人狼審問

僕もねヒューバートさんが狼の場合を考えてみたんだ
一つ目ヘンリ嬢が偽だと判り撤回したパターン、つまりシャーロットが狼だったって事、ヘンリ嬢の信用を挙げるための行動だね。この場合は全ての狼、染まる者が舞台に出揃っるかな
二つ目にニーナが偽者だった場合、多分この場合はニーナも狼だと思うんだけど、ヒューバートさんが撤回しても後でニーナに名乗りを挙げさせる事で本物を確定させない、そして撤回したヒューバートさんの信用を上げる、そうすれば審問の部屋に送られる事も、見た人物を割れば彼が見られる可能性も低くなるからね、この場合はニーナの信用が低くなってしまうのがネックかな

そして僕がさっき言った一つ目のパターン、これは絶対にあり得ない

そうなの。でも、どっちの場合でも「実は嘘でした」と言わない方が良い気もするの。難しいの。

――牧場で一人ブツブツ喋っている――

今日ヘンリエッタとニーナにどう見てもらうか、と、
デボラとクインジーが見ることになるヤツをどういう判断で決めるか、が問題か・・・

何故かって？それはね僕が過去を見る者だからさ、僕の父の日記に記述があったんだ、この日記は父の親友のつまり僕のバイト先のマスターが隠してたんだけど、今回の事を相談したら渡してくれたんだ、だから僕自身この力に気付いたのはつい先日の事さ

ヘンリ嬢、シャーロット、ヒューバート、過去を見る者の偽者二人、ウェンの見た赤い星と数が合わないだろ？

え？？
ハーヴお兄ちゃんが「過去を見る者」なの？！
びっくりなの。ちょっと色々考え直さないとならないの。

――鳥から話を聞いている――

あ？屋敷に戻れ？なんでだ？

――わめく鳥に負けてしぶしぶ戻ることにした――

だから僕の言った一つ目のパターンは無いさ

――走って戻ってきた――

なんかあったのか？

ノーマンお兄ちゃん、こんにちはなの。
仔犬ありがとうなの。
白い犬だったから、バニラって名前にしたの。かわいいの。
えっと、それから…
――少し慌てながら、ノーマンに事のあらましを説明する――

やあノーマンこんにちは、羽毛や羊毛は払ってから入ってきた方がいいよ
――ハーヴェイはノーマンにあれこれ説明した――

おや。なんだか知らないが話の成り行きがずいぶん意外な方向に行ってないか？

その理屈だと確かにヒューバートは普通の人間ということになるけれど。婆様は強烈に立場が怪しくなった気がするな。
んーと、ホントにそうかな？　エッタにへこまされる前に良く考えよっと。

――ウェンディの方を見て――
バニラか、可愛いじゃねーの。
頑張って育てな。

で、ハーヴェイが
「たまたま」遅刻して
「たまたま」過去を見るヤツなんだな？

ははは。そりゃすげぇ。

。o0(今日はそんなに犬毛とか付いてないはずだが・・・)

「主役は遅れて現れる」セオリーに忠実なのかもよ？
冗談は老いといて、今朝方の話の続きで今なんだから、不信がるほどの遅れではないと思うんだけど、どうかな。

ヒューをほぼ疑わなくていいというだけで、ハーヴェイが名乗り出てきてくれた価値はあったように思うな。だからといって彼が本物かどうかはまだわからないんだけど。

確かにバイトで顔を出せるのが少ないけど…記述を見る限り僕の力は受動的な物だから、ちょっと気を抜きすぎたかもしれない

まあ、逆に後から名乗ったほうが、ホンモノくさい、ような雰囲気にはなれるよな。たまたま居なかったんです、偽者が出てるからあわてて名乗りました、とな。
みんなが見てる前で名乗った人の方が用意周到に名乗る気まんまんでした、みたいな。

おもしれーじゃん。

…ただいま…

駄目だ、頭が痛い…狼の夢と共鳴する事が…こんなに負担になるなんて…

えっと…誰か簡単に状況を説明してくれませんか…

…ふむぅ…事態はなかなか複雑になってきたね…

ただ、一つだけあたしの目から明らかになった事があるよ。
それは、余程特殊な場合じゃない限りヘンリエッタがアーヴァインさんの夢を喰らった犯人だって事だ。

や、ニーナ。

というか、ニーナの立場からだとヘンリエッタとデボラが「狼」でほぼ確定なんじゃないかな？

もう一人は誰だと思う？

――考え込んで――

俺は出かけるから、見られるヤツ、誰がいいとか、適当になっちまうけど一応言っておくな。
シャーロットが中途半端になっちまいそうだが、二人には同じ人を見たほうがいいと思うので、レベッカで。
過去の方は、ハーヴェイでもいいかと思っていたが、自身が過去見だと名乗った。これで三人じゃねぇか。
どうみても偽者二人いるよな。三人とも順次送っちまってもいいんじゃねぇの？と思うぜ。

空気読めてないかもしれんが、な。

逆にヘンリエッタの立場からだと、ニーナが狼はほぼ間違いない。
「過去視」の真贋内訳は不分明か……。

ただ、一つだけレアケースがある。

それは、ヘンリエッタが染まる者で、夢を喰らう狼が二匹揃って過去を見るものに名乗り出た場合だ。

夢喰らいがこの行動をとったとしたら、その目的は、染まる者であるヘンリエッタを夢喰らいと誤認させたい場合だろう。だけど、そんな行動をとるメリットがあるのかな？あたしにはちょっと理解できないよ。

だから、余程の事が無い限り、ヘンリエッタは夢喰らいであると思うよ。

あぁ、みんなから見れば、あたしかヘンリエッタのどちらかが夢喰らい、だね。

みんなで考えないといけない事がいくつかあるの。

名を騙ってる人が３人いるの。つまり、狼さんが二人は名を騙ってるって事なの。誰がそうだと思うか考えないといけないの。

それから、今日見てもらう人も決めないといけないの。
本当に難しいの。

それに、はやく夢食い狼を封印しないと、もっといっぱいの人が夢を食べられちゃうの。ウェンディ、がんばって扉を開けたの。

いや、どっちかというと的確な意見な気がするね、ノーマン。
真贋区別つかないから、まとめて「部屋」に叩き込む、のが乱暴といえばそうなんだけど。うーん。

ラッセル君、あたしには夢を共鳴させる能力しかないんだよ。だから、難しいね、その質問は。

あたしの視点では、デボラさんは確実に狼だよ。そして、ヘンリエッタもほとんどの場合狼だね。仮にヘンリエッタが狼でなければ、クインジーさんかハーヴェイさんが狼だけど…少なくとも名乗り出ているものの中に３人居るとは考えにくいね。現状はさっきも言ったようにヘンリエッタとデボラさんが狼、と考えたいね。

…で、最後の一人かぁ…

――欠伸をしながら起き上がり――

……ハーヴェイ君も、過去を見ると。
何やら凄い事になってきたね……

…あたしからすれば、デボラさんが過去を見るものとして名乗り出たのはイレギュラーな事態だったんだと思うよ。

ヘンリエッタに今を見る物をまかせ、過去を見るものは染まる者に任せたかったんじゃないかな、本当は。

デボラさんはよく喋っていた事を考えると、最後の夢喰らいは、あまり目立たない人だったと思う。

喋らないで目立った人、って考えると、ユージーンさんかな。でも、ユージーンさんは喋っていなすぎる。これでは逆に目立ってしまうのではないかとあたしは考えるよ。

まずないと思うけど。
婆様、クインジー、ハーヴェイ、この中にヒューと同じ手を使ったお茶目さんがいるなら、早めに撤回してもらいたいな。

一応、セシリアお嬢さんの疑問に回答しておこう。
確か、私が名乗りを撤回した時点で、
自分は違うと発言していなかったのはニーナお嬢さんだけであったと記憶している。

ニーナお嬢さんを待とうかとは思ったが、
彼女が何時来るかはわからない。
それに、道に迷って日の明ける時間に居なかったからね……

まあ、おそらく大丈夫だろう……と考えて名乗り出を撤回したのが、裏目に出たね。浅はかだったよ。

だから、むしろ、目立った意見を言わずに、それでいてそれなりに喋っていた人、そういう人こそが該当するんじゃないかと思う。

そうすると、あたし的に気になるのは、セシリアちゃんとレベッカさんかな。

ただ、繰り返しセシリアさんが言ってる「あたしは何の能力も無い」という発言は、もし夢喰らいがいってるとしたら、あまりに露骨過ぎると思う。少なくとも名乗り出ていない最後の一匹が繰り返すようなセリフではないんじゃないかな。

とすると、残るのは、セシリアちゃん…強引な消去法だけど…あたしが出した結論はこうなるよ、ラッセル君。

そうだね、ニーナ。
ついでに、デボラ婆様の判定希望もユージーンだった気がするな。これをどう取るか。

ラッセル君、ハーヴェイさんがそれをやるメリットは一切無いよ。

あと、あたしが前に言った事を取り消させてもらう。デボラさんが過去を見る者として名乗り出た以上は、あたしが言った様に、見る先を交換するのは得策ではないね。だから、二人同じ人を見るべきだと思う。

ならば、当然あたしはセシリアちゃんを推薦させてもらうよ。セシリアちゃんに恨みがあるわけじゃないけど、あたしがさっき言った様な結論を出した以上、セシリアちゃんの結果を見ないと、あたしの考えは前に進めないようなきがするから…

もちろん、同じ日は二度と来ないから心変わりすることはあるかもしれないのだけれども…

メリットが一切ないことをやる人もいないとは限らないけどね？
僕なんか、毎朝鏡を見るたびにそう思うよ。

ニーナの言い分はわかったよ。慌てる必要は今のところは無い気がするね。飴、食べる？

あと、部屋に送る人の候補も挙げておくべきかな…現状、あたしはユージーンさんを推薦するしかないかな…前述のように、ここまで逆の意味で目立っているユージーンさんが夢喰らいである可能性は低いとは思っている。でも、ユージーンさんが今後も口数が少ないままの場合、あたし達はユージーンさんに対してなんの新しい判断材料も持たないまま常に迷わされる事になる…

……あたしはいつからこんな理由で無実かもしれない人の記憶を奪おうとできる様な人間になってしまったのだろう…

ええ、と。ニーナお嬢さん。
繰り返しセシリアお嬢さんの発している言葉は、狼であるなら不自然と。
なのに、消去法でセシリアお嬢さんなのか？

「自分は凡人」と繰り返してたのはレベッカのほうかな？

･･････う、うぅ。みなさんこんにちわ......

･･････なんですか？この混沌とした空気は......

…ありがと…ラッセル君…飴をいただくよ…

…もし、過去を見る者と名乗り出ている人たちを順番に部屋に送るのならば…それは人間を二人送ることとの代償でしかないけれど…それならば、あたしは当然デボラさんを推薦する。デボラさんが夢喰らいであることはあたしの目からは明らかだから、心を痛めるのも少しでいい…

……頭が痛い…またちょっと散歩にいってくる…あぁ、あたしはいつからこんな人間になったのだろう…今まであたしの一族を虐げてきた人々と変わらないじゃないか…一番恐ろしいのは…人間なのかな…

…あぁ、ごめんなさい…頭が混乱している…

繰り返し自分の無能力を嘆いていたのは…レベッカさんですね…消去法で消されるのは…レベッカさんです…

…ごめんなさい…ごめんなさい…

･･････えーと......

･･････今を見る者がヘンリエッタ君と、ニーナさん。
過去を見る者が婆さんと、クインジー、そしてハーヴェイですか......ややこしいですねぇ......

――ニーナを見送り――

おや、おはよう。ユージーン君。

･･････おはよう御座います......えぇと。困ったことになりましたね......

･･････少し飯を頂きながら考えをまとめさせてもらいます......

言い間違いといえば、シャーロットの「現状を予測したハーヴェイ」を判定したいってのはもしかして僕のことかな？
>>374

そうだと仮定してお返事するよ。
僕が昔読んだ人狼物語は、今朝早くのような単純な話じゃ無かったってだけさ。
ニーナに関する僕の昨日の発言と、今日の彼女の発言は、確かに関係性を疑えるけど、「関係あるかのように振舞う」メリットってのはあまり無いんじゃないかな。

ヘンリエッタの話が聞きたいな。

自称「見る者」五人に二人、双子と自分自身を除いた七人に一人が狼か。前者はともかく後者は難しいね。
僕の今日の判定希望はケネスということで。いつも通りの彼らしいんだが、つかみ所が無いところがあるよ。
「部屋」のほうは、そうだな、もう少し後で決めさせてもらおうかな。

――時計を見て愕然する――

（うそ、もうすぐアルバイトの時間じゃない！！）

――ノートに書いてあったことの一部を読み始める――

まだまとまりきってないけど・・・「今日見てほしい人」について言うね。

ニーナさんには先輩を。
そして、ヘンリにはおばあちゃんじゃなくて、「見る者」以外の人を見てほしいの。

夢喰らいは「見る者」として名乗り出ている人のうちから、二人いるよね？
逆に言えば、「見る者以外の人を夢喰らいとして判定されれば、それ以外の人は全員、ヘンリ視点では人間」ってなるの。

一人夢喰らいを見つけることによって、他の人が人間ってわかるなら、
ここでわざわざおばあちゃんを判定するより、まずは見る者以外の人の判定を済ませてほしいの。
情報量はおばあちゃんを見るよりずっと多くなると思う。


最終的に、過去を見る者として名乗り出た人は全員部屋にいくと思うから（染まる者は今を見る者じゃ判断できないから、不安要素削除のために）
というのも理由の1つね。

で、私が今日ヘンリに見てもらいたいって思ってる人は・・・もうちょっと待って。
「部屋」も同様。

もう少し考えたいの・・・


（特に、部屋は・・・）


――セシリアは、何を基準に部屋に入る人を選べばいいのか分からなくなってきている――

――ふっと顔を上げて――

ごめんなさい、今日も”部活”があるの。
また夜に来ますね。


――そう嘘をつくと、アルバイトをしに本屋へ向かった――

――リックは、じいちゃんからの手紙を広間のテーブルの上に置いた――

「事態は、思った通り混沌としているようじゃの、まだ人としての認証を貰ったものはおらぬか…デボラばーさんも狼らしいしのぉ　ふぉふぉふぉ。
っと、笑ってばかりも居られないのじゃな。
この子らに纏めさせるには、まだ幼すぎる故、わしが出ていければ良いのじゃが、こればかりはわしの出番でもなさそうじゃ、夜明け２時間前には、みなの意見を全て出すのが良いと思うぞ。そして１時間前には、今日の方針をしっかりと決める事をすすめておこう。
理由が有りその夜明けに立ち会えない者も、自分の考えは必ず述べるのが良かろう、言葉は武器じゃ
人にとっても狼にとってもな」

あぁ、いい間違いしてました・・・
ラッセルの指摘道理、ハーヴェイとラッセルいい間違いね。
でも、過去を見るものが３名？ますます混乱だわ。
なるべく早く戻ってきます。見てもらう者、部屋に行ってもらう者、考え直したいの。

――静かに立ち上がり時計を見て――
今日はマスターが労いの飲み会を開いてくれるそうなので失礼します

僕の希望は今日は婆さんを部屋に送りたいと思ってます、理由は僕から見て当然偽者だし、それにニーナさんの判別ができるかもしれないしね、見る物以外の人には退ける者が居るかもしれないから、そこからは送りたくは無いね
見てもらいたい人はヒューバートさんかな、僕が名乗りを挙げることで疑惑が薄れていってるから僕は逆に気になるね

――鳩ではない鳥に手紙を持たせて――

さっき、部屋送りは過去を見るヤツラからだれか、と言ったが、訂正したい。
俺の希望はユージーンだ。
理由等は後にしてくれ、悪い。

リックー、もうこの偽物はいらないの？

――庭に刺さっている聖剣の周りに気づき――

本物を上手い事使えるようにしたみたいだね。
良かった良かった。

――手紙の端の方にリックのメモが残っている――

んん？ハーヴェイも「過去を見る者」？
狼達は派手好きだなー。僕も大好きだけど。

――すぐに興味を無くした様子で欠伸をし――

あふ、大体僕が「夢喰らい」だって？
馬鹿馬鹿しいにも程があるよね。
「染まる者」ならともかく、初日から伏線張り続けてきた「夢喰らい」なんてのもなー。

や、エッタ。
僕じゃ相手に物足りないかもしれないけれど、いいかな？

君のご同業、ニーナは偽者な訳なんだけれど、彼女は何者だと思う？
ついでに「過去を見る者」の真贋予想とか。「見る者」以外の狼は誰だろう、とか。

――ラッセルに微笑み――

ジムノペディ1番か、僕は2番が好きなんだけどね。

ニーナが何者かって？
僕にはあまり興味が無いなー、多分「夢喰らい」だろうけどね。

――ラッセルの背中にもたれかかる――

ふふっ、それよりも僕が間違いなく「本物」であるという主張を聞きたくない？
ちょうど、この主張に穴が無いかどうか考えていた所なんだよ。

おや。そりゃちょっと面白そうな話だね。是非聞きたいな。

―――ヘンリエッタの座る分だけ、シートの上をもぞもぞどいた―――

やあ、こんばんは。

――ラッセルとヘンリエッタを見て――
……お邪魔かな、うむ？

そんなわけないでしょ、ヒュー。

―――おいでおいでをしている―――

僕が「染まる者」である場合のありえなさはニーナが自分で指摘している。
よって、僕は僕が人狼であるという主張を反証してみよう。

第一の反証。
一番最初に「今を見る者」だと言い出した事。
今の「過去を見る者」の状況が良い例だ。染まる者と連携が取れなければ僕の信用度はがた落ち。
リスクはかなり高いよね。
但し、これについては大胆な「夢喰らい」ならありえる、と言うかもしれない。

第二の反証。
僕が「夢喰らい」である場合、デボラに「過去を見る者」だと言わせない。
何故か？「染まる者」が残っているからね。
大体、デボラが「過去を見る者」であると嘘をつかず、只の村人のふりをしているならニーナはさらに窮地に立たされた事だろう。

僕が狼ならこうする。
デボラには「自分は只の村人」だと言わせ、今日の夜にでもニーナの夢を喰う。
何処かに居る「染まる者」はそれによって、僕が狼である事を知る。
後は簡単さ、本物と偽物の「過去を見る者」が2人現れる。
僕はさらに長生きできる上、上手く行けば僕は「本物」に成り代わる事ができるって寸法さ。

僕が「夢喰らい」である場合、今の状況は全く最善手に近くない状況。
むしろ最悪手だ。
”僕が酷く愚か”でない限り僕が狼である可能性は全く無い。

以上、証明終了。

なんてね。なるべく客観的に見たつもりだけど、所々穴がある可能性も否めない。
あったら指摘よろしくねっ。

――やれやれ、と言った様子で広間に姿を現す――

どうにも、雲の行方がよくないねえ。
一雨来そうだよ。

――少し笑い――
仲がいいのは良いことだよ。

デボラお婆様、こんばんは。

――上機嫌で鍵盤を弄っている――

僕は、「染まる者」ではありえなく、「夢喰らい」すらもおかしい。
さて、一体僕は何者なんだろう？

――「エリーゼの為に」を数小節だけ弾き――

「本物の今を見る者」でしか無いんだよ。

――皆に、事のあらましを聞き――

ハーヴまでもが、自分を過去を見る者だと、名乗り出たのかい。
随分とおかしなことだねえ。

しかし、ヘンリの反証を聞くと、お前も婆を狼だと思っているのだねえ。

――言って、仕方のないことかもしれないね、と苦笑した――

彼女が夢喰らいであるなら、という仮定の話のようだがね。
ヘンリエッタお嬢様が夢喰らいであるなら、
貴方も夢喰らい以外にありえない……というだけの話ではないのかな。

最初の話は「間違いなく」本物と証だてる論拠としては弱い気がするな。

二つ目の話も、それをもって証明と呼ぶのはどうかなぁ？
それに、「今を見る」二人が互いを「狼」だろうと言う現状、一人が夢を食われて残ったほうが本物扱いされる事はないと思うんだ。

とはいえ、仲間を見捨てないと「今を見る者」を寝かしつけられない狼さん達はちょっとしたジレンマなんじゃないかな。
長めに逡巡して貰えると良いんだけど。

…うん、ああ、そうか。

――ヒューバートに言われ、デボラは、納得したように頷いた――

ヘンリが夢喰らいであるなら、ニーが今を見る者。
すると、婆が狼というわけか。
すっかり抜け落ちていたよ。

とんだ勘違いをしていたようだねえ。

――ラッセルに笑いかけ――

シューベルトでもやるかい？
僕はドビュッシーの方が好きだけど。

あふ、ちょっと説明不足、というか僕の説明が間違ってた気がする。
例え僕が「審問の部屋」に送り込まれたとしても、最後の1匹を逃がす事が出来るなら十分なんだよ。
「今を見る者」を確実に無力化するまでの方法として、デボラ婆さんの行動は適切じゃないって事を言おうとしてたのかな。

――部屋の中に人が居るのを確認して――
こんばんは
よく考えてきました。

…ふむ。
婆の役目は、半分は終わったようなものだね。
赤い星の者を、三名見つけられたのだから。

退ける者を護るために、過去を見る者の中から「審問の部屋」に送る者を選ぶ、というのには一理あるだろう。
その場合、婆はハーヴを希望するよ。
ハーヴはあまり目立たず、危険な位置にいたと考える。
黙っていれば、部屋に送る対象に選ばれる可能性はあっただろう。
しかし 三人目に過去を見る者だと名乗り出れば、本物だと皆に思われるかもしれない。
普通に考えて、三人目に出る利点は、ほぼないからね。

クーは染まる者だろうと思う。
そして、ニーはもう一匹の夢を喰らう狼だろうね。
昨夜とは考えが変わっているけれど、狼が立て続けに出てくる理由がわからない。

それ以外なら…、やはりジーンになってしまうだろうか。
しかし、ニーもまた希望しているのが気になるし、そうすると見てもらう対象がいなくなってしまうね。
もう少しだけ、考えさせてもらうよ。

――仔犬を抱きかかえて広間に戻ってきた――
皆さん、こんばんはなの。
もうしばらくで夜が明けるの。
話すことも決めることもいっぱいなの。

――シャーロットとウェンディに手をふり――

私は、ニーナお嬢さんにはシャーロットお嬢さま。
ヘンリエッタお嬢様にはノーマン君を見てもらいたい。

ノーマン坊やは……いい子だが、
どうにも掴めないところがあるよう感じてね。
動物好きなのはいいんだがねえ……

ちなみに僕はラッセルの夢を見たかったり。
ニーナの夢を見る事を反対する事を一番最初に提案したのがねー。
裏の裏は表って奴だね。
僕の勘はあまり当たらないけどー。

――顔を上げて、ウェンディと仔犬を見やり――

おや、ウェン。
仔犬には、もう慣れたのかい？

で、こっちが重要。
ニーナが狼なら、デボラ婆さんも同時に狼というのはとてもイレギュラーだ。
だから僕視点ではデボラ婆さんが狼ってのはあんまり無さそう、そうなるとデボラ婆さんは本物。
早々に「間」に送り込むのはあんまりかなー。
どうせ、他の二人は「夢喰らい」であると言うしか無い筈。本物でも偽物でも。
それだったら、いっその事他の「過去を見る者」から送り込んだ方が得策かな。
デボラ婆さんの判定はまだ不定、デボラ視点でどっちが狼か分かるのは情報が増える。

今日誰を見てもらうか。これは、見るものがすべて揃っている時に同じ人を見て欲しいので新たに一人選出でお願いします。
私の立場が微妙なままですが、私の事は、状況的に曖昧な者を残しておけなくなった時、もしくは私が怪しいと思った時にでも部屋に送ってください。
今日判断して欲しいのは、ラッセル
これは変更しないわ。彼なら偽の判断を出されたら反論も出来るでしょう。

さて、実は1人気になるお方が。
クインジーなんだけどね。
何故か最初から僕と対立したがっている。
あの時点では僕が「本物」でもおかしくないのに。
彼が真に「本物」であるなら、
「デボラを間に送り判定を見ない限り、どちら本物か俺には分からない」
とでも言うべきじゃないのかな？
でも違った。さて何故でしょう。

よって僕はクインジーを「間」に送りたいね。

――喋り終えると、喉が渇いたのか水を飲みに行った――

――シャーロットに微笑む――

どうせ、僕もニーナも”偽なら狼”だろ？
順番が後出しになっても結果はそう変わらない。
そうなると、ニーナにお姉ちゃんの判定をもらった方が皆は安心な気はするね。
どうかな？

――ヘンリエッタにうなずきながら――
あぁ、私もその点は気になったわ。クインジーさんの決め付けてる態度・・・
単純にニーナとおばぁ様が相容れないからって判断したのかしら？いつも、よく考えて発言なさってると感じてたから違和感があったのよね

――ヘンリエッタにウインクして――
あら、ずるしたの分かってしまった？
私は自分が人間だって判定されると眠らされるって考えてもいるのよ
それなら、曖昧な状況のまま居て、議論に参加しようかと思ったの。見てもらう事は数が限られてるの。
それなら、私に使うより、ほかの手段に使えばいい。
私は、状況で部屋に送ってもらえばいいわ。

クインジーの話は、僕もちょっと考えたよ。
でも、彼が誰が狼で誰が人かわかるカンニングペーパーを持ってるとしたら、逆に犯さない誤りなんじゃないかな、と思ってた。

すまない、ちょっと家に用事を置いてきてるのを思い出したんで、ちょっと行ってくる。そんなにかからずに戻れると思うよ。

ふぅむ。
ニーが夢喰らいである、と仮定して考えてみよう。

婆から見れば、ロッテは人間だ。

そして、ヒューも人間に近いと見る。
理由は昨日言ったね。　>>316
ラスは真っ先にニーに関する話題を挙げていた。ニーが夢喰らいなら、これは怪しまれるに違いが無い。
この二人はまだ、見る必要も、「審問の部屋」に送る必要もないと考える。

となると、婆はケン、ジーン、セシル、レベの四人から選びたい。
しかし、ニーはこのうち三人の名前を挙げ、ジーンを送り先に、セシルを見る先にと挙げていたそうだね。
無論、ニーは自分が夢喰らいとして疑われる事はわかっていたはずだから、敢えて仲間の夢喰らいを挙げた可能性もあるけれどね。

が、挙げていない者の方が気になるのは確かだ。
となると…婆の希望は、ジーンを見る先のままに、ケンを送り先に、となるだろうか…。

レベを外したのは、真っ先に何の力もない、と言ったことが主だね。
セシルとジーンでは、昨日言ったように、ジーンの方が気になった、という話だ。　>>311
逆にするべきかもしれないと迷ってはいるが、見る先ならともかく、送り先に仲間を挙げるものだろうか、とね。
…本音を言えば、婆から見て赤い星の者だとわかっている、ハーヴかクーを送り先に選びたい。

クインジー君は姿勢が少々不可解だ。

ハーヴェイ君は、どうにも判断し辛い。

デボラお婆様は、狼と見られてはいるが、
態度がはっきりとしている。
何者であるにせよ、彼女は情報の多い立場ではあるだろうから、それ自体に不自然さはないが。

……ええ、と。過去見に部屋に行ってもらうことも、考えているのだが。
もし過去見を送るのなら、誰から送るべきか。
非常に悩ましいのだよ……

ハーヴェイ君、私を見てほしい、というのは構わないのだが。
私が夢喰らいであるのなら、
人に与さぬ者達は全て舞台に出た、と言う事になるそうだね。

そのリスクを埋めるだけのメリットが、今、そして未来の私の立場にはある、と思うのかな。

それとも、あくまで保障として私を見ておきたいのかね。

…さっきの話は、ケン、ジーン、セシル、ノーム、レベの五人から、だね。
それでも、ケンとノームでは、ケンの方を希望するよ。
ノームには、ジーンを送りたいと言った理由も聞きたいからね。
それを聞いてから、もう少し考えたい。

――名前を挙げ忘れていたことを、申し訳なさそうに言う――

退ける者の事を考えると過去を見るものから行くのがいいのかもしれない。
でも、今日部屋に行くものはあまり情報を残せないと思うの。
それなら、お話から判断しかねる人に行ってもらいたいと思うの。
――言いにくそうにうつむきながら――
ユージーンさんにお願いしたいの・・・

ううむ……
名乗り出ていない者から、部屋に送るのなら。

私はレベッカお嬢さんを送りたい。

彼女はすぐに自分は力を持たないと告げた、それを人としての要素に挙げるものがいるが……
私は、どうにも、役割を果たそうと気の走った夢喰らいではないかと見えるのだよ。
意見も、誰かに賛同するものなどが多くはないかな、とね。
――ぼんやりとシートを撫でながら――

こうやって、人を簡単に疑えるというのは、悲しいことだね……

――セシリアはふらふらになりながら別荘にやってきた――

つ、疲れた・・・
店長・・・じゃなくて、部長、厳しすぎ・・・

――牛乳を飲み、落ち着いたところで席につく――

何か、話は進みましたか？

大分遅くなっちまった。寄り道が過ぎたぜ。

――テーブルに買ってきたラベンダーを置き、買い出ししてきた荷物をしまい始める――

――壁の大時計が突然しゃべり出した――

トキガ　ススマナイ　ダレカ　トキヲ　トメヨウト　シテイル

なっ、時計が…！？

――驚きを隠せずに時計を見――

どういうこった。
話もどうなってるかわかりゃしねえんだ。
すまねえが誰か教えてくれるか？

ここの時計は喋るのかい？　分解してみて良いかな。是非構造が知りたいね。

冗談だよ、どうやらゼンマイがおかしいみたい
夜明けを告げられない状態なんだ……

時計が喋ったと思ってびっくりした？

クインジー、「会議は踊る、されど進まず」というところかな。
もう夜明けまで時間がないしね、どうしたもんだろうな。

エッタ、家に戻ったついでに「月光」の楽譜持って来たよ。あとで、があったら、あとでね。

（なんだ……じゃ、リックを分解するかな）

―顔を顰め―堪えきれず溜息を一つつく――

…なんとも嫌な空気だねえ。俺は子供達がこういう空気に触れるのが大嫌いでな。んなもんは子供のすることじゃねえんだよ…ちくしょう。この状況を恨むぜ。

ヘンリに睨まれたと俺は思ったと言っただけだ。ヘンリはデボラ婆をまだ見てねえ。それも言ったと思ったんだがな。二人になればどちらかを疑わなければならだいろ？俺はヘンリを疑いたくない。これは俺の気持ちの問題だよ。感情論だ、そう言ったはずだ。まあ、それで疑うってんならそれはそれで構わねえさ。

それにしたって、案外あっさりしてんだな、ヘンリ。…参ったな。

――自嘲気味に笑う――

誰を判断してもらうのか、部屋には誰が行くのか
決めないといけないわね・・・
リック達のおじぃさまの手紙に書かれてる時間だわ

――顔をあげ――
私は、時を止めようとはしていないよ。

――ラッセルをみつめて――
……ところでラッセル君、何か不安な事を考えて居ないかね。

ヘンリが偽物だと決めたわけじゃねえ。今のところ俺から見て偽物であるデボラ婆とハーヴェイ。ハーヴェイが狼だとするとデボラ婆は染まる者の可能性が高くなる。だとすればハーヴェイが出てくる意味を解しかねるんだよな。潜んでいた方が明らかにお得だろ？この考えがあって、デボラ婆狼の可能性が高いと見てる。それでニーナの結果は俺から見て信憑性を帯びてくる。ヘンリが婆さんを見る事はもうまずないだろう。結局状況から俺はなにもわからないのさ。皆と一緒でな。

ただ、ニーナは俺とウェンに聞いてるんだ。「能力のあるものは自覚があるのか」と。実際に今を見る能力のあるものがそんな問いを発するのか、引っかかってる。

結局どれだけ考えてもどちらが狼かは、俺にはわからねえさ。

で、俺の希望も出さなきゃなんねえよな。遅くなって済まない。

今を見て貰う者についてまず、昨日から引き続きセシィを希望するよ。能力が無いと言っていて未判定の者は7人。申し訳ないがシャーロット嬢は外させて貰う。今朝の一件からヒューの旦那も1回外す。残りの中から、話から情報を出してくれそうなのがラッセル、セシリア。この二人から先に見て貰いたいと思ってる。セシィの方が若干判断に困りそうだから、セシィを見て欲しい。

あとの3人は印象的にほぼ一緒だ。全員口数は多くねえ。でもそれなりことは話してくれてるんだよな。その中で、今日になってから少し歯切れの悪く感じる…ユージーンを。間に送るのに希望する…すまねえな。

過去を見る者から、と皆が決めるなら逆らわないが。過去を見た結果はすべて無に帰す。俺からすりゃ俺の結果が全てだが、皆から見りゃそうも行かねえだろ。結果を捨てて見る者からと決めるのであれば……デボラ婆を希望する。理由はさっきの説明で足りるはずだ。

どちらにせよ皆の気持ちに従うつもりでいるさ。

じいちゃんはああ言ってたけど…
やっぱり、僕とウェンしか今は居ないかな…

んとね、今を見る者二人の視点から、既に狼は二匹表に出てきていることになるよね？
だから、次に狼だと告発するのは、かなり勇気が要ることだと思う。
ので、昨日僕らの後ろ盾を見つけられなかった事が凄く悔やまれるのだけど…
もう一度今日、そのチャンスが欲しい、そして見て欲しいという意見も多いから
今日見て貰う人は、ラッセルお兄ちゃんにしたいと思うんだけど。

ふむ。
ハーヴェイ君が名乗りをあげる前から、
ヘンリエッタお嬢様が偽を偽よりとして考えていたように見受けられるのだがね。

ヘンリエッタお嬢様を信じたい、ということを感情論だ……としていなかったかな。

ラッセル、俺も会議に派手に踊ってるようだな。
…少し落ち着くように一服してくるとするよ。

――バルコニーに弱い足取りで向かった――

……偽を偽より、とはなんだ。
ヘンリエッタお嬢様を偽よりとして……だね。

そして、不完全な審問の部屋に行って貰うのは。
もし、退ける者を今重要と考えるので有れば、過去を見る者の中からしかないと思うし。
それ以外からだと、圧倒的にユージーンさんの名前を多く聞いた気がするんだ。

皆の意見はそこそこ散ってるね。
単純な多数決は反対だ。

ちょっと思うんだが、シャーロットとヒューバートが両方とも狼である可能性は低い。
今日は二人に意見を集約してもらうのはどうかな。かえってややこしい？

「部屋」行きはユージーン以外がいい気がする。理由は判定に比べて票が順調かつ多く集まっているから。

私と、シャーロットお嬢様。
二人とも夢喰らいは、いろいろな意味でないだろう……とは言っておくよ。

で、僕個人の意見としたら
やっぱり、ラッセルお兄ちゃんだったりするんだ。
言葉に力を持った人が狼だと怖い
って言うのが理由なんだ。

疑わしいとか狼っぽいというのとは違う
僕が納得する言葉を紡ぎ出しているから
（じいちゃんの受け売りの言葉だけど…）

私やシャーロットお嬢様に任せたい、と言うのなら。
私は構わないよ、シャーロットお嬢様もそう言うなら受けよう。

ただ、リック達に頼まず私達が補佐でなく主として纏める理由もそうないようにも思えるのだがね。

もう一つ、これも個人意見なんで、言って良い物かどうか迷う所なんだけど
部屋へ行って貰うのは、ハーヴェイお兄ちゃんかな？と思ってる。

本物の自信がそうさせたのだったらごめんなさいなんだけど、偽物が二人も出てるにしてはあまりにも落ち着きすぎてる。って言うことと他にも理由は有るんだけど、漠然としすぎてて説明が難しい…

退ける者には、きっと重大な任務が有るはずだから、僕はその人を護りたいと思ったって言うのも理由に挙げておくね。

――向かう途中、ヒューバートの方に振り向き――

今の考えはさっきの通りだが、確かにあんたの言うとおりヘンリを偽物ではないかと咄嗟に俺は思った。ニーナはデボラ婆を告発した。それは俺に取って大きな信頼となるのはわかってくれるか？その事実に動転していたよ。ヘンリを疑わなくてはいけないのかとも絶望した。力を持つ者にしては、情けない話だよな。どう言ってくれても構わねえよ。

…またレベッカに頼りねえって言われるだろうな。はは。

――リックに視線を移し――

見て貰う者はラッセルに決定でも反対しねえよ。
一服したらすぐ戻るさ。

――ゆっくりとバルコニーに消えた――

ん、「両方とも狼」は理論的にまずないのか。
無作為二人よりは、良いかな、って事にしといてくれると嬉しいな。

そうなんだけどね、ヒュー。双子があんまりやりたくなさそうだったからさ。

私とヒューバートさん、二人ともが狼って事は絶対無いし、いまの曖昧な者の中では可能性も低い。
二人で纏め役という事ならお受けします。
ヒューバートさんの言うように補佐でいいのでは？とも考えています

･･････む、う、考えがまとまりません......

――クインジーを見送り――

……ああ、それはわかっている。

だが、なぜそれではなくハーヴェイ君のことを持ち出したのか、がちょっと気になってね。
省いてしまっただけかもしれないようだが……

――ラッセルに頷き――
私みたいに偽の名乗りをあげたただの人がいなければ。

たしかにリックは気が進まないようだが……
皆はどう思うのかな。

「疑わしいので判定」されることに異論はないけど、双子の後見で話を取りまとめるには、ふらふら方々に出歩きすぎの気がするね。
「人間の証明」がいるなら、ニーナにシャーロットを見てもらったほうがいいと思う。

僕個人の意見は、セシリアを判定してもらうのがいいな。
「部屋」行きは、うーん、レベッカ、かな？　これを言うのは心苦しいし、理由を言うと凹んで死んでしまう気がするけど、勘だ。

――ラッセルに頷き――
人間の証も必要だけど、同一で判断してもらうって事も重要性があると思うの。

･･････片隅で話の端だけを聞いていた私の個人的な意見を述べさしてもらいましょう。いくつか疑問点は名乗り出た全員にあり、まだ疑惑段階であり、情報が非常に少ないと言わざるを負えません。

ただ、今を見る者が2名、過去を見る者が3名出ている状況ということは、赤い星の者がこの中に3名含まれていると考えられます。まぁ、またヒューバートさんのような方がいると、非常に困るのですが、状況からみて、それは無いと思っています。

で、部屋行きですが、過去を見る者から誰かを送りたいですね。当たるも八卦当たらぬも八卦と言いますが、少なくとも現在名乗り出ていない人よりかは赤い星の者を部屋へ行かせやすいかと......

そして、誰を見てもらうかですが、個人的にはラッセル君をお願いしたい。彼は非常に思考的だ。彼もシャーロットさんやヒューバートさんのようなポジションとして、全体を補佐的に引っ張って欲しいと思っている......

･･････上記とは段階的に非常に私的思考が入るのだが、過去を見るのもの中で一番疑わしいのはクインジーだと思っている。彼は最初ニーナに肩入れする発言をしたが、大部分の人は最初ニーナを疑ったはずだ。

その部分がなんとも不思議な部分なのだよ......

――リックの言葉を思い出して――

……あれ？
さっき何て言った？
「審問の部屋」が不完全？

どゆこと？

エッタ……
僕の力がないから……入れるけど、ここに戻って来れない部屋なんだ

――忌々しい事実を思い出し唇を噛む――

もう時間がないの。ウェンディの考えを言うの。

えっと、見てもらいたいのは、ラッセルお兄ちゃんなの。頭が良いの。ビックリ発明で狼に立ち向かって欲しいの。

お部屋は難しいの。ウェンディの直勘で「えいっ」と選ぶならユージーンおじちゃんかレベッカおばちゃんなの。
でも、ウェンディの勘はあんまり当たらないの。

夜明けまで時間がありませんので、今だけ纏めさせていただきます。記憶違いでなければ、多数決で
今を見てもらうのはラッセル。
反対される方は、意見をお願いします。

ううむ……
聞き落としでなければ、まだ意見をあげていない者がいくらかいるね。

――リックの言葉に驚く――

ちょ、ちょっと……。
それって部屋に入った人は死ぬのと一緒じゃないの？

皆……それが分かっていてこんな相談してるの？

そうだね、シャーロットお嬢様。
異議はないよ。ラッセル君が、一番人気のようだ。

……送り先が悩ましいな。
素直にみるならユージーン君を、送る事になるのだが……

部屋に行ってもらうのは、ユージーンさんが多数決なら一番ですが、ラッセルの意見でまとまりすぎると指摘があり、私も気になります。次点でレベッカさんと言う案と、過去を見るものからどちらがいいか簡潔に意見を述べてください

――ヘンリエッタにぎこちなく笑いかけ――

そう、だね……
しかし、狼の魂を、全て封じられれば。皆助かる。

……少し眠るだけだ。

･･････私が送られるのですか......いや、まぁ、本日はほとんどこちらに来ませんでしたからね......

――悩みながら――

う〜ん、見てもらいたい人は、先輩と、ノーマンさん。
判定先を統一するなら、ラッセルさん。
理由としては、ラッセルさんはよく別荘にいるし、中心的な存在と思っているから。
ノーマンさんは、部屋候補などを考えて・・・消去法で挙げました。

部屋の方は・・・

――戻ってこれないかもという話を思い出し、言葉が止まる――

･･････とりあえず、言っておくよ。現在私は今、ヘンリエッタ君と、デボラ婆さんが本物だと思っている。勘だけれどね。
もし部屋に送られた場合、狼共を部屋に全部送れば戻れるんだろう？

――シャーロットの方を向いて――
難しいの。レベッカおばちゃんは勘で選んだけど、チョコをいっぱいくれたの。過去を見るひとたちからだったら、ハーヴお兄ちゃんなの。でもこれは勘なの。

私はレベッカお嬢さん、かな……

――ヘンリエッタとセシリアの方を見て――
戻ってこれないわけじゃないの。出口はちゃんとあるの。
作ったウェンディが言うんだから間違いないの。

…でも、出口が世界のどこに開くかわからないの。人が多いところに開くとは思うの。

――セシリアを見つめながら――
狼すべてを封印できれば戻ってこれるの・・・
今は自分たちが狼を封印できる事を信じて進むしかないのよ。
今、夜明けまで時間が無いの、判断して！

――話を聞き、蒼白になる――


――振り絞るようにして喋りはじめた――

……僕の、意見は、変わらない。
くいんじー。
それが最善手、例えまちがっていても、ふぉろーが効く安全手。

多分まだ、見れるものを部屋に押し込めなくても大丈夫だと思うんだ。生かしておいた方が情報が多く入るだろうしな。

どっちかと言われたら、レベッカだな。

――改めてシャーロットに向き直り――
ウェンディ、言い方が曖昧だったの。
一人だけ名前を挙げるなら、ハーヴお兄ちゃんなの。

――ウェンディとシャーロットの言葉を聞いて、続きを言う――

私もユージーンさん、レベッカさんで悩んでる。

（でも、レベッカさんは・・・やだ、信じたい・・・）


――意を決したように前を向く――

ユージーンさん希望が多いって言うけど、それは、能力者じゃない人の意見がほとんど。
現状、能力者じゃない人に夢喰らいは一人しかいないはず。

それを考えても集まることを考えると・・・
やっぱり私はユージーンさんを・・・


――指先を震わせながら、「部屋に行く人に選びたい」と続けた――

ユージーン君の態度が……

見る者から送らねばならない、と言う意見は、
記憶に違いがなければ比較的少なかったよう思う。

今日は、様子見も兼ねて過去見達は残すことにしないかね。
過去見を送りたい、と意見が纏まったとしても、
誰を送るかを採決する時間がないよ。

･･････私の意見を簡潔にしておきましょう。

送る者はクインジー。

見る者はラッセル君。

以上です。

あー、見れるものじゃなくって、過去を見れる、だな。
訂正する。

だが一応、名乗り出たものは全員部屋に行く候補になりうると、俺は思っている。
名乗らなかった俺らよりも、名乗ったヤツらの方が人数的に夢喰いの密度が濃いからな。

･･････ふむ。時間が無いのはいたし方ありません。私も遅れましたしね......ならば、とことん誰が本物かつきつめていくのが上策ですか......

……意外と名指しであげてくれる人が多いな。

僕は、先にも言ったけど
退ける者には生きていて欲しいと思う
ので、ハーヴェイお兄ちゃんを押しておく。

――ようやく、状況を把握する――

…もうすぐ、夜が明ける。
過去を見る者から選ぶというなら、婆はハーヴを送り先に…、希望するよ。

「判定」の結果を知らせる順番も、重要だろう。
誰から、言うべきだろうか。

そして…、ニーとハーヴがいないようだね。

――落ち着きなく、扉を見やる――

ついでに、今日部屋に過去見を送るんなら、明日や明後日も、残りを送るべきだと思うぜ。
本物が確定しないならな。

いや、過去見をみると決めてから、
その中で誰を？とまた決めるのかとね。
ならば時間がないと。

･･････そうなんですよ。名乗った者の中が非常に赤い。他は1名除いて、全員白い星の者だ。名乗ったのが5人、名乗らなかった者が10人（うち、リック君とウェンディ君を除いて8人）。どう考えても名乗った者を部屋に送り続けた方が正直上策と思いますが...

――セシリアに向かい――

……それはまちがっている。
その1人しか居ない「狼」を人間が当てられるとでも？
違うよ、勝手に皆が疑ってるだけ。

時間がねぇのは、しかたねーと思う。

こういうときは、さくっと決断をだしてくれていいと、思うな。独断を含んでもいいし。

明日からはこうならないように気をつけるしかねぇが。

判定は、僕で良いとして、今回、迷子さんはそれを知っているのかどうかというのもあるな。

「部屋」は最悪自由投票か？

･･････さて家に戻った後、呼び出されて部屋に連れられていかないことを望みますよ...では。また翌日。

私は退けるものの重要性を判断して
ハーヴェイを押します。
ヒューバートさんはレベッカさんを押してください
それで皆さんが判断して下さい

時の妖精が拗ねたみたいだ…
時間が止まった…

今の内だよ？
もう、次に止まることは無いと思うよ？

……時の気配が薄くなったよ。

ええと、シャーロットお嬢様。
すこし、私達には猶予があるようだ。

･･････と、思いましたが、30分ほど時計を読み間違えていたようですね...今から寝なくてもまだ、大丈夫そうですな......

それとね、お約束を守れない人は僕はあまり好きじゃないな……

――ヘンリの言葉を聞いて、目を瞑る――

うん、それはそうなの。
でも、疑われるということは、それだけのものを感じてると思った・・・


――ため息を深くついて――

「部屋」は、本当は選びたくない。
でも、選ぶからには・・・基準がほしい・・・


本当、これが出来の悪い悪夢だったらいいのに・・・

そうですね・・・
時間が出来ました

･･････最終的にはシャーロットさんとヒューバートさんが決めて私は構わないと思っています。
ただ私としては、もし今回、名乗り出た者から送らない場合、ほとんどの確率で白い星の者が送られるという状況を考えて欲しいと思っています。

俺は、ヒューバートか、シャーロットが今日は決めちまえばいいと思っている。リックかウェンディでもいいかな、とは思うが。

どう結論だしても、逆らわねぇよ。

「部屋送り」はハーヴェイかレベッカの二人の中から、ということかな、シャーロット？

僕は、全部の「見る者」が揃ってる状態で一度はそれぞれの判定を聞く機会を作りたい。
その選択肢なら、レベッカだな。

明朝の結果は、「今」のほうはどちらからでも。
「過去」のほうは、デボラの判定をちょっと後回しに言ってもらえると嬉しいかな

シャーロットお嬢様、すまない……
出来るならば、意見はまとめておきたい。
私は、ハーヴェイ君を部屋送りで異存はないよ。
過去見から送るなら、彼からかと思っていたからね。

暫く生きてもらい、意見を訊きたいと思っていたが、
少々疑わしいようだからね、それも……悪いが。

　ということで、シャーロットさんの意見の方を私は押しましょう。

私は先輩とヒューバートさんに決めてもらいたいな。

――リックとウェンディを哀しい目で見る――

（これ以上、辛い決断させたくない・・）

･･････ただ、二択を求めるなら、狼共が3票保有していることはお忘れになっては困る......

――ラッセルに頷き――
そうだね、できることならそうしたい。
デボラお婆様の意見が後にできるなら、そちらのほうが嬉しいね。

煽っているみてーで悪いが、なんで定時に決まってなかったんだ？

――突然明るい顔になる――

そうだっ僕が狼を見つけるまで部屋に誰かを送るのを止めるっていうのはっ

……

だめ、だよね……。

――沈んだ表情で――

……やっぱり、部屋に送るのは「過去を見る者」からが良いと思う。
こっちの方が「正解」の確率は高い。高いだけで僕には正解は分からないけど。

染まる者だと思える者を、一番に発表させるべきだとは思う。
染まる者は、誰が狼かを知らないのだから。

婆は、今を見る者にはニーの方に先に言ってもらいたい。
低いとはいえ、染まる者の可能性もあるからね。
ただし、ニーがこの場にずっと来なければ…、情報を得るために、先にヘンリに言ってもらうべきかもしれない。

過去を見る者に関しては、皆の総意に従おう。

私も、見るものすべてが揃ってる状態でそれぞれの判定を聞きたいと思っていました。追い込まれた状況で自分の本心が分かりました。やっぱり退ける者は重要です。今見るものすべて残す選択をしても、明日眠っているかもしれません・・・
だから、過去を見るものに部屋に行っていただきます。

過去見たちの意見をききたくはあるけれどね。

シャーロットお嬢様。
ハーヴェイ君を部屋送り、でいいだろうか。

――ノーマンに皮肉な笑顔を見せる――

誰が決めるかすら、決まっていなかったからね。

――時間が止まった事に気が付き目を開ける――

一任したいとこだが…。どちらにせよ俺はハーヴェイを染まる者だと思ってるからな…。

結果を言う順序は、皆の納得出来る方法で構わねえよ。

論点からずれるけど、ニーナがもし本物だとしても、村の総意を受け取れない今を見る者の必要性というのに、僕はちょっと疑問を感じてる。

明日、僕は起きないかも知れない……
だから、言いたいことは言い残しておくね

ハーヴェイ、か。

心残りはまた迷子になってんじゃねぇのか？ってところだな。
ニーナも。


これ以上迷子が続いたら、信用もクソもねぇよ。

ええ、それが一番だとはいえませんが・・・
ハーヴェィに部屋に行っていただきましょう。

ニーナお嬢さん。

これを見たなら、できるならひとこと。
今日のみる者はラッセル君だよ。

よろしくたのむ。

･･････リック君の言うとおり、私ももし、今回の総意と異なってニーナさんが違う人を見ていたら私はいかに本物であろうと、偽者とみなしたい...

お婆様もクインジー君もいるようだね。

過去見同士であるから、意味は薄いが。
結果は、クインジー君が先に述べてほしい。

ハーヴお兄ちゃんは、酒場で飲んでると思うの。
酔いつぶれているかも知れないの。
誰か、呼んで来て欲しいの。

･･････これを聞かずに返答しない場合もかなり疑いの余地ありですが......

――ヘンリエッタににやりと笑い返して――

明日はもっとゆっくりできるといいな。キヒヒ。

…ん。わかったぜ。

見るものは……なし崩しに、ヘンリエッタお嬢様から、か。

ハーヴェイに部屋に行ってもらう。
これはノーマンが言っていたように、遅かれ早かれ残りの二人にも行ってもらう事だと私は考えています

私はハーヴェィで決断しました・・・・

毎晩顔もだせねぇほど、迷子なのも、おかしい話だよな・・・。

･･････あぁ、婆さん。もし起きてるなら「過去を見る者」が発表する順番を了承したことを、返答頂きたい...

――仄かに苦笑すると――

ああ、解ってるさ。明日か、明後日か…。
刺し違えて尚退ける者を守れる。
否定する理由は…ねえな。

時の妖精が拗ねて居なければ、既に夜は明けていたはず……

ニーナお姉ちゃん、もしかしてどっかで夢を喰われてる？
ううん、でも夢喰いは夜明けぎりぎりじゃないと出ないはずだし…