人狼審問

―ルーサーはデスクトップに向かっている―
ＯＫ…後はプリントアウトする。

　ヒヒヒ、アーヴァインめ。
　だからアラームを忘れるな、と言ったのじゃ。
　起こされるのを嫌がって夢に深入りしてしまいよった。

　どんな女に殺されたのかのぅ。
　いやはや、悼ましい事故じゃて、イヒヒヒ。

―モーガンを無視し、アーヴァインを見て―

……最初は、アーヴァインさん、ですか。
統率…を、無くす……その為に…？

おい…アーヴァインが殺られてるぜ…。

>>388
oＯ(アホか…右手で握手するアサシンがどこにいるよ)

−トビーの右手をパチンと弾く−
やっぱおめーか。その芸風ここじゃ通じねえから
その辺にしとけ…

そういや、俺んとこに居た気もするが、そうだったら悪りぃな。
構成員にゃ興味はねーんだ。

ー口をむにゃむにゃ動かしながらー

『鬼蜘蛛』の旦那よ･･･アンタ先に結果言いたいかい？
私は･･･見ての通り取り込んでおるがな。
アンタが私に先に言ってほしいなら言う準備はできてるが･･･。
どうするね？

アーヴァイン…とんだどじをしたものね…

――アーヴァインを見て――

久しぶりに死体というものを見ましたね。
いつもは…跡形もないから…

アーヴァインを狙ってきやがった、ってわけかよ。

まぁ、アイツは他にも色々知ってそうだったからな。
復讐者には都合が悪かったんだろうさ。

ま、当然だろ。
お役目ご苦労さん、だ。

―ルーサーはアーヴァインが殺された事を動画で確認して急いで現場へと向かった―

…消されたか。
結果か、レポート貼り付けておくぜ。
今報告しても良いな。

―ルーサーはマスターの目を見て、身体を見回した。
肉体の動きを細かく読み『分析する』。そこまでが昨日の作業だ―
―その得た結果の脳波と被験者のＤＮＡを併せ、仕上げを行いレポートを完成させた―

マスターに偽りは無かった。彼は人狼構成員だ。

――アーヴァインが死んだと言う事を聞いても微動だにせず、壁によりかかったまま目を瞑っている。

ま、誰が死のうとあたいにゃ特に関係ないさね。

アーヴァインもとんだヘマを…。
愚か者の末路、ですね。

さて、下手人はどこにいるのか…。

―アーヴァインの持っていた武器を頂戴して―

安らかに眠ってくださいね、アーヴァインさん。

―微笑んだ―

アーヴァインの野郎、普段大口叩いてたわりにゃああっけなく殺られてんじゃねえか。
せいせいしたぜ…。これでもう、ヤツに指図されねえで済むと思うとな…。
とは言え、こいつも俺にゃあ到底及ばねえがそこそこの腕…しかも警戒してただろうによ。

――モーガンの『食事』から目をそらす――

不思議…他人の食事を見て食欲がなくなってきました。

ちょっと、部屋で色々考えてみたいんでね。
お先に部屋に戻らせてもらう。

ー口元を真っ赤にしてルーサーのメモを見るー

ほむ･･･なるほどねぇ･･･。
じゃあ、嬢ちゃんなんだが･･･
ありゃダメだ･･･とても復讐者に向いた体つきじゃねぇな。
個人的にはチト残念だが･･･安心しな赤い執行者、
君の妹さん･･･ウェンディは復讐者じゃないね。

―リックをじっと見つめて―

相変わらず強気だね。
「影｣とは双子と思えないほど、正反対だよ。
あ、正反対だから、成り立つのかな？双子って。

僕には兄弟がいないから、よくわからないや☆

ウェンディから一刻も早く離れやがれ。
クソジジィ。

―モーガンの方をみて言う―

結果は既に掲示板に張っておいた。
残念ながら進展は無しだ。
…私は生肉には興味ない。失礼するよ。

――二人の鑑定結果を聞き、ツマらなそうに煙を吐いた。

･･･結局、どちらも見つけれず、かい。・・・使えないねぇ、全く。

ー真っ赤な口を開いてルーサーを見てー

ときに『鬼蜘蛛』の旦那･･･。

ーウェンディをずいと引っ張ってー

アンタ･･･この嬢ちゃんに興味あるかい？

ほう…『鬼蜘蛛』。
これで証明されたのかね？
俺が『復讐者』ではないということがな…。

満月のじじいにも見てもらわんと正確には分からねぇがな…。その必要性は…ほう、ウェンディも復讐者じゃネエのか。

一人が見て仲間だと言ったからって
鵜呑みにするほどの馬鹿は居ないわよね？

―ウェンディはトビーを見て―

…『ジプシー』さん、私はともかく…お兄ちゃんを侮蔑する事……許しはしません…よ？

期待していたような結果は得られなかったようで。いや残念。

さて、誰を「分解」しましょうかね。目移りしてしまいます。

――ニヤリと哂い、ヴィンセントのほうへ目を向けた。

バラバラにされるのは、アンタだよ。クックック･･･。

アンタが嬢ちゃんに興味ないのなら･･･
それでも構わんよ･･･。
闇雲にやってもアレだ･･･。
私はアンタの鑑定先をボタンの掛け違いのように
辿って行くことにしてもよい･･･。
もしアンタがお嬢ちゃんに興味あるなら･･･
おっと･･･今日は･･･もう部屋に行ったか･･･
青い方の執行者とお話してみるかな。
実に興味をそそる人がいるんでね。

―トビーはウェンディを見つめ返して―

侮辱なんかしてないさ。
羨ましいんだよ、僕は。
彼のことも…だけど、君達二人が羨ましいんだ。

　ヒヒヒ、アーヴァインの記憶を覗いてみたが……。
　あの男、何も知らなかったわぃ。
　大口を叩いていた割にはただの中間管理職みたいじゃ。
　言い換えれば今回のには大物が絡んでいることになるのかの。

まずは二人とも復讐者じゃなかったって訳かい。
ま、鑑定屋二人が別々に見てるから、確定事項じゃねえってのがいただけねえが…。

で、どうすんだ？気が早えぇようだが、今日は対象を取り替えて鑑定させるのか？
それとも別の人間をまた好きに選ばせるのか？

―モーガンの視線を感じて振り向く、決して気を緩めずに―

ウェンディ…か。今のところは少しだが興味はあるな。

アーヴァインの次はってワケか。
へっ死んでも文句言うなよ？

誰だかしらねえけどな。
「閃光」のストークがどんだけのもんか教えてやるよ。

『赤』と『青』殿よ。

アーヴァインが殺られちまった今、
どうするんだ？この中から一人殺るしかねぇんだろ。
どう決めるんだ？

そうかい･･･興味あるかい･･･。
私もね、マスターには少なからず興味あるさ。
それ以上に･･･（ニーナを見て）･･･
あのお嬢ちゃんに興味があるがな。

―フレディにも一言―
マスターは復讐者ではなかった。
間違いなくな。だから自分の命は自分で護れ。

―トビーを見つめ―

…羨ましい……？
仮にも…ウォーレスさんの……愛弟子が、言う科白にしては……少々、白々しい…です、よ…。
羨ましすぎて……殺すのが、楽しみ、ですか…？

昨日は自称鑑定屋さんは各々の裁量で対象者を選んでいましたよね？
鑑定屋を名乗る偽物さんが復讐者だった場合、いきなりわざわざ仲間を引きずり出してくるという可能性は低そうに思えますね。

一応今日は別の方を鑑定するのをおすすめしておきますよ。

――貼られた結果を見て――

（影…あの子が『復讐者』って言われれば遠慮なく殺れたのに…
　そう簡単にはいかない、か）

―舌打ちしながら―
チッ、アーヴァインが殺られたのか。
手際の良いこった。

それにしても、ギルが青？　ハン、そりゃ鑑定なんざ無駄だな。
『スコット』がアンタを疑わずに済むって喜んでるぜ。
まったく、甘ちゃんだねえ、あの坊やは。

考えられない事象、こそが起こるのが…世の常…。
増して……この場所、には…その渦中に居たようなひとばかりが…居ます…。
仲間を、引きずり出しそうな…狡猾そうな…ひとばかり、ですから………。

―そういうと、じっとヴィンセントを見る―

（3M、そして満月の狂人。彼らにも感づかれた可能性が。
　やはり、『インコグニート』は人前に出るものではない…
　どうする？　どうする？？）

さて、早いけど今日は失礼するよ。
今日から死の宴の始まりなんだろう？

私は巣へ帰らせてもらう。
皆もせいぜい準備だけはしておくんだな。
いつ戦争が始まっても良いようにな。

―クインジーはウェンディが復讐者でないと言われて、何故かホッとしている自分に気がついた。―

（何故俺はこれ程まであの双子に肩入れする？）

−ヴィンセントに目を向け−

ほう…あんた意外と分かるな。
しかしな、俺が言うのも何だが鑑定屋が『裏切り者』だった場合は、どうかね。
まるで鑑定屋の中には裏切り者はいねぇ、と言う
先入観があるとも取れるな、ククク。

俺は満月のじじいにも鑑定してもらう事の方が重要だと思うがな、ウェンディも復讐者じゃなかった、らしいしな。

>>36
興味をもたれるうちが女性としての華。
遠い国ではそのような言葉がありますが…


――にっこりと笑うが、目を細めてモーガンだけに聞こえるように囁く――

あなたの言う『興味』がとても気になりますね。

―ウェンディを見つめ返して―

科白なんかじゃなくて、本音さ。
僕には血縁者ってものがいないからね。
幼馴染の君達を殺すわけないじゃないか☆
ちょっと、被害妄想入ってる？
それとも殺されるのが怖い？

大丈夫、君には「閃光」がいるじゃないか…。

―トビーは、一瞬怪しい笑みを浮かべたが、ウェンディはそれを見逃した―

――タバコをその場に捨て、足で踏み・・・アーヴァインの骨を見た。

ま、結局の所･･･実入りな情報はあんまり増えなかったようだねぇ。この男が人狼である事も分かりきっていた事だし、結果からも何か分かったわけでもない。

それにしても、野良猫･･･あの女、どこに行ったんだい？

さて、そろそろ僕も失礼しようかな。

まだ「仕事」が残ってるんでね…。

―ルーサーが昨日寝泊りした個室、そこは既に『巣』と表現するのが相応しい要害と変貌していた―

少し眠っておきましょう。
睡眠をとらないと実戦でミスをする恐れがありますからね…

…『ジプシー』さん…それとも、前の様に…といっても数回ですけど……トビー、と呼んだ方が、いいですか…？
私は……独りで死ぬのを、恐れます…。
殺されるなら…お兄ちゃんに。

ふぅ･･･アーヴァインめ･･･肺が真っ黒だったぞ･･･。
私はひどくニーナに興味がある。
まぁ･･･『鬼蜘蛛』の旦那もお嬢ちゃんに興味あるようだし、
私もマスターに興味があるもんでな･･･。
お互いに鑑定先をクロスさせるのも悪くはないね。

―ウェンディを見て肩を竦ませながら―

あなた自身渦中の人物でしょうに。

兎角、私は、誰にも気付かれぬようアーヴァインを始末するような慎重な方々が直接コンビネーションをとれない反逆者さんに鑑定屋の真似事をさせたり、いきなり仲間を売ってくるような賭けに出てくるとは考えにくいと判断します。

それにあなたも『マスター』も行動が目立ちすぎるように感じますし、そこまでの暗殺の技量があるとも思いませんし。

私は極力無駄を省きたがる主義なのでね。

…そういやぁあの女見ねえな。
何っつったか…どら猫だか野良猫だかいう通り名のビラビラした女…どっかに隠れていやがるのか？
適当なチャチャを入れて煽るだけ煽ってやがったが、肝心な時には居やしねえ。

――ホールの真ん中に立ち、目をつむりながら――

1つ確実な情報ができましたね。
『確かにこの中に復讐者はいる』という事が。

ここにあつまったのは殺すことによって『何か』を得ることができる人ばかり。
アーヴァインさんを殺すという事は、今後組織の繋がりを断たれる事は確定…
つまり、『何か』を得るチャンスが多少なりとも少なくなる事を意味します。

最初は『バランサー』は別の目的があるのでは？と思いましたが…アーヴァインさんの死により、『バランサー』の言葉は嘘偽りはないと考えることができます。

あたいも今日はそろそろ失礼するとしようかねぇ・・・。

――と言いながら歩き出したが、クインジーのほうを振り返った。

適当なチャチャ、ねぇ･･･。

――小さく呟き、自室への階段を登っていった。

>>39
さあな、俺の提案に乗ったのが鬼蜘蛛のヤロー
ジジィは、クソ面白くもねえが望みどおりにしてやった。
鬼蜘蛛が反逆者なら復讐者の正体は解らないぜ？
さらに言うなら

あんた「鑑定屋に復讐者がいない」事の方を言わねえのはなぜだ？

なんか知ってんのかよ。

もしここにいるのが『鑑定屋』だけなら、ゆっくり待って復讐者を探す事ができますが…

バランサーも面白いことを考えてくれたものですね。

『情報屋』の存在によって『殺しながら判断することもできる』じゃないですか。


報酬がないのがとても残念ですが…


――くすりと笑って――

何とも、私達らしい探し方じゃないですか。

>>56
　ヒヒヒ、それは従順すぎる考えじゃ。

　もっと成り上がりたいのか、単に気に入らなかったのか。
　復讐者じゃなくても、どさくさに紛れてアーヴァインを亡き者にしようと企んでもおかしくないぞぇ？

まあ良い。ちと仮眠するさ。
睡眠不足は判断を見誤るからな…。

−そう言うとフレディはその場から気配を消した−

ーヴィンセントを見てー

おや･･･先生はそう思うのかい？
私の記憶によると･･･『鑑定屋』『情報屋』･･･
４人の中で一番最後にそう名乗ったのは･･･
『鬼蜘蛛』の旦那だったような気が･･･。
『鬼蜘蛛』の旦那が復讐者なら･･･
反逆者がハッタリかましているんなら、
アンタかあの気の強そうな姉ちゃんのどっちかが反逆者か･･･。
私はね･･･ちょっと考えにくいと思うんだがね。

――部屋の中に戻ってベッドに座りながら、小刀を抜いて曇り無き刃を見渡した。

そろそろ、あんたの出番かもしれないね・・・相棒。

――手入れをしながら考え事をし、夜は更けていった。

>>60
確かにそういう考え方もできますね。

ただ、私の記憶だと『バランサー』は高くアーヴァインさんを買っていたように思えるんですよね。

身体能力もそうですが、『依頼』を私達に届けるといった雑務も。

彼の代わりはそうそういません。


そんな彼を消す…バランサーはそんな者を赦すことができるでしょうか？

おやおや、皆さんとは意見が相容れぬようで。

とにかく私は、誰かが牽制のために鑑定人を名乗る、なんてことになるかも知れない、なんて可能性があったことから考えても、復讐者はもっと慎重に動いていると考えますね。

疑うのは結構ですが、今私を失うのはもったいないですよ？

>>60
確かにドサマギであのいけすかねぇアーヴァインをぶっ殺そうって考えるヤツがいてもおかしかねえが、それをここで言っちまう意味ってなぁ何だ？え？おい。

バランサーの言う復讐者が実はいねえってことになると、俺らはバランサーの手のひらで踊らされてるってことになるんだぜ？
疑心暗鬼に囚われて俺らが殺し合うのを見て楽しんでるってか？それにしちゃ張る駒がでかすぎやしねえか？
俺は少なくとも「ゲーム」の為に使い捨てられるような小物じゃねえつもりだが？

>>65
誰もまだ殺るとは言ってねえだろ。
まあ…俺らの「過去」を知ってるってだけで
俺のダガーがアンタに挨拶したいって言ってるがな。

『ナチュラル・ボーン・キラー』さん…。
復讐者、反逆者…は、必ず、居ます…。
最初、このゲームが開始されたとき……お兄ちゃんは確かに『バランサー』から、この中に復讐者・反逆者・鑑定屋・情報屋・護り屋・執行者が居るコトを、聞き皆さんに発表しました……から…。
執行者の独りであるお兄ちゃんが、そんな嘘を吐く意味はなく…自然と、それが真実、になる……と思い、ます…。

　ヒヒヒ、じゃがアーヴァインは何も知らされておらなんだ。
　奴は捨て駒にされたのじゃよ。

ふぅ･･･食ったら眠くなってきたな･･･。
まぁ、私が死んだら裏切り者側の鑑定屋が必然的に疑われるからな。
復讐者の連中も迂闊に手は出せまいて･･･。

―リックをちらりと見て―

ああ、遠慮しておきますよ、執行者さん。
妹さんも無駄な諍いは望んでいないんじゃないですか？

―皆に向き直って―

まあ、復讐者の存在なぞこれからわかってくるでしょうし、今更論じてみても詮無き事。
幸い、私にはそれを確認する術があることですし。

　ヒヒヒ、裏切り者など奴らの眼中に無いかも知れんぞぃ？

>>68
―ウェンディから顔を背けつつ―
俺は執行者の言葉は疑ってねえよ。どの道俺はそれに従わざるをえねえ。

――ふと水が飲みたくなり、水道の元へ行って鏡を見た。

・・・情けない顔をしていたようだねぇ。

逃げる為には生きなきゃ･･･そう、この馬鹿馬鹿しいゲームに勝たなきゃならないんだ。
ま、気張らずにいこうかね。

――水を飲んでベッドに戻り、灯りを消した。

―クインジーの後ろ姿を見て―

oＯ(どうして、私を…避ける様な…。何で…？)

―クインジーとウェンディを眺めながら唇を歪ませる―

｡oO（ほう、「感応」しているのか？興味深い。）

―実験対象を見るような目を向けるヴィンセントに対して―

…私達は、もう…もう、誰にも束縛されません……。
アノ場所へ帰る事も…貴方が、出来なくしました。
そうですね………最も殺したいのは…貴方かもしれませんね…いい機会ですから…。
情報屋ではないと、知れたら………。

（らしくもない……何故俺は双子を気に掛ける？
いや、気になるのは、妹の方、だ。
そうだ、俺はあの娘とよく似た子を知っていた。）

―去っていくウェンディの後姿に囁くように、かすかな声で呟く―

なるほど…お前が殺したいのは、3Ｍか…。
丁度いい。俺もアイツに、正確に言やあアイツの恩師でもある前任者にゃ恨みがあるのさ。
もし偽者と分かれば、お前の言い草じゃないがいい機会だ。お前の望みどおりにしてやるよ…。

―去っていくウェンディの背中を見ながら―

｡oO（興味深いことをすぐ「観察」してしまうのは悪い癖だな。特に鋭い者の前では。）

―唐突にクインジーを向き―

そんなに殺気を向けないで下さいよ。困るじゃないですか。
…こちらも殺る気になってしまう。

―クインジーに微笑みかけて―

まあ、半分冗談です。今はまだ、ね。
それにしても水を向けるのが上手い方だ。先程の「野良猫」への言及にしろ。

さて、そろそろおいとましますか。
それでは失礼。皆さんに「明日」が無事に訪れるよう…。

―ヴィンセントに向かって―
ああ？上等だ。別に構わないぜ…殺れるもんなら、な。
今はまだ、執行者サマからお許しが出てねえから我慢しといてやるが、そっちが先に手を出したとなりゃ話は別だ。
リミッターはまだ半分ほどしか解除してもらってねえが、それでもてめぇに遅れをとる俺様じゃねえぜ？

言ったろ、おっさん。
「好きにしろ」ってね。
リミッターの外し方は「青」にでも聞いてくれ。

俺も医者のヤローは…気になるんだよ。

ちっ。達者なのは口だけかよ。
半端なとこでやめやがって。気が高ぶって止まんねえだろ。どうせなら最後まで殺らせろよ…

女でも抱かないと気が収まらねえぜ、ったくよ…。

ふん…。話せる執行者サマじゃねえか。
晴れてお許しがでたとなりゃ、いつでも殺りたい時に殺れるって訳だ。
後は明日にでも青のにリミッター外してもらやあ好き放題ってか？

―歯を剥きだして笑う―

　ヒヒヒ、都合よく女はおらぬものじゃ。
　じゃが、夢にはおぬしの理想がおるぞぇ。

　魅入られても知らぬがの、イヒヒヒ。

　さて、ワシも寝るかの。
　ヒヒヒ、寝込みを襲われたくない奴には悪いが、ワシは起きていてもおぬしらには敵わぬから堂々と眠れるわぃ。

ふん。俺は夢の中の女なんていらねえよ。所詮はまがい物じゃねえか。

バァさん見たら、気がそがれちまったぜ。俺も寝る。

―クインジーは広間を出て行った。―

　ヒヒヒ、今まさに夢を見ているかも知れぬがの。
　本物と思った方が本物で、否定した方が紛い物じゃよ。

　さて、カウンセリングも終わったし寝るかの。

―軽く頭を振りながら―

かなり強力なファイアーウォールね…
シリコンメモリからの映像すら乱れるわ…

外部からのアクセスも、これ以上の手出しは出来ない程度だし、情報を流そうとするとロッテに意識を持って行かれる…

ー真っ赤なハイヒールの音が、ホテルの一室に響く。静まり返ったロビーには、その音はやけに大きく響くー

アーヴァインが殺られたのね
緑髪の坊やの姿も見えたようじゃない。
フフ、良かったわ
テープを見て来たから昨日の宴の一部始終は知ってるわ

―ソファに座り込んで考え事をしていたが、キャロルの方を見上げ―
…アンタ、「野良猫」だったか。どこかで会った事はねえか？　あるいは、オレじゃねえ誰かかも知れねえが。

その鼻につく香水、記憶の隅にひっかかってるんだが。

--いつも通り、夜景が光る窓側の真っ赤な椅子に静かに座った--

昨日は私の意思を伝えられなかったのが残念に思ってるわ
昨日は鑑定屋に「影」の小娘を
占って欲しいという意見が多かったようね
その希望を参考に、満月の狂人はウェンディを占った印象だわ
まぁ、自分の意思なのかもしれないけどね

鬼蜘蛛は>>1:260閃光の疑いにより、
マスターを占った印象を受けるわ
それとも自分が疑わしいと思ったからなのかしら？

実質、どちらも自分以外の誰かの意見を
尊重しているように感じたわね、フフフ……

ーコーヒーを口にして、ハーヴェイに目をやったー

あら、まだ人がいたのね
フフフ…そんなの覚えてないわよ
今まで幾千の人の名前を聞かされたからねぇ
でも、貴方の名前は聞いたことくらいはあるわよ

―訝しげにキャロルを眺めながら―
同じ任務に就いてりゃ間違いなく覚えてる。って事は、現場で、味方ではない立場で会ったか、ただの勘違いだろうな

そうかもしれないわね
取り敢えず私は自分以外の人間は覚えられないの
味方では無い立場…裏を返せば敵ってことね。フフ…

―約束のエスプレッソをカップに注ぎ―

お飲みになるならどうぞ
残りはポットにありますから、ご自由に

あの、物知りのおちびちゃんもマスターも
中途半端な位置に来てしまったわね…

信じてあげたいけど、これを信じるようじゃ
命なんていくつ有っても足りない…

着実に、決めていくのが殺し屋かと思っていたけど
とどめを刺さない方針なのかしら？
甘いわね…

―シャーロットをちらりと見上げ―
……ありがとう。シリコンメモリは問題なく動作している様ですね。
シナプスのダイレクト接続は成功している様ですが、迂回経路がやや落ち着いていない様ですね。少しβ電圧を下げた方が良い。目の色がやや不安定です。

―ハーヴェイを見て―

あら、サイモンお久しぶり
相変わらず、少しの間にしっかり観察してるわね
こちらの仕事を手伝って貰おうと思っていたのに
とんだ災難に巻き込まれて…

ハーヴェイが原因かしら？

ハーヴェイが、と言うよりは私の計画の失敗でしょう。
ですが、私自身としても良い実験になっていますね。

着実に決めていかないと、不確実な情報ばかりが残る。
君らしい意見であるし、私もそれには同意できますよ。

サイモン、本体を記憶したメモリは
ちゃんと保存してきてるわよね？

まさか、全て生身でここに来てるようなへまはしてないとは思うけど

ギルにしろ、ヴィンにしろ
この切れの悪さ…
隠された物が何か解らないけど、他のメンバーにしても
こちらにファイリングされてる資料よりもかなり動きが鈍い気がする…

直前の任務がＡ＋でしたからね。
これは『ハーヴェイ』のオリジナルですよ。
こんなアクシデントで失うのは少々残念ですけれど。

あら…勿体ない
強化した肉体が

―そこまで言うと、言葉を濁して―

あなたの頭脳が残れば、わたしは構わないのだけど…

その分析を持ってしても、まだ何も見えない？

ギル？　ヴィン？
彼らの事は知りませんが、また新しいプロジェクトですかね…。
君も気を付けた方が良いですね。シリコンメモリ接続は、君の脳と直結している。ロッテが死ねば、君にもそれはダイレクトに伝わってしまうのだから。

そうね…シリコンメモリの不具合は責任者のわたしの責任、それは仕方ないわね
どこまでの被害がこちらに来るかも、又実験になるのかしら…

そろそろ、かすんで来たわ、ロッテを休ませないと

おやすみなさい、又あなたに逢えるのを楽しみにしているわ

しかし…どこまでが誰の計画ですかね……

なんにせよ、事は復讐者を殺してからになりそうですね。

――ホテルの一角、何も無い殺風景な空き部屋にて

･･･。･･･っ。

久々に使ってみたが、こりゃあキツいねぇ・・。
この分だと実戦で使った後にどうなるかは分かったモンじゃないね･･･。チッ、なるべくこいつを使わないようにするしかないか。

――小刀を鞘に戻し、少し息を荒くしながら部屋を後にした。

―簡易出力された何枚かの写真を見ながら―

誰を殺るかは自由で良いんだろ？　こりゃ、仕事じゃねえんだから。
情報がねえ以上、気に入らねえヤツ、怪しいヤツを殺るしかねえな。
鑑定は…どっちが本物の鑑定屋か知らねえが、両方が人狼だって言や、ソイツはターゲットじゃねえんだろ？　確定した情報なしじゃ、混乱する一方だと思うがね。

死にぞこないのババアは、情報ってものを誤解してるんじゃねえか？

今日は鑑定をクロスさせるのが無難だろうぜ。

そのタイミングで鑑定屋が死んだら、残った方は殺す。

−ゆっくり部屋を見回しつつ−

情報という単語は敵情報知、という熟語から来ているんだ。
敵の情勢を知って報告することだな。
つまり、客観的な正確さが必要不可欠ってことだ。

繰り返すがな、今日の”鑑定”は俺は
満月のじじいに鑑定してもらった方が良いだろうよ。
ウェンディにしても然りだ。
その方が客観性が…確実となる。

−トーンを低く−
それよりも誰を殺るのか…復讐者か…
人物像…洗ってみるか…。

俺は偽物含めて、欠けちまった鑑定屋や情報屋に意味はないって思ってる。

もし明日、ヤツらのうちどちらかが欠ければ、もう片方は皆が殺すように動くぜ。

執行者としてな。

―真っ青な顔でドアを開け―

…皆さん、仰ってますが……やはり、今日は…鑑定を確実なもの…にする……のが、利口…でしょう、ね…。

―ドアの隣に力なく座り込んだ―

oＯ(昨日…『満月の狂人』さんの食事、を見たから…？マリエ…夢に……)

―ルーサーは『巣』で目を覚まし、武器の整備をしている―

…皆が欲しているのは完成した情報。
客観的視点だと私とジジイ、２人が鑑定して初めて『情報』が完成する。
希望を叶えるべきか、否か。

oＯ（さて、誰から殺すか。
間違っても人狼構成員であると分かりきっている存在はここで殺してはならない。
殺したいなら全てが終わった後に呼び出して始末するべきだな。どんな奴でも数にはなる）

oＯ（殺すべき存在は…私の戦闘スタイルでは防御困難なタイプからだ。
常時５秒、戦闘状態で１０秒先を読んで動けるとしても肉体が反応しきれない状況ならどうしようもない。
私の身体能力をオーバーする者、身体能力を無視して凶器を使う存在。それをターゲットにしよう。
誰だ？最初に誰から始末すればよい？）

―ルーサーは笑みを浮かべ決断した―

くくく、こんなに近くにいるじゃないか。
ここに来てから不愉快な目覚めをする要因。
まずはそれを取り除くとするか。

…今日の標的は決まった。

――セキュリティルームでテープの再生を終え――

「影」の嬢ちゃんも、「マスター」も、とりあえずは人狼だってことか。
ま、二人共片方だけじゃマズイから。
両方に鑑定してもらって、結果をきちんと出してもらわんと
信用は出来ないがね。

…アーヴァインが殺られた。おそらく次は、この中の誰かを狙ってくるだろう。
こっちが取れる手は一つ。先手を打って殺す事。

―いつもの窓側のソファーに座り―

情報が無い以上、怪しい奴を殺るしか無いわね
鑑定屋はどちらも胡散臭くてならないけれど
まぁ女の勘ってやつかしら？
フフフ、目星はついてんのよ
だけどここで情報を残す鑑定屋が死んだら痛いわ

早く自由になりたいしね
復讐者なんかに殺られる前に情報を残してもらうよ

私も鑑定をクロスにさせるのは同意しておくわ

自分が本物なら、偽者が白判定した奴は
占っておきたいでしょうしね

――キャロルに気づき、顔を向けた――
よう、「野良猫」の姉さん。
昨夜は見なかったからとっとと殺られたかと思ってたぜ。
無事で何より。

さて、今日から俺たちは血で血を洗う宴会に突入、ってわけだ。
誰から殺りたい、アンタなら。

この状況、偽者が混じってると分かってても、
まだ鑑定屋も情報屋も、始末するには早いと俺は思ってる。
だから、今日のターゲットからはこの４人は外してもらいたい。

当の本人たちは、真っ先に始末してしまいだろうけどな。
ま、俺たちから見ればまだどっちが本物だか判らない。
もうちょっと辛抱してくれ。

皆で殺りたい人間をばらばらに狙うか、
それとも復讐者と目安を付けた奴を集中して私刑にかけるか。
どうするね？

―ギルバートの方を向いて―

>>124
フフ、私が殺られるわけないじゃない。
私なら、そうね…
今は特別怪しいと思っている人物がいるわけでも無いのよね
これからの発言で決めていこうと思ってるんだけど、ね
まだ情報が少なすぎるゆえ、
言いがかりレベルで誰を殺るか決めるしかなさそうだけどね…

――スリングショットの鉛弾を手のひらで転がしながら――
ギル、君が「青」だったとはね。
現場にいた頃からだったのかい？

僕は君の事を信頼している。君が統率してくれるなら嬉しいが、命の取り合いとなると、人狼はそこまで統率がとれた組織ではないだろうね。

テープを見る限りでは、
格別目立った発言をしている人はいないわ
よって、誰も疑う程の「情報」が無いのよ
鑑定屋の人達は、私達より情報が一歩リードしているから
鑑定屋の人達の意見を重視していこうと思うわ
そこから、手がかりが見つかるかもしれないもの、ね

ギル。僕が誰を狙っているか、僕も話した方が良いかい？
組織としての僕たちは、君ら執行者の指揮下にある。
赤…閃光は、むしろ現場に興味があるみたいだが、君はホワイトカラーの方が似合うだろうしね。

俺は口で誰それを「殺る」なんて言われても信用出来ないね。

ここはカメラで監視されてる。全員の記録は多分残る。

俺は「誰が誰を狙った」かが見たい。

確実な情報になるからな。

―深く瞑想しつつ―

（現在の人物関係を整理してみよう。
青の執行者『流れ者』ギルバート、ハーヴェイ「たち」、シャーロット＝『メアリー』は比較的親密な同盟関係にあるように見える。
赤の執行者『閃光』は妹の『影』とは極めて親密だが、『満月の殺人者』『３Ｍ』とは緊張状態にある。『ジプシー』とは浅からぬ因縁があるようだが、共闘するに至るまで友好的かどうかどうかまでは判断できなかった。
『満月の狂人』『鬼蜘蛛』『逃亡者』『３Ｍ』は特殊技能を持つと自称し、復讐者・反逆者の可能性があることから、それぞれ独特の位置にある。
『野良猫』『夢使い』は孤立しがちで、関係性も今のところ薄い。

もちろん「復讐者が復讐者を狙ったフリ」も出来るだろうが、後々それによって矛盾が生じるだろうからな。

さらに言うなら、誰かに目星をつける、と俺らが言ってしまえば、それに従順になったフリも出来るだろ？

好きにやらせりゃいいと思うぜ？ 「青」の。

現時点では復讐者は特定されていない。すなわち、誰を選んだとしても、復讐者ではなく人狼メンバーを殺害する可能性が高いということになる。
このような段階では、同盟を結んだグループの一員を殺害対象に選ぶのは得策ではない。要らぬ敵対関係を生む恐れがある。さすがに複数の人狼メンバーを相手にして戦うのは、こちらの被害も大きい。
特殊技能者である４人を殺すのは、現段階では早すぎて論外だ。いくら目障りなヤツがいるとしても、ある程度真偽の目星が着いてからでないと、殺害の動機を勘ぐられてこちらが集中砲火を食らう羽目になる。
であれば、ここは孤立したものを選ぶべきだろう。

『野良猫』か、『夢使い』か。後々厄介なのはどちらだ？どちらがより復讐者らしい？）

―クインジーに少し笑って―
あら、ナチュラル・ボーン・キラーだっけ…？
私は貴方が殺す相手の選択を誘導しているように聞こえるわ

…違うかしら？
後々厄介でもあり、孤立している人物を殺ろうとするのね
貴方の方針は、大体分かったわ

――キャロルをやや訝しく見つめながら――
鑑定屋が情報で一歩リード？
見分けた人に対してはそうだろうな。
まだ見分けていない人については僕たちと大差ないと思うが………

………いや、そうか、復讐者が鑑定屋を詐称していると考えれば、それは情報にはなるな…

―ハーヴェイを不思議そうに見て―
私が言ったのは、鑑定屋には
自分が本物だと分かっていること・
占った人物が白だと分かっていること

この２つの情報が、私達より一歩リードしていると
言ったのよ？

―集まった皆に向かって、歯を剥きだして哂う―
…よう、いい夜だな。

『野良猫』よ、てめぇが何を思ったか知らんが、所詮は独り言、だぜ？その通りにするとも限らねえとは、そこの赤の執行者サマを言ってたぜ。
これはあくまで俺の考え方…そう、ゲームを楽しむための俺のやり方だ。

―クインジーに向き直って―
そうね
でも私はとても誘導だと思ったわ

独り言の通りにしなくても、ね

俺はな、手ごたえのあるヤツと、俺に噛み付いてくるヤツと、ゲームを楽しみてぇ。
言葉の銃弾で相手を撃ち、因縁の刃で肉を削ぐ…そういうゲームがしてぇ。

そいつが復讐者かどうかなんてのは俺にとっちゃどうでもいいこった。
何も語らねえ味方より、語る敵を残したいねえ！！俺はよ！！

そうだな、口で何を言っててもいざ行動となると、
何がどうなるかはその時にならないと判らない。
…俺たちが口出しするべきじゃないのかもな。
ま、言葉と行動のギャップもまた情報になるんじゃないか、「赤」よ？


スコット、俺は…。
アンタと最期にやったあの仕事、あの時までは執行者なんてもんじゃなかったさ。

――スリングの弾を右手から左手に移し替えながら――

ターゲットが警戒しない様に、他に注意を向けさせるのは、ごく当たり前の手口ではあるな。西部劇のガンマンじゃあるまいし、正面から堂々と殺る理由はないな。
尤も、混乱こそが復讐者の狙い目じゃないかと僕は思うよ。

　―老婆はヒタヒタと現れて―

　ヒヒヒ、記録を聞いてみたが眠らずにすんだぞぃ。
　少しは面白いことを言える様になったではないか皆の衆。

――クインジーを見やり――
ああ、そういえばリミッターを外したがっていたよな？
…アンタがそう思わなきゃ、もう外れてるんだよ。
リミッターを意識する、それこそが無意識に能力の枷となるように出来てるんだ。
ま、程ほどにしてくれよ。

　Ｎ.Ｂ.Ｋや。
　孤立だの言っておるが、ワシとそこの猫娘が特殊技能の４人と別枠なのは何故かぇ？
　ワシの能力はここにおる誰よりも特殊だと自負しとるがの。

―ギルバートに向かってー
だが、俺は「外した」と言われなけりゃ、リミッターが掛かったままなんだ。そういうふうになってんのさ。
ま、ありがとよ。これで心置きなく暴れられるってもんだ。

　鑑定かぇ。
　そんなものに頼っておるようではまだまだヒヨっ子じゃ……と言いたいところじゃが、実際に若造ばかりでは仕方がないかの。

　他人を信用するようなお人好しが暗殺者になれるわけがないが、自称鑑定屋が二人とも保証するのが確定情報になるなら、今日は対象を交換して鑑定するのにはやぶさかでないぞぇ。

　復讐者にとっては居場所が狭くなるから狙いどころではあるがのイヒヒヒ。

ふん…特別扱いしてんのはバランサーの肝いりだから以外にゃねえよ。
奴らがバランサーに用意された特殊能力者であり、その可能性を持つ者たちである以上、その能力をちっとは有効に使いたいってモンだろ？

俺としちゃ、騙りを引きずり出した時点で仕事は半分終わってると考えるが、少なくとも一回も能力を使わないうちに殺すようなことはしたくねえ。ある程度結果を見極めてからってことになるだろうよ。
これ以上生かしとくと、復讐者の数が俺らの人数を上回ってヤバイってことになるまではな。

　さて、裏切り者とやらはどうしておるのかの。

　復讐者にコンタクトを取ろうとも「通し」が使えない以上、目立った位置に出て気づいてもらおうとするのじゃろうが……。

　普通に考えれば、人狼から抜けたがっているあの者だろうが、素直すぎるかの。

　ヒヒヒ、復讐者に数で上回られたら勝てないとは、威勢の割りに情けないのぅ。

　さて、今日は誰の夢をかき混ぜてやろうかの。

　ヒヒヒ、そこの解離性同一性障害患者が良さそうじゃ。
　運が良ければ神経症が治るかも知れぬぞぇ？

…こんばんは、『夢使い』さん…。

今の、状況は…まだ、情報が、少なすぎ…ですね……。
今夜の、議論……、今日の要…でしょう…。

　そうじゃな。
　じゃが、殺しのおあずけを食らっている猛犬どもはもう抑えが効かんじゃろうな、今夜の我慢は無理だろうて。

それ位は……承知です…。
……今日の、鑑定…は、お互いの昨日鑑定した人物を見るのが、いいでしょうね…。
反応を、見てみたい、ですし…それによって……鑑定された人物にも、情報が増えるかもしれません……。

――ホールへの階段を降りながら笑っている。内容を見てきたようだ。

クックック･･･全く、案外慎重なヤツが多いようだねぇ。

先に言っておくが、あたいはあの３Ｍとか言うヤツを狙うつもりだよ。それがあたいの『最善』さね。
ま、手伝う意思のあるヤツは黙ってみていて欲しいもんだがねぇ。

　復讐者が情報が増えるのを嫌ったなら、いっそのこと明るみになる前に殺してしまうやも知れぬの。
　今夜はいい夢を見れるといいのぅ、イヒヒヒ。

（死んでもらわないといけないのは…

　影・3M・満月の狂人

　影には閃光。3Mと満月の狂人は…今はまだ殺すことはできない…。


　…どうしよう）

――書類をめくっていたが、顔を上げてニーナを見て――

ハウリング・ボムなんて大層な名が書いてあるから気付かなかったぜ。なんだ、ルーキーじゃねえか。相変わらず、毛も生え揃わねえようなガキっぽい顔をしてやがるな。
忍び歩きくらいは人並みにできるようになったか？

ま、確かにアンタらにしちゃあどっちがホンモノかは分からないからねぇ。

だからあたいからの「アドバイス」さね。
あたいが殺すなら、クインジーとバーさんのどちらかさね。
･･･昨日は野良猫も若干殺してみたかったが、こういう時にはね、一番疑われにくいヤツを疑っておくと一番犯人に当たるさね。疑われやすいヤツより先にそれこそ「厄介なヤツ」をやっとくのも良いかもしれないねぇ、フフフ･･･。

……私も、『夢使い』さんは……。
本当、なら、『３Ｍ』さん…それか『満月の狂人』さん……でも、彼らは、自称であっても…鑑定屋、情報屋の名乗り出を、している………。

おやおや、皆さん案外無難というか、堅実な方々ばかりですね。

まあ、確実な情報が入ってくることもそれはそれで大きいですし、昨日鑑定された方を別の方が鑑定することも次善佳良だとは思いますが。

まあその場合、復讐者さんの獲物が増える可能性が高いわけだ。せいぜい自分の心配をなさるがいい。

　ヒヒヒ、ワシが厄介とは変わった奴じゃのぅ。
　夢使いの能力は眠っている相手にしか効かんからの。
　今のような、いつ寝込みを襲われるか分からん時期に、のうのうと眠ったりするのかぇ？
　それは襲われる心配がない奴の台詞じゃな。

――ハーヴェイに話しかけられ、意識を外界に戻す――

ぁ、先輩…
お久しぶりです。
あの時は本当にお世話になりました。


忍び歩きは…実はまだ、苦手分野で…


ハウリング…その名の通り、暗殺というカテゴリでみたらかなり派手になっております。


――恥ずかしそうに、うつむく――

それと、あたいとしては鑑定屋に誰をこうしろと指図をする気はないよ。
クロスさせてもソイツが人狼なら大した情報が増えた訳でも無し、それなら最初っからホイホイと誰かに従わせていれば良いさね。ま、青だか赤の執行者にどうこう言うつもりもないけどねぇ。

――デボラのほうを見、一笑した。

ふん･･･あんたがただの老婆ならあたいもゆっくりと眠れるだけどねぇ。
あんたの正体が本当に『夢使いデボラ』なのかすら疑わしいんだよ。

･･･ちょっと調べてみたんだけどねぇ、バーさんが裁判沙汰になっていた時の記録。
あんた、どうやってバランサーに知り合っているんだい？クックック・・・。

そう、ただの老婆に見えるからこそあんたのようなバーさんに注意を払っているのさね。

私達には…まだ……どっちが本当の鑑定屋なのか…情報屋なのか…解っていない……少しの差をつけることも、出来ない…から…。

ったく、なんでお前みたいな半人前までこんなところに来てやがるんだ？

ばれずに潜入して設置するのがお前の仕事だろうに。
お前の援護で陽動してた時にゃ、いつも冷や冷やしてたぜ。

　ヒヒヒ、殺しにしか用事のないおぬしには分かるまいて。
　夢を見たがる顧客は数多くいての。

ほむ･･･まぁ、今日はマスターの方を見てみるかの。
マスターが来たら、私のところに来てもらうか･･･。
まぁ、もしも『鬼蜘蛛』の旦那が反逆者なら、
復讐者は私か旦那を殺しに来るかもな･･･。
鑑定機構を破壊できるし、直接手を下さなくても、
もう一方は狙われるために時間稼ぎ･･･
ほっほっほ･･･姑息な復讐者の考えそうなことだ。
まぁ･･･私はさすがに子どもを仕留めたくなってきたよ。
特に･･･表に出る時間が短くて、あんまり情報をくれない坊やなんかね･･･。

――ますます小さくなり――

えぇ、だから『潜入』じゃなくて『居ても違和感がない』状態にしていたんです…

oＯ(……『半人前』さんは…おそらく、『ハウリング・ボム』としてではなく、『インコグニート』として……そう、ハーヴェイさんは…気付いていない、のね…。大した、演技力…彼女が復讐者、だったら……)

ーニーナを見てー

ほっほっほっほっほ･･･『半人前』のお嬢ちゃん･･･
”喉が渇いて”くるねぇ･･･ほっほっほ･･･。

――デボラのほうを見て更に嘲笑した。

夢、ねぇ？本当に見ているのかすら分からないさね。
・・・ヤクの中には天国が見えると言う、「エンジェルダスト」というヤクもあるくらいさね。
バーさんの『夢』とやらが本当かどうかすら疑わしいねぇ。アハハハハハハハ。

さぁて、そろそろ少し･･･腹ごしらえをしてこようとするかねぇ。

――デボラに背を向け、調理室の方へ向かっていった。

―ルーサーはセキュリティールームでくつろいでいる―

oＯ（さて、どうしたものか。
意外と早く派閥が出来そうだな）

oＯ（執行者においても青は安定とは言わないがそれなりの勢力を維持している、逆に赤は勢力がまだ小規模だ。
ただ、赤と結びつきのある存在との絆は強固なものと判断できるな。
これを基本に中立や立場を明らかにしていない存在の動きが大きく戦局に絡んでくるだろう）

――ハーヴェイに向ける物とは別の目つきでモーガンを睨む――

（喉が、渇く…
　3Mといい、満月の狂人といい、わかるようなヒントをばら撒くのが好きな人ばかりなのね）

―トビーは、爽やかな笑顔で今日も広場にやって来た―

みんな色々騒いでるけど、結局は自分が生き残れれば良いんでしょ？
つまり、自分以外の全員を殺せば…ね。

　知らぬか。
　家にテレビがあれば知っておるはずじゃがな。

ーニーナをおどけた目で見つめてー

ほっほっほっほっほ･･･気を悪くしたかな？
なぁに･･･私も君も、同じようなモンじゃないか。
君も確かに子どもだけど･･･君にはまた違った意味で興味があるよ･･･。

>>170
オレんとこを離れてからはそうらしいな。噂は聞いてるぜ。
しかしまあ、お前みてえなガキがねえ。

―ルーサーは辺りを見回して言う―

…今日の鑑定で客観的に信用できる情報を提供してやろう。
今日はウェンディを鑑定する。直接私の目で確認してやる。

>>180
もともと、お金稼ぐために…でしたので。
せっかくこうした体を持ってこの世に生を受けることができました。

稼げるなら…手段を選んでなんていられません。


――にっこりと自嘲気味に笑う――

ートビーを冷ややかな目で見つめてー

あぁ･･･私も久々に殺意に燃えてきたよ。
あまり私たちに情報をくれない･･･
いても害にも益にもならぬ･･･小僧をね･･･。

――ハーヴェイにこっそり耳打ちをする――

ところで先輩…
あの緑髪の少年、誰なんでしょうか？

あの人だけ見覚えがないのですが…

―ルーサーは寄りかかり、ニーナの方を見た―

oＯ（あの女、『半人前』の腕前しか持たないはずなのに
私と同じ匂いがする…
能力がまだ開花していないのか、それだけの匂いを発する事が出来るなら優秀な暗殺者になれるだろうに）

俺は俺が殺りたい奴を殺る。
薮医者やジジィはまだ勘弁しといてやらあ。
ウェンディを死なせない。これが俺の使命。ウェンディに殺気を見せた奴は俺を敵に回す事になるぜ。

最初に言っとく。

―遠慮がちにハーヴェイに歩み寄り―

……、すみません…。『インコグニート』、という、暗殺者の名前…お聞きした事、ありますか…？

oＯ(『半人前』さんがそうだと知っていたら…手を組まれると……。どうやら…知り合い以上の関係…のようです…から…)

――ニーナに向かって小声で――
ジプシー、とか言うらしいな。資料では施設上がりとあるが、最近急に名前を聞く奴だ。
オレもじかに会うのは初めてだが…

>>186
俺は俺が殺りたい奴を殺る。

まぁ、僕も同じ意見だね。
僕にも守らなきゃいけない人が居るんで、簡単に死ぬわけにはいかないんだ…。

―トビーは何処か遠くを見ながら呟いた―

それと同じくらい「息を潜めてる」奴は始末したいって考えてるけどな。

―ルーサーはニーナに近づいてディスクを手渡した―

ここにいる人間のデータが入っているディスクだ。
私は既にマスターディスクを持っているからな。
これをセキュリティルームのＰＣに入れれば緑髪の奴のデータも見れる。

あくまでもこれはプロフィールのみだけどな。
『半人前』の君にプレゼントだ。
いい匂いがするね。将来大物になれるよ。

やれやれ･･･マスターは･･･部屋だね･･･。
まぁ、もう少ししたら部屋に潜入して･･･
体の隅々まで調べておかないとな･･･。

――ハーヴェイにお礼を言いながら――

（ジプシー…記憶にひっかかってはいるけど、思い出せない…
　仕事でかち合ったわけではなさそうね。

　なんだろう…）

―ウェンディの方に向き直り―
インコグニト？　「虫使い」インコグニトなら、名前くらいは聞くぜ？
それがどうしたんだ。ソイツもこの件に一枚噛んでるのか？

oＯ(将来…？『鬼蜘蛛』さんも、気づいては、いない…？でも、素質だけでも瞬時に見抜くのは……)

ートビーを見てー

さっきモニターを見ながら、
みんなの発言数をチェックしてみたんだが･･･。
君は無口だねぇ･･･同率で発言数最下位だよ･･･。
さっきも言ったがねぇ･･･情報をくれないヤツはいらぬ。

――簡素な調理を食べながら、小さく呟いた。

コロシ、か･･･。
･･･ま、気張らずにいくとするかねぇ。任せたよ、相棒。

――手早く食べ終えると、ふと調理の器具を見て何かを思い･･･。

――少しして調理場を出てきて、いつも通り壁によりかかった。

…そうですか……いえ…関係はしていない…だから、気になりました…あの『インコグニート』さんが、この場に、呼ばれない、事……。
それだけ、です…有難う御座いました…。

―ウェンディはハーヴェイにぺこりと頭を下げ、その場から退きリックの傍へ―

oＯ(やっぱり…知らない、んですね……。何ていう…演技力…。)

―ルーサーはウェンディが発した『インゴクニート』という単語を聞き逃さなかった―

oＯ（虫使いだな、名簿には載っていないな…
噂にしか聞かないが奴は相当残酷な暗殺者らしい。
その顔を見てみたいものだ）

―モーガンを見て―

そうかな？
マスターも、青も、僕と大差ないと思うけど。

情報はあるに越したことはないけど、偽よりは良いと思うんだけど。
ま、所詮は僕の考え方だけどね〜。

何なら今夜殺り合っても構わないよ？僕は。

この状況でビビって、隠れてる奴ぁ「人狼」には要らねぇ。

今もこれからも、だ。

ートビーを冷徹に睨んでー

ほむ･･･若いね･･･若いねぇ君は･･･。
若気の至りというヤツか･･･相手を間違えるな小僧。
序盤から『鬼蜘蛛』の旦那に肩入れするのか･･･
ほっほっほっほっほっほ･･･若いねぇ。