鍛冶屋 ゴードン [宿舎に道具を置きに帰る前に、一度屋敷裏口に立ち寄り] マミィ。請け負った全馬について、蹄鉄が打ち終わりましたと…キャロルお嬢様にご報告を。 そしてシャーロットお嬢様と皆様には、自分の今日の引渡し希望はギルバート殿であると。 …自分から見たら、明白ですからな… ギルバート殿はとても頭の切れるお方だ…当初から周到に理を詰めこれを狙っていたのではないだろうか、とも思えてきた。 占われず、その高い発言力に力を持つ者という価値を付け…希望通りにここまで、見る者送る者が決まり、今日のように非常に危険な状態まで…。特に昨夜、ニーナ女史を追い詰めたのは…彼ではないですか。 | |
(47)2006/09/26 18:13:25 |
のんだくれ ケネス [思考しながら扉を押し] ゴードンは…どうだ? どうも直接の会話が少ないせいか…見えねぇ… マミィ達から聞いている僅かな話も、とりわけ怪しいものはない…というか、怪しむ怪しまない以前に、端的な意見以外はあまり聞かされてねぇ… 成程…宿す者として、ただ身を隠すより、力を偽った方がいいかもしれねぇ… だがそれにしても、ギルの告白からの時間が随分と短くなかったか…? 予め決めていた事なのか? それとも、真に力を有していて、偽りの存在に急遽飛び出したのか? いや待て。 ゴードンが真に死者を視る者ならば、何故あの段階まで力のことを黙っていたんだ? [憲兵隊の一人をつかまえ] なぁ、アンタでいいや。 ゴードンに聞いてみてくれ。 なんで、ギルが名乗るまで自分も名乗らずにいたのかってな。 | |
(50)2006/09/26 18:53:10 |
流れ者 ギルバート ・・・庇うならハーヴェイ、と言った。陥れるためにステラが襲われた、と・・・。 だが・・・それだけだ。 ハーヴェイの無実を俺達に示そうとは、していない。 軽々しく自分の死を口には出せないと言いながら・・・せめてもう一度みさせてくれ、とは言わなかった。 俺とおやっさんを処刑させれば、ニーナが本物なら全てを明らかに出来たかもしれないのに。 相打ち・・・「感応する者」であるステラと? 「宿す者」を1人も見つけていないのに・・・? ニーナ。看護婦は、生命を助ける者。 陥れられようとしているハーヴェイを、襲われるかもしれないシャーロットたちを。 忘れちまうぐらい、・・・ステラを喪ったのが哀しかったか? | |
(59)2006/09/26 21:16:41 |
書生 ハーヴェイ キャロルとケネス…僕はずっとキャロルを疑ってた。 ケネスを疑う要素があまりないというのもあるけど、やはり言動が不自然なような気がする… 能力者に「宿すものが二人とも出ている」と言う発想はいいけど、やはり唐突だし…本人は色々言っているけど、能力者だけに注目させようとしているようにも見える… 僕と同じような発想もあるし、同じような疑われ方をしている。 他の人から見たら僕か、キャロル…と言う事になってもおかしくないな。 だとしてケネスは本当に違うのか? でも、彼には裏があるようには思えない…それが演技だったら? 誰にも疑われていなかったエッタが殺されて、疑われ、疑いあう僕らが残された…エッタを残すよりその方が自分は安全に隠れられる…?あぁ、でもそれは皆同じだ。僕も、キャロルも。 | |
(62)2006/09/26 21:21:22 |
書生 ハーヴェイ ギルバートとゴードンは…? 確かにギルバートは色々気になる行動があって、それが故に疑われているけど、でも本当にそれ故に宿す者かと言えば、はっきりそうと決め付ける要素も無い様に思う… ただ気になるのが、此処に来て僕に対してやたら好意的だということ。 僕が、若干ゴードンを偽よりに見ているからか?それとも、彼がそうで、僕を庇う様子を見せておいて…自分が処刑された場合に疑いが向くように? 彼が疑っているのは…キャロル?互いに疑いあって仲間では無いと思わせて…繋がりはする、けど、それははっきりしすぎじゃないか? 昨日ニーナを糾弾していたのはこの二人が中心で…宿す者2人掛かりで…って言うのはちょっと無いと思う、けど… | |
(63)2006/09/26 21:21:55 |
流れ者 ギルバート ハーヴェイが「宿す者」なら。 処刑にラッセルかハーヴェイか・・・と言ったナサニエルを襲うのはわかりやすい。わかりやすすぎるとも言える。 ナサニエルは護られている可能性が高かった。そんな賭けをする奴じゃないと思う。だが同時に、間違って「感応する者」を襲ってしまうのを避けたがるようにも思う。 あのときはシャーロットがみられていたから、彼女を処刑させたくなかった、というのはあるかもしれない。 自分がみられるときにステラを襲うだろうか。 ニーナが本物なら、彼女と全面的に戦う羽目になるのに。 そんな覚悟があるならむしろ、ステラを襲わずにおくんじゃないだろうか。 [歩きながら、思いつくままに] | |
(70)2006/09/26 21:36:59 |
鍛冶屋 ゴードン ギルバート殿が名乗るまで名乗りを挙げなかった理由… 当時の理由ですが、自分の力で、精霊に憑かれた者が居たことが分かるまでは、表に出ることは憚ろうと思っておりました。 もしくは生者を見る者に見られようとしていた人間が名乗りを挙げるか、後には処刑の為に引き渡される人間が名乗ることも考えられましょうな…それまで。 それまでに時間が経ち…人が少なくなったならば…後になってから名乗ることで、自分か相手かを絞り込めるだろうと。そして、守る者が最初に注目する対象も少なくなるでしょう。 勿論、それには宿す者から怪しまれてはいけない…しかも、見る者の力も無駄にさせてもいけない…ただ、最初のうちなら、結果的に犠牲者を少なくすることが出来るだろうと思っておりました。 …最も、これが効果的とは皆さんには映らないかも知れないことは承知置きです。 自分が考えて、それがよいだろうと思っていたことですから。 | |
(73)2006/09/26 21:43:35 |