人狼審問

[メイは横になったままぼそぼそと呟いた。]
花火の前にロッテを殺すとか･･･ラッセルが殺されちゃう。それはやめてね。間に合わなかったら次の日にして。ラッセルが死ぬのは見たくないよ･･･。
お願い。･･･おやすみ。

[メイの手を繋いだまま横になる]
僕だって、メイが大好きだよ。
ずっとずっと、大好きだったんだから。

そうだな。今日はちょっと疲れた。どうしてだろう、あんなにあっけなかったのにな。

[そう言って、力なく笑う。]

そろそろ寝るか。体力を温存しておかないと。

…俺は死んだりしない。必ず君を守ってみせる。

[ゆっくりとシャーロットに口づける。]

正直に言うとな…

トビーが死んだ時…俺も、死ぬつもりだったんだ。

[シャーロットは、弦を張り替え整備しなおしたクロスボウを傍らにおくと、目を閉じて口唇を開き、ギルバートのキスを受け入れた。]

ギルバートさん、あなたこそ死なないで……。

[メイの呟きが聞こえてしまったが、あえて何も言わない事にした]

……おやすみ。メイ。

もちろんさ。俺も死なない。

[もう一度シャーロットにキスをし、何度も何度も舌を絡ませる。]

だが…もう迷わんよ。
たとえ地獄に落とされ、業火に晒されるとしても…

…絶対に生き延びてやる。

お前が生きて傍にいてくれる限り、俺は死なん…
絶対に…何があっても…だ。

だから…死ぬなよ、カミーラ…

マンジロー、あたしね… あたし、ここに来るまで、もういつ死んでも構わないと思ってた。もう、自分が生きてる価値なんてないと思ってたんだ。でも… 今は違うよ。あたしは死にたくない。死んでたまるかって思ってる。

マンジロー… ありがとう…

[マンジローはカミーラを抱き寄せると、そのままベッドへと倒れこんだ…]

何故だろうな…こんな殺伐とした日々なのに…
幸せなんだ…とても…

[カミーラはマンジローの瞳を見つめると、言葉を続けた。]

こんな状況だけどさ、あたし、昨日の晩も一昨日の晩も、全然辛くなかったよ。

マンジローがいてくれたから…

[カミーラは、マンジローに顔を近付けると、静かに唇を重ねた。]

不思議だよね… 死を身近に感じている時の方が、生きてる気がするよ。あたしは今生きてる。マンジローも… 今、生きてるんだよ、きっと。

カミーラ…

愛してる…カミーラ…

あたしも… 愛してるよ…

[マンジローは優しくカミーラの服を脱がせると、愛しげに見つめて言った。]

綺麗だよ…もっと…
お前を見せてくれ…

[ギルバートは、優しくシャーロットを寝かせると、首筋にキスをした。]

…この悪夢が終わったら、俺の故郷に来てくれないか？そこで一緒に暮らそう。牧場ばかりで、何にもないところだけどな。

[そして、徐々に唇を下に這わせる。]

[カミーラは、恥らいながら胸を隠していた腕を広げた。]

マンジロー、あたし…

[シャーロットは、ギルバートのキスの感触にピクリと体を震わせながら、目を閉じて彼の髪を撫でた。]

もしそうなったなら、とても嬉しいわ……。

[カミーラは、マンジローの頭をなでながら、体を這うマンジローの舌に時折体を反らしている。]

[マンジローはカミーラの胸に唇を這わせると、ツンと立った乳首を口に含み、優しく…時に激しく…舌先で愛撫する…]

[ギルバートは、シャーロットの衣服を剥ぎ取ると、白い胸に口付けた。]

必ず生き延びないといけないな。君も…俺も…

[そして左手をシャーロットの内股に差し込む。]

[カミーラは、甘い嬌声を上げると、マンジローの頭を強く胸に押し付けた。形の良い彼女の胸は汗と唾液で光り、マンジローの顔を優しく包み込む。]

[シャーロットは、潤んだ瞳でギルバートを見上げると、胸をのけぞらせ、少し脚を開いた。]

来て…。

[…やがて十分にカミーラが潤んでいるのを確認すると、マンジローはカミーラの中へと指先を躍らせ、耳朶にキスをして囁いた。]

綺麗だよ…とても…カミーラ…

[ギルバートは、シャーロットの肌から顔を離すと、右の太ももを支え、ゆっくりと挿し入れた。]

君を離さないよ…

[カミーラは、ん… と小さく呻くと、マンジローの首筋に何度もキスをした。そして、首筋から顎にかけて、ゆっくりと舌を這わせる。]

お願い… お願いだから…

[カミーラは、マンジローの首から唇を離すと、熱っぽい瞳で彼の顔を覗き込んだ。]

…あ。

[マンジローは、カミーラの目を覗き込んで頷いた…]

カミーラ…愛してるよ…

[カミーラはマンジローの言葉に頷くと、彼の唇にむしゃぶりついて激しく舌を絡ませた。お互いの口の中から聞こえる音が、二人の野生に火をつける。]

…愛してるよ。

[ギルバートは、力の限りシャーロットを愛した。
やがて果てると、深い眠りに落ちていった。]

[カミーラはマンジローを受け入れると、官能の坩堝に沈み込んでいった。]

マンジロー… あたしも… 愛してるからね…

私もあなたを愛してる…。

[眠りに落ちる寸前に、シャーロットもそう囁いた。]