流れ者 ギルバート [>>229 ボスの言葉に、アンダルシアがボスの前でしか見せない微笑を浮かべ、ゆっくりと近づく…] …いいえ。 それがボスの考えならば家族はそれに従うだけ。 俺は、ボスを誰よりも信じてますよ。 [小さく呟く。] | |
(234)2006/04/09 02:30:38 |
村長の娘 シャーロット [来てくれたケネスを見つめて、初めて嬉しそうに微笑む] 来て…くれたのね……ありがとう…… [そう息も絶え絶えに呟きながら、手をそっとケネスの頬に伸ばす] あなたのこと…嫌いだった。 あなたに生かされたこの命が…とっても重かった。 汚れた私のことを好きだと……目の前でネームレスといちゃついても…なお好きだと…一途に思ってくれるあなたが…とても怖かった。 私に…飽きたら…私はあなたに殺される? それも悪くないと思った……だけど、私には任務があったから死ぬわけにはいかなかった。 だから受け入れられないって思った。 [そこまで呟き苦しそうに咳き込む。 真っ白なワンピースが刺された傷の出血と吐いた血によって染まっていく] | |
(252)2006/04/09 02:53:05 |
見習い看護婦 ニーナ [サイレンサーを装着した小型拳銃をラッセルに向けた。 そして唇に艶やかな笑みを敷いて、微かな笑い声を零す。] …さようなら。新入りくん。 こんな世界に足を突っ込んだのが、坊やの運のツキよ。 [少女は何の躊躇いもなく、トリガーを引いた。 普段とは数倍も重さが違う、慣れない銃の引き金を。 その弾丸は、吸い込まれるようにラッセルの左肺へと呑み込まれた。] …ちっ。やっぱり小型拳銃は軽すぎてブレる…! [ラッセルの身体は地に崩れ落ちた。けれど即死の傷にはならなかった。 最早虫の息ではあったが、それに留めを刺そうともう一度トリガーに手を掛けたところで、ふと気付いたように少女はホワイトパールに縋りつくフォルティノを一瞥した。] …フォルティノ。貴方が留めを刺すのよ。 愛しい女を奪った男をその手で殺しなさい。 | |
(253)2006/04/09 02:54:08 |