人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1893)一夜の悪夢 〜狂葬曲〜 : 5日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

村長の娘 シャーロット は、書生 ハーヴェイに投票した
農夫 グレン は、書生 ハーヴェイに投票した
書生 ハーヴェイ は、文学少女 セシリアに投票した
雑貨屋 レベッカ は、文学少女 セシリアに投票した
修道女 ステラ は、文学少女 セシリアに投票した
双子 リック は、書生 ハーヴェイに投票した
文学少女 セシリア は、書生 ハーヴェイに投票した
お嬢様 ヘンリエッタ は、修道女 ステラに投票した
冒険家 ナサニエル は、雑貨屋 レベッカに投票した

書生 ハーヴェイ は、村人の手により処刑された……
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、村長の娘 シャーロット、農夫 グレン、雑貨屋 レベッカ、修道女 ステラ、双子 リック、文学少女 セシリア、お嬢様 ヘンリエッタ、冒険家 ナサニエル、の8名。
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/21 00:32:29
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/09/21 00:33:07
村長の娘 シャーロットはメモを貼った。
2006/09/21 00:33:12
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/09/21 00:33:55
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/21 00:34:10
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/21 00:37:23
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/09/21 00:38:15
修道女 ステラはメモを貼った。
2006/09/21 00:39:38
農夫 グレン
[9つ、8つ、蝋燭揺れて、踊る影は…]

ハーヴェイ…。
お前の意思は、魂は…。

[気が付けば、少しだけ…辺りが暗くなった気がする]
(0)2006/09/21 00:40:53
双子 リックはメモを貼った。
2006/09/21 00:41:56
農夫 グレンは、帽子を脱ぎ、手を胸に当て俯いた。
2006/09/21 00:42:32
村長の娘 シャーロット
[立ち上がった、其の頬を撫ぜるのは]

――ぁ

[風――いのちを吹き消す風。
また、聖堂が闇に近づく]
(1)2006/09/21 00:43:16
文学少女 セシリア
[燭台は、重く、冷たく。
ふらり。その身体が揺れて、とん、と。

まだ炎が灯っていた燭台の火が、一つ、消えた。]

……さぁ、ハーヴェイ。

ラッセルを殺したその罪。
死を持って償って貰おうか?

[彼は抗うだろうか。気にするでもなく。落ち着いて。
静かな狂気の焔を宿した瞳で、男を見た]

ラッセルを貶めた、お前が
すべての元凶なんだろう?

[静かに、振りかぶって


             ―――どん。]
(2)2006/09/21 00:44:08
雑貨屋 レベッカ
[ナサニエルに返事をしようとした瞬間、耳元を駆け抜けるあの忌まわしい風。
思わず、反射的に身を屈める。


―――だが、]

……何も、起こらない?

[蝋燭はただ揺らめくばかり。]
(3)2006/09/21 00:45:22
文学少女 セシリア
[少女に反抗するためか。
男が伸ばした手は、虚しく空を掴み、堕ちる。

どさり。

振り被った勢いと、燭台の重さとが、頭部をへこませて
厭な音がした。何かが割れる音。

男の茶色い髪、赤に浸され、白い頭蓋骨が覗く]


醜いね。嗚呼、反吐が出そうなほど、汚い。
――似合っているよ、ハーヴェイ?
(4)2006/09/21 00:48:22
雑貨屋 レベッカ
「レベッカはセシリアの狂気を癒そうと試みた」

―――で、アンタもその辺にしたら?
死者は死者としてそのままにしてあげるべき。
その態度、虫唾が走るわ。
(5)2006/09/21 00:50:06
お嬢様 ヘンリエッタ
[静かな敵意を込めた眼でステラを見つめる。彼女は、敵だ。裏切り者に違いない―!
高ぶる感情に任せ人形を掻き抱く。人形は、苦しげにぎしり、と音を鳴らした]

マルガリーテ…、マルガリーテ…。
やっぱり、あのひとが…。

[カタカタと震える躯を人形と共に抑え、唇を噛み締める。そのとき、視界の隅で、1人の少女が、燭台を、振り下ろした―!]
(6)2006/09/21 00:51:44
文学少女 セシリア
[一撃で堕ちた男は、何処に行くのだろうか。
楽園?
そんなことは有り得ない。
きっとこの男が堕ちる先は、

――『奈落』。

頭部に穴が開いた男を、冷たく見遣って。
汚れた男の髪を握って、引き起こす。
その時不意に、背後からかけられた声。
狂気の淵で何故その女の声が聞こえたのか。]

……これは復讐、だよ?
何のつもり?

[小さく笑って。握っていた男の頭から、手を離した]

「セシリアはレベッカを受け入れた」
(7)2006/09/21 00:59:04
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/09/21 01:00:46
双子 リック
[覚悟していた筈だった。
それでも恐怖に身体を怯えさせていると、何かが割れる様な鈍い音。
その方向へと、恐る恐る顔を向けてみた]

…あぁ……。

[諦める様な溜息。
一人、漏らした]
(8)2006/09/21 01:01:12
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/09/21 01:01:38
修道女 ステラ
[揺らめく蝋燭の炎を見つめ。
フードを払い退ける。グレンに向かって歩み寄り]

……ごめんなさい、少しだけ、付き合って頂きます。

[グレンの瞳を覗き込む紅の瞳は僅かに揺れて。
不定の光は蝋燭の明かりのように。

――流れ込むものに、小さく息を吐いて。]

……グレンさんも、犯人じゃない……?!
じゃあ、一体誰が……

[一歩、二歩と、後ろへ下がる]
(9)2006/09/21 01:03:49
文学少女 セシリア
[男の屍体を冷やかに見ては、ふっと息を吐き]

少しすっきりした。
これで一つ目の復讐は終わりだ。
ラッセル、喜んでくれているかな?

――もう一つの復讐も、いつか果たしてやるからな。

[自らに傷をつけた女。
口元を軽く手で覆いつつレベッカを睨んで。

ガシャン。
燭台を落とし、グレンの傍へ近づいた]

視ないと……
(10)2006/09/21 01:08:29
雑貨屋 レベッカ
[セシリアが、死んだ男の頭蓋から手を離す。
足元に崩れた屍に一瞬だけ黙祷を捧げると、少女の髪よりも深い紅に染まった手を掴み、]

―――そういうのは、気に入らないんだよ。

[笑った。]

……!!

[そのまま空いている手で拳を握り、柔らかな腹部を強かに打ちつけた]
(11)2006/09/21 01:09:13
冒険家 ナサニエル
[レベッカが余所見をした隙にと、鞭を構える。
その視線の先にあの男がいた。
そう。セシリアが赤く染めたあの男。
ごとりと落ちた頭部は頬骨が覗いて、異様な容貌を作り上げていた。
風にゆらめく蝋燭の明かりで、たしかにハーヴェイは身じろぎした。
それを見て取った瞬間、俺の手は飜っていた。]
(12)2006/09/21 01:10:06
村長の娘 シャーロット
―――ぁ、っ……!!

[ごすん。

頭の奥を穿つ様な鈍い音。
青年が―――倒れた。

漂う血の匂い、は]

………………っ!
あ、―――ぅ、あ、


[ゆるゆる首を振る。
だめだ、しっかり、しっかり。
震える体を自分の腕で抱いて。]
(13)2006/09/21 01:10:48
雑貨屋 レベッカ
[それはセシリアがグレンに近づこうとした隙を狙ったの出来事。]

で、貴方はグレンに何するつもりなわけ?
……この人も、大切な友人なの。
そんなに敵意を撒き散らしたままで、彼の身の安全を貴方に委ねるわけにはいかない。

[掴んだ手首を離さぬままに。]
(14)2006/09/21 01:12:10
農夫 グレンは、修道女 ステラをじっと見つめた。
2006/09/21 01:12:54
冒険家 ナサニエル
[セシリアの手から離れたハーヴェイのくびが、鞭に巻き取られて宙に浮く。
既に骨が砕けていた首を締め上げ、縮まっていく結び目を強く引くと、ず……。ず……。と、ハーヴェイの身体がこちらに向かってきた。]

この男、動いた!動いたぞ!まだ生きているんだ。
とどめを、とどめを刺さなくては……

[ず……。ず……。]
(15)2006/09/21 01:13:19
文学少女 セシリア
……っ?

レベッカ?邪魔をしないで欲しい。
グレンの真実を、見るんだ。

[移ろう視線、少し暗い其処に、彼は居る]
(16)2006/09/21 01:15:12
農夫 グレン
[セシリアとレベッカを見つめ、二人に問う]

それで・・・、オレはここから動いて何処かへ行った方がいいのか?
それとも動かない方がいいのか?
(17)2006/09/21 01:17:06
文学少女 セシリアは、冒険家 ナサニエルの声に、びくりと、小さく慄いた。「……嘘だろう?」
2006/09/21 01:17:08
冒険家 ナサニエル
[シャーロットの叫び声が木霊する中、ハーヴェイを引き寄せる。
どこからのつむじ風だろう。蝋燭が揺らめいて。床の節目にひっかかったハーヴェイがまたも、蠢き、俺に抗う。]

くそう。死ね、死んじまえ!
ハーヴェイ!!!

[力一杯引きつけた鞭がぐっと締まり、不意に軽くなった手応えに、おれは尻餅をついた。]
(18)2006/09/21 01:17:49
文学少女 セシリアは、農夫 グレンに、「来てくれるかな……」と、軽くレベッカを睨みつつ。
2006/09/21 01:18:47
冒険家 ナサニエルは、くるくると宙を舞う、書生 ハーヴェイの首を呆然と見上げた。
2006/09/21 01:19:48
お嬢様 ヘンリエッタ
[どん、と振り下ろされた燭台はハーヴェイの頭部を陥没させ、割った。セシリアの瞳には静かな、とても静かな狂気が宿っている。―ごく、と自然喉が鳴る。また、彼もラッセルのように…
だが、彼女を止めたのは予想外の人物、レベッカだった]

…はっ…はっ…

[息が荒くなる。少しだけほっと、だけれど、少しだけ―、いや、何を。自分は、何を!]

ま、まるがりー…

[不安になり、俯き人形を抱く。沈黙を破ったのは、またも予想外の人物だった]

な、ナサニエル様!?
(19)2006/09/21 01:21:55
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/21 01:23:04
雑貨屋 レベッカ
[セシリアの手を握ったまま、その横顔を睨みつける]

復讐とは、それ相応の負の対価を与えることよ。
そしてそれは生者にのみ与えられるべきもの。
死者は既に向こうに行ってしまっているのだから、それ以上の苦痛を与えてもただただ貴方が見苦しく、周りの関係の無い者に阿鼻叫喚を与えるだけ……。

それとも、貴方はあんな風になりたい?
賢者だの永遠の命だのを目指す貴方が?

[そう言って、恐慌状態でハーヴェイの屍骸を蹂躙するナサニエルを、顎で指した]

……命のなんたるかを知らない者が、永遠の命を語る。全く、どうにもならないね。
……だから貴方は気に食わないんだよ。

[グレンを見ようとする横顔を、涼しげに睨みつける]
(20)2006/09/21 01:24:23
農夫 グレン
[レベッカの肩を静かに押さえ、前に出る]

レベッカ、オレは大丈夫だよ。
それよりも、君にはシャーロットの方を頼んでもいいか?

[ゆっくりとセシリアへと近づく]
(21)2006/09/21 01:24:34
文学少女 セシリアは、雑貨屋 レベッカに「説教なら後で聞くよ……」と軽く諌めて。
2006/09/21 01:25:36
文学少女 セシリア
[あの誠実な青年が――そんな不安も否定出来ない。今は唯。視なければ。
グレンと一定の距離を取ると、静かにその瞳を開く。
視える、情景。]

……、……。

[ せっせと種を蒔く
           変わらぬ過去に  

        根雪の下

    収穫――甘い果実を産む]


……Weiβ、だ。

グレンも――違った。

嗚呼、それじゃあ、……
やはりハーヴェイだったのか。或いは……
(22)2006/09/21 01:26:33
村長の娘 シャーロット
[それは、余りに―――
あまりに、現実離れした光景で。]

ぁ、あ―――

[目を見開いて、それを見送るしかない。
ひとの―――頚が]
(23)2006/09/21 01:27:09
お嬢様 ヘンリエッタ
[どちゃ、と首が落ちる。
息も出来ず呆然とそれを眺めながら。優しく声をかけてくれた彼を、見た]

…!……!!

[ゆっくりと色が戻っていく男の姿。だけど、見た。見てしまった!彼も、同じ瞳をしていた!あの瞳!あの瞳だ!!]

う、ううう!!ううっ!!

[ぽろぽろと流れてくる涙を抑えきれず、頼るかのように人形を*抱き締めた*]
(24)2006/09/21 01:28:16
冒険家 ナサニエル
[ごとりと礼拝堂の床に転がり、動きを止めたかたまり。ゆらり。どこからの隙間風だろう?蝋燭が揺れた。]

!!ハーヴェイ、貴様、まだ動く、動くのか。

見るな、俺を見るなあああ嗚呼!
(25)2006/09/21 01:28:39
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/21 01:28:40
農夫 グレン
[ステラ、そしてセシリアが紡ぎ出す言の葉を、体で感じる]

へぇ・・・?

裏切り者は、また…随分と・・・。

そうだな・・・。
オレの意思は変わらないが、皆を納得させるのは骨が折れそうだ。
(26)2006/09/21 01:28:42
双子 リックは、村長の娘 シャーロットの元に行こうか、表情の裏で悩んだ。
2006/09/21 01:28:55
文学少女 セシリア
[これで四人目。
何故、未だWeiβしか見えない――

小さく歯噛みした、その時不意に、影が。]

……

[現実離れした光景。
ハーヴェイの屍体が、ナサニエルの手によって。
暫し押し黙った後、レベッカに答えるように呟く]

――彼らがおかしいだけだ。
――狂ってる、じゃ、ないか。
――私はあんな人間とは、違う。
(27)2006/09/21 01:30:09
冒険家 ナサニエルは、書生 ハーヴェイの胴に近寄ると、革靴で幾度も幾度も踏み砕いた
2006/09/21 01:32:03
村長の娘 シャーロット
や、やぁ、
やめて……!

ナサニエルさ、やめて……!

だめ、
そんなことしないで……!
やめて、そんなのかわいそうだよ、おねがい……!

[ナサニエルに投げかける言葉、
最後の方は最早悲鳴じみていて]
(28)2006/09/21 01:33:11
双子 リック
[てくてくとナサニエルに近寄り、ふいと見上げる]

ハーヴェイさんは、もう死んでます。
止めてあげて下さい。
…皆、怖がってますよ。

[ナサニエルに問い掛け、裾に捕まった]
(29)2006/09/21 01:39:50
冒険家 ナサニエル
やめろだって?
こいつは、これだけやってもまだ動いているんだぞ!
(30)2006/09/21 01:40:38
冒険家 ナサニエル
リック……

あ、ああ。そうだな。
もう……死んでいる。

ああ。
(31)2006/09/21 01:41:40
雑貨屋 レベッカ
グレン、今すぐにでもシャーロットの所に行きたいが、ちょっと待っていて。

[哀れむような目で、セシリアの弁明を聞き流して]

―――コイツはまだ何もわかっちゃいないから。

[そう告げると、切れ切れに呟く少女の顎を摘んで、顔を近づける]

……へぇ、セシリアは違うんだ?
じゃあ、貴方のやろうとしたことは?
息絶えたハーヴェイに対してしたことは?
もし貴方が裏切り者ならば、貴方がしてきた事は?
そうでなければ、その為に無実の人間を殺したかもしれないことは?

―――「永遠の命」とやらの為に、貴方が今までしてきた事は?

[まくし立てるように言った後、静かに腕を振り上げ、]
……誰も正気でなんていられないよ、この場所じゃ。
アンタ、どうせ泣きたいんだろ?ならばアレから先は八つ当たりだ。……その辺にしておけ。
[そう言って、掌をゆっくりと額に置いた。]
(32)2006/09/21 01:42:16
冒険家 ナサニエルは、双子 リックを見つめると、般若のような顔に表情を取り戻していった。
2006/09/21 01:42:16
村長の娘 シャーロット
うごいてない、
ちがう、

こんな、こんなでうごくひとなんか、

いないよ、
いないもん……!
いたいよ、……きっと、きっといたいよ。
やめて……

[数歩歩み寄れば、
リックが―――ナサニエルの裾に捕まっていて。]
(33)2006/09/21 01:43:24
村長の娘 シャーロットは、双子 リックとナサニエルを交互に見、少しほっとしたような表情になった。
2006/09/21 01:44:34
冒険家 ナサニエル
セシリアやステラ。いや、ひょっとしたらメイも。
本当のこともいくらかは、言っていたのかもしれないな……。

[ひゅん、と鞭を巻きとって懐にしまい、ぽつりとこぼした。]
(34)2006/09/21 01:45:18
双子 リックはメモを貼った。
2006/09/21 01:47:51
文学少女 セシリア
[顎に触れられ、ぱちりと瞬いて。
押し黙ってレベッカの話を聞いては、目を逸らす]

生憎私は、君達を「仲間」とは思っていないのでね。
そう……私はいつだって、一人だ。

[唯一人。想いを寄せた少年だって、逝ってしまった]

永遠とは孤高。わかっているよ。
だから私は誰とも馴れ合いたくなんかない。
「味方」はいない。「敵」は殺せばいい。

そうして私は、私を守っている。

[振り上げられた手に、一瞬怯えるような色を見せるけれど。額に置かれた掌――温もり?――どうして、こんな女、に――]

泣きたく、なんか、……ないよ。
(35)2006/09/21 01:53:28
冒険家 ナサニエル
グレン。
あんたを「占った」ふたりは、どちらも告発しなかったようだな……
(36)2006/09/21 01:54:13
雑貨屋 レベッカ
[セシリアの目を、深く覗き込む。
「ポカホンタス」と仲間達から呼ばれていた、偉大な曾祖母……彼女が、人々に交わる時にそうしていたように。]

なら、セシリアは、永遠に独りで生きるつもりなんだ。
……ああ、私は永遠など欲しがらなくて良かったよ。

泣きたくないのならば、泣かなければいい。
今更人にどうこう言われる年頃でもないだろう?

―――だから、私は貴方が嫌い。

[そう言って、額に置いた手を離して背を向けた。]

……邪魔したよ、グレン。

[「全く……」と口の中で呟きながら。]
(37)2006/09/21 01:59:20
雑貨屋 レベッカはメモを貼った。
2006/09/21 01:59:52
農夫 グレン
[何かがズレた感覚がする]

・・・あぁ、その通りだ、ナサニエル。

やはり、そう簡単に裏切り者は機を見せてはくれないか・・・。

―――いや、見せられなかったのか?
(38)2006/09/21 02:03:13
冒険家 ナサニエル
四行詩、名乗り出た三人の「占い師」、告発されたラッセル。

ならば。

ステラ、セシリア、どうしてきみたちは、今までずっと、誰ひとり告発してこなかったんだ?
(39)2006/09/21 02:04:04
文学少女 セシリア
[彼女の瞳に吸い込まれるような、錯覚。

怖くて。
目を瞑る。]

あぁ。私のスタンスは、私であるが故。
理解して貰おうとも思わない。

……知ってるよ。
私もレベッカが嫌いだからね。

[ふい、とそっぽを向いて。
彼女が離れても暫し其の侭佇み、押し黙った。]
(40)2006/09/21 02:04:26
文学少女 セシリアはメモを貼った。
2006/09/21 02:04:43
農夫 グレンはメモを貼った。
2006/09/21 02:06:23
村長の娘 シャーロット
……―――ぁ

[気が緩んだ其の時。
ふっと、意識が遠のいて]

……だめ……

[血の赤。
血の匂い。
占う?死者?視る?殺す、うらぎりもの、どこにいる、さがせ、告発を、紅い、皆何を言っているのか、
自分だけが取り残されたような感覚。
眩暈。
―――ああ。
もう、
どちらが狂っているのか―――]

……  …

[小さく誰かの名を呼んで、
*シャーロットはその場に崩れ落ちるように倒れた*]
(41)2006/09/21 02:08:23
文学少女 セシリア
[ふる、と小さくかぶりを振った後、ナサニエルに目を向ける。
少し、視線を落とした]

どうしてと言われても……困る。
占いで裏切り者が見つからなかっただけの話だ。
ラッセルもシャーロットもリックもグレンも、違った。
ハーヴェイは視る前に、殺してしまったしね。

残りは――ナサニエル、レベッカ、ヘンリエッタ

でも、私はハーヴェイを疑っている。
霊能者が居ない今、もう真実を知る術はないけれど――
後はステラを殺せば――終わるんじゃないか、と。
(42)2006/09/21 02:09:31
雑貨屋 レベッカ
[セシリアに背を向けると、まず視界に入ったのは死者を蹂躙していた哀れな青年の姿。
が、その片隅に起こった変化を認めた時]

―――シャーロット、大丈夫!?

[それしか映らなかった。
口元が僅かに動いた気がしたが、気にしてなどいられない。
豹のように彼女の元に駆け寄ると、崩れ落ちた細い身体を抱き止めた。]
(43)2006/09/21 02:13:30
農夫 グレン
[倒れ込んだシャーロットへと、急いで駆け寄る]

シャーロット・・・?
どう、した。

………おいっ、シャーロット!

[レベッカが抱き上げた、
(44)2006/09/21 02:15:12
農夫 グレン
[レベッカが抱き上げたシャーロットへと声をかけるが、返事が返ってくる気配は無い]

まさか・・・!

おいっ、シャーロット!
どうした!何があった!?
(45)2006/09/21 02:18:22
文学少女 セシリアは、村長の娘 シャーロットをちらりと見遣るも、興味が無い様子ですぐに目を逸らす。
2006/09/21 02:19:53
農夫 グレン
[レベッカを鋭い目つきと睨む。
直ぐにでも飛び掛りそうな体を、必死に押さえつけながら、レベッカへと問う]

おい、レベッカ。
シャーロットに何をした?

…答えろ。
(46)2006/09/21 02:21:28
農夫 グレン
[黙りこくっている、レベッカを睨みつつ。
それよりも、シャーロットの様子が気になる]

ひとまず、シャーロットを・・・。

[レベッカの体をどかし、シャーロットの体を持ち上げ長椅子へと運ぶ]
(47)2006/09/21 02:28:20
農夫 グレンは、村長の娘 シャーロットの様子を見守りつつ、周囲を*警戒している*
2006/09/21 02:31:37
双子 リック
[倒れるシャーロット、駆け寄る人。
少年は少し躊躇うも、悲しそうな瞳をして呟いた]

シャーロットちゃんには…皆が居るよね。
だから、大丈夫だよね。
きっと…。

[そっとナサニエルから離れると、闇に還る様に歩いて行った]
(48)2006/09/21 02:32:13
雑貨屋 レベッカ
[グレンの眼光に、思わず気圧される。
彼がこんな目をしたことが今まであったか?]

……私は何もしていない。
ただ、倒れそうになっているのが見えたから駆け寄った、それだけ。

[憮然とした表情でグレンを見つめながらそう答え、
ナサニエルの方へと視線を送り]

……あんなモノをこの子が見せられたら、そりゃ倒れるでしょうに。

[下唇を噛んで、長椅子に横たわるシャーロットに寄り添った]
(49)2006/09/21 02:34:44
文学少女 セシリア
ステラが……告発しなかった?

[ふと気付いたように、グレンとステラを見遣って。
腕を組んで考える。]

もしステラがグレンを告発していたら……私とステラの、違う答え。
グレンは冤罪で殺されるかもしれない――無実の者が。
裏切り者にとっては喜ばしいんだろう。

それをしなかったのは――

既に、ステラに庇うべき者がいない、可能性。
窮地に追い込まれているならば下手なことは出来ないはず。
つまり、ハーヴェイが、ステラの仲間の裏切り者だった。

或いは、その冤罪を掛けたとしても、
グレンが殺されなかった場合。
ステラが占い師として信頼されていないと自覚している、か?

――そもそも、何故……ハーヴェイしか死んでいない?
(50)2006/09/21 02:37:21
冒険家 ナサニエル
あんなもの……
こんなもの、か。ふん。

[ひゅん、と空を切った鞭が、ばしりとハーヴェイをはじき飛ばした。]
(51)2006/09/21 02:51:24
雑貨屋 レベッカ
[シャーロットの寝顔を見つめながら、考える]

……誰かが、死を防いだ?
それとも、奴らが私達を弄んだ?

……わからない、まだわからない……

いずれにせよ、グレンとリックをまだ信じられる。
そして……誰を、疑う?

[セシリアとステラを交互に見比べる]
……それとも、

[ナサニエル、ヘンリエッタ、そしてシャーロットを見比べて]
……何が、真実なのかしらね。

[*嘆息。*]
(52)2006/09/21 02:53:18
文学少女 セシリア
[転がる屍体。ハーヴェイだったもの。
レベッカの言葉は間違っていないかもしれない。
もう其処に憎むべきあの男は――居ない気がした。

感情無く眺めた後、ゆるり、祭壇の方へ歩む。
見上げて。――聞きたいのは神の声?
否。ステンドグラスの向こうにある、光のような
いつかのラッセルの声かもしれない。]

――守る者か。
その人物が生きているから、人が死ななかった?
一体誰を、守って。

[残っているのは。視ていないのは、あと三人。]

ステラと、もう一人の裏切り者が生きているならば
私を守ったと考えるのが、道理だろうか……。

[まもるもの。もう一度口の中で呟いて、思案に耽る。
蝋燭は八つ。ゆらゆらと、少女の小さな背中を*照らす*]
(53)2006/09/21 03:00:38
農夫 グレン
[未だ目覚めぬシャーロットを見やりながら。
何か、ぶつぶつと呟いている]

ハーヴェイが裏切りモノならば、裏切りモノの占い師はオレを裏切り者と言えるはずがない。
裏切りモノを見つけた占い師は、用済みとなるのだから。

だが、ハーヴェイが仲間ならば、裏切り者はオレをどちらとも言えるはず。

ならば、次に殺すのは・・・、次に殺されるのは・・・。

[思考が何かに侵されたかのように、殺すという言葉が簡単に出てくる。

このままでは、オレは……狂ってしまう。


―――否、初めから狂っていたのか。

大切なコトのために、大切ではないモノを殺す。
それは既に、ヒトの所為ではなく、ケモノの―――性]
(54)2006/09/21 10:55:21
双子 リック
――仕方無いよ。

[グレンの後ろから声を掛ける。
少年の立っている場所は暗く、表情を伺う事が出来ない]

生きたいっていうのは、
僕達が産まれた時から…。
一番深い所に刻まれた命令なんだろうから…さ。
皆、死にたくなんかないよ。
…でも。

[そこまで言うと、声のトーンが少し下がった]

生きたいから、殺さなきゃいけなくて…。
殺されてしまう人も、きっと生きたいって思ってる。
………。

[それから先の言葉が出て来なくて、俯いた]
(55)2006/09/21 13:51:07
村長の娘 シャーロット
[浅い眠りの淵で声が聞こえる。

苦しげな声、
寂しげな声、

―――なかないで。

ころす、
ころされる、
ころす。

―――棘みたいに刺さって痛むのは何故。
どうして、
生きたいと願うことさえ罪になる。
大切なものを大切なまま――――]

……… ……

[薄らと目をあける。
大切な友達の向こう側で、ステンドグラスの天使が、やっぱり笑っていた。]
(56)2006/09/21 17:11:24
村長の娘 シャーロット
―――ぁ、
ぐれん……?

[何処かぼんやりとした声で名前を呼ぶ。]

リック…
レベッカおねえ、さん……

あれ、
……ロッテ……どして……

[体を起こそうとする。少しだけ眩暈がした。]
(57)2006/09/21 17:24:13
双子 リック
シャーロットちゃん…。

[シャーロットの背中から、支える様にして助け起こす。]

だいじょう、ぶ…?
突然倒れて…心配してたんだよ。

[起こし終えると、身体から手を離し、素早く元の暗がりに戻ろうとした]
(58)2006/09/21 18:07:29
冒険家 ナサニエル
おれたちも、もう8人か。
はじめは14人集まっていたはずなのにな・・・。

いつまでも告発をくださない占い師。いっそ、

 殺 す か 。
(59)2006/09/21 19:15:43
村長の娘 シャーロット
―――ぁ、
ロッテ、たおれた……の?

リック……ぁ、

[素早く去ろうとする少年。
其の服の端をそっと掴んで引きとめようと。]
(60)2006/09/21 20:12:48
冒険家 ナサニエル
シャーロット。起きたか。

覚えているかい……?
俺はステラにだけ占われ、きみは、セシリアにだけ占われた。

きみは、誰を信じ、誰を疑う?
(61)2006/09/21 20:20:53
双子 リック
[ローブの端を掴まれ、ぴたりと足を止める。
しかし、顔は俯いたまま]

なぁに?シャーロットちゃん……。
まだ起きたばっかりだから、あんまり動いちゃ駄目だよ…。
(62)2006/09/21 20:33:27
村長の娘 シャーロット
……………
……
…リック、いっちゃいそうだったから、その……

[どうしてだろう、嫌われてしまったのか。
リックが何処か遠くへ行ってしまいそうな気がして―――

そこへ、静かな声が響く。]


……ナサニエル、さ……
ロッテ、そっか……
セシリアさんに―――だけ。

[誰を信じ、誰を疑う?
誰を。
誰を?

俯いて、リックのローブの端を掴んだままの手を、白くなるくらいぎゅっと握って。]
(63)2006/09/21 21:29:49
冒険家 ナサニエル
そうだ。きみはセシリアにだけ。おれは、ステラにだけ。グレンと、リックだったか?このふたりは、両方ともに占われているんだ。

きみは、誰を信じる?誰を疑う?
(64)2006/09/21 21:33:10
文学少女 セシリア
[少し疲弊が滲んでいるのだろうか。
かぶりを振って。
立ち向かわなければならない、現実。]

殺す?

[耳を突く男の声。
睨むように一視した。]

後何度、殺せるかはわからない。
後何度、殺されるかは。

ただ、私はまだ視ていない――Schwarzを。

[視ていないのは、或いは幸いだろうか?
おそらくは目も背けたくなるような、深い黒。
それとももう、そんな黒は見えないのだろうか。
既に殺しているかもしれない――ハーヴェイが、そうならば]
(65)2006/09/21 21:39:12
村長の娘 シャーロット
……ロッテ……

みるちから―――
まもるちから――
ロッテ、まだ  わかんない、から……
でも、そうなのだと、したら。
リックと、グレンは……しんじられる、ひと。

……そうでなくても
リックを、グレンを……
レベッカおねえさんを、エッタを。
ロッテ、しんじてる。

[―――では、誰を疑うのか?
セシリアとステラを見る。
誰かが謂っていた、この中にはわるいひとが―――]
(66)2006/09/21 21:48:21
村長の娘 シャーロットは、俯き、頭を振って蒼い目で床を見つめた。
2006/09/21 22:06:31
双子 リック
[服を掴むシャーロットの傍に、俯いたまま寄り添う]

残った怪しい人って、誰だっけ。
もう八人しか居なくて…。
占いで見てない人が二人居て、片方づつ見た人が二人居て…。
僕はシャーロットちゃんもナサニエルさんも疑いたくない…。
…けど。

神様は、優しい怪物をつくるのかな…?

[そう言って、顔を上げる。
その瞳は先程の物ではなく。
翠と黄色が混ざった、ともすれば斑模様のような色に変わっていた]
(67)2006/09/21 22:10:44
お嬢様 ヘンリエッタ
[零れる涙を堰き止めるかのように瞼を閉じる。一度決壊してしまったものは中々元には戻らない。…腕で無理やりに涙を拭う]

……。

[躯の震えは治まらない――。あまりに長く震えているせいか、もう自分の身体はこうなのだ、と感じているような気がする。
ふ、と少しだけ緊張が抜けた気がした。
…バカなことを…]

…マルガリーテ…。

(闘わなくては。私は、闘わなくては…!)
(68)2006/09/21 22:12:31
村長の娘 シャーロット
……やさしい、かいぶつ……?
……っ…?

[首を傾げる。
と、
視線の先のリックの瞳が、見たこともない色で。]

……りっく、め……。
ふしぎな、いろ……

[頬に、手を伸ばそうとした。]
(69)2006/09/21 22:18:11
お嬢様 ヘンリエッタ
マルガリーテ。
今はどうなっているの?

『…。』

…そう。グレン様の潔白が証明されたのね。そしてハーヴェイ様がお亡くなりになった…。
これはどういうことかしら?

『』

そうね、そうねマルガリーテ。少なくとも能力者の裏切り者は尻尾を出すつもりがないようですわね。
私の考えている通りにステラ様が裏切り者だとするならば、ハーヴェイ様がお仲間で、既に後がない。自分の役割は裏切り者を見付けるまで、と考えているのならばそれを恐れたのでしょうか。

…ねえ。ねえマルガリーテ。余りに自然過ぎて私、少し怖いわ。少し視野を広げておくことも必要かもしれないわ。
(70)2006/09/21 22:26:58
農夫 グレン
[背後から少年の声が聞こえた気がした。
少女の顔があった場所―――今は何も無く、
ただ古びた長椅子が見えるだけ―――を見つめながら]

殺されるヤツも生きたいと思っている、か・・・。

[その言葉に思い出すのは4年前の浮浪の少女。

なぜ、彼女にパンなど与えたのだろうか。
なぜ、彼女に優しくなどしたのだろうか。
なぜ、確かめもせずに彼女を刺したのだろうか。
オレに会わなければ
オレを信用しなければ
彼女は死ぬことは無かったのに]

………あの少女もそう思っていたのだろうか。
オレに殺されたあの時
彼女もそう思っていたのだろうか。

あぁ・・・、それならば死ぬべきは、やはり―――オレなのか。
(71)2006/09/21 22:34:47
双子 リック
[白く美しいシャーロットの手。
それが頬まで届くや、再び顔を俯ける]

…そんな事、ないよね。
きっと違う。
酷い事をしてる人はこんな、賭けるような事はしない。
もしそうなら、占い師さんはもっと早くに襲われてる筈。
違う…よね。

[不安そうに呟く少年の肌は、とても冷たかった]
(72)2006/09/21 22:39:22
冒険家 ナサニエルは、俯く村長の娘 シャーロットを見つめて、溜息をついた。
2006/09/21 22:44:53
村長の娘 シャーロット
かけるような……こと?
みるひとたちが……もっとはやくに、おそわれて……

[冷えた肌、そっと頬を撫でて]

………
リック、さむい……?
(73)2006/09/21 22:45:30
村長の娘 シャーロットは、農夫 グレンの「死ぬべきは……」という言葉が聞こえたか、首を横に振る。
2006/09/21 22:46:20
冒険家 ナサニエル
優しい怪物……?
どういうことだい、リック。

こんなにひどいことをするやつが、どうしたってやさしいはずなんてないだろう。
賭け?占い師が……そうか。そうかも、な。

ヘンリエッタ、恐れることはないよ。じきに、わるいやつらを成敗してやるからね。
(74)2006/09/21 22:47:54
冒険家 ナサニエル
……?
いま、だれか。いや……

ヘンリエッタ、震えているじゃないか。
怖いのか?せめて、毛布をきちんとお掛け。
(75)2006/09/21 22:49:12
冒険家 ナサニエルは、お嬢様 ヘンリエッタが羽織っている毛布の裾を引いて、首まで覆った。
2006/09/21 22:49:50
お嬢様 ヘンリエッタ
[ナサニエルに声をかけられ、びく、と身体を震わし]

え、ええ…。
お気遣い、ありがとうございますわ…。

[されるがままになりながらも、少し、眼をそらした]
(76)2006/09/21 22:53:16
農夫 グレン
[過去の少女と、目の前の少女の姿が重なる。
少女が首を振った気がする]

…それでも、せめて大切なコト、
シャーロットだけは……守りたい。


今やるべきことは、裏切り者を見つけること。
そして、殺す―――。
(77)2006/09/21 22:58:45
双子 リック
大丈夫だよ…。
僕が心配してるは、シャーロットちゃんなんだから…。
寒くなんか、ないよ。

[俯いたまま、ぽつりと呟いた]
(78)2006/09/21 23:02:56
文学少女 セシリア
[暫し思案に鎖されていた少女は、僅かに視線を上げる]

……グレン。君が死ぬ必要なんてないだろう。
君にも光が、見えたのだから。

[それだけ小さく言って。
続く彼の言葉に、黙したまま、信徒席に座して頭を擡げる]

裏切り者か――

[多くを語らぬ修道女を、ちらりと見遣った。]
(79)2006/09/21 23:03:19
雑貨屋 レベッカ
[グレンの呟きが耳を刺す。
「裏切り者は殺す」―――そして、せめて残った希望を守る。]

……もう、後が無いかもしれないのよ。
ならば、少しでも犠牲を少なくするには……。

[彼女と同じ香りのする紫煙を胸一杯に吸い込んだ]

メイが裏切り者の一人なら、ナサニエルかシャーロットかヘンリエッタ。
そうで無ければ、ステラかセシリアのどちらかが。

そして、もう霊能者はいない。

守護者は―――わからない。
奴らが私達を嬲り殺しにする気かもしれない。
ほんの少しの希望を私達に与えて、疑心暗鬼の種を殖やして……

今、一番確実なのは……占い師と名乗り出た2人を殺すこと。
(80)2006/09/21 23:11:45
村長の娘 シャーロット
……まもる……

[グレンの言葉を反芻して。
自分に何が出来るだろう?
この真っ暗なやみの中で、大切な人たちをまもるために出来ること。]

……りっく……

ロッテも、リック しんぱいだよ……?
かぜひいたら、め。
(81)2006/09/21 23:12:16
農夫 グレン
[背後からセシリアの声が聞こえる]

セシリア、か・・・。

…何もせずに死ぬ気は無いよ。
ただ、オレの中の優先順位が変わっただけだ。

[セシリアの方へと視線を向け、微笑んだ]

そうだ、セシリア。
君には、ヘンリエッタを視てもらいたいと思っている。
もし良ければだが、頼まれてくれないか?
(82)2006/09/21 23:12:55
文学少女 セシリア
優先順位……?

[小さく復唱するけれど、彼の真意は量れずに。
微笑みを向けられて一寸戸惑うように目を逸らすけれど、続く言葉に、そう。と小さく相槌を打つ]

ヘンリエッタ、か……。
裏切り者がステラ以外に残っているのならば、
私はレベッカを、疑っていた。

グレンは、ヘンリエッタが気に掛かるのかな。
(83)2006/09/21 23:19:18
修道女 ステラ
――そうね。
守護者のことを考えず。
こうして2人ずつ死んでいくならば。

そしてハーヴェイさんが裏切り者ではないのならば。

セシリアさんを早いうちに殺さなければ、何れ裏切り者が台頭するのかしら。

――刺し違えてでも。

[右手のナイフの感触は冷たく。
鈍い痛みを発する左手を握り締める。]
(84)2006/09/21 23:26:38
村長の娘 シャーロット
……わるいひとから、
まもるひとが、
―――まもってくれたかも、しれない?
―――ちがうかも、しれない。

[レベッカの言葉、紫煙の香りが闇に漂う]

……わるいひと……
どこに、
……
うそついて、かくれてる……?
(85)2006/09/21 23:27:24
冒険家 ナサニエルは、手近な祭壇に、椅子を二脚用意して、一方に座った。
2006/09/21 23:35:21
冒険家 ナサニエル
やあ、ステラ。
深刻な表情だね。

ぜひ君の意見も聞きたいと思っていたんだ。その、占いの力を頼りたい。
まあ、座らないか?
(86)2006/09/21 23:37:33
農夫 グレン
あぁ、セシリア、優先順位だよ。

[レベッカを疑う?聞こえた言葉に答えるかのように、自分の意志をセシリアへと伝える。
オレが疑う相手は・・・]

オレが今、止めるべきだと思っている、殺すつもりなのは………ステラだ。

だが、もしソレでも裏切り者が残っているようならば・・・。
その時、レベッカを視たセシリアが、レベッカに闇―――Schwarzを視たと言われたら、オレはレベッカもセシリアも信用できなくなってしまう。

けれど、ソレがエッタならば…。
(87)2006/09/21 23:39:14
村長の娘 シャーロットは、視線を彷徨わせている。
2006/09/21 23:45:55
文学少女 セシリア
[占い師と名乗り出た二人。
レベッカのその言葉に、一寸思案して。]

ハーヴェイが裏切り者だったのなら、そう、残るはステラだけ。
ステラさえ殺せば、……終わる。

でもレベッカ……二人と言ったね。
もし、ステラを殺しても終わらず、私を殺して。

[其処まで紡いで、灯る蝋燭に目を移す]

あの蝋燭の炎――死者の数、消えた。
アーヴァインとハーヴェイ時以外は、一度に二本。
それに順ずるならば、私とステラを殺し、残るのは四つ。
残されたチャンスの数。もし其処で逃げられたら――

[裁き。嘲笑うようなあの血文字が、脳裏に過ぎった。]

私は――ステラを殺す。
けれどもしそれで終わらない場合。私は視なければ。――Schwarzを。
(88)2006/09/21 23:49:03
お嬢様 ヘンリエッタ
……。

[がり、と既に抉れてしまった爪を噛み、思考する。はじめから積み上げなくては、ダメだ…。惑わされる。]

……私の結論は、変わりません。
ステラ様が裏切り者であり、ハーヴェイ様、メイ様がそのお仲間であった、と考えております。

[悩みながら、考え考え]

ステラ様。…誰がセシリア様のお仲間であると考えていらっしゃるのか、お考えをお聞かせ下さい。
これが、恐らく…最後です。
(89)2006/09/21 23:53:25
冒険家 ナサニエル
守る人?
そんなひとがいればずいぶん頼もしいだろうが。
ふむ。そういえば、犠牲者がいなかったのか……さて。
(90)2006/09/21 23:54:58
雑貨屋 レベッカは、不機嫌そうに吸殻を踏み潰している。
2006/09/22 00:04:50
農夫 グレンは、村長の娘 シャーロットに頷いた。
2006/09/22 00:09:51
文学少女 セシリアは、揺らめく炎を見つめ、一筋流れる蝋を、つ、と指で掬った。
2006/09/22 00:12:11
雑貨屋 レベッカは、文学少女 セシリアを何も見ていないような瞳で見つめた。
2006/09/22 00:13:02
冒険家 ナサニエル
……?
ヘンリエッタならば、なんだ?気になることを言うじゃないか。
(91)2006/09/22 00:15:08
文学少女 セシリア
何の優先順位、なのだろう……。

[真っ直ぐに繰り返す彼の言葉に押されるように、不思議そうに呟いた。続く言葉を一頻り耳にしては、じっとグレンを見つめ]

つまりそれは、レベッカが裏切り者ではないと思っている。そういうことで良いのかな。
私は彼女が見えない――
ヘンリエッタはレベッカに比べれば、よく考えている聡明な子だと思っているよ。……但し、それが仮面でないとも言い切れない。私もヘンリエッタを全く疑っていないわけでは……ないからね。
(92)2006/09/22 00:16:19
村長の娘 シャーロット
……やみ……
やみをみつける……

ステラさん、ロッテをしんじてくれたから
みなかったって……
……でも、どうしてかな……

[ぼんやりと呟きながら]
(93)2006/09/22 00:17:08
お嬢様 ヘンリエッタ
[亡羊と意識が揺らぐ。…なんだ、一体…。
蝋燭の炎と、耳鳴りと、強い頭痛と。
くらくらと途切れそうになる意識を何とか保つ]

…くっ…!
(94)2006/09/22 00:17:18
村長の娘 シャーロットは、双子 リックの髪の毛を撫でながら何か考え込んでいる。
2006/09/22 00:17:22
修道女 ステラは、冒険家 ナサニエルに小さく首を振った。――声が出ない、と言わんばかりに。
2006/09/22 00:17:52
雑貨屋 レベッカは、慣れない紫煙に咽た。
2006/09/22 00:18:28
雑貨屋 レベッカ
[シャーロットの言葉をぼんやりと聞き、それに相槌を打つ]

そうだね、シャーロット。
わるいひとっていうのは、隠れたがるものだと思う。
よく昔話にあるじゃない?こっそり隠れて人の物を盗む化け物とか。

―――少なくとも、メイは隠れる気が無かった。
譬え、本当は占い師でなかったにせよ、長生きするつもりも無い態度だった。
ならば、命を懸けて本当のことを言おうとしたか、
何か理由があって命を懸けてでもラッセルと刺し違えようとしたか……そのどちらかのような気がする。


なら、悪い人は?
……1人は少なくとも、ステラかセシリアのどっちか……そんな気がするよ。
(95)2006/09/22 00:24:33
文学少女 セシリア
[殺せばいい。
終わる。終わる。きっと終わる。
ステラを殺せば終わる。――……

びりり。ローブの長い袖を破って。
それは薄蒼の長い紐になる。
これで。これで――]

終わり、だ――。

[斯して、少女の決意は――]
(96)2006/09/22 00:25:35
農夫 グレン
セシリア、オレは・・・。

…オレはその時、セシリアとレベッカのどちらが裏切り者か判断を付けれなくなるということだよ。
(97)2006/09/22 00:25:47
村長の娘 シャーロットは、雑貨屋 レベッカに小さく小さく頷いた。
2006/09/22 00:26:06
村長の娘 シャーロット
……ッ

[は。と息を吐く。
喉が詰まるような、
眩暈がするような]

……ぁ
(98)2006/09/22 00:27:07
文学少女 セシリアは、農夫 グレンに頷いた。「解らない――でも。……ヘンリエッタを視るよ」
2006/09/22 00:28:05
雑貨屋 レベッカ
[シャーロットの言葉をぼんやりと聞き、それに相槌を打つ]

そうだね、シャーロット。
わるいひとっていうのは、隠れたがるものだと思う。
よく昔話にあるじゃない?こっそり隠れて人の物を盗む化け物とか。

―――少なくとも、メイは隠れる気が無かった。
譬え、本当は占い師でなかったにせよ、長生きするつもりも無い態度だった。
ならば、命を懸けて本当のことを言おうとしたか、
何か理由があって命を懸けてでもラッセルと刺し違えようとしたか……そのどちらかのような気がする。
(99)2006/09/22 00:28:52
修道女 ステラは、無言のまま、ナイフを握り締め――
2006/09/22 00:29:06
農夫 グレン
[目に見えない、重い気配が体に纏わり付くような錯覚を覚える]

重い、重いな・・・。
いっそ、狂ってしまえたらどんなに楽なんだろうな・・・。

…ハーヴェイ、お前には狂わない覚悟というモノもあったのだろうか?

[既にここには無い、ハーヴェイ、その意志を思う]
(100)2006/09/22 00:29:13
お嬢様 ヘンリエッタ
メイ様の件は、既にお話ししたとおり。

…仮にステラ様が真実を語っていた場合は、セシリア様が裏切り者です。自らの出した結果を裏切らぬように行動することで信を得てきました。
リックさんを告発しなかったのはリックさん、ステラ様を連続で手に掛けた場合に辻褄が合わなくなるため。グレン様を告発しなかったのは明日への繋ぎ。
…これだけの材料で判断するならばありえないことではない、と考えます。

シャーロット様を疑っていた、という記憶に基づけば…万が一、億が一、いえ…兆が一セシリア様が裏切り者であれば、レベッカ様がその相方…、というのが私の、考えになり、ます…。
また、そのようなセシリア様の行動から、ステラ様が本物で、ハーヴェイ様が潔白であったとしたなら、また…。

[ぐ、と唇を噛み締め、レベッカを見つめる]

しかし。…しかし…!
やはり、これまでのステラ様の行動、そして、ラッセル様のお立場。その全てを考えると裏切り者は、やはり…!

[強い意志を持った瞳で、ステラを、見た]
(101)2006/09/22 00:29:29
双子 リック
[シャーロットに撫でられ気持ち良さそうにしていたが、ふと何かに怯える様に身体を離す]

こわいものが、くるよ…。
(102)2006/09/22 00:29:31
村長の娘 シャーロット
―――……まもる。

[蒼い瞳に蝋燭の光が映って、ゆらり―――]
(103)2006/09/22 00:29:41
双子 リックは、瞳が翠色に近い輝きをした。
2006/09/22 00:29:46
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