人狼審問

本当にやりやがったか…。
そういう事かい。

あら…フフフ、やはり慎重ね、復讐者は

――間合を詰めて一撃で心臓を突き刺し、ニヤリと哂った。

さようなら、復讐者さん。

――返り血をペッと吐き出し、そのまま倒れたヴィンセントの脳を踏み潰してトドメを刺した。

―少し憮然とした表情で、テーブルに頬杖をつく。
並べられたカップのコーヒーがその衝撃に揺れる―

さて、と…
もう次のターゲットは決まったし、早く次の夜明けを見たいわね

どちらが死んでも、相手を復讐者というだろうな。生き残ったのが本物でも偽者でも。

――血が滴る狩猟刀を持ちながら、野良猫のほうをジロリと見た。

悪いね、やられるワケにはイカないんだよ。

――血のぬめりを取りながら階段に向けてダッシュした。

―緑の髪の少年を抱き上げる―
この子もまた…俺の…

――階段を登りながら、手榴弾を階段に置いて逃げていった。

チッ、相手は何人来るやら･･･。外と中じゃ、どっちの相手が楽かねぇ。

なるほど。
あの日、ウェンディが人間だと解っていた。
または「確信」した。

俺のようにそう思いたかった人間が居たよな。
それが勘でなかったら、なんだと思う？

復讐者か護り屋さ。
あの日ウェンディは護衛されていた？
そう考えたが俺は口に出さなかった。

派手なねーちゃん。
アンタの思ったとおりになったな。

鬼蜘蛛の巣に逃げても、あのザマじゃどうにもならないねぇ。

アテは無いが、逃げ道があるとすれば復讐者をぶち殺す事くらいだが･･･ま、今日はそうはいかないだろうね。

――階段が吹き飛ぶ爆風を肌で感じながら、上へ上へと上り詰めていった。

―逃げてゆくカミーラを寂しそうな目で見つめ呟く―

私もああやって殻に篭って自分を護って、逃げていたわ…
得体の知れないものから、ね
でも……あれは私自身から逃げていたのかもしれないわね

―香水をポケットに仕舞うと、再び窓にブルーの目が映される―

その「仮定」が正しいなら…今日はクライマックスだ。

―ヴィンセントの死体を見下ろして―

何も残さないのね…
まぁ、あなたの代わりぐらいなら組織にいくらでも居るわ

>>8
…私のことかしら？

―目線を変えずに―

まぁ、貴方の仮定は誤っているから
今日はクライマックスじゃないわよ

安心しなさい

>>13
そうだ。この予言について説明してもらいたいね。
出来る事ならば俺を納得させて欲しい。

>>15
私に何を弁明しろって言うのよ。

悪いけど、文の意図が分からないわ
私が予言した？

――セキュリティルームに着き、何かをいじりはじめた。

抜け道になりそうな所、か･･･。どうしたものかねぇ、相棒。

>>15
>>5:56さ。ネエチャン。
俺の気のせいか？

>>18
いやいや、自分で言うのも何だけど
普通復讐者ならチームで決めたことを口になんか出さないわ
…正直過ぎでしょ

わざわざ、疑われるようなことはしないわよ

私は思ったことをそのまま言っただけで
それが当たっただけよ
尤も、復讐者達が私に
疑いの目が向くようにしたのかもしれないけどね

――セキュリティルームからリックを見、鬼蜘蛛が使っていた放送を使って聞いた。

あー・・・聞こえるかい、赤の執行者。
ちなみに、あたいが情報屋の可能性に賭けるつもりはあるかい？

>>19
まあ…納得はしてねえが、言いたいコトは解った。
ありがとよ。

正直、予想が当たったくらいで
>>5:56を突っ込まれるとは思ってなかったわ

ここは私自身がどういってもアンタは納得出来ないでしょう？
理屈を並べても、始めから疑われてたら弁明もしようがないわよ

>>20
十分納得出来るものならな。
皆を納得させる事が出来たら、だ。

俺だけではなく。

どっちみち、納得させろとか言われてもねぇ…
普通に考えて、この理由からじゃ無理でしょ
何を言っても無駄ね

―そう言って苦笑いを浮かべた―

ま、せいぜい自分を過信しないことね
私を復讐者だと思い込んだら泥沼よ

それもそうだねぇ。どーやら、逃げるのは手詰まりのようだ。
説得、か。こりゃああたいが生き延びるのは相当難しそうだねぇ。

――やれやれ、と頭を振りかぶりながら放送を切った。

説得、か･･･。苦手ブンヤだねぇ、こりゃあ。
どうしたものかねぇ。

――セキュリティルームを後にし、また階段を上っていった。

>>24
ＯＫ、アンタは３Ｍと対立していたように見える。
ヤツが復讐者なら、アンタはそうじゃない。

―ウェンディの側にトビーを埋めた。ただ側に立つ樹だけが彼らの墓標代わりだった―
（お前たちを死地に追いやったものを俺は許さないだろう。
そのものは俺の怒りの深さを知るだろう。
…必ずや。）

私、今はＮＢＫが復讐者の可能性が高いと思ってるわ

…3Mが復讐者かなんて永遠に分からないと思うけどね

最後に、３Ｍは本物だと思ってるわ
復讐者は全員、３Ｍに組織票を入れたと思ってるわ

あと残る二人か。
それを推理する事がまず第一だねぇ。どうするさね、相棒。あたいら絶望的だよ？クックック･･･。

――愉しそうにしながら･･･次第に歩き出し、今までの出来事を思い出して考え事を始めた。

>>28
アンタはけっこうＮＢＫをマークしてたからな。
ウェンディを擁護して生きている俺以外の１人。
それは気になる所ではあるがな。

青はどこ行っちまったんだ。
俺は冷静さを欠いているかも知れない。

ヤツに指揮を執ってもらうのが賢明かも知れねぇな。

>>29
ああん？
アンタ「本物だと思ってる」ほうを殺しに行ったってのか？！

おかしいだろ。

済まん。アンタ逃亡者を殺そうとしてたな。

>>6:29
それこそありえん話だな。どの道情報屋は今日生き残っても明日には処刑される見込みが高い。そんな中、わざわざ票を集中させて捨て駒を庇う必要がどこにある？
残りの二人はなんとしても生き残りたいはずだ。むしろ票を割るか、仲間を切ったと見る方が自然だ。

そうとも言えるわ
だけど、わざわざこの状況で仲間を切るかしら？
仲間が死ぬのが一日延びただけでも良いんじゃない？
情ってもんもあるしね

３Ｍが死んだか。ま、どっちが先でも大差ねえな。
オレもだが、皆、情報屋は両方殺っちまうつもりだったんだろ？
野良猫は、何をピントのずれた話してやがるんだ？

んー･･･まずは半人前の嬢ちゃんを疑っているのは変わりないさね。
あと一人については、どうしたもんかねぇ。・・・あのクインジーとか言う男か、多重人格の男。この二人にヤマを当てているが、両方とも決め手がないさね。
明日、改めてメガネから改めて調べるかねぇ。

――得物の手入れをしながら、建物のどこかで夜は更けていった。

>>5:129
僕に答えられる事は今のうちに答えておこうか。
二日目の時点まででは、僕には、デボラ婆は鑑定屋の真似事くらいできるとほのめかしている様に見えたな。
無論、それが通用するかとなると、それが本当だと思う者は少ないだろうね。だが、それで処刑されるまでの時間を延ばす事は、あるいはできるかも知れない。そうするメリットがあるとしたら復讐者ではないか？　そう考えて僕はデボラ婆を殺そうと思った。その結果は覚えているだろう。デボラ婆は人狼のメンバーだった。復讐者からみて、鑑定屋をほのめかすデボラ婆はどんな風に映っただろうか。そういった話だ。

ところで、NBK。君はなぜデボラ婆を狙ったんだ？
君はデボラ婆が鑑定屋をほのめかしているとは感じなかったのかい？
感じたとしたら、彼女が復讐者ではなかったとしたら、なんだと思ったんだい？

んー…トビー、かよ。
ギャンブルを避けた、ってわけだ。

今日は俺か？それとも赤か？

ウェンディを信じた二人のうち、トビーが殺られNBKは残った。
これをどう考えるか。

そして、ここにきてやたら仲間という言葉を出す野良猫。
あんた随分雰囲気が変わってきてないか？
気のせいだといいんだがね。

――ゆっくりとソファから起き上がり――


…(まだ、もやがかかってる…)

――ソファに寄りかかりながら頭を抑え――

…(ジプシーと3Mの気配が消えた…

じゃあ、今夜は…)

>>6:38 時間稼ぎも何も、そんなことを言い出したら即処刑対象だろうと言っている。デメリットの方が大き過ぎる。
俺自身は『夢使い』が鑑定屋っぽく振舞っているなどとは感じなかった。バァさんのアレはハッタリだろう。話半分に聞いていたよ。

俺が『夢使い』を狙った理由か。
あの時点では誰を狙っても復讐者よりメンバーに当たる可能性が高かった。であれば失っても惜しくない者を選んだだけだ。（>>132 >>134)
『夢使い』は積極的に誰かと関わろうとせず、場を引っ掻き回しているだけのように思えた。一歩高みから静観しているような…な。
もっとも、『野良猫』の方がもっと酷かったがな。自分は無関係って顔をしているように俺には見えた。発言も少なかった。
その二人から選ぶことにした時、俺は『野良猫』は態度から多分メンバーだと思った。『夢使い』はどちらとも判断できなかった。
だから最終的に『夢使い』を選んだ。

今は、あの時『野良猫』を選んでおくべきだったかと思っているよ。
自分はさしてメンバーの為に何もしていないくせに、他人には「チームの為」「仲間の為」なんていう奇麗事をぬかすのだからな…。それは自分を安全圏に置くための方便か？
俺たちは自由意志で殺す相手を選んでいる。それを元に疑われるのも覚悟で対象を選んでいるんだ。誰と組もうとどういう動機で狙おうと自由だ。

要は、復讐者を始末すればよいのだろう？
3Ｍと『逃亡者』のどっちが復讐者であったのかは定かでないが、二人を殺せば少なくとも１人の復讐者が片付いたことになる。
あと2人。
ここまで慎重に事を運んできた復讐者たちなら、余程のことでは尻尾は出さないだろうが。

シャーロット…『メアリー』は何か歯切れが悪い印象。十分に議論を尽くしていない。シャーロットに『憑依』して体調が悪いせいかも知れんが。
ハーヴェイは俺にとって不可解な言動が多い。だが、復讐者かと言われればそうでないような気もする。
『半人前』はまだ何か隠しているような気もするが…3Ｍを狙った動機はよく分かった。彼女も最近はあまり発言しないな。俺には判断つき難い微妙な存在だ。
キャロル。ここにきて最初と印象が変わってきた。人に対して選んだ動機を何故と問うのは分かるが、糾弾するとはな。…一番殺したい相手だ。

―立ち上がって―

『逃亡者』を狩りに行くか…
馬鹿な女だ。ここから逃げられなどしないのに。
それでも逃げ続けるかよ…。
その二つ名の通りに。

お前の逃亡の旅路はここで終わりだ。

―コートを翻し、闇へと消えていく―