吟遊詩人 コーネリアス −スタジオ− [ボーカリスト不在のセッション。 演奏は唐突に止まる。 青い髪のベーシストが苛立った声を上げた] 「おかしいと思わねぇか!? もう四日だぜ!? いつ帰ってくんだよ、ルイの奴ぁ… …なぁ、お前は何か知ってんだろ?ウォルフ…」 [連れて行かれるとき、一緒に居たよな?と青い髪の男は赤毛の男を問い詰める。 エレキ・ヴィオロンを力無くぶら下げて、赤毛の男は首を横に振った。] 「うまい事誤魔化しておいてくれとしか聞いてない…。 ヤバイ事に巻き込まれていなきゃいいんだが…」 「どー見たって巻き込まれてんだろ!? ったく…」 [赤毛の男は答えず、ヴァイオリンを模したスチール枠の楽器を構え、感情任せに奏でた。 切ない嘆きにも、悲鳴にも聞こえる音色。] | |
(398)2006/08/19 12:57:01 |
お嬢様 ヘンリエッタ 『異形、検査、隔離……。 早くそれを見つけちゃえば、早くここから帰れるのかな…。ソフィーさんは探すコトが出来るって、そしてあたしを調べてくれるって言ってたけど。あたしじゃない誰かを調べてもらう方がいいのかなぁ……。 でも。あたしが知らない間にあたしじゃなくなってる、そんなこともあるかもしんないし…。 やっぱ調べてもらった方がいいのかなぁ……?』 [書類を読みながらそんなことをぐるぐると考えてたら。いつの間にか、眠ってしまってたらしい] ふぁ……アレ?リックいない……。 [床には落ちた紙飛行機] ??? [開け放されたドア、そっと廊下を窺うと玄関の前にまたひとつ紙飛行機が落ちていて。あたしはそれを拾いつつ、初めてこの建物から出て行く] ―→収容所の外へ― | |
(407)2006/08/19 20:56:43 |
双子 リック >>418 え…ぽとぽと落ちてた? [たぶん作りすぎて落としたのだ。 まずい。帰りは拾いながら戻ろう。 そんな焦燥はおくびにも出さず] おお…なかなかうまいな。 [自分の所まで飛んできた紙飛行機を、丸めてポケットへ] ああ…こんな世界なんだな。 当たり前みたいに人っ子一人いねぇ灰色の世界、 それでいて、のどかな公園も人工にせよ忘れず存在してんのさ。 [...はするすると木から降り、エッタと同じ地面へ] こんな所にいりゃ、もしかしたら今のおれ達が置かれる状況、 忘れられるけど…でも、ちょっと休んだらまた戻らなきゃだよな。 おれ達の現実にさ。 エッタ…おまえはどこまで教えてもらった? | |
(421)2006/08/19 21:38:22 |
双子 リック >>419 あ。 [どうもうんと遠くまで飛ばしたつもりでそこらへんに 落ちている紙飛行機も多かったらしい。広げられてしまった] うるせぇなあ…おまえが言わなきゃばれやしないよ。 ペシが怖くて課題を捨てられるか。おれの生き様の問題だ。 まぁそれほど期待したわけじゃないさ。 帰りゃ、飯の一つも準備してもらえるだろうし。 | |
(425)2006/08/19 21:43:56 |
双子 リック >>423 [最後の紙飛行機も冷静を装って受け取り、ポケットへ] 心配ね…してるかな。 …してるかもな。 どいつもこいつも、ちょっと年下だからってガキ扱いする 親切な大人ばっかだ。 何だエッタ…ソフィーに聞いて、広間でも聞いて? くそう。エッタになら話すのかよ。 後は書類に書かれているのを読んだ、か。結構知ってそうだな。 でもこの情報はどうよ。 [...は少しばかり得意そうに顔の前に人差し指を立てる] 今日の未明だ。あの不良大人共、良い子ならぐっすり お寝んねの時間に、ハンター関連の会話してやがった。 ライナスが、狩人協会所属のAクラスハンター、 精霊使い…いや、カッコつけてエレメンタラーとか言ってたな… だったってのは?知ってた? | |
(428)2006/08/19 21:51:24 |
見習い看護婦 ニーナ [ニーナがいい匂いに誘われて瞼を開けた。するとそこにはキッシュ以外の料理が並んでいた。 一瞬ハテナマークが浮かぶが、すぐにうたた寝をしてしまった事に気付いた] やだ。寝ちゃってたんだ。異形がいるっていうのに危ない危ない。 と、そうだ。救急箱以外にも探して置かなくちゃいけないものあったんだ。探さないと……。 [ライナスとの会話で、すっかり忘れていた用事を思い出し、再開するべく立ち上がって窓の外を見た。] ……そういえば、先生、前に大怪我したけど、大丈夫かな……? [だがそこに質問したい本人がいないと溜息をついてから、*建物内を探索しに広間を出た*] | |
(431)2006/08/19 21:56:29 |
双子 リック >>426 ピザトーストか… [ぺしぺしの話なんか聞こえないふりで、それは悪くないと笑う。 見れば、エッタが物言いたげにじっとこちらを見ている。 しかし何も言わない。...も黙って、エッタの頭に手を置いた] おまえも色々怖いかもしんないけど…きっと無事帰れるよ。 異形種を倒すのはハンターだけじゃない。 おれらでも、小さな力でも…何かの役にたてるかもよ。 頑張りゃね。 そのためにゃまず情報だ…ったく、隙あらば 賢い大人共だけで話を進めやがりそうなんだもんよ。 何かわかったことあったら、おれもお前に教えてやるから お前もおれに教えろよな。 [離れると一歩先に進み、軽い調子で言い終わると 振り向いて帰ろうかと呟いた] | |
(435)2006/08/19 22:01:13 |
村長の娘 シャーロット ─3階─ [数刻前に目覚めたあと、施設の中を見て回っていたが、3階に着くとそこはフロア全体がだだっ広いひとつの部屋だった] へー、これはこれは。 [スイッチを手探りで探し、それを切り替える。十数秒後、明かりに照らされたそこは1階や2階とは異なり、まったく整備されておらず、フロア全体に乱雑に長机やパイプ椅子が散乱している。さらに部屋の奥には巨大なスクリーン。その様子から、きっと元は会議室か何かだったのだろう] 広い。けど乱雑としている。いいですね。わたしのスタイルに適した場所です。 [そう言ってニヤリと笑った] とりあえず、もっと都合のいいように積み直しておきますか。 [そう言って、机や椅子を一見乱雑、しかし自分に都合のいいように積み上げ始めた] | |
(443)2006/08/19 22:17:55 |