人狼審問

――セシリアは悪夢が具現化して放心状態――

こ、こんにちは、ノーマンさん・・・

遅刻して悪かったな、なんていわねぇよ！

ほ、ほ。
噂をすればなんとやら、だねえ。

ノーマンお兄ちゃん、こんにちはなの。
不良番長さんなの。きっと動物には優しいの。

ウェンディとリックは預言する者なの。それは間違いないの。

GM発言します：
開演は、本日２３時３０分
それまでは、準備時間としますので、決まってない設定の微調整等行ってください。
開幕の合図は、僕とウェンがします、詳細は又後ほど（実は今あまり無茶出来ない（汗々））

【設定】
見た目の割りに、普通の16歳。ちょっと意地を張りたいお年頃。
顔が怖い、口調が荒いなどと言われて少し傷つくが、クインジーほどではないよなぁ、と思っている。
実は動物とか好きで、コッソリ色々と飼っている。

【年齢】16歳

【システム知識】
無いに等しい。人狼？新種の狼かなにかか？

ノーマンお・・・にいちゃんこんにちは、

――ちょっとだけ震えている――

なんだよ、せっかく来たのにガキとババァだけかよ。


なんか食いモンねーの？腹減った。

――怯えながらリック用にとっておいたナポリタンを見る――

こ、これはりっくんのだから…

いってぇなぁ、なにしやがッ・・・クインジーじゃんかよ。

ふあーあ。やっと夜が明けたか。
ノーマン、相変わらずだな。
悪いがお前さんより上品だぞ？

【関係】

ノーム（ノーマン）：悪ぶってる子供。
昔のクインジーを見るように感じている。手間のかかる子その２。

――ノーマンとクインジーのやりとりを見ながら――

ほ、ほ。
婆から見れば、どっちもどっちさね。
ほら、セシルやリクが脅えてるだろう？
ちっとは、声を抑えるんだよ。

ブッ、てめーその顔で上品はねぇだろ。


なーなーセシリアよー、ナポリタンはいらねーから、なんか俺用の食いモン作ってよ。

【関係追加】
ノーマン：いきがった坊主。なんだかんだ文句を言いながらもの凄く可愛がっている。しかし、何かと引き合いに出されるのは辛いらしい。

ノーマン…お前、ちゃんと鏡見てるか？

――こくこくと頷き――

う、うん。
ちょっとまってね

――冷蔵庫を中身を確認し始めた――

ったく。セシィ、別にこんなバカの為に無理するこたねえぞ。

【関係追加】
→ノーマン：ちょっと怖いお兄ちゃん。ご挨拶しないと怒鳴るの。

鏡なんかみねーよ。見てもかわんねぇし。

おーセシリアさんきゅ・・・俺は礼なんかいわねぇ！

――クインジーの方を向き――

い、いえ、迷惑とは…
あ、クインジーさんも何か食べますか？

さて、ごちそうさま。
おいしかったよ、セシル、ウェン。

――立ち上がって、食べ終わった食器を自分で片す――

婆は、食後の散歩をしてくるとするよ。ほ、ほ。

え、あ、いや、そういうつもりじゃなかったんだが…。
すまん、頂くことにするよ。

――ぱぱっと二人分のやきそばを作り、テーブルに乗せた――

か、簡単な料理ですいません！


――取り皿も箸も飲み物も出していないのには気付いていない――

――焼きそばに目を輝かせて――

うひょぉ、すげーなセシリア。

――言うやいなや律儀に手を合わせて――

頂きます。っと、箸か何かないか？

――ノーマンの額をまた弾き――

そんくらい自分でやれよ。バカ。
セシィ、ありがとな。頂くぜ。

――セシリアに微笑み取り皿と箸を取りに行くと、ノーマンに手渡し、自分も焼きそばを食べ始めた――

――顔を赤らめて――

ぁ、すいません、失念してました。

た、食べ終ったら片付けますからまた呼んでくださいね！

いってぇ。

――クインジーのほうを振り向きむっとした顔で――

どこに何あるかなんて自分ちじゃねぇのにわかるわけねぇだろ。
まあ、いいけど。

――がつがつと焼きそばを食べだした――

…おはようございます…あたしだってたまにはまともな時間に起きるのですよ。

なんかいい匂いがするね…あたしもお腹空いちゃったなぁ

――ニーナに軽く会釈をする――

フライパンはまだ温かいし…ニーナさんも焼きそば食べますか？

会話をぶったぎって【関係】投下
シャーロット
綺麗なお嬢様、近寄れない。ちょーっとあこがれてる。

ハーヴェイ
あまり見かけない。多分話しも合わなさそうだしな。

レベッカ
たまに利用する雑貨やのねーちゃん。気風が良すぎてちょっと怖い。

ニーナ
狼の末裔なんか、かっこいーじゃねぇの！と思うが本人には言わないし、言われたくないだろう。

リック
子供は嫌いじゃねぇが、ちょっと怯えられてる？ま、いいか。

ウェンディ
吉凶については、可愛いからどうでもいいし。

ラッセル
よく見かけるけど、相変わらず何考えてるかわからんよ。でも嫌いじゃない。次になに作るかちょっとわくわく。

セシリア
本人としては、親しくしているつもり。本ばっか読んでて、頭よさそーだなぁ。

ヘンリエッタ
貴族？なにそれ？食えるのか？悪友になれるか、まったくソリが合わないかどっちかだな。

クインジー
兄貴分、あこがれてて慕うけどレベッカに負けてるとこ見るとなぁ。

ヒューバート
がらくた一杯でわくわくするけど、興味ないフリ。

あ、うん、いただこうかな…

こうやってみんなでご飯食べるっていうのもいいものだね…

ユージーン
じめじめしてそーだしな、墓場には用ないし基本近寄らない。

ケネス
兄貴分。良く知らないけど、慕ってる。

デボラ
心配とかされると、むずがゆい。すべての行動を見られて居るような感じだ。

最後に俺ノーマン
口癖は「腹減った」
牧場跡で動物を飼っているのは、みんなには内緒のつもりだ。
追加スキル：動物の言ってることが分かったような気がする

修正追加あったら指摘たのむ。

――また焼きそばをがつがつ食べている――

【関係追加】

ハーヴェイ：学校帰りや仕事帰り（一応看護婦）に酒場によると色々話しかけてくれる。でも、一人っきりで考え事したい夜にはちょっとうっとおしく思ってたりもする、ちょっとだけ。

ヒューバード：骨董品や美術品には歴史を乗り越えてきたモノへのある種のあこがれを感じており、比較的頻繁に店には出入りしている。だが、ヒューバードと話すのはちょい苦手。何かを見透かされている様で。

ユージーン：墓守と医療従事者という関係上、接する機会は多くあるが、お互いに壁を作る性格のため表面上のつき合いに終始している。心に闇を持つもの同士気にならない事はないが干渉されるのが嫌なのはお互い様なので放置している。

デボラ：幼い頃から面倒を見てもらってはいるし、仲良くしているが、他の人より差別意識が強く感じるのは、人狼事件の実体験者だからか？それともただの被害妄想か…

ノーマン：見た目は怖いが話してみるととても良いヤツで、自分の経験も踏まえ人は見かけや風評で判断するべきではないなぁと思っている。だけど、むやみに仲良くするのも気を使いすぎてる様に見えるかなぁと余計な心配をしている。

――ぎこちなく微笑むと、焼きそばを再度作りはじめた――

(そういえばナポリタンの時のウインナー残ってたね。
タコさんの形は…やめた方がいいのかな？)

たこさん…それも楽しいかもね

セシリアさん、それでお願いしようかしら。

。o0(ウサギりんごがくいてー)

あ、はい！

――セシリアはウインナーに切りこみを入れると、フライパンで熱し始めた――

。o0(時期的にさくらんぼやびわもいいなぁ・・・)


ん、よし、ちょっと山に行ってくる。

ふう。うまかった。ごちそうさん。
セシィ、ありがとよ。

それじゃ俺はちょっと黙るぜ。あんまりふざけてっと肝心な時に喋れなくなりそうだからな。また後でな。

――ノーマンにリンゴを渡しニヤリと笑い、外に出ると煙草に火をつけてボーっとし始めた。時間を潰すらしい――

【関係図の追加】

ノーマン：
16歳って信じていない。
でも他の人はちゃんと認めているので、しぶしぶ16歳として扱ってる。

どちらにせよ年上なので苦手だが、嫌悪感はない。

――クインジーからりんごを受け取ってしまってびっくりしている――

・・・。
俺も時間をつぶしてくる。

――焼きそばが出来上がり、テーブルに並べる。今度は箸も飲み物もついている――

お待たせしました。

――ノーマンとクインジーに会釈した――

お粗末さまでした。
いってらっしゃい。

あ、セシリアさんありがとう。

うん、おいしいよ。うん、あたしもたまには料理しようかなぁ。

…えっと…これは…たこ？

これは一意見として参考にして欲しいの。ホストとして強制してる訳じゃないの。
ノーマンお兄ちゃんは、もうちょっとギザギザハートでも良いと思うの。回りの人ももうちょっと誤解してても良いと思うの。分かり合う時間はあるの。

――ノーマンとクインジーの食器を洗いながら――

あ、ニーナさん。
私洗い物終わったら家に戻るので、食べ終ったら水に浸けておいてくださいね。

盗んだバイクで走り出すくらいか。
口が悪くなるから、あまり多様しない方が良さそうかと思っていたが、ウェンディに言われたら、やりたくなってくるねぇ・・・ククク(←これはちょっと違う

セシリアさん、大丈夫、自分で食べたものくらい自分で洗うよ。

そんなに迷惑ばっかりもかけてられないしね。

――ドアの所で振り向き、ニッコリと笑って外へでる――

狼さんへ
襲撃についてなんですが、「人の心に住み着いて、悪夢の牢獄に精神を監禁する」と言う感じ、簡単に言うと「醒めない悪夢を見せ続ける」「良い夢だけを食い尽くす」
こんな感じで、襲撃方法や夢の食い方等は狼さんにお任せです。

ウェンディの私見なの。
ノーマンお兄ちゃんは口が悪くてみんなに誤解されてるけど、時折ふっと優しいところが垣間見える感じの方がキャラが立つ気がするの。でも、嫌われ役になるから命がけなの。難しいと思うの。

っつあー…眠いぜ……。
しかしこんなに集まっていったいどうすんだかなぁ…

あー、取りあえず後から来た奴はよろしくな。
早いうちに設定書かないとな…

（む。酒臭い...）

……なんだって、ケネスやノーマンがいるんだ？集められた意味が分からん......

何だユージー、お前も居たのか。
仕事さぼってて良いのか？
って、流石に昼に墓荒らしなんか出ねーか。

……気安くユージーって呼ばないでください。いつも言ってるでしょう......

墓荒らしなんてするのはあなたぐらいじゃないんですか？

ケチケチすんなって、いつも言ってんだろ？減るもんじゃねーし。

おれは墓荒らしなんかしねぇっつーの。
これでも最低限の秩序は守ってるぜ？

こんにちは
夜が明けたんですね♪
１６歳のノーマン・・・・。oO（うそぉ〜信じられない、てっきり年上だとばかり・・・・）
私の関係はノーマンだけで全部のはず。
【関係】
言葉遣いが荒いので敬遠している。話さないのでどんな人物かも分かっていない。

今までの設定で問題などありましたらご指摘ください。

ではまた夜に別荘に来ますね。

……私も早々と失敬するよ。また夜にでも。

【関係】
―ユージーン
根暗な性格を少し直してやりたいと思っている。だが、逆に明るく振る舞われても何か怖い。

―ハーヴェイ
善き話し相手。勉学も仕事もこなし、しっかりした男だと感心している。偶に愚痴を聞いて貰う事も。

―ヒューバート
この村で美術関係に精通している人間は貴重な為、親しくなりたいと思っている。今度骨董品を覗かせて貰いたい。

―デボラ
煙草を止めろと言う言葉のせいで、つい突っぱねてしまう。が、なるべく婆さんの前では吸わない様にしている。（我慢できない時はその限りではない）

―ノーマン
なぜ慕われているのか善く解っていないが、悪くは思っていない。後、年齢サバ読み過ぎじゃないかと思っている。（信じてない）

ホストより業務連絡
参加者の皆さん、それぞれ自分の持つささやかなギフトの内容を考えておいて下さい。自覚しているかどうかは関係ありません。無自覚の場合、ＲＰにほんのり反映して下さると嬉しいです。

狼及び狂人の皆さん、騙るための設定も宜しくお願いします。

業務連絡：
「人狼用語」「マーク」「アンケート」「集計」
以上の物は『禁止』です、お忘れ無く。
ついうっかりは……まぁ、NG大賞候補覚悟してください。
開幕したら、キャラクターに成りきってくださいますようお願いいたします。

やあ、こんばんは。
……ふむ、まだ皆は来ていないのかね。暫く待とうか。

――ゆったりとした椅子に腰掛けると、小脇に抱えていた本に目を通しはじめる――

【関係】

デボラ：年齢不詳の物知りな老婆。店に来ると、面白い話を聞かせてくれるのはとても嬉しい。

ノーマン：悪ぶった若者。
だが、都会の不良と比べるとまだまだかわいらしいものだ。

――ゆっくりと眼をあけて――

…ん……お、ヒューバートさん。こんちわ。

む……？

ああ、おはようケネス君。ゆっくりと眠れたかな。

――ケネスに微笑む――

そりゃもう、ぐっすりと。
誰も来なくて暇なんで、つい眠っちまいましたよ。

――頭を掻きながら煙草をくわえ――

ふむ、そうか。
確かにここは静かでいいね。私も、店がなければ泊まらせてもらうところなのだがね。

――煙草の煙の香りに――

……おや、どこの草かな、それは？
ここらで採れるものとはちょっと違う匂いじゃないかな。

あ、此っすか？いつも街の方で仕入れて来るんすよ。
この辺じゃあんま見ないモンですね。遠くの街から仕入れてるみたいで。

――ポケットから箱を取り出して（銀文字でDavidoffと銘が入っている）一本差し出し――

一本どうすか？なかなか味わい深いっすよ。

ふむ、ダビドフか。
有難くいただくよ――どうも、店では吸えなくてね。
慣れはしたんだが時々口寂しいものだよ。

――笑って一本受け取り、火を点け――

……うん、やっぱり美味いねぇ……

はは、美術品がヤニで染まっちまったら売り物になりませんしね。
おれん家なんかはもう真っ黄っ黄ですよ。

――笑いながら煙をゆっくり吐いた――

そうだねぇ、可愛い子達を煙草のヤニに塗れさせるわけにはいかない。
それに、今は小さなお客さんも来ることだしね……

――目を細め、煙を肺の奥へと吸い込みながら――

うむ。私も昔は、家を黄色くするくらい吸っていたものなのだがね。
羨ましいよ。

成程。確かに、ガキには衛生上宜しくない、か…
それでもコイツを止めるなんて、考えた事は無いっすね…
もう20年近く吸ってるもんで…空気みたいなモンすよ。

しかし無尽蔵に吸える環境ってのも、なかなかヤバいものがありますよ。

うむうむ。よくわかるよ。
私も此方に来る前は……水の変わりに酒を呑み、
空気のかわりに煙を吸っていたよ。

医者からは「早死にするぞ」と脅されたんですが、
都会にいるとどうにもやめられなくてねぇ。

……ま、こちらに店を構えてからはそうもいかず、
健康的に暮らしているよ。そもそも、品が手に入りづらい。

ああ、そうだ。君は、よく街に出かけるのかな？

人間ひょんな事でかわっちまうモンなんですね…。

え？ああ、最低月に一度は街に出ますよ。

ふむ、ちょっと頼みたいのだが。
今度街に出た時にでも、こう……いくらか、買ってきて欲しいのだよ。

――ケネスの煙草をみつめ――
勿論、金は払うよ。

……私も時折街には出かけるのだが、
寄り道をする暇がなくてねぇ。

ああ〜、それならお安いご用っすよ。
次に街に出るのは2週間くらい後ですけど、買い置きがまだ残ってるんで。
其れまではおれの分をわけましょうか？

でもなんか、触発させちまった見たいっすね。

――苦笑して煙草をもみ消した――

ありがとう。君が良いならお願いするよ。

――名残惜しげに燃えさしを見て――

……触発、か。
まぁ、程々にはしておくつもりだよ。扱ってるモノがモノだから、ね。

――自分に言い聞かせるように呟き、本に目を落とす――

後で何箱か持ってきますよ。
外で偶に吸う分には、何ら問題ないと思いますけどね。

と、ちっと家に戻って仕事の後始末しなきゃならないんで失礼しますわ。
また後ほど。

――広間に入ってきた途端に顔をしかめ――

……何この匂い？
物凄く臭いんだけど。

――本から顔をあげ――

あ、ああ……こんばんは、ヘンリエッタお嬢様。
臭い、ですか？なんでしょうなぁ……

――煙草の吸殻をそっと隠した――

――2階から蝋燭を持ってきて――

だーれーかー此処で煙草を吸ったなー！
全く、僕は煙草の匂いはだいっきらいなんだよ。

――蝋燭に火をつけるとラベンダーの香りが広がる――

これでちょっとはこの嫌な匂いが誤魔化せる。
ラベンダー、僕の一番好きな花だよ。

ハーヴェイ：シャーロットお姉ちゃんと良く楽しそうにお喋りしてる。
あんまり悪い人には見えないから許すけどね！

ヒューバート：変な物をたくさん売ってる。
僕が「ここにある物全部買い取るよ」と言ったら物凄い勢いで拒否された。
売る気があるのやら無いのやら。

ノーマン：怖い顔してる癖に動物好きという変な人。
この前その動物相手に人生相談してる所を偶然見ちゃった……。

デボラ：昔話が好きなおばあちゃん。
その割に僕のご先祖様の話は滅多にしてくれない。

ふむ、お嬢様。かわいらしい蝋燭ですな。
……煙草はお嫌いですか、心がけておきます。

――蝋燭の炎を見ながら――

――ヒューバートに笑いかけ――

煙草、というか嫌な匂いがする物全般が嫌い。
この村は良いよね、あの煙を吐き出す鉄の塊が通らないから。
アレだけはどうにも我慢が出来ない。

ほう、そうですか。
あれも、乗ってみるとなかなかに面白かったりもするのですがね。
鉄の馬にのっているような気分でね。
煙臭いのは、まあご愛嬌……でしょうか。

――ヘンリエッタに笑みをかえし――

いつも遅い時間にしか来ないラッセルお兄ちゃん、今日は早くに気が付いてくれるかなぁ？

こんばんは

ちょっと遅くなってごめんね。
みんなこんばんわ！

。o0(ギザギザハートを心がけて、と)


――広間(で良いのか？)にひょいと顔を出した――

こんばんは、皆。

――本をぱたりと閉じて、新しい本を開きながら――

ああそうだ、用語に含まれるのかもしれんが(見落としてて見つからなかった)、アンカーって使ってはいけねぇモノ？
いちいち先ほどこうこうこう言っていましたがって引用するのも、すぐに喉乾いちまいそうなんだが。

引用はねぇ、使っても良いと思うんだけどね
まぁ、そればっかはどうかな？ってのも有るから
（時差有りだから勿論使い方によると思うけど）
文の最後に付けるって言うのも有りだよ

>>97

アンカーは使わなくてもなんとかなることも多いですしね。
私はアンカーを使うなら、文末に参考程度につける位が希望です。

今日の「時の管理者」は僕だよ
僕以外の人は、時を管理する権利を発言した瞬間に放棄してね。

ロッテ、ありがとう
私も一杯いただくわ。

【関係】
いいお客様ね。よく動物の餌を買っていくから何か飼ってるのかしら。突っ張ってるけど根は優しい。不良の典型ね。
顔立ちが凄く変わってるわね。別の国の人が親御さんなのかしら？

おーけぇ、適度に節度を持って使用する、位が良さそうだな
>>98

ありがとうございます、シャーロットお嬢様。

――紅茶に口をつけながら――

引用ですか？
私は、必要なら使ってもかまわないかと……
分の最後につけるのがいいのでしょうか。

こんばんわ、みなさん…

…そろそろ夜もあけそうですので、口数少な目に待機してることにしますね…

【ギフト】

無意識の小さなミスが結果的に小さなラッキーに繋がる

例：今朝のコーヒーカップ

人狼の血筋も良くも悪くもギフトといえなくもない。

――タバコとラベンダーがブレンドされた臭いに顔をしかめる――

こ、こんばんは。

――いっぱい人が集まってることを不思議に思いつつ、本を広げる――

（何かイベント始まるのかな？）

ギフトについての補足なの。
基本的には演技のスパイスなの。能力者の皆さんは、上手く自分のギフトと絡めて演出して欲しいの。

自分で気付いていない事もあるから、設定を公開しなくても良いの。でもほんのり演技から伝わってくると嬉しいの。

――楽屋から舞台を眺めながら――
広間のセットはＯＫなの。ちゃんとピアノもあるの。テーブルセットとソファもあるの。もうすぐ開幕なの。

や、みんな。僕が最後かな？

ほ、ほ。遅くなったね。
危うく、寝てしまうところだったよ。

――読み終わり、手持ち無沙汰に弄んでいた本を机に置き――

やあ、ラッセル君。こんばんは。
ハーヴェイ君が、まだ居ないみたいだね。

――鏡の前で髪を整えながら――
ウェンディ、今から準備するの。
やっと資料の整理が終わったの。

――混じり合った臭いに気づき、顔を顰める――

妙な臭いがするねえ。
また、ケンの坊やが煙草でも吸ったのかい？

ウェンディ、資料をまとめたの。えっへん。
でも、デボラおばあちゃんのおかげなの。ありがとなの。

http://www.pat.hi-ho.ne.jp/n-muu/jinrou/stage2/

――少し決まりの悪い顔をして――

……デボラお婆様、お鼻が利くのですね。

【関係】
ユージーン：実に真面目そうな人。石工の話でもりあがったことあり。
ハーヴェイ：僕よりよっぽどまともに勉強してるね。ちょっと尊敬。
ヒューバート：店に入り浸っている。ガラクタ自慢の相手。
デボラ：最初に字を教えてくれた先生。この村で唯一、彼女には頭が上がらない。
ノーマン：疎遠。もうちょっと他にやることあるんじゃないか？　お互い様か。

本番中に随時変わる予定。ノーマン、悪戯して遊ぼうぜ。

【ギフト】
　……は、独り言にでも思いついたら書いとくよ。

おお、ウェン、ありがとうよ。
後でゆっくりと、読ませてもらうね。

――言ってから、ヒューバートの方を向いて――

ほ、ほ。
あの子がよく吸っているものだからねえ、覚えてしまったんだよ。

もうすぐ開幕なの。
リックお兄ちゃんの発言が開幕の合図になるの。
開幕からリックお兄ちゃんがみんなにお願いするところまで、少しだけ時間欲しいの。

アーヴァインさん、みんなを集めてくれてありがとう。
僕たちみたいな子供じゃ、集めることは出来なかったと思う。

実は、ウェンには不思議な力が有るんだ…
ううん、ウェンだけに限らず、この村に住んでる人にはちょっとだけ不思議な力が有るんだ。
僕たちの遠い先祖は「予言をする者」と呼ばれてた
この村に危機が近づいたときに、それをいち早く察知して
村を救う為の人たちを集めることが出来たんだ。

ウェンは…
「夢を喰う狼」の出現を…予言したんだよ…
その為に、戦う星がいくつも輝くのも見たって…

ウェンディ、星を見たの。良くない兆しなの。
…大きな赤い星がみっつ
…小さな赤い星がひとつ
…ひときわ輝く大きな白い星がひとつ
…次に輝く大きな白い星がひとつ
…ひっそり輝く大きな白い星がひとつ
…それからいくつもの小さな白い星

ウェンディには意味は分からないの。ただ、そう見えたの。

今、集まって貰ってる僕とウェン以外の１３人は
ウェンが一番強い力を感じた人たちなんだ……

残念な事に、誰が「夢を喰う狼」なのか、僕たちを助けてくれる人なのかは解らないけど。

直に能力として発揮する人
そして、それを手伝ってくれる頭脳を持っている人、纏めていく統率力を持っている人
癒しの力を発揮する人……

ウェンにその能力が目覚めたら
本当は、僕は戦う…人狼を滅ぼす能力に目覚めなきゃいけないんだけど……

――淋しげな顔を隠すように、笑顔になって――

僕には・・・ううん、僕は普通の子供なんだ…

僕には出来ないから……
みんなの力を貸してほしいって思って
集まって貰ったんだ。
戦うことも、纏めることも出来るみんなの力を
どうか貸してほしい。

――必死で涙を隠して、頭を下げる――

リック、ウェンディ・・・

――突然の話に言葉を失っている――

――戸惑いを隠しきれない表情で――

夢を喰う……狼？
御伽噺、ではないと……そんなものが、本当に……？

ほ、ほ。
そうか、婆たちがここに呼ばれたのは、そういうわけだったのかい。
…奴らが、また、現われたのだね。

――世間話のような口調で言うものの、組み合わせた手は微かに震えている――

何がなんだかよくわからないけど、べつにかついでるわけじゃないんだよね？

「普通の子供」か。それに何の不満があるんだかしらないけど、リックが泣く事はないだろう。別に君が毎晩歯を磨かなかったから、才能が逃げてったってわけじゃないんだろ？
飴、食べる？

――デボラをじっと見つめて――

デボラお婆様、また、と……
……どういうこと、なんだ？

――うさんくさそうに双子を見て――

はぁ？いきなり呼び出されて何言うのかと思えば、狼？能力？
なんだそりゃ。

また、ってどういうことかしら。
デボラおばぁちゃん、私にはとてもこんな事が本当のことだなんて信じられないわ。
けど昔にも同じような事があったの？

――チェス盤から顔を上げずに呟く――

ふふっ、僕達を呼んだ理由はそういう事なんだ。
「夢を喰う狼」か……。
はるか昔に僕のご先祖様が戦った相手。
只の御伽噺では無かった、と。
面白い。実に面白い。

――最後のクイーンを盤上に置いた――

　　百余の年月の経ちしとき、幾多の星が輝かん。
　　絶望の闇と共に、希望の光、また現る。
　　闇は人を魔物と成し、光は人に力を与う。

――そこで、語りを止めて――

古い、言い伝えさ。
いいや、言い伝えなんかじゃない。実際にあった話だ。

おばぁさま・・・それは子供に聞かせる昔話ではないの？
繰り返し夜毎聞かせてくれた、夢物語・・・

――本と双子の顔を往復する――

・・・ぇ・・・？

――デボラを見つめて――
ウェンが見た赤い大きな星…
それが夢を喰う狼…人狼の事だと思うんだけど…
デボラおばあちゃん…それに……ニーナお姉ちゃん
――ここまで言うと語尾を濁した――

人を魔物にするって・・・
夢を食べちゃう狼が出るってウェンディが言ったけど、私達の誰かがそんな化け物になるっていうの？

デボラおばぁちゃん答えて、これは大事なことよ。
私達の中にそういう化け物がすでにいるのね？
そしてそういうことが昔にもまたあったのね？

夢を喰らう狼が現われると同時に、何人もの人々が、覚めない眠りに落ちた。
毎日、一人、一人とね。
原因は、全くわからなかった。
ああ、まるで悪夢のような光景だったよ。

「早く寝なければ、狼に夢を喰われてしまうよ」

よく言ったもんさ。子供を寝かしつける、御伽噺にね。
けれど、婆には御伽噺なんかじゃなく、紛れもない事実だったんだ。

――本を閉じ、みんなの話を聞く体制になる――

――欠伸をして――

んー、取り込み中悪いけど僕はそろそろ寝ようかな。
僕は1日18時間寝ないと体が持たないんだ。
最近は特に眠れなくてね……。

――階段まで行った所で振り返り、リックに微笑む――

話は全て了解したよ。
僕に出来る事があれば、何でも言って。
ほかならぬリックの頼みだもの、断る訳が無いよ。

――最後に誰にも聞こえないような小さな声で付け足す――

それに”こんな面白い事”そうそう無い、からね。

――震える手で髭を撫でながら――

……すまない、ラッセル君。
私にも、飴をいただけないだろうか……

――深く息をついてから――

……俄かには、信じがたいよ。
でも、皆で私を担ごうというわけじゃないだろう……
本当に、そうなんだな？

――今度はデボラの方を向いて――

ハァ？

――そのまま暫く黙っていたが、震える手を隠すように微笑んで、リックとウェンディの頭を撫でる――

…リク、ウェン。よく、教えてくれたね。
こんな老い耄れの力で良ければ、喜んで貸すよ。
いいや、みんなで協力しなければいけない。
そうだね。

――言って、他の皆を見つめる――

冗談や、御伽噺じゃないんだ。
そりゃあ、俄には信じられやしないだろうけど、ね。

――エッタの顔をじっと見て――

エッタ、おやすみなさい。


――本のタイトルを凝視する――

――はっとヘンリエッタを見て、小さく呟いた――

……ありがとう

――ため息をついて――

ヘンリエッタお嬢様は強いな。
私はまだ、戸惑っているというのに……先祖の血か。

……ですが、婆さん。その狼がいるというのは分かりましたが。いくつか星にも種類がありましたね？赤い星とか...大きいのとか...全くをもって分からないのですが......

大きい赤い星と・・・
小さい赤い星・・・

赤を狼をさすとしたら、なぜ二種類？

――ぼそりと洩らす――

そーいや、最近のあいつら、ちょっとおかしかったか・・・。
いつもは口うるさい鳥が、怯えてロクに喋りもしねぇし。

――シャーロットを探して、見つけだし――

ロッテお姉ちゃん、お姉ちゃんの家にさっきアーヴァインさんが言っていた「眠り続けている旅人」が居るんだよね？

――はっと気が付いて、震えている――

えぇ、そうなの・・・なにをしても起きないのよ。
ただ眠り続けている。そう、そんな表現がぴったりなの・・・

夢を…食べられて眠り続けて居るんだ……
――つないでいる手に力が入る――

遅くなってすいません、何かあったんですか？皆さん集まって？

――シャーロットの言葉に唇を噛み――

……リック。
微力だが、私の力でいいなら、幾らでも貸すよ。
教えてくれて有難う。君は良い子だね……

――ぎこちなくリックの頭を撫でる――

･･････

や、ハーヴェイ。
聞いて驚け、かくかくしかじか、さ。

―――ラッセルは適当に要約して話した―――

――震えてリックの手を握りしめながら――
じいちゃの話に何度も出てきたの。人にとり憑いて、他の人を眠らせるの。怖いの。

――ハーヴェイは聞いて驚いた――
そんな事が…僕にできる事があれば協力は惜しまないよ

――デボラの方に向き直って――

おばあちゃん、僕ね、じいちゃんから話は聞いてて
で、ウェンの言っている大きな赤い星って言うのが狼で、白い星って言うのが僕たちを助けてくれる人たちの事なんだって解ったんだけど……
小さな赤い星って……あの、狼を……心棒する人間の事？

――リックの言葉をききとめ――

狼を、信奉する人間がいるのか？

…ああ、きっと、そうだろう。

――静かに目を閉じ、先程の続きを語る――

　　魔の者は人心惑わせ 夢を喰らい、
　　また 染まる者は 魔の魂に共鳴し 其を助く。

…大きな赤い星は、夢を喰らう狼…、「人狼」の事に違いないだろう。
あの時。あの時も、三匹いたんだ。
奴らは狡猾に人の振りをして、人々の夢を喰らっていった。

そして、それだけじゃなかった。
唯の人間でありながら、人狼の手助けをする者がいたんだ。
彼は狼を神のように敬い、奴らを助けるためならその身の犠牲さえ惜しまなかった。
婆たちは、狼の魂に染まってしまった者として、「染まる者」と呼んでいたけれど、ね。

――ヒューバートに返して――
居る可能性は十分有りますよ、邪神崇拝なんて都会では珍しくないらしいですし、似たような物ではないでしょうか

･･････ええ、伝説によるとそのようです。
先代の話だと狼を信奉する人間によって先の事件では多くの被害者が出たとか......

あまりに非現実的過ぎてホラを吹いていたのかと思ったのですが......

デボラ婆さんは嘘を言うような人ではありませんしね...

今一信じがたいんだけどね。
でも、その「狼」とやらがいるとして、そもそも、どうやって退治するんだい？
「夢を食う」なんて代物は、どっちかと言うとルーサーの出番なんじゃないかと思うんだけど。

……いや、ラッセル君気にしないでくれ。ここに渦巻く地霊と確認をとっていたのさ......

先代の話はどうやら本当だったようだ......

――かえされた言葉に眉を顰めて――

……そう、だな。
人ならぬものに与する人間が居ても、おかしくは、ない。
でも――この村で……

染まる者・・・
眠り続ける旅人、御伽噺の登場人物そのまま・・・
それなら、ほかの登場人物は、何だったかしら？

本当だね……牧師様が、呼ばれていない。
どうしてなんだい？

牧師さんは、この前から街の方に出てるの。
まだ帰ってきてないの。できれば、お呼びしたかったの。

――シャーロットの方を見て――
本当にお話みたいなの。セシリアお姉ちゃんが読んで聞かせてくれたお話にもいろんな人が出てきたの。ウェンディ、お話は本当の事を書いたんじゃないかと思うの。

――ウェンディに頷いて――

……そうだったのか。
でも、ならどうやって、夢を喰らう狼……狼を、退けるんだ？

お父様が私を街に出してくれなかったのは、こう云う事だったのね・・・
私にもなにかできるといいのだけど。
リック、ウェンディ、出来る限りの協力をするわね。

――今まで読んできた本を思い返し、あることに気づく――

ぁ・・・


――しかし、恥ずかしさから小さく声を漏らしただけで、本の表紙をじっと見ることにした――

ユージーンおじちゃん、先代さんのお話を教えて欲しいの。もしかしたらとても大切なことかも知れないの。

セシリア？
何かお話したい事あるんじゃない？

――シャーロットに声をかけられ、ビクっと肩を震わせる――

ぁ・・・ぅ、うん。
ちょっとだけ気になったことがあって・・・

……ええ、いいでしょう。

先代の話はかなり昔の話のようですが......

――セシリアの方を向いて――
なにか知ってる事があるのかい？恥ずかしがってないで。
僕の読んでる哲学書なんかより君の持ってる物語のほうがよほど役に立ちそうだよ

――目をつむって、ゆっくりと言葉を紡ぎです――

私、ファンタジー系の本が大好きで・・・

その中でも特に「人狼」を扱う関連の本が好きなの・・・

――今持っている本「B君（人狼）との戦争」を膝の上に置く――

この本もそうだけど、人狼関係を扱う小説だと、必ず主人公達に生命に関わる危機が訪れるの。

・・・危険。っていうのはどのファンタジー小説にもあるんだけど、人狼の本だと「仲間や無害な人に扮して、人狼が襲ってくる」ってパターンが絶対あるの。

……以前に他の小さな町で狼に襲われたらしいんです。

話によると最初に牧師が夢を食われたようで、誰も止める術が無かったようなんです。

･･････その代わり今を見るものが多くいたようで、その者たちの力を借りて町人一人一人を調べていったようなんです。

この本、戦争ものなだけあって、王様はお城の中で待機している。
それでも直接、暗殺者に狙われるの。

それは・・・内通者。つまり、裏切り者が出てくるから。

――本を抱えなおして――

主人公が「本来なら絶対安全」という状況になると必ず裏切り者は出てくる。
今まで、これは「人狼を扱う上での王道パターン」だと思ってた。

でも、おばあちゃんの話を聞いていると・・・
実話を元にして作ったから、同じようなパターンが組まれているじゃないか？って思うの。

･･････その後どの様な方法で狼を退治していったかは語ってくれませんでしたが、全員を調べ終わった頃には数人被害者は出たものの大半の町人は助かったと思われたのですが......

･･････その後も被害は止まらなかったようなんです。

――哀しそうに笑いながら――

でも、肝心の狼を倒す方法は、バラバラなのよね。
この本は戦争ものだから、普通に武器で戦っている。
別の本だと、魔法でしか倒せなかったり、そもそも元々人間で、寄生虫に取り付かれて狼になった。っていう話もあるくらいだから。

――ユージーンをみつめて――
なんで？なんで止まらなかったの？
だって、「今を見る者」がちゃんと見分けたんでしょう？

･･････町人が互いに疑心暗鬼に陥り、今を見る者の言葉を信じ無い者も出始め、被害が出なくなった頃には、多くの眠りから覚めないもの、記憶をなくしたもの、狂い暴れるもの、死んだもの......町の約８割が何らかの被害にあったと先代は伝説を語ってくれました。

・・・ぁ。

そうそう。裏切り者によって窮地に立たされる主人公なんだけど、確か・・・
身近な人に助けられてた気がするの。


このパターンって大抵最終巻・・・エッタが持ってる（売ってる）からよく覚えてないんだけど・・・

ぎ　し　ん　あ　ん　き？

シャーロット、今、その旅人さんの様子を見せてもらうことはできるかな？

―――返事を待たずに―――

ちょっとお邪魔させてもらおうかな。ああ、道は知ってるから気にしないで。

――デボラの袖を引いてこっそり聞いた――
今を見る者ってどういう人なの？
ウェンディ、ちょっと混乱してるの。
後でこっそり教えて欲しいの。

あ、僕もその旅人が見てみたいな…

――セシリアはうまく言いたいことがまとめられなくて焦っている――

･･････その後大都市の聖騎士団によって調査がなされたそうなんですが、今を見る者の一部は狼に染まったものだったそうです。染まりし者達は今を見る者の振りをし、町人の今を見る者達への信用をおとしめていったんでしょう......

ユージーンさん、染まる者って、嘘を吐いてみんなを混乱させるって言うこと？
今を見る者って言うのはじいちゃんの話だと、一番強いみかただって言ってたけど、それに化けるって言うことなの？

･･････先代は最後に言っていました。誰であっても心までは許してはならない。全てには裏があると。他人が何を考えているかなぞ誰にも分からないと。
死人だけが一番素直だと。

――ウェンディに袖を引かれ、再び語り出す――

　　　力の者は人を導き 魔を倒し、
　　　また 力弱き者も 己が知恵をもって 魔に立ち向かう。

　　　力の者は、役を担う。
　　　二人は星を預言し 光を集める役を。
　　　一人は生ける者の 今を見極める役を。
　　　一人は生ける者の 過去を見極める役を。
　　　一人は人々を狙う 魔を退ける役を。

――椅子に倒れこみ――

……つまり、相手は一筋縄じゃいかないと。
偽のちからを騙り、我々を惑わせようとする者さえいる、というのか……

――結局まとまらず、シャーロットに恥ずかしい所を見られたと、顔を赤くしてうつむいている――

（何馬鹿な事いっちゃったんだろう。いくら相似性があっても結局文庫なのに・・・）

…一人の「人間」を、人の振りをした狼か、本当の人間かどうか見極める、特殊な力を持つ者。
それが、「今を見る者」だよ。

そして、狼たちが最も嫌う者でもあるんだ。
何せ いくら人間の振りをしたって、その者の前では、全く無意味なのだからね。

狼たちはそれに抵抗するために、今のジーンの話のように、「今の見る者」の振りをするんだよ。
見極める力の無い者から見れば、どちらが嘘をついているかなんて、全くわからないからね。
その者が「こいつは、狼だ」と言えば、そのまま信じてしまうかもしれないだろう？

…そのために、無実の人間が犠牲になったりもしたんだ。

――昔を思い出したのか、表情が曇る――