人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1879)【 EROTIC&HERETIC 】 : 1日目 (1)
 集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。

 人狼なんて本当にいるのだろうか。
 もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
自警団長 アーヴァイン
 あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
 この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。

 当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。
 とにかく十分に注意してくれ。
どうやらこの中には、守護者が1人、狂信者が1人、霊能者が1人、占い師が1人、人狼が2人、含まれているようだ。
現在の生存者は、書生 ハーヴェイ、見習いメイド ネリー、酒場の看板娘 ローズマリー、踊り子 キャロル、未亡人 オードリー、学生 ラッセル、学生 メイ、お嬢様 ヘンリエッタ、流れ者 ギルバート、冒険家 ナサニエル、美術商 ヒューバート、の11名。
見習いメイド ネリー
―エントランス・ホール―
[フットマンから渡された調書にサインをする青年を見やれば軽く一つ会釈して。
ふわりと彼に微笑めばメイドらが手荷物を部屋に運ぶべく預かれば2階へと姿を移して行く。]

…お客様、ようこそ御出でなさいました。
本日は誠にご足労有難う御座います。

[客間女中、他のメイドらとは少し違う服を身を包み、
細やかなレースの刺繍がかすかに揺れる。]

ハーヴェイ・クライトン様。

[今までに幾度見かけたであろう彼の名を、澄んだ雲雀のような声で名を呼んで。]
(0)2006/09/15 00:03:22
書生 ハーヴェイ
[正装に身を包んだ彼はシルクハットを外し、目の前のメイドに軽く微笑んだ。視線はぼんやりと漂う]

いいえ、いいえ。出迎えご苦労様です。
アーヴァイン公のお姿が見えませんが、本日の予定はどのように。

[とりわけて何をするとも書かれていなかった招待状を思い返し、さりげなく屋敷内を見渡した]
(1)2006/09/15 00:15:59
学生 ラッセル
[獣を想わせるゆったりとしなやかな足取りでサロンへ向かい、
メイドと客らしき男性を見遣り足を止め小首を傾げ碧の眸が瞬く。
一拍の間を置いて後に桃色の薄い唇を開いた。]

御機嫌よう。
客人は他にもいらっしゃるんですか?
(2)2006/09/15 00:17:49
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/15 00:26:11
書生 ハーヴェイ
[彼はゆるりと足を引き声のする方に身体を向けて、声の主へと会釈を]

はじめまして。
どうやら私のほかにも客人がいらっしゃるようですね。
賑やかな事が好きなアーヴァイン公らしい。

[顔を上げれば青年へと視線を投げかけ微かに微笑む]
(3)2006/09/15 00:31:50
踊り子 キャロル
[ある程度部屋に馴染めば、ゆっくりと部屋の外に出る。
少し歩けば聞こえてきた声に少し立ち止まり、耳を傾けて。]

私以外にも何人かお招きに預かってるのね。
確か招待状には 素敵な一時と――。
一体どんな一時を過ごさせてくれるのかしら?

[呟いてから、どこまでも整った歩き方でサロンの方へと向かう。
何人かの前に出れば、美しく、そして機械的に丁寧なお辞儀を。]

初めまして。
キャロル・L・ラピリエールと申します。

[浮かぶ笑みはあどけなく、しかしそれでいて妖艶で。
それは年齢より幼くも、また、大人にも見えて。]
(4)2006/09/15 00:37:08
学生 ラッセル
…そうなんですか。

[切れ長の双眸をを僅かに眇め、
微かに憂いを帯びた笑みを返す。
声に向き直ればゆっくりと長い睫が瞬き、
少女の様で居て淑女の様な女性。]

御機嫌よう、キャロルさん。
…私はラッセル・S・クロートシャーレンです。
(5)2006/09/15 00:41:12
見習いメイド ネリー
アーヴァイン様からは数日の短期滞在として、
ささやかなパーティーを開くという事で伺っております。
普段お世話になっている方々を招いて、という事で本日はお越し頂いたと。

[エントランスから覗く薔薇園をちら、と視線で流しながらふわりと微笑む。
ゼラニウムの花のような髪の色の青年に声を掛けられれば、]

ええ、そのように。
サロンルームでお寛ぎされている方も居れば、
部屋へお通しした方々もいらっしゃいます。
中には遠い所からいらっしゃった方もおりますゆえ、
今は暫し屋敷でご歓談を、と。
(6)2006/09/15 00:42:18
書生 ハーヴェイ
[目の前の青年が向き直れば、彼も同様に視線を移す。
現れた若き女性へと一礼をすればたたえる笑みは先ほどと同じ]

はじめまして。
ハーヴェイ・クライトンと申します。
…どうやら新鮮な晩餐になりそうですね。

[見知らぬ顔ぶれに彼はそう目を細めた]
(7)2006/09/15 00:46:48
見習いメイド ネリー
ラッセル・S・クロートシャーレン様。
キャロル・ラピリエール様。
ハーヴェイ・クライトン様。

改めてお目に掛かります。
私、ネリー・フィスメルと申します。
このたび皆様の身の回りの世話をさせて頂く為、ご挨拶をと。

[モスリン地のエプロンが揺れれば軽く会釈をして。]

何なりと申し付けくださいませ。
(8)2006/09/15 00:48:23
見習いメイド ネリーは、(中:すみません、キャロル様のお名前、間違えましたね…。)
2006/09/15 00:49:59
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/15 00:54:51
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/15 00:56:59
書生 ハーヴェイ
ええ。こちらこそ、滞在期間中よろしくお願いします。

[何なりとと言われれば彼は暫し逡巡して]

そうですね。
可能であれば時間まで薔薇園の方へ足を運びたいのですが。
(9)2006/09/15 00:58:12
踊り子 キャロル
[ラッセルとハーヴェイの方へ向き直り、改めて一礼をする。]

よろしくお願いします、ラッセルさんにハーヴェイさん。

[二人に薄く微笑めば、今度はネリーの方にもふわりと微笑み]

初めまして。パーティ、楽しみにしてます。
これから暫く、よろしくね。

[ささやかなパーティ……
直接の知人ではないのに招かれたということは、
アーヴァインという人は父と関係のあった人なのだろうか。
そんなことをぼんやりと考えて。]
(10)2006/09/15 00:59:20
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/15 00:59:27
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/09/15 00:59:33
お嬢様 ヘンリエッタ
[部屋の外から複数の気配を感じる。
どうやら招かれたのは自分だけではないらしい]


よし。
少し他の招待客を物色しに行こう。


[長旅を感じさせない軽い足取りで、サロンルームへと向かった]
(11)2006/09/15 01:01:12
学生 ラッセル
随分と賑やかな宴へのご招待だったんですね。

[淡々と呟く。
メイドから順に二人に顔を向けアスコットタイが揺れ、
アレキサンドライトキャッツアイがちらと明かりを弾く。]

皆さん宜しくお願いします。
…この時間から薔薇園ですか?

[ハーヴェイに小首を傾げ、
日の暮れた暗い薔薇園へと視線を移し、
新たな少女の登場に僅かに双眸を眇める。]

御機嫌よう。
(12)2006/09/15 01:04:21
お嬢様 ヘンリエッタ
[サロンルームに着くと、神妙な面持ちで周囲を見渡す]

御機嫌よう。
ええと…見たところみなさんはじめましてのようですね。

私はヘンリエッタと申します。
ヘンリエッタ・S・スカーレット。

みなさん、どうぞよろしくお願いいたします。
(13)2006/09/15 01:06:18
見習いメイド ネリー
――中庭の薔薇園ですね。
大体の部屋からは眺める事も出来ますので。

お望みとならばそこまでご案内致します。

[ハーヴェイにそう告げれば手で「どうぞ此方へ」と言わんばかりに示して見せる。]
(14)2006/09/15 01:07:42
お嬢様 ヘンリエッタ
あ、声は聞こえていました。ラッセルさんですよね?
御機嫌よう。

[笑顔で挨拶を交わす]
(15)2006/09/15 01:10:20
美術商 ヒューバート
−客室−

[ソファに腰掛け葉巻を吸っていたが、灰皿で火を消すと、傍らのメイを呼ぶ]

メイ、紅茶が冷めてしまったようだ。
新しいものを。
(16)2006/09/15 01:10:29
書生 ハーヴェイ
ええ。この屋敷の薔薇は見事でしてね、私がここを尋ねる時の愉しみの半分くらいはあの園が占めているのですよ。

[彼は首を傾げる青年の脇を通り、日の暮れた薔薇園を眺めながら闇にくすむ赤に目を細めた。

サロンルームにやってきた赤い髪の少女がお辞儀をすれば、先ほどと同じように自分も名乗り。
メイドに案内されるままにそのまま足を進めて、一度振り返りゆるりと会釈を]

ええ、それでは私は薔薇園におりますので。
皆様また後ほど。
(17)2006/09/15 01:13:11
見習いメイド ネリー
お楽しみ頂ければそれに越した事は御座いません。
暫しの間、どうかお寛ぎ下さいませ。

[微笑まれればそうキャロルへと、笑み返して。]


ヘンリエッタ・S・スカーレット様。
ネリー・フィスメルと申します。
有事の時はどうぞ、遠慮なく申し付けて下さい。

[ふわりと微笑むと軽く会釈をして。]
(18)2006/09/15 01:14:53
お嬢様 ヘンリエッタ
[ハーヴェイの問いに対するネリーの答えを聞き]


私も行ってみようかな、薔薇園。
さっき部屋の換気をしたとき、良い香りがしたんですよね。


[笑顔でそう、呟いた]
(19)2006/09/15 01:15:04
学生 ラッセル
[少女の言葉に頷き幾らか柔らかで優しげなけれど、
矢張り何処か憂いを帯びた微笑みを浮かべる。]

宜しくお願いします、ヘンリエッタさん。

[ハーヴェイの言葉に再び薔薇園へと視線を移し、
視線を戻せば薔薇園へと向かう二人を見送る。]

そうですか、楽しんでらして下さい。
(20)2006/09/15 01:15:32
学生 メイ
―客室―

はい、マスター。

[ヒューバートの言葉に頷くと立ち上がり。
メイドの一人にお湯を頼む。
戸口で2、3言葉を交わすとお湯の入ったポットを持ったまま振り返り]

マスター、皆サロンに集まってるようだけれど……
どうしようか。
(21)2006/09/15 01:16:36
書生 ハーヴェイは、月明かりとガス灯にうっすらと照らし出される中庭へと。
2006/09/15 01:17:33
踊り子 キャロル
[ヘンリエッタが現れると、またも美しく機械的にお辞儀をし、あどけなく、それでいて妖艶な笑みを彼女に向けた。]

よろしく、ヘンリエッタさん。
キャロル・L・ラピリエールです。

[薔薇園の方へ向かうハーヴェイを見送れば、暫しの沈黙。
小首を傾げて少し考え事をしているようで。]

……招かれた皆さんはお知り合いというわけでもなさそうね。

[ぽつりと、呟く。]
(22)2006/09/15 01:18:03
書生 ハーヴェイは、お嬢様 ヘンリエッタに気付くと、散歩をいたしますかレディ。と出口で佇む
2006/09/15 01:18:45
見習いメイド ネリー
…アーヴァイン様も仰ってます。
夜に満ちた薔薇園も美しいと。
もしも薔薇のご希望があればどうか私まで申し付けくださいませ。

[ラッセルへそう言うと、其の場の面々と顔を合わせながら。
近くにいたメイドに其の場を任せると、
ハーヴェイとヘンリエッタを案内すべく出入り口から歩き出して。
厳重に南京錠で閉じられた薔薇園の入り口の鍵を外せば夜に満ちた薔薇園が目の前に広がる。]
(23)2006/09/15 01:23:18
美術商 ヒューバート
[メイの問いに、立ち上がって窓の外を見ながら答える]

アーヴァイン公は、サロンに居られるのか?
そうでなければ、急ぐこともない。

もう暫く、紅茶を飲みながら、この美しい庭の薔薇を
窓から眺める…というのも悪くないだろう。
(24)2006/09/15 01:23:31
学生 ラッセル
そのようですね。

[傍らから聴こえる呟きに小さく呟き返し、
向き直れば少しキャロルを見つめ首を傾げる。]

薔薇園へ行かれないのであれば紅茶でも頂きませんか?

[メイドの言葉にはただ頷いて見送った。]
(25)2006/09/15 01:27:55
お嬢様 ヘンリエッタ
[招待客との挨拶を済ませながら、優雅な足取りで薔薇園へと向かう。
ハーヴェイと目が合うと]


ええ、ハーヴェイさん。
私で良かったら是非お願いします。
ちょっと心細かったんです。
ありがとうございますね。


[小声で照れくさそうに呟いた]
(26)2006/09/15 01:29:38
学生 メイ
……公は見えてないみたいです。

[ヒューバートが動く気がないのを見ると、受け取ったお湯でお茶を入れ始める。
紅茶とは違う、オレンジの甘い香りが漂い]

おやすみ前だからハーブティーにしてみたよ。
マスターもお疲れのようだからそろそろ休んではどうかな?

[カップを差し出しながら、顔を見上げて]
(27)2006/09/15 01:30:02
踊り子 キャロル
[ラッセルの申し出にほんの一瞬目を丸くするも、すぐに微笑み]

そうね、是非ご一緒させてください。
部屋から薔薇園は見ていたけど、そういえば何も飲んでなくて。
緊張でもしてたのかしら。

[少し困ったように微笑む姿は、少しだけ幼く見えて。]
(28)2006/09/15 01:33:32
見習いメイド ネリー
夜間は基本的に開放してません…薔薇を盗み出す輩も過去に居ます故。
ので、申し付けて下されば何時でも開放致します。

どうかハーヴェイ様も、ヘンリエッタ様も足元にはご注意を。
手入れは欠かさずしておりますが、棘は基本的には抜いていませんので。

お手も刺さらぬよう、余り触れぬが宜しいかと。

[困ったような笑みを孕むと薔薇園へ通して。
真上のガス燈に目をやりながら。]
(29)2006/09/15 01:34:33
美術商 ヒューバート
[カップを受け取ると、もう片方の手でメイの頬に触れ]

フフ、お前は私に過保護なのだな。
確かに、サマーセットの屋敷から馬車での長時間の移動、私も少し疲れている様だ。
そうしよう。

[微笑してから、く、と一口ハーブティを口に含む。
口腔内にゆったりと甘い香りが広がる。
そのままカップとソーサをテーブルに置き]

では、仕度を。
(30)2006/09/15 01:36:34
書生 ハーヴェイ
[ヘンリエッタの手を取り、中庭へと続く階段をエスコートして降りる]

いいえ、いいえ。薔薇のようなレディとご一緒できて光栄ですよ。
……足元、お気をつけて。

[心細いという言葉には夜を見上げて]

ええ、そうですね、夜の薔薇は少し厳かで恐ろしさのようなものもありますね。

[煉瓦の小道を並んで歩きながら、
薔薇の垣根の隙間を縫うように流れる風は涼しく。
甘い香りに目眩を覚える]
(31)2006/09/15 01:36:44
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/15 01:42:17
学生 ラッセル
[キャロルと共に席に落ち着けば、
メイドがティーセットを運んでくるのを眺め、
声に視線を移して微かに柳眉を寄せる。]

お疲れ様です。
私は此方へは始めて伺いましたけれど、本当に見事な薔薇園ですね。

[湯気のあがるティカップを上品に持ち上げ桃色の唇へ。]
(32)2006/09/15 01:42:19
お嬢様 ヘンリエッタ
あ、ありがとう…

[頬を紅く染めながら、ハーヴェイの手をぎゅっと握る]

はい……でも今は、大丈夫みたい。
怖く、ないです。今は・・・

[繋いだ手を見つめながら俯きながら呟いた]
(33)2006/09/15 01:45:10
書生 ハーヴェイ
なるほど。この園の薔薇は特別人を惹きつけますから。
そのような事もあるのですね。

夜間は貴女に言えばいいわけですね。わかりました。

[彼の視線は薔薇園を漂うままに、忠告をするメイドへと口を開く]

花は棘があればこそ。

[独り言のように呟いて、
白い手袋のままそっと薔薇の花弁に触れた]
(34)2006/09/15 01:49:09
踊り子 キャロル
[メイドがティーセットを運び終われば、ありがとう、と言い、
優雅に持ち上げたティーカップを顔に寄せ、香りを愉しむ。]

ラッセルさんも初めてなんですね。
ええ、こちらの薔薇園には驚かされました。
とても綺麗で鮮やかな赤が一面に広がっていて。

[紅茶の香りを充分に楽しめば、ようやっと口に含む。]

――私は、アーヴァインという人を直接は知らないんですが
ラッセルさんはお知り合いなんですか?
(35)2006/09/15 01:51:08
学生 メイ
[頬に触れられると擽ったそうに目を細め]

過保護なつもりはないんだけど……
それくらい、大切に思ってるんだよ。

[支度を、と言われて一つ頷くと、ホワイトタイを外し。
ベストを脱がせ、立襟のシャツのボタンを丁寧に外していく。
ガウンを持って、ヒューバートの後ろに立ち、袖を通すように促し]

……あまり若くないのだから、無理もして欲しくないしね。
(36)2006/09/15 01:55:04
書生 ハーヴェイ
[彼はふと握り返される手を見つめて、やんわりと笑みを返す]

今は大丈夫。ですか。
あなたがそうおっしゃるのならそうなのでしょう。
薔薇の香に誘われて迷わないよう、今暫くこの手はこのままでよろしいですか?
(37)2006/09/15 01:55:54
学生 ラッセル
[上品な香り温かな潤いが喉を滑り落ち、
幾らか落ち着いたのか僅かに開いた唇から吐息を漏らす。]

いいえ、私も直接は。
キャロルさんも此方へは初めてなんですか?
一緒ですね。

[儚げな微笑みが浮かぶ。]
(38)2006/09/15 01:56:02
美術商 ヒューバート
[両腕を袖に通し、ガウンを羽織って着る]

大切に思ってくれているのは光栄だが、若くない、とは随分だな、ん?
お前が傍に居る限り、無理などさせてくれはしないだろうに。

[ふ、と笑うと寝台へ腰掛け、寝具へ身を沈める]

明日の朝は、少し早めに起こしてくれ。
早朝の薔薇を見たいのでね。
(39)2006/09/15 02:02:18
お嬢様 ヘンリエッタ
[やわらかく、あたたかい笑顔を見つめながら]

はい・・・ハーヴェイさんさえよろしければ。
ありがとう、ございます・・・。

[さらに体温を上げていく]
(40)2006/09/15 02:05:20
学生 メイ
[ヒューバートに苦笑を向けて]

だってマスターにはずっと元気でいてほしいし……

[寝台へと歩み寄ると、ガウンの袖を握って]

早朝の薔薇、僕も見たいから……
ここで一緒に寝ても……いい、かな……?
ちゃんとマスターより早く起きるから。
(41)2006/09/15 02:06:16
踊り子 キャロル
[ラッセルに浮かんだ笑みに一瞬目を細めると、年相応らしい穏やかな微笑みで会話を続ける。]

初めてここに来たことも直接は知らないことも一緒ですね。
こんな素敵な薔薇園の持ち主は一体どんな方なんでしょう。
……この場所やここの主を知ってそうな人がいたから、
知らないのは私だけなのかと不安になってました。

[ティーカップを持ったままにっこり微笑んで、また一口。]

改めて、宜しくを言いたい気分。

[身体が温まってきたせいもあってか緊張も幾分かほぐれ、ラッセルが先程漏らした吐息と同じものを、彼女ももらす。]
(42)2006/09/15 02:09:39
美術商 ヒューバート
[ぽん、とメイの頭に手を置くと]

ああ、構わないとも。
この寝台は、私一人には広すぎる。

ただし、きちんと仕度をしてから来なさい。
いいね。

[微笑み、そっと頭を*撫でた*]
(43)2006/09/15 02:10:49
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/15 02:11:07
書生 ハーヴェイ
[薄闇の中頬を染める少女にすいと目を細めて]

いいえ、いいえ。私の方こそありがとうございます。
……そういえば、アーヴァイン公とはいつからのお知り合いですか?
私もさほど長い付き合いというわけではありませんが、
貴女とお会いするのは初めてでしたね。
(44)2006/09/15 02:18:18
学生 メイ
はい、マスター。

[嬉しそうに頷くと、ヒューバートの服をハウスメイドに渡し。
シルクのベビードールに着替えると、ヒューバートの横に潜り込む。]

おやすみなさい、マスター。

[おやすみのキスを頬へと落とすとヒューバートの横で*丸くなった。*]
(45)2006/09/15 02:19:25
学生 ラッセル
[置いたカップの淵に視線を落とせば、
長い睫が揺れるのに落ちた陰も揺れ、
視線を戻せばキャロルの溜息に切れ長の眸を眇め、
憂いを帯びた微笑みは少しだけ優しく映るか。]

私も殆ど何も知りませんし、右も左も判らない状況です。
そうですね、改めて宜しくお願いします。
(46)2006/09/15 02:20:21
踊り子 キャロル
[ラッセルの様子を軽く見つめながら最後の一口を飲めば、ゆるりと席を立つ。]

……ごちそうさま。

主はお見えにならないようだし、私はそろそろ部屋に戻りますね。
あなたと話せてよかったわ。

[あどけなさと妖艶さ共にたたえた笑みで優雅にお辞儀をすれば、深海のように深く透き通るような碧い瞳で彼を見つめ]

――また明日。

[と声をかけ。それから向きを変えて*部屋へと戻る*]
(47)2006/09/15 02:35:45
お嬢様 ヘンリエッタ
[咲き誇る薔薇から穏やかなハーヴェイの顔に視線を移すと]

あ、父とは古い知り合いのようなのですけれど、
私は実は幼少時に一度お会いしただけなのです。
だから、ここにいる皆さんとは、たぶん一度もお会いしたことはないと思います。

今回もどうして私が招待されたのか、未だにわかっていなかったりもするのですが・・・。でも・・・

[上目遣いでハーヴェイの顔を見つめると]

・・・来て良かったです。
(48)2006/09/15 02:36:58
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/15 02:39:58
学生 ラッセル
遅くまでお付き合いありがとうございました。
また明日――

[キャロルを見送って自身も紅茶を飲み干し、
メイドに声をかけ姿勢良く立ち上がれば、
窓の外に浮かぶ薔薇園を見つめ碧の双眸は揺れ、
ゆったりとした歩調で薔薇園へと足を踏み入れる。]
(49)2006/09/15 02:42:16
見習いメイド ネリー
美しい薔薇には棘が有ると…。

[ハーヴェイとヘンリエッタの様子を微笑ましく見やる。
ふと、紅く咲き誇る薔薇を詰むように一輪手に取ると、
エプロンに忍ばせていた銀の鋏でじゃきりと切って。

八分咲きの一番良いものを手に取ると腕に大事そうに抱え薔薇園の出入り口に踵を返す。
夜空に浮かぶ冷たい月を見上げると薄紅色の唇が微かに動いた。]
(50)2006/09/15 02:43:03
書生 ハーヴェイ
なるほど、そうだったのですか。
アーヴァイン公はいろいろな活動をなされている方ですから、やはり交流は広いようですね。
私も先ほど会われた方方とは面識が無いので、少し戸惑っていたんですよ。

[一度空を仰ぎ見て、彼の吐息は涼しい夜風に紛れて消える。
少女が上目遣いで視線を投げれば、うっすらと微笑んで、繋いだ手のまま軽く掲げて恭しく礼をした]

ええ、本当に。
さあ、夜風に身体も冷える頃でしょう。
もうひと周りをしたら中で暖かい紅茶でも頂きましょうか。

[あともう少しだけ夜の散歩をと、
彼は少女に合わせてゆっくりと*歩みを進めた*]
(51)2006/09/15 02:48:35
学生 ラッセル
[一輪の薔薇の花弁を撫ぜて気配にゆるりと顔を向け、
ネリーの姿に気付き憂いを帯びた笑みを浮かべ、
おろしかけた手に其の棘が傷をつけるのに視線を移し、
細く白い指先に滲み少しずつ太る紅い点に双眸を眇める。]
(52)2006/09/15 02:50:44
見習いメイド ネリー
――ラッセル様。
薔薇はお好きでしょうか?

[ふと呼び止めると躊躇いがちにそう言い。
ゆるりと手にした薔薇を抱え、紅い花弁をそっと撫でながら。
佇む姿は月光に照らされ、微笑む様は何処か儚げで。]
(53)2006/09/15 02:54:09
学生 ラッセル
[指を桃色の薄い唇に寄せて浮かぶ紅い点を舐め取り、
ネリーの言葉に手を下ろせば其の唇も微かに紅く染まり、
憂いを帯びた微笑は月光のもと妖しく艶を帯びる。]

美は、実に多くを惹きつけます。
この薔薇園もアーヴァイン氏の趣味なのでしょうね。
(54)2006/09/15 03:01:04
お嬢様 ヘンリエッタ
はい。私自身はほとんど覚えていないくらいです。

あ、そうなのですか。
堂々としてらっしゃるから、てっきり皆さんとお知り合いかと・・・

[空を見ると、星々が煌びやかに夜を彩っている。視線を下に戻し、目の前の紳士に合わせて恭しく礼をした]

お気遣い、ありがとうございます。
そうですね。ちょっと冷えてきましたし、あたたかい紅茶が本当においしそうです。

[歩調を合わせてくれるハーヴェイに心を温かくさせながら、この幸せな時間をいつまでもと*願った*]
(55)2006/09/15 03:02:39
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/15 03:05:03
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/15 03:05:40
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/15 03:11:39
見習いメイド ネリー
―――ええ。
アーヴァイン様自慢の薔薇園です。
此処で取れる薔薇は香料やジャムにも使用されてますから。
滞在中に目で、香りで、味で、味わっては如何でしょうか。…きっと気に入ります。

[ふわりと微笑んで。
月光の下でも解るほど彼の指先には紅く膨れ上がる血が視界に過ぎる。
失礼だと解っていながらもそっと手を取って、
何処か恍惚とした眼差しで見つめながら。
紅い舌を掠め、指先を軽く吸えば自身の唇から離した。]

…ご無礼を。
きちんと手当て致した方が宜しいでしょうか。

[ラッセルから視線を泳がせると、その仕草は何処か怯えたものにも見えて。]
(56)2006/09/15 03:16:31
学生 ラッセル
[さらりと髪を攫う夜風は薔薇色か。
ネリーに取られた手をなされるがままに、
滲み始めた血を再び湿った柔らかな感触がなぞるのに、
僅かに切れ長の眸を眇めて見守り、
視線を泳がせる様子にゆるりと首を振る。]

もう充分です。
ありがとう、ネリーさん。

[放された手ですいとネリーの唇をなぞれば、
ネリーの唇にもまた紅が引かれる。
首を傾げて浮かぶ憂いを帯びた笑みは艶やか。]

美味しかったですか?

[僅かにからかうような口調で問う。]
(57)2006/09/15 03:26:47
酒場の看板娘 ローズマリー
[窓から僅かな星明りのみが差し込むだけの暗い部屋に、
椅子に座り前のベッドに眠るオードリーの手を包むようにして握りその姿を見つめながら]

オードリー様…、
お疲れのようですね。

[握り締めた手にそっと口付けて]

寝ていらしてもその魅力に私の心は……。

[陶酔した表情でオードリーを見つめ、愛しげにその手を握り自分の頬に持っていき撫で]

今はただ…、この至福を……。

[呟いた声は静かな部屋の中に*溶けて消えていく*]
(58)2006/09/15 03:31:22
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/15 03:32:14
見習いメイド ネリー
[自嘲気味に笑みを浮かべると緩く首を横に振り。
自身の柔らかな唇が彼の華奢な指先で撫でられると、微かに身体は震えて。
血で彩られた唇は薔薇色そのもので。]

…からかわないで下さいませ。
美味しいだなんて…可笑しな人だと思われませんか。

[両手に抱いた薔薇を差し出そうと傾けると、棘に気がついて。
エプロンに忍ばせていた銀の鋏でぱちり、ぱちりと丁寧に切り落とすと再び其れを差し出した。]
(59)2006/09/15 03:42:07
学生 ラッセル
柘榴は人の味と実しやかに囁かれますが甘露ではありませんか。
それとも…

[差し出された薔薇を受け取り、
其の花弁に紅く染まった唇を寄せ、
上目遣いにネリーに小首を傾げ、
浮かぶ笑みは憂いを帯びたままなれど妖婦の其れか。]

私の味はお気に召しませんでしたか?
(60)2006/09/15 03:50:28
見習いメイド ネリー
其れを甘露だと受け取るかは――
…いいえ、あなた様に大してとんでも御座いません。

[憂いを帯びた表情は只、薔薇へと注がれていて。
赤く滴る唇を指先でなぞれば妖婦の笑みを孕む彼へ視線を滑らせた。]

……大変、美味しゅう御座いました。

[躊躇いがちに紡がれた言葉の真意は定かではないけれど。]
(61)2006/09/15 04:03:06
学生 ラッセル
[切れ長の双眸を微かに眇めてネリーを見つめ、
手の中の薔薇へと視線を移す。]

戯れが過ぎましたね。

[視線を戻せばゆっくりと瞬く。]

薔薇をありがとうございます。

仕事中にお引止めしてしまいましたね。
部屋に戻らせて頂きます、おやすみなさい。

[薔薇園を後にゆったりと部屋へ*戻って行った*]
(62)2006/09/15 04:16:37
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/09/15 04:19:08
見習いメイド ネリー
[ゆるりと首を振って。
帰りがけの彼に薔薇を手向ければ、]

…お休みなさいませ。
是非昼間の薔薇園もお楽しみ下さい。
次はお茶もご用意しましょう。

[そうして部屋に戻る彼を見送ると、すっかり無人になった薔薇園の戸締りに取り掛かる。
虚空に浮かぶ冷たい月はさっきよりも高く輝いていた。]
(63)2006/09/15 04:31:53
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/15 05:03:26
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/15 05:03:47
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/15 05:53:11
学生 メイ
[主よりも早く目を覚まし。
ベッドを抜け出て手早く自分の衣装を調える。
起伏に乏しいなだらかな身体をジレ、アビ、キュロットと男物の服が包む。]

……マスター、朝だよ。
薔薇を見にいくのでは?

[未だ眠りの淵の男をベッドの縁に腰掛けて顔を覗き込む。]
(64)2006/09/15 09:14:53
未亡人 オードリー
[明けの明星が消え、薄紫の世界が広がる。
しどけなく眠る...の薔薇色の頬を朝陽が射抜く。
朝陽は漆黒の睫に縁取られた双眸をも照らし、緩やかな目覚めへと誘う。]

……ぅ…んん………。

[寝返りを打てば、目の前に見慣れた姿。
椅子に座りベットに寄り添う姿に愛しげに手を伸ばし髪を梳く。]
(65)2006/09/15 10:24:44
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/15 10:36:05
美術商 ヒューバート
[朝もやの霞む中、麗らかな日差しが窓から差し込む。
耳元から聞こえる澄んだ声が覚醒を促し、...は目を開いた]

…やあ、お早う。

[顔を覗き込むあどけない顔に微笑み、そっと手を伸ばす。
身体を起こしてその耳元に口付けると]

そうだったな。
だが、お楽しみは朝の紅茶の後にしよう。
仕度を。

[そう言って寝台から降り、窓辺から射す光に目を細めた]
(66)2006/09/15 10:48:29
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/15 11:07:37
学生 メイ
……おはようございます、マスター。

[少し照れながら頬へと口付けを返し。
身体を起こす男に一つ頷いて、メイドからお湯を受け取る。
暫くすればイングリッシュブレックファーストの香りがほわりと部屋の空気に溶けて]

おまたせ、マスター。
朝だから、少し濃い目に。

[カップを手渡すと仕立て終わったヒューバートの服をベッドへと置き]
(67)2006/09/15 11:22:31
美術商 ヒューバート
[ソファに掛け、用意された紅茶の香りを楽しむ]

…うむ、いい色だ。
上手く淹れられるようになったな。

[満足そうに微笑むと、スコーンと紅茶で軽い朝食を済ませ、ナプキンで口元を拭う]

…それにしても、アーヴァイン公はおろかバトラーすら顔を出さぬとは。
これが只の社交界の貴族であるなら品位を疑うところだが…あのアーヴァイン公の事、変わった趣向の宴でも考えておられるのだろうな。

それならば、客人が邸内を歩いたところで咎める者も居らぬだろう。
では、早速ご自慢の庭を見せて戴くとしようか。

[すっと席を立ち、メイの肩にそっと手を置いて。仕度をせよという意を示す]
(68)2006/09/15 11:47:53
学生 メイ
[誉められると照れくさそうに頬を染め]

マスターに美味しいって言って貰いたいから。

[自分も紅茶を楽しみながら主の言葉にこくりと頷き]

……公にも何か考えがあるんでしょう。
多少の失礼など、この薔薇の美しさで帳消しにしてもいいのでは?
少なくとも僕は満足しているけれど。

[マスターほどは気にしていない、と笑うと立ち上がり。
ヒューバートの着替えを手伝う。
痩躯に礼装を着せ、シルクハットを手渡した。]
(69)2006/09/15 11:53:59
お嬢様 ヘンリエッタ
[何時の間にか部屋に戻っていたようだ。
昨日は温厚なほうの人格が終始外に出ていたから、
幸か不幸か、他の招待客に対する「受け」は概ね良好なようだ]

これ・・・私では到底こうはいかなかったよな・・・

[苦笑を浮かべ、顔を歪めながら、ベッドにその身を放り投げる]

さて、このままあいつのフリをし続けるか、それとも・・・?

[考えながら、意識は*まどろみの中へと・・・*]
(70)2006/09/15 13:00:13
酒場の看板娘 ローズマリー
>>65
[気が付けばうたた寝をしていたらしく。
髪を梳かれる感触に目を覚ます。
心の奥底まで梳かれるかのような痺れる感触を覚え、
寝起きの頭が覚醒をしていく]

オードリー様、おはようございます。
すみません…、私寝てしまっていたようで…。

[顔を俯け非礼を詫びながらも、
その白い頬はかすかに朱色に染まっている]
(71)2006/09/15 13:02:05
書生 ハーヴェイ
[彼は浅い眠りから目を覚ます。

立て襟シャツにクロスタイ、上着は羽織らずベストを身に付けて、軽く身支度を整え終えれば窓辺の椅子に腰を下ろし紅茶を啜る。

見下ろす薔薇園、みずみずしく輝く葉が光を反射して、彼は眩しそうに目を細めたままぼんやりと中庭をながめていた]

………。
(72)2006/09/15 13:32:19
美術商 ヒューバート
[着替えながら、メイの言葉に思案顔で眉を垂れ]

ふむ、それもそうかもしれんな。
何、私も所詮はかつて社交界に染まっていた貴族なのだろう…

それに引き換え、ここの薔薇の美しさは溜息をついてもつき足りないほど見事なものなのだよ。
よく見せて戴きなさい。

これは、必要ないな。

[す、とシルクハットをメイの手から取り、部屋を出たところに控えていたメイドに手渡し]

君、あの薔薇の園へ案内してくれたまえ。

[手近なフットマンに短く用件を告げると、メイの肩を抱いて歩き出した]
(73)2006/09/15 13:35:14
書生 ハーヴェイは、椅子にもたれ、バラ園を*眺めていた*
2006/09/15 13:40:20
学生 メイ
マスターももう少し肩の力を抜けばいいのに。
肩肘張ったお付き合いが必要な場は子爵にお譲りになられたんだから。

[取られたシルクハットに、すみません、と小さく謝って。
ヒューバートに寄り添って歩きながら]

そういえば招待されているのは僕たちだけではないんだよね。
あまり人の姿を見かけないけど。
(74)2006/09/15 13:48:42
踊り子 キャロル
[目覚めは早朝なれど誰とも接触せずに部屋でくつろぐ。
昼食後の紅茶をすすりながら窓から薔薇園を見やる。]

見渡す限りの赤、赤、赤……。
あの日のキャンパスを思い出すわね。
あれも薔薇の絵だったかしら?

[やや恍惚の表情でその景色を見渡し、薄く笑う。]
(75)2006/09/15 14:09:10
未亡人 オードリー
[しどけなく横たわったままローズへと視線を向け、妖艶に微笑みかけ、軽く口付ければ]

…おはよ、ローズ。もう、こんな時間なのね。
仕度をして皆様ともご挨拶しないといけないわ。

[ゆるりとベットを抜け出すと仕度を手伝わせている。
髪を梳かし、化粧を施す。
ドレスを纏い仕上げに香料を擦り込んでいく]
(76)2006/09/15 14:18:27
踊り子 キャロル
[視線は薔薇を捉えたままに、招待状の差出人について考える。
招待状の宛名は「キャロル・L・ラピリエール」だった。
しかし、彼女には姓が2つある。養父の姓と、実父の姓。
ラピリエールとしての自分と、マールブランシェとしての自分。]

一体どちらをご招待なさったの……?
それとも……両方、かしら。

[空に放った疑問は誰の耳にも止まることはなく。]

この招待状があと2日早ければ、お父様とお母様に聞けたのに。
残念ね。

[言葉とは裏腹、楽しそうな笑みでそう*呟いた*]
(77)2006/09/15 14:19:42
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/15 14:20:22
美術商 ヒューバート
[見上げるメイに微笑み]

フフ、その通りだな。
私も堅苦しいことは苦手だったよ。
やはりお前は、誰より私に近しい…

私達以外か。
集まる方々の話は何も聞いていないが、昨晩サロンに集っていたようだな。
いずれ顔を合わせることもあるだろう。
(78)2006/09/15 14:23:54
美術商 ヒューバート
[フットマンに先導されながら、柔らかい絨毯の上を歩く。
2階から大階段を降りエントランスホールを抜けると、
フットマンが大扉を開く]

「ここから先は、こちらの者がご案内を」

[外に控えていたメイドに導かれ、中庭へ足を踏み入れる。
そこには咲き乱れる大量の薔薇。
丁寧に手入れされ、様々な種類が其々に美しさを競い合っている]

ほう…これは…見事なものだな。
メイ、ごらん、やはりアーヴァイン公のご趣味は大層素晴らしい。

[感嘆の声を上げ、メイを導き入れる]
(79)2006/09/15 14:25:08
酒場の看板娘 ローズマリー
>>76
[妖艶な微笑みに目を潤ませて、
軽い口付けに心をとろかせる]

はい、すぐにご用意を。

[身仕度を手伝い、
漂う妖艶さと甘い香、
幾度となく触れてきた甘美な感覚に包まれながら]

今日もオードリー様の魅力には心ごと溶かされそうです。

[鏡を手にし少し熱気を帯びた微笑みを浮かべ]

いかがでしょうか?
(80)2006/09/15 14:46:54
見習いメイド ネリー
[華やかなるローズ・ガーデン。
紅い薔薇もあれば白い薔薇。
様々な種類の薔薇が調和よく取り揃え、この空間を彩る。

庭師とはまた違うが、
彼女の薔薇園の出入りは日夜問わず許されているらしく、
選別と花弁の細やかなチェック、茨の具合などを一任にされているのだろう。

その薔薇を見つめる視線は真剣そのもので。
薄手の手袋越しに触れる花弁は紅く、手のひらで見事に咲き誇っていた。]
(81)2006/09/15 15:01:36
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/15 15:03:15
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/15 15:05:09
見習いメイド ネリー
ヒューバート・E・ウォルター様。
メイ・ウォルター様。

この度はこの屋敷に、
そして主人自慢の薔薇園へようこそ。

[客間女中の、美しいレースの施された純白のエプロン・ドレスを揺らし、
にこやかに微笑んだ。]

有事や、薔薇の事は私、ネリー・フィスメルになんなりと申し付け下さいませ。
(82)2006/09/15 15:13:40
未亡人 オードリー
[熱を帯びた潤んだ瞳で見つめるローズに頷きながら身支度を済ませ、差し出された手鏡に己が姿を写し]

…どう?綺麗に出来た…。

[言葉少なく賞賛の言葉を求め、心棒者の視線を捕らえる。
返される言葉に優雅に頷くと]

あなたも仕度なさいね。

[ゆるりと手を差し伸べ指先に顎を捕らえると、口付けを落とした]
(83)2006/09/15 15:19:43
美術商 ヒューバート
[ネリーに声を掛けられ、その服装が他のメイド達とは異なる様子に]

ふむ…君は侍女かね?
ああ、実に手入れの行き届いている庭だ。

[軽く微笑んでから、近くに咲く大輪の赤い薔薇の花弁に触れ]

実に素晴らしい。
この香りの中でいつでも紅茶を楽しめるというのだから、アーヴァイン公は幸せでいらっしゃる。
(84)2006/09/15 15:55:22
酒場の看板娘 ローズマリー
>>83
[高揚する心に軽いめまいを覚えながら]

少々お時間をいただきます。

[一礼をして自室に戻り、衣服を脱ぎ去り、
軽い熱気を帯びた自らの身体を抱き締め]

オードリー様…。

[その名を呟いて吐息をもらすが、すぐに熱気を冷まして、
オードリーよりも控えめに着飾り]

お待たせいたしました。

[そのままオードリーに従い*付いていく*]
(85)2006/09/15 16:17:58
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/15 16:19:35
学生 メイ
[咲き乱れる薔薇に感嘆の吐息。
動きの少ない表情なれど、今は明らかに驚いているようで。
ぱちりと瞬いて興味深々、と薔薇を覗き込んでは]

……凄い。
こんな沢山の薔薇、見たことないよ……

[うちにももっと沢山薔薇を増やせばいいのに、と掛けられた声に振り向き]

こんにちは。
綺麗な薔薇だね。
手折るのも勿体無いくらいの。
(86)2006/09/15 16:20:34
見習いメイド ネリー
ええ…アーヴァイン様、直属として仕えております。
薔薇の選別は何時も私が。

[褒められれば双眸を細め綺麗にお辞儀を一つ。
薔薇の花弁に触れる様を捕らえれば銀の鋏をエプロン・ドレスからそっと取り出して。
ヒューバートの後から続いて薔薇園に足を踏み入れるメイの姿にも一つ、軽く会釈をして。]

お褒め頂き、光栄です。
旦那様はよく此処でお茶をお召し上がりになられますわ。
ご希望があれば御持て成しするようにと言付けを頂いてますゆえ。

アフタヌーンティー、如何でしょうか?

[やんわりと首を傾げて。]
(87)2006/09/15 16:30:12
踊り子 キャロル
[自室で充分にくつろぎ、入念に荷物の整理をしてから席を立ち、シャワールームに入る。コックをひねって冷水を頭から浴びれば、気持ちよさそうに吐息を吐いて。
短い水浴びが終われば髪をやんわりと拭き、鏡を見つめる。]

――――本当の私は、どっち?

[艶やかな笑みを浮かべ、身支度を整えれば部屋を出、サロンの方へと*歩いて行った*]
(88)2006/09/15 16:49:35
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/15 16:50:05
学生 メイ
[ネリーの言葉にきょとりとヒューバートを見上げ]

折角綺麗な薔薇があるんだし。
此処で美味しい紅茶を楽しむのも悪くないよね、お父様。

[控えめにヒューバートの手を握りながら、主の許可を求めた]
(89)2006/09/15 16:53:01
美術商 ヒューバート
[ネリーの言葉を聞き]

そうか。
それならば是非、ここで頂くとしよう。
外でアフタヌーンティを楽しむのには、丁度良い季節であることだしね。

[見上げるメイに微笑んだ]
(90)2006/09/15 17:03:54
見習いメイド ネリー
ええ、此処で立ち話もなんでしょうし。
――此方です。どうぞ。

[薔薇園の中央からやや離れた場所、噴水を脇にして佇むは、
細やかな模様が彫られた白地の大理石のテーブルと椅子。]

此処にテーブルを置いたほうが、この薔薇園の全貌を見やすいという事ですので。
どうぞ、お掛けになってくださいませ。

[ちらとフットマンやメイドに目配せすれば、
お茶の準備をすべく、ティーセットやプラムケーキが運ばれてくる。]
(91)2006/09/15 17:25:15
学生 メイ
[ヒューバートと共に椅子へと腰掛け。
周りを見渡すと確かにネリーの言う通り、全貌がよく見える。
噴水の水の向こうの色彩に目を眇め]

まるで夢の世界だね。
薔薇の匂いだけで酔いそうだ。
これだけ広いと世話をするのも大変そうだけど。

[運ばれてくるプラムケーキに歳相応にあどけなく頬を綻ばせた]
(92)2006/09/15 17:50:50
美術商 ヒューバート
[プラムケーキを頬張るメイを目を細めて見つつ。
噴水の彫刻に至っても精緻な細工であることに、
アーヴァインの屋敷の格式の高さに感心する]

素晴らしい庭を持つ屋敷の主というものは
同時に良い庭師を持っているものなのだよ。

[...もプラムケーキを一口味わい]

ほう、庭師だけでなく、良い料理人もお持ちのようだ。

[顔を*ほころばせる*]
(93)2006/09/15 18:02:22
見習いメイド ネリー
此処だけはまるで別世界のようだと、
お越し頂いたお客様から賞賛の声を頂きます。

[僅かに誇らしく思えば。]

…スコーンもお望みならば。
薔薇のジャムもありますので、申し付けて下さいませ。
紅茶に浮かべても宜しいと思います。

[お茶を注ぐメイドらを見れば微笑んで。
二人に一礼して其の場を後にする。
フットマンに声を掛けられれば銀のトレーに乗せられたメモ用紙を預かって。
暫しそれを見つめれば小さく頷き、薔薇園を後にした。]
(94)2006/09/15 18:16:58
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/15 18:21:56
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/15 18:22:21
流れ者 ギルバート
[午後の日差しにうつらうつらと転寝をしていれば本格的に眠ってしまったようで微かに感じた暗さに目を覚ます。
小さく欠伸を噛み殺してシャワーを浴びると身支度をすませて部屋を出る。
背に扉の閉まる音を聞きながらどうしたものかと少し考えいつでもおぼろげな頭の中の邸の地図を頼りにサロンを目指す。
ふと窓の外に広がる薔薇の園にちらりと目をやって微かに瞳を細める]
(95)2006/09/15 18:45:50
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/15 18:50:32
流れ者 ギルバート
[瓦斯灯の灯りの下で見事なまでに咲き誇る薔薇の香りは
硝子を隔ててなお届くような気がして微かに吐息を零す。
静かで物音一つ感じられない窓際にほんの少しだけ佇めば
暫し何かを考えるかのような表情]

…伯父上は何を考えておられるのか…。
(96)2006/09/15 18:58:21
流れ者 ギルバートは、そのまま記憶を頼りにサロンへと行くつもりが*道中迷子に*。
2006/09/15 19:06:37
学生 メイ
[ヒューバートの言葉にこくりと頷くと]

……本当に。
来てよかった。
サマーセットに帰りたくなくなるかもしれないよ。

[メイドに頼んで薔薇のジャムを貰うと紅茶に浮かべ。
くるりとスプーンで水面をかき混ぜると]

……ジャムもいい香り。

[ほわ、と微笑むとカップに口をつけた]
(97)2006/09/15 19:16:12
冒険家 ナサニエルは、見習いメイド ネリーに話の続きを促した。
2006/09/15 19:22:20
冒険家 ナサニエル
―各個室前―

[時間は何時でも構いません
 それはきっと貴方が部屋に滞在している都合の良い時間です
 恭しく部屋をノックする音が聞えます]

「失礼致します・ロード――」
「失礼致します・レディ――」

[扉の向うには一人のフットマンが、
 銀のトレーにメッセージカードを乗せて佇んでいます
 貴方の姿が見えると恭しく挨拶をしました]

「主人からのメッセージで御座います
 事前に通達させて頂いておりますダンス・パーティを
 今宵行わせて頂きますので是非ご参加下さいませ」

[そして銀のトレーを差し出し薔薇模様をあしらったカードを取ってもらいます
 そしてまた恭しく挨拶をすると、彼はその場を立ち去りました]
(98)2006/09/15 20:27:31
冒険家 ナサニエル
―各個室前―

[時間は何時でも構いません
 もしかして貴方は部屋には不在かもしれません
 恭しく部屋をノックする音が聞えます

 扉の向うには一人のフットマンが、
 銀のトレーにメッセージカードを乗せて佇んでいます
 しかし貴方は不在のようなので、部屋に一枚のカードを残します
 それは薔薇模様があしらわれたカードです

 そのカードには、
 今宵開かれるダンスパーティの開催時間と場所が書かれています]
(99)2006/09/15 20:28:04
冒険家 ナサニエル
―薔薇模様のメッセージカード―

今宵ピアノの音が館に溢れる時間
サロンルームへとお集まり下さいませ

 
(100)2006/09/15 20:28:49
書生 ハーヴェイ
[何時の間にか椅子でうたた寝でもしていたのだろうか
葉巻に灯していた火は消え、うっすらとした残りがが部屋に漂う。
彼は目元を擦り外を見遣る]

……こんな時間になっても音沙汰無し、ですか。

[構いませんけれども。
抑揚のない声でそう付け足せば、ゆるりとした足取りで中庭へと向った]
(101)2006/09/15 20:33:52
書生 ハーヴェイは、扉に手をかけようとすれば、ノックの音が。
2006/09/15 20:34:44
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/15 20:40:30
踊り子 キャロル
[サロンルームで薔薇模様のあしらわれたカードをひらひらと眺めながら、紅茶をこくんと飲む。]

パーティの席では、主に会えるのかしら?

[そんなことを思いながら、この館の象徴とも言える美しい薔薇の園をぼんやりと眺めて。]
(102)2006/09/15 20:46:13
書生 ハーヴェイ
[扉を開くと銀のトレイを携えたフットマンの姿。
乗せられたメッセージカードに目を通し、静かに頷く]

わかりました。ピアノの音が時報ですか…?
それはなかなか優雅ですね。
ええ、それでは楽しみにしておりますとお伝え下さい。

[扉が閉まれば、メッセージカードはテーブルへ。
彼は微かに息をつく。
そして襟元のクロスタイを解けば正装へと着替える。すっかり身支度が終われば、部屋の窓辺より暮れかけた空を眺めてから中庭へ]
(103)2006/09/15 20:48:37
踊り子 キャロル
[飲みかけの紅茶をテーブルに置き、そのまま吸い寄せられるかのようにガラスの前まで歩む。目を惹かれるのはやはり、赤い薔薇。掴み得ないものに焦がれてどこか正気をなくしたような目で、それでいて、それが手に入らないものだとは微塵も思ってないような……そんな目で、薔薇を見る。]

……これ以上は、目の毒だわ。

[くるりと背を向けて、再び席につく。ティーカップに映る自分の瞳は、赤い薔薇とは対照的に深海のように深く透き通った青。]
(104)2006/09/15 21:00:19
書生 ハーヴェイは、通りがかりがてらサロンでくつろぐ女性へと会釈を。
2006/09/15 21:00:30
踊り子 キャロルは、書生 ハーヴェイに気付いて一度立ち上がり、丁寧にお辞儀をした。
2006/09/15 21:02:56
書生 ハーヴェイ
[彼はふと扉の施錠の件を思い出し、サロンにいるメイドに尋ねようと足を踏み入れれば、窓の外を思いふけるように見つめて席に戻る女性へと気が向く]

こんばんわ。
何か珍しい薔薇でもありましたか?

[静かに歩み寄れば、後ろで手を組んだまま外を見遣る]
(105)2006/09/15 21:06:15
踊り子 キャロル
[ハーヴェイににこりと微笑んで、少し考えたそぶりをし]

薔薇の品種にはあまり詳しくなくて。
珍しいかどうかはわかりませんけど……あの赤い薔薇に
どうにも目が惹かれてしまって。

[また、惚けたような目でその薔薇を見つめる。]
(106)2006/09/15 21:12:29
見習いメイド ネリーは、(中:サロンではなく、客間に居る事にしてもらえませんか?)
2006/09/15 21:21:46
書生 ハーヴェイ
[彼は彼女の言葉に赤い薔薇へと視線を漂わす]

――薔薇の花その古は白かりき、神の血に染み紅く咲くてふ。

神の血に染まるまでは、全ての薔薇は白かったそうです。
……赤は、目を惹きますね。
(107)2006/09/15 21:24:35
学生 ラッセル
[湯浴みから戻り翳り始めた室内に明かりを灯して、
テーブルに乗せられた薔薇模様のカードを手に取ると、
微かな薔薇の香気と綴られたダンスパーティの報せ。
形の良い眉根を僅かに寄せ憂いに満ちた表情で息を零す。
クロークから選び出した上品な光沢の細身の正装に身を包めば、
アレキサンドライトキャッツアイのスタッドとカフスは、
櫛で整えればさらりと落ちる髪と似た柔らかく紅い輝きを放つ。

身支度を整え部屋を出ればゆったりとした歩調で廊下を進む。
話し声に客間を覗いて見知った顔を見かければ憂いを帯びた微笑を浮かべる。]

キャロルさん、ハーヴェイさん、御機嫌よう。
(108)2006/09/15 21:25:51
書生 ハーヴェイは、見習いメイド ネリー(中:了解。必要があれば他のメイドをつかまえておきます
2006/09/15 21:30:12
踊り子 キャロル
[ハーヴェイの言葉に思わず彼を見て。]

神の血に―――

[ほんの一瞬だけ口元に妖艶な笑みを浮かべ、
すぐさまあどけない笑みを向ける。]

薔薇は元々白かったのだとしたら……
実に多くの薔薇が神の血に染まってしまったのね。

[ラッセルの姿を認めれば、昨日同様丁寧にお辞儀をした。]

御機嫌よう、ラッセルさん。
(109)2006/09/15 21:31:14
踊り子 キャロルは、(中:こちらも了解です。)
2006/09/15 21:31:41
書生 ハーヴェイ
[彼は掛けられた声の主の方を振り返り、穏やかな笑みをたたえる]

こんばんわ。
(110)2006/09/15 21:33:16
学生 ラッセルは、踊り子 キャロルに丁寧に礼を返し其の言葉に窓の外へ物憂げな視線を投げる。
2006/09/15 21:34:53
見習いメイド ネリー
[サロンルームでは慌しくフットマンやメイドらが舞台の為の準備で忙しなくざわめく。
自分の業務が一段落すれば、其処を離れメイドら数人と衣装部屋へと連れたって。

姿見の前へ出、エプロンドレスを脱ぎ捨てれば白い肌が露になる。
薔薇の香料を肌に滑らせ、唇には紅を引く。
コルセットをメイドらがきつく絞り上げ、細いウエストを形作る。
髪の色に揃うようにモスグリーンの翠のドレスで身を包めば、三つ編みを解いて髪を纏め上げて。

仕度が終わると、数名のメイドを連れて主人の部屋へと向かう―――]
(111)2006/09/15 21:37:42
書生 ハーヴェイ
[女性のあどけない笑みを視界に捕らえつつ、
彼は窓辺を白い手袋を嵌めた指先でなぞる]

こうして人の目を惹くように、
白薔薇もまた赤に焦がれ、染まる事を望んだのかもしれませんね。
(112)2006/09/15 21:39:03
学生 ラッセル
紅い薔薇は神の血に染まり、ですか。
人を虜にする其の様はむしろ――

悪魔の様ですらありますね。

[呟きハーヴェイの声に振り返り、
穏やかな笑みを碧の双眸が少しだけ見つめ、
また窓の外へと向き直る。]
(113)2006/09/15 21:41:09
踊り子 キャロル
……そうね、そうかもしれないわ。
染まることを望み、けれど染まれない白薔薇もいるかもしれない。

[口元に笑みをたたえ、しかしうつむき加減にそう告げる彼女の表情は読めない。少し紅茶を飲み込めば、すぐまたあどけなさを残した顔で、薔薇を*見つめた*]
(114)2006/09/15 21:42:19
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/15 21:44:59
踊り子 キャロルは、書生 ハーヴェイに話の続きを促した。
2006/09/15 21:45:16
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/15 21:45:38
冒険家 ナサニエル
―アーヴァインの私室―

[主人の前に立つ様子は畏まっていて
 貴族趣味と謳われる片眼鏡は主人から贈られた物
 それを通し彼を見る瞳には柔らかくも敬愛の念

 黒のテールコートで正装をし、その胸元には白い薔薇
 静かに佇み会話を交わす]

本日の準備は滞りなく進んでおります。
そろそろサロンルームへ向かった方が宜しいかと。

[不意にノックの音が聞えれば振り向いて
 主人はどうぞ、と声を掛けた]
(115)2006/09/15 21:49:55
書生 ハーヴェイ
悪魔のよう、ですか。
人は悪にこそ焦がれ、惹かれ、
けれでも染まれない白薔薇…ですか。

[彼は窓越しの薔薇園の見つめたまま、視線は夜に浮かぶ園を彷徨って]
(116)2006/09/15 21:50:36
学生 ラッセル
或いは紅い薔薇こそ純白に焦がれているかも知れません。
朱に交わってしまえば後戻りは叶わぬ、と。

[闇に浮かぶ紅い薔薇を見つめ僅かに切れ長の双眸を眇めた。]
(117)2006/09/15 22:01:14
見習いメイド ネリー
――失礼致します。

[ノックすれば優雅に歩き、主人の下へと赴く。
一言、二言、会話をすると手を取られ、甲へと口付けられる。

用意されていたのだろうか。
アーヴァインの手のひらで咲き誇る紅い大輪の薔薇を手向けられれば、
胸元へと付けなさいと言われて。
其れを胸元にあしらうと、嬉しそうにふわりと微笑んで。]

さあ、参りましょう――お客様がお待ちです。
(118)2006/09/15 22:01:28
学生 ラッセルは、見習いメイド ネリーに話の続きを促した。
2006/09/15 22:02:13
学生 ラッセルはメモを貼った。
2006/09/15 22:02:54
書生 ハーヴェイ
………。

[その言葉にちらりと視線を投げ、物言わず目を細め]

私は、赤い薔薇の方が好きですね。
(119)2006/09/15 22:09:03
書生 ハーヴェイは、学生 ラッセルに話の続きを促した。
2006/09/15 22:09:47
学生 メイ
[一通り薔薇園をヒューバートと二人、見て楽しんだ後自室に戻る。
部屋の中に入るとすぐに薔薇模様のあしらわれたカードが目につき。
目を通すとヒューバートに手渡しながら]

……ダンスパーティだそうだよ。
正装、しないと駄目なのかな。

[自分の格好を見下ろして、困ったようにヒューバートを見上げる。
確かに正装なれども、それは男性の物であったから。]
(120)2006/09/15 22:13:01
冒険家 ナサニエル
―サロンルーム―

[館の主人であるアーヴァイン
 彼もまた正装をして其処へと訪れる

 客人が来る前に席に着き、その後ろには執事やメイドが控え
 主人に合図を贈られた執事が承諾の意を表した

 サロンルームへ置かれたグランドピアノへと向かえば
 迷う事無くそこへと]
(121)2006/09/15 22:25:33
学生 ラッセル
[視線に気付き目線だけ動かし、
目を細める様に浮かぶ儚げな微笑。]

そうですか。
ならば……

[小首を傾げ顔を覗けば微笑みは僅かに艶を孕む。]

純白の薔薇を其の血で深紅に染め上るのも一興かも知れませんね。
神の様にか、若しくは――

悪魔の様にか。
(122)2006/09/15 22:25:51
流れ者 ギルバート
[邸の中はただ広く。
昼前に届けられたカードにはご丁寧にサロンまでの
道程も書かれていたけれどもそれを辿った筈なのに
迷っているとは此は如何に。
ただでさえ礼装で疲れるのに余計に疲れを覚えれば
溜息をついた。
丁度通りかかったメイドを呼び止めて]

…ああ、ちょっと。
サロンへは、ここからどうやって?

[ご案内いたしますという言葉に漸く一息つけば
素直に彼女に誘われるまま。
館の端に迷い込んでいたのは道すがら話す
少女の言葉で知った事実]
(123)2006/09/15 22:26:57
書生 ハーヴェイ
[彼は青年と目が合うと何度か黒い瞳を瞬かせ、口元に手を当て、何かを逡巡するも、やんわりとその睫毛は伏せられて]

いいえ、いいえ。それほどたいそうな赤を望んでなどはいませんよ。
仮初の赤は、黒く濁ってしまいますから。
ただ、――…

[そう言葉を続けかけて、サロンルーム入ってきた主へと振り返る]

ご機嫌うるわしゅう、アーヴァイン公。
(124)2006/09/15 22:37:49
美術商 ヒューバート
[メイから手渡されたカードを眺め]

サロンでダンスパーティ、かね。
結構なことだ。

[服装を気にするメイに]

お前はそのままで十分だよ。
着たいのなら、ドレスを用意しても構わないが?
気に入っていた、白のドレスがあったろう。
(125)2006/09/15 22:42:15
書生 ハーヴェイ
[振り返り確かに認めたはずの姿に一礼をして、表を上げればそこは無人。
ゆっくりと辺りを見回せば、ああそういえばここは客室だったのだと彼はため息を漏らす。

傍らの青年へと軽く肩を竦ませれば、涼しい顔で]

待ち人を焦がれすぎていて、幻影を見たようです。
これも薔薇の悪魔の仕業でしょうか。
(126)2006/09/15 22:46:30
学生 メイ
[ヒューバートの答えに暫し悩んだ後]

……じゃあ、ドレス、着ようかな。
マスターと踊りたいんだ。
この格好じゃ、様にならないから。

[クロークの中からドレスを見つけると持ってきて]

……マスター、着替え、手伝ってくれますか……?
僕一人じゃ、ドレス着れない……

[申し訳なさそうに、ヒューバートの顔を覗いて]
(127)2006/09/15 22:47:25
書生 ハーヴェイは、額に手を当てゆるりと頭を振った。
2006/09/15 22:50:41
美術商 ヒューバート
[困ったように微笑み]

おやおや、何時からそんな、甘えん坊になったのかね。
未婚のレディは殿方に着替えを手伝わせるなど、しなものだよ。

[と言いつつ、背後からメイの肩にそっと両手を置いて]

仕様のない子だな。
さあ、おいで。

[そう囁いてするりとアビを脱がせると、肩に手を回し、衝立の奥へと誘う]
(128)2006/09/15 22:51:43
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/15 22:55:55
学生 ラッセル
[口元を手で覆い瞑目する様子を目を細め見守り、
切られた言葉の後に挨拶をするハーヴェイから入り口へ視線を移すも、
無人の其処から肩を竦めるハーヴェイへと視線を戻す。]

魅入られてしまわれましたか?

[頭を振るハーヴェイを少しだけ見つめる。]

ただ、の続きはなんだったんでしょう?
(129)2006/09/15 22:57:09
学生 メイ
[アビの袖から腕を抜くと少し紅くなり]

だって、背中のところ、上手く留められないし……
マスター以外の人に着替え見られるの、嫌だ。

[衝立の奥へと進むと、ジレを脱ぎ]

それに僕は、マスター以外の花嫁にはならないから。

[だからいいでしょう?、とブラウスのボタンに手を掛けたまま、主を見上げ]
(130)2006/09/15 22:59:07
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/15 23:01:44
書生 ハーヴェイ
[彼はそっと額から手を離し、窓に映る自分の姿を見た。
撫で付けてあった髪が一筋垂れているのを認めれば白い手袋は黒い髪をすべり、後ろに流す]

そうかも、しれませんね。

[続く言葉、彼は青年の碧い双眸を見つめて]

あかい、薔薇は。
ただそこにあるままで充分美しいですよ。
(131)2006/09/15 23:05:38
美術商 ヒューバート
フフ、本当にお前は可愛らしい。

[服を脱がせると、小さなコルセットを締めてドレスを着せ、背中の留め具を留めてゆく。
小さな肩を背後からぎゅっと抱きすくめると、耳元でそっと囁いた]

本当に可愛いよ、私の小さなレディ。
(132)2006/09/15 23:07:35
見習いメイド ネリー
―サロンルーム―

[同じくしてナサニエルと対岸のピアノに向かう。
蓋を開け紅いフェルトの布を取れば、白と黒に光る鍵盤に指を滑らせた。

薔薇模様の刻印が成されたカードに書かれた開始の合図。
館にピアノの旋律が響いていく。
曲名は――【時の森のソワレ】――

[[――回り廻る日々をこえて
やっとあなたにたどりついた
まだふるえる この手を取り
踊ってくださる?
永遠につづくワルツを。]]

2つのピアノから紡がれる旋律と共に、
フットマンが客間からサロンルームへの扉を開ける。

続いてエントランスから各界の著名人らが集う。
暫く時が立てばサロンルームは人で犇き合っていく。]
(133)2006/09/15 23:13:00
学生 メイ
[視界の外でいきなり抱き締められて数度瞬いて。
頬をさらに朱に染めると俯いたまま、肩を抱くヒューバートの手を取り]

マスターにそういってもらえるのが一番嬉しい。
僕の大好きなマスター。

[手の甲に口付けるとふわりとスカートを翻し]

……似合ってる?
そろそろ皆集まってる頃かな。
(134)2006/09/15 23:16:20
学生 ラッセル
[憂いを帯びた碧の眸はハーヴェイを見つめ、
揺れるより先にゆっくりと一度だけ瞬き一拍の間。]

誰の血に染まらずとも最初からあかいならば…

[ふいに聴こえるピアノの音色に言葉を切り、
薄い桃色の唇から物憂げな息を零し小首を傾げる。]

始まったようですね。
(135)2006/09/15 23:21:32
未亡人 オードリー
[薔薇の紋様のカードを受け取れば、緩やかに振り返りローズへと視線を向け、けだるげな笑みで]

ねぇ、仕度為直さないといけないわね。私は深紅のタフタのドレスに…。
ローズは、そうね真珠色のドレス?

[クローゼットを開けると運び込まれたドレスを吟味して、ローズへと仕度を促す]
(136)2006/09/15 23:22:07
美術商 ヒューバート
ああ、勿論だとも。
お前にそれを見立てたのが誰だったか、忘れたわけではないだろう?

[サロンから響くピアノの音に顔を上げ]

そろそろのようだな。
行くとしよう。
他の客人方に、お目にかかるのは楽しみかい?

[くすりと笑い、腕を差し出す]
(137)2006/09/15 23:22:15
書生 ハーヴェイ
………。

[途切れた言葉。彼は小首を傾げる青年からは視線を外して]

どれほど血を浴びて赤く染まろうとも、別の薔薇。

[呟き、流れるピアノの音色を認めて、窓辺からそっと離れる]

ええ、そのようですね。
もう一度幻影を見る前に…向いましょうか。
(138)2006/09/15 23:27:56
学生 メイ
……そうだったね。
ありがとう、マスター。

[微笑むと、差し出された腕に手を添えて。
ピアノの音に耳を欹てると歩き出し]

サマーセットにいたら逢えない人ばかりかもしれないから。
堅苦しい場所は嫌いだけれど、このくらいなら……
ちょっと楽しみ、かな。
(139)2006/09/15 23:28:58
酒場の看板娘 ローズマリー
>>136
そのようですね。
オードリー様、お手数をおかけします。

[かすかに頬に朱をさしながらオ―ドリーのドレスの支度を手伝い、
自分もドレスを着込み]

お待たせいたしました。
(140)2006/09/15 23:30:48
冒険家 ナサニエル
[指は鍵盤をなぞりながら旋律を紡いで
 対になるそれらが館に響くのが解る

 開始の合図を告げるメロディーを終わらせれば
 音楽家へと席を譲る
 彼らはダンスの開始を待つように、ただ佇み

 集まり出した客人達を出迎える為、サロンルームの入り口へ]
(141)2006/09/15 23:39:01
未亡人 オードリー
[屋敷に流れるピアノの旋律に耳を傾ける。
姿見に並んで映れば、穢れ無き白と血のような深紅。
満足げに微笑を浮かべれば、指先でローズの顎を捉え]

色香を足しましょうね。

[艶然と微笑みかけると口付け、紅を移す。
高く結い上げた髪を確認すると]

では、参りましょう。

[流れるピアノの旋律に導かれるように、サロンへと向かった]
(142)2006/09/15 23:40:24
美術商 ヒューバート
なに、アーヴァイン公の宴だ。
気難しい方を呼んでいることはないだろう。
あまり緊張しなくてもいい。

[メイを伴って部屋から大階段を通ってエントランスホールへ降りてゆく。
控えていたフットマンに案内され、奥のサロンルームへ]
(143)2006/09/15 23:43:55
学生 ラッセル
[視線を外し呟くハーヴェイを憂いを帯びた双眸が見つめ、
続く言葉に微かに口元を緩めゆるりと出口へと向き直る。]

そうですね、参りましょうか。

[ゆったりとした歩調で共にサロンへと向かった。]
(144)2006/09/15 23:47:59
見習いメイド ネリー
[アーヴァインが礼をすれば感謝の意を皆に伝えて。
絶やさず笑みを湛え、振舞う彼は紛れも無く上流階級としてのそれだった。

最初に踊るは気品溢れる名高い貴婦人と。
手を取れば其れを合図に音楽家は美しい旋律を奏でる。
軽やかなステップを踏む二人を皆が見守れば続いてワルツを踊って。

サロンルームを包むは薔薇の香り。
ひと時の優雅な時間を過ごすべく彼らは踊り、暫しの歓談を楽しむ事になる―――]
(145)2006/09/15 23:49:25
酒場の看板娘 ローズマリー
>>142
[姿身に映る自分とオードリーの姿、
白と深紅のコントラスト…。
自分とオードリーの関係をあらわすかのような対照的な色合い]

はい、お願いします。

[いつものように口付けを受け紅の移った自分の唇の回りを軽く撫ぜ]

サロンへ、お連れいたします。

[オードリーを先導しサロンへと足を踏み入れた]

本日はこのような素敵な宴に及び頂きありがとうございます。

[入り口のナサニエルに微笑みかけてからオードリーの方に視線を軽くやり直ぐに戻して]

マダムも喜ばれております。
(146)2006/09/15 23:50:42
学生 メイ
[歩く度にふわふわと白いフレアスカートが揺れ。
未分化の中性的な風貌はこうしていれば少女に見えないこともなく。
ヒューバートと共にサロンルームへと足を運ぶ。]

……気難しい人がいたら、サマーセットからわざわざ足を運ばないよね、お父様は。

[ふと、サロンルームの奥の人物に目を留め]

……あの人が?

[アーヴァイン公?ときょとりとヒューバートを見上げ]
(147)2006/09/15 23:52:49
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/15 23:55:47
酒場の看板娘 ローズマリー
あの方が…?

[オードリーにそっと目配せをして小さな声でアーヴァインを示しながら尋ねる]
(148)2006/09/15 23:58:24
未亡人 オードリー
[ローズとともにサロンへと現れると、けだるげな笑みに妖艶さを漂わせ]

お招きいただきまして…

[曖昧な挨拶をするとサロンへと、ざわめきの中へと身をおいた]
(149)2006/09/16 00:02:09
見習いメイド ネリー
[アーヴァインらを見守れば壁に寄って佇む。
場に相応しいように正装した彼女は、
一見しただけでは侍女だと解らない位だろう。

モスグリーンのドレスの胸元には大輪に咲き誇る真紅の薔薇を飾って。
客人らと目が合えばふわりと微笑を浮かべるだけ。
その表情は何処か儚げにも見て取れた。]

―――ご機嫌よう。
(150)2006/09/16 00:02:34
書生 ハーヴェイ
[青年と共に、ゆるやかな歩調でサロンへ向う。
バトラーが恭しい礼と共に扉を開けば、
華やかな音楽ときらびやかな光に包まれる。

貴婦人とワルツを舞うアーヴァイン公の姿を認めるも声を掛ける雰囲気でもないらしい]

では、ごゆるりと。

[フットマンの差し出す銀のトレイからワイングラスを受け取るとそう告げて青年と離れた。
彼はサロンルームの傍ら、窓辺に寄り宴を眺める]
(151)2006/09/16 00:03:57
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/16 00:07:08
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/16 00:07:25
未亡人 オードリー
[ローズの耳元に扇で口元を隠しながら]

…えぇ、あちらの方よ。あなたも一度踊ってらしたら?

[ふわりと微笑むとメイドからシャンパングラスを受け取る]
(152)2006/09/16 00:07:30
酒場の看板娘 ローズマリー
>>149
マダム?
ご気分が優れませんか?

[気遣わしげに声をかけて回りを見やり]

華やかなパーティーですね。

[どこかその華やかさに少し気後れを感じながら]

私には…、少々華やかさが毒に感じます…。
(153)2006/09/16 00:09:46
美術商 ヒューバート
ああ、他ならぬアーヴァイン公のお招きだからこそ、だな。

[ナサニエルに軽く手を上げて挨拶とし、サロンルームへ足を踏み入れる。
フロアで踊る紳士を見て目を細め、メイの問いに答える]

そう、あの方が他ならぬアーヴァイン公だ。
この麗しき薔薇の館の主人さ。

[傍らのフットマンからシャンパンを受け取りながら]

君、この小さなレディにも飲み物を。
メイ、さあ彼に好きなものを頼みなさい。
(154)2006/09/16 00:09:53
酒場の看板娘 ローズマリー
>>152
はい、少し失礼させていただきます。

[オードリーの言葉に興味本位半分、
何処か考え事があるかのような様子半分でアーヴァイン公のもとへ行く。
ちょうど一曲踊り終えたところでこちらに気付き上品な振る舞いでダンスに誘われ、
恭しく礼をし]

はい、ありがたく受けいたします。

[アーヴァイン公にリードをしてもらいながらなれた様子でステップを刻んでいく]
(155)2006/09/16 00:12:55
学生 メイ
……お父様のが素敵かな。

[悪戯っぽく呟くと、貴婦人と踊る様子を見つめ。
ヒューバートに促され、彼の持つグラスを見ると]

僕は……お父様と同じものを。

[主が何を飲んでいるかなんて、知らなかったけれど。]
(156)2006/09/16 00:13:28
流れ者 ギルバート
[メイドに案内されて漸くたどり着いたサロンでは
既に宴は始まっていて相変わらずの壮麗さに覚えるのは
微かな眩暈と溜息。
ふと目に飛び込んできたのは白い薔薇の存在。
それを胸に飾る青年に思わず視線を注ぎ
それからふと思い出したように伯父の姿を探して]
(157)2006/09/16 00:14:57
冒険家 ナサニエル
[サロンルームへと辿り着いた客人を
 丁寧な挨拶で出迎える]

ようこそお越し下さいました。
皆様どうぞ、ごゆるりとお楽しみ下さいませ。

[片眼鏡の奥には柔らかな色
 暫くは此処で客人の到着を待ち

 その間にもフットマンはシャンパンを客人へと配り

 客人が皆到着すればそのまま入り口に佇み
 サロンルームを見渡しながら

 客人と目が合えば柔らかな色を向けて恭しく挨拶をし
 胸元に掲げられた白薔薇は黒に映える]
(158)2006/09/16 00:15:03
見習いメイド ネリー
―――ハーヴェイ様、ご気分が優れませんか?

[壁際を通り窓辺へと歩く彼の姿を捉えれば、
通る声は雲雀の様に澄んで。
緩く首を傾げれば碧石の瞳が瞬いた。

胸元に咲き誇る真紅の薔薇が微かに揺れる。]
(159)2006/09/16 00:19:19
学生 ラッセル
[華奢な腕を伸ばし給仕よりフルートグラスを受け取り、
喧騒を避ける様に薔薇の香気に満ちた会場の片隅へ、
桃色の薄い唇にグラスを運べば袖口のカフスが煌く。

憂いを帯びた眸は其処に在る顔ぶれをなぞり伏せられた。]
(160)2006/09/16 00:23:21
美術商 ヒューバート
はは…アーヴァイン公よりも素敵だと。
これは嬉しいことを言ってくれる。

[シャンパンを手に取るメイに困った顔をして]

しかしメイ、シャンパンはお前にはまだ少し早い。
身の丈を識ることも大切だよ。

[ひょい、とシャンパングラスを取り上げて、フットマンのトレイに戻し]

君、こちらには何か甘い飲みものを。

[フットマンが礼をして下がると、...はメイの手を引いてダンスフロア近くへ]
(161)2006/09/16 00:27:22
書生 ハーヴェイ
[不意に掛けられた声に彼は視線を上げ、ゆるりと微笑む]

いいえ、いいえ。良い気分ですよ。
眺めている方が好きなので、ついこうして時を忘れてしまいます。

[静かに答えればモスグリーンのドレスの胸元に咲く大輪の薔薇に目を細め]

良い、薔薇ですね。
(162)2006/09/16 00:28:53
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/16 00:31:27
未亡人 オードリー
[踊るローズに満足そうな笑みを向けると、壁際のカウチへと移動し、物憂げな様子を扇で隠し、踊る人々を眺めている]
(163)2006/09/16 00:31:47
踊り子 キャロルはメモを貼った。
2006/09/16 00:31:49
流れ者 ギルバート
[伯父の姿は割とすぐに見つかったけれど
踊っている様子に声をかけるわけにもいかず肩を竦め
給仕から淡い気泡を昇らせるフルートグラスを
受け取り傾けるとそのまま壁際でぼんやりと過ごし。
その間も何となく白い薔薇の行方を視線で追いながら]
(164)2006/09/16 00:32:54
学生 メイ
あ……

[取られたグラスを名残惜しそうに見つめながら]

はい、お父様……
でも一口くらい、飲んでみたかったな。

[ちょっとだけ不服そうに口を尖らせると、手を引かれるまま、フロアへと歩み寄り]

……踊るの?お父様。
(165)2006/09/16 00:33:58
お嬢様 ヘンリエッタ
[人差し指でスイッチレバーを引く。
少々錆の浮いた円盤状の物体が回り始め、音が流れ出した。

トロイメライだ。

ディスクはゆっくりと回転し、盤上に立てられた無数の突起(ピン)がホイールを弾き、ホイールが櫛歯を響かせる。

こうして音は、鼓膜に届いた]

・・・・・・。

[...は眼を閉じ、一音一音を確かめるようにその音に耳を傾ける。演奏が終わると、彼女はゆっくり眼を開けた]

そろそろ行くかな・・・。

[身支度を整え、部屋を施錠すると、優雅な足取りでサロンへと向かった]
(166)2006/09/16 00:36:48
見習いメイド ネリー
そう思っていただければ、この上なく嬉しいです。

ええ…薔薇は、アーヴァイン様から頂いた物。
あの方の薔薇の選別も、見事な物ですわ。

[ふわりと微笑めば、胸元に手をそっとやり、花弁に触れた。]

…そうですか。貴方は踊らないのですね。
もしもご気分が優れないのならば、どうかお申し付けを。

…ハーヴェイ様。薔薇はお好きですか?
(167)2006/09/16 00:38:07
お嬢様 ヘンリエッタは、サロンに着くと、先客一人一人と挨拶を交わした。
2006/09/16 00:38:32
踊り子 キャロル
[部屋の片隅で赤ワインを飲みつつ、踊る人々をなんとなしに眺めて。デザインがやや幼げな黒いドレスに真紅のルージュ。]

あれが、アーヴァイン公……ね。

[踊るでもなく、部屋に満ちる薔薇の香りに酔いしれて。]
(168)2006/09/16 00:39:40
踊り子 キャロルは、お嬢様 ヘンリエッタが入ってきたのに気付くと、昨晩同様丁寧にお辞儀。
2006/09/16 00:42:32
酒場の看板娘 ローズマリー
[踊り終えてアーヴァイン公に礼をして]

ありがとうございました。

[オードリーのもとに戻り]
>>163
オードリー様?

[その様子を心配そうに眺める]
(169)2006/09/16 00:44:02
見習いメイド ネリー
[キャロル、そして続くヘンリエッタの姿が見えれば、
笑みを浮かべ丁寧にお辞儀を一つ。]
(170)2006/09/16 00:44:35
お嬢様 ヘンリエッタは、踊り子 キャロルの丁寧な挨拶に微笑を浮かべながら応対。「御機嫌よう」
2006/09/16 00:45:04
酒場の看板娘 ローズマリーは、お嬢様 ヘンリエッタに優雅に一礼をした。
2006/09/16 00:46:07
お嬢様 ヘンリエッタは、見習いメイド ネリーにも同様に挨拶を交わす。「その薔薇、綺麗・・・」
2006/09/16 00:46:37
学生 ラッセル
そのようですね。

[程近くで呟かれたキャロルの言葉に相槌を打つ。
ヘンリエッタに挨拶されれば物憂げな微笑みを湛え、
フルートグラスを持ち直し姿勢をただし礼を返す。]

こんばんは、ヘンリエッタさん。

[昨夜と印象の違う少女の様子に僅かに首を傾げた。]
(171)2006/09/16 00:47:38
書生 ハーヴェイ
[細めた瞳が大輪の薔薇に浮かべる笑みはやわらかく、黒い瞳は赤い花を映して揺れる]

そうですか、アーヴァイン公から。
ええ、見事な、本当に見事な薔薇です。

…どうかご心配なさらずに。
私はそんなに良くない顔をしていますか?

[軽く首を傾げ、目の前の女性が花弁に触れる様を眺めて。
胸元から毀れる赤いひとひらをそっと手の中に受け止めて]

美しいものは好きです。

[彼女の手を取り、毀れた花弁を小さな手のひらへと返した]
(172)2006/09/16 00:48:41
冒険家 ナサニエル
[ある程度落ち着いたゆっくりとした空気が流れ始めれば
 サロンの中をゆるりと歩き始める

 各著名の方々に挨拶をしたりワインを勧めたり
 フットマンの動きを気にしたりとしながら

 ふと視線を感じた気がして其方へと視線を向けた
 客人の一人―ギルバートと目が合えば
 柔らかな色を湛えた微笑みを浮かべ丁寧な挨拶を送る]
(173)2006/09/16 00:49:17
書生 ハーヴェイは、お嬢様 ヘンリエッタに気付くと、ゆるりと会釈をした。
2006/09/16 00:49:24
美術商 ヒューバート
[シャンパングラスを軽く掲げ]

これでは踊れないだろう?
私は見ているよ。
どのような人々が招かれているのか興味があるからね。

お前は踊ってくるかね?
(174)2006/09/16 00:52:30
お嬢様 ヘンリエッタ
[フットマンからシャンパンを受け取ると、慣れた手つきでグラスを傾ける。

琥珀色の液体から出る炭酸ガスを見つめながら、怪訝な表情を浮かべるラッセルに対し苦笑しながら]

私の顔に何かついていますか?

[言いながらすっとラッセルに近づき]

何故わかった?
私の演技は完璧だったはずだが・・・

[小声で問い掛けた]
(175)2006/09/16 00:55:16
踊り子 キャロル
どんな人かと楽しみにしてたけど……
初めてな気がしないわ。会ったことはないはずだけど。

[少し考えてみたものの、やはり面識はないはずで。]

……ラッセルさんは踊らないんですか?

[思い出したように小首を傾げて、あどけなく微笑む。]
(176)2006/09/16 00:55:27
お嬢様 ヘンリエッタ
[ハーヴェイと眼が合うと]

ハーヴェイさん、昨日は本当にありがとうございました。
私、本当に楽しかったです。

・・・・・・それにしても、確かに顔色が少し悪いように思います。
本当に、大丈夫ですか?
(177)2006/09/16 00:58:31
学生 ラッセル
[小声で囁かれる言葉にヘンリエッタの顔を見つめ幾度か瞬いて、
浮かぶ笑みは憂いを帯びたままなれど微かに優しい。]

雰囲気が、少し違う気がして。
秘め事でしたか?

[小声で返して首を傾げる。
キャロルの言葉にダンスフロアへ視線を移す。]

子供の頃にお会いしたとかでしょうか?

[アーヴァインを追っていた視線をキャロルへ戻し、
また首を傾げて物憂げな微笑を浮かべる。]

私が、ですか?
(178)2006/09/16 01:02:22
流れ者 ギルバート
[伯父の行方と白薔薇の行方をそれぞれに
追って行けばこちらを向いて微笑んだ青年に
少しだけ驚いて思わずじっと見返す。
けれど丁寧な挨拶にはそれ相応の態度を持って応え。
ふと伯父の周りがある程度静かになったのは
見ていて気付いたのだけれどそれよりも
白い薔薇の存在のほうに視線を捕らえられ]
(179)2006/09/16 01:02:29
書生 ハーヴェイ
[彼は目が合った少女へ静かに微笑みを返す]

私の方こそ素敵なひと時をありがとうございました。

[顔色が悪いと言われれば自覚がないのだろうか、
彼は手袋を嵌めた手で自分の頬をさらりと撫で不思議そうに首を傾げた]

華やかさにあてられてしまったのかもしれませんね。
大丈夫ですよ。心遣いありがとうございます。
(180)2006/09/16 01:05:05
学生 メイ
[ヒューバートの言葉に場にいる面々を見渡して。
見知らぬ顔ばかりなのに少し臆したか、首を振ると]

……お父様と一緒にいるよ。
一番最初に踊るのはお父様がいい。

[フットマンからオレンジジュースの入ったグラスを受け取り。
周りの人が飲んでるものを見つめ]

……何だか僕だけ子供みたい。
(181)2006/09/16 01:06:25
見習いメイド ネリー
お褒め頂き、有難う御座います。
アーヴァイン様もお喜びになると思いますわ…。

そうですね。ハーヴェイ様はずっと窓の外を見ていましたから。
ご気分が優れないのかと思いまして、申し上げた次第です。

[彼にだけ聞こえるように囁くも柔らかな笑みは絶やさずに。
胸元に当てていた真紅の薔薇の花びらが一枚、滑り落ちる様を見つめた。
其れをそっと受け止める彼の動作を見つめれば軽く溜息さえ漏らして。

手のひらに返されれば双眸を細めてにこやかに微笑むも。]

薔薇は確かに美しいです。
散る薔薇や、枯れた薔薇を見るのが悲しくもありますけれど。
(182)2006/09/16 01:07:33
見習いメイド ネリー
―――ヘンリエッタ様も、薔薇はお好きでしょうか。

[振り向き、そう告げればゆるく首を傾げ。]
(183)2006/09/16 01:08:57
未亡人 オードリー
[踊り終えたローズに軽く拍手し]

楽しかったかしら?とても素敵に踊ってたわ。
流石私のローズね。

[美術品を愛でるようにローズを見つめ、問われる視線は扇でさえぎり]
(184)2006/09/16 01:10:03
踊り子 キャロル
[ヘンリエッタとラッセルのやりとりに気付くはずもなく、自分に向けられたラッセルの言葉にもう一度記憶をたどる。]

幼少期なのだとしたら……

[――私の姓がマールブランシェだった頃……。
今はもう、存在しない家。母は旧姓に戻っているだろうか。
当時は新聞を賑わせていたかもしれないだろうあの事件。]

――まあ、いいわ。
小さい頃に会っていたとしても、覚えてなければ初対面よ。

[何かをごまかすように一瞬うつむき、顔をあげればまた笑んで。]

ええ、あなた。踊っているだけで絵になりそう。
(185)2006/09/16 01:12:02
書生 ハーヴェイ
つい園に目がいってしまいまして。
あからさまに眺めていたとは、失礼を。

ここは美しい華がたくさんありすぎて私の目にはいささか眩しすぎます。

[冗談とも本気ともつかない声でそう告げて、
花びらを返せば微笑む彼女の続く言葉]

だから、美しいとは思いませんか。

[そっと囁いて、彼は笑みを浮かべた]
(186)2006/09/16 01:15:20
酒場の看板娘 ローズマリー
>>184
はい、ありがとうございますマダム。

[褒められて嬉しそうに顔をほころばせて]

すべてはマダムによくしてもらったおかげです。

[オードリーの様子にそれ以上は何も言わず近くにいたフットマンにシャンパン頼んで受け取り]

マダム、他の招待客にも挨拶も必要なのでは?
(187)2006/09/16 01:15:43
お嬢様 ヘンリエッタ
[首を傾げながら訊ねるラッセルの声に苦笑を浮かべながら]

そうですね。
出来れば、私とラッセルさん、あなただけの秘密にしておいて下さい。

[続いて微笑を浮かべるハーヴェイの方を振り返ると]

大丈夫であれば良いのですけれど・・・
はい、そういうことであれば・・・でも本当に無理はなさらないで下さいね。

[心配そうな面持ちでそう言うと、最後にすぐ近くにいるネリーに対し]

はい。私、幼少期から薔薇がすごく好きでした。
その様子だと・・・ネリーさんも薔薇、お好きなんですよね?

[微笑を浮かべ、呟いた]
(188)2006/09/16 01:19:54
学生 ラッセル
…そうですか。
そうかも知れませんね。

[想い巡らせるキャロルの様子に僅か眸を眇め、
振り切る様に笑みを浮かべるのに瞬く。]

私よりキャロルさんの方が余程。
美しく華やかな方は何をされても絵になりますから。

[ヘンリエッタの言葉に向き直り静かに頷き、
桃色の薄い唇に人差し指を当て、
其の面に僅かに悪戯な色を滲ませる。]

では、二人だけの秘め事と言う事に。
(189)2006/09/16 01:24:27
冒険家 ナサニエル
[白薔薇に視線を送る青年の許へと近づけば
 柔らかな微笑みと共に僅か首を傾げる]

白い薔薇が気になりますか?
(190)2006/09/16 01:28:40
お嬢様 ヘンリエッタ
はい。二人だけの秘め事に。

[一瞬いたずらっ子のような表情を浮かべた後、すぐにいつもの顔を再形成した]
(191)2006/09/16 01:28:52
見習いメイド ネリー
ハーヴェイ様…薔薇園が気になりますか?
遠慮なさらずに、申し付けてくれればご案内いたしましたのに。

[それだけをこそりと伝えて。
美しい華で満たされていると言えば双眸を細め、ただただ笑みを湛えた。]

美しさは時と共に失われて行きます。

そうですね、だからこそ美しいのでしょう。
――儚む事も惜しむ事も大切でありますから…。

[手のひらの花びらをレースのハンカチーフで包めば、それで軽く唇に口付けて。]
(192)2006/09/16 01:30:51
美術商 ヒューバート
[メイの頭を撫で]

ふふ、そんなことを言っているようでは、いつになっても社交界へは出せないな。
このような場に、慣れておくことも大切なのだよ。

無理に、とは言わないがね。

[と言って、シャンパンを持ったまま、ダンスホールから離れると、供えられているカウチへ腰掛けた]
(193)2006/09/16 01:30:59
未亡人 オードリー
[扇の陰でため息をつくと、気だるげに]

…そうね、ご挨拶しないと。でも、知ってるでしょ?
私が社交界流儀…嫌いなの。

そうね、ローズあなたの練習にちょうどいいわ。私を紹介し、ご挨拶巡りね。

[自分の思いつきにころころと笑うと、扇で口元を隠したまま、ローズを促した]
(194)2006/09/16 01:32:08
流れ者 ギルバート
[酒盃に唇を軽く押し当てたまま。
青年の足がこちらへと向き
そして微かに首を傾げる様子に微かに瞬きながら]

…此の館で白薔薇と言うのが珍しいな…と。
伯父上は赤い薔薇のほうがお好きなようだから。

[掠れを帯びた独特の低音で静かにつむぎ]
(195)2006/09/16 01:34:27
踊り子 キャロル
お上手ね。でも私は、壁の花でいいわ。

[まだ今は――。心の中でそう呟いて。
彼へあどけなく微笑めば、踊る人たちに視線を戻す。
赤ワインをまた一口含むと、ゆっくりと飲み込んで。]

主役は薔薇に譲るとしましょう。

[薔薇園の方を見遣り、息を漏らしながら誰にともなくそう呟いた。]
(196)2006/09/16 01:36:15
見習いメイド ネリー
薔薇は素敵です。
私のような者は、その輝ける存在になれはしないけれど。

―――焦がれる事は、出来ます。

そう思うのを許す薔薇の美しさを称えるのは、きっと好きという事なんでしょう。

[ヘンリエッタにそう伝えると微笑を返して。
胸元の薔薇の花弁に触れれば撫で下ろすように。]
(197)2006/09/16 01:36:28
書生 ハーヴェイ
ええ、無理もなにも私は……。

[心配そうにこちらを見つめる少女に口を開けば、
案内をとこっそりと伝えられる言葉に、彼は一度言葉を切り]

……そうですね、少し外の風に当たってきます。

[そう告げて、胸元に薔薇を咲かす彼女のハンカチを包む手をそっと取り]

案内を頼んでも?
(198)2006/09/16 01:41:59
お嬢様 ヘンリエッタ
そんなことはありません。
ネリーさんの良さを、輝きを、美しさを理解してくれる人は、それこそたくさんいると思います。

今日のネリーさん、本当にお綺麗ですよ。

[目を細め、ネリーの胸元の薔薇に視線を落とした]
(199)2006/09/16 01:43:27
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/16 01:45:33
学生 ラッセル
[ヘンリエッタの表情の変化を見守り静かに頷いて、
キャロルの言葉に憂いを帯びた儚げな笑みを浮かべ、
視線を追いかけて薔薇園へと移す。]

其れも宜しいかも知れませんね。
(200)2006/09/16 01:48:08
学生 メイ
僕は別に社交界に出たいなんて……

[そんなこと言うようではこの主に付き添うには失格か、と少し項垂れ。
ヒューバートについて歩くと、横に佇み。]

お父様は、僕を社交界に出したいですか?
(201)2006/09/16 01:48:19
冒険家 ナサニエル
[赤い薔薇の方がと聞けば小さく笑んだ]

アーヴァイン様は白い薔薇もお嫌いでは在りませんから。
此の薔薇はアーヴァイン様が私の為に択んで下さったものです。

[軽く指先で薔薇を支えるような仕草
 そしてまた微笑みながら尋ねる]

ギルバート様は、白い薔薇はお嫌いでしょうか?
(202)2006/09/16 01:50:12
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