人狼審問

…どーやら俺、フラレタみてーだな…。ははは…。
キャロル…先に帰った奴等と楽しく待っててくれ…。

〔ギルはトボトボと自室に戻ると、着替えを済ませて
　ベットに沈んだ。〕

…ネリーのバカやろ…。

[クインジーは定期船を見送り、ネリーに別れを告げた。
ギルが戻ってきたこと、そしてキャロルが姿を消したことを知ったのはそれからしばらく後のことだった。]

キャロル…お前がいてくれて楽しかったぜ。
みんなにもよろしくな…。

[クインジーはそこに居ないキャロルに向けて呟いた。
そして、ネリーとのことに触れぬよう、ギルの後ろ姿を黙って見守った。]

〔ギルは目が覚めると、お腹が空いていたのに気づき、台所を覗いた。だが、そこにいつものネリーの姿は無い。〕

…居るわけないよな…。
…えーい！何シケた面してんだ俺はっ！
もー臨海学校も終わりなんだから、きっとまた2学期に会えるだろーが。本来の日程も明日までだし、最後に委員らしくチェックアウトやら船やらの手配3人分、きっちりやらせてもらうぜ。

〔ギルはロビーで、ソフィーとクインジーを見つけた〕

…それにしても、3人、か…随分寂しくなっちまったなぁ…。当初の予定じゃ、来た時みたくワイワイやりながら帰る予定だったのによ…。こんなに拉致られちまうなんて…。

…あぁ、投票はいつもの時間にやろーと思ってる…。
どうせ帰るのは3人とも一緒だけど、一応最後の教師の正体暴いておきたいじゃん？票が集まった奴は明日、帰りの船で自らの正体と自分の仲間を明かす事！ってルールさ。
ソフィーもクインジーも、考えておいてくれよ。
じゃあ、また後でな！

〔そう言うと、ギルは忙しく*走っていった*〕

ギル。俺はさ、盲目的に信じるだけの想いを価値のあるものだとは思わない。

人の想いは、相手に常に眼差しを投げかけて、そして自分自身の心もいつも問いかけて、その二つの間で揺れる頼りないものだと思ってる。
頼りなくても大事にしたいと思う。だから、相手をよく見たいと思う。自分自身の心に誠実で、そしてなお相手にも歩み寄りたいと思う。

そうして積み重ねられていくからこそ価値があるんじゃないかってさ…俺はそう思ってるんだ。

女が「本当に」騙されて欲しいのなら、その想い自体に真実があるなら、俺は騙されてもいいと思ってるよ。

だが、昨日の朝のソフィーとネリーの様子は俺には浮かび上がって見えてしまったんだ。生徒全員を放逐できる道筋ができて浮かれていたのか、メイの言葉に動揺した俺たちのムードを吹き飛ばしたかった空芝居だったのか、どちらかはわからないが。

いずれにせよ、しっぽを隠すことなく表に出しているように…俺には見えた。

女への想いは大事だよ。だけど、教師たちに疑問を投げかけていたキャロルや、ケネスたちへの想いだって俺には大事なんだ。
そんな中で女への想いを貫くんだったら、何よりも真剣に自分自身の想いを突きつめないといけないんじゃないか？

だから、彼女が誠をもって俺たちに相対してないように見えた時、俺は真実を確かめずにはいられなかったんだ。

ソフィーの向かい合い方は…やはりどこかそぞろで虚ろな部分があったよ。すべてがそうだったとは言わないが、ナサにも、俺についても、この場にも…その時々は。

向かいあってる人に違和感を感じたところがあるのなら…それはやっぱりはっきり伝えたい。
それを感じた時の心情も含めて。

それがその人に接している人の責任だとも思う。

だが…今振り返れば口が過ぎた。不快だっただろうな。
悪かったよ。

[どうしても沈みがちになるその空気を振り払うように、明るく言葉を投げかけてくれたギルに感謝した。]

ソフィーはどうしたいかな。
やりたいことがあるなら言ってくれ。

真剣に教師が誰かを相談したいならつきあうし、質問に答えた方がいいならキッチリ答えるよ。

そんな話はよしたいんなら…最後の一日だ。
はっちゃけて遊ぶのもいいさ。

〔目覚めると、もうどこにもネリーの姿はなかった。キャロルも、拉致されたようだと聞いて、結局、こうなるのかと運命の皮肉を呪った。〕

今日は、どうすればいいのかのう・・・
すべての選択はギルにゆだねられておるから、わらわに選択肢はないのじゃが・・・

じゃが、そうじゃの。
いまのこの雰囲気は嫌いじゃ。
出来れば最後に笑って帰りたいのじゃ。
３人って寂しいが、最後に宴会でもして、それから帰らないか？

クインジーに関しては、言いたいことは結構ギルは知っていてくれているようじゃ。
わらわは、メイはガリ勉じゃと思っておる。
じゃからあの日自分が帰らされても終わらないということを知っていてあのメモをかいたのじゃと思う。
ネリーが不良であったことを考えると九十九の言動には不審がないように思うしのう。

そして早くからわらわとネリーに固執したこと、こうなることがわかっていたからではないのか？

さいごに、わらわの、というよりネリーの名誉のために言わせて貰うと、昨日の朝のやり取りはクインジーの言っていたような考えの下で行われたということは断じてない。
例えわらわが教師であったとしても、じゃ。

ああ、ソフィー。

俺もできたら最後に笑って帰りたい。
楽しく話ができればいいんだが。

>>8:83
メイのナサ投票等から(詳細>>7:52)ネリが本物はほぼなさそうに思えた。ネリ帰宅で終わればいいと思ったのがネリ帰宅希望の理由だな。
ネリ本物の場合の情報は成金メイが狼。つまり、ネリ偽の情報は翌日メイ帰宅で終わらなかった時にも得られる。
一方で、論理的にはメイはソフィーの判定は狼としか出ないが、その際のメイ、ソフィーの言葉のやりとりを判断材料とできる。
ネリ、メイが狼の場合、キャロにも狼の可能性があるのでメイの正体を見極める材料は多く欲しかった。
また、こう主張することで最も怪しんでいたネリとソフィーから言葉を聞けると考えた。

>>8:84
確かに、メイが偽者でキャロが教師の可能性もまったく意識しないわけじゃなかった。最初にネリへの疑問を挙げた時点ではソフィーを信じたい気持ちもあった。
ソフィー教師を強く感じたのはその疑問をあげたあとの反応からくる印象も大きい。具体的に言葉としてはそれまでネリを盲信してたのに急に>>7:62の意見を出したあたり。
だが、このへんは言葉だけでない全体の印象が大きかったな。

ギルの疑問にはこれでだいたい答えたと思う。

うー。ネリーがいないと準備が大変なのじゃ。
いつもご飯を作ってくれておったからのう。
失くして初めて大切だったと気付く、ってこのことじゃなあ・・・

〔とりあえず冷蔵庫内に残っていたプリンとゼリー、ジュース、ペプシブルーを出す〕

うーん。なんかおやつばっかりって感じじゃのう。
ご飯系が不足してるのじゃ。

〔がさごそと家庭科部のキッチンを荒らしている。〕

ん？ここには何が入っておるのかのう？

〔怪しげな扉を見つけてなんとなくあけてみる〕

！！！！！！！！！！！！！！！

〔驚くのあまりバタンと音を立てて扉を閉めた〕

ま、まさかあんなものが保管されてたなんて。
じゃからネリーはキッチンに入られることに抵抗しておったのか。

・・・・見なかったことにしよう。

〔そしてソフィーは記憶を封印した〕

ソフィー、料理作れるのか？

怪我とかするなよ？

[クインジーは扉を開きかけ、ソフィーの様子をみて立ち止まる]

ネリの置きみやげ…。
――見ない方がよさそうだな。

まあ、いいや。
わらわは料理は得意でないゆえ、お菓子しか用意できないということで。

ポテチからポッキーまでいろいろそろえたのじゃ。
ゼリーもあるぞよ。

ペプシブルーでも飲みながら喋ろうではないか。

いちおう、カレーとか作ってみたけどこれは表にださんほうがよいかのう・・・

〔ソフィーは迷っている。よくみると指は血だらけでスプラッタだ〕

味見・・・
なんか血の味がするのう。
そりゃそうか。

〔ソフィーはがっくりと肩を落とした〕

いや、食べさせてもらうよ。

…ありがとう。

俺もあまり得意じゃないが…焼きそば焼くバイトしてたし、ちょっと作ってみるかね。料理は多い方がいいし。

[クインジーはソフィーの隣で各種やきそばを作った]

焼きそば、かた焼きそば、パッターイにミーゴレンだ。

[とりわけて食べられるよう、テーブルの上に小皿と共に置いた]

ええ！
いやそれ血の味がするからやめたほうがいいと思われるぞ。
今捨てようと思っておったところなのじゃが。

〔台所の物音をきいてやってきた〕

…ん？？何かあったのか？ソフィー。

今日だけどよ、正直俺の頭ん中は安定の悪い振子状態なワケだが…俺もソフィーと一緒で笑って帰りたいと思ってる。
ただ、クインの>>6とかもわかるから…、お互いに質問したりするのも俺的にはOKだぜ。
俺の投票先は最後まで言わねーつもりだけどな。

うわ、痛そうだな。
見せてみろよ。

[クインジーは救急箱を出し、ソフィーの傷の手当てをしている]

慣れないことしやがって…

うう・・・すまないのじゃ。
作る料理のクオリティでも負けたのじゃ・・・
はう。

よう、ギル。

そうだな…ソフィーが望むなら、俺は出来るかぎり質問に答えるよ。
でも俺はさ…もう…。

[クインジーは寂しげに微笑むとソフィーの手を消毒し、バンドエイドを貼った]

>>27
よく見ろ。焼きそばばっかだぞ(笑)

そうじゃな、それには答えておこうか。>>6
誠をもって接してないように見えたのは、結局ナサとクインジーの間で揺れて、どうしたらいいかわからなくなったからなのじゃろう。
わらわも、自分で自分が何を考えておるのかわからなくなるよ。
どちらかに転べば、どちらかを傷つける。そう思って中途半端な態度をとって、結局両方を傷つけたのかもしれん。
じゃから、いまさらどう思われてもかまわんのじゃ。
また、一人きりに戻るのも悪くない。

ソフィーもクインジーもやるじゃん！
両方とも美味そうだぜっ。

おいおいソフィー、綺麗な指なんだから気をつけろって。

>>30
そう言うな。ソフィー。

学園に戻ったらさ…ナサとよく話せよ。
その時にあいつ自身をよく見て、自分の想いを見つけてくれ。

その想いがなんであれ、あいつと誠実にお前が向き合う姿を見たら…俺はたとえお前との想いに実りが生まれなくてもお前のことを好きでいると思う…。

[クインジーはソフィーの手をそっと握った]

俺はなんだかんだ言いながらお前のことが好きなんだからさ…。

>>30
あ、ソフィー、俺はソフィーの向き合い方がそぞろ、とは
そんなに思ってないぜ。クインの言ってること>>6がわかるってのは上2行の話さ。

ギル、ありがとよ。食べてくれ。

>>33
なんでいまさらまたそんなことを言うのじゃ。
さいごのさいごになってなお、わらわを惑わそうとするのか？
そちから見ればわらわは教師なのじゃよ？
それでもいいのか？

何か俺ぜんぜん手伝ってなくて悪いなー。
どれから食べるか迷うぜ…。
…おぉかた焼きそばだ。俺これ好きなんだよっ。

〔かた焼きそばをバリバリ食べた〕
…おぉ！！うめーじゃんクインって料理できるんじゃん。
何でもできんのな、お前。

〔ソフィーの作ったカレーも食べる〕
うん、ソフィーのも美味いぜ。この繋がったにんじんとかが可愛い。（ぼそっと）ネリーの作ったカレーには負けるけど…

>>34
あ、そういうことであったか。
確かに、そうじゃな。
今まで帰ったみんなの気持ちも大事じゃものな。
みんな、元気にしておるのかのう・・・

いや…教師だっていうのと気持ちの問題は全然別じゃないのか？

俺はネリが臨海学校を邪魔しに来てたって知ってもあいつ自身のことを嫌う気持ちになれねえし…

つけ加えて言うなら、昨日俺がお前にキビシイ言葉を投げたのは教師だって確信したからじゃねえぜ。

>>38
チーム人狼のやつ等に勉強させられてんのも
居るのかなー。

>>41
うわ、それは嫌なのじゃ。
ご愁傷さまなのじゃ。
でも・・・夏休みの宿題やらされてるのならあとで写させてもらえるかもしれんのう。

つ、冷たい目で見るでない。

どうでもいいが夏休みの友ってどう考えても友じゃないじゃろ。

>>39
そうだよなー、むしろネリーが居なかったら、俺は
全然楽しくなかったかもしれん…。

そういやソフィー、泳がなかったんじゃないか？

せっかく海に来たってのになあ…

結局泳がず仕舞いか。

>>42
それを言うなら夏休みじゃなくて、夏の友だろ。（笑

あれは友じゃなくて敵だーっ！
…俺最初の3ページくらいっかやってねーんだよなぁ…
…とと思い出すな俺！（苦笑）

>>43
あいつ自身が臨海学校を盛り上げてたもんな。
それでチーム人狼ってまったく変なヤツだよ…。

まあ、ギルの場合は違った意味だろうが。

泳がなかった、というか泳げないのじゃ。
まあ（無理やり）水着には着替えさせられたし、十分海を満喫できたと思うぞよ。

>>45
大丈夫！わらわはまだ白紙じゃ！
あんなもの３１にまとめてやるものと相場が決まっておるっ。
出来てないもの同士で分担、または出来てる奴にワイロ渡して写させてもらえばいいのじゃっ

泳げなくても水に浸かったりしても結構楽しいのに。

>>48
気があうね。

>>47
ソフィーの白い肌は忘れられないぜ…

あ、これネリーにはオフレコねー。

ちょ、ちょっとまてっ
水着姿なんてとっとと忘れるのじゃッ
そんな大したものでもあるまいっ

>>49
そういえばそうじゃったな。
ビーチバレーの時ついでに海に入ればよかったのじゃ。

そうそう、カニとか見てるだけでも面白いぜ、海。
クラゲは危険だけど。
泳げないって泳いでみないとわかんねーぜ？？
今度プールとかで練習してみたら？
気持ちいーぜ。

む、泳いだことないから不安じゃが、今度がんばってみようかのう。

>>53
何なら俺が手取り足取り教えてやろうか…

…冗談だよ。

こらっ、ネリーに言いつけるぞっ

じゃあ俺が

…冗談だよ。

>>55
待て待てっ！それはダメっ！

いいじゃんかー、これくらいの発言よぉ。
俺だってせっつねーんだからよっ。

こっちもかッ
むーまあ彼女もちの癖に言い出すギルよりはましか・・・

>>58

ありがとよ。

(でも、そこはハリセン(笑))

>>57
そうじゃったな。
ギルは切ないんじゃな。
よしよし。かわいそうに。

>>60
わかるか？この俺の胸の痛みがさぁ。
…ソフィーって優しいな…。
キャロルも…うぅ。

〔ギルはいつの間にかビールを飲んでいる〕

>>59
ごめん、笑いのわからない女で！
そんなにハリセンが欲しかったのじゃな！
むしろＭなのじゃなっ

どうじゃ？コレで満足か？

Ｍじゃねえよ(苦笑)

[クインジーはソフィーのハリセンを受け、愉快げに笑った]

そーだったのかぁーー
クインにそんな趣味があったなんて

ギルとネリは似合いだからうらやましいぜ。

すぐに逢えるさ…。

ばっ！　男にはたかれて嬉しいヤツが…

>>67
女なら嬉しいのか？
そうなのじゃな？

>>66
ななっ、おだてても何にも出ないぜっ！

そーかなー、昨日、振り向いてもくれなかったんだぜ…

あ、でもクインジーとギルはクルーザーの上であんなに激しく愛し合った仲じゃし・・・

>>68
それはビミョー

結論　クインジーはソフィーでもギルでもどっちでもとりあえず叩かれたい。

>>70
いつ愛し合ったんだ！？
俺が一方的に愛されただけだろ！！

>>69

いや…ネリはきっと…

でもそこから先は本人に逢って確かめた方がいいさ。

>>70

なんでやねんっ

みんなでゲームしたり、馬鹿騒ぎしたり、楽しかったな。
いい思い出だよ。

夏ももう終わりか…

[クインジーは腕の日に焼けた皮をめくった]

俺、そういや波にのってばかりいたな…

…長かった臨海学校ももうすぐ終わりだな…。

〔メモに書き込んでいる〕

ナサ←→ソフィー←クインジー→ギル←→ネリー

ふむ。愛とは不思議なものじゃのう。

そうだな…。

少し寂しい気もするし名残惜しいが…
今は、皆と逢えるのが楽しみだ。

もうすぐ臨海学校も終わりじゃ。
街に帰ればまたみんなにあえるのじゃな。

楽しかったのじゃ。
いっぱい想い出ができて、嬉しかったのじゃ。
きっとこれから何年生きても忘れることはないじゃろうな。

>>78
俺等って三角関係だったのかっ！
興味深いぜっ。

>>78
はげしく一方通行って…

ギルもかよ。

2人とも最後までつきあってくれてサンキューな。
俺も今回の思い出はいつまでも忘れねーぜ。