交易商 ベンジャミン [ベンジャミンは、深いため息をついた。昨晩商談をした男がすすめてきた新薬が、大箱1つ、自分所有である倉庫にあったのだ。ということで、彼も現在倉庫でこの大箱とにらめっこをしていた。] …で…それで買って来たと言うわけかね…。 [頭が痛い。買って来たのは、ある部下だった。面白そうだからと、今日一箱仕入れてきたらしい。普段ならば、適当に捌いてそれで終わり。捌いた結果利益が出るなら扱う事も考えるだろう。…だが、今は場合が場合だ。] …ふー…。 [部下も、よくわからないまま、ひたすら平謝りである。当然だ。部下に昨晩の話など出来るものかと話していなかったのだ。] | |
(218)2006/04/07 23:43:21 |
交易商 ベンジャミン [今、ここにコレがあるのは、取り合えず、マズいような気もする。昨日の男の話を聞く限りで、ハーヴェイが話していた新薬と、相違があるかといえば…それはどうかというところだ。] …これを処分してこい。今すぐにだ。 [買って来た男にそう命じる。男は、慌ててハイと返事をした。] パチン! [ベンジャミンは、指を鳴らす。が、応じる者が、普段より一人欠けていたのである。] …? パオロが居らんが。 奴はどこだッ!! [ベンジャミンが叫ぶ。そのパオロは、既にこの一帯には居なくなっていたのだった。パオロはベンジャミンを裏切ったのだった。真面目な男であった彼が何故そうしたかはわからないが…。 ベンジャミンが新薬を手にしたという情報は、既にエルーセラの耳に入ってしまっていた。] | |
(228)2006/04/07 23:52:08 |
お尋ね者 クインジー >>225 …そりゃァいい。俺の分までセイレーンが殺ってくれるって言うんなら、一日中遊んでられらァ。 [ニーナの昼間の仕事とい部分を聞き取り、くっくっ、と笑った。 ボスへと顔を向き直し、] …いや、冗談だけどよォ。 | |
(230)2006/04/07 23:55:14 |
修道女 ステラ >>240 …そうかもしれません。せめて半分、ですかしら? ボスのご命令とあれば、生活を改善しますわ。 [そう言って笑ったが、ナサニエルが眉を顰める様子に気付き、 小さく首をかしげながらも少しだけ不安そうにする。 何かが、あったのだろうか。] | |
(250)2006/04/08 00:18:24 |
流れ者 ギルバート [アンダルシアはアレキサンダーからショットグラスを受け取ると、ぐいっと一気に飲み干した。] …ご馳走様。 [とん、と空のグラスを置き、ボスの言葉を聞く…>>276] もちろん。ボスがそう仰るなら…。 …罠の腕はいいですからね…。 [感情なく答える。フォルティノが"心友"とか言ったが、冷たい目線を向けるだけで答える必要はない、とすぐに目線をボスへと戻す。] | |
(281)2006/04/08 01:03:24 |
流れ者 ギルバート [ボスを見つめる。先代の頃から…自分が小さな頃から組織に関わっていたので、その頃からの知り合いでもある。 その、ナサニエルが…今は、俺達のボス…。 一瞬回想にふける…が、その瞬間信じられない言葉を耳にする…] >>284 ……ボス……。そ、それは……。 | |
(286)2006/04/08 01:10:33 |
お尋ね者 クインジー >>282 あー。どんなんあんのよォ? この間のトリモチは新品のレザースーツにべったりで酷い思いをしたぜ? [等とおどけていたが、ボスの言葉にぴくりと反応し、無言になる。 そのまま後ろに下がり、葉巻を咥えた。火は付けずに] | |
(291)2006/04/08 01:16:05 |
のんだくれ ケネス >>317 いや・・・・ 今回は特殊でな・・・・毒の解析をしたんだが・・・・ 解析不能なんだ・・・・アルカロイド系の毒物なのは判っているんだが・・・・ 特定に至らない・・・・・ これが解析結果の成分表だ [報告書の写しをシャーロットに手渡す] | |
(319)2006/04/08 01:46:41 |
書生 ハーヴェイ >>321 [その言葉を待っていた。ボスと、アーヴァインしか知らない嘘を吐く。本当は僅かにすら酔っていないのだが。] ……。うん、少し飲みすぎたみたい。 ちょっと夜風に当たってくるかな。ついでに、ボスからのご好意も折角だし、ちょっと頂いてくるよ。 [そう微笑んで、ふらふらと立ち上がった。] | |
(325)2006/04/08 01:52:39 |
村長の娘 シャーロット [皆を見つめて、小さく呟く] ……なめられたものですわ……… 毒は私の専門…ホワイトパールは毒の扱いには長けている。 確かにそう…それだけの情報なら、疑いは私に向くのでしょうね。 だけど…… [そこで一端言葉を区切り、震える手をぎゅっと握り締め、搾り出すように言葉を続ける] 『ホワイトパールの毒は海の泡』 ……何も知らなくとも、この言葉くらいはお聞きになったことはあるでしょう?? 私の扱う毒は死人の体からは検出されない。だからこそ、私はホワイトパールを名乗れる。海の泡の如く儚く消え去る致死性の毒だからこそ、非力な私はこの組織の一員でいられる。 私なら……体に毒は残さない。あくまでも自然死に見せかけて殺す。一緒に仕事したことがある人ならお分かりでしょうけれども… [苦々しそうにそう呟き、顔を伏せる] | |
(328)2006/04/08 01:55:54 |
村長の娘 シャーロット [聞こえてくる銃声にさらに青ざめ、不安そうにその場に崩れ落ちる] 大体……大体、私が……私がネームレスを殺すわけがないじゃない!! 私にネームレスを殺す理由なんてない… 私とネームレスが愛し合っていたことなんて、ここにいる皆は知っているじゃない…… [だんだんと声を荒げ、瞳を大きく見開き、抑えようとしていた涙がぽろぽろと零れ落ちる。みっともないなどとは思いもせず、ただ、その場に蹲って泣きじゃくった] 愛していたのに……愛していたのに……一体誰が……誰が殺ったの?? どうして……どうしてネームレスが…死ななきゃいけなかったのよ…誰よ……一体誰が…… [最後の方はほとんど言葉にならず、嗚咽を漏らす] | |
(343)2006/04/08 02:08:07 |
のんだくれ ケネス >>348 [泣きじゃくるシャーロットの姿がとても儚げで愛しく思えて・・・・] あぁ・・・・ 少し、落ち着ける所に行くぞ・・・・ [シャーロットの華奢な体を労わる様にそっと抱え、いつもなら誰にも立ち入らせないケネスのトラップ資材庫に移動した] | |
(352)2006/04/08 02:20:42 |