人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1710)Morning Glory : 3日目 (2)
吟遊詩人 コーネリアス
[シャーロットの叫びと共に、集会所の扉の開く音]

シャーロットさん!?

[慌てたように追いかけ、扉の場所で一度振り向き叫ぶ]

申し訳ない!
私はこれで失礼します!

[そして、体はすぐに闇の中へと]
(198)2006/08/02 02:03:43
見習い看護婦 ニーナ
[機嫌がよくなさそうに]

もう帰っていいの? でてっちゃった人、いるけど。
(199)2006/08/02 02:04:14
書生 ハーヴェイ
[宿に着く。

空き部屋の簡素なベッドに、そっと…壊れ物を扱うかのようにそっと、ステラを降ろす]

[その青くなったままの頬に手を伸ばし、優しく撫でる。
なぜそんなことをしたのか、自分でも分からなかったが。
自然と手が動いていた。]

……ステラさん、あまり…無理をしないでください。

[小さく呟く。眉を寄せ、何か辛いものを耐えるかのような表情で]
(200)2006/08/02 02:04:56
のんだくれ ケネスは、ふん、と肩をすくめ、集会場を出て行った。
2006/08/02 02:07:44
新米記者 ソフィーは、出て行く人たちを見ながら呆然と立ち尽くしている。
2006/08/02 02:09:20
学生 メイ
え……ヒューバートさんが?

[思わず見上げると、そこには覚悟を決めた目があった。

その強い眼差しに反対する理由などなく――]

ヒューバートさん……僕も、一緒に付き添います。
他の皆はもう……今日は帰って頂いて結構です。夜道には気を付けて、なるべく一人では帰らないように……。

あと…明日も霊能者の方に霊視をお願いしますから、夜にまた集会所に集まって下さい。

[そう淡々と伝えると、ヒューバートとソフィーの方を向いた。]
(201)2006/08/02 02:09:31
見習い看護婦 ニーナ
一人じゃないほうがいいのね…じゃあエッタちゃん、一緒に帰ろうか。
(202)2006/08/02 02:12:46
吟遊詩人 コーネリアス
[外は暗闇の中。
カンテラも持たずに出て行ったシャーロットを普通ならば、見つけることなどほとんど不可能だろう。
だが―――コーネリアスは目が見えない。
それが、今だけは幸いした。
視覚以外の全ての感覚が、普通の人間より優れているコーネリアスには、シャーロットの声が、痕跡が、何処へと続いているのか、それがなんとなく分かった]

[たどり着いたのは、村の広場。
そこの端っこで、シャーロットの泣き声が確かにコーネリアスの耳に届いた。
息を落ち着かせるため、一度大きく深呼吸をすると、コーネリアスがゆっくりとシャーロットに話しかけた]

―――1人の夜の旅は、危険ですよ、姫?
(203)2006/08/02 02:12:51
お嬢様 ヘンリエッタ
[周りの大人の声が遠く聞こえる]
[殺す、死ぬ、戦争、止められない]
[そして、処刑します、の声]

変、だよ。
どうして止められないの…。

[叫び、外へ駆け出していったシャーロットの後姿]
[ソフィーの必死の声]

[そしてヒューバートの声]

ヒューバートさんも、…。

[さっき見せてくれた微笑はもはや跡形もない]
[止まらない、止められない、どうして]

疑問と、抗議の声が。何故か出てこなかった。

[止められない]
(204)2006/08/02 02:12:54
修道女 ステラ
[頬に柔らかなぬくもりを感じる。
暗闇をさまよっていた意識に光がさす]

あ、あぁ…

[ステラはゆっくりと目を覚ました]
(205)2006/08/02 02:13:31
美術商 ヒューバート
[メイの言葉を聞き、再度口を開く。]

君のようなお嬢さんにはショックが大きい光景だ……見ないほうが良い。
扉の向こう側で、待っていて欲しい。

[無感情に云っていた言葉にほんの僅かに、悲しい響きが混ざった。]
(206)2006/08/02 02:14:09
吟遊詩人 コーネリアスは、村長の娘 シャーロットに話の続きを促した。
2006/08/02 02:14:33
修道女 ステラ
は、ハーヴさん…

[目の前に居る青年の心配そうな顔をみて、何が起こったか理解した]

その…ご迷惑、おかけしました…

[それだけを言うのがやっとだった]
(207)2006/08/02 02:15:06
お嬢様 ヘンリエッタは、美術商 ヒューバートに話の続きを促した。
2006/08/02 02:17:47
のんだくれ ケネスはメモを貼った。
2006/08/02 02:19:30
学生 メイ
え、でも……。うん、わかった。でも、僕は責任を持たなきゃいけないから、扉の前にはいるよ?それでもいいよね。

[ヒューバートの強い眼差しに反対も出来ず――受け入れた。]
(208)2006/08/02 02:19:33
お嬢様 ヘンリエッタ
[かけられた言葉に、ゆっくりと頭をあげる]

ニーナさん。

[力なく、頷き。手を繋いで外に出た]

[ヒューバートに何か言おうと口を開いて、出たのは]

……おやすみなさい。

[それだけだった]
(209)2006/08/02 02:20:35
墓守 ユージーン
[出て行けという言葉。やはり、拒否する理由も無く。
ソフィーを見て]

……堪忍な。

[昨日、レベッカとギルバートに言ったものと同じ言葉を投げて、出て行こうと…]



―――ッ…


[壁を離れた途端、眩暈が襲う。
壁を伝って、其れでも何とか外へ]
(210)2006/08/02 02:21:38
美術商 ヒューバートは、学生 メイに頷いた。
2006/08/02 02:22:06
村長の娘 シャーロット
[レベッカさんを助けられなくて。
強くならなきゃって思ったのに。
もう泣かないって。そう決めたのに。

繰り返された悪夢の前に、どうすることも出来ず。
…ソフィーさんは……

もちろん嘘をついたケネスは許せなかったけれど。
この現実の転がり落ちてゆく先が分かっていながら
止められない自分がただただ悔しくて。

誰にも見つからないように声を殺して泣いていたのに。
急に声をかけられ、驚いて顔を上げる]

え……?
コーネリアス…さん…?
(211)2006/08/02 02:23:05
新米記者 ソフィー
[彼以外の全員が出て行くのを確認して、ヒューバートに向き直る。
鈍く光る銃身。あれでズドン、で私の人生は終わり。
一度は認めた死への恐怖が再び襲ってくる。
レベッカに問いかけた言葉をもう一度自分にも問いかける。私はこれでいいの?
…答えは、自明だった。]

ねえ、ヒュー。最後に一つだけお願いがあるの。
私に、自分で撃たせてくれない?
自分のことには自分でけじめをつけたいし、何より…

[貴方の手を汚すくらいなら。
その銃は誰かを殺すためのものじゃないでしょ?と付け加える。
まあ、それもほんの少しは心にあったわけだが。]
(212)2006/08/02 02:23:19
見習い看護婦 ニーナ
[ヘンリエッタと一緒に集会場を出るニーナ。明かりがなくとも足元はしっかりとしている。ヘンリエッタが一緒だというのに、一緒に帰ろうと声をかけたのはニーナだというのに、あまりヘンリエッタのことは気にしている様子はなく、足早に歩いていく…少しいらついているようだ]
(213)2006/08/02 02:24:28
美術商 ヒューバート
[全員が出て行ったことを確認すると、ソフィーに向き直る。
 ……もし、彼女が人間なら。また、私は、護るべきものを護れなかったと云うこと
になる。
 ……もし、彼女が人間なら。また、私は、レベッカと同じように、罪のない人間を殺してしまうことになる。
 ……もし、彼女が人間なら……

 思考をシャットアウトさせる。無駄だ。既に、彼女の処刑は決まっている。
 そう、自分に、云い聞かせる。

 両手で銃を構え、ソフィーへと向けた。]

……ソフィー、お別れだ。
最後に、何か、云い残すことは?

[自身の表情はない。唯、冷徹としているだけ。
 突き刺すような視線。微笑みを失った口端。
 まるでその姿は―――黒い悪魔のようだった。]
(214)2006/08/02 02:25:05
書生 ハーヴェイ
あ、ステラさん…

[目を覚ますステラに、ほっと安堵の息を吐く]

よかった……大丈夫ですか?

[撫でる頬をそのままに、顔を覗き込む。…顔が近い。
吐息さえ感じられるようなその距離に、一瞬そのまま喉元に噛み付きたい衝動にかられ。
少し慌てたように体を離す。]

あ…えと…
飲み物でも、持ってきますから。

[俺は…何を考えているんだ。
呆れたように心の中で呟き、一階へと降りて行った。]
(215)2006/08/02 02:25:35
のんだくれ ケネスは、見習い看護婦 ニーナに声を掛けた。
2006/08/02 02:26:55
見習い看護婦 ニーナは、のんだくれ ケネスに驚いた。
2006/08/02 02:27:17
新米記者 ソフィーはメモを貼った。
2006/08/02 02:27:46
のんだくれ ケネス
よう、ニーナ。

調子はどうだい。
(216)2006/08/02 02:27:53
のんだくれ ケネス
[出てくるのを待って、隠れていたらしい。]

今日は世話になったな…。助かった。恩に着るぜ。
(217)2006/08/02 02:28:48
見習い看護婦 ニーナ
なんのこと?
助けたつもりなんてないよーだ。
(218)2006/08/02 02:29:43
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスが優しく微笑みながら言葉を紡ぐ]

―――シャーロットさん。
私はね、心を強く持つように、と言いましたけど、それは泣かないことじゃないんですよ。

感情のままに、強く泣くことも、それもまた、心の強さです。
だから、我慢することなく、泣きたいときは泣きなさい。
そして、その後に笑えばいいんです。

誰も叱ることなんてありませんから……今は、感情の赴くままに声を張り上げて泣いていいんですよ……。

[生まれたての赤ん坊を抱くように、コーネリアスが優しく、シャーロットの体を抱きしめ、その頭を撫でる]
(219)2006/08/02 02:32:37
のんだくれ ケネス
くっく…。
あー、そうだったな。

確かに、お前さんは「霊能者」として必要なことをしただけだったな。


いや、何。ちょっと勘違いしただけだ。
また明日な。
(220)2006/08/02 02:32:48
美術商 ヒューバート
[ソフィーの言葉を聞き、一瞬躊躇う。
 次の瞬間には、昨日のレベッカの姿が思い浮かび―――]

……ああ、構わない。

[そう云うと、銃のスライドの部分を握り、グリップをソフィーのほうへと差し出す。
 動揺は見られなかった。彼の表情は未だ、ないままだ。]
(221)2006/08/02 02:33:12
見習い看護婦 ニーナは、のんだくれ ケネスを怪訝そうに見た。
2006/08/02 02:33:25
のんだくれ ケネスは、見習い看護婦 ニーナにとっとと背を向けると、手を振りながら去った。
2006/08/02 02:33:37
修道女 ステラ
[顔を覗き込まれて、心臓の鼓動が大きくなった。

ハーヴさんに、こんなに近くで見つめられて…
自分の中で、不思議な感情が生まれているのがわかる。

あわてて身体を離していくのが、すこし寂しかった]

は、はい…ありがとうございます。

[飲み物を取りに行くというハーヴェイの背中に、お礼を言う。
ハーヴェイの不振な行動にはまったく気がつかなかった]
(222)2006/08/02 02:37:13
墓守 ユージーン
[――酷く、飢える。
限界が近いのは明白で。



ふらふらと、1人。
丘――何時も帰る場所とは、逆の方向へと]
(223)2006/08/02 02:38:18
新米記者 ソフィー
ありがとう、ヒュー。

[表情を崩さぬまま、ヒューバートが銃を手渡す。
銃を取る。皆は帰った頃だろうか?
できるだけ遠くへ帰ってくれているといい。気付かないように。
気付いたら、撃たなきゃいけなくなる]

[少し離れて、銃口をこめかみに向ける。正面の彼に微笑む。
やるなら今。逡巡している暇はない。
冷たい目、少しでも隙を見せたら失敗する。極限の緊張状態で、何故か思考は、ヒューバートと酒場で会話したことを映し出した。
気さくに何でも話しかけてくれた彼。
親子みたいと言われ、困ったように苦笑していた彼。
決意が鈍る。こんな時に思い出すなんて。本当に、本当に、]

―――本当に、お人好しよ。あなた。

[言って、銃を向ける。]
(224)2006/08/02 02:38:53
お嬢様 ヘンリエッタ
[集会場を出て、ケネスに声をかけられた後。
再び歩き出す。
ヘンリエッタは沈んだ気持ちで先ほどのことを思い返していたが、先導するニーナが殊のほか歩くスピードが速く、否応なく現実に立ち返らされた]

えっと、あの、ニーナさん?

[半ば駆けるようにして、必死についていく。
かけた声が聞こえているのかいないのか。
ニーナはずんずん歩いていく]
(225)2006/08/02 02:40:14
書生 ハーヴェイ
[飲み物を用意しながら、自己嫌悪に陥る。

……今、何をしようとした?

ステラさんを……]
(226)2006/08/02 02:40:46
見習い看護婦 ニーナ
[ニーナにヘンリエッタの声は届いていないようだ…ニーナの様子は明らかにおかしい。目がらんらんと輝きはじめている…暗闇の中でもはっきりと見えるように]
(227)2006/08/02 02:42:22
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/08/02 02:42:40
村長の娘 シャーロット
[―――泣いていいんですよ。
抱きしめられ、優しい言葉をかけられてしまえばもう後は
溢れてくる涙を止めることなどできずに。

子供に戻ったように。
恥ずかしいなどとも考える余裕もないまま。
ただただ泣き続け]
(228)2006/08/02 02:42:50
美術商 ヒューバート
[―――!?

 銃がこちらに向けられた瞬間、理性が飛ぶ。

 危険、と頭にサイレンが響く。

 一瞬でソフィーから飛びのき、横に転がる。

 身体を伏せた。

 ……次の瞬間には。]
(229)2006/08/02 02:43:12
書生 ハーヴェイ
[思考を振り切るように首を振り、飲み物を持ってステラの寝ている部屋へと向かう]

ステラさん、これ…ここに置いておきますから。
今日はここに泊まって。ゆっくり休んでください…

俺は…集会所の様子が気になるので、戻ります。

[なるべく視線を合わせないようにして、早々に部屋を出る。

本能に負けないように]

[そして、そのまま外へと]
(230)2006/08/02 02:45:56
新米記者 ソフィー
[銃声が響き渡る。床にはまだ硝煙の残る、穴。]

ちっ!

[最悪ね、と呟く。一発で仕留めるつもりだったのに。
いや、仕留められなければならなかったのに。
2発目の準備。
銃口を向けるが、極度の緊張のせいか、狙いが定まらない]

くっ…当たって!

[祈るように引き金を引く。
見当外れな場所、床に新しい穴をまた一つ穿った]
(231)2006/08/02 02:52:42
美術商 ヒューバート
[―――続けざまに二度、銃声が響いた。

 何処にも当たってはいない。避け切れた。

 それを認識した次の瞬間、左ポケットに常時ばせていたナイフを取り出す。

 即座に投げられる体勢に立て直す。ソフィーの右手まで四メートル程。当たる。

 ―――ナイフを投げた。ソフィーの腕に突き刺さり、銃が床に転がった渇いた音が聞こえた。



 ……今、何が起こった!?
 漸く、思考が追い付いた。
 彼女が銃を向けてきたこと。発砲したこと。状況を飲み込む。

 ―――なんてことだ。本当に。]
(232)2006/08/02 02:56:00
学生 メイ
[乾いた銃声の音にビクッと体を震わす。処刑は……終わったのだろうか。

メイは扉の前でヒューバートが出てくるのを大人しく待っている。]
(233)2006/08/02 02:56:28
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/08/02 02:58:10
見習い看護婦 ニーナはメモを貼った。
2006/08/02 02:58:20
修道女 ステラ
[程なくして、ハーヴェイが飲み物を持って戻ってきたが、お礼を言う前に、ハーヴェイはまた出て行ってしまった]

ハーヴさん…

[お言葉に甘えて、そのままそのベッドで休むことにした。
横になれば、先ほど触れられていた頬がほんのりあたたかく。
ハーヴさんの温もりを感じながら、そのまま深い眠りへと*落ちていった*]
(234)2006/08/02 03:02:22
修道女 ステラはメモを貼った。
2006/08/02 03:03:21
新米記者 ソフィー
[早く。早く狙いを。焦りが照準をぶれさせる。
詰められたら体格の差で、力の差で負けてしまう。
逃げられない。死ぬ。いやだ。逃げられない。嫌。殺される。
どうにか照準を胸に合わせようとしたその時、腕に痛みが走る。
勢いで銃が放物線を描き、床に転がる。見ると、そこには生えるはずのない、金属片。]

あ、あ、うああああああっ!!

―赤い。血って本当に赤いんだ。
――それよりも銃だ。銃を取られたら殺される
―――彼より先に銃を。そして彼を、次にメイ…弾は残ってる?
――――ダメ、銃の位置。彼の方に分がある。それなら。

[腕からナイフを抜く。飛沫が上がる。動脈、切れたかしら。
左腕にナイフを掴み、咆哮を上げてヒューバートに突進する。
これだけ騒げばメイは気付くだろうが、そんなことに構いはしなかった]
(235)2006/08/02 03:04:02
冒険家 ナサニエル
[少し離れたところから、コーネリアスに慰められているシャーロットを見やる。
ここ一連の出来事は、ナサニエルの思考を蝕んでいた。
「占い師」ってなんだ? 「霊能者」ってなんだ? そして、「人狼」ってなんだ?
…現実味のない感覚。

その中で、ナサニエルはずっと考えていた。
自分はシャーロットに何をしてやれるのだろうと…、自分はシャーロットのことをどう思っているのだろうと…。
今日もシャーロットは苦しんでいる。
自らが人間だと断じた人間がまた処刑されることになり、泣き続けている。

その姿に、胸が痛む…]
(236)2006/08/02 03:09:20
冒険家 ナサニエル
俺は…。

[俺はシャロの味方だ。例えどんなことがあっても、例えシャロが何者だろうと…。
彼女を信じ続ける]

[そこまで考えて、ナサニエルはシャーロットのことを愛していることに気がついた。
昔はナサニエルの後をついてくる妹のような存在だと思っていたのに、いつのまにか、愛という感情に変わっていったのだ]

そうか、そうだよな…。

[ほんの少し嘆息し、口の端に笑みを浮かべた。
それならば、自分は彼女のことだけを考えよう。
彼女のことだけを守ろう。
彼女のことだけを愛そう。
もうなにも迷うことはない…、ナサニエルはシャーロットに近づいていった]
(237)2006/08/02 03:10:07
学生 メイ
[雄叫びの様な声を聞き、扉の中の様子を覗こうとするが鍵がかかっていて事態がつかめない。]

ヒューバートさん?大丈夫ですか?ヒューバートさん!

[銃声が2度聞こえた事も思い出し、何かの異常を察して、力強く扉を叩いて名前を呼んだ。]
(238)2006/08/02 03:10:20
のんだくれ ケネス
おや?おやおやおやおやおやおやおや。
(239)2006/08/02 03:12:44
のんだくれ ケネスは、村長の娘 シャーロットをさらに追い詰めるつもりだ。
2006/08/02 03:13:30
のんだくれ ケネスは、今しもシャロに近付かんとするナサニエルは見えていない。
2006/08/02 03:14:21
美術商 ヒューバート
[既にソフィーのうめき声は意識の外だった。
 取り落とした銃を拾い上げ、素早く右手で持つ。

 彼女が向かって来た。左手にはナイフ。
 瞬時に右足を跳ね上げ、ナイフの横腹を蹴る。
 左手がナイフと共に飛んだ。]

……はっ!

[声と共に、そのまま彼女の鳩尾に鋭く蹴りを入れる。
 彼女がうずくまった。……入った。

 一度、呼吸を整える。

 銃を両手で握ると、即座に引き金に指をかける。
 彼女の表情は見ない。唯、心臓の一点を狙うだけ。
 何処か戦場を彷彿させる。
 狙いを正確に定め直す。そこに感情を入れる余地は、ない。

 無表情でソフィーを見下ろし、口を開く。]
(240)2006/08/02 03:14:42
のんだくれ ケネス
ハッ!

やっぱりじゃねぇか、なぁおい?
男を狂わすには、美人に化けて涙の一つも見せりゃあ、そりゃ十分だな!
(241)2006/08/02 03:16:50
美術商 ヒューバート
……今度こそ、お別れを。
さよならだ、ソフィー。

[引き金を、引いた。
 三度目の銃声が、集会所に鳴り響いた―――]
(242)2006/08/02 03:17:01
のんだくれ ケネス
よう、詩人さんよ?
危なかったなぁ、もう少しで心臓を奪われる所だ。

いや…?もしかしてもう遅いのか…?


ハッ…。恐いねぇ…。
(243)2006/08/02 03:19:11
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/08/02 03:19:52
冒険家 ナサニエル
黙れ!

[「バキッ!」ナサニエルは、ケネスの顔面を思い切り殴りつけた。
もんどりうって倒れるケネスを無視し、シャーロットを慰めるコーネリアスの前まで行く。そして、目で訴える。

後は自分にまかせてほしいと…]
(244)2006/08/02 03:22:50
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/08/02 03:26:19
お嬢様 ヘンリエッタは、ニーナを追って走り続ける
2006/08/02 03:28:50
新米記者 ソフィー
[衝撃が体を伝わる。体を、支えられない。横向きに倒れこむ。
頭が急に冷えた。私、撃たれたんだ。
結局全部裏切ってしまった。ヒューも、メイも、皆も。

撃った男を見る。先刻とは別。少し、やるせなげな顔。
ねぇ、そんな顔しないでってば。私、貴方の事騙したのよ?
声が出ない。肺を傷つけたかな。胸の辺りが、暖かくて冷たい。
せめて気にするな、くらい言えたら。]

ヒュー…

[言えた。気管の音かもしれないけど。
意識が薄れる。あなた、本当…
――視界が白くなった。言葉の代わりに、涙が一筋*零れた*]
(245)2006/08/02 03:31:53
吟遊詩人 コーネリアス
―――!

[ケネスの言葉に何かを返そうとするよりも早く、何かを殴りつけるような硬い音。
その音を聞いたとき、コーネリアスは自分の役目が終了したことを悟った]

姫?
騎士は、所詮、最後まで仕えることは出来ません。
本当に貴方を守って、幸せにしてくれるのは……王子です。
さ。貴方の王子が現れましたよ。
後は、二人で幸せになりなさい……。

[そう言って、コーネリアスがシャーロットの体を離して、ナサニエルの方を向き、一度微笑むと、闇の中へと*消えていった*]
(246)2006/08/02 03:32:12
美術商 ヒューバート
[未だ、呼吸が荒い。

 目の前に転がった、ソフィーだった『モノ』。
 握っているままの銃。

 聴覚と共に、現実が戻ってきた。
 どん、どん、どん、と扉を叩く音が聞こえる。メイの叫びに限りなく近い、自分を呼ぶ声。

 静かにソフィーの死体に近づき、彼女の見開かれた目を閉じてやる。
 ……その目は少し濡れていた、気がした。涙……?……いや、まさか……

 返り血のついたまま、集会所の扉を開く。
 目の前には、今にも泣き出しそうなほどに顔をくしゃくしゃにしたメイの姿。
 先の『運動』で乾ききってしまった口を開き、言葉を発する。]

……終わったよ。

[その一言を云うと、ゆっくりと集会所の外壁に寄り掛かった。]
(247)2006/08/02 03:35:32
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはコーネリアスに感謝し、まだ泣き続けているシャーロットを抱き上げ、彼女の家へと向かう]

[両腕でしっかりと抱きしめ、暗い夜道を進む。
彼女はこんなにも軽い…、しかし、ナサニエルにとっては、何よりも重い、かけがえのない存在なのだ]

シャロ…、シャロ…。

[ナサニエルは、ただ、ただ、優しくその名を囁き続ける。
自分が、少しでも彼女の支えになれればいい、そう思いながら――]
(248)2006/08/02 03:39:22
学生 メイ
ヒューバートさん……よかった……。

[ヒューバートの無事を確認してホッとするのも束の間。すぐに床に倒れているソフィーへと目が向けられる。]

ソフィーさんは……自警団の方に詰め所に運んで貰います。
ヒューバートさんも……気をつけて帰って下さい。

[そう、感情を押し殺した声を搾り出して、言った。]
(249)2006/08/02 03:44:57
村長の娘 シャーロット
[それはあまりに唐突で。
目の前で起こっている出来事に全く思考がついていかず。

ふわっと身体を抱き上げられ名前を呼ばれ、尚、涙は止まらずに]

ナサニエルさん…?

[今自分を抱き上げている人の名を、呼び返す]
(250)2006/08/02 03:52:08
学生 メイ
[「では、ヒューバートさんも気を付けて帰って下さい。」と別れを告げ、一人家路につく。]
(251)2006/08/02 03:53:56
書生 ハーヴェイ
[闇の中、明かりも持たずに走っている。

探している――何かを。

見つからなくて立ち止まる。…と、視線の先に、メイが歩いているのが見えた]
(252)2006/08/02 03:59:19
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルは名前を呼ぶシャーロットに頷きを返し、安心させるように微笑みを浮かべる]


[アーヴァインの家にたどり着くと、シャーロットを彼女のベットに寝かしつけ、自らもベッドに入る。

そして、シャーロットを強く抱きしめた。
このぬくもりだけは決して手放さないと、心の底に*刻み込み*]
(253)2006/08/02 04:04:14
学生 メイ
[闇の中、目の前に見えた誰かの人影に気付き立ち止まる。]

ん……?だ、誰?ハヴェ?何してるのこんな所で……。

[「もう」と溜め息を吐き、呆れた顔をして言った。]

人狼がいるんだからね?わかってる?
ほら……こんな時間まで一人でウロウロしてたら危ないよ。
(254)2006/08/02 04:05:01
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/08/02 04:05:30
美術商 ヒューバート
[メイに別れを告げ、手を振った。

 新しく煙草の箱の封を切った。BLACK・DEVIL。ずっとポケットの一つを使っているこの煙草は、甘い香がする。
 ゆっくりと煙を味わい、吐き出す。
 漸く、落ち着いてきた。と同時に、ソフィーの死体が目の前に浮かんでくる。
 安らかな死顔だった。レベッカと同じように。セシリアと同じように。

 ―――セシリア。

 気が付いた。昨日は彼女が襲撃された。結社員だからだろう。
 すると、同じように、今日襲撃されるのは―――?

 まだ半分も吸っていない煙草を集会所の前に落とし、走り出した。]
(255)2006/08/02 04:16:30
書生 ハーヴェイ
[うっすらと額に浮かぶ汗を拭う。

……こんな時に人に会うなんて…

そう思うが、表情には出さず]

……メイ。
君のほうこそ、こんな時間に一人か?
危ないぞ?

[言いかけたその時、背後の闇から突如獣の姿が現れる。
それは、普通の狼より数倍の大きさとプレッシャーを持つ、黒い毛の狼。
それは予告もなく、メイとハーヴェイに襲い掛かった]
(256)2006/08/02 04:18:11
村長の娘 シャーロット
[その時見た笑顔はとても優しくて。
それでもベッドに下ろされ抱きしめられれば驚きはしたけれど。

その感覚が暖かなまどろみを運んできて。
気がつけば*優しい眠りに落ちていた*]
(257)2006/08/02 04:18:18
美術商 ヒューバート
[疾走。

 頭の中を空っぽにして、唯、走る。

 右足。左足。右足。左足。右足。左足。

 限りなく速く。

 額には汗。

 右手には銃。

 上にはぽっかりと月が浮かぶ。

 不吉。危険。危険。キケン。キケン。キケン。キケン。

 明かりが見えた。
 ―――カンテラの灯が二つ。メイか!?]
(258)2006/08/02 04:18:32
書生 ハーヴェイ
[しかしその攻撃は大振りなもので、メイを巻き込んで草むらのほうへと転がるように倒れこめば、その爪はたやすく回避できた]

[狼はしばらくハーヴェイをにらんでいたが、ふと視線をメイにずらし、体勢を整えると再び襲い掛かる。

標的は…メイ]
(259)2006/08/02 04:22:10
美術商 ヒューバート
[足を遅め、その二人のほうへじっと目を凝らす。
 碧の髪の、小さな少女。小柄な、茶髪の青年。メイとハーヴェイだろう。

 ……気付いた。もう一人いる。
 ……一人? その表現は間違っているな、と思った。それは、明らかに、人間なら
ざるものの、影。

 ―――人狼。

 そう気付いた。瞬時に足を止める。
 私に先に気付かれては、負けだ。回り込み、狙撃すれば、あるいは―――

 そこまで考えた直後、気配を殺し、ゆっくりと左のほうへ迂回し始めた。
 今晩だけは、自分の黒い服装に感謝しなければならない。そう思った。]
(260)2006/08/02 04:22:19
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/08/02 04:23:05
学生 メイ
そうだねー。気を付けないと――

[言い終わるのを待たずに黒いモノが目の前に飛び出してきた。]

え?え?

[自身に何が起こっているのかわけも分からず、ただ腰を抜かして動けなくなり、ハーヴェイへと身を任す。]
(261)2006/08/02 04:23:33
学生 メイはメモを貼った。
2006/08/02 04:25:13
書生 ハーヴェイ
[草むらに転がった瞬間、体勢を崩して、メイが腕から離れた。
庇うにも、届かない距離。

狼は、ハーヴェイを無視して、メイが転がるほうへと再度飛び掛った!]
(262)2006/08/02 04:32:49
お嬢様 ヘンリエッタ
[黒狼がもう一体、闇の中から躍り出る]

[メイに襲いかかったものより一回り小さい]

[それが、目の前にいる狼に向かっていく]
(263)2006/08/02 04:39:12
書生 ハーヴェイ
[物陰から更にもう一つの影が躍り出るのを、目の端に捉える]
(264)2006/08/02 04:39:15
学生 メイ
[草むらへと投げ出され、身動きも取れない。

あ、ダメだ――と本能的に感じ、メイの意識はそこで途切れた。]
(265)2006/08/02 04:50:13
美術商 ヒューバート
[もう一匹の獣が、メイに襲い掛かる狼に向かって行った。
 ……如何なっている? 仲間割れ、か?
 疑問が頭の中で渦を巻く。

 駄目だ、考えるな。集中して、敵を撃つことだけを考えることだ。
 あくまでも足音を消し、完全に気配を殺して、近付いて行くこと。そうしなければ―――三人とも、殺られるだけだ。

 ……静かに。
 ……音をたてるな。
 ……気配を消せ。

 程なく、もみ合っている二匹の真横の位置にたどり着く。

 ―――よし。この位置からなら……

 銃を構えた。
 集中しろ。集中しろ。集中しろ。必ず、当てる。
 ゆっくりと、正確に狙いを定め。

 ―――その二匹の獣へと引き金を引いた。]
(266)2006/08/02 04:56:56
お嬢様 ヘンリエッタ
[小柄な狼の左前足付近から、血飛沫が飛び散った。
苦悶の唸り声を上げ、銃声のしたほうへ首を向ける。
しかしそこには何もなく、ただ草が揺れているのみ]

[もう一匹の狼はもみ合いから逃れて今にもメイに食らいつくところだった。が、銃声に驚いて体をひく。
仲間が負傷したのを見てとり、ざ、と辺りの様子を窺った。
ちらっとハーヴェイのほうを見遣る。
かと思うと、草むらへと飛び込んだ]

[負傷した狼も、前足を引きずりながら仲間の後に続いた]
(267)2006/08/02 05:24:04
書生 ハーヴェイ
[唖然としてその状況を見ていた。

しばらく呆然と狼が去っていった方を見つめて。

ふと我に返ったように、隣で気を失っているメイに視線を移す]

[立ち上がり、体中についた土埃を払うと、メイを背負う。
とにかく宿に帰ろう。
ぼんやりとした思考で、宿に向かって歩みを進めた*]
(268)2006/08/02 05:40:46
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/08/02 05:43:59
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/08/02 05:44:13
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/08/02 05:53:24
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/08/02 05:54:46
美術商 ヒューバート
[地面に落とされたカンテラの明かりに、逃げて行く二匹の獣が映る。
 内一匹は片足を引きずりながら。どうやら、当てられたらしい。

 ……間に合った。護れた。大切な、友を。

 そう思うと、一気に身体の力が抜けた。すっかり疲れ切っている。
 安堵と疲労感とで、意識が少しだけ薄くなっていく気がした。
 宿に帰って眠ろう。そう、思った。

 空を見上げる。暗い闇だ。月が出ている。星が瞬いている。美しい夜空。素直に、そう思えた。
 一人、ゆっくりとした足取りで、宿へと向かった。

 結局彼は、何かから逃げるようにその場から消えた二人には*気が付かなかった。*]
(269)2006/08/02 06:02:08
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/08/02 06:04:36
墓守 ユージーン
[――村の入口近く。
まだ年若い自警団員が、1人警備に当たって居た。


彼の脳裏に浮かぶのは、数日前に発見された、団長の無残な遺体。
其処は現場からは離れて居たが、やはり暗闇は不安を掻き立てるもので。

――早く詰め所に戻りたい。

内心そう思いながら、其処に立って居た]
(270)2006/08/02 06:10:35
墓守 ユージーン
[――ぱきり。

不意に、軽い音が耳に届く。小枝の折れる様な。


「――!?」
身体をびくりと震わせて、ばっと背後を振り向く。

…其処には闇が広がるだけで。
恐る恐る、カンテラの灯を向ける。
…其処には静寂が在るのみ。

――気のせいか。


安堵して、再び向き直ろうとし…]
(271)2006/08/02 06:11:47
墓守 ユージーン


[背後の暗闇から、腕が2本伸びて。

彼の首に巻き付き、頭を引き寄せ。

――耳元で、囁く声]
(272)2006/08/02 06:12:40
墓守 ユージーン
---

…おやすみ。

[手を放せば、支える力を失った其の身体はどさりと崩れ落ちる。
驚きに見開かれた侭の、自警団員の双眸。後は白く濁るばかりの其れに手を伸ばし、そっと閉じさせる。

一陣の風が吹き抜けて。
露になった片眸は、暗い輝きを宿し。
其の下、ガーゼの取り払われた目許から頬にかけて、蔦の絡み合うような形の“痕”が鈍く碧い光を放って。
口許には、三日月の形の笑みが浮かび。


――やがて、其の姿は闇に*溶けた*]
(273)2006/08/02 06:14:00
墓守 ユージーンはメモを貼った。
2006/08/02 06:16:36
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