人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1328)村2 : 8日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

修道女 ステラ に、1人が投票した。
流れ者 ギルバート に、1人が投票した。
のんだくれ ケネス に、3人が投票した。

のんだくれ ケネス は、村人の手により処刑された……
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、修道女 ステラ、踊り子 キャロル、流れ者 ギルバート、冒険家 ナサニエル、の4名。
流れ者 ギルバート
[キャロルを見て]
…こいつは俺が組織にスカウトしたようなもんだ。
カルーアと比べたら信頼など…言わずと知れた事。

だが……ボスは家族を信じろと言った。

フォルティノは、裏切り者。信頼など皆無だ。
あいつの最後の言葉。俺は嘘とも考えられる。

…だが…カルーア…お前の言う事もわかるさ。
(0)2006/04/13 03:11:32
踊り子 キャロル
[大儀そうに寄りかかっていた壁から身を離しゆっくりとカルーアに向き直る。]

私はカルーアの敵じゃない…

[無機質な瞳はただ真っ直ぐにカルーアを見つめ判った?と問うように首をかしげた。]
(1)2006/04/13 03:19:41
修道女 ステラ
[暫くじっとキャロルを見詰めていたが、
 やがて小さく息を吐くと十字架に触れていた
 手を下ろした。

 アギルの声が思い出される。
 そう。ボスは家族を信じろといった。
 これ以上何かを言ってアギルに疑問を持たれるのは
 ――きっと、得策じゃない。]

…解ったわ。――今はね。

[そう言うとまたキャロルを見やる。
 何かを見定めるような視線。
 そして不意に、ふっとそれを逸らすと、]

――私も一度帰るわ。
今日は色々と…疲れたし。

[二人にひらと手を振ると、そのまま*教会跡の方へと向かった*]
(2)2006/04/13 03:31:31
流れ者 ギルバート
[どこかへ歩いていくカルーアを見詰め、考える

 本当に、まだ裏切り者は存在するのだろうか…?と

 もう、家族を疑うなど…――
 
 ゆっくりとキャロルを見詰める……]
(3)2006/04/13 03:44:36
踊り子 キャロル
[カルーアの後姿を見送り小さく息を吐く。

アンダルシアの視線に気付き向き直れば柔らかな視線で見つめ返す。]

…帰ろ?
(4)2006/04/13 03:48:08
流れ者 ギルバートは、踊り子 キャロルの言葉に返事もせず、ただ黙って歩き出す……。
2006/04/13 03:49:14
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートの後をカツカツと足音を響かせ黙ってついて行く。
2006/04/13 03:50:56
流れ者 ギルバート
[黙々と自宅へ向かって歩く…振り返ることなく無感情に]

どこまで着いてくるつもりだ…。
(5)2006/04/13 03:54:26
踊り子 キャロル
[ぴたりと立ち止まり]

…迷ってない?
(6)2006/04/13 03:55:52
流れ者 ギルバートは、踊り子 キャロルに、そんなことはない、と、苛立った口調で
2006/04/13 03:57:49
踊り子 キャロル
[家に帰るところなのかと漸く気付く。]

じゃ…

[微かに名残惜しそうに小さく頷けば踵を返してアパートメントへ向かおうと]
(7)2006/04/13 04:02:43
流れ者 ギルバート
[…何かを思ったのか…]

待て。

[呼び止める]

…来いよ。
(8)2006/04/13 04:04:27
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートに振り返り、…良いの?と小さく首をかしげた。
2006/04/13 04:05:10
流れ者 ギルバート
…嫌なら来なくていい。

[そう言うと、再び自宅へ歩き始める]
(9)2006/04/13 04:07:03
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートの後を再びカツカツと足音を立てて追い始めた。
2006/04/13 04:07:57
流れ者 ギルバートは、自宅へたどり着き、キャロルを招き入れる。
2006/04/13 04:11:23
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートの家に着けば服を脱ぎながら…シャワー借りて良い?と首をかしげ
2006/04/13 04:13:00
流れ者 ギルバートは、踊り子 キャロルが、人の家でも服を脱ぐのに呆れながら、どうぞご自由に…。と
2006/04/13 04:14:34
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートに小さく頷きシャワーを浴びればバスタオルを身体に巻いて部屋へ
2006/04/13 04:16:33
流れ者 ギルバート
[甘いチョコレート匂いが染み付く部屋。
 先刻からずっと考えていた。裏切り者存在……――]

アレキサンダーは…裏切り者がまだいると思うか?

[尋ねる。]
(10)2006/04/13 04:23:35
踊り子 キャロル
[問いかけに僅かに瞳を細め首をかしげる。]

…どかな?
(11)2006/04/13 04:31:36
流れ者 ギルバート
[返事を聞き…思考の一部を漏らすように]

……もしも、お前が裏切り者だったら
……俺は……いつ殺されるのだろう…と、考えた。

[さっき、気付いた事を続ける]

いつの間にか、愛していたお前に…。な。
(12)2006/04/13 04:38:00
踊り子 キャロル
[無言のままあまりの驚きに呼吸も忘れて固まった。

どれくらいそうしてアンダルシアを凝視していたのか。
漸く身体機能が戻りゆっくりと息を吸う。

其れは……
誰も見た事がない、ただの一度も其の顔に乗せられる事のなかった表情。

世界中の誰より幸せそうに、ふわりと花の香るような艶やかな微笑み。]

…アンダルシアが好きだから傍に居たかっただけ。

[俯きありがと…と小さく呟いた。]
(13)2006/04/13 04:53:27
流れ者 ギルバート
[好き…彼女の言葉ならば不思議と素直に受け入れられる……だが]

…もし、キャロルが裏切り者で俺を殺すつもりなら…

[何かを決心したような口調で]
…今晩だけは、何をされても……。
(14)2006/04/13 05:02:33
流れ者 ギルバートは、踊り子 キャロルをただ……黙って見詰める……―――――
2006/04/13 05:14:51
踊り子 キャロル
[言葉の意味を汲み取れてしまった。
柳眉を寄せ静かな声で問う。]

…もしボスが誰かに殺されたらアンダルシアはどうする?
(15)2006/04/13 05:18:22
流れ者 ギルバート
[考えた事もない事だった、だが…]

……ボスを殺した奴を、殺すだろうな。

[淡々と。]
(16)2006/04/13 05:22:14
踊り子 キャロル
[当然と言えば当然の答え。
でも聞きたかったのはそうではなくて……]

…ギルとアンダルシアが二人になった時みたいに、なる?
(17)2006/04/13 05:29:13
流れ者 ギルバート
[…母親の時の事か…と思い、しばし思案して]

…ならないさ。
(18)2006/04/13 05:31:24
踊り子 キャロル
[安心した様子で息を吐き微かに口元を綻ばせる。]

…そ。

[一歩を踏み出す。
其れは誰かに向かって初めて踏み出した一歩。

ふわりとアンダルシアの胸に飛び込み顔を覗き]

…私も、アンダルシアとギルを愛してる。

[甘い香りの唇に薔薇色の唇を寄せた。]
(19)2006/04/13 05:38:14
流れ者 ギルバート
ん………ありがと。

[甘い香りと石鹸の香りがふわりと混ざる。
 そのまま、ゆっくりととても優しくキャロルをベッドに運ぶ。]

[優しく抱きしめ、唇を重ね、そして舌を絡ませる。指がキャロルの白い肌の上を*滑り落ちる*]
(20)2006/04/13 05:54:36
踊り子 キャロル
[抱き上げられればその首にそっと腕を絡める。
甘い香りの首筋に顔をうずめ謝辞など要らないとでも言うようにただ小さく頭を振るも、ただ首筋に懐いていただけかも知れない。

何度も褥を重ねてきた筈なのに。
其れはさながら初夜のようですらあり……

ベットにそっと下ろされれば放すのを嫌がるように絡めた腕を解かず、甘い唇を*受け入れた*]
(21)2006/04/13 06:06:18
踊り子 キャロル
[優しく髪を撫でる大きな手も、同時に肌をなぞる反対の手の指先も心地良く、すぅと覚醒すればへたりと彼の胸に寄り添う。
ここ数日身体の疲労も回復している。
今までの其れが奪われ削られる行為だとすれば、昨夜の其れは与えられて満たされるもので、そんな行為一つにも種類があった事を知った。

ゆっくりと瞼を持ち上げ其の顔を覗きふわりと微笑む。
無機質な仮面が剥がれたかのように其の顔は穏やかで……]

…おはよ。

[穏やかな返事。
優しくて甘い口付けに僅かに目を細めた。]
(22)2006/04/13 12:02:15
踊り子 キャロル
[彼は裸で部屋を闊歩すると目のやり場に困るようで、服を着て欲しいと視線を逸らし彼の服を手渡される。
部屋で服を着る習慣はないけれど黒いハイネックに袖を通し、ぶかぶかの袖を折り彼を見て首をかしげる。]

…これで良い?

[安心したような残念そうな曖昧な笑みを浮かべた彼に腕を引かれ、ゆっくりとベットに倒れこめばふわりと抱きとめられた。]
(23)2006/04/13 12:31:58
踊り子 キャロル
[軽く触れ合うだけの口付けを繰り返す。
言葉数は少ないながらも他愛ない会話を交わして、抱き合ったままにおでことおでこを合わせて、くすくすと密やかに笑い合う。

自分で服を着せた割りには布の上から肢体をまさぐりはじめて、小さく溜息を漏らせば其の手は服の中に進入してくる。
さらりと落ちた彼の髪を掬って耳にかけ直し、僅かに目を細め其の瞳を覗けばゆっくりと甘い唇が降りて来て、そのまま優しく*押し倒された*]
(24)2006/04/13 13:38:25
修道女 ステラ
【昨晩:教会跡・前】
[そう言えば、自分は裏切ったのだったと教会跡に着き、
 囲まれた後に気がついた。

 手を腰をに当て小さく息を吐く。

 ――面倒ねぇ。

 今日全てを終わらせてくるつもりだった。
 その後の事など全く考えてなど居ない。

 ただ。ただ。彼を。
 それが出来れば後は正直、どうでも良い。

 だがまだだ。まだ目的は果たしていない。
 昨日は何故か、自分でチャンスを手放してしまった。
 だから、――まだ。
 ここでこんな奴等に殺されては堪ったものではない。
 相手が忌々しげに呟く。]
(25)2006/04/13 18:12:26
修道女 ステラ
「チッ、まさか本当に裏切るとはな…」

[その言葉を聴くと、思わず哄笑した。
 笑いも納まらぬ様子で相手に向かい首を傾げ。]

そうね?
貴方たちも私と一緒。

使えると思った駒に手を噛まれて身を滅ぼす…。


―――やられたら心底殺してやろうかと思ったけど、
こうやってやってみると―――まあ、なんて良い様。


[脳裏にセイレーンの姿が浮かぶ。
 しかし相変わらず微笑んだままで。]
(26)2006/04/13 18:13:01
修道女 ステラ
[フォルティノの事を思い出す。
 カルーアが彼に対して抱いた感情と、
 今目の前の彼らが私に対して抱いている感情。
 同じなのだろうか。

 そう思うと、何だか可笑しくてたまらなかった。]

私にとって、貴方たちは本当に便利だったわ。感謝だってしてるのよ?
私の望みを叶えてくれるために、色々協力してくれるんだもの。

それに裏切ったとは言っても目的を達成する気はあるわ?
貴方たちは誰かがボス・ナサニエルを殺せばそれで良いんでしょ?

だったら、私にやらせてよ。最後まで。
その後なら好きにすれば良いじゃない。
――私の事を殺すなり何なり、ね。
(27)2006/04/13 18:14:12
修道女 ステラ
まあ、貴方たちの了承なんて、要らないけど。
今無駄死にしたい?

[そう言うと腰に当てた手をヴェールへと、伸ばす。
 それを見ると男たちはその言葉を忘れるな、と言って立ち去った。

 ステラは、ひっそりと笑う。]

"臆病者"ね。―――負けず劣らずの。
(28)2006/04/13 18:14:42
修道女 ステラ
【現在:教会跡】

今日こそ。…今日こそ。

[ポケットから懐中時計を取り出すと、ぎゅっと抱き、目を伏せ。
 何かが溢れ出すのを防ごうとするように。
 手に持っていたそれを、床に、落とす。

 時計は僅かに螺子を吐き出した。

 思い浮かべるはその時計の持ち主。
 愛する人に少しだけ似ていた、あの人。]
(29)2006/04/13 18:16:33
修道女 ステラ
[目の前で殺されたあの人。
 まるであれは、疑似体験。

 あの時思った。

 愛する人が誰かに殺されるなんて、嫌。
 でも彼は常に狙われる身。
 いつ死んでしまうかなんて解らない。
 今日かもしれない。明日かもしれない。

 だったら。――だったら。

 いっそ、誰かに殺される前に。]
(30)2006/04/13 18:17:04
修道女 ステラ
―――今日こそは。

[カルーアはまた、小さく呟くと、ふと耳元に手を当てる。
 そこにあるものに触れくすりと笑うとそれをはずし、

 *地面に落とし――――*]
(31)2006/04/13 18:18:21
流れ者 ギルバート
[二つの人格が生まれたあの日…―――
 両親と、組織の家族が何よりも大切だった日々。
 突然の愛する父の死。そして、母はギルに頼んだのだ。
 愛する人の手で、愛する人の下へ逝かせて欲しいと。
 嫌がる事も意味なく、やがて引き金に手が伸びた。
 母は、最期……笑っていた。 

 そして生まれた…"アンダルシア"
 人を躊躇なく殺すために。冷静に仕事を行う為。
 けれど…どこかで求めてしまう。
 あの瞬間に失った――家族。愛。
 その寂しさを埋めるように、何度も何度も違う女性を抱いた。
 けれど、心の穴は埋まらない。
 ただ、家族が欲しいだけなのに…
 ただ、愛を知りたいだけなのに…]

[いつからか二つの人格がお互いを補い合うように共存を始める。もしも、再び一つの人格に戻れる事があるのなら
 それは、二つの異なる人格両方を愛してくれる人の存在が…]

[昨日…二つの人格が…一つに解け合っていくのを感じた…]
(32)2006/04/13 19:03:29
踊り子 キャロル
[甘い温もりにへたりと寄り添い幸せそうに僅かに目を細める。
上半身を起こし、珍しく気を使ったのか胸元までシーツを手繰り寄せ、銀細工のシガレットケースに手を伸ばし煙草に火をつけた。

紫煙を吐き向き直ればゆっくりと口を開く。]

ア…

[躊躇う]

…ギル?
(33)2006/04/13 19:26:55
流れ者 ギルバートは、ゆっくりと目をあけて……、何??
2006/04/13 19:29:10
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートの呼称が定まらぬままに其の瞳を覗きぽつりと…私、街を出るね。
2006/04/13 19:34:26
流れ者 ギルバート
[混乱。長い沈黙…ただ]

…は?

[ぽつりと]
(34)2006/04/13 19:39:43
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートの様子に静かな声で…もう血と硝煙の匂いは厭なの。と言った。
2006/04/13 19:41:51
流れ者 ギルバート
[少し冷静に]
昨日の今日で気が滅入ったのか?
お前は、昨日のボスを見て心配じゃないのか?

それに…俺は、この街から出るつもりはない。

――それでも、行くのか?
(35)2006/04/13 19:49:37
踊り子 キャロル
[ゆっくりと紫煙を吐き真っ直ぐに彼を見つめる。
其の瞳は酷く寂しそうで……]

…私がボスを殺すって言ったらどうする?
(36)2006/04/13 19:54:47
流れ者 ギルバート
[突然の言葉に、暫く息を呑み]

確かに、昨日は…殺した奴を…殺す…と。
だが、それがキャロル…お前なら??

[ギルが首を小さく振る]
――できない。オレには、お前を殺すことなど出来ない。

[二度も
 愛する人を

 自らの手にかけるなど]

[アンダルシアが]

…俺は殺してやるよ。
(37)2006/04/13 20:07:25
踊り子 キャロル
[とても哀しそうに二人の彼の言葉を聞いて僅かに柳眉を寄せ、小さく頭を振る。]

…安心して、殺さないから。
変わりに私が消える…
(38)2006/04/13 20:09:39
流れ者 ギルバートは、踊り子 キャロルに、俺の前からも消えるのか…?
2006/04/13 20:15:11
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートに、…一緒に来てはくれないのでしょう?と寂しげに微笑み
2006/04/13 20:21:52
流れ者 ギルバート
一緒に……か。
[ぽつりと]

ボスの側を離れるなど…考えた事がないんだ。
だから、その返事をすぐには…。

[少し、困ったように]
(39)2006/04/13 20:25:00
踊り子 キャロルは、嬉しいのか哀しいのか僅かに瞳を弧に笑ませ、…そ?と呟いた
2006/04/13 20:30:58
流れ者 ギルバート
[思考を巡らせるもなかなか答えなど出てこない…
 そして、昨日のボスがやはり気になり]

とりあえず、ボスの所へ行こう…。

[徐に立ち上がり、携帯電話を取り出し、ボス直属の部下に連絡を取る。そして、至急迎えに来るように言う。]
(40)2006/04/13 22:13:45
踊り子 キャロル
[彼の言葉に小さく頷き立ち上がる。
はらりとシーツが落ちれば未だ一糸纏わぬままで……]

…借りるね。

[声をかけてベット脇に落ちていた黒いハイネック彼の服を着て身支度を整えだした。]
(41)2006/04/13 22:22:21
流れ者 ギルバート
[素早く着替え、同じ黒のハイネックを頭から被る。その上に、真っ白のトレンチコートを羽織る。

 暫くして、車が到着する。扉の方へ足を運ぶ]
(42)2006/04/13 22:29:51
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートの後姿に、ア…ギル。声をかけて立ち尽くし
2006/04/13 22:30:48
流れ者 ギルバートは、踊り子 キャロルの方にくるりと振り向き、何?と
2006/04/13 22:32:30
踊り子 キャロル
[真っ直ぐに彼を見つめ静かな声で淡々と]

私の名前は…私のもう一つのCNは…

[一瞬、口を紡ぐ。]

…ニキータ。

[其れは裏の世界の住人なら誰もが知っていて誰も知らない。
真実は謎に包まれ都市伝説のように嘯かれる暗殺者の名前。]

ボス・ナサニエルの抹殺を命じられてる…
…仕事を蹴る以上は此処には居られない。
(43)2006/04/13 22:33:58
流れ者 ギルバート
[キャロルの口から出る言葉に一瞬視界が白くなる
 
 だが、先刻街を出ると…ナサニエルを殺すつもりはないという事を聞かされている…

 様々な感情が心に溢れてくる…
 ただただ、自分にだけ明かしてくれた事を愛しくも思い]

ありがと。教えてくれて。

[優しく]
今は、傍にいてよ。…行こう。ね。
(44)2006/04/13 22:45:04
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートの言葉にきょとんとしたまま固まった。
2006/04/13 22:46:02
流れ者 ギルバートは、踊り子 キャロルの顔を見て、どうしたの?
2006/04/13 22:53:21
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートに、小さく首を振り…なんでもない。と微笑み一緒に車に乗り込み
2006/04/13 22:55:43
流れ者 ギルバート
[ボスの下へ急ぐ車の中で、隣に座るキャロルに]

なぁ…。俺の一生のお願い…聞いてくれたり…する?
(45)2006/04/13 22:59:55
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートの顔を覗いて…何?と言う風に僅かに首をかしげた。
2006/04/13 23:01:26
修道女 ステラ
[ボス・ナサニエルの所に行かなければ。
 そう思い何となくアジト跡へとふらりと現れた。
 そこは酷い、有様。]

…フォルティノ…。

[眉を顰める。

 恐らくナサニエルは今別の隠れ家に居るのだろう。
 この場所にはもう、用はない。

 立ち去ろうとすると目の前に車が止まる。
 見覚えがある。確か、ナサニエル直属の――。

 いくつか言葉を交わす。
 どうやら彼も様子を見に来たらしい。
 自分の事も覚えているようで、ナサニエルの所へと誘われた。
 勿論、願ってもない事。
 小さく微笑み礼を言うと、その車へと乗り込んだ。]
(46)2006/04/13 23:04:03
流れ者 ギルバート
[じっとその瞳の奥を見詰めて]

さっきの事…絶対にボスの前では言わないで…。
絶対に…絶対に!…何があっても…。

この、お願い…聞いてくれる?
(47)2006/04/13 23:08:00
踊り子 キャロル
[自分の正体を明かすなと彼は言う。
不必要に敵を増やす気はないのだし言う気もない。
何故そんな事を言い出したのか逆に不思議になる。
ただその様子はとても必死で、だから小さく頷いた。]

…ん。
(48)2006/04/13 23:11:47
流れ者 ギルバートは、踊り子 キャロルの返事を聞き少し安心して、肩を抱き寄せ、そのまま*口付ける*
2006/04/13 23:20:52
修道女 ステラは、車の窓から近付いてきたその建物を*見詰める―――*
2006/04/13 23:26:32
踊り子 キャロル
[口付けをうけ僅かに目を細めれば車は静かに止まり、彼と一緒に中へ。
其の中に居る人を示しているような重厚な扉が*ゆっくりと開く*]
(49)2006/04/13 23:32:24
修道女 ステラ
[中に入ると当然のように見知った顔。
 少しだけ眉を顰めるが小さく微笑んで。
 ここに居るという事は、二人の目的もボスに会う事だろう。
 二人に会釈をして、何となく一緒にボスの部屋の前まで行く。

 ――しかし、そこで少し考えた後に。]

…ねえ、ギルバート。お願いがあるの。
ナサと二人で…話させてくれない?
(50)2006/04/14 01:13:27
流れ者 ギルバート
[ステラをじっと見て]

オレも…ボスに大事な話があるんだけど…。
(51)2006/04/14 01:37:09
修道女 ステラ
話?

[相手の話に眉を顰め、ちらとアレキサンダーを、見る。
 ―――まさか。

 でも、だとしたら彼の反応はもっと違ったものになるはず。]

大事な話?
でも、私も…話があるわ。とても、大事な。
(52)2006/04/14 01:43:05
冒険家 ナサニエル
[...は、呆然と、何かを考えている様子。
何もかもが。

手からすり抜けていってしまったような…。

そんな錯覚を、覚えているような。]
(53)2006/04/14 01:43:58
踊り子 キャロルは、二人の様子を静かに見守っている
2006/04/14 01:47:50
冒険家 ナサニエル
[自らの部屋。
今までは、ファミリーのボスとしての部屋であったが。

今は、まるで、ただの箱。

彼にとって、すでにそこは、箱のような、ものに感じられていた。]
(54)2006/04/14 01:51:58
流れ者 ギルバート
[トーンを変える事なく]

オレも…とても大事な話なんだ。

[譲る気はないと…]
(55)2006/04/14 01:52:23
踊り子 キャロル
[首をかしげて二人の様子を眺め]

…じゃ、私が遠慮する。
(56)2006/04/14 01:54:21
流れ者 ギルバートは、ボスの部屋へ入って行った。
2006/04/14 02:00:43
修道女 ステラ
[ギルバートを見詰める。
 お互いに譲る気はないらしい。]

じゃあ、私も、行く。
ギルの話が終わったらその後話させてもらうから。

[そしてキャロルの言葉に小さくそちらを見る。
 彼女が何を考えてるかは解らない。

 ちら、とまたギルバートに視線を移す。
 止めて欲しかったけれど、そこまで話が上手くはないか。]
(57)2006/04/14 02:01:02
修道女 ステラは、流れ者 ギルバートの後について部屋に入った。
2006/04/14 02:02:00
流れ者 ギルバート
[部屋へ足を踏み入れる…

 キャロルのおかげで…再び自分を取り戻せた
彼女がいてくれて本当に良かった……

 だから、守らなければ。彼女が裏切り者ならば…
 たとえ今はボスを殺す気がなくとも…疑われては……

 たとえそれがボスにも、そして組織にも
 生まれて初めて背を向ける結果になろうとも

 …それによってボスが…オレの命を奪ってくれるのなら
 こんな幸せはないのかもしれない……

 さっき、付け焼刃で考えた文章を必死で思い出す]
(58)2006/04/14 02:02:57
冒険家 ナサニエル
[...は、開かれた扉をまっすぐ見つめる。
開かれて尚、音の入ってこないこの建物に、少しの寂しさに似た感情を覚えながら。]

…。
アンダルシア。

[入ってきた人物の、名を呼ぶ。
後ろには、カルーアと、アレキサンダーが見える。

彼は、表情を引き締めた。
ボスとしての表情。
…しかし、どこか、ナサニエルとしての色も伺える、そんな…]
(59)2006/04/14 02:04:41
踊り子 キャロル
[二人の去っていくのを見つめ小さく息を吐く。
銀細工のシガレットケースを取り出せば煙草を咥え、シュ、とマッチを擦った。

ゆっくりと紫煙を吐きながらカツカツと足音を響かせ外へ向かい歩き出した。]
(60)2006/04/14 02:04:46
冒険家 ナサニエル
[...は、あまり座りなれない椅子の背もたれを背中に感じる。

一番座りなれたのは、ボスとしての部屋ではなく、前代…いや、父だ。
父が買ってくれたソファーを置いた、自分ひとりの部屋。
ギムレット…自分の弟が、最後に兄へと何かを伝えようとした部屋の。
そのソファー、椅子。

次に、慣れ親しんでいたのは、ボスとして、カサーレのボスとして、用意された、父の椅子とは違う、新しい椅子。
ティターンなどは、よく、座って報告を受けている自分を、見ていたような気がする。


それらとは違う、第三の、椅子。


…1、2の椅子は、もうこの世にはないのだから。]
(61)2006/04/14 02:07:40
流れ者 ギルバート
[ナサニエルの表情に…一瞬の迷いを見せそうになるが…必死で…言葉を発する。
 冷静に…しっかりと…]

ボス…大好きなボスにどうしても話さなければいけない事があるんです。
[くすくすと笑いながら…ゆらりと懐から銃を取り出し構える]

『オレが裏切り者ですよ』って。

オレは別の組織から、ボス…貴方を殺すためだけにやっきたんだよ。
小さな頃から……ずっーーと…ね…。
でも、ちょっとへまをしてね…後がないんだ。

……だから、死んでもらうね。ボス。
[にこやかに]
(62)2006/04/14 02:08:51
流れ者 ギルバート
小さな頃から、ずーーーっと一緒にいたよな。
あんたはずっとオレに騙されたとも知らずに
嘘の友情ごっこに付き合わされていたんだよ?

結局、あんたはオレに騙され…多くの家族を失った。
いいざまだな…。あっはっはっはっは!!

[たっぷりと、感情をさかなでる様に]

さて、お喋りが過ぎた。裏切り者の最後の抵抗とさせて頂きますか。

[殺気をたっぷりと込めて、指を引き金に…――――]
(63)2006/04/14 02:09:13
修道女 ステラは、流れ者 ギルバートの言葉に耳を疑う。
2006/04/14 02:09:44
踊り子 キャロル
[ゆっくりと振り返る。
扉の閉まる前。]

ボス…パパ。

[其れは初めて其の人にかけた声。]

…ありがと。

[聞こえるとも思っていない。
その瞳はとても柔らかく閉まりかけた扉の隙間に其の人を見つめて。
煙草を咥えれば踵を返し建物を出た。]
(64)2006/04/14 02:10:08
流れ者 ギルバート
[ギルバートの放った弾丸は

 ナサニエルの肩口を静かにかすめた]

[冗談ではない

 次は、確実に殺すよ?と

 言わんばかりに、黙って銃口を向ける…―――]
(65)2006/04/14 02:13:27
冒険家 ナサニエル
[...は、アンダルシアを、ギルバートを、まっすぐに見つめる。
言葉を聞く。
…。
彼は、表情を崩さなかった。

この一週間で。
いったい何人のファミリーが消えて行っただろう。
いや、自分が、消し、そして、失ったファミリーが何人いただろう。

ミモザ。
自らの手で、彼の命を奪った。
その、体に、一瞬ですべてを奪う様、鉛の弾を撃った。

ホワイトパール。
彼女は、確かに、ファミリーを裏切ったかもしれない。
そして、その行為に対し、キール・ロワイヤルへ、彼女の命を奪う様、言い渡した。
そして、ホワイトパール、キール・ロワイヤル。
二人の命を、奪った。

その歪が、フォルティノの最期を、作った。]
(66)2006/04/14 02:17:13
冒険家 ナサニエル
[...の、肩が、焼けるような熱さを帯びる。
眉を寄せる。
奥歯を食いしばる。
右腕の、感覚が一瞬にしてなくなる。
そして、耳を麻痺させる、銃声。

己の血で重くなる服の感覚を、彼は、ただ静かに感じた。]
(67)2006/04/14 02:18:45
冒険家 ナサニエル
[...は、瞳を閉じることはしない。
アンダルシアを、捕らえ続ける。

アンダルシア。ギルバートとは、もう、長い、長い付き合いだ。

幼少のころから、一緒にいた、そんな感覚を覚える。
カルーアも、だ。

…。

相変わらず。


嘘をつくのが、下手だ。


彼は心の中で小さく笑った]
(68)2006/04/14 02:20:01
修道女 ステラ
…ギル…?

[目の前の光景が信じられなかった。
 どうして。どうして?

 何でギルバートがナサニエルを殺そうとしてるの?

 殺そうと。]


……、―――だ―…!!


[駄目。

 思わず、十字架から針を抜いた。
 何も考えずに。

 ギルバートに、投げた。]
(69)2006/04/14 02:21:19
冒険家 ナサニエル
[...は、アンダルシアの瞳を見つめる。
まっすぐにこちらを見ているようで。
わずかに動く瞳孔。

彼の素振りを、見ていて、わかったことがある。
先日、偶然会った、バーでのことが、確信として、ある。

...は、初めて、瞳を閉じた。
暗闇が、視界を包む。

自分は、何だと。
ただの、ナサニエルだったなら、どうしただろう。
だたの、ボスだったとしたなら、どうしただろう。

…どうもしないさ。

ただ、自らがすべきことは。

家族を、信じ、受け入れる事。
…家族の、気持ちを、くみ入れる、事。だろう。]
(70)2006/04/14 02:22:59
冒険家 ナサニエル
[...の、手があがる。
机の影に、隠れて、相手からは見えなかったであろう、手をあげる。

CZ75。
ナサニエルと、ギムレットの、血がにじんだ。

銃]
(71)2006/04/14 02:24:41
冒険家 ナサニエル
[銃身は、ぶれる事無く。

指は、引き金を引き。

こめられた弾丸は、アンダルシアの左胸へと、飛んでいった]
(72)2006/04/14 02:25:32
流れ者 ギルバート
[背後からカルーアの針が飛んできた
 避ける事はできた……が
 彼女の、ナサニエルへの気持ちを考えると
 避ける事なんてできなかった。

 できる事なら、幼馴染であり始めての人でもあった彼女の前で
 こんな姿を見せたくなかったのかもしれない

 ちくり

 針が背中に刺さる

 身体が徐々に麻痺していくのがわかった…]
(73)2006/04/14 02:25:51
踊り子 キャロルは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/04/14 02:27:04
流れ者 ギルバート
[左胸に…熱い何かを感じる…。
 
 あぁ…そうか…

 ナサニエル…が……

 オレを……]
(74)2006/04/14 02:30:31
冒険家 ナサニエル
[人間は、心臓に穴が開いて、いったい何分生きていられるのだろう。
...は、あげた手を下ろす。
テーブルへと、銃がぶつかり、硬い音が響く]

アンダルシア…ギルバート。

…。
私は…いや。

俺は、お前の事を。

信じているよ。

[彼の目は。
まっすぐに。
赤く染まる。
友人を、ファミリーを、家族を、見つめる。

ただ、一筋の涙を、止めることはできなかったけれど。]
(75)2006/04/14 02:30:39
流れ者 ギルバート
[ゆっくりと自分の運命を受け入れる。

 自らの命など、いつ尽きるかわからない。
 だから、毎日、どんなに目立つと思いながらも白いコートを着ていた。
 ――それはまるで、自らの死装束のように… 


 なんて幸せなのだろう。
 母親と同じように、愛する人に愛する人が眠る地へと送られる。

 …確りとボスを見詰め
 最期に…辛い役目を任せて悪ぃな…
 全てを知っていて…
 それでいて……

 ゆっくりと
 
 ゆっくりと
 
 崩れ落ちる ]
(76)2006/04/14 02:35:00
流れ者 ギルバート


[最期に、ギルバートは*満面の笑みを浮かべた*]

 
(77)2006/04/14 02:35:31
流れ者 ギルバートは、冒険家 ナサニエルに話の続きを促した。
2006/04/14 02:37:15
修道女 ステラ
―――――…。

[目の前の光景に少しだけ、ふらりとする。

 ギルバート。ナサニエルに、撃たれた?
 そっか。でも、少しだけ羨ましい。

 でも。

 何でギルが?
 アレキサンダーの差し金?
 ふと扉の方を見る。だが誰の気配もない。

 何だろう。頭がどうしようもなく、混乱して。

 ナサニエルの涙を見て。
 ギルバートの笑顔を見て。

 ふらりふらりとしながらも、ナサニエルに、近付く。
 その表情は俯いていて、解らない。]
(78)2006/04/14 02:37:57
冒険家 ナサニエル
[...は、崩れ落ちる友人を、家族を…ギルバートを眺めながら、光景が浮かぶような思いだった。


レッドバード。
幼少のファミリー。
フォルティノの娘…集金だといって、財布を渡すところは、まだ子供だった。
彼女は、父を信じ、そして、父のために。ファミリーのために。

エルーセラ。
忠義を誓い、そして、その心故に、身を侵され。
彼女もまた、信じる家族と、ブルームーンと対峙し、そして、倒れた。
身を侵されながらも。
自分に、ファミリーに、最期まで、心を置いてくれた。
ブルームーン…優しい娘だった。
状況が違えば、彼女のような優しく、幼い少女が、血を産むこんなところになど、いてはいけないのに。
…優しい少女。
なぜ命を奪われなければならなかったのか。]
(79)2006/04/14 02:40:11
冒険家 ナサニエル
[...の視界は、わずかにゆがむ。
水分、涙のが、光を湾曲させているのだろうか。

ギルバートの表情が、笑顔を作ったように見えたのは、そのせいだろうか?
…そうではないと。
彼は、感じた。信じたかった。思った。

近づく女性、カルーア、ステラ…。
彼女の事も、長く、長く、知っている。
心を許した。一人。
そして…]

…。

[...は、まっすぐに、そちらを見つめる。
指は、拳銃の引き金にかかったままだが。
鋼を握る手に、もう力をこめることはできない。

肩からとめどなく流れる熱い血は。
己の体を硬くさせる]
(80)2006/04/14 02:43:52
修道女 ステラ
……ナサ。

[彼の目の前まで歩くと、顔を上げ、彼を見上げる。
 何故かステラも泣きそうな顔をしていた。]

―――…ナサ…。
(81)2006/04/14 02:46:30
冒険家 ナサニエル
[視界を、白が覆い尽くす。彼は瞳を閉じる。
目を開けたら元に戻るだろうか

ルシアンは、また物騒なことをして、自分はそれを小さくとがめる。
彼は小さく不服を告げて。
セイレーンが、その姿に似合わぬ雰囲気で、仕事の結果を告げ、それに対して、首を上下に振る。

…しかし、二人はもういない。
お互いの命を奪い合った。
…奪い合った?
彼は、まぶたを開けた。
血まみれのルシアン。そして、セイレーン。
セイレーンの手に握られた拳銃、ルシアンの手に握られた拳銃。
お互いの命が、それぞれによって失われ。
そして、消えていった。
…セイレーンへと、ルシアンが粛清?
…違うさ。

セイレーンをそうさせてしまったのは、おそらく自分なのだろうと。小さく彼は苦笑を漏らした。
ルシアンが、少女の、家族の命を奪わなければならない悲しい状況を作ったのも、きっと、自分の至らないところだったのだろう。]
(82)2006/04/14 02:50:36
冒険家 ナサニエル
…。
[...の視界が、色を取り戻す。
ステラの、なきそうな表情。

彼は、眉根を寄せて、あまりに無防備に微笑んだ。
それは、ボスではなく、ナサニエルとしての顔]

…馬鹿だな、ステラ。
…何も、お前がそんな顔、すること無いだろう?

…いいんだ。

…私は、お前らファミリーを。
すべて受け入れる。

たとえ、この命がなくなろうとも。

…。

ファミリーが、なくなってしまったとしても。
(83)2006/04/14 02:52:11
冒険家 ナサニエル
[彼の目には、ステラが映る。
しかし、頭をよぎる。

なくなってしまった、みなの家。
それを奪ったのはフォルティノ?
…。

彼の心を壊してしまったのは。
自分の判断。
ホワイトパール、彼女を、受け止められなかったのは、己の力量の無さ。

父なら、前代なら、どうしただろう?
なぜ、自分は、事前に、すべてを防ぎきれなかったのだろう?


そんな、過ぎたことへの、思いばかりが、頭をよぎる。]
(84)2006/04/14 02:54:30
修道女 ステラ
[ナサニエルの笑顔に、ぼろりと涙がこぼれる。
 ああ、こんなにも愛しい。
 愛してる。

 出来れば、ずっとずっと、一緒に居たい。

 でも。]

駄目。―――駄目なの。
ナサが居なくなるなんて、嫌よ。

…でも。
この組織が終っても、ナサはやっぱりナサだもの。
ずっとずっと、絶対に狙われていくわ?

私はナサが知らない誰かに知らない所で
殺されるなんて、嫌。絶対に嫌。

[言いながら、ナサニエルにそっと抱きつく。
 ぐっと胸に顔を押し当て。腕に力を込める。]
(85)2006/04/14 02:56:28
冒険家 ナサニエル
[...は、ステラの涙を、指でぬぐう。
感覚の無い、指が濡れる。
彼女の言葉に、ただ、小さく微笑んだ。
受け入れるように、そして、どこか嬉しそうに。

...は、身を寄せる彼女を、よけることも無く。
ただ、静かに受け入れた。
感覚の無い手で、彼女の背中を軽く抱きしめる。

…ファミリーを。
自らの家族を。

…。

そして、小さく、誰かへの謝罪の言葉を、つぶやいた。]
(86)2006/04/14 02:59:09
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