修道女 ステラ ……ありがとう……。 グレンさん…。明日、雨が降らなかったら…二人で…お月様を見て、お散歩しましょうね…。 [ずっと、グレンの手が、自分の頭を撫でて呉れる。こんな幸せを、今まで感じたことがなかった。] | |
2006/02/25 02:42:50 |
双子 リック [コーネリアスに笑いかけた] [風に吹かれて消えて無くなりそうな笑顔] コーネリアスさんは何をもらったの? …ああ。言わなくていい。言わなくて、いいよ。 [両手をぐっと握りしめて] 死と引き替えの真実なんて要らない。 だって死んじゃったら何にも出来ないじゃないか。 切なくて苦しくて泣きたくて助けたくて手を伸ばしてすり抜けて 届かないんだよ。 知ってても何も出来ないんだよ。 生きてる人がもがいているのを見てるしかないんだよ。 終わりの見えた物語を最後まで見続けるんだよ。 その人がどれだけ傷つくか、想像も出来ないような物語を。 [感情が高まりすぎたのか、ゲホ、と咳をした] | |
2006/02/25 02:45:43 |
見習い看護婦 ニーナ >>199 [もう大丈夫だというように、ゆっくりと背中を撫でる。何度も何度も。その内リズムを取るように時折軽く叩いて] | |
(200)2006/02/25 02:50:09 |
見習い看護婦 ニーナ ――馬鹿かもしれない 怯えているシャーロットに、私がこんな事をしても、逆効果かもしれないのに よしんば落ち着いたとしても――自警団が、私を放って置くはずがない どちらにせよ、酷な事 だけれど捨て置く事は出来なかった | |
2006/02/25 02:52:38 |
見習い看護婦 ニーナ どうしようもなく愚かな私だけれど、せめて―― | |
2006/02/25 02:53:04 |
農夫 グレン そうだね … 月はもう照らさないかもしれないけど、 月の光を浴びて散歩をしよう。 特別の場所を教えるよ。 [静かに抱きしめながら、 グレンはステラに*囁いた*] | |
2006/02/25 02:54:27 |
吟遊詩人 コーネリアス [リックの「何を得た?」との問い掛けに、自嘲的に笑うと・・・] 私の得たモノ・・・・ですか? [悲しげな笑みを浮かべ] それは・・・・秘密です [人差し指を口元に付け、おどける] | |
2006/02/25 02:54:53 |
流れ者 ギルバート ――…シャロ…シャロ…―― シャロを守り抜きたいという、この気持ち… …どんどん強くなるんだ… 気付いてくれなくてもいい…。 それでも…オレは…… ――― 君を、守るから…。 | |
2006/02/25 02:58:02 |
見習い看護婦 ニーナ >>202 [ゆっくり首を振る。謝るのは、こちらの方だから。なおも手の動きは変わらず、一定のリズムを保ちながら] | |
(203)2006/02/25 02:58:06 |
双子 リック [コーネリアスの仕種に、くすりと笑った] いつか、教えてね。たくさんの物語に紛れさせて、そっと語ってね。 僕が見つけるから。きっときっと見つけてみせるから。 [少しだけ、目を伏せた] 決まってない物語なんて無いってケネスさんもコーネリアスさんも言う。 決めているのは生きてる人だって。 本当に言い切れる?本当に? コーネリアスさん。吟遊詩人のコーネリアスさん。 [目を開いた。静かな水面のような瞳。見つめた] 僕は時々、気が狂いそうになってた。たくさんの物語を読んで。 同じ展開、同じ結末。見る度にウェンはもう助からないんじゃないかって。 もう決まっちゃってるんじゃないかって。 [前髪をかき上げる] | |
2006/02/25 03:01:23 |
学生 ラッセル [そして、ラッセルは、ライアは、誰かも知らない"彼"は、静かに笑った。] | |
2006/02/25 03:02:07 |
村長の娘 シャーロット >>203 ……ニー、ナ… [また、涙が溢れて――― ニーナの肩口に額を乗せる。 扉が開かれた。 ―――自警団の者だった。 集会場の様子を見て無言に為る。 レベッカの遺体に歩み寄り、しばしの黙祷の後、文字通り「回収」し始めた] | |
(205)2006/02/25 03:03:14 |
修道女 ステラ …たのしみですわ…。 きっと、とっても綺麗なお月様が見れますわね…。 [ステラもグレンに寄り添い、目を閉じた。集会場も、静かになってきている―…] | |
2006/02/25 03:05:00 |
双子 リック [胸の奥を掴まれたようなひどく苦しげな表情を浮かべて] もし、ウェンが…ウェンが、助けられなかったら。 僕は凄く悲しくて寂しくて辛くて仕方ないけれど。 それでも生きてようって思ってた。 まさか自分が死ぬと思ってなかったんだ。 ウェンを残していくと思ってたなかった。 あんな悲しみは僕が背負えば良かったんだ。 残される悲しみなんて、僕が抱えて生きていれば良かったんだ。 そして、生きて。ずっとずっと覚えてて。 ウェンのこと忘れないよ。 ウェンは確かに生きてたんだよ。 それはこの僕が覚えてるんだから絶対だよって。 そう言いたかったんだ。 …ウェンが死ぬなんて、あんまり考えないようにしてたけれどね。 [だって僕が救うんだから。そう言うリックの声音は完全に戻っていた] | |
2006/02/25 03:06:32 |
見習い看護婦 ニーナ >>205 [ようやっと落ち着いたかと判断して、片手をシャーロットの後頭部へ持って行き、ぽむぽむと撫でる。それはまるで子供をあやす母親のようでもあり――だからこそ、その場には相応しくなく、奇妙だった] | |
(207)2006/02/25 03:11:52 |
双子 リック [ちょっとだけ頬を染めてぽりぽりとかいて] 僕ね、出来れば本を書く人になりたいなって思ってたの。 それで色んなことを残していきたいなって思ってたんだ。 父さんは学者で、他の人はまず持ってない本をたくさん持ってた。 …まだ全然本は出回ってない。けれどいつか絶対広まってくると思う。 吟遊詩人さんみたいに伝えてくのもいいなって思うけど、それだとね。 僕が死んだら、残らないから。 たとえ僕だけが出来るものじゃなくてもいい。僕はずっと残したいなって思ったの。 [すうぅ、と息を吸った。] | |
2006/02/25 03:30:18 |
双子 リック [ゆっくりと息を吐いた。押し殺すように。] ウェンにもこんな風に夢が見られてたら良かったのに。 それを望むことはひどいって分かってたから苦しくて言えなかったのに。 ようやくそれを受け入れ始めてきたんじゃないかって思ってたのに。 人狼?なにそれ? ウェンが死ぬの?僕が死ぬの? …また、泣かなきゃいけないの? [諦めの顔が見えた] そして僕は死んだ。ウェンに、何も出来なくなった。 だから悔しい。 悔しいんだよッ! [はあはあと荒い息をつく。またやっちゃった、と頭を振った。] | |
2006/02/25 03:30:30 |
双子 リック [同時に呟く。戻れ、と。] ウェンは…ウェンはまだダメだ…… 分かるんだ。双子だから。伝わるんだ。そういうこと。 でも、このままで良いのかもしれない。 あんなこと、あんな真実、ウェンのまま知ってしまったら…。 [ごくっと何かを飲み込むするの音がした] 僕だけ…僕だけ、元通りだけれどね……。 [そこでようやく周りが閑散としてきたのに気付く] | |
2006/02/25 03:31:24 |
双子 リック あ… [ぽかんと口を開けた] …そろそろ、行くね。 何にも出来ないけれど。 それでも僕はウェンを見てるよ。 最悪の終わりを見るとしても、ずっと見てるよ。 残酷だけど、こんなの嫌だけど、どうしようもないけれど。 もう僕にはそれしかできないから。 [そう言って集会場の階段を*駆け上がって行った*] | |
2006/02/25 03:32:19 |
見習い看護婦 ニーナ ――分かってる | |
2006/02/25 03:39:34 |
見習い看護婦 ニーナ うるさい、うるさいうるさい…うるさいなぁ、もう! [頭の中で反響する声に苛立ちを覚える。もう一度、そのまま堕ちてしまえと] | |
2006/02/25 03:41:03 |
見習い看護婦 ニーナ 分かってる もうどうしようもない事だってくらい 分かってる、でも、だから、だからこそ | |
2006/02/25 03:46:01 |
流れ者 ギルバート >>216 …無理して、笑うな…。 ……オレは、いつまでも待ってるから……。 [と、ふとニーナの視線に気付いた] …どうした? あー…さっきは、離れてくれとか言って悪かったな…。ニーナも辛かったのにさ… [と、ぽむ、と頭に手を置いた] | |
(217)2006/02/25 03:46:28 |
見習い看護婦 ニーナ >>220 … [どこからにしようか少し考え、ペンを手にした。 「ごめんね」 「でも、止めないといけないと思った」 「殺されるかもしれないと思った。何より、私みたいに壊れてしまうかもと思って、怖かった」 手を止めて、逡巡する。この後どうすればいいのかと悩み。 「お願いがあるの」 「人狼かもしれない奴に、と思うかもしれないけど」 「多分私は、そう遠からず消えてしまうから」 …そう書いて、まっすぐにギルバートを見た] | |
(221)2006/02/25 04:16:40 |
見習い看護婦 ニーナ 死ぬとは書きたくなかった ――馬鹿らしい感傷 | |
2006/02/25 04:19:27 |
流れ者 ギルバート ・・・・・・・・・・・・・・・・。 そう遠からず・・・・・・・キエル・・・・・・・。 | |
2006/02/25 04:20:08 |
流れ者 ギルバート >>221 あぁ、あの時…か。 オレの様子を…心配してくれてたんだよな…。 …ありがとうな……。 [続きに目を通し…ニーナを見つめる] …頼むから、そんな事言わないでくれ。 オレは、コーネが処刑されたあの日に… オレの事を心配して抱きしめてくれたニーナを… ずっと、ずっと、疑いたくなかったんだ…。 ニーナ?オレはな、お前の正体が何であろうと… オレは『ニーナ』のお願いなら出来る限り聞くつもりだから… | |
(222)2006/02/25 04:25:18 |
流れ者 ギルバート これは、オレの本心だ… ニーナ……お前が偽だってわかっていても… オレは…ニーナをどこかで信じているんだ。 | |
2006/02/25 04:28:02 |
見習い看護婦 ニーナ >>222 … [頷くべきか迷って、軽く笑顔を作った。 「あの時は、こうなるなんて」 書きかけて途中で文字を止める。 「違う。予感は、してた。ずっとしてた」 「でもきっと、この騒ぎの少しでも前に、ギルバートに会ってたら違ってたのかもしれない」 「もしもなんて、ないのにね」 一旦手を止めて、やや迷ってからやっぱり再び走らせる。 「あのね」 「今夜、一緒に寝てくれる?」 書いてみて、赤くなって、問題の部分に斜線を何本も入れた] | |
(223)2006/02/25 04:35:41 |
流れ者 ギルバート んなっ… って、ええええ!? | |
2006/02/25 04:37:08 |
流れ者 ギルバート ここ、これは…どどどど、どう答えたらいいんだ? ニーナのお願いって、お願いって… なんかもっと、別の事かと思ってたんだけど えええぇぇ…オレ…どうしたらいいんだぁぁぁ!! | |
2006/02/25 04:47:05 |
流れ者 ギルバート 明日…処刑されるかもしれない… それなら…今日がニーナにとって最後の日になる… | |
2006/02/25 04:59:10 |
見習い看護婦 ニーナ >>225 [手を放して、俯きながらペンを動かし。 「やっぱり嫌?」 「ごめんね、断ってもいいよ?」 じっと見上げている内にまた涙が滲みそうになり、慌ててメモに視線を落とした。 「私、最低なの」 「ギルバートに、私が居たという事を、ぐちゃぐちゃに刻み付けたい」 「こういう事言えば、断っても承諾しても、どちらでもそれが出来るかなって思った」 「して欲しいのは本心だけど、でも、本当はそんな資格なんかないんだって、分かってる」 そして、涙を流しながら、今日何度も書いた文字をまた綴る。「ごめんね」と] | |
(226)2006/02/25 05:02:49 |
見習い看護婦 ニーナ >>228 [悲しそうに微笑む。分かっていたから、涙は抑える事が出来た。 「じゃあ…どうしても伝えたい事があるから、それだけ読んで」 「でも途中で見られたら恥ずかしいから、書いてる間目を瞑ってて」 「明日だと、遅いかもしれないから」 そう書いて、祈るような気持ちで] | |
(229)2006/02/25 05:27:06 |
流れ者 ギルバート ―――――――ごめんな…――――――――― 本当に……本当に……。 | |
2006/02/25 05:33:36 |
見習い看護婦 ニーナ ――我ながら、嫌な女。 [心の中でそうごちた。避けられても、きっとさっきよりも深くギルバートの中に入り込めるのではないかと、そう思って] | |
2006/02/25 05:45:52 |
流れ者 ギルバート ――――!!!! | |
2006/02/25 05:49:26 |
冒険家 ナサニエル [頭は酷く冷静だった] ――人狼。 恐らく、本当に彼が― 何故それなら彼を殺した? 家族同然の彼を。 どうして― [ふと、シャーロットの部屋の方角を見る。 …そのまま、おびただしい血痕がが残る床を見やり。 ケネスの言葉が、自分を縛り付けていた。 見守れるだけ、幸せかと。 本当に、そうなのか? 一人、映写機の前で、終わらぬ悪夢をずっと見ているだけではないのかと] | |
2006/02/25 05:59:16 |
見習い看護婦 ニーナ 触れる感触 髪の毛の手触り 全てを慈しもう そして、刻み付けるんだ 私に刻まれたのと同じだけ | |
2006/02/25 05:59:50 |
冒険家 ナサニエル …。 [そのまま、闇に溶けるように、消えた] | |
2006/02/25 06:00:00 |