだね、帰ろっかニー姉…

[疲れた様な笑顔を見せて、立ち上がり、歩み寄り。
ふと]

あ、でも…先生は?
大丈夫なんですか?
(326)2006/09/18 03:14:41
ごくつぶし ミッキー
[咄嗟にカウンターの傍に駆け寄り、グレンとローズマリーの間に立っていたが。全てが終わり、ほっと息をつく。

親しくしてくれていたグレンが死んだ、殺した、その事実以上に。彼女が無事であったことへの安堵のほうが大きかった。

――人間として、それが正しいかどうか。
それはわからなかったけれど]

ローズマリー、さん。
大丈夫だった?
(327)2006/09/18 03:17:20
ごくつぶし ミッキー
[振り向いて声を掛けかけたところで、ハーヴェイの言葉が耳に入る。首を戻すと、酒場にいた人間は少しずつ帰っていくところで]

[…ここにいつまでも残ってたらおかしいか]

[思い直して、「……おやすみなさい」と呟くように言い。外に出た。

もっとも――素直に帰るつもりはなかったけれど]
(328)2006/09/18 03:17:56
医師 ヴィンセント
…いえ、ボクは……。

[見上げる少女の瞳に、表面だけは笑みを浮かべ。]

少し寄り道をね。
…アーヴにもまだ、逢えてませんし…。
(329)2006/09/18 03:20:52
書生 ハーヴェイ
[呟く声が聞こえてハッとそちらを見る]

あ、ミッキーさん。
どうせだったらヴィンセント先生達とご一緒に。
一人よりは、安全だと思いますから……

[けれどその声もどこか力なく]
(330)2006/09/18 03:23:25
村長の娘 シャーロット
ああ、……そうですか。

[医師の言葉にほんの少しだけ、引っ掛かりを覚えても。
咎める理由を、彼女は持ちません]

あまり、遅くならない様にしてくださいね?

[それだけ言って、ニーナを連れて]
(331)2006/09/18 03:24:19
医師 ヴィンセント
[血に汚れた白衣のまま、ふらりと月夜の下へと歩み出た。

なんとなく、誰とも顔を合わせる気にもなれず。

月明かりの中、長い影を引いて歩いていく。]
(332)2006/09/18 03:28:29
村長の娘 シャーロット
[2人で夜道を歩きつつ、思わず洩れるは溜息で]

…え?
ううん、何でもないよ?

[「どうかした?」と首を傾げる4つ上の少女に、すぐに笑顔を取り繕って。
けれど心の奥底で、盛大な溜息*もう一度*]
(333)2006/09/18 03:30:46
ごくつぶし ミッキー
[背中から聞こえた声は、自分が今日投票した、あの青年のものだった]

あ……その、僕は。
一人でも。

[後ろめたさと、いまだ晴れない疑惑に目線を合わせることができずに。曖昧に返して、ふらりと立ち去った]
(334)2006/09/18 03:31:05
書生 ハーヴェイ
[殆どの人の耳に自分の声が届いていないことを知る。
あるいはこちらを疑っているらしき視線が。
散ってゆく人々を追いかけようにも、それぞれが別の方向を向いている状態ではそれも叶わず。
自分の無力さに唇を噛み締めながら、昨日と同じく酒場の一階で*警戒し続けた*]
(335)2006/09/18 03:43:51
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/18 03:46:30
ごくつぶし ミッキー
[酒場から離れて、一度振り向き。三々五々散ってゆく人々と暗闇の中に浮かび上がる酒場の明かりを見つめた。

ここに自分がいる意味はなんだろう。
「盾」になるにはどうすればよいだろう。

その結論]
(336)2006/09/18 03:46:31
ごくつぶし ミッキーは、宿の正面玄関が見える場所で*立ち止まった*
2006/09/18 03:48:34
医師 ヴィンセント
…情けないもんですね。

[ため息混じりに小さく呟くと、月を見上げる。]

貴方に教わった事…何一つ役立てる事が出来ませんでした。
…貴方のように、直ぐに決断できていれば…。

[夜道に伸びる自分の影を見るように、うなだれる。]
(337)2006/09/18 03:50:18
医師 ヴィンセント
[引きずって歩く、左膝の傷が疼く。

貴方が残してくれたのは、知識と、あのメスと…そしてこの癒えぬ傷。]
(338)2006/09/18 04:02:59
酒場の看板娘 ローズマリー
[酒場の表口でも、裏口でもない。
 業務用に作られた、ちょっと古い勝手口。
 そこから宿の外へと出る。]

……嫌な夜ね。

[風は強く。今にも雨が降り出しそうな、真っ黒な空。
 木々はざわめいて、荒々しい唸り声を上げる。
 月も星も見えない、真っ暗な闇。]
(339)2006/09/18 04:17:18
医師 ヴィンセント
[月が翳り、あたりは闇に包まれた。]

…さて、戻りましょうかね。

[片足を引き摺り、ゆっくりと歩みだす。

…ふと、獣の唸り声が聞こえた気がして、振り向いた。]
(340)2006/09/18 04:20:07
医師 ヴィンセント
…気のせい、ですかね。
(341)2006/09/18 04:20:46
酒場の看板娘 ローズマリー
[宿から暫く、気配を殺して歩く。
 誰かに見つかったら、それで終わり。絶対見つかっちゃいけない。
 何度も何度も繰り返し、通って来た道だから。大丈夫、見つかることはない。

 そう自分に云い聞かせながら。

 宿が見えなくなったあたりまで歩いて行く。
 人気は一切ない。真っ暗闇だから、誰からも見えることはない。

 静かに身体を丸める。
 ……脚を発達させ、急いで走れるように。

 ミシミシと音を立て、身体を変態させて行く。]
(342)2006/09/18 04:21:13
酒場の看板娘 ローズマリー
[すぐにルートは定まった。
 脇道に逸れ、両手両足を使い、疾走する。
 神経を周りに使い、気配を探りながら。けれども、スピードを落とすことなく。
 軽やかに。しなやかに。限りなく速く。

 走る。走る。走る。

 ―――……エモノは、ドコ。

 思考は既に、獣そのもので。
 ヴィンセントの病院までの道を、走り抜ける。
 必ず居る。あの足では、まだ辿り着けてはいない筈。

 遠くに、人の気配。
 当然、彼だ。]

……見つけた。

[その笑顔は、普段店で振舞うそれと似ても似つかないもので。
 三日月型で、まるで口が裂けているかのような、怪しげな、笑み。]
(343)2006/09/18 04:27:29
医師 ヴィンセント
[暫し気にかかり、その場に立ち止まっていたが、夜風の冷たさに白衣の襟を立てた。

疼く左足を庇うように、ゆっくりと歩を進める。]
(344)2006/09/18 04:27:53
酒場の看板娘 ローズマリー
[ゆっくりと立ち上がり、彼のほうへ早足で歩いて行く。
 手に付いた土をぱんぱんと叩いて払い、近付く。

 普段とは違った腕の形。
 普段とは違った脚の形。
 ゆったりとした服を身に纏っているのは、その中身を隠す為なのか、そうではないのか。

 この闇の中、ヴィンセントの姿を肉眼でも見える位置まで、追い付いた。

 ―――……さて。これからよ。]
(345)2006/09/18 04:32:15
医師 ヴィンセント
[女性の物らしき急ぎ足の足音に気がつき、振り向く。
暗闇の中で良くは見えぬが、酒場の娘さんだっただろうか。]

おや、どうなさいました?
…忘れ物でもしましたかね?

[鞄を提げたまま、そう問いかける。]
(346)2006/09/18 04:38:23
酒場の看板娘 ローズマリー
[振り返られ、声を掛けられる。
 くす、と軽く笑って。言葉を返す。]

……いえ、忘れ物とかじゃないわ。

簡単なこと。貴方は、占い師なんでしょう?
私たちにとって、貴方は邪魔なの。

丁度お腹も空いてるし、ね……。

[手を後ろに隠しながら、素直過ぎる言葉を返す。
 爪が伸び。鋭く尖り。
 今度は走る為ではなく、刺す為に。両手を発達させて行く。

 ミシミシと、小気味良い音を鳴らしながら。]
(347)2006/09/18 04:44:02
医師 ヴィンセント
…ローズマリーさん!?

[異変に気がつき、とっさに鞄に手をやるも、
先ほど使った一本しか、彼らを殺せる武器は無く。

走り出そうにも左足は、引き攣ったまま動きもせず。]
(348)2006/09/18 04:46:19
酒場の看板娘 ローズマリー
……その足じゃ、逃げられないでしょう?

大丈夫。すぐ、殺してあげるから。

[呼吸を止める。

 三メートルほどあった距離を一気に詰めて。

 仕込んでおいた爪を剥き出しにして。

 狙いを澄ませて。正確に、外さないように。

 一発で。仕留める。何時ものように。

 右手を振り翳し。力を込めて。一点を見つめて。]
(349)2006/09/18 04:54:13
酒場の看板娘 ローズマリー



―――……ざくり。



[音が、ヴィンセントの身体に木霊する。
 その爪は、彼の喉を貫いた。]
(350)2006/09/18 04:55:09
医師 ヴィンセント
[貫かれる、熱い痛み。
声にならぬ息が漏れる。

頭の何処かは冷静で、この傷では助からないと。
そう理解してしまったのは、やはり職業柄だろうか?]
(351)2006/09/18 04:57:20
医師 ヴィンセント
[喉元を押さえた指の間から、息と赤い血と、命が零れ落ちていく。

其の手が、力無く垂れ
其の膝が、力無く折れる。]
(352)2006/09/18 04:59:03
酒場の看板娘 ローズマリー
……ごめんなさいね。

[爪を引き抜く。
 赤黒く染まった、鮮やかな血の色。
 暗闇の中でも見てとれるような。]
(353)2006/09/18 05:00:04
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