 | 双子 リック ―甲板→広間― 思ったよりも広いな…先客も随分とお揃いのようで…ん？ ［メイドがアンケート用紙を出していることに気づく､それを受け取ると､とりあえず暇つぶしぐらいにはなるかなと思い､おもむろに答え始めた］ ■1.自己紹介 初めまして､俺はリックって言う 俺たちはレプラコーンって言われてる靴の妖精だ､「妖精の靴屋」っとも呼ばれてるな､とはいえ俺はまだまだ未熟者でお頭の元で修行の身だ｡ 俺とアーヴァイン卿とは直接的な関係はないのだが､お頭が世話になってるはずだ｡ ■2.好きな食べ物 唐辛子､辛いものが好きだ｡ ■3.要望 今の所は無い､ちょっと周りの気配のせいもあるか肌寒く感じるけどな｡ |
(404)2006/06/24 23:03:33 |
 | 見習いメイド ネリー ─第二層・自室─ [暗色で統一された音の無い部屋の中、家具は天蓋付きの大きなベットのみ。青白く光る青年の頭部を膝にのせ、ネリーは微笑んでいる。 既にネリーが聞いた話によれば、青年の名はヨシュアム──と言うらしい。幽霊の体を突き抜けてしまわぬよう、細心の注意を払いながらネリーはヨシュアムのほつれた血まみれの髪をゆっくりと撫でている。 ヨシュアムの眼は泣き腫らしたせいで人間の物とは思えぬほどに赤い。] …そう。 そんなことだったのね。 [ヨシュアムの言葉に共感するように。瞳をみつめて、静かに首を横に振り──。大丈夫、とネリーは小さく囁いた。 ネリーは豊かな髪をほどき、サキュバスの正装と言ってもよい黒い下着姿。繊細な羽根のようなレースが少女らしい肢体の中で、不自然に豊かな胸元を覆っている。ベットの天蓋をの内側には、更に幕を重ねるように広げられたコウモリの黒い黒い翼。] |
(408)2006/06/24 23:10:43 |
| 見習いメイド ネリー [ネリーに向かって熱っぽく話を続けるヨシュアムには、サキュバスの腕の中に居ると言う自覚は無い。彼がはなしているのは生前の恋人。薄茶色の髪と瞳を持つ、痩せた女性。ネリーが繰り返しているのは、恋人達がもっとも親密だった頃に彼女がした動作。ヨシュアムの記憶のコピー。 ヨシュアムが身を起こし、赤い瞳でネリーを覗き込む。ネリーは何かを許すようにまたうなづく。 二人の周囲では他の幽霊達が不審そうにさざめいていると言うのに。ヨシュアムはただ幻を見つめている。そしてその姿は青白いなりに生気を宿し、他の幽霊よりも姿が色濃い。] ──だったとしても、私はあなたを許すわ。それは当然の気持ち。 [ネリーの言葉にヨシュアムは一粒涙をこぼし、さらに赦しを乞うようにネリーの胸元に血濡れた頭部を重ねた。] |
(428)2006/06/24 23:32:50 |
 | 吟遊詩人 コーネリアス ［手近な席に腰掛けると、竪琴を膝に置き、癒しの音色を紡ぎ出す。 …気休め程度のものではあるが。］ >>429 いえ、ひとときの気まぐれでしょう。 わたくしは興味を惹かれたので付いてきたまでのこと。 女中も最低限しか連れてきておりませんよ。 |
(434)2006/06/24 23:40:09 |
 | 修道女 ステラ [ローズマリーの方を振り返り、会釈した] カード…楽しそうだな。後でオレも遊んで来よう。 [服の下で鞭のようにしなる尻尾が振れる] >>423 オレも元の大きさは同じくらいだと思うぞ。 よろしくな、リック。 [しゃがんで目線をあわせ、握手を] |
(435)2006/06/24 23:40:11 |
 | お尋ね者 クインジー >>440 別におれはスリルが好きな訳じゃ無いんだが… おれが好きなことにはスリルがもれなく付いてくる事が多いな。 そういえばまだ、名乗って無かったか。 おれはクインジーだ。よろしく、ローズマリー。 [伊達男っぽい笑顔] |
(445)2006/06/24 23:49:52 |
 | 墓守 ユージーン ─甲板、泉のあるエリア─ [叔父上の異空間より規模は小さいものの、噴水と傍らに数個ベンチが置かれている。蒼く、ぼぅと光る水銀灯が洒落た演出をしていた。] [甲板、前方には潮の匂いが強く漂っていたが、植物が生えるエリアでは匂いはしない。塩害を阻む為と、一番に雰囲気に合わないからだろう。事実、潮の匂いがしない為に、こうしていると何処かの公園に紛れ込んだ気持ちになる。] [そこを通り過ぎ、果樹園へと入り込む。] [既に清掃はされており、血の痕は何処にも見当たらない。] [木に手をつき、一息。熟れた林檎を何となく、もいだ。] [再び泉がある場所に戻ると、 ベンチに腰掛けて、パラリと一番昔の巻のページをめくった。] |
(460)2006/06/25 00:06:24 |
| お尋ね者 クインジー [メイドが運んできたラム酒のボトルを受け取るついでに立ち上がり、ローズのほうへ] >>463 ん？ そうだな…そんなのも居たか。 淡い赤色の石…には覚えがあるが。 [言いつつ、石のかたちを思い出して手でなぞるような動き] どうしたんだ。 |
(465)2006/06/25 00:13:13 |
 | 学生 メイ >>456 [ハーヴの弱々しい反応に…何処か仲間意識を感じつつ。 ラッセルの言葉に、事を理解して] あー…船酔い、なら…。ちょい、顔貸して。 [ぐりん、と無理矢理ハーヴの顔を自分の方に向けさせ 目の前でひらりと、手のひらを反す。 ひやり、と。微かな冷気が頬を掠め] …えっと、吐き気は収まってるみたいだけど…涼しくした方が、ちったぁ酔いはマシになるから。 あと、口に何か…飴とか舐めてた方が良いよ…と。 [ポケットを探って、昨日ローズマリーから貰った飴に気付く。 苺味……と、一瞬悩みつつそれ所じゃ無いとハーヴに差出し] |
(472)2006/06/25 00:20:33 |
| お尋ね者 クインジー [音を立ててラム酒のボトルの栓を抜き] >>470 恨まれ………。うーん。 [困ったように頬を掻き] …お知り合いかい。 ええっとその…名前が思い出せないんだが… アレだ、良い男見付けろ、とか言ってやると良い。 騙されたと思うか、それともそれを楽しむかは気の持ちようだ。 [長年の生活で既に開き直っている] |
(476)2006/06/25 00:23:39 |
| 学生 メイ >>466 そんな感じ…そっか、俺、そんな感じなんだ… [はは、と苦笑を漏らしつつ、眠れてるとの言葉に目を見開き] ね、寝れるって、どうやって！？ すっげ羨ましー…なんだろ、寝るコツとかあるんかな。 […コツとか有るのか？寝方に…と内心自己ツッコミ] |
(477)2006/06/25 00:25:17 |
 | 酒場の看板娘 ローズマリー >>476 ええ。友人よ。 [さらりと答えると] あら、名前を言われても思い出すかしら？ あの子は、忘れられてた方が少しは気分がマシだろうから、名前は言わないわよ？ でもまあ、伝えておくわね。 きっと逆上されるけど [ふふ、と笑えば] でもそんな生活してると、いつか背後から刺されるわよ？ |
(478)2006/06/25 00:26:59 |
 | 逃亡者 カミーラ >>479 [船内の揺れを見る様にしていたが、声に気付いて再びそちらを見] 霊鳥…ラッセル殿、か。承知した。 私はカミーロと言う。ケットシーだ。 [宜しく、と会釈して] …そちらの方々も、名をお伺いしても宜しいだろうか？ [ハーヴやメイのほうへと目を向けた] |
(480)2006/06/25 00:35:10 |
| 見習いメイド ネリー ─第二階層・自室─ [少し満足してシーツを被ろうとしたネリーを邪魔するように、先刻から周囲にさざめいている幽霊達が、ネリーの髪やシーツをひっぱる。] なあに？ ヨシュアムが何処へ行ったかですって？ ん、それはあなた達、幽霊が行けない場所ね。 私がヨシュアムの一部を食べた所為で、彼はこの世への未練を無くしたみたいねえ。 っ、痛い痛い。痛いったら、痛いわ。 ──髪をひっぱらないで。 彼が居なくなったから寂しいって言われても、まだまだ幽霊はいっぱい居るじゃない。それに、私があなた達全員を何処かに連れて行くなんて、出来っこないし、する気もないんだから！ そりゃあ、私だって、アーヴおじさまだって、飽きたら元の街に帰るでしょうけど、そんな心配されたって知らないわよ。 |
(484)2006/06/25 00:37:39 |
 | 双子 ウェンディ >>475 ええ。簡潔に言えば、そうですね。 [ 僅かに碧の眸を細め頷いてみせ ] 回復されたのでしたら、此の場に長居も無用。 他へ参りましょうか？ 『私』も約束をしていたようですから。 [ 赤髪の少年に一瞬目を呉れた後、 身体の動きに合わせ、軽く淡緑の布を揺らし向きを変え ] |
(485)2006/06/25 00:38:16 |
| 修道女 ステラ >>483 [普通に取っても落ち込ませてしまうかな、と思い ステラは自分の好きな物をひょいひょいと小皿に取る] このローストビーフとかオレ好きだな。お前も食え。 [小皿をリックに手渡し、広間にあるテーブルの一つに着く。 コーネリアスの奏でる音色に...はうっとりと目を細めた。 中身を知らずに頼んだホワイトラムにも、少し酔っているだろうか] |
(490)2006/06/25 00:44:40 |
| 見習いメイド ネリー [既に通常の緑色の髪に戻ったネリーは、幽霊達を振り払い邪険な扱い。] アーヴおじさまが手に入れた船ですもの。どのみち此処は普通なら誰も欲しがらない様ないわく付きの幽霊船なんでしょうけど。あなた達は数が多すぎるのよね。 私はサキュバスの性質柄、人間の死に際を見る事が多いわ。さっきみたいに、死んでまだ肉体が腐り切っていない人間の魂や念から食事をすることもある。それ以上でもそれ以下でも無い。 って。あなた達が幾ら透明だからって。 そもそも、覗き見なんて悪趣味なんだからね！ [幽霊達はまたもやさざなみのように震え、合唱するように啜り泣き始めた。] 五月蝿いわねえ。 もういいわ。私が人の多い場所へ行けば、あなたたちの声も気にならないって事でしょ。 |
(495)2006/06/25 00:47:50 |
| お尋ね者 クインジー >>487 袖にされるかと思ったが、懲りないお姫様だ。 「気を付けろ」と言われたのじゃなかったか？ おれのことを、反省しないだとか言えないだろうに。 …参りますか？ 気丈なお姫様。 [紳士ぶって軽く身を屈め、手を差し出し] |
(497)2006/06/25 00:49:52 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー >>497 あら、あなたにそうそう簡単に屈するつもりはないもの [くすくすと笑いながら] 少なくとも、力づくでなんてやり方、あなたはしないでしょう？ ええ、行きましょうか [スカートをつまんで軽く膝を折り、演技のように、細い白い手を、その手の上に乗せた] |
(501)2006/06/25 00:52:06 |
| お尋ね者 クインジー >>501 さあな。 欲しければ力ずくで浚うかも知れないだろう？ ではお姫様、エスコートさせて頂きましょうか。 [ローズの白い指を包むように手を取り、階上の甲板へ。 戸を開くと潮風が吹き付ける。それからローズを庇うように上着を広げ] ―広間→甲板― |
(505)2006/06/25 00:56:22 |
| 酒場の看板娘 ローズマリー >>505 あらあら、力ずくで私を浚えるかしら？ [楽しいと、よくわかる笑みを浮かべると] ありがとう、王子様？ あぁ、なんだかヘンな感じだわ [どうやら違和感があったらしい。 しかし引かれるままに甲板へ。風を遮られて、微笑みと共にありがとうの一言] ―広間→甲板― |
(511)2006/06/25 00:59:32 |
