学生 メイ >>5:510 ―――……そう、だね。 [ぽつりと、呟いて。小さな首に腕を廻し、ぎゅうと抱きつく。泣きそうになるのを、堪えるように。 と、ユージーンの言葉に何か言おうとして―――言葉が止まる] ……―――ぇ、 [ハーヴとは違う、別の霊体が抜き出された気配に 言葉が、止まる] | |
(1)2006/07/04 02:08:01 |
学生 メイ >>2 [寄せられた顔を、そっと離し。 微かに湿った毛並みを撫でつつ、ぽつりと] 濡れて、る。 …ヴィリ、もしかしなくても甲板に居たんだね? ――――ラッセル、しらない? [呻くように呟いて。…途端、突如船が止まる、] | |
(7)2006/07/04 02:17:02 |
双子 ウェンディ >>7 ラッセル? [船が止まった事よりも、唐突な言葉に驚いて] コーネリアスと、カミーラが一緒に… [そこまで言って。今更ながら、思い出す。 ――コーネリアスは、] …探しましょう。 [彼に限って、傷つける事などしまいとは思えど。 カミーラも、確か様子がおかしかったはずだ] | |
(10)2006/07/04 02:25:58 |
墓守 ユージーン ─甲板─ [ヴィリディスと別れ、甲板から濃霧の中をすかし見るように。] [ギィ] [キィ] [キシ] [時折、何処かで光が跳ねる。] [無音の中で、何かが近く、遠く、揺れる気配。海面へと眸を落としてみれば、そこは絡みつくような海草や藻や浮草達…] [普段の幽霊船であれば、物ともせずに進んでゆけるものが、今は、これら密集した集合体が船を絡めとっているように錯覚させる。] 【―――――】 [陰鬱となりそうな気配を払ったのは、ヴィリディスの溢れるような澄んだ旋律の音色。其方へと眸を向け、僅か、空気が動いたのを、知る。濃霧が揺れ、薄くなった場所から僅か、見えたのは…] | |
(48)2006/07/04 21:24:56 |
双子 ウェンディ >>54 …大丈夫、とは言いがたいですが。 弱音を吐いている場合でもないでしょう。 [苦笑を浮かべつつ、魔道具を握っていた手を広げ] 助かりました、お返しします。 [渡そうと、ユージーンに向け、腕を伸ばす] …教える、約束でしたね。 もう一つの魔道具の所持者は、…コーネリアスです。 船の停止原因は、幽霊達の動力提供停止。 どうも、ヤツの竪琴の音に操られているらしい。 [それから、ラッセルが霊体を抜かれた事。カミーラも、コーネリアスと共にいる事などを伝え] | |
(56)2006/07/04 21:50:33 |
墓守 ユージーン >>56 確かにな。 だが、無理はするな。 [軽く笑っていたものの、] ラッセルが… コーネリアス、いや、魔道具に…? [眉が寄せられ、] [そして、ヴィリディスの手に置かれた指輪から伝わるイメージ。] ・・・・─────どういう事だ | |
(58)2006/07/04 21:58:58 |
学生 メイ >>67 操られてるって――― [誰に、とは何故か聞けず僅かに口ごもり。 取られた手を無意識の内にぐ、と軽く握り締めつつ] ……第四層、に。ラッセル、が、 [続いた言葉に、微かに目を見開き。 反射的に、自らも階下へ向かおうとする] | |
(69)2006/07/04 22:31:42 |
双子 ウェンディ >>69 [メイの手を強く握り、一度、押し留め] 階下には、多くの幽霊が集っている。耐えられますか? そして、何が起ころうと。その事実を、受け入れられますか? [翠の瞳を真っ直ぐと少年に向け、問う。 ただ、止めようとする訳ではなく。決意を確認するかのように。 恐らく、彼の力が必要となるであろうことは、理解していたから] | |
(73)2006/07/04 22:38:06 |
学生 メイ >>73 [投げかけられた問いに、僅かに息を呑み。 ――しかし。 面を上げ、自分に向けられた視線を見つめ返し] ―――怖くないって言ったら、嘘になる。 …けど。もう、逃げたくない。―――大丈夫。 [ぐ、と。その問いに答えるように手を握り返す] | |
(76)2006/07/04 22:48:48 |
双子 ウェンディ >>76 …わかりました。 [ふ、と表情を崩して笑みかける] [握り返された手の温かさに、己の恐怖も、和らげられて] まあ、私が行ったところで何が出来るわけでもありませんが。 貴様の道案内くらいは、出来るでしょう。 半人前でも、二人いれば多少の働きは出来るかもしれませんしね。 [冗談めかして言い、無より出だすは、例のピコピコハンマー。 右の手に、それをしっかと握り、魔力を注ぎ込む。 武器としては間抜けだが、攻撃手段がない以上は、これに頼るしかない] | |
(79)2006/07/04 22:56:27 |
学生 メイ >>79 ―――ありがと。 [向けられた笑みに、つられる様に表情を崩し] [と、空より現れたピコハンに、一瞬呆気に取られ。 数刻の間の後に思わず、苦笑する。 そして、今一度。繋いだままの左手に力を込め] 何処までできるか、わかんないけど。 ―――行こう。 | |
(83)2006/07/04 23:05:09 |
双子 ウェンディ >>89 しつっこいですね…っ [幽霊の数は少なくはなっているものの、さすがに続けて魔力を振るえば、消耗は激しく。けれど、なるべくそれを見せないように。 先へと進めば、やがて奥から喧騒の音。まだ、遠い] …追いつけますかね。 [大きく、息を吐いて。駆ける] | |
(92)2006/07/04 23:30:06 |
学生 メイ >>92 …大分、2人は先に進んでるみたい…だね。 さっきより距離は近付いてるみたいだけど――― [犇く幽霊の気配を頼りに、先行く2人の位置を探る。 ヴィリディスの言葉から僅かに滲む疲労の色を感じ、手を貸そうとし、…温存しろとの言葉を思い出し、ぐと耐え。 ヴィリディスの開ける道を、少しずつ。しかし確実に進む] | |
(94)2006/07/04 23:42:42 |
学生 メイ >>111 [ヴィリディスの手を引っ張りつつ、振り返り] ―――確かに、今なら一人でも行けるかもだけど。 …また幽霊が動き出したら、ヴィリはどうするつもり? 今の状態で、太刀打ち出来る? ―――置いてけとか言ったって、絶対置いてかないからな。 | |
(115)2006/07/05 00:29:00 |
双子 ウェンディ >>121 惚れません。 [きっぱりと言い切りつつも、軽く笑んで] おかげで助かりました。 ラッセルのお守りは、お持ちで? 効きますぜ。 [言いながら、瑠璃と赤のお守りとを手渡す。 その後の問いには、頷きを返して] 私はともかく。 メイの力が必要になるかもしれない、と思いましてね。 | |
(122)2006/07/05 00:51:55 |
学生 メイ >>121 そういう言葉は、その流れてる血を止めてから言えっての。 お守り使えば何とななるかもしれないけど――念の為。 [使いはしで悪いけど、と呟きつつ。右手に撒いていた包帯をシュルと解くと、簡易的に傷の上から撒いていく。 そうして軽く留めるとべしり、と手荒に上から叩き。 問いには、頷きと共に。その眼は力強く] もちろん ―――その為に、ここまで来たんだから。 | |
(123)2006/07/05 00:54:58 |