人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1879)【 EROTIC&HERETIC 】 : 6日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

書生 ハーヴェイ は、学生 メイに投票した
見習いメイド ネリー は、学生 メイに投票した
酒場の看板娘 ローズマリー は、書生 ハーヴェイに投票した
学生 メイ は、酒場の看板娘 ローズマリーに投票した
流れ者 ギルバート は、学生 メイに投票した
冒険家 ナサニエル は、学生 メイに投票した
美術商 ヒューバート は、学生 メイに投票した

学生 メイ は、村人の手により処刑された……
次の日の朝、酒場の看板娘 ローズマリーが無惨な姿で発見された。
現在の生存者は、書生 ハーヴェイ、見習いメイド ネリー、流れ者 ギルバート、冒険家 ナサニエル、美術商 ヒューバート、の5名。
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/25 01:04:57
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/25 01:05:16
冒険家 ナサニエル
[ハーヴェイの言葉にただ柔らかい視線を
 そして小さく首を振って]

いいえ、何も。
お気を悪くされたのなら失礼致しました。
(0)2006/09/25 01:45:28
書生 ハーヴェイ
いいえ、いいえ。
何に気を悪くするのかよくわかりませんね。

[執事を眺めて、それから時計に視線を戻し]

まあ、何処も変わりはありませんよ。
――何処も、こうして閉ざされている限りは。
(1)2006/09/25 01:54:29
美術商 ヒューバート
[ことり、とブランデーのグラスを置くと]

…やはり日の光が射さぬ場所というのは気が滅入るのか。
この狂った屋敷では、それがお似合いかもしれないが。

アーヴァイン公…あなたも罪作りな人だ。
私達を招いておいて一人、先に逝くなどと。
あなたとは昔語りがしたかったのだがね。

[冥府へ旅立った旧知の相手を思い浮かべて、*部屋を出た*]
(2)2006/09/25 02:21:38
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/25 02:22:30
流れ者 ギルバート
[微かに笑む唇を表情には出さぬまでも
いぶかしげな様子で微かにハーヴェイを眺めつつ]

……。
お前な…俺を子供扱いでもしたいのか。

[ナサニエルの言葉に思わず零れた言葉がこれで]
(3)2006/09/25 02:25:03
冒険家 ナサニエル
そうですね。
不思議な空間ですから、此処は。

一体如何なっているのやら解りません。

[同じように時計を眺めて
 見詰める瞳には柔らかさと別の何か

 ジルベールの言葉が聞えると
 思わず小さく笑んでしまい]

そんな事は御座いませんよ。
ただ、幾度も注意したのは本当で御座いますし。
(4)2006/09/25 02:35:38
流れ者 ギルバート
…どうだか?

[微かに眉を跳ね上げてわざとらしく息をつき。
それからゆるりと時計から身を起こして
ちらりとハーヴのほうを見やって]

…そろそろ部屋に下がらせていただくよ。
(5)2006/09/25 02:47:06
書生 ハーヴェイ
判りません。……ですか。

[時計に向けていた視線を横に流し、執事を眺めて]

悪夢の主はもう既にいないというのに、
夢の続きを見ているのは一体誰なのでしょうね。

[ぽつりと呟いて再び時計に視線を戻す事しばし]

――では私はこれで失礼しましょう。
命があればまた何れの時に。
(6)2006/09/25 02:47:35
書生 ハーヴェイは、流れ者 ギルバートとバトラーへゆるりと礼をして、彼女の部屋へと赴いた。
2006/09/25 02:48:13
冒険家 ナサニエル
はい。
それではジルベール様、ハーヴェイ様、
御二方とも、どうかお気をつけて。

[二人に礼をして
 ハーヴェイの背中を見送って
 其の方向に僅か目を眇めたけれど]

……夢の続き―――ですか。
本当に、誰なのでしょうね。

[小さく小さく呟く]
(7)2006/09/25 02:54:23
流れ者 ギルバートは、書生 ハーヴェイを見送った後ナサニエルに軽い挨拶をして*部屋へ*
2006/09/25 02:57:37
見習いメイド ネリー
[拳銃の重みはそのままに。
鈍い煌めきを放つそれを部屋の片隅の陳列台へ置けば、
逃げるようにベットへと身を埋めた。

―――ああ。
こんな時に、真っ先に浮かぶのは。
あの人であって。

それは赤さに焦れるようにして咲いた花のようでもあって。
思わず吐息を漏らした。]
(8)2006/09/25 03:03:04
書生 ハーヴェイ
[廊下を歩く。
彼女の部屋へと続くその回廊は、
昨夜の赤を黒く天井に残していた。

廊下に響く靴音。
部屋の前までくれば、朽ちていない事に微かな安堵を覚え
静かに扉をノックした]
(9)2006/09/25 03:05:52
見習いメイド ネリー
………誰ですか?

[もしかしたらナサニエルだろうか?
不意に紡いだ言葉はノックの主を知らないでいたけれど。

暗闇の部屋。
小さなランプだけが揺れて。]
(10)2006/09/25 03:10:31
冒険家 ナサニエルは、柱時計へ近づくと――それに触れ、ただそっと目を*伏せる*
2006/09/25 03:11:08
書生 ハーヴェイ
………、私です――。

[長い沈黙の後、扉の前で微かに俯き応えた]
(11)2006/09/25 03:19:28
見習いメイド ネリー
…ハーヴェイ様?

[声を聞けば胸は弾む。
待ちわびていたかのようにベットから降り、
緩やかな動作で扉へと向かって。

この扉越しに居るのだろうかと思えば胸は高鳴り、
頬は朱が射してゆく。]
(12)2006/09/25 03:25:18
書生 ハーヴェイ
開けても?

[短く問い、肯定の言葉があれば扉を開く。
部屋の入り口に佇む彼女の姿を見れば、静かに微笑んで]
(13)2006/09/25 03:29:20
書生 ハーヴェイは、部屋に足を踏み入れれば扉の閉まる音が静かな廊下に*響く*
2006/09/25 04:02:03
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/25 04:03:35
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/25 04:13:46
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/25 18:58:00
見習いメイド ネリー
[与えられる熱に待ち焦がれた身体は恍惚を浮かべていただろうか。
噎せるほどの吐息を重ね、いじらしく切なげに彼を求めるばかりで。

背中に軽く立てた爪が赤い痕を残す頃には、
柔らかなシーツに二人埋もれていたけれど。]

…ふ……。

[伸ばした白い華奢な腕はシーツの波をさまよわせながら、
ハーヴェイの頬にそっと這わせて。]
(14)2006/09/25 21:38:29
書生 ハーヴェイ
ん……。

[まどろみの中で伸ばされた腕、頬を撫でる手。
静かに目を閉じてシーツに埋もれれば
微かな日向の匂いと、やわらかい肌触り]
(15)2006/09/25 21:55:21
見習いメイド ネリー
[ふと、思わず背中に立てた爪。
詫びるように彼の頬から背中に掛けて指先を滑らせれば、
彼の表情は僅かに強張っただろうか。

未だ整わない荒い息づかいまま、済みませんと呟いて。]

痕に…ならなければ…。
(16)2006/09/25 22:09:36
書生 ハーヴェイ
[滑る彼女の指の熱に染みるのは背中の爪あと。
シーツにうつ伏せて埋もれたまま、
薄く開けられた目は揺れる常葉色の髪を眺めて]

別に、構いませんよ。
(17)2006/09/25 22:26:54
見習いメイド ネリー
[熱が冷めぬ身体のまま、
いとおしむように彼の体温に触れるべく。
背中に這わせた指先はもう一度彼の頬を撫で、
胸元へとしなやかに落ちていく。

触れれば触れるほど焦がれて。
温かければ温かいほどいとおしくて。]

…温かさを求めても、宜しいですか?

[彼の視線を追えば、僅かに揺らした髪の一房が肩を滑り落ちて行く。]
(18)2006/09/25 22:47:17
流れ者 ギルバート
[鼓膜を揺らす雨のような音は頭から被ったシャワーのせいで
はっきりと纏まらない思考を纏めるために
捻ったコックは水をひくもので
彼是もう半時ほど近くそうしていたけれど
変わらない頭の中に

零れる微かなため息とコックを捻って水を止める音。
こつりと爪がかすかにタイルに触れて音を立てる。

服に着替えて部屋を出る。


本当にそれは些細な気まぐれ。
薔薇園へと出ることはできるのだろうかと]
(19)2006/09/25 22:55:04
書生 ハーヴェイ
……どうぞ。

[寝返りを打ち、手を差し伸べる。
僅かに和らぐ表情はけれどどこか切なげに。
彼女の体をシーツの中へと手繰り寄せれば
あわせた肌の温もりに僅かな間眠りへと落ちた]
(20)2006/09/25 23:02:04
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/25 23:02:56
冒険家 ナサニエル
― エントランス ―

[ただ時計に手を触れて
 ただ時計を見詰める
 其の間は動かずに

 どれ程そうしていたのかなんて――解らない]
(21)2006/09/25 23:19:40
見習いメイド ネリー
[望んだのは痛みの他に欲しいと思ってしまったのか、
一時の温かさだったのだろうか。

肌が触れ合えば安堵を覚えたように腕を伸ばし。]

…貴方が愛しい。

[息が整い、和らぐ頃。
眠りに落ちた彼を一目見ると、続くようにして睫を伏せた。]
(22)2006/09/25 23:25:34
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/25 23:26:57
流れ者 ギルバート
[静かに靴音を響かせ男はエントランスへと再び現われる。
思い立ったのはほんの興味本位だったし
まさか彼がそこにまだいるとは思わなかったから
思わず踊り場で微かに足を止めて]
(23)2006/09/25 23:27:36
冒険家 ナサニエルは、ジルベールには気付いていない様子で、ただじっと。
2006/09/25 23:36:38
書生 ハーヴェイ
[部屋を漂うのは静かな息遣い。
浅い眠りから覚めれば、
そっと体を離してベッドから身を起こす。

眠る彼女の頬に触れて、髪を梳き、一度だけ口付けた。
胸が微かに痛むのはきっと――似すぎていたから。
だから、ここに遺して。手を離す]

……惜しむくらいは構わないでしょう。

[誰にとも無く呟いて、
服を纏い、扉をそっとしめれば部屋へと戻る。
――戻らなければ。]
(24)2006/09/25 23:44:38
書生 ハーヴェイは、エントランスに彼らの姿があれば会釈を残し階段を上がる。
2006/09/25 23:52:18
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/25 23:54:42
冒険家 ナサニエル
[エントランスを横切る足音と気配
 そちらへと振り返り
 ハーヴェイの姿が見えれば
 丁寧に一礼をして

 ジルベールに気付けば、
 また丁寧に一礼を送った]
(25)2006/09/25 23:55:24
流れ者 ギルバートは、冒険家 ナサニエルの姿をそのままぼんやりと眺め。
2006/09/25 23:55:54
流れ者 ギルバート
[ハーヴェイに軽く挨拶をするも視線は
ナサニエルへと静かに落としたままで。

やがてそのナサニエルがこちらに頭を下げる様子に
極僅かに表情を変えた後いつもどおりに応える]
(26)2006/09/25 23:59:00
書生 ハーヴェイ
―自室―

[部屋に戻り窓辺の椅子にもたれて見るのは、
茨に遮られた中庭。
組んだ足の上で組まれた両手は祈りに見えるか。

ゆっくりと、ゆっくりと瞬いて。]

――では、行きましょうか。
全ては望むもののために。

[椅子を立つその姿は*闇に溶けた*]
(27)2006/09/26 00:00:02
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/26 00:00:37
冒険家 ナサニエル
ジルベール様、どうかなさいましたか?
また、散策でしょうか?

[立ち止まったままの彼に
 柔らかな微笑みを向けながら]
(28)2006/09/26 00:03:09
流れ者 ギルバート
[声をかけられれば静かに息をついて
ゆるりと階段を降りながら答える]

…薔薇園を見に行こうと思って…な。
それだけだ。
(29)2006/09/26 00:07:57
冒険家 ナサニエル
[近付いてくる姿を静かに見詰め]

薔薇園――、ですか。
…赤い薔薇は、もう、大丈夫でございますか?
(30)2006/09/26 00:11:37
流れ者 ギルバート
……さぁ、どうだろうな。

[微かに唇を吊り上げて首を傾げる。
部屋にこもっていたせいか白い薔薇しか
見ていない数日を送ったために
この館の庭は赤い薔薇だったのだと
言われて思い出したようすで]

…別に…見たから倒れるというわけでもないしな。

[フロアへと降りればそう告げて]
(31)2006/09/26 00:16:44
冒険家 ナサニエル
[其の言葉に小さく笑って]

それは良かったです。

[然し薔薇園は荒廃しており
 赤の薔薇など見れるかどうか解らない

 薔薇園の方向へと視線を向ける]
(32)2006/09/26 00:24:31
流れ者 ギルバート
[浮かべた笑みに微かに視線をそらして静かに相槌を打って]

…ああ。そうだな。

[唇はシニカルな笑みで微かに彩られ
ナサニエルに続けて声をかける様子もなく
扉のほうへと歩きはじめて]
(33)2006/09/26 00:43:23
冒険家 ナサニエル
[視線を逸らされると僅かに苦笑
 頷き返せばただ薔薇園までの道を見送る

 扉に鍵は掛かっておらず
 荊に囲まれた薔薇園には
 何の障害もなく行けるだろう

 もう一度礼を送ると
 また時計へと振り向いた]
(34)2006/09/26 01:02:53
流れ者 ギルバート
[かちりと音をたてて扉は開く。
そのまま地図と過去の記憶をどうにか辿って薔薇園へ。
そこにあるのは茨の海。
所々にはまだ薔薇も咲いており
ここがかつて確かに薔薇の咲き乱れていた場所だとわかる。

そのまま進んでいってふと一つの光景を目にする]

…チューダーローズ…?

[赤と白の入り混じる薔薇の姿に気がついて
無意識にそれに手を伸ばす]
(35)2006/09/26 01:20:22
見習いメイド ネリー
[僅かに動く唇。
まるで夢見るようなその表情はどこか倖せそうで。

緩やかにシーツに滑る翠の長い髪。
さらりと揺れれば、もう傍らに居ない彼の居た場所に滑り落ちる。

暗闇に溶けた熱なんて知る由もなく。]
(36)2006/09/26 01:26:51
冒険家 ナサニエル
[胸元に手を当てる
 懐中時計に触れる

 逆方向の柱時計
 正方向の懐中時計

 どちらにも薔薇の刻印
 柱時計には茨が
 懐中時計は証で

 柱時計の茨に触れる
 其れは絡み合いとても剥せない

 ああ、棘が――

 目を伏せる]
(37)2006/09/26 01:32:25
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/26 01:37:10
流れ者 ギルバート
……。

[柔らかそうなその薔薇の花弁に指を滑らせる。

幾許もない間。

それは静かに通り過ぎて
男の指は赤と白の入り混じる花を


くしゃりと握りつぶして
それは儚いと表すのも躊躇われるほど呆気なく]
(38)2006/09/26 01:42:48
冒険家 ナサニエルは、一瞬だけ、迷うような表情―――
2006/09/26 01:48:27
流れ者 ギルバート
[指は握り潰した花をそのままに手を上へと持ち上げる。
そこに残ったのはみすぼらしい姿になった
萼や蕊だけで。

ゆるりと持ちあげた手がゆっくりと開かれれば
花弁は無残な姿でそこにあり
けれど微かにどこかから流れ込んできた
空気の流れによって

それらは掌からどこかへと舞い消える]

……。

[見送る鳶色の瞳に宿るのは微かな凶気]
(39)2006/09/26 01:53:54
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/26 02:01:51
流れ者 ギルバートは、そのまま薔薇園をぐるりと*散策*。
2006/09/26 02:17:24
冒険家 ナサニエル

[小さく何事か呟いて――     時計を見詰めて]
(40)2006/09/26 02:19:24
冒険家 ナサニエル

[そうっと薔薇園の方へと振り返って]
(41)2006/09/26 02:29:18
冒険家 ナサニエル


[静かに目を伏せた]
(42)2006/09/26 02:32:21
冒険家 ナサニエルは、静かに踵を返せば執事室へと*向かう*
2006/09/26 02:33:52
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/26 16:19:47
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/26 20:20:20
書生 ハーヴェイ
―自室―

[目を覚ませど薄闇。
ゆるりとベッドから降りれば
シャワーで血を洗い流し服を着る。

血に濡れる度に捨てた服は新品の換えもなく、
片袖の千切れた立て襟シャツの上から燕尾服を身に纏った。

こうして髪を上げ、白いタイを襟元に止めて、
何も知らずパーティーに赴いたのは
何日前だったのだろうか]

……それももうすぐ。

[もう直ぐ、終わる。と呟いて。
最後に白い手袋を嵌めれば一度だけ瞬き、
ゆっくりとした足取りで部屋を後にした]
(43)2006/09/26 20:54:13
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/26 20:55:38
書生 ハーヴェイは、薄暗い廊下に靴音を響かせ歩いている。
2006/09/26 20:59:45
書生 ハーヴェイ
[カツリカツリと鳴り響く靴音。
朽ちていない扉のひとつひとつをノックしては回り、
返事があれどもなくともノブを押しては回す。

たとえ鍵が掛かっていようと、たやすく開かれた扉。
中に人の香を嗅ぎ分ければゆるりと礼をして。
顔を上げて囁く瞳は闇に弧を描く]

ごきげんよう。気分は優れませんか?
ええ、ええ。そうですね淀んだ空気は気が滅入りますから。
――私が何をしているのかと?

[燕尾服を訝しげに眺める
使用人或いは貴族がいれば大げさに両手を広げて]

ささやかなパーティーへの招待状を届けに参りました。
(44)2006/09/26 22:28:08
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/26 22:29:44
書生 ハーヴェイ
[そうして再び大きく一礼をすれば
一瞬の後、私の姿は掻き消え、
あなたの背後より声は聞こえるだろうか]

宴の終わりへようこそ。

[――首を手折られてなお、耳に届くというのならば]
(45)2006/09/26 22:30:57
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/26 22:32:23
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/26 22:36:09
書生 ハーヴェイ
[手折った花を抱え、引きずり廊下を歩く。
着く先はエントランスホール。

階段の上よりホールを見下ろして無造作に放り投げる。
宙に踊るは首を折られた死体。死体、死体。
ホールの中央、鈍い音と共に降る人のなれの果て。

ひとつ、ふたつと積み上がり、
手の中が空になれば、再び摘に行き、
みっつよっつと折り重ね続けた。

いつしかエントランスホールには屍の山が築かれるだろう]
(46)2006/09/26 22:44:20
見習いメイド ネリー
[目覚めた少女はどんな表情をしていただろうか。
暗い部屋に揺らぐランプだけが、きっと知っていた。

ゆるりとベットから抜け出して、シャワーを浴びるべく浴室へと向かう。
上天から降り注ぐ温水。
白い肌を滑り落ちてタイルへと散らばる水滴達をただ見つめ、打たれるままに。


何か予感がして。
すぐさま黒のワンピースに袖を通し、エプロンドレスを身に纏う。
頭にはカチューシャを付ければ姿見の前で一礼して。

仕えるべき人はもう居ないけれど。

だけど。

何かが、迎えてくれるような、そんな気がして。]
(47)2006/09/26 22:59:55
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/26 23:00:06
美術商 ヒューバート
―アーヴァインの私室―

[棺を前にソファに腰掛けて語り始める]

…貴方も人がお悪いですな。
我々を招待しておきながら、独り先に逝かれるとは。

この度は、貴方にお目に掛けたい者が居たのですよ。
公は覚えておられますかな…もう10年近く前になりますか、例のオークションで手に入れた双子のことを。
あの空虚なる生ける屍であったものの片方に魂が宿ったのです。
お見せしようと、連れて来たのですよ…

[戸棚からブランデーを取り出して2つのグラスに注ぎ、傾ける]
(48)2006/09/26 23:05:01
書生 ハーヴェイ
[やがて屍は高くエントランスホールに積み上げられた。

階段の手すりに凭れそれを眺め終えれば
私は彼女の部屋へと向かう。

静寂の中靴音は響き、
廊下の先でその音は止むだろう。

代わりになるのは扉を叩く小さなノックの音]
(49)2006/09/26 23:07:19
美術商 ヒューバート
[物言わぬ棺を、節くれ立った手で撫でて]

…あなたは私の苦悩を理解してくださった数少ない友人であったというのに。
ああ、残念だ。

…この狂える宴も公がお考えになられたのですかな?
くくく…さすが、良いご趣味をしておられる。

ご覧になられましたかな。
終わりのない時間の甘美さに、若者達は酔い痴れているようですよ。
永久や永遠を、無邪気にも信じているように見える。

…私?
私などは…残された時間で、あれを手に入れることだけを希い望みながら生きているだけ…

[自嘲気味に笑うが、目は虚ろに何かを見据えているようで]
(50)2006/09/26 23:08:01
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/26 23:17:02
見習いメイド ネリー
[予感がする。
足音と共に、ゆっくりと感じる鼓動。
部屋に近づけばどんどんそれは色濃くなって行く。

やがて足音はそこで止まる。
そして鳴り響くノック。

ああ。
やっと。

そうか、貴方が―――]

…お待ちしておりました。
私の、私だけのご主人様――――――
(51)2006/09/26 23:17:50
流れ者 ギルバート
[ぼんやりと薔薇園だったところを歩いて戻れば
扉を開けて呆気にとられたような表情。
そして男は微かに呟く]

……何なんだこれは…。

[堆く積み上がる死人の山。
先程出る前にはこんなものはなかったのに]
(52)2006/09/26 23:18:27
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/26 23:19:47
美術商 ヒューバート
公よ、貴方もこの世の生にはあまり執着されなかった。

確かに、この世には下らぬものが多すぎます。
余計なものを削ぎ落とし、美しいものだけを取り出す。
それが如何に甘い響きを持つことか…

しかして、この余興はいつまで続きますかな。
…私は、残念ながらまだ公のおられる場所には逝けぬのです。

もう一度あれを…アリスをこの腕に抱くまでは。
これが私の妄執…

[誰ともなくそう呟き、褐色の液体を一気に飲み干した]
(53)2006/09/26 23:27:50
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/26 23:29:52
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/26 23:31:42
冒険家 ナサニエル
― 執事室 ―

[動かない時計
 仕事を辞めた時計

 それらを見詰めていると
 頬を伝う物がある事に気付く
 其れが何かは解らない

 荒く息を吐くと銀時計を握り締めた

 荒廃して行く空間が在る事には気付いている
 また、二部屋

 残っている客人の部屋はあと、三つ

 誰かが言った言葉が思い出される]

世界の…終わり―――。
(54)2006/09/26 23:31:52
書生 ハーヴェイ
[扉は開かれる。
紡がれた言葉へは薄い笑みを零して]

…お待たせしました。
ようこそ、宴の終わりへ。

[汚れひとつない燕尾服を纏い、
差し出すその手には血の香が残るだろうか]

――約束の時まで、
迷わぬ導べが欲しいのならば私の手を。
(55)2006/09/26 23:39:06
流れ者 ギルバート
[ふと思う。
積みあがった死体の中に見覚えのある顔はないことを。
まったくないかとと割れればそれは否だが
少なくともこの中に区分されるだろう人物の顔はなくて
微かな安堵の次にやってきたのは多いなる不安と焦り。

足はゆるりと
次第に速度を増して

向かうのは執事室]
(56)2006/09/26 23:40:12
冒険家 ナサニエル
[息を吐けば其の部屋を出る
 少しだけ眩暈に襲われる
 柔らかい色は消え掛けている

 もう一度息を吐くと
 急ぎ足で歩き始めた

 けれど、
 エントランスへと出る前に彼が居て
 少しだけ驚いたような表情を浮かべる]

ジルベール様―――。

[少し迷うように表情を歪めた後
 一礼をして通り過ぎた]
(57)2006/09/26 23:46:33
冒険家 ナサニエル
[エントランスに出れば屍の山
 其れに視線を移したけれど
 興味は無いと言う様に通り過ぎる

 決心が揺るがないように
 目指すのは一つの部屋で]
(58)2006/09/26 23:49:24
冒険家 ナサニエル
― アーヴァインの私室 ―

[何時ものように丁寧にノックをする
 返事は返って来ないとは解っているけれど]
(59)2006/09/26 23:50:05
流れ者 ギルバート
[微かに跳ね上がる心臓を押さえて
向かっていれば現われたその姿に思わず足を止め]

……ナサ…。

[呼吸を整えがちにその名前を呼ぶ。
けれど歪められた表情と
通り過ぎていく姿に

微動だにすることも引き止めることもできなくて]
(60)2006/09/26 23:58:44
見習いメイド ネリー
貴方は…高貴なる方にして私の主人。
私の本当の名は……茨姫と申します。

ご無礼をお許しくださいませ…どうか私に貴方の名を。

[そう言って差し出された手の甲に恭しく口付けを落して。
離せばそっと自分の手を重ね、湛える笑みは純粋で鮮烈な。]

ああ………ずっとずっとお逢いしたかった。
この日を、待ち焦がれていました…。

愛しいお方。
どうか、私を導いて下さいませ――――

その時まで。その時まで必ず。
(61)2006/09/27 00:06:48
美術商 ヒューバート
[不意に聞こえたノックに扉を振り返り]

…入りたまえ。
ここの主が、もう口を利けないことくらい、知っているだろう?
(62)2006/09/27 00:07:08
冒険家 ナサニエル
…。

[返事が聞えた事に息を飲む
 けれど声が違う

 静かに扉を開ければ
 其処に居る姿に一礼をして
 部屋へと入る]

…これは、ヒューバート様。
それは勿論承知しております。

然し其れはヒューバート様もご存知のはずですが、此処で何を?
(63)2006/09/27 00:11:17
美術商 ヒューバート
[空のグラスにブランデーを満たしつつ、ナサニエルに微笑む]

なに、旧知の友と、語らいをな…
折角訪れたにも関わらず、昔話を楽しむ暇もなく逝ってしまわれたからね。

君は、公の末期を看取って差し上げたのか?
満足そうな顔をしておられたのではないかと思えるな。
(64)2006/09/27 00:17:03
書生 ハーヴェイ
[手袋越しに伝わる微かな温度。
重なる、柔らかな手のひら。
たたえられた彼女の笑みは艶やかに香る。

黒い双眸は揺れて、けれども――]

私の――、名は…。
(65)2006/09/27 00:23:22
書生 ハーヴェイは、静かに目を閉じて――
2006/09/27 00:24:10
冒険家 ナサニエル
語らいで御座いますか…。
楽しめましたでしょうか?

[静かに視線を棺へと向け
 ヒューバートへと移し少し見詰め

 質問をされれば小さく首を振る]

いえ、私共が駆け付けた時には、既に。
状態が状態でしたので…、表情も、解りませんでした。

ヒューバート様は、何故そのように思われるのですか?
(66)2006/09/27 00:24:48
書生 ハーヴェイ
…――黒羊。

[静かな呟き。

ゆっくりと瞼は上げられて。

浮かぶのは儚げな笑み]

それでは、今暫くこの手を離さずに。

[指先に微かに込められた力。
彼女の手を取り闇に誘えば、
暗闇に響くのはただ二つの足音。

――エントランスへと向う]
(67)2006/09/27 00:34:27
流れ者 ギルバート
[どうすればよかったのかさえもわからず
渇いた血の付着する壁に背を預けずるりと凭れ込む。

唇を突いたのは渇いた微かな笑い]

───どうしろってんだ。

[鳶色の瞳は瞼の奥に
浮かぶのは苦渋の表情

けれど前に進むしかない

そう思えば足取りは少し重くとも
青年の消えたほうへと進むだろうか]
(68)2006/09/27 00:34:50
美術商 ヒューバート
物言わぬ相手との語らいを、君は楽しいと思うか。
所詮は私の独白さ。

…そうか。そのような有様だったか。
何故かと、バトラーが私に問うのかね。
…まあ良かろう。
君も知っているのではないかね、公の一風代わったご嗜好を。
私は…あの方の賛同者ではないが理解者であり、あの方も私を理解して下さった。

[アーヴァインの棺の上に置かれたブランデー入りのグラスを指して]

…どうかね?
(69)2006/09/27 00:35:36
冒険家 ナサニエル
これは、失礼を致しました。

[丁寧に一礼を送る]

嗜好…でございますか。
どの事を仰っているかは、私には解りませんが――

ヒューバート様がアーヴァイン様の良きご友人だとは存じております。
失礼かとは存じますが、

…賛同は、出来なかったのでしょうか?

[柔らかい色を取り戻しつつある瞳で見詰め
 グラスを指されれば一礼をし]

いえ、私などには勿体無く。
お気持ちだけ頂こうと思います。有難う御座います。
(70)2006/09/27 00:49:26
見習いメイド ネリー
…黒羊、様――――

[見上げれば焦れた想いを表情に浮かべ。
赤く染まる頬はそう物語っていて。
彼の儚くも甘い微笑みは自身の胸を締め付け、痛みに変わる。

導かれるままに手を引かれれば、
ああ、こんな光景は何度あっただろうか。
貴方に初めて手を取られたあの日。
それはこの気持ちを予感していたから?
締め付けられるようなこの胸の甘い痛み。
変わらぬあの日、あの薔薇園の――――

伝わる温度が、熱が。
全ていとおしくて。
それが、私を狂わせていく。
やがて辿りつくエントランスに掲げられた屍さえも、
何もかも。己の瞳には映らない。

ああ、もう貴方しか見えないのだと。]
(71)2006/09/27 00:51:56
美術商 ヒューバート
君の丁重ぶりは、時に卑屈に映る。

[そう呟くとグラスを傾けて喉を潤し]

…賛同、か。
賛同者とは、それに付き従うべきものだ。
私には、別に目指すところがあったのでね。
公のお考えを理解はしたが、同じ道を歩むことはなかった。
公も同じく、そのような私を理解して下さったからこそ我々は友人たり得たということだ。

黙って従うだけならば従僕で十分だろう。
友人とは、道は違えど理解しあえるものこそを指すのだと私は思うがね。
(72)2006/09/27 00:54:54
書生 ハーヴェイ
[辿りつくエントランス。
屍の山を見上げて、傍らに彼女を置いたまま
燕尾服から取り出された銀のナイフ。

己の手首を切り裂き滴る血は絨毯を這い。
流れた血は屍の山を取り囲むように円を描き走る]

――捧げよ。

[呟かれた呪詛は低く艶やかに色をもち]
(73)2006/09/27 01:00:25
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