人狼審問

- The Neighbour Wolves -

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(1879)【 EROTIC&HERETIC 】 : 4日目 (1)
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

書生 ハーヴェイ は、流れ者 ギルバートに投票した
見習いメイド ネリー は、冒険家 ナサニエルに投票した
酒場の看板娘 ローズマリー は、書生 ハーヴェイに投票した
未亡人 オードリー は、お嬢様 ヘンリエッタに投票した
学生 メイ は、未亡人 オードリーに投票した
お嬢様 ヘンリエッタ は、美術商 ヒューバートに投票した
流れ者 ギルバート は、お嬢様 ヘンリエッタに投票した
冒険家 ナサニエル は、見習いメイド ネリーに投票した
美術商 ヒューバート は、お嬢様 ヘンリエッタに投票した

お嬢様 ヘンリエッタ は、村人の手により処刑された……
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
現在の生存者は、書生 ハーヴェイ、見習いメイド ネリー、酒場の看板娘 ローズマリー、未亡人 オードリー、学生 メイ、流れ者 ギルバート、冒険家 ナサニエル、美術商 ヒューバート、の8名。
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/21 01:20:48
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/21 01:35:22
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/21 01:36:52
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/21 01:46:02
美術商 ヒューバート
―廊下―

[メイを寝かしつけた後。手燭も持たず、ひとり廊下を歩く。
アーヴァインが最期の時を迎えたサロンへ。
その道すがら、不意に廊下に姿を現した少女の姿]

…貴女は…

[ただ、無言で、蝋燭に照らされた暗闇に現れた少女は、
...の目には別の物に映ったのか]

…アリス…お前なのか?
私を……

[虚ろな目でそう呟いて、手を差し伸べようと、距離を縮める]
(0)2006/09/21 01:47:21
美術商 ヒューバート
[闇で微かに揺れる髪が。リボンが。ドレスが。レースが。
すべてが昔の記憶を呼び起こす]

「…お前は誰?」

[そう尋ねた少女の声が。
記憶を毛羽立たせ]

ああアリス…私を忘れたのか。
あれほど愛した私を。

[その呟きが己の脳幹に響くと同時に、
もう若くないその手が、少女の口を押さえ
筋張ったその腕が、少女の身体の自由を奪い]

ああ、愛しい我が娘よ。
永久に永遠にそのままで。

[少女を抱え上げ、少女の出てきたであろう扉を開き]
(1)2006/09/21 01:48:14
美術商 ヒューバート
[驚くほど軽いそのからだを、天蓋付きのベッドへ押し付けて。
抗う少女の腕を押さえつけ、見開いた目を、その手で覆い]

…永遠に、私のものであるように。

[そう呟いて、
薔薇の刻印の銃を未発達な胸元へ。]

さあ、最後の祈りを。

[少女の口から、湿った吐息が漏れると同時に。
無機質な鉛玉が鈍い音を纏い、その胸に吸い込まれた]
(2)2006/09/21 01:49:39
美術商 ヒューバート
[掌を、少女の生暖かい涙が濡らし、
...は我に返る]

…ああ、これは。
これも。

私の罪なのか。
私の求めるものは。

永劫与えられることはない…

[乾いた呟きを残して、忌々しい空間の扉は*閉じられた*]
(3)2006/09/21 01:50:48
流れ者 ギルバート
[掠めるような口付けは
砂糖菓子がとけるよりも甘く切なく
瞳に湛えた光をより際立たせる。

けれど昨日のようにその腕が解かれることはなく
切なげな色を浮かべるナサニエルを微かに見詰め
まるで言葉で告げられぬことがあるかのように
ゆるりと手を持ち上げると彼の頬へと指を滑らせる。

頬を指先がなぞれば
さらりとした感触が伝わるのを感じつつ
その指先はそっと頤へと添えられて
薄い唇はもう一度彼の唇へと静かに落とされて]
(4)2006/09/21 01:51:35
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/21 01:52:47
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/21 01:56:37
美術商 ヒューバートはメモを貼った。
2006/09/21 01:59:11
冒険家 ナサニエル
――…ジルベール、様…。
……此の様な事は。

[其の表情を見ぬように目を伏せ
 小さな声で呟いた

 もう一度口付けを落とされれば
 また彼を見詰めて

 抱込める腕を振り払う事も出来ず]
(5)2006/09/21 02:07:37
流れ者 ギルバート
……何。

[ぽつりと尋ねる言葉は静かに。
彼の唇に三度重ねようとすればできる程の距離で
ただじっと蒼い瞳を覗いて]

…俺と…こうするのは……嫌…?

[微かな問いかけは囁きにも似ていて。
それでも抱く腕は解く気配をみせず]
(6)2006/09/21 02:15:03
書生 ハーヴェイ
―自室―

[空になったティーカップの中、
部屋の花瓶からつまれた薔薇の花弁に火を灯す。
一枚一枚と炎にくべてぼんやりと眺めるは揺れる炎。
絨毯に座り込み両手でカップを包む使用人は不思議そうに首を傾げた]

「楽しいですか?」

とりわけて愉快な事などありませんよ。

「…でも笑っておられます」

……気のせいですよ。

[戸惑いながらも、頷いて紅茶に口をつける使用人。
その様子を横目でみるも窘めるわけでもなく。
テーブルに頬杖をついたまま、くべる花弁は甘い香りを漂わせるか。
微かに細められた瞳はやがて*閉ざされた*]
(7)2006/09/21 02:21:09
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/21 02:23:04
冒険家 ナサニエル
[嫌かと問われれば
 あの方の面影を残している彼と

 当然嫌なはずなどはなくて
 けれど、駄目だと違うのだと]

そう言うわけでは、御座いません――。
ですが…、…。

[間近に迫る瞳から
 矢張り逃げるように
 切なげな色は逸らされて]
(8)2006/09/21 02:25:06
流れ者 ギルバート
……お前の前にいるのは俺だ。
伯父上じゃない。

[微かに苦いような
静かに苦しいような
そんなような囁きをこぼして]

…だけど…なんだと?

[微かに唇を歪めて言葉の先を促す。
瞳をそらされたなら
それを許さないとばかりに
添えた指先に微かに力を込めて]
(9)2006/09/21 02:33:20
冒険家 ナサニエル
…申し訳御座いません。……ジルベール様。
其れは重々、承知しております。

[逸らす事が許されなくなった視線を送り
 けれど何時もの柔らかい色は消えかけて

 言葉の先を促されれば口を暫し噤み
 開いても其の言葉は澱む様に]

…ですが――、私は使用人で御座います、し。
(10)2006/09/21 02:46:24
流れ者 ギルバート
[柔らかい光すら消えかけたその様子に
微かに痛みを覚えながら
それでもその瞳を覗こうと。

ただ彼の唇を揺らした音に
静かに言葉を失い
そしてゆるりと瞳を伏せかけて]

……それが…お前の答えだと?
(11)2006/09/21 02:54:25
冒険家 ナサニエル
……申し訳、御座いません。

[其れに重ねて見ている事は事実で
 其れだけではないのだけれども、事実で

 他にも思う事は沢山あるのだけれど
 如何にも言葉などには出来なくて

 ただゆるりと瞳を伏せた]
(12)2006/09/21 03:08:38
流れ者 ギルバート
謝られるくらいなら…罵り倒されでもするほうがマシだな。

[微かに零れるのは溜息とも何ともつかない吐息。
ゆるりと持ち上げられた瞳には色彩の欠片もなく]

……これは…伯父上の呪いなのかな。

[微かに自嘲気味に言葉をこぼせば
頬に滑らせた手は再び彼の身へと下ろされ
何の抵抗もなく荷物のように抱えあげれば
寝台へと歩き出してその身を若干手荒く降ろす。

その姿を見下ろす鳶色の瞳は
酷く泣きそうにも見えたし
酷く寂しそうにも見えた]
(13)2006/09/21 03:18:22
冒険家 ナサニエル
ジルベール様を罵るだなんて、
其の様な事は出来るはずは。

[吐息に僅か眉を寄せ
 其の瞳に息を飲んだ]

…ジルベール様?
アーヴァイン様の……呪い?

[零した言葉に驚いて
 一体何の事だろうと見詰めていたけれど

 不意に身体が宙に浮き
 けれど暴れる訳にも行かず]

ジルベール様、一体…!

[乱暴に寝台へと下ろされただ彼を見上げる
 其の瞳には思わず心を摑まれそうで
 思わず伸ばしそうになった手を軽く握る]
(14)2006/09/21 03:33:33
流れ者 ギルバート
…知ってるさ。
お前がそんなことしないってことは。

[声音は薄く静かに紡がれ
問う視線には微かに唇を吊り上げるのみ。

ゆるりと
けれど彼が逃げることができない程度の力を込めて
その肩を寝台に押し付ければ片眼鏡を外して
サイドボードに置けば
仰ぐ蒼い瞳を覗きこみ]

…さぁ?
俺も…ついにおかしくなったのかな。

[苦笑とも自嘲ともとれる
そんな曖昧な言葉だけ告げて深く口付ける]
(15)2006/09/21 03:42:23
冒険家 ナサニエル
[吊り上げられる口の端をただ眺め
 片眼鏡を外されれば少しだけ動揺するように
 手を伸ばし其れを取り戻そうとするけれど
 押え付けられていてそれも叶わず

 覗き込まれれば見上げ、ゆるりと首を振った
 深く口付けられれば抵抗をする事も無く受け入れて
 口付けに僅か吐息を漏らしながらも
 矢張りただ見詰めながら]

…ジルベール…様……。
…如何して私なんですか――…。
(16)2006/09/21 03:55:57
流れ者 ギルバート
[片眼鏡を外した指先に注がれる視線に
静かに瞳を細めて。

言葉の割には抵抗の欠片もない様子に
あくまで口調は淡々としたもので]

…どうして?…さぁ…どうしてだろうな。
……きっと黒薔薇は白薔薇に引かれるんだろうよ。

[謎かけのような言葉と共に紡げば
頬から首筋へとゆるりと指先を這わせ
その行く手に邪魔なものがあれば
指先はタイを解き釦を外して
覗く白い肌に口付けを落としてゆく。

言葉の割にはその指先はひどく丁寧で
まるで精緻な硝子細工でも扱うかのように。
時折微かな笑みの端々に感情を浮かべたなら
鳶色の瞳は寂しそうな程に静かな光を浮かべ
悲しくなるほどに甘いくちづけだけ描いて──]
(17)2006/09/21 04:13:11
冒険家 ナサニエル
白薔薇ですか…。

[浮かべるは悲しげな苦笑
 其の言葉に思い出すのは
 白薔薇をくれた主人ただ一人で
 諦めるように目を伏せた

 彼の指先が動く度に息を吐く
 其れは徐々に熱を帯びたものへと

 丁寧な動作に逆に煽られるように
 けれど彼の表情を見れば
 胸を締め付けられるような思いで
 思わず手を伸ばせばその頬を撫で
 其れに自分が気付けば目を伏せて]

申し訳…在りません――。

[口に出るのは謝罪の言葉]
(18)2006/09/21 04:40:39
流れ者 ギルバート
[頬に触れる指先に微かに驚いたような瞳
そうとその手をとれば愛しむように唇を寄せる。
告げる謝罪の言葉にゆるりと首を横に振って
それ以上の言葉は今は欲しくないとばかりに
唇を奪って───。

──ゆるりと深く息をついたあと
少し長めの髪に指先を絡ませながら
控えめに腕の中に抱き込めたまま
声のトーンを変えぬままに呟き尋ねる]

…何故……謝った?
お前に詫びねばならないのは…俺なのに。

[純粋にその言葉の意味を背中越しに求める。
微かに彼の首筋に顔を埋めては
静かに瞳を閉じて]
(19)2006/09/21 04:52:58
冒険家 ナサニエル
[触れられる指先に胸を震わせ
 唇を寄せる様に瞳を奪われる
 心の底まで奪われぬ様に目を伏せて――

 ただ抱締められたまま
 尋ねられる言葉に少しだけ迷うように]

…手を、伸ばした事を。
自分から触れるなんて、恐れ多くて。

[小さく呟いて
 詫びねばと言う言葉には首を振った]

…ジルベール様がお気に病む事などは、
何一つ御座いません―――。

[首筋に埋まる彼の頭に静かに視線を送る
 其の眼差しに何かが宿りそうになり、
 また逃げるように目を伏せた]
(20)2006/09/21 05:13:15
流れ者 ギルバート
[微かな気だるさに睫毛を揺らすも
青年の呟く謝罪の理由に
思わず彼の片口に顔を埋めたまま小さく笑う]

…そんな事を?お前…本当に真面目だな。

[微かに首を横に振る様子に
少しだけ腕を解いて身を起こし
後ろからその表情を覗きこむようにしながら
微かに怒ったように眉根を寄せる]

…あのな。
普通はこれは詫びねばならないことだし
気に病んで当たり前のことだろうが。
……どこまでお人よしなんだ…。

[呆れたように紡げば瞳を伏せている様子に
微かに溜息をついて。
それでも両の腕は彼を抱き寄せたなら
その温かさに安堵したようにするりと*眠りに落ち*]
(21)2006/09/21 05:24:47
冒険家 ナサニエル
[言われれば僅か苦笑
 肩口で笑う様子に少しくすぐったいのか
 少しだけゆっくりと身体を揺らす]

…真面目なんでしょうか。

[怒ったような表情には何故か解らずに瞬いて
 御人好しと言われればゆるりと首を振った]

いいえ、本当に。
ジルベール様が気に病む事などは。
寧ろ気に病む必要があるのは―――私の方ですので。

[呟いて
 抱き寄せられたまま聞えてくる寝息に
 此れから如何しようかと一つ息を吐く
 腕を振り解く事も出来ない自分に苦笑した

 今は全てを忘れるように眠るのも*良いかと――*]
(22)2006/09/21 05:46:55
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/21 05:59:05
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/21 11:21:34
未亡人 オードリー
[噎せ返る薔薇の香りのなか、茨に侵食され朽ちはじめた部屋。
相変わることなく豪奢な天蓋付ベットはそのままで、その姿は廃墟には逆に異様で。
享楽の時間は、時の止まった空間で飽きることなく繰り返され。]

ふふふ………、

   ふふ……はぁ……ん……

[秘めやかな嬌声と甘い吐息が漏れ聞こえて部屋は薔薇と隠微で濃密な香りで満たされて]
(23)2006/09/21 13:40:24
未亡人 オードリーはメモを貼った。
2006/09/21 13:46:04
酒場の看板娘 ローズマリー
[部屋に充満する濃密な匂いは薔薇のものかお互いが発する香りか、
部屋にただひとつ残ったベッドの中、
そこに二人だけの時間が流れていく]

んっ…あぁぁっ……はぁ…はぁ……

[唇からこぼれ出すのはどこまでも甘美な音色の声と淫靡な熱気に彩られた吐息、
静かな部屋の中ただ二人が立てる音だけが聞こえる]
(24)2006/09/21 13:54:30
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/21 13:55:08
未亡人 オードリー
[時の止まった部屋で、刻まれるのはただ隠微な吐息。
濃密な香りは空気の密度を変え、白き柔肌に纏わり。
爛れた時の流れが場を埋める]

……ローズ………ん……。

[愛しき者の柔肌に真紅の華を咲かせ、責め立て追詰め
終わりの無い享楽の時が流れる。]
(25)2006/09/21 14:07:00
酒場の看板娘 ローズマリー
[白い肌は今は赤く染まり、
互いに触れあうほどに香りより濃厚に密度を変えていき]

オードリー…さまぁ……。

[愛しき人より与えられる何時までも果てることなき享楽、
上り詰めていく心はいつまでも安らぐことなく追い詰められ、
またそれがなおいっそうに快楽を増し、ただ貪欲に求め貪る]
(26)2006/09/21 14:21:48
未亡人 オードリー
[豪奢な天蓋のレース越しに見える二つの白き肢体は、
優美な影をシーツに落とし、さながら睦み合う蛇の化生を思わせ。
いつ果てる事もなく時を*刻んだ*]
(27)2006/09/21 14:28:01
酒場の看板娘 ローズマリー
[心ごと身体を重ね合わせていき、
二つの白き肢体は絡み合い朱を交えて桜色に染まり、
長い時を刻み続ける。

どれだけの時間がたったか?
すでに時の感覚は薄れて、ぼんやりとする意識の中ベッドの上で二人ぐったりとして果てている]
(28)2006/09/21 14:40:27
流れ者 ギルバート
[ゆるりとした目覚め
瞳を少しずつ開けばそこにあるナサニエルの姿に
微かにきょとんとしたあと二度三度瞬いて
そのあと納得ができた様子で
表情に浮かぶのは嬉しさとも寂しさともつかない
何ともいえない感情。

するりと腕を解いたなら
眠るその頬に小さく口付けシャワールームへ。
身支度を済ませてしまうと
昨日散らした彼の服を簡単に畳んで椅子の上に。

水分だけきちんととったならベッドに腰掛けて
本を片手に眠るその様子をのんびりと眺め]
(29)2006/09/21 15:28:50
冒険家 ナサニエル
[ゆるりと瞳を開けば何時もとは違う部屋
 昨日の事を思い出せば目元を軽く押える

 傍の温もりが無い事に気づけば
 身体を起し
 傍らに彼が座っている事に気づけば
 目を瞬かせた]

…ジルベール様。
―――お早う御座います。

[其方へと一礼を送るけれど
 どのような顔をしたら良いか解らない]
(30)2006/09/21 16:16:42
流れ者 ギルバート
[品のよい装丁の本に視線を落としていれば
彼が起きたことに気がついて微かに微笑む。

暫くその光景を眺めたあと
彼の手を引き寄せながら掠めるような口付けを
彼の目元に落として]

おはよう。
……よく眠れた?

[何とも自虐的な言葉だと思いながら
そんな言葉で彼に尋ねる。

どうにも困ったような様子を見て
微かに苦笑しながら肩をすくめた]

…俺はお前を困らせてばかりだな。
(31)2006/09/21 16:26:17
冒険家 ナサニエル
[目元に口付けが落とされれば
 一瞬だけ目を瞑って
 間近で彼を見詰めながら小さく頷いて]

…はい。久しぶりに。

[苦笑を見れば眉を寄せ首を振る]

いいえ、其の様な事は…。
(32)2006/09/21 16:46:45
流れ者 ギルバート
[微かに瞳を細めて
こちらを見る蒼い瞳を緩やかに見返しながら]

それはよかった。
……シャワーを浴びてくるといい。
いつまでも汗をかいたままも…嫌だろう?

[首を横に振るさまをほんの少しだけ
何ともいえないような表情を湛えて見やりながら
シャワーを勧めてシーツごと彼を両の腕に抱き上げ。
バスタブへとゆるりと降ろしながら]

…服とタオルは、外に置いておくから。
(33)2006/09/21 16:55:58
冒険家 ナサニエル
お気遣い有難う御座います。

[其の表情に何かを言い掛けたけれど
 でも何も言えずに口を噤む]

あ、ジルベール様…、一人で歩けますので――。
……申し訳、御座いません。

[抱上げられて降ろしてもらう前に
 其の場所へと辿り着かれ]

…畏まりました。
その、…申し訳御座いません。
有難う、御座います。
(34)2006/09/21 17:04:53
見習いメイド ネリー
[袖を通すは黒いワンピース。
熱を知った身体はもう一度熱を望まないのだろうか。

着替え終わればベットへちらりと目を向けて。
胸がざわめきを感じれば押さえるように、逃げるようにその部屋を後にする。]

…壊して欲しい…。

[そう一言呟いて。]
(35)2006/09/21 17:17:06
流れ者 ギルバート
───いいから。

[有無を言わせずそのまま運び
重ねられる謝罪に苦笑し]

…そんなに謝らなくていい。

…謝るくらいなら別の言葉を。

[静かにそう告げて微笑み
彼の言葉に小さく頷いて
シャワールームの扉を外で閉めて]
(36)2006/09/21 17:25:58
冒険家 ナサニエル
[扉が閉じられれば目を伏せて
 額に手を当てれば緩く長い息を吐いた

 片眼鏡がない
 そんな事を思うとゆるりと首を振って]

…別の、言葉――。
私は―――…。

[ざあとシャワーを浴びる
 取敢えずは頭を冷やして、それから

 浴び終えれば控えめに扉を開けて]
(37)2006/09/21 17:43:03
見習いメイド ネリー
[エントランスは未だに消えぬ血気を帯びて。
薔薇の香り色濃く残る中、朽ち行く建物と生気を失いつつある使用人の姿。

蹲りぶつぶつと嘆く者の横には殺されたのであろう血塗れのフットマン。
逃げるように其の場を後に後にすれば2階への階段を上る為に、
荊で包まれた螺旋階段を、登る、登る―――

瘴気と血と、それ以外の何か違うものもこの身に感じて。

漏れる吐息、悩ましくしなる肢体、絡まる腕。
館中の荊からこの身に流れ込む、その色めく欲望。

ああ、これはきっと快楽なのだと身を震わせると、
相まって身体は熱くなる。熱くなる。

手に巻かれた包帯は少し汗ばんでいただろうか。
擦ればあの指の感触を思い出しながらも、階段を上りつづけた。]
(38)2006/09/21 17:50:17
流れ者 ギルバート
[扉の外に彼の服とタオルを置いてから
窓際でぼんやりと物思いに耽り
その指先は片眼鏡のフレームを微かになぞる。

それに落とされた視線は限りなく
柔らかさと言い知れぬ思いに満ち
彼がシャワールームを出た様子にも気付かず]
(39)2006/09/21 17:59:00
冒険家 ナサニエル
[置かれたタオルを取ろうとし
 彼の様子に気付いてしまう

 ――――ああ

 胸に思いが溢れてしまいそうで
 タオルを取ればまた扉を閉じる
 また、緩く息を吐けば身体を拭いて
 次に服を取ると其れを着込む

 手櫛で髪を整えればシャワールームの外に出た
 ジルベールが此方に気付けば一礼を送る]
(40)2006/09/21 18:11:07
流れ者 ギルバート
[静かに片眼鏡を置けば
そうと息をついてぼんやりと。
ナサニエルが出て来た姿に軽く柔らかく微笑み]
…髪はちゃんと乾かさないと風邪を引くよ。

[おいで、と小さく手招く]
(41)2006/09/21 18:29:56
冒険家 ナサニエル
[片眼鏡の行方をただ見詰め
 柔らかい微笑みに、微笑みを返す

 招かれれば
 少し途惑ったけれど素直にジルベールの傍へ行き]
(42)2006/09/21 18:33:24
流れ者 ギルバート
[戸棚から新しいタオルをだして
傍らにたつナサニエルをイスに座らせて
まだしっとりとした髪を手早く
けれど丁寧にタオルドライをすませ
乱れた髪を指で梳いて直し]

さ…これでいい。
(43)2006/09/21 19:56:57
冒険家 ナサニエル
[抵抗しても、
 また「いいから」と言われるのだろう
 大人しく椅子に座り
 髪を拭かれている間はそっと目を伏せて
 終わればゆるりと振り向いて
 申し訳無さそうに、矢張り瞳を伏せる]

その、…申し訳御座いません。
ジルベール様に此の様な事までさせてしまいまして。
(44)2006/09/21 20:01:04
書生 ハーヴェイは、テーブルにうつ伏せたままぼんやりと目を覚ました。
2006/09/21 20:01:50
流れ者 ギルバート
[やはり謝る様子に微かに肩を竦め
タオルを畳みながら]

…だから。
謝らなくていい。

そういう時は素直にありがとうで良いんだよ…。
そうしたら俺も素直にどう致しましてっていってやる。

[畳んだタオルを置きながら
溜め息と共に告げるようすは
貴族の子息というよりも
市井のガキ大将のようで]
(45)2006/09/21 20:11:43
見習いメイド ネリー
[2階の客室を歩く。
息を切らし壁伝いによろりと歩けば吐息を漏らして。

梳かれたままの髪が揺れる。
頬を寄せれば白く冷たい感触。
しかし燻った熱はそれで冷めることは無かった。]

…………して。

[熱を帯びた身体。
情欲に満ちた表情をよそに、たどり着いた先の扉、そこは―――]
(46)2006/09/21 20:12:31
見習いメイド ネリーは、書生 ハーヴェイの部屋の扉をノックした。
2006/09/21 20:12:53
書生 ハーヴェイ
[ふるりと頭を振って体を起こす。
いつの間に掛けられていたのか、毛布は肩から滑り落ちて。

椅子に凭れゆるりと天井を見上げれば、
扉の外から聞こえてくるのか悲鳴かすすり泣きか銃声か。
満ちた狂気の声がする。

ひとつ息を零して、視線を下ろし部屋を見渡すと
絨毯の上、毛布に身を丸くしてもぐりこんでいる使用人の姿。
顔だけ覗かせて、ひとしきりおろおろとした後]

「おはようございます」

[ぺこりと頭を下げてまた毛布に引っ込んだ]

……おはようございます。
その遊びは愉しいですか?

[ふるふると首をめいいっぱい振る使用人にため息をつけばノックの音]
(47)2006/09/21 20:17:34
書生 ハーヴェイは、椅子を立ち扉を開く。
2006/09/21 20:18:36
冒険家 ナサニエル
[ジルベールの言葉に
 思わずまた謝りそうになる]

申し訳―――
……ありがとう、ございます。

[けれど途中で止め、礼に変え]

ああ、タオルを畳むくらいは私が。

[言う間に畳まれ終えて息を吐いて
 何も出来ていないなと
 矢張り申し訳なさそうな表情で]
(48)2006/09/21 20:26:03
見習いメイド ネリー
[本来ならば両の髪を綺麗に結い上げていたのだろうか。
癖のついた柔らかな髪をそのまま垂らして。

表情も笑みでは無くただ情欲に彩られ。
向き合えば加速するように、炎が爆ぜるように。
ますます艶を増していく。]

…ハーヴェイ様。

[束の間の対峙の後、ふら付いた足をよろめかせて。
彼に凭れるようにしな垂れかかれば心音のリズムは徐々に短くなってゆく。]
(49)2006/09/21 20:27:43
流れ者 ギルバート
[謝りかける言葉が感謝へと変われば
嬉しそうに瞳を細めて]
───どういたしまして。

[告げる声は僅かに弾んで。

タオルくらいはと言われても
既に終えてしまっていたからどうしたものかと。
少しの間を開けてから]

──少し…腹が減ったな。
甘い物も欲しいけれど。

[徐に呟く]
(50)2006/09/21 20:41:29
書生 ハーヴェイ
[ふわりと揺れる緑に視界を奪われて、
遅れて届くのは熱を持ったしなやかな体の重み。
胸元でしなだれかかる彼女に目を細めて]

いかがなさいましたか?

[低く囁く声は艶を含み。
白い首元へと顔を埋めれば、くすりとした笑みが首筋を撫でる。

背後で、使用人が「ネリー様…?」と呟いた]
(51)2006/09/21 20:41:34
見習いメイド ネリー
んぁあ…。

[首筋に掛かる吐息が更に情欲の炎を滾らせるのか。
ふるりと身体が揺れた後に艶かしい声を上げた。

許されないとは解っていてもその手は彼の服を滑らせ、
解く事などせずにただ低い声に酔いしれて。]

…この熱を鎮めてくださいますか。
あの時の様に、私を。
(52)2006/09/21 20:56:33
冒険家 ナサニエル
[ジルベールの様子に――ああ、と
 ひとつ目を伏せた
 そして柔らかい色を向ける]

甘いもの、でしょうか。

[其れを聴けば瞬いて
 キッチンの惨状を思い出し
 あのような場所で料理が出来るものなのかと
 キッチンメイドが未だ残っているかは解らず
 少し悩むように難しい顔]

熱すぎず甘すぎないショコラ――、は、
ご用意出来ませんが、
パウンドケーキ等なら寝かせてあったと思います。
お持ちいたしましょうか?
(53)2006/09/21 20:59:38
冒険家 ナサニエルは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/09/21 21:03:01
流れ者 ギルバート
[目を伏せる様子に微かに瞳は細められ
けれど彼が再び瞼を開けた時には
何もなかったかのようにただ微笑み]

ああ、あるもので構わない。
頼むよ。
(54)2006/09/21 21:09:12
書生 ハーヴェイ
[腕を伸ばし抱き寄せれば、白い足に這わされた手がワンピースをたくし上げ。
首筋から顔をあげ、寄せるは彼女の情欲に潤んだ柔らかな唇。
触れるか触れないか、その距離で唇を掠らせそっと呟く]

良いのですか?
人が、見ていますよ。

[促すように、横目で使用人の方を見れば、
振り返る気配に毛布の中で使用人の小さな肩はぴくりと震えて。
その顔は戸惑いを露にしているだろうか。]
(55)2006/09/21 21:11:30
冒険家 ナサニエル
畏まりました。

[丁寧に礼を送ると部屋を出て
 足早にキッチンへと向かう

 其の途中そっと胸に触れながら
 ゆるりと息を吐いた]
(56)2006/09/21 21:13:22
見習いメイド ネリー
[抱きすくめられればますます吐息は熱を、艶を孕む。
彼の手の温度が冷たく感じるのは、自らの熱の所為。
指先の感触に震える脚は伝わっただろうか。

使用人が見ていると解るも一瞬だけ視線を向けるだけ。
情欲に満ちた表情は変わらない。
例え、此方を怯える目で見ていても。

構わずに彼の背へと熱で震える腕を回す。]

…構いません。
―――…して。あの時以上に。

私を、壊して―――――――。
(57)2006/09/21 21:26:49
流れ者 ギルバート
[丁寧な一礼と共に部屋を去る姿を見送って
扉が音を立てたならゆるりと息をつき]

…恨みますよ伯父上…。

[微かに呟いて椅子へと腰掛けて]
(58)2006/09/21 21:34:01
冒険家 ナサニエル
[ゆるりと首を振る
 キッチンへと辿り着けば矢張り惨状で
 けれど食器棚等は比較的無事で安堵する

 保管してあったパウンドケーキや
 ビスケットを取り出し共にプレートに乗せワゴンへと
 ティーセットやジャムも一緒に乗せる

 また来た道を戻る
 途中荒廃した部屋の扉を見つけると、
 ふと小さく、苦笑を浮かべた

 ジルベールの部屋に着けばノックをして]

失礼します、ジルベール様。
ナサニエルで御座います。ケーキをお持ちいたしました。
(59)2006/09/21 21:42:14
書生 ハーヴェイ
では、そのように。

[薄い笑いと共に扉の鍵は閉められる。
彼女の背を扉にもたせるようにすれば、掠めた唇は覆いかぶさり深く舌を絡め取る。
息も絶えるほど貪れば、唇の隙間から熱を帯びたと息は切なげに漏れて。

黒いワンピースにかけられた指は時間をかけてひとつまたひとつとボタンを外していく。
やがてふわりと床に落ちるワンピースの上に膝をつき、
下からネリーを見上げる目は哂っていただろうか。
その白い肢体に赤い花を散らして行きながら――

露になるものを覆うものはなく、
外気に触れる桜色の肌に使用人は頬を染めながらも瞳はネリーの目を捉えて離す事はなく]
(60)2006/09/21 21:51:52
流れ者 ギルバート
[ぼんやりとしていた時間は
多分それほど長くもなくて
扉をたたく音に小さく返事を]

どうぞ。

[かつりと靴を鳴らしながら
扉をひらいてやり]
(61)2006/09/21 21:55:33
冒険家 ナサニエル
失礼致します。

[扉が開き見えた姿に一礼をして
 中へと入るとテーブルにケーキと紅茶の準備をする

 準備が終われば椅子へと促して、
 また一礼を]

お待たせ致しました。
(62)2006/09/21 21:59:21
見習いメイド ネリー
んんっ…。

[湿った舌が口内を支配する。
小さく漏れた声は唇と唇が合わさり水音と共に解けていく。
息が苦しくて溺れたような錯覚すら覚えながら。

沈む人魚はそれでも更に堕ちる事を望むのか。
たどたどしく彼に応えていた舌先は、早くも彼の貪る舌に追いついていこうとして。
唇を離されれば紅い舌先は物欲しげにちろりと口内で震える。

滑り落ちたワンピース。
膝をつくハーヴェイに躊躇することなく見下ろすと、
身体を這う赤い花を滑るように眺めて。
堪らず声を上げると薔薇と茨のタトゥーの入る、桃色の双丘が健気に弾んだ。]

もっと…。

[望むのは快楽か。それとも壊れたいが為か。]
(63)2006/09/21 22:13:13
流れ者 ギルバート
うん…ありがとう。

[椅子に腰掛けてふと気付く。
一人分の用意しかされていないのではないかと。
卓に両肘をついて溜息一つ。
組んだ両の手に顎を乗せながら]

…ナサ。
お前も座って…一緒に食べよう?

[ちらりと自分の向かいの席を視線で示して]
(64)2006/09/21 22:18:38
流れ者 ギルバートは、冒険家 ナサニエルに話の続きを促した。
2006/09/21 22:20:46
冒険家 ナサニエル
[礼を言われ、いえと答え
 一緒にと言われれば柔らかく微笑んで]

いえ、私は結構ですので。
お気持ちは、とても嬉しいです。
有難う御座います。

[一礼をして
 どうして準備が終わった時点で
 此処を出なかったのかと思う
 何かに思い当たってしまい苦笑する
 其れを振り払うようにひっそりと目を伏せ]

…其れでは、私はそろそろ。
長居をしてしまい、申し訳御座いませんでした。
(65)2006/09/21 22:27:43
書生 ハーヴェイ
[むせ返るような香。
頭上から漏れる淫らな声に、唇を離せばつぅと引いた糸は切れて。
零れた滴はワンピースに染みを作る。

わけがわからずついに泣き出した使用人のすすり泣く声を背後に聞きながら、ゆるりと立ち上がりネリーの唇をひと舐めすれば目を細めて静かに尋ねる]

アーヴァイン公はどのようにされていましたか?

[這う指先は乳房の薔薇をなぞった]
(66)2006/09/21 22:32:07
流れ者 ギルバート
[結構と跳ね返されてしまえば
少しだけ憮然としたような表情のあと
ゆるりと息を吐き出しながら]

じゃあ命令。
一人じゃ寂しいからつきあって。

[あまり使いたくない言葉ではあったけれど
そうするしか出来ない自分に内心自嘲し。

もしそう告げても相手が去ろうとするなら
そのときは素直に自分が引き下がるつもりで]
(67)2006/09/21 22:43:10
見習いメイド ネリー
ひ…っ。

[強い刺激に下唇を噛み、続くのは吐息。
半身に熱と、吐息と、水音。
それらだけが脳裏を支配し、身体も心も魂さえも徐々に均衡を無くしていく。

やがて与えられていた熱は余韻を残し、引いて行く。
息も絶え絶えに、未だその表情は更なる快楽を欲していたけれど―――

『アーヴァイン公はどのようにされていましたか?』

その一言に一瞬、表情の色めいた赤が引く。
ざわり。ざわりと胸に刺さる荊のような気がして。

彼の指先が乳房を、薔薇を這うと唇が震えだし、瞳は驚愕を帯びていく。]

…そ、んな。
知りません、そんな事なんて―――
(68)2006/09/21 22:51:54
冒険家 ナサニエル
[憮然とした表情に申し訳なさそうに
 そして命令と言われてしまえば
 少し途惑うような表情の後、一礼をする]

…畏まりました。
其れでは、失礼致します。

[普段ならご命令でも、と
 言ったかもしれないけれど

 向かいの椅子に座れば
 如何すれば良いだろうと思いつつ

 ふと窓辺に目を移せば自分の片眼鏡が在り
 其の事実に瞬いて、
 ――苦笑と共に息を吐いた]
(69)2006/09/21 22:52:00
流れ者 ギルバート
[自分の向かいに腰を下ろす様子に満足そうに
けれどカップは一つしか用意されていなかったから
一度席を立って備え付けで置いてある
白磁に貴青のラインのカップを1セット用意して
彼が自分にしてくれたのと同じように
彼の前に紅茶を用意して]

…ああ…そういえば返さないとね。

[そのとき初めて自分が
眼鏡を奪ったままだったことに気付いて
けれど紅茶を飲むときに曇るだろうとそっと思い
あとで返そうと何となく]
(70)2006/09/21 23:04:42
書生 ハーヴェイ
[その表情の変化を見逃すわけもなく。
細めるは黒い双眸。
さらりと撫でた薔薇の刺青に唇を落とせば甘く噛んで]

ほんとうに?

[指先は滑り、焦らすように微かな水音をたてて]
(71)2006/09/21 23:05:36
冒険家 ナサニエル
[紅茶まで飲むつもりはなく
 用意をしなければ用意をされてしまって]

あ、……ありがとう、ございます。

[また謝罪しそうになったけれど
 それは望む所ではないだろうと礼をして
 放って置けばケーキの取分けまでされそうで
 席を立ち備え付けの皿を持って来れば
 自分の分も取分けて、また椅子に座り

 片眼鏡の事を言われれば視線をまた其方へ]

…はい。あれは大切な物ですから――。
(72)2006/09/21 23:19:27
見習いメイド ネリー
本当、です…。
わたし、は、こんな――――――っ。

そうだったら、私はとっくに…ん、あ。

[言いかけた瞬間に指が、唇が嘲笑うかのように滑り出して。
堪らず声を上げれば再び表情は色めきだしていく。
扉に凭れかけていた身体は滑り、足が力無く震えだした。]
(73)2006/09/21 23:21:42
流れ者 ギルバート
どういたしまして。

[謝罪ではなく礼が返ってきた事に
返答と共に柔らかく瞳を細めて
ケーキがとりわけられれば慣れたような礼を一つ。

席に戻って紅茶のカップにそっと唇を寄せ
満足そうな表情ながらも
視線が窓辺の眼鏡へと向けられたままなら
微かに肩をすくめて苦笑して]

……あとで…ね。
(74)2006/09/21 23:25:29
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/21 23:55:32
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/21 23:56:44
冒険家 ナサニエル
[礼をされれば礼を返して
 其の表情に柔らかく微笑んで

 満足そうな様子に一息吐きながらも
 矢張り片眼鏡が気になるのか見詰め
 ジルベールの言葉が聞えれば、
 其の苦笑に少しだけ視線を下げて]

はい。
(75)2006/09/22 00:16:39
流れ者 ギルバート
[紅茶を口にしている間も
ナサニエルの視線が窓辺へと向いている様子に
微かに小さな息が零れて。

呪いは絶大だと頭の端でぼんやり思いながら
パウンドケーキを小さく切って口に運ぶ。

しっとりとした甘みと共に広がるブランデーの香りに
微かに頬を綻ばせながら唇をちろりと舐めて
ふと向かいの青年へと視線を向けつつ]
(76)2006/09/22 00:18:28
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/22 00:21:59
書生 ハーヴェイは、流れ者 ギルバートに話の続きを促した。
2006/09/22 00:22:44
見習いメイド ネリーは、冒険家 ナサニエルに話の続きを促した。
2006/09/22 00:23:42
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/22 00:23:56
書生 ハーヴェイ
[崩れおちかける彼女の体を抱きとめて。
そっと下に寝かせればその背中には毛足の長い絨毯の感触が伝わるだろうか。

彼女の返答を聞きながら、浮かぶは確信めいた薄い薄い笑み]

……バトラー。

[唇は音もなく、その言葉をかたちづくり。
一度だけ横目で使用人を見ればまたすぐに彼女へと視線を戻して、ゆっくりとした動作で上着を脱ぎ、タイをとく。
ほどけたタイは絨毯に広かる彼女の髪へと落ちて]

…嫉妬はしましたか。
同じように抱かれたいと願った事は?

[見下ろすその目は柔らかに。
揺れる照明の下、影は彼女に黒く落ちてやがて重なる。
白い肌に爪あとを刻み、微かな苦痛の声を聞く度に熱に浮かされた吐息は漏れて。

そうして溺れて、堕ちてゆくのはどちらだろうかと――]
(77)2006/09/22 00:25:29
冒険家 ナサニエル
[小さく息を吐いて
 紅茶を飲もうと視線を正せば
 目の前の彼と視線が合って

 思わず瞬いて一度目を伏せ
 柔らかな色を返し首を傾げる]

如何か、致しましたか?
(78)2006/09/22 00:28:49
流れ者 ギルバート
[かちりと視線が合えばきょとんとして
それから逡巡の後に首を横に振る]

いや…何でもない。

[口に出しかけた言葉と思いは
柔らかい琥珀色と共に飲み込んで]
(79)2006/09/22 00:38:09
見習いメイド ネリー

[震える体。
やがて自分の身体に注がれるように熱はほとばしり自己を蹂躙する。
喘ぐ声の中に漏れる吐息、そして秘めやかに響く水音。

男女が睦言を交わし寄り添いあうとは違う、快楽を貪るだけの異様なシチュエーション。
使用人はただ怯え、耳を塞ぎながら光景に背くまま震え続ける。]

…は…っ。

[揺さぶられるままに見つめるは彼の黒い眼。
熱くなるのは心だったか。じわりと目尻に涙を浮かべれば、ゆるりと頬を伝う。
悲しいからなのか、それとも快楽に咽び泣いたのか。

それは自分にも、彼にも解らないことであって。
ただただ涙を流した―――]
(80)2006/09/22 00:40:26
冒険家 ナサニエル
それなら、宜しいんですが。
何か在れば仰ってくださいませ。

[そう微笑んで
 一礼をして紅茶のカップに口をつけて]
(81)2006/09/22 00:43:06
流れ者 ギルバート
……。

[微かな微笑に吸い寄せられるように
瞳は彼をじっと見て。

微かな響きを伴ってカップをソーサーに下ろせば
何の前振りもなく真っ直ぐに音にする]

──愛してるよ。
(82)2006/09/22 00:51:30
書生 ハーヴェイ
[流れる涙を見下ろして。
途切れ途切れの吐息の合間に漏れるは歪んだ――不器用に歪まされたそれは笑みの出来損ない。

揺れる彼女の髪は茨の色。
揺れる乳房にたたえるのも茨の刻印。

落ちたタイのピンを掴み、彼女の刺青にあてがえば上から刻むは赤い×。
滲む血で茨を隠すように強く掴めば滑る手のひら。

ただ赤にまみれる様を見届ければ目を閉じて、
果てる時まで闇のなかにたゆたい続けた]
(83)2006/09/22 01:07:43
冒険家 ナサニエル
[余りにも真直ぐな言葉に、
 動揺を顕にする様に少しだけ目を見開いて]

―――――…。

[言葉を失くし、ただ呆然と彼を見やる]
(84)2006/09/22 01:16:02
流れ者 ギルバート
[言葉を失ったままこちらをじっと見る蒼い瞳に
微かに困ったようにただ微笑んで]

……何かあればって言ったから。

[鳶色の瞳を緩く笑ませて
悪びれる様子もなく
けれどその瞳は真っ直ぐに]
(85)2006/09/22 01:19:56
見習いメイド ネリー
―――…痛いのですか?

[搾り出すように紡ぐ声。弱弱しい雲雀のような、声。
彼の笑みは自分にどう映っていたのだろうか。
霞む視界。]

…っ、あぁ、あああっ!!

[乳房に刻まれた荊の刻印に二筋の赤が刻まれる。
華奢な腰が浮く瞬間を彼は気が付いただろうか。

いたみ、傷み。痛み、其れが全てを支配していく。

ただ揺さぶられるままに貪られば、上り詰めるためにより昂ぶっていく。
やがてネリー自身が悲鳴に近い声を上げれば、
暫しの間を互いに漏らす息だけが其の場を包んだ。]
(86)2006/09/22 01:22:44
冒険家 ナサニエル
―――私を、ですか?

[今更の様に口に出して
 真直ぐな瞳で見詰められれば
 目を逸らしそうになるけれど
 其れでもただ、見詰めて]
(87)2006/09/22 01:26:26
流れ者 ギルバート
当の本人以外を前にした愛の告白だなんて
随分間抜けだと思わないか?

…大体この部屋にいるのは俺とお前だけだろう。

[返す答えは限りなく純粋な想いに満ち
そらすことなく見詰める瞳に微かに笑んで]

……俺はお前が好きだよ。
吊橋効果でも間に合わせの気持ちでもなく。
(88)2006/09/22 01:33:49
冒険家 ナサニエル
…ジルベール様―――…。

[彼の言葉に呆然として
 自分の思いをどう伝えようかと迷うように

 けれど一瞬だけ、身体を震わせて
 緩く長く息を吐いた

 少しだけ何かを考えるように
 目を伏せ
 片手で顔を覆った
 其の手を外した時には
 何時もの様に
 ただ柔らかい色を湛えた微笑みで]

…ジルベール様。
お気持ちは――、とても、光栄に御座います。
私などには、本当に勿体のない御言葉で。
(89)2006/09/22 01:53:04
書生 ハーヴェイ
[汗で張り付く髪は黒い濡れ羽。
息が整うより先に体を離せば、余韻にひたる彼女の頬を撫で涙の痕に口付ける。
離れる手が残すのは白い頬に赤い跡]

……壊す事は出来たでしょうか。

[そっと尋ねて、けれども返事を待つわけではなく。
立ち上がり怯える使用人の横を通り過ぎ、
シャワールームへ入り扉を閉めた。
ただ息を吐き壁に背をもたせればコックを捻り降り注ぐ温水の雨に*目を閉じて*]
(90)2006/09/22 01:53:09
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/22 01:54:27
流れ者 ギルバート
[決して答えを待っているだとか期待しているとか
そんな気持ちは欠片もなかったはずなのに
いざ台本通りのような返答が目の前にあれば
声にはしなくとも微かに嘆息し]

……それが…答え?

[いつかも聞いた質問だと微かに思う。
けれどその答えに違和感を感じて
重ねて問わずにはいられなかった]

お前の心に住んでいるのは
……俺ではなくて…伯父上か……。
(91)2006/09/22 02:02:44
冒険家 ナサニエル
[答えかと問われれば迷うように瞳を伏せて
 違うと言えればどんなに良かっただろう
 けれど]

私の事などを思っていても、
ジルベール様は幸せになど為れません。
ですから――。

[主人かと問われれば、
 思わず視線は片眼鏡へと注がれて
 彼へと視線を戻せば
 其の色には自嘲的な物が含まれている]

…アーヴァイン様は、私の全ての根底です。
(92)2006/09/22 02:15:58
見習いメイド ネリー
[頬に柔らかな唇の感触。
やけに優しいと感じたのは気のせいなのだろうか。

まどろむ中、涙で濡れた睫毛はそのままに。
冷めていく余韻と共に重い上体を徐々に起こして。

シャワーの音が聞こえるとゆるやかな動作で黒のワンピースを着込めば、
だるさが残る体を引きずるように立ち上がった。

ふと使用人と目が合うも怯える眼差しは変わらない。
暫し立ち尽くしていたが、
掛ける言葉も無く其処から逃げ出すように部屋から走り去った。

瘴気と血と薔薇の香りが渦巻く長い回廊を、ただひたすらに。]
(93)2006/09/22 02:18:58
流れ者 ギルバート
幸せになれない…?
……それは俺の決めることだ。
お前の決めることじゃない。

…お前にやめろと言われたところで
俺はこの気持ちを捨てるつもりは欠片もない。

[否定とも肯定ともとれない答えに返す声は
真っ直ぐすぎるほどに静かな声で
一筋の歪みもなくナサニエルを見返す。

微かに片眼鏡へとそらされた視線が
引き戻されたなら
そこにあるかたちに微かに眉根を寄せ]
(94)2006/09/22 02:24:00
冒険家 ナサニエル
[ジルベールの言葉に小さく首を振る
 真直ぐな瞳で見られれば、俯いて]

……貴方に招待状等、送らなければ良かった。

[其れはどう言う意味だろうか
 小さく呟けば椅子を立ち
 自分の分の食器をワゴンへと乗せて

 片眼鏡を取りに行けば
 それを嵌め、一度俯き瞬いて

 そのままワゴンと共に
 部屋を出ようとしたけれど

 ジルベールへと近付いて、
 また其の手を取ると恭しく口付ける]
(95)2006/09/22 02:41:02
冒険家 ナサニエル
全てを裏切って貴方だけを愛せたなら、
私はどんなに楽でしょう―――…。

[そう紡ぐ声は悲しそうで
 そう紡いだ表情は泣き出しそうで

 相手の反応も待たぬまま、
 ただ逃げるように此の部屋を後にした]

…失礼致しました。

[そう、押し殺したような声を残して]
(96)2006/09/22 02:41:31
流れ者 ギルバート
…ナサニエル……?

[告げられた言葉に
浮かべた表情に
浮かぶのはただ呆気にとられたようなそんな感情で。

口付けてはつぶやかれる言葉に
覚えたのは微かな期待で
けれどそれを尋ねる間もなく姿が消えれば
どうしていいかもわからず
ただ溜め息だけを残して。

すっかり冷めてしまった紅茶は
飲み込んでも味など感じられず]

…死んだ人間に負けるとは…。
……どうやら本格的に貴方の呪いのようですね。

[伯父上とぽつりと呟いて*深く溜息をこぼした*]
(97)2006/09/22 03:01:06
見習いメイド ネリー
[狂気に満ちた回廊に響くは自分の靴音。
緩やかなれど規則正しくリズムを刻んでいて。

ふと立ち止まり辺りを見回すもただ荊のうねりが広がるだけ。
数歩歩くと見慣れた姿の青年、ナサニエルの姿が。]

――――時移様。

[不意に靡く常磐の髪が揺れた。]
(98)2006/09/22 03:02:00
流れ者 ギルバートはメモを貼った。
2006/09/22 03:05:15
冒険家 ナサニエル
――――茨姫―――…。

[茨の刻印を持つ少女に声を掛けられれば
 ふと其方を振り向いて
 其の表情はまだ泣き出しそうなままだったけれど]

ああ、いや―――、申し訳ない。

[目元に軽く手を当てれば、
 何時ものような柔らかい色を取り戻して]

どうしました?
(99)2006/09/22 03:07:53
見習いメイド ネリー
あっ………御免なさい。
ナサニエル、さん。

[彼の目元に目が行く。
何処か今にも泣き出しそうなその瞳の意味を聞くことすらなく、
呼び名を変えれば申し訳無さそうに視線を逸らして。]

あの…何処が空き部屋か把握してらっしゃいますか?…この有り様ですから。
どこがどう使えるか、貴方なら解っていると思って…。

[長い髪を肩から胸に下ろして。
胸元を隠すように流すと自身を庇うように抱きしめた。]
(100)2006/09/22 03:11:51
冒険家 ナサニエル
いえ、構いませんよ。
今は誰も居ないようですしね。

[そう柔らかく微笑んで]

空き部屋ですか?
そうですね、確かこの先に一つ在りますよ。
案内しましょう。

[庇うような様子に視線は移したけれど
 特に気にする様子もなく先導をするように歩き出す]
(101)2006/09/22 03:16:35
見習いメイド ネリー
…有難う御座います。

[一言だけそう応えて。
何も気取られてないだろうかと不安もあれど、
勘繰り合う事はしない人だからと思って。

どれほど時間が立っただろうか、二人長い廊下を歩いて。
案内された部屋へ促されるまま入れば、
ベットメイキングされてないベットと傍にある小さなリネン室。]

ごめんなさい…。

[掠れたような雲雀の声は確かに震えていて。]
(102)2006/09/22 03:30:12
冒険家 ナサニエル
いえ。

[同じように返事は短く
 廊下を歩く間にも会話はない
 ただ歩いて

 辿り着けば中へ促し、
 中から聞える声に部屋の入り口から彼女を見詰める]

君が誰かに謝る必要なんてないでしょうに。
それにきっと、謝っても―――。

[ただ小さく声を掛ける]
(103)2006/09/22 03:36:40
見習いメイド ネリー
解ってます…。

[ふるふると首を振ればさらりと髪が揺れる。
明かりの無い暗い部屋でも解るほどに。
何か言いかけるも部屋の奥へ入れば、
姿は闇に解けて声だけになる。]

最初から、全部決まっていた事だから…。

[そう呟くとそれ以上の言葉は掛けず、闇だけが二人を包んだ。]
(104)2006/09/22 03:52:37
冒険家 ナサニエル
[扉を閉めれば闇に包まれる
 茨も時計も何も見えなくなる

 暗闇の中、互いにどんな表情をしているのか]

そうです、これは、最初から。
(105)2006/09/22 04:04:12
見習いメイド ネリー
……………。

[頬に涙が伝うままにベットへとしなだれ埋もれば。
シーツの掛からぬベットに染みを作って。

遠のく足音。
それを合図に全て服を脱ぎ捨てれば未だ真新しいシーツを上から被って。

暗い部屋。
ひと時の静寂は自身を更に追い詰めるのか。
ただ今は闇に身を預けるしか遺されて*いなかったけれど*]
(106)2006/09/22 04:13:18
冒険家 ナサニエル
[そしてそれ以上は何も言わぬかのように
 扉に寄りかかれば一つ息を吐く

 それは同じタイミングで
 頬を伝う何かが在ったかも知れない
 其の意味は恐らく違うだろうけれど

 緩く首を振れば振り払い
 其の場所を置き去りにするかのように遠ざかる

 長い廊下
 足音だけが響くかと思えた永遠の空間
 其れは狂気を孕む何かに邪魔をされるのだけど

 狂気の中の足音はそのままエントランスへと*続いて行く*]
(107)2006/09/22 04:29:12
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/22 04:35:21
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/22 04:35:35
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/22 04:42:49
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/22 08:15:09
酒場の看板娘 ローズマリー
[長い時から離れ気が付けば傍らに自分を抱き締め同じように乱れた様子のオードリーの姿。
口付けてその腕から抜け出し書き置きをのこし、軽い身仕度を整えて鍵を閉めて部屋をあとにした]

「屋敷の様子を調べてきます」

[心と体は昨晩からの熱は消えていなかったが気にはならず狂気と血に彩られた廊下を進む。
時折聞こえる悲鳴や争う音はすでに気にならず。
だんだんとその音が迫ってきており目の前で血を流し命乞いをするメイドと、襲い掛かる執事の姿が見える。
躊躇なく襲い掛かっている執事を撃ち殺し、救いを求めるメイドを見て首を振り一発。]

助かりませんよ。どうせ。

[折り重なる二人に手を触れて首を振り、
あてもなく*さまよいはじめた*]
(108)2006/09/22 08:34:27
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/22 08:36:24
未亡人 オードリー
[噎せ返る薔薇の香りのなか、茨に侵食され朽ちはじめた部屋。
相変わることなく豪奢な天蓋付ベットはそのままで、その姿は廃墟には逆に異様で。
享楽の時間の名残に、しどけなく白い肢体を晒し。
重たげに漆黒の睫毛が瞬けば]

……ロー…ズ?

[腕の中にあった確かな温もりを求め、冷えたシーツに途惑いを隠せず。
薄絹を纏うとゆらりとベットを抜け出して]

…鍵?

[開かない扉の前でくすくすと狂気を帯びて。
そのまま沈み込んで、曖昧な世界を漂う]
(109)2006/09/22 10:35:30
酒場の看板娘 ローズマリー
[オードリーの部屋に行き鍵を開け、
ドアを開けるとすぐ傍にオードリーの姿があり、
慌てて駆け寄り]

オードリー様、大丈夫ですか?

[抱き締めベッドまで運び口付けて]

私はここにいますよ、オードリー様。
(110)2006/09/22 12:21:49
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/22 12:23:31
酒場の看板娘 ローズマリー
[ベッドに横たえ口付けると抱き寄せられベッドに引き込まれ、
衣服を剥がれて顕になった白い素肌に口付けを落とされていく]

んっ…、オードリー様…

[理性は容易に奪われ、
自らも求めるようにオードリーに身を絡め、口付けを返した]
(111)2006/09/22 12:40:41
酒場の看板娘 ローズマリーは、未亡人 オードリー*と……*
2006/09/22 12:57:08
書生 ハーヴェイ
自室

[ベッドの上、薄く瞼を上げてまどろみから覚めれば使用人は椅子に腰掛けてテーブルに向かっている姿が見える。

ふわりと香るは焦げる薔薇の香で、頬杖をつく少女が眺めるティーカップの口からちろりと赤い炎が見えた。
此方に気がつく様子もないから声を掛けず見守れば、少女の足ぱたりぱたりと揺れていて、口ずさむ歌声が楽しそうだったから]

おはようございます。

[つい声を掛けてしまった。
少女の肩はぴくりと震えそれきり口は閉ざされたから、静かに息をついて再び*目を閉じた*]
(112)2006/09/22 13:49:45
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/22 13:50:26
見習いメイド ネリー
[どれほど眠っていたのだろうか。
変わらぬ暗闇の中、閉ざされた窓には荊が絡みついて。

傍らのランプへと火を灯して辺りを照らせば白く浮かび上がる肢体。

ベットから抜け出せばシャワールームへと向かい、
張り付く汗を洗い流して。
水を吸って重たくなった長い髪は身体を這うようにうねり、
それは荊のような、そのもので。

滴り落ちる水をそのままに。
部屋に付属されたリネン室に赴き新しいシーツで包めば、
再びベットへと潜りだす。]
(113)2006/09/22 16:25:49
見習いメイド ネリーは、小さな肩を*震わせていた*
2006/09/22 16:32:23
学生 メイ
[主の暖かな手は、いつしか消えて。
眠る人形の子は起き上がる。
ざわりざわりと漣の広がる心を持て余し。
白い足は赤い絨毯を裸足のまま踏みしめる。]

……マスター……

[かすかに開いた扉をそっと押し開けて、廊下へと。
足音すら立てずに歩くその先で、主の姿が扉へと吸い込まれる。]

誰の部屋……?

[好奇心のままに、ドアを小さく開けて。

――見慣れた後姿と、その下の少女。]
(114)2006/09/22 17:09:44
学生 メイ
[――アリス。

聴こえた声に、思わず手を握る。

――あれ程愛した…

握った手が震える。

――愛しい我が娘。

少女の貌から表情が抜け落ちて。]

……アリスって、だぁれ?

マスター?
貴方が愛しているのは僕ではないの……?

[――永遠に私のものであるように。

俯いた顔をターコイズブルーの髪が覆い]
(115)2006/09/22 17:14:37
学生 メイ
[銃声と同時に扉は閉められて。
後はどうなったのか知らない。

くすくすと笑みを零しながら部屋へと戻る。]

……駄目だよ、マスター。
僕だけを愛してくれなきゃ。

駄目だよ、マスター。
余所見なんかしちゃ。

アリスは死んだよ。
ケイトも死んだ。

ねぇマスター。
貴方は僕のものでしょう……?

[主の寝台。シーツの中に潜り込み。
かの人が戻るのを待つ。
無邪気な笑みを、秀麗な顔に*浮かべたまま。*]
(116)2006/09/22 17:23:33
学生 メイはメモを貼った。
2006/09/22 17:32:36
冒険家 ナサニエル
― エントランス ―

[茨の絡みつく逆周りの柱時計――
 余りにも、余りにも――で、思わず笑みが漏れる]

ああ、なんだ――。
矢張り此れは最初から決まっていた事――。
(117)2006/09/22 17:32:52
冒険家 ナサニエルは、そんな事を呟けば小さく首を振った。
2006/09/22 17:39:37
酒場の看板娘 ローズマリー
オードリー様、私は必ず戻りますので、
安心してここでお待ちしていてください。

[優しく語りかけて名残惜しそうにその身を離し、下に穿いてキャミソールの上にカーディガンを羽織っただけの格好で外に出て鍵をかけて]

お気を付けくださいね、オードリー様。

[念を押してエントランスに向かいナサニエルの姿を見かける]

こんにちわ、お久しぶりですねナサニエル様。

[甘い濃密な香りをほのかに漂わせたままで特に気にした様子もなくナサニエルの方に歩み寄っていく]
(118)2006/09/22 17:47:18
冒険家 ナサニエル
[声を掛けられれば振り向いて
 柔らかい色のみが籠められた瞳を向け一礼をする]

此れはローズマリー様。
申し訳御座いません、少々立て込んで御座いまして…。

[少しの間の後に
 ローズマリーを見詰めながら
 其の甘い香りには気にも留めず]

行き成り訊くのも失礼かと存じますが、
闇の眷属の方は見つかりましたでしょうか――?
(119)2006/09/22 17:54:47
酒場の看板娘 ローズマリー
>>119
[静かに首を振って]

まったくですね。
ラッセル様もキャロル様も違いました。
その他のメイドや執事の方々など、どの人も違うようです。
このまま私達はただ生贄として消えていく運命なのでしょうか?
うふふふ。

[柔らかく微笑んだその顔には何処か妖艶さが漂い]

ナサニエル様もこの状況では忙しいのも仕方がない事かと。
(120)2006/09/22 17:57:36
冒険家 ナサニエル
そうですか…。
では、まだ潜んでいるのでしょうね。

そうならない為に貴方の様な闇を追う者が居て下さるのでしょう。
未だきっと、大丈夫ですよ。
此の様な空間とは言え、
まだ生きていらっしゃるのですから。

[其の微笑みを
 一度じっと見詰めたけれど
 其の後にまた微笑んで]

いえ、其れでも申し訳御座いません。

[そう一礼をした]
(121)2006/09/22 18:08:51
酒場の看板娘 ローズマリーは、冒険家 ナサニエルに話の続きを促した。
2006/09/22 18:27:52
酒場の看板娘 ローズマリー
ナサニエル様、そう畏まられますと…。

[困った顔をしてナサニエルの方を見ている]
(122)2006/09/22 18:28:01
冒険家 ナサニエル
[困った顔の相手に
 柔らかな微笑みを零し]

そう言えば、あれから随分時間もたちます。
ラッセル様、キャロル様以外の方々は皆ご無事でしょうか。

長い間、見かけてないお客様もいらっしゃいますので。

私の方ではジルベール様のご無事は確認できて居ります。
其れと、目の前に居るローズマリー様ですね。
(123)2006/09/22 18:32:57
酒場の看板娘 ローズマリー
>>123
私の方ではナサニエル様、オードリー様のみですね。
後は死体にしか会っていませんよ。
二人で探しにでも出かけて見ますか?
人知れず死んでいる者の中に闇の者がいるかもしれません。
(124)2006/09/22 18:49:21
冒険家 ナサニエル
オードリー様もご無事なのですね。
其れを聴けて少し安心致しました。

ええ、其れでは少し回ってみましょう。
そうであれば事態は好転するのでしょうかね…。

まずは皆様の御部屋へと行ってみましょう。
其れでは、参りましょうか。

[そう言って部屋の方向へとローズを促しながら
 歩き出す]
(125)2006/09/22 18:59:11
酒場の看板娘 ローズマリー
はい、まずは皆の部屋を訪れるのが確実でしょうね。

[ナサニエルと一緒に皆の部屋を回る事にし、
道を行きながら話を続ける]

このままではいずれにせよ後手後手、
私たちにここから逃れる術はないのでしょうか?
いっそこのまま……、一人ずつ殺して回りますか?

[微笑みかけるその顔には冗談とも本気ともつかない色が浮かんでいる]
(126)2006/09/22 19:29:07
冒険家 ナサニエル
[ローズマリーの言葉に静かに視線を送り
 そしてくすりと笑い声が漏れただろうか]

其れも一つの手と言う事でしょうか。
早い内に眷属に当たれば良い事でございますし。


さて、一人ずつ殺すとしたら――誰からでしょうね?


[柔らかい色を湛えたまま、
 そう首をかしげて尋ねながら、廊下を歩く
 もう直ぐ誰かの部屋に辿り着く頃合だろうか]
(127)2006/09/22 19:47:31
酒場の看板娘 ローズマリー
どうでしょうか?
闇の眷属の者を全員殺せば私達は解放されるのか?
あるいは…?

[微笑みかけて]

ナサニエル様は最後の方になりそうですね。
まずは…、

手近なところで特に身近でないものからでしょうか?

[多少の狂気の入り混じった微笑み、
妖艶さと淫靡な香りを漂わせ、
ヘンリエッタの部屋の前朽ちた扉が目についた]

ここの部屋はどなたのでしょうか?
(128)2006/09/22 20:20:00
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/22 20:20:07
冒険家 ナサニエル
さあ、どうなのでしょう。
其れは私にも解りませんが…、解放されるとでも思わなければ、
希望もなくなってしまいますから。
此の館に希望と言う物が在るか等は解りませんけれど――。

身近ではない者ですか。
確かに、それは正しい選択かもしれませんね。

[矢張り小さく笑みを零して]

では若し、身近な者が眷属ならば――、如何致しますか?

[朽ちた扉へと視線を移せば]

此処はヘンリエッタ様の御部屋で御座いますね。
こうなっていると言う事は――。

[ゆっくりと其の扉を押して中へと
 目に映るはベッドに横たえられた少女
 頬には涙の跡、胸に咲誇るは血塗られた――]
(129)2006/09/22 20:47:05
酒場の看板娘 ローズマリー
>>129
オードリー様と私の気分次第でしょうか?
その時にならなければなんともいえませんね。
オードリー様以外であれば今なら躊躇なく引き金を引けるつもりではいますが。

[ほのかに照らされる薄暗い廊下の中薄く微笑みかけて]

ヘンリエッタ様の…、

[ナサニエルと共に中に入ると、
真っ赤な血で彩られた華を咲かせた少女が物言わぬ姿となっていた。
近寄り手を触れて目を瞑り……首を横に振る]

はずれですね。
(130)2006/09/22 20:55:00
冒険家 ナサニエル
気分次第で御座いますか。
それは―――

[言葉を止めれば、微笑んで
 ただ、微笑んで

 ヘンリエッタへと近付くローズマリーの様子を見る
 其の様子に小さく息を吐いた]

…そうで御座いますか。それは、残念です――。
それにしても、彼女は此処で殺されたのでしょうね。

――部屋は安全だと言ってしまった手前、
此れは私にも責任はあるでしょうね。
(131)2006/09/22 21:15:29
見習いメイド ネリー
[濡れた身体は冷え切っていて。
震えるまま、青ざめた唇を余所にリネン室から糊の掛かった黒のワンピースを取り出し、
素肌に滑らせるように身に纏う。
長い髪は一つに纏め結い上げれば胸に垂らして。
まだだるさが残る身体を引き摺りながらも部屋から逃げるように出ると、
覚束ない足取りで長い廊下を歩き出した。]
(132)2006/09/22 21:20:11
酒場の看板娘 ローズマリー
どうでしょうか?
鍵がかかっていた形跡もありませんし。
ドアをあけてしまえば部屋も何も変わらないことと一緒。

ナサニエル様が責任に感じることではないかと。

[微笑みかけて]

他に探して回りましょう。
ヘンリエッタ様のことも何かわかるかもしれませんから。
(133)2006/09/22 21:21:38
見習いメイド ネリーは、冒険家 ナサニエルとローズマリーに声を掛けた。
2006/09/22 21:36:03
見習いメイド ネリー
ナサニエルさん‥。
ローズマリー‥様。


[壁に手を這わせながらも二人に声を掛けて。]
(134)2006/09/22 21:39:44
冒険家 ナサニエル
そう言っていただければ。

[そう微笑みを返す
 人の生死が掛かっている所なのに
 穏やかな会話が流れるように]

そうですね、他に確認が取れていらっしゃらない方は、
ヒューバート様、メイ様で御座いますでしょうか。

此の分だと、扉が無事なら其の方は無事…と言う事でしょうね。

[言いながら、廊下を歩いて
 其の部屋の扉が見えてくればローズマリーに振り返り]

どうやら、御二人ともご無事のようです。
(135)2006/09/22 21:43:38
見習いメイド ネリーは、青白い顔をそのままに。
2006/09/22 21:56:53
冒険家 ナサニエル
[新たに掛けられた声に振り返れば
 其の様子を少し見詰めて]

ネリー。
どうしました?
(136)2006/09/22 22:00:13
酒場の看板娘 ローズマリー
後はハーヴェイ様でしょうか?

[付け足しながら廊下を行き]

扉というよりも部屋全体が大きく…まるでその主と呼応するかのようでしたね。

[ナサニエルに微笑みかけて]

それなら何よりです。

[かけられた声にナサニエルと共に振り返り]

ネリー様?
大丈夫ですか?

[その様子に気遣わしげに声をかけて近寄っていく]
(137)2006/09/22 22:04:30
見習いメイド ネリー
ハーヴェイ様も、ご無事です‥。

[二人が安否の確認をしていたと分かれば、そう答えて。

‥扉の朽ちた場所は此処だけではないようですが‥。

倉庫や他の場所も荒廃が進んでいて、心なしか死傷者も増えて来てるようにも‥。

[そう告げると、ずるりと体を壁に凭れさせた。]

少し休めば‥大丈夫だと思います‥。
(138)2006/09/22 22:21:18
酒場の看板娘 ローズマリー
死傷者が増えているのは事実ですね。
どんどんとそこかしこで争いもおきているようですし。

[手を貸して支えて]

ネリー様、あまり無理はなさらぬように。
(139)2006/09/22 22:28:43
学生 メイ
[くすくすと微笑みながら、眠る主の手首を取る。]

ねぇ、マスター。
僕だけを好きだと言って?
嘘は厭だよ?

[浮き出る血管の上へと口付け、歯を立て。痕を残し。]

他の人なんか見ないように、いっそ目隠ししてしまおうか。
それとも僕の目を塞ごうか。
二度と貴方が他の誰かといるのを見ないように。

[拘束の痕のように、紅い痕がついた手首をぺろりと舐め]
(140)2006/09/22 22:31:55
見習いメイド ネリー
済みません、ローズマリー様‥有難う御座います‥。

[軽くため息をつき呼吸を整えて。
見上げるは青白い表情のまま礼を述べた。]
(141)2006/09/22 22:39:21
酒場の看板娘 ローズマリー
顔色もあまり優れないようですよ、ネリー様
お部屋までお連れしましょうか?
(142)2006/09/22 22:46:22
見習いメイド ネリー
いいえ‥。
お気遣い感謝致します。

‥だけど、一人にはまだなりたく無いのです。

[ゆるく首を振って。
手を貸して貰いながらそう述べた。]
(143)2006/09/22 22:51:06
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/22 22:56:20
酒場の看板娘 ローズマリー
[静かに頷いて]

わかりましたネリー様。
では、このまま一緒に。
しかしご無理だけはなさらないでくださいね?

[肩を貸してネリーを支えて]

他の方の無事も確認できた事ですし、
後は今後をどうしていくかですね。
(144)2006/09/22 23:03:18
冒険家 ナサニエル
ハーヴェイ様もご無事なようで、其れは何よりです。
ではお亡くなりに為られたのは
ラッセル様、キャロル様、ヘンリエッタ様の三人ですね。
そして其の中に闇の眷属は居ない――、と。

さて…。

[廊下の先を見据えながら呟いて
 ネリーとローズマリーの様子を見つつ]

そうですね。ネリーも一緒に居た方が安全でしょうし。
今後は…、如何致しましょうか。
此れほどまでに使用人が減っていては、
私共だけでの原因の追究は出来ませんし。
(145)2006/09/22 23:11:21
見習いメイド ネリー
これから‥‥‥。

[言いかけて止める。
これからなんてあるのだろうかと思えば胸が軋んだ。
悟られないように小さく頷いて支えられるままに数歩歩けばナサニエルをちらりと見て。]
(146)2006/09/22 23:11:43
冒険家 ナサニエルは、見習いメイド ネリーの視線にただ柔らかい視線を返し。
2006/09/22 23:17:52
酒場の看板娘 ローズマリー
[二人の様子にはただ何も言わず]

やれることなどたかが知れているのかもしれませんが。

[二人に微笑みかけて]

どこかで少し休みましょうか。
(147)2006/09/22 23:31:14
冒険家 ナサニエル
[ローズマリーの言葉に頷いて]

そうですね。
疲れていては考えも纏まらないでしょうし。

客間へでも行きましょうか。
紅茶くらいでしたらご用意致しますが、如何しましょう。

どうせなら、皆様に集ってもらえれば良いのですが。
(148)2006/09/22 23:39:31
見習いメイド ネリーは、少し迷うも、小さくローズマリーへ頷いて。
2006/09/22 23:40:57
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/22 23:43:11
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/22 23:43:44
酒場の看板娘 ローズマリー
そうですね。
それでは客間へ。
紅茶…そういえばここしばらくまともな物を口にしていませんでした。
マダムの分も届けたいので後でご用意してもらってもよろしいですか?
もしくはこちらで作らさせて頂きますか…。

[ネリーに気遣いながら客間へと向かった]
(149)2006/09/22 23:48:27
冒険家 ナサニエル
畏まりました。
其れでは私は用意をしてくるので、
ローズマリー様方は先に其方でお待ちくださいませ。

[そう一礼をすれば
 客間へと向かうローズマリー達を見送り
 紅茶を用意するべく踵を返し]
(150)2006/09/22 23:54:11
書生 ハーヴェイ
[使用人を部屋に残し、自室の扉を閉め鍵をかける。
廊下にある人の姿は何処かへ向かうのだろうか、
後を追えば背中越しに声をかけ歩み寄る]

これはこれは、ごきげんよう。
生きておられましたか。
(151)2006/09/22 23:55:20
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/22 23:59:41
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/23 00:02:15
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/09/23 00:03:23
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/23 00:03:49
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/23 00:04:09
書生 ハーヴェイは、冒険家 ナサニエルの姿を認めると、軽く肩を竦めてから微笑んだ。
2006/09/23 00:04:37
冒険家 ナサニエルはメモを貼った。
2006/09/23 00:05:35
酒場の看板娘 ローズマリー
ええ、分かりました。
よろしくお願いします。
ネリー様、私達は先に客間の方へ行きましょうか。

[ナサニエルに微笑みかけてネリーをつれて客間へ向かう。
途中ナサに話し掛ける声に振り向きハーヴェイの姿に気付き軽く一礼をするだけで、
客間へと向かう歩は緩めずに進んでいく。
客間に着くとネリーを椅子に座らせて、その隣に座った]
(152)2006/09/23 00:07:27
酒場の看板娘 ローズマリーはメモを貼った。
2006/09/23 00:07:37
冒険家 ナサニエル
[声を掛けられれば振り返り
 其処にある姿に一礼をする
 そして柔らかな微笑みを送りながら]

此れは、ハーヴェイ様。
ハーヴェイ様こそご無事で何よりで御座います。
(153)2006/09/23 00:07:56
美術商 ヒューバート
―自室―

[寝台で目を開ける。燕尾服の上衣を脱いだだけで、眠ってしまったらしい。
手首に僅かな痛みを感じ、確認すると、うっすらと紅く熱を持っていた]

……

[身体を起こし、頭を振る。
己の手にかけた少女のことなど、忘れたかのように]
(154)2006/09/23 00:09:11
学生 メイ
……お早う、マスター。
あまりいい寝覚めじゃなさそうだね。

[寝台の上に座って。
主の顔を覗き込むと、笑う]
(155)2006/09/23 00:12:54
書生 ハーヴェイ
[一礼をするバトラーへと会釈を返す、
ゆるりと辺りを見回せば他に人の姿もなく]

ええ、見ての通り生きてはおりますよ。
…お一人ですか。これからどちらへ?
(156)2006/09/23 00:14:40
見習いメイド ネリーはメモを貼った。
2006/09/23 00:16:15
書生 ハーヴェイは、遅れてローズとネリーに気づき軽く会釈をその場で返し見送る
2006/09/23 00:16:17
冒険家 ナサニエル
はい。
此れからティーセットを取りに、キッチンまで。
ローズマリー様も御疲れの様子ですので、
少しでも安らいで頂ければ、と想いまして。

ハーヴェイ様もご一緒に如何ですか?
(157)2006/09/23 00:20:17
見習いメイド ネリー
[視界にハーヴェイの姿が見えるも、
何かいいたげに目線を送るもそのままローズマリーに連れられるようにして客室へ。]

‥済みません。
本来ならば私が用意しなければいけないのですが‥。
(158)2006/09/23 00:22:13
書生 ハーヴェイ
安らぎですか…それもいいでしょうね。
何処にいたところで、

[一度言葉を区切り、ちらりと見るのは朽ちた扉のひとつ]

さほど変わりはありませんし。
(159)2006/09/23 00:23:49
美術商 ヒューバート
[先刻少女を押さえつけたのと同じ紅い傷跡の残る手で、傍らの少女の頬に触れる]

…夢は…見ていないのだがね。
お前は大丈夫かい?
あまり眠っていないのではないか?
(160)2006/09/23 00:24:52
酒場の看板娘 ローズマリー
[ネリーに微笑みかけて]

体調が優れないのならしかたがありませんよ。
無理をなされる方がなおさらに良くはないですしね。

それに、今のこの状況ですし、
それぞれの仕事も何もないのかもしれませんしね。
(161)2006/09/23 00:27:17
冒険家 ナサニエル
[ハーヴェイの視線を追って扉を見て]

…そうですね。

其れではローズマリー様達と、客間の方でお待ち頂けますか?
それとも見回りがてらにキッチンの方までご一緒いたしますか?
(162)2006/09/23 00:29:20
書生 ハーヴェイ
見回りですか?
お一人で。
それはそれは、こんな時ですから危険でしょう。
いつ銃で胸を打たれるとも分かりませんからね。

[胸元に手を当て、ゆるりと礼をすれば、
顔だけおこしバトラーを見上げ]

私もついて行きますよ。
生憎武器など持ってはいませんが。
(163)2006/09/23 00:37:18
見習いメイド ネリー
‥そう‥ですね。

[たしなめられると、少し自嘲気味に微笑んで。

背もたれに身体を預ければ微かな吐息を吐き出せば、
緩く首を振った。]

これ以上、何事も起こらなければいいのですが‥。

[そう叶わないとしても、そう言わずにはいられなくて。]
(164)2006/09/23 00:38:10
学生 メイ
[頬に触れる手を愛しげに取ると口付けて]

……僕は大丈夫。
それよりもマスター。

……外はどうなっているのかな。

誰か死んだりしているでしょう?
ここにいても安全とは限らないんじゃ。
(165)2006/09/23 00:40:14
酒場の看板娘 ローズマリー
疲れていらっしゃるのですよ。
ネリー様はこのような立場ですし、ずっと気を張り詰めていらしたのですよね?
少し気を落ち着けてリラックスをするのも悪くないと思いますよ。

[柔らかく微笑みかけて]

このまま何も起こらないということは、
一生このままという事にも繋がりますからね。
難しいところです…。
(166)2006/09/23 00:43:23
流れ者 ギルバート
[すっかり空になったポットと皿は
きれいに片付けてワゴンの上に。
窓際に腰掛けながら一つ溜息をつけば
畳んで置いたままの地図に気がつき
それを手繰り寄せ微かな間の後にそっと口付け
席を立つ。

地図を頼りに館の中を進んで]
(167)2006/09/23 00:44:23
冒険家 ナサニエル
見回りと言っても何もする事は出来ませんけれど。
此の状況で御座いますしね。

[此の辺りには姿は見えない様子だけれど
 渦巻いている狂気の嘆きは聞えてくるようで
 それに耳を澄ますように周囲を見回して]

そうですね。
先ほどもヘンリエッタ様が銃で胸を撃たれておりましたし。

[礼をされれば礼を返して
 見上げる視線にも柔らかい視線を返す]

畏まりました。

武器を持っていないですか。
御渡しした武器は如何なさいました?
銃の方は、使ってしまわれたみたいですけれど。
(168)2006/09/23 00:45:08
流れ者 ギルバート
[やっぱり迷ったけれど地図のおかげで
どうにか把握をすれば角を曲がり階段を降り
見つけたのはキッチン。
そろりとその惨状に眉を寄せながら]

…ワゴンも押して来ればよかった。

[そんなことを小さく呟く]
(169)2006/09/23 00:51:58
美術商 ヒューバート
[少し考えた後]

…そうだな。
では様子を見に行くか。
お前も来なさい。

それから食事を。
こんな状況だから気は進まんが、飢え死には美しくないからね。

[寝台から立ち上がると、服装を正し、メイに手を差し伸べる]
(170)2006/09/23 00:55:17
書生 ハーヴェイ
ヘンリエッタ…ああ、彼女がですか。
まだ幼いというのに惨い事をしますね。

[柔らかい視線を此方へ向ける執事へ僅かに眉を顰めて、
キッチンへと向かうべく廊下を連れ立って歩く]

さあ、ナイフは上着にでも入れたままだったでしょうか。
暫く部屋を出ていなかったもので、幸い今まで使う必要もありませんでしたし。

[さらりと自分のシャツを撫でて]

ところでバトラー、貴方は昨夜もこうして見回りに?
(171)2006/09/23 00:55:48
見習いメイド ネリー
‥お心使い、大変感謝します‥。

[言葉に甘えて。
暫くそのままにしていれば目元に手を当て涙が滲んだのは気がつかれただろうか。
何もなくても何か起こっても。
自分には抗うことすら出来なかったから。]

どうすれば‥。
(172)2006/09/23 00:57:22
流れ者 ギルバートは、キッチンの入り口の壁にもたれて地図を眺めて。
2006/09/23 00:59:31
冒険家 ナサニエル
本当に。

[ゆるりと瞑目すれば呟いて
 廊下を歩きながらも会話は流れ]

其れは良かった。
使う必要が無いと言う事は良い事でしょう。

昨夜ですか?
いえ、昨夜は少し、……部屋に篭っておりまして。
見回れば何かを防げたかもしれないのに、申し訳御座いません。

[そうしてキッチンが見えてくる]
(173)2006/09/23 00:59:59
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