人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(897)Red snow white : 1日目 (2)
新米記者 ソフィー
分からない…。
でも、アーヴァインさんが送ってきた招待状…あれからはこの真相は読み取れないわ。
恐らく、手を下したのは一人…若しくは数人で、残りの人は知らないのかもしれない。

[ソフィーはリックに、スチュアートを探しにこの地に来た事がある事、今回の招待への参加の本当の理由を話した。]

スチュアートを死に追いやった人は、この中にいる筈よ。

……私は許さない。
絶対に許さないから…。

[ソフィーの表情は、今までリックに見せてきたそれとはあまりにもかけ離れていた。]
(*44)2005/10/04 22:41:45
双子 リック
嘘だ…兄さんが死んだなんて……ましてや…こんな激しい雪山の中で誰かに裏切られて…

[リックは窓の外へ目を見やった。白い吹雪が吹き抜けていく。]

oO(この景色が…兄さんの最後に見た景色なんだ……兄さん…っ!)
そんな……そんなっ!

[悲しみによって重い濃度をつけた涙の粒が、頬をつたってくちびるの端に流れていくのを感じた。]
(*45)2005/10/04 22:42:48
冒険家 ナサニエル
「さて、もう夜もだいぶ更けて来た。今日はここまでにしよう。明日、皆を集めて広間で調査についての話を軽くするつもりだ。、新たに参加希望してくれる者がいたなら、その者についてのどう思うかを君たちにも聞かせて欲しい」

分かりましたよ、それじゃ今日はこれで失礼します。

[ナサニエルはアーヴァインの言葉を受け部屋を去った]
【回想終了】
(198)2005/10/04 22:43:15
文学少女 セシリア
【ラウンジ】

………。

[セシリアは本にすっかり夢中で、すでに空になったコーヒーカップを時折すすりながら、本を読み続けていた。]

『…………うか?』

………。

[しばらくして…。]

……あれっ、チャールズさんの声がしたような…

[カップを手に、ふとラウンジの外をのぞいて見たが、すでに誰もいなかった。セシリアはそのまま食堂に行き、だいぶ冷めてきたコーヒーをカップに注ぐと、ラウンジに戻って本の続きを読み始めた。]
(199)2005/10/04 22:46:16
流れ者 ギルバート
【アーヴァインの部屋/パーティーの晩】
[ギルバートは今回の列席者について思案していた。]

アーヴァイン「さて、もう夜もだいぶ更けて来た。今日はここまでにしよう。明日、皆を集めて広間で調査についての話を軽くするつもりだ。、新たに参加希望してくれる者がいたなら、その者についてのどう思うかを君たちにも聞かせて欲しい。」

ん…もうこんな時間か。焦る事もないな。
では、アーヴァイン殿。下がらせてもらうよ。

[ギルバートはアーヴァインの部屋を出ると自分の部屋に戻った。]
(200)2005/10/04 22:53:11
新米記者 ソフィー
[ソフィーは涙を流すリックを真っ直ぐ見つめながら、言葉を続けた。]

誰がスチュアートを死に追いやったのか分からないのなら……

みんな、殺してしまえばいいんだわ。

[ソフィーが発した言葉は、小さく…しかし何よりも重く、部屋の中を走っていった。]
(*46)2005/10/04 22:53:40
双子 リック
oO(兄さんはただ、真実が知りたかっただけなのに…!ハプスブルグ家の財産なんて関係ない、自分たちのためだけに、ただ兄さんと意見が食い違っただけなのに…!)

[リックは河が決壊したように涙を流した。少しののち、彼の涙は枯れたのだろうか。 リックの蒼い瞳の色は炎のような色をたたえるように感じられた。]

この山荘の中に…兄さんに手を下した奴がいるんだ。そしてソフィーの愛する僕の兄さん…

そうだ、許さない、許せない。そんな奴…死んでしまえばいいんだっ!!
(*47)2005/10/04 22:55:48
書生 ハーヴェイ
【回想/朝】

[ ハーヴェイは目を覚ました。
 風の音が強い。どうやら天候は生憎のままのようであった。窓を僅かに開ける。勢い良く吹き込んでくる雪にハーヴェイは肩をすくめながら窓を閉めた。
 寒気を覚える。昨日感じた体のだるさと言い、風邪でも引いたのではななかろうかと思えた。
 暖炉に薪をくべ火をかける。そして部屋が暖まると着替えて、身なりを整えた。
 そんな事をしていると、ドアをノックする音が軽快に響いた。]

『ハーヴェイ様。よろしいでしょうか?』

[ ネリーの声だった。
 ハーヴェイが「ああ、良いよ」と返事をすると、ゆっくりとドアが開けられた。]

『お食事の用意が出来ております。食堂へどうぞ。』

[ ネリーの言葉にハーヴェイは肩を竦めた。]

ああ、折角なんだが、ちょっと調子が良くなくてね。部屋で大人しくしてようかと思ったんだ。

『まあ、それは……そうですね、では、こちらにお持ち致しましょうか?』
(201)2005/10/04 22:58:53
書生 ハーヴェイ
ああ、お願いできるかな。軽くで良いよ。

『かしこまりました。では、お待ちください。』

[ そう言ってネリーがお辞儀をして退出すると、ハーヴェイは荷物から一冊の本を取り出し、読み始める。
 暫らくすると、食事を用意したネリーが再び部屋を訪れた。]

『お待たせいたしました。』
(202)2005/10/04 22:59:54
書生 ハーヴェイ
ああ、ありがとう、ノーラ。助かるよ。

[ ハーヴェイの言葉に、ネリーは深々と頭を下げる。]

『ハーヴェイ様。旦那様からの音付けで、本日の午後3時より広間にて次回の調査隊結成に向けての話し合いの場を設けられるとの事です。その頃までに広間においでください。』

ああ、分ったよ。ありがとう。

『いえ。ハーヴェイ様、お体にお気をつけられますよう。』

ははっ。うん、気を付けるよ、ありがとう。

[ ネリーが部屋を去ると、ハーヴェイはテーブルに置かれたサンドイッチに手を伸ばし、それを頬張りながら再び本に目を通し、*時間を過ごした。*]
(203)2005/10/04 23:00:27
双子 リック
兄さんはここにいる誰かに殺されたんだ。そして今日兄さんに手をかけた奴がここに確実にいる。
奴らはきっと相談している。兄さんを見捨てたその処理を。 きっとあいつらは兄さんを消したその後の打ち合わせをしてるに違いない。いかに事故に見せかけるかの密談を。 そして兄さんを排除したあとの秘宝の取り分を。

そう…今夜でなければダメなんだ。こんなチャンスはもう…二度とやってこない。 疑わしいやつが…みんながこの山荘から出る前に…殺してやるっ!
それが……兄さんに対する報いだ!

そうだ…あいにく都合のいいことに今は吹雪なんだ。誰もここから逃げられない。 ゆっくり殺していけばいい。

でも…ソフィー……ソフィーさんはこの中に、たとえ兄さんを殺しても許せる人はいるの…?
(*48)2005/10/04 23:05:50
新米記者 ソフィー
『でも…ソフィー……
ソフィーさんはこの中に、たとえ兄さんを殺しても許せる人はいるの…?』

許せないわ。

ただ…ギルバートだけは…違うと思うの。

[ソフィーはゆっくりと、ギルバートとの事を語り始めた。]
(*49)2005/10/04 23:20:13
新米記者 ソフィー
ギルバートとは、スチュアートを失った後に出逢ったの。
私はセーヌ川に掛かる橋の上で、身を投げようとした事があってね。
そんな私を…ギルバートは救ってくれた。

私は寂しさを紛らわす為に、彼と同じ時を過ごしてきたわ。
このまま…ギルバートの傍にいれば、スチュアートの事を忘れられるかもしれないとさえ思ったわ。
それくらい、ギルバートは私に優しくしてくれた。

でも…スチュアートを忘れる事なんかできなかった。
(*50)2005/10/04 23:20:35
新米記者 ソフィー
私は、ギルバートに甘えていたの。
そんな時、あの招待状を貰った…。

私は決心したわ。
ギルバートと別れよう、ってね。
そして、復讐を決意しここに来たわ。

それなのに…まさかこの別荘で会うとはね。
(*51)2005/10/04 23:22:06
新米記者 ソフィー
もう、私の心の中に…ギルバートは居ないわ。
一時とはいえ、揺れ動いた心は、復讐で溢れている。

憎むべき、果たすべき事が、目の前にあるのだから。

私は、私がこれからしようとしてる事を隠さないといけない。
私とスチュアートとの関係を、誰にも気づかれないようにしないといけない。

だから…
私は表向き、ギルバートと今まで通りにするつもりよ。
(*52)2005/10/04 23:28:34
新米記者 ソフィー
[ソフィーは一呼吸おくと、再びゆっくりと口を開いた。]

リックは…?
リックは誰か許せる人が居るの…?
(*53)2005/10/04 23:29:10
文学少女 セシリア
【続・ラウンジ】

パタンッ

[セシリアは一通り本を読み終えると、急に占いがしたくなった。昨夜の楽しいパーティー、自分はいい思いをしたのだから…と、叔父アーヴァインを占ってみたいと思った。]

……でも、叔父様は忙しいのだから…

[代わりに自分でもいい、同じ屋敷にいるのだから、と自分を占ってみることにした。フエルトの袋からカードを取り出すと、青のカードを裏向きに円形に並べ、その中央に赤いカードの山を配置した。青のカードから2枚をめくった。]

1枚目…、幽鬼のカード…。邪悪の象徴…夜の使者…。
2枚目…、冥王のカード…。災いの元凶…悪の支配者…。

[嫌な予感を感じながら、赤いカードを1枚めくった…。]
(204)2005/10/04 23:34:15
文学少女 セシリア
【続・ラウンジ】

………、金無垢の指輪…!
身に付けし者に大いなる力を与えるこの指輪が、冥王の元に帰するということは、とてつもない災いを意味している……

……そんな…何かの間違いだわ…

[自分の身に、いやおそらくはそれにとどまらず、屋敷にいるものすべてに、叔父アーヴァインに、なにか不幸な出来事が起きる、占いの結果はそう示していた。]

うそ、うそよ…

[セシリアは見なかったことにしようと思い、カードを混ぜ、袋にしまった。コーヒーを一気に飲み干すと、本と袋を手に*部屋へと戻った*。]
(205)2005/10/04 23:34:44
双子 リック
ソフィーはギルバートさんが……好きだったんだね。

……分かった、ソフィー。僕だって、ディを失うことはできない。 ディは兄さんと、ううん兄さん以上にかけがえのない僕の分身だ。

僕も、妹を、自分の分身を失くすことは…できないよ。

本当は僕はディにはここには来て欲しくなかった。僕のもうひとつの目的を知られなかったこと、そして危険な目には遭わせたくなかったこと。

僕はここへ来る前に何度も『うっとおしいからついてくるな』と怒鳴ったのに『ひとりにしないで……』とせがまれて押し切られてしまった。

ディには…やっぱり知られたくない。
そしてディは絶対に兄さんを殺せるはずがない。
そしてなにより、ディが兄さんを殺めても赦せるし、逆にディだって僕を赦してくれる。

これは…甘えなんかや自負なんかじゃない。そう感じる…よ。
(*54)2005/10/04 23:36:36
流れ者 ギルバート
【食堂/朝食終了後】
[朝食は、贅を凝らした物という訳ではなかったが、一つ一つの材料は上質のものだった。]

ふむ…なかなかの味だな。

[フォークとナイフを置き、コーヒーを飲んでいるとネリーが朝食を食べている皆に呼びかけた。]

ネリー「皆様。旦那様からの音付けで、本日の午後3時より広間にて次回の調査隊結成に向けての話し合いの場を設けられるとの事です。その頃までに広間においでください。」


.。oO(ふむ…昨夜の事かな。
(206)2005/10/04 23:38:59
新米記者 ソフィー
ギルバートが好きだった…?
どうなんだろう、自分でもよく分からないわ。

ただ、私はギルバートがもし、スチュアートを殺していたのなら…許す事はできないわ。

リックは本当に妹想いのいいお兄さんね。
スチュアートにとって、自慢の弟だったんじゃないかな…?

[ソフィーの瞳は、いつの間にか元の温かい瞳に戻っていた。]
(*55)2005/10/04 23:39:58
双子 リック
そっか…ソフィーさん…
なんだか嬉しいな僕。だって、兄さんのことを何でも包み込んでくれてるんだもの。

ギルバートは…しばらく様子をみよう。必ず、真実に当たる。雪が止むまでに。

[リックは目を閉じ、兄スチュアートへの思いを馳せていた。]
(*56)2005/10/04 23:43:42
新米記者 ソフィー
ところで…。

リックは誰から殺そうと思ってるの…?
私は…アーヴァインさんから、と考えてるわ。

彼が居なければ、スチュアートはこの地に来る事はなかった。
…私はそう思ってる。

だから、元凶のアーヴァインさんを…。
(*57)2005/10/04 23:43:44
双子 リック
そう…ソフィーさん。誰から聞き出すべきなのかだよね。
ハーヴェイか。ナサニエルか。あるいはヒューバートか。それともミセス・フォックスの娘か…
いや、まずはあいつを問いただす。勿論、このグループの全てを握るあいつ…ミスター・アーヴァイン。
何も手がかりを得られないのなら、そのまま……

[リックの拳に力強いものが込められた。]
(*58)2005/10/04 23:45:38
見習いメイド ネリー
>>204>>205
これは…かの有名な、大いなる力の指輪にまつわる物語を
象徴としたカードなのですね…

セシリアさん、凄いものをお持ちでいらっしゃいますね…
2005/10/04 23:46:04
酒場の看板娘 ローズマリー
【─回想─209号室/真夜中】

[いっそう強くなった吹雪の音で、ローズマリーは目を醒ました。]

……風の音が悲鳴みたいに聞こえる。
吹雪が酷くなって来たのね。

…………。
お父さんが帰ってこないって分かったのは、こんな夜だっけ。

[冷たくなった指を握りしめて、ゆっくりと一本ずつ指を開く動作を繰り返す。
夜闇の中では、ふと時間が巻き戻り、少女の頃の不安がそのまま重くのしかかって来る事がある。ルーサーの元で働きはじめてからは、徐々にその回数は少なくなっていたのだが、かつてと同じ─スイスの山奥─吹雪─という環境がローズマリーに何か作用したようだった。]
(207)2005/10/04 23:47:59
酒場の看板娘 ローズマリー
【─回想─/出発前】

マリー君、本当に申し訳ないよ。
昨日張り切って屋根の修理なんてしようとするんじゃなかった…。
まさか、あそこで足を滑らすはめになるとは、神様でも分からない!!

[足を吊るしたままの体勢で、大げさに肩をすくめて見せるルーサーに、傍らのローズマリーはくすくすと笑って、水の入ったコップを手渡した。]

仕方ありませんわ。
ルーサーさんが、あの状況で自分で修理しないなんて選択…するはずがないんですもの。そういう方だってことは、きっと神様も深くご存知のはず。
いよいよ調査再開のメドが立ったってお知らせと招待状が、今日やってきた方がいけないんですわ…。

大丈夫……、私があなたの代理としてきちんとお話を聞いてまいります。
あなたがスチュワート教授の死を心から痛み、それと同時にアーヴァインさんが調査再開をしやすいように、影ながら尽力なさっていた事は知っていますから。
(208)2005/10/04 23:48:18
酒場の看板娘 ローズマリー
[笑っていた2人の目が合う。ローズマリーは真摯になったルーサーの眼差しに強く頷いてみせた。]

本当に大丈夫かい?
……君は、その。
夜、きちんと眠れているのなら、お願いしたい。
意味は、わかるね?

[ルーサーが言葉を返す。ローズマリーははっとしたような表情になって、また再び頬笑んだ。]

ここに来てから2年強、ずっと調査関係のお手伝いもさせていただいていますが、……最近は眠れています。
(209)2005/10/04 23:48:44
酒場の看板娘 ローズマリー
スチュワート教授が私の父と同じような亡くなり方をなさった時はショックでしたが、逆になんて言えばいいんでしょう。ルーサーさんをはじめ、シャーロットさんもそうですけど、皆さんの様子をみていて……、ずっと父の死を嘆いていたばかりだった私は、少し間違ってたんじゃないかなって思ったんです。それから考えが変わって、それで楽になりました。

[一旦言葉を切り、考えをめぐらすように]

確かにまだ、夜中に訃報がくるかもしれないと恐怖に駆られて目を醒ます事もあります。時々…は。でも、私はお手伝いの仕事が……父がかつて発掘の仕事を愛していたように、好きですわ。そして、それ以上に、ここでの生活が好きですから。
(210)2005/10/04 23:49:10
酒場の看板娘 ローズマリー
[ローズマリーの言葉を予感していたように、ルーサーが優しく頬笑む。]

じゃあ、今回の事はマリー君にまかせよう。
気をつけていってくるんだよ。

【回想終了】
[ルーサーの声を頭の中で反芻しながら、ローズマリーは少し安心して再び目を閉じた。]
(211)2005/10/04 23:49:18
新米記者 ソフィー
…異論はないわ。

そろそろ、ウェンディが起きる頃じゃない…?
怪しまれる前に戻った方がいいわ。

何か、相談がある時はここで。

[ソフィーはリックにそう伝えると、彼を部屋から見送った。]
(*59)2005/10/04 23:49:37
村長の娘 シャーロット
[【パーティーの晩、209号室/回想】
パーティーを終えて部屋に戻ると、もうくたくたに疲れていた。
ベッドに倒れ込んで、暫く余韻に浸る。リックやウェンディの家の話を聞いたり、ソフィーさんと恋の話をしたり。思い出すと笑みが零れる、楽しいひととときだった。
暫く後、立食にへこたれそうな足をぎゅぎゅっと揉んで、肌着やパジャマ、ナイトガウンをタオルにくるむ。ついさっき発見したのだけれど、階段の真裏にあたる通路が、お風呂に通じているのだった。
]

ねえ、ローズマリー。一緒にお風呂…

[
連れだって入浴しようと声を掛けた相手は、ベッドですやすや寝息をたてていた。
そーっと、起こさないように毛布をかけると、静かに扉を開け閉めして、廊下に出た。
]
(212)2005/10/04 23:54:26
双子 リック
ありがとう、ソフィー。本当に。こんなに早く真実の大きな断片を掴めるなんて…

そうだね、ディももうすぐ起きるかも知れない。部屋に戻ってこれからに備えることにするよ。じゃあ、また後で、ソフィーさん。

[見送るソフィーの姿、左手の指先をみて少し躊躇した。]

ソフィーさん、もしよかったら……そのピンキーリングを見せてもらっていいかな…?
(*60)2005/10/04 23:57:00
酒場の看板娘 ローズマリー
【─回想─209号室/朝】

[次にローズマリーが目を醒ました時、すでに夜は明け、朝になっていた。依然吹雪は衰える気配がなかったが、すでに起きだしていたシャーロットの溌剌とした様子や、ネリーが朝食の準備が整っている事を知らせてくれたことが幸いして、真夜中の気配を引きずる事はなかった。]

おはよう……。

[そう言って、*ローズマリーは頬笑んだ。*]
(213)2005/10/04 23:57:24
村長の娘 シャーロット
[【パーティーの晩、湯殿/回想】
手早く身体を洗って、湯船に向き直る。ひろびろとしたお風呂の屋根は、半分ほど天窓になっていて、天気が良ければ美しい星空が楽しめたのだろう。今は固く閉ざされ、湯気がたちこめていた。
お湯を吐き出すライオンの頭をぽんと叩いて、すこし熱めのお湯にざぶりと身を埋める。広いお風呂はちっとも嵩を増さず、くらげみたいに漂うのが楽しかった。
…うとうと居眠りしかけて、慌てて湯から上がるころには、肌が真っ赤になっていた。
]
(214)2005/10/04 23:58:31
新米記者 ソフィー
【1階/エントランス】

[自室を出ると、ソフィーは別荘の中を歩き回っていた。そして、ここに来てから気になっていたエントランスの壁に飾られている絵を見るために、1階へと下りて行った。]

綺麗な絵ね…。
アルプスの山が、陽の光を受けて悦んでいるように見えるわ。

この雪さえ降っていなければ、直接その山を見ることもできるのに…。

[ソフィーはエントランスの震える扉に視線を移すと、一人そう呟いてた。]
(215)2005/10/04 23:59:41
村長の娘 シャーロット
[【一階ランドリー付近/回想】
火照った身体の冷却期間もかねて、一階を散策してまわる。ランドリーで脱いだものの洗濯を頼んで、またぶらり。
…ふと、アーヴァインさんの部屋から声が漏れ聞こえた気がした。
少しの間、立ち止まっていたが、とくに興味を引く話でもなく。湯冷めしそうになって、急いで部屋に戻った。
]

『…もう勘弁願いたい…』
…?ギルバートさん、かな?どうしたのかしら、こんな遅くに声を荒げて。

『…全体にとっては不利益に働く…』
商売のお話しかな。こんな夜更けに大変そう…
(216)2005/10/05 00:00:14
村長の娘 シャーロットは、廊下に落としたリボンには、最後まで気付かなかった。
2005/10/05 00:01:45
双子 リック
【2階の廊下】
[リックは廊下を歩きながら部屋を出る前のやりとりを思い出していた。]

[リックはソフィーに見せてもらえないかとお願いした後、彼女は微笑んで指輪を外そうとしたが、リックはそれを制止した。 ソフィーの指にはめられている指輪を確認したかったからだ。

細い指に静かにおさまっている指輪と『S&S』の文字。それはまごうことなき兄スチュアートとソフィー結びつける象徴であり、その重さをひしひしと感じた。]
(*61)2005/10/05 00:02:29
双子 リック
そうだ、ソフィー…アーヴァインは僕が手を下したほうがいいかな…だって、ソフィーさんの手って綺麗だし、兄さんの思いが詰まってそうなんだもの。

やっぱり兄さんの思い出は、形見は大切にしまっておきたい…から。

[リックはそのままソフィーのほっとした顔をに見送られ彼女の部屋のドアを閉じ、自室へ戻った。]
(*62)2005/10/05 00:07:57
文学少女 セシリア
【208号室/昼過ぎ】

………。

[セシリアは占いの結果が気になって仕方がなかった。時折聞こえる吹雪の風切り音が、悲しく深い気持ちをいっそう盛り立てていた。]

……お風呂に入れば気分がまぎれるかな…

[洗面道具と着替えを手に、セシリアは浴殿へと向かった。]
(217)2005/10/05 00:13:00
村長の娘 シャーロット
[【209号室の朝/回想】
ぐっすり眠れたからか、目覚めは爽快だった。朝日に照らされていないのがすこし残念だけれど、朝ご飯は寝起きのおなかにも優しい、おいしくてやさしい料理だった。
なんだか元気のない気がしたローズマリーも、朝食のテーブルに着くころには、表情から影が消えていた。
賑やかな朝食を楽しんでいると、ネリーさんから発表があった。
その内容は、トランクに押し込めたくしゃくしゃの手紙を思い出させた。
]

このサンドイッチおいしいね…、あれ、ネリーさん。

『皆様、旦那様からの…』

調査隊結成、…かぁ。どうしよう。母さんにまだ、報告の手紙、出してないのに…
(218)2005/10/05 00:16:04
新米記者 ソフィー
―――ゴーン…ゴーン…

[エントランスの壁に掛けられている時計が、12回の音を鳴らす。]

え…っ。
もうこんな時間なの…?

そういえば、夕食食べてなかったよ。
お腹空いたなぁ…。

[ソフィーはそう言いながら、食堂へと向かった。]
(219)2005/10/05 00:21:09
文学少女 セシリア
【208号室/夕刻】

ふう…。

[湯上りのあと気がまぎれたセシリアは、占いの本ではなく、別な本を読み耽っていた。]

もう晩御飯の時間ね…。

[軽く身支度をすると食堂へと向かった。]
(220)2005/10/05 00:25:57
文学少女 セシリア
【回想/夕食時食堂】

[食堂は夕食時だというのに、人はまばらで、セシリアの他にはリックとウェンディの2人、ラッセルがいるのみだった。]

……そういえば広間から薄明かりが漏れていたような…

[疑問に思いながらも、もくもくと食事を終え、部屋へと戻った。]
(221)2005/10/05 00:28:45
新米記者 ソフィー
【食堂/0:00過ぎ】

[食堂は昨晩とは打って変わり、人の姿はなく、テーブルの上にはカップとポットが置いてあるだけだった。]

あー、夕食食べ逃しちゃった…?
仕方ない、これで我慢するか。

[ソフィーは別荘の中を探索中に地下の食料庫で見つけたワインを開けると、一人でそれを飲み始めた。]

そういえば、あの財産の調査隊の話、どうしたんだろう。
ここに来た人達って皆、それを目的としてるみたいだけど…。

[ソフィーはローズマリーの言葉を思い出す。]

取材、か…。
ううん、今は仕事の事は忘れるのっ。
私ったら、いつからこんな仕事人間になったのかしら。

[ソフィーはワインを飲みながら、小さく噴き出した。]
(222)2005/10/05 00:31:09
書生 ハーヴェイ
【回想/15:00広間にて】

[ 間には、前回調査に携わった者、興味を持ち、新たに参加を希望する者達が集まっていた。アーヴァインは集まった者達に声を掛け、話を始めた。
 アーヴァインの話は、ごくさわりの部分だけであり、細かい進展状況などには触れられる事はなかった。
 調査に参加した者達に、新たに参加しようと志す者達は質問し、話し合い、時間は過ぎて行った。
 そして、夕方頃には各々思うように解散したのだった。]
(223)2005/10/05 00:32:36
双子 リック
【回想/213号室、朝】
[リックはこの山荘に集まった人達と楽しく歓談した。その後リックは自室に戻り、これからの予定を立て、ゆっくりと眠りについた。 吹雪の中ではあったがゴードンノーラがあらかじめ準備してくれた薪の整備がきいたのか、安心してリックは眠ることができたのだった。

朝日が天高く昇りつつある頃にリックは目覚めた。 どうやら昨日はじめて口にしたシードルがここにきて思わぬ効果を発揮してしまったらしい。]
(224)2005/10/05 00:36:13
村長の娘 シャーロット
[【15時まえ/回想】
午後3時まではずいぶんあった。止む気配もない吹雪が恨めしい。神様、明日こそ絶好のスキー日和を賜らんことを!
礼拝堂でお祈りしたり、大広間の窓に吹きつける猛烈な吹雪にびっくりしたり、地下の閉ざされた扉にはまった鉄格子から、牢屋みたいな通路の先を覗き込んだり…
散歩する先にも困ってきたころ、広間にひとが集まっていた。
]
(225)2005/10/05 00:36:20
美術商 ヒューバート
【2階/廊下】
まあ、篭っていても埒はあかないね。
ここは楽しく歓談でもして、みんなから「お話」でも聞いてみる事としようか。
(226)2005/10/05 00:37:18
新米記者 ソフィー
[ソフィーが一人で飲んでいると、背後から陽気に声を掛けてくる男が居た。]

『やぁ、今夜も冷えるね。
綺麗なお嬢さんが一人で飲んでるなんて、世の中の男は一体何を考えているんだい…?』

口が上手ですこと。
確か貴方は…ヒューバートさんでしたっけ…?
昨晩はゆっくりお話ができず、残念でしたわ。

ヒューバートさん、一緒に飲みますか…?
少しは体が温まりますよ。

[そう言うと、ソフィーはヒューバートに椅子を指し、グラスにワインを注いだ。]
(227)2005/10/05 00:38:38
美術商 ヒューバート
【食堂】
さあて、誰かいないかな。
(2005/10/05 00:39:07、美術商 ヒューバートにより削除)
流れ者 ギルバート
【自室204】
外は吹雪か…。

[ギルバートは15時のアーヴァインの話をしていた時の列席者の表情を思い出していた。煙草を灰皿に押し付けると部屋を出た。]
(228)2005/10/05 00:39:47
書生 ハーヴェイ
【回想/夕刻の食堂にて】

広間での話し合いが終えると、ネリーから1時間程で食事の支度が出来るとの報せがあった。ハーヴェイは、ナサニエル、シャーロット、ローズマリーと共に食堂に向かい、そこで広間での話の続きに興じた。
やがて、食事を終えると、やはり体調の優れぬハーヴェイは早めに自室へと戻って行った。]
(229)2005/10/05 00:39:52
双子 リック
コンコン、ディ、もう起きてるか?

[リックは隣のウェンディのドアをノックした。返事はかえってこない。リック自身がアルコールで寝てしまったのだ。ウェンディはリックよりお腹におさめた量は少なかったがやはりこたえたのだろうか。 リックはひとりで身支度をして階下へ行くことにした。]
(2005/10/05 00:40:06、双子 リックにより削除)
美術商 ヒューバート
おや、これはブロンドの髪の…ソフィーお嬢さんだったかな。

ありがとう。
こちらのワインは良いものだと聞いていますよ。
(230)2005/10/05 00:41:54
冒険家 ナサニエル
【回想-朝】
[アーヴァインの部屋から自室へ戻ったナサニエルは話の中に出てきたスチュアートの事に思い巡らせてるうちに朝を迎えていた]

スチュアート、か…

[ノックの音と共にネリーの声が聞こえる]

「ナサニエル様、お食事の用意が出来ております。食堂へどうぞ」

ああ、悪いが朝食は必要ない、そういう気分ではないのでな…。

「かしこまりました、それと旦那様からの音付けで、本日の午後3時より広間にて次回の調査隊結成に向けての話し合いの場を設けられるとの事です」

ああ、分かったよ。

「それでは失礼いたします」

[ネリーは用件を伝えると去っていった]
(231)2005/10/05 00:43:22
冒険家 ナサニエル
さて、3時まで少し眠るかね…、肝心な時に居眠りしてしまったら格好がつかないし、なによりまたハーヴェイやシャーロットにからかわれてしまうからな…。

[ナサニエルはベッドに寝そべり睡眠をとる事にした]

【回想終了】
(232)2005/10/05 00:43:31
双子 リック
コンコン、ディ、もう起きてるか?

[リックは隣のウェンディのドアをノックした。返事はかえってこない。リック自身がアルコールで寝てしまったのだ。ウェンディはリックよりお腹におさめた量は少なかったがやはりこたえたのだろうか。 リックは廊下の先にある吹き抜けを一瞬見やなりがら今後のことを考えた。

そののち、部屋で落ち着いているとネリーさんが自室へ現れた。15時からアーヴァインさんによる調査の具体的な打ち合わせがあるという連絡だった。]
(233)2005/10/05 00:44:36
文学少女 セシリア
【208号室/0:00すぎ】

………眠れない…

[セシリアは占いの結果がやはり気になって眠れなかった。そして吹雪の音がそれを助長していた。]

……お酒でも飲もうかしら…

[ネグリジェのままガウンを羽織ると、セシリアは食堂へと向かった。]
(234)2005/10/05 00:44:41
新米記者 ソフィー
あら、ワインに詳しいんですね。
確かに、これ…とても美味しいわ。

ところで、ヒューバートさん。
昨晩アーヴァインさんが言ってた財宝の調査隊の集まりには行ったんですか…?
(235)2005/10/05 00:45:05
流れ者 ギルバート
【食堂】
ふむ、話し声が聞こえるな。
中に誰かいるのか?
こんな夜遅くに、酔狂な事だな。

[ギルバートは特に気にも留めず、食堂へ入っていった。]
(236)2005/10/05 00:45:56
新米記者 ソフィーは、書生 ハーヴェイに話の続きを促した。
2005/10/05 00:46:43
文学少女 セシリア
【食堂】

[食堂にはすでに先客がいた。ブロンドの女性はソフィー、そして後ろ姿の陽気な男性は…たしかヒューバートと言った。]

………こんばんは…

『あら、セシリア。どうしたの?』

……眠れなくて…
(237)2005/10/05 00:47:25
美術商 ヒューバート
それにしても、こんな可愛いレディを一人で飲ませてしまうなんて、私や他の男どもは随分な罪人だ。

ところでMrsソフィーはどうしてここに?
ぱっと見では、最近我が国で流行りの「進出する女性」のようだけど。
(238)2005/10/05 00:48:01
冒険家 ナサニエル
【回想-広間】

[アーヴァインが今回の調査について話を始めた、内容としては本当にさわり程度の物で具体的な話は一切しなかった、その後前回の参加者の一人であるナサニエルは周りの疑問などに答えながら時間をすごした]
(239)2005/10/05 00:49:35
流れ者 ギルバート
[そこではソフィーとヒューバートが話し込んでいた。]

やぁ、ソフィー。こんな所で飲んでいたんだね。
俺にも声を掛けてくれればいいのに。

ヒューバート卿、昨日はロクに挨拶も出来ず失礼した。
ここで俺とも杯を交わしてもらえるかな。
(240)2005/10/05 00:49:52
冒険家 ナサニエル
まぁ、そう多くを語る必要もないな…

まだ参加が正式に決定してない人間に話せる情報っていうのは多くないわけだろうしな…
2005/10/05 00:51:03
新米記者 ソフィー
[ソフィーとヒューバートが談笑していると、セシリアをギルバートが食堂へと入ってきた。]

こんばんは、ギルバート、セシリア。
美味しいワインがあるよ。

あ、こちらはヒューバートさん…
って、二人とも知ってるのかな…?

[ソフィーは二人のグラスにもワインを注ぎ、二人の反応を待った。]

ヒューバートさん…?
一人で飲んでいた私に声を掛けてくださったのだから、貴方は罪人ではないんじゃなくて…?

[ソフィーは笑いながらヒューバートにそう言った。]
(241)2005/10/05 00:51:31
美術商 ヒューバート
[セシリアの方に振り向く]

おや、ええと…ミセス…?
僕とした事が女性の名前を忘れるなんてね。

気になっていて顔ばかり見ていたから失念してしまったよ。
(242)2005/10/05 00:51:34
双子 リック
[15時すぎの打ち合わせにはリックはウェンディを誘った。そこにはアーヴァインをはじめとして大半のメンバーが揃っており、いろいろな知識を少しずつ吸収することができた。ナサニエルの知識や雑学も的確だった。
吹雪は治まらなかったので外出はできず、そしてそのまま夜を迎えていった。]
(243)2005/10/05 00:52:46
文学少女 セシリア
【食堂】

『おや、ええと…ミセス…?』

……セ、セシリアです…

[落ち着いてはいるものの大きなヒューバートの声に驚き、すこし戸惑いながら、セシリアは名を答えた。そうしているうちに、ギルバートがソフィーの隣に腰掛けた。セシリアもすぐ近くの椅子に腰掛けると、ソフィーがワインをグラスに注いでくれた。]

ゴクゴク…
(244)2005/10/05 00:54:03
美術商 ヒューバート
やあはじめまして、ミスターギルバート!
ここに泊まってる事は知ってましたよ。
君には会いたかったんだ。
たしかデュッセルドルフで…
我が社が廉価版の自家用車を世界初で売り出しているからね。
鉄はたとえ一切れでも欲しいんだ。

ハハハ、今日は良い出会いばかりだ!
(245)2005/10/05 00:54:33
新米記者 ソフィー
私がここに来た理由…?
編集長から招待状を貰ったのよ。
仕事で大きなネタを拾ってね、そのご褒美みたい。

[ソフィーはヒューバートに向かってそう言った。]

ごめんね、ギルバート。
寝てたら悪いと思って……。
何だか、ここに来てから疲れてるみたいだったしさ。
(246)2005/10/05 00:55:40
新米記者 ソフィー
[ソフィーは陽気にワインを飲みながらも、心の中で想いを一つにする人に呟いていた。]

リック、しっかりね…。
2005/10/05 00:57:26
文学少女 セシリア
………。

[セシリアは暗い面持ちで、3人のやり取りに耳を傾けた。]
(247)2005/10/05 00:57:56
鍛冶屋 ゴードンは、ティーセットを運んできた。
2005/10/05 00:58:42
美術商 ヒューバート
[ほう…身形、物腰からしてブルジョアな連中が集まって来ているな。誰が嗅ぎ付けている…?それほどのものだと言うのか]

皆さんは…「あれ」の事を?

[まずは小手調べさ 誰がどの程度の情報を持っているか]
(248)2005/10/05 00:59:08
流れ者 ギルバート
ふむ…とりあえず改めて4人で乾杯しないかい?

[ギルバートはワインを持って高く掲げた。]

―――乾杯!
(249)2005/10/05 00:59:36
新米記者 ソフィー
ヒューバートさんったら…
セシリアに「ミセス」はないんじゃない…?

[ソフィーは大笑いしながら、やや俯いてるセシリアとヒューバートに向かってそう言った。]
(250)2005/10/05 00:59:43
鍛冶屋 ゴードン
お話が弾んでおられますなみなさま。

お茶などいかがでございましょうか?
(251)2005/10/05 00:59:55
双子 リック
oO(なんだか眠れないや…ちょっと屋敷の中を散歩しようかな…あれ?みんな集まってる。あれはセシリアさんやソフィーさん、ギルバートさんに…ヒューバートさんだったっけな?)

こんばんは皆さん。やっぱりみんな眠れないんですね。僕も今日まる1日体を動かしてなくて…
(252)2005/10/05 01:00:42
鍛冶屋 ゴードンは、返事を待たずに人数分のカップにお茶をつぎ始めた。
2005/10/05 01:00:44
見習いメイド ネリー
【回想/パーティーの後】
[賓客は一人、また一人と潮が退くように部屋へと戻っていった。
ネリーは食堂から引いてきた皿から食事の残りをまとめる。
館の裏手からから沸いている温泉は湯殿とこの厨房に引かれていて、
洗濯などの洗い物にも使うことができるようになっていた。
勿論、すすぎだけは水を使うが、
それだけでもだいぶ手荒れなどは軽減されているように感じる。
皿やカップ、グラスを磨き、水気を拭き取る…その作業を繰り返し、
全てを棚に戻し終えた頃には既に午前2時を回っていた]

ゴードンさん、先にお休みになられてください。
だいぶお疲れのようですし…
この分では吹雪は明日も続くでしょうから。
私は明日の朝食、そして昼食と夕食の仕込みをしておきますね。
これをしておけば、明日も楽だと思いますよ。
(253)2005/10/05 01:01:59
美術商 ヒューバート
いや失礼、ミスセシリア
こちらの言葉は難しい。

ミスターギルバート、ええとこちらでは…

プローズィット!!

かな。
(254)2005/10/05 01:02:02
美術商 ヒューバート
いやあ、無名のシャトーのワインがこうも美味しいとはね。

ワイン事業部に報告しとかなくちゃな、ハハハ!
(255)2005/10/05 01:03:04
流れ者 ギルバート
ゴードン。俺は、これでいい。

[ギルバートはワインの入ったグラスを指差した。]

ん?リックか。
お前もこっちに来て飲むか?ワイン飲めばすぐに眠れるぞ。
お茶を飲むと余計に眠れなくなりそうだからな。
(256)2005/10/05 01:03:29
文学少女 セシリア
……?

[セシリアはリックの姿に気が付いた。]

(……リックは、どうして起きてるのかしら……寝られないのかな…?)
(257)2005/10/05 01:04:00
見習いメイド ネリー
[そう言うとネリーはパンの量と粉の量を把握して、
イギリスパンの生地を練り始めた。
今ここにあるパンの量では、明日の夜までもちそうにない…
…そう判断してのことだ。
練ること十数分、まとめられた生地は天火の下の温かい部分で
濡れたふきんをかけられて醗酵を始めていた。
時間のかかる醗酵が必要なパンだけではなく、単純なものも用意しようと思い、
ネリーは特別に取り寄せたフランスのカン・レミに海塩、硬度の高い水で、
フランスパンの生地を作り始めた。
バゲットの成形を終え、たっぷり2日分はある生地を天板に並べて
石造りの焼き釜へと差し入れて、ネリーは汗を拭った]

『…集まられたお客様は皆、旦那さまがお招きになられた方々。
昨年の埋蔵金調査の時に見えた方も数人いらっしゃいました…
私はあの時、まだこの館で働くのに慣れていなくて、
右往左往していたのを思い出します…』

[ネリーはそんなことを考えながら、石釜の中をぼんやりと眺めていた]

【回想終了】
(258)2005/10/05 01:04:01
美術商 ヒューバート
ゴードンさん、相変わらず用意がいいね!

[面白い…ここで、このじーさんが出てきたか]
(259)2005/10/05 01:04:40
美術商 ヒューバートは、にっこりと「笑い」を作って見せた。
2005/10/05 01:04:48
見習いメイド ネリーは、厨房で軽食とお茶、コーヒーの*用意をしていた。*
2005/10/05 01:05:10
美術商 ヒューバート
[そしてこの坊主は…確かウィティア家の者か。]

済まないね、リック。嬉しくてつい声が大きくなってしまった。

せっかくだから、このワインを飲んでみるかい?
(260)2005/10/05 01:07:48
双子 リック
ゴードンさん、ありがとうございます。もしお仕事が終わってて暇があったらゴードンさんの特技とかも聞きたいな。

え?ギルバートさん、ワインですか?
僕やっぱりワインってあんまり得意じゃないみたいなんです…昨日初めて知って…どうしよう。 ほら、父さんと母さんがいないから、こっそり飲んでみようかなと思ったんです。
(261)2005/10/05 01:08:22
新米記者 ソフィー
こんばんは、ゴードンさん。
貴方も一緒にどう…?

[ソフィーはゴードンに席を勧めた。]

ギルバート。
リックにお酒はまだ早いと思うわよ。
(262)2005/10/05 01:09:33
新米記者 ソフィーは、文学少女 セシリアのいつもにも増して暗い表情を見ると、心配そうに声を掛けた。
2005/10/05 01:10:05
新米記者 ソフィー
セシリア、どうしたの…?
顔色悪いよ…?

飲みすぎちゃったかな…?
(263)2005/10/05 01:11:38
鍛冶屋 ゴードン
私は昔時計を作っておりましたリック様。

(264)2005/10/05 01:13:34
鍛冶屋 ゴードンは、双子 リックに微笑んだ。
2005/10/05 01:13:41
美術商 ヒューバート
[坊主の口を軽くするには格好の理由さ]

紳士は紳士を知るんだ。
もうリックは立派なジェントルだよ。

無理強いはしないよ。
「子供」は飲めないからね。

[この手の家の者はこう言った挑発に弱い。]
(265)2005/10/05 01:13:50
鍛冶屋 ゴードン
私にお席とはもったいのうございますアングラード様。
そのお気持ちだけ謹んで頂戴いたします。
(266)2005/10/05 01:14:04
冒険家 ナサニエル
【203号室】
[ナサニエルは調査隊について考えていた]

なんだろうな…、あれほど再開を望んでいたんだが今はそんな気分ではなくなってきた…、昨日の夜の話でスチュアートのことを思い出してしまったからか?

確かに二度とあんな思いはしたくないよな…、仲間を失うなんて一度で十分だ…。

ああ、なんだかすっきりしないな…、食堂でコーヒーでも一杯もらうか…。

[ナサニエルは部屋を出て食堂へと向かった]
(267)2005/10/05 01:14:11
鍛冶屋 ゴードンは、新米記者 ソフィーにお辞儀をした。
2005/10/05 01:14:14
双子 リックは、鍛冶屋 ゴードンの言葉に目を輝かせた。
2005/10/05 01:15:37
文学少女 セシリア
『セシリア、どうしたの…?』

[ソフィーの呼びかけに、セシリアは眠れない理由をこたえた。]

……えと、気になることがあって…
占いをしたんですけど……みんなにとって非常に悪い結果が出たの…
なにかよくないことが夜に起きるって…
………だから…眠れなくて……
(268)2005/10/05 01:16:02
鍛冶屋 ゴードン
ラインバック様、よろしければもう1本お持ちいたしますが?
(269)2005/10/05 01:16:05
双子 リック
僕の家系ってやっぱりあんまりお酒に強くなさそうなんです。ディも今朝まで酔っちゃってたみたいだし…でもこの際だから、一口だけ飲んでみてもいいですか?
(270)2005/10/05 01:17:17
文学少女 セシリア
グイッ

[セシリアはソフィーに話した安心感で、思わずグラスのワインを一気にあおってしまった。]
(271)2005/10/05 01:19:11
書生 ハーヴェイが「時間を進める」を取り消しました
書生 ハーヴェイが「時間を進める」を選択しました
美術商 ヒューバート
ありがとうゴードン、頼むよ。
いやあ、良い夜だ。
(272)2005/10/05 01:26:50
鍛冶屋 ゴードン
かしこまりましたラインバック様
(273)2005/10/05 01:28:26
鍛冶屋 ゴードンは、美術商 ヒューバートにお辞儀をしてセラーのある地下へと向かった。
2005/10/05 01:29:08
冒険家 ナサニエル
【食堂】
[食堂にはすでに大勢の人がいて、夜も更けているというのに大騒ぎをしていた]

夜も更けているというのにずいぶん楽しそうじゃないか…、よかったら俺もその仲間に入れてくれないか?
(274)2005/10/05 01:30:22
双子 リック
アーヴァイン…どこにいるんだ。
果たして問いつめるチャンスはあるかどうか…
2005/10/05 01:31:51
鍛冶屋 ゴードン
【十数分後】

お待たせいたしましたラインバック様。

[私はヒューバート氏に先ほどと同じ銘柄のワインをお出しした。]


申し訳ございません、明日は仕事が早うございます故、勝手ではございますがお先に失礼させていただきます。

「私はその場にいる方々にお辞儀して、*自室へと向かった*]
(275)2005/10/05 01:35:50
双子 リック
[リックはギルバートやヒューバートに促されてワインを一口飲んだあと、そのまま一気に胃の中へ流し込んだ。苦みとアルコールだけしか感じず、ワインの美味を味わうことはできなかった。]

oO(ふう…みんなどうしてこんなのがおいしいのかな)
(276)2005/10/05 01:37:39
新米記者 ソフィー
『占いをしたんですけど……
みんなにとって非常に悪い結果が出たの…』

[ソフィーは、そう答えるセシリアを心配そうな表情で見つめていた。]

セシリアは占いが好きなんだっけ…?
ほら、占いってハズれる事の方が多いでしょ。
大丈夫よ、きっと…。
(277)2005/10/05 01:45:33
新米記者 ソフィー
うーん、眠くなってきちゃった。
今日はそろそろ休むわね。

明日、吹雪止んでるといいな…。
おやすみ、みんな。

[ソフィーはそう言うと、食堂を出て自室へと向かった。]
(278)2005/10/05 01:47:58
流れ者 ギルバート
夜も更けたな。
俺もそろそろ寝るとするか。
また明日な。

[ギルバートはグラスに残ったワインを飲み干すと食堂を出た。]
(279)2005/10/05 01:49:53
流れ者 ギルバートは、新米記者 ソフィーを食堂を出ると追いかけた。
2005/10/05 01:50:48
双子 リック
やっぱり、ワインを飲むとすぐに眠たくなっちゃうね。僕も寝ようかな。明日はきっと銀世界の一面になっているはずだもん。

ゴードンさんやみなさんありがとう。明日晴れるといいね。おやすみなさい。

[というとリックは食堂を出て自室へ戻った。]
(280)2005/10/05 01:52:00
文学少女 セシリアは、ワインが回ったのか、安堵感からか、*うとうとし始めた*。
2005/10/05 01:52:31
冒険家 ナサニエル
「勝手ではございますがお先に失礼させていただきます」

「うーん、眠くなってきちゃった
 今日はそろそろ休むわね」

「夜も更けたな。
 俺もそろそろ寝るとするか」

なんだ、そろそろお開きって所か?
タイミングが悪かったみたいだな…、まぁしょうがないな…。
(281)2005/10/05 01:52:38
流れ者 ギルバート
【2階廊下】
ソフィー、待てよ。
そんなに急がなくてもいいだろう。

[ギルバートはソフィーの肩を掴むと抱き寄せた。]
(282)2005/10/05 01:56:02
双子 リックは、自室へ戻ってうとうとと眠りに*落ちていった*
2005/10/05 01:59:12
冒険家 ナサニエルは、寂しく一人で*コーヒーを飲んでいる*
2005/10/05 02:00:00
美術商 ヒューバート
さて、みんな自室に戻るようだから
私も戻るとしようか。
(283)2005/10/05 02:00:17
新米記者 ソフィー
【2階廊下/1:00過ぎ】

[自室に戻ろうと階段を上がると、後ろからギルバートが声をかけてきて、突然ソフィーの身を引き寄せた。]

こんなところで、やめて。
ギルバート、酔ってるの…?

急いでなんかないわ。
ほら、もう遅いんだし寝ない…?
(284)2005/10/05 02:00:48
新米記者 ソフィーは、流れ者 ギルバートからそっと身を離した。
2005/10/05 02:01:10
流れ者 ギルバート
ん?酔ってなんかいないさ。
俺はこれくらいじゃ酔わないのはソフィーも知ってるだろ?

[ギルバートから離れかけたソフィーを再び抱き寄せると情熱的に唇を重ねた。]
(285)2005/10/05 02:05:17
新米記者 ソフィー
……!!

[ソフィーは強引に唇を重ねてきたギルバートの頬を左手で叩いた。その刹那、ソフィーの左手から何かが床に落ちた。ソフィーは落ちたものが何か見られないように急いで拾うと、ギルバートに向かってこう言った。]

ごめん、酔ってるのは私の方かも…
ごめんね、ギルバート。
(286)2005/10/05 02:13:37
流れ者 ギルバート
おいおい。叩く事はないだろうよ。

[ギルバートは苦笑しながらソフィーに叩かれた頬をさすった。そして叩かれた拍子に小指から飛んだ光る物が気になった。]

.。oO(ん…今のは、指輪か。

ソフィー、前々から気になっていたんだが、その小指の指輪は何だ?
俺がプレゼントした指輪はあまりしていないようだが、それは常に身に付けているようだな。

[ギルバートはソフィーの左手首を強く掴むとソフィーの左手小指には指輪が嵌められていた。]
(287)2005/10/05 02:18:59
新米記者 ソフィー
やだ…っ。
スチュアートから貰ってから、一度も外した事なかったのに…

[ソフィーは両手を後ろに隠しながら、急いでリングを嵌め直した。]
2005/10/05 02:19:31
新米記者 ソフィー
[ソフィーは暫し無言になり、ギルバートから視線を逸らした。]

…これは……
お守りみたいなものね。

貴方から貰ったのは部屋に置いてあるよ。
大事にしまってあるわ。

[長い沈黙の後、ソフィーはゆっくりと口を開いた。]
(288)2005/10/05 02:25:23
流れ者 ギルバート
俺の贈った指輪だっていつも身につけていて欲しいんだけどな。

[ギルバートは苦笑しながらソフィーの小指に嵌められた指輪を興味深げに覗き込み外そうとしたが、ソフィーは抗った。]

なんだ、俺にも触られたくないような代物なのか?
まぁいい。今日は寝るぜ。
ソフィーも寝ろよ。

[ギルバートはソフィーの頬に軽くキスをすると*自室に入った*]
(289)2005/10/05 02:42:05
新米記者 ソフィー
そうね、これからは付けるようにするわ。

……おやすみなさい。

[ソフィーはギルバートに小さく微笑むと、彼が部屋に入るのを見て、自分も部屋へと*入っていった。*]
(290)2005/10/05 02:45:22
流れ者 ギルバートが「時間を進める」を選択しました
新米記者 ソフィー
【205号室】

[ソフィーは部屋に入ると、左小指に嵌められているリングをそっと撫でた。]

いつか聞かれてるとは思ったけど、やっぱり聞かれちゃったわね。でも、これだけは外したくないの、例えそれで怪しまれたとしても…。

[ソフィーは鞄の中からアクセサリーケースを取り出すと、その中に収められているリング―ギルバートから以前プレゼントされた―を手にとった。]

…もう、つける事はないと思ってたけど……

[そう呟くと、ソフィーはケースから取り出したリングを右薬指に嵌めた。]
(*63)2005/10/05 02:50:20
新米記者 ソフィー
スチュアート。
今日、貴方の弟に逢ったわ。
まさか、リックが貴方の弟だったなんてね。

ギルバートと再会した事といい、リックの事といい…
偶然って、こんなにも重なるものなの…?

[ソフィーはベッドに横たわると、左手を上に掲げながら呟いた。]

でも、あのリック…
よく見ると、目元が貴方に似てるわ。
昨日は気づかなかったけどね…。

さて、これからやるべき事のために寝るわ。
スチュアート…私がこれからしようとしてる事、止めないでね。

[ソフィーはそっと瞳を閉じると、夢の世界へと*入っていった。*]
(*64)2005/10/05 02:58:37
書生 ハーヴェイ
【214号室/4:00】

[ ガタガタと鎧戸を揺らす風にハーヴェイは目を覚ました。
 ――何故だろう。
 何故か、胸騒ぎののようなものを覚えた。

 暫し、その胸騒ぎのようなものに苛まれながら、ハーヴェイは再び眠りの中へと*落ちて行った。*]
(291)2005/10/05 06:20:28
双子 ウェンディが「時間を進める」を選択しました
インデックス プロローグ 第1日目 第2日目 第3日目 第4日目 第5日目 第6日目 第7日目 エピローグ 
Tool
Statistical Summary
発言数
24
21
34
19
18
25
12
34
3
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34
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