冒険家 ナサニエル [...は、ソファーの柔らかさを背中で感じる。 ああ…コレは新しいものか。 前のソファーは、気に入ってはいたのだが…。 …銃弾を浴びたか。] …皆も、聞いていてもらいたい。 ファミリー…家族を、私は簡単に増やしたつもりは無い。 前代もそうだろう。 私たちの生きる日々と、そして、安息を、得るためにこうやって、皆が集まり、そして団欒を齎す、この家族が出来たのだと思っている。 [...は、小さく息を吐く、薄く目を閉じる] …だが、私は許しはしない。 家族を、ファミリーを裏切る事は、許されざる事だ。 麻薬、そんなものは比べ物にならない、程に。 私は家族の信頼を裏切るものは、許さない。 | |
(1)2006/04/07 03:02:06 |
学生 ラッセル >>25 [セシリアの反応に慌てて手を離し] あ、ごめん驚かせちゃって。 裏切り者か…大丈夫、何かの間違いだよ、きっと。 [...はセシリアを安心させるように微笑み、すたすたとボスに近づいて、回りには聞こえないように小さく声をかけた。] 回りに潜んでる連中はみんな片づけといたよ。 とりあえず今日は此処にいれば安全だと思うから、みんなは此処で休ませておけば良いんじゃない? …そうすれば、何かあっても更に容疑者が増えることも無いだろうしね。 [自嘲気味に付け加える。] | |
(33)2006/04/07 03:46:38 |
修道女 ステラ とは言っても、先程ギムレットが言った事と重なる部分が多いですわ。 そこから言っても多分…、信憑性はかなり高いかと。 そして、敵対組織を1つ、先日潰しておきました。 …とは言っても弱小ですけれど。 でも、その残党がここを嗅ぎ付けているという可能性もあります。 だから…まだ、裏切り者が居ると決まったわけではありません。 ――こんなタイミングで、良かったのか。悪かったのか―…。 [ふっと目を伏せると、小さく首を振る。] ……では、これで…報告を終ります。 [名残惜しげにナサニエルを見詰めた後に、ぺこりとお辞儀をして。 ついでにラッセルにも小さく会釈をした後に、 くるりと踵を返すと、*2階の空き部屋の一つへと向かった*] | |
(49)2006/04/07 04:24:25 |
学生 ラッセル >>56 [...は俯くようなセシリアを不思議に思いながらも、黙って手を引かれるままについて行った。] | |
(57)2006/04/07 04:49:59 |
書生 ハーヴェイ >>90 はは、ごめんね。でも、組織に入ってからお互い長いしね。妹みたいな感じなのは否めないよ。 子供じゃないのは分かってるけどね。 ……ローズや、シャロみたいに、女性としての魅力が強い人たちに比べると、どうもこういう態度になりがちになっちゃうよ。 [と、軽く笑って、続ける。] 気になる点? 内密な話ならここで聞いてる方がいいのかな。 実は、ちょっとお腹すいててね。……昼食まだなんだ。何か飲むなら適当にカフェにでもお誘いしようかなってね。 | |
(93)2006/04/07 14:59:14 |
見習い看護婦 ニーナ [薄汚い雑居ビルの屋上から高層ビルの一角を眺めている彼女は、どう見ても普通の少女だった。 彼女の髪の色と同じ、濃い蒼のシルクワンピースに身を包んだセイレーンは、清楚さすら感じさせる。 けれどその手には、少女にはあまりにそぐわないライフルが握られている。 既に組み立ては完了。後は時刻とターゲットを待つばかり。 目標との距離は約350メートル。少女の、狙撃限界距離。300mまでは確実に仕留める。400mは。 けれど全く臆する様子はない。 通信機から、そろそろだ、という声がした。どうやらターゲットがビルに到着したらしい。 セイレーンは時計に視線を落とす。予定時刻より10分早い。 すぐさま携帯で交通情報を検索。渋滞の道をバイクですり抜けたほうが逃げやすいから、混んでいる道を探すのだ。逃走ルートの確認。OK。 少女は視線を鋭くすると、ライフルのスコープを覗いた。] | |
(113)2006/04/07 16:13:16 |
交易商 ベンジャミン [昨日の晩、取引した男に、こんな話を持ちかけられたのを思い出す。] 「いいのがあるんですよ、まだ新しいんですが、これ…」 [ある商品を彼から渡され、ラベルを見る。相手は沢山の説明をしてくれた。「ふぅん」そんな感想にしか自分の中にはなかった。 殺し等の浮世離れした物に興味はなく、大量に仕入れる事が出来、一般向けに大量に出荷出来るものを専門にしているつもりだった。まぁ、過去を振り返れば、儲けの足りない時には色んなものを売った覚えもある。だが今は自分の畑を持ち、それだけでも大量の金が流れ込んでくる…] ははぁ…なるほど。 ですが…。 [愛想笑いをして相手にそれを返す。 確かに相手に返した。それに、ハーヴェイが言っていた薬物と、これが同一かというと、そうとは言えないだろう。…だが、怪しまれる可能性も十分にあるだろうか…] | |
(119)2006/04/07 17:32:47 |
書生 ハーヴェイ 【酒場】 [カウンターに、静かに佇んでいる。店を出る合図にいつも通りのショットガン。 いつもと違う点が有るとすれば、その眼前には幾つもの空の酒瓶が並んでいること。 中身は全て自分の体に消化された。己の数少ない武器の一つ、耐毒性。副作用としてアルコールに酔えなくなった自分に気付いたのは、もう4年も前の話だった。 セシリアとの昼の話を思い出し、あの人に会ってみようと考えた。危険は千も承知。この体だって、どの程度まで耐えられるかなんて知らない。 ――使った事のない武器。生きていられたとしても、無事で済むわけなど、有る筈がない。そんな不安を打ち消したくて、酔える事のない酒を飲んでいた。 やがて、決まったのは覚悟なのか、それともアルコールなのか、男は空になったショットグラスと、紙幣をカウンターに置いて、出発を告げる。] ――おやすみなさい。生きていれば、また明日。 [店を出る男の服装は黒く、葬儀用のそれだった。] | |
(156)2006/04/07 21:43:07 |
書生 ハーヴェイ >>192 まだ来ない人が心配なだけですよ。 特に他意はありませんけど、あのネームレスがやられたのですからね……。「次」を意識して、皆に用心して貰わないと。 最後に自分の身を守るのは、自分自身。それも、俺達の暗黙の掟。そうでしょう? [そう答えて、グラスの中身を口にする] | |
(196)2006/04/07 23:21:04 |