冒険家 ナサニエル [ジルベールとの会話が終われば礼をして部屋を出る 既に客人が退いたエントランスへと戻れば、 アーヴァインの傍へと近づいた] ……アーヴァイン、様…。 [彼の姿を前にし頭を垂れれば改めて黙祷を捧ぐ 彼を呼ぶ声は普段にはない悲痛さが漂い 其の声は他の使用人に聞えていたかは解らない 血の海に落ちるアーヴァインの手を見つければ、 其れを拾い其の手の甲に口付けを落とし其れを身体の傍へと置いて そして、また瞳に何時もの色を戻せば 彼の身体を別の場所へ移そうと しかし少し思い当たり、 取敢えずはキッチンメイドの遺体を片付けて置くよう指示をだし、 薔薇園の方へと向かった] | |
(209)2006/09/18 07:01:20 |
学生 ラッセル [頬を撫ぜられるのに猫の様に目を細め、 ハーヴェイが猫足の椅子に落ち着いてクロスタイを解くのに、 注がれる視線を受け止め憂いを帯びた碧の双眸が瞬く。] 私の名はラッセル・S・クロートシャーレン。 [タイに手をかけるとアレキサンドライトキャッツアイは紅く揺れ、 ハーヴェイを見つめたまま解いたタイを離せば床に音も無く落ちて、 一つ、一つ、ボタンを外しつつ言葉は続く。] けれど私にはもう一つの名があります。 [身に纏う全てを脱ぎ捨ててしまえば、 華奢な白い肢体を隠す様子も無くハーヴェイに歩み寄り、 其の顔の前に血の滲む細い指で十字を切る。] ――真紅、と。 [されたのと同じ様に手の甲でハーヴェイの頬を撫ぜた。] | |
(228)2006/09/18 17:05:55 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>265 [真剣な表情でオードリーを見つめ] 今私達の置かれている状況に関することです。 ただならぬ状態なのはオードリー様も感じていると思いますが……、 単刀直入に言いましょう。 私達は……荊の檻に囚われた生贄です……。 詳しくは省きますが私達の魂を欲する者達がいます……。 | |
(268)2006/09/18 23:34:09 |
学生 ラッセル …そうかも知れませんね。 けれどいきなり使用人に襲われたりする状況ですからお気をつけて。 [さらと言ってのければ傍らの使用人は恥じ入って俯く。] 武器等持って他者を傷つけるくらいなら鍵でもかけて部屋に閉じ篭って居られる方が安全かとは思います。 相手も武器を持ち其れにより狂気は増幅する。 他者を傷つけると言う事は同時に他者に傷つけられる可能性を孕みます。 誰も武器を持たなければこんな事にはならなかったのに。 [昨夜の様子を思い起こして僅かに苛立たしげに呟き、 キャロルに視線を戻せば憂いを帯びた眸が真っ直ぐに見つめる。] 武器を持たずに出歩かれるならば危なくなったら逃げる事です。 | |
(281)2006/09/19 00:26:08 |
酒場の看板娘 ローズマリー >>280 すみません……、結局は黙っている事もできずに……。 オードリー様……。 [オードリーの様子に俯いたままで] その上でも…私は…オードリー様のために尽くしたいと思います……。 オードリー様のためならばこの命すらも惜しくはありません。 | |
(282)2006/09/19 00:26:11 |
酒場の看板娘 ローズマリー [オードリーの方を見つめて] 私にとっての一番の最優先事項はオードリー様のためであることです…。 私は…オードリー様のためならば他の全てを裏切ろうとも、 捨てようとも怖くはありません…。 [ドアをあけて一礼をして] オードリー様、おそらくは私の事は向こうに勘ずかれていることでしょう。 いつこの身がどうなるかはわかりません…。 もしもの時は…昨日お持ちした武器を……。 私は……もう少し手がかりを探しにいってまいります。 [合鍵を見せて] 決して私以外の人がきたときには開けないでくださいね…、 オードリー様の身が……、 [それ以上は言葉は続けられずドアを閉め鍵をかけてその場を後にした] | |
(294)2006/09/19 00:54:27 |