人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1893)一夜の悪夢 〜狂葬曲〜 : 7日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

農夫 グレン は、雑貨屋 レベッカに投票した
雑貨屋 レベッカ は、文学少女 セシリアに投票した
双子 リック は、文学少女 セシリアに投票した
文学少女 セシリア は、雑貨屋 レベッカに投票した
お嬢様 ヘンリエッタ は、雑貨屋 レベッカに投票した
冒険家 ナサニエル は、雑貨屋 レベッカに投票した

雑貨屋 レベッカ は、村人の手により処刑された……
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、農夫 グレン、双子 リック、文学少女 セシリア、お嬢様 ヘンリエッタ、冒険家 ナサニエル、の5名。
冒険家 ナサニエル
セシリアを信じる……それは、俺には難しいが。

レベッカ。きみは、
きみは疑わしい。
(0)2006/09/23 00:31:12
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/23 00:32:30
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/23 00:33:32
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/23 00:34:30
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/23 00:37:11
農夫 グレン
[風が吹けば蝋燭は消える。
それは当然のこと。
1つが滑り、5つが燃える]

はははっはははははっはははははははっははははははっはははははあっはあはっはははははははははははは!!!!!!!!!!!!

レベッカも!レベッカも違ったのか!
いやいや!違う違う、レベッカとセシリアが裏切り者なのかもしれない!
(1)2006/09/23 00:38:41
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/09/23 00:40:25
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/23 00:42:37
農夫 グレン
ナサニエル、キミは誰を殺す?

いやいや、まてまて、そうか、決まっているのか。
キミはセシリアを殺すしか無いのか。
仮令セシリアとヘンリエッタが裏切り者だとしても、キミはセシリアを殺そうとすればいい。
(2)2006/09/23 00:43:09
農夫 グレン
セシリア、キミは誰を殺すのだろうか?
そうだ、そうだ、キミも決まっているのか!
キミはナサニエルを殺すしかないのだものな!
(3)2006/09/23 00:44:15
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/23 00:47:23
文学少女 セシリア
[あかいひも。ずるり。]

ずっと殺したかったんだ―――

レベッカ。

[ゆるりと。緩慢な足取りで彼女に近づいて。
ナイフを持って、明らかに殺意をむき出しにするレベッカ。
何かを叫びながら、少女に向かってくる。
嗚呼。

              ――ずぶり。

ナイフが少女の肩口に突き刺さり、女は笑っただろうか。
だが少女はそれに怯むこともなく。
ナイフを握った女の手を絡め取る]
(4)2006/09/23 00:47:50
農夫 グレン
そうか!そうか!
決めるべきはオレと、リック。

そして・・・、緋色の少女か!
(5)2006/09/23 00:47:51
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/09/23 00:48:23
文学少女 セシリア
痛いのには。
慣れちゃったんだよ。
レベッカのお陰でね。

[どん、と、突き飛ばして。
肩に刺さったナイフを引き抜く。どくどくと、腕に血が伝う。
表情を変えずに。

レベッカの喉元を―――突き刺した。]
(6)2006/09/23 00:49:28
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/09/23 00:49:58
冒険家 ナサニエル
>>2 >>3 >>5
グレン。落ち着け。君とリックは俺が守った。
そして、今はレベッカを仕留めなくては……

いや、必要ないか。

[そこには、セシリアと掴み合う金髪の女。]
(7)2006/09/23 00:51:23
農夫 グレン
そうか!そうか!

では、リック。
提案だ、ひとつ提案だよ。

オレ達は、ナサニエルとセシリア。
そのどちらかを殺そうじゃないか?

緋色の少女、ヘンリエッタのことは、ひとまず置いておこうじゃないか?


そうか!そうか!
そうか!そうか!
(8)2006/09/23 00:51:44
冒険家 ナサニエル
おそらく、リックを襲いそこね、シャーロットを惨殺した時点で、リックをひたすら守り続けると考えたのだろうな。

だが、そうはいかない。
(9)2006/09/23 00:53:28
お嬢様 ヘンリエッタ
[セシリアとレベッカは、交錯した。セシリアの手によってゆっくりとレベッカが崩れ落ちていく。
少女はその様をじっと見つめていた。唇をミカヅキに吊り上げて。
そして、彼女が無造作にレベッカの喉元に刃を突き立てた瞬間――]

『く、くく。くすくす!』

[人形の紅に濡れた唇がカタカタと音を成す。動くはずのないものが、動く―!]

『くすくす…くすくすくす!くすくす!!
あははは!!
あはははははははははははぁぁぁぁァァァァァ!!!!』

[少女は驚きに目を見開き、ひ、と人形を取り落とした!]
(10)2006/09/23 00:56:40
農夫 グレン
ひゅ?

ナサニエル、何を言っている・・・?
ナサニエルに守る力が・・・?
(11)2006/09/23 00:57:12
冒険家 ナサニエル
>>8
いいかいグレン。落ち着いて、よく聞いてくれ。

──そう、いまや君にも解るはずだ。

今日、なぜ蝋燭が5本残っているのか?
そして、君にとって、ナサニエルとセシリア、どちらかを殺すことが答えなら。
セシリアには、君を守ることも、リックを守ることも出来ない。
(12)2006/09/23 00:57:55
文学少女 セシリア
[器官を貫いて。血管を破って。
女の喉元に刺さったナイフ。
根元からつぷり、溢れてくる血液。
目を見開いた女。―――]

みんな、おなじなんだ。
私を陥れようとした人間。
皆、死んでいく。
どうしてだろうね。
(13)2006/09/23 00:59:56
文学少女 セシリア
まぁ、ハーヴェイも、ステラも、レベッカも
殺したのは私みたいなものだよね。

抗うから、そうなるんだ。
莫迦だなぁ。私の言うとおりにしていれば。
こんなことにはならなかったかもしれないのに。

[言葉は淡々と。
けれどその瞳は、揺らめいて。
何を見ているのか。喜怒哀楽の全てが無い瞳で。

ナイフを引き抜いてから、
レベッカの喉に空いた穴から零れてくる色んなものを、
指で掬って、軽く舐めた]
(14)2006/09/23 01:00:56
冒険家 ナサニエル
>>11
ああ。だが、ならば……ひょっとして。メイが。
いや、今は言うまい。

[じっと、女達と人形が、女を引き裂く様を見つめた。]
(15)2006/09/23 01:00:57
農夫 グレン
[急速に熱が―――狂気が覚めていく]

ナサニエルが守護者?
シャーロットが、ざん……殺?


………

そうか・・・。
あぁ・・・、そうなのか。
シャーロットはもう・・・。

[俯いた視線の先にはシャーロットの亡骸]
(16)2006/09/23 01:01:11
お嬢様 ヘンリエッタ
『出られた!出られたァァァァひはははははは!!
ああああああああああああ素晴らしい素晴らしいすごい、凄いわこれってああもうあたし感激よふふふふあはははははは!!』

[カタカタカタカタカタと人形は奇妙な音を挙げながら哄笑する。哄笑する。ただ只管に哄笑する――]

『ああああああ!ううううん空気が気持ちいいわァこの腐った血の臭いとか最高ねェもぅあはは!!』

[奇妙な力でも働いているのか仕掛けがあるのか。人形が、宙に浮いている。少女はへたり込み、愛すべき人形の変容にただ呆然とするのみだった]
(17)2006/09/23 01:02:30
冒険家 ナサニエルは、農夫 グレンの落胆に、顔を伏せた。「──すまない。」
2006/09/23 01:02:54
お嬢様 ヘンリエッタ
『きききききききき!あははは!狙いとはちょこぉぉっと違ったけどコレはコレでオツねぇうふふふふふふふ!うふふうふふふふ!!
これからどうにかすればいいんだしくすくすくす!!』

[狙い?これからどうにかする??
一体何が言いたいのか。少女にはまるっきり理解できない。ただ、親友―そう、親友の変容についていけない]
(18)2006/09/23 01:05:35
文学少女 セシリア
[レベッカの血。
あまい。

彼女は多分、まだ死んでいないだろう。
ただ、器官に穴が開けば当然、息が出来ない。
ひゅ。と。そんな音が聞こえる気がする]

あぁ――そっかぁ……あははは……
あはは。

そうなんだ。
私達に「裁き」を与える者の正体って
そんなに単純なものなんだ。

やっと、わかった。

[笑う声も、“何か”が見えた驚きの声もない。
感情は薄れ、否、殆ど残っていないのか。

酷く抑揚のない声で。紡ぐ。]
(19)2006/09/23 01:07:08
農夫 グレン
いや・・・、それは、あんたのせいじゃない。

…だが、一つだけ聞かせて欲しい。
そうなると、今日オレとリックが殺すべき相手はセシリアということになる。

もし・・・、もしも、ソレでもこの悪夢が終わらなかった時はオレはナサニエル、あんたを信じることは出来なくなる。
それでも構わないか?
(20)2006/09/23 01:07:20
冒険家 ナサニエルは、お嬢様 ヘンリエッタに危害が及ばないよう、少女の背後で鞭を構えた。
2006/09/23 01:08:38
お嬢様 ヘンリエッタ
な、な、な…??
え、ま、まるがりいて??
えええ?ええ?

[けたけたと笑いが止まらないとばかりに転げる人形。少女はなんとか人形の名を呼ぶことが出来るのみだった]

『くすくすくす!!あはははは!!もう回りくどいことはしなくていいの。うふふふふ!!
遠くからそっと囁くなんてくだらないマネもおしまいよくすくすくす!うふふふふ!!』
(21)2006/09/23 01:12:53
文学少女 セシリア
莫迦だなぁ。
本当に、なんでこんな単純な話に皆気付かないんだ。

まぁ――居るわけじゃない。視えるわけじゃない。
ただ、「在る」だけなんだから……当然なのかなぁ。

「裏切り者」は「裏切り者」に決まってるじゃないか……。
どうして殺すのかって?
「殺意」があるから殺すんだろう?

理解出来ないのもわからないでもない……
こういうのって、現象としては神秘的だね。
奇跡、とでも言うんだろうか。

生んだのは凄く単純な存在なのにね。
(22)2006/09/23 01:13:15
冒険家 ナサニエル
>>20
そのときは、リックを信じてやってくれ!
俺が望めるのはそれだけだ。

あいつは、俺の……
[笑み混じりに首を振って]

マルガリーテ……。あれには、命が宿っていたんだな。いや。宿ったのか?
[甲高い哄笑を虚空でつづける、人形を見上げた。]
(23)2006/09/23 01:13:42
文学少女 セシリアは、マルガリーテの声に顔を上げ、さも当然のように、見つめる。
2006/09/23 01:14:01
農夫 グレン
[暗闇に飲み込まれ、既にほとんど見えなくなったステンドグラスを見上げる]

メイ、カミーラ、ラッセル、コーネリアス、ハーヴェイ、ステラ、レベッカ、そして、シャーロット・・・。

やはり、罪深いのは・・・。
死ぬべきはオレだったようだよ・・・。
すまない・・・。
(24)2006/09/23 01:17:08
お嬢様 ヘンリエッタ
え?ええ?
さ、囁く?何を言っているのマルガリーテ?
そ、そんなに口を大きく開けて…
はしたないわ…?

『簡単よォ…簡単なことだったわくすくす!みんなの耳元でちょっと囁く。ちょっとだけ不安を煽る。ただそれだけ。それだけで人間はこうも他人に残酷になれるくすくすくす!!
ちょっとトクシュなのもいたみたいだけどぉふふふ!
あああ、そうね、未だ終わりじゃないわくすくす!これから大仕事が待っているものくすくすくす!へんりえtt…』

[はたと気が付いたかのように人形が押し黙る。呆然と見上げていたヘンリエッタに、マルガリーテはきゅうと、裂けるほどに唇を吊り上げた]
(25)2006/09/23 01:19:41
冒険家 ナサニエル
彼等は、愚かな俺たちを……嗤っているのかな。
仲間をつぎつぎと手にかけていった、俺達を。
(26)2006/09/23 01:20:13
文学少女 セシリア
心霊現象とか、超常現象とか。
まぁ普通はそう呼ぶね。

だってほら。
アーヴァインとかカミーラとか、裏切り者に殺された人は
有り得ない死に方をしたよね。
あれは本当に凄いと思うよ。
凄い奇跡だと思うよ――

でもその奇跡を起こすのって。
どうしてだかわかるかな。
「望んでいる人間」が居るから起こるんだよ。

私が言ってること、解るかな。

[言っている――少女が向かっているのは、既に意識などない、レベッカの屍体なのだけど。]
(27)2006/09/23 01:20:53
冒険家 ナサニエルは、生き人形 マルガリーテの変質に、身構えた。
2006/09/23 01:21:02
お嬢様 ヘンリエッタ
『ああああ!ああああヘンリエッタァァァ!?
聞いて、聞きなさいヘンリエッタァァ??いいこだからねぇぇぇぇ??くすくすくす!!』

[唐突に素振りが大げさになり、優しげに自分に語りかけようとする人形の姿。その姿は、どう見ても狂気そのものだった]

『くくくくく!エッタァうらぎりものよぉぉぉ。貴女のお父様をぉ、シャーロット様をころした裏切り者がまだ残っているわぁァァ!!もう誰も頼れないの、あなたしかいないのくすくすくす!!』

え、あ?う?

[うらぎりもの、裏切り者!お父様とロッテちゃんを手に掛けた裏切り者!アレで最後でなかったのか?レベッカで終わりではなかったのか]

『聞きなさいヘンリエッタァあああ??それがねぇ?実はグレンもリックも裏切っちゃったみたいなの…』

[人形が語る恐るべき言葉。何を言っているのか彼女は。だって、だって…!]
(28)2006/09/23 01:26:41
お嬢様 ヘンリエッタ
『あ?あああ違った違ったくすくす!そうそう、セシリアは信じられるわ。彼女は裏切りなんてしないものね、くすくす!
それじゃあナサニエルにしましょうナサニエル!ヘンリエッタ!ナサニエルが裏切り者だったのよ!くすくすくす!』

そ、そんな、え?な、なんで?
な、ナサニエル様は、だって!

『何をまよってるの?くすくすくす!もう残ってるのは彼だけなの。彼が裏切り者なのくすくす!
そう、そうよヘンリエッタ。お父様も貴女自身が仇を取ってくれることを望んでいるわヘンリエッタァ!!あはははははははははははは!!』
(29)2006/09/23 01:30:56
文学少女 セシリア
「殺したい」って思うことは誰でも出来るのだけど、
ほら、こういうナイフがあれば、現実的に実行も出来るし
まぁ強攻にやれば「物理的」にも説明がつくけれど

今回はそうじゃなくてね。
「精神的」なものだったから、謎ばっかりだったんだよ。
「殺したい」という人間の「念」が、引き起こす訳だね。
「殺したい」「死ねばいい」と強く「思う」から、
それが実現するという話かな。
(30)2006/09/23 01:31:59
文学少女 セシリア
[無造作にマリガリーテを見上げて、薄く笑む]

マルガリーテも、そうじゃないのかな。あれ、人形だろう?
なのに私達が見ているのは、「奇跡的」だろう?
じゃあ何故人形が意思を持つかっていう話になると
それって。所詮は「人間の念」が動かしているんだよね。

皆はもしかしたら、「化け物」とか思ってるのかもしれないけど
本当に怯えるべきは、皆のすぐ傍に居る
「人間」に他ならない。
そういうこと。
(31)2006/09/23 01:32:44
文学少女 セシリア
つまり。

この惨劇を引き起こしたのはさ。
「人間の悪意」という
とっても単純なものなんだよ。

[全てを理解して。少女は一つ。笑った。]
(32)2006/09/23 01:33:26
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/09/23 01:37:34
お嬢様 ヘンリエッタ
[人形の言葉にまさかとばかりにナサニエルを見やる。悲愴な、目で。]

『ねええヘンリエッタァ…』

[ナサニエルを見つめる少女の肩口に降り、人形は、囁く]

『ほらァ…思い出しなさい?』

[優しく囁くその声。いつも自分の、こんな自分の相手をしてくれるマルガリーテの声そのものだった]

『ね…?ハーヴェイ様を殺したときのあのときの彼の目を…!!』

[びくり、と少女の肩が震える。そうだ、あのときの彼の目は…!]

『ね?…思い出して…。あの紅い瞳。あの瞳はお父様と…。貴女をいじめるときのお父様と同じ瞳だったでしょう…?』

[がくがくと身体が震える。がくがくがくと躯の芯が震える―!そう、そうだ。お父様と同じ瞳だった。お父様と…!]

う、う…!!
(33)2006/09/23 01:45:08
文学少女 セシリア
……さて、ナサニエル。

[くるりと振り向き、目を細め、薄氷色が男を囚える]

[滅びゆく世界の果て 

         其処は泥沼
断罪を約束されし者

          終焉の黒き秩序]


Schwarz―――黒い黒い、こころ。
まぁ、そういうことだよ。
(34)2006/09/23 01:48:46
お嬢様 ヘンリエッタ
[声が漏れる。既にそれは呻きと言ってもよかった。慟哭、それだけが]

う、ううううう!!

[ぽろぽろと涙が零れ出す。恐ろしい瞳をしたあのひと。だけど、あのひとは…!]

『ね?ヘンリエッタ…くすくす!何を迷っているの?くすくすくす!!』

な、なさにえる様は…!

[助けを乞うようにナサニエルを見つめる。
ぽろぽろと零れる涙を拭いもせずに。
――だって彼は―――、

優し、かった、ではないか―――]

なさ、ニエル、様、は…!
お父様と、違うもの!!

[少女は、叫んだ――!]
(35)2006/09/23 01:51:04
お嬢様 ヘンリエッタ
『!!!???』

[驚愕の表情を出す人形を他所に、少女は叫ぶ]

だって、だって!!

ナサニエル様は!
お父様とちがって…!!
私を、抱き締めて下さったわ!
撫でてくださった!!
よくやってるって誉めてくださった!!!

私は、ナサニエル様をころしたくなんて、ない!!
(36)2006/09/23 01:53:55
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/23 01:54:42
冒険家 ナサニエル
ヘンリエッタ。ヘンリエッタ!
耳を貸すな。この人形はもう、異質な何かに変容しているっ……

[震え、俯くヘンリエッタの肩から人形を払うと、間に分け入って少女を抱きしめる。]
(37)2006/09/23 01:55:03
冒険家 ナサニエル
生き人形め……。今、命を得たのか?
それともずっと以前から……。

くっ

[払われ、虚空に留まったちいさな人形に、鞭をふるう。]
(38)2006/09/23 01:58:12
お嬢様 ヘンリエッタ
[抱き締められる。温かな腕で、優しく。それは、少女が求めて止まない温かさだった]

『な、な、な?何を言っているのへんりえった…?セシリアもナサニエルはクロだっていってるわよ??セシリアを信じるんじゃなかったのヘンリエッタ??あたしの言うことが聞けないってワケ!?』

[払われて地に落ちたマルガリーテは、衝撃覚めやらぬかのように動揺し、ヘンリエッタに問う。少女は、抱きすくめられたまま震えて何度も頷いた…]

う、うう、う…
ごめんなさい、ごめんなさいごめんなさいまるがりーて…。
ごめんなさい、ごめんなさい…!うううう!!
(39)2006/09/23 02:00:37
お嬢様 ヘンリエッタは、鞭を振るうナサニエルを慌ててとめた。
2006/09/23 02:01:09
農夫 グレン
[目の前には、4年前のあの少女に似た少女。
もの言わぬ。シャーロットの前に跪き]

あいつは・・・。
あの時、何を思っていたのだろうな。

オレを憎んだのだろうか。
オレを恨んだのだろうか。


それとも、パンをあげたことを、一緒にいた時間を思い出し、感謝でもしてくれたのだろうか?

………オレも死ねば、解るのだろうか?
(40)2006/09/23 02:02:45
お嬢様 ヘンリエッタ
ナサニエルさま!なさにえるさま…!
うう、う…
マルガリーテに、ひどいことしたらダメ…。

[鞭打たれ、驚愕の表情を浮かべたまま静止しているマルガリーテは、認められないかのように呆然と伏していた…]
(41)2006/09/23 02:02:56
農夫 グレン
[ソコに渦巻くは、人間の悪意の音色。
天を見上げた目には、一筋の涙]


あぁ―――そうか。

死は・・・、すぐそこに、あった。

手を伸ばせば、届きそうなほどに―――
(42)2006/09/23 02:06:13
冒険家 ナサニエル
ヘンリエッタ。
もう、大丈夫だよ。もう……。なにも、謝ることなんてないんだ。

[震える少女の髪を、そっと撫でる。無骨な手に、せめてもの優しさを籠めて……]

マルガリーテ、君はあくまでも人形だな。人を殺める力はない。君に出来るのはせいぜいが、凝り固まった悪を口にするくらいのことだろう。

[マルガリーテには完全に背を向け、ヘンリエッタの視界から覆い隠す。俺の視線の先にはセシリアが、俺を指差し。告発していた。]
(43)2006/09/23 02:07:21
お嬢様 ヘンリエッタは、冒険家 ナサニエルの撫でる手に幸せそうに微笑み、*ゆっくりと眠りに落ちた*
2006/09/23 02:10:39
冒険家 ナサニエル
>>41
ああ。ごめんヘンリエッタ。

必要のないひとをいたずらに傷つけてばかりだ。
俺は、愚かだな。

みんな、仲間だったというのに……。
(44)2006/09/23 02:11:04
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/23 02:11:30
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/23 02:11:38
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/23 02:12:49
冒険家 ナサニエル
>>34

セシリア。
では答えて貰おう。

本物の守護者が俺でないのなら、その人物はどこだ?
なぜ今、レベッカの死のどさくさに犠牲が出ていなかったのか。

答えて貰おう。

[俺に寄りかかる、ちいさなヘンリエッタ。
そっと抱き寄せ、上着でくるむ。]
(45)2006/09/23 02:17:52
文学少女 セシリア
[ナサニエルに小首を傾げて、人々を見渡す]

さぁ?
守護者はさっきから黙り込んでいるリックかな?
(46)2006/09/23 02:22:21
農夫 グレンは、ゆっくりと*瞳を閉じた*
2006/09/23 02:22:24
冒険家 ナサニエル
>>46

はははっ。

ちょっと混乱しているだけだろうに……。
リックが正気に返ればそれで、おしまいだぜ?
(47)2006/09/23 02:25:56
冒険家 ナサニエル
[寝息がやすらかになってきたヘンリエッタを、起こさないようにそっと抱き上げ、立ち上がる。
そっとリックの側まで歩いていくと、壁に背をもたせかけてしばし、休む。
皆が落ち着くまでの、束の間の休息。]

……グレン。リック。
きみらが納得したら、すぐにもセシリアにとどめを刺そう。そうすれば、すべてが終わる。

フフッ。
ただの一晩がこんなにも長いとはな。
(48)2006/09/23 02:35:07
文学少女 セシリア
ふぅん。本物なのかな。

[小首を傾げては、小さく笑って。]

私は嘘を吐いているのかな?誰の為に?
もし嘘だとしたら何処から何処までが嘘だろう?

……まぁ、真実は皆で考えるといいよ。
結論を楽しみにしている。

[す、とナサニエルに背を向けて、マルガリータを拾い上げる。
指先で人形の髪を梳いた。澄んだ瞳が、自分を視ている。]

――何が視える?

[人形を見つめ、*歪に嗤った*]
(49)2006/09/23 02:35:19
文学少女 セシリア
マルガリーテ。
君にはわかる?永遠を手に入れた者の、未来。

[鞭に打たれた人形は、襤褸く、傷がついて。
物質である以上、いつかは朽果てるのだろう。
人形は黙したまま、凍った表情のまま。

少しの間の後、マルガリーテをそっと信徒席に座らせ、
祭壇の前に歩む。神など居ない。]
(50)2006/09/23 05:03:36
文学少女 セシリア
[恐慌の末に、子供達は疲れてしまったのだろうか。
グレンはその現実が受け入れられないのだろうか。
自らを告発したのはナサニエルだけ。
でも。これ以上の無意味な争いは。
彼らを挑発するような言葉を撤回するように、一つ祈って。]

遊戯は終わりの時間だ。
この生と死を賭けたゲーム。私は負けを認めるよ。

[少女の背は冷たく。多くを語ろうとはしない。
唯、無感情に、短く呟いた。]

永遠を手に入れるには、
必要だったんだ。

――――犠牲が。
(51)2006/09/23 05:14:01
双子 リック
[皆の狂気を水晶の様な瞳で見詰め続けていたが、ゆっくりと口を開く]

僕は、見続ける者。
守りし守護者はその仕事を。
ナサニエルさんは強いんだね。

…僕は、力なんて持っていないのに。

[暫時俯いた後、顔を上げる]

終わらせよう。
まるで永遠の様だった。
この一夜の事を。


終わらせよう、悪夢を。
(52)2006/09/23 05:59:21
双子 リック
パパも、ママも、セシリアさんと同じだった……。
永遠を手に入れようと…いや、作ろうとしてたんだ。

でも、出来たのは「不出来な紛い物」ばかり。
造っては、壊し、造られては、壊され続けた。
哀れなソロルとフラーテル。
記憶を重ねていく内に、僕は耐えられなくなった。
…僕は、最も完成形に近い被験体だったけど、妹は老いを迎える体だった。
パパやママは自分の手を汚したくないから、また僕に殺させようとした。

……だから、僕は逃げ出した。
貰ったナイフでパパとママを刺して、妹を連れて逃げた。
(53)2006/09/23 06:18:03
双子 リック
[ふっと独白じみた言葉を止め、セシリアを見る]

永遠は、求めちゃいけない。
悲しい事を生み出すだけだよ。

皆、みんな狂気に飲まれて行った。
五人…僕等だけになるまで、殺し合ったんだ。

[堪え切れず、涙が水滴となって頬を流れる]

これが悲しいって言う以外に何て言うんだよ!?
みんな優しいのに、なんで先に死んでいっちゃうんだよ!
人の犠牲の上に成り立つ永遠なんて、そんなの最悪だよ!
(54)2006/09/23 06:46:11
双子 リックは、抱えた銀のナイフが哀しく輝くのを*見た*。
2006/09/23 07:39:01
文学少女 セシリア
――犠牲にして、何が、悪い?

[酷く冷たい。多くの死に染まった少女。]

愚者は他人に縋って生きる。
故に失うことに怯え、奪う者を憎む。
それこそが愚かであり醜いことだ。
情など抱くから、生を恐れ死を恐れる。

[永遠――殺せ――くすくす――犠牲――悪魔――

囁きが聞こえる。
信徒席には、闇を宿した人形があった。]


私はさ……他人なんてどうでもいいんだ。
他人なんて、永遠を手にする為の道具に過ぎないんだよ。
(55)2006/09/23 20:37:48
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/09/23 20:39:22
お嬢様 ヘンリエッタは、小さく呻き、ゆっくりと眼を覚ました。
2006/09/23 20:56:40
冒険家 ナサニエルは、お嬢様 ヘンリエッタに微笑みかけ、瞳をあわせた。
2006/09/23 21:02:50
冒険家 ナサニエル

……目覚めたかい。ヘンリエッタ。
(56)2006/09/23 21:05:15
お嬢様 ヘンリエッタ
[ぼんやりとする。隣がなんだか温かくて、くすぐったい。そんな中で眼を覚ますのは初めての経験だった。
身体は重たいし、疲れてはいるけれど。ここ最近酷かった頭痛はまるで気のせいだったかのように消えていた]

……う……。

[腕が無意識に人形を探す。温かさに気づき、隣を見ると青年の姿。自分に優しく語り掛けてくれている。

………。

なんだか気恥ずかしくなって眼を逸らし、そっと、身を起こす。
祭壇の前、十字架の下で。
セシリアとリックが何かを語り合っていた]
(57)2006/09/23 21:06:54
冒険家 ナサニエルは、お嬢様 ヘンリエッタが身を起こすのを助けると、静かに壁際から見守った。
2006/09/23 21:12:47
お嬢様 ヘンリエッタは、冒険家 ナサニエルに小さく掠れた声でありがとう、と告げ、聖堂を見渡した。
2006/09/23 21:20:36
お嬢様 ヘンリエッタ
[今までと違い、無表情に。どこか出会った頃か、それともこの夜のはじまりか。戻ってしまったかのようなセシリア。涙を流しているリック。]

……セシリア様……。
…リックさん…。

[ゆるりと首を振る。何かを感じたように。…そして]

……マルガリーテ?

[その名を、呼んだ]
(58)2006/09/23 21:34:52
農夫 グレン
[耳に入ってくるのは、まだ生きている仲間と―――人間の悪意の声。
呆然とステンドグラスを見上げ]

裏切りモノ、か・・・。
そもそも、皆、自分の目的のために集まっていたというのに、仲間など、裏切りなどあったのかな・・・。
(59)2006/09/23 21:36:04
冒険家 ナサニエル
仲間はあったさ……。
それがなんのためであれ、俺達は集まったのだから。
(60)2006/09/23 21:42:31
農夫 グレンは、冒険家 ナサニエルの声が聞こえた方へと、視線を向けるた。
2006/09/23 21:43:53
お嬢様 ヘンリエッタ
[自嘲気味に呟くグレンの声に混じり、祭壇の少し手前、信徒席でカタリ、と微かに音がした]

…マルガリーテ?

[ゆっくりとそちらへ向かう。一歩一歩、確かに。煤け、鞭打たれ傷の入ったその人形は、あれほど放っていた狂気の臭いをわずかに薄れさせ、不機嫌そうに言い放った]

『…なによ』
(61)2006/09/23 21:46:12
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/23 21:50:26
農夫 グレン
オレ達は集まった・・・。

けど、集まったからこそ、悪意が生まれた。
ならば、集まらない方が、仲間などいない方が良かったんじゃないのかな・・・。
(62)2006/09/23 21:50:29
文学少女 セシリア
仲間、ね。

そうやって弱き者は群れる。
他人に依存することで強くなった心算が
他人に裏切られた途端に弱くなる。

弱い者ほど徒党を組みたがる。
私から見れば、都合の良い生贄の羊だった。

[その瞳に十字を捉えた侭、訥々と零して。
但し。と、小さく、付け加えた]

万物が「一者」の考察によってあるがごとく、
万物はこの「一者」より適応によりて生ぜしものなり。

――と。
(63)2006/09/23 22:03:17
お嬢様 ヘンリエッタ
[ゆっくりとマルガリーテの前に。そして、信徒席につく彼女に、視線の高さを合わせた。
ゆっくりと、ほほを撫でる]

『…。』

[撫でられるままに、拗ねたかのように。人形は応えない。少女は、そっと笑い]

…なに?マルガリーテ…。
煤けちゃってるわ。それに…キズだらけ。
ふふふっ…。

『……!』

[人形は驚き、そして不貞腐れたかのように]

『…ふん。アンタだって、ぼろぼろのぐちゃぐちゃの泥だらけじゃないの。…アークライトの娘のくせに』
(64)2006/09/23 22:04:30
冒険家 ナサニエルは、ただ静かに、俯き加減の首を振った。
2006/09/23 22:09:22
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/23 22:11:09
農夫 グレン
他人に依存することで強くなった心算・・・。

オレも・・・、オレも、助けたつもりになっていただけで、結局依存していたのかな・・・?

あの少女に。
そして、その身代わりとしてのシャーロットに・・・。
(65)2006/09/23 22:14:09
農夫 グレン
[横たわるシャーロットを、じっと見つめる]

シャーロット…、キミはココで何を望んだ?
キミは今、ソコで何を望んでいる?
…そして、あの少女は、何を…想っていた?


[思い出すのは、幾回も繰り返し想った、あの時のこと。

―――例年よりも早く降り出した初雪。
いつもより早めに少女の元へと向かったスラムの路地。

後ろをずっと付けて来ているような気がする、何かを持った浮浪の男。
角を曲がった瞬間、不意に背中に触れた何か。
恐怖に駆られ、振り向きざまに突き刺したナイフ。

白雪の中へ倒れこむ、あの―――少女。
こちらへ向けて突き出された手のひらから零れたのは、薄汚れた―――ブレスレット]
(66)2006/09/23 22:21:34
お嬢様 ヘンリエッタ
[少女はおかしそうにくす、と笑い]

そうね。アークライトの娘なのに。
お父様に叱られちゃうわね…。

『ふふん、そうよ。ナサニエルだってそうなんだから。お父様がそうだったんだもの、くすくす!だからナサニエルが違うなんて保障はないわ、ふふふ!
アンタはまた傷つくの。すごくすごーく傷つくの。
そしてあたしに助けを求めるんだから!
「私と変わって!」って願うんだから!!
「全て無くなってしまえば」って、願うんだから!!』

[人形がけたけた、と叫ぶ。凄絶に。
――だが、それを受けた少女は…ちらりとナサニエルを見て、また人形へ向き直った]

……そうね。
…そうかも、知れないわ。
(67)2006/09/23 22:22:15
文学少女 セシリア
[十字から視線を逸らし、グレンを見遣って
嗤う。]

君達は何の為にこの教会に来ていた?
信仰の為?
違う。崇めることなど一人で出来るじゃないか。

では何故?
弱いからだ。一人では何も出来ないからだ。
同じ目的を持つ者と何かを共有した気になって
それで自らを保っていた。

それって。
自己満足の為に、「仲間」が居て
自己満足の為に、「仲間」を認めたから
君達の「仲間」は殺された。

そういうことだよね?

[わらう。]
(68)2006/09/23 22:23:30
お嬢様 ヘンリエッタ
[ふ、と人形は笑うのを止め、まじまじと少女を見た]

『…今からでも遅くはないわよ?ナサニエルを、それからグレンかリック。…それだけの話よ』

…そう。そうね、マルガリーテ。
じゃあセシリア様…、貴女が?

[自分たちを弱い、と嘲笑うセシリアに、視線を、向けた]
(69)2006/09/23 22:34:25
農夫 グレン
[シャーロットの亡骸へと微笑み、セシリアの方へと視線を向ける]

じゃあ、あんたは―――セシリアは、何故ココにいる?
犠牲など、道具など何処でも手に入れられるだろう?

何故、オレ達と話をした?
力があるのならば、その力を振るえばいいだけのことだろう?

永遠など求めてどうする?
永遠なんて、目的ではなく、ただの手段に過ぎないモノだ。


……セシリア、キミが本当に求めるモノは、何だ?
(70)2006/09/23 22:36:49
文学少女 セシリア
この場に足を踏み入れた者は既に過ちを犯している。
異端であること。
秘密が漏れれば自らの命が危ぶまれること。

故に躊躇い、故に惑い、故に怯える。
そして君達は幾つの罪を重ねながら秘密を隠し徹すのかな。

この過ちを消すなんて簡単なことなのに―――
秘密を共有している者を皆殺しにすればいい。
心に黒き闇を飼う者。所詮は異端。
生きていても仕方が無い者ばかり。

[磨り潰すように。
言の葉の力。
闇に紛れるように。
誰に向けるでもなく。
或いは全てに向けるように。]
(71)2006/09/23 22:37:13
冒険家 ナサニエル
夜が必ず日の光に拓かれるように、傷はかならず、癒えて塞がるものだよ。

……マルガリーテ。
傷を負い、苦しみに引き裂かれそうになりながらも、すべてを一身に引き受けた、ちいさな小さな人形よ。
きみは……

ただ、助けを求めればよかった。手をさしのべて欲しいと、願いさえすれば!
願いさえ、すれば……
(72)2006/09/23 22:40:28
文学少女 セシリア
……どうかしたかな、ヘンリエッタ?
マルガリーテは何を視てるのかな?

[小さく笑んだまま、小首を傾げて。

す、とグレンに目を向けると、かぶりを振った]

犠牲を持って我、力を受け入れん。
かくて、全世界の栄光を我がものとし、
ゆえに暗きものはすべて飛び去らん。
そは万物の最強のものなり。
かくて、世界は創造されり。

――理解出来ない話じゃないだろう?
見誤ったのは、思ったより君達が使えなかったことだ。
その愚かな命を捧げれば良いものを。
(73)2006/09/23 22:43:31
お嬢様 ヘンリエッタ
『アンタ…やっぱバカね。
…ホントにバカ。くすくす!』

[ナサニエルの言葉に、人形は可笑しそうに]

『……でも、嫌いじゃないわよ、そういうのも』

[笑う。嘲るでもなく、ただ。
そして、ヘンリエッタは俯き、人形は…セシリアに振り向き、不敵に哂う]

『永遠、か。くすくす!命を使って、本当に手に入れることなんて出来たのか…。
ま、面白おかしく生けるなら永遠ってのもあっても構わなかったけどネェ…』

…セシリア様…。

[俯き、唇を噛み締める。信じてた。信じていた。…裏切られた?…いや、きっと彼女は、目的に忠実だった、だけ]
(74)2006/09/23 22:50:30
お嬢様 ヘンリエッタは、奥歯を噛みしめ、ナサニエル、リック、グレンの顔を、見た。
2006/09/23 22:52:06
農夫 グレン
[セシリアから視線を外し。
握り締めていたブレスレットを、シャーロットの腕へと巻きつける。
少女を見つめつづけながら]

生憎、オレには全く解らない願いだよ。
オレが求めたのは、願ったのは一人の想いだけ。

世界など、全てなど、そんなモノは―――いらない。
(75)2006/09/23 22:53:36
冒険家 ナサニエル
命は、捧げるものじゃない。己のために燃やし、費やすものだ。

たとえそれが、主と聖霊のためであれ、ほかの何者かのためであれ。俺は……、なにものにも仕えない。

そして、俺達の命を、秘密を、守り通すために、今はセシリア、君の命を捧げられなくてはならない。
(76)2006/09/23 22:54:47
冒険家 ナサニエルは、農夫 グレンに呼びかけた。これは大人の仕事なんだ。グレン。手伝ってくれ。
2006/09/23 22:55:07
農夫 グレン
オレはまた、同じコトを繰り返してしまうのかもしれない。
また、縋るだけなのかもしれない。

……けど、まだ答えは1つも出ていない。
だから…、セシリアを止めよう。

この夜を、越えるために―――
(77)2006/09/23 22:55:43
農夫 グレンは、冒険家 ナサニエルに頷いた。
2006/09/23 22:55:52
文学少女 セシリア
答えは出たようだね?
さぁ、驕れる無能な愚者達。
私を殺せばいい。

あの十字に磔刑にするがいい。
気が済むまで苦しめて、私が息をしなくなるその瞬間まで
憎しみを孕み続ければいい。

[一つの闇を。
少女がWeiβと呼んだ闇を宿して、
ステンドグラスから差し込む光を仰ぐ。]

―――その『悪意』は、何を生むのだろうね?
(78)2006/09/23 22:57:59
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/23 22:58:55
お嬢様 ヘンリエッタ
[ナサニエルとグレンが頷きあう様子を見て、俯く]

…セシリア様…。

『…。』

[ゆっくりと、少女は顔をあげる。見届けなくては、これは、見届けなくてはならないのだ。
これが自分の罪。背負っていかねばならない、自分の、罪――]

『…本当に、いいのね?』

[少女は、深く、頷いた――]
(79)2006/09/23 22:59:25
農夫 グレンは、ステンドグラスを見上げ―――
2006/09/23 22:59:45
冒険家 ナサニエル
セシリア。
君の命を捧げてもらう。

[セシリアに素早く近づき、そう宣告すると、力任せに十字架に突き飛ばし、首を鞭でくくる。]
(80)2006/09/23 22:59:51
農夫 グレンは、願った。
2006/09/23 23:00:00
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