人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1221)村 : 7日目 (1)
村長の娘 シャーロットは医師 ヴィンセントに投票しました
雑貨屋 レベッカは医師 ヴィンセントに投票しました
医師 ヴィンセントは雑貨屋 レベッカに投票しました
見習い看護婦 ニーナは医師 ヴィンセントに投票しました
見習いメイド ネリーは医師 ヴィンセントに投票しました
双子 ウェンディは医師 ヴィンセントに投票しました
学生 ラッセルは医師 ヴィンセントに投票しました
流れ者 ギルバートは医師 ヴィンセントに投票しました
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

雑貨屋 レベッカ に、1人が投票した。
医師 ヴィンセント に、7人が投票した。

医師 ヴィンセント は、村人の手により処刑された……
医師 ヴィンセントは人狼だったようだ。
雑貨屋 レベッカは医師 ヴィンセントを占おうとしたが、医師 ヴィンセントは既に死んでいた。
学生 ラッセルは、雑貨屋 レベッカに襲いかかった!
流れ者 ギルバートは村長の娘 シャーロットを護衛している……
しかし、その日村長の娘 シャーロットが襲われることはなかった。
次の日の朝、雑貨屋 レベッカが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、見習い看護婦 ニーナ、見習いメイド ネリー、双子 ウェンディ、学生 ラッセル、流れ者 ギルバート、の6名。
見習い看護婦 ニーナ
[目を開いて、頬を赤く染め。はにかむように笑った]


[しかしその表情も崩れて、泣きそうになって慌てて顔をそらした]
(0)2006/02/25 06:03:24
流れ者 ギルバート
…オレは………ニーナ……お前を失う事が怖くなってきた……。
2006/02/25 06:05:48
見習い看護婦 ニーナ
――馬鹿だ

余計辛くなるくせに、こんな事するなんて、馬鹿だ。
2006/02/25 06:06:39
流れ者 ギルバート
[目を開いた…しかし、目の前のニーナをどこか直視できずに、目線をそらし…
手に握らされた「手紙」を…見た…。]

――……。

[そこの書かれた文字…。
意味は…わかってるつもりだった。
けれど……それは……]

…ニーナ…ごめんな。

[ギルは優しく…ニーナを包み込むように抱きしめた…]
(1)2006/02/25 06:11:33
見習い看護婦 ニーナ
…!
[暖かい感覚に包まれて、顔を上げた。跳ね除けてしまおうと力を入れて――出来なかった]
(2)2006/02/25 06:17:25
見習い看護婦 ニーナ
なんでこんな事するの?
同情?

――残酷だ
2006/02/25 06:19:20
見習い看護婦 ニーナは、静かに泣き始めた。
2006/02/25 06:20:19
流れ者 ギルバート
[ニーナを抱きしめて…囁く…]

今のオレには…こんな事しか出来ないよ…。
最後の願いも…聞いてやることすらできなくて…。

――………っく……ごめんな………。

[声を詰まらせ…そして、ニーナを解放した…]
(3)2006/02/25 06:24:01
流れ者 ギルバート
……信じられない……
ニーナが…狼かもしれないなんて…

どうみても…ニーナは……

あぁ、オレのチカラのせいもあるのか?
昨日のヴィンセントを見たときから思っていた。

確実に『狼を感じる』チカラがはっきりしてきたんだ。
2006/02/25 06:25:29
見習い看護婦 ニーナ

[しばらく動かなかったが、のろのろとメモを手に取る。タイムラグがもどかしい、けれど動作は遅く。

「どうして?」
「残酷で、中途半端」
「分かってる癖に」
「そういう事されると、有り得ないと分かってても期待してしまう」
「だからもう」

…それ以上書く事が出来ず、落ちた涙で文字が滲んだ]
(4)2006/02/25 06:31:15
流れ者 ギルバート
>>4
……ごめん。……本当に……。

[自分の口からは…いくら考えたところで
謝罪の言葉しか出てこなかった…
それが、もどかしくて仕方なかった…]

…でも…オレん中で…
ニーナは『ニーナ』だから…。
(5)2006/02/25 06:43:47
見習い看護婦 ニーナ
…?
[意味をはかりかねてか、首を傾げた]
(6)2006/02/25 06:46:19
流れ者 ギルバート
>>6
…ニーナが『ニーナ』である…てのは…。
お前の正体が何であれ、オレにとっては関係ないんだよ。て事。

……それに、オレさ…オレはお前が狼だなんて、思えないんだ…。
(7)2006/02/25 06:50:31
見習い看護婦 ニーナ
>>7

[やっぱりよくは分からなかったけど、頷いた。ほんの少しばかり、笑顔を見せて。

「私は人狼じゃないよ」
「だから、ごめんね。私が居なくなっても、多分続く」
「そろそろ家に帰るね」

メモを書いて、ゆるりと立ち上がった]
(8)2006/02/25 06:56:44
流れ者 ギルバート
――あぁ、やっぱり…そう…なのか…――

素直に、信じたオレも問題かな…ははっ。
2006/02/25 06:58:56
流れ者 ギルバート
>>8
[見せられたメモにどこか…納得をしている自分がいた…]

…家に…帰るのか…。
送ろうか…?って、オレには送って欲しくないか。
外にいる自警団の人に、ちゃんと…送ってもらえよ。
(9)2006/02/25 07:01:39
見習い看護婦 ニーナ
>>9

[嫌な訳が無い。首を横に振って、手を伸ばしかけて。けれど、手を握るだけの勇気はもう無かったから、代わりにその手を振った]
(10)2006/02/25 07:07:43
流れ者 ギルバート
>>10
おう。気をつけてな…ニーナ…。
[そう言って、手を振った…]
(11)2006/02/25 07:10:32
見習い看護婦 ニーナ
[頷いて、玄関へと歩いて。扉を開く瞬間一度だけ振り向いてしまって、すぐに前に向きなおして、自警団の人にぺこりと挨拶をしてから、彼らに監視されながら*家へと帰っていった*]
(12)2006/02/25 07:15:01
流れ者 ギルバート
[ニーナが帰るのを見送り、見えなくなった所で集会場の扉を閉めた。
そして、そのまま2階へと駆け上がり*部屋へと入っていった*]
(13)2006/02/25 07:18:15
流れ者 ギルバート
[部屋の中]

ニーナは狼じゃない…。狼じゃない…。
けれど、それなら、なぜ狼の味方をした?

わからない…どうしても、それが…わからなかった…。

思考が混雑している…しっかりしなくては…。
2006/02/25 07:20:24
見習い看護婦 ニーナ
ほんの一瞬でも長く側に居たい癖に
もう何も失うものなんか無い癖に、傷つくのを恐れてしまった

――少しでも、彼の心に自分を刻めただろうか?
忘れないでくれるといい。
死ぬ間際まで覚えていて欲しい。

恋、なんだろうな
ずいぶんと屈折しているけど
2006/02/25 07:20:45
見習い看護婦 ニーナ
ごめんね…ごめんね、ロイ

誰も好きにならないって、決めてたんだけどな
最後の最後で裏切っちゃったね

…そっちへ行ったら、叱ってくれるのかな
それとも、もう成仏しちゃったのかな

だけど、だけどね
ロイは私の全てだった
何も無かった私に訪れた、唯一で初めての大切なものだったんだよ
2006/02/25 07:23:58
流れ者 ギルバート
[昨日のあった出来事を思い返していた…]

ケネスが消えた。
リックの死。
能力者の真偽。
ヴィンセントの豹変。
レベッカの死。
ニーナのお願い…。

いろいろありすぎだ。

[整理をつけるためにも、仮眠を取ろう…と感じた。

しかし、深い眠りにはつけなくなっていた。
側の部屋にいる、愛しい彼女の周囲の気配を気にし続けているためである。

何があっても…君を守ろう*…最後まで…*]
2006/02/25 07:26:35
双子 ウェンディ
[ふわふわ。

ふわふわ。

夢の中を漂う。






帰りたい。

還りたい。

2006/02/25 08:40:18
墓守 ユージーン
−墓地−

[ユージーンは自らの墓の傍に佇んでいた]

僕が埋めた人々の魂……

死んだ後、人はどうなるんだろうとずっと思ってた。
僕は……僕たちには、まだ、これから先行かなければならない世界が。

魂の芯が……
僕はまだ、捕らえられている……
2006/02/25 10:01:16
墓守 ユージーン
来る日もネリーちゃんは、墓地を掃除している。
僕が生前していたように。

墓地を掃除するだけの日々を送っていた……僕

ごめんね、ネリーちゃん。
僕が死んでしまったばかりに……墓地の掃除を代わりにさせちゃって、いるよね。

[それまでの、生前の空虚な日々を思い出し、ユージーンは初めて思った。

−−生きたいと。
生きて、ネリーに墓地の掃除をさせたくないと。
もっと、楽しい事をさせてあげたい、と。

それが、皮肉な彼の心境だった。]
2006/02/25 10:54:32
見習いメイド ネリー
[集会場の面々を思い出し、ネリーは冷静に考えていた]

…今日はおそらくニーナさんが……

[ニーナをかばいたかった。だが、霊能者であると嘘をついたニーナを霊能者であるネリーがかばうことはできなかった。それに……ニーナが処刑されて終わるかもしれない可能性だって0ではないのだから…否、他の人が処刑されるよりは高いかもしれない]

……今日の襲撃は……

[皆の顔を思い浮かべる。ギルバートが狼なら、シャーロットは襲わない。ラッセルが狼なら、ウェンディを…ウェンディが狼ならラッセルを襲わない。そう信じている。可能性的に高いのは霊能者であるネリーか結社員であるシャーロットであろう]

………確実なものにしなきゃ……

[ネリーはそう呟くと、静かに*その場を去った*]
(14)2006/02/25 11:44:49
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは思い出す・・・・
   遠く、遥かな旅に出る前日を・・・・

  教会 葬列 涙 嗚咽

    理解したくは無い現実・・・・

 いつも、傍らで笑顔を浮かべていた少女・・・・

 コーネリアスの演奏にいつでも最上の拍手を送っていた少女・・・・

 若葉の如く豊かな髪・・・・

    双眸に宿すエメラルドの輝き・・・・

 いつでも、コーネリアスに向けられていた最上の笑顔・・・・

 どうして今日は姿を見せないのだろうか?

 目の前の現実を、どうしても受け入れる事の出来ないコーネリアス]
2006/02/25 12:36:39
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは歩きつづけた

 ただ一人の少女を捜して・・・・

 ある時は、勇壮な騎士達の物語を謳い・・・・

 ある時は、燃えるような恋に心を焦がす恋人達の詩を・・・・

 旅路に終着は無かった・・・・

 少女はどこにも居なかった・・・・

 それでも、コーネリアスは旅を続けた・・・・

 出会う事の出来ない少女を捜して・・・・]
2006/02/25 12:42:06
吟遊詩人 コーネリアス
[旅路の果てコーネリアスは出会う

 少女の面影を宿す女性に・・・・

 コーネリアスは願った・・・・

 少女の面影を宿す女性の幸せを・・・・

 遠く、旅路の果てに出会った『少女』の幸せを・・・・]
2006/02/25 12:52:31
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスは硬く*眼を閉じた*]
2006/02/25 12:55:42
村長の娘 シャーロット
[自警団の詰め所から出てきた
シャーロットの表情は暗く沈んでいた。
手にしているのは指示の書かれた羊皮紙。

分かっている。
分かっていたはずだった。

レベッカが。
ケネスを其の力で消し去ったのを見た時に。
ヴィンセントが偽りの占い師であると理解した時に。]

―――…ッ…!

[くしゃり、と羊皮紙を握り締める。]
(15)2006/02/25 15:31:52
村長の娘 シャーロット
[どうすれば。
どうすればいい。

自分の立場を考えれば答えは1つの筈だ。
それなのに。
それなのに。]

―――…。

[無意識に足が向いたのか。
兄を見つけた、あの大樹の元に立っていた。
雨で流されて、血はもう残っていないけれど。

あの光景は
瞼の裏に焼きついている。]

…お兄様…

[かくり、と膝をつく。]
(16)2006/02/25 15:40:56
村長の娘 シャーロット
―――……わたしは…

[俯いたまま、羊皮紙を握り締めて。]

……わかっていた、はずなのに……ッ…

[連行を命じられた、其の名は。
パンを褒められて嬉しそうにしていた彼女。
自分に「大丈夫」と言ってくれた彼女
ギルバートを必死で止めていた彼女。
―――瑠璃色の髪の。]

………しっかり、しなきゃ、いけないのに…
…お兄様の仇かも、しれないのに…

[掠れた声で呟きながら、地面をがり、と引っ掻いた。
祈るように眼を閉じて。
懺悔する様に項垂れて。

ただ1人、大樹の影で*肩を震わせていた*]
(17)2006/02/25 15:48:08
流れ者 ギルバート
[それは、必然なのか無意識なのか…物音に気付いて2階の窓から外の様子を見ると、シャロが1人で外に出ていた―]

――!1人でどこに行こうってんだよ…。

[思わず、窓をバン!とあけていつものように外に出ようとした…が、ふと思い出し、テーブルに置いてある『地図』を手にして…
―ひらりと窓から飛び出した]
(18)2006/02/25 15:55:36
流れ者 ギルバート
[辿りいついた先は…あの大樹だった――]

……シャロ……。

[思わず駆け寄って抱きしめたい衝動に襲われた…

だが

なにか…シャロを護る様な気配を感じ…

だだ……ただ…――

――*遠くから見守る事しかできなかった…*]
(19)2006/02/25 16:08:41
流れ者 ギルバート
      ――ギル…大丈夫?――

…あぁ…サラだ…。間違えるはずのない*声*が響く。

「大丈夫…。サラ…お前を護れなくてごめんな…」

――…平気よ。…もう…大丈夫。
 だから、あの子を…必ず守って…感じているはずよ?
 あの子の身が…危険にさらされているという事――
2006/02/25 16:18:55
流れ者 ギルバート
「あぁ…わかっている…。オレが

    例え死んでも…守り抜く…――」

  [強く…『意志』のある言葉…
――確実に…ギルの中にある*チカラ*が強くなるのを感じた…]
2006/02/25 16:23:10
流れ者 ギルバート
[近くにあった木の上…シャロの位置は、確実に捉えられる場所――に登った…]

[そして、明け方の出来事を思い出してしまい
 思わず唇を触り…頬が赤らむのを感じた…――]

[だが、同時に…心の奥底で…彼女の最後のメモを思い出す――

――狼では、ないと…

――悲劇は…まだ続くと…―――]

[確実に自分の中で強くなるチカラ…
   そして『感じる』…狼の存在…――]

……ニーナには…感じない……。
…ニーナは狼なんかじゃない……。

オレのチカラが不完全だから…感じないだけなのかのしれない…けれど……―――――
2006/02/25 16:40:28
流れ者 ギルバート
…もう、いっそう…

――夜が来なければいいのにな――

[そう、*呟いた…*]
2006/02/25 16:43:47
雑貨屋 レベッカ
[ふと目を覚ますと、雑貨屋のカウンターに座っていた。
 ふぁ、と小さく欠伸をしながら扉を見詰めている。

 ――今日は、いつ来んのかな。

 そんな事を考え、頬杖をついて、少しだけ笑った。]
2006/02/25 16:47:57
雑貨屋 レベッカ
―――ん?

[ふと、扉に下がった札が目に入る。
 【営業中】の文字が目に入る。
 と、言う事は――。]

あれ?…私、店開けてなかったっけ?

[怪訝な表情を浮かべ、立ち上がる。
 扉に近付きながら、小さく苦笑して。]

馬鹿ねぇ?
店を開けてなかったら、誰も来るはずがないじゃないの。

[そう呟き――札に手をかける。]
2006/02/25 16:51:47
雑貨屋 レベッカ
――――――…?

[触れたと思ったその手は、するりと札をすり抜ける。
 訝しげな、顔を浮かべる。

 もう一度、札を反そうと手を伸ばす。

 ――――すり抜ける。]

……あ……あ?


い、……や。


――――――嫌…!!!!!


 
2006/02/25 16:55:49
雑貨屋 レベッカ
[理解したく何かが頭の中でぐるりと。
 理解しろと。

 ――言っている。]


嫌。 嫌。  ――嫌。


嫌よ、違う。私は。だって。


[人狼に殺されるなんて、一番嫌だと思っていた――死に方。
 思い出される、ヴィンセントの笑み。

 ぞくり。

 ああ。嫌だ。嫌よ。どうして。

 返ってこない答えを、必死に頭の中で探す。]
2006/02/25 17:01:42
雑貨屋 レベッカ
[その場で頭を抱えるようにして、蹲る。

 ああ。嫌だ。嫌よ。どうして。

 ぐるぐると繰り返される。
 ヴィンセントの嘲笑が耳の裏側に甦る。]

………っふ…ぅ…うぅうう…。

[思わず、泣き崩れる。しかし何かを堪えるように。

 それでも人狼が、怖い。嫌だ。嫌い。大嫌い。
 この結末が、とても、嫌でたまらない。
 悲しくて、悔しくて、辛い。ああ、嫌だ。嫌だ。嫌だ。

 どうして。

 ――どうして、こんな力を持ってたんだろう。
 持ってたから、私は―――]
2006/02/25 17:17:43
雑貨屋 レベッカ
[ふと、腕を見る。
 つけていた腕輪は、ない。

 ――どこだろう。探さなきゃ。]

……ロージィ…、――ケネス。

[自分が消した、妖魔の名を呼ぶ。

 ――探さなきゃ。

 ゆっくりと立ち上がるとふらりと店の外へ、*出て行った*]
2006/02/25 17:58:30
双子 ウェンディ
[集会所。
 一人で居るには広すぎるそこで、
 少女は、夢を見るように、唄い、踊る。]

Eight little nigger boys
Travelling in Devon;
One said he'd stay there
And then there were seven.

Seven little nigger boys
Chopping up sticks;
One chopped himself in halves
And then there were six.

Six little nigger boys
Playing with a hive;
A bumble bee stung one
And then there were five.
(20)2006/02/25 19:08:17
双子 ウェンディ
[人は限りあるもの。
 自分だけでなく、リックも、ラッセルも、みんな、みんな。
 命あるものである限り、永遠などないと知っていた。
 それは…昨日、リックを食べたのだと言っていたあの医師すら同じ。
 人を喰らうものであろうと、永遠を手に入れたわけでもなんでもない。
 だから別にそんなものが欲しかったわけではない。

 ――それでも。
 こんな終わりは残酷すぎる。

 ただ殺されたのではない。
 リックは、生きながら喰われたのだ――――

 それは少女の精神に異常を来すのには充分すぎる理由だった。

 
 踊りながら、唄いながら、少女は思う。
 
 ここで倒れたら終わりが来る。
 ――――*リックと同じになれる*]
(21)2006/02/25 20:08:54
見習いメイド ネリー
[自警団詰め所や他所でまことしやかに流れる噂にネリーは思わず笑む]

うまくいったみたい……よかったぁ……
この様子だと、狼の耳にも入ったよね?ふふ〜

[やや疲れているような表情を見せてはいるが、にこっと笑う。

ネリーは昼間自警団詰め所に行き、一つだけ嘘をついた。それは、小さな小さな嘘であった。皆を騙すことは思いのほか苦しかった。

「私ね、今夜ヴィンセントさんを暴きます」

ここまではいつものこと…

ただ一つ違っていたのは………

『一晩かけて、ヴィンセントさんの記憶から、最後の狼の名前を探りあてます』

そう宣言したこと。ネリーの能力はあくまでもその人の正体を見ること。その人の記憶から仲間狼なんて探れない。
だが、それはネリーから最後の狼への宣戦布告であった。ネリーを確実に今日襲撃しないと、明日どうなるか分からないと暗に告げ、おびやかしたのである]
(22)2006/02/25 20:23:43
見習いメイド ネリー
[誰か気づいているだろうか?色々と失態はあった。

いくら方向音痴で、地図が読めなくても…コーネリアスの仮住まいに辿り着けないなんてことがあるだろうか?

ナサニエルが残した結社員だと名乗りをあげたメッセージを集会場に1番に入っていながら、文字が読めないから、全く無反応なんてことあるだろうか?

ユージーンに不必要なまでに近づいて覗き込んでいたのは?ユージーンの遺体を最初に発見しながらも、シャーロットがナサニエルを見つけた時のように取り乱さなかったのは?

ステラにあげたハンカチの刺繍があんなに不恰好だったのは…?

大きなホウキをいつも持っているのは…?

レベッカが襲われた時、手を繋いでいながらも、助けることすらできなかったのは?目の前で食べられていくレベッカを見て、冷静でいられたのは…?

数え上げればきりがない違和感………誰も気付いてくれてないといいなと思った。でも、誰かに気付いて欲しいなともほんの少しだけ思った]
(23)2006/02/25 20:45:48
見習いメイド ネリー
[人の正体を暴く能力。代償なしに、そんなことが可能なわけがない。

コーネリアスを暴いて、ステラを暴いて、グレンを暴いて……徐々に失っていったもの…

それは光だった。
ネリーの瞳は今やもうほとんど見えない。

生まれ持った能力ゆえに……最初から…あまり見えてはいなかったが、生活に困るほどではなかった。だが、今や普通に歩くことすら困難だった。

そして、きっと、あと一人……ヴィンセントを見た瞬間、ネリーの瞳からは完全に光が失われるだろう。それが怖いのか恐ろしいのかは分からない。ヴィンセントは狼確定しているから、見なくても…とも思った。だが、それでも、狂人が狼の振りをしているかもしれないのだから、見なければならない。

完全に光を失ったネリーはもはや動き回ることもできず、足手まといなのだ。今日襲撃されるのはネリーでなければならない。ニーナを処刑して終わらなかったことを考えたら、何が何でもシャーロットよりもネリーが襲撃されなければならない。

そこまで考え、一人小さくため息をついた。何だかひどく疲れた気がする]
(24)2006/02/25 20:49:57
見習いメイド ネリーは、ふらふらした足取りでホウキを杖代わりに集会場に向かった。
2006/02/25 20:50:58
村長の娘 シャーロット
[あの後―――集会場に戻った。

誰かが。
自分を見守っていてくれたような。
そんな感覚を覚えたけれど。]

―――…

[1つ頷いて、扉を開ける。
階下の、広間へ。
己の勤めを果たすために。]
(25)2006/02/25 20:52:54
村長の娘 シャーロットは、双子 ウェンディに気付いて、目を見開く。「―――ウェンディちゃん…!?」
2006/02/25 20:53:46
村長の娘 シャーロット
[―――歌っている。

虚ろな眼をして。

―――踊っている。

それはまるで赤い靴の踊り子。

―――細い歌声。

絡みつくのは狂気。
笑顔で。
何処も見ていない笑顔で。]

―――…こんな。

[残酷すぎる。]
(26)2006/02/25 21:07:19
村長の娘 シャーロット
[踊るウェンディを抱きしめようとして逡巡する。
触れると壊れてしまいそうで。

脆い
脆い
皹だらけの魂が]

……こんなのって、ない…!
(27)2006/02/25 21:14:19
冒険家 ナサニエル
[ぼんやりとそれは、徐々に姿を形成していく。
集会場の片隅に、薄く薄く]


……
……

[腕を組み、思案する。
その眼差しは酷く真っ直ぐで、曇りなくその先を見据えていた。

確かに、自分は何も出来はしない。
見ている事だけ。

叫べど、叫べど、届かない。
どれだけ腕を伸ばしても、遠く、遠く―]
2006/02/25 21:17:56
見習いメイド ネリーは、集会場に辿り着くと、扉と思しきものをこんこんと叩いた。
2006/02/25 21:26:23
村長の娘 シャーロットは、ノックの音に振り向いて。「…はい」
2006/02/25 21:32:27
冒険家 ナサニエル
…シャーロット。
…辛いか?
…悲しいか?

[聞えるはずも無い。
それでも彼女に歩み寄り、そっと手をシャーロットの頭に伸ばす。
其れは彼女の身体をすり抜け、触れることすら適わなかった。

…解っている。
こんな事しても意味は無いのだと。

それでも、シャーロットの頭に乗せ…撫でる仕草を取った]
2006/02/25 21:34:30
見習いメイド ネリーは、村長の娘 シャーロットの声に笑む。「ネリーです〜♪開けていただいて構いませんか〜」
2006/02/25 21:35:21
村長の娘 シャーロット
ネリー…?
あ、うん。わかった、待ってて…

[言うと、後ろ髪を引かれる思いを抱きながらも、
扉の前へ行き、開けた]
(28)2006/02/25 21:39:58
冒険家 ナサニエル

……

[そっと手を離し、踵を返す。ナサニエルの姿は*闇に溶けるように消えた*]
2006/02/25 21:40:15
吟遊詩人 コーネリアス
[コーネリアスはゆっくりと目を開く・・・・
   『少女』の幸せを見届ける為に。

  やっと出会えた『少女』の行く末を見守る為に・・・・]
2006/02/25 21:41:07
墓守 ユージーン
[物心ついたときから両親は居なかった。

村の教会の前に捨てられていた赤ん坊は、牧師に拾われ育てられた。
成長したその赤ん坊を哀れんだ村の長老たちは、彼に仕事を与えた。

平和な村

病死か寿命でしか人が死なない村の墓守。

それが、彼に与えられた仕事だった。
2006/02/25 21:41:13
墓守 ユージーン
来る日も来る日も、一人ぼっちで墓を綺麗に掃除した。

村の人々は親切だった。

だけど、彼は愛を知らなかった。

愛されることも、誰かを大切に思うことも。

墓守の仕事は、そんな彼の天職……だったのかもしれない。]
2006/02/25 21:43:34
見習いメイド ネリー
[シャーロットが扉を開けたのが分かると、にこっと笑う]

どうもありがとうございます〜

[シャーロットの声に元気がないことに気付いて、きょとんとする。ウェンディが踊っている様子をうつろな瞳は映し出しているが、ただ心配そうにシャーロットに訊ねた]

どうかしたんですか?何だか元気がありませんけど…
(29)2006/02/25 21:46:15
墓守 ユージーン
[だが−−

今、彼の周囲の人々は悶え苦しんでいる。

彼が知らない、愛情に心引き裂かれながら−−]
2006/02/25 21:47:11
冒険家 ナサニエル

……?

誰か、居るのか?

[ふと何者かの気配を感じ取ると、ゆっくりと振り向いた]
2006/02/25 21:49:44
墓守 ユージーン
……こんばんは。

[ふと、目の前の空間が揺らめく。
フリーメーソンを名乗った男……ナサニエルの姿。

切なげに妹を見つめる彼の瞳……


妹?]
2006/02/25 21:52:09
吟遊詩人 コーネリアス
[声を掛けられ我に返る]

あ・・・・私です・・・・

[ナサニエルの心痛を察し言葉に詰まる]
2006/02/25 21:52:23
村長の娘 シャーロット
>>29
…あ。
ううん…ごめん、大丈夫…だよ。

[言うと、少し笑って見せた。]

ネリーこそ…大丈夫…?
疲れてるみたいだけど…。
(30)2006/02/25 21:55:54
冒険家 ナサニエル
…そうか、君は―
墓守の、ユージーン…か。

[思い出すように、彼の名前を呼んだ。
さっきの行動を見られていたのだろうか。
照れくさいのを隠すように目を伏せた後、口元を僅かに緩め、ふっと微笑む]
2006/02/25 21:56:05
冒険家 ナサニエル
…コーネリアス!

[コーネリアスの声にはっとし、振り返る。
途端、目をそらし済まなさそうに俯いた]
2006/02/25 21:57:57
学生 ラッセル
[均衡は何時しか溶け合い、一つのものになろうとしていた。

ラッセルは嘘を吐いて、ライアとして其処に在った。
ライアは嘘を付いて、ラッセルとして其処に在った。

相反する二つの顔。人間の顔と人狼の顔。

均衡は何時しか溶け合っていた。混ざり合っていた。混沌と。
そして、力強く。暗く。深く。


それは最早、誰でもなかった。

ヴァイオリンを作り、ウェンディを、リックを家族としていたラッセル。
昔からの同胞、ミクラの賛美歌とヴァイオリンを合わせていたライア。

そのどちらでもあって。どちらでもなかった。]
(*0)2006/02/25 21:59:09
学生 ラッセル


[彼は、静かに笑う。]
(*1)2006/02/25 21:59:25
学生 ラッセル


[彼は、静かに笑った。]
(*2)2006/02/25 21:59:49
見習いメイド ネリー
[ネリーは少しだけシャーロットを心配そうに見つめるが、いつもの明るい笑みでシャーロットににこっと微笑む]
>>30
私はまだまだ大丈夫ですよ〜……元気いっぱいです!

[そこまで言うと、シャーロットをぼんやりと見つめて、ぺこりと頭を下げる]

ごめんなさい、シャーロットさんに一つ厄介ごとを頼まなければならないんですよねぇ……聞いていただいても??
(31)2006/02/25 22:00:22
墓守 ユージーン
[ナサニエルの穏やかな表情に、ユージーンは不思議な気持ちを抱いていた。

妹を思う気持ちとはどんなものなのだろうか。

家族って、どんな風なものなのだろうか。

ナサニエルの笑顔のように……?
羨望が心にちらついた。そのまま静かに*場を静観し始めた*]
2006/02/25 22:03:31
吟遊詩人 コーネリアス
[申し訳無さそうなナサニエルを見て、自分も申し訳無さそうに]

良いのですよ・・・・

全ては、獣の心の目覚めのせいです。

誰が悪いと言う訳では有りませんから・・・・

[眼下に居る『少女』を見て]

私が抵抗したら、あの子に危険が及ぶ可能性も有ったのでしょう?

同じ立場で有れば、私も貴方を最初に疑うでしょうから・・・・

[優しく微笑む]
2006/02/25 22:04:18
見習い看護婦 ニーナ
今日は仕事が無くなった
だから、ゆるやかな時間を祖父と過ごす事にした

とりたてて説明はしなかったけど、何となく分かってたみたいだった
2006/02/25 22:05:40
学生 ラッセル
[いつの間にか姿を消したウェンディの姿を、覚束無い足取りで探した。
部屋を出る。階段を下りる。

踊っていた。

歌っていた。

奏でていた。

回っていた。

壊れかけたオルゴール人形の様に、ただ繰り返している。
シャーロットとネリーの会話も耳に入らないまま、ネジを無理やり止めるように抱き締めた。]
(32)2006/02/25 22:05:53
村長の娘 シャーロット
>>30
[ネリーの笑顔はとても明るくて。
――こんな状況なのに、とても、強くて。
自分は弱い。少し、苦しくなった。]

…無理、しちゃだめだよ?

[と、厄介ごとと聞いて首を傾げて]

なあに?
わたしに出来ることなら、いいよ。
話して。
(33)2006/02/25 22:06:37
見習いメイド ネリーは、村長の娘 シャーロットを引っ張って外に出た。誰にも聞かれたくないことだったので…
2006/02/25 22:09:14
見習い看護婦 ニーナ
名残を惜しんでもきりがない
だから私は、家を出る準備を始めた


一度死んだんだから、これから先の人生は自分のために生きてみてくれないかと
死ぬ事はいつでも出来るのだから、少しだけ付き合ってくれないかと

そうやって諭されなかったら、多分私はとっくにこの世には居なかった
そして大切なものは出来たし嬉しい事もたくさんあった
だけど
2006/02/25 22:10:35
双子 ウェンディ
[踊り、唄いながら、心の中で何度も名前を呼んだ。
 馴染み過ぎたその名前は、無意識に繰り返すことが出来る。

 ――リック。

 けれど、答えはない。

 何処にいるの、リック。
 三人で帰るの。還るの。]
(34)2006/02/25 22:11:08
村長の娘 シャーロットは、見習いメイド ネリーに引っ張られるまま外へ。「な、なに…?」
2006/02/25 22:11:19
双子 リック
[リックはウェンの隣で頭を抱えて蹲っている]

死んだら楽になれるの?
一緒になれるの…?

[リックの姿がふらりとぼやける]

ダメだ、そんなの…ダメ……

[まるでいつかの星のようにめまぐるしく瞬いていた]

でも…どこに…どこに救いがあるの?
ウェン、もうひとりじゃ立ち上がれない。誰かの助けがなければ立てない。
僕が死んだから…突然片割れが滅んだから……

[絞り出すような声で]
2006/02/25 22:11:59
見習い看護婦 ニーナ

[じゃあね、と老人に手を振った。精一杯の微笑みをたたえながら]


[そして自警団の人の手を引っ張るようにしながら、歩き始めた。もう二度と帰って来れないだろう家に振り返る事なく]
(35)2006/02/25 22:13:11
双子 ウェンディ
[自分を抱き止めた腕は、無条件な安心感。]

――ラッセル、おにいちゃん?

[ラッセルを見上げれば、ふわりと笑む。]

ねぇ、おにいちゃん。
私ね、帰れたらおにいちゃんに言いたいことがあるの。
三人であの家に帰ったら。

[夢でも見ているのか。
 少女は唄うように、狂った言葉を紡ぐ。]
(36)2006/02/25 22:16:55
見習いメイド ネリー
[誰もいないことを確認しつつも、さらに声を潜めてぽつりぽつりと語り始める]

今日ね、私、一つ嘘ついちゃったんですよ〜シャーロットさんの耳にも入ったかな?だからね、自警団の人も村の人たちも浮かれてる。明日には確実に終わるって信じちゃってる。

だけど、きっとね、私の予想が正しくって、私の思惑通り進んだら、明日は自警団の人や村の人たち皆に絶望を与えちゃうの……

無責任でごめんなさい……
シャーロットさんが優しい人だって知ってて…だけど、シャーロットさん以外に頼める人がいないの…

……絶望する村を……村を導いて…って頼んでもいいかな?

[どう説明したらいいか悩む。自分が襲撃されるから後宜しくって言い方をしたら、きっと心優しい彼女は泣くだろう。うまく言えない自分が嫌になって、少し困った顔をした]
(37)2006/02/25 22:17:10
双子 リック
[ウェンの踊る足音が止まり目を上げた。確信めいた顔で。]

お兄ちゃん…
ラッセルお兄ちゃん…

[リックの顔が崩れた]

バカ…
なんで…なんでなんだよ…

[押さえきれなくなった問いかけが、溢れ出てきた]

なんでそんなに優しいんだよ…
なんでウェンを気遣えるんだよ…
なんでそんなに人間なんだよ…

なんでそれなのに人狼なんだよーーーーーーッ!!!!!

[飛びかかるようにつかみかかった。当然のように、透ける。]
2006/02/25 22:17:24
学生 ラッセル
>>36
[ウェンディの笑みとは裏腹に。
ラッセルは翳った瞳で、ウェンディにただ尋ね帰す。
3人で。そんなことはもう在り得ないというのに。]


言いたいこと……?

[ただ其処だけを、聞き返した。]
(38)2006/02/25 22:24:00
村長の娘 シャーロット
…ぇ、それ…って……

[ネリーの言葉が染み入るのに時間がかかる。
確かに、聞いた。
噂にだけれど。でも。

―――違うという。
―――明日になっても終わらない。

絶望。]

……ネリー、…

[暫し、真っ直ぐにネリーを見る。
困ったように笑う顔。
終わらないと言うこと。
そして、
ならば、ネリーは。
嘘を、吐いて―――狼に―――自分を]
(39)2006/02/25 22:24:01
冒険家 ナサニエル
…済まない。
本当に、君には…済まないと、許しを請う事しか出来ない。

[ふと、コーネリアスの視線の先の『少女』へと目をやった]

…彼女の、為、だったのか―
君は、それで…何も抵抗、せずに…
2006/02/25 22:25:42
村長の娘 シャーロット
[深緑色の瞳を、じっと見つめる。
喉が、痛い。

必死で、堪えて―――]

……わかった……
…わたし、精一杯―――やる、よ…

[そういうのが、やっとだった]
(40)2006/02/25 22:27:52
双子 ウェンディ
[少女は僅かに微笑むと、何処か恥ずかしそうにも見える仕草で首を傾げてみせた。]
>>38
ナイショ。
帰ってからね?

でもね、ほんとは今すぐにでも言いたいの。
だから早く帰りたい。

[いつになったら帰れるのかしら。
 
 口元に柔らかな笑みを湛えて、少女は訪れない未来を唄う]
(41)2006/02/25 22:34:08
見習い看護婦 ニーナ
[集会場の扉を開ける。自分の存在を知らせようかと少し迷って、静かに椅子へ座った]
(42)2006/02/25 22:35:24
吟遊詩人 コーネリアス
[ナサニエルの言葉に微笑み]

謝る事は有りません・・・・貴方も辛い決断を強いられた身なのですから。

今も、きっと後悔しているのでしょう?

自分の立場の事、シャーロットさんに結果として結社員の重責を負わせている事。

私は、今まで旅を続け、出会える事の無い筈であった彼女で出会えただけで幸せだったのですから・・・・

多くは望みませんよ、ただ、彼女がこれから先笑顔で有ればそれで私は満足なのです。
2006/02/25 22:39:50
学生 ラッセル
>>41
そうか…。楽しみにしていないとな。

[笑みを作ろうとしても作れず。
作ったとしても、笑みが届くことはない気がした。
視界の端に移る吹き残しの血の跡と、微笑む少女がやけにアンバランスで。

自分の表情も良く解らないまま、椅子に腰掛けたニーナを、ただ、見た]
(43)2006/02/25 22:39:53
双子 リック
[捨てる手にも構わず振り回し続けた]

ああ!もう何も出来ないさ!
見てることしかできないさッ!
残酷だね!途方もなく残酷だね!


どんなに願ったって、もう戻れないんだからッ!!


[嗚咽が漏れる]
2006/02/25 22:40:52
見習いメイド ネリー
[シャーロットの反応にしまったなぁと思うが、分かったと言ってくれた優しさに思わずぎゅっと抱きしめる]
>>40
ごめんなさいね〜無責任で〜へへっ……

[照れたように笑い、そしてシャーロットに囁く]

あのね〜あのね〜……私、シャーロットさんのことも大好きなんですよ〜

でね、でね、シャーロットさんには笑っていて欲しいのです。大好きな人には悲しんでいるよりは笑って欲しいのです。

私はね、どこに行っても、シャーロットさんには幸せになってもらいたいなぁって願っておりますので。

[そこまで呟いて、少しだけためらう。次にシャーロットに告げる言葉はきっと、優しい彼女にはとても残酷な一言になるだろう。だけど、告げずにはいられなかった]

……私に何があっても、泣くのは少しだけですよ?
頑張って下さいね。できれば傍で支えていたかったのですけど、そのお役目は別の方に……ふふ〜
(44)2006/02/25 22:42:03
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/02/25 22:42:30
双子 リック
[まるで本当に小さい子どもが駄々をこねるときのように]

もうヤだ…こんなのもうヤだ…
見てるだけって…ウェンが壊れていくのを見てるだけって…
早く、終わりたい…

でもそれだと…死んじゃうんだ…
ラッセルお兄ちゃんが死んでも…ウェンは多分死んじゃうよ…

[そう言ってまた蹲る]

誰かが死ぬのを望むのなんて…嫌だよ……
ウェンもラッセルお兄ちゃんも…死んで欲しくなんか無いよ……

[ふるふると頭を振った]
2006/02/25 22:44:19
見習い看護婦 ニーナ
>>43

[反射的に笑顔を浮かべてから、ウェンディへと視線を移し、再びラッセルを見つめた]
(45)2006/02/25 22:46:09
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/02/25 22:48:50
村長の娘 シャーロット
>>44
[抱きしめられて、俯く]

…無責任なんて、そんなことない…
―――わたし、…わたしこそ、ごめんね…
何にも、出来ない…

[囁かれた言葉に、眼の奥が熱くなる。]

…ネリー…
…わたしもネリーのこと、好きだよ、大好き…

…笑って…って…

[シャロは笑っていて―――と言った兄の微笑が脳裏を過ぎった。]

……ごめ、…んね…
わたし、頑張るから…ありがと…

[泣くのは少しだけ。ぎゅ、と唇を噛み締めた]
(46)2006/02/25 22:51:22
流れ者 ギルバート
――外が暗い…――

時間は無常にも過ぎていく…

「今日は………」

続く言葉すら出てこない。

あぁ、心の奥で救いを求めている――

――シャロ……君の笑顔が…みたい…――

全て救われるような、笑顔……。

しかし、あの日から…それは…失われてしまった…―

「オレは…無力だ」

『心』は守れない…オレは…――無力だ…
2006/02/25 22:53:50
双子 ウェンディ
>>43
そうよ、楽しみにしていてね?

[と、少女はまた幸せそうな笑みを浮かべた。

けれどラッセルの視線を追うと、そこにニーナの姿が写り。

一瞬にして少女は表情を失った。]
(47)2006/02/25 22:55:52
冒険家 ナサニエル
…全く、結社という物はそういうものだと解っていても…な。
憎まれ役は慣れてるつもりだが…やはり苦手だ。

……ああ、後悔しているよ。ふふ、何時もの事だが、良い気持ちはしないな。

そうさ。シャーロットには遺志を継いでなんか欲しくなかった。
託した銀時計は、身柄の拘束を緩和させ、容疑から遠のけるつもりだったさ。

…それが、こんな事になって。

[溜息をつくと、コーネリアスに愚痴になってしまったな、すまない、と笑った。
そして、彼女…ネリーの姿に再び視線を向けた後、シャーロットを見やった]
2006/02/25 22:55:53
学生 ラッセルは、ニーナの笑顔、そして眼差しに何も言えず、視線を返す。
2006/02/25 22:59:53
見習い看護婦 ニーナは、双子 ウェンディに首を傾げた。
2006/02/25 23:01:05
流れ者 ギルバート
[ギルは部屋の窓から外の様子を眺めていた。
すると…外に2人の人影が見えた…]

……?
シャロと……ネリーか?

[ネリーを見て、自分の懐にずっと守っていた『あるもの』を思い出した…]

ネリーに…話さなきゃいけない事が…あったな…。

[そういって――天井を仰いだ…]
(48)2006/02/25 23:01:38
双子 リック
[頭の動きはやがて止まった]

ほら。また。
またやっちゃうんだから。

[言い聞かせるように唱える]

いい加減、認めようよ。
もう死んじゃったんだって、さ。

[顔を上げた。その表情は、ひどく穏やかに見えた。]

全部、見てやる。
最期にウェンに「お疲れさま」って、言えるように。

[そう言ってウェンを見つめた…何も見逃さないように]
[リックの中の時が止まった気がした。静寂の中で彼は*見つめ続ける。*]
2006/02/25 23:02:27
見習いメイド ネリー
[シャーロットに無理をさせて申し訳ないなと思った。自分がもうちょっとうまくやってればなぁと後悔しつつも、ぽんぽんと背中を優しく叩く]

せっかく美人さんなんですから、笑わなきゃもったいないのですよ〜?
シャーロットさんの笑顔一つでものすご〜く嬉しくなる方だっておりますし、私もそのうちの一人ですもの。

大丈夫〜!!シャーロットさんなら、できます。
お兄様に愛されて、皆に愛されたシャーロットさんなら、絶望した村だって簡単に導けます。いつもどおりなのですよ〜♪

[少し風が出てきたなぁと身を震わせる。シャーロットをそっと離すと、呟く]

…集会場に戻った方がいいですよ?寒いでしょうしね?
風邪引いちゃったら大変です!!

[最後に満面の笑みで安心させるように微笑んだ。いつもどおりまた明日と呟きたかったが、それは明日よけいにシャーロットを泣かせそうだったのでできなかった。だから、何も言わずに微笑んだ]
(49)2006/02/25 23:03:24
吟遊詩人 コーネリアス
気にしないで下さい。

皆1人で生きて行ける様には出来ていないのですから。

お互いに、持ちつ持たれつ・・・・ですよ?

旅をする上で、助け合うのは当然じゃないですか。

お互いの、職業柄身に染みているとは思いますけれどね・・・・

[そう言い、笑うと、眼下の行く末を案じて祈るかのように軽く一度目を閉じる]
2006/02/25 23:06:13
村長の娘 シャーロット
>>49
―――ぁ。

[笑顔で。自分の頬を押さえる。]

…できるかな…
ううん―――やるよ…やるだけ、やってみる。
頑張るよ…ありがとう、ネリー…。

[泣きそうになるのを必死で堪えて。]

…うん、ネリーも…
2人して、風邪で倒れちゃったら…かっこわるいもんね。

[ネリーの綺麗な笑顔に――微笑み返した。
微笑み返した積りだった。
上手くできただろうか。
分からないけれど。

微笑んで。]
(50)2006/02/25 23:11:35
双子 ウェンディ
[少女がニーナを見詰める瞳は、ただただ冷たかった。]

…どうしてまだここにいるの。

[その言葉は、明らかな拒絶。]
(51)2006/02/25 23:13:24
見習い看護婦 ニーナ
>>51
[その言葉に、静かな笑いを落とした。席を立ち、少し近づく]


[ある程度の距離を保ちながら、立ったまま文字を綴る。

「あなたこそ、何故まだここに居るの?」
「大切なものがあるからでしょう?」
「現実の中に残っているでしょう?」
「逃げている間に、それも無くなってしまうかもしれないよ?」
容赦もなく、どこか楽しそうにウェンディに微笑み]
(52)2006/02/25 23:21:48
見習いメイド ネリー
[シャーロットの笑みにほわんとなる。目に見えなくても、微笑んでくれたのがなんとなく分かった。それがとても嬉しくて何度も何度も頷いた]
>>50
うん、うん、やっぱりシャーロットさんの笑顔はとっても素敵です〜はわ〜いいもの見れました〜

[シャーロットに負けじとにこぉっと微笑むと告げる]

私も風邪は引かないように気をつけますね〜
だけど、私はちょっと夜風にあたりたいので……ごめんなさいね、集会場には一人でお戻り下さいな。
(53)2006/02/25 23:21:52
流れ者 ギルバート
[窓の外のやり取りが気になりつつも
窓をあけて、声をかけた――]

ネリー!!!
その…ちょっといいか?その、今から、そっちに行って。
(54)2006/02/25 23:22:12
冒険家 ナサニエル
…俺もまだまだ、青いな。

[やれやれと困ったように笑う]

そうだな…持ちつ持たれつ…か。
一人で何でもしようというのは、無理な事と解っていても…だ。

譲れない物があるのさ…。

はは、参ったな…。

[そう言って、そのまま立ち尽くす。
二人の会話を耳にしながら]
2006/02/25 23:24:29
双子 ウェンディ
[現実、という言葉を見せられると。
 カタカタと少女の身体が震え出した。

 現実…

 ――現実?]

――いや……

[か細く否定の声を漏らす。

 やめて。
 
 壊さないで。

 壊さないで――――――――――]
(55)2006/02/25 23:25:08
冒険家 ナサニエル
…済まない。少し、消えておくよ。

[そうコーネリアスに告げると、ゆっくりと姿を消した―]
2006/02/25 23:25:27
村長の娘 シャーロット
>>53
いいものなんて、そんな…
ネリーの笑顔…わたし、ずっと、救われてたんだよ…

[辛うじて微笑みながら―――]

うん、分かった。
…ほんとに、気をつけてね。
元気な人が…倒れちゃったりするんだから。

[と言うと、振り返り振り返り―――集会場へと戻る。
ギルバートがネリーを呼ぶ声がした。]
(56)2006/02/25 23:25:28
学生 ラッセル
ニーナ…!

[払うことも出来ず、ただ強く名を呼ぶことしか出来ない。
震えるウェンディを抱えたまま。]
(57)2006/02/25 23:28:34
学生 ラッセル
そう、現実。紛れも無い――現実だ。

はははっ。

[静かに笑った。その笑い方は、もう誰のものでもなく。彼のもので。]
(*3)2006/02/25 23:29:49
見習いメイド ネリー
[シャーロットの言葉に一瞬だけ泣きそうになるが、こらえる。そして立ち去っていく後姿をぶんぶんと手を振って、笑顔で見送る]

了解ですよ〜大丈夫!!私は風邪だけは引きませんから〜

[シャーロットにそう声をかけると、ギルバートの声がした方向を向いて大声で告げる]
>>54
ギルバートさん〜

え?はい〜何かご用事でしょうか〜??大丈夫ですよ〜
(58)2006/02/25 23:30:10
見習い看護婦 ニーナ
私にその行動は否定出来ない
けれど
2006/02/25 23:30:56
村長の娘 シャーロットは、扉を空ける前にネリーのほうをもう一回見てから――集会場へ。
2006/02/25 23:32:43
見習い看護婦 ニーナ
>>55
[もうこちらを見ないかもしれないとは思ったが、淡々と文章を進めた。相手が見なければそれまで。けれど、他に手段は無かったから。

「あくまでも否定したいなら、そうすればいい」
「でも、あなたが否定した所で時間は動いている」
「その間に他のものまで失っても後悔しないなら、そうすればいい」

ウェンディに対し感情を意図的に込めないようにしていたが、ラッセルの声を聞いて笑みになりきれない笑みを浮かべた]
(59)2006/02/25 23:34:38
流れ者 ギルバート
[>>58ネリーの返事を聞き、ギルは2階の窓からひらりと飛び出した

そして…コーネリアスが身につけていたサークレットとリュート…そして、ネリーの為に用意された洋服を手渡した。]

これ、あいつが…ネリーに渡したかったものだと思う……なんか、気付いてなかったみたいだからさ…。

[――そして、大きく息を吸い込み…ネリーの瞳を見つめ…]

それから、オレ…――コーネリアスからの遺言を預かっているんだ…
(60)2006/02/25 23:35:24
見習いメイド ネリーは、村長の娘 シャーロットが集会場に入っていったことも気付けずに、ず〜っと見送っていた
2006/02/25 23:35:59
見習いメイド ネリー
[シャーロットを見送っていたネリーの前に現れたギルバートに挨拶する間もなく色々な品を手渡されおろおろする]

あいつ………って?え?あ……コーネリアス様??

[コーネリアスが渡したかった品物が何であるかを知りたかった。だから、手で何度もなぞるように触る。だが、それが何であるかネリーには分からなくて困ったような顔をする]
(61)2006/02/25 23:40:00
見習い看護婦 ニーナ
確かに私は、ウェンディを過去の自分と重ねて見ていた部分があった
そして彼女は私と同じように崩壊を始めた

けれど、決定的に違う部分がある
彼女にはそれでもまだ大切なものは残っている
だから壊れるには早すぎる

…だから、私は刺激を促した
それでどちらに転ぶのかは彼女次第だけれど
何かをしないと気がすまなかった
2006/02/25 23:40:16
見習い看護婦 ニーナ
…自己満足
2006/02/25 23:43:23
双子 ウェンディ
[震える体。止めることが、できない。
 けれど頭の中は気持ち悪いくらいに冴えていた。
 自分の心臓が脈打つ音が脳に響くくらいに。

 現実。その言葉だけがただ少女を突き刺している。]

――だめ。

やめて、壊さないで――――

――――いやぁああぁぁああああ……っ!

[腕が震える。足が震える。瞬きが出来ない。

 何か。

 思い出しちゃいけない何かが――――]
(62)2006/02/25 23:44:34
流れ者 ギルバート
>>61
[ネリーの様子に…?と思い]

あぁ、コーネのだよ。
あいつのサークレットとリュート。
それから、ネリーの為に用意してた服、だろうな。

[と、説明をした。]
(63)2006/02/25 23:45:21
村長の娘 シャーロット
[広間の入り口で、中の雰囲気に気付く。
睨み合うウェンディとニーナ。
ウェンディを庇うラッセル―――]

……

[ウェンディからは張り詰めた敵意が感じられて。
―――ああ、そうか。

ニーナは。
彼女にとっても。

――踏み込めずに戸惑いながら、見守る]
(64)2006/02/25 23:46:51
見習い看護婦 ニーナ
[ウェンディを冷静に見つめてから、ため息をついた。そもそも、拒絶されてしまえばもう何の干渉も出来ないのだから。振り返り、シャーロットに気付いて一瞬の躊躇いを置いて、小さく笑った]
(65)2006/02/25 23:50:53
見習いメイド ネリー
[ギルバートの説明に一つ一つ手に取り確認するように呟く]

ええと……あ、これがサークレットで、これが……リュートで……あ、この箱の中がお洋服なのかな??

[すぐにギルバートをぼんやりと焦点の定まらない瞳で見つめ、ペコリと頭を下げる]

わざわざありがとうございます〜……えっと…そういえば……遺言??……遺言とは?
(66)2006/02/25 23:54:05
学生 ラッセル
[震える身体を止めようと抱き締めても、止まる事の無い底からの震え。
声は張り裂けそうな―いや、既に何か張り裂けている様に思えた。
何も居えないまま、ただ覆うしか出来ない。現実に潰される少女を。

シャーロットの姿が見えるも、挨拶すらも一音すらも出ずに居た。]
(67)2006/02/25 23:56:51
双子 ウェンディ
[やめて。
 ――逃げ道を断たないで。]

…リック…リック、どこにいるの、リック…!
助けて――――!!!!

[呼んでも呼んでも応えはない。
 どうして、どうして、リック――]
(68)2006/02/25 23:56:57
村長の娘 シャーロット
ウェンディちゃ……!?

[急に様子の変化したウェンディに気付いて、一歩歩みを進める。

と、ニーナが此方を見て――微笑んだ。]

―――ぁ…

[僅かにニーナを見つめた後、小さく、会釈を返した。]
(69)2006/02/25 23:57:09
流れ者 ギルバート
あいつが処刑される前に、オレの部屋に手紙を置いていったんだ…。

[すっと懐から手紙を取り出し、手紙を開いて見せた]

…えーっとな…

ネリーと共に旅に出る事が出来なくなってごめん…
そして、君は自由の身だよ、と。
だから、生き残ったら屋敷に住んでもいいし旅に出てもいい、と
もし、旅に行くならリュートを自分だと思って持っていって欲しい…

って、書いてあるぜ……

…あいつからの、最後の言葉…
遅くなっちまったけど…受け取ってくれるか?
(70)2006/02/25 23:57:13
見習い看護婦 ニーナ
>>69
[駄目だよと言うように首を振って、椅子を引いてシャーロットに座るよう促し]
(71)2006/02/25 23:59:29
村長の娘 シャーロット
>>71
―――………

[名を呼ぼうとするも―――叶わずに。
ああ。
今日、私は。

目を伏せると、唇を噛む。
ニーナに眼をあわせられないまま、引かれた椅子に腰掛けて]

(72)2006/02/26 00:03:16
見習いメイド ネリー
[ネリーは困ったように微笑んだ。
受け取りたいと思う、とても…
だけど、自分は明日にはほぼ死んでいるだろうと……
だったら、受け取れない。だから、話を変えることにした]

ん〜……ギルバートさんにお願いがあったり……構いませんか〜??
(73)2006/02/26 00:05:09
学生 ラッセル
>>68

ウェンディ…ウェンディ、ウェンディ…。…

[ただ名前を呼んだ。それしか出来なかった。]
(74)2006/02/26 00:05:48
見習い看護婦 ニーナ
>>72
[シャーロットの頭を慰めるように撫でる]


[にっこりと笑って手を離し、向かい側の椅子へ座った]
(75)2006/02/26 00:07:16
吟遊詩人 コーネリアス
[果たされた約束・・・・気づかずに頬を伝う涙・・・・

 コーネリアスはギルバートに感謝してもしきれない。

 決して届かない事は承知で・・・・]

有難う・・・・ギルバート・・・・

[コーネリアスは熱くなった目頭に手を当て自分が泣いていた事に気づく・・・・]

無事、生き延びて下さい・・・・
2006/02/26 00:07:27
流れ者 ギルバート
>>73
[微笑みを勘違いして、受け取ってもらえたんだろうと、少し安心した。

そして、また『お願い』という言葉に少し戸惑いつつ…]

…ん?お願いって…?
(76)2006/02/26 00:09:10
双子 リック
[ウェンの叫びに目を伏せて]

ここにいるよ
ずっと側にいるよ

[心臓が波打ってる。片割れの心臓。僕の心臓。]

ただウェンにはもう見えないんだ
僕の手も声も届かないんだ

[僕は心臓を残してきちゃったんだ]

僕はここにいるんだよ!

[傷がある。大きな傷。胸の中に穴がぽっかりと空いているから。]
2006/02/26 00:14:02
双子 ウェンディ
[応えがない。
 ――どうして。

 それは――――――]

――――違うわ、あれはリックじゃない、リックじゃない、リックじゃない…っ…!

こんな、こんなことがあるわけない…っ…!

ラッセルおにいちゃん…そうよね…っ…!?
あんなの…全部夢なのよ…っ!
リックが…リックが人狼の餌になっただなんて…っ!

[一度は夢の世界に押しやってしまった、残酷な現実。
 そこにニーナは決定的すぎる粛清を下した。
 
 眼が霞む。
 呼吸が苦しい。]
(77)2006/02/26 00:15:12
村長の娘 シャーロット
>>75
[撫でられて、また少し泣きそうになる。]

―――っ…

[項垂れて。心を落ち着かせようと、眼を閉じる。
懐中時計を握り締めて。]
(78)2006/02/26 00:15:46
見習いメイド ネリー
[ギルバートとヴィンセントの争いから、ギルバートが狼の可能性はきっと一番低いなと思う。だから、願う。ギルバートにはシャーロットの比ではないほどの残酷な願いを…]

明日、一番にお墓か遺体安置所に私を迎えに来てくださいな。たぶん、どちらかの場所にいると思いますので〜

でね、でね……ん〜傍がいいんですよねぇ…わがままですけど…

[自分の遺体はできるかぎり、誰にも見つけられたくはないなと思った。何なら、もう骨まで食べてしまってよと狼に望むが、一人になった狼がそこまで大食漢にも思えない。
見つけられることが避けられないなら………極力誰かに見つかる前に処理をして欲しいと願った。大好きなあの二人の傍に……]
(79)2006/02/26 00:17:09
双子 リック
[身を切られるような痛みが体を襲ってる]

彼に殺されたんだよ
ラッセルお兄ちゃんに

[文字通り、根こそぎ何かを奪われてしまうような痛み]

だから、もう、いないんだ。

[唇を噛み締めた。痛みに耐える。耐えるしかない。]

だからもう僕は助けられないんだッ!

[ばくばくという鼓動とともに体から血が溢れ出る気がした。死んでるのに。]

死んでるから。

[抱きしめようと手を伸ばしす。リックはそのままウェンにとけ込んだ]
2006/02/26 00:19:43
村長の娘 シャーロットは、双子 ウェンディの声にはっと顔を上げて。――悲痛な叫びに眉を寄せた。
2006/02/26 00:20:21
見習い看護婦 ニーナ
>>78
[目を閉じたシャーロットの前に、破り取られたメモ帳のページを置く。

「あなたはあなたの道を、信じて進めばいい」

そう書かれたページを]
(80)2006/02/26 00:23:06
見習いメイド ネリー
もしもギルバートさんが狼でしたら……

それでも、きちんと処理して下さいなって願っているんですよねぇ……

でも、間違っていないはず。そう、きっと間違ってはいないのだ。ギルバートは狼ではない。確信している。

大丈夫、目が見えない分、人の声で判断してきたから……
嘘をつく人の声はもっと……揺れていたから……
2006/02/26 00:24:11
学生 ラッセル
[全部夢さ。悪夢だから。

そう言えたらどれだけ良かっただろうか。
自分の目にした惨状。赤い景色。血の色。リック。

今だ目に付いて離れない。

綺麗な赤。]
(81)2006/02/26 00:25:46
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/02/26 00:28:40
双子 リック
[ウェンの中でリックの意識は薄れる。薄れてしまう。そのまま微睡んだ。]

ほら。こんなに近付いてももう分からないじゃない。
僕はウェンに重なっているよ。ウェンの中にいるよ。

[その存在に抱かれるように。生まれるときのように安らかな微睡み。]

僕のことを思い出さなくてもいい
思い出してまた狂うのなら忘れてもいい

僕が死んだことなんて忘れてしまえばいい
そうすればラッセルお兄ちゃんが僕を殺したことも忘れられる

[けれど、と言って言葉を切る]
2006/02/26 00:29:56
双子 リック


何も変わらないよ。
2006/02/26 00:30:31
学生 ラッセル

[思い出した光景に、瞳が疼く。僅かに金色が差し。]
(*4)2006/02/26 00:30:40
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/02/26 00:31:02
学生 ラッセル

……はははっ。

[静かに、笑う。]
(*5)2006/02/26 00:31:19
学生 ラッセル

……はははっ。
 
[静かに、笑う。]
2006/02/26 00:31:33
双子 ウェンディ
[黙ったままのラッセルを、ただ見詰める。
 
 落ち着かなく揺れ動く眼球。
 がんがんと耳鳴りがする。

 だめ。

 ―――これ以上、保てない。]
(82)2006/02/26 00:33:51
村長の娘 シャーロット
>>80
[ラッセルに縋るウェンディが見えて―――
かさり、と僅かな音にまた机に視線を戻す。

そこには…見慣れた、ニーナの筆跡で]

―――ニーナ…

[顔を上げ、ニーナを見つめる。
名を呼ぶ声が震えた。]
(83)2006/02/26 00:34:29
双子 リック
[穏やかな口調で続けた]

そう。それじゃ何にも変わらないんだ。
僕がもう何も出来ないように。何も変わらないんだ。

ラッセルお兄ちゃんは人狼で。
お兄ちゃんは生きていればウェンが死んじゃうんだ。
ウェンが生きていればお兄ちゃんは死んじゃうんだ。

[こんな酷いことが何で真実なんだ…とぼやいた]
2006/02/26 00:35:19
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/02/26 00:39:22
流れ者 ギルバート
>>79
[傍がいい…という言葉に…やや違和感を覚えつつ…]

…?どっちかに…いるのか?
まぁ、それくらいのお願いなら、全然OKだぜ。
夜が明けたら必ず迎えにいってやるよ。

[そういって、ネリーに笑顔を向けた]
(84)2006/02/26 00:40:58
墓守 ユージーン
嘘だ……。

[ユージーンは見た。

ネリーの顔に浮かぶ死相を。

数多の死者、死の間際に訪れる死の仮面を。]

駄目だ。
ネリーちゃん……。

どうして、君までもがそんなに苦しい思いをして、戦わないといけないんだろう。
この村は平和だった。

胸が焼けるように痛いよ。

もうすぐ会える?
これは、喜んでいい事なの?
2006/02/26 00:43:25
見習い看護婦 ニーナ
>>83
[名前を呼ばれ、微笑みながら頷いた]
(85)2006/02/26 00:43:36
墓守 ユージーン
痛いよ……。

狼に食われると


−−恐怖

−−絶望

−−激しい痛み

−−そして、ほんの僅かな安堵……寂しさから永遠に開放されるという一抹の期待


反芻した。
食われたあの夜のことを。
2006/02/26 00:45:10
双子 ウェンディ
[ラッセルの腕の中で、ずるり、と崩れ落ちる。]
 
―――やっ…いやっ……!

[視界を閉ざすように瞼を閉じても、その裏に張り付いて消えない、血の跡。
 無慈悲な言葉。
 眼を背けるしかなかった現実。

 心臓が、捻れたようにずきりと痛んだ。]
(86)2006/02/26 00:48:04
見習いメイド ネリー
[ギルバートの明るい声にちくりと胸が痛んだ。とてもひどいことを頼んでいる自覚はある。だが、被害は最小限に食い止めなければならない。だから、頼むしかなかった]
>>84
ええ、きっとどっちかにいるはずなんですよ〜へへっ

ん〜と……シャーロットさん宜しくお願いしますね〜
ま、頼まれなくても、大丈夫だと思いますけど〜ふふ…

[ちょっとだけ意味深に笑うと、丁寧に頭を下げる]

お願い聞いて下さってありがとうございますね〜
さて、そろそろ戻って下さいな。何だかやはり元気がなかったですし、シャーロットさんが心配です。

私はまだやることがありますので〜

[そう呟くと、にこぉっと笑う]
(87)2006/02/26 00:49:56
学生 ラッセル
[揺れ動く眼球に、荒い鼓動。心臓の音が全身に響いている。

嘘を付けばこの場は凌げる。
この場を凌いだ所で、何時しかまた現実が、真実が襲ってくる。

自分の鼓動までもが、早くなっていた。思考は最早意味を成さなかった。]


……ウェンディ…!

[崩れ落ちる身体。小さな身体。全てがウェンディを襲っていた]
(88)2006/02/26 00:51:02
村長の娘 シャーロット
>>85
……ぅ…ッ…

[微笑みに、くしゃりと表情を歪めて俯く。
置かれたメモを両手で握り締めた。大切な何かのように]
(89)2006/02/26 00:51:08
双子 リック
[答えのない問いを繰り返す。呪縛のように。]

ラッセルお兄ちゃんまで死んだら、ウェンはどうなるの?
大切な…大好きな…愛する人を失って、それでも生きるの?
そうやて、ひとりきりで生き続けるの?

どう、生きるの?

ウェンは未来を見ると辛くなる。生きられないと思っているから。
それは本当に本当にか細い糸だから。見えないような糸だから。
操り人形。まるで、まるでね。

[ウェンの波長が乱れている。自分まで気が狂いそうな感覚。手を握りしめた。]

それでも未来を見て生きてと言うの?
そんな苦しみって、無いよ…。

[それでも、とまた言葉を切る]
2006/02/26 00:53:04
見習い看護婦 ニーナ
>>89
[シャーロットに悲しそうな顔をして、でも何か行動を起こす事も出来ずに、彼女が落ち着くのをただ待った]
(90)2006/02/26 00:53:46
墓守 ユージーン
[両手を無意識に組んでいた。

口から飛び出したのは無意識に神に祈る言葉。]


主よ……
彼女を守り給え

ほんの少しでも恐怖と絶望と苦痛から遠い場所に

彼女を導きたまえ……
2006/02/26 00:56:07
双子 ウェンディ
[引き戻される。
 また、辛い世界に。

 ラッセルの顔すら見ることができず、少女は堪えきれない嗚咽を漏らした。]

…どうして、私が残ったの…。

私が、生きることを諦めなければ良かったの…。
教えてよ…誰か、教えて…。
私は、どうして残ったの…。
(91)2006/02/26 00:58:45
双子 ウェンディ
(中)
忙しくて独り言残す暇がないよー(号泣)
2006/02/26 01:01:23
流れ者 ギルバート
>>87
[小さく、了解、と言って、シャロという言葉に一瞬ドキっとして…]

…様子が?…そうか…教えてくれてありがとう…。

やる事?こんな夜に1人じゃ危ないぜ。ちゃんと自警団の人について来てもらうなりするんだぜ?
じゃ、オレは集会場に戻るな…。

――…明日!またな!!

[そうネリーに笑顔を向けて、集会場の扉へと向かった]
(92)2006/02/26 01:03:15
双子 ウェンディ
(中)
そうだ、歌だけは一応残しておかないと。

二日目に集会場で唄ったのは、ローレライ。
五日目に唄ったのは、星に願いを。
六日目と七日目はマザーグースから。
最初は「Who killed Cock Robin」。
そして六日目から七日目にかけて唄っているのは「Ten little nigger boys」。
2006/02/26 01:07:14
双子 リック
[涙がぼたぼたと出てきた]

ウェンも…ウェンも選ばなきゃいけないんだ……
ウェンは生きてるから。
死んだ僕と違って、生きてるから。
ごめんね。

[倒れたウェンの前にしゃがみ込み切々と語りかける]

離れて初めて分かったよ。
僕、寄っかかりすぎてたね。
こんなことにならなきゃずっと気付かなかっただろうな。

[ごめんね、ごめんねと呟き続けた]
2006/02/26 01:10:17
村長の娘 シャーロット
[深く息を吸い込んで、吐き出す。

―――あなたはあなたの道を、信じて進めばいい―――

ニーナの言葉を、繰り返して。
決めたときから道は1つだったはず]

―――…

[ゆっくり顔を上げて。重い口を開く]

…自警団からの…通達を、伝えます。

[と、ウェンディとラッセルを見て言葉を切り]
(93)2006/02/26 01:10:42
見習いメイド ネリー
[明日!またな!と元気に言うギルバートの背中を見送ると呟く]

……ごめんなさい……本当に、ごめんなさい……

[その声はとても小さくすぐさま風にかき消された。ネリーはギルバートにぶんぶんと手を幾分力なく笑顔で振った]
(94)2006/02/26 01:12:14
双子 ウェンディは、見習いメイド ネリーに話の続きを促した。
2006/02/26 01:12:44
学生 ラッセルは、の身体をそっと抱え上げた。緩慢とした動作で立ち上がる。
2006/02/26 01:12:56
学生 ラッセルは、双子 ウェンディの身体をそっと抱え上げた。緩慢とした動作で立ち上がる。
2006/02/26 01:13:20
墓守 ユージーン

[ユージーンは*祈った*]
2006/02/26 01:14:19
見習い看護婦 ニーナ
>>93
[頷いて、静かに、ただ真っ直ぐとシャーロットを見つめた]
(95)2006/02/26 01:15:56
双子 リック
[ウェンの言葉>>91に頭を振って]

もう分からない。
でも分からなくていい…
どんなに考えても分からないなら、それでいいよ。

[なんでウェンがこんなに苦しまなくちゃいけないんだと吐き捨てた後]

僕はウェンが選ぶのを見なきゃいけない。
ウェンが何を選んでも抱きしめてお疲れさまって言うんだろ。
なんでこんなに…何度も何度も心に決めるのに。
狂っちゃうんだろうね。

やっぱり何か足りないんだろうな。
それとも何か有りすぎるのかな。
答えなんて最初から無い。結末が同じでも違うから。
起きたこと全部が答えになるんだ。

[ふうぅとため息をついた。刹那、痛みに頭が眩む。]
2006/02/26 01:17:55
双子 リック
[ふらりとリックの姿がぼやけた]

選ぶのと違うよね…
僕の時はもう止まってるから…

[そして、よろよろとウェンの後を*ついていった*]
2006/02/26 01:19:24
双子 ウェンディは、学生 ラッセルの背中をきつく掴んだ。
2006/02/26 01:21:33
学生 ラッセル
[ウェンディを抱えたまま階段を上り、部屋へと入っていった。
シャーロットの言葉は、聞こえなかった。それでも今は。]
(96)2006/02/26 01:22:05
見習いメイド ネリーは、名残惜しそうに集会場を見つめ、ふらふらとお墓に向かった。
2006/02/26 01:23:44
村長の娘 シャーロット
――――……
[ラッセルとウェンディの姿が消えるのを確認して。
これ以上ウェンディに、残酷な現実を見せたくなくて。
―――気休めだとしても。

少し、目を伏せて]


…ニーナを。

本日、…詰め所へ、連行――します。

[表面上の平静は保ちながらも
手は白くなるくらいに握り締められていた。]
(97)2006/02/26 01:25:30
流れ者 ギルバート
[集会場の扉を開けた――
 ――瞬間に通達された……]

…なっ…。

[思わず、言葉を呑んだ…覚悟していた…昨日からずっと…けれど…納得なんてできるわけがなかった…]
(98)2006/02/26 01:26:42
双子 ウェンディ
[リックの喪失を埋められるものは何もないと思っていた。
 けれど、抱き締めてくれる彼の腕に、まだ大事なものが一つだけ残っているのだと思い知る。]

…ラッセルおにいちゃん…。

[涙で濡れた瞳で彼を見上げると、彼女は幼い指先をラッセルの頬へと伸ばした。]
(99)2006/02/26 01:26:44
双子 リック
[部屋の隅から二人の姿を眺めていた]

…ね。ウェン。

ラッセルお兄ちゃん、好き?
人狼って分かっても、好き?

[応えの無い問いは闇の中に消えた。何もなかったかのように。]
2006/02/26 01:29:27
見習い看護婦 ニーナ
>>97
[うん、と頷いた。事実を淡々と受け止めるように。唇がごめんねと動いたが、それが通じるかどうかは関係なく、微笑んだ]
(100)2006/02/26 01:29:55
見習い看護婦 ニーナ
>>98
[声が聞こえて、振り返る。ほんの少し切なさが顔に出て慌てて先ほどと同じような笑顔を浮かべた]
(101)2006/02/26 01:30:45
流れ者 ギルバート
シャロ…辛い…よな…。

…どうして…傍にいてあげなかったんだろう。

ニーナ…。

無理をして…笑わないでくれ…。心が締め付けられる。
2006/02/26 01:32:23
学生 ラッセル
>>99
[頬へと伸ばされた手。その上から、そっと手を重ねる。
ヴァイオリンを作る手は職人の其れで、ごつごつと固かったかもしれないが。
そっと、傷つけない様に優しく添えて。]


…ウェンディ…。俺は、俺はここに居るから……。

[静かに、唇へそっと口付けた。何時もの、頬へする挨拶のキスではなく。
静かに、髪をそっと撫でた。細く真っ直ぐな星月の色の髪を。
そして、静かにもう一度抱き締めた。壊れてしまわないように、そっと。]
(102)2006/02/26 01:34:09
村長の娘 シャーロット
――――…

[顔を、上げることができない。
ニーナが頷く気配がして。
扉が開く音がして。
―――それでも。

見てしまったら。きっと耐えられない。
確り。
確りしなければいけないのに。]
(103)2006/02/26 01:36:03
見習いメイド ネリー
[お墓に来ると、もうほとんど見えない瞳は閉じた。視覚に頼るのではなく、嗅覚に頼る。ほんのわずかに香る花の香り……]

……このあたり??

[ユージーンのお墓に供えた椿の香りだけを頼りにユージーンのお墓に近づくとそっと触れる]

もう少しで会えるかなぁ?ん〜敵討ち考えてたんだけど、いまいちうまくできなかったみたい……ごめんなさい。

[小さく呟くと、ネリーは隣に墓穴を掘り始めた。少しでもギルバートの負担にならないように……そんなのは気休めで肉体労働を減らすだけだと分かっていても、ひたすら自分の墓穴を掘り始めた]
(104)2006/02/26 01:36:53
流れ者 ギルバート
[シャロの握り締めた手を見て…辛い決断をさせたとすぐに気付いた…]

…ぁ…シャロ……大丈夫か…?

[自警団の決定は覆せない…そうわかっていても…]

…ニーナは、狼じゃねぇのに…なんで……ニーナなんだ…

[そう…呟いた。ニーナの笑顔に答える事もできずに…]
(105)2006/02/26 01:39:30
医師 ヴィンセント
[最後に見たのは己の処刑される光景。
それすら嘲笑の対象でしかなかった。

そして今、自分の身に起きている事さえ他人事の様に思える。
そう、今自分が目にしている光景も所詮は嘲笑の対象でしか無い…]

フッ…。これは何とも面白い。
これは何の冗談だ。

確かに死んだはずだがな…?
死んだものたちの怨念か。
それとも…
2006/02/26 01:40:38
双子 リック
[くす、と笑いを漏らした]

応えが無くても分かってるか。
だって僕は双子だから。

[目を伏せた。春の夜の夢のような、柔らかく寂しい笑顔。]

分かっちゃうんだ。

[もう一度二人を見てうなだれて下を向いてこらえて]

さてと。お邪魔虫は消えようっと。

[すうぅとリックの姿が*消えていった*]
2006/02/26 01:41:39
双子 ウェンディ
[最初は何をされたのか解らなかった。
 あまりに突然すぎて。
 抱き締められても、言葉を失ってしまったように何も出てこないまま、暫くの時間が過ぎる。

 そして、漸く出てきた言葉は]

…ラッセルおにいちゃん…?

[疲れ切った精神が見せた幻ではないか。
 これも、また夢なのか。
 
 そんなことしか、思い浮かばなかった。]
(106)2006/02/26 01:45:50
村長の娘 シャーロット
―――…ごめんね…

[ぽつりと、一言]

―――…恨んでくれて構わないから…
―――…憎んでくれて、構わないから…

[俯いたままで。握り締めた手が震えている]
(107)2006/02/26 01:46:21
見習い看護婦 ニーナは、ほんの少し眉を歪ませながら、目を閉じた
2006/02/26 01:46:55
流れ者 ギルバート
>>107
[シャロの震える手に気付き、近寄り―
  ―そっと、手を握り締める…]

…これで、少しは震えおさまるか?
(108)2006/02/26 01:51:18
医師 ヴィンセント
ここは何でも見えるんだな。
便利なものだ…何処まで真実かは分からんが…な。

それにしてもラッセル君。
君にそんな趣味が…その…あったとはね。

少し君には期待していたんだが…


フフ…フフフ…
[そう呟くと遠くを見た]
2006/02/26 01:52:43
見習い看護婦 ニーナ
>>107
[ゆっくりと、でも確かに首を振る。目を開いてペンを握った。残りの少なくなったメモ帳にため息がゆれる。

「そんな事出来ない」
「私はシャーロットが好きだから」
「ネリーも、ウェンディも、ラッセルも、好きだから」
気持ちが伝わるだろうかと、逡巡しながらそっとメモをシャーロットの方へ向ける]
(109)2006/02/26 01:53:27
修道女 ステラ
[ステラはすぅと姿を現した]

…先生、きてらしたのね…。

…みて、らしたのね。

……。ね…そんな趣味が…。
あったなんて…。

[ステラもそう呟くと遠くを見た。]
2006/02/26 01:54:08
吟遊詩人 コーネリアス
[ネリーの様子を見て彼女の決断と、先ほどの言葉の真意を悟る]

駄目だっ!早くっ!早く集会所に戻るんだっ!此処に居てはいけないっ!

[『少女』に向かって必死に手を伸ばし、危険な場所から遠ざけようとする・・・・

 肉体を失ったコーネリアスの手は虚しく空を掻く・・・・

 必死の声も、生者には届かない・・・・

 コーネリアスの想いも、声も『少女』には届かない・・・・]

 其処に居ては駄目だ!駄目だんだっ!

 貴女は、生きて、そして幸せになるんだっ!

 戻って・・・・戻って下さい!

[何度も空を掻く手を必死に伸ばす]
2006/02/26 01:55:23
見習い看護婦 ニーナ
分かる。分かってる。

駄目だ。


――呑まれるな
2006/02/26 01:55:47
村長の娘 シャーロット
[ギルバートの手があたたかい。
少しだけ顔を上げ、ぎこちない笑みを浮かべる]

――…ごめん、ありがとう…
…でも

[今は、ニーナが――ニーナの、ほうが。]
(110)2006/02/26 01:55:51
学生 ラッセル
……。

……俺が、傍に居るから…。

[穏やかに、優しく抱き締めたまま呟く。
消える運命にあったとしても。手放すことは出来なかった。
手放したくなかった。ただ抱き締めた。]
(111)2006/02/26 01:57:03
見習い看護婦 ニーナ
[それが嫉妬である事には気付いていたけれど、気付かないふりをしながら、せめて後少しだけ、心が負けてしまわないように、強く歯を食いしばった]
2006/02/26 01:57:12
医師 ヴィンセント
[力ない言葉を発する者に気づき]
おや、シスター…。
久しぶり…というべきかな?
まさかこんな所で再会しようとはね。

いや、ここに来た時点である程度は想定内だったんだが…。

流石に…ね。
あのラッセル君は…想定外だったよ…。

[何か目の前にお花畑が見えてきた
ああ、なるほど之が死者の国と言うものか…]

フフ。ウフフ…。
2006/02/26 01:57:37
見習いメイド ネリー
[ひとしきり自身の墓穴を掘り終えると、まず鍵を入れる]

……使いたかったなぁ…自分の家に憧れてたの。ずっと、一人だったから…これ貰えた時嬉しかったぁ…

[次に洋服の入った箱を墓穴に入れる]

きっと、素敵なお洋服だったんだろうなぁ…
[少しだけどんな洋服だったか妄想して楽しそうにするが、すぐにため息一つ]

はぁ…着てみたかったけど、最後は、コーネリアス様に繕っていただいたこの洋服がいいかな…うん……これも宝物だから…

[次にリュートに手を触れ、奏でようとするが、騒音にしかならない音しか奏でられない。恥ずかしそうにへへっと照笑いをし、とても大切そうに墓穴にしまいこむ]

これは、やっぱりコーネリアス様が奏でないと言うこと聞かないみたい…私じゃ無理みたい。

[最後にサークレットに手を触れ、これも墓穴に仕舞おうかと悩むが、少しだけ考え込み、ポケットに仕舞う]

ちょっとだけ勇気が欲しいから、うん、これだけは持って行くね。

[墓穴に色々入れると、満足げに立ち上がる。明日ギルバートがここに埋めてくれることを祈り、最後のお役目を果たしに遺体安置所に向かった]
(112)2006/02/26 02:00:18
見習い看護婦 ニーナは、流れ者 ギルバートを見ないようにした。
2006/02/26 02:01:32
修道女 ステラ
…ええ…そうね…こんなところで再会するだなんて…っていうのは…皆がいるから…わたしもまぁまあ…想定内だったわ………。

……そうね…先生、そうね……。
想定外だったわね……。

わたし…さすがに…見てはいけないものと、見てもいいものがあるってことをしったわ…先生…。

わたし…もう…見ないことに…するわね…!

ふふ…うふふ…

[何か頭にチューリップが咲いてる気分になってきた。
ああ、なるほどこれが天にも昇る…ってこれは全然違うと思った。そして、混乱しているのだと思った。]
2006/02/26 02:01:45
流れ者 ギルバート
―――シャロ…―――

オレは…何をお前にしてあげれる?
お前の為に…オレは何をしてあげたらいい?

――……シャーロット……!!!!!!
2006/02/26 02:01:49
学生 ラッセル

これで良い――。

――そして。
(*6)2006/02/26 02:02:27
双子 ウェンディ
[告げられた言葉に涙が溢れそうになって、それを堪えるようにラッセルの肩口に顔を寄せた。]

…言わないで…

…死にたくない、って、思う、から…。
消えたくない、って…思うから…。

だめ、それ以上は聴きたくない…っ!

[けれど、聴きたいとも思う。その先の、決定的な一言を。
 それは浅ましい欲で、酷く惨めな…けれど純粋な思いでもあった。]
(113)2006/02/26 02:03:08
修道女 ステラ
[ステラは"声"を聞いてガビーーーン!!]


こ、これでいいの…

そう…
2006/02/26 02:03:35
医師 ヴィンセント
エエ…そう…。でも…

これで良い――。
2006/02/26 02:03:57
学生 ラッセル


     はははっ。
 
                       わははっ。




            あははっ。
(*7)2006/02/26 02:04:05
村長の娘 シャーロット
>>109
[ニーナがペンを走らせる音がして、ゆっくりと顔を上げる。
メモ帳が―――此方に向けられていて。
そこには。]

――――…!!

[見る間に蒼い瞳に涙が滲んで。
組んだ手を解き、己の片手を顔に当てる]

…ニ、ナ……ッ…
(114)2006/02/26 02:04:15
学生 ラッセル


―――?
2006/02/26 02:05:49
修道女 ステラ
[ステラはうろたえながら先生に言った]

…先生……笑ってるわよ……。
先生が…あんなに気の毒なことするから…。
あんなことになっちゃったのかも…しれないわよ…。
…先生…。

[混乱しているようだ。]
2006/02/26 02:06:05
学生 ラッセル


ウェンディ…
2006/02/26 02:07:23
見習い看護婦 ニーナ
[ギルバートの名前は書けなかった。それを形に残るものとして己の中から出してしまえば、もう今のように笑顔を浮かべたり出来なくなる気がして]


[シャーロットの顔を見つめる。――泣かない。笑顔のまま、大丈夫だと言うように]
(115)2006/02/26 02:07:24
学生 ラッセル


ウェンディ…?
2006/02/26 02:07:41
学生 ラッセル


…はははっ。
2006/02/26 02:08:05
吟遊詩人 コーネリアス
[ネリーの「旅支度」は進んでいく]

ネリーーーーーーーーーーーーーーーっ!

[誰にも届く事の無い慟哭が響き渡る・・・・]
2006/02/26 02:08:25
医師 ヴィンセント
[お花畑をしばらく見ていたがハッと我を取り戻し]

ステラいいかい?
我々は人類を管理するべき最高位の生き物だ、
当然の事をしたまで…

いや、なんて言うかすまん…
あの…その…すみませんでした…

[再びお花畑の世界へ飛び出した]
2006/02/26 02:08:42
修道女 ステラ
先生ー…!いろいろでちゃってるわ、帰ってきてー…!!

[ステラは先生を呼び止めた。]


……。

…ところで…先生…そんな「目覚め」を期待してただなんて…

[ステラはドン引きだ。]
2006/02/26 02:10:25
医師 ヴィンセント
[…ビクゥ!]

い、いや、違うんだシスター…!
まさかあんな「覚醒」するだなんて夢にも思わなくて…
俺としたことが…。

その…読み間違えたって言うか…
なんていうか…想定外。

ウフフ…。

[眼鏡の奥から一筋の水が流れた]
2006/02/26 02:12:28
流れ者 ギルバート
[メモにオレの名前がない…そう思った…
けれど…昨日のニーナを思い出し…――理解した…]

[シャロが悲しんでいる…それなのに、自分は、ただ傍にいる事しかできない…そんな自分に腹が立った…]
(116)2006/02/26 02:14:17
修道女 ステラ
[ステラはじと目だ。]

…先生…隠したってだめよ…
どうせ先生もそうなのね…だって…先生は先生だもの…。

あーあ………

あーあ………

あーーあ………

[ステラは涙を流すヴィンセントに容赦ない「あーあ」を浴びせた。]
2006/02/26 02:15:05
学生 ラッセル
[どれ程残酷な言葉かも理解していた。いや、理解しているつもりになっている。
消え往く身体に。縮み続ける身体に。一緒に暮らしてきて、目にしていた。

それでも。刻み込んでしまいたかった。]


俺はウェンディが好きだから。
(117)2006/02/26 02:15:25
見習い看護婦 ニーナ
…馬鹿
それこそ、抱きしめてしまえばいいのに

でも私はそれを促す事が出来ない
矮小な自分が、少し嫌になった
2006/02/26 02:16:51
学生 ラッセル


[彼は、笑った。交じり合った嘘は、形を留める事無く。]
(*8)2006/02/26 02:17:29
医師 ヴィンセント
[眼鏡の奥から色んなものを溢れさせながら]

ち、ちがっ!
違うんだステラ君…!!
この高貴な俺がまさかそんな事が…!

お願いだからそれ以上その
「あーあ」
で俺を責めないでくれー!!
[両手で耳を塞ぎ、今にもかけている眼鏡が飛びそうな勢いで頭をブンブンと振る]
2006/02/26 02:17:38
見習いメイド ネリー
[遺体安置所にふらふらと歩いて行く。何度も往復した道だから体が覚えていたので難なく辿り着ける。人払いはすでにしてあった。狼の記憶を探るのに、気が散るから昼間に自警団の面々に誰も来るなと伝えた…]

……はぁ……

[気が重くて仕方ない。触りたくもない。だが、触らなければならない。異彩なオーラを放つ自称医者の狼を…]

…………最後の狼はきっとあの人…

[常に冷静に物事を客観視していたネリーには自分を殺しに来る人物の予想がついていた。ウェンが狼なら、血の繋がったリックは襲えない。ギルバートが狼でヴィンセントとの昨日の争いが演技なら、完敗だ。だが、きっとそうじゃない。そうなると、もう一つしか答えが出て来なかった]
(118)2006/02/26 02:18:44
学生 ラッセル


[それでも人間の顔は今だ動き続けている。


人狼の顔は何かと混ざり、昇華する様に何かを求めて。

既に仲間の名前も消えて久しかった。]
(*9)2006/02/26 02:19:00
農夫 グレン
[グレンは、
ふっと霊体の皆が集まっている場所に現れたはいいが…

「場所、間違ったかな。」

と思った。遠くから見ている]
2006/02/26 02:19:00
修道女 ステラ
あーあ…
…先生の高貴ってそういうことだったのね…。

ふぅん…そう…

ふぅぅん…そうなのね…。

ふぅうぅん……へえ…ふーん……へぇー……。


あっ…!いけないいけない…!
人間の声なんて聞こえないわ〜…♪
[ステラはラッセルの声を聞こえないふりをした。聞いちゃいけない気がしまくりだ。]
2006/02/26 02:19:38
双子 ウェンディ
[だめ、と、掠れた声で呟いた。
 けれどその言葉は、とても簡潔なものだったのに、深く刻み込まれてしまった。]

…わ、私だって…ラッセルおにいちゃんのことが、好きよ…?

家族、だもの…。

[それでも彼の言葉を否定するように。
 そして自身の、先走りそうになる気持ちを留まらせるためにも、心にもない言葉を投げつけた。]
(119)2006/02/26 02:20:14
修道女 ステラ
[ステラはグレンに目撃されていたことに気づいた。今世紀最大級のガビーーンが訪れた。ガビーン。]

…グ…グレンさ………!!

[ガビーンガビーンガビーンガビーン…←エコー]
2006/02/26 02:21:13
見習い看護婦 ニーナは、流れ者 ギルバートの顔を見る事が出来ないので、様子には気付かなかった
2006/02/26 02:21:21
医師 ヴィンセント
だ、だからちがっ…!!
利用したのは悪かった!
いやもう全部謝るから…!!

ラッセル君もその動き続けているものを今すぐ止めたまえー!!
2006/02/26 02:21:37
農夫 グレン
… … …

[ 「あ。ステラさんに見つかった。」
そんな事を言いたげな顔だった。]
2006/02/26 02:22:47
村長の娘 シャーロット
―――ごめんね…
こんなこと言える資格ないのに…

…ごめんね…

[手を伸ばして。体を乗り出して。
自分の向かいに座るニーナを抱きしめた
俯いた自分に、ニーナがしてくれたように。]

―――覚えてる、わたし…覚えてるから…
…わすれないから…

[小さく小さく囁く]
(120)2006/02/26 02:23:50
修道女 ステラ
全部謝ったって先生…。
先生…だめよ………。
私のことは…いいとしても…(いいの?)
………その趣味は………
先生…その歳だもの……

…犯罪にも…程があるわ……

[今日のステラのヴィンセントへの発言は一味違った。棘が生えていた。]
2006/02/26 02:24:56
学生 ラッセル

……俺は、ウェンディが好きなんだ。

…ずっと言えなかった。でも、だから。

[そう言い切ると、何も言う事無くただずっと小さな身体を*抱き締め続けた*。]
(121)2006/02/26 02:26:50
修道女 ステラ
[ステラはグレンの顔にショックを受けた。]

…先生のせいだわ………

[そしてあろうことかヴィンセントの所為にしたが、今は正当化できてしまうように思われた。]


グレンさん…ごめんなさい…こんなわたしで…ごめんなさい…
2006/02/26 02:27:28
見習い看護婦 ニーナ
>>120
…っ
[逆に泣きそうになってしまって、それでもギリギリのラインで押し留める。抱きしめ返しながら、囁きにこくんと、小さく、でも強く頷いた]
(122)2006/02/26 02:29:11
医師 ヴィンセント
[…ブツブツと呟きながら]

フフフ…。
そうさ、そのとおりさ。
想定内。想定内だよ…。

フフフ。ウフフ。アハハ…!!

メダパニメダパニメダパニ!

[まるで漫画の様に涙を流しながら
  己にメダパニをかけ続けている]
2006/02/26 02:29:14
農夫 グレン
… … …

[ 「犯罪」

… … ヴィンセントを、どうしようこの人。
あ、この人狼、と見ている]

!!!

ス、ステラさんは何とも悪くないよっ!

[―――そして、ちょっと生温くヴィンセントを見つめた]
2006/02/26 02:31:10
医師 ヴィンセント
>>121
[少しの間混乱していたが何かに気づき]

ま、まてー早まるなー!!
それ以上はいかーん!!!
2006/02/26 02:31:38
修道女 ステラ
!!!
先生…!そのとおりなの…
先生…そのとおりなのね…………。

先生の…最後のことば…「我は悪なり」って……


そんな悪だったの……。
[ステラの目は冷たかった。ステラは先生につられてメダパニダンスを踊った。]
2006/02/26 02:32:13
見習いメイド ネリー
[覚悟を決めると、ヴィンセントの体に触れる]

……きゃぁ…

[体に電撃が走ったような衝撃を受け、思わず手を引っ込める。再度ヴィンセントに触れようとして、ネリーは理解した……ネリーの世界が闇に染まったことを…何も見えなかった…何一つ…目の前にかざした自分の手のひらすらも……]

………いやぁ…

[絶対的な闇がネリーを支配した。それは想像を絶する恐怖だった。ネリーはその場から一歩も歩けなくなっていた。お墓に帰りたい…そう願う気持ちとは裏腹に、ネリーはその場から一歩も動けず…最後の時をただ静かに待つしかなかった]
(123)2006/02/26 02:32:19
医師 ヴィンセント
死んだ身で 何も出来ない このむなしさ

どうしてくれよう ホトトギス。

ヴィンセント。叫びの短歌。
2006/02/26 02:35:01
修道女 ステラ
グレンさん…わかってくれてありがとう………。
[グレンに寄り添い、そしてグレンとともに、生ぬるくヴィンセントを見つめた…]


>>121
[ステラは、耳をふさいで明後日の方をむいてきこえていないふりをしつつ口笛を吹いた。ぷぴゅぅ〜♪]
2006/02/26 02:35:08
双子 ウェンディ
[どうして。
 リックを助けることができなかった自分に、こんなことがあっていい筈ない。
 
 三人だったのが、二人になって。
 二人は、いずれ一人になるのに。

 こんなことがあっていい筈がない―――]

…ごめん、なさい…

[少女は泣きながら呟き続けた。
 何に対して謝っているのか、自分でも解らない。
 けれど、ただずっと謝罪の言葉を*ラッセルの腕の中で繰り返していた*]
(124)2006/02/26 02:35:25
村長の娘 シャーロットは、見習い看護婦 ニーナに頷くと、そっと離れた。―――時間が迫っていた。
2006/02/26 02:35:28
農夫 グレン
!!!

[―――ステラがメダパニダンスを踊る。
まるで熱帯夜における狂乱のように。

グレンは見てられない。
だが、踊る阿呆に見る阿呆。 同じ阿呆なら踊らにゃ損損―――遠き昔に聞いた御伽噺を思い出した]
2006/02/26 02:37:04
見習い看護婦 ニーナ
いっそ、泣いてしまいたい
ぼろぼろに、目が溶けてしまう程に泣きじゃくってしまいたい

でもそれをしたら、やさしいシャーロットは悲しんでしまうから
だから我慢するんだ

きっと、ギルバートは
――そこまで考えかけて、それ以上を想像するのが怖くなって、やめた

…いくじなし
2006/02/26 02:37:12
双子 ウェンディが「時間を進める」を選択しました
農夫 グレン
… … 悪いのは、ヴィンセント先生1人、だね。

[ステラに寄り添われ、グレンは嬉しそうだ。
… 人を喰い殺していったヴィンセントをやや哀れみ混じる瞳で、じっと見つめている]
2006/02/26 02:38:35
見習い看護婦 ニーナが「時間を進める」を選択しました
医師 ヴィンセント
ふ、フハハハハ!!

我は悪なり…!

フハハハハハ…


[涙が…止まらなかった]
2006/02/26 02:39:28
修道女 ステラ
[ステラは、グレンにメダパニダンスを見られてハッとした。が、あろうことか、グレンに一緒に踊る…?という視線をむけた。だが思い直して踊るのをやめて恥ずかしそうにした。わたしったら…!]
2006/02/26 02:39:51
見習い看護婦 ニーナは、村長の娘 シャーロットに話の続きを促した。
2006/02/26 02:40:12
村長の娘 シャーロットは、見習いメイド ネリーに話の続きを促した。
2006/02/26 02:40:50
見習いメイド ネリーは、あまりの恐怖に耐え切れず、静かにその場で*気を失った*
2006/02/26 02:40:55
吟遊詩人 コーネリアス
[その場で動けずに居るネリー・・・・
 そこに居ても何も出来ないコーネリアス・・・・

 コーネリアスはただ、彼女が幸せであれば、と願った・・・・

 その願いも打ち砕かれるのか・・・・]
2006/02/26 02:41:04
修道女 ステラ
ええ…今回ばかりは…先生が悪よ…
そして、我は悪なりって自己申告してる…
先生…

[ステラは、可哀想なものを見る目で、涙が止まらないヴィンセントを見た。]
2006/02/26 02:41:14
流れ者 ギルバート
[シャロがニーナから離れる…もう時間なのかと気付かされる―]

……ニーナ……。

[言葉が出ない。
名前を呼ぶ事しか

オレにはそんな資格もないに…――]
(125)2006/02/26 02:42:36
見習い看護婦 ニーナ

[シャーロットに、「ちょっとだけ2階に行ってきていい?」とメモを差し出し、首をかしげた]
(126)2006/02/26 02:44:11
見習い看護婦 ニーナ
>>125
[名前を呼ばれて。振り向かないという選択肢は自分には存在しなかったから、ぎこちなく顔を向ける。微笑みを保つのが、難しかった]
(127)2006/02/26 02:46:18
村長の娘 シャーロット
>>126
―――…うん…。

[頷いて]
(128)2006/02/26 02:46:52
農夫 グレン
[ … グレンはステラの誘うような視線を受け、
だが瞬時に、恥ずかしそうにする顔を見て思った。

彼女に恥ずかしい思いはさせられない。僕も踊ろう、と。

簡単だが踊ってみた]
2006/02/26 02:47:18
見習い看護婦 ニーナは、村長の娘 シャーロットに微笑んで、ギルバートから逃げるように階段を上った
2006/02/26 02:47:40
吟遊詩人 コーネリアス
[気を失ったネリーを助け起こす事も、安全な所に移す事も出来ない歯痒さに、コーネリアスは自分に怒りを覚える]

何で!何でまたっ!また失うと言うのかっ!!!!

[理解したくなかった『少女』の死・・・・
今完全にコーネリアスの目にはネリーと『少女』が重なって見える]
2006/02/26 02:47:46
見習い看護婦 ニーナ
笑顔を作るのは、得意だった筈なのに

…駄目だなぁ
弱くなったのかな…
2006/02/26 02:48:31
医師 ヴィンセント
[もはや自我を保つことさえままならなかった。
そう、もはや出来ることは一つ。

踊る。

それだけだった。]


ヴィンセントはメダパニダンスを踊った

  ヴィンセントは混乱した!
2006/02/26 02:49:17
修道女 ステラ
[グレンが―…踊った。簡単だが、確かに。
ステラの脳裏にある御伽噺が―…踊る阿呆に見る阿呆。 同じ阿(略)…]

グレンさん…

優しい人…

[ステラはグレンのダンスが心底愛しかったので、ステラも簡単に一緒に踊った。]
2006/02/26 02:49:39
修道女 ステラ
[三人の幽霊が…踊っている…]

[異様としか言うことができない光景だった。]
2006/02/26 02:50:12
流れ者 ギルバートは、見習い看護婦 ニーナを黙って目線で追った…そうする事しかできなかった…
2006/02/26 02:50:45
見習い看護婦 ニーナは、流れ者 ギルバートの部屋のドアを開ける。中に入って、堪えきれず涙腺が緩んだ。
2006/02/26 02:51:03
見習い看護婦 ニーナ
…っ
[そのまま崩れ落ちてしまいたかった。でも、最後にこれだけはやってしまいたかったから。多分もう握る事は無いだろう、手によく馴染んだペンを手に、レターセットを取り出して手紙を書き始めた]
(129)2006/02/26 02:53:16
見習い看護婦 ニーナ
[まず、シャーロットへ。

「辛い役を背負わせてしまってごめんね」
「でも、ありがとう」
「泣いてもいいけど、泣き止んでね」
「そして明日を見つめていて欲しい」

余り長々と書いている時間もないだろうと、やや簡潔に。読み返して、頷いて封筒にしまう]
(130)2006/02/26 02:59:05
見習い看護婦 ニーナ
[そしてネリーへ。

「嘘ついてごめんね」
「正しい事を言っていたのに、一時的にでも疑わせてごめん」
「もっと色々とネリーのこと知りたかった」

それがネリーへと伝わる事が無いなど、知らなかったから、書き終えてため息を]
(131)2006/02/26 03:03:22
見習い看護婦 ニーナ
[続けて、ウェンディへと。

「迷惑だろうけど、私は昔の自分とあなたを重ねてて」
「だからつい、何か言わずにはいられなかった。ごめんね」
「私は取り返しのつかない事になったけど」
「あなたにはまだ、残ってる物があるから」
「ただ、後悔だけはしないようにしてね」

書き終わって、苦笑を漏らした。果たして、読んでくれるのだろうかと]
(132)2006/02/26 03:07:00
見習い看護婦 ニーナ
[そしてラッセルへと向けた手紙を書き始める。

「最後だから告白するけど、ラッセルは私が好きだった人に雰囲気がちょっとだけ似てたの」
「だからラッセルと一緒に居る時は、嬉しかったよ」
「ひとつだけお願いがあるの」
「ウェンディの手を、出来ればずっと握ってて欲しい」
「私が干渉する事じゃないけど、でも」

書き直そうかと思ったけど、やっぱりこれでいいかと封筒に入れる。後は――ギルバートだけだと思うと、ちくりと胸が痛んだ]
(133)2006/02/26 03:12:17
見習い看護婦 ニーナ
[ギルバートに宛てる手紙を書こうとして、ため息が出た。何度も何度も逡巡を繰り返しながら、したため始め。
「最後に変な事して、ごめんね」
「困らせるつもりだったの」
「いっぱい掻き乱したら、少しでも私の事を覚えててくれるかと思って」
「ギルバートから向けられるものは、全て嬉しかった」
「でも同時に辛かった」
「だけど、出会えた事には感謝してる」
「悲しいけれど、切ないけれど、それでも出会えた奇跡を大切にしたい」
「やるだけやって、勝手に居なくなって、自分勝手でごめんね」
「でもね」
「例えば春の風に舞う綿毛とか」
「例えば夏の強い夕立とか」
「例えば秋の暮れ行く夕日とか」
「例えば冬の舞い降りる粉雪とか」
「きっと私は、そういうものになるの」
「だからこれが本当に最後のお願い」
「その中に私の影を、時々でいいから、感じて欲しい」
「我が侭ばっかりでごめんね」
「守りたいもの、ちゃんと守ってね。絶対だから」
書き終わって、再び涙が滲んできて手紙に落ちて。慌てて拭い、最後に一言、ずっと言えなかった大事な一言を書こうかと思って、やっぱり無理だった]
(134)2006/02/26 03:25:06
学生 ラッセルは、見習い看護婦 ニーナに話の続きを促した。
2006/02/26 03:26:23
流れ者 ギルバートは、見習い看護婦 ニーナに話の続きを促した。
2006/02/26 03:26:56
見習い看護婦 ニーナ
[全ての手紙をまとめて、余ったレターセットを見る。迷いながら、手にとって、書きたくても書けなかった言葉を綴って、涙でその文字が滲んだ]


[4つ折りにしてから、引き出しの奥にそっとその便箋をしまった。見つけて欲しいのか、見つけて欲しくないのか、自分でも分からなかったけれど、書きたくなかったけれど、やっぱり書きたかったから]
(135)2006/02/26 03:31:00
見習い看護婦 ニーナ
[それは宛名も何も無い、簡単な単語のみの手紙だったけれど。見つけたらきっと、自分からだと分かってくれるだろうかと想像して――苦笑しようとして、出来なかった]
(136)2006/02/26 03:33:28
見習い看護婦 ニーナ
[いつからこんなに弱くなってしまったのか、渇を入れるように両頬を叩いた。ちょっとやりすぎてひりひりする。涙を拭って、深呼吸を繰り返す。ここに上がってきて、どれくらい時間が経ったのか検討がつかなかったけれど、多分もう時間はないのだろうと感じた]


[決心するように頷き、ギルバートの部屋を後にする。一度振り返って、名残を惜しむように、心に刻むように、部屋を見つめて、それからドアを閉めた]
(137)2006/02/26 03:36:40
見習い看護婦 ニーナ
[階段を降りて来ると、涙の後など微塵も見せないように笑顔を振りまいた。多分それは上手く出来ている筈だったけど、近づかれると目の赤さにばれてしまうだろうから、距離を置いて。テーブルに先ほど書いた手紙を置いて、シャーロットに笑いかけた]
(138)2006/02/26 03:42:32
村長の娘 シャーロット
[ニーナは微笑んだ]

…ニーナ……


[再びこみ上げて来た涙を堪えて。

自警団が痺れを切らしているだろうか。
せめて、とそっと手を差し伸べて。]

―――…行きましょう。
(139)2006/02/26 03:46:08
見習い看護婦 ニーナ
>>139
[頷き、そして微笑みを保ったまま手を取った。手紙に視線をやってから、シャーロットを見つめる]
(140)2006/02/26 03:50:06
見習い看護婦 ニーナ
これから処刑される事を知りながら心は唯一の事を除けば穏やかだった
ただ「大好き」とだけ書いた手紙に、思いを寄せる

果たして彼はあれを読んでくれるのだろうか?
そして、何かを感じてくれるのだろうか?


…読まないなら、それでもいい
それは本心であったけれど、ほんの少しだけ嘘でもあった
2006/02/26 03:52:18
村長の娘 シャーロット
>>140
[手を、そっと握る。
ニーナの視線の先に眼を遣った。
―――手紙。

あれは…]

……わたし、に?
(141)2006/02/26 03:54:29
見習い看護婦 ニーナ
ギルバートの顔は見れない
本当は刻み付けたかったけれど

見たらもうそこで、崩れ落ちてしまう事は容易に想像できたから
2006/02/26 03:55:04
見習い看護婦 ニーナ
でも、心のどこかで、名前を呼んでくれないかと
駆け寄って抱きしめてくれないかと

そんな事を考えてしまって

愚かな自分に、少し嫌気がさした
2006/02/26 03:56:11
見習い看護婦 ニーナ
>>141
[5つの封筒に目をやって、頷いたものの、後でねと言うように片手を制止するように出した]
(142)2006/02/26 03:58:21
村長の娘 シャーロット
>>142
……うん…

[ニーナを見つめると、頷いて。

扉の方を向く。
もう、行かなければならない。]

……

[ニーナを先導して、一歩を踏み出す]
(143)2006/02/26 04:03:00
流れ者 ギルバートは、――…だた、二人を見守る事しかできなかった――けど…
2006/02/26 04:05:31
見習い看護婦 ニーナ
>>143
[その後をついて、一歩同じように踏み出して]

…っ
[――無理だった。手を離して、ギルバートに飛びつくように抱きついた。それまでの努力全てを無駄にして、その愚かさを痛感しながらも、それでもそうせずには居られなかった]
(144)2006/02/26 04:11:35
村長の娘 シャーロット
[はっとして振り向く。
手を振りほどいて、ニーナが向かった先。

―――ギルバート。]

……ニーナ。

[―――そうか。

ずっと、ずっと耐えてきたんだ。
ニーナは。
ニーナは…

手を、握り締める。
自分はなんて愚かなのかと。無力なのかと―――]
(145)2006/02/26 04:14:35
見習い看護婦 ニーナ
馬鹿…馬鹿

多分私は世界一の愚か者だ

後先が考えられない

分かってるのに、分かってるのに――
2006/02/26 04:20:00
見習い看護婦 ニーナ
自分で積み重ねてきたものを、全て自分の手でふいにする

私の人生そのものじゃないか
2006/02/26 04:20:35
流れ者 ギルバート
――…っと!!

[急に抱きつかれて後ろによろめく…]

[これから…ニーナに起こる事を考えると胸がしめつけられそうになる…]

[オレは――オレは――

――だだ、強く抱きしめ返してあげることしかできなかった…――]

……ごめん……な……。
(146)2006/02/26 04:22:24
流れ者 ギルバート
守れない…こんな小さな体で
自らの死を受け入れている人すら…

オレは……オレのチカラは何なんだ!!!!!!!
2006/02/26 04:26:17
見習い看護婦 ニーナ
>>146
[溢れ出る感情と涙に流されながら、それでも謝罪の言葉を聴いて、急速に気持ちが引き戻された]

………
[手を放して、引き出しにしまった手紙と同じ言葉を呟く。声が出なくて、良かったと思った]
(147)2006/02/26 04:29:40
見習い看護婦 ニーナ
謝らないで
望んでる事の筈なのに、現実を再認識してしまうから


…我が侭だな
2006/02/26 04:30:32
流れ者 ギルバート
…?

[離れていく体

そして…何かを呟かれた…

けれど、それを聞く事なんてできなかった…けれど

…せめて…――]

…忘れない…。

オレ、忘れないから!!
ニーナの事…絶対に…忘れないからっ…――!!
(148)2006/02/26 04:45:15
流れ者 ギルバートは、そう言って…ニーナの手を取り、手の甲に優しくキスをした―
2006/02/26 04:47:24
見習い看護婦 ニーナ
>>148
…っ
[悲しみではなく、喜びからくる涙を流して、不恰好に微笑んだ。せめて、最後に最高の笑顔を届けたいと思ったけれど、それが精一杯で]


[見つめて、それを焼き付けるように一度目を閉じて、そして手を振った]
(149)2006/02/26 04:50:52
見習い看護婦 ニーナは、流れ者 ギルバートの行動に驚いて――真っ赤になった。
2006/02/26 04:51:33
村長の娘 シャーロットは、唇を噛み締め、自警団員が扉を開けようとするのを手で制した。
2006/02/26 04:53:39
見習い看護婦 ニーナ
な、な、な…何するかな!?

分かってる、分かってる大丈夫
深い意味なんかないんだよね、単なる餞別だよね

さっきまでと違う意味で、平静を保つのが難しい

…ちょっとだけ、憎らしく思えた
2006/02/26 04:56:44
流れ者 ギルバートは、見習い看護婦 ニーナに…昨日のおかえしだ…と、いつもの笑顔を向けた…。
2006/02/26 04:57:38
見習い看護婦 ニーナ
[片手で口を覆い、恥ずかしさから視線を落として。笑顔に微笑みで返し、小さく手を振った]


[振り向き、ごめんねと謝るようにシャーロットの袖を引っ張った]
(150)2006/02/26 05:03:09
見習い看護婦 ニーナ
…ずるいなぁ
そんなの、反則だ

でも…嬉しいの


やっぱり愚かな自分に、でも、少し苦笑した
2006/02/26 05:04:35
見習い看護婦 ニーナ
ごめんね、シャーロット

でも…今だけだから


…ごめんね
2006/02/26 05:07:04
村長の娘 シャーロット
[ニーナに袖を引っ張られて、思う。

このまま。
このまま、連れて行かずに済めばいいのに――

そんな考えが頭を過ぎるがそれは夢想だった。
ただの、幻想。]

………いいよ…だいじょぶだから…

[と、涙を堪え微笑んだ。
扉に手をかける。ぎい、と重く軋んで開いた。

自警団が、小さく敬礼をしたのが見えた。]
(151)2006/02/26 05:07:25
見習い看護婦 ニーナ
>>151
[頷き、最後に両手でぎゅっと手を取って。けれど、名残を惜しむほどの時間は、残ってなかった]


[一歩はなれて、じゃあねと笑顔で手を振って――自警団に行こうと合図をした]
(152)2006/02/26 05:13:22
見習い看護婦 ニーナ
多分…
ギルバートが私の事を好きだったら、きっと、耐えられなかっただろうな

いい事なのかな、悪い事なのかな

今は、幸せなのか悲しいのかよくわからない
ただ想うのは、ひとつだけ
2006/02/26 05:14:38
流れ者 ギルバート
[ニーナが手を振った――

……笑顔で……これから自分の身に起こる事を知りながら…――

――笑っていたっ――]

―――っ……―――

[自分の中の感情がおかしくなりそうだった…
感じていた…ニーナは狼ではないと
それでも…救う事すらできなかった…――]
(153)2006/02/26 05:20:02
流れ者 ギルバートは、気が付くと…涙を流していた…――――――
2006/02/26 05:20:18
村長の娘 シャーロット
……ニーナ…!

[笑顔が、酷く胸に刺さって。

追おうとするけれども、見張りの団員に止められた。
背中に、小さく呟く]

―――忘れないから…覚えてるから…
…ッ…

[項垂れて、ふらふらと数歩下がる。]
(154)2006/02/26 05:21:14
見習い看護婦 ニーナ
[シャーロットの声を聞いて、振り向けなかったけれど、分かるように強く頷いた。そしてそのまま、先導されながら集会場から徐々に離れてゆく]
(155)2006/02/26 05:23:20
流れ者 ギルバートは、見習い看護婦 ニーナの姿が見えなくなるまで…ずっと見ていた…。
2006/02/26 05:27:06
村長の娘 シャーロットは、闇に消えていく背中を心に焼き付けようとすっと*見ていた*
2006/02/26 05:29:39
見習い看護婦 ニーナ
[歩きながら、見る人も居ないのに微笑む。愛しい思い出を慈しむように。空を見上げて、星がきれいで、穏やかな気持ちを胸に抱きながら]


[不意に、小さい頃聞いた歌を思い出した。口ずさむ事は出来ないから、心の中で反芻する。大好きな歌。恋の歌]

[そしてニーナは、運命を受け入れた]
(156)2006/02/26 05:29:48
見習い看護婦 ニーナ
死ぬ瞬間は、どんなものなんだろう
出来れば痛くない方がいいな

…あんまり、関係ないかな
2006/02/26 05:32:00
見習い看護婦 ニーナ
出会って、惹かれて、駆け抜けて
どれもこれもが愛しいばかりで、短いけど輝いてた

最後の瞬間まで、ギルバートの事を想いながら――刑は処された
2006/02/26 05:35:42
流れ者 ギルバート
[ギルはニーナの姿が見えなくなるのを確認して
シャロに、もう遅い…寝た方がいい…
と声をかけた。

そして、テーブルの上にある手紙を持って
自分の部屋へ入っていった――]

[部屋に入ると…何か違和感があった…

そういえば、さっきニーナは2階へ…――]

[そして、…引き出しの奥にあるものに気付いた…――]

―――――――!!
(157)2006/02/26 05:35:51
流れ者 ギルバート
[そこには…たった一言だけ『言葉』書かれていた…

それはオレに対する『ニーナの気持ち』だった…]

[声が出なかった…息が詰まりそうだった――

ギルは…その手紙を抱きしめたまま…

ずるずると壁を背に座り込んだ…――

――そして、声を殺して――

     ――泣いた――

――どうしようもなく、切ない思いだけが残った――]
(158)2006/02/26 05:42:12
流れ者 ギルバート
[そして…手に持っていたもう一通の手紙を開き…

   ―――守ってね―――

その言葉が目に入る…――]

――そうだ…今度こそ…守らなくては―――

――誰よりも…誰よりも…守りたいと思った――

   ―――シャーロットを…――ー


   [ギルは、*強く強くそう思った…*]
(159)2006/02/26 05:47:31
学生 ラッセル
[謝罪の言葉を繰り返していたウェンディ。
何時しか疲れてしまったのか、寝息が一定のリズムで聞こえてきた。

ベッドにそっと横たわらせると、自分はベッドの端に座って。
零れた涙の後をそっとなぞり、髪を優しく撫でる。



暫くの間そうしていたが、ラッセルは静かに腰を上げた。

窓から見えるのは、美しい半月。
既にもう、ウェンディと共に見た満月は、半分にまで欠けていた。

暫く月を見詰めていたラッセルの姿が、不意に消えた。
音も無く、まるで*闇に解けるように*。]
(160)2006/02/26 05:50:04
学生 ラッセル
[ラッセルともライアとも違う一つの顔。隠された本性。芽生えた力。
侵食は疾うに始まっていた。既にライアの面影は無い。
最後のピースは、もう直ぐ。音を立てて嵌ろうとしている。
最後のピースが、嵌った時。彼は、全てを手に入れ、全てを失い、全てを屠る。

今、彼が向かう先は、]
(*10)2006/02/26 05:50:31
学生 ラッセル


[――狂喜と絶望の狭間]
2006/02/26 05:50:50
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