お嬢様 ヘンリエッタ [何事か意味も聞き取れぬ言葉を叫びながらラッセルを穿つハーヴェイに、呼応するかの如くがくがくと躯を震わせながら哄笑をあげる] ひひ、ひぃう!ひぐっ! 『くすくすくす!!しんだじゃない!あははは!ほら、へんりえったァァ!ラッセルは死んじゃったよ!アンタがまよってるから!アンタが心の底で望んでたからね!そうでしょ?そうそう!くすくすくすくすくす!!ふふふふふ!』 のぞ、望んでなんか!望んでなんかないよまるがりぃて! 私はそんなこと考えげふ、ごふうぅぅう?? 考えてませんわ! 『ウソだ!あははははあは!でもコーネリアスも一緒に死んじゃったぁね、あはは!あんたあいつ嫌いだったもんね!うんうん嫌いだった!くすくすくすくすくす!!!くすくす!!あははは!!』 | |
(38)2006/09/20 01:45:17 |
お嬢様 ヘンリエッタ 『くすくす!!あははははは!!あの糞詩人が死んじゃったらラッセルはトンだ無駄死にだねあはははは!!ねえあいつの真偽さえわかればせめてもの慰めだったのにあはははおかしいあああははは!くすくすくすくす!!』 そんな!そんなことはァあ! 『ウソだ!あははははは!アンタには打算があったんじゃないの?くすくすくす!!あはははは!!アンタが望んだとおりに!くすくすくす!世の中うまくいかないわァうふふふ!』 ……ッ!!ッッ!! 『おとおさまもぉ、ね、あんな変態親父は死んで当然だものねくすくす!あははは!!』 ちがッッ!?ちがううぅうよ!? お父様はぁ!! 『くすくすくす!無理しなくていいのよヘンリエッタァァァ……!!ふふふふふ、うふふふふふふ!!おやすみヘンリエッタ、貴女はいいこよ?ねえそうでしょくすくすくす!!』 う、う、ううう?まるがりぃて、まるがりいてえええええ!! 『おやすみ、おやすみなさいな。いいこだから!くすくすくす!!あはははは!』 [高らかに哄笑をあげ、みしりと音がするほどに人形を抱き締めて、少女は*倒れこんだ*] | |
(47)2006/09/20 01:57:19 |
お嬢様 ヘンリエッタ [躯がつめたい。とても、つめたい。 饐えた臭いが鼻につく。この感じには覚えがある。いつだったか忘れもしない。あの―――] う…う…。 [ずきり、と抉られたかのような頭の痛み。ここ最近痛みが増している気がする] いた…、いたい…。 マルガリーテぇ…私、あたま、いたいの…。 う…。 [くすくす、くすくすと遠くで誰かが笑っている。くすくす、くすくす、と嗤って、いる] 『起きるのよ…。さぁヘンリエッタ…いいこでしょ?もう起きていらっしゃい。くすくす!』 あ、う、うぅ…。 [苦しげに呻き、ゆっくりと目を開く。冷たい床で寝ていたせいなのか、それとも。ぐらぐらと崩れ落ちそうな躯を何とか引き起こした] | |
(72)2006/09/20 21:16:02 |
お嬢様 ヘンリエッタ [頭が痛い、とても痛い。そして寒い。がくがくと震えるほどに。頭がいたいのは、なぜ?寒いのは、なぜ?] 『…それは風邪を引いてしまったからよ?』 [優しい声でマルガリーテが教えてくれる。きいてもいないのに、おしえてくれる] そう、そうなのねマルガリーテ。 不摂生だったのね、床で眠ってしまったからかしら。 『そうよヘンリエッタ…。風邪を引いたなんていってはお父様を心配させてしまうわ』 ああ…そうね、お父様にご心配をかけるわけにはいかないわ。しっかり…しっかりしなきゃ。 いいこに、してなきゃ…! 『ほら、前を向いて…ね?くすくす!』 [ゆら、と幽鬼のように身体をぐらつかせながらも前を見る。解れた髪の毛にとめる余裕もなく。されどもぎり、と奥歯を噛み締めて。 その姿は幼いながらも妖しげな美しさを醸し出してた] | |
(76)2006/09/20 21:38:05 |
文学少女 セシリア [ちらりと興味なさ気に、ステラを見遣る] どうすればいい、か? 相談でもすればいいんじゃないのかな? 君には仲間がいるんだろう。裏切り者の仲間が。 [冷たく言い放っては、額に手を当て一寸の思惟を廻らせる] ステラを殺せば、確実に裏切り者は一人葬れる。 そう、既に見えている者から殺せば良いのか? それで残りはたった一人。 でも、ステラを生かしておく価値……無いとも、言えないか。 ステラが死んだら、彼女の仲間の情報も、一緒に葬られてしまうのだからね。一寸興味深いのは、ステラが口にする虚偽の占いの答え。誰にYesを、誰にNoを。半ば手探りのこの状況で、ステラはどんな嘘を吐く? 一種の判断材料には……なるのではないか…… | |
(77)2006/09/20 21:45:23 |
文学少女 セシリア レベッカ。あの傍若無人な女か。 [名を復唱し、その名を持つ栗色の女の姿を見遣る。 明らかにその表情に嫌悪感を露にした] あんな女と仲間であるなど、冗談でもよしてくれないか。声を聞いているだけで耳が腐りそうだ。反吐が出るよ。 [は、と小さく嘆息を吐いて、ゆるりかぶりを振る] ステラの行動――何処かで仲間を庇っているのか? そう言えば前に誰かに言われていたね。 子供が書ける文字じゃない。確かにそれは道理だろう。なら簡単だ。ステラが仕組んだ。それだけだろう。 子供を庇う――しかし、リックもシャーロットも違った。 じゃあステラが庇っているのは……ヘンリエッタ、か? | |
(88)2006/09/20 22:15:03 |
雑貨屋 レベッカ [陶然とした笑みを浮かべて一頻り舐め取った後、その柔らかな手を握ったまま呟く] シャーロットは、綺麗だね。 皆は「ばかなこども」って言うのかもしれないし、 他の人がそういう風に言ってるのも聞いたことはあるよ。 でもね、私には神様に近いように見えるんだよ。 こっち側の世界じゃなくて向こう側の世界に近い所にココロがあるから、 こっちのことなんて見えなくていいように神様が創ったんだって。 神様がシャーロットのことを好きだから、そうしたんだって。 [そう語りかけながら、段々と笑みが崩れていく] ……私は、そんな風になりたかった…… もっと純粋に、もっと静かに生きていけるようになりたかった……自然の中で、神様に包まれて…… …………こんなモノなんか見ずに、殺意なんか持たずに、生きたかった……! [笑顔を繕う事など、出来ない。ただ、膝から崩れ落ちた。] | |
(89)2006/09/20 22:15:42 |
雑貨屋 レベッカ う……うぅっ……! うわぁぁぁ……やだ、やだよぉ…!! ……死にたくない、本当は死にたくないのに……怖い、怖いよぉ……! かみー、らぁ……カミーラ、カミーラ……!! [シャーロットの体温に包まれて、抑え付けていた物が緩みきってしまったかのように一頻り泣きじゃくった。 背中に回される細い腕が、柔らかく響くたどたどしい祈りが、あまりにも優しくて、哀しかった。] ごめ、シャ、ロ……泣きたいのは、しゃーろ、と、なの、に…私の方が、お、おねえさん、なの、に…… ほんとは、わたし、が、こうしな、きゃいけないのに…… [華奢な胸に顔を埋めながら、呼吸を整えようと努力する。 私は、守らなければならない。私は、私の為すべきことを為さねばならない。そのために、今は少しだけ。] | |
(96)2006/09/20 22:33:30 |
雑貨屋 レベッカ [周りの様子を伺いながら、静かに口を開く] セシリア、貴方は「ステラを生かしておいてどんな嘘をつくかを見たい」と言ったね? だけど、果たして彼女の物言いだけを聞いてそれが嘘か否か判別出来るの? 正直、貴方の視点からは徒労に終わるだけのような気がするけどね。 私達にとっては、判断材料が増えて有益かもしれないけど……どうなのかしらね。 それとも、ステラが殺されてはまずい理由でもあるのかしら? ―――一番シンプルなのは、貴方達二人のどちらかを殺すことなんだけど。 コーネリアスの戯言が真実ならば、殺戮が続く限り貴方達の言葉を信じる術はもう無いのだから……。 | |
(118)2006/09/20 23:10:34 |
書生 ハーヴェイ >>149 [グレンの言葉に、は。と悪態をつき。] 意志を貫く・・・当たり前だろうが。 今、俺たちは自分が生きるために裏切り者を殺そうとしている。 俺は俺が生きるために。 お前はお前が生きるためにな。 あのシャーロットって穣ちゃんを守ること自体、お前が生きてなきゃ出来ねえことだ。 もっとも、俺は生きててもカミーラを守れなかったがな。 まともに貫けもしない意思で、自分の命なんぞ守れるわけもねえだろうが。 ・・・違うか? | |
(151)2006/09/21 00:09:34 |