学生 ラッセル >>4:267 …シャロの料理…食べたことない。 [食べたい、と含みを見せる口調で呟いて… 笑おうとしたところで、―――止まった。 自警団が入ってくる… 大きな声で喚きながらネリーが連れて行かれる。 何が起こったのかわからない…そんな表情で。] | |
(0)2006/07/31 00:06:02 |
冒険家 ナサニエル >>6 [ぐらぐらと立ちくらみを起こしたように景色が揺れ、 このまま意識が遠のくとしてそれでいいと思っていた矢先] カミーラ! [迷い無く立ち上がり掴みかかって、そして突き飛ばされた カミーラを見て意識は広間に戻る。 ネリーは行ってしまった。そうしてやっと、足は動く。 突き飛ばされた彼女に寄り、手を伸ばす] …大丈夫か。 | |
(9)2006/07/31 00:23:48 |
逃亡者 カミーラ >>9ナ [体制を崩した所で支えられる。キッと自警団を睨みつけるが、扉は無常に閉められ] ……っなんで。 [言葉が零れたところで自分を支えた手が目に入る。 視線を上げるとナサニエルが目に入る] あ…悪い。さんきゅ。…大丈夫だ。 [笑みを作ろうとして失敗する。 つ、と視線を逸らしたところで誰かの影が崩れ落ち] ………え? | |
(12)2006/07/31 00:31:14 |
学生 メイ >>11 ラッセル――! [自警団に弾かれたラッセルとカミーラに咄嗟に駆け寄る] [空しく響き渡る閉じられし扉の音] ネリーさん……ごめんね… ……メイのせい…メイのせい…… …ごめんなさい…… [光を失った目で少女は閉じられた扉に向かって呟いた] [……集会場の外、ざわつく音が…その時を告げた] | |
(13)2006/07/31 00:32:58 |
冒険家 ナサニエル >>11 [バチンと大きな音が響いてはっとするとラッセルが 自警団員の手に打たれていた。血まで零れている] お… [おい、止めろと――言えない。言葉が宙に浮かんだまま。 何を恐れているか? 自警団の気分を害し、代わりに連れて行かれる事だと自覚できる もしかすると自分は誰よりも弱い。 毎日毎日虚勢を張って、強い奴の理不尽に声一つあげられない その事実に眩暈がする。自嘲すら浮かばない。 できたことと言えば、言い訳のように心配そうな声を出すだけ] ラッセルも…だいじょうぶ、か… | |
(17)2006/07/31 00:38:31 |
冒険家 ナサニエル >>24 [降りてきたハーヴェイにはっと顔を向ける。 彼はニーナを看ていたはずだ] ハーヴェイ! ニーナは? こいつ…マンジロー、助けられないか? 血は出てるけど手当すれば…まだ! [助かるんじゃないのか、それは願いに近い。 でもプロの手当があれば、助かるかもしれないじゃないか。 自分に信じ込ませて、必死の目を向ける] | |
(31)2006/07/31 00:57:14 |
雑貨屋 レベッカ >>32 [レベッカは、ローズにつかまると、ふらふらと立ち上がり、よろよろとテラスへ。] ・・・あの男は死んだはず。 あの夜、口論になって、死んだはず。 なぜ、マンジローが・・・。 [ぶるぶると震える手で、煙草に火をつけようとする。 なかなか火が点かない。それでも、何度も何度も、唇の先をマッチに寄せる。] | |
(36)2006/07/31 01:02:20 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>36 [レベッカに付き添うようにテラスへ向かった。嗚呼、このテラスからは、あの樹がよく見えるんだ。そう言えば昨日捨てた筈のペンダントがマンジローの死体の傍に転がっていた。拾われたのか。内心舌打ちしたが、それよりもレベッカを気にかけて。震える彼女の手に、自らの手を添えた] あの男って?口論って……? | |
(37)2006/07/31 01:05:08 |
村長の娘 シャーロット >>30 [ラッセルに引っ張られるような形で、厨房へと歩みを向ける。 握られた手を、ぐ、と握り締め] ―――っラス、ねぇ、今の…っ [見間違いだよね?と、僅かに前を進む背中に問いかけようとして。続きを言葉が―――喉で詰まる] | |
(38)2006/07/31 01:05:12 |
逃亡者 カミーラ >>25ナ [ふらりとナサニエルが...から離れ、マンジローに近づき叫ぶ。 自分は今、何をすれば良い? 何を? 冷静に、ならなくては。 手を額に当て深く呼吸する。一度、二度] ナサニエル、マンジローはもう…。 ―もう、何? | |
(39)2006/07/31 01:06:54 |
雑貨屋 レベッカ >>37 [驚いたような表情を見せ、ローズマリーを見上げる。 その表情は いつもと変わらない。] ・・・な、何? なんのこと・・・。 [そう、とぼけてみせたが、ローズマリーの視線は、有無を言わせない。 そうか、言わなければならないのか・・・。 あの男を、自殺に追い込んだ、ということを。] | |
(40)2006/07/31 01:07:28 |
雑貨屋 レベッカ >>42 [レベッカはあたりを見回す。ここでは人目につくのではないか。 しかし、ローズの態度は頑なで、もうここで話すしかないようだった。] ・・・マンジローが持っていた、あのペンダント。 あれ・・・、ケネスの遺品、よね・・・。 なぜ、マンジローが持っているの? あの男は、もう死んだ、はずなのに・・・。 | |
(44)2006/07/31 01:14:08 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>43 [ナサニエルが荒げる声に振り向く。テラスから何処か冷たく言い放った] そんなの見ればわかるじゃない。 見なくたってわかるんじゃない? 集会場で死んだ人はつまり人狼に殺された。 人狼は一瞬で人間を殺せるもの。 [何を今更。バカバカしい。何故人間の死を認めようとしないのか。内心嘲笑うように凍った心で毒を吐く] | |
(45)2006/07/31 01:15:14 |
学生 ラッセル >>38 [シャロの問いにどう答えたらいいのか悩む…。 誤魔化すか…その場限りの嘘をついてどうなるのか。] …見ないほうがいい。 [それだけ告げて、2人を突っ張りながら厨房へと入った。 ここなら安全なはずだ…そう、言おうとして立ち止まった。 ―――言葉が出ない。 窓から薄らと影のように映る人影…ぶら下がったような、女性の。] ―――……ぁ……母、さ……? | |
(46)2006/07/31 01:15:22 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>44 ――…ッ? [レベッカの言葉に僅かに目を見開いた。何故それを?何故、あのペンダントをケネスが持っていたことをレベッカが知っている?] な、んで?なんで知ってるの? そうよ、あれは元はケネスのもの。 [小さく頷いた後、ゆるり、樹の方へ目を向け] 私はそれを彼から受け取って、昨日まで私が持ってた……昨日までね。でも窓から捨てたわ。 マンジローお兄さんはおそらくそれを拾ったのよ…… | |
(47)2006/07/31 01:19:02 |
雑貨屋 レベッカ >>47 [レベッカは愕然とした。何故、何故今まで、ローズが持っていたというのだ・・・。] じゃあ、本当に、ローズは・・・ケネスのこと・・・愛し・・・。 [レベッカは、震える手で、煙草をにぎり潰した。 そして、瞳から、ぽろぽろと流れる涙。] | |
(48)2006/07/31 01:21:45 |
逃亡者 カミーラ >>43ナ ―もう、何だ…?何て続けようとした? [三度。目を瞑ると、再びゆっくりと呼吸する] もう、寝かせて…やろう。 [ゆっくりとナサニエルに近づき、肩に手をかける。 今自分は上手く話せているのだろうか、実感が湧かない。 その手が微かに震えているのに、自分でも気が付かず] | |
(49)2006/07/31 01:22:14 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>48 [此方も驚きでぼんやりとレベッカを見つめていたが、彼女が紡ぐ言葉に思わず激昂し] バッカじゃないの? 捨てたって今言ったじゃない! もうケネスを愛していないから捨てたの! 代わりに愛してる貴女の左耳を――……!! [荒げた声。――広間まで響くであろう声。本人は気づかなかった。目の前の人に対する想いだけが先走っていて] | |
(50)2006/07/31 01:25:46 |
雑貨屋 レベッカ >>50 でも、でも・・・。捨てたって・・・。 今まで、あのペンダントを・・・。 今まで、ずっと・・・。 本当に、あの人のことを、愛してたのに・・・。 あたしが、あいつを追い詰めて・・・。 あぁ、許して。許してローズ・・・。 [ローズの声は、レベッカの心に届いたのだろうか。 否、彼女は、もう後悔と、そして、自責の念で・・・。] | |
(52)2006/07/31 01:29:25 |
村長の娘 シャーロット >>46 [短い返事が答えを告げていて。 …奥歯をかみ締めながら、僅かに視線を伏せる。 結局何も言えないまま、厨房へと導かれて―――突如、立ち止まるラッセルに思わずぶつかりそうになり] ……っ、わ。ラス…っどうし―――― [彼の視線を辿るように、窓へと目を向け。 視界に入ってきた影が、何なのかと理解するよりも先に…ラッセルの呟きが耳に届き] ――――…、ラス? | |
(53)2006/07/31 01:29:47 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>52 ――…? 追い詰めた? じゃあもしかしてケネスが私のことを人狼だと気づいて それから行方不明になってた二日間の間に、 レベッカはケネスに会ったの?話したの? [淡々と問い掛けたが、許しを請う彼女の声に、弱く笑んで] もうケネスのことはどうでもいいわよ。 彼は過去の人。もう死んだ。それだけのお話。 | |
(55)2006/07/31 01:33:02 |
冒険家 ナサニエル [テラスの風に紛れるローズマリーの冷たい声が 意識に届かなかったのは、...にとっても幸いだった。 恨みで悲しみを追い出そうとする時、あるいはその相手は 誰でもいいと、掴みかかっていたかもしれないからだ] >>49 [かけられた手が微かに震えていることに気付いているのに、 ...はカミーラへの慰めの言葉も口にできない。 立ち上がれないまま呟く] こいつ…三年も前に一度会っただけの俺を覚えてた。 ろくな知り合い方じゃなかったのに、他のまともな奴を見るのと 同じ目で俺を見て、話した。それを… [どうやら自分は嬉しいと思ってたと、やはり声にはできなかった] | |
(56)2006/07/31 01:34:02 |
雑貨屋 レベッカ >>55 あの男が、あなたを捨てて出ていこうとしたとき、あたし、許せなかった。 だから、あいつを、追い詰めたの・・・。 あんたに、ローズを幸せになんか、できない、って。 あいつは、頷いて。二日後に死んだの・・・。 あいつを殺したのは、あたしよ・・・。 ケネスを・・・。 それでも、ローズは、許してくれるの? [許しを乞うような目で、ローズマリーを見つめる。] | |
(57)2006/07/31 01:38:52 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>57 ケネスは捨てたんじゃな……―― [思わず否定しようとしたが、レベッカに聞かせる話ではない。寧ろ自責に苛まれるレベッカに、悲しくもあり、同時に矛盾が生まれて、綯い交ぜになった感情で、また声を荒げていた] 許す許さないの問題じゃないわ。 なんでレベッカが自分を責めなきゃいけないの? 違う。レベッカの所為じゃない! 私がケネスを殺したの。私が人狼だからケネスは――! | |
(59)2006/07/31 01:42:49 |
学生 ラッセル >>53 [シャロからの問いかけも耳に入らない。 血の気が引いてガンガンと頭が打ち付けられるように痛む。 ぶらさがった…ネリーが、あの髪の長さが…母親と被って…。 ヒュッ…、引きつった音で息が零れる。息ができない。 目が離せないまま、苦しさで胸元を鷲掴むように押さえる…。 あの時はすぐに父が目を覆ってくれた…一瞬だった。 今はいない…悪夢は終わっていないのだ、あの時からずっと。 テラスから大きな声が響いてきて、後ずさる。 シャーロットと当たって大きく震えて振り返った。] ………ぁ…シャ、ロ…? | |
(60)2006/07/31 01:46:32 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>62 そんなの知らない。私だってわからない。 でもケネスは――…… きっと絶望したんでしょう。 愛してる人が、人狼だって化け物だと知ったから。 [呟くように悲しげに言っては、ふっとレベッカに目を向け、「煙草一本貰える?」と小さく問うた。二人だけの時間。二人だけ。二人だけ――レベッカを目の前に、彼女だけしか見えていなくて。そう、そこが他の人間にも声が届く場所だということを、失念していた] | |
(67)2006/07/31 01:56:25 |
雑貨屋 レベッカ >>67 [レベッカは、握りつぶした煙草を見て、その煙草をテラスに投げ捨てた。] 化け物でもなんでもない。 あなたは、とても素敵な女性で。 あたしは、あなたを愛してる。 [そのまま、レベッカはローズマリーの唇に唇を重ねた。何度も何度も、この瞬間が永遠であるように、祈りながら。] | |
(70)2006/07/31 02:00:30 |
冒険家 ナサニエル >>68 [十分な返事だった] マンジローは殺してない…そうか。 それで…セシリアは殺したんだな。 ルーサーも、殺されたようなもの。 ウェンディも、ネリーも人狼がいたから… 死に追いやられた…そうだよな。 そしてローズマリー、おまえはその人狼の一匹なんだ。 そうなんだな? | |
(72)2006/07/31 02:04:51 |
村長の娘 シャーロット >>60 [突如響いた大声に、テラスのほうへ視線を向け――…後ずさったラッセルと僅かにぶつかる。と、振り返ったラッセルの声が、僅かに震えてるのが判って。 …未だ強く、胸を掴んだままのその手に。遠慮がちに触れるだけに手を重ね] ―――…ラス、 [大丈夫か、とは聞けなくて。 ぽつりと、名を呟き。その髪を梳く様に、触れる] | |
(73)2006/07/31 02:05:33 |
逃亡者 カミーラ ―――…え? [ハーヴェイが十字を切るのを静かに見守る。 そこに>>59ローズマリーの声。しかしそれはやはり遠く。 目の前の二人がテラスに視線を移すのを追い] ……人狼? …ローズマリーが? [ポツリと呟いて、とんと傍にあったソファの背もたれに体重を 預け何、ソレと渇いた声で呟き] | |
(75)2006/07/31 02:10:24 |
冒険家 ナサニエル >>70 [まるで世界には自分と相手ただ二人、 周りの人間など目に入らない様子で唇を貪る レベッカ達の姿に、...は笑い出した] 化け物でもなんでもない? 何てやつ……化け物だよ。 化け物に決まってるだろう! 素敵な女性? 人を…あれだけ、殺しておいてか。 …愛してる! 人を二度と…愛も何も、楽しめないようにしておいて 自分達は…そんな風に、連れて行かれた奴らのことなんか 死んだ奴らのことなんか考えもせず…生きることを楽しむのか。 ふざけるな! | |
(76)2006/07/31 02:10:41 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>78 あはは、人間が人狼に楯突けると思ってるの? 近寄ると殺しちゃうわよ? [くすくす。笑いながらも、それでもニーナは駆けて来る。うざったいよう息を吐いて、力を解放そうと、強くニーナを突き飛ばした。――突き飛ばした、けれど、女の力は、“人間”の力でしかなかった。少女が軽く蹈鞴を踏む程度の力しか、出なかった] | |
(80)2006/07/31 02:19:01 |
冒険家 ナサニエル >>77 人間なんて死んでしまえばいいのに、か。 それが本性か…現しやがった。 そういう奴で良かった… そういう屑なら、遠慮なんかしなくていいよな。 …する気も起きない。 [...は服に隠れていたナイフをベルトから抜いた。 右手に持ち、ローズマリーの顔をまっすぐに見る。 目には殺意があった。不思議と恐怖には震えない。 憎しみをぶつけるという形で悲しみを忘れられることに もしかしたら感謝すらしている。高ぶる感情に従った。 翳される手からも逃げない。 この気持ちのままに、得物を振るえばいい] 死ぬのはおまえの方だ。 [――そしてあまりに多くのことが同時に起きる] | |
(83)2006/07/31 02:21:22 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>79 え……――? [不意にレベッカから抱き寄せられる、と同時に。鈍い感触が指先に走る。それは肉を喰らうあの時と良く似ていた。] なん、で? レベッカ、何してるの?レベッカ? 何で――…… [ずぷ、と、爪を引き抜く。鋭い爪が赤く染まって。女から人狼の力は消えているはずだ。なのに今は何故。先程マンジローの傍に落ちていたあのペンダントに近づいた、所為なのか。 ――そんなの皮肉過ぎる] 嘘。 ――嘘。なんで、レベッカ。 あ、ぁッ――全部人間の所為だ。 人間が居るからレベッカが。レベッカが、…… 人間なんて絶対に赦さない。 | |
(85)2006/07/31 02:25:16 |
学生 ラッセル >>73 [シャロに当たってしまったことに対してごめん…と、 謝ろうとするが口が言うことを聞いてくれない。 体もだ…向こうから聞こえる大きな声が気になる。 行かなければならない気がするのに…。 意と反してその場に崩れるように蹲った。震えが止まらない…。 シャロに何か言葉を返さなきゃいけないのに何も言えない。] …ぁ、ダメ、だ…母さ…。 [違う、あれは違う…と言い聞かせる。 数度深呼吸をして、シャロを見上げた。] ……シャロ…メイ、も。 …ここは、ダメ…だか、ら。 早く…向こう、行って…頼む。 [何故、とまでは口にできず。搾り出すようにそれだけ告げた。] | |
(86)2006/07/31 02:27:03 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>83 [レベッカの血を吸って。彼女も人狼の血が僅かに流れている存在だ。鋭く伸びた侭の爪が呼応するように、緋色に輝く。或いは憎しみから生まれる、人狼本来の“力”なのか] ……赦さない。赦さない! [崩れ落ちていくレベッカよりも今は。目の前の敵に憎悪の眼差しを向けた。ナイフが何だろう。一時的かもしれない、でも人狼の力は確かに感じる――負けるものか] | |
(88)2006/07/31 02:29:43 |
冒険家 ナサニエル [カミーラの手が自分の腕を引き、 ローズマリーとの間に距離が空いた。 虚をつかれた...は、掠れた声でニーナが ローズマリーを止めようとしてくれるのを聞く。 突き飛ばされた彼女は、大きなダメージを 受けているようには見えない――それなのに] >>85 レベッカ… [馬鹿な、あの女は人狼を愛していると言っていたではないか] 俺…の、せいで? [愛する者の爪にかかって死ぬ事への彼女の渇望を...は知らない 自分のせいで人が死んでしまったという事実に呆然と立ち尽くす] | |
(92)2006/07/31 02:34:04 |
逃亡者 カミーラ >>93ニ [叫び声が響く。立ち上がらなくては、立ち上がって…――。 そう、立ち上がって。 自分に言い聞かせるように、立ち上がるとニーナの引きずる鞄を持ちあげる。彼女が無理をしているのは見れば分かる。しかし、彼女の力が必要なのも否めなかった] 無理は、すんなよ。 [彼女を支えるように、レベッカの傍に近づいた] | |
(102)2006/07/31 02:48:45 |
酒場の看板娘 ローズマリー や、……やだ、待って!! まだ、まだ伝えてない、もっと言いたい、私は――! [崩れ落ちたレベッカを抱きかかえる。怖いくらいに、軽い。もう何も見えない瞳に湛えられたレベッカの涙] ……厭だよ。私もレベッカのこと愛してるよ。 愛してる。あいしてる。アイシテルよ―― [もう彼女には届いていないかもしれない。少なくとも彼女の左耳には絶対に。そして、彼女の鼓膜もそれを受け止めることはない。――それでもきっとレベッカは聴いてくれている、そう、思って] 愛してるよ。レベッカのこと愛してるよ。ずっと一緒に。ずっと一緒にいようって一緒に生きようって、そう約束したじゃない―― ……嘘吐き。 [弱い笑みを零して、レベッカの瞼に、頬に、唇にキスを落とす。―――蒼穹の空、か] ちょっとだけ待ってて。私も行く。一緒に行く。 だってレベッカがいなきゃ、私。 もう生きてる理由が、ないんだもの。 [レベッカの亡骸を抱きしめたまま、一つ、空を仰いだ] | |
(103)2006/07/31 02:50:59 |
冒険家 ナサニエル >>105 [振り向いたローズマリーに息を飲んだ。 「殺して」と、先ほど向けられた暗い目が嘘だったみたいに あまりに悲痛な目で頼んでいる] あんまりだ… [...は、絞り出すような声で彼女を呪う] どうして謝るんだ… どうしてそんな目で頼むんだ… どうして憎い、憎い…化け物の人狼で、いてくれなかったんだ。 そんな顔で頼むのか… 殺せって…私を殺してって! あんまりだ… | |
(109)2006/07/31 03:02:46 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>108 [ニーナの言葉にゆるりと首を横に振る] 私は人狼には変わりないの。 酷く喉が渇いて、気づけば人間を殺してる。 だから、ダメ。 [きっぱりと、そう否定して] 私は――幸せになりたかった。 レベッカと一緒に生きるのが幸せだと思ってた。 でもレベッカが死んだなら、私はレベッカを追いかける。 そうしたら、楽園でまた会えるかもしれないでしょう? | |
(110)2006/07/31 03:07:05 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>109 ――死んで欲しくない、の。 ニーナちゃんも、シャロちゃんも、 貴方のことだって良く知らないけど、ナサニエル、も。 皆、みんな。生きて、幸せになってほしい。 だから私を殺して欲しい。 ――それも、私の幸せだもの。 [ナサニエルの嘆くような声に、困ったように笑って、「ごめんね」ともう一度、呟いた] | |
(111)2006/07/31 03:08:33 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>113 苦しくないよ。苦しくなんてないよ…… [目を瞑って、唯、静かに微笑む] 私はライラが―― キャロルが死ぬ瞬間を視ていた。 幸せそうだった。 レベッカだってこんなに幸せそうな表情で眠ってる。 私も、同じ幸せが、欲しい。 その楽園ではどんな恋が咲くの? その楽園ではどんな愛を歌うの? その楽園では心はもう痛くないの? その楽園ではずっと一緒にいられるの? ――私が見てくるから。 ニーナちゃんは見送ってくれれば、いい。 [落ち着いた口調で告げて、ゆっくり目を開く。視線の先には、銀色に輝くナサニエルのナイフが在った] | |
(115)2006/07/31 03:17:16 |
冒険家 ナサニエル >>111[…ローズマリーは人狼に変わりはない。 その生き物としての性で乾いた喉を潤すために、 気づけば人間を殺す。 ...はくり返しその言葉を刻む。頭に入れる。 放っておけばまた、人を殺す。 彼女も死を望んでいる。 くり返し心に言い聞かせる。 だから仕方ない。殺すのは仕方ない。 そして誰かがやらなきゃいけないとして、 自分がやるのが最善だ。 だって汚れている。生まれた時から自分はまっとうに 生きてきた人達とは、隔たった場所で暮らしてきたじゃないか。 近付く人狼に...は頷いた] わかった…殺すよ。俺があんたを殺す。 | |
(118)2006/07/31 03:24:06 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>118 [カミーラに、ニーナに、唯弱く微笑んで。ナサニエルを静かに見つめる。人の手など汚さず、寧ろ自ら爪で喉を掻っ切れば早かったのに。――既に爪は人間の其れと同じ、短いもの。] ……おねがい。 [呟いて、双眸を伏せた] | |
(120)2006/07/31 03:27:42 |
冒険家 ナサニエル >>115 [...はローズマリーの前でナイフを構えた] すぐ終わるよ。心臓の位置は人間と同じなんだろ。 このまま俺飛び込めば…終わる。一瞬だ。 [人を傷付けたことくらい何度もあるじゃないか。 それも笑ってだ。 自分が優位に立つ喜びに、にやにやと醜い笑みを浮かべて ある時は制裁を加え、ある時は日々の糧を奪った。 そんなことが当たり前にあったんだ。心だって動かなかった。 だから笑って殺せるはずだ、この女を。 これから死ぬ女を見据えて、...は口元を歪めて見せた] 祈る時間はいらないよな…。 愛する女に会いに行く楽園に…神なんかいないだろ? | |
(121)2006/07/31 03:30:14 |
冒険家 ナサニエル >>120 …さようなら、人狼。 人殺しの、化け物――! [おねがいと呟いて双眸を伏せた女はむしろ 死者を迎える天使にすら見えた。 だから...は自分に言い聞かせるように吐き捨てて、 ローズマリーの懐に飛び込む] | |
(122)2006/07/31 03:34:12 |
酒場の看板娘 ローズマリー [ナサニエルの動き。目を瞑ったまま気配で察し。 ――ズクン。 突き刺さる。酷く鈍く、けれど相反して鋭い痛み。もうこれで助からないと悟る。ニーナに止められることもない。故に、静かに唇を開いた。] ――マンジローお兄さん、が持ってた、ペンダン、ト。 あれ、が…… 私……ペンダント、を、手放してから 人狼としての渇きが、消えた…… ……最後の仲間、 ペンダントを、無くせば ――もしかしたら、この衝動は、…… 人狼でも。人間を殺さずに、生きられるかも、しれない。 ……生きて、欲しい―― [ぽつ、ぽつり、言葉は弱くなっていくけれど。全てを言い終えて、安堵したように。すとん、ナサニエルに凭れるように崩れ落ちる。 そして最期に、愛する人を想って。 *彼女が待つ蒼穹の空へと*] | |
(125)2006/07/31 03:42:35 |
冒険家 ナサニエル ペンダント……それを無くせば、衝動が? 人狼でも…人間を殺さずに生きられるかもしれない? なんだそりゃ…こいつ…死ぬ必要なんか無かったのに 愛人に会いに行きたいばかりに、俺に殺させやがった… 何て勝手な奴…死ぬまで屑だな… さすが人狼だ…… 行けるわけないだろ、楽園なんて… ローズマリー…おまえが行く先は、地獄だよ。 人を不幸にした奴が、幸せになんかなれるもんか…。 死んでからもそれは変わらない…おまえは永遠に苦しむのさ。 ざまあみろだ……ざまあみろ、糞の人狼! [しかし並べられた二人の亡骸を前に、 嘲笑と共に崩れ落ちる...もまた、言いながら*涙を流した*] | |
(128)2006/07/31 03:55:51 |
見習い看護婦 ニーナ ―回想― [ニーナは、ふらつく足でテラスから広間へと向かう] ……おなか、へったな…… [テーブルの上には、カレー鍋と、ごはんが入った鍋、ボウルに入ったサラダ。何枚かの皿が、まだ手を付けられずに残されている。] カレー……か。ネリーさんが…作ったのかな…… [心優しい友人の顔を思い出しつつ、ニーナはすっかり冷めたカレーとごはんを皿に盛り、スプーンを手にして口に運ぶ。] ……冷めてる……。でも……美味しい…… [刺激物であるカレーが、極度の空腹だったニーナの胃を重く刺激する。時折戻しそうになる心地を覚えながらも、ニーナはカレーを食べている] あ………そういえば、サラダ……… [サラダに手を付けようと手を伸ばした瞬間、腹が満たされたせいか、ニーナは椅子の上でうとうとと眠ってしまった。スプーンを床にカタリと落とし、半分以上残したカレー皿を目の前にし、ニーナは寝息を立てている……] | |
(139)2006/07/31 11:36:16 |
学生 ラッセル >>159 そう? 食べたんだ。なら良かった。 [厨房へ入るニーナを見送り、降りてきて厨房に入っていったハーヴェイにもひらひらと手を振って挨拶をすると、スプーンを弄りながらカレーを見つめている。なんとなく先に食べるのが躊躇われて皆が戻ってくるのを待っているようだ。] | |
(160)2006/07/31 22:27:49 |
学生 メイ >>180 [階段の途中でニーナの二人の死を告げる声が微かに響いた。広間手前でロッテやナサニエルが立ち尽くして] マリーさんとレベッカさん。 蒼い空に行ったの。――天国。二人、一緒。 …ずっと、仲良しだったもんね。 [少女は広間へと降りていく] | |
(183)2006/07/31 23:38:23 |
学生 ラッセル >>185 そんなに心配してくれなくてもいいのに。 [少し困った表情でニーナに笑いかけた。 なんで伝えるのを迷ったり、逸らそうとしているのだろう、目の前の人は。] 僕は、ローズさんやレベッカさんじゃないから、 彼女達の気持ちはわからないけど… 寂しくないと思えたのならよかったんじゃないかな…。 なんて、実際にその場にいなかったから言えちゃう話だけど。 詳しい話をありがとうね。 | |
(191)2006/07/31 23:52:17 |
書生 ハーヴェイ >>192 [...はメイの言葉に静かに頷きながら…] 好きだから一緒にいたいという気持ちは、判るね。 ただ…どうしても一緒に居られない場合は? メイは好きだから殺せなかった。 でも、ローズマリーは…事故だったんだが…でも彼女はいずれレベッカを殺したんじゃないかな…? どっちが正しいなんて答えは無いと思う。 メイはメイが出した答えを信じればいい。 だけど…ローズマリー達を責めないで欲しい。 ただ単に考え方の違いなのだから…。 | |
(196)2006/07/31 23:58:44 |