お嬢様 ヘンリエッタ [向けた強い視線。後ろからそっと近付く女性…。彼女はそれらに気が付かず、その道を、終えた] はっはっはっはっ… [零れる吐息、知れず、なにかが、毀れる] 『くすくすくす…。死んだ…死んだわ…。』 [呼気の合間に漏れる甲高い笑い声。いや、それは、嗤い声か] はっはっ… ふふ、ふふふ…!あは。ぁははは! 『くすくすくす!!くすくすくすくす!!』 [きっとこれで終わる。終わるんだ。その思いと共に漏れる笑い声。だって、あの女は、うらぎりものだから!!] ふふ、きっとこれで終わる、おわるのよくすくす!だって彼女がさいごのうらぎりもの! そうだもの!くすくす! | |
(10)2006/09/22 00:59:53 |
雑貨屋 レベッカ [ゆらゆらと駆け寄って、シャーロットの身体を拭く。 カミーラがそうしてくれたように服の袖を引き千切り、何度も、何度も] ほら、シャーロット、貴方は天使なんだから、 ちゃんと、綺麗に、おりこうに、して、なきゃ、だめよ、 ね、シャーロット、おかしいわね、さっきからずっと拭いてるのに、全然綺麗にならないわ、 だって、こんなに、真っ赤なの、 [後から後から溢れる血を、幾度も拭き取ろうとするが、もはや手に持った布切れも朱に染まりきり] おかしいわ、おかしいわ、全然綺麗にならない。 私が綺麗じゃないから?そうよね、シャーロットは綺麗だものね。私より綺麗なはずだものね。 でも、ちゃんとしないと、きれいに、きれいに、 [ただ、血の染み込んだ腕をなすりつけるばかり。] | |
(14)2006/09/22 01:09:10 |
お嬢様 ヘンリエッタ 『あはは!あははは!るっさいわねバカオトコ!あははは!!こっちは今それどころじゃないのよくすくすくす!!』 [甲高い声のみがナサニエルを怒鳴りつける。焦点の合っていない瞳とゆらゆらと揺れる躯はシャーロットの遺骸とそれを撫ぜるレベッカにのみ注がれて] な、なんで!なんでなんでなんでなんでなんでよまるがりぃて!?あれで!アレで終わりじゃなかったの!? 『くすくす!くすくすくす!!』 なんでシャーロット様が!なんでしゃーろっと様が!?ロッテちゃんがァァぁ!? [知らず、愛称が漏れる。成長するごとに、口にすることのなくなった、愛称が] 『…簡単じゃない…。 終わりじゃなかったのよあははははっはハハハはッはははははッははhっははっははっははっはは!!!!』 [甲高い声は、抑えきれないかのように、哄笑した―!] | |
(23)2006/09/22 01:18:39 |
雑貨屋 レベッカ [何度も、何度も身体を拭き取る。 シャーロットの傷口からささくれ立った皮膚が擦り剥け、より一層赤が鮮烈になっても、拭き続ける。] いや、いやよ、そんなのいや、認めない、守れなかったなんて認めない、殺されるべき人は他にいたでしょう? ほら、シャーロットまだ「ぐきっ」あったかい。 カミーラはもうつめたくなっち「めきっ」ゃったけど、シャーロッ「ごき、めちゃっ」トはあったかい。 なら、生きて「ぐちゃっ」る。生「ゴリゴリゴリッ」きてる。生きて、る。 [力を込める。 布を掴んでいた指がありえない方向に力をかけられ、関節から砕け、折れた骨が皮膚を突き破り、それがまた隣の指に刺さり……それでも一心不乱に。 脳裏に浮かぶのは、天使のようにわらう白痴の少女。 決して幸せとはいえなかった、少女。 それが、こんなことになるはずがない。 ] | |
(26)2006/09/22 01:21:18 |
お嬢様 ヘンリエッタ ヒ!!ふぐ、あう、うぁ。 げっ、ご、が!! [意味の聞き取れない音が喉から出る。毀れ、堕ちる――!!] げふ、ご、おぇ、うげぇ!! [戻す。引き付けを起こしたかのようにただ只管に] 『きたなァいくすくす!ちょっと、アタシにかけないでよくすくすくす!!まだこっちにもいるんだからあはははははは!!』 げ、うえ!ああああああああ!!! うぁ!アアアああは、うがぁあっ! [シャーロットの周りにいる、にんげんが、ひとりふたりさんにん…その中で、妙にレベッカが、目に付く] 『気づいたァ?あいつも、あそこにいるのよ。なんでか、知らないけどねぇええ?くすくすくす!!』 [頭が急に冷えていく感覚。凍りつくような感覚。思考が、静止するかのような感覚。 喉が焼け付く様な不快な感覚を押し込めながら、想う] | |
(29)2006/09/22 01:32:18 |
文学少女 セシリア 殺すか。そうすれば良かったのかな……? ナサニエルは言葉で判断出来ると思っていたからね。 まぁ、裏切り者はレベッカかもしれないけれど。 一度もSchwarzが見えなかったのは、残念だよ。 [無意識に肩を竦める仕草――それも儘ならない] ナサニエルを疑う理由。 一つは。ステラがお前の名を挙げ、虚偽の占いの結果を告げたことだ。相手にもしなかった――いや、寧ろそれが、ナサニエルの無実だと思い込んでしまった。 だが、あれこそが作戦だったのではないか。意図的に仲間の名を出し、占いの目を逸らす――ね。 そして一つは。今のこの行為だよ。 疑わしきを問い詰める姿勢は誉めてやりたいけれど――これは私を陥れる罠だとしか思えない。 [其処まで言い切っては、ナサニエルを冷たく睨んで] これ以上答える気は無いよ―― それと、気が向いたら、此処から降ろしてくれるかな。 [自らを戒める様な皮を忌々しげに睨んでから、*頭を擡げた*] | |
(63)2006/09/22 02:49:53 |
雑貨屋 レベッカ [身体を強かに打ちつけ、一瞬意識が飛ぶがすぐに目を覚ます] ……んっ……何が起こった、の……? 私は、生きてる、よね……。 [予想外の衝撃。もしかしたら、「死」とはこういうことかもしれないと思えるほどに。 そして、最後に見た光景。無機物というにはあまりにもおぞましい、その眼。] ―――まさか、あの人形が? ……ヒトガタに、魂が宿るは必然……それが悪しきモノならば、まさか……。 だけど、ステラが結局悪しき者だったかどうかは解らない。最悪なのは、セシリアともう1人生き残りがいて……一対一なら、私達は無力でしょうね、少なくとも……。 ―――どうする、殺意を向ける先は? [セシリアを殺すか、セシリアを信じてナサニエルを殺すか、もしくは、セシリアとヘンリエッタ……いや、マルガリーテの両方を疑うか……。 *自らに、問う。*] | |
(81)2006/09/22 19:51:16 |
お嬢様 ヘンリエッタ まずは、セシリア様。 ナサニエル様をお疑いになっている、とのことですが、その理由は? ああマルガリーテ。具体的にはいつごろの発言だったかしら? 『くすくす!>>63の辺りね。妙な断言口調があったのは気になるわねぇくすくす!』 そうね、そうねマルガリーテ。 ステラ様がナサニエル様を見て虚偽の結果を告げた、と仰ってますわね。ご自分はナサニエル様をご覧になっていないのに…。 レベッカ様が無実である、と考えた理由と共に教えて頂きたいですわ。 | |
(84)2006/09/22 21:16:52 |
文学少女 セシリア [マルガリーテと話す少女の様子も、もう慣れたような気がしてくる] 以前ヘンリエッタと意見が合ったのは、ステラがナサニエルを占ったから、私は占わなくていいと。その時だったね? あの時の考え方は、単純だった。この頃かな。>>3:124 でも。それを逆手に取られているんじゃないかと思い始めたんだ。 解らない。あの場でナサニエルを視ないという判断は、発想としてそう珍しいものではない、よね? [確認するように問う。レベッカに関する出来事と問われれば「無いよ。」と一言] | |
(89)2006/09/22 22:52:35 |
お嬢様 ヘンリエッタ [ナサニエルの言葉に甲高い声で] 『くすくすくす!あらぁ?じゃあお兄さんは>>92の言葉をどう考えていらっしゃるの?』 つまり…セシリア様とステラ様ならば、ステラ様を選ぶ、と。 これまでナサニエル様はどちらと問われるならセシリア様を信じていらっしゃるように感じましたが。 | |
(99)2006/09/22 23:25:44 |
雑貨屋 レベッカ [ヘンリエッタの大人びた口調での問い。 確かに、彼女はしっかりした子供だった。 人形に魂が宿ると考えるのも、子供らしい純真さのカケラとも思ったし、 自分の血にもそういう類の教えが刻まれている。 だが、「アレ」は最早そういう類のモノではない。 ―――おぞましい悪意を吸って自我を進化させていくバケモノにすら見える] ……問いには、答えるわ。 だけど、それは「アナタ」ではなくてヘンリエッタと他の人たちのために。 [人形から目を逸らさぬように、凝視する。 セシリアにそうしたように。] 私は、あの三人ではメイが最も真実に近かったと思っている。 メイがもし裏切り者だったとすれば、ラッセル1人を道連れにする決断をするには早過ぎる。 自分すらも半ば用済みにすることもないでしょう。 ならば、命を懸けて真実を伝えようとした……もしくはただ単に虚言を紡いだだけではないの? | |
(102)2006/09/22 23:31:27 |
雑貨屋 レベッカ ならば、ステラかセシリアが裏切り者。 血文字には、裏切り者が複数だと書いていた。 ならば、ステラを殺しても終わらなければ……セシリアと、ナサニエルかアナタのどちらか、その2人が犯人ならば……私達に勝ち目はなさそうね。あんなバケモノじみた殺し方を見せられちゃ。 私としてはセシリアの方がより偽者じみていると思っている。ステラは、皆の望む占い先を守らないなど目立つ行動が多過ぎた。 誰よりも殺されたくない者が、自ら不信を買うこともないでしょうに。 ならば、私は……セシリアを殺す。少なくとも、これで敵を1人は殺せたことになるから。 そうそう、私の意見はあくまで推測。私は馬鹿だから、計算ミスも昔から多くてさ。 ―――これで間違っていたからと言って、リードミスなんて言われちゃ質問した貴方が丸々得になっちゃうからね、「マルガリィテ」 [そう、カマをかけてみた。] | |
(104)2006/09/22 23:38:03 |
雑貨屋 レベッカ [ふと思い立って、話し始める] 私はこの騒ぎの初めに、自分を占うように皆に言ったわ。 あの時は、占いなど信じる気にもなれなかったし、もしそれが本当だとしたら、この命を役立てられるかもしれないって本気で思ったから。 ……カミーラの為に、役立てられるかもって。 [一瞬だけ、俯いて下唇を噛んだ。だが、すぐに顔を上げ] あの時は、むしろ私が疑わしかったでしょうね。命が狙われているのに自ら目立ちたがる人も居なかったから。 ……ならば、その後に何故私の疑わしさを指摘して、再度占ったり殺意を向けたりしようとしなかったのかしらね、今生きている人たち……特に、占い師のセシリアと、聡明なマルガリィテは? [ヘンリエッタの質問に、苦笑しながら] 確かに、メイが本物ならばラッセルは今頃地獄の業火に灼かれているはずだね。 でも、私はメイに関して「さもなくば虚言」とも言ったわ。何故なら、 ……貴方が余りにも疑わしすぎるから、可能性を捨てきれないからだよ、マルガリィテ。 [最早、ヘンリエッタに視線を合わせない。] | |
(108)2006/09/22 23:49:30 |
お嬢様 ヘンリエッタ 『手始めに参考はァ、>>5:101ねぇくすくす!』 まずセシリア様に関してですが。本日の疑問はセシリア様の不安からくるもの、としてひとまず納得致しました。 単純にナサニエル様を陥れる為だけならば何かしら理由をつけるのでは?と感じましたので。 ナサニエル様のセシリア様に対して感じた疑問については、レベッカ様本人の自分占い発言にて説明が付きます。つまり、これで他を疑っているうちに機を逃した、と。 占い師の方々が襲われなかった理由は既にメイ様の結果が出ている以上、セシリア様、ステラ様の真贋に情報を加えたくなかったのでは? 一度だけ蝋燭の火が1つしか消えなかった日…あのときに襲われたのかも知れませんけれど、ね。 ナサニエル様がセシリア様を疑うのはレベッカ様の自分占いの発言などを忘れ、不安に気を取られたのでは?というのが私の結論です。 | |
(113)2006/09/23 00:09:18 |
お嬢様 ヘンリエッタ 私は現状残っている裏切り者候補のお三方ではセシリア様を一番信用しており、レベッカ様を一番疑っております。 ステラ様がご自分から信を失うような行動を取る必要が?とのことですがその件はどちらの観点からも言えることです。 後はマルガリーテ、どこだっけ? 『>>4:126下ねぇ…くすくす!』 私が言ったハーヴェイ様、の言葉にわざわざ悩み、潔白を証明したリック様の言葉に賛同されました。私があの場で私刑筆頭であったハーヴェイ様を挙げた理由を考えて下さったのでしょう。 どちらを信ずるのか、と問われるならば、発言に誠意が見られる方を信じます。 | |
(117)2006/09/23 00:18:23 |
お嬢様 ヘンリエッタ 『あらあらあら随分な言葉ね、くすくす!』 セシリア様が真実を語り、ナサニエル様が裏切り者という可能性を消すのであれば、その理由を明確に語るべきではありませんか? ステラ様を処刑する際、貴女は際立って反対されませんでしたわね? ステラ様が真実を語っている可能性もある、と考えておられるのに。 それどころかややセシリア様に帯同する面も見られた、と記憶しております。 今になってセシリア様を手に掛けよう、と断ずるのは今日セシリア様に生き残られると困るから―――。 私はそう考えます。 マルガリーテ! [ぎゅうと人形を抱き締めると、けたけたと甲高い笑い声が辺りに満ちた] | |
(118)2006/09/23 00:22:52 |