人狼審問

[うずくまるトビーに、どう説明してよいのか分からない…]

…私が…こんなところに来る…理由…わかるかしら…？

[隣に座り背中を撫で、かすれた声で促す]

あ、ステラ・・・

[見つかってばつの悪そうな表情をした]

ん・・・僕を処刑することになったのかな？かな・・・？

[ステラが外に出ていくと、軽く俯くが…自分の役目を果たそうと、顔を上げる]

…

[…しかし、催促する自警団の声がうるさく、不機嫌そうに目を向けた]

[トビーの言葉に小さく頷き]

……やっぱり……賢い子ね…

…ごめんね…

[トビーを強く抱きしめた]

…ニーナとステラ…あの二人が偽りの無い結果を出してくれることを…それだけを願うよ。

不思議とね、落ち着いているよ…僕は。

[リーダー格の憲兵が、居丈高に皆を見回して苛々と。

「時間だ。１人引き渡してもらおう。
どうした？　決めていないのなら、適当に連行するぞ？」]

[マミィからウィスキーの瓶を受け取り]

悪ぃ…
少し休む…

[後ろ手を振り、部屋に戻っていった]

[ヘンリエッタにそっと]

いや、いいんだ。そもそも数えてなかった俺が言える立場じゃないし。
出し惜しみとは思ってない、って話だから。

にぃさん・・・・・

[ただそれだけしか言葉を紡ぐ事も出来ずにただ泣いている]

…時間だわ…

行きましょう…トビー…
ギルが…付いていってくれるはずだから…

[トビーの手を引き、玄関先の憲兵隊のもとへ]

[泣き続けるロッテの頭を撫で続け、ただ、時の過ぎるのを待ち続けた]

[憲兵隊に向かって一礼し]

…この子を…お願いします…

[トビーを引き渡し、その場に泣き崩れた]

うん・・・ステラもごめんね。いっぱいかばってくれたのに。

[ぎゅっと抱きしめて立ち上がった]

じゃ、僕行くね。