人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1561)Lunatics in the flower garden : 7日目 (2)
学生 ラッセル
そう、だね…。
天の川がよく見えるよ。
ああ、そこの窓の端、細い三日月が昇ってきている。
そろそろ月が欠けきってしまうね。

[おたまで掬いあげたスープに息をかけ、一口啜る]
(198)2006/06/23 03:17:14
流れ者 ギルバート
[ポタージュをふうふう]

あ‥わざわざ別に作らせちゃったんだ‥
‥ごめんね‥

[一口啜り]

‥美味しいよ、ありがとう。

[空に視線を戻し微かに目を細め]

‥そうだね‥ラッセルは月に返せそう?
(199)2006/06/23 03:22:15
学生 ラッセル
いいよ。そんなに手間のかかるものではないから。

[律儀な返事にくすりと笑みを零し]

……、うん。
見つかったよ。
返すものは見つかったけど、
返したつもりなんだけど、さ。
やっぱりそんなに簡単に治るものではないね。
(200)2006/06/23 03:29:43
流れ者 ギルバート
[ポタージュを啜り再度ありがとうと小さく呟き]

そう‥おめでとう‥かな?
‥何を返したのか聞いても良い?

[首を傾げ]
(201)2006/06/23 03:32:46
流れ者 ギルバートは、学生 ラッセルに話の続きを促した。
2006/06/23 03:41:17
学生 ラッセル
[寸胴のスープはちっとも減らない、おたまを一度鍋の淵に掛けると、そのまま白詰草の上に寝転んで月を見あげる]

御伽噺を…いつだったか話たっけ。人食い狼の話。
(202)2006/06/23 03:41:18
流れ者 ギルバート
[飲み終わったカップを戻し頷く]

月の夢が満ちた晩に、人食い狼が生まれる話だね。
恋しい、恋しいって人を食べるんだって。
(203)2006/06/23 03:46:57
学生 ラッセル
そう、おじいちゃんから聞いた御伽噺なんだよ。
今思えば、あの人も僕と同じだったのかもしれないね。

…うん、大丈夫そうだ。

[ぽつりと独り言のようにもらす]

とても気持ちが落ち着いてる。
たぶん、ちゃんと話せる。

[途中で寝てしまわなければ、と付け加え軽く息を吐いた]
(204)2006/06/23 03:53:22
学生 ラッセルは、月を見上げ、再び口を開いた。
2006/06/23 03:54:12
流れ者 ギルバートは、学生 ラッセルに優しく微笑んで頷き無言のまま続きを促した。
2006/06/23 03:55:06
学生 ラッセル
僕はね、……。

[それでも、少しだけ言いよどむ]

僕のおじちゃんは狼だった。
そんな、嘘を。
ずっとついていたんだ。
(205)2006/06/23 04:02:08
流れ者 ギルバート
そうなんだ‥

[首を傾げ]

‥なんでおじいちゃんは狼だって嘘を吐いたの?
(206)2006/06/23 04:04:16
学生 ラッセル
すごいストレートな質問だね。

[まいったな、困ったように目を閉じる]

僕にはそう、見えたんだ。
今でもたぶんそう見える。

今でも、まだ怖い。

[声が震えるのがわかった]

僕の首を、…締めた、から。
(207)2006/06/23 04:12:26
流れ者 ギルバート
ごめんね‥なんて聞けば良いのか判らなかったから‥

[眉尻を下げ微笑むも次の言葉に僅かに見開いた鳶色の瞳が揺れる]

首を‥

‥。

[言葉が続かない]
(208)2006/06/23 04:15:37
流れ者 ギルバート
どう‥して‥

[擦れた声が問う]
(209)2006/06/23 04:17:30
学生 ラッセル
見て、しまったから。

夏の納屋で、月を見ていて、
おじいちゃんと、子供が入ってきたのを部屋の隅で見てたんだ。

僕は、物音を立ててしまって。
(210)2006/06/23 04:24:36
学生 ラッセルは、目が、合ったんだ――
2006/06/23 04:25:17
流れ者 ギルバート
‥子供と納屋に?

[微かに眉根を寄せ首を傾げる]

ラッセルは見つかっちゃったんだね‥
(211)2006/06/23 04:28:57
学生 ラッセル
[頷く]

首に掛かる手が、怖くて。
僕は走って走って、村まで逃げて。

狼がいる。
そう、言ったんだ。

どの御伽噺も狼の末路は同じだね…。

[目を開ければ、白む空。月は薄れ始め]

僕はそれきり人に触れなくなって。
僕はずっと、嘘をついて、目を瞑っていたんだ。
(212)2006/06/23 04:39:24
流れ者 ギルバート
[片膝を立て乗せていた頬を離し]

そうだったんだ‥

お疲れ様‥やっと返せたんだね‥

[穏やかに、優しく微笑む]
(213)2006/06/23 04:45:40
流れ者 ギルバート
‥もう一つ聞いて良い?

[変わらぬ穏やかな声で問う]
(214)2006/06/23 04:48:56
学生 ラッセル
[歯切れ悪く、ありがとうと言えばもうひとつと問われ]

何を…?
(215)2006/06/23 04:51:55
流れ者 ギルバート
‥どうして嘘を吐いたの?
(216)2006/06/23 04:53:41
学生 ラッセル
それでも、…好きだったからだよ。

[目を閉じた]
(217)2006/06/23 04:55:58
学生 ラッセルは、長い沈黙の後、「……さすがに、苦しいね」と笑った。
2006/06/23 04:59:29
流れ者 ギルバート
そう‥ラッセルは優しいね‥
自分を傷つけようとした人を許して護ろうとしてたんだから。
(218)2006/06/23 05:02:19
学生 ラッセル
そんな事はない、よ。
みんな買いかぶりすぎだ。綺麗に見すぎだよ。

僕は、ずっと誰かに助けて欲しくて。
許して欲しくて、でも人を拒んで…

ステラさんも、そう。
このままで良いとは言わなかったよ。

僕は、今の僕が出来る事をしたつもりだけど、
それでもだめなんだね。
変わりたいと、強くなりたいと思ったけど、
悲しかったよ。
腹が立ったよ。イライラしたんだ。

[靴の裏で軽く寸胴を蹴ると、淵に掛けてあったおたまが鍋に沈む]

だからニンジンスープに八つ当たりだ。
…ばかだね。
(219)2006/06/23 05:11:00
学生 ラッセルは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/06/23 05:17:37
流れ者 ギルバート
[蹴られた寸胴に視線を移し]

ねえ、ラッセル。
ステラはラッセルを許してるんじゃないかな?
‥ラッセルを許してあげられるのはラッセルだけだよ。
ずっとしてなかった事を急にしようと思っても、少し時間はかかるかも知れないけれど、もう自分を解放してあげれたなら、きっと大丈夫。

[優しく、優しく]

諦めなければ人は変わっていけるよ‥
(220)2006/06/23 05:18:24
学生 ラッセル
[両手で顔を覆うように、前髪をくしゃりと潰した]
…それももう聞けないね。

変われるかな。変われると…いいな。
ああ、スープの味はすっかり変わってしまったんだ。

味付けがうまく出来なくて…手を加えては伸ばしてたら
これじゃただのニンジン入り塩コショウのスープだ。
おかしいな…こんな事なかったのにな。


おかしいな、側に居てくれると、言っていたのに。
なんで居ないんだろう…。
――ステラさん。

[指の隙間が涙に濡れて、押し殺した嗚咽が小さく漏れる]
(221)2006/06/23 05:32:05
流れ者 ギルバート
‥ラッセル‥

[俯き唇を噛む]

ごめんね‥昨日ステラの名前を書いちゃって‥
こんな事なら断れば良かったのかな‥

[ごめんねと小さく呟き項垂れる]
(222)2006/06/23 05:39:29
学生 ラッセルは、いいんだ――自分で望んだんだから、仕方がないよ
2006/06/23 05:44:08
学生 ラッセルは、「君も、僕も、すぐに謝るのはよくない癖だね」鼻を啜って笑った
2006/06/23 05:45:31
流れ者 ギルバート
そうだね‥でも‥
ラッセルもトビーもステラが居なくて寂しそうだよ。
こうなると判って居た筈なのにステラを止める事も出来なかった。

[続く言葉に眉尻を下げふと苦笑して]

本当にね‥
ニーナに「ごめんなさい」より「ありがとう」だよって言ったのにな。

ありがとう、ラッセル。
話してくれて、許してくれて、それに‥
此処に居てくれて。

[ふわと微笑む]
(223)2006/06/23 05:50:51
学生 ラッセルは、ありがとうと呟いて、そのまま少しだけ泣いてから
2006/06/23 06:00:28
学生 ラッセルは、鍋を片付け、部屋に戻っていった 「おやすみ、良い夢を」*
2006/06/23 06:02:18
流れ者 ギルバート
うん、ゆっくりおやすみ。
素敵な夢を、ラッセル。

[ふわと微笑み後姿を見送りころりと白詰草の上に寝転ぶ]
(224)2006/06/23 06:04:57
流れ者 ギルバート
‥寝ないとな‥

[呟く]
(225)2006/06/23 06:06:05
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/23 06:07:52
流れ者 ギルバート
[両手両足を放り出し大の字になったまま天窓から夜の明けた空を眺め]

今日も晴れそうだ‥

[目を細めふわと笑む]
(226)2006/06/23 06:10:44
流れ者 ギルバート
[片手の甲を額にあてゆっくりと瞬く]

‥どうしよう‥
(227)2006/06/23 06:15:16
流れ者 ギルバート
[むくりと上半身を起こし]

‥。

[小さく息を吐く]
(228)2006/06/23 06:21:25
流れ者 ギルバート
‥寝ないとなあ‥

[再度ぼんやりと呟く]
(229)2006/06/23 06:24:02
流れ者 ギルバート
[ゆるゆると首を振り諦めた様子で立ち上がり、部屋の扉の前へ]
(230)2006/06/23 06:24:52
流れ者 ギルバート
‥。

[ドアノブに手をかけゆっくりと瞬く]
(231)2006/06/23 06:25:19
双子 ウェンディはメモを貼った。
2006/06/23 06:25:21
流れ者 ギルバートは、ドアノブを握ったまま暫く立ち尽くしている。
2006/06/23 06:26:00
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/06/23 06:27:27
双子 ウェンディ
[ドアを開け、ギルバートとばったり。少し驚いた表情をした後]

クスクス…。

……また会えたわね。ギルバート…お兄ちゃん。(にやり
(232)2006/06/23 06:33:18
流れ者 ギルバート
[声に振り返る]

ああ‥ウェンディ‥
おはよう、かな?

[優しく微笑む]
(233)2006/06/23 06:34:49
双子 ウェンディ
[ギルバートの顔を覗き込み]

あら、なんだか調子が悪そうね。

甘ぁい甘ぁい、蜜の飴は如何?(くすくす
(234)2006/06/23 06:38:58
双子 ウェンディは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/06/23 06:39:47
流れ者 ギルバート
[覗き込まれれば伏し目がちに]

あ‥ありがとう‥
俺は大丈夫だよ。
(235)2006/06/23 06:41:27
双子 ウェンディ
あらそう?(くすくす


しかし、またしても人が減ったのね。
アーヴァイン…だったかしら? ここの院長。

果たして彼は何を思ってこんなことしてるんでしょうね?


己が利益のため? それとも……正義を騙る偽善の賜物?


はてさて。いったい答えはどこにあるんでしょうね。(くすり
(236)2006/06/23 06:50:47
流れ者 ギルバート
ウェンディ‥
人は綺麗なものだけで出来てはいないけれど、全てが悪意に染まっている訳でもないと思うよ。

アーヴァインさんが何を考えて居るのか俺には判らないけれど、良かれと思ってやっているんじゃないかな。

[穏やかな声]
(237)2006/06/23 06:53:02
双子 ウェンディ
くすくす。良かれと思って?


この状況が?


私には、ただでさえ脆弱なヒトの心の傷を悪戯に抉り返してるだけのように見えるわよ。
(238)2006/06/23 06:59:09
流れ者 ギルバート
結果はそうだね‥
でも相手が何を考えて居るかなんて判らないよ。
最初から其れを望んでいたとは限らないでしょう?
(239)2006/06/23 07:02:11
双子 ウェンディ
そうかしら? だとしたらプロ失格ね。


こんなことも予想できない無能揃いなんて……
カウンセラーも大したことないのかもね。(くすくす
(240)2006/06/23 07:08:09
流れ者 ギルバート
そうかも知れないね‥でも全てを見通せる人は居ないよ‥
間違えるのは良くないけれど、失敗は誰にでもある。
其れを次にどう生かすかなんじゃないかな。
(241)2006/06/23 07:12:06
双子 ウェンディ
[先程までの冷やかす様な態度から突如真剣な顔をし]

ギルバート……貴方は少し『優しすぎる』

なぜ、それほどまでに他人を庇い立てするのかしら?

私も「もう一人」も貴方の素性は知らない。

ただ……このままだと。貴方、絶対コワレるわよ。

[そう言って僅かに視線を逸らした]
(242)2006/06/23 07:23:16
流れ者 ギルバート
[きょとんと瞬く]

人が好きだから‥かな‥
‥。
心配してくれてありがとう、ウェンディ。

[儚く微笑む]

でも俺は大丈夫だよ。
もうこれ以上壊れない為にこうしてるんだもの。
(243)2006/06/23 07:29:08
双子 ウェンディ
心配? ふふ、大切な玩具の心配をするのは当然でしょ?

壊れない為に? ……そう。貴方、「疑うことが怖い」のね。
疑うことで、誰か大切なヒトを失った。……違う?
(244)2006/06/23 07:39:44
流れ者 ギルバート
玩具ね‥

[くすと微かに苦笑して]

でも其れは違うよ、ウェンディ。
俺はずっとこんな。
少なくとも疑って大切な人を失った事はないよ。
(245)2006/06/23 07:43:29
双子 ウェンディ
そう……違うの?

[興味なさそうに言い放った。しかし少し残念そう]


さて……そろそろ夜明けね。俗に言う「いつもの朝」は訪れるのかしらね。

[クスリと少し笑った後]

ではギルバート。お互いが残っていたらまた逢いましょう。

[そう言って軽く手を振りつつ立ち去って行った。]
(246)2006/06/23 07:54:55
流れ者 ギルバート
うん、それじゃあ。
素敵な一日を、ウェンディ。

‥おやすみ‥

[ひらと手を振り返し優しく微笑んで後姿を見送り]
(247)2006/06/23 07:56:47
流れ者 ギルバート
‥怖い‥か。

[誰にとも無く儚く微笑み自室の扉に向き直り逡巡した後にゆっくりと*ドアノブを捻った*]
(248)2006/06/23 07:58:08
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/06/23 07:59:07
文学少女 セシリア
[眠れぬままに広間に出てくる、頭は鉛を入れたように重く、足元がおぼついていない。]

誰がどこにいたらいいんだろう。

……誰かがいないこと
[口調が変わる]
誰かの不在、不在の大きさに気づかない心

誰に何が欠けてる?
(249)2006/06/23 07:59:47
お嬢様 ヘンリエッタ
[いつもの朝がおとずれる。誰かの為に、自分の為にいう。]

さようなら。またね。
(250)2006/06/23 07:59:48
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