村は数十年来の大事件に騒然としていた。
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自警団長 アーヴァイン
ふむ……まだ集まっていないようだな。 今のうちに、もう一度見回りに行ってくるとしよう。
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 | 双子 ウェンディ [そしてわざわざ用意していたらしい招待状を受け取り、辺りが暗くなったと思った、次の瞬間――気がつけばこの場にいた。どうやったのだか、全く解らない。 流石はアーヴァインと感心すると同時に、魔力の無駄遣いだと、心底思う] …つか、まだ読んでねえんですが。 [嫌な予感がしつつも、がさがさと封筒を開け] “背景 記伝らの許にこの正体場が届たこと、真琴に喜しく思う。 さて子度、記伝らにこれを出したのは、ほかでもない。 あの魔道具が、我のてもとにやってきたからだ！ あぁ生まれ変わりし我の姿を記伝らに見せたく思う。 というわけで茶会を回祭したい。 日時などは必要ない。我が我の船で主らを迎えにゆくので、しばしまたれよ” [さらに中身を読んでみれば、頭痛がするばかりだった] |
(4)2006/06/23 22:07:46 |
| 双子 ウェンディ ／中の人／ グラシュティグ： スコットランドの高地地方に棲息する妖精の一種。 人間の女性、半人半獣、山羊の三形態を取ることが可能。 温厚な家事の妖精としての性質と、悪意のある水の精としての性質を持ちます。 設定補足： ヴィリディスは前者に属し、その中でも＜緑のグラシュティグ＞と呼ばれるバンシーに近い存在。喜びや悲しみの時を予知すると言われています。 水の気は殆ど持たず、水の力が強い場所に近付くのを嫌う傾向にあり。 約一年前にアーヴァインと知り合い、今は何故か屋敷に住み着いています。 家事が得意な事もあり、メイド達に混じって仕事をしている姿がよく見受けられます。 |
(7)2006/06/23 22:11:03 |
 | 書生 ハーヴェイ ーとある港町・夜の波止場ー だーからー、イカサマだって言うなら、どこらへんが、イカサマなのか教えて欲しいんだよねえ。 [殺気立った男達に取り囲まれた状態で、...は、面白そうに紫の目を細めた] それとも何？とりあえず稼いだ奴は、イカサマ疑惑で海に沈めとくのが、おたくのカジノの流儀？ やだなあ、スマートじゃないよ。そんなじゃ、お客も逃げちゃうぜ？ [じりじりと、男達の輪が狭まる。どうやら、問答無用のつもりらしい] 困っちゃうなあ、俺、喧嘩苦手なんだよ。ほらイロオトコだから。 [あまり困っていない口調で言った、その目の前に、ふいに、小さな黒い影がパタパタと羽音を立てて現れた] |
(9)2006/06/23 22:32:17 |
 | 学生 ラッセル あーもう、ごーいんなんだから、アーヴ小父は…。 [気づけば乗せられていた船の上。 そして、船は当たり前のように、涼しい顔をして水の上に、在る] …まあ、多少は慣れてるけど、さあ。 [元々、火と光、そして風の気を持つ彼にとっては、やはり水上は落ち着かないらしい。 とはいうものの、庭園まで備えたこの船、それ自体には非常に強い興味を感じるのも事実で] ま、聖山にいても身を固めろってうるさいし…。 ちょうどいいから、羽根、伸ばすかあ！ [うん、っと身体を伸ばしてから、ばさり、と翼を羽ばたかせて光の粒子を散らし、目に付いた扉をくぐって船室へ。 広間にはいれば、見覚えのあるアンケートを渡された] あー、またこれかあ。 |
(15)2006/06/23 22:44:09 |
 | 酒場の看板娘 ローズマリー ― 回想 ： とある珠魅たちの集落 洞窟の中の室 ― [...がその豪華な、悪趣味としか言いようのない装飾のついた手紙もとい招待状を受け取ったのは、ほんの数分前の話だった。ストロベリークォーツの核を持つ半貴石の姫が持ってきたのである。] 受取り拒否したいわ [しかし真剣な言葉は、やんわりとほのぼのとした笑顔で拒否された。何度も受取り拒否をしてるじゃない、そろそろ可哀想よ。そんなことを言われれば、どれだけ否定しても無駄だとわかるようなもの。 無理やりに受け取らされたそれを、...はなかなか開けずにいた。なぜなら――] ど う 見 て も ア ー ヴ ァ イ ン 卿 だ も の 。 [しかしそんなことを言っていては、埒が明かない。仕方なしに手を伸ばし、赤い薔薇の蝋印を開ける。小粒の真珠を乗せた琥珀色の爪が丁寧にその招待状を開いた。] [そうせざるをえなかったとはいえ、開いてしまった。] |
(25)2006/06/23 23:37:12 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー ／中の人／ 珠魅： 聖剣伝説 LEGEND OF MANAの、宝石をモチーフとしたキャラクターです。 「心臓」の代わりが「核」と呼ばれる神秘的な（珠力の宿った）宝石。核を割られれば死にます。 姫と騎士という役割があり、姫は騎士に守られ傷を癒し、騎士は姫を守り癒されるという役目を持ちます。ローズマリーは姫です。 仲間の核を治すために、自らの命を削って涙を流し、そのため友愛の種族と呼ばれています。 補足： 姫と騎士はセットで行動しますが、ローズマリーには騎士がいないので、探しています。 外見は胸元にツァボライトが埋め込まれている形です。大きさは握りこぶし大くらい。 格闘技と棒術が得意です。 |
(29)2006/06/23 23:50:52 |
 | 吟遊詩人 コーネリアス −第二層中央部 廊下脇のクローゼット− [それぞれの客室を整えるべく、数名のメイドたちが忙しく動き回っている。 それをほほえましげに見やると、彼は豪華に装飾された木箱の一つに手をかける。 箱の中にはやわらかい布で丁寧に梱包された豪奢な竪琴。 渋い風合いのトネリコ材に銀の鎖が巻き付いた装飾。 銀の弦の間に、一枚の封筒が挟んである。] …本当に、酔狂な方ですね…あのひとは。 [手紙を懐に収めると、琴が包まれていた薄布をケープのように肩にかけた。 竪琴を抱き上げると、指先でそっと弦を撫でていく。 薄桃色の花びらのように、指先から音色がこぼれる。 調律は狂っていない。] …行くとしますかね。 [大事そうに竪琴を抱えると、揺れる足元を気にしつつ階段を上がる。] −第二層→広間− |
(45)2006/06/24 00:19:49 |
| 双子 ウェンディ >>48 ええ。 蜂蜜と牛乳さえあれば、私の種族は生きていけますやね。 [時間まできっちり測り、さくさくと茶を淹れ、カップに注ぐ] …何をお考えになってやがるか知りませんが、自衛ぐらいは出来ますぜ？ [眉を顰めて、ローズマリーを見上げ] 何人来るかわからねえですが、とりあえずは３人分でよしとしますか。 [ミルクポットとアカシア蜂蜜を用意して、トレイに乗せた] |
(51)2006/06/24 00:31:43 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー >>51 そうなの… 私、あんまり外に出ないから、知らなかったわ [微笑む] ……それならよかったわ。 私、アーヴァイン卿がのぞきやったところをみたことがあるというか…… [口ごもり] 四人分、じゃなくていいのかしら？ 確かにお酒飲んでたみたいだけど ……あ、持つわ [トレイに手を伸ばした] |
(55)2006/06/24 00:33:59 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー >>56 そういっていただけるなら、よかった。 [ごめんなさいね、と、もう一度謝って] ……だといいのだけれど。 アーヴァイン卿だから [微妙に力がはいった。] ほっとけばいいの？ それならそうさせてもらうわ [ふふ、と小さく笑った] [広間に戻って、そこにいた銀色の髪の人に、はじめましてと再び自己紹介をする。 机の上に三つ、ウェンディ、ラッセル、コーネリアスの前になるように紅茶を置いて] |
(60)2006/06/24 00:44:39 |
| 吟遊詩人 コーネリアス >>56 おや、貴女も。 …あれほど嫌だと言っていらしたのに。 [アの人とのやり取りを思い出して、思わずくすりと笑みを浮かべる。] /中の人/ 設定補足：彼の本体は意志を宿した竪琴。 楽師の姿は分身に過ぎません。 竪琴の装飾として、握りこぶし大の琥珀が埋め込まれており、その中にはミスリルの糸を紡ぐという蜘蛛が一匹封じられております。 |
(63)2006/06/24 00:47:24 |
| 書生 ハーヴェイ >>56 やだなあ、こんなナイーヴで繊細な青少年いないっしょ？ /中/ 伝統？にのっとりまして、プロの間は中の人発言可となりますので、失礼。 ＞コーネさん 良く考えたら、出入りしてる間に知り合ってそうです。知人という認識にしといて良いでしょうか？ |
(64)2006/06/24 00:48:33 |
 | 逃亡者 カミーラ [開いてみれば、まずその文書の字の酷さに唖然とし、その上内容は] 船で茶会、など… 私は一言も聞いていないのだが…… [どうやら嵌められたらしい。多分船が怖かったのだろう。猫は泳げないから。 差出人のアーヴァイン卿とかいう吸血鬼は、確か数年前に誤解によって王国に引ったてられて来たと記憶している。直接会ってはいない為、詳しいことは知らないものの] 何より、あの父上と意気投合するぐらいだ。 恐らくまともな御方、では…… [最後は敢えて暈かした。 再び落胆しつつも、社交の場らしいからこちらのほうがいいだろうと人――黒髪の青年の姿をとり、扉から船の中へと入る] |
(71)2006/06/24 00:52:30 |
 | お尋ね者 クインジー ■1.) 縁あって、ここに来てしまった。 クインジーと呼んでくれれば良い。オニさ。 ■2.) 美女だ。何も、胃に入れるだけが「食べる」という行為を意味する訳じゃ無いだろう あとは…酒だな。 ■3.） 明るいところは苦手でな。 <設定補足> 種族：オニ 節分で豆をぶつけられるアレ。 陰陽道では丑虎の方向、つまり鬼門から来るとされる。 鶏が朝を告げると何処へなと逃げ去る。夜のもの。 どうも刀によって討たれることが多い。特に、曰く付きの刀で。 ・酒呑童子(父) 日本最強の鬼と名高いらしいオニの親玉。 玉藻前で有名な白面金毛九尾の狐と、恨みによって大天狗と化した崇徳天皇とならんで日本三大悪妖怪と謳われるようになった。平安時代に退治されちゃったらしい。 |
(72)2006/06/24 00:53:45 |
| 書生 ハーヴェイ >>69 だから、俺は口から先に生まれたって言っただろ？ ん〜、ま、しばらくは大丈夫でしょ。いざとなったら何とかするさ。 [目を細めてから、はて、と首を傾げた] 幽霊以外にも気配増えたみたいだけど... [なんか、やたらに、ぐったりした気配が多いような気がしている] ま、あの招待の仕方じゃ、無理ないか。 |
(80)2006/06/24 00:59:25 |
| 吟遊詩人 コーネリアス まぁ…巻き込まれたものはどうしようもありませんしねぇ。 折角ですから、楽しんでいくのが宜しいかと。 [次々到着する招待客というか…拉致被害者というか…を のんびり眺めつつ、のん気にそんなことを言う。] >>91 まぁ…二日酔い程度ならば自業自得で済みそうですけど、 酔って甲板から落ちては、大変なことになりそうですしねぇ…。 [指先は相変わらず、和みの音色を紡いでいる。] |
(98)2006/06/24 01:17:01 |
 | 学生 メイ [振るえる手でメイドから差し出されたアンケートを受け取り、促されるままに答えていく。その文字は何故か力尽きたようにへろへろだ] ■1．…名前はメイ。ジャック=フロスト…氷霜の妖精って言われてる。 あの変なオッサン…(…何て名前だっけ？)とは、父さん達が友達で… …友達？ ■2．あっつい食べモンは苦手だな。果物のシャーベットが好き。 果物美味いよなー。特に ……何でもない。 ■3．お、ちょ、頼むから…っおば、おばけ……っ！ お 化 け は こ っ ち 来 る な ！ って、おわー！ぎゃー！ 今！いまいま何か横通ったぁぁ！！ もうイヤだー！父さーん母さーん、俺もう家に帰りたーい！orz (大パニック) [未だにどうして此処に居るのか...には判っていなかった。 手紙の存在を完全に忘れている] |
(100)2006/06/24 01:17:43 |
 | 墓守 ユージーン ─アメリカ・NY─ [真夜中。] [月がワラう時間。] [排泄物や塵屑がたまった路地裏を黒い獣が走っている。追う先にはうねる爬虫類の尻尾。] 《BLAM》 [跳躍し、宙で一回転するとその体は人の姿を取る。地面に低く降り立った時には既に銃は抜かれ、二つの銃口から発射された音は、同時に鳴り、コンクリートと煉瓦で作られた壁に反響した。] [腹部にこぶし大の穴を幾つも作っていた逃走者は、その衝撃と散乱した屑に足を取られて、ズベシャァと、臭気漂う道に転がる。] [それは青年のようで。] ここまでだ。 [腕があがり、非情な声と共に額が大きく打ち抜かれた。] P A M [ ] [ ] [ ] [ユージーンは二振りの拳銃を、左右の黒い外套の外ポケットにそれぞれ仕舞うと暫くその屍体を見ていた。 はるけき時より生きていたという妖魔を利用して作られた疑似生命体。 哀れにも我が眷属の1人に利用され、殺される事になった人外の男。 己に出来る事は、増えすぎた闇の眷属と、 律を冒した同じ吸血鬼の眷属の間引きとも言える始末。] |
(116)2006/06/24 01:31:33 |
| 双子 ウェンディ >>119 …あー… [泣き出したメイを見れば、心底、困った風に頭を掻いて] [メイのアンケートを見、傍に居たメイドに何事かを注文。 暫しして、持ってきた器を受け取ると、メイの傍に寄り] ほら、これでも食べて落ち着きゃしませんか？ [何が良いか解らなかったため、とりあえず苺のシャーベットを差し出した] |
(126)2006/06/24 01:40:11 |
 | 見習いメイド ネリー ■1.名前 ネリーよ。 ん、名字とかどうでもいいじゃない？ パパもママも最近会ってないし、こうファミリー感覚が薄いのがサキュバスの人生ってものじゃないかと思うこの頃。 ■2.好きな食べ物 んんん、誰かが用意してくれるなら、美味しいケーキとちょっぴりのお酒かしら。ケーキは、チョコレートが濃いものやフルーツが入ったのが好き。 あら、自分で調達する食料ならそれは…ねえ？ [意味ありげにくすくすと笑って] ■3.要望 アーヴおじさまなら、きっと私を楽しませてくださるだろうと思ったわ。このまま、よりcrazyに。期待に答えてくださるなら嬉しいわね。 でも、はっきりいって食事前だったのよ。 すっごくすごくお腹が減ったんだけど……。 |
(131)2006/06/24 01:42:31 |
| 見習いメイド ネリー ／中の人／ 種族：サキュバス（succubus） 夢魔、 淫魔とも。 サキュバスは、キリスト教の悪魔のひとつとも言われる。 睡眠中の男性を襲い、精を奪いそれを食料とする。名前自体も、その行為に由来している。眠っている相手にサキュバスは快楽の夢を見せ、相手の理想の異性の姿で夢の中に現れる。 生まれてから数十年で成体となり、その後は死ぬまで美しい姿を保つ。彼女らに、老衰による外見の老いは無い。 血液、唾液に催淫成分を含む。 一説にはインキュバスとサキュバスは同一の存在であり、自身に生殖能力が無いため、人間の生殖能力を借りて繁殖しているのだとされています。 |
(132)2006/06/24 01:42:42 |
| お尋ね者 クインジー >>134 ハーヴェイ ああ…そんな事も言ってたっけな …というか 『友達』だったのか？ お前から聞く話は…その…何というかこっぴどい話ばかりだからてっきり親の仇か何かそういう関係かと思っていたんだが。 おれは、呼ばれたと言うのか… [何故か、父の墓に招待状が届いていてそれを手に取ると かくかくしかじか。] 事故みたいなモンだな。 狐。お前…子供泣かすなよ。 あとな、クーちゃんと 呼ぶな と言ったと思うんだが。 |
(140)2006/06/24 01:48:44 |
| 吟遊詩人 コーネリアス >>137 このくらい賑やかな方が、あのお方も喜びましょう。 あれこれ騒いでも仕方ありませんし、私はこれくらいしかすることがありませんからねぇ…。 [相変わらずのらりくらりと答えると、騒ぐ子供を見るような目で微笑む。 実際普段もコイツはそうなのだ。 気まぐれに姿を現しては弦を爪弾き、気が付くと姿を消しているのが日常で。] |
(145)2006/06/24 01:54:16 |
 | 修道女 ステラ >>144 ああ、ごめん。近付かないと見えないんだ。 [顔を覗き込んでいたが、少し離れる] ケットシー、だよな。あの廃墟の。 そこの王様って奴に会った事があるんだ。 同じケットシーなら知ってるよな？ [まだ、相手が王子様だとは知らない様子だ] |
(148)2006/06/24 01:58:00 |
| 双子 ウェンディ >>145 [まだ短い付き合いだが、彼のそんな性格は、一応理解しており] …とりあえず、お子様扱いはしないで頂きてえですね。 外見が成長しねえってのも、嫌なもんです。 [これ以上言っても無駄だとは知っていたから、そんな言葉で誤魔化しておいた] |
(149)2006/06/24 01:58:41 |
| 修道女 ステラ >>154 父上って…ああ、そうなのか。 [ぽむ、と手を打つ] いや、あのな。会った時に『美人って噂だったのに こんなお子様でガッカリした』って言われたんだよ。 何かガッカリさせたなら悪いなと思って。 良かったら謝ってたって言って置いてくれないか。 迷惑とかそんな。話してみて楽しかったぞ？ |
(159)2006/06/24 02:08:44 |
| 墓守 ユージーン ガ ァ ッ ！ ！ ！ [ ブ チ リ と、 左 腕 が、 喰 ら わ れ た 。 ] なっ…… [反応する前に、その体はぐるぐるととぐろを巻くようにユージーンの体に巻きつき、締め上げられていく。 足が地面から浮き上がり、左肩から血が滴り落ちた。 にちゃにちゃごりごりと肉を喰らふ音が耳に届く。鎌首を擡げた半実体化した妖魔の顔、その乱杭歯の口の中に布切れとなった服の切れ端と共に、自分の左腕の骨と肉塊が見えた。] ・ ・ 双 頭 。 [「ケラケラ」と笑うソレ。先程撃った頭部はその巨体にエネルギーを吸収されたようかの如く、下方に枯れた葉を思わせ垂れている。 ユージーンの左肩は肉が無残に喰い千切られ、血がドクドクと溢れて、疑似妖魔の半実体化した尻尾と胴体を濡らしている。 ギリギリと体を締め上げられ、血を吐いた。] |
(170)2006/06/24 02:16:51 |
| 墓守 ユージーン [鮮血が吐かれた事によって、肺がやられている事が分かった。真紅の眸で睨みつけるも、その巨体から振るわれる力に振り回されて、壁や地面に叩きつけられる。 だが、俯き加減の顔には笑みが微かに浮かんでいた。] クック… ククッ … [血が顔にまで流れ、顔を赤く濡らしている。 ぺろっと唇まで流れてきた血を舐めた。] 研究所で飼われていた疑似妖魔風情が… なめるな！！！！ [真っ黒い細身の剣が、半実体化した胴体をぶち貫いた。 のたうちわめく巨体を冷ややかに、だが狂乱に似た笑みを浮かべながら縦方向に切り上げた。 ブチブチと繊維を絶つかのような感覚が伝わる。 右の人差し指と中指の間の肉を抉りながら発生した黒い剣は、やや逆手に近い持ち方、柄を掌側に、剣先を相手側にして持っている。返す剣で、まだ下半身を縛りつける胴体を、上から抉るように刺した。擬似生命体は、堪らずに身を捩じらせ、ユージーンは解放された。] [チラリと、小さな影が過ぎった気がする。] |
(171)2006/06/24 02:18:03 |
| 逃亡者 カミーラ >>159 …そんなことを。 [唖然。 あの父上のことだから、恐らく何か失礼なことを言ったのだろうとは思っていたが、それは幾ら何でも本人の前で言うべきでは、と思いつつ] あ、否、怒っておられないのなら何よりだが。 …兎も角、帰ったらよく言っておこう。 [内心ほっとしながらも、ぐ、と密かに拳を握りしめた] |
(172)2006/06/24 02:18:23 |
| 墓守 ユージーン [頭を割り断り、剣を振るって体液を払う。 と、その時、漸く見覚えのあるような………手紙を掴んだ「ピンクのリボンをつけた」蝙蝠が飛んでいる事に気づく。] ・・・・。 ・・・・。 ・・・・。 クッ… [体が痛む。 路地裏の壁に体を持たれかけさせると、口で柄を銜えながら布を取り出し、刀身を拭い始めた。 見覚えのある手紙をもった蝙蝠は、パタパタと頭をつついている。わざと傷がある場所をつついているのではないかと疑いたくなった。 嘆息を出したいところだが、苦痛のうめき声しか出ない。 …一通り綺麗になると、それは蝙蝠の形を象り、ぷるぷると身を震わせると再び外ポケットに潜り込んだ。] |
(180)2006/06/24 02:23:13 |
| 見習いメイド ネリー >>179 ああ、お気になさらないでね。 お酒でもお茶でも甘ければそれで平気だから。 [ウェンディが自分に対して固まった事を、気にしたそぶりも無く] って。 あら、ヴィリちゃんもここの台所には詳しくないの？ 私、ヴィリちゃんの顔をみた瞬間、ケーキを作ってもらおうと思ったのに残念だわ？ |
(188)2006/06/24 02:32:24 |
| 墓守 ユージーン 私は茶会の出席は暫くしないとあれほど…。 嫌がらせですか。このリボンは。 [血みどろで壁に凭れ掛かったまま見れば、ピンク色のリボンは豪奢な仕上げのレースだ。実の甥の気を引こうとしているのかもしれないが、酷く間違っているような気がする。何を考えているのか。] [気配] ！ まさか、まだ… [振り返ろうとして、叔父上の蝙蝠が今度は顔の正面からぶち当たってきて、邪魔をされた。] っっっ [大きくよろめく。そこへ開いた乱杭歯の口だけが迫る。 だが、蝙蝠がまたも…。 痛む体を動かして地面を転がり避けた先で、震える程の怒りを腹の奥に押しやり、尚もつついてくる蝙蝠から手紙をひったくった] |
(191)2006/06/24 02:34:44 |
| 学生 ラッセル >>185 少数種族だからね、閉じこもっちゃってる感じかな？ オレは一回家出してから、あちこち飛び回るようになったんだけど。 んー、でも、オレの翼は光彩とか、全然半端だよ。 じさまなんか、虹の七色に金色まで加わってて、すっげ綺麗なんだから。 …お化けとか、あんまり気にしない方がいいよー？ まあ、今の火には、ほんとに守りの力があったみたいだから、その点は大丈夫っぽいけど。 |
(196)2006/06/24 02:37:29 |
