人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1879)【 EROTIC&HERETIC 】 : 3日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

書生 ハーヴェイ は、流れ者 ギルバートに投票した
見習いメイド ネリー は、学生 ラッセルに投票した
酒場の看板娘 ローズマリー は、流れ者 ギルバートに投票した
踊り子 キャロル は、酒場の看板娘 ローズマリーに投票した
未亡人 オードリー は、美術商 ヒューバートに投票した
学生 ラッセル は、冒険家 ナサニエルに投票した
学生 メイ は、学生 ラッセルに投票した
お嬢様 ヘンリエッタ は、未亡人 オードリーに投票した
流れ者 ギルバート は、お嬢様 ヘンリエッタに投票した
冒険家 ナサニエル は、学生 ラッセルに投票した
美術商 ヒューバート は、お嬢様 ヘンリエッタに投票した

学生 ラッセル は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、踊り子 キャロルが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、書生 ハーヴェイ、見習いメイド ネリー、酒場の看板娘 ローズマリー、未亡人 オードリー、学生 メイ、お嬢様 ヘンリエッタ、流れ者 ギルバート、冒険家 ナサニエル、美術商 ヒューバート、の9名。
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/19 01:06:45
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/19 01:14:07
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/19 01:16:04
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/19 01:17:28
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/19 01:18:58
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/19 01:21:59
酒場の看板娘 ローズマリー
[エントランスに向かいながらメイドや執事達のことを思い出して、
比較的正気を保ってそうな人物を思い浮かべて]

まずはナサニエル様かネリー様にお話をして…、
昨日の様子ではネリー様よりは…、ナサニエル様ですね…。

[一人呟きながら歩を*進めている*]
(0)2006/09/19 01:24:44
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/19 01:27:25
冒険家 ナサニエル
[不意に、
 なんの前触れも無く

 ――エントランスに乾いた音が響いた――

 床を拭いていたメイドは
 もう床を拭いていない

 必死に拭いていた床をただ赤い海で汚している]

…此れはまた、怒られますね。
向うでも、頑張って下さい。

[ただ其れだけを呟いて
 手の中にあるのは薔薇模様のあしらわれた銃]

…さて、残りは4発ですか。
(1)2006/09/19 01:35:38
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/19 01:54:16
冒険家 ナサニエルは、*エントランスを後にした*
2006/09/19 02:05:02
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/19 02:09:37
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/19 03:50:49
冒険家 ナサニエル
―某客室―
[猫足の椅子に腰掛ける相手を、
 ただ穏やかな色を籠めた瞳で見詰めながら]

…痛みなんて、
忘れていた方が良かったのかもしれません。

[瞑目する様子にも、
 掲げたままの銃口は揺るぐ事はなく其の胸元へ]

いいえ、
大したお話もお聞かせする事が出来ず、
実に申し訳在りませんでした。

[慈愛の微笑みを見詰めれば僅か首を傾げ
 何とも言えぬ苦笑を浮かべたまま、

    静かに引き金を引いた

 乾いた音の一つ目が辺りに響き渡る]
(2)2006/09/19 05:48:27
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/19 05:59:24
冒険家 ナサニエル
[ゆるりと、首を振って]

許すも何も御座いません。
私は、其の様な事は望んでおりませんので。

[其の言葉を言う表情が、
 どんなものだったかなどは言われた本人しか解らないだろう]

此れを撃ったとしても、未だ弾は、無くなりません。
態々教えて下さって、有難う御座いました。

[そして其の睫が降ろされるのを見れば
  ―――もう一度引き金を引く

 二つ目の乾いた音も辺りに響き渡った]
(3)2006/09/19 06:22:53
冒険家 ナサニエル
[猫脚のソファで、
 眠るように息絶える其の様を眺め
 一度だけ頬を撫でるのは、
 もう動く事はない確認の為か]

私が還る場所は、ただ一つです。
其れでは、失礼致しました。

[小さく呟くと銃をしまい、一礼をし
 其の部屋を後にする

 其の部屋の持ち主の魂が煉獄へ囚われた瞬間、
 部屋の時計がぐるぐると早回しになってゆく
 回る時計に呼応するように部屋の荒廃は進む
 無機質な物達を犠牲にしながら

 胸元から銀の懐中時計を取り出せば
 其れをそっと撫でる
 そしてゆっくりと*歩いてゆく*]
(4)2006/09/19 07:05:30
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/19 07:08:27
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/19 07:08:53
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/19 07:12:54
書生 ハーヴェイ
[部屋の扉を開き廊下へ出かけて使用人とぶつかる]

っ……失礼。

[胸元に収まる使用人を離そうと手をかけるも、
彼女はシャツを掴んで離さない。
微かに怯えたような、それでもすがるような目をこちらに向けた彼女は
掠れる声で呟く]

「どうか…」

[あの方が、と言葉に詰まる様子に首を傾げれば、
使用人にシャツを引かれるままに部屋を出て廊下を歩く]
(5)2006/09/19 17:59:30
書生 ハーヴェイ
[その部屋の扉は朽ちていた。
ノブに手をかけると鍵はかかっていない。

踏み入った部屋の中、朽ちたものに囲まれて、
唯一朽ちていないのは、その部屋の主]

――真紅?

[ソファーに眠る真紅の胸には、
真っ赤な薔薇のような2つの血だまり。

取った手は冷たく冷たく。
その手をそっと元の位置に戻すと、ソファーの端に腰を下ろした]
(6)2006/09/19 18:08:26
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/19 18:25:04
書生 ハーヴェイ
[赤い髪を一度だけ撫でて、ソファーの肘掛に凭れる。
と、使用人がおそるおそる真紅の顔に手を触れかけて、その手を払う]

触るな。

[びくりと、使用人が己の手を抱くように身体を縮こまらせた]

……誰が、…何か見ましたか?

「ナサニエル様が…お部屋に…それで銃声が」

[その言葉に横目で使用人の様子をうかがい、それから頷いた]
(7)2006/09/19 18:27:40
書生 ハーヴェイ
[ひとつため息をついてから身を起す。
真紅の耳元で何か囁けばソファーから立ち上がりその部屋を後にした]
(8)2006/09/19 18:34:48
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/19 18:38:58
書生 ハーヴェイは、後をついてくる使用人に訝しげに*振り返り*
2006/09/19 18:39:56
書生 ハーヴェイ
――何か?

[部屋を出てもなおついてくる使用人を振り返った]

「真紅よりの約束をっ……受け継ぎましたと。
  そう、伝えなさいとあの方に…」

[使用人の返答に出てくるのはため息。
しばしこめかみの辺りに手を当てる]

なるほど、…約束ですか。困った人ですね。
わかりました。では、部屋へ。
(9)2006/09/19 20:21:13
書生 ハーヴェイ
[部屋に使用人を残せば、屋敷の中をふらりと歩く。
屋敷の所々につけられた血痕は狂気の跡か。

三つ揃えのスーツを身に纏えど、
下ろされた髪は目元を隠したまま。
ポケットに手を入れて歩く仕草は紳士には程遠いか。

ただ、狂気の香る廊下を颯爽と歩く。]
(10)2006/09/19 20:29:15
見習いメイド ネリー
[手には血痕。彩る色は赤から黒へとすっかり変色してしまっていて。
傷口は塞ぎかかっていたけれど、肉色は未だに癒えずにいた。

2階の客室へと続けば騒がしく、
使用人らがざわめきだしているのを訝しげな表情で見つめ。
歩調は確かめるようにゆるやかと近づくと怯え、何事かと騒ぎ立てる声が聞こえてくる。

「…客人が…」「部屋が荒れて…」と、
パズルのピースのような単語が飛び交う。
傍の、人だかりのある部屋を見て確認すると―――]

…キャロル、L…ラピリエール…様。

[表情が僅かに凍った。]
(11)2006/09/19 21:35:39
学生 メイ
[ざわざわと、客室の外は騒がしく。
主の姿はまだ部屋には戻らない。]

……マスター……

[不安気に揺れる蒼い目でナイフを見つめ。
ぎゅっと刃を抱く。
ドアの隙間からは、鉄錆びた香り。

外へ出ようか。
言いつけを守るべきか。

扉の前で佇む。]
(12)2006/09/19 22:01:01
見習いメイド ネリー
[客人に手を出した使用人の所為だろうかと逡巡すると、
朽ちたドアノブを回すと部屋の中へと進入する。
鍵はさび付いていたためか、その役目は既に果たされてなかったけれど。

荒廃した部屋の、部屋の赤い絨毯に美しく横たわるのは―――ブロンド髪の女性。

胸には妖しく咲き誇る黒い薔薇。
まるで彼女から生まれ出たようにも見て取れて。
すぐさま駆け寄り失礼の無いようにひざまつけば手を取るも、
昨日見たしなやかな腕は白磁と例えて良いほど白く、そして冷たかった。

それに慄けば、傍らに置かれた二つの手首が示すは、
意味を持つかの固く握られたそれらが持つ、白薔薇と赤薔薇。

これほどまでに異様な光景に憤りすら憶えそうになるも同時に、
何処か美しいと思うような背徳感も感じて。]
(13)2006/09/19 22:02:46
書生 ハーヴェイ
[エントランスから続く階段を上がれば、
個室の前にふたつの人だかり。
使用人たちがざわめく隙間を縫ってキャロルの個室の前まで足を運んだ]

…これはこれは。
ごきげんよう。どうなさいましたか?

[そう使用人に尋ねる瞳は細められて]
(14)2006/09/19 22:03:53
書生 ハーヴェイは、見習いメイド ネリーの側へと歩み寄り「……どうかしましたか?」とそっと声を掛けた
2006/09/19 22:12:30
見習いメイド ネリー
――ハーヴェイ様。

[表情は僅かに曇りがちで。
彼の瞳を見据え再びキャロルの方を向くと、ハーヴェイに向きなおす。
睫毛を伏せて緩く首を振れば冷たい彼女の手を取っていた手をそっと戻して。

もう片方の手に握られた銀のナイフと銃が白い腕に、
酷く不釣合いだと思えばするりとそれらを引き抜き赤い絨毯の上に置く。]

…キャロル、様が。
(15)2006/09/19 22:21:43
書生 ハーヴェイ
ええ。死んでいますね。

[手から外された銃とナイフを眺めてから僅かな間、
その後に続く言葉は淡々としていて]

…彼も、死んでいましたよ。
赤い髪の教会の彼も。ご存知でしたか?
(16)2006/09/19 22:26:38
見習いメイド ネリー
…いいえ。
そうですか、ラッセル様も。
―――残念です。とても。

[もう一度キャロルに視線を向けながらそう答えて。]
(17)2006/09/19 22:31:54
美術商 ヒューバート
―昨晩・自室―

[やや肩を落とした様子で部屋に戻ってくる]

メイ、戻ったよ。
心細い思いをさせたな…
しばらくバトラーを探したのだが、見つからなくてね。

彼なら何か知っているかと思ったが…

[この日は得るものがなかったようで、...はそのまま床についた。先刻会話を交わした相手の翌日の惨状を知る由もなく。]
(18)2006/09/19 22:33:56
書生 ハーヴェイ
ええ、本当に。

……彼女たちをどうするおつもりでしょうか。
このままという分けにもいかないのでは?

[女性の側でひざまずいたままのネリーへと手を差し出して問う]
(19)2006/09/19 22:38:16
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/19 22:38:52
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/19 22:40:57
学生 メイ
―自室―

[ソファに掛けながら、主を見つめる。
特に収穫の無い様子で戻ってきたが、明らかに館の様子はおかしく]

……マスター、やっぱり何かあったのでは。
バトラーをお探しなら、僕も手伝おうか?
二人で探した方が早い。
(20)2006/09/19 22:46:02
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/19 22:47:22
見習いメイド ネリー
[おずおずと手を伸ばすも、少し躊躇って触れるか触れないかの所で手が止まる。]

…解っております。
どうにかしたいとは思っておりますが…。

悲しい事に、狂いだした使用人も居ます故。
死者の冒涜を仕出かす可能性も有りますし…。

すみません。どうにかしたいのに、どうしたらいいかも…
解らなくなってきました。
(21)2006/09/19 22:55:22
流れ者 ギルバート
[相変わらず天才的な迷子ぶりを発揮しながら
その姿は一人の人物を探して。
擦れ違ったりする使用人たちの様子に
微かに不安を覚えながら
道程は果てしなく。

その名を呼んだらその姿は見つかるだろうかと
微かにそんなくだらないことが頭を掠める]
(22)2006/09/19 22:58:52
書生 ハーヴェイ
……なるほど。
では扉に鍵でも掛けておくしかないでしょうね。

[中途半端なところで留められていた手を一瞥してから、
取れば指は傷口をなぞり白い手袋は赤く滲んだ]

もっとも朽ちた扉の鍵など、役に立つかどうかも怪しいですけれど。
…どう、したら。ですか。
まずは他の客人へも知らせてみては如何でしょうか。
何か知っている者がいるかもしれませんよ?
(23)2006/09/19 23:02:31
美術商 ヒューバート
―自室―

[気だるげな目覚めを迎えてから、どれだけ時が経ったか。いつもどおり身支度を整えて時間をやり過ごしてはいたが、尋常ならぬ館内のざわめきと、メイの促しに片眉を上げる]

…そうだな。
どうも、良からぬことが起きている気配だ。尋常ではない。

仕方がないな、様子を見に行くか…。
メイ、私の傍から離れてはいけないよ。
お前は、銃の使い方すら知らぬのだからね。
(24)2006/09/19 23:06:42
見習いメイド ネリー
…取り合えず此処は動ける者の手に一時を任せる事に致します。

[そう言うと心痛な表情を帯びて駆け寄る使用人の姿。
2階は出来るだけ人払いをするように…と耳打ちを。
もっとも、人払い出来るかどうかなんて解らないけれど。]

…知っている方ですか。
いいえ、私には心当たりは…。
ハーヴェイ様は、お心当たりがありますでしょうか。
(25)2006/09/19 23:12:18
学生 メイ
銃……

[言われてから、テーブルの上を見る。
フットマンが運んだ2丁のうち1丁は未だ手付かず。]

……うん、上手く扱える自信ないから。
これはマスターに預けるよ。

[立ち上がり、アビの裾を翻すと]

……行こうか、マスター?
(26)2006/09/19 23:17:43
美術商 ヒューバート
ああ。
お前にそんなものは持たせたくないのだがね。
私から離れてはいけないよ。

[そう告げると、銃の1丁を腰に、残りの1丁はサイドボードの抽出に為舞うと、メイを伴って部屋を出た]
(27)2006/09/19 23:21:11
書生 ハーヴェイ
[ネリーの手を取り、キャロルの部屋を後にする]

いいえ、いいえ。私も何も。

[扉の外にいざないネリーの背中を見るその口元は薄く上がっていただろうか]
(28)2006/09/19 23:25:06
学生 メイ
解っている、マスター。

[銃は持てぬけれど、せめて、とナイフをそっとポケットにしのばせ。
主の後をついて歩く。]

……何か、随分と雰囲気が違うね。
ずっと部屋の中にいたから解らなかった。

[廊下に出ると異様な雰囲気に瞬いて]
(29)2006/09/19 23:32:51
見習いメイド ネリー
…そう、ですか。

[一言そう答えれば手を取られ部屋を後に。
何処かその手は震えていただろうか。

ワンピースの裾を靡かせるままに、連れられるように。]
(30)2006/09/19 23:33:59
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイに、「…どちらに伺うのでしょうか?」と一言。
2006/09/19 23:37:21
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/20 00:04:29
未亡人 オードリー
[噎せ返る薔薇の香りのなか、茨に侵食され朽ちはじめた部屋。
相変わることなく豪奢な天蓋付ベットはそのままで、その姿は廃墟には逆に異様で。]

ん・・・・

[瘴気に当てられたのかひたすらに緩やかな眠りに身を置き。
気だるげな、様子が見て取れる]
(31)2006/09/20 00:12:17
書生 ハーヴェイ
[朽ちた扉は軋んだ音を立てて閉じる。
今だその場にたむろする使用人を避けつつ、
少し離れた場所へ移れば取っていた手を解けば
何処へと問われても肩を竦めるばかり]

さあ、どちらと言われましても。
どこもかしこも同じようなものですからね?

[そう辺りを見回せば、廊下にいる人影に気づき恭しく礼をした]

これはこれはサマーセット伯。
そしてごきげんようレディ。
お二人ともいかがなさいましたか?
(32)2006/09/20 00:12:22
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/20 00:15:30
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/20 00:17:27
美術商 ヒューバート
[ハーヴェイとネリーに気付くと、さりげなくメイを庇うようにしながら、ハーヴェイを軽く手で制し]

やあ、ハーヴェイ君。
この状況だ、堅苦しいのは止そう。
如何も何も、この騒ぎは何だね?

…あれは…?

[やや離れた客室の扉が一夜で変貌していることに気付き、怪訝な顔をする]
(33)2006/09/20 00:18:18
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/20 00:18:29
冒険家 ナサニエル
―エントランス―

[エントランスへと辿り着けば
 辺りの様子を見る

 血に塗れたメイドはまだ横たわり
 自分は柱時計の隣に佇んだ

 その逆周りに動く時計をじっと見つめる]
(34)2006/09/20 00:19:01
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/20 00:23:07
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/20 00:24:49
見習いメイド ネリー
[解かれた手を見ると白い手袋を汚すのは赤黒い血。
少しだけ視線を放し、ごめんなさいと呟いたのは聞き取れただろうか。]

何処か行く宛てがあったと思いましたので…。
……そうですね、失礼致しました。

[彼の視線の先を見れば二人の人影。
認識すると軽く会釈をして。]

ヒューバート様。メイ様…。

[ちら、と扉を見て二人へと視線を向けた。]
(35)2006/09/20 00:25:24
酒場の看板娘 ローズマリー
[エントランスに足を踏み入れると柱時計の隣に佇むナサニエルの姿と、
血にまみれたメイドの姿が見え]

こんばんわ、ナサニエル様。
すでに狂乱の宴は留まる事を知らず…。

[メイドにちらりと一瞥]

明日にはまた何人の人が死んでるのでしょうか…。
少しお話したいことがあるのですがよろしいですか?
(36)2006/09/20 00:25:37
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/20 00:26:54
書生 ハーヴェイ
そうですね…。ではご好意に甘えて。

[顔を上げればゆるりと笑んで]

ええ、来客の一人…いえ、二人が死んでおります。
そちらと、あちらで。

[もう一つの同様に朽ちた客室の扉も示す]

状況は…中をご覧になられた方が早いかと思われますが。
(37)2006/09/20 00:27:51
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/20 00:29:02
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/20 00:32:58
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/20 00:39:37
学生 メイ
[ヒューバートの後ろでネリーとハーヴェイを見つめ。
ネリーの視線を追って、その扉を目にすると瞬き]

……お父様。

[ヒューバートの服を握る。
ハーヴェイの発した言葉に思わず耳を疑い]

……死、んで?
(38)2006/09/20 00:39:40
美術商 ヒューバート
[ハーヴェイの言葉に、表情を強張らせる]

…死んでいる?
誰がだね。
それは、…殺されたということなのか?

[言いながらも、足は朽ちた扉の一つに向かって]

…メイ、おまえはここに居なさい。

[メイを置いて、ラッセルの部屋、キャロルの部屋をそれぞれ覗き、首を振りながら戻ってきた]

…なんと…いうことだ…
私は昨夜彼らの両方とこの廊下で顔を合わせたというのに。
(39)2006/09/20 00:40:09
冒険家 ナサニエル
[ローズマリーに話しかけられ
 其方を振り向くと丁寧に一礼を送る]

これはローズマリー様。
狂乱の宴ですか。まさに其の通りかも知れませんね。

[其の視線を追いメイドに視線を一つ
 けれどまたローズマリーへと視線を戻せば
 柔らかな色を湛えたまま]

其れは私にも解りません。

は、私でよければ。
何で御座いましょうか?
(40)2006/09/20 00:41:29
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/20 00:43:42
見習いメイド ネリー
メイ様…。

[一歩踏み出して手を伸ばそうとするも、空を切るだけで。]

ヒューバート様の言う通り、
余り見ぬほうが宜しいと思います。
(41)2006/09/20 00:43:48
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/20 00:44:58
流れ者 ギルバート
[微かに香る錆びた鉄の匂い。
鳶色の瞳を眇めて男はそれを辿りエントランスへ。
何やら話をしているらしい二人を認め
邪魔をしてしまっただろうかと微かに迷うも
身をはっきりと現してしまったがゆえに
もどるわけにもいかずどうしたものかと]
(42)2006/09/20 00:46:47
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/20 00:47:34
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/20 00:49:40
書生 ハーヴェイ
……行く宛てなど、ありませんよ。

[ネリーの呟きへは白い手袋を眺め、
それから彼女の手を見る]

傷を放っておくのはいけませんね。
救護室があるのならそちらを行く宛てにでも致しましょうか。

[視線を上げれば、
サマーセット伯の後ろで怯えるような少女の声]

ええ。
……怖がらせたようで申し訳ありませんレディ。
(43)2006/09/20 00:50:36
酒場の看板娘 ローズマリー
もう混乱もなにもないでしょうから一つ…。
今回起きてることの事件の張本人といいましょうか?
ナサニエル様には察しがついているのかもしれませんが…。

[視線を合わせたままで]

普通の人の手によってなされた事ではありません。
闇の眷属と言えばいいでしょうか?
貴方の主人アーヴァイン公もまたその闇の眷属の者…。

この屋敷の中に他にも闇の眷属の者が混じっており、私達を生贄としようとしています。
突然のお話、私の気が狂ったとでも思われるかもしれませんが……。
(44)2006/09/20 00:51:06
お嬢様 ヘンリエッタ
―自室―

[乱反射する水の中を、ゆっくり、ゆっくりと浮上していく。目覚めが近いのを感じる。
やがて意識が水面へと浮上し、目が覚めるはずだった。

と、不意に周囲が泡立つ。無数の泡が噴き出し、立ち上っていく。それが自分の口から出た空気だと気付いたとき、パニックが襲ってきた。

無我夢中でもがく。泡は視界を遮り、何も見えなくなる。息も…できない。
手の動きは思った以上に鈍く、水面に出るどころか、ますます深間に落ちていくような感覚に襲われる。

音はない。
泡も途絶えた。
光は、遥か遠くにある。 
もう・・・届かない。

死ぬと、そう思った]
(45)2006/09/20 00:51:12
お嬢様 ヘンリエッタ
[眼を閉じた。
パニックは失せ、静謐な世界の住人となる。
このまま死ねるなら、それで良いと思った。


―――人殺し。


声だけが聞こえる。
穏やかで緩やかな世界は一瞬にして崩壊し、渦のような激流が身体全体を包みこんだ。

違う、と叫びたかった。違う、と。
しかし声にはならない。身体をばらばらにされそうな水流の中で、必死に手を伸ばした。
誰かがその手を掴んだ。


―――人殺し!


攻め立てるその声とともに、意識は一気に引き上げられた]
(46)2006/09/20 00:51:29
冒険家 ナサニエルは、流れ者 ギルバートに気付くと一礼を送る。
2006/09/20 00:51:48
酒場の看板娘 ローズマリーは、流れ者 ギルバートに気付いていたがナサニエルの方をみたままでいる。
2006/09/20 00:53:26
流れ者 ギルバートは、冒険家 ナサニエルに軽く手をあげて応え壁にもたれて聴衆に回り。
2006/09/20 00:54:50
お嬢様 ヘンリエッタ
[目を開けると、もう見慣れた天井がそこにあった。
ゆっくりと、その身を起こす。胸を押さえる。動悸が酷かった。
心臓がその存在を忘れさせまいとするかのように、不規則な鼓動で自己主張している]

また・・・あの夢か・・・。

[起き上がり、汗でべとついた身体を洗い流そうと、シャワー室へ向かった]
(47)2006/09/20 00:56:08
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/20 00:58:27
冒険家 ナサニエル
闇の眷属――で、ございますか。
いえ、此の異常な状況。
其の様な事実が在っても何等不思議では御座いません。

アーヴァイン様も、闇の眷属。
詰り、此の宴を催したのはまさに――
アーヴァイン様だ、と言う事でしょうか。

然し、生贄ですか…。
確かに其れが目的なのでしたら此の状況の説明もつきますね。

ですが、
ローズマリー様は如何して其の様な事がお判りに?
(48)2006/09/20 01:02:34
見習いメイド ネリー
…それでも、宛てを、救いを欲しいと思うのはいけないでしょうか。

[手のひらの傷を隠すように軽く握る。
じわ、と血が滲んで痛むけども。]

…救護室ならば一階にあります。
念のため、何時でも引き出せるようにしておきたいところですが。
(49)2006/09/20 01:03:15
美術商 ヒューバート
一体誰が…

[そう呟いたとき、階下のエントランスの人影に気付く]

おや、バトラーか。
あんなところにいたとはな。
…少々聞きたいこともあるので、私は彼のところに行くよ。

[ハーヴェイにそう告げると、メイを伴ってエントランスホールへ降り。神妙な面持ちの面々を一瞥して、遠巻きに話を聞いている]
(50)2006/09/20 01:07:08
書生 ハーヴェイ
そうですか……心中お察しいたします。

[ゆるりとサマーセット伯へと首を振り]

これから私達はどうすれば良いのでしょうね。
部屋にいた所で、魔の手は何処から伸びるともわかりますまい。

[微かに目を伏れば、バトラーの元へ行くという彼らを見送る。
傍らに残るネリーへと向き直り]

祈りは自由に。
思うことまでは誰も諌めることはできませんよ。
一階ですね。では後で手当てをしに行きましょう。
あまり触っては直るものも直りません。

[さする手をたしなめれば、続く言葉の意味に首をかしげる]

引き出せる…とは何を?
(51)2006/09/20 01:11:22
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/20 01:13:12
酒場の看板娘 ローズマリー
理解してくださり嬉しいです。
それならば話は早いですね。

[微笑みかけてから真剣な目で見つめ直し]

私が…その闇を追う側の人間。
そしてそのものが闇のものかどうかを知る力が私にはあるからです。

アーヴァイン公が何を考えていたかは今となっては知る術もありません…。
私も彼らの考えまではわかりませんので。
しかしながら私達を生贄とし何か目的をなそうとしていることだけは確かなようです。

[視線をヒューバートの方へ向けて]

こちらにいらしては?
(52)2006/09/20 01:20:43
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/20 01:20:44
見習いメイド ネリー
只絶望にまみれていたくないだけ。
ただ嘆くよりもそう思いたいだけ…です。

[窘められると僅かに手を開いて。
碧の瞳を細めれば手を下ろして微かに首を振った。]

…ご迷惑をお掛けいたします。
本当はお客様にしてもらうべきではないのでしょうけど。


ええ…怪我をする者も増えていると思います。
何時でも手当てが出来るように、薬品や包帯を確保したいと思いまして。
(53)2006/09/20 01:23:39
冒険家 ナサニエル
[微笑まれれば軽く微笑みを返し]

闇を追う側の人間――ですか。
其れが本当なら、心強い事です。

闇のものか如何かが解るのなら、
全員を調べて貰えば済む事ですしね。

…そうですね。
アーヴァイン様のお考えは、今となっては…。

[軽く瞑目して、
 ヒューバートに気付けば其方にも一礼を送る]
(54)2006/09/20 01:31:07
美術商 ヒューバート
[ローズマリーの言葉に眉根を下げ]

はは、すまないね。
お嬢さんがあまりに神妙な面持ちだったので、声をかけにくかったのだ。
では。お言葉に甘えて、私たちも聞かせてもらうとしよう。

[さ、とメイを連れ、会話に加わる]
(55)2006/09/20 01:32:09
酒場の看板娘 ローズマリー
ええ。
全員を調べる事ができれば…、

[そこで目を伏せて]

私がわかるのは死んだ人間に対してだけである事さえ抜かせばですが……。

端から順に殺してというわけには行きませんし、
何人の闇の眷属がいるのかもわかりません。

私1人の力は限りなく無力なものですね。
生きたままで分かる力をお持ちの人もいるという話は聞いたことはありますが、
そのものがこの中にいるという偶然は……、
期待はできませんね…。
(56)2006/09/20 01:33:40
書生 ハーヴェイ
嘆くよりも、ですか。

[すぃと細められた瞳は黒く黒く]

いいえ、いいえ。
手の手当は自分では難しいでしょう。
では参りましょうか。

[1階へと続く階段を降りながら、視界にはいるのはバトラー達の姿。
それを横目に救護室へと向かいながら]

…怪我で済めば良いのですがね。

[屋敷に点在する血痕を思い返し呟いた]
(57)2006/09/20 01:37:55
冒険家 ナサニエル
死んだ人間に――、

[主人が死んだ時の事を思い出す
 そう言えば、彼女は主人の亡骸へと近づいて]

…成程。そう言う事で御座いましたか。
其れでは確かに、流石に皆様を、と言う訳にも行きませんね。

[そう言うと、
 片眼鏡を正すように其れに触れる]

生きたままで判る……ですか。
其の様な方が居て下されば、確かに。
然しそう都合の良い偶然は恐らく無いでしょうね。
(58)2006/09/20 01:41:41
流れ者 ギルバートは、美術商 ヒューバートとメイに壁によりかかったまま軽い目礼を一つ。
2006/09/20 01:42:43
酒場の看板娘 ローズマリー
いたとしても、
闇の者にしてみれば邪魔な存在、
早々に消されることが目に見えています。
その力を告げる事は用意ではないと思いますよ。
私にもそれは言えることではありますけど…。

[伏せた顔をあげて]

それでも…、伝えておくべきだと思いましたので…。

[倒れて物言わぬ姿となったメイドの傍により手を触れて目を瞑り]

アーヴァイン公以外には今のところ闇の者は見つかっておりませんね。
(59)2006/09/20 01:47:10
酒場の看板娘 ローズマリー
[傍にきたヒューバートに微笑みかけて]

いずれにせよナサニエル様を通じて他の方にもお話していただこうと思ったお話です。
ついでに聞いていてくださると話が早くはなります。

[ジルベールに視線を向けて]

ジルベール様、納得はいただけましたでしょうか?
(60)2006/09/20 01:49:32
お嬢様 ヘンリエッタ
[気持ち悪い。

この、ぐらぐらと視界がぼやけるような、
酩酊して、世界が揺れるような、
自分が生きているか死んでいるかわからなくなるような、
この、奇妙な感覚はなんだろう?

気持ち悪い。――とても。


おそらく部屋の外では、また何か良くないことが起こっている。自分には、そういうことがわかる「性質」がある。

しかし……どうしてもそれを確認しようと、解決しようとする気になれない。

もう自分は…絡めとられてしまったのだろうか?

この、不可解で不気味な館の瘴気に――


...はベッドに入り、目を瞑ると、いつの間にか意識を*失っていた*]
(61)2006/09/20 01:55:49
冒険家 ナサニエル
確かにそうですね。
では、若し居るのでしたら名乗らずに居てもらう方が賢明でしょうか。

…有難う御座います、ローズマリー様。
貴女の勇気に感謝致します。

[顔を上げた相手に柔らかな微笑み、
 そして丁寧な一礼を送った]

大丈夫ですよ。何か在れば、御護りさせて頂きますので。

[そしてメイドの傍へ寄る様子をただ見詰める
 其の後の言葉には静かに頷いた]

…そうですか…。
(62)2006/09/20 01:56:22
流れ者 ギルバート
…結構。

[ローズの言葉に静かに一言だけ返し]

……俺は今回の件を出来すぎた自殺だと思っていたが…
そういった話になるとなればまた考えを
改めねばならないようだな。

[微かにナサニエルのほうを見つつ
吐き出されるのは重みを伴う溜息]
(63)2006/09/20 01:56:23
見習いメイド ネリー
…………ええ。嘆きだけでは何も変わらないですから。

[申し訳なさそうに彼の背を眺め。
ゆるく頷き、1階の階段を下りてナサニエルらが視界に入ると一言。]

ナサニエルさん。
2階の件はお聞きになられたでしょうか。
ラッセル様とキャロル様が―――

[それ以上は口にせず2階を見上げて。
軽く皆に会釈をすると、救護室に向かうべく歩き出した。]

…では、失礼します。
(64)2006/09/20 01:57:07
お嬢様 ヘンリエッタはメモを貼った。
2006/09/20 01:58:15
美術商 ヒューバート
[ナサニエルとギルバートの礼に、片手を上げて返し。
 ついと顎鬚を撫でて呟く]

あのアーヴァイン公が…闇の…眷属?
闇の眷属に、それを追う者…だと?
普段なら、俄には信じ難いと一蹴するところだが。
状況が状況だけにな…

しかし…判別がつくのは死体のみ、とは…
…解ったところで、如何ともしがたい…
(65)2006/09/20 01:59:25
酒場の看板娘 ローズマリー
ナサニエル様、私といたしましてはオードリー様の身の安全が第一としたいです。
私よりもオードリー様のことをよろしくお願いします。

[一礼をしてジルベールとヒューバートの様子に僅かに頷いた後に、
ネリーに気付き]

こんばんわ、ネリー様。
ラッセル様とキャロル様ですか?

[ネリーの様子からなんとなく察し]

心配をせずとも勝手に死体は増えていくようですが…。
少し調べに行って見ましょうか。

[そこにいた他の面々を見やり]

一緒にきますか?
(66)2006/09/20 02:07:09
書生 ハーヴェイ
[ネリーがバトラーの方へ歩む背中越しに見るは、
ラバクルト婦人の侍女。
目元に掛かる濡れ羽の髪はその視線を隠すだろうか。

バトラーの元からネリーが戻れば救護室へと案内されて、
部屋に入り薬品籠を受け取れば彼女に椅子を勧めて差し向かいに座る]

両の手のひらですか?

[消毒液のラベルを確かめながら怪我の詳細を尋ねる]
(67)2006/09/20 02:09:33
流れ者 ギルバート
[ネリーの声に
言葉に
微かに瞳を眇めてゆるりと息を吐き
それから少しの逡巡を伴って]

──ナサニエル…少し部屋に戻りたいんだが。

[天才的な迷子はそれ以上は口にせず
視線だけでナサニエルに望むことを伝えて]
(68)2006/09/20 02:11:13
冒険家 ナサニエル
[ジルベールと視線が合えば礼を送る
 ネリーが来れば視線をそちらへと向ける

 報告を聞けば僅かに眉を寄せ]

ラッセル様と、キャロル様が。
…いえ、まだ其の報告は聞いては居りません。

[視線を追うように二階の方を見詰め
 立ち去るネリーに小さく頷いた]

ご苦労様でした。
(69)2006/09/20 02:11:14
美術商 ヒューバート
[ローズマリーの言葉に首を振り]

いや、その2人なら私は先ほど確認したよ。
確かに…息を引き取っていた。

我々は部屋に戻るとしよう。
あれ…いや、あのような姿を、この子に見せたくはないのでね。

ラバクルト夫人に宜しく伝えてくれたまえ。

[では、とその場を辞して、メイを連れて自室へ*戻った*]
(70)2006/09/20 02:13:15
酒場の看板娘 ローズマリーは、美術商 ヒューバートにお休みなさいませと一礼をして見送った。
2006/09/20 02:20:34
冒険家 ナサニエル
[ローズマリーの言葉に頷く

 共に行くと言い掛けたけれど、
 ジルベールの声が聞え
 視線に言外を察し一礼を送る]

畏まりました。

[そしてまたローズマリーの方へと向き直り]

お供をさせて頂こうと思ったのですが、
後程其の現場へと伺わせて頂くか……、
御話を伺わせて頂く事にしても構わないでしょうか?
(71)2006/09/20 02:20:35
見習いメイド ネリー
[救護室に入ると真っ先に確認するは薬品の入った箱。
それらを確認し無くなっていない事に安堵を憶えて。
薦められた椅子に申し訳無さそうに座れば、
何処を怪我したのかと聞かれ利き腕の右手を見せて。]

…此処です。
右の手のひらと、あっ……左手は、指先を少し。

[そして左手を差し出すと、その指先を見つめて。]

…結構な時間、このままでしたから。
もしかしたら痕になって消えないかもしれません。
(72)2006/09/20 02:20:37
冒険家 ナサニエルは、美術商 ヒューバートに一礼を送る。「お休みなさいませ。お気をつけて。」
2006/09/20 02:22:31
流れ者 ギルバートは、酒場の看板娘 ローズマリーとナサの間で話がつくまでゆるりと待ち。
2006/09/20 02:22:40
酒場の看板娘 ローズマリー
ええそれで構いませんよ。
ジルベール様もナサニエル様もお気をつけて、お休みなさいませ。

[微笑みかけて1人でキャロルとラッセルのいる二階へと向かいその死体を調べ……]

二人共に闇の者ではありませんか…。
そう、うまく話がいくとは思ってもおりませんが。

[ため息をついてその場を後にしてオードリー待つ部屋へ行き鍵を開けて中で眠るオードリーの無事を確認しほっと一息]

ご無事で何よりです。

[ベッドで眠るオードリーの髪を掬うように撫でながら、
瞳に移るのは恋焦がれてやまないその姿と艶かしい肢体。
かすかに香るオードリーからの香りを感じ取り心が浮き立つのを感じて]

オードリー様……。
(73)2006/09/20 02:32:20
書生 ハーヴェイ
[薬品の瓶を置き、脱脂綿に浸せばまず右手からと、消毒を始める。
傷口の回りを丹念に洗い流せば濡れた脱脂綿は赤に染まり、その液体が染みこんでゆけば痛むだろうか。
右手が終われば差し出された左の指先を手に取り、傷跡を眼前まで持ち上げまじまじと眺め]

構わないのでは?
望むように負った傷ならば、その痛みは歓喜へと変わりませんか。

[薄く嗤い彼女の指先に寄せるは唇。
その跡を噛んで滲むは血の香り。
やおら唇から離して、黒い双眸を彼女の目を視る]

痛みは、証ではありませんか。
(74)2006/09/20 02:35:05
冒険家 ナサニエル
[ローズマリーへも一礼を送る]

有難う御座います。
其れではお休みなさいませ。
ローズマリー様の方こそ、お気をつけて。

[そして軽く胸元に触れた後に、
 ジルベールの方へ向き直り、礼を送った]

お待たせして申し訳在りません。
其れではご案内させて頂きます。
(75)2006/09/20 02:37:42
流れ者 ギルバート
[ヒューバートとローズの後姿をそれぞれ見送り
それからこちらに向き直るナサニエルの姿に
微かに鳶色の瞳に淡い光を乗せて]

いや…構わない。
俺こそお前を引っ張り回してすまないな。

[微かに肩を竦めてナサニエルの後を歩き始め]
(76)2006/09/20 02:40:00
未亡人 オードリー
[漆黒の睫毛が重たげに揺れ、微かに瞬くと]

…ローズ?
(77)2006/09/20 02:42:04
酒場の看板娘 ローズマリー
起してしまいましたか?
申し訳ありません…。

[オードリーに詫びるように頭を下げてから手を取って握り]

ご無事で何よりです…。
体調が優れませんか?

[気遣わしげな目を向けた]
(78)2006/09/20 02:44:30
冒険家 ナサニエル
[廊下を通りながら、
 聞えたジルベールの声に首を振り微笑みを送る]

いいえ。
ジルベール様がお気に病む事は一切御座いません。

[部屋まで案内すれば、
 その扉の前で一礼をして]

其れではお休みなさいませ。
部屋の中は安全だと思いますが、どうかお気をつけて。
(79)2006/09/20 02:48:12
未亡人 オードリー
[ゆるりと頭を振ると、嫣然と微笑み]

…願いが叶ったの。
年を取ることもなく…衰えることもない世界。
ほら…時は止まっている。

朽ちる事のないこの寝台が私の世界?

[くすくすと笑いながらローズに手を伸ばし]
(80)2006/09/20 02:53:15
見習いメイド ネリー
[薬品の壜が置かれる音がやけに響く。
流れる血は赤く赤く。
アルコールに触れた黒は溶かすように赤へと色を変えていく。
湿った脱脂綿は花が咲くようにじわりと滲めば、
微かな痛みに身が震えた。]

消えない傷として遺るのは甘い痛みと、それと―――
歓喜か、絶望か。
それによって傷というものは二通りの意味を持ちますから。

[不意に指先に寄せられた指は柔らかな彼の唇。
その下に潜む歯で噛まれれば傷口が開かれていく。
甘さすら含むような痛みは何処か意味を持ち、艶めいていく。]

…痛みは魂に刻まれる物です。
その身に残る痕、その二つが揃うからこそ証ではないのかと。
(81)2006/09/20 02:53:42
流れ者 ギルバート
[部屋まで無事に到着すれば扉をくぐり
おそらく自分が扉を閉めるまではそのまま
そこに立ち続けるだろう姿をじっと見つめ]

…。

[ごく微かな逡巡はすぐに消えて
そこに立つナサニエルの手を取れば
ぐいと扉の中へと引き寄せて
腕の中へと抱き込めようと]
(82)2006/09/20 02:54:31
酒場の看板娘 ローズマリー
[オードリーに近寄り手を触れられれば、
目を潤ませてオードリーを見つめて]

オードリー様の願いが叶ったのは喜ばしいことです。
ですが、オードリー様の身の安全は……。

[悩んだ様子で寝台の上に身を移し]

それでも…、私の幸せはオードリー様の幸せ…。
すべてはオードリー様のために……。
たとえ他の誰の命を犠牲としようとも…。
この身さえもすべて…。

[オードリーに向けるその瞳には陶酔の色を浮かべている]
(83)2006/09/20 02:57:29
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/20 02:58:16
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/20 03:02:39
冒険家 ナサニエル
[扉が閉まるのを見送ろうと佇み
 けれど其れは叶う事無く扉の中に引き寄せられ
 抱き込まれ

 流石に驚いたのか声色に少し動揺が見て取れる
 ジルベールの表情を伺おうとしながら]

ジルベール様――?
(84)2006/09/20 03:04:27
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/20 03:06:02
未亡人 オードリー
[寝台に寄り添うローズに微笑めばゆるりと抱き寄せ]

…ローズ。

[深紅の口紅がローズの体に花を咲かせていく]
(85)2006/09/20 03:12:05
流れ者 ギルバート
[腕の中に抱き込めた肢体は思ったよりも細くて
微かに眩暈すら感じながら]

…なぁ。
一晩…俺に付き合う気は無いか…?

[微かにナサニエルの瞳を覗きこんで
懇願でもなく命令でもない言葉。
表情を彩るのは微かな不安。
彼に拒否する気配が少しでもあれば
腕を解くつもりで]
(86)2006/09/20 03:13:26
書生 ハーヴェイ
[不意に漏れるはくつりとした笑い]

歓喜か絶望か。
良いでしょう、良いでしょう。

[それはやがて肩を揺らし、彼はゆらりと立ち上がる。
彼女の腕を無理に引いて立ち上がらせれば、
部屋の隅に置かれたベッドへと投げ捨てた]

ならば二つが揃わない出来損ないは如何いたしましょうか。
永遠に証を持たないとでも?

[カツリと靴音は響いて、彼女へと歩み寄るその表情は逆光で見えないだろうか]
(87)2006/09/20 03:14:32
酒場の看板娘 ローズマリー
あっ…、オードリー様…。

[その身を抱き寄せられ赤くなりながら、
鼻腔を擽る甘美な香りに心を蕩かせて、

オードリーから与えられる全てに…、
心を溶かしてただひとつ、オードリーに全てを捧げる]
(88)2006/09/20 03:21:12
見習いメイド ネリー
――――――っ

[視界が揺れ、辺りは一転して見えるのを憶え、
トサリと音を立てるは沈むベット。
頬がさらりとシーツを滑れば軟らかな感触が襲う。

響く靴音に振り向くも彼の表情は見て取れない。
震える手はままなれど、視線を彼からそらす事など出来ずにいた。]

…貴方は、私に痛みと証を刻むのですか。
それとも―――また違う意味を教えてくださるとでも。
(89)2006/09/20 03:27:40
未亡人 オードリー
[妖艶な笑みでローズを捕らえれば、そのまま濃密な時を過ごし、
享楽の時間は、時の止まった空間で飽きることなく繰り返され。
部屋は薔薇と隠微な香りで満たされる]

あぁ・……ロー…ズ……

[秘めやかな嬌声と甘い吐息が漏れ聞こえて*いる*]
(90)2006/09/20 03:30:27
冒険家 ナサニエル
[ジルベールの言葉や
 覗き込まれた瞳に、表情からも動揺が伝わるだろう

 思わず一瞬、迷うような表情を浮かべ
 けれど考えを改めるようになのか、
 ただ拒否をするためなのか、軽く首を振る

 ただ柔らかな微笑みを向けて]

…私などには、勿体無い御言葉です。
(91)2006/09/20 03:33:18
書生 ハーヴェイ
[その手を掴み、組み伏せれば彼女に影を落とし見下ろす顔は苦痛にゆがんで]

証などどこにありますか。
違う意味などどこにもありませんよ。

[口元だけが薄く笑みを浮かべても]

――或るのは享楽だけで良いでしょう。
(92)2006/09/20 03:37:04
酒場の看板娘 ローズマリー
[ただひとつ残った天蓋付きのベッドオードリーと過ごす時間はどこまでも甘美で、
何度も口にしたその禁断の果実をまた手にし、

漂う香りは心を溶かし、広がる味は体ごと全てを蕩けさせられ]

オードリー…様……もっと……、

[求める心と身体は留まる事を知らず、
ただただ、何時までもその時を*求め続ける*]
(93)2006/09/20 03:38:32
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/20 03:40:19
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/20 03:40:29
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/20 03:40:34
流れ者 ギルバート
[彼の見せた微かな表情の変化に
唇が微かな音を紡ぎかける。

けれどその音は空気に解けて消えて
微かな苦笑と共に腕はゆるりと解かれた]

………そう…か。


…疲れているところを無理に引き止めて
悪かったな…忘れてくれ。

[静かな謝罪の言葉は
微かな微笑みと柔らかい視線によって
融けるように空気に放たれる]
(94)2006/09/20 03:42:54
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/20 03:46:10
見習いメイド ネリー
[苦痛に歪む表情を見つめ、
ひと時だけ返す表情は微かに笑んでいたように取れただろうか。]

貴方にとってはそうかもしれない。
でも、でも私には―――

[言葉は震えていた。
何処か甘さを含む囁きに酔い、頬を染め上げていたけれど。]
(95)2006/09/20 03:52:15
冒険家 ナサニエル
[浮かべる苦笑に、
 思わず眉を寄せて]

――其の様な表情は………為さらないで下さい。


…いえ、
ジルベール様がお気に病む事等は何一つ御座いませんので。
忘れろと仰られるのならばその通りに致します。

[そう一礼をして
 そして彼の手を取ると手の甲に口付けをする]

其れでは、お休みなさいませ。
どうか、…お気をつけて。
(96)2006/09/20 03:54:11
書生 ハーヴェイ
私には……何ですか?

[組み伏せたまま震える言葉の続きを促す]
(97)2006/09/20 03:58:01
見習いメイド ネリー
享楽という物をこの身が知れば、それに溺れてしまいますでしょう―――

[それは未だ染まらぬ花の色なのか、
開けぬ蕾のようだったのか。]
(98)2006/09/20 04:04:50
書生 ハーヴェイ
溺れれば良いでしょう。
溺れ、落ちて、海の底をたゆたいなさい。

[下ろした瞼、黒い双眸を閉ざした睫毛は微かに震え、
体を重ね彼女の耳元で囁く]

水面を刺す光が恋しくなったら


――私が殺して差し上げましょう。
(99)2006/09/20 04:16:10
書生 ハーヴェイは、それでも享楽を望むなら――。
2006/09/20 04:17:25
見習いメイド ネリー
[瞳が見開く。
それはふるりと揺れてざわめいていたのが見えていただろうか。
身体を重ねられ体温と耳にかかる声。
吐息が響く度に頬を身体を熱くさせ朱が射していく。

瞼を涙が滲ませると、睫毛が濡れて。]

ならば、溺れさせて下さい。
何処までも落ちて、底なしに堕として。

いつか光を求め、浮かぶ時にはどうか身が光で焼き尽くす前に――
(100)2006/09/20 04:36:48
冒険家 ナサニエルは、流れ者 ギルバートの部屋を一礼して後にすると、再びエントランスへ――。
2006/09/20 04:50:02
書生 ハーヴェイ
――では、そのように。

[もう一度だけ耳元で囁いて顔を上げる。
涙を舐めとり、掴んだ手首を解けば血の滲む手のひらに絡まるは指先。
痕をなぞるようにえぐるように指先は赤に埋められて。

苦痛に漏れる声があればうっすらとした笑みさえたたえる。
やがて血に濡れた手でワンピースの端を持てば歯を立て*引き裂いた*]
(101)2006/09/20 04:55:50
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/20 04:58:15
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/20 05:06:25
見習いメイド ネリー
[望んでも、足掻いても叶わぬ事だったのならば。
ならば壊して。打ちのめして。戻れぬように深く沈めて。


背を這うような感触。
身じろげば容赦なく指先を責め立てられて。

微かに呻き声を上げれば愉しそうに嗤う彼の表情。
ぱたぱたと血が流れればシーツに落ちて紅く汚して。

ただ、耳に聞こえていたのは布を裂く音だけが*木霊して*]
(102)2006/09/20 05:34:35
冒険家 ナサニエルは、エントランスで時計に触れれば何を思うかそっと*目を伏せ*
2006/09/20 06:55:42
流れ者 ギルバート
[眠れぬ夜は再びめぐり
そして夕暮れ時に訪れる微かなまどろみ。
飾られた白い薔薇が朽ちぬ様を眺め
自分が現実とはかけ離れた世界にいることを
改めて思い知れば零れる溜息は深く深く。

ぼんやりと自らの手の甲を眺め
そして一つ息をつくと窓越しに空を仰ぐ]
(103)2006/09/20 17:37:44
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/20 17:38:01
美術商 ヒューバート
―自室―

[ソファに掛け、葉巻を吸う。この状況で、喫煙室に行く気にもならない。
懐中時計を取り出して時刻を眺め、ぱちん、と閉じて懐へ仕舞う。
文字盤の針は、見るたびに出鱈目な時刻を示していて、僅かに窓から差し込む光の量で、現在を推し量るしかなかった]

…闇の眷属、か。

[吐き出された紫煙はふわりと宙を舞い、部屋の空気を少し*澱ませた*]
(104)2006/09/20 17:52:05
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/20 17:52:19
冒険家 ナサニエル
―エントランス―

[また昨日と同じように
 ただ時の流れに逆らう針を眺める

 息を吐けば目を伏せ
 思い出すのは誰の事だろうか]

……。

[僅か誰かの名を呼んで、
 踵を返しその場を後にした]
(105)2006/09/20 20:43:28
冒険家 ナサニエル
[館の中を歩き回る
 其の見回りをするように

 館中には様々な狂気が見え隠れしている

 エントランスのメイドだけではない
 廊下でも掃除を続けるメイド
 キッチンでは料理を続けるメイド
 ただ其の場所は包丁が散乱し、赤が散ばる

 武器庫周辺に行ってみれば
 其の場所は開放されており、幾つかの何かは無いかもしれない

 こんな時でも薔薇は咲き誇り
 血の香りと混ざり合い、其の香りに眩暈を覚えるような]
(106)2006/09/20 20:55:47
冒険家 ナサニエル
[廊下を歩く時にも
 良く良く見れば其処彼処に諍いの跡

 物陰には物言わぬモノ
 飛び散る赤

 ふと思う
 此の空間で正常な思考回路を持っている人間なんて居ない
 通常通り過ごす事が出来る時点で、異常なのだと

 口の端が歪むのは
 笑みの形にするためか――それとも]
(107)2006/09/20 21:03:12
流れ者 ギルバート
[少しソファでまどろんだあとシャワーを浴び
身支度をすませて部屋を出る。
昨日通った記憶を頼りにそのルートを逆に辿れば
どうにかこうにかエントランスへと辿りつくことが出来て。
ただ、そこには朱を散らしていたメイドの姿はなく
そこにあるのは血液をどうにか拭い去ったようなあと。

少しの溜息と共にぽんとジャケットのポケットを叩けば
そこにある重みを確かめて館の探検を続けて]
(108)2006/09/20 21:05:55
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/20 21:10:04
流れ者 ギルバート
[どこをどう通ったのかはやはりわからなくて
不自然に廊下や物影に佇む人影や
強い鉄錆のような匂いに眉を潜めながら進む。

ふと階段をおりゆく途中
下を歩いていくナサニエルに気がついて
微かな逡巡の後に声をかける]

───ナサニエル。
(109)2006/09/20 21:17:54
冒険家 ナサニエル
[声を掛けられ立ち止まり
 振り向けば
 其処に居る人物に礼を送る]

これは、ジルベール様。
此の様な所で如何か致しましたか?
(110)2006/09/20 21:22:47
流れ者 ギルバート
[少しだけ早足で階段を降りれば
すぐに彼と同じフロアにたどり着いて]

何と言うことは特にないけど…
……そうだな…邸の探検と言うか…
少しでも確実に動けるルートの発掘…ってところだな。

[この館に訪れた時と何ら変わらぬ表情と様子で
微かに鳶色の瞳を柔らかく緩めて]
(111)2006/09/20 21:26:54
冒険家 ナサニエル
[確実にと言われると僅か微笑んで]

館の地図を御渡ししましょうか?
一枚しか御座いませんが私は道は覚えていますので。

然し、此の状況で探索は些か危険かと。

[少しだけ眉を寄せ相手を見詰める]
(112)2006/09/20 21:34:27
流れ者 ギルバート
[微かに肩を竦めて]

ああ…貰えるなら貰いたいね。

……危険でもやるしかないだろう。
自分が死にたくなければ。
…誰かを守りたいと思うなら。

だから…そう言う準備も必要ってことだ。

[微かに眉根を寄せる姿に
肩を小さく竦めたあと
心配しなくていいとでもいうように
微かに
ナサニエルの髪を撫でて]
(113)2006/09/20 21:40:43
見習いメイド ネリー
誰か…。


………誰を、呼ぼうとしていたの…?

[伸ばした手はベットのシーツを這い、力無く横たわる。
梳かれた常磐の髪はシーツの波をたゆたい海原を泳ぐ人魚のようで。

背を撓らせ濡れた瞼を瞬かせると薄い鎖骨が露になれば、
シーツが肌を滑り落ちた。

柔らかな桃色の乳房に宿るは薔薇と荊のタトゥー。
それらはますます荊の蔓を伸ばしたような感覚すら憶えて。
ざわりと蠢いた物を感じれば背筋がぞくりと慄いたけれど。]
(114)2006/09/20 21:41:36
冒険家 ナサニエル
はい。では今お持ちしますのでお待ち下さいませ。
其れとも後で御部屋にお届けした方が宜しいでしょうか?

…誰かを護りたいと、でしょうか。
……畏まりました。
ですが本当に、お気をつけて下さい。

[髪を撫でられれば
 少しだけ身体を震わせて]
(115)2006/09/20 21:50:39
流れ者 ギルバート
[小さく頷き
蒼い瞳に真っ直ぐに視線を合わせながら]

ああ…頼む。
どちらでも近いほう……いや
今一緒に取りに行く。

わかってるさ。

[静かに頷くも
こちらの伸ばした手に見せた相手の様子に
微かに苦笑して]

…悪い。
(116)2006/09/20 22:00:48
冒険家 ナサニエル
畏まりました。
では執事室の方までご案内いたします。

[そう礼をして
 苦笑を見れば眉を寄せて
 ゆるりと首を振った]

いいえ、ジルベール様が御気に病む事など何一つ御座いません。

…こちらこそ…申し訳、在りません。
其の様な表情を、させてしまいまして。
(117)2006/09/20 22:05:58
見習いメイド ネリーは、再びベットに埋もれた。
2006/09/20 22:08:12
流れ者 ギルバート
頼む。

[頷きと共に短く告げて。
ゆるりと首を横に振る青年から視線を外しながら]

───謝らなくていい。
お前にそういう顔をさせているのは俺だ。

[癖のあるバスヴォイスで静かに紡ぐ。
それからふと
思いついたように]

一つ…聞いてもいいか。
……お前は…ここから出られたらどうするんだ?
(118)2006/09/20 22:18:06
冒険家 ナサニエル
はい、それでは此方へどうぞ。

[道を促そうとしたけれど
 ジルベールの様子にまたゆるく首を振る]

…いいえ。謝らせて下さい。
本来ならばジルベール様に
其の様な表情等、させたくありませんので。

[尋ねられた言葉に
 思わず驚いたような表情を浮かべ
 けれど直ぐに、柔らかな色を取り戻し]

きっと、どうも致しません。
(119)2006/09/20 22:27:44
書生 ハーヴェイ
[誰か…と呼ぶ声があれど返事を返すわけでもなく。
救護室の扉を静かに閉める。

ランドリーから持った来たメイド服を手にベッドへ歩み寄れば、彼女が潜るシーツの上へとふわりと置いて。

救護箱を手にベッドの端に腰を下ろせば、シーツの波をたゆたうようなネリーの白い右手を取り消毒をしてガーゼを当て包帯を巻いてゆく]
(120)2006/09/20 22:34:34
流れ者 ギルバート
[促されるままに進もうとすれば
再び見せる表情に微かに肩を竦め]

…お前…結構一徹者なんだな。

[微かに呆れを含んだ口調ながらも
その割に表情は楽しげで。
けれど返ってきた返事と表情に面食らったように
瞳を瞬かせてじっと彼の瞳を少しだけ見下ろし]

……どうもしない?何故。
(121)2006/09/20 22:35:47
見習いメイド ネリー
…………………。

[身体を動かすのもままならぬのか。
視線だけちら、と流し見ながら取られた手を見て。
血塗れた手はアルコールで流され、赤を白い包帯で覆った。

色めいた吐息を漏らし、まどろむまま彼の動作を眺めるだけで。
いつしか顔が赤らんでいくのは享楽を憶えたものなのだろうか。]
(122)2006/09/20 22:48:03
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/20 22:48:43
冒険家 ナサニエル
申し訳御座いません。

[そう言ったけれど、
 彼の表情を見たからか、
 安堵したような、
 少し嬉しそうな微笑みを浮かべていて

 見下ろされれば瞬いて、
 柔らかな色を籠めて見詰め返し]

私が仕えるのはアーヴァイン様で御座います。
此の宴が終わっても其れは変わる事は御座いません。

アーヴァイン様が此の館で朽ち果てたのなら、
私もまた此の館で朽ち果てるのを待つのみです。
(123)2006/09/20 22:51:14
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/20 22:53:45
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/20 23:01:04
書生 ハーヴェイ
左の手を。

[右手に包帯を巻き終えれば、そう短く促して。
左の手もよこすようにと、手の平を上に向けて差し出した]
(124)2006/09/20 23:03:47
見習いメイド ネリー
…はい。

[言われるままに右手がベットに降りれば、左手を差し伸べて。
淡々とただ動作をこなす指先を見つめては目を細めて。]

…溺れた人魚は沈むしかないでしょうね。
(125)2006/09/20 23:10:37
流れ者 ギルバート
[微かに首を横に振る。
けれど彼の告げる言葉に浮かぶ表情は険しく]

……そう…か…。

[微かに息を一つついて]
(126)2006/09/20 23:12:37
冒険家 ナサニエル
[ジルベールの仕草に表情に、眉を寄せて]

…如何か、致しましたか?
(127)2006/09/20 23:15:02
学生 メイ
[ソファに掛けた主が呟いた言葉に瞬く。
闇の眷属。
それは何を意味するのだろう。]

……マスター。
闇の眷属って何?

……一度死んで、蘇った僕も、闇の眷属?

[一度死んだ。
"マリエーヌ"は死んだ。
変わりに、"メイ"が生まれた。
人は生き返らない。]
(128)2006/09/20 23:15:10
書生 ハーヴェイ
[差し伸べられた指先も同様に手当てを終えて。
道具を戻し救護箱を手に立ち上がる]

泳ぎ方を忘れてしまったらそうでしょうね。
(129)2006/09/20 23:21:26
流れ者 ギルバート
[微かに険しい表情のまま歩を進め
ふと耳にナサニエルの声が届き
その表情があまり芳しくないものであれば
はっとして]

…ああ…何でもない。
大した事じゃないから……。

[そう告げて小さく息を吐く]
(130)2006/09/20 23:25:52
学生 メイ
[ふつりと途切れた記憶は何度思い返しても、思い返すことが出来ず。
己の始まりは、主に拾われたその日から始まる。]

……。
何だかよくわからないけど。

僕はマスターを守るよ。
マスターの傍にいる。

[主に、後ろから抱きつく。
この人が全てなのだと、確かめるように]
(131)2006/09/20 23:28:40
冒険家 ナサニエル
[どう見てもそうは見えず
 ただ何ともいえないような視線を送り
 けれど何でもないといわれてしまえば
 追求も出来ず]

…畏まりました。

[時折ジルベールの様子を伺いつつも歩を進め
 執事室の前まで辿り着くと]

それでは、少々お待ちくださいませ。

[一礼をして部屋へと入っていく]
(132)2006/09/20 23:31:35
見習いメイド ネリー
初めから泳げないとしても…沈むのは変わりないのですね。

[手当てを終えられれば立ち上がる彼の背を見て。
ゆるく首を振った。]

溺れるのは甚く簡単でした。
其れに身を委ねれば、何処までも落ちていく気がして。
(133)2006/09/20 23:37:00
流れ者 ギルバート
[こちらに向けられる視線の理由に
気付けないほど馬鹿でもなかったけれど
ただ唯一の言葉を切り札にして
青年が自室へと消えるのを見送る。

出てくるのを壁によりかかって待てば
遠くから響く女の微かな悲鳴だとか
時折響く銃声だとか
けれどそれらに表情が動くことはなく
ただナサニエルが戻るのを待つ]
(134)2006/09/20 23:40:56
冒険家 ナサニエル
[執事室――
 辺りを見回せば沢山の時計が見える
 それ以外は必要な物だけがただ置かれていて

 其れなりに作りの良い机の引き出しから地図を取り出せば
 先程の彼の表情を思い出したのか
 額に手を当て緩く長い息を吐いた
 軽く首を振れば思いを断ち切る様に
 もう一度息を吐いて片眼鏡を正し

 部屋を出れば其処に居るジルベールに一礼を送る]

お待たせして申し訳御座いません。
此れになりますので、どうぞご参考に。

[そして地図を彼へと渡した]
(135)2006/09/20 23:48:47
書生 ハーヴェイ
さあ、どうでしょうね。

[机にコトリと救護箱を置いて。
続く言葉に彼女の方をちらと見る目は細められたまま]

………そうですか。
(136)2006/09/20 23:52:27
流れ者 ギルバート
[静かに息をゆるりと吐けば
手の甲へと微かに視線を落とし沈黙する。

そのままじっと無言だったけれど
やがて微かに手を引きあげて甲へと口付けるように
唇を微かに落として。

けれどそんな瞬間に現われた姿に微かに驚き
一瞬の躊躇の後差し出された地図を受け取って]

…すまない。助かった。
(137)2006/09/21 00:02:19
見習いメイド ネリー
溺れるも壊れるも、私の望みでした。
貴方の言葉は何処か私には痛いのです。

[肢体は緩やかに上体を起こす。
彼に背くように真白の背中を晒し外の向こうの荊を見つめて。
自らを抱きしめるようにすれば常磐の髪はゆるゆると鎖骨に掛かる。]

胸を刺すような痛み。
貴方と話していると、何処まで自分が愚かしくなるかだなんて。
責め立ててくれればくれるほど痛みは増して、
まるで心臓に荊が巻きついたようで。

――――貴方が、怖いのです。
(138)2006/09/21 00:08:10
冒険家 ナサニエル
[ジルベールの様子に僅か瞬いて
 どんな顔をすればいいか、判らないように

 彼が口付けた其の場所は――

 押えるように隠すように緩く息を吐いて、
 柔らかな眼差しを送り、丁寧に一礼を送る]

いいえ、お役に立てて幸いです。
(139)2006/09/21 00:18:12
流れ者 ギルバート
[ゆるりと手を下ろしながら
何ともいえないような瞳のまま
微かに微笑む。

全てを隠してしまうほどに鮮やかな笑みで。

蒼い瞳が浮かべる柔らかな瞳に微かに微笑んで]

…部屋まで…戻りたいんだけど。
(140)2006/09/21 00:26:43
書生 ハーヴェイ
―――――。

[息を吸えば喉の奥がヒュゥと乾いた音を立てて。
詰まるように漏れるは薄い哂いか]

――……。

[かすれた呟きは声にならずに。

床に響く足音だけは明瞭に。
最後に振り返り、何かを言いかけたけれどもやはり声にはならず。
歪な笑みだけを残して扉の外へと消えた]
(141)2006/09/21 00:27:08
冒険家 ナサニエル
[其の笑みを見て息を飲むけれど
 微笑まれれば微笑みを返し]

…畏まりました。
其れではお部屋までお送りさせて頂きます。
此方で御座います。

[また一礼を送れば
 部屋までの先導をするように歩き出す]
(142)2006/09/21 00:31:14
見習いメイド ネリー
[壊してといえば壊してくれるのだろうか。
背を向いていたからその声は、表情は見えなかったし聞き取れなかったけれど。
扉が放たれ、再び閉じられる音がやけに響いた。]

………………。

[再びベットに音を立て横たわり微かに潤む目を余所に。
身体は熱を帯びて、しなやかにシーツの波に埋もれた。]
(143)2006/09/21 00:38:01
流れ者 ギルバート
…ああ…頼む。

[そう小さく呟いていつものように部屋へと
彼の後ろをついて戻る間
地図を片手に一言も声をこぼさず]
(144)2006/09/21 00:39:18
見習いメイド ネリー
[この痛みがあるからこそ、生きられるのだと―――

                           そう、思っていたから。]
(145)2006/09/21 00:41:54
冒険家 ナサニエル
[頼むといわれればまた礼を送り

 何も言わぬ彼に
 本当に其処に居るのかと幾度か振り返り
 姿を認めれば僅か胸の中で安堵して

 部屋に着けば、
 振り向いて、一礼を送った]
(146)2006/09/21 00:42:30
見習いメイド ネリー
[廻る廻る薔薇の荊。
           荊は棘を持ちて花弁を守る。

だけど棘を断ち切られれば零れ落ちた棘は何処へ消える?

地に落ちて朽ち果てる運命しか無いのだろうかと。]
(147)2006/09/21 00:48:29
流れ者 ギルバート
[地図をポケットに入れて
こちらを微かに振り返るそのたびに
視線が合えばゆるりと瞳を柔らかく笑ませる。

そうしているうちに部屋へとたどり着けば
そこにあるのは豪奢なまでに精緻な彫が施された扉
それを軽く押して溜息をつき。

ゆるりと振り向いた先の扉の隙間に見える姿
微かな逡巡の後小さく小さく呟く]

──ごめん。

[言葉と共にその手を掴んで
自らの部屋の中へとその姿を滑り込ませて
扉を閉めてしまうのと
腕の中へと抱き込めたナサニエルに口付けるのと
どちらが早かっただろうか]
(148)2006/09/21 00:52:22
冒険家 ナサニエル
―――、

[其の言葉に返事も出来ず
 ただ間近に在る彼を見詰めながら

 唇が離れれば、
 どんな顔をすれば良いか判らないような
 それでもどこか切なげな表情を浮かべ]
(149)2006/09/21 00:58:18
美術商 ヒューバート
―自室―

[背後から添えられた手に答えるようにそっと握り返し]

…残念ながら、私にもそれが何かは良く解らないのだよ。

[ひとりごちるように、ぽつりと呟いた]
(150)2006/09/21 00:59:13
書生 ハーヴェイ
―自室―

[扉を開けば真紅より預かった使用人がはっと顔を上げる。
泣いていたのだろうか。
腫れた瞼をこすりれば此方に歩み寄り、ただ「おかえりなさい」と頭を下げた。

そんな使用人に返事をするでもなく、
窓辺の椅子に凭れて見る世界は茨に覆われたままで]

――紅茶を、いただけませんか。

[視線も合わせずに呟いた言葉。
やがてテーブルに漂うは茶葉の蒸す香りか。]
(151)2006/09/21 00:59:54
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33
11