人狼審問

- The Neighbour Wolves -

インデックス プロローグ 第1日目 第2日目 第3日目 第4日目 第5日目 第6日目 第7日目 エピローグ 
(1588)人外のお茶会 ぱーとつう : エピローグ
村人は集会場に集まり誰を処刑すべきか話し合った……

お尋ね者 クインジー に、1人が投票した。
吟遊詩人 コーネリアス に、3人が投票した。

吟遊詩人 コーネリアス は、村人の手により処刑された……
今日は犠牲者がいないようだ。人狼は襲撃に失敗したのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人間が人狼に勝利したのだ!
真相は以下の通りだった。

名前
ロール
生死
プレイヤー
戦績
勝率
前回プレイ
書生 ハーヴェイ
狂人
死亡
fukafuka
0/0
0/1
0/0
0%
---
見習いメイド ネリー
守護者
死亡
SwanLake
2/5
2/4
0/0
44%
修道女 ステラ
聖痕者
死亡
tarot
2/3
0/0
0/0
66%
酒場の看板娘 ローズマリー
人狼
死亡
hishou
7/11
0/3
0/0
50%
双子 リック
村人
死亡
woyoyo
3/3
0/2
0/0
60%
双子 ウェンディ
占い師
生存
SonaR
5/8
1/3
0/1
50%
逃亡者 カミーラ
狂人
死亡
akIka
2/5
2/3
0/0
50%
学生 ラッセル
村人
死亡
tukineko
2/2
0/0
0/0
100%
学生 メイ
霊能者
生存
kairi
3/5
0/1
0/0
50%
お尋ね者 クインジー
村人
生存
schlafen
3/3
1/2
0/0
80%
美術商 ヒューバート
村人
死亡
kinokun
6/12
3/4
0/0
56%
吟遊詩人 コーネリアス
人狼
死亡
frw
3/6
0/1
0/0
42%
墓守 ユージーン
村人
死亡
kkr
7/14
2/4
0/0
50%
人間
人狼
妖魔
双子 リック
[...はこれからの行き先について聞いてみた。]
[船長も...がついて来た時に最初は呆れ顔だったが、仕方ない的な溜息をついて話す。]

えぇ!!北極!?
でもまだ動力が足りないだって…?

[「…あぁ!」っと...は手をポンッと叩くアの人がウクレレを奪ったのは、幽霊を集めるためか!さすが!ホント、意気投合してるなぁ…っと思った。]
(0)2006/07/09 00:32:18
吟遊詩人 コーネリアス
…それを…

[視線を竪琴にやったまま、詩人の姿は風に溶け。

カラン…と、

白百合の剣のみが、鳥籠の中へと転がった。]
(1)2006/07/09 00:33:50
双子 ウェンディは、へたり、と床に座り込んだ。
2006/07/09 00:35:47
見習いメイド ネリー
[甲板の上空に数十本の白い光の階段が出現し、今までこの静かで陰鬱な海域にこれだけの幽霊が居たのかという程の、大量の幽霊達が階段の周囲に出現した。
幽霊達は、アーヴァインのフルートの熱演に合わせて、ものすごいスピードで魔法陣に吸い込まれ、船内へと入って行く。]
(2)2006/07/09 00:36:55
見習いメイド ネリー
[あっけに取られるネリーの横で、チェスター船長が松明を下ろして叫ぶ。]
(3)2006/07/09 00:37:04
見習いメイド ネリー
「もう、十分だ!
これ以上、エネルギーを取り入れすぎると、暴走して船が何処へ行くかわからん!!」
(4)2006/07/09 00:37:18
学生 メイ
>>7:98
おにーさんってば、かーっくいー。

[クインジーの行動に、微かに笑みを浮かべ。
鳥篭に転がる剣を視線で追い、ひゅぅと小さく口笛を鳴らす]
(5)2006/07/09 00:37:22
見習いメイド ネリーは、双子 リックに、咄嗟に手をのばした。
2006/07/09 00:38:57
見習いメイド ネリー
[しかし、アーヴァインの熱演は止まず。]
(6)2006/07/09 00:39:03
見習いメイド ネリー

[

──船全体が、

────内側から

──────────青白く

───────────────────スパークした☆

]
(7)2006/07/09 00:39:35
お尋ね者 クインジー
最初っからこうすれば良かったんじゃないか。


[開かれたままだった鳥籠の戸を押す。
キィ、と音がして戸が閉まる。]
(8)2006/07/09 00:39:37
双子 リックは、見習いメイド ネリーに思わず「え…?」。
2006/07/09 00:40:26
双子 ウェンディ
…全く。
[じ、と鳥籠を見やり]

そんなところに入れられる方が、屈辱だったでしょうに…

[僅かに、表情を翳らせる]
(9)2006/07/09 00:41:11
吟遊詩人 コーネリアス
[白百合の剣は、いろんな意味で無残な姿のアの人と共に、
無残に鳥籠の中で転がっている。]
(10)2006/07/09 00:42:25
酒場の看板娘 ローズマリー
[...は生霊状態のまま、鳥籠の中をじっと見ている]


・・・・・・・誰か出しなさいよ。


[しかしぽつりと呟いた瞬間、スパーク☆]




きゃぁぁぁっ
(11)2006/07/09 00:42:53
お尋ね者 クインジーは、唐突なスパークに  …………………?!!?!
2006/07/09 00:43:20
双子 ウェンディは、突然のスパークに、訳も解らぬまま目を瞑り。
2006/07/09 00:43:45
酒場の看板娘 ローズマリー
[鳥籠の中ではアの封印というか肉シールがはがれ、白百合の剣がしゅるっと解ける。
すべての力がそんな中でそろってしまった。]


[そしてスパークしたマリーの意識は、制御下に置かれていない力の暴走により、姿を保てなくなり。]
(12)2006/07/09 00:45:08
学生 メイは、突如起こったスパークに、反射的に目を瞑る。
2006/07/09 00:45:49
酒場の看板娘 ローズマリー

[先程までの霊体の姿と同じ、ローズマリーの姿をとって。
並べばおそらく双子と思われるだろうが、その胸元の石は血濡れた色で、彼女のものより小ぶり。

スパークの衝撃に頭を抱えている]
(13)2006/07/09 00:47:05
美術商 ヒューバートは、突如として怒ったスパークに眼を庇いつつ驚き。
2006/07/09 00:48:07
双子 ウェンディは、ゆっくりと、目を開け―― 「…は?」
2006/07/09 00:49:26
双子 リック
―甲板―
[船長を追っかけて甲板まで上がった後に
船長がアの人に向かって叫んでる様子が取れた。
その後、ネリーのとっさの行動が理解できた。しかしその眩しさに思わず目を瞑る…スパークは何とか避けられたが…]

ネリーは!?大丈夫か?
(14)2006/07/09 00:50:09
お尋ね者 クインジーは、まだよく見えていない。目をこする。
2006/07/09 00:50:15
酒場の看板娘 ローズマリー
[ようやく我を取り戻し、目を開けて、自分の状態に溜息]


いきなりスパークなんてしないでよっ!!



[アーヴァインの仕業としったらアーヴァインを即始末しそうだ]
(15)2006/07/09 00:52:13
学生 メイは、しぱしぱと目を瞬きしつつ。擦り擦り。
2006/07/09 00:53:53
双子 ウェンディ
…ローズマリー?

[その姿をした者の、名を呼び]

と。
魔道具、ですか。
(16)2006/07/09 00:56:29
お尋ね者 クインジー
[うっすらと目を開きながら]

………ローズマリー?

いや、その中に居るということは魔道具……?
(17)2006/07/09 00:57:05
吟遊詩人 コーネリアスは、双子 ウェンディに、竪琴の姿のまま抱かれている。
2006/07/09 00:57:33
酒場の看板娘 ローズマリー
魔道具、のほうよ。

あぁもう…コーネリアスは微妙に歪んじゃうし歪めるし……



言っとくけど私、吸血鬼一族をどうしようなんてことは考えてないから、とりあえずここから出してくれないかしら。
(18)2006/07/09 00:58:12
双子 ウェンディは、ふら、と立ち上がり。魔道具を、じっと見つめる。
2006/07/09 00:58:33
お尋ね者 クインジー

…折角入れたものを?
(19)2006/07/09 01:00:41
酒場の看板娘 ローズマリー
あのねぇ……

ここから出ないとコーネリアス殴れないじゃない。
[目が据わっている]

それといっておくけど、実際私は誰かが願わなきゃ何にもできないわよ。何にもっていうのは語弊があるかもしれないけど。
だから別にこんなもので捕らえなくっても問題ないの。
おわかり? そこのオバカさん。


誰 が 毛 な ん か 代 償 に ほ し い と 思 う の よ 。

[色々と文句言いたいことはあるようだ]
(20)2006/07/09 01:03:47
双子 ウェンディ
…コーネリアス。

[腕の中の、竪琴へと視線を落とす]

殴るんですか。

[その後の言い様に。なんとなく、苦笑]
(21)2006/07/09 01:05:49
学生 メイ
[>>20魔道具の言葉に、しばし呆然として。
…しかし、漸く我に返ると]


……あー…えっと、まぁ。何だ。
クインジーのにーさん。……出しても良い、の?

[思わず、許可を得る]
(22)2006/07/09 01:07:15
お尋ね者 クインジー
お馬……………
………やかましい

取り敢えず
その姿を止めろ。

[鳥籠を思いっきり蹴り付け。
ギィィと戸が開く。]
(23)2006/07/09 01:07:32
酒場の看板娘 ローズマリー
>>21
 殴 る わ よ 。

色々事態をややこしくしてくれて。まったく。
だから勝手に一人で逃げなさいって言ったのに。
吸収しちゃうところだったじゃない

[溜息]
(24)2006/07/09 01:08:14
双子 ウェンディは、竪琴を撫でやり。 「…あんな事言われてますぜ?」
2006/07/09 01:09:19
酒場の看板娘 ローズマリー
>>23
まぁ、ありがとう

[くすくす笑って、鳥籠を出て嬉しそうに伸びをして]


ではどんな姿がお好みかしら?
この間までこの体にいたから、動きやすいのよね、この姿。
(25)2006/07/09 01:09:55
酒場の看板娘 ローズマリー
で、あなたはヴィリディスね?

貸して頂戴、それ。



[それ扱いしてしまっているが。]
(26)2006/07/09 01:11:51
学生 メイは、酒場の看板娘 ローズマリーに、手を挙げて「ペンギンとかどうよ?」 適当すぎる提案。
2006/07/09 01:13:09
吟遊詩人 コーネリアスは、竪琴の姿のまま、くたり。
2006/07/09 01:13:54
酒場の看板娘 ローズマリーは、ペンギンになったら叩けないわとメイに言った。
2006/07/09 01:14:07
双子 ウェンディ
それ、て。

[が、霞がかった思考では、上手く物が考えられず。
つい、素直に差し出す]
(27)2006/07/09 01:15:03
学生 メイは、酒場の看板娘 ローズマリーに「けど、つつけるよ?」 けっこう真顔。
2006/07/09 01:15:15
酒場の看板娘 ローズマリーは、吟遊詩人 コーネリアス(竪琴)を受け取って、にっこり。
2006/07/09 01:15:51
酒場の看板娘 ローズマリーは、学生 メイに、じゃあそれはあとでねとエガオで告げた
2006/07/09 01:16:30
酒場の看板娘 ローズマリー
で、コーネリアス。あなた・・・
よくもぶっちゃけ私をそのまま放置するほうが危険とか言ってくれたわね。
しかもしっかり喰われそうになってるし。
事態悪化させるし。

[先に文句をひとしきり並べ立て]

まぁ、メイのおかげで助かったようなものね。少しくらい寒くても我慢なさい。

[にっこりと微笑めば、掴んだ場所から無理やり魔力を送り込む]
(28)2006/07/09 01:18:41
吟遊詩人 コーネリアス
[一瞬それは輝くと、床で詩人の姿へと。

よろりと上体を起こすと、額を抑えて頭を軽く振る。
…未だぼんやりしているようで。]
(29)2006/07/09 01:22:52
酒場の看板娘 ローズマリー

…………ねぇ、コーネリアス?


[にっこり笑ったまま、呼びかける]
(30)2006/07/09 01:23:41
吟遊詩人 コーネリアス

…………はい?


[声をかけられ、目を上げる。
何がなにやらさっぱりわかってないような、間の抜けた声。]
(31)2006/07/09 01:27:40
双子 ウェンディは、ぼんやりしつつ、その光景を眺めている。
2006/07/09 01:28:06
酒場の看板娘 ローズマリー
とりあえずね。


一発殴られて頂戴ね。
[言うなりスナップを利かせた平手が、コーネリアスの頬に飛ぶ]
(32)2006/07/09 01:28:27
吟遊詩人 コーネリアス

−−− ぱ っ し ーーー ん ……

[そのままスローモーションで綺麗に張り倒され。

慌ててがばりと、頬を押さえて身を起こす。]

え、あ…ちょ!? …姫君っ!!??
 
(33)2006/07/09 01:30:32
酒場の看板娘 ローズマリー
あぁ、すっきりしたわ。

ねぇ?

誰 が 危 険 で す っ て ?



[にっこりと笑いながら]



まぁいいわ。とりあえず赦してあげる。

で、あなたは覚えているかしら? 私が分かれた後、あなたがどうしていたか。
(34)2006/07/09 01:33:48
吟遊詩人 コーネリアス
…えーと……あの…その…。

[問われて、口ごもる。
何か色々やらかしたような気がするものの、
記憶に靄がかかったようにさっぱり。]
(35)2006/07/09 01:39:37
吟遊詩人 コーネリアスは、なんとなく自分から鳥籠に入って鍵をかけたくなった。
2006/07/09 01:40:53
酒場の看板娘 ローズマリー
まぁ、今はいいわ。なんか飛んでるみたいだし。


で、あなたの願いは何かしら?
(36)2006/07/09 01:42:02
酒場の看板娘 ローズマリーは、吟遊詩人 コーネリアスの様子に、にこやかな笑みを向けるのみ
2006/07/09 01:45:45
吟遊詩人 コーネリアス

…願い…は……。

[言いかけて、口を噤み、首を振る。]

いえ、誰かに叶えてもらうものではないと。
願うならば、己でそれを叶えるべき…。
(37)2006/07/09 01:46:33
酒場の看板娘 ローズマリー
……そう。本当に?

色々あったけど、あなたは私を助けてくれたわ。
私はその恩返しに何かしたいと思っただけだけれど。

自分で叶えるならその方がいいかもしれないわね。
[嬉しそうに微笑んで]
(38)2006/07/09 01:50:15
酒場の看板娘 ローズマリー
で、ヴィリディス? ウェンディ?
あなたの願いはどうするかしら?
(39)2006/07/09 01:51:31
双子 ウェンディは、名を呼ばれ、ぴくりと反応し。
2006/07/09 01:54:42
双子 ウェンディ
…私、の?
[ああ、と。軽く首を傾げ、笑みを向ける]

言ったでしょうに。
望むならば、ただ、平穏なお茶会を。

それだけです。
(40)2006/07/09 01:56:02
墓守 ユージーンは、霊体のままで、消耗しているヴィリディスを見ている。
2006/07/09 01:56:46
双子 ウェンディは、そう答えた後、立ち眩み。再び、その場に座り込む。
2006/07/09 01:57:15
酒場の看板娘 ローズマリー
わかったわ
[くすっと笑うと]

ああ、実はきかせてもらってたのよ、ずっと。
ごめんなさいね。


じゃあ今はそうしましょうか。
平穏なお茶会……

でもアーヴァインは殴らせてくれるかしら?
[真顔]
(41)2006/07/09 01:57:27
酒場の看板娘 ローズマリーは、双子 ウェンディの様子に眉を寄せ。残念、涙石は出ないと呟く
2006/07/09 01:58:10
お尋ね者 クインジーは、双子 ウェンディの背に手を添える。
2006/07/09 02:01:00
双子 ウェンディ
さよう、で。
それくらいなら、いいんじゃないですかね。
[殴らせろとの言葉には、そう答え]

いえ。涙石は不要です。
少々、疲れただけで…、御心配なく。

『癒されても、それは一時的なものにしか過ぎないのだから』
(42)2006/07/09 02:01:07
酒場の看板娘 ローズマリー
まあ力だけにしちゃったのは私の責任だし。

あなたは何を望むかしら?
[今度はクインジーを見て]

私ならなんでもできるわよ。アーヴァインでも出来るかもしれないけれど。
あなたがたの誰かが願えば。


[何を、とは言わないが。
ヴィリディスの様子に、心配そう]
(43)2006/07/09 02:02:56
お尋ね者 クインジー
ずっと聞いていたのなら
今更言うこともあるまい。

手に入らなかった奴も、助けてやれなかった奴も、殺してやれなかった奴も皆返せ。
お前に頼むのは癪だが…
そこの餓鬼の相手にはもう疲れた。
そのくらいしてくれても良いだろうに。
(44)2006/07/09 02:07:37
双子 ウェンディは、お尋ね者 クインジーに礼を言いつつ、彼の言を聞き。同意するように、頷く。
2006/07/09 02:08:42
酒場の看板娘 ローズマリー
ええ、わかったわ。



[微笑めば、優雅に一礼。
...の体から力が放たれる]
(45)2006/07/09 02:08:53
酒場の看板娘 ローズマリーは、すべての人があるべき姿にと願いを込めて
2006/07/09 02:09:15
見習いメイド ネリー
─甲板─

[ネリーの無事を確かめるリックの声に、リックを庇う様にして返事を返す。

と、幽霊達が大量に一カ所に集まった事が影響したのか、甲板の外の世界では、難破船達が濃霧の中、音も無く砂の様に流されて消えてはじめた。


──まるで、時計を早回しにしたように。

青白いスパークの中、
サラサラと朽ちて行く黒い砂嵐。]
(46)2006/07/09 02:12:44
見習いメイド ネリー
[───黒い砂粒が、

何も映さないテレビ画面のノイズのように、

青白い光の中を、斜め横へと朽ち果てながら──。]
(47)2006/07/09 02:14:46
見習いメイド ネリー
[一旦激しくスパークした幽霊船からは、エネルギーが入り過ぎた事を示すように、急激に大きな高速回転音。


──甲板が揺れる。
否、ネリーの視界が揺れている。

砂嵐だけではなく、目の前の空間全体が揺れて、揺れて、揺れて。
ネリーの目の前で、砂嵐の黒い粒がやがてざらざらとした質感を失い、青白い光を残したままの濃霧に混じり、蛍光ホワイトと黒の、マーブル模様の様に溶け合いはじめ────。]
(48)2006/07/09 02:17:24
見習いメイド ネリーは、双子 リックを抱え込むようにして、ぎゅっと目を閉じる。
2006/07/09 02:17:41
見習いメイド ネリー
な、にこれは?
……気持ち、 わる  

い…。

何処かへ転送される──────の?


[チェスター船長の姿はすでに甲板には無く、操縦室の扉と閉じている。]
(49)2006/07/09 02:18:52
見習いメイド ネリー
[白、黒のマーブルから、

────赤

────────青

────────────黄

────────────────緑

また、白

────────────────────────黒。


鮮明な色彩を放つ光の渦がオーロラのように船を包み。
光はやがて、稲妻のように分断され、分断され──────────。]


                       [暗転]
(50)2006/07/09 02:19:43
見習いメイド ネリー
[暗闇を抜けると、そこは*北極だった*。]
(51)2006/07/09 02:19:59
吟遊詩人 コーネリアス
[ゆらり、と空間が歪む。

その感覚は幾度か味わったもので…

ついでに言うならば…

その後には必ず…]

……っ、ぁ…。

[窓から吹き込む強烈な冷気に、身が軋む。

…これだから、頂けない。
動けずくたりとその場に倒れ臥し。]
(52)2006/07/09 02:23:33
酒場の看板娘 ローズマリー
[自分は力を使っているから、視界の変化なんてなかった。

ただ、コーネリアスが倒れたのを見て、無意識のうちに力の一部を、彼を護るようなものに変える。
空気の流れをおしもどし、冷たい風を彼の本体に浴びせないように。]
(53)2006/07/09 02:24:40
学生 メイ
[覚えのある空間の歪み。
微かに残る耳鳴りの直後―――懐かしい、空気。

随分と、懐かしく感じるその風は]


………え?ここ―――北極?
(54)2006/07/09 02:28:18
書生 ハーヴェイ
[ぼんやりと眺めている内に、どうやら交渉が成立したらしい…と、思った途端、周囲の空間が揺れ、同時に、ぐい、と引っ張られるような感覚が襲う]

うわ…!!

[どっかで同じ事が…と、思いつく間もなく、気がつくと、自分の部屋の中だった…窓の外には、白い海]

・・・・・・・・・・・またかよ。

[銀の狐は、とりあえず、呆れた]

ー鳥籠の部屋→自室ー
(55)2006/07/09 02:28:33
双子 リックは、幾つかの激しいスパークの後に外の景色に*目を向ける*
2006/07/09 02:30:19
お尋ね者 クインジー
―二層・鳥籠の部屋―

[目眩、耳鳴り、浮遊感]


………北極?
(56)2006/07/09 02:30:47
双子 ウェンディ
[歪む空間。
意識が、遠くなる。
けれどそれを、繋ぎ止めようと。
固く目を瞑り、自らの拳を、強く握り締めた]

[渡り終えた後も、その事に気付かずに。
その場に蹲り、ただ、じっとしている]
(57)2006/07/09 02:30:56
学生 ラッセル
−鳥籠の部屋−

やれやれ、まとまったかあ…。

[呟いていると、ふ、と、なにかが呼ぶような感覚が。
あるべき場所へと還るような…微かに覚えのある感触だ]

ああ。かえれるんだ。

[小さく呟き、力の流れの導くまま、自分に呼応する物を引き寄せる。
戻る時間が少しだけ惜しいのと、少しでも力を調整したかったから。

ふわり。

風が揺れ、何の前触れもなく、白と紅の霊鳥が空間に現れる。

引き寄せられるように、同化。
空間に閃く、紅と白と緑と碧の光。

現れた霊鳥は大きく翼を羽ばたかせると、その身に溜め込んだ過剰な力を癒しのそれへと転じ、空間に振りまいた]
(58)2006/07/09 02:34:52
学生 ラッセルは、癒しの光を散らした後、有翼人体に転じた
2006/07/09 02:35:39
墓守 ユージーン
[魔道具の意志であるマリーが叶えた願いの通り、「すべての人があるべき姿」…霊体になった者達は身体と一体になる。]


[鳥篭の部屋で血溜まりの中に倒れていたユージーンの指がピクリと動き、血で顔に張り付いたじゅうたんを、ぺりと剥がして顔をあげた。眸は属性の揺らぎを宿し、まだ彷徨うかのように。]

寒いな。

[ユージーンの霊体が急激に引っ張られ、身体に戻って最初に感じた感覚は、強烈な冷気だった。]
(59)2006/07/09 02:35:45
酒場の看板娘 ローズマリーは、やがて、一度目を閉じた。…………そうして、
2006/07/09 02:37:45
学生 ラッセル
んで、と…。

[過剰な力に半ば酔っていたため気づかなかったのだが…場所が変わっている事を認識し、ため息]

…ま、た、か、よ。

[呟くその肩に、紅い色の小鳥が止まり。
それ以外の色の小鳥は、冷気から彼を護るようにその周囲を飛び交った]
(60)2006/07/09 02:37:55
双子 ウェンディは、癒しの光に、僅かに呼吸が正常なものへと。
2006/07/09 02:39:04
お尋ね者 クインジーは、癒しの光に、思い出したように辺りを見回す。
2006/07/09 02:40:56
見習いメイド ネリー
[甲板に居るネリーの視界が白一色に染まった途端、目の前で風船がパチンとはじけたような衝撃が走る。──鳥籠の部屋に置いて来たはずの“分身”が、何かの力に強制されたように、ネリーの元へ戻って来る。

“分身”とネリーが1つになり、“分身”が見た物がネリーの脳内に走馬灯のように高速再生され──。

────また、もう1つ風船が弾けた。]


─甲板…→第二階層・自室─
(61)2006/07/09 02:41:37
学生 メイ
[突如現れた霊鳥の姿に、安堵しつつ。
はた、と気付き。]


…と、もしかしなくても。
―――冷気塞いだほうが良い、よね?

[周りの人達の様子に漸く気付くとふわ、と掌を翻し。
瞬間、部屋に吹き込む冷気を食い止める]


…部屋の温暖化は、他の人におまかせだけど。
応急処置、と。
(62)2006/07/09 02:43:41
見習いメイド ネリー
─第二階層・自室─

[闇の中、1つきりの大きな寝台でネリーは目を醒ます。
白いワンピース姿の自分。
首を傾けて無言で、起き上がる。]

……戻ったわ。

[あは、と小さな声をあげてネリーは笑う。
それから、鳥籠の部屋に人が集まっていた事を思い出し、首を傾ける。“分身”の見た物も含めて、現実認識の処理が上手く追いつかず、身体に酩酊感がある。]
(63)2006/07/09 02:47:48
お尋ね者 クインジー
−鳥籠の部屋−

[聞こえた言葉に]

全く寒い。
嗚呼、すまんな。
結局殺してもやれなかった上に復活を願ってしまった。
だがまあ、生きるのも悪くあるまい

[振り返らないままそう言って*自室へ向かった。*]
(64)2006/07/09 02:48:11
酒場の看板娘 ローズマリー
あら、メイ。ありがとう。

[あとでペンギンになるわね、と笑って]



[しかしつかれたらしく、ふらり、膝を折って、座り込む。床は冷たいが、それがちょうど良く感じて……
その場に、*膝をかかえて丸まって、寝た。*]
(65)2006/07/09 02:48:34
見習いメイド ネリーは、左手で、クラクラする頭を押さえた。
2006/07/09 02:48:50
吟遊詩人 コーネリアス
[ようやく冷気が収まって、よろりとその身をゆっくり起こす。

鳥籠の中で能天気に目覚めた主人にこっそり耳打ちし…。

籠をあけ、その中に入ると
…ご丁寧に【反省中】と書いたプレートまで下げて扉を閉め、

そのまま中で体育座り。
]
(66)2006/07/09 02:53:09
見習いメイド ネリー
[──と、額に触れた左手の感触に違和感。
左手の小指に嵌っていたはずの指輪が、すでになかった。ネリーは、三白眼の幽霊少女の陰気なはにかみ笑顔を思い出して、息をつく。]

──ああ。
あれは、彼女にあげたから。
(67)2006/07/09 02:53:31
双子 ウェンディ
[周りで、人の声。
その中には、ここ数日、聞いていなかった者の声もあり。
皆が在るべき場所へ戻ったのだと言う事を、識る]

[自分の還るべき場所は、何処なのだろう]

[目を閉じたまま、そんな事を*ぼんやりと考えた*]
(68)2006/07/09 02:53:57
学生 ラッセル
部屋の温暖化、かぁ…。

[メイの言葉に小さく呟いて]

取りあえず、そっちはオレが請け負うか。

[くす、と笑って肩の上の紅の小鳥を見やる。小鳥はくぅ、と声を上げて飛び立ち、室内をくるりと巡って、紅い光─焔の気を散らした]

少しだけ…だけどね。

[小さく呟いて、座り込み、再び霊鳥へと転じる。
白い小鳥をどこかへと飛ばすと、そのまま*身体をまるめて目を閉じた*]
(69)2006/07/09 02:55:02
見習いメイド ネリー
─第二階層・自室─

[ぼんやりと、薄手のワンピースでは寒いな、と考えながら。ネリーは久しぶりの身体の感触を確かめるように、自らの肩を*抱き寄せた*。]
(70)2006/07/09 02:55:35
学生 メイ
>>65
あはは、ペンギン楽しみにしてる。

[へらりと笑うと、冷気の吹き込んでいた窓に歩み寄り。
ようやく戻ってきた、故郷の白い大地を*眺めて居る*]
(71)2006/07/09 02:56:23
吟遊詩人 コーネリアスは、なんとなく壁の方を向いて*蹲っている。*
2006/07/09 02:56:51
書生 ハーヴェイ
ー自室ー
[薄暗い室内に、ふいに飛び込んで来た小さな光に視線を上げる。白く輝く小鳥が、目の前に止まって「くぅ」と鳴いた。知らせるように、問いかけるように…]

やれやれ…どっちが心配性なんだか…

[くす、と笑って立ち上がり、部屋の外へ出る。小鳥はそれが当然とでも言うように、その頭上をついて来た]
(72)2006/07/09 03:02:44
書生 ハーヴェイ
ー甲板ー
[既に、自力で身体に戻れる筈なのに、何故か霊体のままのアーヴァインが、チェスター船長とコサックダンスを踊っている。回りで囃し立てる幽霊達は、どうやら船の墓場で新しく乗組員となった者達らしい]

アーちゃんだけ、気配が、変わんないから…こんなこったろうと、思ったけどなあ…

[妖狐は、しっかりと据わった目で、九本の尾をゆらりと揺らした。忽ち、尻尾の先に現れる、九本のピコハン]

 い い か げ ん に 、し 、ろ ーー!!
(73)2006/07/09 03:14:48
書生 ハーヴェイ


[ピコ☆ピコ☆ピコ☆ピコ☆ピコ☆ピコ☆ピコ☆ピコ☆ピコ☆]
(74)2006/07/09 03:15:20
書生 ハーヴェイ
[九連ピコピコと共に、アーヴァインの霊体は、何処かへ吹っ飛んで行った]

・・・・・・ふう、とりあえず、あと91発。

[きっちりカウントして、くるりと人型に転じ、頭上の小鳥に笑いかける]

さて、みんなの様子でも見にいくか。

[すっきりした顔で、船内へと*戻って行った*]
(75)2006/07/09 03:15:53
美術商 ヒューバート
[ぐい、と上へと引っ張られるような感覚の後、意識がしばし遠のき、
──ふと気が付くと、自分の棺の中が見えた。]


─第二層・自室(棺の中)─
(76)2006/07/09 08:53:32
美術商 ヒューバート
・・・はっ。

[棺の蓋を勢いよく開けて跳ね起き、周囲を見回す。
船内の、自分用の客室である。

棺の前には、既に実体を取り戻した忠実なる執事が控えている。
ベンジャミンは丁寧に一礼し、主のみに分かる微笑でヒューバートを迎えた。]

「おかえりなさいませ、旦那様」
(77)2006/07/09 08:58:26
美術商 ヒューバート
[それを見た時、ヒューバートは、やっと帰ってきたのだ、終わったのだ、と*実感した。*]
(78)2006/07/09 09:03:56
見習いメイド ネリーは、首をコキと鳴らしながら「他の皆も無事元に戻れたのかしら?」
2006/07/09 09:44:55
見習いメイド ネリー
─第二階層・自室…→廊下─

[暫くして、酩酊感からは回復したように思える。
久しぶりに実体に戻った感覚は奇妙で、なんと言っていいのかよく分からなかった。]

真っ暗な部屋に1人で居ても、仕方がないかしらねえ。
他の人の部屋を…確認に行こうかしら。
皆、霊体から戻れたのかしら?

[ネリーの脳裏に最初に浮かんだのは、魔道具に乗っ取られた後、霊体でも目覚める事のなかった珠姫のローズマリーと、ヒューバートの事で。

ネリーは立ち上がり、ワンピースと適当な冬服に変えてから部屋を出た。]
(79)2006/07/09 09:51:15
見習いメイド ネリー
─第二階層・廊下…→ヒューバートの部屋─

[最初に覗いたのは、女性同士で部屋割が近いローズマリーの部屋。ローズマリーの核は修復されていたものの、まだ深い眠りに居るようで。]

『ああ、でも。
霊体は戻っている……。
魔道具のマリーが言った通りだ。

……他の人も無事?』

[扉を開く閉じるとった行為は、随分と久しぶりだと1人くすくす笑いながら、静かに扉を閉めて、次はヒューバートの部屋へ向かう。]
(80)2006/07/09 09:55:45
美術商 ヒューバート
肉体に戻れたということは・・・皆大丈夫だろうか?

[霊体となる前に酷い怪我を負ったユージーンが気に掛かる。
(その前のカミーロ王子との戦いは見ていないため、王子もまた重傷を負ったことは知らない。)
棺から出て、鳥篭の部屋へ行こうとして、サファリスーツのままであることに気付いた。
眷属である故寒さには強いが、それでも寒くない訳ではない。
着替えを、と思った時には、ベンジャミンが衣服を差し出していた。]
(81)2006/07/09 09:57:04
見習いメイド ネリー
マリーは無事復活を果たして、これからどうするのかな?

[ネリーの“分身”が伝えた、マリーが復帰した映像を頭の中で再生する。ネリーの瞳は金色に近い黄緑色に輝いている。記憶をリピート再生させながらも同時に、指を何度もパチリと鳴らし、着替えを繰り返す。どうにも、衣装が気に入らない。

そういうするうちに、ヒューバートの部屋へたどり着いた。]
(82)2006/07/09 09:58:06
美術商 ヒューバート
あの少女の血を吸っていたようだから、しばらくすれば回復するとは思うが・・・

[霊体が抜けていたことで、回復が阻害されていないとも限らない。そうなっても、誰かが蓄えてある血液パックを渡すであろうが。
一応全員が無事であるかも確認せざるを得まい。
それと、あの力を統合した魔道具がどうしているかも。

ベンジャミンの手を借り、手早く着替えを済ませた。]
(83)2006/07/09 10:00:44
見習いメイド ネリーは、美術商 ヒューバートの部屋をノックした。「ヒューおじさま?」
2006/07/09 10:01:57
見習いメイド ネリー
[ヒューバートの部屋の前に立っても、映像を再生中でぼんやりしているのか、何度も服をチェンジする手を止めず。無意識に指をパチリ、パチリ。]
(84)2006/07/09 10:06:41
美術商 ヒューバート
しかしこの寒さは・・・今度は一体どこに飛ばされたのだ?
また南極か?
それとも・・・今度は北極というのではないだろうな?

[「流氷の形からしまして、北極ですな」とベンジャミンから意外な回答を得、少々驚く。]

『ああ・・・動力の方はどうなったのだろうか?
回復したのだろうか?』

何故かは知らぬがいつの間にか、再び船の駆動音が聞こえてくるようになっている。
蓄積した魔力だけではこうならない。どうやってか幽霊を第三層に入れて協力させたのだろう。]
(85)2006/07/09 10:07:45
美術商 ヒューバートは、扉をノックする音に気が付いた。
2006/07/09 10:08:13
美術商 ヒューバート
ネリーかね?入りたまえ。
今、出ようと思ったところだ。
(86)2006/07/09 10:09:52
吟遊詩人 コーネリアス
[いつの間にか、メイドたちが部屋を片付けたり、傷ついたものを手当てしたりしている様子を
虚ろな目でぼんやり見つめながら、おぼろげな記憶の糸を辿って溜息一つ。

ぽすり、と抱えた膝に額を預け…。]

…何をしていたのやら……。

[悪い夢でも見ていたような気分では有るが、その手にはきちんと手ごたえも残ったままで。

ただ、多少胸のつかえが取れた気がしたのは、普段言えずに溜め込んでいた辺りを表に出してぶつけたゆえか。
…やり方はかなーり…間違っていた気もするが。

もう一度、溜息一つ。
すっかり凹んだ様子で*俯いている。*]
(87)2006/07/09 10:14:25
見習いメイド ネリー
ヒューおじさま。
…お邪魔しますね。

[部屋から声が聞こえて来た事に安堵。頬笑みながら扉を開けると、すぐにベンジャミンの姿が視界に入る。久しぶりに実体のヒューバートを顔を合わせ、照れたような不思議そうな面持ちでネリーは首を傾けた。]
(88)2006/07/09 10:16:35
美術商 ヒューバート
ネリー・・・無事で良かった。

[いまだに己の感情には整理が付いていないものの、親しいものへの思いは別である。
部屋に入ってきたネリーを腕を広げて迎え入れた。]
(89)2006/07/09 10:19:18
美術商 ヒューバート
皆の様子を確かめねばならんと思っていたところだよ。
本当は真っ先に出るべきだったのだろうが、どうにもこの気温では・・・。

[と肩をすくめ]

ネリーも一緒に行くかね?
(90)2006/07/09 10:21:41
見習いメイド ネリーは、美術商 ヒューバートに、目を閉じて抱きついた。「ああ、実体なのだわ」
2006/07/09 10:24:06
美術商 ヒューバートは、抱きついて来たネリーを優しく受け止めた。
2006/07/09 10:25:16
見習いメイド ネリー
[抱きつきながら、]

暖かい。
戻れて本当に良かったわ。
ああ、取りあえず。隣の部屋に居たローズマリーも、まだ眠ってはいるけど、戻って来ているみたい。

[魔道具のマリーはどうなってしまったのかよく分からない、と言いかけてから。そもそも、アーヴァインが船の動力を集め過ぎた所為で、強制転送されてしまったという経緯を簡単に説明する。]

また南極に戻ってしまったのかしら?
(91)2006/07/09 10:28:40
見習いメイド ネリーは、美術商 ヒューバートの腕の中で、大人しく顔を見上げて首を傾けている。
2006/07/09 10:29:38
美術商 ヒューバートは、見習いメイド ネリーに「ベンジャミンが言うには北極らしいが。流氷の形がね」
2006/07/09 10:29:41
美術商 ヒューバートは、見習いメイド ネリーの説明を黙って聞いている。
2006/07/09 10:30:15
美術商 ヒューバート
・・・なるほど。
バミューダ海域に漂う難破船から幽霊をねえ・・・。

[甲板に描かれているという魔法陣を見てみたかったという気も少しする。チェスター船長も。]
(92)2006/07/09 10:33:00
美術商 ヒューバート
[一通りネリーの説明が終わると、そっと肩を掴んで身を離す。]

じゃあ、行こうか。ネリー。
他の者も気になるし。

[さりげなく言って、背に手を回し、触れるか触れないかの距離を保ち、扉の方へと導こうとする。]
(93)2006/07/09 10:35:23
見習いメイド ネリーは、美術商 ヒューバートの顔をじっと見つめている。しばらくしてから、口を開く。
2006/07/09 10:35:49
見習いメイド ネリー
[口を開きかけて、止める。
──ヒューバートが扉の外へ促す。微妙な距離感。


扉の外へ出てから、ネリーは再び口を開く。]

(94)2006/07/09 10:38:55
見習いメイド ネリー
……ねえ、おじさま。
おじさまは、ちゃんと元気になれそうですか?

[霊体となっていた間のヒューバートのあの虚脱した様子を、思い出しながら。]
(95)2006/07/09 10:40:36
美術商 ヒューバートは、見習いメイド ネリーの問いをあえて無視するように、前を見つめている。
2006/07/09 10:42:34
見習いメイド ネリーは、美術商 ヒューバートに、困ったような表情で頬笑んだ。
2006/07/09 10:44:16
見習いメイド ネリー
[拒絶されるかもしれないな、と思いながらも。
ヒューバートの正面に立ち、右手を両手そっと包み込むように握る。]
(96)2006/07/09 10:45:31
美術商 ヒューバート
・・・うむ。
私は大丈夫だよ、ネリー。
君は、そんな心配はしなくても良い。
自分のことをまず考えなさい。
(97)2006/07/09 10:46:25
美術商 ヒューバートは、見習いメイド ネリーに手を握られ困惑したように。振りほどくことも出来ず。
2006/07/09 10:47:45
美術商 ヒューバート
他にもっと大事な人は居るのではないかね?・・・あの赤毛の若者とか。
(98)2006/07/09 10:51:23
美術商 ヒューバートは、言葉に出してから、少々しまったと思っている。
2006/07/09 10:52:04
見習いメイド ネリー
[「自分の事を」と言われて、一度左手の小指──ここに来る前は指輪が嵌っていた──に目を落とし、それをどう説明して良いか分からずに、顔を上げる。]

『──でも、私は今は自由なんだ。』

[行方不明の父親や母親に関しても、ヒューバートは言っているのかもしれない。──それについても、感情は未整理のままで。]

『──でも、なんだろう。
多分、もう私は大丈夫。』

[上手く説明が出来ないのだが。]
(99)2006/07/09 10:53:10
見習いメイド ネリー
『──でも、今の私は幸せだと思う。』
(100)2006/07/09 10:55:16
見習いメイド ネリー
[手を握ったままで、]

私、おじさまに幸せになって欲しいな。
(101)2006/07/09 10:56:00
見習いメイド ネリーは、美術商 ヒューバートの言葉に首を傾けた。「──赤毛の若者?」
2006/07/09 10:56:45
美術商 ヒューバート
幸せ、か。

[ぽつりと。]
(102)2006/07/09 10:56:48
美術商 ヒューバートは、不必要な咳払いをしている。「あー何でもない。」
2006/07/09 10:57:38
美術商 ヒューバート
[幸運を手に入れたい・・・と言うより「不運」と言う運命を何とか変えたいと願って魔道具を手に入れようとしたが、そんな気力はもうなくなっていた。
不運を嘆くのさえ馬鹿馬鹿しい。無力感から来る無気力を通り越した、いわばやけっぱちの状態である。]
(103)2006/07/09 11:06:21
墓守 ユージーン
─鳥篭の部屋─

[癒しの力は身体に戻った時の怪我と疲労感を薄れさせた。
揺らぐ眸のまま、クインジーの言葉には頭を左右に振って。
ただ自室へ向かう後ろ姿を見送る。]

[バリバリとへばりつく血濡れの絨毯を引き剥がし、立ち上がる。
霊体に魔力は満ちていたものの、生身の身体と親和するのに、少しの時間を要した。
口の中に残るそれは、ヴィリディスのもので。]


[眸を瞑ったままの水を纏う少女を認めると、近づいた。]
(104)2006/07/09 11:06:56
墓守 ユージーンは、室内の温暖化は既にアーヴァインがしているようだ。
2006/07/09 11:07:22
美術商 ヒューバート
[ネリーに対する想いが何であるのかはともかく、親族の娘であるという以上のものであると気付いてしまった今は、もう以前のようには行かないだろう。
ネリーはともかく、自分は。]
(105)2006/07/09 11:08:08
双子 ウェンディは、近付く気配に薄らと目を開ける。翠には、僅かに蒼が混じり。
2006/07/09 11:09:35
見習いメイド ネリー
おじさまは、おじさまだから。
私のおじさまだから、大事なの。
ヒューバートと言う1人の吸血鬼として、とても大事。
だから、幸せになって欲しい。
(106)2006/07/09 11:10:21
墓守 ユージーンは、双子 ウェンディにそっと呼びかける。「ヴィリディス?」
2006/07/09 11:10:30
見習いメイド ネリーは、言葉を選びながら「私、変な事いってるのかな?」
2006/07/09 11:11:57
墓守 ユージーンは、酒場の看板娘 ローズマリーを振り返った。
2006/07/09 11:12:42
酒場の看板娘 ローズマリーは、むくりと起き上がって、ユージーンに首をかしげ。なあに?
2006/07/09 11:14:12
双子 ウェンディ
[掛けられた声に、視線をそちらへと動かし]

…ああ。
[その姿を認めると、口元に笑みの形を作った]

おはようございます。お目覚めの気分は、如何で。
(107)2006/07/09 11:15:33
学生 ラッセルは、ふる、と身を震わせて、飛び回る紅い小鳥を呼び寄せ
2006/07/09 11:16:51
見習いメイド ネリー
[ゆっくりとヒューバートから手を離し、かつて指輪が嵌っていた左手の小指を見つめる。そして首を傾けて、]

ヒューおじさま。
おじさまは、恋人にはずっと側に居て欲しい?
身も心も独占したいと思う?
(108)2006/07/09 11:16:59
美術商 ヒューバート
[以前に聞いたと同じ──その言葉で自分の想いに気付いたのではなかったか──ネリーの言葉に、胸が塞がれる。
何かを言わねば、ネリーが余計に気を回すだろうと思い、何とか言葉をひねり出す。]

・・・・・・ありがとう。ネリー。
気遣ってくれて、私はとても嬉しい。
(109)2006/07/09 11:18:02
墓守 ユージーンは、酒場の看板娘 ローズマリーに、「まだ、願う事は出来るだろうか?」
2006/07/09 11:19:33
見習いメイド ネリーは、美術商 ヒューバートに、「ううん、気遣いとかではなくてただの素直な気持ちだもの」
2006/07/09 11:20:11
酒場の看板娘 ローズマリーは、墓守 ユージーンに、できるわよ? と微笑んだ
2006/07/09 11:20:26
双子 ウェンディは、酒場の看板娘 ローズマリーとユージーンの会話を、ぼんやりと見つめ。
2006/07/09 11:21:53
美術商 ヒューバート
[ネリーの問い>>108に、胸に痛みを感じる。
が、努めて明るい声音で]

・・・さてね。
恋をした時には皆そう思うのではないかな?
共にあることの恍惚・・・別離の不安、恐怖・・・。
独占したくなる気持ちは必ず湧いてくると思う。どうにかして、留めて置きたいという気持ちがね。

・・・同時に相手を思い遣り、苦しめたくない、何もかも差し出したい、自由にしてあげたいと思っていたとしても。
(110)2006/07/09 11:23:26
美術商 ヒューバート
その二つの気持ちの間を・・・揺れ動く。
それが恋であると思うよ。

愛とは・・・少し違うね。
(111)2006/07/09 11:25:00
書生 ハーヴェイは、一人一人の部屋の様子を確認しながら、鳥篭の部屋に接近中。
2006/07/09 11:25:05
墓守 ユージーン
─鳥篭の部屋─

ああ、おはよう。
あまりよくはない。

[本心のまま。無駄に繕うとはせず。]

ヴィリディス…ウェンディ…

[また、だと思った。]
(112)2006/07/09 11:25:16
墓守 ユージーン
─鳥篭の部屋─

今なら、まだ間に合う。
貴方が願っていた願いを。
 
(113)2006/07/09 11:26:04
酒場の看板娘 ローズマリーは、双子 ウェンディをじっと見つめた。
2006/07/09 11:27:44
美術商 ヒューバート
[ネリーに語りかけながら、幼いうちに死んだ母と、母への愛故に生きることを放棄した父を思い出す。]
(114)2006/07/09 11:28:27
学生 ラッセルは、丸まったまま目の前のやり取りをぼんやりと見つめている
2006/07/09 11:28:28
双子 ウェンディ
>>112
…それは、奇遇。
私もあまりよくはありませんね。

[ゆる、と首を傾げて言い。その後の言葉には、眉を寄せた]

私の願いは、もう、叶えられました。

願う事は、何も無い。
(115)2006/07/09 11:28:49
美術商 ヒューバート
[何気ない風を装い話題を変えようと]

──ネリー。
皆がきっと待っているよ。
どうなっているかも気掛かりだ。
(116)2006/07/09 11:31:16
美術商 ヒューバートは、見習いメイド ネリーの肩を抱き、体の向きを変えさせると、そのまま歩き始めた。
2006/07/09 11:32:43
見習いメイド ネリー
[ヒューバートの答えに、只頷いてから、寂しそうな表情で首を振り、]

──私が独占しようとしたら、相手が死んでしまう可能性が高くて。私が独占されたら、私が飢え死にしてしまう可能性が高くて。

取りあえず、私が飢えて死ぬのは生命として不自然で。

[呪いの消えた、あの華奢なアクアマリンの指輪を思い浮かべる。心の区切りはついていると思う。ただ、まだネリーの中の何かが変わる所には辿りついていなくて。]
(117)2006/07/09 11:34:28
見習いメイド ネリー
[言葉を止めたネリーは、また困ったような笑みを浮かべてヒューバートを見つめた。]
(118)2006/07/09 11:34:44
見習いメイド ネリーは、美術商 ヒューバートに促され、押されるようにして歩き始める。とても、珍しい光景。
2006/07/09 11:36:23
酒場の看板娘 ローズマリー
[願いのないという者の願いを叶えることはできない。
ただの人を求めた少女は、今やなにも求めていないという。

さあどうするの?と言うようにユージーンを見ている]
(119)2006/07/09 11:36:33
墓守 ユージーン
>>115
・・・・

貴方はあれ程に、人間に還りたいと願っていたではないか。
人間の記憶と、夢を見たいと。

[そうして、笑みを向ける。]

「ピーター・パン」で連れゆかれた乙女は、最後は人間に戻る。
貴方は、両親の温もりの中に戻るのがいいと私は思う。
(120)2006/07/09 11:41:23
美術商 ヒューバート
[享楽的なサキュバスの生態は大体知っているものの、このハーフの少女の悩みはまたそれとは異なるようで。]

・・・どうだろうね?
いつか、死なないで君と共に居られる強者も現れるかも知れないよ。
そんな人を見つけられればとは思う。
私も君には幸せになって欲しい。

[或いは。
死も厭わず傍に居ようと思う者が。
でもそれは多分、求めていないのだろう。
生きて、共に在れる者をこそネリーは欲しているはずだから。]
(121)2006/07/09 11:42:15
墓守 ユージーンは、酒場の看板娘 ローズマリーに、少し待って欲しいというように顔を向け、再び向き直る。
2006/07/09 11:42:59
美術商 ヒューバート
ネリー。
私の父は、母を愛するが故に死んだんだよ。
自殺だ。・・・・・・このことはあまり知られていないが。

[何故かするりと言葉が洩れた。]
(122)2006/07/09 11:43:51
美術商 ヒューバートは、見習いメイド ネリーの顔を見ず、真っ直ぐに前を向きながら喋った。
2006/07/09 11:44:38
酒場の看板娘 ローズマリーは、墓守 ユージーンにうなずいて、二人の様子を眺める
2006/07/09 11:45:58
見習いメイド ネリー
─第二階層・廊下─

[ヒューバートがはじめて、自らの父母の事について触れる。
それを聞いたネリーは、唐突にヒューバートの腕を掴み引き寄せると、首を抱える様にして、口付けた。それは何時も食事の為の行動ではなくて、でも、告白の類のようなものでもなく。

──困ったような顔を続けたまま。
目を閉じて、しばらく口唇を離さない。
“恋人”と言うものに対して、何か思う所があるようだ。]

……おじさまは、恋人のために死んでは駄目よ。
絶対に駄目。
残された相手が、どれだけ──。
(123)2006/07/09 11:50:06
見習いメイド ネリー
『おじさまも、残された子どもだったのだわ。』

[ネリーは小さく首を振り、何故だか泣きそうになり。]
(124)2006/07/09 11:50:15
双子 ウェンディ
>>120
…っ、

[揺らぐ瞳]

…昔の、事です。
百年の時が経った今、還ったとて、其処に何がありましょう。
記憶を取り戻したとて、何が出来ましょう。
夢を見たとて、何になりましょう。

[それは、『ウェンディ』の言葉か、『ヴィリディス』の言葉か。或いは、両方か]
(125)2006/07/09 11:51:49
美術商 ヒューバート
[ネリーの突然の口接けに驚きを隠せない。
雷に打たれたように(実際に打たれたこともあるが)、身を硬くしたままそれを受け入れる。]
(126)2006/07/09 11:52:53
見習いメイド ネリーは、美術商 ヒューバートに、口付けたまま髪を優しく撫でた。
2006/07/09 11:58:05
墓守 ユージーン
─鳥篭の部屋─

夢のない夢を見る、無のままの今を───
貴方は望むのか?

貴方は。
ただ、怖がっているだけだ。
昔が貴方を変えるのではないかと、望む過去ではないのではないかと。───今なら、手を伸ばせば、掴める。
(127)2006/07/09 11:58:06
墓守 ユージーンは、「夢を。」
2006/07/09 11:58:21
美術商 ヒューバート
──ああ。
死なないよ。私は。
だから、ネリーは泣かなくて良いのだよ?

[間近で泣きそうな表情のネリーを見て。
優しく頭を撫でる。
宥めるように、自分の娘にするような素振りであろうと気を付けながら。]
(128)2006/07/09 11:58:38
美術商 ヒューバート
[一度唇を離し、ネリーをじっと見つめた後、改めてその胸に頭を抱き寄せる。
──しばらくの間、そうしていた。]
(129)2006/07/09 12:01:33
見習いメイド ネリー
[伏せた睫毛を濡らして、涙が一筋こぼれおちる。
それでも、ネリーの髪はいつもの食事の時と同じ様に、透き通る緑、黄緑、淡い金色、そしてうつくしい朱鷺色へと変化する。
その事実にネリーは気付く。]

ああ、おじさま。

[ヒューバートの「泣かなくてよい」という言葉にさらにもう一筋涙が溢れ。しばらくの間、放心したように抱き寄せられていた。]
(130)2006/07/09 12:06:24
見習いメイド ネリー
[ネリーは首を小さく振る。]

私、喉が渇いちゃった。
ちょと厨房へ寄って、お茶を飲んでから行くね。

[ネリーは、手のひらで顔を隠し、不自然な仕草でヒューバートに背を向けると、涙を隠すようにして*廊下を駆けて行った*。]
(131)2006/07/09 12:06:40
書生 ハーヴェイは、鳥篭の部屋の手前で、ネリーとヒューバートを目撃した[→迂回]
2006/07/09 12:07:42
双子 ウェンディ
>>127
…怖れていたのは、確かでしょう。
変わる事が、怖かった。過去だけではない。未来も。
[小さく、首肯]

けれど、そうして。
此処での出来事を、泡沫の夢として忘れろと? 若しくは、遠い思い出としろと?
夢とするにも、思い出とするにも、あまりに、重過ぎるというのに。

[酷く、顔を歪める。
泣きそうな、苦しそうな。今までに、見せた事のない表情]

私に足りなかったのは、どちらかを選ぶ決意。だから、選ぼうとしたというに。
『ウェンディ』と『ヴィリディス』と、片方が消えるくらいならば、一つになろうと。
…そうすれば、きっと、夢も見られるだろうと。
皆とも、離れずに済むだろうと。
(132)2006/07/09 12:08:25
墓守 ユージーン
>>132
では───

[一瞬、眸を逸らす。眸を強く瞑り、暫くしてから向き直り、]

選ばなければいい。
ウェンディと、そしてヴィリディスのまま。
夢のみを貴方達に。

遠い夢を見れるように。
或いは、無の時に夢を見れるように。

[「願う事は可能だろうか?」と、揺らぐ眸をマリーへ向け。]
(133)2006/07/09 12:16:10
美術商 ヒューバートは、顔を隠して去っていくネリーを黙って見送った。
2006/07/09 12:17:06
墓守 ユージーン
『怖がっていた。それは私も同じ。
 未来がどうなるかは決まっていないのに、
 ただ、懼れていた。』

『裏切るものがあるなら───それと向き合えばいい。』
(134)2006/07/09 12:19:00
書生 ハーヴェイは、迂回した廊下の隅で、新しい幽霊達に懐かれている。[じたばた]
2006/07/09 12:22:30
酒場の看板娘 ローズマリー
>>133

私はひとの願いを叶えるもの。

そうと願われれば、可能よ
(135)2006/07/09 12:24:38
学生 ラッセルは、書生 ハーヴェイの様子を、白の小鳥を介して呆れながら見ている
2006/07/09 12:24:49
双子 ウェンディ
…本当に、御節介、ですね。

[息を吐いて、目元を覆う。
今は感覚も何処か遠く、自分が泣きたいのか否かすら、解らなかったけれど]

代償が必要かとか、考えなかったんですか?

[せめてもの、憎まれ口を叩く]
(136)2006/07/09 12:28:16
墓守 ユージーン
[肯定と受け取ったのか、軽く笑いかけ。]

代償が必要なら、先程の願いも叶えられはしない。
それに、必要なら───

叔父上の向こう三ヶ月の幸せなどな。

[ぽつり。冗談ではあったのだが。]
(137)2006/07/09 12:33:31
書生 ハーヴェイは、てい!てい!と幽霊達を振り払ってダッシュ。
2006/07/09 12:34:26
酒場の看板娘 ローズマリー
そうねぇ、全員復活はおわびもあるし今回は代償が必要だけど。


………………それであいわ[にっこり]
(138)2006/07/09 12:43:29
酒場の看板娘 ローズマリーは、い、と言い直し。*くすくす笑い*
2006/07/09 12:44:10
美術商 ヒューバートは、ゆっくりと*鳥篭の部屋に向かう。*
2006/07/09 12:49:52
双子 ウェンディ
『…今の私には、“現在”が一番なのかもしれない』

[そんな事を、思う。

未来を厭い、過去に逃げ道を求めていた自分。
過去を恐れ、未来を受け入れようとする自分。

どちらが正しいのか、正解等在るのか。それは、解らないが。
今は、この時を楽しもうと。そして、向かい合おうと]

[――何れ再び、選択すべき時が訪れるまで]
(139)2006/07/09 12:50:35
双子 ウェンディ
[手を下ろせば、微かに濡れた瞳が現れ]

…アーヴァイン卿には、いい薬かもしれませんやね。

[その提案に、くすりと笑った]
(140)2006/07/09 12:52:56
墓守 ユージーンは、双子 ウェンディに笑いかけ、
2006/07/09 12:55:53
墓守 ユージーンは、マリーへと願いを*願った。*
2006/07/09 12:56:25
書生 ハーヴェイ
ー鳥篭の部屋ー
[ばたん、と扉を開け、ぜえはあ…]

・・・・・みんな生きてるかあ?

[かなり間抜けな声だった]
(141)2006/07/09 12:59:10
学生 ラッセル
−鳥籠の部屋−

[ハーヴェイが飛び込んできたのに気づいて、身体を起こし。
ふるる、と身体を震わせた後、かく、と首を傾げて]

…なに、疲れてんの?

[一応、白の小鳥を介して状況は知っているのだが、敢えてこう問いかけてみた]
(142)2006/07/09 13:03:53
書生 ハーヴェイ
>>142

いや、ちょっと余計な運動してきちまって…て、知ってんだろ?お前ー

[白い小鳥をチラリと見て、ジト目]
(143)2006/07/09 13:07:28
双子 ウェンディ
[突然の乱入に、瞳を瞬せるも。
すぐに、いつもの悪戯っぽい笑みを浮かべ]

…ええ。しぶといモンで。

でも、まあ…
今は、少々寝かして下さい…

[小声で言うと、壁に凭れて瞳を閉じた。
この後に何が起こるかなど、*知る由もない*]
(144)2006/07/09 13:07:51
学生 ラッセル
>>143
まあ、そうだけどねー。

[くくっ、と笑った後、有翼人体に転じ、白い小鳥を呼び寄せる]

つか…南向きのかっこのまんまだったんだっけ。

[今更ながら、最後の自分の服装に気づいて、頭を掻き]
(145)2006/07/09 13:10:06
書生 ハーヴェイ
>>144

ああ、おつかれさん。おやすみ…

[くるりと周囲を見渡して、どうやら、とりあえず皆無事そうなのを確認して、息をつく]
(146)2006/07/09 13:10:56
学生 ラッセルは、双子 ウェンディの様子に小さく「お休み、お疲れ様」と呟き
2006/07/09 13:11:28
書生 ハーヴェイ
>>145
ん〜?さすがに寒くねえ?
風邪ひいた霊鳥なんてかっこつかないぜ?

[そういや暖房が効いている、吹っ飛ばしたアの人は戻って来てるんだろうか?とか考えつつ]
(147)2006/07/09 13:14:00
学生 ラッセル
>>147
まあ、寒いけど、こればっかりはどうしようもないし。
つか、オレらの種族は基本的に病害かからないから問題ないっての。
(148)2006/07/09 13:18:13
書生 ハーヴェイ
>>148
ああ、そっか[手ぽむ]
そういや、マリー嬢攻撃せずに済んで良かったな。
お前、また結構無茶しようとしてたろう?
(149)2006/07/09 13:22:58
学生 ラッセル
>>149
うん、まあ…やりたくなかったからね、やっぱり。
[何となく苦笑した後]

無茶ってほどの無茶じゃないけど?
やればやったで、過剰な力の拡散にもなったし。
過剰分も癒しの力って解放できたから、今は安定してるし。
(150)2006/07/09 13:28:08
書生 ハーヴェイ
>>150

[落ち着いた様子に目を細める]

確かに、安定してる感じだな。もう封印の力はそんなに影響してないのか?
(151)2006/07/09 13:31:44
学生 ラッセル
>>151
ん、あんまり。
多分…封印も、解こうと思えば解けるかも、だけど。

[左肩に浮かぶ、碧い蝶を見やって]

ま…今は、いいかなって感じかな?
(152)2006/07/09 13:34:19
書生 ハーヴェイ
>>152

そっか。ま、お前が、そう思うなら、それでいいってこったろ。

でも、戻ったら、きっとまたじいちゃんやフィアンセに小言くらいそうだよな。

[安心した顔で、けれどからかう口調で、くすくす笑う]
(153)2006/07/09 13:37:48
学生 ラッセル
>>154
オレの力は、使わなきゃ使わない方がいいんだし。
…それがなきゃなんにもできない訳でもないし、ね。

[小言、という言葉にちょっとむう、と]

大きなお世話っつか、そんなんお互い様じゃねーの?
(154)2006/07/09 13:41:46
書生 ハーヴェイ
>>154

俺は別に・・・・ああ、小言喰らうような事はしてないし。うん。
日常業務だって言ったろ?

幽霊と遊ぶとか、悪霊を送るとかさ、そーゆーのは、俺等の一族本来のオシゴトだし。
(155)2006/07/09 13:45:23
学生 ラッセル
>>155
日常業務の失敗、ですませていい範囲かよ、あれ。
大体、それでへたばってりゃ世話ねーだろっての。

…つーか、人には無茶するなのなんのっつってて、自分は人に心配かけすぎだろーが。

[なんとなくじとん、と見]
(156)2006/07/09 13:49:17
書生 ハーヴェイ
>>156
いやだって、魔道具が、あんなだとか知らなかったし(汗
普通だったらへばるような話じゃなかったんだぞ?

いやまあ、心配させたのは、悪かったかもしんないけど。
限界は知ってたし、無茶してるつもりもなかったって。
(157)2006/07/09 13:52:43
書生 ハーヴェイ

[まあ、そんな魔道具も目の前に居たりするわけだが]
(158)2006/07/09 13:54:41
学生 ラッセル
>>157
まあ、魔道具が、ってのはわかるけどー…。
オレもあんなとは思わなかったし。

って、限界知ってるなら…。

[すちゃ、とどこからともなく特製光ハリセンを取り出して構え]

…もう少し、周り、頼れよなっ!

[高速接近から、問答無用で一閃炸裂]
(159)2006/07/09 13:58:10
お尋ね者 クインジー
−二層自室−

[訪れた時と同じ黒のスラックス、黒のシャツ姿に着替える。昨日までの静寂に取って代わった、船内に満ちるざわめき、廊下を走る足音。嗚呼終わったんだなと紫煙を吐く。皆、在るべき場所へ。]

やれやれ重労働だ…。

[だが楽しませて貰ったと小さく呟いて部屋を出る。]
(160)2006/07/09 13:59:00
お尋ね者 クインジーは、見習いメイド ネリーの部屋へ行こうとして何となく通り過ぎ
2006/07/09 14:00:52
お尋ね者 クインジーは、鳥籠の部屋へ。 目前で問答無用な一閃炸裂。 眩しい。
2006/07/09 14:01:31
書生 ハーヴェイ
>>159

[ ス ッ パ ーーー ン ! ! ]

あだ…

[言わずもがなの、クリティカルヒットだった]
(161)2006/07/09 14:01:54
お尋ね者 クインジーは、響いた快音に拍手。 「たまやー」
2006/07/09 14:03:32
書生 ハーヴェイ
>>159

[頭を抱えながら、微妙に涙目]

おま…ちょっとは手加減てものを…はう…☆
(162)2006/07/09 14:03:47
学生 ラッセル
>>161
[光ハリセンを肩に担いで、大げさにため息をつき]

大体っ!
人には周りに頼れって言ってる、当の本人が一番それ実行してねーんだからっ!

…辛いんだからな、何がなんだかわかんないまま、いなくなられるのって。

[後半は小さく、呟くようにぽつりと]
(163)2006/07/09 14:06:04
書生 ハーヴェイ
[拍手の音に気付いて、頭を抑えたまま振り向く]

>クインジー
クーちゃん。男の友情って、そんなもんかよ?

[じと目]
(164)2006/07/09 14:06:04
お尋ね者 クインジー
嗚呼そうさ。

[にやりと笑って室内へ。]

坊主、もう一発殴っておいてくれ。
おれの分。
(165)2006/07/09 14:08:44
学生 ラッセル
>>165
もう一発?
オレが殴っちゃっていーの?

んじゃ…。

[すちゃ、とハリセン構え直し]
(166)2006/07/09 14:10:08
書生 ハーヴェイ
>>163
う…いや、ちゃんと話すつもりだったんだぞ?
なんか、ヤバそうな感じになってきてたからさ。
その前に、乗っ取られたけど…[遠い目]


ごめん、悪かった。
[ぼそぼそと、早口で言う]
(167)2006/07/09 14:10:12
書生 ハーヴェイ
>>165>>166

て、待てー!なんでクーちゃんの分っ?!

[わたわた逃亡を図る]
(168)2006/07/09 14:11:07
お尋ね者 クインジーは、書生 ハーヴェイの首根っこを掴み
2006/07/09 14:12:30
学生 ラッセル
>>167
そうなる前に、話せよな…。
[呆れたようにため息をついた後、早口の言葉に苦笑して]

…ま、オレも途中、いっぱいいっぱいになってたけど、さ。


…で、頼まれ事は頼まれ事って事でー♪
(169)2006/07/09 14:14:58
学生 ラッセルは、書生 ハーヴェイを光ハリセンで一閃した
2006/07/09 14:15:23
お尋ね者 クインジー
おれが支えてやらなかったら今頃お前、ユージーンに撃たれて死んでいるか悪霊に持って行かれて死んでいるかだぞ。馬鹿め。
まあお前が知る由も無いがな。

あんなもんお前ひとりでどうにか出来ると思っていたのか馬鹿。
ということで殴られておけ。
な?

[にっこり]
(170)2006/07/09 14:16:24
お尋ね者 クインジーは、「かーぎやー」
2006/07/09 14:16:36
書生 ハーヴェイ
>>169
[クインジーに首ねっこ掴まれて、じたじた…してるところに、二発目のハリセンを喰らった]

[スパーン!]

[当然クリティカルヒットだった]

きう…(@@)
(171)2006/07/09 14:18:20
書生 ハーヴェイ
>>170
[クインジーの言葉に、頭を振る]

あ…?支えって…?ユーさんに撃たれた時か?
あんた、何かやったのか?

[そういえば、ただの治癒の術にしては効きが良すぎたと今更気付いて、顔を顰める]

まさか、傷請け負ったりしてねえよな?…いや、それじゃ死んでるか。

[多少混乱している]
(172)2006/07/09 14:21:25
学生 ラッセル
>>171
っとに、もう…。
[呆れたようにため息をつきつつ、ハリセンをどこへともなくしまい込み。
それから、支えてという言葉>>170に首をかしげ]

んと…じゃあ、あの、違う力の干渉って…クインジーさんがかけてたの?
(173)2006/07/09 14:24:54
お尋ね者 クインジー
[ハーヴェイの頭ぺちぺち]

ふん…元はと言えばユージーンのやった事だがな。
あいつは自分で、治癒の為の力をお前に渡そうとしていたのさ。その相手を自分で撃つというんだから馬鹿だな。おれがそれを全部受け持ってやった。

傷を請け負うなんて事はしないが…
力は請け負ったさ。
つまり、おれから力を吸い取ってお前は回復していた訳だ。
じゃなきゃあの世行きだな。

流石におれも辛かったなあ。

[ぺちぺちぺち]
(174)2006/07/09 14:25:49
お尋ね者 クインジーは、学生 ラッセル>>173に「そういうこと。」 と苦笑
2006/07/09 14:26:26
学生 ラッセル
[クインジーの説明に、妙に納得しつつ]

そっか…なんか、オレの『護りの治癒』と指向性の近い力が干渉してるな、とは思ってたんだけど…そーゆー事かあ。

…んじゃ、相当きつかったはずだよねー。
(175)2006/07/09 14:30:39
書生 ハーヴェイ
>>174

[ぺちぺちされつつ、げーという顔]

ユーさん、そんなとんでもない術かけてたの?
で、クーちゃんが、それ請け負ったって…

何考えてんだよ?!二人とも。
ほんと、馬鹿ばっかで…

[頭をがしがしと掻きむしる]

あー!判った!俺が悪かった!
もうしませんっ!

[ほとんどやけくそのように宣言して、ふいと視線を逸らした]

助かったよ。さんきゅーな。
(176)2006/07/09 14:31:34
酒場の看板娘 ローズマリー
願いと代償は聞き届けましょう。
あなたに夢を。

[...がそういうと魔道具の力が放たれる。どんな願いでも叶えるという、それ]

[放心していたら始まったハーヴェイとラッセルのやりとりにくすくす笑い、]
愛されてるわねぇ、ハーヴェイ

[少し離れた場所で見物中]
(177)2006/07/09 14:31:46
書生 ハーヴェイは、なんかもう気力が尽きた感じで*くったり*
2006/07/09 14:33:59
お尋ね者 クインジー
[>>175にうんうんと頷いて]

男の友情の有り難さに涙が出るだろう?
[ばちんとハーヴェイの背を叩き]

今度、美味い酒でも飲みに連れて行ってくれ。
(178)2006/07/09 14:35:26
書生 ハーヴェイはメモを貼った。
2006/07/09 14:35:48
学生 ラッセル
>>178
お疲れ様です…。
でも、そか。だから、あの時、オレは衝撃だけですんだんだ…。

…でもやっぱし、みんな無茶すぎ…ハーヴもだけど、ユージさんもクインジーさんも…。

[はあ、とため息をついてがじがじと頭を掻き]

ま、オレもだけど、ねー。

[苦笑しつつ、付け加えた]
(179)2006/07/09 14:38:51
お尋ね者 クインジーは、学生 ラッセルの頭をわしわし
2006/07/09 14:41:15
お尋ね者 クインジー
>>179
分かっているなら慎めよ?
でないとその馬鹿がまた暴走しかねん…。

[ハーヴェイを指し]
(180)2006/07/09 14:42:01
学生 ラッセル
>>180
ん、わかってます…。
でも、前に比べればこれでも落ち着いたんですけどねー。

[以前の事を思い出しつつ、苦笑。

それから、くったり、としているハーヴェイを羽根でかるくぺし、と叩いて]

…自分が思ってる以上に、周りは自分を想ってるって事。
それをオレに教えた張本人が、そこんとこわかってないって何なんだよ、っとに…。

[呆れたような口調で*ぽつりと呟いた*]
(181)2006/07/09 14:46:42
お尋ね者 クインジー
[くつくつと笑って]

…ま、教えてやんな
さて、他の奴らはどうしたか。

[後ろ手に手を振り、*鳥籠の部屋を出る。*]
(182)2006/07/09 14:48:26
酒場の看板娘 ローズマリー
[くすくすくすくすと笑い出すと、]

あぁ、もう若いわねぇ。子供なのかしら。



で、コーネリアス。あなた、いつまでそんなところにいるつもりなの。
反省するなら全員に謝ってくればいいじゃない
[反省中のコーネリアスに*困ったように告げた*]
(183)2006/07/09 14:52:01
双子 ウェンディ
[魔道具より放たれた力が、少女の身体を包み込む。
ほんの一瞬、その姿が淡く輝き。けれどその光も、すぐに消えた。
少女はただ、静かな寝息をたてて*眠り続ける*]
(184)2006/07/09 14:56:36
見習いメイド ネリーは、厨房の椅子にぼんやりと*もたれている*。
2006/07/09 16:27:36
逃亡者 カミーラ
―自室―
[――すい、

何処か、引き戻される様な感覚。
目の前が、揺れて、暗くなって――]


[そして、伝わるのは。
柔らかな大気の流れと、緩やかな鼓動の音。

そう長く、離れて居た感覚でもないのに。
懐かしい。そう思った]
(185)2006/07/09 18:07:48
逃亡者 カミーラ
[触覚、聴覚、嗅覚…
全てが戻ってくる。

けれど、未だ何か足りない。


首を傾けて…嗚呼、と思い至る。


見えないのは、目を閉じたままだから。
開ければ良い。それだけの話]
(186)2006/07/09 18:08:23
逃亡者 カミーラ
[しかし、その瞳は未だ閉じられたまま。

先程まで傍に居た彼女は、今も居るのだろうか?
そう言えば、あの石は何処に置いて来たのだったか。

そんなことを思いながら、静かな*まどろみの中*]
(187)2006/07/09 18:09:11
墓守 ユージーン
─鳥篭の部屋─

ありがとう。

[ウェンディ=ヴィリディスの姿が淡い輝きに包まれたのを見て取ると、マリーへと感謝の言葉を述べた。
眠れる少女の身体を抱き上げると、彼女の自室へと運ぼうとして、ふとラッセルへ声をかける。]

ラッセルが殴りたいのは私もだろうが、
その前に私の分もハーヴェイを殴っておいて欲しい。

[「また後で」というように、マリーに会釈すると部屋を後にした。]
(188)2006/07/09 18:21:58
墓守 ユージーンは、双子 ウェンディを彼女の自室へ運ぶと、後の事をメイドに頼む。
2006/07/09 18:28:41
墓守 ユージーンは、目覚めにはミルクと蜂蜜を。と、ことづけて。
2006/07/09 18:29:43
お尋ね者 クインジーは、甲板で、夕日が消えたあとのほの白い水平線を眺めている。
2006/07/09 18:43:28
双子 ウェンディ
―第二層・自室―

[夢を見ていた。
無の中に在るのではなく。夢を、見ていた。
それは遠い過去の記憶か、それとも願望が生み出した幻想か]

[自然に囲まれた、小さな家。
父と、母と思わしき男女。それから、幼い少女。
様々な光景が、目の前で展開されていく。実感のない、まるで物語の中の出来事のように。温かな家庭。
不意に、両親の笑顔が少女に向けられ、名を呼んだ。
ウェンディでもヴィリディスでもない、一人の、人間の少女の名を]

[つ、と。
閉じられた瞳から、涙が一筋。頬を伝い、ゆっくりと零れ落ちた]
(189)2006/07/09 18:46:01
墓守 ユージーン
─第二層、自室─

[血が皮膚にへばりつき、パリパリとなっているのをシャワーで流しながら、物思いに耽る。ゆるゆると揺らぐ内部の感覚に任せる。溶かされて、排水口へ薄い血色の湯が渦を巻いて流れ込む。]

[キュ]

[黒のスラックスと黒のハイネックの長袖に着替えると、先程、メイドからまだ起きていないと聞いた、眠れるカミーロへ向けて謝罪の文章を書き始める。]
(190)2006/07/09 18:49:26
墓守 ユージーン
─自室→カミーロの部屋─

[部屋に入ると、まだまどろみの中にいるカミーロを起こさないよう小さく詫びて、手紙を枕元に置く。
叔父上に続いて自分までひったてられるなと想像をし、自嘲気味の笑みを浮かべ。血の滲む包帯がまだ巻かれているのを見ると、頭を一度だけ撫でた。]

─…→廊下へ─
(191)2006/07/09 19:05:46
墓守 ユージーンは、外の景色を見ようと、甲板へと上がる。
2006/07/09 19:11:50
お尋ね者 クインジー
−甲板−

[群青の空に飛ぶ鳥も無く、冷たい風が白い流氷の上を渡っていく。波の音と風の音、時々船体に氷がぶつかっては離れていく。
出航してからまず飛ばされたのは南極だったかと、冷たい風に髪を遊ばせながら群青と白の合わさるところを眺めている。]
(192)2006/07/09 19:23:00
墓守 ユージーン
─甲板─

[ひらひらと靡き、渦巻き、刻々と姿を変える光の帯。これら夜空に広がる神秘、深遠なるものをえがいたアメリカの有名な作家の名前を思い出した。神の摂理の名を宿す都市に、今は眠っている。]

[ただ氷が軋み流れる音だけが聞こえる。
クインジーに声をかけるのは躊躇われ、
ただ彼の横へと歩いてゆく。]
(193)2006/07/09 19:35:42
お尋ね者 クインジー
[其処に神秘も深遠も見出しはしないけれども
ただ、美しいと感じる

それがこの男の感じ方で。
ただ、光の帯が緑から青、白から黄色へと色を遷すさまを眺めている。ひとの重みで微かに甲板の軋む音にその目を移し、ユージーンを見た。]
(194)2006/07/09 19:42:21
墓守 ユージーン
[その作家が描き出したのは宇宙に対する根源的なる恐怖。]

── …ith s…  n‥ a…── …ie …

[小説の一句を口ずさみつつ。
混沌や闇などをも、悪夢や宇宙に見出したのも、
何とはなしに分かるようにも思えた。

ユージーンは暫し、赤と黄緑の帯になったオーロラを見つめる。甲板の手すりへと手をかけると、揺れる眸をクインジーへと向けた。]

随分と薄着だな。
(195)2006/07/09 19:54:01
書生 ハーヴェイは、墓守 ユージーンにまで殴られ依頼されて、びびっている。「なんでだー?!」
2006/07/09 19:54:57
お尋ね者 クインジー
馬鹿は風邪をひかんからな…。
お前の格好だっておれと大差あるとは思えないが。

[他愛ないことが口に上る間に、光の帯の端が消え、別の場所にまた新たな色が現れる。]
(196)2006/07/09 20:01:32
吟遊詩人 コーネリアス
[ぽろり…と、小さく音色をこぼし…
虚脱感と頭痛の奥には後悔。

例えるならば、二日酔いの朝のようでもっと深刻な。

もっとも、酒の味など知らぬのだが。]

分かっては居るのですけれど…。

[どの面下げて、出て行けようか。

いっそ封じられた方が楽なのだろう、と思い…それはやはり、自ら逃げていたことを知る。

…はふり。と、また、*ため息一つ*]
(197)2006/07/09 20:03:20
墓守 ユージーン
なら私も馬鹿だな。

[クツと笑って。]

船から一歩でも出れば、凍りつきそうだ。
(198)2006/07/09 20:03:46
学生 ラッセルは、取りあえず殴る準備「なんか他にもいそーだなー…」
2006/07/09 20:09:04
書生 ハーヴェイは、学生 ラッセルから逃亡を計った。「これ以上殴られたら記憶喪失にっ!(え」
2006/07/09 20:10:06
学生 ラッセルは、書生 ハーヴェイに「そのくらいでなるかっ!」と言いつつ一閃炸裂
2006/07/09 20:12:31
お尋ね者 クインジー
馬鹿ばかり、か。
救われんな…。

[オーロラへ背を向け、手摺りへ背をもたせる。]

尤も、馬鹿者と愚か者は別のものだがな。
(199)2006/07/09 20:13:45
墓守 ユージーンは、お尋ね者 クインジーへと、揺れる眸を向ける。
2006/07/09 20:14:30
酒場の看板娘 ローズマリー
[...はコーネリアスの言葉に、また、苦笑]

わかっているなら余計よ。
そうやってくすぶってると、皆も気を使うわよ?

[だから出てらっしゃい、といえば]


ああ、そうだわ。私はメイに頼まれたしペンギンにでもなりにいこうかしら。
それに、外はきっと綺麗だし

[漫才やってるラッセルとハーヴェイに、笑いながら手を振って]
(200)2006/07/09 20:16:06
酒場の看板娘 ローズマリーは、鳥籠の部屋を出て、*甲板に向かっている*
2006/07/09 20:16:25
書生 ハーヴェイは、衝撃で妖狐の姿に戻ってしまった。「きゃうん!きゃうん!」
2006/07/09 20:22:09
墓守 ユージーン
[手すりに両肘を凭れ掛けさせ、真意を尋ねるように見ている。
肘をかけたのは、楽になるからだったからなのだが。]
(201)2006/07/09 20:23:33
書生 ハーヴェイは、九本の尻尾を丸めて壁とお友達している。「嫌いだ幽霊船なんて」
2006/07/09 20:26:03
お尋ね者 クインジー
[その揺れる眸の色に混沌も深遠も見出しはしないけれども
ただ]

お前を殺そうとしたとき、おれは愚かだったな。

[風に乗せるように呟いた]
(202)2006/07/09 20:28:31
インデックス プロローグ 第1日目 第2日目 第3日目 第4日目 第5日目 第6日目 第7日目 エピローグ 
Tool
Statistical Summary