語り部 デボラ ――ウェンディに、今日の出来事を聞いた―― ヘンリとヒューが、自らを今を見る者だと名乗り出たのかい。 しかも名乗り出たのは、ほんの少しの差、か。 …夢を喰らう狼は、互いにしか聞こえない会話を成せるという。 その「囁き」を用いて、こっそりと相談をするんだそうだ。 ぞっとしない話さ。 けれど そんなに短時間なら、ヘンリが名乗り出た後に、相談する暇はなかっただろう。 それを考えると、片方は…染まる者だろうか。 染まる者は、狼の「囁き」を聞く手立てはないそうだからね。 予め相談していた可能性もあるから、断言は出来ないが。 …何にせよ、他にも名乗り出る者がいないか、待つべきか。 | |
(605)2005/05/26 21:57:23 |
墓守 ユージーン ・・・・・・この一件に関しては、私はヒューバートさんを疑っています。 心理や、人としてでなく、確率の問題としてですね。 あの場にいたのはリック君、ヒューバート、ヘンリエッタ君のみだそうです。リック君は除外して、ほぼ2名の状況で両方が名乗り出たのです。 リック君と、ウェンディ君とヘンリエッタ君を除いた12人のうち、あの場に今をいる者がいたとなると、12分の1の確率ですが、もしヒューバートが夢喰いだとするならば、12分の4となります。明らかにこちらの方がありえる話であると思っています。 ただ、私はこの一件に関して二人とも疑っています。皆が今を見る者が名乗りを上げることは危険だと話していた中で、ヘンリエッタ君は名乗りを上げました。あまりにも不自然過ぎます。 ただ、しかしながら偶然にヒューバートが本当の今を見る者とも言えなくも無い。そこの所が難点ですが。 | |
(610)2005/05/26 22:08:04 |
語り部 デボラ それと、今更だけれど、ニーの提案にね。 >>511 もしも、の話をしよう。 今を見る者が複数出て、別々の者を「判定」した場合だ。 一人の今を見る者が、誰かを狼だと言ったとする。 恐らく、今度はその者を過去を見る者に「判定」させることになるだろう。 そして、その者が過去を見る者に狼との判定を下された、としよう。 別の、狼と言われた者を「判定」しなかった今を見る者は、こう言えるのさ。 「私自身は、その人を見たわけではない。 染まる者が狼を当てたか、狼自身が仲間を切り捨てたのかもしれない」 とね。 情報は、あやふやになってしまうだろう。 リクの心配とは、ある意味 反対だね。 >>539 だから婆は、別々に「判定」するのには反対さ。 | |
(613)2005/05/26 22:11:21 |