人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(655)Pacific lagoon : 3日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

書生 ハーヴェイ は、学生 ラッセルに投票した
医師 ヴィンセント は、流れ者 ギルバートに投票した
見習いメイド ネリー は、医師 ヴィンセントに投票した(ランダム投票)
双子 ウェンディ は、新米記者 ソフィーに投票した(ランダム投票)
新米記者 ソフィー は、冒険家 ナサニエルに投票した(ランダム投票)
逃亡者 カミーラ は、流れ者 ギルバートに投票した
学生 ラッセル は、流れ者 ギルバートに投票した
学生 メイ は、学生 ラッセルに投票した
お嬢様 ヘンリエッタ は、流れ者 ギルバートに投票した
流れ者 ギルバート は、書生 ハーヴェイに投票した
冒険家 ナサニエル は、流れ者 ギルバートに投票した
美術商 ヒューバート は、流れ者 ギルバートに投票した
資産家 ジェーン は、書生 ハーヴェイに投票した

流れ者 ギルバート は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、お嬢様 ヘンリエッタが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、書生 ハーヴェイ、医師 ヴィンセント、見習いメイド ネリー、双子 ウェンディ、新米記者 ソフィー、逃亡者 カミーラ、学生 ラッセル、学生 メイ、冒険家 ナサニエル、美術商 ヒューバート、資産家 ジェーン、の11名。
医師 ヴィンセント
[ヴィンセントはしばらくメイの様子を診た。濡らした布で患部を冷やしながら服をゆるめたり、靴を脱がせたり。 瞳を調べたり呼吸数を調べたり、首筋を確認たが特に緊急性を要するものではないようだ。]

大丈夫、これなら気付け薬も必要ありません。すぐ目覚めると思いますよ。

[ヴィンセントは両腕をメイの両脇の下に入れ、少しだけメイを手前側、後ろへぐっと引っ張った。]
(0)2005/07/08 00:02:16
学生 ラッセルは、医師 ヴィンセントに私はそんな人でなしではありませんよ、と苦笑した。
2005/07/08 00:03:34
医師 ヴィンセントは、学生 メイは「これで目は覚めると思いますが…」と行った。
2005/07/08 00:05:10
新米記者 ソフィー
[船が沈み、長い漂流のあとこの島に流れ着き…
怒涛のように時間が過ぎていた。

生きるためには何をせねばならないのか──ソフィーにはそれが解ってはいた…
しかし。ギルバートとハーヴェイ…どちらを信じれば良いのか…
彼女はどちらとも話をする機会は少なく、判断する材料はあまりにも乏しい。
…彼女には、どうして決断することはできなかった。

ソフィーは、ただウェンディを守り、
ロンドンで待つ家族のところへ彼女を送り届けること…
…それのみを願っていたのだ。

彼女は疲労からくる混乱と悪夢の渦に翻弄される小船のように、
昏い意識の中を漂っていた]
(1)2005/07/08 00:05:25
見習いメイド ネリーは、新米記者 ソフィーを信じてたので、ソフィーの狙う人をと考えていた…。
2005/07/08 00:06:02
見習いメイド ネリーは、居たんですけど…けど…ソフィーさん見失いました…。
2005/07/08 00:06:24
見習いメイド ネリーは、逆手持ったフライパンを盾の様に、研いだナイフを持って闇の中…
2005/07/08 00:07:40
見習いメイド ネリーは、急に背後に気配を感じ…怖くてナイフを振り回してしまった。
2005/07/08 00:08:21
美術商 ヒューバート
 「ハハハ、よせやい。」

[にじり寄る私にギルバートは冷や汗を掻きながら後ずさった。
私は無言で彼に組み付くと体にロープを回した。]


しばらくの間だけだ。じっとしているんだ。


 「やめてくれ!俺を縛っても良い事は無いぜ!」

[彼は身をよじって抵抗した。
私が無理に押さえつけようとした時、彼は私を突き飛ばした。
だが私は既に彼の体をあらかた縛り終えていた為、私とギルバートは互いに洞窟の堅い壁に激突した。]
(2)2005/07/08 00:08:45
見習いメイド ネリー
きゃ〜!
来ないで下さ〜い!!
(3)2005/07/08 00:08:52
双子 ウェンディ
[拘束されていくふたりを見るのが耐え切れず、目をそむけるのが精一杯だった。メイの手当てを終えたヴィンセントを促し、洞窟にいるソフィーも診て欲しいと懇願する]

ヴィンセント先生… お姉さまを…
(4)2005/07/08 00:09:09
見習いメイド ネリーは、医師 ヴィンセントの姿を、空振ったナイフの先に見て…。
2005/07/08 00:09:13
美術商 ヒューバートは、洞窟の壁に頭をぶつけ痛みにもがいた。
2005/07/08 00:09:50
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイは縄に縛られ、メイとヴィンセントの様子を伺っていた。
ヴィンセントの「大丈夫」との言葉。それに安堵を覚えた。」
(5)2005/07/08 00:10:03
見習いメイド ネリー
こ…こんばんは…、良い月夜ですね…、びんせんと先生…。
(6)2005/07/08 00:10:16
見習いメイド ネリーは、医師 ヴィンセントからフライパンとナイフを隠す様に後手に回して愛想笑いをした。
2005/07/08 00:11:04
双子 ウェンディ
[ソフィー以外に信じれると思う人は見当たらず、今は彼女のことだけが心配だった。彼女に全てを委ね、ロンドンの家を想い眠りたかった。目が覚めるとこのバカンス自体が夢だったのではないかと自分のベットの上で目を覚ますことができるのではないかと私は夢想した。私は臆病なのだと思う、そんな私自身がソフィーを苦しめ悩ませ命を削らせているのではないかと、ふと思った]

お姉様…
(7)2005/07/08 00:15:11
医師 ヴィンセント
[ヴィンセントはメイの身体をたき火の近くに布を枕がわりにして横たえらせ、ウェンディの問いに答えた。]

ん?ああ、ソフィーさんだね、今行こう。

[突如、ヴィンセントの近くの木にナイフが突き刺さった。 刺さる時のコーンという澄んだ音がかえってすがすがしくも聞こえる。]
(8)2005/07/08 00:15:15
医師 ヴィンセントは、見習いメイド ネリーの姿を見て、少し驚いた。
2005/07/08 00:16:09
医師 ヴィンセント
ネリーさん、ちょ、ちょっと道具は大切にしてもらいたいかな…ははは…

[ウェンディに問いかける。鞄を持った。]

ウェンディさん、行きましょう。どちらですか?
(9)2005/07/08 00:17:47
双子 ウェンディ
[ヴィンセントの言葉に弱々しく微笑み振り返る。]

(コーン)
今、何かが??
え? ナイフ…が木に………?
(10)2005/07/08 00:20:54
双子 ウェンディ
[ネリーとナイフを交互に見比べたが何が起きたのかあまり理解できなかった]

はい、ヴィンセント先生、お手数かけてすみません。
姉はこちらです。お願いします。


[ヴィンセントを伴い、洞窟内のソフィーの元へと戻った]
(11)2005/07/08 00:23:17
学生 ラッセル
ガスッ!!

[突然の物音に振り返ると、ヒューバートとギルバートがもみ合うようにして壁に激突したところだった。ヒューバートは壁に頭を打ち付けたらしく、その場に倒れこんでうめいている。
一方、ギルバートは激突の拍子に縄が緩んだのか、拘束を解き去りながらナサニエル−メイのいるほうへ叫び声をあげながら突進していた]
(12)2005/07/08 00:25:03
新米記者 ソフィー
[彼女は昨晩眠りにつく前に初めて出会った青髪の男が気になっていた…

船長と思しき男の悲鳴が聞こえたとき……
…彼だけがその場にはいなかった…ただそれだけの、根拠の薄い理由…

目が覚めたら…彼に話を聞いてみよう……
それしか自らの疑問を解消する術はない────
…そう、ソフィーは思っていた]
(13)2005/07/08 00:27:06
学生 メイ
[メイはヴィンセントの診察を受け、焚き火の前で横たわっていた。意識を戻すと、メイは目の前でラッセルに縛られているハーヴェイの許に駆け寄った。そして、マッチを擦り縛られているロープを解いた。そしてギルバートを探し回る…]

ギル――っ!どこに居るの…?
ギル―――っ!!
(14)2005/07/08 00:27:52
見習いメイド ネリー
な、なんでもないのよ、ウェンディちゃん…。
ね…びんせんと先生♪
(15)2005/07/08 00:28:08
学生 メイ
[幾ら叫んでも、ギルバートの声は返ってこなかった。その時、再びあの男の姿を見かけた。私を殺そうとし、セシリアを灰にした男…アーヴァインが殺された夜、どこで何をしてたか分からない男――メイの心は歪んでいた。朱い空がメイの中の憎しみの感情を昂ぶらせる。]

(セシリアとの約束を守る為に……私は生きなきゃいけない。誰かを殺さないといけないなら…あの男しか居ない。ギルもハーヴェイも…絶対に人狼じゃない。)
(16)2005/07/08 00:28:10
見習いメイド ネリーは、双子 ウェンディとヴィンセントを、右手をにぎにぎして見送った。
2005/07/08 00:28:28
学生 メイは、落ちてた瓶を近くの岩で砕き、ラッセルの背後に近づいた。
2005/07/08 00:28:34
学生 メイ
ラッセル、私は貴方が憎い……
貴方を殺す事に…何の躊躇いもない。

貴方の瞳は…氷のように冷たいわ。

[メイは自分に振り返ったラッセルの後頭部を割れ欠けた瓶で殴ろうとした。しかし、彼の腕はメイの腕を力強く掴み、瓶を奪うと、それでメイの頭を殴った。]
(17)2005/07/08 00:29:17
学生 メイ
ギル…どこに居るの…?

私…ギルを……

[メイはギルバートを見つけられないまま、ラッセルによって再び*意識を奪われた。*]
(18)2005/07/08 00:30:26
書生 ハーヴェイ
[戒めを解かれたハーヴェイは、メイに礼を言うと倒れて蹲るヒューバートとギルバートの許へ駆け寄った。]
(19)2005/07/08 00:33:10
双子 ウェンディ
[ソフィーの許に戻ると、更に汗をかいているようだった。再び冷たい水で湿らせた布で彼女の汗を拭った]
[ソフィーをヴィンセントに任せ、*見守ることにした*]
(20)2005/07/08 00:37:15
美術商 ヒューバート
[私は額を洞窟の壁にしこたま打ち付けた痛みに転がり回っていた。
添えた手が血に染まり、額が割れている事がわかる。

私が落ち着いた頃、周囲を見回すと洞窟の出口の方にラッセルが立っており、その足下にギルバートが力なく横たわっていた。]
(21)2005/07/08 00:39:32
美術商 ヒューバート
[私がギルバートの元へ駆け寄ると、彼は鼻、耳、口からおびただしい血を流していた。
逃げようとしたらしいが、どうやら打ち所がわるかったようだ。]

・・・なんてこった・・・
(22)2005/07/08 00:41:45
学生 ラッセル
いますよ・・・貴女の目の前にね。

[ラッセルは気絶したメイに向けて無機質にそう告げた。確かに、ラッセルの目の前、メイからは見えなかったのであろうか、ギルバートは足元に倒れていた。正確には数分前までギルバート、と呼ばれていたモノであったが]
(23)2005/07/08 00:41:59
医師 ヴィンセントは、双子 ウェンディのそばで、ソフィーを注意深く診察することにした。
2005/07/08 00:44:13
書生 ハーヴェイ
[――ガラスの砕ける音。
 目をやれば、メイが割れた瓶を手にラッセルに向っていた。
 ――駆け寄るも、間に合わず。
 振り返ったラッセルにより瓶は奪われ、逆にメイ自身がその瓶を受ける事となった。

ハーヴェイは崩れ落ちるメイの身を支え、ラッセルを見据えた。

そして、その目に何の感情も籠ってはいない事を見て取ると、視線をメイに移し…メイの身をゆっくりと*横たえた*]
(24)2005/07/08 00:44:26
学生 ラッセル
[ナサニエルを払いのけ、ラッセルのほうへと向かってきたギルバート。ラッセルは受け流すように足を払うと、そのまま壁に向けてギルバートを突き飛ばした。傍目にはお互いが激突し吹っ飛んだようにしか見えなかったであろうが、彼はそれを狙って行い、そしてギルバートを殺害したのだ。]
(25)2005/07/08 00:46:10
書生 ハーヴェイ
[ラッセルとヒューバートの声に、そちらを向く。
己を人ではないと言ったその男が横たわっていた。
赤い――恐らくは赤いものが流れていた。
目の前の光景はにわかには信じる事が出来ず、ハーヴェイは呆然と*それを見ていた*]
(26)2005/07/08 00:48:57
美術商 ヒューバート
[私は横たわるギルバートを見て罪悪感を覚えていた。

私が殺したのも同然だ・・・
何とも後味の悪い感じに不快感を覚えながら、私はギルバートの体を抱きかかえると洞窟の外へと歩き出した。]
(27)2005/07/08 00:51:43
学生 ラッセル
[相次ぐ出来事に呆然としていたが我にかえっ(たかのように見せかけ)て声を上げた]

ヴィンセント!!大変だ、今すぐこっちに来てくれ!!
(28)2005/07/08 00:53:32
学生 ラッセル
待ちなさいヒューバート!貴方もヴィンセントの治療を受けたほうがいい。
頭から血が流れているではないですか!
(29)2005/07/08 00:55:10
美術商 ヒューバート
なに・・・ちょっと眩暈がするくらいです・・・このくらい平気ですよ・・・
(30)2005/07/08 00:56:32
学生 ラッセル
にしても貴方一人では危ない。なるべく早く戻って治療を受けてください。頼みますよ。
(31)2005/07/08 00:58:00
美術商 ヒューバート
[たき火の傍にギルバートの遺体を横にして、私も座り込んだ。
額の傷は見た目ほど痛くはなく、それより頭を打ち付けた衝撃で眩暈がする方がよほど気になった。]

・・・ふぅ

[一息ついた私は、ふとヘンリエッタの姿が見えないことに気がついた。]
(32)2005/07/08 00:59:50
美術商 ヒューバート
・・・誰か、娘を見ませんでしたか?
(33)2005/07/08 01:01:01
冒険家 ナサニエル
[ギルバートを捕まえようとするも逆に払いのけられてしまう、そして起き上がったときにはすでにギルバートはラッセルの手によりこの世の住人ではなくなっていた…]

糞!なんで俺はギルバートを止められなかったんだ!俺が止めれていれば彼は死ぬことはなかった!!
これじゃ俺がころしたも同然だ!!
(34)2005/07/08 01:02:18
見習いメイド ネリー
ヘンリエッタちゃん…そう言えば…。
(35)2005/07/08 01:05:27
見習いメイド ネリーは、美術商 ヒューバートの方を向いて、首を横に数度振った。
2005/07/08 01:05:43
新米記者 ソフィーは、昏睡の中で彷徨いながら、必死に生きようと*もがいていた*
2005/07/08 01:07:27
美術商 ヒューバート
[私は苦渋の表情で叫ぶナサニエルに声をかけた。]


事故だよ・・・不幸な事故だ・・・


[私はそう言いつつも、内心自己弁護のような気がして嫌だった。]
(36)2005/07/08 01:08:03
医師 ヴィンセントは、新米記者 ソフィーを診ているが、かなり面妖な感じがあり面食らっている。
2005/07/08 01:08:11
学生 ラッセル
ヘンリエッタ!?そういえば姿が見えない・・・。
あの子には今日のことはいろいろとショックな出来事だったようですからね・・・だとしても一人でどこかへ飛び出していたとしたら危険が大きい。ギルバートの死で全てが終わったという確証も無い以上、早く見つけ出さなければ!
(37)2005/07/08 01:09:35
美術商 ヒューバート
・・・なんて夜だ。

[私は舌打ちをした。
立ち上がり、ヘンリエッタを探しに行こうとした刹那、私は眩暈で足がもつれその場に*昏倒した。*]
(38)2005/07/08 01:13:06
医師 ヴィンセント
(ううむ…ソフィーさんはかなり衰弱しているようだ…命に別状はないが、原因も治療法もやはり環境によるものが大きい。こういう時はベラドンナなどがよく効くのだが…この島にあるかどうか。)

[ヴィンセントは鎮静剤を使うことにした。針の蓄えはある。]

ウェンディさん、今は大丈夫です。彼女はゆっくり眠れています。 ここはウェンディさんがそばにいてあげることが大切ですから、彼女をゆっくりと見守っていてあげて下さい。
(39)2005/07/08 01:13:34
医師 ヴィンセントは、双子 ウェンディにソフィーを任せ、洞窟を出てきた。
2005/07/08 01:15:04
学生 ラッセル
ヴィンセント!やっと来てくれましたか。
メイとヒューバートの治療を頼みます。

ナサニエル、それにハーヴェイ。貴方達二人は私と一緒にヘンリエッタを探してください。少々危険ですが手分けして。出来るだけ早く保護しないと・・・。
(40)2005/07/08 01:18:20
医師 ヴィンセントは、学生 ラッセルのやや血相を変えた表情をみて顔を少しこわばらせた。
2005/07/08 01:19:21
医師 ヴィンセント
ラッセル卿、すまない、遅れてしまったようだ。
し、しかしなんだこれは!?
(41)2005/07/08 01:20:39
医師 ヴィンセント
[ヴィンセントはてきぱきとメイとヒューバートの処置に入った。]

(む…メイさんの頭に異物が入っていなければいいのだが…)
(42)2005/07/08 01:24:57
学生 ラッセル
詳しい事情はヒューバートが回復したら聞いて欲しい。
ギルバートが暴れだして、私とぶつかって・・・死んだ。
ヒューバートはギルバートに突き飛ばされて頭に傷を負っている。
メイは・・・また私に襲い掛かってきた、背後から。反射的に倒してしまったが、それでも力加減はしてあるつもりだ。メイも傷は頭のはずだ。

そして、ヘンリエッタの姿が見えない。これからラッセル、ナサニエルと手分けして彼女を探しに行ってくる。ドクターはここを頼む。
(43)2005/07/08 01:26:17
学生 メイは、頭に鈍い痛みを感じながら、少しずつ意識を取り戻していた。
2005/07/08 01:27:05
学生 ラッセル
[ラッセルは早口でヴィンセントにそれだけ説明すると洞窟の外へと向かっていった]

私は北。ナサニエルは海岸のほう。ハーヴェイは南を頼む。
(44)2005/07/08 01:27:43
医師 ヴィンセント
[ヴィンセントはラッセルの説明を全て受け入れるかはやや悩んだが、ともかく今は救護が先だと思い、彼の言葉を一応飲み込むことにした。]

わかりました。彼らは今動かすべきではなので任せて下さい。
(45)2005/07/08 01:30:17
学生 メイ
【洞口】

私は…一体……
ラッセルを殺そうとして…

そうだ…っ!ギルの縄を解いてあげないと…
ギル…?どこに居るの…?
(46)2005/07/08 01:30:48
学生 メイは、医師 ヴィンセントにも気付かないまま、洞窟の中に入っていった。。
2005/07/08 01:33:14
医師 ヴィンセントは、冷たい水を用意している間に、一瞬の時、油断を作ってしまった
2005/07/08 01:34:17
学生 メイは、灯のない洞窟の中をゆっくりと歩を進めていた。そして……
2005/07/08 01:34:32
冒険家 ナサニエル
ああ…、判った…、いこうか。
(47)2005/07/08 01:35:17
医師 ヴィンセント
しまった! メイさんがいない!
(48)2005/07/08 01:35:45
学生 メイは、何かに躓いて地に体を伏せた。
2005/07/08 01:36:03
学生 メイ
痛…っ!何……?

[メイは暗闇の中、手探りでそれを探った。温かいとは言えないまでも、まだ若干温もりを残してるものが何か確認する為に、メイはマッチを擦った。]

……!!ギル…っ!どうしたの…?
ねぇ、ギル!起きてよ…!何で…何で冷たくなってるの…?
ギルはもっと温かいじゃん。
(49)2005/07/08 01:40:59
学生 メイは、ギルバートの体を大きく揺さぶった。
2005/07/08 01:41:28
医師 ヴィンセントは、学生 メイを追って洞窟の中へ入っていった。
2005/07/08 01:42:01
学生 メイ
嘘でしょ…?ギル、どうして…?
やだ……死んじゃやだよ…っ!守ってくれるって言ったじゃん!

私を…一人にしないで…っ!いやぁぁぁぁぁあああ!
(50)2005/07/08 01:44:42
学生 メイは、冷たくなっていくギルバートの体を強く抱きしめた。
2005/07/08 01:44:52
医師 ヴィンセント
[洞窟の中を甲高い声が突き抜けていった。細い道によりますますこだまする。]

まずいな、どうするべきか…
(51)2005/07/08 01:47:11
学生 メイ
[メイの嗚咽交じりの叫び声は洞窟の中で大きく響き渡った。]

一体、誰が…?
誰がギルを殺したの…?

私の…私の愛してる人の命を奪ったのは誰…?
(52)2005/07/08 01:48:15
医師 ヴィンセントは、灯りをもってゆっくりとメイの見える所までやってきた。
2005/07/08 01:50:04
学生 メイは、背後から近寄ってくる灯に、ゆっくりと振り返った。
2005/07/08 01:53:39
学生 メイ
ヴィンセント…
ギルが冷たいの…死んでるの…

ねぇ、貴方は医者だったよね。なら、生き返らせてよ。
(53)2005/07/08 01:56:46
美術商 ヒューバートは、力なく「ヘンリエッタ・・・」とうわごとを言っている。
2005/07/08 01:59:27
医師 ヴィンセント
メイさん…見るなとは言わないほうがいいでしょう。
目をつぶって、深呼吸をして、ギルバートさんの手をそっと触って下さい。

[ヴィンセントには言うべきことは数多くあるのだが、その順番について非常に苦慮している。]

そもそも…今はあなたの傷が先です。ほら…メイさんの頭部…少し暖かくありませんか?
(54)2005/07/08 01:59:33
学生 メイ
私の事なんかどうでもいい…っ!

ギルを助けてくれないの…?
もういい…っ!何も頼まない…っ!!

[メイはギルバートを背に乗せ、フラフラとした足取りで洞窟の外に向かった。]
(55)2005/07/08 02:02:04
学生 メイは、分かっていた。ギルバートが生き返る事はないと――。
2005/07/08 02:02:29
医師 ヴィンセント
(くっ…ここは医者としての技量よりも医者としての本質が要求されるものがあるのにな…)
(56)2005/07/08 02:04:44
学生 メイは、ギルバートを背負ってひたすら歩き続けた。
2005/07/08 02:06:44
冒険家 ナサニエル
[海岸F]
[ヘンリエッタを探さなくてはいけないというのに気持ちは先ほどのギルバートを止めれなかった事にいってばかりで探索に力が入らない]

はぁ、ギルバート…、ろくに話もしないうちに殺しちまった…。
俺は間違っていたのか?あの時やはり拘束せずに全員で見張るべきったのか?
誰か教えてくれよ!!
(57)2005/07/08 02:07:26
冒険家 ナサニエルは、行き場のない怒りを発散するために思わず叫んでいた…。
2005/07/08 02:08:23
医師 ヴィンセント
[ヴィンセントはメイを追って洞窟を出た。近くではヒューバートがいる。意識はまだない。]

くっ…どこへ行った!?

そうだ、跡… ギルバートさんの血の跡、あるいはメイさんの足跡はないか?
(58)2005/07/08 02:11:28
学生 ラッセル
【平地〜丘陵】
[洞窟から北へ向かい、丘を抜けて平地へと出る。夜とはいえ月は明るく見晴らしは悪くない。しかし、ヘンリエッタの姿はどこにも見つからなかった。]
(59)2005/07/08 02:11:31
学生 メイ
【砂浜(E)】

[歩き続けたメイは、気がついたら洞窟から離れた砂浜に辿り着いた。その海は青く透き通っている。空を見上げると、綺麗な月が暗い夜空の中で煌々と輝いていた。メイはギルバートを下ろすと、彼の青くなった唇にそっと息を吹き込んだ。]

ギル…起きて……?
お願い…もう一度、その口で私の名を呼んで…?

[しかし、ギルバートが息を吹き返すことはなかった。]
(60)2005/07/08 02:16:19
学生 メイは、全身の潤いがなくなるまで泣き続けた。
2005/07/08 02:17:17
医師 ヴィンセント
……いやな空だな。赤い空か。

[ヴィンセントはメイを追った。しばらくの距離は追跡できたが徐々に血の跡を確認していくのは困難になり、洞窟の安全性も考えるととうとう断念せざるを得なくなった。]

まずい…血の新鮮な臭いを晒して歩くなんて、獰猛な猛獣の的なのに…!
(61)2005/07/08 02:18:12
学生 ラッセル
【砂浜E】
[ラッセルはヘンリエッタを探しながら、元々の拠点であった砂浜までたどり着いていた。すると、砂浜の上に人影が見えた]

ヘンリエッタ!?

[彼は声をかけて、その人影に近づいていった]
(62)2005/07/08 02:20:28
医師 ヴィンセントは、美術商 ヒューバートの治療に専念することいした。非常にもどかしい思いを抱いて。
2005/07/08 02:22:11
学生 メイ
ギル…貴方は、何処で眠りたい…?

私達は海の上で出逢った。海は私とギルを出逢わせてくれた。
この場所なら…ゆっくり眠れる…?
あの洞窟から一番離れ、海に一番近いこの場所なら……

ギル、貴方に伝えたかった事があるの…今更もう届かないかもしれないけど…こんな事になるなら、もっと早く言えばよかった。

ギル、私…貴方を愛してる。
出逢った時から…今も…これからも…

ずっと…ずっと愛してるよ……
(63)2005/07/08 02:27:25
学生 メイは、ギルバートを人目につかない砂浜に埋めた。想いも一緒に…
2005/07/08 02:30:51
学生 メイ
私はこれからどうしたらいい…?

ギルを殺した人を血祭りにあげればいい…?
それとも、貴方に逢いに逝けばいい…?

ギルが望む通りにするよ……
(64)2005/07/08 02:32:50
学生 メイは、応えが帰ってこない問いをひたすら続けていた。
2005/07/08 02:33:17
学生 メイ
セシリア、そっちに私の愛する人が逝ったよ。

一人ぼっちになっちゃった……
(65)2005/07/08 02:34:46
学生 ラッセル
[ラッセルは人影に近づく。そこには眼を赤く腫らしたメイの姿があった。その様子を見て、不意にラッセルの口の端が上がる]

メイか・・・そんなところでなにをしている?
(66)2005/07/08 02:35:25
学生 メイは、夜空に輝く星を眺めながら、小さく呟いた。
2005/07/08 02:35:47
学生 メイは、人声にゆっくりと振り返る――そこには憎き男が佇んでいた。
2005/07/08 02:37:54
学生 メイ
ラッセル…

さっきはよくも…貴方にさえ殴られなければ……
私はギルを守れた…ギルを失わなくてすんだのに…

ギルを殺したのは、貴方だよ…っ!!
(67)2005/07/08 02:40:05
学生 メイは、学生 ラッセルを険しい瞳で睨みつけた。
2005/07/08 02:40:39
学生 メイ
……!!

メイ…?貴方にその名を呼ばれたくない…っ!
(68)2005/07/08 02:41:36
学生 メイは、地の砂を握り締め、ラッセルに何度もぶつけた。
2005/07/08 02:41:56
学生 ラッセル
[笑みを浮かべながらメイの言葉を受け流し、逆にラッセルはこう告げた。]

その通り。よく知っているじゃないか。あいつを殺したのは間違いなくこの私だ。
・・・もっとも、お前が殴りかかってきたときに、あいつはすでに死んでいたのだがね。
(69)2005/07/08 02:43:29
学生 ラッセルは、学生 メイに悠然と近づいていった。一歩、また一歩。
2005/07/08 02:44:13
学生 メイ
既に死んでた…?
貴方が…ギルに手をかけたの…?

返して…っ!私のギルを返してよ…っ!!
(70)2005/07/08 02:46:59
学生 メイは、学生 ラッセルが近寄ってくるのを怯えもせず、彼に向かって叫び続けた。
2005/07/08 02:47:20
学生 ラッセル
返す?気でも狂ったのかい?
あんな男の一人や二人なんだって言うのか・・・。
そもそも私の、とはね・・・。くっくっく。ここまで来ると滑稽だな。
今頃は想い通り君のお友達とあの世で仲良く結ばれているだろうというのに・・・。
(71)2005/07/08 02:50:45
学生 ラッセルは、学生 メイの手の届く距離に来ると、わざと立ち止まり、彼女を挑発した。
2005/07/08 02:51:06
学生 メイ
そんな事ない…っ!

ギルとセシリアが……そんなの嘘に決まってる…っ!
あの2人が…私を裏切るわけない…っ!

何で…何でそんな事言うのよ…っ!
(72)2005/07/08 02:53:12
学生 メイは、学生 ラッセルの言葉に怒りを露にした―――殺してやりたい!!
2005/07/08 02:54:46
学生 ラッセル
別に、信じないのは君の自由だ。せっかくの思い出だものな。好きなだけ美化するといいさ。
私は船内で彼らがむつまじくしていたところを何度か見かけたに過ぎない。

教えた理由?そんなものに何の意味がある?

[ラッセルは哀れむようにメイを見下した。]
(73)2005/07/08 02:58:17
学生 メイは、学生 ラッセルが大事そうに持っているナイフを奪おうと更に近寄った。
2005/07/08 03:01:11
学生 メイ
殺してやる…っ!
(74)2005/07/08 03:01:53
学生 ラッセルは、呟く。「無理さ・・・」
2005/07/08 03:04:15
学生 メイは、学生 ラッセルからナイフを奪うと、彼の左胸を目掛けて飛びついた。
2005/07/08 03:05:29
学生 ラッセル
[飛び掛ってきたメイの腕を掴むとそのまま後ろに周り腕を捻りあげる。その最中にメイがもがき、彼女自身の頬に一筋の赤い線を作り出していた。]

だから無理だって言ったのに・・・メイ?

[ことさらに甘く作った声で、ラッセルはメイの耳元でそう囁いた。]
(75)2005/07/08 03:10:14
学生 メイは、頬を伝う血の感覚を、殆ど感じていなかった。
2005/07/08 03:14:57
学生 メイ
離して…っ!

殺してやるんだから…っ!!
(76)2005/07/08 03:15:45
学生 メイは、学生 ラッセルの腕を振り解こうとするが、彼の強い力から逃れられなかった。
2005/07/08 03:16:35
学生 ラッセルは、学生 メイの頬を強く叩いた。パンッという乾いた音があたりに響く。
2005/07/08 03:16:59
学生 メイ
そんなの痛くない…っ!
今の私は…何の痛みすら感じない!

私を殺したいの…?貴方の瞳はそう言ってる…
なら、殺ればいいじゃない…っ!

殺されたら…呪ってやる…っ!!
(77)2005/07/08 03:21:27
学生 ラッセル
[相変わらず後ろから、甘く、しかし冷えた声でメイに囁きかける]

メイ、君に私は殺せない。そして君を殺しも殺させもしない。勘違いしないで欲しいね。私は君を好いている、そして認めているんだ。
その気丈なところ、純粋で一途なところ、秘められた強い意志の力。そして、ボートの上で私の心の闇を見抜いた真っ直ぐな瞳。
君に惚れて、憧れ、そして妬いたよ。だから手に入れたいと思った。手に入れて、そして私の思うままに壊してしまいたい、とね。
(78)2005/07/08 03:22:42
学生 メイ
だからギルを殺したの…?
そんな屈折した愛、私は認めない…っ!

私は誰にも壊されない!
私の想いは…そんな簡単に壊れるものじゃない…っ!
(79)2005/07/08 03:27:42
学生 ラッセル
だから、海でギルバートが現れたとき、私は妬いたよ。そして、君をより深く壊すために、私を憎ませるために、ボートから突き落とし彼に預けた。
セシリア、といったかな、君の紫の髪のお友達は。彼女は君にとって一つの支えのようだったからね。会わせてあげるわけには行かなかった。だから、流れ着いて虫の息だった彼女に、止めを刺して燃やしたのさ。
ギルバートも死んだ。セシリアも死んだ。なんならあのハーヴェイとか言う男も消してあげようか?

君は一人だ、もうだれも君を助けてくれない。君を支えてくれる相手はだれもいなくなる。私以外にはね。
そして、君は私だけの壊れたオモチャになるのさ・・・。あははははははははははははっ!!!!!!

さあ、大人しく服従したまえ。・・・メイ。
(80)2005/07/08 03:28:12
学生 ラッセルは、学生 メイ繰り返した。「かわいそうな一人ぼっちのメイ・・・」
2005/07/08 03:29:02
学生 ラッセル
[メイは放心したのか、それとも黙って耐えているのか、それ以上の反応を示さずに黙り込んだ。その様子を見て、ラッセルは狂気と愉悦に瞳を輝かせる。
砂浜に押さえつけたメイを片手で後ろから抱きしめると、頬に唇を這わせ、流れ出る血を掬い取った。血の紅で妖しい艶を放つその唇で、ラッセルはメイに深く口づけた。]
(81)2005/07/08 03:40:38
学生 メイ
(ギル…離れていても…直接貴方に触れられなくても…私は、本当に愛してるから…)

[メイは狂気に満ち溢れたラッセルの前で、為す術もなく足から砕け落ちた。メイの瞳からは一筋の光が零れ落ちる…それは魂が抜けていくように、静かに*零れたのだった。*]
(82)2005/07/08 03:49:59
学生 ラッセル
[ラッセルはメイを抱きしめなおす。今度は優しく、情愛を込めて。零れ落ちる光が連なり、線になり始めたとき、ラッセルはそれを優しくぬぐってやった。メイに抵抗の意思はもうない。
蒼い月明かりに照らされた海岸で、2つの異なる想いが重なり合っていった。
*決して溶け合うことのないままに・・・*]
(83)2005/07/08 03:57:56
見習いメイド ネリー
はぁ〜。
(84)2005/07/08 06:15:35
見習いメイド ネリーは、洞窟から少し離れた丘の上で溜息を漏らした。
2005/07/08 06:15:44
見習いメイド ネリー
こんな日が…何日続くんでしょうか…。
私…耐えれません…。
(85)2005/07/08 06:38:23
書生 ハーヴェイ
[意識を失ったメイをヴィンセントに任せると、ラッセルが洞窟を離れる事を見届けてからハーヴェイは洞窟を出、南の方へと足を向けた。
血を流し倒れ伏したギルバートの姿が脳裏に浮かぶ――しかし、彼にしてやれる事はハーヴェイには無いであろう。
沈痛なる思いに頭を振る。
あの時のラッセルの動き――体の流れは不自然に見えた。ギルバート……あの逞しい男が壁に頭をぶつけた程度で命を落とすとも思えなかった。]
(86)2005/07/08 07:20:49
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイ様が歩き去るのを、ぼ〜っと見ていた…。
2005/07/08 07:24:48
書生 ハーヴェイ
[疑念が頭に渦巻く。
ラッセルという男の、表面を繕われた言葉とは裏腹な暴力性。
腹を見せようとしない、張り付いたような表情。――ハーヴェイは一つの考えに至る。
だが、ひとまずはヘンリエッタを探さねばなるまい。
……妙な胸騒ぎに駆られ、ハーヴェイは足を早めた。]
(87)2005/07/08 07:27:55
見習いメイド ネリー
ふぅ〜
(88)2005/07/08 08:30:29
見習いメイド ネリーは、洞窟に戻ると、大切な紙を一枚だけ失敬した。
2005/07/08 08:30:46
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2005/07/08 08:33:04
見習いメイド ネリーは、そっと洞窟を出ると北西の方向へ、こっそりと歩いていった。
2005/07/08 08:35:57
冒険家 ナサニエル
【海岸F】
[ヘンリエッタを探す事すら忘れ、ただひたすら思考に明け暮れているうちに夜が明けていた…]

いかん、今はヘンリエッタを探すことのほうが重要なはずだ…、後悔はできることをやった後にするべきだな…

[立ち上がり、洞窟へ向かう…、もしかしたらすでにラッセルかハーヴェイに発見されて帰ってきているかもしれないと思ったのだ…]
(89)2005/07/08 12:48:25
冒険家 ナサニエル
【洞窟前】
[わずかな期待は即座に打ち砕かれた、ヘンリエッタはまだ戻っていなかった…
そしてメイがギルバートの死を知って飛び出していったことを聞き、やりきれない思いは増大するばかりであった…]

海岸には見当たらなかった…、今度は西の山岳地帯の法を探してくる。

[ナサニエルはその場にいたヴィンセントにそう伝えると休むことすらせずにさっさと西へ向かっていった…]
(90)2005/07/08 13:02:33
学生 メイ
[やや冷たい砂浜(E)でメイが目を覚ました時、ラッセルは傍らで眠っていた。自分の肌が露になってるのをみて、昨夜の事を思い出した。無言のまま服を着込み、眠ってる時でさえ大事に抱えているラッセルのナイフを、彼を起こさぬよう手にしようとする。しかし、彼の瞼が小さく瞬きをしたのを見ると、メイは強引に奪おうとはせずその場を後にした。メイは不思議なほど冷静だった…。

メイは愛する人が命を奪われた場所…あの場所で時を過ごす気にはなれなかった。しかし、メイはある目的を遂げる為に洞窟へ向かわざるを得なかった。洞窟に辿り着くと、ヴィンセントの鞄から睡眠薬らしき錠剤を手にした。

洞窟の前ではヒューバートが眠っている。ラッセルに次いで憎い男…ギルを一番疑い、拘束しようとした彼を…メイは許す事ができなかった。]

貴方にも死んで貰うよ。でも今はその時じゃない…。
それまでは…ゆっくりと眠るといいよ。
(91)2005/07/08 13:03:36
学生 メイは、自らが復讐という名の色に染まっているのが分かった。
2005/07/08 13:04:21
学生 メイ
船長さんの話は御伽噺なんかじゃない。あれは紛れもない事実。
ギルが人狼だって言うのなら…その力を見せてみなよ。
そんな人、居る分けない。ギルが狂ってる事もない。
ギルの心は…いつも温かかった…っ。

[メイは洞窟の辺りで眠ってる人に聞こえるように叫び、その場を*去っていった。*]
(92)2005/07/08 13:14:09
冒険家 ナサニエル
【D山岳地帯】
[不意にヴィンセントとウェンディを探していたときの事(>>1:288)を思い出す…、今回もそれが得策とおもい山頂へ向かうことにした]

やれやれ、俺も単純だな…。

[自虐的な笑みをこぼしつつ、山頂へ向かう時少しはなれたところで蒸気が岩からこぼれているのを発見した]

蒸気?温泉があるのか?

[ナサニエルは確認のためその岩のほうへと近づいていった…。]
(93)2005/07/08 13:18:37
冒険家 ナサニエルは、(>>1:288>>2:288
2005/07/08 13:22:23
冒険家 ナサニエル
[それはやはり温泉であった、だが何かがおかしい、血のにおいがする上に湯の色が赤いのだ…そして岩陰から小さな手が見えるのだ]

ま、まさか!!

[急いで駆け寄るが残酷な想像を現実は覆してはくれなかった…、そこにあったのはヘンリエッタの無残な死体だった、ずたずたに引き裂かれ胴体には噛み千切ろうとした跡も見えた…]

糞!なんで若いヘンリエッタがこんな無残な死に方をしなければならない!!

[ナサニエルはただ叫ぶことしかできなかった…]
(94)2005/07/08 13:30:59
学生 ラッセル
【砂浜E】

[ラッセルは隣でメイの動く気配を感じて眼を覚ました。やがて、メイの手が自分のほうに伸びて来る。彼は瞬きをしてメイの位置を確認し、身体を少し動かした。いつでも飛びのけるように。しかし、その様子を見たメイは、もう以前のように強引には襲ってこず、その場を立ち去っていった。]

(変わりましたね・・・)

[何かが壊れたのか、それとも全てを乗り越えて確固たる自己の意思を確立したのかはまだ知る由もない。しかし、向こう見ずなまでに直線的だった彼女の動きでは、すでになくなっていた。]

(さて、私もそろそろ動かねば・・・)

[ラッセルはそのまま森の泉へと歩を進めた。そこで喉を潤し、昨夜の情事の後を洗い流すと、皆が集まる洞窟へと*戻っていった。*]

(そういえば、ヘンリエッタは無事なのでしょうか・・・)
(95)2005/07/08 13:39:48
冒険家 ナサニエル
[ナサニエルはただ呆然としていた…、この死体を洞窟へ持っていけば更なる混乱が起こるのは目に見えているし、そして何よりヒューバートになんと言って伝えればいいのか…、その答えが出なかったからだ…]

それでも伝えないわけには行かないよな…

[ただ一言そうつぶやくとナサニエルはヘンリエッタの亡骸を抱え*洞窟へと向かっていった*]
(96)2005/07/08 13:40:44
双子 ウェンディ
(ウェンディさん、今は大丈夫です…)
(彼女をゆっくりと見守っていてあげて…)

[ヴィンセントの診立てによると過労による衰弱が原因のようだった。南国特有の死の病を危惧していた私は安堵した]

はいっ。ヴィンセント先生、ありがとうございます。
睡眠と… あとは起きたら何か食べて貰えばいいのですね。
ソフィーお姉さまが病気じゃなくて、本当によかった…
(97)2005/07/08 15:25:34
双子 ウェンディ
[ほっとしたのもつかの間で、洞窟内に鋭い男の声が響いた。声のほうに顔を向けると、洞窟の入り口――ギルバートとハーヴェイを拘束しようと大人達が揉み合っていたあたりに逆光で人影が朧に浮かんでいた。]

(ヴィンセント!!大変だ、今すぐこっちに来てくれ!!)

この声は、ラッセルさん?
冷静に見えるラッセルさんがこんな声を出すなんて…!
何が起きたというの?
(98)2005/07/08 15:26:00
双子 ウェンディ
[洞窟の入り口付近には頭から血を流したヒューバートを始め数人の大人達がいた。場は気まずい空気で満たされている。メイがよろめきながら私の横をすり抜け洞窟の奥へと進んで行った]

(ギル…?どこに居るの…?)

(誰がギルを殺したの…?)

[彼女の悲痛な叫びと周囲の大人達の話から、ギルバートの死を知った]
(99)2005/07/08 15:26:35
双子 ウェンディ
[状況は理解できたが、何故、どうして、という気持ちが虚しくも湧き上がってくる]
[そして遅ればせながらヘンリエッタが姿を消したことを知り、アーヴァインがいなくなったことを思い浮かべた]

どうして… どうしてこんなことが…

まさか… ヘンリエッタさんの身に…
そんな、さっきまで一緒にいたのに…

[けなげに松明を握り締めていた姿を思い出しながら、彼女の捜索に向かう人々を見送った。私は闇を恐れ、焚き火の側から動くことが*できなかった。*]
(100)2005/07/08 15:27:38
双子 ウェンディ
[辛く長い夜だった。ヘンリエッタの捜索に出た人の他には怪我人と衰弱して眠り続ける人ばかり。ひとり残って焚き火を見詰めながら、必死に恐怖と闘っていた]

私は、私のできることをしよう。
朝まで火を絶やさず、残る人を見守ろう…

ヘンリエッタさん、無事に帰ってきて…
(101)2005/07/08 15:47:45
双子 ウェンディ
[捜索は捗らず、人が戻るたび失望が広がる。硬い表情で再び捜索に向かう人の喉を潤す水を用意し、新しい松明を手渡した。合間には洞窟に戻り、姉を初めとして眠り続ける人を見守った]
(102)2005/07/08 15:48:07
双子 ウェンディ
[そして、夜が明け、白い光が辺りを包み始めた。ヘンリエッタの消息は未だつかめていなかった]

どこに行ってしまったの…?
お願い。早く戻ってきて…
(103)2005/07/08 15:48:54
双子 ウェンディ
[私は深い失望を感じながらも神に祈り続け、昇る陽光に包まれながら暫し休息をとることにした。ネリーがふらふらと洞窟から出てくるのに気がついた]

ネリーさん、明るくなったけど気をつけてくださいね。
(……ネリーさんもかなり疲れてるみたい…)

私も少し休ませて貰います。

[返事がないことに少し不満に思いながら、洞窟の入り口に身体を預け泥のように*眠りこんだ*]
(104)2005/07/08 15:49:23
美術商 ヒューバート
 ヘンリエッタ!

[私は唐突に目を覚ました。目の前には飛び起きた私に面食らったヴィンセントの姿があった。]


はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・・・・夢か。・・・いやな夢だ・・・
(105)2005/07/08 16:01:13
美術商 ヒューバート
[その時、誰かがナサニエルがヘンリエッタを見つけたと話しているのを聞いた。]


なんだって!!


[まだ焦点の定まらずぼやけた視界のまま、私は一目散に彼の所へ向かって駆けだした。]
(106)2005/07/08 16:02:41
美術商 ヒューバート
 「ヒューバートさん!来てはいけない!」

[私はラッセルの制止を無視してその場に駆け寄った。]


ああ・・・あ・・・
(107)2005/07/08 16:03:18
美術商 ヒューバートは、娘の変わり果てた姿を目の当たりにして膝をついた。
2005/07/08 16:03:26
美術商 ヒューバート
[血まみれになり全身をずたずたに引き裂かれた娘の頬に手をそっと差し伸べると、私は自分の頬に涙が伝わるの感じた。
冷たくなった娘の頬、今は微動だにしていなかった。]


ヘンリエッタ!・・・・・・・・・ヘンリエッタ・・・・・・・ああああ・・・
(108)2005/07/08 16:04:13
美術商 ヒューバートは、ヘンリエッタを抱きしめ、大声を上げて泣いた。
2005/07/08 16:04:22
学生 ラッセルは、美術商 ヒューバートをやりきれない思いで見つめている・・・。
2005/07/08 16:07:15
美術商 ヒューバート
・・・だれだ・・・



・・・娘をこんな姿にしたのはだれだ!!
(109)2005/07/08 16:11:47
美術商 ヒューバートは、*物言わぬ娘を抱きしめる腕に力を込めた。*
2005/07/08 16:11:49
学生 ラッセル
[ラッセルはヒューバートの背後に無言で立ち尽くしている。自らを責める思い、ヘンリエッタに対する哀惜の念、ヒューバートを心配する気持ち。
しかし、今のヒューバートに自分がかけてやれる言葉は見つからなかった・・・]
(110)2005/07/08 16:18:34
学生 メイは、無心で歩き続けていた。
2005/07/08 16:44:25
学生 メイ
[気が付くと洞窟から北西の位置にある山の端まで来ていた。そこでネリーを見かけた。彼女にいつもの笑顔はなく、どこか淋しそうな瞳をしていた。]

ネリー、いづれハーヴェイを疑う人が出てくると思う。
その時は…貴女が彼を、守ってあげてね。
(111)2005/07/08 16:45:26
学生 メイは、見習いメイド ネリーにそれだけ伝えると、目の前にある山に登っていった。
2005/07/08 16:45:34
学生 メイ
【山頂(D)】

[聳え立つ山をゆっくりと慎重な足取りで登っていたメイは、頂上まで辿り着くと間欠泉を見つけた。考えて見ると、この島に来てから一度も体を洗ってない事に気付いた。]

この山は火山だったのかな。今は静まってるようだけど…
私の心も体も穢れてる…

どれだけ擦っても、汚れが落ちないよ。

[メイは近くに誰も居ない事を確認すると、その中で体を強く擦った。血が出るほど強く力で…]
(112)2005/07/08 16:46:30
学生 メイは、洗い終わると、近くの岩陰に視線を向けた。
2005/07/08 16:52:09
学生 メイ
血が…っ。一体、誰の…?

[メイは、血が表す形が小さい事、赤いリボンが落ちてた事から、この血がヘンリエッタのものであると考えていた。]

ギルと比べて血の量は多い。そしてこの血飛沫は…
人が為せる業ではない…

出たんだ…昨日、人狼は出たんだ。エッタが人狼に殺された。
(113)2005/07/08 16:53:26
学生 メイは、疑った。涙が出ない自分の瞳を――
2005/07/08 16:54:56
医師 ヴィンセント
[連日の疲労でヴィンセントは疲れ切っていた。自らも際どい局面に身を置いていることに加え、体調の優れない者も後を絶たないからだ。

本来彼は他者へ救いの手をさしのべることに生き甲斐を感じる男であった。しかしこれだけの短期間に未曾有の事件が連発し、彼自身は自分の許容量に限界を感じるものがあり、それがまたやるせないものであった。]
(114)2005/07/08 16:55:03
学生 メイは、気付いていたのだろうか。自分の感情が壊れてる事に―――
2005/07/08 16:56:00
医師 ヴィンセントは、冒険家 ナサニエルが嗚咽をもらす姿を見つけた。
2005/07/08 16:56:44
医師 ヴィンセント
訂正:
ナサニエル→ヒューバート

(今はそっとしておこう…くそ、人狼の存在は間違いないようだな…)
(115)2005/07/08 16:57:52
医師 ヴィンセントは、新米記者 ソフィーの容体を再確認するために、洞窟へ戻った。
2005/07/08 16:58:18
学生 メイ
[メイは山頂から島全体を見渡した。島に生える自然…今までの自分なら綺麗だと思えただろう。しかし今のメイには、この島がまるで牢屋のように思えていたのだった。

ふと北の方に視線を向ける。そこは嘗てギルと共に歩いた地…その平地に一つの小屋らしきものを見つけた。メイは山を下りると、そこに向かって歩き出した。]
(116)2005/07/08 17:01:06
医師 ヴィンセント
!? 錠剤が足りない…あれは毒の裏返しでもあるのだが…誰が?

[ヴィンセントはさらにネリーの張り紙を目につけた]

まさか彼女が!? 何か薬を使って何か企んでいる?
(117)2005/07/08 17:03:18
医師 ヴィンセント
【洞窟前】
いつか…やはり朝か。惑うことなき状況か。
夜明け前から長い間眠っていたからな…
しかし、もうすぐ暮れなずむ…深追いも無理だ。ネリーさんが最も疑わしいが、証拠もないし確認するのも難しいか。
(118)2005/07/08 17:07:35
医師 ヴィンセント
[ヴィンセントは聖書を取り出した。ずいぶん使い古されたものだ。本人かどうかはともかく長い間重宝されていたものであろうか。

ヴィンセントは聖書を太陽にかざした。]

答えは見つかるのだろうか…教えてくれ。
(119)2005/07/08 17:11:12
医師 ヴィンセントは、美術商 ヒューバートに尋ねた「少しみせてもらったも構いませんか?」
2005/07/08 17:11:50
学生 メイは、何度も躓きながら北を目指す。差し延べてくれる手はもうない。
2005/07/08 17:12:26
双子 ウェンディは、悲痛な叫び声を聞き、眠りから引き戻された。
2005/07/08 17:14:24
学生 メイ
【小屋(A)】

[平地の北の外れに辿り着くと、メイは小さな小屋を見つけた。外観は汚くそれを為す木材は腐りかけてはいたが、曲がっている扉を開けて中に入ってみると、木の椅子にテーブル、埃の被ったランプ…とりあえず雨を凌いで眠る事はできそうな感じであった。]

あそこには戻りたくない、ギルが殺された洞窟には…。ここで時を待つしかないね、アイツを…殺せる時を待つしか……
海の上では悲しい瞳と感じたけど、今の彼の瞳は氷のように冷たい。あれは人間の瞳じゃない…

[メイは小屋に着く途中に採った果実と、洞窟から持って来た湧き水入りの瓶をテーブルに置くと、椅子に身を*横たえた。*]
(120)2005/07/08 17:16:08
双子 ウェンディ
今の声は…?
ヘンリエッタさんが戻った…?
それにしては…

(…姿にしたのはだれだ!!)

[恐る恐るヒューバート達の側に近寄って行った]
(121)2005/07/08 17:16:44
医師 ヴィンセント
[ヴィンセントはヒューバートから許可をもらうと、深々と頭を下げ、ヘンリエッタの身体を調べることにした。]

(この切り口…初めてみたものではないな。一瞬しか確認できなかったが、あの時だ。 そう、カミーラさんのクルー仲間。 あの時は僅かな時間しかなかったが今のうちに彼女の身体から特徴を掴み、なんとか打開策を探り当てなければな。)
(122)2005/07/08 17:18:39
双子 ウェンディ
[咆哮をするヒューバート腕の中には、服を着たまま引き裂かれ傷つけられたヘンリエッタ―――であったものが力を失い抱かれていた。傷つけられ血塗られた小さな身体となぜか無傷で目を閉じられた頭部―――やけに白さが際立つ彼女をみていると頭がおかしくなりそうだった。]

…………!!
いやあああああああぁぁぁ…………
嘘、こんなの嘘っ……
(123)2005/07/08 17:23:55
双子 ウェンディは、続けて起きた嘔吐感に身体を2つに曲げた。
2005/07/08 17:25:14
医師 ヴィンセントは、双子 ウェンディの悲鳴に我を忘れていた。
2005/07/08 17:41:04
双子 ウェンディ
[自分の中で徐々に何かが壊れていくような気がしていた。一刻も早くこの場から立ち去りたかった。頼るべき者も他になく、私はソフィーの許へと泣きながら*戻った*]
(124)2005/07/08 17:41:10
医師 ヴィンセント
[ヴィンセントはヘンリエッタの最期の姿を見て悩んでいた。 自らがボストンで接したお伽話から、人狼の存在は疑いないようもないことだ。だが彼らの、恐るべき獣の目的が自分の知りうる常識の範囲から掴めないからだ。
やはり本能がなせる行為なのか。ではその本能を発揮する引き金とは…?


ヴィンセントはゆっくりとヘンリエッタの身体に布を被せた。]
(125)2005/07/08 17:54:10
医師 ヴィンセント
ヒューバートさん、ヘンリエッタさんの姿をこのままにしておくことは彼女の望むところではないでしょう…彼女の大切なもの、身につけているものなどを外して埋葬しましょう。 ……手伝いますよ。

[ヴィンセントはヘンリエッタ…その後の処置をヒューバートの望み通りに*従うことにした*]
(126)2005/07/08 18:01:34
学生 ラッセル
[ラッセルは沈み込むナサニエルの元に歩み寄った]

ナサニエル、ヘンリエッタを見つけたときの様子、変わったことがあれば教えてください。
あなたを疑っているわけではありませんよ、むしろあなたのことは信頼しているといってもいい。
辛いかもしれませんが、今は情報が欲しいのです。

それと・・・ハーヴェイはどこに行きました?
もしも、ですよ。もしもあのギルバートの言うことが全て正しかったのだとすれば・・・私は狼をヘンリエッタの元に向かわせてしまったことに・・・
(127)2005/07/08 18:18:39
学生 ラッセルは、*考えふけっている*
2005/07/08 18:18:41
冒険家 ナサニエル
[ラッセルの問いかけに顔を上げ答える]

変わった事か…、どちらかというとすべてがおかしいさ。
死体は山岳地帯の山頂付近で見つけた温泉で発見した。
見つけてくれといわんばかりとの所だと思わないか?
事実俺だって死体を見つけたきっかけは蒸気をみてそれが気になってそちらに向かっただしな。
ただの岩陰に隠されていたら恐らく気づかなかったはずだ…。
(128)2005/07/08 18:50:30
美術商 ヒューバート
[・・・ヘンリエッタのことを、妻にはなんと言えば良いのだろう。

娘の埋葬を終えた私はうなだれていた。
ギルバートにかまけて危険なときに娘を長時間1人にしてしまい、その結果娘が襲われる事になった。
私は自責の念に駆られ押しつぶされそうな重圧に、ただ頭を抱えるしかできなかった。]
(129)2005/07/08 19:21:12
美術商 ヒューバート
【山岳地帯D】

[私は娘が発見されたという温泉に来ていた。
数分に1回5mほど吹き上がる間欠泉。
地下から噴出した煙に含まれた硫黄が固まって出来た黄色い硫黄の結晶。
どこか地獄を思わせる景色の中に、比較的目立つ位置に赤黒い大きな血痕があった。

私は無言で血痕を見つめていた。]

・・・
(130)2005/07/08 19:37:19
美術商 ヒューバートは、血痕の傍に落ちていた娘のリボンを拾い握りしめた。
2005/07/08 19:37:48
美術商 ヒューバート
[しばらくの間、私はなにか犯人の手がかりが無いかあたりを探していた。
犯人が獣でも人でも、このあたりに何かを残している可能性がある。

探し始めて数十分後。私は温泉の脇で見覚えのある、1シリング銀貨ほどの大きさのボタンを見つけた。]
(131)2005/07/08 19:43:50
美術商 ヒューバートは、ボタンを拾い上げた。
2005/07/08 19:45:10
美術商 ヒューバート
まさかあの女が・・・

[これはメイの着ているベストのボタンだ。
だがメイがヘンリエッタを殺す理由はあるのだろうか。

あるとしたら過失とはいえギルバートを殺してしまったこの私の娘だから・・・私への復讐として私の一番大事な物を奪う為・・・
または、ギルバートを拘束することに賛成だった者全員を殺すつもりで手始めに娘を・・・

ありえない話ではない・・・]
(132)2005/07/08 19:51:47
美術商 ヒューバート
[これはメイに直接問いただすしかない。
私はボタンを胸ポケットにしまうと、*急いで山を降りた。*]
(133)2005/07/08 19:54:25
学生 メイ
[メイは夢の世界から現実に引き戻された。目覚めた時には、辺りは暗くなっていた。メイは少量の水で喉を潤すと、ギルに逢いに砂浜へと向かった。]

また空が朱い……

今日も血が流れる…一体、今度は誰の血が…?
(134)2005/07/08 19:55:12
学生 メイは、徐々に朱くなる空を仰ぎながら、込み上げる憎しみを感じていた。
2005/07/08 19:56:32
学生 メイ
【砂浜(E)】

[砂浜に辿り着くと、メイはギルバートが眠る場所に向かう。そこで彼に寄り添うように横になり、返事をしない彼に話しかける。]

ギル、今夜貴方の許に送ってあげる。
貴方とセシリアを殺し、私の心を殺したアイツを……

今度こそ、絶対に殺してやる…っ!
(135)2005/07/08 20:03:00
学生 メイは、ふと視線を朱い海に移す。そこにはネリーの姿があった。
2005/07/08 20:03:46
学生 メイは、見習いメイド ネリーの行動を瞬時に予測すると、彼女を引き戻しに海に入った。
2005/07/08 20:04:44
学生 メイは、暴れまわるネリーを力づくで岸へと引き戻した。
2005/07/08 20:05:25
双子 ウェンディ
[洞窟の内部は外気とは違いひんやりとしていた。ソフィーの許へ駆け寄ると跪き、事の次第を報告した。ヴィンセントの手当てのせいか、ソフィーの頬は若干生気が戻り、言葉にも力強さが戻りつつあった]

ソフィーお姉様… 具合よくなってきたようでよかった。
そうなんです。お休みの間に…また犠牲者が………

皆で火の側にいたのに… どうしてだかわからない。
あの場にいた人に人狼が、紛れ込んで、いる…?
(136)2005/07/08 20:09:56
双子 ウェンディ
[恐ろしい考えを頭を振り必死に振り払おうとした。言い争う大人達はお互いが見える場所にいたはずで、ヘンリエッタを襲うことは不可能に思えた。]

(と、すると… あの場にいなかった人の中に…?)
ソフィーお姉様、休んでいる間に、他のおふたりの方がどうしていたかご存知ですか?

[ソフィーは被りをふり、私は少し離れた場所で休息を取っているふたり―――カミーラとジェーンの*様子を伺った*]
(137)2005/07/08 20:10:19
美術商 ヒューバート
【丘陵地帯C 洞窟】

[洞窟の入り口のたき火に戻り、その場にいる者全員にメイの所在を聞いたが、誰もメイの姿を見た者はいなかった。]

 「少し休んだ方がいいんじゃないですか?」

[私はフィールディング夫人の言葉を振り切って、薪を松明にし、*再びその場を離れた。*]
(138)2005/07/08 20:12:26
学生 メイ
何で、死のうとするの…?ハーヴェイはどうするの…?
彼を守れるのは、貴女しか居ないでしょ。

言ったじゃない…っ!
ハーヴェイはいつか疑われる。そして命を狙われる。
現に、今彼を狙ってる人が居るかもしれない。
確信はないけど、アイツが…ラッセルが…
ハーヴェイを狙ってるかもしれない。

ラッセルは私が何とかするよ。
だからネリーは…ハーヴェイを守ってあげて…。
(139)2005/07/08 20:14:17
学生 メイは、蹲って泣きじゃくるネリーにそう言うと、暫くそこで*佇んだ。*
2005/07/08 20:16:11
双子 ウェンディ
【洞窟】
(ヘンリエッタさんは衆人の前で…)
(ここも安心できない…)

どうしたらいいの…
ソフィーお姉様、陽が落ちたら必ずそばにいてくださいね。
離れているのは危険です。


[ソフィーと話しながら果物などを摂った]
[陽が落ちる前に少し辺りを歩いてみようと考え、私は海岸へ向かった]
(140)2005/07/08 20:48:23
双子 ウェンディ
【砂浜(E)】
[陽が傾きはじめ、雲を赤く染めていた。昨晩の不気味な空を思い出し戦慄が走った]

(まさか… 今晩も…?)
ううん、そんなことあるわけない…

[根拠はないがそう思わずにはいられなかった。砂浜につくと夕焼けのオレンジ色の風景の中、メイとネリーに気がつき、挨拶をしながら近づいた] 
(141)2005/07/08 20:52:30
双子 ウェンディ
[近づくにつれ、ずぶ濡れになったふたりの様子から、ただならない気配を感じたが、つとめて明るく*話しかけた*]

メイさん、先ほどヒューバートさんが探していましたよ?
何かお話があったみたいです。
一緒に戻りましょう?
(142)2005/07/08 20:56:08
双子 ウェンディは、学生 メイの応えがないのを不信がりながら*手を引っ張ってみた。*
2005/07/08 20:57:24
美術商 ヒューバート
[松明の火が保たなかったため、私は今すぐメイを探し出すのをあきらめ、たき火へと戻った。もしかしたらそこに居るかもしれないという期待も込めていたが、メイの姿はなかった。

そして目に付いたのはネリーの残したメモ。
我々は昨夜の出来事を起点に完全に分断されてしまった・・・]
(143)2005/07/08 21:26:39
美術商 ヒューバートは、たき火に新しい薪をくべた。
2005/07/08 21:27:26
学生 メイは、双子 ウェンディに連れられて、洞窟の前にやってきた。
2005/07/08 21:29:13
学生 メイ
【洞口】

ヒューバート、話って何…?
(144)2005/07/08 21:30:17
美術商 ヒューバートは、学生 メイの声に驚き振り向いた。
2005/07/08 21:30:53
美術商 ヒューバート
[ウェンディに連れられて戻ってきたメイに、私は胸ポケットからボタンを取りだして見せた。]

これはキミのベストのボタンだね。
これが娘の殺された温泉の近くで見つかった。

[私はメイにボタンを手渡した。]


娘の死について、何か知らないか?
(145)2005/07/08 21:34:36
学生 メイは、美術商 ヒューバートからボタンを受け取った。それは確かに自分のものだった。
2005/07/08 21:35:48
学生 メイ
娘の死…やっぱりあの血はエッタのものだったんだね。
私は今日、間欠泉がある山に登ったよ。温泉を見つけて体を洗ったけど…きっとその時にボタンを落としたんだね。

エッタの死について知ってる事…?
私は温泉から上がった後、岩陰から見える血の塊に気付いた。
そこには既に誰も居なかった。赤いリボンだけが落ちてたよ。
(146)2005/07/08 21:40:32
学生 メイは、美術商 ヒューバートの瞳を真っ直ぐみつめながら、しっかりとした口調で応えた。
2005/07/08 21:41:19
美術商 ヒューバート
・・・そうか。ありがとう。

[私はメイが嘘をついているとは思えなかった。
思い違いか。
彼女には動機はあるがあれだけの事を実行するだけの力が無いのは確実だった・・・そんな当たり前の事を見過ごすほど、私は焦っていたのだ。

そして私は、彼女の目にどことなく宿る憎しみの炎に薄々気がついていた。]
(147)2005/07/08 21:44:53
学生 メイ
ヒューバート。

私も聞きたい事があるの…。
(148)2005/07/08 21:45:53
美術商 ヒューバートは、学生 メイに話の続きを促した。
2005/07/08 21:46:22
美術商 ヒューバート
何が聞きたいんだい。
(149)2005/07/08 21:48:52
学生 メイ
船長さんの悲鳴が聞こえた夜、貴方は真っ先にこう言ったわ。
――あの砂浜で船長が襲われたんだ(>>2:27)。
どうして声を聞いただけで襲われたって分かったの?ひょっとしたら砂浜の方の崖から落ちたのかもしれないじゃん。船長さんに何があったのか確認する前に、事実を言い当てたのは可笑しいね。

次に、ギルが人を見極める力――占い師だと名乗り出たとき、真っ先にそれを否定した。その後、貴方に続くように殆どの人がそれに便乗した。どうしてギルが嘘をついてるって思ったの…?
(150)2005/07/08 21:52:02
美術商 ヒューバート
あの屈強な船長が崖から落ちただけで悲鳴を上げるものか。
彼がなんな声を上げるのはよほどの事があった時だけだ。

・・・そしてギルバートの話はあまりに彼に都合良く出来すぎている。
私は彼のペテンなど信じていないが、仮に彼が本物であっても、ハーヴェイ以外にもう1人仲間がいる・・・船長を襲った奴だ。いずれそいつがギルバートを襲うだろう。利口な彼がたった1人見つけただけで簡単に正体を明かすかい?彼は偽物だ。
(151)2005/07/08 22:02:53
学生 メイ
船長さんの件はいいよ、それで納得できる。

でも…ギルの件は納得できない。ギルの事は私の方がよく知ってる。ギルが利口…?そんな事ない。ギルがもし利口なら、力有する者なのに御伽噺を否定したりしない。ギルが名乗り出たのだって、自分の力を晒す前に人狼に襲われるのが怖かっただけかもしれないよ。それにギルは2人の人狼のうち、1人を見つけたと言ってた。貴方はギルに「ハーヴェイをどうするのか(>>2:34)とは聞いてたけど、何で名乗り出たのか、その理由を聞こうとはしなかった。貴方はギルが偽者だと決め付けてた。
(152)2005/07/08 22:16:20
美術商 ヒューバート
[私はメイがギルバートの事を話す時の、微妙な声色の変化を見逃さなかった。]

・・・何が言いたいんだ?
(153)2005/07/08 22:18:35
学生 メイ
貴方も他の人も、ギルとちゃんと向き合ってくれなかった。ギルの考えをちゃんと聞いてくれなかった。ギル以外に「占い師」だと言う人が居ない以上、ギルが本物じゃない。

万一、ギル以外に占い師が「占い師」だと名乗り出る人がいたとしても、私は信じない。ギルが嘘をつくわけない。ギルの言葉はいつも真っ直ぐだった…いつも温かかった。愛してるギルが…私に嘘をつくわけない。

ヒューバート、貴方は私の愛してる人を拘束すると言い、私が止めてってお願いしても聞いてくれなかった。私からギルを直接的に奪ったのは貴方じゃないけど、貴方だって同じだよ。私とギルを引き離した。
(154)2005/07/08 22:22:50
学生 メイ
私は…私からギルを奪った人を憎んでる。
私の大事な人を奪った人を…殺してやりたいって想ってる。

今の貴方になら…私の気持ち、分かるんじゃないの…?
(155)2005/07/08 22:31:59
学生 メイは、美術商 ヒューバートの胸を何度も叩きながら、必死に彼の心に訴えた。
2005/07/08 22:33:11
資産家 ジェーンは、山頂付近を彷徨っていた。
2005/07/08 22:35:02
資産家 ジェーン
[左足を引き摺りながら、渾身の力をこめて歩く。
これしきの傷、とは思ったものの、時間が経つにつれ増して来る傷の痛みに思わず呻く。]

あと少し…。月が明るいうちに。

[洞窟に向かえばあの血液専門医が居る。
自分のドレスは既に血で真っ赤に染まっている。]
(156)2005/07/08 22:40:44
美術商 ヒューバート
[私は返す言葉も無かった。
メイがギルバートの事をどれほど愛していたのかは知らないが、愛する者を失う辛さが解らない筈はない。
そして私には仇がどこにいるかすら解らないが、彼女の仇はこうして目の前にいるのだ。


・・・殺される。


本能的にそう察知していた。]
(157)2005/07/08 22:46:54
資産家 ジェーン
[時折、意識が遠のきそうになる。
休み休み歩きながら、蒼白な顔でジェーンは*洞窟を目指していた*]
(158)2005/07/08 22:49:07
逃亡者 カミーラ
[カミーラはうなされていた。息づかいが荒い。
額に汗を浮かべ、苦悶の表情で眉をしかめ、歯を食いしばっていた。

目を覚ますと、体は汗でぐっしょりと濡れていた。]

夢…?
(159)2005/07/08 22:49:58
逃亡者 カミーラ
[頭がずきずきと痛み、喉がからからに渇いていた。額に手を当てると、熱い。洞窟の外を見ると、辺りはすっかり陽が落ちていた。一体どのくらいの間、眠っていたのだろう。]

ふぅ…。参ったね…。

[辺りを見ると、隣には若い金髪の女性が疲れきった表情で眠っていた。起こさぬようにそっと体を起こすと、壁面に手をつきながらおぼつかない足取りで洞窟の外へ歩いていった。]
(160)2005/07/08 22:50:32
冒険家 ナサニエル
「・・・何が言いたいんだ?」

「今の貴方になら…私の気持ち、分かるんじゃない
の…?」

[メイとヒューバートが激しくやりあっている…、お互い愛する者を失ったせいかまともな判断ができてないようだ…]

oO(よろしくないな…、ここは止めておくべきだな)
(161)2005/07/08 22:54:37
美術商 ヒューバート
私を殺せば気が済むのか?
(162)2005/07/08 22:55:16
学生 メイ
怯えてるの…?
安心してよ、今日貴方を殺す事はしないわ。

[メイはヒューバートの瞳を真っ直ぐ見つめていた。その瞳は悲しみの色を呈していた。今の彼の気持ちは痛い程分かっていた。そして彼の心は人であるのだろうとも…。それでも、ギルと自分を引き離したラッセルとヒューバートだけは許せなかった。]
(163)2005/07/08 22:56:50
美術商 ヒューバート
私にはもう失う物はない・・・

そして妻に会わせる顔もない・・・
(164)2005/07/08 22:56:56
書生 ハーヴェイ
【回想・昨晩の山岳D】

[ごつごつとした火山性硬い地面が脚に響く。
ただ、植物は生い茂ると言う程には生えていない事は、視界を病んだハーヴェイにはありがたかった。
視界は決して悪くはない。しかし、捜せども捜せども、ヘンリエッタの姿は見当たらなかった。
――やがて。空は白む時間。

体力と、闇雲に捜す事への限界を感じ、ハーヴェイは洞窟へと引き返す事とした。
同じく捜索に出た他の二人が、或いは、見つけているかも知れない。]
(165)2005/07/08 22:57:46
冒険家 ナサニエル
やめろ!!

[そう一括すると二人の間に入り込む]

生存者同士でそんなやりあいしてどうするんだ!今は生きる事を考えろ!!
死んだギルバートだってヘンリエッタだって、お前達が争うことなんか望んでるわけないだろう!
(166)2005/07/08 22:57:54
学生 メイは、冒険家 ナサニエルの声に振り返り、鋭い瞳で睨みつけた。
2005/07/08 22:59:17
書生 ハーヴェイ
【回想・今朝の洞窟】

[洞窟では、何人かが眠っていた。
だが、起きている者の姿は無かった。
――そして、ヘンリエッタの姿も。

一枚の紙が目に入る。
――見慣れた筆跡。それはネリーのものだった。
「先生を探して後を追います。
皆さんを置いて行く事…許して下さい。
私には荷が重いようです。

…探さないで下さい。」

――自分の迂闊さを呪った。
ネリーがどれ程の心労に苛まれていたのかに気付かなかった。
或いは……気付こうとしていなかったのか。

ハーヴェイに出来る事は唯一つだった。
疲弊した体に鞭を打ち、彼はネリーを捜しに向った。]
(167)2005/07/08 22:59:49
学生 メイ
貴方に何が分かるのよ…っ!
何も奪われてない貴方に…私の気持ちが分かるわけない…っ!

ナサニエルとか言ったね。貴方は何をしてたの…?
船長さんが殺された夜、一体どこで何をしてたの…?

貴方は人狼なの?エッタを殺した人狼は貴方なんじゃないの…?
(168)2005/07/08 23:01:20
美術商 ヒューバート
[私はメイに、救命ボートの船体から引き抜いた長さ12cmほどある太く鋭い釘を手渡した。]

好きにしろ。

私は私の仇を捜す。
邪魔をすれば、命の保証はない。

[私はメイがナサニエルの方を向いている間に*どこへともなく歩き出した。*]
(169)2005/07/08 23:02:37
逃亡者 カミーラ
[焚き火の近くまで行くと、数人の会話が聞こえてきた。何か激しく言い争っているように聞こえた。朦朧とした意識のまま、焚き木の前にぺたりと座り込む。
会話の中から断片的に言葉が耳に入ってきたが、ほとんど理解できなかった。しかし、ナサニエルという青い髪の男性が大声で放った言葉で、ようやくはっきりと事態を理解した。]

死んだ…?
ギルバートとヘンリエッタが…?
(170)2005/07/08 23:06:40
冒険家 ナサニエル
ああ、何も知らないさ、でも死者は復讐なんて望んじゃいない、残った人に生きて欲しいと思っている事ぐらいは判るさ…。

そうやって復讐に走る前にもっとよく考えてみるんだ、自分が何をすべきかを。
(171)2005/07/08 23:08:45
学生 メイ
[メイはヒューバートから釘を受け取ると、ナサニエルから視線を移し、呆然とそれを眺めていた。]

分かってる…ヒューバートを殺しても、ギルはもう戻ってこない。
ギルはもう…私に微笑んでくれない。
それに、こうなったのは…全て人狼の所為。
私とギルを引き離したのは…人狼の所為……
(172)2005/07/08 23:09:09
美術商 ヒューバート
家族を持たない者に、娘を失った悲しみがわかってたまるものか!
(173)2005/07/08 23:10:00
美術商 ヒューバートは、振り返りざまに叫んだ。
2005/07/08 23:10:17
学生 メイは、冒険家 ナサニエルに視線を戻し、再び口を開いた。
2005/07/08 23:10:40
美術商 ヒューバートは、そしてそのまな、*どこへもなく歩き去った。*
2005/07/08 23:11:12
冒険家 ナサニエル
それとな、俺を人狼と疑うのは勝手だが、船長が死んだ時間はラッセルと共に北の海岸にいたし、ヘンリエッタの時も洞窟内にいたさ。

そして何より、俺が人狼ならヘンリエッタの死体をわざわざ発見したりするわけがないだろう?
行方不明のほうが都合がいい筈だからな。

俺から言えるのはそれだけだ…。
(174)2005/07/08 23:12:57
資産家 ジェーンは、洞窟の入り口にたどり着いた。
2005/07/08 23:13:51
学生 メイ
ナサニエル、勘違いしないで。
私は死のうなんて思ってない。私はそんなに弱くない。

私は私がすべき事をするだけ。昨日は失敗したけど…今日は絶対殺すわ。アイツの冷たい瞳は人のものじゃない。

(ラッセルと一緒に居た…?ナサニエルはラッセルの仲間…?あの憎き男――ラッセルの…)
(175)2005/07/08 23:16:08
資産家 ジェーン
[蒼白な顔をして、そこに居た人をうつろな目で見る。
チェスターフィールド氏の顔を捜し、居ないことを確認すると、さらに表情が険しくなった。]

皆…酷い表情をしているわ。
それもそのはず…犠牲者が出たのね。

[それだけのセリフを搾り出すと、その場に倒れこんだ。]
(176)2005/07/08 23:16:18
学生 メイは、落ちてるノートを拾い、1枚破った。
2005/07/08 23:16:42
逃亡者 カミーラ
ヒューバート!
1人で行動するのは危険だって言ったのはあんただろっ!そのあんたが1人で行動してどうすんのさ!

誰も追わないのかいっ?
ああもう、どーなってんだよ一体っ!
(177)2005/07/08 23:16:55
逃亡者 カミーラは、美術商 ヒューバートを連れ戻そうと慌てて後を追った。
2005/07/08 23:17:11
冒険家 ナサニエル
勘違いしているのは君のほうだろう?

誰かに復讐なんて事を死者は望んでいないといっているんだよ、君が殺しをしてギルバートが喜ぶわけないだろう?
その辺をよく考えてみてくれよ。
(178)2005/07/08 23:20:42
美術商 ヒューバート
【砂浜F】

[私は砂浜にある救命ボートの船体の影に流木を集め、ストランドマガジンの最後のページを破いてマッチで火を付けた。
ここへ来たのは、ヘンリエッタを襲ったのは船長を襲った奴と同一人物ではないかと言うことと、またこの浜に現れるのではないかと思ったからだ。]
(179)2005/07/08 23:20:51
書生 ハーヴェイ
【回想・今日の午後】

[――東へ向い、砂浜を確かめる。アーヴァインの眠る砂浜。
だが、人影は見当たらない。

――草原を見渡す。やはり、人影も、めぼしい手掛かりも無い。

――山沿いを抜け、森林へと入る。
森の中にいる所為だろうか、それとも曇り空の所為であろうか、いやに日の落ちるのが早く感じた。
だが、森の中の開けた場所に出た時、そうではないのだという事をハーヴェイは知った。

……暗く翳る空を覆う雲が流れて行く。
月の出る晩、その光に映し出されるような雲ではない。
曇り空を覆う雲。
だが、その空は不自然に翳っていた。]
(180)2005/07/08 23:21:17
学生 メイはメモを貼った。
2005/07/08 23:21:26
学生 ラッセル
・・・・・・仮に人狼がいるとして、ギルバートとメイがそうだとすれば、話は通りますがね。

復讐に駆り立てられることも、そして生きている者を殺そうとすることも・・・。
(181)2005/07/08 23:24:36
学生 ラッセルは、冒険家 ナサニエルの背後に現れ、そうつぶやいた。
2005/07/08 23:24:52
学生 メイ
[メイは岩壁にメモを貼ると、輝きを失った瞳で洞窟の中を暫し眺めた。そして、ナサニエルの言葉に敢えて何も答えず洞窟を後にした。メイはその後小屋に戻ると、ある準備を*始めた。*]
(182)2005/07/08 23:26:57
書生 ハーヴェイ
【回想・そして、現時点へ】

[……彼の視界は、日々その色を失って行くようであった。
いつもの諦観が首をもたげる。
だが、それを拒む何かが彼の胸に有った。

そして、その目で歩き続ける事で出る成果は乏しいだろうという思いに至り。
ハーヴェイは、不自由な視界での遅々とした歩みにて、洞窟へと引き返した。]
(183)2005/07/08 23:26:59
逃亡者 カミーラ
[すぐに追いつくと思って慌ててヒューバートの後を追って森に入ったものの、彼の姿は既に暗闇の中に消えていた。]

ヒューバート!
どこに行っちゃったのさー!おーい!
(184)2005/07/08 23:30:36
逃亡者 カミーラ
[闇雲に歩きながら名前を呼んだが、返事は無かった。
体調が優れないせいか、すぐにぜぇぜぇと息が切れだした。
呼吸を整えるべく、大きな木の根元に腰を下ろす。]
(185)2005/07/08 23:31:22
医師 ヴィンセント
[ヴィンセントはヒューバートと共にヘンリエッタの最後の処理をしたあと、薬草を求め出かけていた。止血作用のあるヨモギはあるだろうか。スパニッシュチェリーは…などと考えながら様々な薬草を採取した。ウコンやランタナなどだ。野趣溢れる治療法だがないよりはよい。
ヴィンセントは少しはこれは役に立てるか、とやや上機嫌に洞窟へ戻ろうとしていた。]
(186)2005/07/08 23:34:43
学生 ラッセル
[去っていくメイの背中に向けて聞こえるように声を掛ける]

そういえば、君が暴れさえしなければギルバートを皆で取り押さえられたかも知れませんね。
君がハーヴェイを逃がし、私に襲いかからなければ、ギルバートも、もしもハーヴェイが人外の者で有ればヘンリエッタも死なずに済んだでしょう。

メイ、君こそが二人を殺したのですよ。
(187)2005/07/08 23:34:48
冒険家 ナサニエル
[急に後ろから現れたラッセルに驚きながらも返事をする]

まぁ無いとはいえんが、そんな事を言い出したら誰も彼も怪しく見えちまうよ…
(188)2005/07/08 23:35:54
学生 ラッセル
ところで、ハーヴェイはどうしました?
ギルバートのいっていたこと、昨日のメイの動き、そしてヘンリエッタを探すときの単独行動。
彼を放置しておくのは危険かも知れません・・・。
(189)2005/07/08 23:35:57
医師 ヴィンセント
【洞窟近く】

……? これは、血の後?
ここには今まで血はなかったぞ!? まさか!

[ヴィンセントの足が早くなる。]
(190)2005/07/08 23:37:02
学生 ラッセル
しかし、ものの見事に皆ばらばらだ。
これでは殺人者に付け入る隙を与えるだけですよ。

昨日の夜を壊されたことが・・・悔やまれます。
集まれる者だけでも力を合わせねば・・・。
(191)2005/07/08 23:37:55
医師 ヴィンセントは、資産家 ジェーンが倒れているのを発見した。
2005/07/08 23:38:14
冒険家 ナサニエル
[ラッセルの言葉に不快感を覚え反論する…]

あれはどうしようもなかっただろうが!いますべき事は生き残るべきに何をするか考えることであって、そうやって他人に責任に押し付ける事じゃないだろうが!

ラッセル、昨日あたりからおかしいぞ…、最初のころのお前はもっと冷静だったぞ…。
(192)2005/07/08 23:38:41
学生 ラッセルは、再び黙って考え込んだ。表情には*憂慮の色が濃い*
2005/07/08 23:38:56
書生 ハーヴェイ
【洞窟の前】

[――焚き火の明かりが目に入った。
どうにか辿り着けたようだった。
焚き火は、彼の目でも物を捕らえるに足りるだけの明かりをくれていた。

入り口に近付くと、其処に倒れている人影が目に入った。――駆け寄る。
其処に倒れていたのはジェーンだった。]
(193)2005/07/08 23:40:28
学生 ラッセル
済みませんねナサニエル・・・ですがあの娘は危険ですよ。
あれは私の本心ではない。今は言えませんが考えがあってのことなのです。
ともあれ、今は生き残った者で力を合わせましょう。

不快に思わせたなら申し訳ない。

[ラッセルはナサニエルに*軽く頭を下げた*]
(194)2005/07/08 23:41:29
医師 ヴィンセント
こ、これは! 人狼の仕業か!?
フィールディング夫人! しっかりして下さい!

ん、足が…ヘンリエッタちゃんとの相違点はあるのか…いや、治療が先だ、彼女を洞窟の中まで運ばないと。
(195)2005/07/08 23:41:58
書生 ハーヴェイ
[ハーヴェイがジェーンに近づいた時、早足で近付く足音が聞こえた。
――振り返る。眼鏡が焚き火の炎を照り返していた。]

ヴィンセントさん?
(196)2005/07/08 23:43:03
資産家 ジェーンは、薄れ行く目でヴィンセントの姿を捉えた。
2005/07/08 23:43:14
逃亡者 カミーラ
[少しずつ呼吸が戻り、大きく溜息をついた。
気が付くと、焚き火の元から随分離れてしまったようだ。
辺りに明かりは何も見えず、ただ深い静寂と暗闇がカミーラの周囲を覆っていた。

ふと、木々の隙間から見える空に目をやった。
…空が朱く染まっていた。月が雲に隠れ、星は全く見えなかった。]
(197)2005/07/08 23:43:15
医師 ヴィンセントは、書生 ハーヴェイを見つけた。
2005/07/08 23:45:31
書生 ハーヴェイ
宜しければ、私も手伝いましょう。

[ジェーンの元に近付き彼女を診るヴィンセントに、ハーヴェイは静かに語りかけた。]
(198)2005/07/08 23:45:37
資産家 ジェーン
[うわごとのように繰り返す。]

狼…。エッタちゃんが…。
(199)2005/07/08 23:47:24
医師 ヴィンセント
ハーヴェイさんありがとうございます。

足を怪我…しかもかなりひどいので、ゆっくり、ゆっくりとですよ。

[ヴィンセント達はジェーンを連れて洞窟の中へ入った。]
(200)2005/07/08 23:47:59
医師 ヴィンセントは、資産家 ジェーンを慎重に診ることにした。
2005/07/08 23:48:47
書生 ハーヴェイ
フィールディング婦人? 一体、何が……いや……先ずは手当てをしなければなりませんね。

[ジェーンの言葉に感じた、背筋に走る寒気のような……悪い予感のようなものを押し留め、ハーヴェイはそう言った。]
(201)2005/07/08 23:51:40
資産家 ジェーン
[ジェーンはヴィンセントの顔を見て安心する。
躊躇していたが、意を決して血まみれのドレスをまくった。

肌の張りは失われているが、それでも美しいフォルムを保つ脚。
左膝の後ろが、鉤裂きでもされたかのようにぱっくりえぐれ、
骨が一部見えている。]
(202)2005/07/08 23:52:28
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